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  • 【NLCS】延長13回の熱戦 ドジャース2勝2敗のタイに

    2018.10.17 15:55 Wednesday

    【ブリュワーズ1-2xドジャース(延長13回)】@ドジャー・スタジアム

     1対1の同点のまま延長13回までもつれたナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第4戦は、13回裏二死2塁のチャンスでコディ・ベリンジャーがライトへのヒットを放ち、二塁走者のマニー・マチャドが生還。劇的なサヨナラ勝ちで、シリーズの対戦成績を2勝2敗のタイとした。

     ブリュワーズがジオ・ゴンザレス、ドジャースがリッチ・ヒルの先発で始まった一戦は、1回裏にドジャースが2つの四死球で二死1・2塁のチャンスを作り、5番に起用されたブライアン・ドージャーのタイムリーで先制。ブリュワーズは2回裏にゴンザレスが負傷降板するアクシデントがあり、2番手のフレディ・ペラルタは二死満塁のピンチを招いたものの、マックス・マンシーを見逃し三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

     5回表、1点を追うブリュワーズは一死からオーランド・アルシアがセンター前ヒットで出塁し、ペラルタの代打として登場したドミンゴ・サンタナのタイムリー二塁打で同点。その後は両軍リリーフ陣の頑張りによりなかなか勝ち越し点が生まれず、7回表に3番手としてマウンドに上がったドジャースの前田健太は、マニー・ピーニャに二塁打を浴びたあと、アルシアをレフトフライに打ち取って登板を終えた。

     試合は1対1のまま延長戦に突入し、10回裏にはショートゴロを打ったマチャドが一塁ベース上でヘスス・アギラーと接触して乱闘騒ぎに。ドジャースは13回表にブルペンに残った最後の投手であるフリオ・ウリアスを投入してブリュワーズ打線を無失点に抑え、ブリュワーズは4イニング目に突入したジュニア・ゲラが13回裏にマチャドのヒットと自身の暴投により二死2塁のピンチを招き、試合はベリンジャーのサヨナラタイムリーで決着した。なお、ブリュワーズ投手陣が記録した1試合17奪三振はポストシーズン新記録。ドジャース投手陣も15三振を奪っており、両軍投手陣の好投による緊迫した一戦をドジャースが制してシリーズの対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込んだ。

  • 【ALCS】イバルディ6回2失点 Rソックス敵地で勝利

    2018.10.17 10:30 Wednesday

    【レッドソックス8-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     対戦成績を1勝1敗として迎えたア・リーグのリーグ優勝決定シリーズは決戦の地をミニッツメイド・パークに移し第3戦が行われた。初回から両軍とも点の取りあいとなった後は次の1点を争う展開に。3-2となった8回、レッドソックスは劇的な一発で試合を決めた。

     レッドソックスは無死一・二塁のチャンスをつくるとJ.D.マルティネスの適時打で先制。続くザンダー・ボガーツの内野ゴロの間にさらに1点を追加しリードを広げた。アストロズはその裏、2死三塁からマーウィン・ゴンザレスの適時打で1点を返すなど点の取りあいとなった。

     今試合の先発マウンドに立ったネイサン・イバルディ、ダラス・カイケルの両先発は序盤に失点したものの、調子を取り戻して2回から3イニング連続で無失点の好投。カイケルは5回2失点、イバルディも6回2失点と2人が試合をつくり接戦となった。

     3-2とレッドソックスのリードで迎えた8回、試合は大きく動く。2死満塁からミッチ・モアランドの押し出し死球で1点を追加すると続くジャッキー・ブラッドリーJr.がアストロズ5番手、ロベルト・オスーナから満塁弾を放ちこの回で一挙5得点を記録し試合を決めた。最後はエドゥアルド・ロドリゲスが締めて試合終了。敵地で勝利を挙げ、連勝したレッドソックスはこの勢いに乗り次戦でワールドシリーズ進出に王手をかける。

  • 【NLCS】ブリュワーズ完封リレー 第3戦を制し2勝目

    2018.10.16 12:25 Tuesday

    【ブリュワーズ4-0ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ミラー・パークでの2試合を1勝1敗で終え、舞台をドジャー・スタジアムに移したナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第3戦。ブリュワーズは先発のヨーリス・チャシーンから始まる5投手のリレーでドジャース打線を零封し、4対0で完封勝利を収めてシリーズの対戦成績を2勝1敗とした。

     1回表のブリュワーズはドジャース先発のウォーカー・ビューラーに対して一死からクリスチャン・イェリッチが四球を選んで出塁し、次打者ライアン・ブラウンの二塁打で一気に生還。幸先よく1点を先制した。チャシーンは2回裏に一死2・3塁のピンチを背負ったものの、ヤスマニ・グランダルを空振り三振に抑え、エンリケ・ヘルナンデスを敬遠したあと、ビューラーを見逃し三振に仕留めて無失点。4回裏には四球で出塁したマニー・マチャドが併殺崩しのスライディングで守備妨害を取られるなど、ドジャース側のミスや拙攻にも助けられ、6回途中まで無失点に抑える好投を見せた。

