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  • クルーバーが8回13奪三振無失点の快投で今季初勝利

    2018.4.10 11:30 Tuesday

    【タイガース0-2インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     昨季最多勝&最優秀防御率の二冠に輝いて自身2度目のサイ・ヤング賞を受賞したコリー・クルーバー(インディアンス)が、今季3度目の先発登板となった日本時間4月10日のタイガース戦で素晴らしいピッチングを披露した。今季自身最長タイの8イニングを投げ、打たれたヒットは単打2本だけ。与四球も1つに抑え、タイガースに二塁すら踏ませず13三振を奪った。打線の援護はブラッドリー・ジマーの1号ツーランによる2点だけだったが、最終回をアンドリュー・ミラーが締め、クルーバーにはようやく今季初勝利が記録された。

     開幕戦で2失点完投(8イニング)を記録しながら敗戦投手となり、前回登板では7回2失点ながら勝利投手になれなかったクルーバーが、今季3度目の先発登板にしてようやく白星を手にした。この日は初回から抜群の制球力が冴えわたり、ジャイマー・キャンデラリオとミゲル・カブレラを2者連続で見逃し三振に。その後も順調に奪三振を積み重ね、5回表にはタイガースの6・7・8番を3者連続三振に斬って取った。6回表に三振を奪えず、毎回奪三振こそ逃したものの、103球を投げて8回13奪三振無失点の快投。相手先発のフランシスコ・リリアーノが6回2失点と力投するなか、タイガース打線に付け入る隙を与えなかった。ここまで3先発で23イニングを投げ、防御率1.57、27奪三振、WHIP0.65をマーク。今季もクルーバーにはサイ・ヤング賞クラスの好成績が期待できそうだ。

  • 第2週のMVPはエンゼルス・大谷とパイレーツ・タイオン

    2018.4.10 10:30 Tuesday

     日本時間4月10日、2018年レギュラーシーズン第2週(現地時間4月2日~4月8日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグは大谷翔平(エンゼルス)、ナショナル・リーグはジェイムソン・タイオン(パイレーツ)が選出された。

     メジャーでも二刀流に挑戦している大谷は、投打両面で素晴らしいパフォーマンスを見せ、文句なしの週間MVP初受賞となった。指名打者として先発出場した3試合でいずれも本塁打を放ち、打率.462、3本塁打、7打点、OPS1.654をマーク。投げては本拠地初登板となった日本時間4月9日のアスレチックス戦で7回途中までパーフェクトを継続し、7回1安打12奪三振無失点の快投を見せた。一方のタイオンは日本時間4月3日の今季初登板(対ツインズ)で6回途中2失点と先発の役割を果たし、今季初勝利をマーク。日本時間4月9日のレッズ戦では相手打線をわずか1安打に封じ、メジャー初完投を完封勝利で飾った。2先発で防御率1.26、被打率.106、WHIP0.49という素晴らしい数字をマークしており、大谷同様に文句なしの週間MVP初選出と言えるだろう。

  • 開幕第1~2週の最優秀ブルペンにメッツが選出!

    2018.4.9 19:00 Monday

     日本時間4月9日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第1~2週(対象期間は現地時間3月29日~4月8日)の最優秀ブルペンにメッツを選出した。メッツは球団史上最高タイとなる7勝1敗の好スタートを切ったが、防御率1.31をマークした救援陣が多大な貢献。6イニング無失点のセス・ルーゴとジューリス・ファミリアと筆頭に、各リリーバーが自身の役割をしっかりこなし、チームの快進撃を支えている。

     最優秀ブルペンを算出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従って加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     開幕第1~2週のメッツ救援陣は170ポイントという素晴らしい数字をマーク。2位のカブス(163.5ポイント)、3位のエンゼルス(145ポイント)も通常であれば最優秀ブルペンに選出されてもおかしくないくらいの好成績を残したが、メッツ救援陣の見事なパフォーマンスには及ばなかった。

  • 主砲・セスペデスがバットを折りながら決勝タイムリー

    2018.4.9 18:30 Monday

    【メッツ6-5ナショナルズ(延長12回)】@ナショナルズ・パーク

     今季ここまで6勝1敗と好調のメッツは、3連戦スイープをかけて敵地でナショナルズと対戦。初回にブライス・ハーパーの6号ツーランで先制を許したものの、3回裏にエイドリアン・ゴンザレスに今季1号となる逆転グランドスラムが飛び出した。その後は両軍が点を取り合い、試合は5対5の同点で延長戦に突入。メッツは延長12回表に一死一、二塁のチャンスでヨエニス・セスペデスがバットを折りながらもセンター前に落ちる勝ち越しタイムリーを放ち、これが決勝打となった。ナショナルズ3連戦をスイープしたメッツはこれで5連勝。開幕8試合で7勝1敗となり、1985年と2006年に並ぶ球団史上最高タイの開幕ダッシュとなった。

