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  • グリエルJr.が5点差からの逆転劇を完結させる決勝弾

    2018.7.4 12:25 Wednesday

    【メッツ6-8ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     4回までに5点を先行され、敗色濃厚となっていたブルージェイズが終盤の集中打で試合をひっくり返し、見事に逆転勝利を収めた。ブルージェイズは5点ビハインドで迎えた7回裏にヤンハービス・ソラーテの16号3ランなどで一挙5点を奪って同点とし、続く8回裏にはルルデス・グリエルJr.が低めのチェンジアップを上手くすくい上げてレフトスタンドへ飛び込む4号決勝2ラン。8回から登板して1回2/3を無失点に抑えたジョン・アックスフォードが今季2勝目(1敗)をマークし、9回表二死一、二塁の場面でマウンドに上がってマイケル・コンフォートを打ち取ったタイラー・クリッパードには6セーブ目が記録された。

     アズドゥルバル・カブレラの15号2ラン、デビン・メゾラコの8号2ラン、ウィルマー・フローレスの7号ソロと4回までに3本塁打で5点を失い、劣勢の展開を強いられたブルージェイズだったが、鮮やかな逆転勝利により連敗を2で止めた。7回裏のブルージェイズは一死からランドール・グリチックがライトへのヒットを放ち、ホゼ・バティースタのエラーが絡んで三塁へ進塁。続くグリエルJr.の一塁ゴロの間に1点を返した。さらに四球とカーティス・グランダーソンの二塁打で二死二、三塁のチャンスを作り、暴投の間に2点目。テオスカー・ヘルナンデスが四球を選び、ソラーテが逆方向へ同点弾を叩き込んだ。そして、続く8回裏にグリエルJr.が決勝弾。メッツは先発のザック・ウィーラーが7回途中2失点と好投したものの、リリーフ陣が大誤算だった。

  • Rソックスが3本塁打含む12安打11得点の猛攻で大勝

    2018.7.4 11:55 Wednesday

    【レッドソックス11-4ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     序盤、中盤、終盤と効果的なタイミングで得点したレッドソックスが、トータル12安打11得点の猛攻でナショナルズに大勝した。レッドソックスは2回表にエドゥアルド・ヌニェスの6号3ランで先制し、1点差に詰め寄られた直後の5回表にはJ.D.マルティネスの2点タイムリー、スティーブ・ピアースのタイムリー、ザンダー・ボガーツの13号3ランで大量6得点。6点リードで迎えた9回表にはマルティネスがダメ押しの26号2ランを左中間へ叩き込んだ。3番手としてマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑えたブランドン・ワークマンが今季初勝利をマーク。ナショナルズは先発のタナー・ロアークが9失点と大誤算だった。

     1点差に詰め寄られた直後の5回表の集中打は見事だった。先頭のサンディ・レオンこそ三振に倒れたものの、ブライアン・ジョンソン、ムーキー・ベッツ、アンドリュー・ベニンテンディの3連打であっという間に満塁のチャンス。ここでマルティネスが三遊間を破る2点タイムリーを放ち、先日トレードで加入したばかりのピアースもライトへのタイムリーで続いた。さらに一死一、三塁とチャンスは続き、ボガーツがセンターへの13号3ラン。一挙6得点のビッグイニングで試合の行方を決定付けた。一方、敗れたナショナルズはスタメン9人のうち5番のダニエル・マーフィー以外の8人がヒットを放つなど、レッドソックスと同数の12安打を記録したが、打線が上手く繋がらなかった。

  • テームズが12号決勝2ラン 惜敗のツインズは珍記録達成

    2018.7.4 11:35 Wednesday

    【ツインズ0-2ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     両軍の投手陣が好投し、両軍合わせて6安打という投手戦となった一戦は、5回裏に飛び出したエリック・テームズの12号2ランが唯一の得点となり、ブリュワーズが2対0で接戦を制した。ブリュワーズは先発のジュニア・ゲラが5イニングを2安打無失点に抑え、2番手のジョシュ・ヘイダーは3イニングを投げて出した走者は与四球による1人だけ。最後はクローザーのコリー・クネーベルが三者連続見逃し三振で試合を締めくくり、50勝に到達した。一方のツインズは投手陣が合計16奪三振と見事なパフォーマンスを見せたものの、先発のジェイク・オドリッジが痛恨の被弾。打線もわずか2安打に封じられ、5連敗となった。

