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  • ジャッジが最速61号 チャップマンは三者三振の快投

    2018.4.20 12:30 Friday

    【ブルージェイズ3-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     今日から始まったブルージェイズ対ヤンキースの4連戦は、ヤンキースがディディ・グレゴリアス、アーロン・ジャッジ、アロルディス・チャップマンらの活躍により先勝。ベテラン左腕・CCサバシア(5回途中2失点)の戦列復帰初戦を白星で飾った。同点の5回裏にグレゴリアスが勝ち越しタイムリーを放ち、7回裏にはジャッジが歴代最速となる通算199試合目での通算61号アーチ。1点リードの最終回はクローザーのチャップマンが登板し、圧巻の三者連続空振り三振で試合を締めくくった。

     マーク・マグワイアが持つ「通算204試合目で通算61号本塁打」のメジャー最速記録を更新したジャッジは「勝率5割前後をウロウロしたくなんかない。僕は毎試合勝ちたいと思っているんだ。でも、まだシーズンは長いし、これからどんどん良くなっていくと思うよ」と自身の記録には目もくれず、チームの勝利を喜んだ。決して楽な試合展開ではなかったものの、各選手が自分の役割をしっかりこなし、チームに貢献。8回表にはデービッド・ロバートソンが無死満塁のピンチを招き、カーティス・グランダーソンのタイムリーで1点差に迫られたものの、後続をしっかり抑え、リードを死守した。これでヤンキースは9勝8敗となり、白星が先行。好調・レッドソックスが地区首位を快走しているが、ここからライバルの背中をしっかり追いかけていきたいところだ。

  • 好調・モートンが7回零封で3勝目 アストロズ3連勝

    2018.4.20 12:00 Friday

    【アストロズ9-2マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     アストロズとマリナーズによる同地区対決4連戦の最終戦は、またしてもアストロズの先発投手が好投。今季3先発で2勝0敗、防御率1.00と安定感抜群のチャーリー・モートンが、この日も7回86球を投げて被安打3、奪三振8、無四球、無失点と素晴らしいピッチングを披露し、今季3勝目をマークするとともに、防御率を0.72まで向上させた。アストロズは今回の4連戦でわずか6失点と投手陣が見事なパフォーマンスを見せ、3勝1敗で勝ち越し。昨季の王者が3カードぶりの勝ち越しで、本格的に勢いに乗ってきた。

     モートンは4回裏にロビンソン・カノーの痛烈な打球が身体を直撃するアクシデントがあったものの、その影響を全く感じさせなかった。A.J.ヒンチ監督は「彼は今日も力強く、そして素晴らしいピッチングを見せてくれたね。打球が直撃したあとも変わらないピッチングで7イニングを投げ切ってくれた。見事な仕事ぶりだったよ」とモートンの好投を絶賛。アストロズの先発投手陣は防御率0.72のモートンのほかに、ゲリット・コールが防御率0.96、ジャスティン・バーランダーが防御率1.35をマークしており、防御率トップ4に3人が名を連ねるという充実ぶりとなっている。もちろん打線も相変わらず強力で、5回表にホゼ・アルトゥーベの3点タイムリー二塁打などで4点を先制し、その後もマックス・スタッシの2号ソロ、ジョシュ・レディックの4号ソロなどで着実に加点。終わってみれば9対2の完勝となった。

  • タイガースが乱打戦を制す マーティン自身初の満塁弾

    2018.4.20 11:00 Friday

    【オリオールズ8-13タイガース】@コメリカ・パーク

     タイガースが2連勝で迎えたオリオールズ3連戦の最終戦は、両軍合わせて5本のホームランが飛び出し、両軍合計32安打21得点という乱打戦になったが、序盤からコンスタントに得点を積み重ねて終始試合を優位に進めたタイガースが13対8で勝利。打撃戦を制し、オリオールズ3連戦をスイープした。試合を決めたのは5回裏に飛び出したレオニス・マーティンの自身初となる満塁弾。「2番・三塁」で先発出場したジャイマー・キャンデラリオも3号ツーランを含む4安打3打点の活躍を見せた。

