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ウィリアムス ヒットをもぎ取る「4つ星」キャッチ
2017.8.29 16:31 Tuesday2015年7月にコール・ハメルズが絡む大型トレードでレンジャーズからフィリーズに加入し、今年6月にメジャーデビューを果たしたニック・ウィリアムス。打撃面で才能を発揮する一方で、守備面では苦戦しているが、日本時間8月29日のブレーブス戦ではヒットをもぎ取る見事なプレイを見せてくれた。
6回表にフィリーズはブランドン・フィリップスのタイムリーで同点に追い付かれ、さらに次打者のフレディ・フリーマンの打球はライトへの痛烈な当たり。しかし、このヒット性の打球をライトのウィリアムスが見事にダイビングキャッチ。Statcastの計測によると38フィート(約11.6メートル)を3.1秒でカバーし、捕球可能性44%という「4つ星」のプレイとなった。ウィリアムスはここまで打率.286、8本塁打、OPS.845と打撃面で好成績を残しているが、守備面ではセンターでDRS(守備防御点)-4、ライトでDRS-6と今一つ。守備力の向上がレギュラー定着に向けての課題となりそうな気配だが、今日のようなプレイを続けていけば、完全にレギュラーの座を掴む日もそう遠くはないはずだ。
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左腕・ヒーニー 自身初の2ケタ奪三振&2年ぶりの勝利
2017.8.29 16:16 Tuesdayトミー・ジョン手術を経て、日本時間8月19日に戦列復帰を果たしたアンドリュー・ヒーニー(エンゼルス)。復帰3戦目となった日本時間8月29日のアスレチックス戦で6回1失点の好投を披露し、2015年9月以来2年ぶりの勝利をマークした。
この日のヒーニーは速球(シンカー)と変化球(カーブ&チェンジアップ)の緩急が冴えわたり、初回は三者連続空振り三振の完璧な立ち上がり。3回表にダスティン・ガーノウに同点ソロを浴びたものの、失点はこの1点だけで、2回以降も毎回三振を奪い、6回表には再び三者連続空振り三振。6イニングを投げ切ったところで94球となり、この回限りで降板したが、許したヒットはわずか2本、6回1失点という見事なピッチングで今季初勝利をマークした。アスレチックス打線から10三振を奪ったが、2ケタ奪三振は自身初。キャリア最高と言っても過言ではない素晴らしいピッチングだった。ヒーニーの10奪三振を動画でチェックしよう!
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ジョーンズ 7年連続25本塁打で通算250号到達
2017.8.29 15:51 Tuesdayオリオールズがシーソーゲームを制し、7-6で勝利した日本時間8月29日のマリナーズ戦。この試合でオリオールズの中心選手であるアダム・ジョーンズが25号ソロを放ち、7年連続25本塁打と通算250本塁打を同時に達成した。
記念すべき一発は5回裏に飛び出した。オリオールズが5-4と1点をリードした状況で、5回裏の先頭打者として打席に入ったジョーンズがクリスチャン・バーグマンのスライダーを捉え、センターに飛び込む25号ソロを放った。これでジョーンズは7年連続25本塁打以上となり、継続中の記録としては最長となるとともに、カル・リプケンJr.の6年連続を上回る球団新記録を樹立した。また、この一発で通算250本塁打にも到達。ジョーンズは7年連続25本塁打がスタートした2011年から6年連続で82打点以上を叩き出しているが、今季もここまで66打点をマークし、シーズン82打点ペース。このままいけば7年連続80打点もクリアできそうだ。
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名手・バイエズ 好捕から見事なノーバン送球
2017.8.29 15:41 Tuesday正遊撃手のアディソン・ラッセルが戦列を離れているため、遊撃手としての出場が多くなっているハビアー・バイエズ(カブス)。日本時間8月29日のパイレーツ戦では抜群の身体能力を生かし、素晴らしいプレイを披露した。
3回表のパイレーツの攻撃。二死走者なしの場面でホゼ・オスーナの打球が三遊間を襲ったが、ショートのバイエズがこれをダイビングキャッチ。立ち上がると振り向きざまに素早く一塁へ送球し、一塁は際どいタイミングながらアウトとなった。この深い位置から振り向きざまにノーバウンドの正確な送球。類稀なるバイエズの身体能力が存分に発揮されたプレイとなった。バイエズの好守に助けられた先発のマイク・モンゴメリーは8回途中1失点の好投。打線も小刻みに得点してモンゴメリーを援護し、カブスは6-1でパイレーツに快勝した。
