-
アップトン 前田からのツーランで今季90打点到達
2017.8.21 16:14 Monday今季は打撃好調で、各部門で自己ベストを狙える数字を残しているジャスティン・アップトン(タイガース)。日本時間8月21日のドジャース戦では前田健太から26号ツーランを放ち、早くも今季90打点に到達した。
5回までパーフェクトに抑えられていたタイガース打線だが、6回裏に先頭からの3連打で2点を奪って逆転に成功すると、二死後、逆転タイムリーを放ったディクソン・マチャドを二塁に置いてアップトンがレフトスタンドに突き刺さる26号ツーランを放ち、この回一挙4得点となった。アップトンはこの試合が終了した時点で26本塁打、90打点となり、162試合換算では34本塁打、119打点ペース。OPS.912も含めていずれも自己ベストを更新するペースであり、今季終了後にオプトアプト(契約破棄)の権利を行使して現在の6年1億3275万ドルを超える大型契約を狙うのではないかとの噂も出始めている。90打点はリーグ2位の数字であり、初タイトルにも期待したい。
関連ニュース
関連動画
-
グランダーソン 移籍後初アーチでノーヒッター阻止
2017.8.21 15:42 Mondayメッツからドジャースに加わったばかりのカーティス・グランダーソンが日本時間8月21日のタイガース戦でかつてのチームメイトであるジャスティン・バーランダーから先制アーチ。元同僚のノーヒッター継続を阻止する一発となった。
タイガースがバーランダー、ドジャースが前田健太の先発で始まったこの試合は、両投手が5回までノーヒッターを継続する投手戦となった(前田は5回までパーフェクト)。先にヒットを許したのはバーランダー。「1番・レフト」で先発出場したグランダーソンが6回表の第3打席でバーランダーのスライダーを捉え、ライトスタンドへ移籍後初本塁打となる先制ソロを叩き込んだ。バーランダーのノーヒッターを打ち破って先制したドジャースだったが、直後の6回裏に前田が崩れて4失点。ドジャース打線はバーランダーに8回までわずか2安打に抑えられ、ビハインドをはね返すことはできなかった。5回までパーフェクトに抑えながらも6回4失点に終わった前田には今季5敗目(11勝)が記録されている。
関連ニュース
8月21日 ドジャースの大黒柱・カーショウ 復帰に向けて着々
8月17日 【戦評】2点ビハインドも問題なし ドジャース逆転サヨナラ
8月16日 ドジャースがハッチャーをアスレチックスへ放出
8月14日 カーショウ 戦列復帰に向けて回復は順調
8月8日 デービス 投手としてマイナーでデビュー
関連動画
8月20日 ベリンジャーが足首を痛めて途中交代
8月20日 ダルビッシュが腰の張りでDL入り
8月19日 チームを救うプイーグのダイビングキャッチ
8月16日 ドジャースが8回裏に5得点 ついに貯金50に到達!