     ビューラーから追加点を奪えずにいた打線は、6回表二死からトラビス・ショウがフェンス直撃の三塁打を放ち、ビューラーの暴投により生還。続く7回表には一死からエリック・クラッツが二塁打を放ってチャンスを作り、オーランド・アルシアがライトスタンドへ2ラン本塁打を叩き込んでリードを4点に広げた。

     6回裏からマウンドに上がっていたコリー・クネーベルが7回裏のドジャースの攻撃を3者三振に仕留めると、8回裏一死から登板したジョシュ・ヘイダーを打者2人をいずれも空振り三振に仕留める快投。4点リードの最終回はジェレミー・ジェフレスが2本のヒットと四球で一死満塁のピンチを招いたものの、グランダルを空振り三振、代打のブライアン・ドージャーを見逃し三振に仕留めて完封リレーを締めくくった。ドジャース打線はブリュワーズ投手陣の前に14三振。得点圏では10打数ノーヒットと完璧に封じられた。

  • アストロズが14試合連続本塁打のPS新記録を樹立

    2018.10.15 13:15 Monday

     レッドソックスとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に敗れたアストロズだが、3回表にマーウィン・ゴンザレスが一時は勝ち越しとなる2ラン本塁打。この一発によりアストロズは14試合連続本塁打のポストシーズン新記録を樹立した。

     従来の記録は2001年から2004年にかけて当時ナ・リーグに所属していたアストロズがマークした13試合連続。アストロズは昨年のリーグ優勝決定シリーズ第6戦から13試合連続で本塁打を放ち、この記録に並んでいたが、ゴンザレスの一発で新記録樹立となった。2001~2004年アストロズと2017~2018年アストロズの連続試合本塁打の軌跡は以下のようになっている。

    【2001~2004年アストロズ:13試合連続本塁打】
    ①2001年NLDS第3戦 ダリル・ウォード
    ②2004年NLDS第1戦 ブラッド・オースマス、ランス・バークマン、カルロス・ベルトラン、ジェイソン・レーン
    ③2004年NLDS第2戦 ジェフ・バグウェル、ラウル・チャベス
    ④2004年NLDS第3戦 ベルトラン
    ⑤2004年NLDS第4戦 クレイグ・ビジオ
    ⑥2004年NLDS第5戦 ベルトラン(2本)、バグウェル
    ⑦2004年NLCS第1戦 ベルトラン、ジェフ・ケント、バークマン、マイク・ラム
    ⑧2004年NLCS第2戦 ベルトラン、モーガン・エンズバーグ
    ⑨2004年NLCS第3戦 ケント、ベルトラン、バークマン
    ⑩2004年NLCS第4戦 バークマン、ベルトラン
    ⑪2004年NLCS第5戦 ケント
    ⑫2004年NLCS第6戦 ラム
    ⑬2004年NLCS第7戦 ビジオ

    【2017~2018年アストロズ:14試合連続本塁打】
    ①2017年ALCS第6戦 ホゼ・アルトゥーベ
    ②2017年ALCS第7戦 エバン・ギャティス、アルトゥーベ
    ③2017年WS第1戦 アレックス・ブレグマン
    ④2017年WS第2戦 マーウィン・ゴンザレス、アルトゥーベ、カルロス・コレア、ジョージ・スプリンガー
    ⑤2017年WS第3戦 ユリ・グリエル
    ⑥2017年WS第4戦 スプリンガー、ブレグマン
    ⑦2017年WS第5戦 グリエル、アルトゥーベ、スプリンガー、コレア、ブライアン・マッキャン
    ⑧2017年WS第6戦 スプリンガー
    ⑨2017年WS第7戦 スプリンガー
    ⑩2018年ALDS第1戦 ブレグマン、スプリンガー、アルトゥーベ、マーティン・マルドナード
    ⑪2018年ALDS第2戦 ブレグマン
    ⑫2018年ALDS第3戦 スプリンガー(2本)、コレア
    ⑬2018年ALCS第1戦 ジョシュ・レディック、グリエル
    ⑭2018年ALCS第2戦 ゴンザレス

  • 【ALCS】ブラッドリーJr.逆転打 Rソックスがタイに

    2018.10.15 12:25 Monday

    【アストロズ5-7レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     アストロズが初戦を制して迎えたア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第2戦は、両軍先発投手の乱調により試合序盤に点を取り合う展開となり、レッドソックスが7対5で逆転勝利。本拠地フェンウェイ・パークでの連敗を回避し、シリーズの対戦成績を1勝1敗のタイとした。

     アストロズ先発のゲリット・コールは1回裏にムーキー・ベッツとアンドリュー・ベニンテンディの連打であっさり先制点を献上し、さらに一死満塁からラファエル・ディバースにレフト前へのタイムリーを浴びて2失点目。一方、ポストシーズンの先発登板で未勝利が続いているレッドソックス先発のデービッド・プライスは、2回表二死2・3塁からジョージ・スプリンガーに同点の2点タイムリー二塁打を浴び、続く3回表にはマーウィン・ゴンザレスに勝ち越しの2ラン本塁打を献上してしまった。

