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延長12回 マチャドがサヨナラ弾でチームを救う
2017.8.24 14:24 Thursdayザック・ブリットンが2年ぶりのセーブ失敗を喫し、延長戦に突入した日本時間8月24日のオリオールズ対アスレチックスの一戦。「Mr.マイアミ」ことマニー・マチャドが延長12回にサヨナラ弾を放ち、チームを救った。
12回裏の先頭打者、マチャドがアスレチックス6番手のシモン・カストロのスライダーを捉えると、打球は綺麗な放物線を描いてレフトスタンドの最前列に吸い込まれた。前日に続くカストロからの一発は、チームを救うサヨナラ弾。マチャドにとっては日本時間8月19日のエンゼルス戦で放った26号グランドスラムに続く今季2本目(通算4本目)のサヨナラ本塁打となった。マチャドは8月に入って打率.340、10本塁打、OPS1.062と好調。シーズン通算の成績も例年に近いレベルまで戻しつつある。
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A.ゴンザレスが通算2000安打達成
2017.8.23 12:30 Wednesdayやっと1つの節目を迎えた。エイドリアン・ゴンザレス(ドジャース)が通算2000安打を達成した。今季はケガで思うような結果を残せずにいたが、自身にとって1つの勲章を手にいれた。
今年のゴンザレスは腰の痛みで2度の故障者リスト入りを経験するなど35歳の彼にとって試練のシーズンとなっていた。日本時間8月19日に復帰して安打を積み重ね、残りあと「1」となった時点で今回のパイレーツ戦を迎えた。6回表の先頭打者として打席に立った彼はジョニー・バルバトの初球を右翼に運び、これが二塁打となった。今回、コディ・ベリンジャーが離脱したため、今後はゴンザレスにも多く出番がまわってくるだろう。
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アレナードが自慢の強肩で先頭打者を刺す
2017.8.23 11:48 Wednesdayこれぞゴールドグラバーの真骨頂だ。球界でトップを争う守備力の持ち主といえばノーラン・アレナード(ロッキーズ)だ。彼が守る三塁に必須なのは強肩。打者を強肩で刺すということも美技の一つといえるだろう。
ロイヤルズ戦に臨んでいるロッキーズは3回時点で0対1とリードされていた。この日の先発、ジョン・グレイの投球テンポを良くするためには守備陣の助けが必要だ。3回裏の先頭打者を三塁ゴロに打ち取るがこれが三塁線への難しい当たりとなり、内野安打になるかと思われた。そこでアレナードがファウルゾーンからの強肩を披露し、見事にアウトにしてみせた。これも守備の魅力の1つだ。
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イチローの劇的な決勝代打3ラン
2017.8.23 11:11 Wednesday約2ヶ月ぶりの一発だ。イチローはタイガース戦、3対3の同点で迎えた7回表に代打で出場すると相手先発のアーロン・ノラから本塁打を放ち、これがチームを勝利に導く決勝弾となった。
今季は主に代打での出場となっているイチローだが、夏場は好調を維持しており7月は打率.321、8月は.350と高打率をマークしている。本塁打は日本時間6月12日のパイレーツ戦を最後に打ってはいなかったが、この日のタイガース戦では7回表、3対3で無死一・二塁を迎えた場面で打席に立つと相手投手のノラから2015年以降最長となる一発を記録した。その飛距離は132mと計測された。またこの本塁打で球団代打安打記録「21」に並んだ。
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史上初!異なる2球団での4試合で2本のグランドスラム
2017.8.22 16:50 Tuesday1週間に満塁本塁打を2本打つことすら珍しいのに、それを異なる2球団で打つならなおさらだ。日本時間8月20日にメッツからドジャースへトレードされたカーティス・グランダーソンはわずか4試合のうちに異なる2球団で満塁本塁打を放つという史上初の快挙を成し遂げた。
グランダーソンはメッツに在籍していた日本時間8月18日に、ヤンキースとの「サブウェイ・シリーズ」4連戦の最終戦で9回裏にブライアン・ミッチェルから19号グランドスラム。この2日後にドジャースへトレードされたため、このグランドスラムがメッツで放った最後の本塁打となった。そして、日本時間8月22日のパイレーツ戦で、2点ビハインドの7回表にゲリット・コールから21号逆転グランドスラム。移籍をまたいだ出場4試合で2本の満塁本塁打を放ち、4試合のスパンで異なる2球団で満塁本塁打を放った史上初の選手となった。8月は打率.250ながらすでに8本塁打、19打点を記録。ここにきて本塁打のペースが上がっており、2年連続5度目となるシーズン30本塁打を射程圏内に捉えつつある。
