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インディアンスが止まらない 今季最長の14連勝
2017.9.7 14:41 Thursdayインディアンスの快進撃が止まらない。日本時間9月7日のホワイトソックス戦では先発のカルロス・カラスコがホワイトソックスの攻撃をアダム・エンゲルの5号ソロによる1点のみに抑え、被安打3、奪三振9、無四球という見事な内容で完投勝利をマーク。今季メジャー最長を更新中の連勝は球団タイ記録の14まで伸びた。
日本時間8月25日から始まった快進撃。レッドソックス4連戦の最終戦に勝利した後、ロイヤルズ3連戦、ヤンキース3連戦、タイガース4連戦をいずれもスイープし、ホワイトソックス4連戦のうち最初の3試合に勝利して14連勝となった。対戦相手に恵まれている感も否めないが、連勝期間中に2度のダブルヘッダーを消化しており、過密日程の中で勝ち続けている点も評価されるべきだろう。ブルペンは相変わらず強力で、コリー・クルーバー、カラスコを中心に先発投手陣も安定。打線もホゼ・ラミレス、カルロス・サンタナらが好調で、まさに投打がガッチリと噛み合った快進撃となっている。地区優勝までのマジックナンバーは13。歓喜の瞬間が訪れる日もそう遠くはなさそうだ。
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2夜連続の殊勲打 メイビンがまたも決勝ツーラン
2017.9.7 14:23 Thursdayアストロズはとてつもなく大きな戦力をチームに加えたのかもしれない。前日の試合でマリナーズの継投ノーヒッターを打ち破る決勝ツーランを放ったキャメロン・メイビンが、日本時間9月7日の同カードでも9回表に決勝ツーランを放ち、チームを勝利に導いた。
7回表の同点機に代打で登場したメイビンは空振り三振に倒れた後、センターの守備に就いていた。アストロズは7回表にジョージ・スプリンガーのタイムリーで同点に追い付き、試合は3-3の同点のまま9回に突入。9回表一死三塁で回ってきたこの試合の2打席目で、メイビンはエドウィン・ディアスの時速100.2マイル(約161.3km/h)のツーシームをライトのポール際に叩き込んだ。前夜に続く2夜連続の決勝ツーラン。エンゼルスがジャスティン・アップトンを獲得したことにより追い出されるような形でアストロズに加入したメイビンだが、早くもチームに欠かせない戦力となっている。
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アクーナが「最優秀プロスペクト野手」に選出
2017.9.7 12:53 Thursday「MLB Pipeline.com」のスタッフによる投票で決定される「最優秀プロスペクト野手」にブレーブスのロナルド・アクーナが選出された。なお、「最優秀プロスペクト投手」は明日発表される予定となっている。
2014年に選出が始まって以来、クリス・ブライアント(カブス)、カイル・シュワーバー(カブス)、アレックス・ブレグマン(アストロズ)と錚々たる面々が選出されてきたが、今年はアクーナが選出された。ベネズエラ出身のアクーナは現在19歳ながらすでにAAA級に到達。今季はAアドバンス級で28試合、AA級で57試合、AAA級で54試合に出場し、3階級合計で打率.325、21本塁打、82打点、44盗塁、OPS.896という素晴らしい成績をマークした。パワー面で急成長を遂げ、5ツール全てを兼ね備えた好選手に成長。公式サイトのプロスペクト・ランキングでは全体7位、外野手3位、球団1位にランクインしている。早ければ来季にもメジャー昇格の可能性があり、再建を進めるブレーブスに待望のスーパースターが誕生することになるかもしれない。
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8月21日 フラワーズが満塁弾&好リードでチームを牽引
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リアルミュートがテイラーにリベンジを果たす
2017.9.7 12:35 Thursday6月の試合でマイケル・テイラー(ナショナルズ)に三盗を許していたJ.T.リアルミュート(マーリンズ)だが、日本時間9月7日の試合で見事にリベンジを達成。この2つのプレイをStatcastのデータで比較してみよう。
日本時間6月21日の試合でテイラーが三盗を成功させた際のデータは送球のスピードが時速88.5マイル(約142.4km/h)、ポップタイムは1.37秒を記録。今日の試合でテイラーの三盗を阻止した際のデータは送球のスピードが時速86.5マイル(約139.2km/h)、ポップタイムは1.38秒だった。2つのデータはともに6月の試合を下回ったが、今回はテイラーの三盗を阻止。盗塁阻止は捕手のみの力では成り立たず、投手の協力が必要であることを改めて印象付ける結果となった。
