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  • ワールドシリーズの最優秀ブルペンは王者・Rソックス

    2018.10.30 11:05 Tuesday

     日本時間10月30日、MLB公式サイトではワールドシリーズの最優秀ブルペンにレッドソックスを選出した。ブルペンが不安視されていたレッドソックスだが、アレックス・コーラ監督は先発投手を積極的にリリーフで起用することにより、その弱点を克服。レッドソックス救援陣は5試合で計25回2/3を投げて防御率1.40、奪三振28、与四球7という見事な働きを見せ、5年ぶりのワールドシリーズ制覇の原動力となった。

     各投手が見事な働きを見せたレッドソックス救援陣だが、特に目立ったのがネイサン・イバルディとジョー・ケリーの2人だ。イバルディは第1戦と第2戦で各1イニングを無失点に抑えると、延長18回の死闘となった第3戦では6イニングを投げる力投。7イニング目に突入した18回裏、先頭のマックス・マンシーにサヨナラ弾を浴びて敗戦投手となったものの、9番手投手として97球の力投を見せたイバルディを責める者はいなかった。ケリーはワールドシリーズ全5試合に登板し、計6イニングを無失点。ポストシーズン全体でも9試合で防御率0.79と非常に安定していた。

     このほか、クローザーのクレイグ・キンブレルは4試合で1セーブ、防御率4.15とやや精彩を欠いたものの、マット・バーンズは3試合に登板して無失点。デービッド・プライスが1試合、エドゥアルド・ロドリゲスが2試合にリリーフ登板するなど、先発投手陣もリリーフでチームに貢献し、第5戦は4点リードの最終回に登板したクリス・セールが圧巻の3者連続三振で試合を締めくくり、「胴上げ投手」となった。

  • 【WS第5戦】Rソックス5年ぶり世界一 プライス好投

    2018.10.29 12:40 Monday

    【レッドソックス5-1ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     第4戦を制したレッドソックスが3勝1敗で5年ぶりの世界一に王手をかけて迎えたワールドシリーズ第5戦。レッドソックスは先発のデービッド・プライスが第2戦に続いて好投し、打線はドジャース先発のクレイトン・カーショウに3本塁打を浴びせるなど、計4本塁打の一発攻勢でプライスを援護。8回裏無死1塁からは継投に入り、2番手のジョー・ケリーと3番手のクリス・セールが6者連続三振で試合を締めくくり、レッドソックスは4勝1敗で2013年以来5年ぶりとなるワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

     プライスとカーショウの両先発で始まった一戦は、1回表一死からアンドリュー・ベニンテンディがヒットで出塁し、続くスティーブ・ピアースがセンターへの2ラン本塁打を放ってレッドソックスが2点を先制。しかしその裏、ドジャースはデービッド・フリースが右中間への先頭打者アーチを放ち、すかさず1点差に詰め寄った。ドジャースは3回裏にフリースの打球を右翼手のJ.D.マルティネスが見失って(記録は三塁打)一死3塁のチャンスを得たものの、後続が倒れて無得点。試合はレッドソックスが1点をリードして後半に突入した。

     6回表、レッドソックスはポストシーズンに入って不振に喘いでいたムーキー・ベッツが一死走者なしの場面で左中間へのソロ本塁打を放ち、貴重な追加点。7回表には先頭のマルティネスがセンターへソロ本塁打を叩き込み、リードを3点に広げた。その後の一死1・2塁のチャンスは生かせなかったものの、プライスが7回裏を3者凡退に抑え、世界一まであと6アウト。球場には「レッドソックス世界一」のムードが漂い始めた。

     8回表、レッドソックスは二死走者なしからピアースがこの試合2本目となるソロ本塁打を左中間に叩き込み、リードは4点に。8回裏の先頭打者を歩かせたところでプライスは降板となったが、7回0/3を投げて被安打3、失点1という見事なピッチングだった。その後は2番手のケリーと3番手のセールがいずれも3者連続三振の快投でドジャース打線を圧倒し、5対1で試合終了。ドジャー・スタジアムのグラウンドには、レッドソックス・ナインによる歓喜の輪が広がった。

  • 【WS第2戦】Rソックス逆転勝利で2連勝 投手陣が好投

    2018.10.25 12:40 Thursday

    【ドジャース2-4レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     第1戦に続いてレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークで行われたワールドシリーズ第2戦は、4回表に1点を追うドジャースが2点を奪ってリードしたものの、5回裏にレッドソックスが3得点で逆転。レッドソックス投手陣は5回以降、打者15人をパーフェクトに抑える好投を見せ、ドジャース打線をわずか3安打2得点に封じた。レッドソックス先発のデービッド・プライスが6回3安打2失点の好投で勝利投手に。ドジャースは2番手のライアン・マドソンが踏ん張り切れず、2連敗となった。

     プライスと柳賢振(リュ・ヒョンジン)の投げ合いでスタートした第2戦も、先手を取ったのはレッドソックスだった。2回裏一死からザンダー・ボガーツが二塁打で出塁すると、二死後にイアン・キンズラーのタイムリーで1点を先制。続くジャッキー・ブラッドリーJr.のヒットで三塁を狙ったキンズラーがアウトになり、チェンジとなってしまったが、前日勝利の勢いを感じさせた。

