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  • バーランダー7回1失点で14勝目 アストロズが首位固め

    2018.9.5 16:25 Wednesday

    【ツインズ2-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     ア・リーグ西部地区の首位を走るアストロズは、初回からツインズ先発のトレバー・メイに襲い掛かり、アレックス・ブレグマンのタイムリー二塁打、タイラー・ホワイトのタイムリー、ユリ・グリエルの10号2ランで4点を先制。先発のジャスティン・バーランダーは3回表にロビー・グロスマンにタイムリー二塁打を浴びて1点を返されたものの、7回102球を投げて被安打3、奪三振8、与四球2、失点1という安定したピッチングを見せた。アストロズは7回裏にブレグマンが再びタイムリー二塁打を放ってリードを4点に広げ、リリーフ陣がツインズの反撃を1点に抑えて5対2で逃げ切り。バーランダーは今季14勝目(9敗)をマークし、ヤンキースに敗れた2位アスレチックスとのゲーム差は3.5に広がった。

     好投したバーランダーは「早い段階で4点も取ってくれたら、投手の仕事は少し楽になるよね」と語り、試合開始早々に援護点をプレゼントしてくれた打線への感謝を口にした。「(4点あれば)1~2点取られることを気にしなくて済むし、ストライクゾーンを積極的に攻めることができる」とバーランダー。その言葉通りの積極的なピッチングでツインズ打線を7回までわずか3安打に封じてみせた。また、バーランダーはこの試合での8奪三振を加えて今季248奪三振となり、球団歴代5位にランクイン。あと24奪三振で同4位のノーラン・ライアン(1987年:270奪三振)に並ぶため、「ライアン超え」も十分に期待できそうだ。

  • タイガースの下位打線が躍動 6・7・9番で6安打7打点

    2018.9.5 16:00 Wednesday

    【タイガース8-3ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     タイガースは2回表にグレイソン・グライナーとダウェル・ルーゴのタイムリー二塁打などで5点を先制し、3回表にもグライナーがタイムリーを放って1点を追加。4回裏にはホワイトソックスに3点を返されたものの、8回表にマイキー・マートゥックがダメ押しの6号2ランを放ち、8対3で勝利した。タイガース先発のフランシスコ・リリアーノは5回89球3失点(自責点2)と試合を作り、今季4勝目(9敗)をマーク。ホワイトソックス投手陣はタイガース打線から16三振を奪ったものの、先発のルーカス・ジオリトが2回途中5失点(自責点4)でノックアウトされ、打線も序盤の大量ビハインドを跳ね返すことができなかった。

     タイガースは下位打線の活躍が目立った一戦となった。「6番・レフト」のマートゥックは8回表にダメ押し2ランを放つなど2安打2打点の活躍を見せ、「7番・捕手」のグライナーも2本のタイムリーで2安打3打点。「9番・二塁」のルーゴも2回表にタイムリー二塁打を放つなど2安打2打点をマークし、6・8・9番の3人だけで7打点を叩き出した。経験の少ない若手選手が多いこともあり、先発全員三振を喫するなど粗さの残るタイガース打線だが、若手選手が来季以降に向けて貴重な経験を積んでいるのも事実。「5番・遊撃」で先発出場した26歳のニコ・グッドラムは今季16本塁打・11盗塁とすでに結果を出し始めており、若手選手のなかからこうした選手が増えていけば、タイガースは面白いチームになっていくに違いない。

  • 2位ブリュワーズが首位カブスに大勝 3ゲーム差に接近

    2018.9.5 15:40 Wednesday

    【カブス1-11ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     ナ・リーグ中部地区首位攻防3連戦の第2戦は2位ブリュワーズが首位カブスを投打に圧倒し、11対1で大勝。初戦から2連勝とし、3連戦の勝ち越しを決めるとともに、カブスとのゲーム差を3に縮めた。ブリュワーズは1対1の同点で迎えた4回裏にエリック・クラッツの犠牲フライで勝ち越しに成功し、5回裏にはヘスス・アギラーの犠牲フライで1点を追加。その後も6回裏と7回裏に3点、8回裏に2点と着実に加点してカブスを突き放し、終わってみれば11対1の大勝となった。先発のウェイド・マイリーは6回3安打1失点の好投で今季3勝目(2敗)をマーク。カブスは投手陣が失点を重ね、打線もわずか5安打と元気がなかった。