     今季がメジャー8年目となるマーティンは、過去に満塁本塁打を打つチャンスがなかったわけではない。しかし、レンジャーズ時代にはジョージ・スプリンガー(アストロズ)、マリナーズ時代にはマイク・トラウト(エンゼルス)に満塁本塁打になろうかという打球をキャッチされるなど、満塁本塁打とはことごとく縁がなかった。それだけに喜びもひとしおで、ベースを一周したマーティンはダグアウトで大喜び。その様子を見たロン・ガーデンハイアー監督が「なぜ彼があんなに喜んでいたのか理解できなかったよ」と話したほどだった。マーティンの満塁弾などで一時は9点をリードしたタイガースだったが、6回以降はオリオールズの反撃に遭い、結果的には5点差で逃げ切り。マーティンの一打が勝敗を分けることになり、マーティン自身だけでなくチームにとっても大きな一打となった。

  • アストロズ・コールが再び好投 防御率は0点台に突入!

    2018.4.19 18:30 Thursday

    【アストロズ7-1マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     1勝1敗で迎えたアストロズ対マリナーズの4連戦の第3戦は、ゲリット・コール(アストロズ)とマイク・リーク(マリナーズ)の両先発が好投し、1対1の同点で終盤に突入した。7回表、アストロズは無死二、三塁のチャンスを作ってマーウィン・ゴンザレスの2点タイムリーで勝ち越しに成功し、この回は打者11人を送り込む猛攻で一挙6得点。コールは7回95球を投げてマリナーズ打線を5安打1得点(自責点は0)に封じ、今季2勝目をマークした。コールは4先発連続で7イニングを投げ、自責点はわずか3。防御率0.96という驚異的な数字を残している。

     女房役を務めたブライアン・マッキャンは「今夜は彼のベスト・ピッチングではなかった」とコールの投球を振り返ったが、デレク・フィッシャーのホームラン・キャッチなど好守に助けられたとはいえ、7回1失点(自責点0)という結果は先発投手の仕事を十二分に果たしたと言えるだろう。A.J.ヒンチ監督が「忘れてはいけないけど、ウチの打線は強力だよ」と語ったように、6回まで1得点と沈黙していた打線は、7回表に一挙6得点と爆発。好投を続けるコールを見殺しにはしなかった。マリナーズに連勝したアストロズは、レッドソックスに連敗した地区首位のエンゼルスに1.5ゲーム差まで接近。王者が「定位置」に就く瞬間は刻一刻と迫っている。

  • ポーセロがまたも好投 レッドソックス早くも15勝目

    2018.4.19 18:00 Thursday

    【レッドソックス9-0エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     開幕16試合で14勝2敗と絶好調のレッドソックスは、日本時間4月19日のエンゼルス戦でも投打に相手を圧倒。開幕から安定したピッチングを続けているリック・ポーセロが6回無失点とまたしても好投し、打線はラファエル・ディバースの3号グランドスラムなど3本塁打を含む14安打9得点で強力サポートした。両リーグ最高勝率をマークしているレッドソックスは開幕17試合目にして15勝に到達。118年の球団史における最高のスタートダッシュとなっている。

     2016年にサイ・ヤング賞を受賞しながらも昨季は11勝17敗、防御率4.65に終わったポーセロだが、今季は2年前を彷彿とさせる見事なパフォーマンスを続けている。前回登板のヤンキース戦では7回無失点の好投を披露し、今日の試合でも6回無失点。これで今季は4試合に先発して4連勝となった。「初回は思い通りのピッチングではなかったけど、試合のなかで修正することができた」と自身のピッチングを振り返ったポーセロ。打線はディバース、J.D.マルティネス、ミッチ・モアランドの本塁打などでポーセロの好投を援護し、まさに投打がガッチリと噛み合った快勝となった。

  • ジャイアンツ・ベルトの通算100号は延長10回の決勝弾!

    2018.4.19 17:30 Thursday

    【ジャイアンツ4-3ダイヤモンドバックス(延長10回)】@チェイス・フィールド

     エバン・ロンゴリアの3号ツーランで2点を先制したジャイアンツだったが、クローザーのハンター・ストリックランドがリードを守り抜くことができず、試合は延長戦に突入した。10回表のジャイアンツは先頭のアンドリュー・マカッチェンがセンター前ヒットで出塁し、二死後に二盗を決めて一打勝ち越しのチャンス。ここでブランドン・ベルトが通算100号となる2号ツーランをライトスタンドへ叩き込み、ジャイアンツが勝ち越しに成功した。10回裏は4番手のコリー・ギアリンがダイヤモンドバックスの反撃を1点に抑え、試合終了。ジャイアンツは延長戦を制し、連敗を4でストップさせた。