     ブリュワーズが投手戦を制したこの試合では、過去20年間で6度目という珍記録が達成された。ツインズは8イニングの守備で打たれた内野ゴロが1本もなく、一塁手のジョー・マウアーの守備機会はゼロ。一塁手が無刺殺・無補殺で試合を終えたのは2012年8月25日(現地時間)のエドウィン・エンカーナシオン(当時ブルージェイズ)以来6年ぶりだった。また、無補殺で試合を終えたチームは2014年9月2日(現地時間)のヤンキース以来4年ぶり。ツインズでは球団史上初の珍事となった。オドリッジは5イニングを投げて奪三振9・フライ5本・ライナー1本、2番手のライアン・プレスリーは1イニングを投げて奪三振3、3番手のガブリエル・モヤは2イニングを投げて奪三振4・フライ1本・ライナー1本という投球内容だった。

  • 頼れる主砲・リゾーが価値ある2打点 カブス逆転勝利

    2018.7.4 11:10 Wednesday

    【タイガース3-5カブス】@リグリー・フィールド

     タイガースに4回までに3点を先行されたカブスだったが、5回裏にタイガース先発のマイケル・フルマーから3本のタイムリーで3点を奪って同点。7回裏には一死一、三塁からアンソニー・リゾーの併殺崩れの間に勝ち越しに成功し、8回裏にはカイル・シュワーバーが17号ソロでトドメを刺した。カブスは先発のカイル・ヘンドリックスが5回3失点とピリッとしなかったものの、4人のリリーバーが計4イニングを投げてタイガース打線を1安打に封じる好投。3番手のジャスティン・ウィルソンに3勝目(2敗)が記録された。

     主砲・リゾーが勝負強さを発揮した。トミー・ラステラ、アルバート・アルモーラJr.、ジェイソン・ヘイワードの3連続二塁打で1点差とした5回裏一死三塁の場面では、シフトの逆を突いて広く空いた三遊間を破る同点タイムリーを放ち、7回裏の勝ち越し機では全力疾走で併殺を阻止。同点と勝ち越しの貴重な2打点を叩き出し、チームを勝利に導いた。「良いチームは試合終盤に逆転する試合が多いんだ。僕たちも(ワールドシリーズを制した)2016年はそうだったからね」とリゾー。球団史上3人目となる「3年連続で6月末までに50打点到達」をクリアした主砲は、自己最多(2016年と2017年の109打点)を更新するペースで打点を稼ぎ、4年連続のポストシーズン進出を目指すチームの戦いを支えている。

  • ドジャース打線が大爆発 ケンプは5安打4打点の大暴れ

    2018.7.3 18:55 Tuesday

    【パイレーツ1-17ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     まだオールスター・ブレイクすら迎えていないこの時期に「M-V-P!」のチャントが球場に響き渡るのは少し気が早い気もするが、今季ドジャースに復帰して全盛期の輝きを取り戻したマット・ケンプが「M-V-P!」のチャントに相応しい見事なパフォーマンスを見せ、21安打17得点と大爆発した打線を牽引した。前日のロッキーズ戦で4打数3安打4打点(一ゴ①、左2①、左安①、中本①)の活躍を見せたケンプは、この試合でも初回の第1打席でレフトへのヒット、3回裏の第2打席でレフトへの二塁打、4回裏の第3打席でセンターへのタイムリー、5回裏の第4打席でライトへのヒット、6回裏の第5打席で左中間への15号3ランを放ち、5打数5安打4打点の大暴れ。7回表の守備でベンチに退いたものの、前日から8打数連続安打という圧巻のパフォーマンスで打率は.323、OPSは.925へと急上昇した。

     初回にドジャースがコディ・ベリンジャーのタイムリーなどで2点を先制し、直後の2回表にパイレーツがエリアス・ディアスの7号ソロで1点を返した時点では、この試合が17対1というワンサイドゲームになることを予想した者はいなかっただろう。ドジャース打線はパイレーツ投手陣に襲い掛かり、1点リードで迎えた3回裏にベリンジャーの17号ソロなどで2点を追加。4回裏はジョク・ピーダーソンの12号ソロ、マックス・マンシーの18号ソロ、ケンプのタイムリーなどで一挙6得点のビッグイニングとなり、5回裏にヤシエル・プイーグのタイムリーなどで3点、6回裏にケンプの15号3ランなどで4点を追加してドジャースのリードは16点に広がった。21安打と17得点はともに今季最多。大勝を収めたドジャースは地区2位で並んでいたジャイアンツが敗れたため、単独地区2位となり、同じく敗れた地区首位のダイヤモンドバックスとのゲーム差を1.5に縮めている。

