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  • 【ALDS】救援陣好投でWソックス逆転勝利 3連敗回避

    2021.10.11 13:35 Monday

    【アストロズ6-12ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

     敵地で2連敗を喫したホワイトソックスは今季53勝28敗と得意としている本拠地での地区シリーズ第3戦を迎え、12対6で逆転勝利。被スイープでの敗退を回避し、リーグ優勝決定シリーズ進出に望みをつないだ。ホワイトソックスは3番手ライアン・テペラと4番手アーロン・バマーが合計3回2/3を投げ、7つの三振を奪ってパーフェクトに抑える好リリーフ。アストロズは4回裏の不運な判定により一気に試合の流れを手放してしまった。

     ホワイトソックスは1回裏にエロイ・ヒメネスのタイムリーで1点を先制。2回表に2本のタイムリーで3点、3回表にカイル・タッカーの2ラン本塁打で2点を失い、アストロズにリードを許したものの、3回裏にヤスマニ・グランダルの2ラン本塁打とレウリー・ガルシアの3ラン本塁打で試合をひっくり返した。4回表に6対6の同点に追いつかれたが、4回裏に2本のタイムリーなどで3点を勝ち越し。8回裏には3本のタイムリーで3点を追加し、勝利を決定づけた。

     アストロズにとって不運だったのは、4回裏にホゼ・アブレイユのタイムリーで1点を勝ち越された直後、グランダルのファーストゴロで一塁ユリ・グリエルの本塁への送球が打者走者に当たったにもかかわらず、ホワイトソックスの得点が認められたこと。グランダルは一塁線の内側を走っており、守備妨害のようにも見えたが、審判団の判定は変わらなかった。直後に9点目を奪われ、結局6対12で試合終了。5年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出をスイープで決めることはできなかった。

  • 【ALDS】Rソックス勝利 リーグ優勝決定S進出に王手

    2021.10.11 10:30 Monday

    【レイズ4-6xレッドソックス】(延長13回)@フェンウェイ・パーク

     レイズとレッドソックスが対戦する地区シリーズは今日から舞台をボストンのフェンウェイ・パークに移して第3戦。リーグ優勝決定シリーズ進出への王手をかけた試合は延長13回までもつれる大熱戦となり、レッドソックスが6対4でサヨナラ勝ちを収めてリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。レッドソックスは延長13回表にラッキーな形でレイズの勝ち越しを阻止。その裏にクリスチャン・バスケスがサヨナラ2ラン本塁打を放った。

     初回にオースティン・メドウズの2ラン本塁打で先制を許したレッドソックスは、カイル・シュワーバーが初回先頭打者アーチを放ち、3回裏にエンリケ・ヘルナンデスとラファエル・デバースのタイムリーで逆転に成功。5回裏にはヘルナンデスのソロ本塁打でリードを広げたが、8回表にワンダー・フランコのソロ本塁打とランディ・アロザレーナのタイムリー二塁打で同点に追いつかれ、試合は4対4のまま延長戦に突入した。

     レッドソックスにとって大きなプレーとなったのは13回表二死1塁からレイズのケビン・キアマイアーが放った打球。これがタイムリー二塁打となり、レイズが勝ち越したかと思われたが、フェンスに跳ね返った打球が右翼手のハンター・レンフローに当たってスタンドイン。エンタイトル二塁打の判定となり、レイズの一塁走者の生還は認められなかった。そして、その裏にバスケスの2ラン本塁打でサヨナラ勝ち。4イニングを無失点に抑えたレッドソックス7番手ニック・ピベッタの好投も光った。

  • 【NLDS】初戦完敗のドジャース快勝 1勝1敗のタイに

    2021.10.10 13:40 Sunday

    【ドジャース9-2ジャイアンツ】@オラクル・パーク

     シーズン107勝のジャイアンツと同106勝のドジャースによる「頂上決戦」の第2戦は、ジャイアンツ先発のケビン・ゴーズマンとドジャース先発のフリオ・ウリアスの好投によりロースコアの展開となったが、2対1と1点リードで迎えた6回表にドジャースが4点を追加。6対2と4点リードで迎えた8回表にはダメ押しの3点を奪い、9対2で快勝した。この結果、地区シリーズの対戦成績は1勝1敗のタイに。舞台は第3戦からドジャー・スタジアムに移される。

