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  • ブルージェイズが7投手の継投で勝利 澤村1.1回無失点

    2021.4.22 12:30 Thursday

    【ブルージェイズ6-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     ブルージェイズはトレント・ソーントンから始まるブルペン・デーで試合に臨み、7人の投手が合計10安打を浴びながらも3失点と踏ん張ってレッドソックスに6対3で勝利。4番手のライアン・ボルッキが今季2勝目(1敗)、7番手のアンソニー・カストロがメジャー初セーブをマークしたほか、3人の投手にホールドが記録された。レッドソックスの澤村拓一は3点ビハインドの5回表二死1・2塁の場面で2番手として登板。1回1/3を無失点に抑えた。

     ブルージェイズ先発のソーントンは2イニングを2安打無失点に抑えて自身の役割を果たし、2番手のトミー・ミローンにバトンタッチ。そこからデービッド・フェルプス、ボルッキ、ラファエル・ドリス、ティム・メイザとつなぎ、最後はカストロが締めくくった。打線はレッドソックス先発のギャレット・リチャーズから2回までに4点を奪い、9回表にはアレハンドロ・カークとランドール・グリチックの連続タイムリーで貴重な2点を追加。投打がしっかりと噛み合った結果の勝利だった。

     澤村はリチャーズが2つの四球で二死1・2塁のピンチを招いた5回表途中から登板。ジョシュ・パラシオスをスプリッターで空振り三振に仕留め、ピンチを切り抜けた。続く6回表は先頭のルルデス・グリエルJr.にヒットを許したが、ダニー・ジャンセンをショートへの併殺打に仕留め、キャバン・ビジオは低めのスプリッターを振らせて空振り三振。打者4人に対して被安打1、奪三振2、与四球0、失点0という内容で今季の防御率は2.08となった。

  • アスレチックス逆転サヨナラで11連勝 前田3回7失点

    2021.4.22 10:00 Thursday

    【ツインズ12-13xアスレチックス】(延長10回タイブレーク)@オークランド・コロシアム

     アスレチックスが劇的なサヨナラ勝利でツインズを破り、連勝を11に伸ばした。9回裏にマット・チャップマンの犠飛で10対10の同点に追い付いたアスレチックスは、10回表にバイロン・バクストンの6号2ランで勝ち越されたが、10回裏二死から連続四球で満塁のチャンスを迎え、二塁トラビス・ブランケンホーンのタイムリーエラーで1点差。さらに三塁ルイス・アライズの悪送球がオークランド・コロシアムの広いファウルゾーンを転々とする間に2者が生還し、13対12で逆転サヨナラ勝ちを収めた。

     タイブレークに突入し、2点を勝ち越された直後の10回裏、アスレチックスはツインズのクローザー、アレックス・コロメイの前に2者が倒れ、連勝ストップまであとアウト1つに追い込まれた。しかし、9回裏から登板して疲れが見え始めたコロメイからセス・ブラウンとエルビス・アンドルースが連続四球を選び、マーク・キャナのセカンドゴロ、ラモン・ローレアーノのサードゴロがいずれもツインズ内野陣のエラーを誘って逆転サヨナラ勝ち。開幕6連敗を喫したチームが、同一シーズン中に11連勝を記録するのは史上初の快挙となった。

     今季4度目の先発となったツインズの前田健太は初回をわずか7球で三者凡退に抑えたものの、2回裏にマット・オルソンの5号ソロ、アンドルースのタイムリー、自身の暴投で合計3失点。味方が逆転して迎えた3回裏にはオルソンの6号2ラン、ブラウンの3号2ランと2本のアーチで4点を失い、3回8安打7失点でマウンドを降りた。わずか3イニングで降板するのはドジャース時代の2019年8月4日(現地時間)に3回途中5安打5失点で降板して以来であり、ツインズ移籍後では最短イニング。今季の防御率は6.11となった。

  • パドレス・ラメット 戦列復帰も2イニングで早期降板

    2021.4.22 09:30 Thursday

    【ブリュワーズ4-2パドレス】@ペトコ・パーク

     パドレスは昨季サイ・ヤング賞投票で4位にランクインしたディネルソン・ラメットが開幕20試合目にしてようやく今季初登板初先発。しかし、右前腕の張りを訴えてわずか2イニングを投げただけで早期降板となった。ラメットは昨季終盤に右肘を痛めてポストシーズンを欠場。今季もその故障の影響で出遅れていた。再離脱となれば「打倒・ドジャース」を目指すパドレスにとってこのうえなく大きな痛手となることは間違いない。