     逆転地区優勝に向けて負けられない戦いが続くなか、ブリュワーズが15試合で11勝4敗という快進撃を続けている。クレイグ・カウンセル監督は「今回の3連戦が始まる前の時点でカブス戦が6試合残っていたけど、逆転のためには全部勝たなければならないと思っていた。良いスタートを切ることができたよ」とカブス相手の2連勝に満足げ。カブスとのゲーム差は3となり、ワイルドカード首位の座をキープするとともに、逆転優勝の可能性もグッと高まりつつある。また、貯金18は日本時間7月11日以来となる今季最多タイとなった。3位カージナルスも勝利したため、ナ・リーグ中地区は4.5ゲーム差に上位3チームがひしめく混戦となっており、レギュラーシーズン最終盤まで目の離せない戦いが続きそうだ。

  • 大谷が松井1年目に並ぶ16号アーチ エンゼルスは敗れる

    2018.9.5 15:15 Wednesday

    【エンゼルス2-4レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平は、レンジャーズ先発のマイク・マイナーの前に最初の2打席は連続三振に倒れたものの、3点ビハインドで迎えた6回表の第3打席で甘く入ったスライダーを捉え、右中間へ16号ソロを叩き込んだ。大谷は今季ここまで全15本塁打を右腕から放っており、マイナーから放った一発がメジャーでの左腕からの初本塁打。また、この一発で松井秀喜のヤンキース1年目の本塁打数に並んだ。第4打席は二塁ゴロに倒れ、大谷は4打数1安打1打点。田澤純一は2点ビハインドの7回裏に登板して1イニングを無失点に抑えたが、エンゼルスは2対4でレンジャーズに敗れた。

     試合開始前の時点で右腕に打率.311、15本塁打、OPS1.028の好成績をマークしていたのに対し、左腕には打率.177、0本塁打、OPS.524に封じられていた大谷。しかし、左腕・マイナーを相手に先発起用してくれたマイク・ソーシア監督の期待に応え、左腕からのメジャー初本塁打を放ってみせた。大谷は今季274打席(243打数)で16本塁打を放っているが、これは2003年の松井(695打席・623打数)の4割ほどの打席数。1年目の日本人選手として最多の18本塁打を放った2006年の城島健司も542打席(506打数)を要しており、大谷の本塁打生産ペースは異例とも言える。投手としての戦列復帰を果たしたため、レギュラーシーズンの残り試合で打席に立つ機会は限られるが、現在のペースを維持できるのであれば、城島の18本塁打を抜くのも時間の問題だろう。

  • ポーセロ好投16勝目 Rソックスがカード勝ち越し決める

    2018.9.5 14:55 Wednesday

    【レッドソックス5-1ブレーブス】@サントラスト・パーク

     レッドソックスは先発のリック・ポーセロが2回裏にカート・スズキに10号先制ソロを許したものの、5回100球を投げて2安打1失点の好投を披露。打線は5回表にポーセロのヒットから一死満塁のチャンスを作り、ザンダー・ボガーツの押し出し四球、スティーブ・ピアースのタイムリー、エドゥアルド・ヌニェスの内野ゴロで3点を奪って逆転に成功した。6回表には二死満塁の場面でピアースが2点タイムリーを放ってブレーブスを突き放し、4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えて逃げ切り。ア・リーグ東部地区首位のレッドソックスはナ・リーグ東部地区首位のブレーブスに連勝し、3連戦の勝ち越しを決めた。

     レッドソックスのアレックス・コーラ監督は「彼は良い仕事をしてくれたね」とポーセロの好投を称えた。「彼がしっかり5イニングを投げ切ってくれたことについて我々はとても満足している。打線にも火をつけてくれたしね」とコーラはポーセロのヒットから始まった5回表の逆転劇にも言及。今季のポーセロは7打数3安打(打率.429)とバットでも結果を残し、自らを助ける場面が目立っている。ポーセロは今季打席に立った3試合でいずれもヒットを放ったが、指名打者制の導入以降でア・リーグの投手が同一シーズンに3試合以上でヒットを放ったのは1998年のエリック・ミルトン、2009年のアンディ・ソナンスタイン、2011年のザック・ブリットン、2013年のバド・ノリスに次いでポーセロが5人目。指揮官は「3試合連続安打をさらに伸ばしてくれるかもしれないね」と冗談っぽく話していた。