     4回表のドジャースは2本のヒットと四球で無死満塁の大チャンスを作り、マット・ケンプが初球をセンターへ打ち上げて三塁からデービッド・フリースが生還。同点の犠牲フライとなった。さらに二死1・2塁となってヤシエル・プイーグがセンター前へ弾き返し、マニー・マチャドが勝ち越しのホームイン。ドジャースは今回のワールドシリーズで初めてリードを奪った。

     ところが5回裏、柳が二死後に連打を浴びて1・2塁のピンチを背負い、アンドリュー・ベニンテンディを歩かせて満塁となったところでドジャースのデーブ・ロバーツ監督は柳から2番手のマドソンへスイッチ。レッドソックスは制球が定まらないマドソンを攻め、スティーブ・ピアースが押し出し四球を選んで同点に追いつくと、続くJ.D.マルティネスがライトへの2点タイムリーを放って一気に試合をひっくり返した。

     2点のリードを奪ったレッドソックスは、プライスが5回と6回をいずれも三者凡退に抑えて6回2失点でマウンドを降り、2番手のジョー・ケリー、3番手のネイサン・イバルディ、そしてクローザーのクレイグ・キンブレルも各1イニングをパーフェクトに抑える好リリーフ。ドジャースに反撃のきっかけすら与えず、4対2で逃げ切って5年ぶりのワールドシリーズ制覇まであと2勝に迫った。

  • 【WS第1戦】ヌニェスダメ押し3ラン Rソックス先勝

    2018.10.24 13:20 Wednesday

    【ドジャース4-8レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     ア・リーグの覇者・レッドソックスとナ・リーグの覇者・ドジャースによるワールドシリーズがついに開幕。クリス・セールとクレイトン・カーショウの両エース左腕がともに5イニングを投げ切れない予想外の展開となった一戦は、ドジャースが1点差に追い上げた直後の7回裏、代打のエドゥアルド・ヌニェスにダメ押しの3ラン本塁打が飛び出したレッドソックスが8対4で勝利し、5年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けてまず1勝を手に入れた。

     先発のセールが初回のドジャースの攻撃を無得点に抑えたレッドソックスは、初回からカーショウに襲い掛かり、リードオフマンのムーキー・ベッツが安打と盗塁で無死二塁のチャンスを作ると、アンドリュー・ベニンテンディのタイムリーであっさり先制。さらに一死2塁から4番のJ.D.マルティネスがタイムリーを放ち、幸先よく2点を先制した。

     2点を追うドジャースは2回表にマット・ケンプのソロ本塁打で1点を返し、3回表には一死1・2塁からマニー・マチャドがレフト前へのタイムリーを放って同点。しかし、直後の3回裏にレッドソックスは二死1塁からマルティネスがセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、すぐさま勝ち越しに成功した。

     5回表、セールは先頭のブライアン・ドージャーに四球を与えたところで降板。その後、ドジャースは一死2・3塁とチャンスを広げ、マチャドの内野ゴロの間に再び同点に追い付いた。ところがその裏、カーショウは無死1・2塁のピンチを招いたところで降板し、レッドソックスは一死満塁からザンダー・ボガーツの内野ゴロとラファエル・ディバースのタイムリーで2点を勝ち越し。ドジャースが2度にわたって同点に追いつくも、レッドソックスは決して主導権を渡さない。

     粘りを見せるドジャースは7回表にマチャドの犠牲フライで1点差に詰め寄ったものの、直後の7回裏にレッドソックスは二死1・2塁のチャンスを迎え、ディバースの代打として登場したヌニェスが内角低めの難しいボールをレフトスタンドへ突き刺すダメ押しの3ラン本塁打。その後、8回表をネイサン・イバルディ、9回表をクレイグ・キンブレルが三者凡退に抑え、レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークで行われた第1戦をモノにした。

  • リーグ優勝決定シリーズの最優秀ブルペンはドジャース

    2018.10.22 11:35 Monday

     日本時間10月22日、MLB公式サイトではリーグ優勝決定シリーズの最優秀ブルペンにドジャースを選出した。ブリュワーズと対戦したドジャースは、第7戦までもつれる熱戦を制し、4勝3敗でリーグ優勝決定シリーズを突破。2年連続でワールドシリーズに駒を進めた。ドジャース救援陣は7試合で31イニングを投げ、防御率1.45の好成績をマーク。救援陣のクオリティではブリュワーズに分があると見られていたものの、救援陣が奮起してブリュワーズ打線を封じたことが、ドジャースの勝因の一つとなった。

     ドジャース救援陣はペドロ・バイエズ(4回1/3)、ケイレブ・ファーガソン(1回1/3)、ディラン・フローロ(4回1/3)、ケンリー・ジャンセン(4回2/3)、クレイトン・カーショウ(1回)の5人が計15回2/3を無失点に抑える好投を披露。一方、強力救援陣が注目されていたブリュワーズは、本来のパフォーマンスを発揮できない選手も多く、計45回1/3を投げて防御率3.38とやや物足りない成績に終わった。