     ラメットは初回先頭のジャッキー・ブラッドリーJr.に内野安打を許したものの、後続3人をいずれも空振り三振に仕留める上々の立ち上がり。2回表は二死から四球と暴投でピンチを招いたが、ジェイス・ピーターソンを空振り三振に仕留め、無失点に抑えた。ところが、ラメットは2回裏の攻撃中にトレーナーの診察を受け、ブルペンではクレイグ・スタメンがウォーミングアップを開始。結局、ラメットが3回表のマウンドに上がることはなかった。

     試合は5回終了時点で2対1とパドレスが1点をリードしていたものの、5番手のキーオニー・ケラが6回表にオマー・ナルバエスの3号2ラン、ピーターソンの2号ソロと2本のアーチを浴びて3失点。その後、8回裏無死満塁、9回裏二死2・3塁のチャンスをいずれも生かすことができず、2対4で逆転負けを喫した。ブリュワーズ3連戦で3連敗を喫し、今季の成績は10勝10敗に。悪い流れで明日からのドジャース4連戦を迎えることになった。

  • 大谷が「最速」の5号アーチ放つもエンゼルス逆転負け

    2021.4.22 09:15 Thursday

    【レンジャーズ7-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスはマイク・トラウト、大谷翔平、ジャスティン・アップトンに本塁打が出て7回終了時点で3対1と2点をリードしていたものの、リリーフ陣が終盤2イニングで6点を失い、逆転負け。9回裏にこの試合チーム4本目となるホゼ・イグレシアスの1号ソロが飛び出したが、6安打のレンジャーズを上回る10安打を放ちながらも、得点はソロ本塁打4本による4点だけと効率の悪い攻撃も目立った。

     レンジャーズは2点ビハインドの8回表に一死1・2塁のチャンスを迎え、アドリス・ガルシア(元巨人)の3号3ラン、ネイト・ロウの5号ソロと2者連続アーチで逆転に成功。9回表には押し出し四球とボークにより2点を追加した。レンジャーズの2者連続アーチは今季2度目。ただし、ビジターの試合に限ると2019年7月19日(現地時間)のアストロズ戦でルーグネッド・オドーア(現ヤンキース)とアズドゥルバル・カブレラ(現ダイヤモンドバックス)が記録して以来である。

    「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、初回の第1打席で見逃し三振に倒れたものの、3回裏の第2打席でリードを2点に広げる5号ソロ。ベースを17.3秒で1周し、これはフェンスを越えた本塁打では今季メジャー最速となった。5回裏の第3打席は見逃し三振、7回裏の第4打席は死球でこの試合は3打数1安打1打点。今季の打率は.310、OPSは1.044となっている。

  • シャーザーが6回無失点の好投 ナショナルズ完封勝利

    2021.4.22 09:00 Thursday

    【カージナルス0-1ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズは先発のマックス・シャーザーが6回109球を投げて被安打4、奪三振9、与四球1、無失点の好投を披露。3人のリリーバーも各1イニングを無失点に抑え、2回裏にアレックス・アビラのタイムリー二塁打で奪った1点を守り抜いて1対0の完封勝利を収めた。好投したシャーザーは今季4先発目で初勝利(1敗)をマークし、直近3先発で防御率0.47と絶好調。通算奪三振は2817となり、マイク・ムシーナを抜いて歴代21位に浮上した。

     シャーザーは1回表に一死満塁のピンチを招いたものの、ディラン・カールソンとマット・カーペンターを連続三振に仕留めて無失点。2回表は2安打を浴びながらも無失点に抑え、3回表からの4イニングは打者13人と対戦して許した走者は1人だけだった。7回表をタナー・レイニー、8回表をダニエル・ハドソン、9回表をクローザーのブラッド・ハンドが無失点に抑え、4投手による完封リレーが完成。カージナルスとの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。

     カージナルスは先発のカルロス・マルティネスが6回4安打1失点の好投を見せたものの、拙攻が目立ち、完封負け。借金が今季最多の2となった。前日は先発のアダム・ウェインライトが7回10奪三振1失点の快投を見せながらも2番手のジオバニー・ガイエゴスが崩れて逆転負け。この3連戦は先発投手がいずれもクオリティ・スタートを記録して試合を作ったが、勝てたのは打線が5本塁打と爆発した初戦だけだった。