  • サンタナの先頭打者弾を合図に猛攻開始 フィリーズ快勝

    2018.9.5 13:30 Wednesday

    【フィリーズ9-4マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     フィリーズはカルロス・サンタナの21号先頭打者アーチが猛攻開始の合図となり、二死満塁からセザー・ヘルナンデスが走者一掃のタイムリー三塁打を放って初回に4点を先制。2回表にも一死満塁のチャンスを作り、アズドゥルバル・カブレラのタイムリー二塁打でさらに2点を追加した。投げては先発のジェイク・アリエタが今季自己最多となる11奪三振をマークし、8回途中まで8安打4失点の力投で5年連続6度目の2ケタ勝利となる今季10勝目(9敗)。マーリンズはJ.T.リアルミュートが2本塁打を放つ活躍を見せたものの、先発のトレバー・リチャーズが2回途中6失点と大誤算だった。

     今季5度目となる1番での起用となったサンタナが通算7本目の先頭打者アーチでチームを勢いに乗せた。フィリーズに加入した今季はハイレベルな選球眼を評価されて2番、あるいは長打力を買われて4番や5番を打つ機会が多かったサンタナだが、初のナ・リーグでのプレイということが影響しているのか、打率は2割2分台に低迷。それでも84三振を上回る93四球を選び、例年に近い水準の出塁率を維持しているのは流石の一言である。打点は自身初の90打点突破を狙えるペースとなっており、トータルで見れば決して悪くない仕事ぶり。2013年、2016年、2017年と3度のポストシーズン経験がある点も若いチームには貴重であり、首位ブレーブスを3ゲーム差で追う2位フィリーズにとって、サンタナは残り試合でのキーマンとなるかもしれない。

  • オズーナ2発&モリーナ満塁弾 カージナルス連敗止める

    2018.9.5 13:00 Wednesday

    【カージナルス11-8ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     リリーフ陣が安定感を欠くなか、カージナルスが一発攻勢で打撃戦を制し、連敗を3でストップした。2回表にマーセル・オズーナの17号ソロなどで4点を先制したカージナルスは、5回裏に投手陣が崩れて4失点。しかし、直後の6回表にオズーナ、ポール・デヨング、パトリック・ウィズダムにそれぞれソロ本塁打が出て3点を勝ち越した。2点リードで迎えた9回表にはヤディアー・モリーナがレフトスタンドへ17号グランドスラムを叩き込み、その裏のナショナルズの反撃を3点にとどめてなんとか逃げ切り。リリーフ陣には課題を残しつつも、大きな1勝を手に入れた。

     マイク・マシーニーからマイク・シルトに監督が代わってからの戦いを支えていたリリーフ陣がここにきて再び安定感を失い、チームのアキレス腱となっているカージナルス。この試合では2点リードの7回裏を4番手のダコタ・ハドソンが無失点に抑え、5番手のドミニク・リオーンも8回裏を無失点に抑えた。ところが、続投したリオーンが9回裏一死一、三塁からアンソニー・レンドンにタイムリー二塁打を浴び、急遽マウンドに上がったジョン・ブレビアも二死二、三塁からライアン・ジマーマンに2点タイムリー二塁打を浴びて3点差。剛腕ジョーダン・ヒックスを投入してなんとか逃げ切ったものの、6点リードの最終回を締めくくるのに3人の投手を要する結果となってしまった。ワイルドカード圏内を維持しているとはいえ、無事にポストシーズン進出を果たすためにはリリーフ陣の立て直しが急務となりそうだ。

  • ディアスが3安打2打点の大活躍 インディアンス快勝

    2018.9.5 12:40 Wednesday

    【ロイヤルズ3-9インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     インディアンスのヤンディ・ディアスがメジャー初本塁打を含む3安打2打点の活躍を見せ、その活躍に引っ張られるようにしてインディアンス打線は2回までに6点を先行するなど11安打9得点。先発のマイク・クレビンジャーも6回10奪三振1失点と好投し、インディアンスは9対3で快勝した。フランシスコ・リンドーアの31号先頭打者アーチなどで初回に幸先よく3点を先制したインディアンスは、2回裏にもホゼ・ラミレスのタイムリー二塁打などで3得点。ディアスは5回裏に1号ソロ、7回裏にタイムリー三塁打を放ち、チームの勝利を決定付けた。ロイヤルズは先発のダフィーが1回途中に負傷降板。今季最長の連勝は6でストップした。