     3回裏のレッドソックスはザンダー・ボガーツとスティーブ・ピアースの連打、ディバースの四球で一死満塁のチャンスを作り、イアン・キンズラーこそ空振り三振に倒れたものの、ジャッキー・ブラッドリーJr.が走者一掃の3点タイムリー二塁打を放って逆転に成功。プライスは5回表に2つの四球で二死1・2塁のピンチを招いたところで降板となり、またしても白星を手にすることはできなかったが、2番手のマット・バーンズがゴンザレスを空振り三振に仕留めてピンチを脱した。

     レッドソックスが1点のリードを維持したまま試合は終盤に突入し、7回裏に四球で出塁したベッツが暴投と2つの捕逸で生還して待望の追加点。8回裏には二死1・2塁からベッツがタイムリー二塁打を放ち、リードを3点に広げた。リリーフ陣が好投を続けていたレッドソックスは、最終回にクローザーのクレイグ・キンブレルが二死からスプリンガーとホゼ・アルトゥーベの連打を浴びて1点を返されたものの、続くアレックス・ブレグマンをレフトフライに打ち取って試合終了。100勝超えの両軍による決戦の舞台は、日本時間10月17日の第3戦からヒューストンのミニッツメイド・パークへ移される。

  • 【NLCS】ターナー逆転2ラン ドジャース後半覚醒

    2018.10.14 12:30 Sunday

    【ドジャース4-3ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     2年連続ワールドシリーズ進出を目指すドジャースは連敗する訳にはいかない。迎えた第2戦ではまたしても先制を許すものの、後半に覚醒した打線がブリュワーズ投手陣に襲い掛かり、最後はジャスティン・ターナーの劇的な逆転2ランでチームは敵地で価値ある勝利を挙げた。

     ドジャース先発、リュ・ヒョンジンは4回まで相手打線を無得点に抑えていたが5回、オーランド・アルシアに一発を浴びて失点。その後、2番手のライアン・マドソンがさらに失点を重ねた。0-3で迎えた7回、ドジャース打線が機能し始める。無死一・二塁からコディ・ベリンジャーの適時打で1点を返すとさらに押し出し四球でこの回で1点差に迫った。

     そして迎えた8回、先頭のクリス・テイラーが出塁すると続くターナーがブリュワーズ3番手、ジェフリー・ジェフレスから逆転2ランを放ち試合をひっくり返した。8回途中から前田健太、最終回はケンリー・ジャンセンとつなぎ1点差の接戦のモノにした。敗れたブリュワーズは先発のウェイド・マイリーが6回途中無失点、打者としても2安打と活躍するも連投となったジェフレスが踏ん張れず連勝とはならなかった。

  • 地区シリーズの最優秀ブルペンにブリュワーズが選出

    2018.10.11 12:40 Thursday

     日本時間10月11日、MLB公式サイトでは地区シリーズの最優秀ブルペンにブリュワーズを選出した。ポストシーズン開幕前、ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は「スターター、リリーバーといった区別を排除して戦うつもりである」ことを強調していたが、まさにその言葉通りの戦いぶり。ロースターに登録した各投手を適材適所でフル活用し、ロッキーズとの地区シリーズをスイープで突破した。

     第1戦のブリュワーズは「オープナー」としてブランドン・ウッドラフを起用。ウッドラフが3イニングを無失点に抑えたあと、コービン・バーンズ、コリー・クネーベル、ジョシュ・ヘイダーの3人が計5回7奪三振無失点の好リリーフを見せ、5番手のジェレミー・ジェフレスこそ1回2失点でセーブに失敗したものの、6番手のホアキム・ソリアが1イニングを無失点に抑えてチームのサヨナラ勝利により勝利投手となった。

     第2戦では5回無失点の好投を見せたヨーリス・チャシーンのあとを継いだ4人のリリーバーが計4回7奪三振無失点という見事なパフォーマンスでチームの完封勝利に大きく貢献。第3戦でも5回途中無失点で降板したウェイド・マイリーのあとを継いだ5人のリリーバーが計4回1/3を無失点に抑え、ブリュワーズは2試合連続の完封勝利で地区シリーズ突破を決めた。地区シリーズのブリュワーズ救援陣は3試合で計15回1/3を投げ、2勝0敗1セーブ、防御率1.17、22奪三振の好成績をマーク。防御率0.00の先発陣とともにスイープの原動力となった。

  • 【ALDS】Rソックスが1点差で逃げ切り ALCS進出決定

    2018.10.10 13:30 Wednesday

    【レッドソックス4-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     レッドソックスがリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけて迎えた地区シリーズ第4戦。4回までに4点を先行したレッドソックスは、先発のリック・ポーセロが5回1失点と好投し、最終回にクローザーのクレイグ・キンブレルが2点を失ったものの、1点差で逃げ切ってリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。敗れたヤンキースは先発のCCサバシアが3回3失点で降板。打線も反撃が遅く、最終回に粘りを見せたものの、あと一歩届かなかった。

