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  • デービッドソンの一発でホワイトソックスが逆転勝利

    2018.4.12 11:30 Thursday

    【レイズ1-2ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     3回裏の二死満塁、6回裏の一死三塁のチャンスでいずれも見逃し三振に倒れていたマット・デービッドソン(ホワイトソックス)に汚名返上のチャンスが巡ってきたのは8回裏だった。一死からホゼ・アブレイユがヒットで出塁し、一発が出れば逆転の場面。ここでデービッドソンは甘く入ったチェンジアップを逃さず、センター左へ5号逆転ツーランを叩き込んだ。この一発でホワイトソックスは連敗を5でストップさせ、1948年以来のホーム開幕6連敗を回避することに成功した。

     デービッドソンは「何度かチャンスがあったのに、僕は得点を生み出すことができなかった。チームとしてもなかなかチャンスを生かせず、みんなフラストレーションを感じていたよ。こういう形で試合に勝てたのは大きいね」と自らの一発で逆転勝利を収めた試合を振り返った。先発のジェームス・シールズが7回途中まで1失点と好投しながらも、打線はチャンスでことごとく凡退。嫌なムードが漂うなかで飛び出した貴重な一発だった。デービッドソンは「長いシーズンには調子が良いときと悪いときがある。今は悪いときだったんだと思う。僕たちは前を向いて戦い続けるだけさ」と明日から始まるロード7連戦に向けて意気込みを口にした。

  • ケプラーが2年ぶりのサヨナラ本塁打でチームを救う

    2018.4.12 10:30 Thursday

    【アストロズ8-9xツインズ】@ターゲット・フィールド

     4回裏に一挙8得点のビッグイニングを作って逆転に成功したツインズだったが、アストロズに2点差に追い上げられ、9回表にはクローザーのフェルナンド・ロドニーが一死満塁のピンチを背負い、守備のミスによって同点に追い付かれてしまう。9回裏の攻撃は簡単にツーアウトとなり、誰もが延長戦突入を覚悟したものの、ドイツ出身の若きスラッガーがチームを救った。4回裏に2号ツーランを放っていたマックス・ケプラーがこの日2本目となる3号ソロを放ち、試合に決着をつけたのだ。

     ケプラーは特定の球種に狙いを定めていたのかと尋ねられ、「いや、特に待っていた球種はないよ」と答えた。「前の打席で三振していたから、とにかく打球を前に飛ばそうと考えていたんだ。僕は三振をするのが嫌いだからね。打球を前に飛ばすことに集中していたよ」とケプラー。カウント3-2からファウルで1球粘ったあとの7球目、真ん中付近にスッと入ってきたスライダーを振り抜くと、打球はあっという間にライトスタンドへ消えていった。9回表に同点のきっかけとなる送球ミスを犯したブライアン・ドージャーは「僕がしっかり送球していれば試合は終わっていた。ケプラーが僕を助けてくれた。感謝しているよ」とホッとした表情で話していた。

  • ボアジャスの決勝打でブレーブスが延長戦を制す

    2018.4.12 10:00 Thursday

    【ブレーブス5-3ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ブレーブスは3回裏、9回裏、11回裏と3度にわたってナショナルズに追い付かれたものの、12回表一死満塁のチャンスでピーター・ボアジャスが一二塁間を破る2点タイムリーを放って勝ち越しに成功。「選手たちは戦い続けてくれた」とブライアン・スニッカー監督が語ったように、ブレーブスは3度にわたって1点リードを追い付かれるという試合展開のなかで粘り強く戦い、今季初の被スイープを阻止した。4回表、11回表と2本の勝ち越し本塁打を放ったカート・スズキの活躍も光った。

     ブレーブスは1点リードの9回裏にクローザーのアローディス・ビスカイーノを投入して逃げ切りを図ったが、マット・アダムスに2号同点ソロを被弾。試合は延長戦に突入した。11回表にスズキの2号ソロで勝ち越したものの、その裏に7番手のシェーン・カールがハウィー・ケンドリックに同点打を浴び、試合は12回へ。ブレーブスは連打と四球で無死満塁のチャンスを作り、スズキがセカンドフライに倒れたあと、ボアジャスが2点タイムリーを放って再度勝ち越しに成功した。2本塁打を放ったスズキは「僕たちは決して負けたくないし、スイープを食らいたくもない。ナショナルズのような強いチームと対戦して勝つことができたのは大きいよ」と素直に勝利を喜んだ。