     ドジャースの前田健太は7試合のうち4試合に登板して計2回2/3を投げ、防御率6.75と不安定なピッチング。ただし、最初の3試合で打たれたヒットは1本のみであり、いずれの試合でも無失点に抑えていた。なお、ア・リーグのリーグ優勝決定シリーズを戦ったレッドソックスの救援防御率は3.54、アストロズは同5.79であり、リーグ優勝決定シリーズを戦った4チームのなかでは、ドジャース救援陣の安定感が際立っていた。

  • 【NLCS】最後はカーショウ締め ドジャースWS進出

    2018.10.21 23:00 Sunday

    【ドジャース5-1ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     対戦成績を3勝3敗としてナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズは最終第7戦を迎えた。アウェイのドジャースが先制を許すが、直後に逆転し中盤までは1点を争う接戦となる。6回に決定的な追加点を挙げて最終回にはエースのクレイトン・カーショウが登場。3人で締めてドジャースが2年連続のワールドシリーズ進出を決めた。

     今試合はドジャースがウォーカー・ビューラー、ブリュワーズはジョーリス・チャシーンの両先発の投げ合いで始まった。初回、ビューラーはクリスチャン・イエリッチに一発を浴びるもその後は立て直し5回途中で降板するまではこの1点のみに抑えた。先制を許したドジャースだったがその直後の2回、コディ・ベリンジャーがチャシーンから逆転2ランを放ち試合をひっくり返した。

     ドジャースリードでの2-1で迎えた6回、2死一・三塁からヤシエル・プイーグが貴重な3ランを打ちリードを4点に広げた。試合はそのまま最終回に突入しドジャースのマウンドにはカーショウ。2死後、迎えたマイク・ムスターカスを空振り三振に仕留め、チームを勝利に導いた。これで第7戦まで及んだ熱戦に終止符を打った。

  • 【ALCS】プライス快投 Rソックス5年ぶりのリーグ優勝

    2018.10.19 12:45 Friday

    【レッドソックス4-1アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     3勝1敗で2013年以来のワールドシリーズ進出に王手をかけていたレッドソックスは、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に4対1で勝利。先発のデービッド・プライスが好投し、難敵のジャスティン・バーランダーを2本のホームランで攻略して5年ぶりのリーグ優勝を決めた。

     ポストシーズンを苦手としているプライスと「負けられない一戦」に滅法強いバーランダーという対照的な両先発で始まったこの試合。戦前はアストロズの勝利を予想する声も多かったが、先制したのはレッドソックスだった。3回表、J.D.マルティネスがレフトへのソロ本塁打を放って1点を先制。後がないアストロズは追う展開を強いられることになった。

     プライスは4回裏二死からユリ・グリエルに二塁打を浴びて一打同点のピンチを背負ったものの、マーウィン・ゴンザレスを空振り三振に仕留めてピンチを脱出。5回裏と6回裏はいずれも三者凡退に抑え、6回93球を投げて被安打3、奪三振9、無四球、無失点というポストシーズンにおける自己最高のピッチングで中3日の先発登板を終えた。

     好投を続けるプライスを援護したいレッドソックス打線は、6回表にミッチ・モアランドの二塁打とイアン・キンズラーのヒットで無死一、三塁のチャンスを作り、ラファエル・ディバースが左中間への3ラン本塁打。スコアボードに大きな3点が刻まれた。ディバースに被弾したあと、後続3人を抑えたバーランダーはこの回限りで降板。2発に泣き、6回97球4失点という悔しいマウンドとなった。

     7回から継投に入ったレッドソックスは、7回裏に2番手のマット・バーンズがゴンザレスにソロ本塁打を浴びたものの、7回裏二死からマウンドに上がった3番手のネイサン・イバルディが1回1/3を無失点に抑える好リリーフ。3点リードの最終回はクローザーのクレイグ・キンブレルが締めくくり、プライスは先発登板では待望のポストシーズン初勝利をマークしてチームを5年ぶりのワールドシリーズ進出に導いた。

  • 【ALCS】みたびブラッドリーJr.が躍動 Rソックス王手

    2018.10.18 14:35 Thursday

    【レッドソックス8-6アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     第3戦を制したレッドソックスが2勝1敗と一歩リードして迎えたア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第4戦は、毎回のように得点が入る激しい点の取り合いとなったが、6回表にジャッキー・ブラッドリーJr.の2ランで逆転に成功したレッドソックスが8回終了時点で8対6と2点をリード。最終回はアンドリュー・ベニンテンディの好捕で二死満塁のピンチを切り抜け、3連勝で2013年以来となるワールドシリーズ進出に王手をかけた。

     レッドソックスがリック・ポーセロ、アストロズがチャーリー・モートンの先発で始まった一戦は、1回表にレッドソックスが二死2・3塁からラファエル・ディバースのタイムリーで2点を先制。その裏、アストロズは一死1塁からホゼ・アルトゥーベがライトへ本塁打性の打球を放ったものの、ファンが右翼手ムーキー・ベッツの捕球を妨害したとの判定により、アルトゥーベにはアウトが宣告された。

