English Español 韓国語
  • 有望株・バウアーズのメジャー初アーチは貴重な逆転弾

    2018.6.12 15:25 Tuesday

    【ブルージェイズ4-8レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     ブルージェイズとレイズによる同地区対決3連戦の初戦は、4回裏に有望株ジェイク・バウアーズの記念すべきメジャー初アーチとなる逆転2ランが飛び出したレイズが、その後7回裏にも3点を追加し、8対4で勝利を収めた。レイズはランドール・グリチックに勝ち越しタイムリーを浴びた直後の4回裏に、バウアーズが高めに浮いたシンカーを捉えて右中間への1号2ランを放ち逆転に成功。7回裏には無死満塁から相手のエラーとウィリー・アダメスの犠牲フライで3点を追加し、試合の行方を決定付けた。先発のライアン・ヤーブローは6回4失点ながら打線の援護に恵まれ5勝目をマーク。一方、ブルージェイズは先発のサム・ガビーリオが4回途中5失点と踏ん張れなかった。

     チームを勝利に導く一発を放ったバウアーズは「少しバットの先だったように感じたけど、スタンドには届くだろうと思っていたよ」とメジャー初アーチのシーンを振り返った。メジャー最初の2試合はいずれも4打数ノーヒットに終わったものの、次の2試合ではいずれも二塁打を放ち、通算5試合目の出場となった今日の試合では初四球を含む2四球を選び、メジャー昇格後初めて三振はゼロ。2安打2四球で計4度も出塁して3度も生還するなど、チャンスメーカーとしてもポイントゲッターとしても機能し、チームの勝利に大きく貢献した。「若いエネルギーがチームに加わるのは楽しいね」とケビン・キャッシュ監督は有望株の活躍にニヤリ。徐々にメジャーのレベルに適応しつつあるバウアーズが今後どのような活躍を見せてくれるのか注目だ。

  • アンダーソン&ブリンソンの新人コンビが勝利に大貢献

    2018.6.12 13:05 Tuesday

    【ジャイアンツ5-7マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)と陳偉殷(チェン・ウェイン:マーリンズ)という左腕同士の投げ合いで始まった一戦は、3回から7回にかけて両軍が点を取り合うシーソーゲームとなったものの、ブライアン・アンダーソンとルイス・ブリンソンの「新人コンビ」が活躍したマーリンズが7対5で勝利を収めた。アンダーソンは4回裏にバムガーナーから4号同点ソロを放つと、7回裏には同点タイムリー二塁打。ブリンソンは4回裏に勝ち越しタイムリー三塁打、6回裏に同点タイムリーと貴重な一打を次々に放ち、チームの勝利に大きく貢献した。

     8安打で7得点と効率の良い攻撃を見せたマーリンズだが、ヒットを打った選手は3人だけ。チームリーダーのJ.T.リアルミュートが3安打を放ったが、それ以外にヒットを打ったのはアンダーソン(3安打)とブリンソン(2安打)だけだった。リアルミュートは「新人コンビ」の活躍について「彼らが今日のような活躍でチームを勝利に導いてくれると、チームの将来がとても楽しみになるんだ。彼らが自信を持ってプレイし、しっかりスイングできているのは、チームにとっても良いことだよ」と嬉しそうにコメント。2安打2打点の活躍でバムガーナー攻略に大きく貢献したブリンソンは「チームに貢献できて嬉しいよ。僕はチームに貢献したいと思いながらプレイしているからね」と満足げに話していた。

  • 11回までゼロ行進の熱闘 犠飛2本でRソックス勝利

    2018.6.12 12:45 Tuesday

    【レッドソックス2-0オリオールズ(延長12回)】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     オリオールズ先発のディラン・バンディが強力レッドソックス打線を相手に8回3安打無失点の好投を披露すると、レッドソックス先発のナックルボーラー、スティーブン・ライトも7回途中まで無失点に抑え、継続中の連続イニング無失点を22回2/3に伸ばす好投。両軍投手陣の力投によりスコアレスのまま延長12回に突入した一戦は、無死満塁から2本の犠牲フライで2点を先制したレッドソックスが2対0で接戦を制する結果となった。レッドソックスは12回表に2安打と死球で無死満塁の大チャンスを迎え、ブロック・ホルトとジャッキー・ブラッドリーJr.の連続犠牲フライで2点を先制。その裏を守護神クレイグ・キンブレルが無失点で切り抜け、敵地でのオリオールズ3連戦の初戦をモノにした。