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99年ぶりの皆既日食にメジャーリーガーも大はしゃぎ
2017.8.22 16:33 Tuesday日本時間8月22日、アメリカでは99年ぶりに皆既日食が観測された。メジャーリーガーたちも試合開始前の練習中などに観測用のメガネを使い、およそ1世紀ぶりの皆既日食をチェックしていた。
ツインズの選手たちは敵地ギャランティードレイト・フィールドでのホワイトソックス戦の試合開始前にグラウンドに集まり、観測用のメガネを使用して皆既日食の様子を眺めていた。現役最年長選手であるバートロ・コローンもイヤホンを装着して音楽を聴きながら皆既日食をチェック。「俺にも見せてくれよ!」と言わんばかりに、各選手・スタッフが観測用のメガネを譲り合いながら皆既日食を眺めている様子が印象的だった。アメリカを横断する皆既日食が観測されるのは1918年以来99年ぶりのことだという。
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これぞゴールドグラバー セスペデスの好プレイ
2017.8.22 16:11 Tuesday日本時間8月22日に行われたメッツ対ダイヤモンドバックスの一戦。延長戦の末、1点差で敗れてしまったメッツだが、ゴールドグラブ受賞経験のあるレフトのヨエニス・セスペデスが素晴らしいプレイで地元のファンを沸かせた。
5回表のダイヤモンドバックスの攻撃。二死走者なしの場面でジェイク・ラムが放った打球はレフト・セスペデスの左を襲ったが、これをセスペデスが見事にスライディングキャッチ。抜ければ二塁打以上は間違いなしという打球を好捕し、チームのピンチを救った。Statcastの計測によると、セスペデスは81フィート(約24.7メートル)を4.4秒でカバー。捕球可能性はわずか16%という「五つ星」の超ファインプレイだった。セスペデスは打撃面でも7回裏に同点タイムリーを放つなど3安打の活躍を見せたが、チームは延長戦の末、2-3で敗れている。
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アブレイユ 球団初のデビュー以来4年連続25本塁打
2017.8.22 15:36 Tuesdayホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)が日本時間8月22日に行われたツインズとのダブルヘッダー第1戦で25号ソロを放ち、メジャーデビューを果たした2014年から4年連続で25本塁打をクリア。ホワイトソックスでは球団史上初の快挙となった。
2014年に打率.317、36本塁打、107打点、OPS.964の好成績を残して満票で新人王に選出されたアブレイユは、2015年に30本塁打、101打点、2016年に25本塁打、100打点を記録し、今日の25号ソロで「デビューイヤーから4年連続25本塁打」を達成。球団史上初、メジャー全体でも史上10人目という快挙となった(現役ではエンゼルスのアルバート・プーホルスとブリュワーズのライアン・ブラウンに次いで3人目)。なお、アブレイユは今季ここまでチームの全122試合に出場して77打点。これはシーズン102打点ペースであり、4年連続100打点を達成する可能性も十分にある。8月は打率.321、6本塁打、OPS.956と好調を維持しており、2014年以来3年ぶりとなる「打率3割・30本塁打・100打点」にも期待したい。
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ドージャーのスリーランで一挙6得点のビッグイニングに
2017.8.22 15:20 Tuesday日本時間8月22日、ツインズはホワイトソックスとのダブルヘッダーを戦った。第1戦を1点差で落とし、連敗だけは避けたかったツインズは、第2戦の2回表に打線が爆発。5号スリーランを放ったホルヘ・ポランコに続いてブライアン・ドージャーにも26号スリーランが飛び出し、一挙6得点のビッグイニングとなった。