  • モリーナが12号ソロを含む3打点の活躍でチームを牽引

    2018.7.3 18:10 Tuesday

    【カージナルス6-3ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     4連敗中と元気のないカージナルスは、初回にダイヤモンドバックス先発のロビー・レイから一死満塁のチャンスを作り、ヤディアー・モリーナ、ジェッド・ジョーコ、ヤイロ・ムニョスの3連打で4点を先制。2点差に迫られた直後の6回表にはモリーナとジョーコが二者連続本塁打を放ってリードを4点に広げ、最終的には6対3で勝利して連敗を4で止めた。先発のカルロス・マルティネスは6回7奪三振2失点と先発投手としての役割をしっかり果たし、今季5勝目(4敗)をマーク。一方のレイは6回0/3を投げて7三振を奪ったものの、9安打6失点と打ち込まれ、今季初黒星(3勝)を喫した。

     4月の対戦時にダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督がモリーナのキャッチングについてクレームを入れ、乱闘騒ぎに発展したことについて、モリーナは試合開始前にロブロから直接謝罪を受けた。それで気を良くしたわけではないだろうが、モリーナは初回の先制2点タイムリーと6回表の12号ソロで計3打点を叩き出し、チームの勝利に大きく貢献した。今季のモリーナは股間に打球を受けた影響で5月上旬から1ヶ月ほど戦列を離れたものの、ここまで55試合に出場して打率.272、12本塁打、OPS.807をマーク。12本塁打は捕手ではリーグ最多の数字であり、自己記録(2012年の22本塁打)の更新も十分に狙えるペースとなっている。また、今季のカージナルスではモリーナを含めた4選手がマスクを被っているが、盗塁刺を記録しているのはなんとモリーナだけ。来週には36歳の誕生日を迎え、2020年シーズン限りでの現役引退を表明しているモリーナだが、カージナルスにとってはまだまだ必要不可欠な戦力だ。

  • フリーランドがバムガーナーとの左腕対決を制し8勝目

    2018.7.3 17:30 Tuesday

    【ジャイアンツ2-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     ロッキーズ先発のカイル・フリーランドがジャイアンツ打線を相手に7回3安打2失点の好投を披露。マディソン・バムガーナーとの投げ合いを制し、今季8勝目(6敗)をマークした。フリーランドはゴーキーズ・ヘルナンデスに11号先頭打者アーチを浴び、3回表にはバスター・ポージーにタイムリー二塁打を打たれて2点を先行されたが、4回から7回にかけては打者12人をパーフェクト。すると、ロッキーズ打線は7回裏に3連打で無死満塁のチャンスを作り、バムガーナーをリリーフしたレイエス・モロンタを攻めて一気に逆転に成功した。6回0/3を投げて3失点(自責点2)のバムガーナーには今季3敗目(1勝)が記録された。

     初球をスタンドに運ばれる立ち上がりとなったフリーランドだが、その後は立ち直り、7回2失点の好投。「打者天国」と呼ばれる本拠地クアーズ・フィールドでは、今季7試合に先発して5勝2敗、防御率2.89という好成績をマークしている。「何が起こったとしても、次のページをめくって前に進まないといけないんだ。次に何が起こるかはわからないからね」とフリーランド。「出来る限りポジティブに考えるようにしている」という姿勢が「投手の墓場」とも呼ばれるクアーズ・フィールドでの好投を可能にしているのかもしれない。バド・ブラック監督もフリーランドの姿勢を高く評価しており、「私はカイル(・フリーランド)の情熱的な姿勢が大好きだよ」とコメント。「彼の積極的なピッチングは決して変わらない。それが彼だからね」と2年目左腕に信頼を寄せていた。

  • リンドーアが2本塁打7打点の活躍 インディアンス快勝

    2018.7.3 17:00 Tuesday

    【インディアンス9-3ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     エースのコリー・クルーバーが初回に2失点を喫するなど6回3失点と今一つのピッチングに終始したインディアンスだったが、リードオフマンのフランシスコ・リンドーアが4回表に22号勝ち越しグランドスラム、6回表に23号3ランを放ち、1試合7打点の大暴れでチームを9対3の快勝に導いた。ロイヤルズは初回にウィット・メリーフィールドの5号先頭打者アーチとサルバドール・ペレスのタイムリーで幸先よく2点を先制したものの、先発のジェイコブ・ジュニスが踏ん張れず、3回表に2本の犠牲フライで同点に。その後はリンドーアの2本塁打により、あっという間にインディアンスがリードを広げた。打線の援護に恵まれたクルーバーは12勝目(4敗)をマーク。一方、6回途中9失点(自責点8)と炎上したジュニスは7先発連続の黒星で今季10敗目(5勝)を喫した。