     レッドソックスがなかなかチャンスを作れなかった一方、オリオールズは2回裏に二死一、二塁、7回裏に二死満塁、10回裏に二死一、二塁と何度もチャンスを作り、比較的優位に試合を進めていた。しかし、あと一本が出ず、11回表に二死満塁のピンチを切り抜けたマイケル・ギブンズが12回表に力尽きて敗戦。レッドソックスは耐え続けた投手陣の頑張りに、ようやく打線が応えた形となった。レッドソックス投手陣はオリオールズ打線に最後まで得点を許さず、延長の3イニングだけで7奪三振の力投。特に5番手のヒース・ヘンブリーは11回裏に三者連続空振り三振という見事なピッチングを披露してチームの先制劇を呼び込み、今季3勝目をマークした。

  • ナ・リーグ球宴ファン投票 ブレーブス勢が上位にズラリ

    2018.6.12 12:00 Tuesday

     日本時間6月12日、ナ・リーグの球宴ファン投票第1回中間発表が行われ、63万以上の票を集めたフレディ・フリーマン(ブレーブス)がリーグ最多得票となった。開幕から快進撃を続けるブレーブスからはスタメン圏内にフリーマン、オジー・アルビーズ、ニック・マーケイキスの3人がランクイン。その他のポジションでもブレーブスの選手が上位に名を連ねており、チームの快進撃がファンの投票行動に大きな影響を与えていることが読み取れる。

     第1回中間発表でスタメン圏内に名を連ねたのは、バスター・ポージー(捕手:ジャイアンツ)、フリーマン(一塁手)、アルビーズ(二塁手)、ノーラン・アレナード(三塁手:ロッキーズ)、ブランドン・クロフォード(遊撃手:ジャイアンツ)、ブライス・ハーパー(外野手1位:ナショナルズ)、マーケイキス(外野手2位)、マット・ケンプ(外野手3位:ドジャース)の8人。フリーマンがリーグ最多の票を集め、52万票を超えたアレナードが2位、49万票を超えたハーパーが3位という状況になっている。

     ブレーブスからはフリーマン、アルビーズ、マーケイキスのほか、捕手部門3位にカート・スズキ、三塁手部門3位にヨハン・カマルゴ、遊撃手部門2位にダンズビー・スワンソン、外野手部門の5位と6位にロナルド・アクーニャJr.とエンダー・インシアーテがランクイン。ファン投票にノミネートされた全8選手が中間発表で公開される順位以内に名を連ねているのは、ブレーブス以外にカブスだけである。なお、明日はア・リーグの第1回中間発表が行われる予定となっている。

  • 第11週の週間MVPはエスコバーとゴールドシュミット

    2018.6.12 11:35 Tuesday

     日本時間6月12日、2018年レギュラーシーズン第11週(現地時間6月4日~6月10日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはエドゥアルド・エスコバー(ツインズ)、ナショナル・リーグはポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)が選出された。

     エスコバーは打率.462(26打数12安打)、2本塁打、8打点、OPS1.500の好成績をマークし、自身初の週間MVP受賞となった。期間中の7試合では、日本時間6月10日のエンゼルス戦こそノーヒットに終わったものの、それ以外の6試合で少なくとも1本以上のヒットを放ち、マルチ安打が5度。同6日のダブルヘッダー第2戦では二塁打2本を含む3安打と活躍した。今季はミゲル・サノーの故障やホルヘ・ポランコの出場停止によりレギュラー級の出場機会を得ており、OPS.908と好調。昨季マークした21本塁打、73打点のキャリアハイを更新する可能性も高そうだ。