     同点弾が幻と消えたアストロズだったが、2回裏にカルロス・コレアのタイムリーでまず1点。3回表には先発のモートンがザンダー・ボガーツにタイムリー二塁打を浴びたところで降板となったものの、その裏にジョージ・スプリンガーのソロ本塁打とジョシュ・レディックのタイムリーで同点に追い付いた。さらに4回裏には伏兵トニー・ケンプが右翼ポール際へのソロ本塁打を放ち、勝ち越しに成功。直後の5回表にレッドソックスはボガーツのタイムリーで同点としたが、先発のポーセロは4回4失点でマウンドを降りた。

     5回裏のアストロズはレッドソックス2番手のジョー・ケリーから二死2塁のチャンスを作り、コレアのタイムリーで勝ち越しに成功。しかし6回表、レッドソックスは第2戦で逆転の3点タイムリー二塁打、第3戦でダメ押しのグランドスラムを放っているブラッドリーJr.がライトスタンドへ逆転の2ラン本塁打を叩き込んだ。

     7回表にブロック・ホルトの押し出し四球、8回表にJ.D.マルティネスのタイムリーでリードを3点に広げたレッドソックスは、8回裏からクローザーのクレイグ・キンブレルを投入。キンブレルは8回裏に内野ゴロの間に1点を返され、9回裏も3四球で二死満塁のピンチを招いたものの、最後はアレックス・ブレグマンのヒット性の打球をベニンテンディが好捕し、レッドソックスがワールドシリーズ進出にあと1勝と迫る大きな白星を手にした。

  • 【NLCS】カーショウ7回力投 ドジャースWS進出王手

    2018.10.18 10:50 Thursday

    【ブリュワーズ2-5ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     前日の試合で延長戦を制したドジャースはワールドシリーズ進出王手をかけてリーグ優勝決定シリーズ第5戦に臨んだ。この日の先発、クレイトン・カーショウが7回1失点の好投をみせると打線はオースティン・バーンズやマックス・マンシーの適時打などで得点を重ねて、対戦成績を3勝2敗とした。

     カーショウは前回登板で3回5失点と悔しい思いをしているだけに今試合では雪辱を果たしたいところ。2回までは無失点に抑えるも3回には1死一・二塁のピンチを迎えてロレンゾ・ケインに適時二塁打を浴びて先制点を許した。対するブリュワーズは先発のウェイド・マイリーが初回、先頭打者に出塁を許したところで降板。その後はブランドン・ウッドラフが6回途中3失点と粘りの投球をみせたが、中盤にドジャースに捕まった。

     1-1で迎えた6回、ドジャースは1死一・二塁からマンシーの適時打で勝ち越すとヤシエル・プイーグも続いてこの回で2得点と逆転に成功した。3-1とリードを広げてエースを援護したドジャースはカーショウが7回9奪三振、1失点の好投で降板すると彼の気力がのり移ったかのようにその裏の打線はジャスティン・ターナーの適時打などでさらにリードを広げた。

     ブリュワーズは今試合で先制するもその後も拙攻が続いた。4点差をつけたられた9回、カーティス・グランダーソンの適時二塁打でさらに1点を返すが時既に遅く、敵地で痛い連敗を喫した。

  • 【ALCS】イバルディ6回2失点 Rソックス敵地で勝利

    2018.10.17 10:30 Wednesday

    【レッドソックス8-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     対戦成績を1勝1敗として迎えたア・リーグのリーグ優勝決定シリーズは決戦の地をミニッツメイド・パークに移し第3戦が行われた。初回から両軍とも点の取りあいとなった後は次の1点を争う展開に。3-2となった8回、レッドソックスは劇的な一発で試合を決めた。

     レッドソックスは無死一・二塁のチャンスをつくるとJ.D.マルティネスの適時打で先制。続くザンダー・ボガーツの内野ゴロの間にさらに1点を追加しリードを広げた。アストロズはその裏、2死三塁からマーウィン・ゴンザレスの適時打で1点を返すなど点の取りあいとなった。

     今試合の先発マウンドに立ったネイサン・イバルディ、ダラス・カイケルの両先発は序盤に失点したものの、調子を取り戻して2回から3イニング連続で無失点の好投。カイケルは5回2失点、イバルディも6回2失点と2人が試合をつくり接戦となった。

     3-2とレッドソックスのリードで迎えた8回、試合は大きく動く。2死満塁からミッチ・モアランドの押し出し死球で1点を追加すると続くジャッキー・ブラッドリーJr.がアストロズ5番手、ロベルト・オスーナから満塁弾を放ちこの回で一挙5得点を記録し試合を決めた。最後はエドゥアルド・ロドリゲスが締めて試合終了。敵地で勝利を挙げ、連勝したレッドソックスはこの勢いに乗り次戦でワールドシリーズ進出に王手をかける。