  • 大谷が史上初の珍記録 4回7奪三振6与四球で無失点

    2021.4.21 17:00 Wednesday

    【レンジャーズ2-6エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     今季2度目の先発登板に臨んだ大谷翔平(エンゼルス)には75球前後という球数制限が設けられていた。結果的には80球を投げて4イニングを無失点に抑えたが、ストライクは全投球の半分以下となる37球だけ。スプリッターを武器に被安打1、奪三振7とレンジャーズ打線をねじ伏せたものの、与四球6、与死球1で毎回のようにピンチを背負い、コマンドの面には大きな課題を残した。

     1回表の大谷は一死から3連続四球でいきなり満塁のピンチ。しかし、ニック・ソラックとウィリー・カルフーンをスプリッターで2者連続三振に仕留め、無失点で切り抜けた。2回表と3回表に奪った3つの三振もいずれもスプリッターを振らせたもの。4回表にホゼ・トレビーノから奪った空振り三振は97.5マイル(約156.9キロ)のフォーシームが決め球となったが、二死1・2塁となったあと、イサイアー・カイナーファレファを空振り三振に仕留めたのはまたしてもスプリッターだった。

     速球は最速97.7マイル(約157.2キロ)、平均95.6マイル(約153.9キロ)を計測。奪三振7の内訳はスプリッター6、速球1となった。ジョー・マドン監督は「とてもいい球を投げていたからたくさんの四球を乗り切ることができた。今後コマンドが安定していくにつれて長いイニングを投げられるようになるだろう」と大谷のピッチングを総括。大谷によると、思い通りに投げられたのはスプリッターだけだったようだが、そのスプリッターは改めて威力を証明した。

     エンゼルスは4回までに2点を先行し、その後もマイク・トラウトの5号ソロ、アルバート・プーホルスの2号ソロ、カート・スズキの1号2ランで得点を重ねて6対2で勝利。なお、4イニング以下で7個以上の三振を奪い、6個以上の四球を与えた投手が無失点で登板を終えるのはメジャー史上初の珍事だった。

  • レイズ今季最多の14得点で5連勝 筒香は1安打3打点

    2021.4.21 16:30 Wednesday

    【レイズ14-7ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     気温6度、風速16キロという寒さのなかで行われた一戦は、レイズ打線がともに今季最多の17安打14得点とつながり、ロイヤルズに14対7で大勝。連勝を5に伸ばし、地区首位のレッドソックスとの2ゲーム差をキープした。レイズの筒香嘉智は「6番・一塁」でスタメン出場。2回表の第2打席で押し出し四球を選ぶと、6回表の第4打席ではバットを折りながらもセンター前に2点タイムリーを放ち、自己最多タイとなる3打点を叩き出した。

     試合はレイズのリッチ・ヒル、ロイヤルズのブラッド・ケラーの両先発がピリッとせず、序盤から点の取り合いとなり、5回終了時点で7対5とレイズが2点をリード。6回表、レイズはロイヤルズ4番手のカイル・ジマーから3連打で無死満塁の大チャンスを作り、マニュエル・マーゴと筒香の連続タイムリーで4点を追加した。11対7と4点リードで迎えた9回表にはマイク・ズニーノの3号2ラン、オースティン・メドウズの4号ソロと2者連続アーチが飛び出し、終わってみれば14対7の大勝となった。

     ケビン・キャッシュ監督は3回裏にヒルが4点を失って降板したあと、1点リードの無死2塁のピンチを無失点で切り抜けた2番手アンドリュー・キットレッジの働きを絶賛。「間違いなく彼の働きが我々にとって大きかった」と語った。筒香は8試合ぶりに一塁の守備に就き、不安定な送球でピンチを広げてしまう場面もあったが、打席ではサードゴロ、押し出し四球、セカンドゴロ、センター前2点タイムリー、センターフライで4打数1安打3打点を記録。打率は.170、OPSは.448となった。

  • バーンズが史上初の快挙 今季40奪三振で与四球はゼロ

    2021.4.21 16:00 Wednesday

    【ブリュワーズ6-0パドレス】@ペトコ・パーク

     開幕から快投を続けるコービン・バーンズ(ブリュワーズ)がメジャー新記録を樹立した。6回93球を投げて被安打4、奪三振10、与四球0、無失点の好投を見せたバーンズは今季の成績が奪三振40/与四球0となり、2013年にアダム・ウェインライト(カージナルス)が打ち立てた「シーズン初与四球の前に35奪三振」というメジャー記録を更新。また、1901年以降、連続した4先発で「奪三振40以上かつ与四球0」を記録した史上初の投手となった。