     インディアンスの監督として通算500勝目をマークしたテリー・フランコーナ監督は「1本目は打者有利のカウントで甘い球をしっかり捉えた。2本目はファウルで粘ったあとに打てる球を打ち返した。見事なバッティングだったね」とリンドーアの2本塁打を称えた。リンドーアは「ホームランは大好きだよ。ボールがフェンスを越えていくのを見るのはとても楽しいからね」と話しつつも、「ホームランを狙っているわけではない。僕の仕事は塁に出て得点することだから」と冷静に自分の役割を認識。とはいえ、今季はここまで23本塁打、OPS.954をマークしており、残している成績はまさにスラッガーのそれである。このままのペースでいけば昨季の33本塁打を上回るのはほぼ確実。24歳、身長180センチの遊撃手がどこまで数字を伸ばすのか非常に楽しみだ。

  • ミラー・パークでミラーが押し出し四球を選びサヨナラ

    2018.7.3 16:30 Tuesday

    【ツインズ5-6xブリュワーズ】@ミラー・パーク

     ナ・リーグ中部地区の首位を走るブリュワーズが、5回表にロビー・グロスマンの4号グランドスラムにより背負った4点のビハインドを追い付き、最後は10回裏一死満塁からブラッド・ミラーが押し出し四球を選んでサヨナラ勝利を収めた。グロスマンに満塁弾を浴びたブリュワーズは直後の5回裏にマニー・ピーニャの6号ソロ、ミラーのタイムリーなどで1点差とし、9回裏にトラビス・ショウが同点の犠牲フライ。10回裏はツインズ7番手のザック・リッテルを攻めて死球、単打、四球で無死満塁のチャンスを作り、エルナン・ペレスは内野ゴロに倒れたものの、ミラーがボール4球をしっかり見極めてチームをサヨナラ勝利へ導いた。

     ミラーにとってミラー・パークを本拠地とするブリュワーズは最適のチームだったのかもしれない。レイズ加入1年目の2016年に30本塁打と突如長打力が開眼したものの、昨季は打率.201と大不振。今季は48試合で打率.256、5本塁打、21打点とまずまずの成績を残していたが、有望株の昇格に伴って戦力外となり、日本時間6月11日にトレードでブリュワーズへ移籍してきた。移籍当初はAAA級でプレイしたが、日本時間6月24日にメジャー昇格を果たすと、今日の試合を含めて9試合で打率.345、1本塁打、OPS.941と大活躍。正遊撃手のオーランド・アルシアが打撃不振でAAA級降格となるなか、アルシアに代わる遊撃手として期待以上の活躍を見せている。まだ5試合とはいえ、ブリュワーズ加入後、ミラー・パークでは打率.462の高打率をマーク。ミラーがミラー・パークで躍動し続けるようであれば、地区首位に立つブリュワーズの戦力はさらに充実することになりそうだ。

  • 延長10回 リベラの一打でマーリンズがサヨナラ勝利

    2018.7.3 16:00 Tuesday

    【レイズ2-3xマーリンズ(延長10回)】@マーリンズ・パーク

     フロリダ州に本拠地を置くレイズとマーリンズが激突する3連戦の初戦は、10回裏に無死一、三塁のチャンスを作ったマーリンズがヤディエル・リベラのタイムリー内野安打でサヨナラ勝利を収めた。マーリンズは終始試合の主導権を握り、2回裏にミゲル・ロハスのタイムリーで先制すると、1対1の同点で迎えた5回裏にはJ.T.リアルミュートの11号ソロで勝ち越しに成功。9回表にクローザーのカイル・ベアクロウがC.J.クロンに同点のタイムリー二塁打を浴び、セーブに失敗したものの、最後までレイズにリードを許すことなく、最後は劇的な勝利を手にした。