8月11日 ダルビッシュ力投 移籍後2試合連続2ケタ奪三振
-
併殺打のはずが… ダブルエラーでベース一周
2017.8.21 15:29 Monday「とても幸運だった」とマーカス・セミエン(アスレチックス)は振り返ったが、日本時間8月21日に行われたアスレチックス対アストロズの一戦で併殺打になるはずのショートゴロが「ランニング本塁打」になってしまうという珍しいプレイがあった。
1回表のアスレチックスの攻撃。先頭のブーグ・パウエルがライトへのヒットで出塁し、無死一塁でセミエンに打席が回ってきた。セミエンの打球は三遊間へのゴロ。ショートのアレックス・ブレグマンがこれを捕球し、二塁封殺を狙ったものの、送球が逸れ、この間に一塁走者のパウエルは一気にホームイン。ライトのジョシュ・レディックからの返球をカットした一塁のマーウィン・ゴンザレスは三塁を狙ったセミエンを刺すために三塁へ送球したが、これが再び悪送球となり、セミエンも生還してアスレチックスが2点を先制した。記録はもちろんランニング本塁打ではなく、ショートへの内野安打+ブレグマンのエラー+ゴンザレスのエラー。「一塁走者の足が速いとショートは焦っちゃうんだよ」とセミエンが語ったように、パウエルの快足が生んだ「ランニング本塁打」だった。
関連ニュース
7月14日 次に動くのは誰だ!?トレード市場の投手事情
7月13日 【前半戦レビュー】ア・リーグ西部地区
関連動画
-
フラワーズが満塁弾&好リードでチームを牽引
2017.8.21 15:13 Monday30歳を過ぎてから打撃面で急成長を遂げているタイラー・フラワーズ(ブレーブス)。日本時間8月21日のレッズ戦では若手投手陣を好リードで引っ張っただけでなく、試合を決めるグランドスラムを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。
この試合、ブレーブスは24歳のショーン・ニューカムが5イニング、同じく24歳のマット・ウィスラーが3イニング、23歳のマックス・フリードが1イニングを投げ、計1失点と好投。「5番・捕手」で先発出場したフラワーズが若手投手陣の持ち味を引き出し、ジョーイ・ボットーら強打者が揃うレッズ打線に1得点しか許さなかった。フラワーズは打撃面でも2点リードの5回裏に試合の行方を決定づける満塁弾。フラワーズの攻守にわたる活躍により、ブレーブスは8-1で快勝した。フラワーズは今季ここまで打率.292、11本塁打、OPS.852と打撃好調。ホワイトソックス時代は出塁率が3割にすら満たないフリースインガーだったが、今季は出塁率.384をマークしている。
関連ニュース
7月27日 ブレーブス 有望株・スワンソンがAAA級降格へ
関連動画
-
スタントン45号 シーズン60本塁打ペースを維持
2017.8.21 14:41 Monday本塁打王レースのトップを独走しているジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)が日本時間8月21日のメッツ戦で45号スリーラン。6試合連続本塁打がストップして以来、5日ぶりとなる本塁打でシーズン60本塁打ペースをキープしている。
アダム・コンリー(マーリンズ)とジェイコブ・デグロム(メッツ)の両先発が好投し、ロースコアで終盤に突入したこの試合。マーリンズは7回表にディー・ゴードンの内野安打などで一死一、三塁のチャンスを作り、ここで打席に入ったスタントンが初球を捉えてレフトスタンドへ豪快な一発を叩き込んだ。この一発でリードを4点に広げたマーリンズは、この回さらにマーセル・オズーナにもタイムリーが飛び出して一挙4得点。8回裏にオドリサマー・デスパイネが3点を失ったものの、カイル・ベアクロウとブラッド・ジーグラーがリードを守り抜き、6-4で勝利した。今日の勝利で再び借金2。勝率5割復帰が見えてきた。
関連ニュース
関連ニュース
8月17日 代打・イチローがタイムリー 8月は打率.353と絶好調
8月16日 絶好調・スタントンが今季メジャー最長の6試合連発!
8月15日 スタントン 球団新のシーズン43号&5試合連発
8月14日 スタントン42号 シェフィールドの球団記録に並ぶ
8月12日 スタントンが節目の40号本塁打 その飛距離は131.9m
-
ツインズ初回9得点 ロサリオとどめのグランドスラム
2017.8.21 14:30 Mondayツインズが日本時間8月21日のダイヤモンドバックス戦で初回に大量9点を奪い、12-5で快勝。打者12人を送り込んだ猛攻を締めくくったのは、エディ・ロサリオのグランドスラムだった。