     決勝打を放ったセスペデスは「メジャー6年間で自分が所属した最高のチームだと思う。俺たちは今、それを証明している。これを続けていけたらいいね」とチームの好調ぶりに大きな手応えを感じている。地区優勝の大本命と見られるナショナルズとの今季初対戦をスイープで終えたのだから、セスペデスが自信たっぷりのコメントを残すのも当然と言えるだろう。ちなみにメッツがナショナルズをスイープしたのは2015年9月以来のこと。ミッキー・キャラウェイ監督は「選手たちが試合を正しい方法で戦ってくれている」と選手たちの働きぶりを称えた。一方のナショナルズはまさかの被スイープで5連敗となり、4勝5敗と黒星が先行。勝率が.500を下回ったのは2015年以降初めてのこととなった。

  • 大谷が7回一死まで完全投球 12奪三振無失点の快投

    2018.4.9 18:00 Monday

    【アスレチックス1-6エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     今季2度目の先発登板を迎えた大谷翔平(エンゼルス)が驚異のピッチングを見せた。メジャー初先発の試合で対戦したアスレチックス打線を相手に、7回表一死まで打者19人を連続で打ち取り、完全試合を予感させる快投。7回表一死からマーカス・セミエンにレフト前ヒットを許し、ジェッド・ラウリーに四球を与えて一、二塁のピンチを背負ったものの、クリス・デービスを投手ゴロ、マット・オルソンを空振り三振に抑えてピンチを脱した。7イニング91球を投げて、被安打1、与四球1、奪三振12、無失点という見事なピッチングで、本拠地エンゼル・スタジアムに詰めかけた4万4000人を超えるファンを熱狂の渦に巻き込んだ。

     今季2勝目をマークした大谷は、チームの開幕10試合目までに2勝&3本塁打をマークするという99年ぶりの快挙を成し遂げた(1919年ワシントン・セネタースのジム・ショウ以来)。さらに、同一シーズンに3試合連続本塁打と1試合2ケタ奪三振をマークしたのは史上3人目だという(最初の達成者は1916年のベーブ・ルース)。決め球のスプリッターを武器に三振の山を築き、同僚のザック・コザートは「彼のスプリッターはテーブルから落ちてくるみたいだね」と感嘆。女房役のマーティン・マルドナードは「速球のコマンドがなければ、打者はスプリッターを振ってくれない。速球を投げたいところに投げられる能力があるからこそ、打者はプレッシャーを感じてスプリッターに手を出してしまうんだよ」と大谷の好投の要因について話していた。

  • ピアースが初回初球先頭打者弾 ハメルズをノックアウト

    2018.4.9 16:00 Monday

    【ブルージェイズ7-4レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     ブルージェイズ打線が初回からレンジャーズ先発のコール・ハメルズに猛攻を浴びせ、6回途中7失点でエース左腕をノックアウトした。この試合のハメルズの初球を1番のスティーブ・ピアースがレフトスタンドへ叩き込み、一死後に連打でチャンスを作ってケンドリズ・モラレスが1号スリーラン。瞬く間に4点を先制した。3回表には一死満塁からケビン・ピラーのタイムリーで1点を追加し、6回表にはルーク・メイリーのタイムリー二塁打とカーティス・グランダーソンのタイムリーでさらに2得点。投げては先発のハイメ・ガルシアが6回途中3失点と試合を作り、今季初勝利をマークした。

     ハメルズの初球を捉えたピアースは「彼と対戦するときはなるべく待ちたくないんだよ。追い込まれると打ち取られてしまうからね。なるべく早いカウントで打ちに行きたいと考えていた。だから初球からスイングしたんだ」と自らの狙いを説明。それが見事にハマった先制本塁打だった。ブルージェイズは出場した10人の野手のうち8人がヒットを放ち、5人が打点を記録。ジョン・ギボンズ監督は「上位打線から下位打線まで、良い攻撃ができるようになってきた。まだ本調子じゃない選手もいるけれど、どこからでも点が取れるようになりつつある」と自軍の打線に手応えを感じ始めている様子だった。