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後半戦好調のサンタナ セベリーノから決勝弾
2017.8.29 15:27 Tuesday前半戦の不調を脱し、後半戦に入って調子を上げているカルロス・サンタナ(インディアンス)。日本時間8月29日のヤンキース戦では7回表に21号決勝ソロを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。
ヤンキース先発のルイス・セベリーノが投じた外角へのチェンジアップをサンタナが捉えた打球は、低い弾道でライトスタンドの2階席へ一直線。インディアンスはその後も小刻みに加点して6-2で勝利したが、サンタナのこの一発が決勝打となった。前半戦は打率.238、10本塁打、OPS.749に終わったサンタナだが、後半戦は早くも前半戦を上回る11本塁打を放ち、打率.283、OPS.976と復調。今季すでに72四球を選ぶなど優れた選球眼も健在で、後半戦のインディアンス打線を支えている。
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悲願のGG受賞に向けて ピラーの「4つ星」キャッチ
2017.8.29 14:46 Tuesday2015年にDRS(守備防御点)+14、昨年はDRS+21、今季もDRS+16とセンターではメジャートップクラスの守備力を誇るケビン・ピラー(ブルージェイズ)が、日本時間8月29日のレッドソックス戦でも素晴らしいプレイを見せてくれた。
ブルージェイズが3-2と1点リードで迎えた6回表、レッドソックスは先頭のムーキー・ベッツが右中間へヒット性のあたりをかっ飛ばした。しかし、そこはピラーの守備範囲。落下点まで一目散に駆け寄ったピラーは、落下点を見つけるとダイビング。視界に入っていたであろうフェンスを全く恐れることなく、少なくとも二塁打になったであろう打球を見事にキャッチしてチームのピンチを救った。Statcastによると捕球可能性38%の「4つ星」プレイであり、このプレイには先発のマーカス・ストローマンも大喜び。DRS+23をマークしているバイロン・バクストン(ツインズ)がゴールドグラブ賞のライバルとして立ちはだかっているが、最大のライバルであるケビン・キアマイアー(レイズ)が2ヶ月以上を欠場した今季こそは悲願の初受賞を期待したい。
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ラミレスがセベリーノの速球を攻略 1試合2本塁打
2017.8.29 14:32 Tuesday先発投手としてはメジャートップクラスの球速を誇るルイス・セベリーノ(ヤンキース)。その速球派右腕のスピードボールをホゼ・ラミレス(インディアンス)が攻略し、今季4度目の1試合2本塁打を記録した。
ラミレスはセベリーノから1回表に19号先制ソロ、6回表に20号同点ソロを放ち、3打数2安打2打点(1四球)の活躍。3番打者としてチームの勝利に貢献し、自身初のシーズン20本塁打に到達しただけでなく、シーズン通算打率をおよそ1週間ぶりに3割に乗せた。Statcastの計測によると、ラミレスが本塁打にした速球は1本目が時速98.7マイル(約158.8km/h)、2本目が時速98.2マイル(約158.0km/h)。セベリーノの速球を苦にすることなく、しっかり叩いた見事な2本塁打だった。
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ベテラン外野手・ワース 復帰初戦で特大ツーラン
2017.8.29 14:13 Tuesday左足の故障で3ヶ月近く戦列を離れていたジェイソン・ワース(ナショナルズ)が、日本時間8月29日のマーリンズ戦で戦列復帰。地元ファンに大歓声で迎えられ、4回裏の第2打席で特大の9号ツーランを放ってその歓声に応えてみせた。
クリスチャン・イェリッチの16号ソロでマーリンズに1点を返された直後の4回裏、ナショナルズは先頭のマット・ウィータースがレフトへのヒットで出塁し、無死一塁でワースに打順が回ってきた。ワースがカウント3-2からの6球目、高めに浮いたチェンジアップを捉えると、打球はレフトスタンドへ一直線。ワースは打った瞬間にスタンドインを確信し、生還後にはファンの大歓声にカーテンコールで応えた。6回裏の第3打席でもヒットを放ち、復帰初戦は2安打2打点の活躍。シーズン終盤、そしてポストシーズンの戦いに向けて、頼もしい戦力が戻ってきた。