ツインズは2回表に一死一、二塁のチャンスを作ると、ホワイトソックス先発のカーソン・フルマーからポランコが5号スリーランを放って3点を先制。ヒットと四球で再び一死一、二塁のチャンスを作り、今度はドージャーが真ん中低めの速球を思い切りよく振り抜いて左中間スタンドへ26号スリーランを叩き込んだ。さらに四球と相手のエラーでまたしても一死一、二塁のチャンスを作り、ここでフルマーは降板。この回は結局6点止まりだったが、試合序盤に相手先発をノックアウトして試合を優位に進めたツインズが10-2で快勝し、ワイルドカード2位の座をキープした。
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グランダーソン 2試合連続の一発は逆転満塁弾
2017.8.22 15:07 Tuesday3点を追うドジャースは7回表、コリー・シーガーのタイムリーで1点を返し、さらに一死満塁のチャンス。ここで先日移籍してきたばかりのベテラン外野手、カーティス・グランダーソンに逆転グランドスラムが飛び出した。
パイレーツのエース、ゲリット・コールのスライダーを捉えた打球はグングン伸び、右中間スタンドへ一直線。文句なしの逆転満塁弾で、ドジャースが一気に試合をひっくり返した。グランダーソンは4日前のヤンキース戦(メッツ時代)でも満塁本塁打を放っており、4試合スパンで異なる2球団で満塁本塁打を放った史上初の選手となった。「彼は2日連続でチームにとって大きなホームランを打ってくれた。特に今日のグランドスラムはとても大きかったよ」とデーブ・ロバーツ監督は移籍してきたばかりのベテラン外野手の働きを絶賛。人格面への評価も高い経験豊富なベテラン外野手の存在は、ワールドシリーズ制覇を目指すチームにとって大きな武器となるかもしれない。
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ホルト痛恨の悪送球 インディアンスがサヨナラ勝ち
2017.8.22 14:42 Tuesday地区首位を走るチーム同士の対戦となり、「ア・リーグ地区シリーズ前哨戦」との声も上がっていたレッドソックス対インディアンスの一戦。アンドリュー・ミラーの負傷降板といったアクシデントもあったが、最終的にはラッキーな形でインディアンスが勝利を手にした。
8回裏にインディアンスが追い付き、4-4の同点で迎えた9回裏。インディアンスは先頭のブランドン・ガイヤーが二塁打で出塁し、次打者のロベルト・ペレスへの指示は送りバントだった。レッドソックスはサヨナラを阻止せんとバントシフトを敷き、ペレスのバントを捕球した一塁手のブロック・ホルトは迷わず三塁へ送球。しかし、送球を焦ったのか、一度ボールを握り直してバランスを崩すような形になり、逸れた送球はファウルグラウンドへ…。この間に二塁走者のガイヤーが生還し、インディアンスのサヨナラ勝ちで試合終了となった。「普通のプレイだったのに、グラブからボールを上手く取り出すことができなかった」とホルトは悔しそうに語ったが、「明日に向けて準備しよう」とすぐに頭を切り替えていた。
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ポロックの決勝ツーラン Dバックス延長戦制す
2017.8.22 14:28 Tuesdayワイルドカード確保に向けてこれ以上の失速は避けたいダイヤモンドバックス。日本時間8月22日のメッツ戦は先制後になかなか追加点を奪えず、延長戦に突入する苦しい展開となったが、A.J.ポロックの一発がチームを勝利に導いた。
1-1の同点で迎えた10回表。メッツはA.J.ラモスに代えてエリック・ゴーデルを投入した。ダイヤモンドバックスは先頭のグレガー・ブランコがストレートの四球で出塁すると、一死後、ポロックがカウント2-1から真ん中付近に入ったフォーシームをしっかり捉え、センター右へ6号勝ち越しツーランを叩き込んだ。10回裏にクローザーのフェルナンド・ロドニーがマイケル・コンフォートに27号ソロを浴びて1点を返されたものの、後続を抑えて試合終了。3-2で勝利したダイヤモンドバックスはワイルドカード首位のロッキーズとの差を0.5ゲームに詰め、同3位のブリュワーズとの差を3.5ゲームに広げている。
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延長12回 プイーグ決勝弾でドジャース88勝目
2017.8.22 14:13 Tuesday日本時間8月22日に行われたドジャース対パイレーツの一戦は、8回裏にパイレーツが追い付き、延長戦に突入。延長12回までもつれ込んだ熱戦に決着をつけたのはヤシエル・プイーグ(ドジャース)の一発だった。