  • マカッチェンのサヨナラ打でジャイアンツが接戦を制す

    2018.4.11 18:30 Wednesday

    【ダイヤモンドバックス4-5xジャイアンツ】@AT&Tパーク

     ポール・ゴールドシュミットの起死回生の一発で同点に追い付かれたジャイアンツは、9回裏先頭のケルビー・トムリンソンが四球で出塁。ゴーキーズ・ヘルナンデスが送りバントを決めて一打サヨナラのチャンスを迎えた。オースティン・ジャクソンが敬遠され、ブランドン・ベルトが四球を選んで一死満塁となる間、アンドリュー・マカッチェンは延長14回裏にサヨナラ本塁打を放った日本時間4月8日のドジャース戦のことを思い出していたという。打席に入ったマカッチェンは初球のフォーシームを捉え、左中間へのタイムリーを放って試合に決着をつけた。

     「僕はダグアウトにいて、四球が続くのを見ながら『僕が試合を決めるチャンスがもう一度来るんじゃないか』って思っていたんだ」とマカッチェンは当時の心境を振り返った。8回裏に1点を勝ち越し、勝利まであと1アウトに迫ったジャイアンツだったが、9回表にハンター・ストリックランドが痛恨の被弾。それでも直後の9回裏に3つの四球で満塁のチャンスを作り、最後は元MVPのマカッチェンが試合を決めた。「あの場面で彼以上に期待できる選手はいないよ」とブルース・ボウチー監督は今季2度目のサヨナラ打を放ったマカッチェンへの信頼を口にする。決して理想的な試合展開ではなかったものの、接戦を制したジャイアンツ。今日の勝利により再び勝率を5割に戻し、ここからさらなる上位進出を目指していくことになりそうだ。

  • レンフローの今季1号は決勝弾 牧田が初ホールドを記録

    2018.4.11 18:00 Wednesday

    【パドレス5-2ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     昨季26本塁打を放ったハンター・レンフロー(パドレス)の今季初アーチは、チームを勝利に導く決勝スリーランとなった。開幕から28打数5安打(打率.179)の不振に喘いでいたレンフローは、「4番・ライト」で先発出場したこの日も第3打席まではノーヒット。しかし、2対2の同点で迎えた7回表二死一、二塁の場面でロッキーズ2番手のブライアン・ショウが投じた初球のカッターを捉えると、打球はライトスタンドへ吸い込まれた。なお、3点を勝ち越した直後の7回裏無死一、三塁のピンチで登板した牧田和久は、打者3人を完璧に封じる好投でメジャー初ホールドを記録している。

     パドレスのアンディ・グリーン監督は「彼は左腕(=ロッキーズ先発のタイラー・アンダーソン)に対して全然合っていなかったけど、ショウに対しては素晴らしいスイングをしてくれたね」とレンフローの一発を振り返った。「私が覚えている限りでは、レンフローはホームでの試合でショウからヒットを打っていた。昨日も結果は三振だったけど、惜しいスイングがあったんだ。今日はそのボールを逃さなかったね」とまさにグリーンの予想がピタリと的中した一打だった。パドレスは先発の新人左腕、ジョーイ・ルーケシーが7回途中まで2失点(自責点0)と好投し、メジャー初勝利をマーク。7回途中からは牧田、ロビー・アーリン、アダム・シンバーとつなぎ、最後はクローザーのブラッド・ハンドが試合を締めくくった。初回に自らの失策絡みで2点を失ったルーケシーだが、「まだイニングはたくさん残っていた。試合に集中してチームに勝つチャンスを与えようと思ったんだ」とすぐに気持ちを切り替えたことが好結果につながったようだ。