     サヨナラ打を放ったリベラは「とにかく打球を前に飛ばすことを考えていた」と自身の打席を振り返った。ライン・スタネックのスライダーを叩いた打球は、三塁線へのバウンドの高いゴロとなり、三塁手のマット・ダフィーが捕球したあと体勢を立て直して本塁へ送球したものの、三塁走者のブライアン・アンダーソンが生還。リベラにとっては今季2度目のサヨナラ打となった。連続無失点記録が20回2/3で途切れたベアクロウは「自分の記録よりもチームの勝利のほうが大切だよ」とサヨナラ勝利にホッとした様子。「もちろん9回を抑えることができていればよかったけど、今日はチームメイトが僕を助けてくれたね。勝てて良かったよ」とチームメイトへの感謝を口にしていた。

  • これがレッズの勢い! 8回裏に一挙4得点で逆転勝利

    2018.7.3 15:35 Tuesday

    【ホワイトソックス3-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     直近14試合で11勝3敗と好調のレッズが試合終盤に勝負強さを発揮し、逆転勝利を収めた。1対3と2点ビハインドの8回裏、レッズは2安打と1四球で一死満塁のチャンスを作り、相手野選とビリー・ハミルトンの犠牲フライで同点に。さらに一死二、三塁から代打のアレックス・ブランディーノがライトへのタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越した。最終回はクローザーのライセル・イグレシアスが三者凡退に抑えて試合終了。日本時間6月10日の時点で21あった借金はあっという間に11まで減少した。

     今季のレッズは満塁にすれば何かが起こるムードが漂っている。満塁での107打数、98得点、9本塁打はいずれもメジャー最多の数字であり、この試合の逆転劇も8回裏一死満塁からスタートした。一死満塁の場面でアダム・デュバルの打球は一塁へのゴロとなったが、一塁手のマット・デービッドソンは一塁ベースを踏まずに本塁へ送球。捕手のオマー・ナルバエスは本塁に触れるだけでよかったのだが、三塁走者のスクーター・ジェネットにタッチしようとした結果、生還を許してしまった。ジェネットは「フォースプレイなのかどうかわからなかった。だからタッチを避けることだけを考えていたよ」とコメント。この幸運な得点から流れに乗り、一気に試合をひっくり返したレッズの勢いは、ひょっとするとホンモノなのかもしれない。

  • ポーセロがシャーザーから3点打 2失点の好投で10勝目

    2018.7.3 15:00 Tuesday

    【レッドソックス4-3ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     リック・ポーセロ(レッドソックス)とマックス・シャーザー(ナショナルズ)というタイガース時代のチームメイトにして2016年のサイ・ヤング賞受賞者同士の投げ合いとなった一戦は、思わぬ形で先制点を手にしたレッドソックスが主導権を握り、接戦を制した。2回表、レッドソックスは二死二、三塁のチャンスを迎え、シャーザーはジャッキ・ブラッドリーJr.を敬遠して9番・ポーセロとの勝負を選択。2球であっという間に追い込んだものの、ポーセロは3球目の甘く入った速球を捉え、レフトオーバーの3点タイムリー二塁打でチームに大きな先制点をもたらした。その後、レッドソックスは2度にわたって1点差に追い上げられたが、一度も同点とされることなく1点差で逃げ切り。3打点&6回2失点と投打で活躍したポーセロは3年連続となる2ケタ勝利に到達した。

     7回表に21号ソロを放ち、貴重な追加点を叩き出したムーキー・ベッツは、ポーセロの一打について「みんなショックを受けていたと思うよ」とコメント。「もちろん興奮したけど、最初彼が打ったとき、みんな何が起こっているのかわからなかったんだ。そのあとはみんな純粋に興奮して喜んでいたけどね」というベッツの言葉からは、ポーセロの3点タイムリー二塁打に対する衝撃の大きさが読み取れる。一方のシャーザーは「スライダーで追い込んだあと、速球で仕留めるつもりだったけど、真ん中に入ってしまった。あのコースは誰でも打てるよ」と悔しそうにコメント。なお、この試合で9三振を奪ったシャーザーはナショナルズでの通算奪三振数が1000を超え、史上11人目となる「2球団で1000奪三振」を達成した。

  • 新鋭・アクーニャJr.の決勝弾でブレーブスが延長戦制す

    2018.7.3 14:30 Tuesday

    【ブレーブス5-3ヤンキース(延長11回)】@ヤンキー・スタジアム

     ア・リーグ東部地区首位のヤンキースとナ・リーグ東部地区首位のブレーブスが激突する3連戦の初戦は、両先発投手が3失点で降板したあと、リリーフ陣の好投により延長戦に突入。11回表にロナルド・アクーニャJr.の7号2ランが飛び出したブレーブスが5対3で接戦をモノにした。ヤンキースは10回裏一死一塁の場面でアーロン・ヒックスが右翼線への二塁打を放ったものの、打球がスタンドに入り一塁走者は三塁でストップ。続くミゲル・アンドゥハーが敬遠されて満塁となったが、グレッグ・バードとオースティン・ロマインが連続三振に倒れ、試合を決めることができなかった。その直後にアクーニャJr.が決勝弾。ブレーブス救援陣は4人合計で5回8奪三振無失点の好投を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。