     試合後、決勝弾を放ったベルトは「次の100本はもっと早くクリアできるといいんだけどね」と話したが、記念すべき通算100号本塁打はチームを勝利に導く貴重な一打となった。毎年のように本格ブレイクを期待されながらも、本塁打の出にくい本拠地球場にも苦しめられ、20本塁打の壁をクリアすることができないシーズンが続いているベルト。今季もここまで14試合に出場して打率.255、2本塁打、OPS.794と決して順調とは言えないスタートとなったが、ここから調子を上げていき、自己最高のシーズンを過ごしてくれることを期待したい。

  • 今季初スタメンのマンシーが自慢の強肩発動

    2018.4.19 17:00 Thursday

    【ドジャース 13-4 パドレス】@ペトコ・パーク

     マンシーは27歳の三塁手で昨年4月からドジャース傘下には所属していたものの、メジャーに昇格することはなかった。1年間は3Aでプレーし109試合で打率.309 12本塁打 44打点と自慢の打棒を発揮していた。そして日本時間4月18日にドジャース昇格を果たし、この日が初のスタメン出場となった。2回の初打席は四球で出塁し、迎えた3回の第2打席では2ランホーマーを記録。魅せたのは打撃だけではなかった。

     9対4とドジャースリードで迎えた7回裏の守備。三塁を守るマンシーは無死一塁の場面を迎えていた。ここで打席に立ったチェイス・ヘッドリーが三塁線へ鋭い打球を放つとマンシーがこれを見事に捕球。彼の体制から送球を考えると内野安打になると思われたが、マンシーがもう1つの武器である強肩を披露しヘッドリーをアウトにしてみせた。

  • 正三塁手の座は譲らない!好調・フラハティが4打点

    2018.4.19 16:30 Thursday

    【フィリーズ3-7ブレーブス】@サントラスト・パーク

     ブレーブスはヨハン・カマルゴが故障者リストから復帰し、ホゼ・バティースタがマイナー契約で加入したものの、ライアン・フラハティは掴みかけている正三塁手の座を両者に譲るつもりはないようだ。前日の時点で打率.354と開幕から好調を維持しているフラハティは、日本時間4月19日のフィリーズ戦で5回裏に1号逆転スリーランを放つなど、2安打4打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献。打率.365、出塁率.450、OPS.950とレギュラーに相応しい活躍を続けている。

     フラハティは昨季終了後に6年間在籍したオリオールズからフリーエージェントとなり、フィリーズとマイナー契約。開幕ロースター入りを目指してオープン戦では打率.351、OPS.904の好成績をマークしていたものの、フィリーズはフラハティをロースターに入れないことを決断し、3月下旬に解雇となった。その4日後にブレーブスと契約したフラハティは、開幕から三塁のレギュラー格として期待を上回る大活躍。ブレーブスにとって嬉しい誤算となっている。フラハティは「シーズンの最初の2週間は楽しく過ごせた。シーズンはまだまだ長いから、これからも好調をキープしていきたいね」とさらなる活躍に向けて意気込みを口にした。

  • プエルトリコで延長16回の熱戦をツインズが制す

    2018.4.19 16:00 Thursday

    【インディアンス1-2xツインズ(延長16回)】@ヒラム・ビソーン・スタジアム

     インディアンスとツインズによるプエルトリコ2連戦の第2戦は、延長14回表にインディアンスがエドウィン・エンカーナシオンの4号ソロで先制したものの、その裏にツインズがミゲル・サノーの4号ソロで追い付き、最終的には延長16回までもつれる熱戦となった。16回裏、ツインズはエディ・ロサリオのヒットをきっかけに無死満塁のチャンスを作り、最後はライアン・ラマーがセンター前へのサヨナラタイムリー。ツインズ先発のホゼ・ベリオスは7回無失点と好投し、サヨナラのホームを踏んだのはロサリオ。ツインズはプエルトリコ出身の両選手(ベリオスとロサリオ)が自身の役割をしっかり果たし、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