     「2番・指名打者」で先発出場した27歳のディアスにとって、この試合はキャリア最高の一戦となった。初回の第1打席でレフトへのヒットを放ったディアスは、第2打席で四球を選び、第3打席こそ見逃し三振に倒れたものの、第4打席で1号ソロ(メジャー初本塁打)、第5打席でライトへのタイムリー三塁打を放ち、3安打2打点の大活躍。今季の通算打率は.333、OPSは.840へ急上昇した。マイナーでは2ケタ本塁打のシーズンが一度もなく、基本的には高いコンタクト能力とハイレベルな選球眼を兼ね備えた巧打者。マイナー通算打率.311、出塁率.413の実力をメジャーの舞台でも存分に発揮しており、打線のアクセントとして面白い存在になりそうだ。

  • 好調・レイズが7投手による完封リレー 4連勝で貯金12

    2018.9.5 12:20 Wednesday

    【レイズ4-0ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     レイズはお馴染みの継投戦法がまたしても見事にハマり、7投手のリレーでブルージェイズ打線をわずか3安打に封じて完封勝利。連勝を4に伸ばし、貯金を今季最多の12とした。2回表にマレックス・スミスの内野ゴロの間に1点を先制したレイズは、7回表に崔志萬(チェ・ジマン)のタイムリー二塁打、トミー・ファムのタイムリー三塁打、マット・ダフィーのタイムリーで3点を追加。投げては先発のライン・スタネックが1イニングを無失点に抑えたあと、3番手のジャレン・ビークスの2回2/3が最長という細かな継投でブルージェイズ打線をシャットアウトし、4対0で勝利を収めた。

     レイズのケビン・キャッシュ監督は「我々の投手陣は驚異的なパフォーマンスを続けている。投手陣と守備陣の頑張りで毎試合勝つチャンスがあるよ。打線も勢いに乗り始めているね」と語り、好投を続ける投手陣の頑張りを称えた。レイズは直近15試合で13勝2敗の快進撃。レギュラーシーズン残り24試合の状況で、ワイルドカードでのポストシーズン進出の可能性を残している。正中堅手として好守でチームを支えるケビン・キアマイアーは「(レイズがポストシーズンに進出できると)確信しているよ」と力強く宣言。ワイルドカード2位のアスレチックス(記事執筆時点で試合中)とはまだ7.5ゲームの差があるものの、レイズの選手たちは可能性がある限り、ポストシーズン進出を信じて戦い続ける。

  • マスグローブ好投で6勝目 パイレーツ投打噛み合い連勝

    2018.9.5 11:45 Wednesday

    【レッズ3-7パイレーツ】@PNCパーク

     パイレーツは先発のジョー・マスグローブが6回までレッズ打線をゼロに封じる好投を披露。7回表一死からスクーター・ジェネットに21号ソロを浴び、さらに一死一、三塁とピンチを広げたところで降板となったものの、7回途中8奪三振2失点の好投で今季6勝目(8敗)をマークした。初回にフランシスコ・セルベリのタイムリーで先制したパイレーツは、3回裏にグレゴリー・ポランコの2点タイムリー二塁打とホゼ・オスーナの犠牲フライ、4回裏にスターリング・マーテイの18号2ランで追加点を奪い、4回までに6点を先行。そのリードを生かして7対3で逃げ切り、2連勝でレッズ3連戦の勝ち越しを決めた。

     今年1月にゲリット・コールの交換要員の1人としてアストロズから加入し、先発ローテーションの一角として期待されながらも右肩痛で出遅れた今季のマスグローブ。7月上旬には右手人差し指の感染による短期離脱もあったが、登板の過半数がリリーフだった昨季とは対照的に全17登板で先発し、3点台の防御率(3.75)をマークしている。この試合では1回表から5回表にかけて打者11人を連続で打ち取るなど安定したピッチングを見せ、最初の6イニングは少なくとも1三振を奪ってトータル8奪三振。球数が80球を超えた7回表に崩れ、スタミナ面に課題を残したが、先発投手としての役割を果たし、チームを勝利に導いた。後半戦に入って与四球が激減するなどピッチングの安定感が増しており、先発ローテーションの一角を担うに相応しい存在となりつつある。