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2017.8.28 16:57 Monday昨年4月のトレバー・ストーリー(ロッキーズ)の華々しいデビューは記憶に新しいところだが、それを上回る驚異的なスタートダッシュを見せている男がいる。その男の名はリズ・ホスキンス(フィリーズ)。なんとメジャー最初の18試合で11本塁打を放ったのだ。
前日まで4試合連続で本塁打を放ち、メジャー最初の17試合で10本塁打というメジャー新記録を打ち立てたホスキンス。日本時間8月28日のカブス戦では8回裏に上原浩治から11号ソロを放ち、これでなんと5試合連続本塁打となった。メジャー最初の18試合で11本塁打はもちろんメジャー新記録。ここのところは毎日ホームランを打っているような状況で、両リーグワーストの勝率に沈むフィリーズにおいて希望の光となっている。11号本塁打を放った際には本拠地シチズンズバンク・パークに集まったファンから大歓声。ホスキンスはその大歓声にカーテンコールで応えていた。
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ポップフライを落球も… ゴードン&エリスの好判断
2017.8.28 16:41 Mondayミスをしてしまったとき、すぐに頭を切り替えて次のプレイに移ることが大切だ。8月28日のパドレス戦でマーリンズ内野陣は平凡なポップフライを落球してしまったが、冷静な判断で咄嗟にカバー。見事に走者をアウトにした。
4回表二死一塁の場面でジャバリ・ブラッシュが放った打球は平凡なポップフライ。しかし、これを一塁のタイラー・ムーアと二塁のディー・ゴードンがお見合いするような形でヒットにしてしまう。ゴードンは一塁走者の生還を阻止するべく三塁方向へ視線をやった後、ブラッシュが一塁ベースをオーバーランしていることに気付き、一塁へ送球。一塁には捕手のA.J.エリスがカバーで入っており、ブラッシュは一塁でタッチアウトとなった。すぐに次のプレイを想定して動き始めたゴードンとベースカバーを怠らなかったエリスによる地味ながらも大きなプレイ。試合終盤までロースコアの接戦が続いたことを考えると、試合の行方を左右するプレイの一つになったと言っても過言ではないだろう。
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代走・ジャクソンが本塁突入もあと一歩及ばず
2017.8.28 16:22 Mondayメジャーリーグでは投手が代走として起用される光景は日常茶飯事だ。日本時間8月28日のナショナルズ対メッツのダブルヘッダー第1戦では9回裏にエドウィン・ジャクソンがアダム・リンドの代走として登場。同点のホームを目指して激走したが、残念ながらあと一歩及ばなかった。
ナショナルズは5-6と1点ビハインドの9回裏、二死走者なしからリンドがセンター前ヒットで出塁。足が速くないリンドに代わってジャクソンが代走として起用された。次打者ダニエル・マーフィーの打球は広く空いた二遊間を破るヒットとなり、ライトのトラビス・タイロンがこれを後逸。三塁ストップかと思われたジャクソンは再度ギアを上げてホームを目指したが、センターのフアン・ラガレスから二塁のアズドゥルバル・カブレラ、捕手のトラビス・ダーノウとボールが渡り、果敢にヘッドスライディングを試みたジャクソンは本塁タッチアウトとなった。ナショナルズ側はコリジョン・ルールの適用を主張してチャレンジしたが、判定は覆らず。ジャクソンの激走は惜しくも実らなかった。
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ホスキンスの好捕から「7-4-3」のトリプルプレイ
2017.8.28 15:51 Monday驚異的な本塁打量産ペースに注目が集まっているリズ・ホスキンス(フィリーズ)だが、慣れない外野守備でも奮闘している。日本時間8月28日のカブス戦では難しい打球をスライディングキャッチし、「7-4-3」のトリプルプレイを完成させた。
カブスが3点をリードして迎えた5回表。カブスは無死一、二塁と追加点のチャンスを作り、打席にハビアー・バイエズを迎えた。ニック・ピベッタのスライダーを捉えた打球は痛烈なライナーとなり、レフトのホスキンスを襲ったが、この打球をホスキンスが地面スレスレでスライディングキャッチ。送球動作へ移る際にボールをこぼしたものの、ノーバウンドでの完全捕球は認められ、ホスキンスから二塁のセザー・ヘルナンデス、一塁のトミー・ジョセフとボールが渡ってトリプルプレイが完成した。このプレイで流れをつかんだフィリーズは直後の5回裏に5点を奪って逆転。本職ではないレフトの守備で奮闘するホスキンスが好守で流れを引き寄せ、チームを勝利に導いた。