     ドジャースは2回表にウリアスとムーキー・ベッツの連続タイムリーで2点を先制。直後の2回裏にドノバン・ソラーノの犠飛で1点を返されたが、6回表にコディ・ベリンジャーとAJ・ポロックが二者連続で2点タイムリー二塁打を放ち、4点を追加してジャイアンツを突き放した。その裏、二死1・3塁からブランドン・クロフォードのタイムリーで1点を返されたものの、右翼ベッツが三塁への好返球で一塁走者のウィルマー・フローレスを刺し、ジャイアンツの攻撃は終了。試合の流れがジャイアンツに傾くのを阻止する大きなプレーだった。

     8回表には先頭のウィル・スミスにソロ本塁打が飛び出し、さらにマット・ベイティとコリー・シーガーにもタイムリーが出てダメ押しの3点を追加。ウリアス降板後、2番手ジョー・ケリーは1点を失ったが、7回以降はコリー・クネーベル、ブルスダル・グラテロル、フィル・ビックフォードの3人が各1イニングを無失点に抑え、9対2の快勝を締めくくった。

  • 【NLDS】連日のロースコアゲーム ブレーブス完封勝利

    2021.10.10 09:30 Sunday

    【ブレーブス3-0ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

     ブレーブス対ブリュワーズの地区シリーズ第2戦は、前日に続いてロースコアの接戦となり、ブレーブスが3対0で完封勝利。対戦成績を1勝1敗のタイに持ち込んだ。ブレーブス先発のマックス・フリードは6回81球を投げて被安打3、奪三振9、与四球0、失点0という安定感抜群のピッチングを披露。ブリュワーズ先発のブランドン・ウッドラフも6回5安打3失点の力投を見せたが、レギュラーシーズン同様に打線の援護がなかった。

     フリードが安定したピッチングを続けるなか、ブレーブスは3回表一死からホルヘ・ソレアーが二塁打を放ち、フレディ・フリーマンのタイムリーで先制。続くオジー・オルビーズのフェンス最上部に直撃する二塁打でフリーマンが一塁から一気に生還し、2点目を奪った。その後は走者すら出せない展開となったが、6回表一死からオースティン・ライリーのソロ本塁打で貴重な追加点。フリードからルーク・ジャクソン、タイラー・マツェックとつなぎ、最後はクローザーのウィル・スミスが完封リレーを締めくくった。

     ブリュワーズはフリードの前に打線が沈黙。7回裏に二死1・2塁、8回裏と9回裏にも無死1・2塁のチャンスを迎えたが、いずれも得点できず、完封負けを喫した。ウッドラフはレギュラーシーズンでリーグ4位の防御率2.56をマークしたものの、9勝10敗と黒星が先行。これは9イニングあたり2.71点という打線の援護の少なさが最大の原因だったが、今日の試合でも無援護に泣くことになった。

  • 【NLDS】ウェブ快投でジャイアンツが「頂上決戦」先勝

    2021.10.9 13:20 Saturday

    【ドジャース0-4ジャイアンツ】@オラクル・パーク

     シーズン107勝のジャイアンツと同106勝のドジャースによる「頂上決戦」の初戦は、ジャイアンツ先発のローガン・ウェブが8回途中まで92球を投げ、被安打5、奪三振10、与四球0、失点0という素晴らしいピッチングを披露。打線は3本のアーチで4点を奪ってウェブを援護し、4対0で完勝した。ドジャースは3番と4番を打つ2人のターナーが合計8打数ノーヒットに終わるなど、打線がつながらず。先発のウォーカー・ビューラーは痛い2本塁打を浴びた。

     ジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督は後半戦に調子を落としたエースのケビン・ゴーズマンではなく、後半戦の16先発で7勝0敗、防御率2.71をマークしたウェブを第1戦の先発に抜擢。ウェブはその期待に見事に応え、ピンポイントのコントロールを武器にした安定感抜群のピッチングで8回表二死までドジャース打線を無得点に抑えた。2番手タイラー・ロジャースが打者1人、9回表は3番手カミロ・ドーバルが打者3人をパーフェクトに抑え、完封リレーが完成。伝統のライバル同士のポストシーズン初対決はジャイアンツの完勝となった。

     ウェブを真っ先に援護したのは女房役のバスター・ポージーで、1回裏二死3塁の第1打席でカウント3-0からの速球を叩いてライトへの先制2ラン本塁打。7回裏にクリス・ブライアントが貴重な追加点となるソロ本塁打、8回裏にはブランドン・クロフォードがダメ押しのソロ本塁打を放ち、効果的かつ効率的に得点を重ねていった。