  • セグーラが3安打2打点の活躍 マリナーズ快勝

    2018.4.11 17:30 Wednesday

    【マリナーズ8-3ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     ネルソン・クルーズ、マイク・ズニーノ、ライオン・ヒーリーといった主力打者を故障で欠くなかでの戦いを強いられているマリナーズだが、日本時間4月11日のロイヤルズ戦では0対10の大敗を喫した前日の鬱憤を晴らすかのように序盤から打線が機能し、ロイヤルズに8対3で快勝。2番のジーン・セグーラがサイクルヒット達成まであと本塁打だけという3安打2打点の活躍を見せると、3番のロビンソン・カノーから6番のギレルモ・エレディアまでの中軸打者4人も計6打点を叩き出して打線の中軸としての役割を見事に果たした。投げては先発のフェリックス・ヘルナンデスが6回途中まで3失点と試合を作り、その後は3人のリリーバーが無失点リレーで試合を締めくくった。

     本塁打が出ればサイクルヒット達成だったセグーラは「挑戦しようとしたけれど、本塁打を狙って打つのは難しいんだよ」と自身の活躍を振り返った。主砲のクルーズや正捕手のズニーノの欠くなかで5勝4敗と勝ち越しているマリナーズ。セグーラは「彼らが打線にいなくても多くの点を取れることを証明できた。でも、優勝争いをするためには彼らが必要だ。素晴らしい選手ばかりだからね。4番打者と正捕手を欠きながら戦うのはタフだよ。でも、僕たちは前を向いて戦い続けるだけさ」と苦しいチーム状況について語りつつも、前向きな姿勢を崩さなかった。なお、惜しくも達成を逃したサイクルヒットについては「今までで一番惜しかったかもね。今後もチャンスがあれば狙っていくよ」と話していた。

  • 3度の同点劇の末… カーペンターがサヨナラ本塁打

    2018.4.11 17:00 Wednesday

    【ブリュワーズ3-5xカージナルス(延長11回)】@ブッシュ・スタジアム

     開幕10試合で4勝6敗となかなか調子が上がらないカージナルスは、今季も不安定なリリーフ陣に頭を悩ませている。日本時間4月11日のブリュワーズ戦では6回裏に同点としたものの、リリーフ陣が試合終盤に失点し、常に追う展開を強いられることになったが、打線が意地を見せて9回裏と10回裏にいずれも同点に追い付いた。そして延長11回裏、「最悪でもランナーを二塁に進めようと考えていた」と語るマット・カーペンターが初球にバントに失敗したあと、3球目のカーブを捉え、ライトポール際に2号サヨナラツーランを叩き込んで試合にピリオドを打った。

     今季初のサヨナラ勝ちを収めたカージナルスだが、決して楽な試合ではなかった。1点ビハインドの6回裏にヤイロ・ムニョスが押し出し四球を選んで同点に追い付いたものの、コルテン・ウォンが併殺打に倒れ、勝ち越しはならず。9回表にはバド・ノリスがドミンゴ・サンタナにタイムリーを浴び、その裏に相手投手の暴投でなんとか追い付いたが、続く二死一、二塁の好機を生かすことはできなかった。さらに10回表にはマット・ボーマンがオーランド・アルシアにタイムリーを浴びて勝ち越しを許し、その裏に二死走者なしから一、三塁のチャンスを作ってグレッグ・ガルシアの執念のタイムリーで同点に。何度も驚異的な粘りを見せ、延長11回裏にカーペンターのサヨナラ弾でようやく白星に辿り着いた。カーペンターは「決してチーム状態は悪くないんだけれど、思うような結果を得ることができていなかった」ともどかしい心情を吐露。そして、「この試合がチームを勢いに乗せてくれると思うよ」と今後の戦いに期待を込めた。