     ヒックスのサヨナラ打かと思われた打球がエンタイトル二塁打となり、アクーニャJr.のライトフライかと思われた打球は右翼手のアーロン・ジャッジのグラブをかすめてスタンドイン。わずかな差が両軍の勝敗を分ける結果となった。10回裏に一死満塁の大ピンチを背負ったジェシー・ビドルは速球、スライダー、カーブのコンビネーションでバードとロマインから連続三振を奪ってピンチを脱出。一方、11回表にマウンドに上がったデービッド・ロバートソンは一死一塁から甘く入ったナックルカーブを捉えられ、アクーニャJr.に決勝弾を浴びた。ヤンキース救援陣も5回から10回までの6イニングを無失点に抑えていただけに、ロバートソンの失投が悔やまれる結果となった。

  • ファイアーズ8回1失点の好投 タイガース延長戦制す

    2018.7.3 13:00 Tuesday

    【タイガース3-2ブルージェイズ(延長10回)】@ロジャース・センター

     前日の試合で11連敗をストップさせたタイガースは、先発のマイク・ファイアーズが89球で8イニングを投げ切り、ブルージェイズ打線を3安打1得点に抑える好投を披露。1点リードの9回裏に登板したジョー・ヒメネスが3四球の乱調で押し出しにより同点とされ、ファイアーズの白星は消えてしまったものの、延長戦を制し、ブルージェイズとの4連戦を2勝2敗で終えた。タイガースは10回表一死からニコ・グッドラムが右中間を破る三塁打で出塁。続くホゼ・イグレシアスが初球をライトへ打ち上げ、この犠牲フライが決勝点となった。

     タイガースのロン・ガーデンハイアー監督は「戦い続けよう、(勝利のために)プレイし続けよう、と選手たちと話をしたんだ。彼らはしっかりプレイしてくれたね」と語り、延長戦にもつれ込んだ1点差ゲームを制した選手たちを称えた。初回にビクトル・マルティネスのタイムリーで先制しながらも4回裏に追い付かれ、6回表に1点を勝ち越しながらもヒメネスがそのリードを守れず、嫌な流れとなってもおかしくない展開だったが、10回表にイグレシアスが決勝の犠牲フライ。その裏は無死一塁の場面でマウンドに上がったブレイン・ハーディが打者3人をしっかり抑え、リードを守り抜いた。正捕手のジェームス・マッキャンは「人々は『あいつらは直近13試合で2勝11敗だぞ』とか言うんだろうね」とやや不満げな表情を見せたが、「チームとして戦うことができている」というマッキャンの言葉通り、チームの雰囲気は決して悪くなさそうだ。

  • 第14週の週間MVPにブレグマンとバイエズが選出

    2018.7.3 11:15 Tuesday

     日本時間7月3日、2018年レギュラーシーズン第14週(現地時間6月25日~7月1日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはアレックス・ブレグマン(アストロズ)、ナショナル・リーグはハビアー・バイエズ(カブス)が選出された。

     ブレグマンは打率.464(28打数13安打)、5本塁打、10打点、OPS1.695の猛打を見せ、自身初の週間MVP受賞となった。日本時間6月26日からのブルージェイズ3連戦でいずれも本塁打を放ち、続くレイズ4連戦の第2戦と第3戦でも一発を放ったブレグマンは、早くも今季16本塁打となり、自己ベストの19本塁打(2017年)まであと3本に迫っている。メジャー3年目を迎えた今季は四球率が上昇して現時点では四球数(49)が三振数(47)を上回っており、より質の高い打者へと成長中。30本塁打&100打点に迫る成績を残す可能性も十分にありそうだ。

     一方、バイエズは打率.483(29打数14安打)、2本塁打、11打点、OPS1.363の好成績をマークし、ブレグマンと同様に自身初の週間MVPに選出された。今季のバイエズは得点圏打率こそ.261どまりながら打点マシンとして機能しており、61打点はリーグトップの数字。162試合に換算すると120打点を超えるペースとなっている。日本時間6月27日のドジャース戦では15号ソロと16号グランドスラムで5打点を叩き出し、1週間で11打点の荒稼ぎ。打撃の粗さは相変わらずだが、後半戦の活躍次第では「3割・30本・100打点・30盗塁」のクリアも夢ではないだろう。