     ポーセロとサバシアの両先発で始まった一戦は、3回表にレッドソックスが無死1・3塁のチャンスを迎え、J.D.マルティネスの犠牲フライで先制に成功。進塁打と暴投で一死3塁となり、イアン・キンズラーとエドゥアルド・ヌニェスの連続タイムリーでリードを3点に広げた。続く4回表にはクリスチャン・バスケスがヤンキース2番手のザック・ブリットンの代わり端をとらえ、ライトスタンドへのソロ本塁打。レッドソックスは4点を先行し、試合の主導権を握った。

     5回裏、ヤンキースはようやくポーセロをとらえ、一死から連打で2・3塁のチャンスを作ってブレット・ガードナーの犠牲フライで1点を返すことに成功。しかし、この回はこの1点のみに終わり、6回以降はレッドソックスのリリーフ陣に3イニング連続で三者凡退に抑えられて反撃の糸口をつかめなかった。

     リーグ優勝決定シリーズ進出まであと3アウトに迫ったレッドソックスは、9回裏のマウンドにクローザーのキンブレルを投入。ところが、キンブレルは思うように制球が定まらず、1安打と2四球で一死満塁のピンチを招いてしまう。ヤンキー・スタジアムにつめかけたヤンキース・ファンがこの日一番の盛り上がりを見せるなか、ニール・ウォーカーの押し出し死球で2点差。さらにゲーリー・サンチェスの犠牲フライで1点差となり、二死1・2塁で打席にはグレイバー・トーレス。しかし、最後はキンブレルが意地を見せ、トーレスをサードゴロに打ち取って試合終了。レッドソックスがヤンキースを3勝1敗で退け、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。

  • ロマインがポストシーズン史上2人目となる野手登板

    2018.10.9 17:30 Tuesday

     ア・リーグ地区シリーズ第3戦、ヤンキースは13点のビハインドを背負った9回表に控え捕手のオースティン・ロマインを敗戦処理としてマウンドへ。ポストシーズンの試合で野手が登板したのは史上2人目という珍しい出来事となった。

     「投げられるかって聞かれたんだ。出来る限りやってみるよって答えたよ」と登板前の首脳陣とのやりとりを明かしてくれたロマイン。「とにかくベースの上に投げることだけを考えた。投手をやるのは高校時代以来だったからね。ブルペンの投手を温存できるように、あのイニングを終わらせることを考えていたよ」と自身の登板を振り返った。

     メジャーリーグのポストシーズンで野手がマウンドに上がったのは、2015年の地区シリーズ第4戦でブルージェイズのクリフ・ペニントンが登板して以来、史上2人目。ペニントンは10点ビハインドの9回表二死1・2塁の場面で登板し、連打で2点を失ったものの、ベン・ゾブリストをキャッチャーへのファウルフライに打ち取ってイニングを終わらせた。

     ロマインは1対14と大量13点のビハインドを背負った9回表に登板。ザンダー・ボガーツとラファエル・ディバースを連続で内野ゴロに仕留め、簡単に二死を取ったものの、イアン・キンズラーに四球を与えたあと、ブロック・ホルトに被弾。ポストシーズン史上初となるサイクルヒット達成を許すという「オマケ」が付いてしまったが、続くクリスチャン・バスケスをライトへのライナーに抑え、与えられた役割をしっかりこなした。

  • スプリンガーがポストシーズン10本塁打の球団新記録

    2018.10.9 15:30 Tuesday

     アストロズのジョージ・スプリンガーはインディアンスとの地区シリーズで打率.429、3本塁打の大活躍を見せ、スイープでのリーグ優勝決定シリーズ進出に大きく貢献。ポストシーズン通算10本塁打は球団新記録となった。

     初のポストシーズン出場となった2015年こそ6試合で打率.217、1本塁打と低調なパフォーマンスに終始したスプリンガーだが、昨年のポストシーズンでは地区シリーズで打率.412、1本塁打の好成績をマーク。リーグ優勝決定シリーズでは打率.115、0本塁打と極度の不振に陥ったものの、ワールドシリーズでは4試合連続本塁打を含む打率.379、5本塁打の大活躍でMVPに選出された。

     そして今年の地区シリーズでは第1戦で本塁打を放ち、昨年のワールドシリーズから5試合連続の一発。さらにリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた第3戦では2本塁打を放ち、カルロス・ベルトランとホゼ・アルトゥーベに2本差をつけてチームのポストシーズン通算本塁打ランキングで単独トップに躍り出た。また、スプリンガーはポストシーズンの直近9試合で8本塁打を放っているが、これはレジー・ジャクソン、ジム・トーメイ、ベルトランと並ぶ記録である。

