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覚醒・スモーク 試合を決める33号決勝ツーラン
2017.8.18 15:24 Fridayどうやら今季の大活躍はフロックではなさそうだ。前半戦で打率.294、23本塁打、OPS.936の好成績をマークしてファン投票でオールスター初選出を果たしたジャスティン・スモーク(ブルージェイズ)が後半戦も好調を維持。日本時間8月18日のレイズ戦では同点に追い付かれた直後の8回裏に33号決勝ツーランを放った。
一発が欲しい場面で一発を打てるのはスター選手の証だろう。エバン・ロンゴリアのタイムリー二塁打で3-3の同点に追い付かれた直後の8回裏、ジョシュ・ドナルドソンが四球で出塁し、一死一塁の場面でスモークに打席が回ってきた。勝ち越し点が欲しい場面。カウント2-0からの3球目、トミー・ハンターが投じた時速96.4マイルのツーシームを振り抜くと、打球は大きな放物線を描いてセンター右に飛び込んだ。スモークの33号ツーランに本拠地ロジャース・センターは大歓声に包まれ、もはやお祭り騒ぎ。後半戦も打率.298、10本塁打、OPS.985と結果を残し続けており、今季の大活躍はホンモノと判断して良さそうだ。
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コービン 8.2回無失点の快投で4年ぶりの2ケタ勝利
2017.8.18 14:55 Fridayダイヤモンドバックスの先発左腕、パトリック・コービンが日本時間8月18日のアストロズ戦で強力打線を相手に素晴らしいピッチングを披露。8.2回無失点の快投で4年ぶりの2ケタ勝利となる10勝目(11敗)をマークした。
「今日はすべての球種がいい感じだった」とコービンが振り返ったように、今日のコービンはとにかく安定していた。味方の2失策にも動じることなく、淡々とアウトを積み重ね、ピンチらしいピンチは3回裏の二死二、三塁と6回裏の無死一、二塁くらい。どちらも後続をしっかり打ち取り、強打のアストロズ打線を相手に8.2イニングを無失点に抑える素晴らしいピッチングを見せた。完封目前の9回裏二死からユリエスキー・グリエルに二塁打を浴びてアーチー・ブラッドリーのリリーフを仰いだものの、ほぼ100点満点のピッチング。トーリ・ロブロ監督は「今日は良いバージョンのコービンだったね」と好投を称えたが、今日のような安定したピッチングを続けることができれば、自己記録(2013年の14勝)の更新も決して夢ではないだろう。
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やっと出た!ブルースが移籍後初本塁打
2017.8.18 14:38 Friday日本時間8月10日にマイナーリーガー1名とのトレードでインディアンスに加わったジェイ・ブルース。日本時間8月18日に行われたツインズとのダブルヘッダー第2戦で、ようやく移籍後初本塁打が飛び出した。
1点を先制された直後の4回表、ブルースは二死走者なしの場面でカウント3-2からの速球を捉え、ライトスタンドに同点弾を叩き込んだ。インディアンス移籍後初本塁打は2年連続の30本塁打到達となる節目の一発。長距離砲らしい綺麗な放物線を描いて、打球はライトスタンドに突き刺さった。ブルースの一発で同点に追い付いたインディアンスだったが、最終的には2-4でツインズに競り負け。ダブルヘッダーは1勝1敗で痛み分けとなった。早くも30本塁打到達のブルースは、自己記録(2012年の34本塁打)を更新する可能性も十分にある。この一発をきっかけに、さらなる本塁打量産を期待したい。
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サンチェスが先制スリーラン 5打点の大活躍
2017.8.18 14:22 Friday後半戦に入って失速しているアーロン・ジャッジと入れ替わるようにして、ヤンキースの若き正捕手、ゲーリー・サンチェスが調子を上げてきた。日本時間8月18日のメッツ戦では先制スリーランを放つなど、5打点を叩き出す大活躍を見せた。