8回裏にパイレーツがジョシュ・ハリソンのタイムリー二塁打とジョシュ・ベルの内野ゴロで5-5の同点に追い付き、延長戦にもつれ込んだこの試合。ドジャースは延長10回表の二死満塁のチャンスをモノにできず、両チームとも得点を奪えないまま、試合は延長12回に突入した。パイレーツはこの回からこの試合の6番手としてリトアニア出身の右腕、ドビダス・ネベラウスカスを投入。しかし、この回先頭のプイーグがカウント1-0からの2球目、甘く入ったスライダーを逃さず捉え、センターへ22号決勝ソロを叩き込んだ。12回裏はロス・ストリップリングが二死一、二塁のピンチを背負いながらも無失点に抑えて試合終了。ドジャースは今季88勝目をマークし、シーズン116勝ペースを維持している。
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ウィリアムズポートで「リトルリーグ・クラシック」開催
2017.8.21 16:55 Mondayリトルリーグ発祥の地として知られ、毎年8月にリトルリーグ・ワールドシリーズが開催されているペンシルベニア州ウィリアムズポートで初めての「リトルリーグ・クラシック」が開催され、パイレーツが6-3でカージナルスを破った。
ボウマン・フィールドに集まった2596人の観衆の大半はリトルリーグでプレイする野球少年たち。その野球少年たちの目の前で、両軍の選手たちがメジャーリーグのプレイを披露した。試合はパイレーツの新人、ジョシュ・ベルが21号ツーランを含む2安打4打点の活躍を見せ、チームを牽引。敗れたカージナルスもスティーブン・ピスコッティが好守を見せたほか、名捕手ヤディアー・モリーナも3安打の活躍で野球少年たちの期待に応えた。試合終了後には両軍の選手が整列して握手を交わし、球史に残る歴史的な一戦は幕を閉じた。
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アギラーが連日の活躍 2本目の一発はダメ押し弾
2017.8.21 16:42 Monday準レギュラーという扱いながら、ここまで2ケタ本塁打&OPS.800以上とレギュラークラスの成績を残しているヘスス・アギラー(ブリュワーズ)。代打決勝ツーランを放った前日に続き、日本時間8月21日のロッキーズ戦では2本塁打を放つ活躍を見せた。
2回表に13号同点ソロを放ったアギラーは、3-1と2点をリードした7回表にタイラー・チャットウッドからこの日2本目となる14号ツーランを左中間スタンドへ叩き込んだ。この日2本目の一発はリードを2点から4点へと広げるダメ押し弾となり、2本塁打3打点の活躍で8-4の勝利に大きく貢献した。前日と合わせて2試合で3本塁打5打点の大暴れ。「クアーズ・フィールドが大好きだよ」と語ったアギラーは、ロッキーズとの3連戦を終え、クアーズ・フィールドを離れることに寂しそうな表情を見せていた。ブリュワーズは地区首位のカブスとの2ゲーム差をキープ。ワイルドカード争いでも2位ダイヤモンドバックスに2.5ゲーム差まで迫っている。
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アップトン 前田からのツーランで今季90打点到達
2017.8.21 16:14 Monday今季は打撃好調で、各部門で自己ベストを狙える数字を残しているジャスティン・アップトン(タイガース)。日本時間8月21日のドジャース戦では前田健太から26号ツーランを放ち、早くも今季90打点に到達した。
5回までパーフェクトに抑えられていたタイガース打線だが、6回裏に先頭からの3連打で2点を奪って逆転に成功すると、二死後、逆転タイムリーを放ったディクソン・マチャドを二塁に置いてアップトンがレフトスタンドに突き刺さる26号ツーランを放ち、この回一挙4得点となった。アップトンはこの試合が終了した時点で26本塁打、90打点となり、162試合換算では34本塁打、119打点ペース。OPS.912も含めていずれも自己ベストを更新するペースであり、今季終了後にオプトアプト(契約破棄)の権利を行使して現在の6年1億3275万ドルを超える大型契約を狙うのではないかとの噂も出始めている。90打点はリーグ2位の数字であり、初タイトルにも期待したい。
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グランダーソン 移籍後初アーチでノーヒッター阻止
2017.8.21 15:42 Mondayメッツからドジャースに加わったばかりのカーティス・グランダーソンが日本時間8月21日のタイガース戦でかつてのチームメイトであるジャスティン・バーランダーから先制アーチ。元同僚のノーヒッター継続を阻止する一発となった。