     ツインズのポール・モリター監督は「両選手ともしっかり仕事をしてくれた。ホゼ(・ベリオス)はきっと今日のことを忘れないだろう。ホゼはこれ以上ないくらいのピッチングをしてくれたし、ロサリオもサヨナラのきっかけを作って決勝のホームを踏んだからね」と地元プエルトリコで躍動した両選手の活躍を称えた。待ちに待った地元での登板を迎えたベリオスは「今夜は僕にとってもプエルトリコにとっても大切な一日になったよ」と興奮気味にコメント。ロサリオもベリオス同様、「忘れられない一日になったよ。人生で最高の日だ。プエルトリコで家族や友人と過ごし、彼らの前でメジャーリーグのユニフォームを着てプレイすることができたんだからね」と感情の高ぶりを隠せない様子だった。

  • メッツが8回に一挙9得点 逆転勝利で被スイープ回避

    2018.4.19 15:30 Thursday

    【ナショナルズ5-11メッツ】@シティ・フィールド

     同地区ライバルのナショナルズに連敗し、被スイープの危機に瀕していたメッツは、2点ビハインドの8回裏に打線が爆発。トッド・フレイジャーの2点タイムリーで同点に追い付くと、フアン・ラガレスの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功し、マイケル・コンフォートの押し出しでリードを3点に広げたあと、ヨエニス・セスペデスに4号グランドスラムが飛び出し、一挙9得点のビッグイニングで一気に試合をひっくり返した。試合後、コンフォートは「被スイープを回避できたのは大きいよ。気持ちよくアトランタへ行けるね」と嬉しそうに話していた。

     12勝2敗という最高のスタートを切りながら同地区ライバルのナショナルズに連敗し、嫌なムードが漂い始めていたメッツにとって今日の勝利は単なる1勝以上の価値を持つものになるはずだ。先発のスティーブン・マッツが初回にライアン・ジマーマンに2号スリーランを浴び、初回から追う展開を強いられる苦しい試合となったものの、8回裏の集中打で大逆転。チームを再び勢いづける大きな勝利となった。ミッキー・キャラウェイ監督は「選手たちはみんな勝ちたがっている。試合に勝つために自分にできることを、各選手がしっかりやってくれているよ」と選手たちの頑張りを称えていたが、指揮官の目には選手たちの戦う姿が頼もしく映っていることだろう。

  • ブルージェイズ打線爆発!ロイヤルズ3連戦をスイープ

    2018.4.19 15:00 Thursday

    【ロイヤルズ5-15ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     前日のダブルヘッダーに連勝したブルージェイズが、その勢いのままに15安打15得点の猛攻でロイヤルズに大勝。ヤンキースとの開幕カードを2勝2敗で終えて以降、これで5カード連続の勝ち越しとなったブルージェイズだが、スイープは今季初である。今日の試合では「2番・レフト」で先発出場したテオスカー・ヘルナンデスが1号ツーランを含む4安打4打点の大活躍。「1番・DH」のカーティス・グランダーソンも2安打と2四球で4度出塁してリードオフマンとしての役割を果たし、8回裏にはダメ押しの2号グランドスラムを放った。なお、開幕17試合で12勝5敗の好スタートは球団史上6度目のことである。

     「投手陣もよく頑張ってくれているけど、今回のシリーズでは各打者がよく振れていたね。我々は毎試合勝つつもりでプレイしているし、今は良い野球をすることができているよ」とジョン・ギボンズ監督は今季初のスイープを飾ったロイヤルズ3連戦を振り返った。ブルージェイズの快進撃を支えているのは好調な打線。1試合平均6.1得点はリーグ3位の数字であり、得点圏打率.343はリーグトップを走っている。グランダーソンがOPS.957、ヤンハービス・ソラーテがOPS.983と新戦力が好成績をマークしているほか、ヘルナンデスがOPS1.292、ルーク・メイリーがOPS1.227と伏兵たちも好調。不振に喘ぐラッセル・マーティンやランドール・グリチックらが復調すれば、リーグ有数の破壊力を誇っている打線はさらに威力を増すことになりそうだ。

  • オルソンの一打で両軍合計33安打23得点の乱打戦に幕

    2018.4.19 14:30 Thursday

    【ホワイトソックス11-12xアスレチックス(延長14回)】@オークランド・コロシアム

     延長14回裏に試合を決めるサヨナラ打を放ったマット・オルソン(アスレチックス)が「何度も試合の流れが変わったね」と振り返った試合は、試合時間5時間48分、両軍合計33安打23得点という壮絶な乱打戦となった。両軍の先発投手はともに2イニングすら投げ切れず、ホワイトソックスは10人、アスレチックスは8人の投手を起用。最後は延長14回裏二死走者なしから満塁のチャンスを作ったアスレチックスがオルソンの一打で試合をモノにし、3連戦のスイープを完成させた。