  • エンゼルス大勝 代打・大谷はコローンの前に凡退

    2018.4.11 16:00 Wednesday

    【エンゼルス11-1レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     タイラー・スキャッグス(エンゼルス)とマーティン・ペレス(レンジャーズ)の両左腕が先発した一戦は、序盤から打線が爆発し、レンジャーズの3投手に18安打11得点の猛攻を浴びせたエンゼルスが11対1で大勝した。2回表にマイク・トラウトが4号ソロを放ち、3回表にはアンドレルトン・シモンズが今季初アーチとなる1号ソロ。ジェフリー・マーテイとマーティン・マルドナードはともに3安打2打点の活躍を見せた。投げてはスキャッグスが5回1失点と力投し、ルーク・バードとエドゥアルド・パレイデスの両右腕もそれぞれ2イニングを無失点。4連勝のエンゼルスは開幕12試合の成績を9勝3敗とし、1979年と1982年に並ぶ球団史上最高タイの好スタートとなった。

     スタメンを外れた大谷翔平が登場したのは、11対1とエンゼルスが大量10点をリードした9回表二死走者なしの場面だった。1番打者のザック・コザートの代打として登場した大谷は、現役最年長選手であるバートロ・コローンと対戦。外角高めに外れた初球のフォーシームを見送ったあと、2球目のツーシームに手を出したものの、上手く捉えることができずセカンドゴロに倒れた。4試合連続本塁打とはならなかった大谷は、今季3度目の先発登板が日本時間4月16日のロイヤルズ戦に決定。当日は「ジャッキー・ロビンソン・デー」であり、大谷は背番号「42」のユニフォームを着用してマウンドに上がることになる。

  • 古巣・ドジャース復帰のケンプが待望の今季初ホーマー

    2018.4.11 15:30 Wednesday

    【アスレチックス 0-4 ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     日本時間4月11日に行われたアスレチックスとドジャースによる試合では初回にホームのドジャースがクリス・テイラーとコリー・シーガーの連続本塁打で2点を先制し有利に試合を進めていた。その後、チームは先発、リュ・ヒョンジンの好投をサポートしながらさらなる追加点のチャンスをうかがっていた。そして6回裏に「その時」は訪れた。

     今季から4年ぶりにドジャースに復帰したマット・ケンプ。メジャーでのキャリアのほとんどをこのチームで築いてきた男のバットから待望の一発が放たれた。この日は「5番・左翼」としてスタメン出場を果たすと6回裏に先頭打者として迎えた第3打席でこの回から代わったばかりの2番手・リアム・ヘンドリックスのフォーシームを右中間スタンドへと運んで今季初の本塁打を記録。既に最初の打席でツーベースを打っているため、これで2安打目となり2試合連続マルチ安打となった。これでケンプの通算本塁打数は260本に達した。

  • 今季初のライバル対決はレッドソックスが大勝

    2018.4.11 15:00 Wednesday

    【ヤンキース1-14レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     今季ここまで8勝1敗と好調のレッドソックスが、5勝5敗と今一つ波に乗れないヤンキースを本拠地フェンウェイ・パークに迎えた今季初のライバル対決は、両軍の開幕投手が先発したこともあり、緊張感のある好ゲームになることが期待されていたが、レッドソックス打線がチームの勢いそのままに大爆発。2回までに4点を先行し、5対1と4点をリードした6回裏にはムーキー・ベッツの2号グランドスラムなどで大量9得点のビッグイニングを作って14対1で大勝した。

     ルイス・セベリーノに代わってトミー・ケインリーがマウンドに上がった6回裏、レッドソックス打線が驚異的な猛攻を見せた。ベッツの二塁打と2つの四球で一死満塁のチャンスを作り、J.D.マルティネスの2点タイムリー二塁打とラファエル・ディバースの犠牲フライで3得点。二死一、二塁となったところで投手がチェイセン・シュリーブに代わったが、死球で再び満塁となり、ミゲル・アンドゥハーのエラー、押し出し、そしてベッツの満塁本塁打で大量9得点のビッグイニングが完成した。開幕から10試合の成績を9勝1敗としたアレックス・コーラ監督は最初の10試合で9勝以上をマークした史上4人目の新人監督に。4打数4安打4打点5得点という大活躍を見せたベッツは「試合に勝つのはどんなときでも楽しいね。(先発のクリス・)セールも素晴らしい仕事をしてくれたよ」とライバル相手の大勝を喜んだ。