タイガースがバーランダー、ドジャースが前田健太の先発で始まったこの試合は、両投手が5回までノーヒッターを継続する投手戦となった(前田は5回までパーフェクト)。先にヒットを許したのはバーランダー。「1番・レフト」で先発出場したグランダーソンが6回表の第3打席でバーランダーのスライダーを捉え、ライトスタンドへ移籍後初本塁打となる先制ソロを叩き込んだ。バーランダーのノーヒッターを打ち破って先制したドジャースだったが、直後の6回裏に前田が崩れて4失点。ドジャース打線はバーランダーに8回までわずか2安打に抑えられ、ビハインドをはね返すことはできなかった。5回までパーフェクトに抑えながらも6回4失点に終わった前田には今季5敗目(11勝)が記録されている。
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併殺打のはずが… ダブルエラーでベース一周
2017.8.21 15:29 Monday「とても幸運だった」とマーカス・セミエン(アスレチックス)は振り返ったが、日本時間8月21日に行われたアスレチックス対アストロズの一戦で併殺打になるはずのショートゴロが「ランニング本塁打」になってしまうという珍しいプレイがあった。
1回表のアスレチックスの攻撃。先頭のブーグ・パウエルがライトへのヒットで出塁し、無死一塁でセミエンに打席が回ってきた。セミエンの打球は三遊間へのゴロ。ショートのアレックス・ブレグマンがこれを捕球し、二塁封殺を狙ったものの、送球が逸れ、この間に一塁走者のパウエルは一気にホームイン。ライトのジョシュ・レディックからの返球をカットした一塁のマーウィン・ゴンザレスは三塁を狙ったセミエンを刺すために三塁へ送球したが、これが再び悪送球となり、セミエンも生還してアスレチックスが2点を先制した。記録はもちろんランニング本塁打ではなく、ショートへの内野安打+ブレグマンのエラー+ゴンザレスのエラー。「一塁走者の足が速いとショートは焦っちゃうんだよ」とセミエンが語ったように、パウエルの快足が生んだ「ランニング本塁打」だった。
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フラワーズが満塁弾&好リードでチームを牽引
2017.8.21 15:13 Monday30歳を過ぎてから打撃面で急成長を遂げているタイラー・フラワーズ(ブレーブス)。日本時間8月21日のレッズ戦では若手投手陣を好リードで引っ張っただけでなく、試合を決めるグランドスラムを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。
この試合、ブレーブスは24歳のショーン・ニューカムが5イニング、同じく24歳のマット・ウィスラーが3イニング、23歳のマックス・フリードが1イニングを投げ、計1失点と好投。「5番・捕手」で先発出場したフラワーズが若手投手陣の持ち味を引き出し、ジョーイ・ボットーら強打者が揃うレッズ打線に1得点しか許さなかった。フラワーズは打撃面でも2点リードの5回裏に試合の行方を決定づける満塁弾。フラワーズの攻守にわたる活躍により、ブレーブスは8-1で快勝した。フラワーズは今季ここまで打率.292、11本塁打、OPS.852と打撃好調。ホワイトソックス時代は出塁率が3割にすら満たないフリースインガーだったが、今季は出塁率.384をマークしている。
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スタントン45号 シーズン60本塁打ペースを維持
2017.8.21 14:41 Monday本塁打王レースのトップを独走しているジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)が日本時間8月21日のメッツ戦で45号スリーラン。6試合連続本塁打がストップして以来、5日ぶりとなる本塁打でシーズン60本塁打ペースをキープしている。
アダム・コンリー(マーリンズ)とジェイコブ・デグロム(メッツ)の両先発が好投し、ロースコアで終盤に突入したこの試合。マーリンズは7回表にディー・ゴードンの内野安打などで一死一、三塁のチャンスを作り、ここで打席に入ったスタントンが初球を捉えてレフトスタンドへ豪快な一発を叩き込んだ。この一発でリードを4点に広げたマーリンズは、この回さらにマーセル・オズーナにもタイムリーが飛び出して一挙4得点。8回裏にオドリサマー・デスパイネが3点を失ったものの、カイル・ベアクロウとブラッド・ジーグラーがリードを守り抜き、6-4で勝利した。今日の勝利で再び借金2。勝率5割復帰が見えてきた。
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