  • マリナーズ接戦制す ディアス3者連続三振で52セーブ目

    2018.9.4 18:55 Tuesday

    【オリオールズ1-2マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     ワイルドカード争いで3位につけるマリナーズがオリオールズとの接戦を制し、ワイルドカード2位のアスレチックスとの5.5ゲーム差をキープした。マリナーズ先発のエラスモ・ラミレスは4回表にジョナサン・ビヤーに12号先制ソロを浴びたものの、6回途中まで77球を投げて被安打2、奪三振5、無四球、失点1という安定したピッチング。打線は4回裏にライオン・ヒーリーのタイムリーで同点とし、5回裏にディー・ゴードンの犠牲フライで1点を勝ち越した。ラミレスの降板後はマリナーズのリリーフ陣がオリオールズの反撃を封じ、最後は守護神のエドウィン・ディアスが圧巻の3者連続三振。好投したラミレスが今季2勝目(3敗)、ディアスは今季52セーブ目をマークした。

     マリナーズはレギュラーシーズン138試合を消化し、残り24試合。ディアスは2008年にフランシスコ・ロドリゲス(当時エンゼルス)がマークした62セーブのメジャー記録に迫るペースでセーブを積み重ねている(現時点でシーズン61セーブペース)。もちろん、優れているのはセーブ数だけではなく、防御率1.90、被打率.157、WHIP0.78、奪三振率15.60、K/BB7.19などその他の部門でも素晴らしい成績をマーク。絶対的なサイ・ヤング賞候補が不在のア・リーグにおいて、有力候補の一人に挙がってもおかしくないくらいのパフォーマンスを続けている。マリナーズが逆転でポストシーズン進出を果たすためには、とにかく勝利を重ねていくことが必要不可欠。すると、必然的にディアスのセーブ機会も増えるはずだ。ディアスがロドリゲスのセーブ記録に近付けば近付くほど、マリナーズがワイルドカードを手にする可能性も高まっていくに違いない。

  • 戦列復帰のパドレス・ミッチェルが好投 移籍後初勝利

    2018.9.4 18:30 Tuesday

    【パドレス6-2ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     パドレスは右肘の故障で6月中旬に故障者リスト入りしていたブライアン・ミッチェルがおよそ3ヶ月ぶりに戦列復帰。およそ4ヶ月ぶりの先発登板で5回2安打1失点の好投を披露し、パドレス移籍後初勝利をマークした(今季1勝3敗)。ミッチェルは初回にスティーブン・スーザJr.に先制タイムリーを浴びたものの、その後はダイヤモンドバックス打線をシャットアウト。パドレス打線は2回表にフランミル・レイエスの14号3ランで逆転し、4回表にもレイエスが2打席連発となる15号ソロを放った。8回表にはオースティン・ヘッジスが2点タイムリーを放ってリードを5点に広げ、ダイヤモンドバックスの反撃は8回裏のポール・ゴールドシュミットのタイムリー二塁打による1点どまり。敗れたダイヤモンドバックスは4連敗となり、地区首位ロッキーズとのゲーム差が1.5に広がった。

     今季初勝利をマークしたミッチェルは「一度に一つのことをしっかりやることを心掛けた。自分の立場は何も保証されていないから、今日のピッチングは大きなステップになったと思う」と復帰登板を振り返った。昨年12月にジャバリ・ブラッシュとのトレードでチェイス・ヘッドリーとともにヤンキースから加入し、開幕ローテーション入りを果たしたものの、7先発で0勝3敗、防御率6.47。5月中旬からブルペンに回り、右肘の故障により無念の戦線離脱となった。先発でもリリーフでも結果を残せなかったことが「自分の立場は保証されていない」という発言に繋がったとみられるが、復帰初戦は先発投手として見事なピッチング。アンディ・グリーン監督も「今日はしっかり仕事をしてくれたね」とミッチェルの好投を称えた。断トツの地区最下位に低迷しているパドレスだが、ミッチェルにとってレギュラーシーズンの残り1ヶ月は自身の価値を証明するための大事な期間となりそうだ。

  • メッツ・デグロムが25先発連続3失点以下の新記録樹立

    2018.9.4 17:50 Tuesday

    【メッツ4-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     開幕から安定感抜群のピッチングを続けるジェイコブ・デグロム(メッツ)がメジャー新記録を樹立した。初回にジャスティン・ターナーに12号ソロを浴びてドジャースに先制を許したデグロムだが、6回109球を投げて打たれたヒットは2本だけ。6回2安打1失点の好投で両リーグトップの防御率は試合前の1.681から1.676へと向上した。これでデグロムは25先発連続3失点以下となり、チームの先輩であるドワイト・グッデンが防御率1.53をマークした1985年に記録した24先発連続3失点以下のメジャー記録を更新。残念ながら打線の援護がなく、またしても勝利投手にはなれなかったが、チームは1対1の同点で迎えた9回表にブランドン・ニモの16号3ランで勝ち越しに成功し、4対2で勝利を収めた。

