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 最も意外なのは、体重124kgの巨体からメジャー12年間で319本塁打を放ったプリンス・フィルダー(元ブリュワーズなど)だろう。フィルダーは、2007年6月17日のツインズ戦、2008年6月19日のブルージェイズ戦と2年連続でランニング本塁打を記録している。フィルダーは、1本目のランニング本塁打を放った当時、リポーターに対して「人々が思っているよりも少し速く走れるんだよ」と話していた。

 通算414本塁打のエドウィン・エンカーナシオン(ホワイトソックス)もインディアンス時代の2018年4月2日のエンゼルス戦でランニング本塁打を記録している。左翼ポール際へ放った打球がフェンスで跳ね返り、ファウルだと勘違いした左翼手のジャスティン・アップトンはしばらくボールを追わなかった。アップトンは慌ててプレーを再開したものの、時すでに遅し。トップギアまで加速したエンカーナシオンは、一気にダイヤモンドを駆け抜けた。

 通算609本塁打のサミー・ソーサ(元カブスなど)は、キャリア前半は俊足で鳴らす外野手だったが、キャリア唯一のランニング本塁打は長距離砲へ変貌を遂げたあと、2001年10月6日のパイレーツ戦で記録している。この試合はデーゲームで行われており、ソーサが打ち上げたフライを右翼手のロブ・マコビアックが見失った結果のランニング本塁打だった。

 サイモンは、上記3人のほか、ドリュー・ビュテラ(2018年ロイヤルズ)、ジョニー・ペラルタ(2010年インディアンス)、グレッグ・マイヤーズ(2003年ブルージェイズ)、ポール・コナーコ(2000年ホワイトソックス)、ダン・ウィルソン(1998年マリナーズ)、ブッチ・ヘンリー(1992年アストロズ)、ビリー・バックナー(1990年レッドソックス)、ガス・トリアンドス(1957年オリオールズ)、テッド・ウィリアムス(1946年レッドソックス)、スタッフィー・マッキニス(1911年アスレチックス)が放ったランニング本塁打を紹介している。