  • 試合終盤の猛攻で好調・メッツが鮮やかな逆転勝利

    2018.4.11 14:30 Wednesday

    【メッツ8-6マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     開幕からの9試合で8勝1敗、しかも現在6連勝中と絶好調のメッツが、日本時間4月11日のマーリンズ戦でもその勢いを見せつけた。2度のビハインドを背負いながら、ことごとく同点に追い付き、最後は9回表にヨエニス・セスペデスの2点タイムリー二塁打で勝ち越し。2点ビハインドの8回表に1点差に詰め寄る1号ソロを放ったウィルマー・フローレスが「信じられないよ」と語った逆転勝利でメッツは今季の成績を9勝1敗とし、球団史上最高のスタートを切った。

     試合中盤以降に相手にリードを許しても、今のメッツにはそのビハインドを跳ね返す強さがある。この日は先発のジェイコブ・デグロムが5回裏に4点を失い、マーリンズに逆転を許したものの、直後の6回表にフアン・ラガレスの犠牲フライですぐさま同点。7回裏にジャスティン・ボーアの2号ツーランで勝ち越されると、直後の8回表にフローレスとアズドゥルバル・カブレラの一発であっという間に追い付いた。そして、9回表にセスペデスの一打で勝ち越し。最後はクローザーのジューリス・ファミリアが三者凡退に抑え、今季6セーブ目をマークした。「相手が1点を取れば、僕たちは2点を取る。チーム一丸となって戦うことができているよ」とフローレスは誇らしげに話していた。

  • シャーザーに負けじとストラスバーグが8回無失点の快投

    2018.4.11 13:00 Wednesday

    【ブレーブス1-4ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     2日前に3年ぶりの借金生活に転落したナショナルズが、わずか2日で貯金生活に返り咲いた。前日にマックス・シャーザーが完封勝利をマークしたばかりだが、この日も先発投手が好投。先発のスティーブン・ストラスバーグは浮き上がるような速球と鋭く落ちるチェンジアップを武器にブレーブス打線を手玉に取り、8イニングを投げて被安打3、奪三振8、与四球2、無失点という見事なピッチングを披露した。ナショナルズのデーブ・マルティネス監督はシャーザーとストラスバーグによる連日の好投を目にして、グレッグ・マダックス、トム・グラビン、ジョン・スモルツらを擁した1990年代後半から2000年代前半にかけての「ブレーブス投手王国」を思い出したという。

     9回表一死一、二塁のピンチでマウンドに上がり、今季初セーブをマークしたライアン・マドソンはシャーザーとストラスバーグについて「これほどの二本柱を有しているチームは他にほとんどないだろうね」と語る。「シャーザーの投球を見たあとにストラスバーグの投球を見ることができるんだ。見ていて楽しいよね。二人がいてくれるから、このチームは毎年良い位置にいることができるんだろうね」というマドソンの言葉が、シャーザーとストラスバーグという二本柱の価値を端的に表していると言えるだろう。打線は初回にライアン・ジマーマンの2点タイムリー三塁打で先制し、4回裏にはブライアン・グッドウィンのタイムリーで1点を追加。6回裏にはストラスバーグの送りバントに相手のエラーが絡み、リードを4点に広げた。スタートダッシュに失敗した感のあるナショナルズだが、シャーザーとストラスバーグが故障で長期離脱するようなことさえなければ、今季も間違いなく地区優勝の最有力候補となるだろう。

  • フィリーズの新人・キンガリーがダメ押しの満塁弾

    2018.4.11 12:30 Wednesday

    【レッズ1-6フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     この日のシチズンズバンク・パークには、J.P.クロフォード(フィリーズ)ほどヒットを欲している選手はいなかった。また、スコット・キンガリー(フィリーズ)以上に大きな一打を放った選手もいなかった。昨日まで23打数1安打(打率.043)という大不振に陥っていたクロフォードは、1対1の同点で迎えた7回裏二死三塁の場面で今季2安打目となる勝ち越しタイムリー。1点リードの8回裏にはオドゥベル・ヘレーラの二塁打などで二死満塁のチャンスを作り、キンガリーがメジャー第2号となるダメ押しのグランドスラムをレフトスタンドへ運んだ。なお、フィリーズは今季の開幕投手を務めたアーロン・ノラは8回1失点の好投で今季初勝利をマークした。