  • 【NLCS】ブリュワーズ完封リレー 第3戦を制し2勝目

    2018.10.16 12:25 Tuesday

    【ブリュワーズ4-0ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     ミラー・パークでの2試合を1勝1敗で終え、舞台をドジャー・スタジアムに移したナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第3戦。ブリュワーズは先発のヨーリス・チャシーンから始まる5投手のリレーでドジャース打線を零封し、4対0で完封勝利を収めてシリーズの対戦成績を2勝1敗とした。

     1回表のブリュワーズはドジャース先発のウォーカー・ビューラーに対して一死からクリスチャン・イェリッチが四球を選んで出塁し、次打者ライアン・ブラウンの二塁打で一気に生還。幸先よく1点を先制した。チャシーンは2回裏に一死2・3塁のピンチを背負ったものの、ヤスマニ・グランダルを空振り三振に抑え、エンリケ・ヘルナンデスを敬遠したあと、ビューラーを見逃し三振に仕留めて無失点。4回裏には四球で出塁したマニー・マチャドが併殺崩しのスライディングで守備妨害を取られるなど、ドジャース側のミスや拙攻にも助けられ、6回途中まで無失点に抑える好投を見せた。

     ビューラーから追加点を奪えずにいた打線は、6回表二死からトラビス・ショウがフェンス直撃の三塁打を放ち、ビューラーの暴投により生還。続く7回表には一死からエリック・クラッツが二塁打を放ってチャンスを作り、オーランド・アルシアがライトスタンドへ2ラン本塁打を叩き込んでリードを4点に広げた。

     6回裏からマウンドに上がっていたコリー・クネーベルが7回裏のドジャースの攻撃を3者三振に仕留めると、8回裏一死から登板したジョシュ・ヘイダーを打者2人をいずれも空振り三振に仕留める快投。4点リードの最終回はジェレミー・ジェフレスが2本のヒットと四球で一死満塁のピンチを招いたものの、グランダルを空振り三振、代打のブライアン・ドージャーを見逃し三振に仕留めて完封リレーを締めくくった。ドジャース打線はブリュワーズ投手陣の前に14三振。得点圏では10打数ノーヒットと完璧に封じられた。

  • アストロズが14試合連続本塁打のPS新記録を樹立

    2018.10.15 13:15 Monday

     レッドソックスとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に敗れたアストロズだが、3回表にマーウィン・ゴンザレスが一時は勝ち越しとなる2ラン本塁打。この一発によりアストロズは14試合連続本塁打のポストシーズン新記録を樹立した。

     従来の記録は2001年から2004年にかけて当時ナ・リーグに所属していたアストロズがマークした13試合連続。アストロズは昨年のリーグ優勝決定シリーズ第6戦から13試合連続で本塁打を放ち、この記録に並んでいたが、ゴンザレスの一発で新記録樹立となった。2001~2004年アストロズと2017~2018年アストロズの連続試合本塁打の軌跡は以下のようになっている。

    【2001~2004年アストロズ:13試合連続本塁打】
    ①2001年NLDS第3戦 ダリル・ウォード
    ②2004年NLDS第1戦 ブラッド・オースマス、ランス・バークマン、カルロス・ベルトラン、ジェイソン・レーン
    ③2004年NLDS第2戦 ジェフ・バグウェル、ラウル・チャベス
    ④2004年NLDS第3戦 ベルトラン
    ⑤2004年NLDS第4戦 クレイグ・ビジオ
    ⑥2004年NLDS第5戦 ベルトラン(2本)、バグウェル
    ⑦2004年NLCS第1戦 ベルトラン、ジェフ・ケント、バークマン、マイク・ラム
    ⑧2004年NLCS第2戦 ベルトラン、モーガン・エンズバーグ
    ⑨2004年NLCS第3戦 ケント、ベルトラン、バークマン
    ⑩2004年NLCS第4戦 バークマン、ベルトラン
    ⑪2004年NLCS第5戦 ケント
    ⑫2004年NLCS第6戦 ラム
    ⑬2004年NLCS第7戦 ビジオ

    【2017~2018年アストロズ:14試合連続本塁打】
    ①2017年ALCS第6戦 ホゼ・アルトゥーベ
    ②2017年ALCS第7戦 エバン・ギャティス、アルトゥーベ
    ③2017年WS第1戦 アレックス・ブレグマン
    ④2017年WS第2戦 マーウィン・ゴンザレス、アルトゥーベ、カルロス・コレア、ジョージ・スプリンガー
    ⑤2017年WS第3戦 ユリ・グリエル
    ⑥2017年WS第4戦 スプリンガー、ブレグマン
    ⑦2017年WS第5戦 グリエル、アルトゥーベ、スプリンガー、コレア、ブライアン・マッキャン
    ⑧2017年WS第6戦 スプリンガー
    ⑨2017年WS第7戦 スプリンガー
    ⑩2018年ALDS第1戦 ブレグマン、スプリンガー、アルトゥーベ、マーティン・マルドナード
    ⑪2018年ALDS第2戦 ブレグマン
    ⑫2018年ALDS第3戦 スプリンガー(2本)、コレア
    ⑬2018年ALCS第1戦 ジョシュ・レディック、グリエル
    ⑭2018年ALCS第2戦 ゴンザレス