     8回裏にジェッド・ラウリーが6号逆転ツーランを放ち、アスレチックスが11対10とリードを奪ったときには、誰もが「試合は決まった」と思ったに違いない。しかし、クローザーのブレイク・トライネンが1点リードを守れず、ティム・アンダーソンに同点タイムリーを浴びて延長戦に突入。両軍ともブルペンを総動員する総力戦となり、アスレチックスは延長14回裏にオルソンが打席に立った際にはベンチに残った最後のリリーバーであるライアン・ダルと外野手のジェイク・スモリンスキーが投球練習をしていたという。オルソンが二死満塁のチャンスでレフトオーバーのサヨナラタイムリーを放ったため、ダルとスモリンスキーに登板機会は訪れなかったものの、2回持たずに降板した先発のアンドリュー・トリッグスは「先発投手がしっかり仕事をしないとこういう展開になってしまう」と反省しきりだった。

  • レッズキラーのテームズは今季も健在 連日の決勝弾

    2018.4.19 12:30 Thursday

    【レッズ0-2ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     昨年4月に打率.345、11本塁打、OPS1.276の好成績をマークし、うち8本塁打をレッズ戦で放つなど、レッズに対してシーズン通算で打率.351、10本塁打、OPS1.388という圧倒的な強さを発揮したエリック・テームズ(ブリュワーズ)。どうやらその相性の良さは今季も健在のようだ。チーム唯一の得点となる6号ツーランを放ってチームを勝利に導いた前日に続き、日本時間4月19日の試合でも同じくチーム唯一の得点となる7号ツーラン。テームズは「連勝できたのは投手のおかげだよ」と謙遜したが、ブリュワーズが誇る「レッズキラー」がチームを2連勝、そしてカード勝ち越しへと導いた。

     テームズのレッズに対する相性の良さは、2イニングを無失点に抑えて今季2セーブ目をマークしたジェイコブ・バーンズが「なぜ彼らがテームズに対してストライクを投げようとするのか不思議だよ」と語るほどである。昨季はレッズ戦17試合で10本塁打。今季はレッズ戦2試合に出場して2試合連続で決勝アーチ。この相性の良さを「偶然」の一言で片付けることはできないだろう。もちろん、テームズが語ったように2試合連続でレッズ打線をシャットアウトした投手陣の頑張りも大きいが、大半の打者がレッズ投手陣に抑え込まれるなか、一振りで試合を決めたテームズの貢献度は計り知れない。レッズキラーのテームズは今季、レッズ戦で何本のアーチを架けてくれるのだろうか。

  • タイガース・マチャドがキャリア初のサヨナラ本塁打!

    2018.4.19 11:30 Thursday

    【オリオールズ5-6xタイガース】@コメリカ・パーク

     8回以降すべてのイニングで逆転劇または同点劇が展開された熱戦は、伏兵の劇的な一発で決着した。タイガースはクローザーのシェーン・グリーンが1点リードの9回表に登板したものの、代打で登場したルイス・サーディナス(通算4本塁打)に痛恨の被弾。しかし、9回裏の先頭打者、ディクソン・マチャド(通算1本塁打)がカウント1-0からの2球目、甘く入ったフォーシームを逃さず仕留め、レフトへの劇的なサヨナラ本塁打で試合に終止符を打った。

     2対1とタイガースが1点をリードして8回に突入した試合は最後の2イニングで一変した。8回表にオリオールズがクリス・デービスのタイムリーなどで3点を挙げて逆転に成功し、8回裏にはタイガースがジョン・ヒックスの1号スリーランで再逆転。9回表にオリオールズがサーディナスの一発で追い付いたものの、タイガースは9回裏にマチャドのサヨナラ弾で勝利を手にした。「ヒックスがホームランを打ったとき、これで勝ったと思った。でも、相手は同点に追い付いてきた。これが野球なんだ。僕たちも諦めなかったけどね」と試合を振り返ったマチャドは「今日は素晴らしい日だったよ」と嬉しそうに話していた。