  • 開幕第14週の最優秀ブルペンはレイズ 今季3度目

    2018.7.3 10:40 Tuesday

     日本時間7月2日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第14週(対象期間は現地時間6月25日~7月1日)の最優秀ブルペンにレイズを選出した。第14週のレイズはアストロズとナショナルズに対してカード勝ち越しを記録し、5勝1敗の好成績。シーズン通算の成績を42勝41敗とし、貯金生活に突入した。そのなかで救援陣は26イニングを投げて防御率1.38の好成績をマーク。第9週、第12週に続いて今季3度目の週間最優秀ブルペン選出となった。

     最優秀ブルペンを選出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     第14週のレイズは105.5ポイントを記録。2位マリナーズの89ポイント、3位フィリーズの86ポイントを大きく上回り、30球団で唯一100ポイントの大台を突破した。チャズ・ロー、ディエゴ・カスティーヨ、ライアン・ヤーブロー、ライン・スタネック、ビダル・ヌーニョといった無名のリリーバーたちが自身の役割をしっかり果たし、経験豊富なセルジオ・ロモも健在。先発に「オープナー(試合の最初に投げる投手、の意)」を起用する継投戦法もお馴染みとなりつつあり、メジャー全体を見渡しても質量ともに充実したブルペンの一つとなっている。なお、今季の救援防御率3.45はアストロズ(2.58)、ヤンキース(2.77)、レッドソックス(3.17)に次いでリーグ4位の数字である。

  • ヒックスが1試合3本塁打 ヤンキースは球団新記録樹立

    2018.7.2 18:50 Monday

    【レッドソックス1-11ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     前日の試合ではクリス・セール(レッドソックス)の前に手も足も出なかったヤンキース打線だが、その鬱憤を晴らすかのように序盤から大爆発。レッドソックス先発のデービッド・プライスに5本塁打を浴びせるなど、6本塁打を含む16安打11得点の猛攻で宿敵を圧倒し、3連戦の勝ち越しを決めた。ヤンキース先発のルイス・セベリーノは7回途中までレッドソックス打線にわずか2安打しか許さず、無失点の好投で防御率はついに1点台(1.98)に突入。打線は初回にアーロン・ジャッジの22号ソロとグレイバー・トーレスの15号3ランで4点を先制し、アーロン・ヒックスが12号・13号・14号を連発、カイル・ヒガシオカもメジャー初安打を本塁打で飾るなど、見事なまでの一発攻勢で好左腕プライスを粉砕した。

     1試合3本塁打を記録したヒックスは12号と13号を右打席、14号を左打席で放ち、1試合両打席本塁打を記録。レッドソックスを相手に両打席からの本塁打を含む1試合3本塁打を記録したのは1927年のルー・ゲーリッグ、2010年のマーク・テシェイラに次いで球団史上3人目の快挙となった。また、ヤンキースは今日の6本塁打を加えて今季137本塁打となり、2002年と2012年に記録した134本塁打のチーム前半戦本塁打記録を更新。現時点でシーズン274本塁打ペースとなっており、ケン・グリフィーJr.やジェイ・ビューナーらを擁したマリナーズが1997年に打ち立てたシーズン264本塁打のメジャー記録更新も視野に入っている。シーズン108勝ペースで順調に白星を積み上げるヤンキース。今季終了時に白星と本塁打はどこまで積み上がっているのだろうか。

  • 好調のジャイアンツが敵地でDバックス3連戦をスイープ

    2018.7.2 18:10 Monday

    【ジャイアンツ9-6ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     好調な6月を過ごしたジャイアンツが7月の初戦を白星で飾り、敵地でのダイヤモンドバックス3連戦をスイープした。ジャイアンツは序盤からダイヤモンドバックス先発のザック・ゴッドリーに襲い掛かり、2回表にジョー・パニックのタイムリーで先制。逆転を許した直後の3回表にはニック・ハンドリーとオースティン・スレイターのタイムリーで再逆転し、4回表にはブランドン・ベルトのタイムリー二塁打で1点を追加した。1点差に迫られた直後の5回表にはハンター・ペンスの2点タイムリー二塁打などで4点を追加。ゴッドリーを5回途中7失点でノックアウトし、最終的には9対6で打ち合いを制した。

