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ツインズ初回9得点 ロサリオとどめのグランドスラム
2017.8.21 14:30 Mondayツインズが日本時間8月21日のダイヤモンドバックス戦で初回に大量9点を奪い、12-5で快勝。打者12人を送り込んだ猛攻を締めくくったのは、エディ・ロサリオのグランドスラムだった。
ダイヤモンドバックスの先発は左腕、T.J.マクファーランド。先発のマウンドに立つのはオリオールズ時代の2014年以来3年ぶり、キャリア3度目だった。慣れない先発のマウンドに浮足立つマクファーランドに対してツインズ打線は猛攻を浴びせ、バイロン・バクストンのタイムリーで先制すると、一死満塁からの3連続タイムリーであっという間にマクファーランドをノックアウト。さらに二死後、代わったブレイデン・シップリーにロサレスがグランドスラムを浴びせ、一挙9得点のビッグイニングが完成した。8月に入って月間打率.371と絶好調のロサリオ。シーズン通算打率は.303まで上昇し、17本塁打はすでに自己最多、50打点も自己最多タイと、メジャー3年目にして飛躍のシーズンを迎えている。
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8月10日 メジャー最年長選手・コローンが7回無失点の快投
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振り逃げ2つが絡む逆転劇 カブスがサヨナラ勝ち
2017.8.21 14:13 Monday2点ビハインドの10回裏にカブスがブルージェイズのクローザー、ロベルト・オスーナから3点を奪って逆転サヨナラ勝ち。最後は一死満塁からアレックス・アビラに逆転サヨナラ2点タイムリーが飛び出した。
試合は3-3の同点で延長戦に突入し、10回表にブルージェイズがケビン・ピラーのタイムリーと青木宣親の押し出し四球で2点を勝ち越し。10回裏はクローザーのオスーナがマウンドに上がり、このままブルージェイズの勝利で終わるかに思われた。ところが、カブスは先頭のカイル・シュワーバーが振り逃げで出塁すると、ベン・ゾブリストがヒットで繋いで無死一、三塁。アンソニー・リゾーの打席時に暴投でシュワーバーが生還し、さらに一死後、ハビアー・バイエズが振り逃げ、ジェイソン・ヘイワードが死球で出塁して一死満塁。そしてアビラがライト前へタイムリーを放ち、延長戦にもつれ込んだ熱戦にケリをつけた。オスーナは奪った2三振がどちらも振り逃げとなる不運もあり、2点リードを守れず。カブスはブルージェイズとの3連戦をスイープし、首位固めに成功している。
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8月20日 鋭すぎるライナーをブライアントが難なく捕球
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8月15日 カブスがボットー対策に「外野4人シフト」を採用
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鋭すぎるライナーをブライアントが難なく捕球
2017.8.20 12:31 Sundayこれぞ鋭い打球が飛びやすい三塁という守備位置の特徴なのだろうか。この日、三塁を守ったクリス・ブライアント(カブス)がブルージェイズのケビン・ピラーが放ったライナーを処理した。
カブスはブルージェイズとのインターリーグに臨んでいる。1対0で迎えた2回表のブルージェイズの攻撃では打席に立ったピラーが三塁ライナーを放つ。この火の出るような当たりを守るブライアントが処理した。その時打球が強すぎてグラブを弾くも彼は難なくこれを捕球しアウトにしてみせた。
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ベリンジャーが足首を痛めて途中交代
2017.8.20 11:35 Sunday心配な出来事だ。コディ・ベリンジャー(ドジャース)が日本時間8月20日のタイガース戦で打球を追う際に足首を痛めて途中交代となった。どうやら軽症であり、数日後には復帰できる見込みだという。
4月下旬にメジャー昇格後、チームに欠かせない存在となっているベリンジャー。8月は6本塁打を放つなど月間打率3割を超えており活躍を続けている。日本時間8月20日のタイガース戦、6回裏の守備にニック・カステヤノスの打球を処理した際に足首を痛めてしまった。試合はドジャースが3対0と勝利を飾ったが、彼の離脱はとても心配なことだ。それでもDL入りはせず、数日間で戻ってくる。また万全な状態でグラウンドに戻ってきてほしい。