     8月中旬に故障者リストから復帰したスプリンガーはその後、シーズン閉幕までに3本しか本塁打を打てなかったものの、ポストシーズンに突入して3試合ですでに3本塁打。10月の到来とともに、昨季のワールドシリーズでの活躍を思い出したかのように本塁打を量産し始めている。新時代の「ミスター・オクトーバー」がワールドシリーズ連覇を目指すアストロズの戦いを牽引している。

  • 【ALDS】イバルディ快投 Rソックス16得点猛攻で圧勝

    2018.10.9 15:05 Tuesday

    【レッドソックス16-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     決戦の地をヤンキー・スタジアムに移して行われた地区シリーズ第3戦。今季108勝を挙げたレッドソックス打線がアウェイで爆発した。投手ではヤンキースと相性がよいネイサン・イバルディが7回1失点、打線ではブロック・ホルトがポストシーズン初となるサイクル安打を達成し、チームを勢いづけた。

     イバルディは今季、ヤンキース戦で4試合に登板し1勝1敗 防御率1.93の成績を残している。迎えた今試合では序盤3回を無失点に抑える。打線も彼の好投に応えてか3-0とリードした4回、無死満塁のチャンスをつくるとムーキー・ベッツが四球を選び追加点を取るとアンドリュー・ベニンテンディの適時二塁打やホルトの適時三塁打などで一挙7得点と4回までで10点差をつけてライバル・ヤンキース相手に大量リードを奪った。

     大量失点したヤンキースはその直後、無死一・三塁の場面を迎えるとディディ・グレゴリウスの内野ゴロの間に1点を返す。しかし先発、ルイス・セベリーノが3回6失点、2番手、ランス・リンが3失点など投手陣が崩壊し、態勢を立て直すことができず劣勢状態が続いた。試合は9点差のまま後半へ突入すると7回にはJ.D.マルティネスの適時打やホルトの適時二塁打などでさらに失点を重ねたヤンキースは9回、捕手のオースティン・ロマインをマウンドに上げる事態となった。

     ロマインは簡単に2死まで取るものの四球から走者を背負い、ホルトにサイクル安打を決める一発を打たれて2失点を喫した。レッドソックスは最後はエドゥアルド・ロドリゲスが締めて試合終了。打線は18安打16得点の猛攻で敵地でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

  • 【NLDS】フリース逆転打 ドジャースNLCS進出決定

    2018.10.9 12:15 Tuesday

    【ドジャース6-2ブレーブス】@サントラスト・パーク

     ドジャースが2勝1敗で迎えたナ・リーグ地区シリーズ第4戦は、負ければ敗退のブレーブスが4回裏に逆転に成功したものの、ドジャースは6回表に2点、7回表に3点を奪って6対2と4点をリード。5番手の前田健太を含むリリーフ陣は合計4回2/3を無失点リレーでつないでこのリードを守り抜き、ドジャースが3勝1敗でブリュワーズとのリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。

     ドジャースは初回にマニー・マチャドのタイムリー二塁打で幸先よく1点を先制。ところが、先発のリッチ・ヒルは4回裏に連続四球と送りバントで一死2・3塁のピンチを招き、チャーリー・カルバーソンこそサードゴロに抑えたものの、続くカート・スズキにレフトへの2点タイムリーを浴び、ブレーブスに逆転を許してしまった。

     しかし6回表、ドジャースはブレーブス2番手のジョニー・ベンタースから二死1・3塁のチャンスを作り、デーブ・ロバーツ監督は代打にデービッド・フリースを起用。ブレーブスもベンタースに代えてブラッド・ブラックを投入したが、一塁走者のヤシエル・プイーグが二盗を決めたあと、フリースがセンターへの2点タイムリーを放ち、ドジャースがリードを奪った。

     さらに7回表には5番手のチャド・ソボーカを攻め、無死1・2塁からマチャドがレフトスタンドへの3ラン。4点リードの8回裏に登板した前田は二死から連打で1・3塁のピンチを背負ったものの、代打のルーカス・デューダをセンターフライに打ち取ってピンチを凌ぎ、最後はクローザーのケンリー・ジャンセンが1イニングを三者凡退に抑えて試合を締めくくった。ブレーブスはリリーフ陣が踏ん張れなかったほか、打線にも元気がなく、2001年以来17年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出に望みをつなぐことはできなかった。

  • 【ALDS】アストロズ大勝でスイープ ALCS進出決定

    2018.10.9 11:25 Tuesday

    【アストロズ11-3インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     アストロズがホームで連勝し、舞台をインディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドに移して行われたア・リーグ地区シリーズ第3戦は、6回終了時点で2対1とインディアンスが1点をリードしていたものの、アストロズが終盤の猛攻で逆転に成功。最終的には11対3という大差でインディアンスを破り、3連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

     敵地で連敗して追い込まれたインディアンスは、先発のマイク・クレビンジャーが5回99球を投げてアストロズ打線をジョージ・スプリンガーのソロによる1点のみに抑える好投を披露。一方、アストロズ先発のダラス・カイケルも5回裏にフランシスコ・リンドーアに勝ち越しソロを浴びたものの、5回78球2失点と安定したピッチングを見せた。