     メッツのミッキー・キャラウェイ監督は6回1失点の好投でメジャー新記録を樹立したデグロムを「彼は球界でベストの投手だよ」と絶賛した。防御率1.68が両リーグトップであるだけでなく、230奪三振、投球回数188イニング、WHIP0.96はいずれもリーグ2位。被打率.204もリーグ4位にランクインし、被本塁打9本は規定投球回に到達している投手のなかで唯一の1ケタである。これだけのピッチングをしているにもかかわらず、打線との相性が悪く、今季ここまで8勝8敗。この試合でもデグロムの登板中にメッツが奪った得点はデグロムが自らタイムリーで叩き出した1点のみだった。2ケタ勝利到達すら怪しい状況だが、デグロムはサイ・ヤング賞の有力候補に挙げられている。リリーフ投手を除けば2ケタ勝利未到達や勝率5割以下でのサイ・ヤング受賞は過去に例がないだけに、デグロムが素晴らしいピッチングを続けているとはいえ、球界に大きな議論を巻き起こすことになりそうだ。

  • 戦列復帰のシューメイカーが好投 エンゼルス接戦制す

    2018.9.4 17:30 Tuesday

    【エンゼルス3-1レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     エンゼルスは故障者リストから戦列復帰を果たした先発のマット・シューメイカーが5回62球を投げてレンジャーズ打線をわずか2安打に封じる好投を披露。対するレンジャーズは継投戦法を採用し、先発のジェフリー・スプリングスが2イニング、2番手のアリエル・ジュラードが4イニングを無失点に抑え、6回まで両軍無得点の投手戦が展開された。7回表、エンゼルスはテイラー・ウォードが3号先制2ランを放って均衡を破り、デービッド・フレッチャーのタイムリーで3点目。レンジャーズはその裏にジョーイ・ギャロのタイムリー二塁打で1点を返したものの、エンゼルスが細かな継投でリードを守り抜いた。エンゼルス2番手のテイラー・コールがメジャー初勝利をマーク。なお、エンゼルスの大谷翔平と田澤純一に出場機会はなかった。

     右前腕の故障からおよそ5ヶ月ぶりに復帰したシューメイカーは「ワクワクしたよ」と復帰登板を振り返った。「戻ってくることができて嬉しい。調子はとても良い感じだよ」との言葉通り、安定したピッチングで5イニングを無失点。打線の援護がなく、勝利投手にはなれなかったが、上々の復帰登板だったと言えるだろう。マイク・ソーシア監督はシューメイカーの復帰登板について「(長期離脱していたから長いイニングを投げる)スタミナはまだ回復していないけど、投げているボールの質は良かったし、球速も戻っていた。効率の良いピッチングで5イニングを投げ抜いてくれたね」と評価。大谷に続いて頼もしい戦力が先発ローテーションに戻ってきた。

  • 序盤から主導権を握ったレイズが快勝 5年ぶりの貯金11

    2018.9.4 17:05 Tuesday

    【レイズ7-1ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     大逆転でのポストシーズン進出を目指すレイズは、ブルージェイズ先発のマーカス・ストローマンに試合序盤から襲い掛かり、初回にトミー・ファムのタイムリーで1点を先制。2回表にはマレックス・スミスのタイムリーとマット・ダフィーの2点タイムリー二塁打で3点を追加し、あっという間にストローマンをノックアウトした。その後もケビン・キアマイアーのタイムリーや崔志萬(チェ・ジマン)の6号ソロなどで着実にリードを広げ、7対1で快勝。2番手として登板し、7イニングを4安打1失点に抑える好投を見せたヨニー・チリーノスが今季3勝目(5敗)をマークした。レイズは直近16試合で14勝2敗の快進撃。貯金11はワイルドカードでポストシーズン進出を果たした2013年のシーズン終了時以来5年ぶりとなった。

     貯金が今季最多の11となったことについて、キアマイアーは「すごいよね」と素直な感想を口にした。「ここ数年のことを考えると、僕たちは本来の実力を出し切れることができていなかったと思う。僕たちのチームには多くの才能があったのに、思うように勝てないシーズンが続いていたんだ」とキアマイアーは語ったが、裏を返せば「今季は実力を発揮し、思い通りに勝つことができている」ということなのだろう。継投戦法を多用しているため、救援投手の投球イニング674回2/3は両リーグ断トツ。その戦法が見事にハマり、チーム防御率は3.66の好成績となっている。革命的な投手起用で結果を残し、ポストシーズン進出をうかがっているレイズ。ワイルドカード圏内とはまだ8ゲームの差があるものの、大逆転が実現するか注目だ。

  • ジュニスが7回無失点の快投で8勝目 ロイヤルズ6連勝

    2018.9.4 16:30 Tuesday

    【ロイヤルズ5-1インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     5連勝中と勢いに乗るロイヤルズは、敵地プログレッシブ・フィールドで地区首位のインディアンスと対戦。2回表にホルヘ・ボニファシオの2号ソロで先制すると、4回表と6回表にはライアン・オハーンが2打席連続本塁打を放ってリードを4点に広げ、8回表にはハンター・ドージャーにも9号ソロが飛び出した。投げては先発のジェイコブ・ジュニスが7回93球を投げてインディアンス打線をわずか2安打に封じる快投を見せ、奪三振6、無四球、無失点という素晴らしいピッチングで今季8勝目(12敗)をマーク。ロイヤルズの連勝は今季最長の6となった。

     2本塁打を含む3安打3打点の活躍を見せた新人・オハーンは「今日の試合は僕たちができることを示してくれた。僕たちのチームにはたくさんの若手選手がいて、そのなかにベテラン選手もいる。今は(若手とベテランが)上手く融合しているよ」とチーム状態の良さについて語ってくれた。この試合で本塁打を放ったのはいずれもメジャー歴2年未満の若手選手であり、勝利投手となったジュニスも今季が2年目。そうした選手たちをサルバドール・ペレス、アレックス・ゴードンといった2015年の世界一戦士がサポートし、バランスの取れたチームを構成しているのである。ジュニスは直近6先発で防御率1.89と絶好調。昨季の9勝まであと1勝に迫り、自身初の2ケタ勝利も見えてきた。

  • ワイルドカード首位攻防3連戦はアスレチックスが先勝

    2018.9.4 16:10 Tuesday

    【ヤンキース3-6アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     ワイルドカード争いの先頭を走るヤンキース(ア・リーグ東部地区2位)と、それを4.5ゲーム差で追うアスレチックス(ア・リーグ西部地区2位)による3連戦。その初戦は2回裏にマット・チャップマンのタイムリー二塁打で勝ち越したアスレチックスが5人のリリーバーによる無安打無失点リレーで3点のリードを守り抜き、6対3で勝利した。アスレチックス先発のトレバー・ケーヒルは2回表にルーク・ボイトに7号同点2ランを浴びたものの、5回3失点(自責点2)と先発投手として最低限の役割を果たし、今季6勝目(3敗)をマーク。ヤンキースとアスレチックスのゲーム差は3.5に縮まった。

     アスレチックスのボブ・メルビン監督は「今日はとてもお客さんが多かったね。とても大きな力になるよ」と4万人を超える大観衆が詰めかけた一戦を振り返った。閑古鳥が鳴くことも少なくないオークランド・コロシアムだが、チームの快進撃とともにファンの熱気が高まっているのも事実。ワイルドカード争いで首位に立ち、ワイルドカード・ゲームを本拠地で開催することになれば、さらなる大観衆がアスレチックスの選手たちに力を与えることだろう。もちろん、ア・リーグ西部地区首位のアストロズとは2.5ゲーム差であり、アスレチックスの選手たちは地区優勝を諦めていない。オークランドに「熱い秋」を取り戻すために、アスレチックスはレギュラーシーズンの残り23試合を戦い抜く。

  • ロッキーズ逆転勝利 ナ・リーグ西部地区首位に浮上

    2018.9.4 15:50 Tuesday

    【ジャイアンツ8-9ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     0.5ゲーム差で首位ドジャースを追うナ・リーグ西部地区2位のロッキーズは、2点リードの8回表にセットアッパーの呉昇桓(オ・スンファン)が2者連続の代打本塁打を浴びてジャイアンツに逆転を許してしまったものの、直後の8回裏に一死二、三塁のチャンスを作り、呉の代打として登場したノエル・クエバスが逆転タイムリー。9対8で逆転勝利を収め、ドジャースがメッツに敗れたため、日本時間6月2日以来となる単独地区首位に浮上した。敗れたジャイアンツは先発のマディソン・バムガーナーが3本塁打を浴び、5回7失点(自責点6)で降板。その後、打線が奮起して逆転に成功したものの、リリーフ陣がリードを守れなかった。

     ロッキーズのバド・ブラック監督は「今日は必要なときに(選手たちが)しっかり仕事をしてくれた。良い勝利だったんじゃないかな」と試合を振り返った。トレバー・ストーリーが2本塁打を放つなど、バムガーナーに3本塁打を浴びせて優位に試合を進めたものの、リリーフ陣が7~8回の2イニングで5点を失う大誤算。救援防御率リーグワースト2位(4.99)という弱点が露呈した形となったが、リーグ上位の得点力を誇る打線がリリーフ陣の失態をカバーした。ロッキーズは得失点差がマイナスの状態で地区優勝を争っているが、これは勝負どころでしっかり結果を出せていることの証でもある。レギュラーシーズンは残り25試合。ドジャース、ダイヤモンドバックスとの三つ巴の戦いを制し、球団史上初の地区優勝なるか注目だ。

  • カイケルが6回1失点の好投で11勝目 アストロズ3連勝

    2018.9.4 15:25 Tuesday

    【ツインズ1-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     アレックス・ブレグマンの28号ソロ、ユリ・グリエルの9号ソロなどで4回までに4点を先行したアストロズは、先発のダラス・カイケルが6回100球1失点(自責点0)の好投。2番手のコリン・マクヒューも2回5奪三振無失点の快投を見せるなど、リリーフ陣が3点のリードを守り抜き、ツインズに4対1で勝利した。連勝を3に伸ばしたアストロズは、2位アスレチックスとの2.5ゲーム差をキープ。敗れたツインズは先発のカイル・ギブソンが7回4失点(自責点2)と力投したが、得点圏で12打数2安打に終わるなど、打線が繋がらなかった。

     ジャスティン・バーランダーとゲリット・コールがサイ・ヤング賞候補に挙げられるほどの活躍を見せる一方で、黒星が先行する苦しいシーズンが続いていたカイケル。しかし、7月に5先発で4勝1敗、防御率1.65の好成績をマークして負け越しを1に減らすと、8月も6先発で2勝1敗、防御率3.49と安定したピッチングを続け、ようやく勝敗を五分に戻した。そして9月の初先発となったこの試合で6回1失点(自責点0)の好投を見せ、今季11勝目(10敗)をマーク。後半戦は防御率2点台と本来のパフォーマンスを取り戻しており、ついに白星が先行した。「今日は重要な場面で良い球を投げることができたと思う」と自身のピッチングを振り返ったカイケル。A.J.ヒンチ監督も「彼はシーズンを追うごとに良くなっている」と2015年サイ・ヤング賞左腕の復調を喜んでいた。

  • パルカ&デービッドソンの一発でWソックス逆転サヨナラ

    2018.9.4 13:35 Tuesday

    【タイガース2-4xホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     ホワイトソックスが2人のスラッガーの一発で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、本拠地でのタイガース3連戦の初戦を制した。タイガースは2対1と1点リードで迎えた9回裏にクローザーのシェーン・グリーンを投入。しかし、ホワイトソックスは先頭のダニエル・パルカが逆方向へ21号同点ソロを叩き込み、続くウェリントン・カスティーヨがヒットで出塁すると、マット・デービッドソンが初球を振り抜き、レフトへ20号サヨナラ2ランを放った。タイガースは9回表にビクトル・マルティネスの9号ソロで勝ち越したものの、クローザーのグリーンが一死すら取れない大誤算。ホワイトソックスは9回表に勝ち越し弾を被弾した3番手のジェイス・フライが打線に助けられ、今季2勝目(2敗)をマークした。

     全得点が本塁打によって生み出された試合に相応しい結末だった。初回にホワイトソックスがニッキー・デルモニコの8号ソロで先制し、タイガースは7回表にニコ・グッドラムが16号ソロ、9回表にマルティネスが9号ソロを放って逆転に成功。そして9回裏にホワイトソックスがパルカとデービッドソンの一発で一気に試合を決めた。「サヨナラ本塁打は本当に特別なものだし、とにかく試合に勝つことができて嬉しいよ」とデービッドソン。この一発が今季20号となり、26本塁打を放った昨季に続いて2年連続のシーズン20本塁打到達となった。また、ホワイトソックス先発のレイナルド・ロペスは7回98球1失点の好投を披露。残念ながら勝利投手にはなれなかったものの、今季5勝目をマークした前回登板(7回1失点)に続く見事なピッチングだった。

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