ダイヤモンドバックスの先発は左腕、T.J.マクファーランド。先発のマウンドに立つのはオリオールズ時代の2014年以来3年ぶり、キャリア3度目だった。慣れない先発のマウンドに浮足立つマクファーランドに対してツインズ打線は猛攻を浴びせ、バイロン・バクストンのタイムリーで先制すると、一死満塁からの3連続タイムリーであっという間にマクファーランドをノックアウト。さらに二死後、代わったブレイデン・シップリーにロサレスがグランドスラムを浴びせ、一挙9得点のビッグイニングが完成した。8月に入って月間打率.371と絶好調のロサリオ。シーズン通算打率は.303まで上昇し、17本塁打はすでに自己最多、50打点も自己最多タイと、メジャー3年目にして飛躍のシーズンを迎えている。
関連ニュース
関連動画
8月10日 メジャー最年長選手・コローンが7回無失点の快投
-
振り逃げ2つが絡む逆転劇 カブスがサヨナラ勝ち
2017.8.21 14:13 Monday2点ビハインドの10回裏にカブスがブルージェイズのクローザー、ロベルト・オスーナから3点を奪って逆転サヨナラ勝ち。最後は一死満塁からアレックス・アビラに逆転サヨナラ2点タイムリーが飛び出した。
試合は3-3の同点で延長戦に突入し、10回表にブルージェイズがケビン・ピラーのタイムリーと青木宣親の押し出し四球で2点を勝ち越し。10回裏はクローザーのオスーナがマウンドに上がり、このままブルージェイズの勝利で終わるかに思われた。ところが、カブスは先頭のカイル・シュワーバーが振り逃げで出塁すると、ベン・ゾブリストがヒットで繋いで無死一、三塁。アンソニー・リゾーの打席時に暴投でシュワーバーが生還し、さらに一死後、ハビアー・バイエズが振り逃げ、ジェイソン・ヘイワードが死球で出塁して一死満塁。そしてアビラがライト前へタイムリーを放ち、延長戦にもつれ込んだ熱戦にケリをつけた。オスーナは奪った2三振がどちらも振り逃げとなる不運もあり、2点リードを守れず。カブスはブルージェイズとの3連戦をスイープし、首位固めに成功している。
関連ニュース
関連動画
8月20日 鋭すぎるライナーをブライアントが難なく捕球
8月19日 バイエズが本塁打&好守でカブスを勝利に導く
8月18日 カブスが三者連続本塁打で驚異の追い上げを見せる
8月17日 監督退場の末… カブスが暴投でサヨナラ勝ち
8月15日 カブスがボットー対策に「外野4人シフト」を採用
-
鋭すぎるライナーをブライアントが難なく捕球
2017.8.20 12:31 Sundayこれぞ鋭い打球が飛びやすい三塁という守備位置の特徴なのだろうか。この日、三塁を守ったクリス・ブライアント(カブス)がブルージェイズのケビン・ピラーが放ったライナーを処理した。
カブスはブルージェイズとのインターリーグに臨んでいる。1対0で迎えた2回表のブルージェイズの攻撃では打席に立ったピラーが三塁ライナーを放つ。この火の出るような当たりを守るブライアントが処理した。その時打球が強すぎてグラブを弾くも彼は難なくこれを捕球しアウトにしてみせた。
、
関連ニュース
8月18日 カブスに暗雲 レスターが9失点→左広背筋の張りで降板
8月10日 首位・カブスに大きな痛手 コントレラスが戦線離脱へ
8月10日 カブス・上原浩治が故障者リスト入り グリム昇格
関連動画
8月19日 バイエズが本塁打&好守でカブスを勝利に導く
8月18日 カブスが三者連続本塁打で驚異の追い上げを見せる
8月17日 監督退場の末… カブスが暴投でサヨナラ勝ち
8月15日 カブスがボットー対策に「外野4人シフト」を採用
-
ベリンジャーが足首を痛めて途中交代
2017.8.20 11:35 Sunday心配な出来事だ。コディ・ベリンジャー(ドジャース)が日本時間8月20日のタイガース戦で打球を追う際に足首を痛めて途中交代となった。どうやら軽症であり、数日後には復帰できる見込みだという。
4月下旬にメジャー昇格後、チームに欠かせない存在となっているベリンジャー。8月は6本塁打を放つなど月間打率3割を超えており活躍を続けている。日本時間8月20日のタイガース戦、6回裏の守備にニック・カステヤノスの打球を処理した際に足首を痛めてしまった。試合はドジャースが3対0と勝利を飾ったが、彼の離脱はとても心配なことだ。それでもDL入りはせず、数日間で戻ってくる。また万全な状態でグラウンドに戻ってきてほしい。
関連ニュース
8月17日 【戦評】2点ビハインドも問題なし ドジャース逆転サヨナラ
8月16日 ドジャースがハッチャーをアスレチックスへ放出
8月14日 カーショウ 戦列復帰に向けて回復は順調
8月8日 デービス 投手としてマイナーでデビュー
8月5日 ダルビッシュのドジャース移籍初登板は白星
関連動画
8月20日 ダルビッシュが腰の張りでDL入り
8月19日 チームを救うプイーグのダイビングキャッチ
8月16日 ドジャースが8回裏に5得点 ついに貯金50に到達!