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Dバックス打線が8回裏に爆発 三者連発などで9得点
2017.8.28 15:40 Monday7回終了時点で2-0とダイヤモンドバックスが2点をリードしていた日本時間8月28日のジャイアンツ戦。ロースコアの接戦が続いていたが、8回裏にダイヤモンドバックス打線が爆発し、一気に試合を決めた。
8回裏のダイヤモンドバックス打線はこの回からマウンドに上がったマット・ケインを攻め、無死満塁からクリス・ハーマンのタイムリーでまず2点。相手のエラーとブランドン・ドルーリーの犠飛でさらに2点を追加し、二死一、二塁となった後、ポール・ゴールドシュミットの31号スリーラン、J.D.マルティネスの29号ソロ、ダニエル・デズカルソの8号ソロと三者連続本塁打が飛び出して大量9得点のビッグイニングが完成した(デズカルソのところで投手はコリー・ギアリンに交代)。終わってみれば11-0の圧勝。ダイヤモンドバックスが連勝を4に伸ばし、ワイルドカード首位の座をキープした。
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ヒューストンのために… マッキャンの逆転タイムリー
2017.8.28 15:26 Monday大型ハリケーン「ハービー」によって本拠地・ヒューストン周辺が大きな被害を受けているアストロズ。日本時間8月28日のエンゼルス戦は前日に続いて苦しい展開となったが、8回表にブライアン・マッキャンが逆転打を放ち、被災地に勝利をプレゼントした。
A.J.ヒンチ監督は「我々はたくさんの理由のために気持ちを込めてプレイした」と試合を振り返った。4回までに4点をリードしながらもエンゼルスに5点を奪われて逆転され、1点ビハインドのまま試合は終盤に突入。ヒューストンのために勝利が欲しい試合で、8回表に二死走者なしから満塁のチャンスを作り、マッキャンの3点タイムリー三塁打で一気に逆転に成功した。「俺たちはプロなんだ。これが俺たちがやるべきことなんだよ。俺たちは球場に来て、野球をしなければならない。つらいことだけれど、これが俺たちの仕事なんだ」とマッキャン。ヒューストンでは大雨による被害が続いているが、アストロズの勝利はヒューストンの人々に大きな勇気を与えたに違いない。
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元No.1プロスペクト・バクストンが3本塁打の大暴れ
2017.8.28 14:49 MondayMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで2年連続全体1位(2014-2015)に輝いたバイロン・バクストン(ツインズ)が自慢の守備だけでなく、課題とされてきた打撃面でも覚醒の時を迎えている。日本時間8月28日のブルージェイズ戦で自身初のマルチ本塁打どころか、1試合3本塁打を記録してみせた。
1回表に先制タイムリーを放ったバクストンは、4回表に11号ツーラン、7回表に12号ソロ、9回表に13号ソロをいずれもレフトスタンドに叩き込み、3本塁打を含む4安打5打点の大暴れ。球界屈指のポテンシャルを一気に開花させたかのような大爆発で、チームの勝利に大きく貢献した。前半戦は打率.216、5本塁打、OPS.594に終わったバクストンだが、後半戦は今日の試合を含め、打率.333、8本塁打、OPS1.027と好調で、8月だけで8本塁打&8盗塁をマークしている。センターの守備ではDRS(守備防御点)+23という素晴らしい数字を残しており、打撃面での覚醒がホンモノならばメジャーリーグに新たなファイブツール・プレイヤーが誕生することになる。レギュラーシーズンの残りおよそ1ヶ月でバクストンがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。覚醒しつつある元No.1プロスペクトの活躍に期待したい。
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2回までに12得点!ゴームズの満塁弾で勝負あり