  • 【ALDS】Rソックス打線爆発で大勝 1勝1敗のタイに

    2021.10.9 12:15 Saturday

    【レッドソックス14-6レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     前日の第1戦で完敗を喫したレッドソックスは、第2戦も2点を先制した直後の1回裏に5点を失って逆転され、苦しい展開に。しかし、2番手タナー・ハウクが2回裏からの5イニングを2安打1失点に抑える見事なピッチングを見せ、流れを引き寄せた。1点ビハインドの5回表に4点を奪って逆転すると、終盤の3イニングで合計6点を追加。ポストシーズンの球団新記録となる5本塁打を放ち、20安打14得点の猛攻で1勝1敗のタイに持ち込んだ。

     レッドソックスは先発のクリス・セールが1回裏にジョーダン・ループロウのグランドスラムなどで5点を失い、まさかの1回ノックアウト。しかし、3回表にザンダー・ボガーツとアレックス・ベルドゥーゴのソロ本塁打で1点差に詰め寄り、5回表にはエンリケ・ヘルナンデスが同点のソロ本塁打、スタメン復帰したJ・D・マルティネスが勝ち越しの3ラン本塁打を放ち、リードを奪った。試合終盤も打線の勢いは止まらず、5本塁打を含む20安打14得点の猛攻。ヘルナンデスが本塁打1本と二塁打3本を含む6打数5安打3打点を記録するなど、5人の打者が3安打以上を放った。

     打線が目立った一戦だったが、勝利の立役者は間違いなく2番手のハウク。5回裏二死からワンダー・フランコにヒットを許すまで打者11人をパーフェクトに抑えるなど、レギュラーシーズンから3試合に跨って30人連続アウトを達成し、試合の流れを引き寄せた。6回裏二死から崔志萬(チェ・ジマン)にソロ本塁打を許したものの、5回2安打1失点の好リリーフ。失点を重ねたレイズのリリーフ陣とは対照的だった。

  • 【NLDS】ブリュワーズ投手戦制して先勝 テレズ決勝弾

    2021.10.9 08:45 Saturday

    【ブレーブス1-2ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

     ポストシーズンに強いベテラン右腕チャーリー・モートン(ブレーブス)とサイ・ヤング賞候補のコービン・バーンズ(ブリュワーズ)の投げ合いとなった地区シリーズ第1戦は、大方の予想通りに投手戦となり、6回まで両軍無得点。7回裏にラウディ・テレズの2ラン本塁打で先制したブリュワーズが継投でリードを守り、大事な初戦を制した。バーンズは6回2安打無失点の好投。敗れたとはいえ、モートンも7回途中3安打2失点の力投を見せた。

     バーンズは初回先頭から二者連続四球を与える不安定な立ち上がりとなったが、この回を無失点で切り抜けると、その後は落ち着きを取り戻して6回まで無失点ピッチング。91球を投げてイニング数と同じ6つの三振を奪い、打たれたヒットは2本だけだった。一方のモートンも初回に三者連続三振を奪うなど、6回まで2安打ピッチング。しかし、7回裏先頭のアビサイル・ガルシアに死球を与え、次打者テレズに2ラン本塁打を浴びたところでマウンドを降りた。

     ブリュワーズは7回表から2番手として登板したエイドリアン・ハウザーが8回表二死から代打のジョク・ピーダーソンにソロ本塁打を浴び、1点差に迫られたものの、9回表は守護神ジョシュ・ヘイダーが一死1・2塁のピンチを招きながらも無失点に抑えて2対1で逃げ切り。自慢の強力投手陣がブレーブスの強力打線をわずか1得点に封じ、緊迫した投手戦をモノにした。

  • 【ALDS】アストロズ2連勝 リーグ優勝決定S進出に王手

    2021.10.9 07:20 Saturday

    【ホワイトソックス4-9アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     初戦を制したアストロズは、初回に1点を先制したものの、2回裏に2点を奪って逆転。5回表に3点を失って再びビハインドの展開となったが、直後の5回裏に追いつき、7回裏には集中打で一挙5点を勝ち越して試合を決めた。初戦に続いて5点差でホワイトソックスを破り、5年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出に王手。ホワイトソックスはアストロズを上回る11安打を放ったが、好機であと1本が出なかった(得点圏でアストロズ11打数6安打、ホワイトソックス11打数2安打)。