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新人・ハップの珍プレイ バットにつまずいて転倒
2017.9.7 12:17 Thursday今季ここまで21本塁打を放つなど、今季メジャーデビューを果たしたルーキーながらカブス打線に不可欠な存在となっているイアン・ハップ。二塁と外野3ポジションをこなし、見た目以上にチームへの貢献度が大きい選手だが、日本時間9月7日のパイレーツ戦では少し恥ずかしい珍プレイを披露してしまった。
この日は「5番・センター」で先発出場したハップ。4回表の第2打席で初球を思い切りよく振り抜くと、打球は二塁への痛烈なゴロとなった。一塁へ駆け出そうとしたしたハップだが、バットを足で蹴り上げてしまい、豪快に転倒。照れを隠すかのように、すみやかにベンチへ戻っていった。この打席のショックを引きずったわけではないだろうが、ハップはこの試合3打数ノーヒット。チームは9回表にアレックス・アビラのタイムリー三塁打で貴重な1点をもぎ取り、パイレーツに1-0で辛勝した。
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若手三塁手・チャップマンが捕手との口論で退場処分
2017.9.7 12:01 Thursday強肩強打が魅力の若手三塁手、マット・チャップマン(アスレチックス)。日本時間9月7日のエンゼルス戦に「6番・三塁」で先発出場したが、4回裏の第2打席で相手捕手のフアン・グラテロルと口論になり、退場処分を受けてしまった。
チャップマンは「エンゼルスは僕たちがサインを盗んでいるという印象を持っていたんだと思うよ。彼(=グラテロル)は僕たちが捕手のサインを盗んでいると思ったんだろうね。彼は打者が打席に入るときに、全ての打者を凝視していた。それはあまり気持ちのいいものではないんだよ。僕たちはサインを盗んでなんかいないと伝えたんだけど、彼は僕のほうを見るのをやめなかった」とグラテロルの行動が口論のきっかけであったことを明らかにした。同僚のマーク・キャナはグラテロルに「サインを見るのをやめてくれ」と言われたという。レッドソックスとヤンキースのサイン盗み騒動もあり、各球団の選手たちがサイン盗みに対して敏感になっているのかもしれない。
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名手・キアマイアーの「4つ星」キャッチ
2017.9.7 11:45 Thursday2015年から2年連続でゴールドグラブ賞を受賞している守備の名手、ケビン・キアマイアー(レイズ)が日本時間9月7日のツインズ戦でも素晴らしいプレイを見せてくれた。
ツインズに3点をリードされた9回表一死三塁の場面で、ロビー・グロスマンの打球がセンター前へ。キアマイアーは落下点に向けて一直線に前進し、最後は倒れこみながら打球をキャッチした。Statcastの計測によると4.0秒で66フィート(約20.1メートル)をカバーし、捕球可能性26%という「4つ星」の好プレイ。三塁走者の生還を許してしまったものの、倒れこんで一回転した後、すぐに送球に向けて体勢を立て直している点も流石キアマイアーといったところだろう。キアマイアーは5回裏に11号同点ツーランを放つなど打撃面でも奮闘したが、残念ながらチームは6-10で敗れてしまった。
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センター前ヒットをもぎ取るターナーの好プレイ
2017.9.7 11:32 Thursday地区優勝に向けて着実に前進しているナショナルズ。日本時間9月7日のマーリンズ戦に8-1で快勝したが、遊撃手のトレイ・ターナーが相手打者のヒットをもぎ取る見事なダイビングキャッチを披露した。
6-0とナショナルズが6点をリードして迎えた7回裏のマーリンズの攻撃。一死走者なしからトーマス・テリースがショーン・ケリーのフォーシームを捉えた打球はセンター方向へのライナーとなったが、ターナーがこれを見事にダイビングキャッチ。持ち前の身体能力の高さを生かしてテリースのセンター前ヒットをアウトに変えてみせた。ターナーは打撃面でも2安打2得点の活躍。遊撃手、そしてリードオフマンとしての役割をしっかり果たした。
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アストロズ チーム初安打はメイビンの勝ち越しツーラン
2017.9.6 16:51 Wednesday日本時間9月6日のマリナーズ戦。3回表に3四球と犠牲フライで1点を先制したアストロズだったが、7回表一死までマリナーズ投手陣の前のノーヒットに抑えられていた。その重苦しい雰囲気を振り払ったのは、8月末に加入したばかりのキャメロン・メイビンの一発だった。