1回表無死一、二塁からジャッジが空振り三振に倒れ、一死一、二塁で回ってきた第1打席。サンチェスはカーブ2球を見送ってあっという間に追い込まれながらもファウルで粘り、カウント2-2からのチェンジアップを上手くバットに乗せて、左中間スタンドへ22号先制スリーランを叩き込んだ。「入るとは思わなかった。ちょっとバランスを崩していたから、あんなに伸びると思わなかったよ」とサンチェスは振り返ったが、試合の流れをグッと引き寄せる大きな先制弾となった。さらに、4回表にはリードを7点に広げる2点タイムリー。計5打点を叩き出す活躍で、チームを勝利に導いた。8月は打率.333、6本塁打、OPS1.155の好成績をマークしており、残りのシーズンも期待できそうだ。
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新人・アービン カブス戦で豪快な決勝アーチ
2017.8.18 14:09 Friday日本時間8月18日に行われたレッズ対カブスの一戦は壮絶な乱打戦となった。9-9の同点で迎えた7回表、試合に決着をつける決勝ツーランを放ったのは前日の試合でメジャー初本塁打を放ったばかりの新人外野手だった。
前日のカブス戦で記念すべきメジャー初本塁打を放ったフィリップ・アービン。今年4月にメジャーデビューを果たしたばかりの25歳の外野手だ。7回表一死一塁、真ん中に甘く入った速球をアービンが強振すると、打球はレフトスタンドへ一直線。豪快な一発がカブスファンで青く染まるスタンドに突き刺さり、レッズが11-9と勝ち越しに成功した。その後、両軍が点を取り合い、最終的に13-10でゲームセット。アービンはこの試合、2号決勝ツーランを含む3安打4打点の大活躍で、チームの勝利に大きく貢献した。
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カブスが三者連続本塁打で驚異の追い上げを見せる
2017.8.18 12:55 Friday日本時間8月18日のレッズ戦でカブスは先発のジョン・レスターが打ち込まれ、2回表に大量9点を失った。しかし、4回表に三者連続を含む4本塁打が飛び出すなど、驚異的な反撃を見せた。
2回裏にイアン・ハップの16号ソロで1点を返したカブスは、さらに4回裏先頭のクリス・ブライアントに23号ソロが飛び出して2-9。一死後にアレックス・アビラの14号ツーラン、ハップの17号ソロ、ハビアー・バイエズの19号ソロと三者連続本塁打で一気に3点差に詰め寄った。5回裏にはカイル・シュワーバーの20号ソロとアンソニー・リゾーのタイムリー二塁打、アビラのタイムリー二塁打で3点を奪ってついに同点。6本塁打の猛攻で9点のビハインドをはね返したカブスだったが、ジャスティン・グリムが7回表に痛恨の被弾。その後もレッズの攻撃を止められず、10-13で敗れた。なお、カブスは2桁得点の試合で2006年から107連勝中だったが、この試合での敗北によりその連勝はストップしている。
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Dバックス・デズカルソがランニング本塁打
2017.8.18 12:39 Friday日本時間8月18日のアストロズ戦でダニエル・デズカルソ(ダイヤモンドバックス)が今季チーム3本目となるランニング本塁打を放った。ダイヤモンドバックスを除く29球団は計7本。ダイヤモンドバックスの多さが際立っている。
1点リードの4回表二死走者なしの場面でデズカルソが放った打球は右中間のフェンスを直撃。この打球をセンターのジェイク・マリズニックとライトのジョージ・スプリンガーが追っていたが、フェンスに直撃した打球は誰もいないセンター方向へと転がり、さらに打球に追い付いたマリズニックがファンブル。この間にデズカルソはダイヤモンドを駆け抜けた。マリズニックのファンブルがなければホームインできなかったような気がしないでもないが、記録はランニング本塁打。ダイヤモンドバックスは先発のパトリック・コービンが8.2回無失点と好投し、アストロズに4-0で快勝した。
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二塁、三塁、二塁、三塁… メッツが異例の守備入れ替え