8月11日 ダルビッシュ力投 移籍後2試合連続2ケタ奪三振
-
マチャドが1試合3本塁打 最後は逆転サヨナラ満塁弾
2017.8.20 10:20 Sundayこの日のマニー・マチャドはいつもと違った。日本時間8月19日に行われたエンゼルス対オリオールズでは一挙3本の本塁打を放ち、チームを勝利に導く大活躍をみせた。
この日の試合はアルバート・プーホルス(エンゼルス)の通算609号本塁打から幕が開けた。序盤2回終了時点で1対5と劣勢状態だったがマチャドは迎えた3回裏、2対5の1死一塁の場面からまずは中堅方向への2ランで1点差に詰め寄る。だが、オリオールズ投手陣が打たれ、5回までに7点を取られてしまう。しかし、ここからが打線の見せどころだ。5回裏の先頭打者として登場したマチャドは相手先発のジェレミー・ヘリクソンから左中間へ2本目の本塁打を打つ。じわじわとエンゼルスを追い詰めたオリオールズは最終回時点で5対7の2点差、打線は1死満塁の場面をつくり、打席にはマチャド。2球目を捉えた打球は高々と中堅スタンドに入り、逆転サヨナラ満塁弾で試合を決めた。
関連ニュース
7月24日 ブリットン ア・リーグ新の55連続セーブ成功
関連動画
-
チームを救うプイーグのダイビングキャッチ
2017.8.19 11:43 Saturday勝率7割超えで首位独走中のドジャース。首位の要因は投手陣の安定や繋がりのある打線、そして好守など色々な要素が重なっている。そして右翼を守るヤシエル・プイーグは打撃だけではなく守備面でも必要不可欠な存在だ。
アグレッシブなプレーをすることで有名なプイーグ。守備面では強肩のほか果敢なダイビングキャッチもよく試みている。迎えたタイガース戦では0対2で迎えた初回、1死二塁の場面で打席に立ったのはニック・カステヤノス。右翼方向に飛んだ打球は安打になるかと思われたが、プイーグが猛ダッシュをみせてこれをダイビングキャッチ。さらなる失点のピンチを見事に救った。
関連ニュース
8月17日 【戦評】2点ビハインドも問題なし ドジャース逆転サヨナラ
8月16日 ドジャースがハッチャーをアスレチックスへ放出
8月14日 カーショウ 戦列復帰に向けて回復は順調
8月8日 デービス 投手としてマイナーでデビュー
8月5日 ダルビッシュのドジャース移籍初登板は白星
関連動画
8月16日 ドジャースが8回裏に5得点 ついに貯金50に到達!