  • 【ALCS】ブラッドリーJr.逆転打 Rソックスがタイに

    2018.10.15 12:25 Monday

    【アストロズ5-7レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     アストロズが初戦を制して迎えたア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第2戦は、両軍先発投手の乱調により試合序盤に点を取り合う展開となり、レッドソックスが7対5で逆転勝利。本拠地フェンウェイ・パークでの連敗を回避し、シリーズの対戦成績を1勝1敗のタイとした。

     アストロズ先発のゲリット・コールは1回裏にムーキー・ベッツとアンドリュー・ベニンテンディの連打であっさり先制点を献上し、さらに一死満塁からラファエル・ディバースにレフト前へのタイムリーを浴びて2失点目。一方、ポストシーズンの先発登板で未勝利が続いているレッドソックス先発のデービッド・プライスは、2回表二死2・3塁からジョージ・スプリンガーに同点の2点タイムリー二塁打を浴び、続く3回表にはマーウィン・ゴンザレスに勝ち越しの2ラン本塁打を献上してしまった。

     3回裏のレッドソックスはザンダー・ボガーツとスティーブ・ピアースの連打、ディバースの四球で一死満塁のチャンスを作り、イアン・キンズラーこそ空振り三振に倒れたものの、ジャッキー・ブラッドリーJr.が走者一掃の3点タイムリー二塁打を放って逆転に成功。プライスは5回表に2つの四球で二死1・2塁のピンチを招いたところで降板となり、またしても白星を手にすることはできなかったが、2番手のマット・バーンズがゴンザレスを空振り三振に仕留めてピンチを脱した。

     レッドソックスが1点のリードを維持したまま試合は終盤に突入し、7回裏に四球で出塁したベッツが暴投と2つの捕逸で生還して待望の追加点。8回裏には二死1・2塁からベッツがタイムリー二塁打を放ち、リードを3点に広げた。リリーフ陣が好投を続けていたレッドソックスは、最終回にクローザーのクレイグ・キンブレルが二死からスプリンガーとホゼ・アルトゥーベの連打を浴びて1点を返されたものの、続くアレックス・ブレグマンをレフトフライに打ち取って試合終了。100勝超えの両軍による決戦の舞台は、日本時間10月17日の第3戦からヒューストンのミニッツメイド・パークへ移される。

  • 【NLCS】ターナー逆転2ラン ドジャース後半覚醒

    2018.10.14 12:30 Sunday

    【ドジャース4-3ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     2年連続ワールドシリーズ進出を目指すドジャースは連敗する訳にはいかない。迎えた第2戦ではまたしても先制を許すものの、後半に覚醒した打線がブリュワーズ投手陣に襲い掛かり、最後はジャスティン・ターナーの劇的な逆転2ランでチームは敵地で価値ある勝利を挙げた。

     ドジャース先発、リュ・ヒョンジンは4回まで相手打線を無得点に抑えていたが5回、オーランド・アルシアに一発を浴びて失点。その後、2番手のライアン・マドソンがさらに失点を重ねた。0-3で迎えた7回、ドジャース打線が機能し始める。無死一・二塁からコディ・ベリンジャーの適時打で1点を返すとさらに押し出し四球でこの回で1点差に迫った。

     そして迎えた8回、先頭のクリス・テイラーが出塁すると続くターナーがブリュワーズ3番手、ジェフリー・ジェフレスから逆転2ランを放ち試合をひっくり返した。8回途中から前田健太、最終回はケンリー・ジャンセンとつなぎ1点差の接戦のモノにした。敗れたブリュワーズは先発のウェイド・マイリーが6回途中無失点、打者としても2安打と活躍するも連投となったジェフレスが踏ん張れず連勝とはならなかった。

  • 地区シリーズの最優秀ブルペンにブリュワーズが選出

    2018.10.11 12:40 Thursday

     日本時間10月11日、MLB公式サイトでは地区シリーズの最優秀ブルペンにブリュワーズを選出した。ポストシーズン開幕前、ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は「スターター、リリーバーといった区別を排除して戦うつもりである」ことを強調していたが、まさにその言葉通りの戦いぶり。ロースターに登録した各投手を適材適所でフル活用し、ロッキーズとの地区シリーズをスイープで突破した。

     第1戦のブリュワーズは「オープナー」としてブランドン・ウッドラフを起用。ウッドラフが3イニングを無失点に抑えたあと、コービン・バーンズ、コリー・クネーベル、ジョシュ・ヘイダーの3人が計5回7奪三振無失点の好リリーフを見せ、5番手のジェレミー・ジェフレスこそ1回2失点でセーブに失敗したものの、6番手のホアキム・ソリアが1イニングを無失点に抑えてチームのサヨナラ勝利により勝利投手となった。