2017.8.17 16:05 Thursday日本時間8月17日のヤンキース戦。緊急事態に陥ったメッツは異例の守備入れ替えを敢行した。二塁手として先発出場したアズドゥルバル・カブレラと三塁手として先発出場したトラビス・ダーノウが22回もポジションを入れ替わったのだ。
公式記録ではダーノウの名前の横に「3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B」と表示されている。なぜこのようなことが起こったのか。実は試合前の練習中に内野手のホゼ・レイエスとウィルマー・フローレスが負傷し、内野手が足りなくなってしまったのだ。テリー・コリンズ監督は「他に選択肢がなかった」と捕手であるダーノウを内野手として起用。相手打者が右打者であれば二塁・ダーノウ、三塁・カブレラ、左打者であれば二塁・カブレラ、三塁・ダーノウというように打球が飛んでくる可能性が高いほうにカブレラを配置した。その結果、前述のような22回にわたる入れ替えが行われてしまったというわけだ。ダーノウの守備機会は二塁でポップフライを捕球した1度だけ。苦肉の策は成功したが、残念ながら試合には3-5で敗れてしまった。
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監督退場の末… カブスが暴投でサヨナラ勝ち
2017.8.17 15:54 Thursdayアンソニー・リゾーの満塁本塁打などで5点をリードしながらも、7回と8回に計3本塁打を浴びてレッズに追い付かれたカブス。しかし、9回裏の攻撃でジョー・マドン監督の退場劇の末、意外な結末が待っていた。
6-6の同点で迎えた9回裏。カブスは先頭のハビアー・バイエズが二塁打を放ってチャンスを作り、ジョン・ジェイが四球を選んで無死一、二塁。ここでベン・ゾブリストが送りバントを試みたが、ワンディ・ペラルタの投球がゾブリストの身体を直撃し、死球で無死満塁になったかと思われた。ところがゾブリストがバットを引いていないと判断され、判定はストライク。これに対してマドン監督が猛抗議し、ここでマドン監督は退場となってしまった。ゾブリストは低めのチェンジアップになんとか食らいつき、投手ゴロでランナーをそれぞれ進塁させ、一死二、三塁の大チャンス。ペラルタに代わって登板したブレイク・ウッドの前にアルバート・アルモーラJr.が空振り三振に倒れて2アウトとなったが、次打者クリス・ブライアントへの初球が暴投となり、カブスが意外な形で勝利を手にした。「あのジャッジに何と言っていいかわからないよ」とマドン監督は怒りを露わにしたが、サヨナラ勝ちという結果にはホッと胸をなで下ろしたことだろう。
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ベッツのタイムリー レッドソックス逆転サヨナラ
2017.8.17 15:36 Thursday日本時間8月17日のカージナルス戦。レッドソックスは2点ビハインドの9回表にクローザーのクレイグ・キンブレルを投入する執念を見せ、ムーキー・ベッツの逆転サヨナラタイムリーでカージナルスを撃破した。
2点ビハインドで迎えた9回裏、先頭のザンダー・ボガーツが7号ソロを放って1点差に詰め寄ったレッドソックス。しかし、一死一、二塁の場面で好調のエドゥアルド・ヌニェスが一塁へのファウルフライに倒れ、敗戦まであと1アウトに追い込まれた。ここで打席にはベッツ。昨季MVP投票2位ながら今季は低調なシーズンを過ごしているが、カウント3-2からのスライダーを捉え、打球はグリーンモンスターを直撃。2アウトだったこともあって一塁走者のジャッキー・ブラッドリーJr.は三塁を回って本塁へ突入。タイミング的にはアウトかと思われたが、名捕手ヤディアー・モリーナがポール・デヨングからの送球をミットに収めることができず、ブラッドリーJr.が逆転サヨナラのホームを踏んだ。「どんなスコアでも諦めちゃいけないんだ」と語ったベッツ。ジョン・ファレル監督も「ワクワクする幕切れだったね」と興奮気味に話していた。
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怪物・ジャッジ 特大弾&メジャー新記録樹立