8月11日 ダルビッシュ力投 移籍後2試合連続2ケタ奪三振
-
バイエズが本塁打&好守でカブスを勝利に導く
2017.8.19 11:10 Saturdayナ・リーグ中地区に所属するカブスは首位に立ってはいるものの、8月は7勝9敗と波に乗り切れていない印象だ。まずは今月の成績をタイにしたいところ。日本時間8月19日のブルージェイズ戦で輝いたのはハビアー・バイエズだった。
この日、エースのジョン・レスターのDL入りが決まり今後のチームが不安視される中で始まった今回のブルージェイズ戦。カブスは初回に先制を許すも2回に一挙3点を取り逆転に成功し7回までに5対1と試合の主導権を握った。だが、8回に一挙3失点で1点差に詰め寄られたその裏の攻撃でバイエズが1死一塁から勝利を決定づける2ラン。そして最終回には横っ跳びキャッチをみせてチームを救った。まさしく好守の要の選手といえる。
関連ニュース
8月18日 カブスに暗雲 レスターが9失点→左広背筋の張りで降板
8月10日 首位・カブスに大きな痛手 コントレラスが戦線離脱へ
8月10日 カブス・上原浩治が故障者リスト入り グリム昇格
関連動画
8月18日 カブスが三者連続本塁打で驚異の追い上げを見せる
8月17日 監督退場の末… カブスが暴投でサヨナラ勝ち
8月15日 カブスがボットー対策に「外野4人シフト」を採用
-
プーホルスがソーサに並ぶ通算609号本塁打
2017.8.19 10:47 Saturday今季、通算600号を満塁弾で決めたアルバート・プーホルスは今もチームの主力として打ち続けている。日本時間8月19日のオリオールズ戦で放った一発は通算609号。サミー・ソーサ(元カブス)に並びまた1つの勲章を得た。
初回、1死二塁の場面で打席に立ったプーホルスは相手先発、ジェレミー・ヘリクソンのナックルカーブを捉え、その打球は左翼スタンドへ飛び込んだ。彼にとってこれが8月2本目の一発となり、通算609号を数えた。これはドミニカ共和国生まれのソーサの本数に並んだことになりアメリカ生まれの選手以外では最多の本塁打となった。同じドミニカ生まれのプーホルスにとって感慨深いことだろう。
関連ニュース
関連動画
8月17日 カルフーンの逆転弾でエンゼルスが接戦制す
-
首位攻防戦開始 ディバースの先制2ラン
2017.8.19 10:29 Saturday日本時間8月19日から始まったヤンキース対レッドソックスの首位攻防戦。試合前まで両チームのゲーム差は「4」だ。注目が集まる第一戦は弱冠20歳のルーキーによる一発で試合が動いた。
毎年、メジャーリーグでは多くの有望選手が登場する。レッドソックスで売り出し中の選手といえばラファエル・ディバースといえるだろう。先日、ヤンキー・スタジアムで行われた同カードでは抑えのアロルディス・チャップマンが投じた103マイルの速球を本塁打にする離れ業をやってのけた。そして決戦の地を本拠地のフェンウェイ・パークに移して臨んだライバル対決では相手先発のジョーダン・モンゴメリーからグリーンモンスターを越える2ランを放ってヤンキースに先制パンチをお見舞いした。
関連ニュース
関連動画
8月17日 DL入り中のプライス 左肘の回復具合は良好
8月17日 ベッツのタイムリー レッドソックス逆転サヨナラ
8月17日 レッドソックス 5-4-3のトリプルプレイでピンチ脱出
8月15日 新鋭・ディバース 球団史上3番目の若さで1試合2発
8月14日 ディバース 165km/hを弾き返す起死回生の同点弾
8月13日 ベニンテンディの2本塁打でヤンキースを粉砕
8月10日 ポーセロが今季8人目の「完全イニング」達成
8月6日 ベニンテンディの13号2ランで逆転に成功
-
本人は不満げも… ファムが440フィートの特大弾
2017.8.18 16:04 Friday雨によって試合開始が遅れ、1時間以上の中断もはさんだ日本時間8月18日のカージナルス対パイレーツの一戦。点の取り合いとなったこの試合、9回表にトミー・ファム(カージナルス)が特大の一発をレフト後方の建物の最上階に叩き込んだ。