     バーンズは3回裏に3者三振を奪うなど、序盤3イニングをパーフェクト投球。3回裏二死走者なしの場面で相手先発投手のクリス・パダックから奪った三振でウェインライトの記録を塗り替えた。2017年にケンリー・ジャンセン(ドジャース)が「シーズン初与四球の前に51奪三振」という記録を作っているが、これはリリーフでの記録。先発投手ではメジャー新記録となり、クレイグ・カウンセル監督は「数字が全てを物語っている。本当に信じられない記録だ」と感嘆するほかなかった。

     3回表にビリー・マッキニーの2号先制ソロなどで5点の援護をもらったバーンズは4回裏二死1・3塁、5回裏一死満塁のピンチをいずれも無失点で切り抜け、6回裏は再び三者凡退。6回4安打無失点の好投で今季2勝目(1敗)をマークし、防御率は0.37となった。ブリュワーズはここまで17試合を消化して先発防御率1.90(もちろんメジャー1位)という驚異的な数字をマーク。その中心にいるのは間違いなくこのバーンズである。

  • オリオールズ・ハービー 2019年7月以来の白星

    2021.4.21 15:30 Wednesday

    【オリオールズ7-5マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     マット・ハービー(オリオールズ)が最後に白星を手にしたのはエンゼルス時代の2019年7月13日(現地時間・マリナーズ戦)。まだ世界が新型コロナウイルスのパンデミックに襲われる前のことだった。今季は先発2番手として開幕を迎え、3試合に先発してまずまずの投球を見せながらも白星を手にすることはできずにいた。しかし、今季4先発目にしてようやく1年9ヶ月ぶりの通算45勝目をマークした。

     オリオールズが3点を先制した直後の1回裏、ハービーは一死からミゲル・ロハスに三塁打を浴び、二死後にアダム・デュバルのタイムリーで1失点。続く3イニングは走者を出しながらも無失点に抑えたが、6対1と5点リードで迎えた5回裏に一死2・3塁のピンチを招き、ブライアン・アンダーソンのタイムリーなどで2点を失った。5回82球を投げて被安打8、奪三振4、与四球0、失点3。決して褒められた内容ではなかったが、打線の援護やブルペンの好リリーフにも恵まれて勝利投手となった。

     ハービーは「しばらく時間が経ってしまった。前の勝利がいつだったかなんてちゃんと覚えていないよ。去年はいいピッチングができなかったし、今年プレーする機会を得られたことだけでも大きな意味がある。もう1度、勝つことができるなんて思わなかった」とコメント。昨季はロイヤルズで7試合に登板して0勝3敗、防御率11.57に終わったが、オリオールズがマイナー契約のチャンスを与えてくれたことで道がひらけた。これで今季は4試合に先発して1勝1敗、防御率5.12。ここからどこまで成績を伸ばしていけるか注目だ。

  • アスレチックスが破竹の10連勝 地区首位タイに浮上

    2021.4.21 15:00 Wednesday

     好調のアスレチックスはツインズとのダブルヘッダーに7対0、1対0で連勝し、破竹の10連勝。第2試合の途中に本拠地オークランド・コロシアムで停電のトラブルが発生したのをものともせず、マリナーズと並んでア・リーグ西部地区の首位タイに浮上した。10連勝の立役者は先発投手陣。この大型連勝中は合計56イニングを投げて7勝0敗、防御率2.09と安定したピッチングでチームの快進撃を支えている。

     第1試合は先発のショーン・マネイアが7回6安打無失点の好投で完封勝利。打線はミッチ・モアランドの1号2ランと2号ソロ、マット・オルソンの4号グランドスラムと合計3本のアーチで7点を奪い、マネイアを援護した。完封したマネイアは「今日は素晴らしい投球ができた。これまでのなかでも最高の投球の1つだったと思う」と自身のピッチングを振り返り、「打線が大いに助けてくれた。今日みたいに塁に出て何本もホームランを打ってくれると楽に投げられるんだ」と打線への感謝も口にした。

     第2試合では先発のヘスス・ルザードが6回途中まで2安打無失点の好投。打線はツインズ先発のホゼ・ベリオスから4回裏に一死1・3塁のチャンスを作り、セス・ブラウンのタイムリーで1点をもぎ取った。ルザード降板後はルー・トリビーノとジェイク・ディークマンの無失点リレーでツインズの攻撃をシャットアウト。相手打線をわずか2安打に封じ、2試合連続の完封勝ちとなった。ルザードは「僕たち先発投手陣はお互いの好投からモチベーションを得ているんだ」とコメント。ある投手の好投がまた別の投手の好投を生むという好循環が快進撃の源となっている。