     一方、ゴールドシュミットは打率.640(25打数16安打)、4本塁打、11打点、OPS2.130の猛打を見せ、2015年5月以来3年ぶり自身2度目の週間MVP選出となった。4月中旬の時点で打率1割台とスタートダッシュに失敗した今季のゴールドシュミットは、5月に入ってもなかなか波に乗ることができず、5月の月間打率は.144という有様。しかし、6月に入ると本来の輝きを取り戻し、同6日から同10日にかけて4試合連続3安打以上をマークしている。シーズン通算の打率は.254、OPSは.873まで上昇しており、過去の実績を考えれば、今後この数字はさらに上昇していくに違いない。

  • 開幕第11週の最優秀ブルペンは防御率0.00のヤンキース

    2018.6.12 11:15 Tuesday

     日本時間6月11日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第11週(対象期間は現地時間6月4日~6月10日)の最優秀ブルペンにヤンキースを選出した。期間中の7試合で5勝2敗をマークし、レッドソックスに0.5ゲーム差をつけてア・リーグ東部地区の首位に立っているヤンキース。その快進撃を支えているのがメジャー有数の強力ブルペン陣である。第11週のヤンキース救援陣は、なんと相手チームに2得点しか許さず、しかも両得点ともエラー絡みの失点だったため自責点にならず、防御率は驚異の0.00をマークした。

     最優秀ブルペンを算出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従って加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     第11週のヤンキース救援陣は19回1/3を投げて25奪三振を記録し、防御率は前述の通り0.00。獲得ポイントは116.5となり、2位のジャイアンツ(113.5ポイント)や3位のマーリンズ(95ポイント)を上回った。クローザーのアロルディス・チャップマンはチーム5勝のうち4試合でセーブを記録し、デービッド・ロバートソンは2勝、チャド・グリーンは1勝をマーク。デリン・ベタンセスらも支配的なピッチングで相手打線を封じ、三振をハイペースで奪い続けた。今季の救援防御率3.02はアストロズ(2.97)に次いでリーグ2位の数字。強力ブルペン陣がヤンキースの大きな武器の一つとなっていることは間違いない。

  • 両軍合わせ28安打の乱打戦を制したアストロズが5連勝

    2018.6.11 11:00 Monday

    【アストロズ8-7レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     現在4連勝中のアストロズはレンジャーズとの4連戦を戦っている。ここまで既に3連勝と今カードの勝ち越しは決めている。スイープを目指して迎えた第4戦では両軍合わせ28安打が飛び出す乱打戦となり、一時は同点に追いつかれるも最終回に勝ち越して勝利。チームはこれで5連勝となりレンジャーズをスイープした。

     アストロズは初回、ジョージ・スプリンガーの先頭打者弾で先制するとエバン・ギャティスもタイムリーで2点を取ると、続く2回にもアレックス・ブレグマンやホゼ・アルトゥーベのタイムリーなどで4点を追加し序盤で6対0とリードした。しかし、先発のダラス・カイケルがチュ・シンスやカルロス・ペレスらにタイムリーを浴びて5回途中13安打6失点と精彩を欠いた。

     5回終了時点で6対6の同点となった今試合は後半に両軍とも1点ずつを取り合って最終回を迎えた。試合の決勝点は予想外な形でアストロズにもたらされた。レンジャーズは4番手、キーオニー・ケラが登板。先頭打者のスプリンガーが四球で出塁すると敬遠や盗塁などで2死二・三塁のチャンスを迎える。ギャティスの打席時、ケラのボークでアストロズが勝ち越した。その後、チームはその裏、ヘクター・ロンドンが締めて試合終了。レンジャーズは相手を上回る16安打を放つもあと一歩及ばなかった。

  • タイガースがキャンデラリオの一発でサヨナラ勝利

    2018.6.10 12:00 Sunday

    【インディアンス2-4xタイガース (延長12回)】@コメリカ・パーク

     2時間近いディレイもありながら行われたインディアンスとタイガースによるこの一戦。タイガースが7回にホゼ・イグレシアスの押し出し四球で2対1と勝ち越したことで試合が決まると思われた。しかし、インディアンスが8回にラジェイ・デービスの一発で同点とする。その後は両軍とも得点できず延長戦に突入。共にチャンスをモノにできないまま、迎えた延長12回に「その時」は訪れた。