     7回表、アストロズは無死1・3塁からホゼ・アルトゥーベの内野ゴロの間に同点とし、さらに一死満塁となってマーウィン・ゴンザレスの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功。続く8回表にはスプリンガーのソロ、ゴンザレスのタイムリー、カルロス・コレアの3ランなどで大量6点を追加して試合を決めた。

     クレビンジャーが好投したインディアンスだったが、戦前から不安視されていたリリーフ陣が崩壊。敗戦投手となった2番手のトレバー・バウアー(1回1/3を投げて3失点)だけでなく、4番手のコディ・アレン(2/3回4失点)、5番手のブラッド・ハンド(2/3回2失点)、6番手のアダム・シンバー(1回1失点)と終盤に失点を重ね、1勝もできないままポストシーズンの戦いから姿を消すことになった。

  • 【ALWC】ヤンキース快勝 ジャッジ先制弾で流れ掴む

    2018.10.4 12:50 Thursday

    【アスレチックス2-7ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     第1ワイルドカードのヤンキースと第2ワイルドカードのアスレチックスが激突したア・リーグのワイルドカード・ゲームは、投打ともに実力を遺憾なく発揮したヤンキースが7対2で勝利し、レッドソックスとの地区シリーズへ駒を進めた。ヤンキースは初回にアーロン・ジャッジの2ランで幸先よく2点を先制。先発のルイス・セベリーノは4回までアスレチックス打線を無安打に封じ、アスレチックスに試合の主導権を渡さなかった。

     ヤンキースが今季19勝のセベリーノを先発に立てた一方、アスレチックスは「オープナー」としてリアム・ヘンドリックスを先発に起用。負ければ敗退の一発勝負で継投戦法を採用する賭けに出た。ヤンキースは初回にジャッジが2ランを放って試合の主導権を握ると、セベリーノはパワフルなピッチングでアスレチックス打線を圧倒。4回表には三塁手ミゲル・アンドゥハーのエラーと2つの四球で二死満塁のピンチを背負ったものの、マーカス・セミエンを空振り三振に仕留めて得点を許さなかった。

     5回表、セベリーノが連打で無死1・2塁のピンチを背負ったところでヤンキースは継投に入り、2番手のデリン・ベタンセスが打者6人をパーフェクトに抑える快投を披露。すると打線は6回裏にジャッジとアーロン・ヒックスの連続二塁打で待望の追加点をゲットし、さらに無死2・3塁からルーク・ボイトの2点タイムリー三塁打とディディ・グレゴリアスの犠牲フライでリードを6点に広げた。7回表にはアンドゥハーに代わって三塁に入っていたアデイニー・エチャバリアがセミエンの痛烈なライナーを好捕するなど、選手起用も見事に的中。8回表に4番手のザック・ブリットンがクリス・デービスに2ランを浴びたものの、その裏にジャンカルロ・スタントンがレフトスタンドへ豪快な一発を叩き込み、最後をアロルディス・チャップマンが締めて7対2で快勝した。

     大一番で「オープナー」を起用する賭けに出たアスレチックスだったが、ヘンドリックスが先制弾を浴びてヤンキースに主導権を握られ、4番手のフェルナンド・ロドニーと5番手のブレイク・トライネンも失点。絶対的守護神であるトライネンを3点ビハインドの6回裏無死2塁の場面で投入せざるを得なかったことが作戦の失敗を象徴していた。打線も好投手がズラリと並ぶヤンキースの継投の前にわずか5安打に封じられ、得点圏では6打数ノーヒット。6月後半以降に見せた快進撃の勢いを大舞台での勝利につなげることはできなかった。

  • ツインズ・モリター監督が解任 今季は3年契約の1年目

    2018.10.3 15:25 Wednesday

     ツインズのデレク・フォルビー編成最高責任者とサッド・レバインGMは日本時間10月3日に記者会見を開き、ポール・モリター監督を解任して新監督探しに着手することを明らかにした。モリターには球団内の他の役割が与えられるようだが、昨季終了後に契約を3年延長したばかりであり、誰もが予想しなかった驚きの人事となった。

     ツインズは昨季、大躍進を遂げてワイルドカード・ゲームへ進出し、モリターはア・リーグの最優秀監督賞を受賞。その手腕が認められて3年間の契約延長を与えられ、今季はさらなる躍進を目指してランス・リン、ジェイク・オドリッジ、ローガン・モリソンらを獲得するなど積極的な補強を展開したものの、チームは期待を裏切ってインディアンスに独走を許し、地区2位ながら78勝84敗の借金6でシーズンを終えた。フォルビーは今回の人事が短期的にも長期的にもチームにとってベストの選択であることを強調したが、今季の不振がモリター解任のきっかけとなったことは否定できない。