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マチャドが1試合3本塁打 最後は逆転サヨナラ満塁弾
2017.8.20 10:20 Sundayこの日のマニー・マチャドはいつもと違った。日本時間8月19日に行われたエンゼルス対オリオールズでは一挙3本の本塁打を放ち、チームを勝利に導く大活躍をみせた。
この日の試合はアルバート・プーホルス(エンゼルス)の通算609号本塁打から幕が開けた。序盤2回終了時点で1対5と劣勢状態だったがマチャドは迎えた3回裏、2対5の1死一塁の場面からまずは中堅方向への2ランで1点差に詰め寄る。だが、オリオールズ投手陣が打たれ、5回までに7点を取られてしまう。しかし、ここからが打線の見せどころだ。5回裏の先頭打者として登場したマチャドは相手先発のジェレミー・ヘリクソンから左中間へ2本目の本塁打を打つ。じわじわとエンゼルスを追い詰めたオリオールズは最終回時点で5対7の2点差、打線は1死満塁の場面をつくり、打席にはマチャド。2球目を捉えた打球は高々と中堅スタンドに入り、逆転サヨナラ満塁弾で試合を決めた。
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チームを救うプイーグのダイビングキャッチ
2017.8.19 11:43 Saturday勝率7割超えで首位独走中のドジャース。首位の要因は投手陣の安定や繋がりのある打線、そして好守など色々な要素が重なっている。そして右翼を守るヤシエル・プイーグは打撃だけではなく守備面でも必要不可欠な存在だ。
アグレッシブなプレーをすることで有名なプイーグ。守備面では強肩のほか果敢なダイビングキャッチもよく試みている。迎えたタイガース戦では0対2で迎えた初回、1死二塁の場面で打席に立ったのはニック・カステヤノス。右翼方向に飛んだ打球は安打になるかと思われたが、プイーグが猛ダッシュをみせてこれをダイビングキャッチ。さらなる失点のピンチを見事に救った。
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バイエズが本塁打&好守でカブスを勝利に導く
2017.8.19 11:10 Saturdayナ・リーグ中地区に所属するカブスは首位に立ってはいるものの、8月は7勝9敗と波に乗り切れていない印象だ。まずは今月の成績をタイにしたいところ。日本時間8月19日のブルージェイズ戦で輝いたのはハビアー・バイエズだった。
この日、エースのジョン・レスターのDL入りが決まり今後のチームが不安視される中で始まった今回のブルージェイズ戦。カブスは初回に先制を許すも2回に一挙3点を取り逆転に成功し7回までに5対1と試合の主導権を握った。だが、8回に一挙3失点で1点差に詰め寄られたその裏の攻撃でバイエズが1死一塁から勝利を決定づける2ラン。そして最終回には横っ跳びキャッチをみせてチームを救った。まさしく好守の要の選手といえる。
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プーホルスがソーサに並ぶ通算609号本塁打
2017.8.19 10:47 Saturday今季、通算600号を満塁弾で決めたアルバート・プーホルスは今もチームの主力として打ち続けている。日本時間8月19日のオリオールズ戦で放った一発は通算609号。サミー・ソーサ(元カブス)に並びまた1つの勲章を得た。
初回、1死二塁の場面で打席に立ったプーホルスは相手先発、ジェレミー・ヘリクソンのナックルカーブを捉え、その打球は左翼スタンドへ飛び込んだ。彼にとってこれが8月2本目の一発となり、通算609号を数えた。これはドミニカ共和国生まれのソーサの本数に並んだことになりアメリカ生まれの選手以外では最多の本塁打となった。同じドミニカ生まれのプーホルスにとって感慨深いことだろう。
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首位攻防戦開始 ディバースの先制2ラン
2017.8.19 10:29 Saturday日本時間8月19日から始まったヤンキース対レッドソックスの首位攻防戦。試合前まで両チームのゲーム差は「4」だ。注目が集まる第一戦は弱冠20歳のルーキーによる一発で試合が動いた。