  • ウリアス快投でドジャースが完封勝利 18試合で貯金10

    2021.4.21 14:30 Wednesday

    【ドジャース1-0マリナーズ】@T-モバイル・パーク

     ドジャースは先発のフリオ・ウリアスが自己最長タイの7イニングを投げて自己最多の11奪三振を記録するなど、マリナーズ打線をわずか1安打に封じる見事なピッチングを披露。3回表にコリー・シーガーのタイムリーで奪った1点を3投手の継投で守り抜き、マリナーズに1安打完封勝利を収めた。デーブ・ロバーツ監督は「最初から最後まで、こんなにいいピッチングは思い出せないよ」とウリアスの好投を絶賛した。

     7回88球を投げたウリアスが許した走者は2人だけ。1回裏一死からカイル・ルイスに四球を与え、3回裏二死からミッチ・ハニガーに二塁への内野安打を許したが、5回裏に3者三振を奪うなど、最後に対戦した13人は完璧に封じた。88球のうち68球がストライクという抜群の安定感。ウリアスによると、6回7安打5失点(自責点4)に終わった前回登板のあと、「メカニクスに小さな調整を加えたこと」が今回の快投につながったという。

     ドジャース打線もマリナーズ投手陣の前にわずか2安打に封じられたが、マリナーズ先発のマルコ・ゴンザレスから3回表に二死1・3塁のチャンスを作り、シーガーのタイムリーで先制。2番手のビクトル・ゴンザレスと3番手のケンリー・ジャンセンがマリナーズ打線にヒットを許さず、この1点を守り抜いた。これでドジャースは開幕18試合を消化して14勝4敗で貯金10。完封勝利は早くも今季5度目となった。

  • マリナーズがドジャース撃破 リーグ最高勝率タイに浮上

    2021.4.20 15:00 Tuesday

    【ドジャース3-4マリナーズ】@T-モバイル・パーク

     マリナーズはリリーフ陣の好投でドジャースとの接戦を制し、4対3で勝利。今季の成績を11勝6敗(勝率.647)としてリーグ最高勝率タイ(レッドソックスと同率)に浮上した。1点リードの9回表、クローザーのラファエル・モンテロが2つの四死球で一死1・2塁のピンチを招いたものの、コリー・シーガーを2球で4-6-3の併殺打に打ち取って試合終了。なんとか1点リードを守り抜いた。

     ドジャースがダスティン・メイ、マリナーズがジャスタス・シェフィールドの先発で始まった一戦は、1回裏にホゼ・マルモレホスの3号2ラン、2回裏にテイラー・トラメルの3号ソロが飛び出し、マリナーズが3点をリード。ドジャースは3回表にシーガーの3号2ランで1点差に詰め寄ったが、マリナーズは4回裏二死からルイス・トレンズが二塁クリス・テイラーのエラーで出塁し、トラメルのタイムリー二塁打で貴重な4点目を奪った。

     シェフィールドは6回表二死1・2塁からザック・マキンストリーのタイムリーで1点差に詰め寄られたところで降板。その後は7回表二死1・2塁の場面で飛び出した三塁ディラン・ムーアのファインプレーもあり、4人のリリーバーが合計3回1/3を1安打無失点に抑えて1点のリードを死守した。特に4番手のケンドール・グレイブマンは1回2/3をパーフェクトに抑える好リリーフ。マリナーズは直近10試合でリリーフ陣が防御率0.58という素晴らしいパフォーマンスを見せ、8勝2敗という快進撃を支えている。

  • 元同僚対決は有原に軍配 6回途中無失点の好投で2勝目

    2021.4.20 14:30 Tuesday

    【レンジャーズ6-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     大谷翔平(エンゼルス)と有原航平(レンジャーズ)の元同僚対決に注目が集まった一戦は、大谷と2度対戦してノーヒットに抑え、6回途中無失点の好投を見せた有原に軍配が上がった。有原は併殺打を2本打たせるなど、6回裏二死まで最少打者数(17人)で抑える安定感抜群のピッチング。そこから1・2塁のピンチを招き、大谷の第3打席を迎えたところで降板となったが、今季2勝目(1敗、防御率2.21)をマークした。

     大谷と有原の最初の対戦は1回裏無死1塁の場面。大谷の打球はファースト正面の強いゴロとなり、3-6-3とボールが渡って今季2本目の併殺打となった(チャレンジでも一塁アウトの判定は覆らず)。2度目の対戦はエンゼルスが1点ビハインドで迎えた4回裏一死走者なしの場面。チェンジアップを捉えた大谷はスタンドインを確信したようなそぶりを見せたが、スタンドインしそうな大飛球をセンターのアドリス・ガルシア(元巨人)が好捕。有原は2打席連続で大谷を打ち取った。