  • Dバックス球団初開幕3カード連続勝ち越し 乱闘騒ぎも

    2018.4.9 15:30 Monday

    【ダイヤモンドバックス4-1カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     1点ビハインドの7回表に二死一、二塁からニック・アーメッドのしぶといタイムリーで同点に追い付いたダイヤモンドバックスが、8回表にデービッド・ペラルタの2号ツーランとA.J.ポロックの1号ソロで3点を勝ち越し。8回裏をセットアッパーのアーチー・ブラッドリー、9回裏をクローザーのブラッド・ボックスバーガーが無失点に抑え、カージナルスに4対1で勝利した。これでダイヤモンドバックスは球団史上初となる開幕から3カード連続勝ち越しの好スタート。2番手として登板し、7回裏の1イニングをパーフェクトに抑えた平野佳寿には記念すべきメジャー初勝利が記録された。

     乱闘騒ぎが発生したのは2回表のダイヤモンドバックスの攻撃中だった。初回にペラルタが見逃し三振に倒された際に、主審のティム・ティモンズのジャッジに不満を持っていたダイヤモンドバックス。2回表の先頭打者であるポロックは、微妙な判定で見逃し三振に倒れると、ティモンズに抗議を始めた。選手を守るためにベンチを飛び出したトーリ・ロブロ監督は、ティモンズに対して抗議を開始するやいなや退場を宣告され、その後はロブロから何かを言われたカージナルスのヤディアー・モリーナがヒートアップ。両軍総出の乱闘騒ぎとなった。ロブロは試合後、「自分の発言を撤回したいね。彼(=モリーナ)を直接批判する意図はなかったんだ」と2回表の乱闘騒ぎについてコメント。試合については「タイワン(・ウォーカー)が素晴らしい仕事をしてくれた」と6回1失点の好投を見せた先発右腕を称えていた。

  • アリエタが新天地デビュー アンダーソンが決勝打

    2018.4.9 12:30 Monday

    【マーリンズ6-3フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     日本時間3月13日にフィリーズと3年契約を結び、新天地デビューに向けて調整を続けていたジェイク・アリエタが日本時間4月9日に本拠地シチズンズバンク・パークで行われたマーリンズ戦で今季初登板。初回に2番のミゲル・ロハスに1号ソロを浴び、二死満塁からブラクストン・リーにも2点タイムリーを許して3失点のスタートとなったが、続く3イニングはマーリンズ打線を1四球のみのノーヒットに抑え、74球を投げて4回3失点(自責点2)で今季初登板を終えた(勝敗つかず)。アリエタは「初回は少し浮足立ってしまったね」と反省の言葉を口にしていた。

     いきなり3点のビハインドを背負ったフィリーズは、1回裏にカルロス・サンタナの犠牲フライとニック・ウィリアムスのタイムリーで1点差とし、3回裏にはリーズ・ホスキンスにタイムリー二塁打が飛び出して同点。その後は両軍のリリーフ陣が力投を見せ、3対3の同点のまま8回に突入した。8回表、マーリンズは2つの四死球とパスボールで一死二、三塁のチャンスを作り、ルーキーながら開幕から中軸打者として活躍しているブライアン・アンダーソンが右中間を破る2点タイムリー二塁打を放って勝ち越し。さらにブライアン・ホラデイにもタイムリーが飛び出し、試合を決めた。前日に1対20の大敗を喫したこともあり、アンダーソンは「悔しくて眠れなかった」という。「でも、今日は目の前の試合に集中していたよ」と語ったように、自らの一打でチームを勝利に導いた。

  • パイレーツの右腕・タイオンがメジャー初完投初完封

    2018.4.9 12:00 Monday

    【レッズ0-5パイレーツ】@PNCパーク

     ゲリット・コールをアストロズへ放出したパイレーツに、新たなエースが誕生したのかもしれない。2010年のドラフトで全体2位指名を受けてパイレーツに入団し、今季メジャー3年目を迎えているジェイムソン・タイオンが日本時間4月9日に行われたレッズ戦で、相手打線をわずか1安打に抑え、メジャー初完投を完封勝利で飾った。走者を得点圏に進めたのは5点リードの9回表二死から四球で出塁を許したクリフ・ペニントンがdefensive indifference(=守備側の無関心)で二進した一度だけ。全く危なげのないピッチングで、チームに今季7勝目をもたらした。

     メジャー初完投初完封まであと1イニングと迫った8回終了時、タイオンはクリント・ハードル監督に握手を求められる代わりに「まだ投げられるか」と尋ねられたという。タイオンは「僕は『もちろんいけるよ!』という感じで監督を見たんだ」とその瞬間を振り返る。その言葉の通りにタイオンは9回表のマウンドに上がり、ビリー・ハミルトンを見逃し三振、ジェシー・ウィンカーをセカンドