-
カーペンター 地元・テキサス救済への18号ツーラン
2017.8.30 15:46 Wednesdayテキサス州ガルベストン出身のマット・カーペンター(カージナルス)はハリケーン「ハービー」の被害に心を痛めていたメジャーリーガーの一人だ。カーペンターは今季の残り試合で放った本塁打1本ごとに1万ドルを寄付することを明らかにしていたが、日本時間8月30日のブリュワーズ戦で早速一発が飛び出した。
7-1とカージナルスが6点リードで迎えた5回表、カーペンターは一死一塁の場面でカルロス・トーレスのカッターを捉え、右中間の二階席に飛び込む18号ツーランを放った。「打ててよかった。残りの試合で1本も打てなかったらどうしようと心配していたんだ」と語ったカーペンターは、早速飛び出した一発に安堵の表情を浮かべていた。カーペンターは本塁打1本につき1万ドルをヒューストンの救援活動に寄付することを発表していたが、同僚のアダム・ウェインライトとカージナルス球団も同額を寄付することを発表。カーペンターのこの本塁打により、ヒューストンの救援活動に対して3万ドルが寄付されることになった。チームのポストシーズン進出のためにも、地元・テキサスを救うためにも、カーペンターにはさらなる本塁打量産を期待したい。
関連ニュース
8月28日 カージナルス 正三塁手・ジョーコが故障者リスト入り
8月24日 速球派右腕・ローゼンタールがトミー・ジョン手術へ
関連動画
8月30日 新人右腕・ウィーバーが2試合連続2ケタ奪三振
8月27日 終盤の粘りでカージナルスがサヨナラ勝ち
-
ブラッシュ、ソラーテ、ピレラ パドレスが好守連発
2017.8.30 15:32 Wednesday日本時間8月30日のジャイアンツ戦に6-3で勝利したパドレス。この試合では随所に好プレイが飛び出し、先発のルイス・ペルドモら投手陣を大いに助けていた。
3点リードの6回表、先頭のジョー・パニックの痛烈なライナーをライトのジャバリ・ブラッシュがダイビングキャッチで見事に捕球すると、続くニック・ハンドリーの打球を今度はショートのヤンハービス・ソラーテがダイビングキャッチ。直後にライダー・ジョーンズに二塁打を浴びたことを考えると、このファインプレイ2つは試合の行方を左右する大きなプレイだった。さらに8回表にはパブロ・サンドバルが放ったホームラン性の打球をレフトのホゼ・ピレラが好捕。ピレラは「打てなかったら守備でカバーすればいいんだよ」と、してやったりの表情を見せた。好守連発で失点を防ぎ、まさに守備力で勝ち取った1勝となった。
関連ニュース
8月17日 通算150勝のウィーバーが現役引退を表明
8月14日 パドレス グリーン監督と2021年まで契約延長
関連動画
-
長距離砲・ブラッシュの「4つ星」ダイビングキャッチ
2017.8.30 15:06 Wednesday日本時間8月30日のジャイアンツ戦で4回裏に5号同点ソロを放ったジャバリ・ブラッシュ(パドレス)が、ライトの守備でも素晴らしいプレイを見せてくれた。
2015年にマイナーで32本塁打を放ち、今季もAAA級エルパソで長打率.617、OPS1.036をマークするなど、長打力が魅力のブラッシュだが、この試合では打撃面だけでなく、守備面でも輝きを放った。6回表のジャイアンツの先頭打者、ジョー・パニックが放った打球はライト前への鋭いライナーとなったが、これをブラッシュが素早い反応で見事にダイビングキャッチ。先頭打者の出塁を防ぐ大きなプレイとなった。Statcastの計測によると37フィート(約11.3メートル)を3.0秒でカバーし、捕球可能性35%の「4つ星」プレイ。先発のルイス・ペルドモは右手を高々と掲げてブラッシュの好プレイを称えていた。
関連ニュース
8月17日 通算150勝のウィーバーが現役引退を表明
8月14日 パドレス グリーン監督と2021年まで契約延長
関連動画
-
反撃の狼煙 プイーグがセンターへ豪快な一発
2017.8.30 14:46 Wednesday日本時間8月30日のダイヤモンドバックス戦、連敗中のドジャースは先発のリッチ・ヒルが初回に5点を失う苦しい展開となったが、2回表にヤシエル・プイーグが反撃の狼煙となる24号ソロをセンターへ叩き込んだ。
Statcastの計測によると、プイーグがザック・ゴッドリーのシンカーを捉えたこの一発の初速は時速109.6マイル(約176.4km/h)、発射角度は22度、飛距離は443フィート(約135.0メートル)。センターのA.J.ポロックが途中で追うのを止める、完璧な一発だった。ドジャースは3回表にクリス・テイラーの18号ツーランなどで3点を返し、1点差に詰め寄ったものの、追い付くことはできず、6-7で競り負け。リリーフ陣は合計4.1イニングを投げて1失点と奮闘したが、残念ながら勝利には繋がらなかった。ドジャースはこの日の敗戦により、今季最長タイの3連敗となった。
関連ニュース
8月25日 【戦評】ドジャースが球団史上最速で90勝到達
8月24日 ダルビッシュ有 日本時間月曜日に戦列復帰予定
8月23日 ウッドとベリンジャーがDL入り
8月21日 ドジャースの大黒柱・カーショウ 復帰に向けて着々
関連動画
8月27日 暴れ馬のプイーグが愛称通りの大活躍
8月27日 カーショウ 3Aでのリハビリ登板は5回1失点
8月24日 完全試合を予感させるアトリ―の超ファインプレイ
8月24日 リッチ・ヒル 9回までノーヒッター継続の快投も…
8月23日 A.ゴンザレスが通算2000安打達成
8月22日 史上初!異なる2球団での4試合で2本のグランドスラム
8月22日 グランダーソン 2試合連続の一発は逆転満塁弾
-
新人右腕・ウィーバーが2試合連続2ケタ奪三振
2017.8.30 14:28 Wednesday故障離脱中のアダム・ウェインライトに代わって先発ローテーションに加わっているルーク・ウィーバー(カージナルス)が前回登板に続いて日本時間8月30日のブリュワーズ戦でも好投。2試合連続の2ケタ奪三振を記録した。
今季AAA級メンフィスで10勝2敗、防御率2.55という素晴らしい成績を残しているウィーバー。カージナルスは開幕から先発投手陣が安定したパフォーマンスを続けていたため、ウィーバーにはなかなか出番が巡ってこなかったが、ウェインライトの故障でチャンスを得た。前回登板のパドレス戦では7回10奪三振無失点の快投で今季2勝目。そして、日本時間8月30日のブリュワーズ戦でも5.2回10奪三振2失点と好投し、今季3勝目をマークした。カージナルスの新人投手による2試合連続2ケタ奪三振はリック・アンキール以来史上2人目(右腕では初)。また、キャリア最初の15先発以内に3度の2ケタ奪三振を記録したのはアラン・ベネスに次いでこちらも球団史上2人目の快挙となった。
関連ニュース
関連動画
-
今月18本目!スタントンが80年前の記録に並ぶ
2017.8.30 14:16 Wednesday日本時間8月30日のナショナルズ戦でジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)が初回の第1打席に51号先制ソロを放ち、1937年にルディ・ヨークが打ち立てた8月の月間最多本塁打記録(18本塁打)に80年ぶりに肩を並べた。
ナショナルズ先発のエドウィン・ジャクソンがカウント1-1から投じた甘いスライダーを振り抜くと、打球は左中間スタンドへ一直線。打った瞬間にそれとわかる豪快な一発で、ワイルドカード争い真っ只中のチームに貴重な先制点をもたらした。Statcastの計測によると初速は時速112.8マイル(約181.5km/h)、発射角度は24度、飛距離は440フィート(約134.1メートル)。マーリンズは今月2試合を残しているが、スタントンがこの2試合で2本塁打を放てば、1998年6月にサミー・ソーサが打ち立てた月間20本塁打のメジャー記録に肩を並べることになる。また、スタントンはシーズン63本塁打ペースとなっており、どこまで数字を伸ばせるかにも注目だ。
関連ニュース
関連ニュース
8月28日 ポップフライを落球も… ゴードン&エリスの好判断
8月28日 スタントンの50号は貴重な勝ち越しツーラン
8月25日 リアルミュート チームを勝利に導く3打点
8月25日 スタントン 今季自己最速・初速186キロの一発
8月23日 イチローの劇的な決勝代打3ラン
8月21日 スタントン45号 シーズン60本塁打ペースを維持
-
ジラルディ監督 ジャッジを数日休ませる方針
2017.8.29 16:50 Tuesday後半戦に入って不振が続くアーロン・ジャッジについて、ヤンキースのジョー・ジラルディ監督はジャッジを数日間休ませる方針を明らかにした。その言葉の通り、ジャッジは日本時間8月29日のインディアンス戦に出場しなかった。
ジャッジは後半戦41試合に出場して打率.179の大不振。奇しくも打率.179はメジャーデビューを果たした昨季と同じ数字である。「前半戦は打てていたボールを打てなくなっている」とジラルディ監督はジャッジの状態について分析し、「数日間休ませれば、選手をリフレッシュさせて、元の状態に戻すことができることもある。本当にやりたいことではなかったけど、その他の様々な手段はすでに試したし、今回はこの方法を試してみることにしたんだ」と今回の措置の意図を説明した。シーズン終盤やポストシーズンの戦いに向けて、ジャッジの力が必要と判断したからこその措置なのだろう。リフレッシュ期間を経て、ジャッジが再び驚異的な打棒を発揮してくれることを期待したい。
関連ニュース
8月28日 【戦評】田中7回1失点で10勝目 マリナーズ初回5失策
8月21日 不振に苦しむジャッジ 監督に打順変更の意思なし
8月18日 【戦評】「サブウェイ・シリーズ」4連戦をヤンキースがスイープ
8月17日 不調のチャップマン 監督はクローザー継続を明言
関連動画
8月29日 ラミレスがセベリーノの速球を攻略 1試合2本塁打
8月24日 好調・サンチェス 先制弾含む3打点で打線を牽引
8月18日 サンチェスが先制スリーラン 5打点の大活躍
8月17日 怪物・ジャッジ 特大弾&メジャー新記録樹立
8月16日 グレイ 6回2失点の好投でヤンキース移籍後初勝利
8月15日 ジャッジ 今月2本目の一発は貴重な同点アーチ
-
ウィリアムス ヒットをもぎ取る「4つ星」キャッチ
2017.8.29 16:31 Tuesday2015年7月にコール・ハメルズが絡む大型トレードでレンジャーズからフィリーズに加入し、今年6月にメジャーデビューを果たしたニック・ウィリアムス。打撃面で才能を発揮する一方で、守備面では苦戦しているが、日本時間8月29日のブレーブス戦ではヒットをもぎ取る見事なプレイを見せてくれた。
6回表にフィリーズはブランドン・フィリップスのタイムリーで同点に追い付かれ、さらに次打者のフレディ・フリーマンの打球はライトへの痛烈な当たり。しかし、このヒット性の打球をライトのウィリアムスが見事にダイビングキャッチ。Statcastの計測によると38フィート(約11.6メートル)を3.1秒でカバーし、捕球可能性44%という「4つ星」のプレイとなった。ウィリアムスはここまで打率.286、8本塁打、OPS.845と打撃面で好成績を残しているが、守備面ではセンターでDRS(守備防御点)-4、ライトでDRS-6と今一つ。守備力の向上がレギュラー定着に向けての課題となりそうな気配だが、今日のようなプレイを続けていけば、完全にレギュラーの座を掴む日もそう遠くはないはずだ。
関連ニュース
関連動画
8月28日 ホスキンス史上最速で11号 なんと5試合連発!
8月28日 ホスキンスの好捕から「7-4-3」のトリプルプレイ
8月26日 連日の快挙 ホスキンスが16試合で9本塁打
8月24日 また打った!ホスキンスここ5試合で4本目の本塁打
-
左腕・ヒーニー 自身初の2ケタ奪三振&2年ぶりの勝利
2017.8.29 16:16 Tuesdayトミー・ジョン手術を経て、日本時間8月19日に戦列復帰を果たしたアンドリュー・ヒーニー(エンゼルス)。復帰3戦目となった日本時間8月29日のアスレチックス戦で6回1失点の好投を披露し、2015年9月以来2年ぶりの勝利をマークした。
この日のヒーニーは速球(シンカー)と変化球(カーブ&チェンジアップ)の緩急が冴えわたり、初回は三者連続空振り三振の完璧な立ち上がり。3回表にダスティン・ガーノウに同点ソロを浴びたものの、失点はこの1点だけで、2回以降も毎回三振を奪い、6回表には再び三者連続空振り三振。6イニングを投げ切ったところで94球となり、この回限りで降板したが、許したヒットはわずか2本、6回1失点という見事なピッチングで今季初勝利をマークした。アスレチックス打線から10三振を奪ったが、2ケタ奪三振は自身初。キャリア最高と言っても過言ではない素晴らしいピッチングだった。ヒーニーの10奪三振を動画でチェックしよう!
関連ニュース
関連動画
-
ジョーンズ 7年連続25本塁打で通算250号到達
2017.8.29 15:51 Tuesdayオリオールズがシーソーゲームを制し、7-6で勝利した日本時間8月29日のマリナーズ戦。この試合でオリオールズの中心選手であるアダム・ジョーンズが25号ソロを放ち、7年連続25本塁打と通算250本塁打を同時に達成した。
記念すべき一発は5回裏に飛び出した。オリオールズが5-4と1点をリードした状況で、5回裏の先頭打者として打席に入ったジョーンズがクリスチャン・バーグマンのスライダーを捉え、センターに飛び込む25号ソロを放った。これでジョーンズは7年連続25本塁打以上となり、継続中の記録としては最長となるとともに、カル・リプケンJr.の6年連続を上回る球団新記録を樹立した。また、この一発で通算250本塁打にも到達。ジョーンズは7年連続25本塁打がスタートした2011年から6年連続で82打点以上を叩き出しているが、今季もここまで66打点をマークし、シーズン82打点ペース。このままいけば7年連続80打点もクリアできそうだ。
関連ニュース
8月24日 ブリットンがセーブ失敗 連続セーブ記録ストップ
関連動画
-
名手・バイエズ 好捕から見事なノーバン送球
2017.8.29 15:41 Tuesday正遊撃手のアディソン・ラッセルが戦列を離れているため、遊撃手としての出場が多くなっているハビアー・バイエズ(カブス)。日本時間8月29日のパイレーツ戦では抜群の身体能力を生かし、素晴らしいプレイを披露した。
3回表のパイレーツの攻撃。二死走者なしの場面でホゼ・オスーナの打球が三遊間を襲ったが、ショートのバイエズがこれをダイビングキャッチ。立ち上がると振り向きざまに素早く一塁へ送球し、一塁は際どいタイミングながらアウトとなった。この深い位置から振り向きざまにノーバウンドの正確な送球。類稀なるバイエズの身体能力が存分に発揮されたプレイとなった。バイエズの好守に助けられた先発のマイク・モンゴメリーは8回途中1失点の好投。打線も小刻みに得点してモンゴメリーを援護し、カブスは6-1でパイレーツに快勝した。
関連ニュース
関連動画
8月25日 カブスが見事な中継プレイでレッズの同点を阻止
8月21日 振り逃げ2つが絡む逆転劇 カブスがサヨナラ勝ち
8月20日 鋭すぎるライナーをブライアントが難なく捕球
8月19日 バイエズが本塁打&好守でカブスを勝利に導く
8月18日 カブスが三者連続本塁打で驚異の追い上げを見せる
-
後半戦好調のサンタナ セベリーノから決勝弾
2017.8.29 15:27 Tuesday前半戦の不調を脱し、後半戦に入って調子を上げているカルロス・サンタナ(インディアンス)。日本時間8月29日のヤンキース戦では7回表に21号決勝ソロを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。
ヤンキース先発のルイス・セベリーノが投じた外角へのチェンジアップをサンタナが捉えた打球は、低い弾道でライトスタンドの2階席へ一直線。インディアンスはその後も小刻みに加点して6-2で勝利したが、サンタナのこの一発が決勝打となった。前半戦は打率.238、10本塁打、OPS.749に終わったサンタナだが、後半戦は早くも前半戦を上回る11本塁打を放ち、打率.283、OPS.976と復調。今季すでに72四球を選ぶなど優れた選球眼も健在で、後半戦のインディアンス打線を支えている。
関連ニュース
関連動画
8月28日 2回までに12得点!ゴームズの満塁弾で勝負あり
8月25日 強肩・ペレス 136キロの送球でヌニェスの盗塁を阻止
8月22日 ホルト痛恨の悪送球 インディアンスがサヨナラ勝ち
8月22日 戦列復帰したばかりのミラー 故障再発で負傷降板
8月18日 やっと出た!ブルースが移籍後初本塁打
-
悲願のGG受賞に向けて ピラーの「4つ星」キャッチ
2017.8.29 14:46 Tuesday2015年にDRS(守備防御点)+14、昨年はDRS+21、今季もDRS+16とセンターではメジャートップクラスの守備力を誇るケビン・ピラー(ブルージェイズ)が、日本時間8月29日のレッドソックス戦でも素晴らしいプレイを見せてくれた。
ブルージェイズが3-2と1点リードで迎えた6回表、レッドソックスは先頭のムーキー・ベッツが右中間へヒット性のあたりをかっ飛ばした。しかし、そこはピラーの守備範囲。落下点まで一目散に駆け寄ったピラーは、落下点を見つけるとダイビング。視界に入っていたであろうフェンスを全く恐れることなく、少なくとも二塁打になったであろう打球を見事にキャッチしてチームのピンチを救った。Statcastによると捕球可能性38%の「4つ星」プレイであり、このプレイには先発のマーカス・ストローマンも大喜び。DRS+23をマークしているバイロン・バクストン(ツインズ)がゴールドグラブ賞のライバルとして立ちはだかっているが、最大のライバルであるケビン・キアマイアー(レイズ)が2ヶ月以上を欠場した今季こそは悲願の初受賞を期待したい。
関連ニュース
8月29日 ブルージェイズ・青木宣親がDFAに
8月17日 ブルージェイズがハウエルをDFA モンテロ戦列復帰
8月16日 ブルージェイズが左腕・アンダーソンとマイナー契約
8月10日 トゥロウィツキー 右足首の故障で今季残りを欠場へ
関連動画
8月24日 ドナルドソン 今月11本目の一発は貴重な先制ツーラン
8月18日 覚醒・スモーク 試合を決める33号決勝ツーラン
8月14日 ブルージェイズ 初回5得点の猛攻で快勝
-
ラミレスがセベリーノの速球を攻略 1試合2本塁打
2017.8.29 14:32 Tuesday先発投手としてはメジャートップクラスの球速を誇るルイス・セベリーノ(ヤンキース)。その速球派右腕のスピードボールをホゼ・ラミレス(インディアンス)が攻略し、今季4度目の1試合2本塁打を記録した。
ラミレスはセベリーノから1回表に19号先制ソロ、6回表に20号同点ソロを放ち、3打数2安打2打点(1四球)の活躍。3番打者としてチームの勝利に貢献し、自身初のシーズン20本塁打に到達しただけでなく、シーズン通算打率をおよそ1週間ぶりに3割に乗せた。Statcastの計測によると、ラミレスが本塁打にした速球は1本目が時速98.7マイル(約158.8km/h)、2本目が時速98.2マイル(約158.0km/h)。セベリーノの速球を苦にすることなく、しっかり叩いた見事な2本塁打だった。
関連ニュース
8月28日 【戦評】田中7回1失点で10勝目 マリナーズ初回5失策
8月21日 不振に苦しむジャッジ 監督に打順変更の意思なし
8月18日 【戦評】「サブウェイ・シリーズ」4連戦をヤンキースがスイープ
8月17日 不調のチャップマン 監督はクローザー継続を明言
関連動画
8月24日 好調・サンチェス 先制弾含む3打点で打線を牽引
8月18日 サンチェスが先制スリーラン 5打点の大活躍
8月17日 怪物・ジャッジ 特大弾&メジャー新記録樹立
8月16日 グレイ 6回2失点の好投でヤンキース移籍後初勝利
8月15日 ジャッジ 今月2本目の一発は貴重な同点アーチ
-
ベテラン外野手・ワース 復帰初戦で特大ツーラン
2017.8.29 14:13 Tuesday左足の故障で3ヶ月近く戦列を離れていたジェイソン・ワース(ナショナルズ)が、日本時間8月29日のマーリンズ戦で戦列復帰。地元ファンに大歓声で迎えられ、4回裏の第2打席で特大の9号ツーランを放ってその歓声に応えてみせた。
クリスチャン・イェリッチの16号ソロでマーリンズに1点を返された直後の4回裏、ナショナルズは先頭のマット・ウィータースがレフトへのヒットで出塁し、無死一塁でワースに打順が回ってきた。ワースがカウント3-2からの6球目、高めに浮いたチェンジアップを捉えると、打球はレフトスタンドへ一直線。ワースは打った瞬間にスタンドインを確信し、生還後にはファンの大歓声にカーテンコールで応えた。6回裏の第3打席でもヒットを放ち、復帰初戦は2安打2打点の活躍。シーズン終盤、そしてポストシーズンの戦いに向けて、頼もしい戦力が戻ってきた。
関連ニュース
関連動画
8月28日 代走・ジャクソンが本塁突入もあと一歩及ばず
8月16日 好調・ケンドリック 通算100号含む1試合2本塁打
8月14日 ケンドリックのサヨナラ満塁弾で延長戦に決着
8月14日 ストラットンが10奪三振の好投で今季初勝利
8月11日 ナショナルズが新人外野手2名の活躍で劇的勝利
¥
-
ホスキンス史上最速で11号 なんと5試合連発!
2017.8.28 16:57 Monday昨年4月のトレバー・ストーリー(ロッキーズ)の華々しいデビューは記憶に新しいところだが、それを上回る驚異的なスタートダッシュを見せている男がいる。その男の名はリズ・ホスキンス(フィリーズ)。なんとメジャー最初の18試合で11本塁打を放ったのだ。
前日まで4試合連続で本塁打を放ち、メジャー最初の17試合で10本塁打というメジャー新記録を打ち立てたホスキンス。日本時間8月28日のカブス戦では8回裏に上原浩治から11号ソロを放ち、これでなんと5試合連続本塁打となった。メジャー最初の18試合で11本塁打はもちろんメジャー新記録。ここのところは毎日ホームランを打っているような状況で、両リーグワーストの勝率に沈むフィリーズにおいて希望の光となっている。11号本塁打を放った際には本拠地シチズンズバンク・パークに集まったファンから大歓声。ホスキンスはその大歓声にカーテンコールで応えていた。
関連ニュース
関連動画
-
ポップフライを落球も… ゴードン&エリスの好判断
2017.8.28 16:41 Mondayミスをしてしまったとき、すぐに頭を切り替えて次のプレイに移ることが大切だ。8月28日のパドレス戦でマーリンズ内野陣は平凡なポップフライを落球してしまったが、冷静な判断で咄嗟にカバー。見事に走者をアウトにした。
4回表二死一塁の場面でジャバリ・ブラッシュが放った打球は平凡なポップフライ。しかし、これを一塁のタイラー・ムーアと二塁のディー・ゴードンがお見合いするような形でヒットにしてしまう。ゴードンは一塁走者の生還を阻止するべく三塁方向へ視線をやった後、ブラッシュが一塁ベースをオーバーランしていることに気付き、一塁へ送球。一塁には捕手のA.J.エリスがカバーで入っており、ブラッシュは一塁でタッチアウトとなった。すぐに次のプレイを想定して動き始めたゴードンとベースカバーを怠らなかったエリスによる地味ながらも大きなプレイ。試合終盤までロースコアの接戦が続いたことを考えると、試合の行方を左右するプレイの一つになったと言っても過言ではないだろう。
関連ニュース
8月28日 スタントンがついにシーズン50本塁打に到達
8月26日 スタントンが2打席連発で8月月間16本塁打
8月22日 スタントン 爆発のカギはクローズド・スタンスにあり
関連ニュース
8月28日 スタントンの50号は貴重な勝ち越しツーラン
8月25日 リアルミュート チームを勝利に導く3打点
8月25日 スタントン 今季自己最速・初速186キロの一発
8月23日 イチローの劇的な決勝代打3ラン
8月21日 スタントン45号 シーズン60本塁打ペースを維持
-
代走・ジャクソンが本塁突入もあと一歩及ばず
2017.8.28 16:22 Mondayメジャーリーグでは投手が代走として起用される光景は日常茶飯事だ。日本時間8月28日のナショナルズ対メッツのダブルヘッダー第1戦では9回裏にエドウィン・ジャクソンがアダム・リンドの代走として登場。同点のホームを目指して激走したが、残念ながらあと一歩及ばなかった。
ナショナルズは5-6と1点ビハインドの9回裏、二死走者なしからリンドがセンター前ヒットで出塁。足が速くないリンドに代わってジャクソンが代走として起用された。次打者ダニエル・マーフィーの打球は広く空いた二遊間を破るヒットとなり、ライトのトラビス・タイロンがこれを後逸。三塁ストップかと思われたジャクソンは再度ギアを上げてホームを目指したが、センターのフアン・ラガレスから二塁のアズドゥルバル・カブレラ、捕手のトラビス・ダーノウとボールが渡り、果敢にヘッドスライディングを試みたジャクソンは本塁タッチアウトとなった。ナショナルズ側はコリジョン・ルールの適用を主張してチャレンジしたが、判定は覆らず。ジャクソンの激走は惜しくも実らなかった。
関連ニュース
関連動画
8月16日 好調・ケンドリック 通算100号含む1試合2本塁打
8月14日 ケンドリックのサヨナラ満塁弾で延長戦に決着
8月14日 ストラットンが10奪三振の好投で今季初勝利
8月11日 ナショナルズが新人外野手2名の活躍で劇的勝利
¥
-
ホスキンスの好捕から「7-4-3」のトリプルプレイ
2017.8.28 15:51 Monday驚異的な本塁打量産ペースに注目が集まっているリズ・ホスキンス(フィリーズ)だが、慣れない外野守備でも奮闘している。日本時間8月28日のカブス戦では難しい打球をスライディングキャッチし、「7-4-3」のトリプルプレイを完成させた。
カブスが3点をリードして迎えた5回表。カブスは無死一、二塁と追加点のチャンスを作り、打席にハビアー・バイエズを迎えた。ニック・ピベッタのスライダーを捉えた打球は痛烈なライナーとなり、レフトのホスキンスを襲ったが、この打球をホスキンスが地面スレスレでスライディングキャッチ。送球動作へ移る際にボールをこぼしたものの、ノーバウンドでの完全捕球は認められ、ホスキンスから二塁のセザー・ヘルナンデス、一塁のトミー・ジョセフとボールが渡ってトリプルプレイが完成した。このプレイで流れをつかんだフィリーズは直後の5回裏に5点を奪って逆転。本職ではないレフトの守備で奮闘するホスキンスが好守で流れを引き寄せ、チームを勝利に導いた。
関連ニュース
関連動画
-
Dバックス打線が8回裏に爆発 三者連発などで9得点
2017.8.28 15:40 Monday7回終了時点で2-0とダイヤモンドバックスが2点をリードしていた日本時間8月28日のジャイアンツ戦。ロースコアの接戦が続いていたが、8回裏にダイヤモンドバックス打線が爆発し、一気に試合を決めた。
8回裏のダイヤモンドバックス打線はこの回からマウンドに上がったマット・ケインを攻め、無死満塁からクリス・ハーマンのタイムリーでまず2点。相手のエラーとブランドン・ドルーリーの犠飛でさらに2点を追加し、二死一、二塁となった後、ポール・ゴールドシュミットの31号スリーラン、J.D.マルティネスの29号ソロ、ダニエル・デズカルソの8号ソロと三者連続本塁打が飛び出して大量9得点のビッグイニングが完成した(デズカルソのところで投手はコリー・ギアリンに交代)。終わってみれば11-0の圧勝。ダイヤモンドバックスが連勝を4に伸ばし、ワイルドカード首位の座をキープした。
関連ニュース
関連動画
8月26日 ゴールドシュミットがシーズン30号に到達
8月25日 Dバックス&ナショナルズ 先発陣の奪三振ショー
8月22日 ポロックの決勝ツーラン Dバックス延長戦制す
8月18日 コービン 8.2回無失点の快投で4年ぶりの2ケタ勝利
8月17日 Dバックス・デズカルソがランニング本塁打