     第2戦では5回無失点の好投を見せたヨーリス・チャシーンのあとを継いだ4人のリリーバーが計4回7奪三振無失点という見事なパフォーマンスでチームの完封勝利に大きく貢献。第3戦でも5回途中無失点で降板したウェイド・マイリーのあとを継いだ5人のリリーバーが計4回1/3を無失点に抑え、ブリュワーズは2試合連続の完封勝利で地区シリーズ突破を決めた。地区シリーズのブリュワーズ救援陣は3試合で計15回1/3を投げ、2勝0敗1セーブ、防御率1.17、22奪三振の好成績をマーク。防御率0.00の先発陣とともにスイープの原動力となった。

  • 【ALDS】Rソックスが1点差で逃げ切り ALCS進出決定

    2018.10.10 13:30 Wednesday

    【レッドソックス4-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     レッドソックスがリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけて迎えた地区シリーズ第4戦。4回までに4点を先行したレッドソックスは、先発のリック・ポーセロが5回1失点と好投し、最終回にクローザーのクレイグ・キンブレルが2点を失ったものの、1点差で逃げ切ってリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。敗れたヤンキースは先発のCCサバシアが3回3失点で降板。打線も反撃が遅く、最終回に粘りを見せたものの、あと一歩届かなかった。

     ポーセロとサバシアの両先発で始まった一戦は、3回表にレッドソックスが無死1・3塁のチャンスを迎え、J.D.マルティネスの犠牲フライで先制に成功。進塁打と暴投で一死3塁となり、イアン・キンズラーとエドゥアルド・ヌニェスの連続タイムリーでリードを3点に広げた。続く4回表にはクリスチャン・バスケスがヤンキース2番手のザック・ブリットンの代わり端をとらえ、ライトスタンドへのソロ本塁打。レッドソックスは4点を先行し、試合の主導権を握った。

     5回裏、ヤンキースはようやくポーセロをとらえ、一死から連打で2・3塁のチャンスを作ってブレット・ガードナーの犠牲フライで1点を返すことに成功。しかし、この回はこの1点のみに終わり、6回以降はレッドソックスのリリーフ陣に3イニング連続で三者凡退に抑えられて反撃の糸口をつかめなかった。

     リーグ優勝決定シリーズ進出まであと3アウトに迫ったレッドソックスは、9回裏のマウンドにクローザーのキンブレルを投入。ところが、キンブレルは思うように制球が定まらず、1安打と2四球で一死満塁のピンチを招いてしまう。ヤンキー・スタジアムにつめかけたヤンキース・ファンがこの日一番の盛り上がりを見せるなか、ニール・ウォーカーの押し出し死球で2点差。さらにゲーリー・サンチェスの犠牲フライで1点差となり、二死1・2塁で打席にはグレイバー・トーレス。しかし、最後はキンブレルが意地を見せ、トーレスをサードゴロに打ち取って試合終了。レッドソックスがヤンキースを3勝1敗で退け、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。

  • ロマインがポストシーズン史上2人目となる野手登板

    2018.10.9 17:30 Tuesday

     ア・リーグ地区シリーズ第3戦、ヤンキースは13点のビハインドを背負った9回表に控え捕手のオースティン・ロマインを敗戦処理としてマウンドへ。ポストシーズンの試合で野手が登板したのは史上2人目という珍しい出来事となった。

     「投げられるかって聞かれたんだ。出来る限りやってみるよって答えたよ」と登板前の首脳陣とのやりとりを明かしてくれたロマイン。「とにかくベースの上に投げることだけを考えた。投手をやるのは高校時代以来だったからね。ブルペンの投手を温存できるように、あのイニングを終わらせることを考えていたよ」と自身の登板を振り返った。

     メジャーリーグのポストシーズンで野手がマウンドに上がったのは、2015年の地区シリーズ第4戦でブルージェイズのクリフ・ペニントンが登板して以来、史上2人目。ペニントンは10点ビハインドの9回表二死1・2塁の場面で登板し、連打で2点を失ったものの、ベン・ゾブリストをキャッチャーへのファウルフライに打ち取ってイニングを終わらせた。

     ロマインは1対14と大量13点のビハインドを背負った9回表に登板。ザンダー・ボガーツとラファエル・ディバースを連続で内野ゴロに仕留め、簡単に二死を取ったものの、イアン・キンズラーに四球を与えたあと、ブロック・ホルトに被弾。ポストシーズン史上初となるサイクルヒット達成を許すという「オマケ」が付いてしまったが、続くクリスチャン・バスケスをライトへのライナーに抑え、与えられた役割をしっかりこなした。

  • スプリンガーがポストシーズン10本塁打の球団新記録

    2018.10.9 15:30 Tuesday

     アストロズのジョージ・スプリンガーはインディアンスとの地区シリーズで打率.429、3本塁打の大活躍を見せ、スイープでのリーグ優勝決定シリーズ進出に大きく貢献。ポストシーズン通算10本塁打は球団新記録となった。

     初のポストシーズン出場となった2015年こそ6試合で打率.217、1本塁打と低調なパフォーマンスに終始したスプリンガーだが、昨年のポストシーズンでは地区シリーズで打率.412、1本塁打の好成績をマーク。リーグ優勝決定シリーズでは打率.115、0本塁打と極度の不振に陥ったものの、ワールドシリーズでは4試合連続本塁打を含む打率.379、5本塁打の大活躍でMVPに選出された。