     タイガースはマイク・ファイアーズ、インディアンスはマイク・クレビンジャーの両先発の投げ合いで始まった試合。初回、タイガースはビクター・マルティネスのタイムリーで先制すると対するインディアンスはヤン・ゴームズの一発で追いつく。ファイアーズは3回以降は点を与えず7回1失点の好投、クレビンジャーは押し出し四球で2点目を失ったものの、7回途中2失点と役割を果たした。

     両軍とも無得点のまま延長戦に突入し、迎えた延長12回のタイガースの攻撃。2死からミゲル・カブレラがヒットで出塁すると続くジャイマー・キャンデラリオがインディアンス6番手、コディ・アレンのフォーシームをライトスタンドへと運び、劇的なサヨナラ弾を記録した。試合を決めたキャンデラリオは5打席連続で凡退していたが、この日の初ヒットが嬉しい一打となった。敗れたインディアンスは延長11回に訪れた無死一・二塁のチャンスをモノにできなかった。

  • サブウェイシリーズ初戦 ガードナー値千金の決勝2ラン

    2018.6.9 16:00 Saturday

    【ヤンキース4-1メッツ】@シティ・フィールド

     ヤンキースとメッツによる通称「サブウェイシリーズ」3連戦の初戦を迎えた。序盤はホームのメッツが先制し、5回まで試合を有利に進めていく。対するヤンキースは1点を返した後の8回の攻撃でブレット・ガードナーが試合を決める値千金の一発を放ち一躍、ヒーローとなった。

     この日のヤンキース先発は田中将大。一方のメッツはジェイコブ・デグロムという好投手対決となった。初回、田中はブランドン・ニモに先頭打者弾を浴びていきなり点を失うも後続を3者連続三振に仕留めてこの回を最少失点で乗り切った。デグロムは強打・ヤンキース打線に対し的を絞らせず5回までわずか1安打投球。そしてヤンキースは6回に1点を返すと8回には1死一塁からガードナーが勝ち越し2ランを放って流れを呼び込んだ。その後もさらに加点したヤンキースは4対1で勝利。決勝弾を放ったガードナーはこの日、3打数2安打2打点の活躍でデグロムを打ち込んだ。そのデグロムは8回3失点の力投も打線の援護が足りなかった。

     ヤンキースは勝利はしたものの、先発の田中が5回の犠牲フライでの得点の際に太ももを痛めて緊急降板。5回1安打1失点、8奪三振の好投も心配な出来事となった。

    ]

  • 今季初登板のブラックバーンが6回3安打1失点の好投

    2018.6.8 17:35 Friday

    【ロイヤルズ1-4アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     レンジャーズ2連戦で被スイープを喫し、勝率5割に逆戻りとなったアスレチックスは、今日から本拠地オークランド・コロシアムでロイヤルズとの4連戦。その初戦のマウンドには右前腕痛で開幕から故障者リスト入りが続いていたポール・ブラックバーンが上がり、6回67球を投げてロイヤルズ打線をわずか3安打1得点に抑える好投で、昨年8月5日(現地時間)以来となる白星を手にした。アスレチックスは1点ビハインドの4回裏にマット・オルソンの13号ソロで同点とし、6回裏には一死一、二塁からマット・チャップマン、マーカス・セミエン、スティーブン・ピスコッティの3連打で3点を勝ち越し。このリードを3人のリリーバーが守り切り、連敗を2でストップさせるとともに貯金を1とした。

     昨年8月以来、実に10ヶ月ぶりのメジャーのマウンドとなったブラックバーンは「この48時間はしんどかったよ。何も食べてないんじゃないかな」というくらいに追い込まれていた。しかし、「マウンドでは打者と勝負することだけを考えた」との言葉通り、久々のメジャーのマウンドで堂々たるピッチングを展開し、ロイヤルズ打線に許した得点はアルシデス・エスコバーの3号ソロによる1点だけ。ヒットもわずか3本しか許さなかった。アスレチックスのボブ・メルビン監督はわずか67球で6イニングを投げ抜いたブラックバーンのピッチングを「早いカウントで打たせて取り、6イニングを投げてくれた。予想以上だったよ」と絶賛。ブラックバーンは昨季10先発で防御率3.22と好投しており、今日のピッチングを見る限り、アスレチックスに頼もしい戦力が戻ってきたと言えそうだ。