    「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、6回裏二死1・2塁のチャンスでレンジャーズ2番手のブレット・マーティンの前に空振り三振。8回裏の先頭打者として迎えた第4打席もレンジャーズ4番手のジョエリー・ロドリゲス(元中日)の前に空振り三振に倒れ、この日は4打数ノーヒットに終わった(打率.309、OPS.999)。試合はレンジャーズが6回表に一挙5得点のビッグイニングを作り、6対4で勝利。マイク・トラウトを2打席連続三振に仕留めた有原は前回登板に続いて2連勝となった。

  • フレミングの好投でレイズが4連勝 筒香は出場機会なし

    2021.4.20 12:30 Tuesday

    【レイズ4-1ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     レイズは先発の技巧派左腕ジョシュ・フレミングが6回途中まで65球、被安打2、奪三振3、与四球0、失点0と安定したピッチングを見せ、ロイヤルズに4対1で勝利。連勝を4に伸ばし、16日ぶりに貯金を1とした。ロイヤルズの先発が左腕のダニー・ダフィーだったため、レイズの筒香嘉智はベンチスタートとなり、2試合ぶりの出場なし。好投しながらも敗戦投手となったダフィーは通算1000奪三振を達成している。

     フレミングは1回裏一死2塁のピンチを背負ったものの、後続2人をいずれもセカンドゴロに打ち取って無失点。その後も巧みなピッチングでロイヤルズ打線を翻弄し、打者2巡を2安打無失点に抑えた。メジャーデビューした昨季、7試合(うち5先発)に登板して5勝0敗、1ホールド、防御率2.78の好成績を残したフレミングだが、今季も2先発で1勝1敗ながら防御率0.87、被打率.167と安定したピッチングを続けている。

     レイズ打線はダフィーの前に4回まで無得点に封じられたが、5回表二死1塁からカルロス・サンタナのタイムリーエラーとケビン・キアマイアーのタイムリーで2点を先制。7回表にも相手のミスで1点を追加し、9回表にはキアマイアーがタイムリーを放ってダメ押しの4点目を奪った。9回裏に4番手のクリス・マッザが一死3塁のピンチを招き、ホルヘ・ソレアーの犠飛で1点を失ったものの、4対1で逃げ切り。ダフィーは6回4安打2失点(自責点0)の力投実らず今季初黒星(2勝)を喫した。

  • カージナルスが5本塁打の一発攻勢で大勝 勝率5割復帰

    2021.4.20 11:30 Tuesday

    【カージナルス12-5ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     カージナルスは打線が5本塁打を含む12安打12得点と爆発し、ナショナルズに12対5で大勝。3連戦の初戦を制し、勝率5割復帰を果たした。前日はフィリーズのエース、アーロン・ノラの前に2安打完封負けを喫したカージナルスだったが、その鬱憤を晴らすかのように打線が爆発。5回までに大量11点の援護をもらったジャック・フラハティは6回6安打5失点(自責点2)ながら今季3勝目(0敗)をマークした。

     ナショナルズの先発は今季2先発で防御率0.00のジョー・ロス。カージナルスも日本時間4月15日の対戦で6回4安打無得点に封じられていた。しかし、2回表にポール・デヨングの4号ソロで先制すると、3回表一死2塁からトミー・エドマンの2号2ラン、ポール・ゴールドシュミットの2号ソロと2者連続アーチが飛び出して4点をリード。4回表にはマット・カーペンターのタイムリーとフラハティのスクイズで2点を追加し、5回表にデヨングの5号グランドスラムとジャスティン・ウィリアムスの2号ソロでとどめを刺した。

     デヨングは2本のアーチで5打点を叩き出す活躍。今季はここまで打率.189と調子が上がっていないものの、10安打中5本が本塁打となり、長打率.472、OPS.789を記録している。また、フラハティは球団史上最速で通算500奪三振を達成した。ナショナルズはロスが5回途中までに4本のアーチを浴び、8安打10失点と大誤算。今季初黒星(1勝)を喫し、防御率は0.00から5.87まで悪化した。

  • パドレスが意地の1勝 ドジャース3連戦被スイープ回避

    2021.4.19 13:30 Monday

    【ドジャース2-5パドレス】@ペトコ・パーク

     ドジャース3連戦の最初の2試合を熱戦の末に落としたパドレス。1勝もできないまま最初の3連戦を終えることになれば「今年もドジャースには敵わないのか…」といったムードが生まれかねないところだったが、3連戦の最終戦は意地の逆転勝利をマークし、被スイープを回避した。パドレスのジェイス・ティングラー監督は「我々は諦めずに戦い続けた。どこかで流れが変わるであろうことはわかっていたからね」と誇らしげに語った。