     5月末の時点で4つの借金を抱えていたジャイアンツが、6月からの快進撃でいよいよ地区首位まで2.5ゲーム差に迫ってきた。6月の28試合を18勝10敗で終え、同期間のカード負け越しは2度だけ。現在は4カード連続で勝ち越しており、地区首位相手の3連戦スイープで一気に上位との差を詰めた格好だ。ダイヤモンドバックスは5月末以降カード負け越しがほとんどなく、同期間でダイヤモンドバックス相手にカード勝ち越しを記録したのはジャイアンツ(2度)だけ。また、チェイス・フィールドでダイヤモンドバックスをスイープしたのはナショナルズに次いで今季2球団目である。ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は「ジャイアンツは今ホットなチームだよ」とライバルの好調ぶりを認め、危機感を募らせる。ジェフ・サマージャとジョニー・クエイトの戦列復帰も近付いており、7月以降のジャイアンツはナ・リーグ西部地区の優勝争いをさらに面白くしてくれそうだ。

  • モラン逆転満塁弾 パイレーツがパドレス3連戦勝ち越し

    2018.7.2 17:30 Monday

    【パイレーツ7-5パドレス】@ペトコ・パーク

     パイレーツは1点ビハインドの5回表に二死走者なしから二塁打、四球、単打で満塁のチャンスを作り、コリン・モランがライトスタンドへ8号グランドスラムを叩き込んで逆転に成功。このリードを7投手による細かい継投で守り抜き、パドレス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。パドレス先発のタイソン・ロスは5月中旬から9先発連続5イニング以上&自責点3以下と安定して試合を作ってきたが、2回表にコリー・ディッカーソンに6号先制ソロを浴びたのに続き、モランに痛恨の被弾。6回表にも先頭打者のエリアス・ディアスに6号ソロを浴び、5回0/3を投げて7失点という不甲斐ないピッチングで今季6敗目(5勝)を喫した。

     モランは今季2本目の満塁弾となったが、パイレーツの新人選手が1シーズンに2本の満塁弾を放ったのは1947年のウォーリー・ウエストレイク以来2人目、実に71年ぶりの快挙となった。また、新人選手に限定せず、パイレーツの全選手に範囲を広げても、1シーズン2本の満塁弾は2006年のホゼ・バティースタ以来12年ぶり。チームを勝利に導く一発は、球団史に名を残す一発にもなったと言って過言ではないだろう。「とにかく走者を還すことだけを考えていた。シングルでいいと思っていたけど、運良くホームランを打つことができたよ」とモラン。クリント・ハードル監督は「1シーズンに満塁ホームランを2本も打つのは素晴らしいよ」とモランの勝負強さを称えていた。

  • パクストンが8回11K無失点の快投 マリナーズ7連勝

    2018.7.2 17:05 Monday

    【ロイヤルズ0-1マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     マリナーズのジェームス・パクストンが自身のボブルヘッド・デーに8回11奪三振無失点の素晴らしいピッチングを披露し、チームを今季最長の7連勝に導いた。パクストンが2回表無死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けると、マリナーズは直後の2回裏にカイル・シーガー、ライオン・ヒーリー、ベン・ギャメルの3連打で1点を先制。その後、パクストンは対戦した打者20人のうち18人を打ち取る見事なパフォーマンスを披露し、8回110球を投げてロイヤルズ打線をわずか2安打に封じた。1点リードの最終回はクローザーのエドウィン・ディアスが圧巻の三者連続三振。パクストンはチームトップタイの8勝目、ディアスは両リーグトップ独走の32セーブをマークした。

     カナダでは毎年7月1日が建国記念日として国民の祝日となっているが、その「カナダの日」にカナダ出身の左腕が見事なピッチングを見せた。三振を奪えなかったのは6回表だけで、今季7度目の2ケタ奪三振となる11奪三振を記録。ロイヤルズ打線に連打を許さず、得点圏に走者を進めたのもヒットのあとに四球を与えた2回表だけだった。「彼は今日という日を楽しんでいたね」とパクストンのピッチングを評したのはマリナーズのスコット・サービス監督。「今日はカナダの日だし、ボブルヘッド・デーだし、まさにパクストンのための一日だったね」と先発左腕の好投を称えた。マリナーズはこれで7連勝。3連敗中の地区首位アストロズとのゲーム差は0.5に縮まっており、地区首位再浮上が見えてきた。

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