  • テキサス州対決4連戦 ギャティス活躍のアストロズ先勝

    2018.6.8 16:30 Friday

    【アストロズ5-2レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     ともにテキサス州に本拠地を置き、ア・リーグ西部地区に所属するチーム同士の4連戦が今日からスタート。その初戦はアストロズがゲリット・コール、レンジャーズがコール・ハメルズという好投手同士の投げ合いとなったが、エバン・ギャティスが10号勝ち越し2ランを含む2安打3打点と活躍したアストロズが5対2で勝利を収めた。アストロズは1点ビハインドの4回表にホゼ・アルトゥーベのタイムリーとギャティスの2ランで逆転に成功し、6回表にはギャティスのタイムリーで1点を追加。さらに8回表にはアレックス・ブレグマンに7号ソロが飛び出した。コールは6回1失点の好投で今季7勝目をマーク。一方のハメルズは8回途中まで104球を投げる力投を見せたものの、5失点と踏ん張れなかった。

     アストロズのA.J.ヒンチ監督は「打つべきボールをしっかり捉えることができたのは良かったんじゃないかな」と今日の試合を総評した。2ランとタイムリーで3打点を叩き出したギャティスについては「ストライクとボールを見極めることができているときのギャティスは本当に恐ろしい打者だよ」と語り、「彼はこれまでもハメルズに対して相性が良かったからね」と期待に応える活躍を見せたギャティスを称えた。ギャティスはハメルズに対して通算打率.353(34打数12安打)をマークしており、ハメルズからの4本塁打は2016年以降欠場が続いているデービッド・ライト(メッツ)を除くと現役最多の数字である。「なぜ好成績を残せているのかわからない」と語ったギャティスだが、自慢の豪打でチームを勝利に導いた。

  • 9回裏に追い付いたブルージェイズが劇的サヨナラ勝利

    2018.6.8 15:20 Friday

    【オリオールズ4-5xブルージェイズ(延長10回)】@ロジャース・センター

     7~8回の2イニングで3本のソロ本塁打を浴びて3点のビハインドを背負ったブルージェイズが、9回裏に3安打2四球で3点をあげて同点とし、10回裏二死一、二塁からアレドミス・ディアスのタイムリーで劇的なサヨナラ勝利を収めた。ブルージェイズは先発のハイメ・ガルシアが6回1失点の好投を見せたものの、リリーフ陣がソロ3本を被弾。しかし、オリオールズのクローザー、ブラッド・ブラックを攻めてランドール・グリチックの2点タイムリー二塁打とケビン・ピラーのタイムリーで同点に追いつく執念を見せ、最後はディアスが熱戦にピリオドを打った。

     ブルージェイズのジョン・ギボンズ監督は「苦しい展開だったけど、選手たちが諦めない姿勢を示して最後まで戦ってくれたね」と選手たちの頑張りをねぎらった。3点ビハインドで敵軍クローザーが登場し、敗色濃厚だったものの、一死走者なしから四球、二塁打、二塁打、四球、単打であっという間に同点。一打サヨナラのチャンスでヤンハービス・ソラーテが併殺打に倒れたが、両軍の勢いの差は誰の目にも明らかだった。延長10回、オリオールズがあっさり三者凡退に終わったのに対し、ブルージェイズは無死一、二塁のチャンスを作り、二死後にディアスのタイムリーでサヨナラ勝利。「最近は苦しい時期が続いていたし、昨日は延長戦を落としていたから、勝つことができて本当に良かったよ。これからもこういう戦いを続けていきたいね」とディアスは嬉しそうに話していた。