1-1の同点で迎えた7回表一死一塁の場面で、マリナーズは2番手のジェームズ・パゾスから3番手のエミリオ・パガーンへスイッチ。ここで打席に入ったメイビンはカウント3-2から2球粘った後の9球目、甘く入ったフォーシームを逃さず捉え、レフトスタンドへチーム初安打となる8号勝ち越しツーランを叩き込んだ。アストロズはこの2点を先発ジャスティン・バーランダー、2番手ジョー・マスグローブ、3番手ケン・ジャイルズのリレーで守り抜き、3-1でマリナーズに勝利。8月末に獲得したバーランダーとメイビンが活躍し、新加入コンビの活躍でもぎ取った1勝となった。
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本塁打王・スタントンが相手打者の本塁打をキャッチ
2017.9.6 16:38 Wednesday日本時間9月6日のナショナルズ戦。ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)は4打数ノーヒットに終わったが、ライトの守備ではダニエル・マーフィーの大飛球を見事にキャッチ。本塁打量産の陰に隠れているものの、DRS(守備防御点)+6を記録しているライトの守備もスタントンの魅力の一つである。
ナショナルズが1点リードで迎えた3回表。マーフィーがマーリンズ先発のオドリサマー・デスパイネのチェンジアップを捉えてライトへの大飛球を放ったが、スタントンがフェンスの向こう側へ手を伸ばし、この打球をもぎ取った。スタントンの好プレイでナショナルズの追加点を阻止したマーリンズだったが、マーフィーが8回表に22号ソロを「打ち直し」。9回裏にタイラー・ムーアの犠牲フライで1点を返したものの、反撃及ばず、マーリンズは1-2で接戦を落とし、ワイルドカード争いからさらに後退してしまった。
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パドレス・ウッド 失点を取り戻す2号ツーラン
2017.9.6 16:15 Wednesday日本時間9月6日のカージナルス戦に先発したトラビス・ウッド(パドレス)。2回までに5点を失ってしまったが、2回裏に回ってきた打席で2号ツーランを放ち、自らの失点を取り戻した。
2回裏一死一塁の場面で打席に入ったウッドは、カージナルス先発のマイケル・ワカの初球を捉え、レフトスタンドへ2号ツーランを叩き込んだ。打撃の良さで知られるウッドはこれが通算11本目の本塁打。今季は打率.200、OPS.800をマークしている。1点差に追い上げるツーランを放ったウッドだったが、3回表に2点を追加され、3イニングすら投げ切ることができずに7失点(自責点6)でノックアウト。先発の役割を果たすことができず、今季5敗目(3勝)を喫してしまった。
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名手・ベッツ 捕球可能性6%の超ファインプレイ
2017.9.6 15:45 Wednesday今季数え切れないほどの好プレイを見せ、全選手中トップのDRS(守備防御点)+28を記録しているムーキー・ベッツ(レッドソックス)が日本時間9月6日のブルージェイズ戦でも驚異的なプレイを披露した。
3回表の先頭打者、リチャード・ウーレイナが放ったヒット性のライナーが右中間を襲ったが、この打球をライトのベッツが地面スレスレで見事にダイビングキャッチ。イニングの先頭打者の出塁を防ぎ、先発のエドゥアルド・ロドリゲスを大いに助けた。Statcastの計測によると3.5秒で60フィート(約18.3メートル)をカバーし、捕球可能性わずか6%という文句なしの「5つ星」プレイ。メジャー最高の外野守備を誇るベッツが今季2度目の「5つ星」プレイを披露し、その守備力の高さを改めてアピールした。なお、ベッツの「4つ星」以上のキャッチは今季23回。これはバイロン・バクストン(ツインズ)に次ぐメジャー2位の数字である。
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驚異の勝負強さ マチャドが19日間で3本目のサヨナラ弾
2017.9.6 15:27 Wednesday天候不良により試合開始が2時間以上も遅れた日本時間9月6日のオリオールズ対ヤンキース戦。ヤンキースが3回表に大量6点を奪って逆転に成功し、それをオリオールズが追う展開となったが、最後は8月の月間MVPに輝いたマニー・マチャドの劇的な一発でオリオールズが勝利を手にした。
オリオールズが1点ビハインドで迎えた9回裏。ヤンキース5番手のデリン・ベタンセスの前にウェリントン・カスティーヨがセンターフライ、ペドロ・アルバレスが空振り三振に倒れ、敗北まであと1アウトに追い込まれたものの、ティム・ベッカムが四球を選んで出塁し、一発が出れば逆転サヨナラの場面でマチャドに打席が回ってきた。カウント1-0からの2球目、高めに浮いたナックルカーブをマチャドが振り抜くと、打球は左中間スタンドへ一直線。マチャドの32号ツーランでオリオールズが試合をひっくり返し、劇的な逆転サヨナラ勝利を飾った。マチャドは8月18日のエンゼルス戦と8月23日のアスレチックス戦でもサヨナラ弾を放っており、19日間で3本目のサヨナラ弾。完全復調したスーパースターが驚異的な勝負強さを発揮している。