毎年、メジャーリーグでは多くの有望選手が登場する。レッドソックスで売り出し中の選手といえばラファエル・ディバースといえるだろう。先日、ヤンキー・スタジアムで行われた同カードでは抑えのアロルディス・チャップマンが投じた103マイルの速球を本塁打にする離れ業をやってのけた。そして決戦の地を本拠地のフェンウェイ・パークに移して臨んだライバル対決では相手先発のジョーダン・モンゴメリーからグリーンモンスターを越える2ランを放ってヤンキースに先制パンチをお見舞いした。
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本人は不満げも… ファムが440フィートの特大弾
2017.8.18 16:04 Friday雨によって試合開始が遅れ、1時間以上の中断もはさんだ日本時間8月18日のカージナルス対パイレーツの一戦。点の取り合いとなったこの試合、9回表にトミー・ファム(カージナルス)が特大の一発をレフト後方の建物の最上階に叩き込んだ。
「私は7年間ここにいるけど、記憶にないよ」とパイレーツのクリント・ハードル監督は最上階に飛び込んだファムの一発を振り返った。7-5とカージナルスが2点をリードした9回表、この回先頭のファムが放った大飛球は特大の一発となった。Statcastによると飛距離は440フィート(約134.1m)。しかし、ファムはこの数字に不満げだ。「今年、Statcastは僕に厳しいんだよ。よくわからないけど、フェンスを越えた打球は全部同じように計測してるんじゃないかな」。要するに、今日の本塁打は440フィート以上飛んでいたと言いたいのだろう。確かに、レフト後方の建物の最上階に打球が飛び込むことはほとんどない。ファムは打った瞬間にかなりの手応えを感じていたはずだ。実際の飛距離はともかく、ファムのこの大きな一発でパイレーツを突き放したカージナルスは最終的に11-7で勝利。この日敗れたカブスとの差を1.5ゲームに縮めている。
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有望株・モンカダ 今季3号は貴重な先制本塁打
2017.8.18 15:43 Fridayここまで打率1割台とメジャーレベルの投手に苦戦しているヨアン・モンカダ(ホワイトソックス)だが、8月は打率.261、OPS.828をマークするなど、徐々に適応している様子もうかがえる。日本時間8月18日のレンジャーズ戦ではライトポール際にライナーで飛び込む先制本塁打を放った。
この3号ソロはモンカダにとって日本時間8月11日のアストロズ戦以来、1週間ぶりの本塁打。2号本塁打を放って以降の5試合では20打数2安打、12三振と当たりが完全に止まっていたが、この日は先制弾のほかにも2四球を選ぶなど、まずまずの活躍を見せた。7月は打率.105、OPS.524に終わったものの、徐々にメジャーのレベルに適応し、ナンバーワン・プロスペクトに相応しい活躍を見せる場面も増えている。三振率36.3%の打撃にはまだまだ改善の余地があるものの、四球率15.7%と22歳の若者らしからぬ数字もマークしており、やはりナンバーワン・プロスペクトの才能は侮れない。類稀なる才能を完全に開花させる日が楽しみだ。なお、試合は8-9でホワイトソックスが逆転負けを喫している。
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覚醒・スモーク 試合を決める33号決勝ツーラン
2017.8.18 15:24 Fridayどうやら今季の大活躍はフロックではなさそうだ。前半戦で打率.294、23本塁打、OPS.936の好成績をマークしてファン投票でオールスター初選出を果たしたジャスティン・スモーク(ブルージェイズ)が後半戦も好調を維持。日本時間8月18日のレイズ戦では同点に追い付かれた直後の8回裏に33号決勝ツーランを放った。
一発が欲しい場面で一発を打てるのはスター選手の証だろう。エバン・ロンゴリアのタイムリー二塁打で3-3の同点に追い付かれた直後の8回裏、ジョシュ・ドナルドソンが四球で出塁し、一死一塁の場面でスモークに打席が回ってきた。勝ち越し点が欲しい場面。カウント2-0からの3球目、トミー・ハンターが投じた時速96.4マイルのツーシームを振り抜くと、打球は大きな放物線を描いてセンター右に飛び込んだ。スモークの33号ツーランに本拠地ロジャース・センターは大歓声に包まれ、もはやお祭り騒ぎ。後半戦も打率.298、10本塁打、OPS.985と結果を残し続けており、今季の大活躍はホンモノと判断して良さそうだ。
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コービン 8.2回無失点の快投で4年ぶりの2ケタ勝利