  • タイガースが初登板のビークスを攻略 被スイープ回避

    2018.6.8 14:30 Friday

    【タイガース7-2レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     初回からタイガース打線がメジャー初登板初先発のジャレン・ビークスに襲い掛かり、ジャイマー・キャンデラリオのタイムリー二塁打、レオニス・マーティンの8号2ランなどでいきなり5点を先制。打線の援護に恵まれた先発のマシュー・ボイドは7回途中2失点と自身の役割をしっかり果たし、今季4勝目をマークした。タイガースは1~4番が合計1安打に封じられたものの、5~8番の各打者がマルチ安打を記録し、4人でチームの全7打点を叩き出す活躍。下位打線の奮起によりレッドソックス相手に7対2で快勝を収め、3連戦の被スイープを回避した。

     タイガースのロン・ガーデンハイアー監督は「試合に勝って気持ちよくホームに戻ることができるね。2試合連続で完敗したあとだったから大きな勝利だよ。この球場で勝つのは難しいからね」と強豪・レッドソックス相手の快勝を喜んだ。タイガース打線はデビュー登板となったビークスの立ち上がりを攻め、二死一、三塁からの3連打で5得点。ガーデンハイアーは「失投を逃さず捉えることができた。みんなよく振れていたよ」と打線を評価したが、この5得点で試合は決着したも同然だった。一方、プロ入り5年目、24歳にしてメジャーデビューを果たしたビークスは4回88球を投げて6失点で敗戦投手に。「初回は失投が多すぎた」と反省したように、ほろ苦いデビュー戦となってしまった。

  • マリナーズが今季19度目の1点差勝利 好投リーク6勝目

    2018.6.8 12:30 Friday

    【マリナーズ5-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     ア・リーグ西部地区の首位に立つ好調・マリナーズが日本時間6月8日のレイズ戦で今季19度目となる1点差勝利を収め、地区首位の座をキープした。マリナーズ先発のマイク・リークは9回裏先頭のウィルソン・ラモスに二塁打を浴びたところで降板したものの、8回までレイズ打線を1点に封じる好投。打線は2回表にミッチ・ハニガーのタイムリーなどで3点を先制し、3回表にディナード・スパンの6号ソロ、5回表にはハニガーの13号ソロで追加点をあげた。リークをリリーフしたアレックス・コロメイがピリッとせず、二死満塁からジョニー・フィールドの3点タイムリー二塁打で1点差とされたが、なんとか逃げ切り。19度の1点差勝利はメジャー最多の数字となっている。

     マリナーズ先発のリークが過去3先発に続いて安定したピッチングを披露し、チームを勝利に導いた。飛び抜けて目立った球種があるわけではないリークだが、ハイレベルな制球力を武器に打たせて取るピッチングを展開。8回裏一死からC.J.クロンに四球を与え、140打者連続無四球(今季メジャー最長)がストップしてしまったが、次打者ジョーイ・ウェンドルを併殺打に打ち取り、ピンチを招くことはなかった。マリナーズは日本時間5月15日以降の23試合で17勝6敗という快進撃を続けており、同期間の勝率.739はメジャーベストの数字。粘り強い戦いで17年ぶりのポストシーズン進出に向けて着実に歩みを進めている。

  • ウィンカーのサヨナラ弾でレッズが延長戦を制す

    2018.6.8 11:25 Friday

    【ロッキーズ5-7xレッズ(延長13回)】@グレートアメリカン・ボールパーク

     7回終了時点で2対5と劣勢を強いられていたレッズが、メジャー2年目の新鋭ジェシー・ウィンカーの一発で劇的なサヨナラ勝利を収めた。レッズは8回裏にロッキーズ2番手のマイク・ダンから無死満塁のチャンスを作り、内野ゴロ2つの間に1点差。9回裏にはロッキーズの守護神ウェイド・デービスから二死二、三塁のチャンスを作り、暴投の間に同点に追い付いた。延長戦突入後は両軍ゼロ行進が続いていたものの、延長13回裏一死一塁の場面でウィンカーがこの試合3本目のヒットとなる2号サヨナラ2ラン。途中出場の新鋭がサヨナラ弾を含む3打数3安打の活躍で、チームを被スイープの危機から救った。