「私は7年間ここにいるけど、記憶にないよ」とパイレーツのクリント・ハードル監督は最上階に飛び込んだファムの一発を振り返った。7-5とカージナルスが2点をリードした9回表、この回先頭のファムが放った大飛球は特大の一発となった。Statcastによると飛距離は440フィート(約134.1m)。しかし、ファムはこの数字に不満げだ。「今年、Statcastは僕に厳しいんだよ。よくわからないけど、フェンスを越えた打球は全部同じように計測してるんじゃないかな」。要するに、今日の本塁打は440フィート以上飛んでいたと言いたいのだろう。確かに、レフト後方の建物の最上階に打球が飛び込むことはほとんどない。ファムは打った瞬間にかなりの手応えを感じていたはずだ。実際の飛距離はともかく、ファムのこの大きな一発でパイレーツを突き放したカージナルスは最終的に11-7で勝利。この日敗れたカブスとの差を1.5ゲームに縮めている。
関連ニュース
8月18日 カージナルス クローザーのローゼンタールがDL入り
関連動画
8月11日 ファウラー勝ち越し満塁弾!カージナルス6連勝
-
有望株・モンカダ 今季3号は貴重な先制本塁打
2017.8.18 15:43 Fridayここまで打率1割台とメジャーレベルの投手に苦戦しているヨアン・モンカダ(ホワイトソックス)だが、8月は打率.261、OPS.828をマークするなど、徐々に適応している様子もうかがえる。日本時間8月18日のレンジャーズ戦ではライトポール際にライナーで飛び込む先制本塁打を放った。
この3号ソロはモンカダにとって日本時間8月11日のアストロズ戦以来、1週間ぶりの本塁打。2号本塁打を放って以降の5試合では20打数2安打、12三振と当たりが完全に止まっていたが、この日は先制弾のほかにも2四球を選ぶなど、まずまずの活躍を見せた。7月は打率.105、OPS.524に終わったものの、徐々にメジャーのレベルに適応し、ナンバーワン・プロスペクトに相応しい活躍を見せる場面も増えている。三振率36.3%の打撃にはまだまだ改善の余地があるものの、四球率15.7%と22歳の若者らしからぬ数字もマークしており、やはりナンバーワン・プロスペクトの才能は侮れない。類稀なる才能を完全に開花させる日が楽しみだ。なお、試合は8-9でホワイトソックスが逆転負けを喫している。
関連ニュース
7月13日 【前半戦レビュー】ア・リーグ中部地区
関連動画
8月13日 アブレイユがシーズン20号本塁打に到達
8月11日 これぞNo.1有望株!モンカダが同点弾&サヨナラ打
7月31日 デービッドソンの一発でインディアンス連勝ストップ
7月30日 モンカダの素早いグラブトスがチームを救う
-
覚醒・スモーク 試合を決める33号決勝ツーラン
2017.8.18 15:24 Fridayどうやら今季の大活躍はフロックではなさそうだ。前半戦で打率.294、23本塁打、OPS.936の好成績をマークしてファン投票でオールスター初選出を果たしたジャスティン・スモーク(ブルージェイズ)が後半戦も好調を維持。日本時間8月18日のレイズ戦では同点に追い付かれた直後の8回裏に33号決勝ツーランを放った。
一発が欲しい場面で一発を打てるのはスター選手の証だろう。エバン・ロンゴリアのタイムリー二塁打で3-3の同点に追い付かれた直後の8回裏、ジョシュ・ドナルドソンが四球で出塁し、一死一塁の場面でスモークに打席が回ってきた。勝ち越し点が欲しい場面。カウント2-0からの3球目、トミー・ハンターが投じた時速96.4マイルのツーシームを振り抜くと、打球は大きな放物線を描いてセンター右に飛び込んだ。スモークの33号ツーランに本拠地ロジャース・センターは大歓声に包まれ、もはやお祭り騒ぎ。後半戦も打率.298、10本塁打、OPS.985と結果を残し続けており、今季の大活躍はホンモノと判断して良さそうだ。
関連ニュース
関連動画
8月14日 ブルージェイズ 初回5得点の猛攻で快勝
8月9日 ようやく復調気配 ドナルドソンが今季2度目の1試合2発
7月31日 ピアース ここ4日で2本目のサヨナラ満塁本塁打
7月28日 延長10回 ピアースのサヨナラ満塁弾で劇的な幕切れ
7月27日 ブルージェイズ 二者連続アーチで逆転サヨナラ
-
コービン 8.2回無失点の快投で4年ぶりの2ケタ勝利