2017.8.18 14:55 Fridayダイヤモンドバックスの先発左腕、パトリック・コービンが日本時間8月18日のアストロズ戦で強力打線を相手に素晴らしいピッチングを披露。8.2回無失点の快投で4年ぶりの2ケタ勝利となる10勝目(11敗)をマークした。
「今日はすべての球種がいい感じだった」とコービンが振り返ったように、今日のコービンはとにかく安定していた。味方の2失策にも動じることなく、淡々とアウトを積み重ね、ピンチらしいピンチは3回裏の二死二、三塁と6回裏の無死一、二塁くらい。どちらも後続をしっかり打ち取り、強打のアストロズ打線を相手に8.2イニングを無失点に抑える素晴らしいピッチングを見せた。完封目前の9回裏二死からユリエスキー・グリエルに二塁打を浴びてアーチー・ブラッドリーのリリーフを仰いだものの、ほぼ100点満点のピッチング。トーリ・ロブロ監督は「今日は良いバージョンのコービンだったね」と好投を称えたが、今日のような安定したピッチングを続けることができれば、自己記録(2013年の14勝)の更新も決して夢ではないだろう。
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やっと出た!ブルースが移籍後初本塁打
2017.8.18 14:38 Friday日本時間8月10日にマイナーリーガー1名とのトレードでインディアンスに加わったジェイ・ブルース。日本時間8月18日に行われたツインズとのダブルヘッダー第2戦で、ようやく移籍後初本塁打が飛び出した。
1点を先制された直後の4回表、ブルースは二死走者なしの場面でカウント3-2からの速球を捉え、ライトスタンドに同点弾を叩き込んだ。インディアンス移籍後初本塁打は2年連続の30本塁打到達となる節目の一発。長距離砲らしい綺麗な放物線を描いて、打球はライトスタンドに突き刺さった。ブルースの一発で同点に追い付いたインディアンスだったが、最終的には2-4でツインズに競り負け。ダブルヘッダーは1勝1敗で痛み分けとなった。早くも30本塁打到達のブルースは、自己記録(2012年の34本塁打)を更新する可能性も十分にある。この一発をきっかけに、さらなる本塁打量産を期待したい。
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サンチェスが先制スリーラン 5打点の大活躍
2017.8.18 14:22 Friday後半戦に入って失速しているアーロン・ジャッジと入れ替わるようにして、ヤンキースの若き正捕手、ゲーリー・サンチェスが調子を上げてきた。日本時間8月18日のメッツ戦では先制スリーランを放つなど、5打点を叩き出す大活躍を見せた。
1回表無死一、二塁からジャッジが空振り三振に倒れ、一死一、二塁で回ってきた第1打席。サンチェスはカーブ2球を見送ってあっという間に追い込まれながらもファウルで粘り、カウント2-2からのチェンジアップを上手くバットに乗せて、左中間スタンドへ22号先制スリーランを叩き込んだ。「入るとは思わなかった。ちょっとバランスを崩していたから、あんなに伸びると思わなかったよ」とサンチェスは振り返ったが、試合の流れをグッと引き寄せる大きな先制弾となった。さらに、4回表にはリードを7点に広げる2点タイムリー。計5打点を叩き出す活躍で、チームを勝利に導いた。8月は打率.333、6本塁打、OPS1.155の好成績をマークしており、残りのシーズンも期待できそうだ。
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新人・アービン カブス戦で豪快な決勝アーチ
2017.8.18 14:09 Friday日本時間8月18日に行われたレッズ対カブスの一戦は壮絶な乱打戦となった。9-9の同点で迎えた7回表、試合に決着をつける決勝ツーランを放ったのは前日の試合でメジャー初本塁打を放ったばかりの新人外野手だった。
前日のカブス戦で記念すべきメジャー初本塁打を放ったフィリップ・アービン。今年4月にメジャーデビューを果たしたばかりの25歳の外野手だ。7回表一死一塁、真ん中に甘く入った速球をアービンが強振すると、打球はレフトスタンドへ一直線。豪快な一発がカブスファンで青く染まるスタンドに突き刺さり、レッズが11-9と勝ち越しに成功した。その後、両軍が点を取り合い、最終的に13-10でゲームセット。アービンはこの試合、2号決勝ツーランを含む3安打4打点の大活躍で、チームの勝利に大きく貢献した。