     新監督探しに着手するツインズだが、現時点では新監督決定の期限は設けていないようだ。ポストシーズンに進出しているチームのコーチが新監督候補になる可能性もあり、最終的な決定はワールドシリーズ終了後になると見られている。今のところ、新監督候補にはブラッド・ミルズ(インディアンス・ベンチコーチ)、ジョン・マクドナルド(インディアンス・マイナー守備コーチ)、ジェイス・ティングラー(レンジャーズ・コーチ)、ブランドン・ハイド(カブス・ベンチコーチ)らの名前が挙がっているが、期待はずれに終わったチームの立て直しを託されるのはいったい誰になるのだろうか。

  • 【NLWC】ウォルターズが決勝打 ロッキーズ接戦制す

    2018.10.3 14:45 Wednesday

    【ロッキーズ2-1カブス(延長13回)】@リグリー・フィールド

     前日の1ゲーム・プレーオフに敗れて地区優勝を逃したチーム同士の対戦となったナ・リーグのワイルドカード・ゲームは、延長13回の熱戦の末、第2ワイルドカードのロッキーズが第1ワイルドカードのカブスを2対1で破り、地区シリーズ進出を決めた。ロッキーズは明日始まる地区シリーズで中部地区王者のブリュワーズと対戦。一方、敗れたカブスは打線がわずか6安打に封じられて投手陣の頑張りに応えることができず、リーグ2位の勝率をマークしながらもワイルドカード・ゲームで姿を消すことになった。

     カイル・フリーランドとジョン・レスターの両先発で始まった一戦は、初回にロッキーズがレスターから無死2・3塁のチャンスを作り、ノーラン・アレナードの犠牲フライであっさり先制。しかし、その後レスターは立ち直り、何度かピンチを背負いながらもロッキーズ打線に追加点を許さなかった。一方のフリーランドは7回途中まで4安打無失点の見事なピッチング。中3日での登板だったこともあって82球でマウンドを降りたものの、今季17勝をマークした実力を遺憾なく発揮した。

     8回裏、カブスは二死からアンソニー・リゾーがヒットを放って出塁し、代走のテランス・ゴアが二盗に成功。ロッキーズ2番手のアダム・オッタビーノにプレッシャーを与え、ハビアー・バイエズがセンター左へのタイムリー二塁打を放ってついに同点に追い付いた。ロッキーズは10回表に二死満塁、カブスは10回裏に一死1・2塁のチャンスがあったものの、ともに好機を生かせず、13回表にロッキーズが二死から連打で1・3塁のチャンスを作り、トニー・ウォルターズのセンター前へのタイムリーで勝ち越しに成功。その裏を6番手のスコット・オバーグが3者三振で締めくくった。

     何度もチャンスを作ったロッキーズは得点圏で10打数1安打に終わるなど「あと一本」がなかなか出なかったが、得点圏で唯一飛び出したヒットが決勝タイムリーに。12回裏二死走者なしの場面で登板したオバーグは、イニングをまたいで4者連続三振を奪う好投で勝利投手となった。カブスは先発ローテーションの一角であるコール・ハメルズとカイル・ヘンドリックスを投入するなど勝利への執念を見せたものの、前日のブリュワーズ戦に続いて打線に元気がなく、本拠地で連敗。2年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指したシーズンが幕を閉じた。

  • 新人・ビューラー快投でドジャース快勝 地区6連覇達成

    2018.10.2 12:25 Tuesday

    【ロッキーズ2-5ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ドジャースは先発のウォーカー・ビューラーが6回表一死までノーヒッターを継続するなど6回2/3を無失点に抑える見事なピッチングを披露。打線は6回までに5点を先行してビューラーを援護し、ロッキーズの反撃を2点に抑えて地区6連覇を達成した。ナ・リーグ西部地区の王者となったドジャースは、日本時間10月5日に始まる地区シリーズで東部地区王者のブレーブスと対戦。一方、最終決戦に敗れて球団史上初の地区優勝を逃したロッキーズは第2ワイルドカードとなり、明日行われるワイルドカード・ゲームでカブスと対戦する。

     ロッキーズ先発のヘルマン・マルケスの前に3回まで無得点に封じられていたドジャースは、4回表先頭のマックス・マンシーが振り逃げで出塁し、二死後にコディ・ベリンジャーの25号2ランで先制。5回裏には一死2塁からマンシーの35号2ランでリードを4点に広げ、6回裏には二死からエンリケ・ヘルナンデスが二塁打で出塁すると、ビューラー自らがライトへのタイムリーを放ち、チームに貴重な追加点をもたらした。8回表一死1塁の場面でマウンドに上がった前田健太は打者2人を抑えて無失点。最終回にケンリー・ジャンセンがノーラン・アレナード(38号ソロ)とトレバー・ストーリー(37号ソロ)に連続本塁打を浴びて3点差に迫られたものの、後続3人を抑えて試合を締めくくった。