     ホワイトソックスがルーカス・ジオリト、アストロズがフランバー・バルデスの先発で始まった第2戦は、ホワイトソックスが初回に一死満塁のチャンスを作ったが、内野ゴロの間に1点を先制しただけ。アストロズは2回裏にカイル・タッカーのタイムリーとチャス・マコーミックの犠飛で2点を奪い、逆転に成功した。5回表、ホワイトソックスは一死1・2塁からルイス・ロバートが同点タイムリーを放ってバルデスを降板させ、さらにホゼ・アブレイユのタイムリーなどで2点を勝ち越したが、アストロズはその裏にユリ・グリエルが2点タイムリー。すぐさま同点に追いつき、主導権を渡さなかった。

     そして迎えた7回裏、アストロズは一死1・3塁のチャンスを作り、ヨーダン・アルバレスのタイムリーで勝ち越しに成功。ここでホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督は5番手クレイグ・キンブレルを投入したが、アストロズは二死後にカルロス・コレアの2点タイムリー二塁打とタッカーの2ラン本塁打で4点を追加し、この回5得点で勝利を決定づけた。

  • 【ALDS】リーグ最高勝率・レイズ先勝 攻守にスキなし

    2021.10.8 13:30 Friday

    【レッドソックス0-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     ワイルドカード・ゲームでヤンキースを破って地区シリーズに進出してきたレッドソックスを迎え撃ったレイズは、球団史上最多のシーズン100勝をマークした強さを随所に発揮し、5対0で完勝。8回表に守備のミスからピンチを招く場面こそあったものの、ほとんどスキのない野球で大事な初戦を制した。レイズ先発の新人左腕シェーン・マクラナハンは5回5安打無失点の好投。レッドソックスは先発のエドゥアルド・ロドリゲスが2回途中で降板し、打線もつながらなかった。

     レイズは初回にワンダー・フランコのタイムリー二塁打とヤンディ・ディアスのタイムリーで2点を先制。3回裏にネルソン・クルーズが天井直撃のソロ本塁打、5回裏には「ポストシーズン男」のランディ・アロザレーナもソロ本塁打を放ち、リードを4点に広げた。さらに、7回裏二死2・3塁の場面では三塁走者のアロザレーナがレッドソックス4番手ジョシュ・テイラーのスキをついてトドメのホームスチール。8回表一死満塁のピンチを無失点に抑え、4人の投手が完封リレーを完成させた。

     ポストシーズンの試合でホームランを打ち、ホームスチールを決めた選手はアロザレーナが史上初。5回裏のソロ本塁打の際にはトロピカーナ・フィールドに「ランディ、ランディ、ランディ」の大合唱が鳴り響いた。また、球界ナンバーワン有望株として今年6月にメジャーデビューしたフランコは二塁打を2本放つ活躍。レギュラーシーズンとポストシーズンのデビュー戦で複数の長打を放った選手はメジャー史上初めてだった。

  • 【ALDS】マカラーズJr.好投 投打充実のアストロズが先勝

    2021.10.8 10:00 Friday

    【ホワイトソックス1-6アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     ア・リーグ中部地区の王者ホワイトソックスとア・リーグ西部地区の王者アストロズが激突した地区シリーズ第1戦は、先発のランス・マカラーズJr.が7回途中4安打無失点の好投を見せたアストロズが6対1で快勝。投打に充実した戦力で殿堂入りの名将トニー・ラルーサが率いるホワイトソックスを圧倒した。アストロズは投打のみならず、走塁や守備でも随所にスキのないプレーを披露。ホワイトソックスは先発のランス・リンが4回途中6安打5失点と誤算だった。

     アストロズは2回裏に一死1・2塁のチャンスを作り、カイル・タッカーはセンターライナーに倒れたものの、ジェイク・マイヤーズがライトへのタイムリーを放って1点を先制。3回裏には先頭のホゼ・アルトゥーベが四球を選んだあとに送りバントと暴投で3塁へ進み、アレックス・ブレグマンのサードゴロの間に好走塁で2点目のホームを踏んだ。さらにヨーダン・アルバレスのタイムリー二塁打が出て3点目。4回裏にはマイケル・ブラントリーに2点タイムリーが飛び出し、リンを早々にノックアウトした。

     ホワイトソックスは4回途中から2番手レイナルド・ロペスを投入したが、アストロズは5回裏にアルバレスのソロ本塁打で1点を追加。先発のマカラーズJr.は6回までホワイトソックス打線をわずか1安打に封じるなど、7回途中4安打無失点の好投を披露した。8回表に3番手ケンドール・グレイブマンからホゼ・アブレイユがタイムリーを放ち、ホワイトソックスが1点を返したものの、6対1で試合終了。アストロズが投打にホワイトソックスを上回り、初戦を制した。

  • 【NLWC】ドジャース劇的勝利 テイラーサヨナラ2ラン

    2021.10.7 14:00 Thursday

    【カージナルス1-3xドジャース】@ドジャー・スタジアム

     球団史上最多タイの106勝をマークしたドジャースと破竹の17連勝で球団記録を更新したカージナルスが対戦したナ・リーグのワイルドカード・ゲームは、手に汗を握る好ゲームとなった。1対1の同点で迎えた9回裏、ドジャースは二死から四球で出塁したコディ・ベリンジャーが盗塁を決め、クリス・テイラーの2ラン本塁打で劇的なサヨナラ勝ち。地区シリーズで107勝のジャイアンツと106勝のドジャースによる「頂上決戦」が実現することになった。

     ドジャースは先発のマックス・シャーザーが立ち上がりの安定感を欠き、1回表一死1・3塁から暴投で先制点を献上。しかし、その後は立ち直り、ドジャース投手陣はカージナルス打線を1度も三者凡退に抑えられなかったものの、追加点を与えなかった。4回裏に「ポストシーズン男」のジャスティン・ターナーがソロ本塁打を放ち、1対1の同点に追いつくと、9回裏にテイラーのサヨナラ2ラン本塁打が飛び出して劇的勝利。勝ちパターンのリリーバーを次々に投入してカージナルスの攻撃をしのいだデーブ・ロバーツ監督の采配も光った。

     カージナルスは毎回走者を出し、何度も得点圏に走者を進めたが、得点圏で11打数ノーヒットに終わるなど、あと1本が出ず。1番トミー・エドマンと2番ポール・ゴールドシュミットがそれぞれ3出塁と役割を果たしたものの、タイラー・オニール、ノーラン・アレナードら中軸打者がブレーキとなった。40歳のアダム・ウェインライトは6回途中4安打1失点の力投。シャーザーより長いイニングを投げ、大ベテランの意地を見せた。

  • 【ALWC】Rソックス快勝 コールまさかの3回途中KO

    2021.10.6 12:30 Wednesday

    【ヤンキース2-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     ヤンキースとレッドソックスのライバル2球団が激突したア・リーグのワイルドカード・ゲームは、ヤンキース先発のゲリット・コールを3回途中でノックアウトしたレッドソックスが6対2で快勝。リーグ最高勝率のレイズが待つ地区シリーズへの進出を決めた。レッドソックスは先発のネイサン・イバルディが6回途中までソロ本塁打による1失点のみに抑える好投を披露。ヤンキースはコールが大誤算だった。

     レッドソックスはヤンキース先発のコールに対し、1回裏にザンダー・ボガーツの2ラン本塁打で先制。3回裏にはカイル・シュワーバーのソロ本塁打で1点を追加し、さらに無死1・2塁のチャンスを作ってコールをマウンドから引きずり降ろした。6回表にイバルディがアンソニー・リゾーにソロ本塁打を浴び、1点を返されたが、ジャンカルロ・スタントンのヒットで一気にホームを狙ったアーロン・ジャッジの生還を見事な中継プレーで阻止。6回裏にアレックス・ベルドゥーゴのタイムリー二塁打で追加点を奪い、3点をリードして試合終盤を迎えた。

     7回裏には3つの四球で二死満塁のチャンスを迎え、ベルドゥーゴの2打席連続タイムリーでダメ押しの2点を追加。イバルディのあとはライアン・ブレイシア、タナー・ハウク、ハンセル・ロブレスとつなぎ、9回表に5番手ギャレット・ウィットロックがスタントンにソロ本塁打を浴びたものの、6対2で勝利した。ヤンキースは一発勝負のワイルドカード・ゲームに敗れ、2021年シーズンの戦いが終了。2009年以来のワールドシリーズ制覇は来季以降に持ち越しとなった。

  • マリナーズ終戦 大谷は46号先頭打者弾で100打点到達

    2021.10.4 08:30 Monday

    【エンゼルス7-3マリナーズ】@T-モバイル・パーク

     20年ぶりのポストシーズン進出のためには勝利が絶対条件だったマリナーズだが、先発のタイラー・アンダーソンが2回途中5安打4失点(自責点3)でノックアウトされ、3対7で敗戦。エンゼルス3連戦を1勝2敗と負け越したことが大きく響き、ワイルドカード獲得を逃した。エンゼルス2番手オリバー・オルテガが1回1/3無失点の好リリーフでメジャー初勝利(0敗)をマーク。アンダーソンは今季11敗目(7勝)を喫した。