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2回裏にイアン・ハップの16号ソロで1点を返したカブスは、さらに4回裏先頭のクリス・ブライアントに23号ソロが飛び出して2-9。一死後にアレックス・アビラの14号ツーラン、ハップの17号ソロ、ハビアー・バイエズの19号ソロと三者連続本塁打で一気に3点差に詰め寄った。5回裏にはカイル・シュワーバーの20号ソロとアンソニー・リゾーのタイムリー二塁打、アビラのタイムリー二塁打で3点を奪ってついに同点。6本塁打の猛攻で9点のビハインドをはね返したカブスだったが、ジャスティン・グリムが7回表に痛恨の被弾。その後もレッズの攻撃を止められず、10-13で敗れた。なお、カブスは2桁得点の試合で2006年から107連勝中だったが、この試合での敗北によりその連勝はストップしている。
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Dバックス・デズカルソがランニング本塁打
2017.8.18 12:39 Friday日本時間8月18日のアストロズ戦でダニエル・デズカルソ(ダイヤモンドバックス)が今季チーム3本目となるランニング本塁打を放った。ダイヤモンドバックスを除く29球団は計7本。ダイヤモンドバックスの多さが際立っている。
1点リードの4回表二死走者なしの場面でデズカルソが放った打球は右中間のフェンスを直撃。この打球をセンターのジェイク・マリズニックとライトのジョージ・スプリンガーが追っていたが、フェンスに直撃した打球は誰もいないセンター方向へと転がり、さらに打球に追い付いたマリズニックがファンブル。この間にデズカルソはダイヤモンドを駆け抜けた。マリズニックのファンブルがなければホームインできなかったような気がしないでもないが、記録はランニング本塁打。ダイヤモンドバックスは先発のパトリック・コービンが8.2回無失点と好投し、アストロズに4-0で快勝した。
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二塁、三塁、二塁、三塁… メッツが異例の守備入れ替え
2017.8.17 16:05 Thursday日本時間8月17日のヤンキース戦。緊急事態に陥ったメッツは異例の守備入れ替えを敢行した。二塁手として先発出場したアズドゥルバル・カブレラと三塁手として先発出場したトラビス・ダーノウが22回もポジションを入れ替わったのだ。
公式記録ではダーノウの名前の横に「3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B」と表示されている。なぜこのようなことが起こったのか。実は試合前の練習中に内野手のホゼ・レイエスとウィルマー・フローレスが負傷し、内野手が足りなくなってしまったのだ。テリー・コリンズ監督は「他に選択肢がなかった」と捕手であるダーノウを内野手として起用。相手打者が右打者であれば二塁・ダーノウ、三塁・カブレラ、左打者であれば二塁・カブレラ、三塁・ダーノウというように打球が飛んでくる可能性が高いほうにカブレラを配置した。その結果、前述のような22回にわたる入れ替えが行われてしまったというわけだ。ダーノウの守備機会は二塁でポップフライを捕球した1度だけ。苦肉の策は成功したが、残念ながら試合には3-5で敗れてしまった。
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監督退場の末… カブスが暴投でサヨナラ勝ち
2017.8.17 15:54 Thursdayアンソニー・リゾーの満塁本塁打などで5点をリードしながらも、7回と8回に計3本塁打を浴びてレッズに追い付かれたカブス。しかし、9回裏の攻撃でジョー・マドン監督の退場劇の末、意外な結末が待っていた。
6-6の同点で迎えた9回裏。カブスは先頭のハビアー・バイエズが二塁打を放ってチャンスを作り、ジョン・ジェイが四球を選んで無死一、二塁。ここでベン・ゾブリストが送りバントを試みたが、ワンディ・ペラルタの投球がゾブリストの身体を直撃し、死球で無死満塁になったかと思われた。ところがゾブリストがバットを引いていないと判断され、判定はストライク。これに対してマドン監督が猛抗議し、ここでマドン監督は退場となってしまった。ゾブリストは低めのチェンジアップになんとか食らいつき、投手ゴロでランナーをそれぞれ進塁させ、一死二、三塁の大チャンス。ペラルタに代わって登板したブレイク・ウッドの前にアルバート・アルモーラJr.が空振り三振に倒れて2アウトとなったが、次打者クリス・ブライアントへの初球が暴投となり、カブスが意外な形で勝利を手にした。「あのジャッジに何と言っていいかわからないよ」とマドン監督は怒りを露わにしたが、サヨナラ勝ちという結果にはホッと胸をなで下ろしたことだろう。
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