     そして今年の地区シリーズでは第1戦で本塁打を放ち、昨年のワールドシリーズから5試合連続の一発。さらにリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた第3戦では2本塁打を放ち、カルロス・ベルトランとホゼ・アルトゥーベに2本差をつけてチームのポストシーズン通算本塁打ランキングで単独トップに躍り出た。また、スプリンガーはポストシーズンの直近9試合で8本塁打を放っているが、これはレジー・ジャクソン、ジム・トーメイ、ベルトランと並ぶ記録である。

     8月中旬に故障者リストから復帰したスプリンガーはその後、シーズン閉幕までに3本しか本塁打を打てなかったものの、ポストシーズンに突入して3試合ですでに3本塁打。10月の到来とともに、昨季のワールドシリーズでの活躍を思い出したかのように本塁打を量産し始めている。新時代の「ミスター・オクトーバー」がワールドシリーズ連覇を目指すアストロズの戦いを牽引している。

  • 【ALDS】イバルディ快投 Rソックス16得点猛攻で圧勝

    2018.10.9 15:05 Tuesday

    【レッドソックス16-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     決戦の地をヤンキー・スタジアムに移して行われた地区シリーズ第3戦。今季108勝を挙げたレッドソックス打線がアウェイで爆発した。投手ではヤンキースと相性がよいネイサン・イバルディが7回1失点、打線ではブロック・ホルトがポストシーズン初となるサイクル安打を達成し、チームを勢いづけた。

     イバルディは今季、ヤンキース戦で4試合に登板し1勝1敗 防御率1.93の成績を残している。迎えた今試合では序盤3回を無失点に抑える。打線も彼の好投に応えてか3-0とリードした4回、無死満塁のチャンスをつくるとムーキー・ベッツが四球を選び追加点を取るとアンドリュー・ベニンテンディの適時二塁打やホルトの適時三塁打などで一挙7得点と4回までで10点差をつけてライバル・ヤンキース相手に大量リードを奪った。

     大量失点したヤンキースはその直後、無死一・三塁の場面を迎えるとディディ・グレゴリウスの内野ゴロの間に1点を返す。しかし先発、ルイス・セベリーノが3回6失点、2番手、ランス・リンが3失点など投手陣が崩壊し、態勢を立て直すことができず劣勢状態が続いた。試合は9点差のまま後半へ突入すると7回にはJ.D.マルティネスの適時打やホルトの適時二塁打などでさらに失点を重ねたヤンキースは9回、捕手のオースティン・ロマインをマウンドに上げる事態となった。

     ロマインは簡単に2死まで取るものの四球から走者を背負い、ホルトにサイクル安打を決める一発を打たれて2失点を喫した。レッドソックスは最後はエドゥアルド・ロドリゲスが締めて試合終了。打線は18安打16得点の猛攻で敵地でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

  • 【NLDS】フリース逆転打 ドジャースNLCS進出決定

    2018.10.9 12:15 Tuesday

    【ドジャース6-2ブレーブス】@サントラスト・パーク

     ドジャースが2勝1敗で迎えたナ・リーグ地区シリーズ第4戦は、負ければ敗退のブレーブスが4回裏に逆転に成功したものの、ドジャースは6回表に2点、7回表に3点を奪って6対2と4点をリード。5番手の前田健太を含むリリーフ陣は合計4回2/3を無失点リレーでつないでこのリードを守り抜き、ドジャースが3勝1敗でブリュワーズとのリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。

     ドジャースは初回にマニー・マチャドのタイムリー二塁打で幸先よく1点を先制。ところが、先発のリッチ・ヒルは4回裏に連続四球と送りバントで一死2・3塁のピンチを招き、チャーリー・カルバーソンこそサードゴロに抑えたものの、続くカート・スズキにレフトへの2点タイムリーを浴び、ブレーブスに逆転を許してしまった。

     しかし6回表、ドジャースはブレーブス2番手のジョニー・ベンタースから二死1・3塁のチャンスを作り、デーブ・ロバーツ監督は代打にデービッド・フリースを起用。ブレーブスもベンタースに代えてブラッド・ブラックを投入したが、一塁走者のヤシエル・プイーグが二盗を決めたあと、フリースがセンターへの2点タイムリーを放ち、ドジャースがリードを奪った。

     さらに7回表には5番手のチャド・ソボーカを攻め、無死1・2塁からマチャドがレフトスタンドへの3ラン。4点リードの8回裏に登板した前田は二死から連打で1・3塁のピンチを背負ったものの、代打のルーカス・デューダをセンターフライに打ち取ってピンチを凌ぎ、最後はクローザーのケンリー・ジャンセンが1イニングを三者凡退に抑えて試合を締めくくった。ブレーブスはリリーフ陣が踏ん張れなかったほか、打線にも元気がなく、2001年以来17年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出に望みをつなぐことはできなかった。

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