     エンゼルスは初回に大谷翔平の46号先頭打者アーチとジャック・メイフィールドのタイムリーで2点を先制。2回表にもデービッド・フレッチャーのタイムリー二塁打などで2点を奪い、リードを4点に広げた。2回裏にジャレッド・ケルニックとJ・P・クロフォードのタイムリーで2点を返されたが、4回表にジャレッド・ウォルシュが29号2ラン。5回表にはフレッチャーのタイムリー三塁打でさらにリードを広げ、マリナーズの反撃を1点にとどめて7対3で勝利した。

     初回の先頭打者アーチで今季100打点に到達した大谷は、そのあと申告敬遠、見逃し三振、申告敬遠、空振り三振に終わり、レギュラーシーズン最終戦は3打数1安打1打点2四球(打率.257、OPS.965)。今季46本塁打で惜しくも本塁打王(サルバドール・ペレスとブラディミール・ゲレーロJr.が48本塁打でトップ)を逃し、2000年トロイ・グロスの球団記録にもあと1本届かなかった。しかし、「45本塁打+25盗塁+100打点+100得点+8三塁打」はメジャー史上初の快挙。9勝2敗、防御率3.18、156奪三振という投球成績も加味すれば、MVP受賞は間違いないだろう。

  • ジャイアンツが9年ぶりの地区優勝 球団史上最多107勝

    2021.10.4 07:45 Monday

    【パドレス4-11ジャイアンツ】@オラクル・パーク

     2012年以来9年ぶりの地区優勝に向けてマジックナンバーを1としていたジャイアンツは、パドレスとのレギュラーシーズン最終戦に11対4で大勝。球団史上最多となるシーズン107勝目をマークし、自力で地区優勝を決めた。ジャイアンツ先発のローガン・ウェブは7回6安打4失点で今季11勝目(3敗)をマーク。パドレスは先発のリース・クニーアが今季2敗目(1勝)を喫し、リリーフ陣も失点を重ねた。

     ジャイアンツは3回裏にバスター・ポージーのタイムリーで2点を先制すると、4回表にマニー・マチャドの犠飛で1点を返されたものの、4回裏に3本のタイムリーなどで一挙5点を追加。5回裏には先発のウェブが自ら1号2ランを放ってリードを7点に広げ、7回裏にマイク・ヤストレムスキーの2点タイムリー二塁打でパドレスをさらに突き放した。8回表に2本のタイムリーなどで3点を返されたが、11対4で大勝。ドジャースとのマッチレースを制し、9年ぶりの地区優勝となった。

     一方、レギュラーシーズン最終戦に敗れたパドレスは79勝83敗の借金4で今季の戦いを終了。オフにダルビッシュ有、ブレイク・スネル、ジョー・マスグローブらを獲得するなど大型補強を展開し、「打倒・ドジャース」の1番手に挙げられたものの、故障者続出の影響もあり、期待通りのシーズンを過ごすことはできなかった。ジェイス・ティングラー監督の解任が確実視されており、新監督の下で来季を迎えることになりそうだ。

  • レッズがシーズン最終戦に勝利 筒香嘉智は4打数1安打

    2021.10.4 07:30 Monday

    【レッズ6-3パイレーツ】@PNCパーク

     レッズは1対1の同点で迎えた5回表に一挙4点を勝ち越し。パイレーツを6対3で破り、2021年レギュラーシーズンを83勝79敗(地区3位)で終えた。パイレーツは今季初のスイープを逃し、61勝101敗(地区5位)で今季の戦いを終了。レッズ先発のレイベル・サンマーティンが6回7安打1失点で今季2勝目(0敗)をマークし、パイレーツ2番手コディ・ポンセは今季6敗目(0勝)となった。

     初回に押し出し四球で先制を許したレッズだったが、3回表にニック・カステヤーノスが同点のタイムリー二塁打。カステヤーノスはこの一打で今季100打点に到達した。5回表にはアリスティデス・アキーノのタイムリーとジョーイ・ボットーの36号3ランで一挙4点を勝ち越し。6回表にアキーノの10号2ランでさらにリードを広げ、9回裏にオニール・クルーズのメジャー初アーチとなる1号2ランで3点差に追い上げられたが、6対3で勝利した。