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好調・ラミレスの活躍でインディアンス13連勝
2017.9.6 15:11 Wednesday第22週の週間MVPに選出されたばかりのホゼ・ラミレス(インディアンス)が日本時間9月6日のホワイトソックス戦でも2本塁打を放つ活躍。ラミレスらの活躍もあり、インディアンスは今季メジャー最長の13連勝を飾った。
1回表にオースティン・ジャクソンとラミレスの二者連続本塁打などで幸先よく3点を先制したインディアンスだったが、直後の1回裏に先発のダニー・サラザーが4点を奪われ、逆転を許してしまう。しかし、2回表にラミレスが2打席連発となる25号ソロを放って同点に追い付き、3回表には新人グレッグ・アレンの2点タイムリー二塁打で勝ち越し。9回表にはヤン・ゴームズがダメ押しとなる11号スリーランを放って最終的には9-4で快勝した。2本塁打を放つ活躍を見せたラミレスは3試合連続本塁打となり、3試合で5本塁打を放つ大爆発。9月に入って5試合で打率.500、5本塁打、OPS1.976と絶好調だ。
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今季最長・延長19回の熱戦 ラミレスのサヨナラ打
2017.9.6 14:59 Wednesday今季最長となる延長19回の熱戦となった日本時間9月6日のレッドソックス対ブルージェイズ戦。9回裏にレッドソックスが同点に追い付いて以降は9イニング連続でゼロ行進が続いたが、最後はハンリー・ラミレスが熱戦に決着をつけた。
延長19回裏のレッドソックスの攻撃。先頭のムーキー・ベッツがレフトへの二塁打を放ち、一打サヨナラのチャンスを作った。ここで打席にはラミレス。空振りとファウルであっという間に追い込まれてしまったが、ファウルで1球粘った後の4球目を詰まりながらもセンター前に落とし、二塁走者のベッツをホームへ迎え入れた。「サイン盗み騒動」に揺れる中、粘り強く戦い抜いた末のサヨナラ勝利。この日敗れた2位ヤンキースとのゲーム差は再び3.5に広がった。
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レイズ・オドリッジ 不運なヒットでノーヒッター終了
2017.9.6 14:47 Wednesdayレイズの先発右腕、ジェイク・オドリッジが日本時間9月6日のツインズ戦で7回一死までノーヒッターを継続する快投を披露。しかし、快挙への挑戦は不運な形で幕を閉じることになってしまった。
7回表一死走者なしの場面でツインズは2番のジョー・マウアーが打席へ。カウント1-2と追い込まれた後の4球目をマウアーが弾き返すと、打球はセンター返しの痛烈な打球となったが、遊撃手のアデイニー・エチャバリアの守備範囲だった。しかし、打球はエチャバリアのグラブに到達する前に二塁ベースに直撃。大きく跳ね返ったボールをエチャバリアが捕球し、慌てて一塁へ送球したものの、すでにマウアーは一塁ベースを駆け抜けていた。ショートゴロになるはずの打球が内野安打となり、オドリッジのノーヒッター挑戦は不運な形で終了した。オドリッジは次打者ホルヘ・ポランコを見逃し三振に抑えたところで交代。6.2イニングを1安打に抑える好投で今季8勝目(7敗)をマークした。
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フィリーズ・ライブリー 投打にわたる大活躍
2017.9.6 14:20 Wednesdayフィリーズの新人右腕、ベン・ライブリーが日本時間9月6日のメッツ戦で投打にわたる素晴らしい活躍を見せた。打っては2号ツーランを含む4打点を叩き出し、投げては7回1失点の好投でチームの勝利に大きく貢献した。
ライブリーはメッツ先発のジェイコブ・デグロムから第1打席で2点タイムリー、第2打席で2号ツーランを放ち、一人で4打点を叩き出す大活躍。基本に忠実なセンター返しを実践し、打者顔負けの見事なバッティングを披露した。本業のピッチングでは速球とスライダー、カーブを上手く組み合わせながらメッツ打線を翻弄。7イニングを投げてメッツ打線を4安打に抑え、1失点の好投で今季3勝目(5敗)をマークした。フィリーズはライブリーのほか、リズ・ホスキンスが2安打2四球で4出塁、ニック・ウィリアムスが2安打3打点と新人選手が活躍。この試合でメジャーデビューを果たしたJ.P.クロフォードは記念すべきメジャー初安打を記録した。
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カルロス・マルティネスの全10奪三振をチェック!