  • 8回に2点を勝ち越し ブリュワーズが7年ぶり地区優勝

    2018.10.2 12:00 Tuesday

    【ブリュワーズ3-1カブス】@リグリー・フィールド

     ナ・リーグ中部地区の王座をかけた運命の一戦は、8回表に2点を勝ち越したブリュワーズが3対1で接戦を制し、2011年以来7年ぶりとなる地区優勝を決めた。この勝利によりブリュワーズはナ・リーグ最高勝率チームとなり、地区シリーズとリーグ優勝決定シリーズでホームフィールド・アドバンテージを得ることが確定。まずは日本時間10月5日に始まる地区シリーズでワイルドカード・ゲームを制したチームと対戦する。一方、敗れたカブスは地区3連覇を逃し、第1ワイルドカードに回ることに。明日のワイルドカード・ゲームでロッキーズに勝利すれば、地区シリーズで再びブリュワーズと激突する。

     ブリュワーズがヨーリス・チャシーン、カブスがホゼ・キンターナの先発で始まった一戦は、両先発の好投によりロースコアの接戦となった。3回表にブリュワーズがクリスチャン・イェリッチのタイムリーで先制するも、カブスは5回裏にアンソニー・リゾーの25号ソロで同点とし、試合は1対1の同点で8回に突入。8回表、ブリュワーズはカブス3番手のジャスティン・ウィルソンから連打で無死2・3塁のチャンスを作ると、4番手のスティーブ・シーシェックからロレンゾ・ケインが、一死後に6番手のブランドン・キンツラーからライアン・ブラウンがタイムリーを放って2点を勝ち越し。最後の2イニングを5番手のジョシュ・ヘイダーが無失点に抑え、歓喜の瞬間を迎えた。ブリュワーズの8番打者、オーランド・アルシアは4打数4安打2得点の大活躍。イェリッチは惜しくも三冠王を逃したものの、3安打を放つ活躍で初の首位打者(打率.326)に輝いた。

  • レギュラーシーズン最終週の週間MVPはボイトとダール

    2018.10.2 11:20 Tuesday

     日本時間10月2日、2018年レギュラーシーズン最終週(現地時間9月24日~9月30日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはルーク・ボイト(ヤンキース)、ナショナル・リーグはデービッド・ダール(ロッキーズ)が選出された。

     ボイトは打率.458(24打数11安打)、3本塁打、8打点、OPS1.477の好成績をマークし、ワイルドカード・ゲームのホームフィールド・アドバンテージ獲得に大きく貢献。自身初の週間MVP受賞となった。7月下旬のトレードでカージナルスからヤンキースに加わったボイトは、移籍後39試合に出場して打率.333、14本塁打、33打点、OPS1.095と猛打爆発。カージナルスではレギュラー陣の陰に隠れて出場機会に恵まれなかったものの、移籍を機に才能を開花させ、9月は正一塁手として多くの出場機会を得た。3番や4番を任される試合もあり、期待以上の大活躍で貴重な戦力となった。

     一方のダールは打率.333(30打数10安打)、6本塁打、15打点、OPS1.375と猛打爆発。ボイト同様に自身初の週間MVPに選出された。現地時間9月24日のフィリーズ戦から5試合連続で本塁打を放ち、1試合不発に終わったあと、次の試合でも一発。シーズン16本塁打の過半数にあたる9本を9月だけで放ってみせた。故障の影響により昨季を全休、今季も77試合のみの出場にとどまったものの、限られた出場機会のなかで打率.273、16本塁打、OPS.859をマーク。ホームで打率.326、13本塁打、OPS1.051、アウェイで打率.200、3本塁打、OPS.597という極端な「内弁慶」を克服できれば、リーグを代表する好打者へと成長できるはずだ。

  • カラスコ→バウアーのリレーでインディアンスが接戦制す

    2018.10.1 14:35 Monday

    【インディアンス2-1ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     ア・リーグ中部地区の王者であるインディアンスは、ロイヤルズとのレギュラーシーズン最終戦を2対1で制し、162試合にわたる長い戦いを白星で締めくくった。先発のカルロス・カラスコが5回77球1失点の好投で17勝目(10敗)をマークし、2番手のトレバー・バウアーも4回51球無失点で自身初セーブ。ポストシーズンに向けて順調な仕上がりを印象付けた。一方、接戦を落としたロイヤルズは58勝104敗の地区最下位でレギュラーシーズンを終了。勝率.358はオリオールズに次ぐ両リーグワースト2位となった。

     インディアンスは初回にフランシスコ・リンドーアの三盗に相手のミスが絡み、幸先よく1点を先制。3回表にはリンドーアが左中間への38号ソロを放ち、リードを2点に広げた。5回裏、カラスコは一死1・3塁のピンチを背負い、メイブリス・ビローリアのタイムリーで1点を返されたものの、後続を抑えて同点は許さず。6回以降は2番手のバウアーがロイヤルズの反撃をシャットアウトし、1点差で逃げ切った。バウアーは故障者リストからの復帰後、4イニング以下の登板が続いており、日本時間10月6日に始まるアストロズとの地区シリーズではリリーフに回る可能性もある。その場合は不安定なリリーフ陣の救世主として、ポストシーズンのキーマンとなりそうだ。

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