2017.8.18 14:55 Fridayダイヤモンドバックスの先発左腕、パトリック・コービンが日本時間8月18日のアストロズ戦で強力打線を相手に素晴らしいピッチングを披露。8.2回無失点の快投で4年ぶりの2ケタ勝利となる10勝目(11敗)をマークした。
「今日はすべての球種がいい感じだった」とコービンが振り返ったように、今日のコービンはとにかく安定していた。味方の2失策にも動じることなく、淡々とアウトを積み重ね、ピンチらしいピンチは3回裏の二死二、三塁と6回裏の無死一、二塁くらい。どちらも後続をしっかり打ち取り、強打のアストロズ打線を相手に8.2イニングを無失点に抑える素晴らしいピッチングを見せた。完封目前の9回裏二死からユリエスキー・グリエルに二塁打を浴びてアーチー・ブラッドリーのリリーフを仰いだものの、ほぼ100点満点のピッチング。トーリ・ロブロ監督は「今日は良いバージョンのコービンだったね」と好投を称えたが、今日のような安定したピッチングを続けることができれば、自己記録(2013年の14勝)の更新も決して夢ではないだろう。
関連ニュース
関連動画
8月17日 Dバックス・デズカルソがランニング本塁打
8月14日 ゴッドリーが今季4人目の1イニング4奪三振を記録
-
やっと出た!ブルースが移籍後初本塁打
2017.8.18 14:38 Friday日本時間8月10日にマイナーリーガー1名とのトレードでインディアンスに加わったジェイ・ブルース。日本時間8月18日に行われたツインズとのダブルヘッダー第2戦で、ようやく移籍後初本塁打が飛び出した。
1点を先制された直後の4回表、ブルースは二死走者なしの場面でカウント3-2からの速球を捉え、ライトスタンドに同点弾を叩き込んだ。インディアンス移籍後初本塁打は2年連続の30本塁打到達となる節目の一発。長距離砲らしい綺麗な放物線を描いて、打球はライトスタンドに突き刺さった。ブルースの一発で同点に追い付いたインディアンスだったが、最終的には2-4でツインズに競り負け。ダブルヘッダーは1勝1敗で痛み分けとなった。早くも30本塁打到達のブルースは、自己記録(2012年の34本塁打)を更新する可能性も十分にある。この一発をきっかけに、さらなる本塁打量産を期待したい。
関連ニュース
関連動画
-
サンチェスが先制スリーラン 5打点の大活躍
2017.8.18 14:22 Friday後半戦に入って失速しているアーロン・ジャッジと入れ替わるようにして、ヤンキースの若き正捕手、ゲーリー・サンチェスが調子を上げてきた。日本時間8月18日のメッツ戦では先制スリーランを放つなど、5打点を叩き出す大活躍を見せた。
1回表無死一、二塁からジャッジが空振り三振に倒れ、一死一、二塁で回ってきた第1打席。サンチェスはカーブ2球を見送ってあっという間に追い込まれながらもファウルで粘り、カウント2-2からのチェンジアップを上手くバットに乗せて、左中間スタンドへ22号先制スリーランを叩き込んだ。「入るとは思わなかった。ちょっとバランスを崩していたから、あんなに伸びると思わなかったよ」とサンチェスは振り返ったが、試合の流れをグッと引き寄せる大きな先制弾となった。さらに、4回表にはリードを7点に広げる2点タイムリー。計5打点を叩き出す活躍で、チームを勝利に導いた。8月は打率.333、6本塁打、OPS1.155の好成績をマークしており、残りのシーズンも期待できそうだ。
関連ニュース
8月17日 不調のチャップマン 監督はクローザー継続を明言
8月15日 ベテラン左腕・サバシア 最短日数で戦列復帰の見込み
8月13日 田中が右肩の炎症で故障者リスト入り
8月10日 サンチェス&フレイジャーが二者連発 17安打の猛攻
関連動画
8月17日 怪物・ジャッジ 特大弾&メジャー新記録樹立
8月16日 グレイ 6回2失点の好投でヤンキース移籍後初勝利
8月15日 ジャッジ 今月2本目の一発は貴重な同点アーチ
7月30日 圧巻の投球! 田中がメジャー自己最多の14奪三振
7月29日 田中を強力援護! ジャッジの33号本塁打
7月28日 アーロン・ジャッジ サヨナラの輪の中で歯が欠ける
7月28日 ガードナーのサヨナラ弾 「不敗神話」継続中!