     トレバー・バウアーとブレイク・スネルによるサイ・ヤング賞経験者同士の投げ合いとなった一戦は、2回表にドジャースがクリス・テイラーの3号2ランで先制。2試合を先勝した勢いのまま一気にスイープするのかと思われたが、パドレスは4回裏にジェイク・クロネンワースの1号ソロで1点を返した。スネルが5回95球2安打2失点、バウアーが6回98球3安打1失点で降板して試合はリリーフ勝負に。7回裏、パドレスはドジャース2番手のブルスダル・グラテロルから無死2塁のチャンスを作り、エリック・ホズマーのタイムリー二塁打で2対2の同点に追い付いた。

     続く8回裏には一死1・2塁のチャンスでマニー・マチャドがレフトフライに倒れたものの、ホズマーがドジャース4番手のデニス・サンタナからセンターへのタイムリーを放って勝ち越しに成功。ホズマーが盗塁を決めて2・3塁となり、トミー・ファムのタイムリー二塁打で貴重な2点を追加した。3点リードの最終回はクローザーのマーク・マランソンが三者凡退に抑えて試合終了。最初の3連戦はドジャース2勝、パドレス1勝という結果になったが、残りの16試合も白熱した戦いが繰り広げられるに違いない。

  • RソックスがWヘッダー連敗 澤村は今季2失点目を喫す

    2021.4.19 13:00 Monday

     レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークでのホワイトソックスとのダブルヘッダーに2連敗。開幕3連敗のあと9連勝をマークしたが、その後の4試合で1勝3敗となった。レッドソックスの澤村拓一は第2試合の6回表に3番手として登板。安打、二塁打、四球で無死満塁のピンチを招き、一死後にニック・マドリガルの犠飛で失点。リードを4点に広げられ、前回登板に続く2試合連続の失点で、今季の防御率は2.45に悪化した。

     第1試合はホワイトソックス先発のダラス・カイケルが6回途中まで6安打2失点の力投。ホワイトソックス打線は初回にティム・アンダーソンの2号先頭打者アーチで先制すると、4回表にヤスマニ・グランダルのタイムリー二塁打、5回表にヨアン・モンカダのタイムリーで1点ずつを追加し、2番手のアーロン・バマーと3番手のリアム・ヘンドリックスが1点のリードを守り抜き、3対2で接戦を制した。

     第2試合はホワイトソックスがレッドソックス先発のマーティン・ペレスから初回に3連打で無死満塁のチャンスを作り、ホゼ・アブレイユのショートゴロの間に1点を先制。4回表にはイェルミン・メルセデスの4号ソロ、マドリガルのタイムリー二塁打などで3点を追加した。レッドソックスは4回裏にJ・D・マルティネスのタイムリーで1点を返したが、ホワイトソックスは6回表に澤村からマドリガルが犠飛を放ち、再び4点をリード。5投手による継投でレッドソックス打線を4安打1得点に封じ、最後は第1試合に続いてヘンドリックスが締めくくり、5対1で勝利した。

  • レイズがヤンキースに3連勝 筒香がコールから決勝打放つ

    2021.4.19 05:30 Monday

    【レイズ4-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     レイズは2対2の同点で迎えた7回表一死1塁の場面で筒香嘉智がヤンキース先発のゲリット・コールから右中間へのタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。9回表にはジョーイ・ウェンドルにダメ押しの3号ソロが飛び出し、4対2でヤンキースを破った。敵地ヤンキー・スタジアムでの3連戦をスイープしたレイズは、今季の成績が8勝8敗となり、勝率5割に復帰。一方のヤンキースはまさかの3連敗で借金が5(5勝10敗)に膨らんだ。

     打撃不振に苦しんでいた筒香にようやくチームを勝利に導く一打が飛び出した。第1打席は89.8マイル(約144.5キロ)のチェンジアップを打ってライトライナー、第2打席は97マイル(約156.1キロ)の速球を打ってレフトフライに倒れていたが、7回表一死1塁の場面で回ってきた第3打席で体勢を崩されながらも低めの88.8マイル(約142.9キロ)のチェンジアップを上手くバットに乗せ、右中間を破る勝ち越しのタイムリー二塁打。この一打が決勝点となり、チームは敵地でのヤンキース3連戦をスイープした。