     パイレーツの筒香嘉智は「2番・ライト」でスタメン出場し、初回の第1打席で先制点につながるライトへの二塁打。その後はライトフライ、空振り三振、レフトフライに終わり、4打数1安打で今季の打率は.217、OPSは.689となった。パイレーツ移籍後に限れば43試合で打率.268、8本塁打、25打点、OPS.883をマーク。シーズン終盤に失速した感はあったものの、移籍後の活躍は来季以降に向けて大きなアピールとなったに違いない。

  • インディアンス 改名前のラストゲームを完封勝利で飾る

    2021.10.4 07:15 Monday

    【インディアンス6-0レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

     来季からガーディアンズに改名することが決まっているインディアンスは、先発のアーロン・シバーリが6回3安打無失点の好投を見せ、レンジャーズに6対0で快勝。インディアンスとして戦うラストゲームを完封勝利で飾った。好投したシバーリは今季12勝目(5敗)をマーク。レンジャーズ先発のデーン・ダニングは3回5安打4失点で今季10敗目(5勝)を喫した。

     インディアンスは初回先頭のマイルズ・ストローがヒットと盗塁で無死2塁のチャンスを作り、アメッド・ロサリオのタイムリーで1点を先制。3回表はロサリオの四球とホゼ・ラミレスの二塁打で無死2・3塁とし、ダニングの暴投、ブラッドリー・ジマーのタイムリー、オスカー・メルカドのタイムリー二塁打で3点を追加した。5回表には張育成(チャン・ユーチェン)に9号2ランが飛び出し、6点をリード。シバーリら5人の継投でレンジャーズ打線を4安打に封じ、完封勝利を収めた。

     2013年から昨季まで8シーズン連続で勝ち越していたインディアンスだが、今季は80勝82敗で9年ぶりの負け越し。インディアンスとして戦うラストイヤーはポストシーズンに進出することができなかった。インディアンスより長くシーズン勝ち越しを続けているのはヤンキース(1993年~)、カージナルス(2008年~)、ドジャース(2011年~)の3チームだけ。ガーディアンズとして再出発するチームは新たな黄金期を築くことができるだろうか。

  • 「BELIEVE」に応えたマリナーズ 望みをつなぐ逆転勝利

    2021.10.3 13:50 Sunday

    【エンゼルス4-6マリナーズ】@T-モバイル・パーク

     20年ぶりのポストシーズン進出に向けて残り2試合、1つも負けられない状況となったマリナーズ。エンゼルスと対戦した今季161試合目は2点リードの8回表にジャレッド・ウォルシュの28号3ランで逆転を許したものの、8回裏にミッチ・ハニガーの2点タイムリーで逆転し、さらにカイル・シーガーのタイムリーで1点を追加して6対4で逆転勝利。ファンからの「BELIEVE」に応え、ワイルドカード獲得に望みをつなぐ1勝を手に入れた。

     マリナーズは3回裏にハニガーのタイムリーで先制。5回表にホゼ・ロハスの6号ソロで同点に追いつかれたが、直後の5回裏にハニガーの39号2ランで勝ち越しに成功した。ところが、大車輪の働きでチームを支えてきたセットアッパー、ポール・シーウォルドが8回表に連続四球で無死1・2塁のピンチを招き、ウォルシュに28号逆転3ランを被弾。しかし、ファンはマリナーズの逆転勝利を信じて声援を送り続け、マリナーズはハニガーとシーガーの連続タイムリーで見事に試合をひっくり返した。

     エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、レフトフライ、ショートフライ、四球、四球で2打数0安打2四球。第4打席の四球はウォルシュの逆転弾につながったが、セットアッパーのスティーブ・シーシェックがリードを守れなかった。大谷の今季の成績は打率.257、45本塁打、99打点、26盗塁、OPS.959。明日のレギュラーシーズン最終戦で自身初のシーズン100打点を達成できるか注目だ。

  • パイレーツが逆転勝利 筒香は無安打も四死球で2度出塁

    2021.10.3 11:30 Sunday

    【レッズ6-8パイレーツ】@PNCパーク

     パイレーツは5回表までに5点を先行される苦しい展開となったが、5回裏に一挙6得点のビッグイニングを作り、逆転に成功。直後の6回表に同点に追いつかれたが、6回裏に1点、7回裏にも1点を奪い、8対6で逆転勝利を収めた。パイレーツ4番手ニック・ミアーズが今季初勝利(0敗)、7番手クリス・ストラットンが今季8セーブ目をマークし、レッズ3番手トニー・サンティヤンは今季3敗目(1勝)。なお、パイレーツは明日の試合に勝利すれば今季初のスイープ達成となる。