2017.8.28 14:34 Monday地区連覇に向けて調子を上げつつあるインディアンスとワイルドカード争いでズルズルと後退しつつあるロイヤルズの勢いの差が表れたような試合だった。インディアンスは2回までに大量12得点。ヤン・ゴームズの満塁弾がとどめの一発となった。
1回裏にホゼ・ラミレスのタイムリー二塁打などで3点を先制したインディアンスは、続く2回裏にもロイヤルズ先発のエリック・スコグランドを攻め、フランシスコ・リンドーアの24号ツーランで5点目。スコグランドの降板直後にはカルロス・サンタナが20号スリーランを放ってリードを8点に広げ、さらに一死満塁のチャンスでゴームズがレフトスタンドへの9号グランドスラムを放って試合を決めた。2回裏はツーラン、スリーラン、グランドスラムと3本塁打が飛び出して大量9得点。打線の大量援護に恵まれたカルロス・カラスコは7回無失点の快投で13勝目(6敗)をマークした。
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スタントンの50号は貴重な勝ち越しツーラン
2017.8.28 14:16 Monday打撃スタンスの変更以降、驚異的なペースで本塁打を量産しているジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)が日本時間8月28日のパドレス戦で8回裏に決勝ツーランを放ち、早くもシーズン50号に到達した。
ダン・ストレイリー(マーリンズ)とクレイトン・リチャード(パドレス)の好投により、終盤までロースコアの接戦が続いたこの試合。試合を決めたのはやはりこの男の一発だった。8回裏無死一塁の場面でスタントンがリチャードのスライダーを捉えると、打球はセンターへ一直線。大台到達となる50号本塁打は試合を決める決勝ツーランとなった。スタントンの快進撃に遅れるようにしてマーリンズも調子を上げており、今日の勝利により貯金は今季最多の3まで増加。ワイルドカード獲得も夢ではなくなってきた。
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暴れ馬のプイーグが愛称通りの大活躍
2017.8.27 18:50 Sunday現在行われている「プレーヤーズウィークエンド」では選手達が自らの愛称を背中に付けてプレーしている。「暴れ馬」が愛称のヤシエル・プイーグが走塁に守備に躍動した。
アグレッシブなプレーでチームを鼓舞させるプイーグ。力強い打撃だけではなく、走塁で相手チームをかく乱し守備では本塁打性の打球を処理するなどまさしく彼の愛称である「暴れ馬」通りの活躍をした。果たして今回のブリュワーズ戦ではどのようなプレーが飛び出したのか。これが彼の真骨頂といえるプレーだ。
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愛称ユニフォームで魅せた若手の大活躍
2017.8.27 18:32 Sunday現在行われている「プレーヤーズウィークエンド」では選手達が自らの愛称を背中に付けてプレーしている。球界でも初の試みをする中、各チームの若い選手達が躍動した。
ジョナサン・スコープ(オリオールズ)やリズ・ホスキンス(フィリーズ)、ブラッドリー・ジマー(インディアンス)など今後の球界を担う選手達が投げて、打って守ってと大活躍をみせた。彼らのプレー1つ1つがファンにとって試合をみる新たな楽しみとなっていくのだ。
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終盤の粘りでカージナルスがサヨナラ勝ち
2017.8.27 17:40 Sunday終盤の奮起が最高の結果となった。カージナルスはレイズとの試合に臨んだが8回裏の攻撃開始時点で2対4と劣勢状態だった。ワイルドカード争いが徐々に厳しくなる中、まだまだ諦める訳にはいけない。
7回までレイズの先発、ブレイク・スネルを打ちあぐねていたカージナルス打線。6回の攻撃時に2点を返したが突破口を開けない状態が続いていた。そんな中、8回からやっと打線が目覚める。投手がスネルからトミー・ハンターに代わると先頭打者のトミー・ファムが四球で出塁し、2死二塁からヤディアー・モリーナの適時打で3対4と1点差、コルテン・ウォンにも適時打が飛び出して4対4の同点。その後、9回には無死一塁からファムが中堅方向へ特大弾を放ち、6対4で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
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