     レッズ先発のホーマー・ベイリーの前に6回裏一死までノーヒットに封じられていたフィリーズ打線だが、最終的には6対1で快勝し、今季の成績を5勝5敗の五分に戻した。6回裏はセザー・ヘルナンデスのチーム初安打をきっかけに二死二塁のチャンスを作り、ヘレーラのタイムリー二塁打で同点。7回裏にクロフォードの勝ち越しタイムリー、8回裏にはキンガリーのダメ押しグランドスラムと理想的な形で得点した。先発のノラは5回表にジェシー・ウィンカーに先制タイムリーを浴びたものの、レッズ打線をわずか3安打に封じ、8回1失点の好投。レッズは先発のベイリーが6回1失点と好投したものの、打線が沈黙したうえにリリーフ陣が2イニングで5点を失い、ベイリーの好投を生かすことができなかった。

  • サンチェスが8回途中までノーヒッター継続の好投

    2018.4.11 12:00 Wednesday

    【ブルージェイズ2-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     2016年に最優秀防御率のタイトルを獲得した右腕が、日本時間4月11日のオリオールズ戦で完全復活を予感させる快投を披露した。ブルージェイズ先発のアーロン・サンチェスは、オリオールズ打線の早打ちにも助けられ、最初の6イニングを66球で無安打無得点に抑える好投。7回裏もヒットを許さず、ノーヒッター達成まであと6アウトに迫った。残念ながら、8回裏先頭のティム・ベッカムに二塁打を浴びて快挙達成はならず、これをきっかけに同点に追い付かれてしまったが、一死満塁のピンチを併殺打で凌ぎ8回1失点。9回表に味方打線がカーティス・グランダーソンの1号ソロで勝ち越したため、サンチェスには今季初勝利が記録された。

     8回裏先頭のベッカムに二塁打を浴び、次打者のアンソニー・サンタンダーにもヒットを浴びて無死一、三塁のピンチを背負ったサンチェス。緊張の糸が切れ、一気に崩れ始めてもおかしくないシチュエーションだった。チャンス・シスコに3連打となる二塁打を浴びて同点に追い付かれ、さらに無死二、三塁の大ピンチとなったが、トレイ・マンシーニをセンターフライに打ち取り、マニー・マチャドを敬遠。ここでジョナサン・スコープをショートへの併殺打に打ち取って絶体絶命のピンチを凌いだのは見事だった。好投したサンチェスを援護すべく、9回表二死走者なしからベテランのグランダーソンが決勝本塁打。最後はクローザーのロベルト・オスーナがオリオールズ打線の4・5・6番を三者凡退に抑え、通算100セーブを達成した。

  • ジュニスが7回途中まで無安打投球 ロイヤルズ大勝

    2018.4.10 17:30 Tuesday

    【マリナーズ0-10ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     今季初先発となった日本時間4月4日のタイガース戦で7回3安打無失点の好投を見せたジェイコブ・ジュニス(ロイヤルズ)が、日本時間4月10日のマリナーズ戦でまたしても素晴らしいピッチングを披露した。四球を2つ、死球を3つ与えるなど、ボールはやや荒れ気味だったものの、マリナーズ打線に的を絞らせず凡打の山を築き、6回までノーヒッターを継続。7回表一死からダニエル・ボーゲルバックに内野安打を許して快挙達成とはならなかったものの、7回1安打無失点の快投で今季2勝目をマークした。ロイヤルズは先発全員出塁と打線が機能し、4回までに9得点。今季初の2桁得点を記録し、10対0でマリナーズに大勝した。