2017.8.17 15:13 Thursday大活躍の前半戦から一転、後半戦は打率1割台の不振に苦しんでいるアーロン・ジャッジ(ヤンキース)だが、日本時間8月17日のメッツ戦ではシティ・フィールドの3階席に飛び込む特大の一発を放ち、チームメイトや観客の度肝を抜いた。
4回表の第2打席、メッツ先発のロバート・グセルマンのスライダーを捉えた打球は大きな放物線を描き、なんとシティ・フィールドの3階席に飛び込んだ。3階席への本塁打を放ったのは、メッツの主砲であるヨエニス・セスペデスに次いで史上2人目。Statcastによると飛距離は457フィート(約139.3m)と計測されている。なお、ジャッジは9回表の第5打席でメッツの5番手エリック・ゴーデルの前に空振り三振。この三振により33試合連続三振となり、投手でない選手による1シーズンでの連続試合三振記録を更新してしまった(従来の記録は2012年にアダム・ダンが記録した32試合)。三振の数はスラッガーにとっての勲章でもあるが、後半戦31試合で50三振は流石に多すぎる。ここ3試合で2本塁打を放っているとはいえ、復調にはもう少し時間が掛かりそうな気配だ。
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二盗→三盗→本盗 マイヤーズがメジャー6年ぶりの快挙
2017.8.17 14:52 Thursday日本時間8月17日のフィリーズ戦、4回裏に先制タイムリーを放ったウィル・マイヤーズ(パドレス)が二盗、三盗、本盗を次々に決めてホームイン。メジャーリーグでは2011年のディー・ゴードン(当時ドジャース)以来6年ぶりの快挙となった。
昨季28本塁打&28盗塁をマークし、「走れるスラッガー」としてブレイクを果たしたマイヤーズ。4回裏二死二塁の場面でフィリーズ先発のニック・ピベッタから先制タイムリーを放つと、次打者オースティン・ヘッジスの打席中に二塁への盗塁を成功させ、ヘッジスの6球目で三塁への盗塁も成功(ヘッジスは四球)。そして、続くハンター・レンフローの打席でヘッジスとのダブルスチールを試み、ヘッジスが一二塁間で挟まれている間にホームスチールに成功した。「これで盗塁のペースが上がったね」と語ったマイヤーズ。今季は試合開始前まで11盗塁どまりだったが、一気に14盗塁まで数字を伸ばし、2年連続20盗塁が視野に入ってきた。マイヤーズの活躍もあってパドレスは3-0でフィリーズに快勝。フィリーズ3連戦をスイープしたが、フィリーズ戦のスイープは2000年以来17年ぶりのことだった。
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2017.8.17 14:38 Thursdayア・リーグのワイルドカード争いで3番手につけているロイヤルズ。日本時間8月17日のアスレチックス戦では前日に続いて苦しい展開を強いられたが、チーム生え抜きのベテラン外野手が勝負強さを見せつけた。
8回表に1点を追加し、6-4と2点をリードしていたロイヤルズだったが、7月下旬にパドレスから加入したブランドン・マウアーが8回裏にマット・チャップマンに9号ツーランを浴び、同点に追い付かれてしまう。5点を奪った直後に6点を奪われて逆転負けを喫した前夜の悪夢が頭をよぎったが、マウアーはその後のピンチをなんとか凌ぎ、試合は6-6の同点で9回に突入。そして9回表、先頭のアルシデス・エスコバーが二塁打で出塁すると、続くアレックス・ゴードンがライトへのタイムリーを放ち、これが決勝点となった。「エスコバーを返したかった。どんな方法でもいいから返そうと思っていたんだ」と語ったゴードンの執念の一打。試合前の時点で打率.197と極度の不振に喘いでいるゴードンだが、この日は2本のタイムリーを放ち、約1ヶ月ぶりのマルチヒット。打率は10日ぶりに2割台に回復した(.200)。
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ブリュワーズ ピーニャの逆転弾で単独2位浮上
2017.8.17 14:19 Thursdayカブス、カージナルスとの熾烈な地区優勝争いを繰り広げているブリュワーズ。日本時間8月17日のパイレーツ戦では勝ち越しを許した直後の8回裏に、試合をひっくり返す大きな一発が飛び出した。