  • ジャンセンがセーブ失敗もドジャースが延長戦を制す

    2018.4.18 19:00 Wednesday

    【ドジャース7-3パドレス(延長12回)】@ペトコ・パーク

     3対1と2点をリードした9回裏にクローザーのケンリー・ジャンセンが2点を失って同点に追い付かれたドジャース。ジャンセンは早くも今季2度目のセーブ失敗となり、昨季(セーブ失敗1度)を上回ってしまったが、不振に喘ぐクローザーを救ったのは女房役の一打だった。延長12回表、ドジャースはパドレス6番手のタイラー・ウェブから一死一、三塁のチャンスを作り、ヤスマニ・グランダルがレフト線への2点タイムリー二塁打を放って勝ち越しに成功。二死後にカイル・ファーマーも牧田和久から2点タイムリー二塁打を放ち、一挙4得点のビッグイニングを作って試合を決めた。

     デーブ・ロバーツ監督は「彼なしで戦うことを考えたくないね。彼は決勝打を放っただけでなく、12イニングもマスクを被ってくれた。素晴らしい仕事をしてくれたよ」とグランダルの働きぶりを絶賛した。ジャンセンは打たれてしまったものの、8人の投手を巧みにリードしてパドレス打線をわずか5安打に封じ、12回表にはチームを救う決勝打。昨季は不振でオースティン・バーンズに出場機会を譲るケースも多かったが、今季はここまで打率.347、OPS1.041と見事な働きを見せている。ジャンセンのコンディションに不安は残るものの、粘り強く戦って手にした今日の1勝がチームにとって大きなものであることは間違いなさそうだ。

  • マカラーズJr.が7回11奪三振1失点の好投で今季2勝目

    2018.4.18 18:30 Wednesday

    【アストロズ4-1マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     3連敗中のアストロズは先発のランス・マカラーズJr.が初回にロビンソン・カノーに1号先制ソロを浴びたものの、その後はマリナーズ打線を寄せ付けず、7回102球を投げて被安打1、奪三振11、与四球1、失点1という安定感抜群のピッチングを披露した。打線は先制された直後の2回表にジョシュ・レディックの内野ゴロの間に追い付き、6回表にブライアン・マッキャンの1号ツーランで勝ち越しに成功。8回表にはジョージ・スプリンガーの犠牲フライでリードを3点に広げ、ウィル・ハリス、クリス・デベンスキーのリレーでこのリードを守り抜いて連敗を3でストップさせた。

     前回登板では4回途中8失点でノックアウトされたマカラーズJr.だが、この日は本来のパフォーマンスを取り戻し、マリナーズ打線を圧倒した。マカラーズJr.によると、この試合に向けて女房役のマッキャンと入念に打ち合わせをしたそうで、マッキャンは「彼が変化球をしっかりコントロールできているとき、彼は簡単に打たれないんだよ。今夜は変化球を上手く使うことができたね」とプラン通りの好投を引き出せたことに満足そうな表情を浮かべていた。A.J.ヒンチ監督も「今夜のマカラーズJr.は様々な方法でアウトを取り、見事なピッチングをしてくれた。彼がこういうピッチングをできるということは知っていたけどね」とマカラーズJr.の好投を絶賛。なお、この日の勝利によりアストロズはマリナーズを抜いて再び地区2位に浮上し、首位・エンゼルスとの差を2.5ゲームに縮めている。

  • アスレチックスが移転50周年の記念試合に完勝

    2018.4.18 18:00 Wednesday

    【ホワイトソックス2-10アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     1968年にカンザスシティからオークランドへ本拠地を移転したアスレチックスは、今年でオークランド移転50周年を迎えた。この日はオークランドで初めての試合が行われてから丸50年の記念日ということもあり、すべてのファンを無料で招待。めったに満員になることのないオークランド・コロシアムには4万6000人を超える大観衆が集まった。大観衆が見守るなか、今季初登板初先発となったトレバー・ケーヒルは7回無失点の見事なピッチング。打線はホワイトソックス投手陣に13安打10得点の猛攻を浴びせ、アスレチックスが10対2で完勝した。

     「とても大きな声援だったね」というボブ・メルビン監督の言葉は、おそらく率直な感想だろう。アスレチックスは球場の老朽化やチームの不振により観客動員が伸び悩むシーズンが続いており、4万6000人もの観客が集まることは極めて異例。大観衆の前で選手たちもハッスルしたのか、アスレチックスは投打ともにホワイトソックスを圧倒し、完勝を収めた。「投」のヒーローはもちろんケーヒル。3月中旬に契約後、マイナーで調整を続けていたが、今季初登板で7回無失点という見事なピッチングを見せた。「打」のヒーローはマーク・キャナ、スティーブン・ピスコッティ、ジョナサン・ルクロイの下位打線トリオだろう。なんと3人で8安打8打点の大暴れ。観客が少ないなかでも今日のような戦いを続けられるのであれば上位進出も夢ではないのだが、それは流石に欲張りすぎだろうか。