     自身初のサヨナラ弾を放ったウィンカーは「とても楽しい一日だったし、楽しい勝利だったよ」と興奮気味に試合を振り返った。ロッキーズの先発が左腕のタイラー・アンダーソンだったこともあり、左打者であるウィンカーはスタメンを外れたが、8回裏に代打で登場すると、そこから3打数3安打の大活躍。そして、3本目のヒットが試合を決める劇的な一発となった。「名前が呼ばれたときはいつもチームに貢献することだけを考えているよ」とウィンカー。「チームの勝利のためにしっかり打ってしっかり守るだけさ」という言葉通りの見事な活躍だった。

  • マイコラス好投で7勝目 チームは被スイープを回避

    2018.6.8 10:25 Friday

    【マーリンズ1-4カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     開幕から安定したピッチングを続け、オールスター・ゲーム選出の可能性も取り沙汰されているマイルズ・マイコラス(カージナルス)が日本時間6月8日のマーリンズ戦でも好投。7回99球を投げてマーリンズ打線をわずか3安打1得点(自責点は0)に抑え、チームを被スイープの危機から救うとともに、今季7勝目をマークした。カージナルスは初回にホゼ・マルティネスの6号2ランで先制し、1点リードの6回裏にはマーセル・オズーナがタイムリー。さらに7回裏にはマイコラスの代打の代打として登場したルーク・ボイトに1号ソロが飛び出し、マーリンズを突き放した。

     早い回に先制して先発が好投し、中盤に追加点を奪ってリリーフ陣がリードを守り抜くという理想的な試合展開に、マイク・マシーニー監督は「今日は(過去2試合と違って)良いリズムで戦うことができた。我々らしい野球ができて良かったよ」と満足げに試合を振り返った。今季79回1/3を投げて与四球わずか9個というマイコラスは、抜群の制球力を武器に打たせて取るピッチングを展開。バックも安定した守備でそれを盛り立て、チームにリズムが生まれた。7勝はマイケル・ワカと並んでチーム最多タイであり、投球イニング数(79回1/3)と防御率(2.27)はチームトップ。日本で過ごした3年間を経て進化を遂げた右腕は、今やメジャー有数の常勝軍団の先発ローテーションを支える存在となっている。

  • リゾーが1ホーマー2打点 カブス1点差ゲーム制す

    2018.6.8 08:00 Friday

    【フィリーズ3-4カブス】@リグリー・フィールド

     両軍ともに今カード勝ち越しを目指して臨んだ第3戦。カブスは4回にアンソニー・リゾーの一発で均衡を破ると5回にはトミー・ラステラ、クリス・ブライアントの連続タイムリーなどで着実に加点していき、5回終了時で4対1とリード。その直後、フィリーズはスコット・キンガリーの走者一掃のタイムリーで1点差とする。緊迫した試合は後半、カブスが3投手による完璧リレーで接戦に勝利した。

     今試合ではタイラー・チャットウッド、ニック・ピベッタの両先発が序盤までともに好投。しかし、チャットウッドは制球難で7与四球と苦しみ5回もたずに降板となった。彼の後を継いだブライアン・ダンシングら投手陣がカバー。また、今試合でターニングポイントとなった5回、リゾーの犠牲フライ。1度は三塁走者のアルバート・アルモーラJr.がホームでアウトとなったが、コリジョンルールにより判定が覆った。もし、この判定が変わらなければ試合は別の結果になっていたかもしれない。

  • ピーダーソン2ホーマー ドジャース1点差逃げ切り辛勝

    2018.6.8 06:30 Friday

    【ドジャース8-7パイレーツ】@PNCパーク

     乱打戦となった前日の試合を落としたドジャースは気持ちを新たにパイレーツ3連戦の3戦目に臨んだ。今試合では「1番・左翼」として出場したジョグ・ピーダーソンの活躍が光っていた。初回は彼の先頭打者弾でさっそくチームに先制点をもたらすと8回の打席では勝利を決定づける2ランを放ち、この日は5打数3安打3打点と結果を残してチームに貢献した。ドジャースは4回から5イニング連続得点と打線が機能。パイレーツの反撃をなんとか止めて終わってみれば1点差だった。