     ジュニス自身が「今夜は僕のベストのピッチングではなかった」と振り返ったように、決して安定感のあるピッチングではなかった。2回から5回にかけて4イニング連続で四死球による走者を出し、常に走者を背負ったピッチング。それでも6回までマリナーズ打線をノーヒットに封じ、開幕から2先発連続で7イニング以上を無失点に抑えたのは、球団では1985年のダニー・ジャクソン以来33年ぶり2人目の快挙となった。打線は1回裏にマイク・ムスターカスの2点タイムリー二塁打などで3点を先制し、4回裏には4安打と2四球で一挙5得点のビッグイニング。ジュニスは「今夜は打線が素晴らしい仕事をしてくれた」と大量援護をプレゼントしてくれた打線への感謝を口にした。投打に精彩を欠いたマリナーズは9点ビハインドの8回裏に野手のテイラー・モッターを敗戦処理として起用。なお、「8番・DH」でスタメン出場したイチローは3打数ノーヒットに終わった。

  • GG賞捕手・マルドナードが好走塁 エンゼルス快勝

    2018.4.10 16:30 Tuesday

    【エンゼルス8-3レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     日本時間4月10日のレンジャーズ戦に大谷翔平は出場しなかったが、エンゼルスはレンジャーズ投手陣に13安打8得点の猛攻を浴びせ、8対3で快勝した。2号ソロを放ったアルバート・プーホルスを筆頭に5選手がマルチヒットを記録し、出場した野手10人のうちヒットが出なかったのは3番のジャスティン・アップトンと9番のライアン・シンプだけ。マイク・ソーシア監督が「打線のどこからでも点を取ることができている」と語るように、1番のザック・コザートから途中出場で9番に入ったクリス・ヤングまで、7選手が打点を記録した。今季の68得点と18本塁打はメジャートップ。得点力のある打線が8勝3敗の好スタートを支えている。

     快勝した今日の試合で光ったのは「8番・捕手」でスタメン出場したマーティン・マルドナードの活躍だ。昨季自身初のゴールドグラブ賞を獲得したディフェンス面はもちろんのこと、打撃面でも3打数2安打2打点をマーク。6回表にはリードを3点に広げるタイムリーを放ったあと、ヤングの二塁打で一塁から本塁へ爆走し、相手捕手のタッチを見事にかわす好走塁でチームに5点目をもたらした。マルドナードは自身の好走塁について「頭からいくべきか足からいくべきか迷ったんだ。どっちを選んだか覚えてないけど、上手くいってよかったよ」とコメント。8回表にはリードを4点に広げるダメ押しタイムリーを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。

  • 珍プレー! ファウルボールがポロックのヘルメット直撃

    2018.4.10 16:15 Tuesday

    【ダイヤモンドバックス 2-1 ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     日本時間4月10日から始まったダイヤモンドバックスとジャイアンツによる3連戦。序盤に2点を先制したダイヤモンドバックスはリードを守り7回表の攻撃を迎えた。この回の先頭打者として打席に立ったのは初回に犠牲フライを放っているA.J.ポロック。対戦するのは先発、デレク・ホランドからマウンドを引き継いだロベルト・ゴメスだ。

     カウント1-1からの3球目、外角のシンカーがファウルとなったが、その打球がポロックのヘルメットに直撃し、脱げるという珍しい事態となった。顔面に当たらずケガがなかったことはひと安心だ。この日のポロックは3打数無安打だったが、初回に放った犠牲フライが決勝打となりチームを勝利に導くことができ、4番打者として最低限の仕事をした1日となった。

  • ドナルドソンがダメ押し満塁弾 ブルージェイズ快勝

    2018.4.10 15:00 Tuesday

    【ブルージェイズ7-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     3回表にスティーブ・ピアースの3号ツーランで先制したブルージェイズは、先発のJ.A.ハップが6回1失点の好投。1点リードの9回表には二死満塁から押し出し四球とジョシュ・ドナルドソンの3号グランドスラムで大量5点を追加し、一気に試合を決めた。昨季は開幕ダッシュに失敗し、開幕24試合目でようやくシーズン7勝目を挙げたブルージェイズだが、今季は開幕11試合目で7勝目をマーク。貯金を3として、ア・リーグ東部地区2位の座をキープしている。