  • コービンが8回二死までノーヒッター 初の完封勝利

    2018.4.18 17:00 Wednesday

    【ジャイアンツ0-1ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     開幕から安定したピッチングを続けているパトリック・コービン(ダイヤモンドバックス)が、日本時間4月18日のジャイアンツ戦でノーヒッター達成まであと4アウトに迫る好投を披露。止めたバットに当たった打球が内野安打になるという不運があり、残念ながら快挙達成とはならなかったものの、そこで気落ちすることなく最後まで自分のピッチングを貫き、メジャー6シーズン目にして初の完封勝利をマークした。8回表にノーヒッターの夢が潰えた際には、地元ファンから大きなスタンディング・オベーションが贈られた。

     コービンは「ノーヒッターを達成していたとしても同じ気持ちだったと思うけど、とにかく勝つことができて良かったよ」と試合を振り返った。2013年に14勝とブレイクを遂げたものの、その後は故障もあって低迷。昨季ようやく自身2度目の2ケタ勝利をマークして完全復活への道を歩み始め、今季は開幕からの4先発で3勝0敗、防御率1.65と素晴らしいパフォーマンスを続けている。この日はバックの好守に助けられた場面もあり、「試合に集中できた。(女房役のアレックス・アビラが)良い仕事をしてくれたよ」と完封勝利をマークしながらもチームメイトを称えるところに人柄の良さが感じられる。コービンの活躍もあり、ダイヤモンドバックスは12勝4敗でナ・リーグ西部地区の首位を快走中。コービンがこのまま自己最高のシーズンを過ごせば、7年ぶりの地区優勝の可能性はグッと高まるはずだ。

  • ベッツが1試合3本塁打の大暴れでチームは5連勝

    2018.4.18 17:00 Wednesday

    【レッドソックス 10-1 エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     大谷翔平登板の効果もあり試合前から注目されていたレッドソックスとエンゼルスの一戦は初回から恐怖の1番打者、ムーキー・ベッツが大谷先制パンチ。この試合では自慢の打撃がチームを勝利に導き、開幕から好調を維持し続けている。

     初回に大谷の直球を左中間スタンドへと運んだベッツ。彼の打撃に刺激を受けたのか打線はブロック・ホルトのタイムリーとアンドリュー・ベニンテンディの犠牲フライで大谷をKOした。その後もベッツはエンゼルス投手陣に襲い掛かり、2番手のルーク・バード、5番手、キャム・ベドロージアンからも一発を放ち3打数3安打3打点、打点はすべて本塁打で記録することになった。これで打率.389に上昇し、首位打者を守り続けている。チームの連勝は「5」に伸びた。

  • カーペンターが3打点 今季初のライバル対決を制す

    2018.4.18 16:30 Wednesday

    【カージナルス5-3カブス】@リグリー・フィールド

     今季初のライバル対決となったカージナルス対カブスの一戦は、カージナルスの3番打者マット・カーペンターが2本のタイムリーで3打点を叩き出す活躍を見せ、カージナルスが5対3で勝利を収めた。試合が低温と強風のなかで行われたため、両軍合わせて与四球が16個、三振が25個と投打ともに本来のパフォーマンスを発揮できない選手が多いなか、2安打3打点の活躍を見せたカーペンターの存在が勝敗を分ける形となった。

     この日の試合前まで打率.160に低迷していたカーペンターは、3回表の先制タイムリー二塁打と8回表の2点タイムリーで計3打点を叩き出し、チームを勝利に導いた。試合後、カーペンターは「間違いなく、今日の試合は正しい方向へ向かうステップになったと思う」とコメント。自身の復調を実感している様子をうかがわせた。先発のアダム・ウェインライトは5回93球を投げて1失点(自責点0)の力投を見せ、最後はバド・ノリスが自身初の5アウト・セーブを記録して試合終了。マイク・マシーニー監督は「バド(・ノリス)は素晴らしい仕事をしてくれた」とノリスの働きぶりを絶賛していた。

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