     この日のドジャースは細かな継投で試合をつくった。先発は31歳のダニエル・ハドソン。彼から始まり、今試合では9投手がマウンドに立つというデーブ・ロバーツ監督の勝利への執念が如実に表れたと言ってもいいだろう。打線もピーダーソンほかコディ・ベリンジャーも3安打を放つ活躍もありチームは13安打8得点。一方のパイレーツも中盤から反撃し始め、3対8で迎えた8回にはエリアス・ディアスに3ラン、最終回にも1点を返したがあと一歩及ばなかった。

  • 大谷緊急降板もエンゼルスがロイヤルズ3連戦をスイープ

    2018.6.7 18:50 Thursday

    【ロイヤルズ3-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     右手中指のマメの影響により先発の大谷翔平が5回表開始直前に緊急降板したエンゼルスは、1点ビハインドの5回裏にザック・コザートのタイムリー二塁打で同点。6回裏にはイアン・キンズラーに6号2ランが飛び出して勝ち越しに成功し、7回裏にはジャスティン・アップトンの14号ソロでロイヤルズを突き放した。その後、8回表に5番手のジャスティン・アンダーソンが2四球と暴投で二死二、三塁のピンチを招き、アレックス・ゴードンの2点タイムリーで1点差に詰め寄られたものの、ブレイク・パーカーが好リリーフで4アウト・セーブを記録し、試合終了。エンゼルスは本拠地でのロイヤルズ3連戦をスイープし、4連勝となった。

     5回表に向けての投球練習中、大谷の女房役を務めるマーティン・マルドナードがダグアウトのほうを指さし、マイク・ソーシア監督とトレーナーのエリック・マンソンがマウンドへ向かった。短い会話が交わされたあと、大谷は降板。その後、球団から「右手中指のマメ」と降板理由が発表された。大谷の異変に気付いたマルドナードは「いつもはカーブをたくさん投げるんだけど、今日の投球練習では速球をたくさん投げていた。何か異変が起きているのかな、と思ったんだ」とコメント。大谷は日本時間4月18日のレッドソックス戦でも同じ指のマメにより降板を余儀なくされているが、ソーシアによると症状は前回ほど深刻ではないという。次回登板については回復具合を見ながら判断することになりそうだ。

  • アストロズが7回4得点で逆転 首位攻防2連戦は1勝1敗

    2018.6.7 18:15 Thursday

    【マリナーズ5-7アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     アストロズとマリナーズによるア・リーグ西部地区首位攻防2連戦の第2戦は、マリナーズが7回表に逆転に成功して1点のリードを奪ったものの、直後の7回裏にアストロズが一挙4得点の猛攻で再逆転。このリードを救援陣が守り抜き、アストロズは首位攻防2連戦を1勝1敗で終えるとともに、首位・マリナーズとのゲーム差を1に縮めた。アストロズは1点ビハインドの7回裏、マリナーズ4番手のフアン・ニカシオから連打で無死二、三塁のチャンスを作り、アレックス・ブレグマンとホゼ・アルトゥーベの連続タイムリーで逆転に成功。さらに5番手のダン・アルタビラからユリ・グリエルが2点タイムリーを放ち、リードを3点に広げた。その後、8回表に3番手のジョー・スミスがカイル・シーガーに11号ソロを浴びて2点差とされたものの、最後はヘクター・ロンドンが気迫のピッチングで4アウト・セーブ。昨季のワールドシリーズ王者が2連戦のスイープを回避する貴重な1勝を手にした。

     アストロズは9番のトニー・ケンプから始まった7回裏の攻撃で一挙4点を奪い、一気に試合をひっくり返した。A.J.ヒンチ監督は「我々は打線のどこからでも点を取ることができるんだ。質の高い打席を集中させて、試合のカギとなる得点を奪うことができたね」と語り、負けられない一戦での逆転勝利に満足げ。アストロズ打線は得点圏で6打数4安打と勝負強さを発揮し、少ないチャンスを見事にモノにしてみせた。4アウト・セーブで試合を締めくくったロンドンは「打線が本当に良い仕事をしてくれた」と打線の働きを絶賛。「彼らは試合を通して戦い続け、試合をひっくり返してくれた。こういう戦いを毎日していかないといけないよね」と首位相手の逆転勝利にも満足することなく、ロンドンの目はすでに次なる戦いを見据えていた。

« Previous PageNext Page »