6回裏にトラビス・ショウの26号ソロで追い付きながらも直後の7回表に勝ち越され、7回裏にキーオン・ブロクストンの19号ソロで再び同点に追い付いたものの、8回表に再び勝ち越しを許したブリュワーズだったが、8回裏にさらなるドラマが待っていた。パイレーツはセットアッパーのフアン・ニカシオを投入して逃げ切り体制に入ったが、一死からヘスス・アギラーがショートへの内野安打で出塁すると、続くマニー・ピーニャが真ん中に入ったフォーシームを逃さず捉え、ライトスタンドへ9号逆転ツーランを叩き込んだ。「クラブハウスでもダグアウトでも、俺たちはエネルギーを感じてるんだ」と興奮気味に語ったピーニャ。負けられない戦いが続く中、劇的な逆転勝利を飾り、ブリュワーズはこの日敗れたカージナルスをかわして単独2位に浮上した。
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代打・イチローがタイムリー 8月は打率.353と絶好調
2017.8.17 12:58 Thursday日本時間8月17日のジャイアンツ戦、代打で登場したイチロー(マーリンズ)がレフト前にポトリと落とす「技あり」のタイムリーヒットを放ってチームの勝利に貢献した。打率.321をマークした7月に続き、8月も打率.353と好調を維持している。
5回裏、マイク・アビーレスのタイムリーでリードが5点に広がった直後にイチローは代打で登場した。二死一、二塁のチャンスでカウント2-2からのチェンジアップを上手く拾い、レフト前にポトリと落とすイチローらしいタイムリー。チームの7点目を叩き出した。今季の代打起用回数、代打で放った安打数はいずれもメジャー最多。今日のヒットが代打での今季20本目のヒットとなり、1995年にジョン・バンダーウォルが記録した28安打のメジャー記録まであと8本に迫っている。ちなみに代打起用回数のメジャー記録は1983年にラスティ・スタウブが記録した94回。イチローは今日が79回目の代打起用であり、こちらでもメジャー記録の更新を射程圏内に捉えている。
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カルフーンの逆転弾でエンゼルスが接戦制す
2017.8.17 12:46 Thursday大混戦のワイルドカード争いが続く中、粘り強い戦いでワイルドカード2位の座をキープしているエンゼルス。日本時間8月17日のナショナルズ戦では試合中盤の2本塁打で試合をひっくり返し、1点差の接戦を制した。
エンゼルスは1回裏に先発のリッキー・ノラスコがライアン・ジマーマンに28号ツーランを浴び、先制を許したものの、その後はノラスコが立ち直り、ナショナルズに追加点を与えない。すると、エンゼルス打線は5回表にルイス・バルブエナの13号ソロで1点差に迫り、さらに6回表には内野安打で出塁したマイク・トラウトを一塁に置いて、コール・カルフーンが右中間へ14号逆転ツーランを叩き込んだ。ノラスコ以降はジェシー・チャベス、キーナン・ミドルトン、キャム・ベドロージアンの3人がナショナルズ打線をわずか1安打に抑え、3-2で逃げ切り。ナ・リーグ東部地区首位の強豪相手に接戦を制し、ワイルドカード2位をキープした。
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2017.8.16 16:13 Wednesday今季のドジャースは試合終盤まで同点あるいはビハインドでも慌てないところに強さがある。日本時間8月16日のホワイトソックス戦でも試合終盤までリードを奪えない展開が続いたが、8回裏に大量5得点で一気に試合を決めた。
初回にティム・アンダーソンの先頭打者本塁打で先制され、6回裏にローガン・フォーサイスの犠牲フライでなんとか追い付いたドジャース。試合は1-1の同点のまま8回裏に突入した。この回先頭のジャスティン・ターナーがレフトへのヒットを放って出塁すると、2四球で二死満塁のチャンス。ここでジョク・ピーダーソンが死球を喰らってまず1点。さらにオースティン・バーンズとコリー・シーガーがそれぞれ2点タイムリーを放ち、大量5得点でホワイトソックスを突き放した。9回表はジョシュ・フィールズとトニー・シングラーニがホワイトソックスの反撃を無失点に抑えて試合終了。ドジャースは今季84勝34敗となり、貯金はついに50の大台に乗った。