     9回表の第4打席は変則右腕のダレン・オデイの前に空振り三振に倒れ、「7番・DH」でスタメン出場したこの日は4打数1安打1打点。今季の打率は.163、OPSは.427となった。昨季からの課題である速球を克服できたわけではないものの、チームを勝利に導くタイムリーを打てたことで多少は精神的に楽になったはず。ここから上昇気流に乗っていくことを期待したい。

     なお、この試合限りでの現役引退を表明していたヤンキースのジェイ・ブルースに出場機会はなかった。

  • イ軍・ビーバーが13K 開幕4戦48Kはメジャータイ記録

    2021.4.19 05:00 Monday

    【インディアンス6-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     昨季のサイ・ヤング賞投手、シェーン・ビーバー(インディアンス)がメジャーの歴史に名を刻んだ。今季好調のレッズ打線を相手に8回104球を投げたビーバーは被安打6、奪三振13、与四球2、失点3の力投を披露。チームは6対3でレッズを破り、ビーバーには今季2勝目(1敗)が記録された。開幕からの4登板で合計48奪三振は1978年のノーラン・ライアンと並ぶメジャータイ記録となっている。

     ビーバーは今季登板した4試合すべてで11個以上の三振を奪っており、開幕から4先発連続2ケタ奪三振は1893年以降では初となる快挙。開幕4戦で48奪三振というライアンのメジャー記録にも並び、球団史上初めて6先発連続2ケタ奪三振(昨年9月から継続中)を達成した。特に6つのアウトをすべて三振で奪った7回裏と8回裏のピッチングは圧巻だった。

     インディアンスは初回にホゼ・ラミレスが4号ソロ、4回表にロベルト・ペレスが3号3ランを放って4点をリードし、ビーバーを援護。5回裏にジョーイ・ボットーのタイムリー二塁打で2点を返されたが、7回表にジョーダン・ループロウが4号2ランを放ち、再びリードを広げた。8回裏にタイラー・ネークインの6号ソロで3点差とされたものの、9回裏はクローザーのエマニュエル・クラーセが無失点に抑えて6対3で逃げ切り。エースの力投もあり、レッズ3連戦の被スイープを回避した。

  • カーショウ!ベッツ! ダルビッシュは快投実らず初黒星

    2021.4.18 13:00 Sunday

    【ドジャース2-0パドレス】@ペトコ・パーク

     今季最も注目されているドジャース対パドレスの今季第2戦。クレイトン・カーショウとダルビッシュ有が投げ合った一戦は期待通りの投手戦となった。両投手とも序盤から圧巻のピッチングを展開し、ダルビッシュが唯一制球を乱した5回表にドジャースはカーショウが押し出し四球を選んで1点を先制。カーショウは6回裏一死1・3塁のピンチを併殺で切り抜け、9回表には好調ジャスティン・ターナーに貴重な追加点となる5号ソロが飛び出した。9回裏、パドレスは一打同点のチャンスを作ったが、ムーキー・ベッツのスーパーキャッチで試合終了。ドジャースが2対0で接戦を制し、ダルビッシュは今季初黒星を喫した。

     ダルビッシュはドジャース打線を全く寄せ付けず、5回表二死までパーフェクト投球を展開。ザック・マキンストリーに死球を与えたところからおかしくなり、ルーク・レイリーの安打、オースティン・バーンズの四球で二死満塁とピンチを広げ、カーショウに粘られた末に痛恨の四球を与え、ドジャースに先制を許した。しかし、その後は打者7人を完璧に抑え、7回98球を投げて被安打1、奪三振9、与四球2、失点1という見事なピッチングだった。

     一方、ダルビッシュから貴重な1点をもぎ取ったカーショウは、走者を出しながらも5回まで二塁を踏ませない安定感抜群のピッチング。6回裏に先頭の四球から一死1・3塁のピンチを招いたが、ウィル・マイヤーズを二塁への併殺打に仕留め、6回98球、被安打2、奪三振8、与四球2、失点0という内容でマウンドを降りた。

     そして、試合を締めくくったのは中堅ベッツのスーパープレー。パドレスは9回裏に粘りを見せ、二死2・3塁と一打同点のチャンスを作った。ここでトミー・ファムが放った打球はセンター右へのヒット性の当たりとなったが、ベッツが見事なダイビングキャッチ。スタットキャストが算出する捕球可能性は10%と、文字通り「ギリギリ」のスーパープレーでファムの同点タイムリーを阻止し、チームを勝利に導いた。

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