2017.9.5 16:48 Tuesday日本時間9月5日のパドレス戦でカージナルスのエース、カルロス・マルティネスが今季2度目かつキャリア2度目となる完封勝利をマーク。その試合でマルティネスが記録した全10奪三振をチェックしよう。
2回裏一死走者なしからコリー・スパンジェンバーグを空振り三振、ジャバリ・ブラッシュを見逃し三振に斬って取り、マルティネスの奪三振ショーがスタート。時速100マイル近い速球にチェンジアップとスライダーを効果的に組み合わせ、5回裏には三者連続三振をマークした。9回裏一死一塁の場面でウィル・マイヤーズから奪った三振がこの試合10個目。最後はスパンジェンバーグを力のないキャッチャーゴロに打ち取り、見事な完封劇を締めくくった。
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捕球可能性21% テイラーの「5つ星」キャッチ
2017.9.5 16:39 Tuesdayナショナルズのマイケル・テイラーが日本時間9月5日のマーリンズ戦で「5つ星」の見事なプレイを披露。ダブルプレイを完成させ、同点あるいは逆転のピンチからチームを救った。
ナショナルズがアンソニー・レンドンの23号ツーランで逆転に成功した直後の2回裏、ナショナルズ先発のA.J.コールはブライアン・アンダーソンとミゲル・ロハスに連打を浴び、無死一、二塁のピンチを迎える。投手のアダム・コンリーはスリーバント失敗で1アウトとなり、一死一、二塁でディー・ゴードンが打席へ。巧打者ゴードンが低めのカーブを捉えたヒット性の打球がセンターのテイラーを襲ったが、テイラーが素早い反応&自慢のスピードを生かして落下点に入り、これを難なくキャッチ。Statcastの計測によると3.9秒で66フィート(約20.1メートル)をカバーし、捕球可能性21%という「5つ星」の好プレイとなったが、それをテイラーは全く感じさせなかった。テイラーはキャッチ後、すばやく二塁へ送球し、ダブルプレイが完成。ナショナルズはピンチ脱出に成功した。
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パイレーツ・マーテイ 時速99.4マイルの好返球
2017.9.5 16:15 Tuesday8回裏に大量7得点を奪い、パイレーツが12-0で大勝した日本時間9月5日のカブス戦。パイレーツにピンチがなかったわけではなく、レフトのスターリング・マーテイが好返球で走者を刺したことが完封勝利に繋がった。
パイレーツは1回裏にジョシュ・ベルの24号ツーランで2点を先制したものの、直後の2回表に先発のチャド・クールが一死一、二塁のピンチを背負ってしまう。ここでマイク・フリーマンがレフトへのヒットを放ち、二塁走者のベン・ゾブリストはホームへ突入。しかし、ワンバウンドで打球を拾ったマーテイが矢のような送球でゾブリストを刺し、カブスに得点を許さなかった。Statcastの計測によると、マーテイの送球距離は217フィート(約66.1メートル)、球速は時速99.4マイル(約160.0km/h)を記録。2015年から2年連続でゴールドグラブ賞を受賞している名手の強肩がチームを完封勝利に導いた。
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