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2017.8.16 16:03 Wednesday日本時間8月16日のロイヤルズ戦でサンティアゴ・カシーヤとブレイク・トライネンが打ち込まれ、8回表に逆転を許したアスレチックス。しかし、8回裏にさらなるドラマが待っていた。
逆転したロイヤルズはセットアッパーのホアキム・ソリアを投入して逃げ切りを図ったが、アスレチックス打線は先頭のジェッド・ラウリーからの4連打で2点を返し、6-8と2点差に迫る。ロイヤルズは左腕マイク・マイナーへスイッチし、二死二、三塁からラジェイ・デービスを敬遠して左打者のマット・ジョイスとの勝負を選択。左投手が得意でなく、今季の出場機会がほぼ右投手相手に限定されていたジョイスだったが、カウント0-1からのフォーシームを捉え、レフト後方のフェンスを直撃する逆転3点タイムリー二塁打を放った。続くマーカス・セミエンにもタイムリーが飛び出し、5点を奪われた直後に6点を奪ったアスレチックスが大逆転。「流れは一度相手に渡ってしまったが、それを取り戻したんだ。良い気分だね」とボブ・メルビン監督はご機嫌だった。
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アレナード痛恨の送球エラーでブレーブスが勝ち越し
2017.8.16 15:52 Wednesdayメジャー最高の三塁守備を誇るノーラン・アレナード(ロッキーズ)。今季わずか5失策と滅多にミスを犯さないアレナードだが、日本時間8月16日のブレーブス戦では試合終盤の大事な場面でミスを犯し、ブレーブスに決勝点を献上してしまった。
3-3の同点で迎えた8回表。ロッキーズはパット・ニーシェックがブランドン・フィリップスに二塁打を浴び、二死二塁のピンチを迎えたものの、タイラー・フラワーズを三塁ゴロに打ち取り、事なきを得たかに思われた。しかし、三塁ゴロを捕球したアレナードの一塁への送球がわずかに短く、一塁のマット・レイノルズは捕球できず。レイノルズがボールを大きく弾いている間にフィリップスが生還し、ブレーブスが1点を勝ち越した。「エラーをしようなんて思っていない。でも不運にもエラーは起きてしまう。僕は人間だから」と語ったアレナード。「受け入れがたいミスだ」と悔しそうに話したが、アレナードの好守で拾った試合は数え切れない。ワイルドカード・ゲームの本拠地開催権を得るために、明日からまた戦っていくのみだ。
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ギャロがバーランダーを粉砕する特大アーチ
2017.8.16 15:38 Wednesdayアーロン・ジャッジ(ヤンキース)がトップを走っているア・リーグ本塁打王レースの行方がわからなくなってきた。メジャー3年目を迎えた23歳のジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)がジャッジに負けじと本塁打を量産している。
2割をわずかに上回る程度の低打率ながら、今季ここまで33本塁打を放っているギャロ。特に8月に入ってからは好調で、12試合で8本塁打を放っている。そして、日本時間8月16日のタイガース戦では先発のジャスティン・バーランダーからリードを3点に広げる特大の34号ツーラン。「1つの球種を1点だけで待っていた。そのボールを逃さず捉えることができたよ」という自画自賛の一発で、リーグ本塁打王のジャッジまで2本差に迫った。マイク・ムスターカス(ロイヤルズ)が35本塁打、クリス・デービス(アスレチックス)が33本塁打、ジャスティン・スモーク(ブルージェイズ)が32本塁打と熾烈な本塁打王争いが繰り広げられており、ネルソン・クルーズ(マリナーズ)もここにきてペースを上げている。打率.208、34本塁打、145三振という個性的な成績を残しているギャロはタイトルを手にすることができるのか。さらなる本塁打量産に期待したい。
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