     5点を追う展開となったパイレーツは、5回裏にオニール・クルーズのタイムリー、ウィルマー・ディフォーの2点タイムリー三塁打、コール・タッカーのタイムリー、マイケル・チェイビスの2点タイムリー二塁打で一挙6点を奪って逆転。同点に追いつかれた直後の6回裏にはブライアン・レイノルズのタイムリー三塁打で勝ち越しに成功し、7回裏はタッカーが押し出しの四球を選んで貴重な1点を追加した。

     パイレーツの筒香嘉智は「2番・ライト」でスタメン出場し、四球、空振り三振、空振り三振、死球、ピッチャーゴロで3打数0安打1四球1死球。6回裏の第4打席は死球で出塁したあと、レイノルズのタイムリー三塁打で一塁から一気に生還する激走を見せた。無安打に終わったものの、2度出塁してチームの逆転勝利に貢献。今季の打率は.217、OPSは.688となっている。

  • Rソックスが9回に一挙4得点 WC争い1位タイに浮上

    2021.10.3 09:00 Sunday

    【レッドソックス5-3ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ワイルドカード獲得へのマジックナンバーを2としているレッドソックスは、1対1の同点で迎えた9回表に一挙4点を勝ち越し。その裏に2点を返されたが、5対3でナショナルズを破り、ヤンキースがレイズに敗れたため、ワイルドカード争いで1位タイに浮上した。レッドソックス5番手オースティン・デービスが今季初勝利(2敗)、6番手ハンセル・ロブレスが今季14セーブ目をマーク。ナショナルズ4番手タナー・レイニーに今季3敗目(1勝)が記録された。

     レッドソックスは4回表にラファエル・デバースの36号ソロで先制。8回裏にフアン・ソトの犠飛で同点に追いつかれたが、9回表二死1塁からクリスチャン・バスケスのタイムリー三塁打、トラビス・ショウのタイムリー、エンリケ・ヘルナンデスの20号2ランで一挙4点を勝ち越した。9回裏にデービスがアンドリュー・スティーブンソンに5号2ランを浴びて2点差に迫られたものの、ロブレスが後続を抑え、5対3で逃げ切り。なお、澤村拓一に登板機会はなかった。

     レッドソックスは今季ヤンキースに直接対決で10勝9敗と勝ち越しているため、ヤンキースと並んでシーズンを終えた場合、第1ワイルドカードを獲得し、一発勝負のワイルドカード・ゲームを本拠地で開催できる。この試合が終了した時点でレッドソックスとヤンキースが91勝、ブルージェイズが90勝となり、ナイターでエンゼルスと対戦するマリナーズ(89勝)は今日の試合に敗れるとワイルドカード獲得の可能性が完全に消滅する。

  • ブルージェイズ大勝 ゲレーロJr.が47号先制2ランを放つ

    2021.10.3 08:30 Sunday

    【オリオールズ1-10ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     逆転でのワイルドカード獲得に向けて負けられない戦いが続くブルージェイズは、1回表にブラディミール・ゲレーロJr.が先制の47号2ランを放つなど、3回までに7得点。5回表には3点を追加し、オリオールズに10対1で大勝した。この結果、ワイルドカード獲得の可能性は消滅せず、決着は明日のレギュラーシーズン最終戦に持ち込まれることに。ブルージェイズ先発のアレック・マノアが今季9勝目(2敗)をマークし、オリオールズ先発のジョン・ミーンズは今季9敗目(6勝)を喫した。

     ブルージェイズは初回にゲレーロJr.の47号2ランとテオスカー・ヘルナンデスの32号ソロで3点を先制。2回表に1点を返されたが、2回裏にジョージ・スプリンガーが20号3ランを放ち、球団史上3度目となる「7人がシーズン20本塁打」を達成した。3回裏にサンティアゴ・エスピナルのタイムリー二塁打で1点を追加すると、5回裏にはボー・ビシェットの29号ソロとダニー・ジャンセンの11号2ランで3得点。この試合の5本を加えてチーム本塁打は258本となり、2010年の球団記録(257本)を塗り替えた。

     13試合連続で本塁打が出ていなかったゲレーロJr.は初回に47号先制2ランを放つなど、5打数2安打2打点の活躍で勝利に貢献。22歳以下の選手としては1953年のエディ・マシューズ(ブレーブス)と並ぶシーズン最多本塁打記録となった。明日も快打を放ち、チームをポストシーズン進出に導くことができるか注目したい。

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