     1点をリードしながらなかなか追加点を奪えなかったブルージェイズだが、9回表にようやく打線がつながり、ドナルドソンの一発で勝利を決定づけた。「僕たちはしっかり戦い、試合終盤に点を取ることができている」とドナルドソンはチームの戦いぶりに手応えを感じている。ドナルドソンは「投手陣が試合に勝つチャンスを作ってくれている。相手の攻撃を封じてくれている投手陣の頑張りはとても印象的だよ。彼らが頑張っているから、試合終盤の得点が勝利に繋がるんだ」と語り、投手陣の頑張りを勝因に挙げた。オリオールズは先発のディラン・バンディが7回2失点と好投したものの、打線が得点圏で12打数ノーヒットに終わり、再三の好機を生かすことができなかった。

  • 代打・ウィリアムスの決勝弾でフィリーズが接戦を制す

    2018.4.10 12:30 Tuesday

    【レッズ5-6フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     序盤に点を取り合い、5対5の同点で終盤に突入した日本時間4月10日のレッズ対フィリーズの一戦は、8回裏に飛び出した勝ち越し弾が決勝点となった。8回裏二死走者の場面で、フィリーズのゲーブ・キャプラー監督は代打にニック・ウィリアムスを起用。ケビン・クアッケンブッシュと対峙したウィリアムスは、ボール球をしっかり見極めて打者有利のカウントを作り、カウント3-1からの5球目、甘く入った90マイルのフォーシームをしっかり捉えて自身初となる代打本塁打をセンター右へ叩き込んだ。

     クアッケンブッシュは選球眼に難を抱えるウィリアムスにボール球を振らせたかったのだろう。初球はストライクからボールになるカーブを投じたものの、ウィリアムスは手を出さず、そこからフォーシームを2球続けたが、いずれもストライクゾーンを外れ、ウィリアムスは甘い球だけに集中できる環境を整えた。ウィリアムスはカウント3-0からの4球目、ど真ん中へのフォーシームこそ見送ったものの、同じようなコースに来た5球目は逃さなかった。打球は大きな放物線を描き、センター右へ着弾。ウィリアムスの今季初アーチは貴重な決勝本塁打となった。フィリーズはウィリアムスと同じ2年目のリーズ・ホスキンス、1年目のスコット・キンガリーにも一発が飛び出しており、若手打者の活躍で1勝をもぎ取った形となった。

  • シャーザーが3年ぶりの完封勝利 メジャー初盗塁も

    2018.4.10 12:00 Tuesday

    【ブレーブス0-2ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     昨季、2年連続3度目のサイ・ヤング賞を受賞したマックス・シャーザー(ナショナルズ)が日本時間4月10日のブレーブス戦で今季3度目の先発登板。速球にも変化球にも威力があり、さらに制球力も抜群で、被安打2、奪三振10、与四球0という見事な投球内容で2015年以来3年ぶりとなる完封勝利をマークした。また、シャーザーは7回裏にヒットで出塁し、次打者トレイ・ターナーの打席でメジャー初盗塁を記録。2ケタ奪三振での完封勝利と盗塁を同じ試合で記録したのは、1984年のノーラン・ライアン以来、実に34年ぶりのことだった。

     前回登板のブレーブス戦では5イニングを投げ切るのに110球を要したシャーザーだったが、この日は同じブレーブスを相手に102球で9イニングを投げ抜く見事なピッチングを見せた。初回にオジー・アルビーズを空振り三振、フレディ・フリーマンを見逃し三振に抑えると、そこから内野ゴロと三振の山を築き、打たれたヒットは単打2本だけという安定感抜群のピッチング。ブレーブス打線に二塁すら踏ませず、最後は代打のチャーリー・カルバーソンとエンダー・インシアーテを2者連続で空振り三振に抑え、完封勝利をマークした。ナショナルズ打線はブレーブス先発のフリオ・テーランの前に、1回裏のハウィー・ケンドリックのタイムリー二塁打による2点しか奪えなかったが、この日のシャーザーにはこの2点で十分。エースの快投で、ナショナルズは連敗を5でストップさせた。

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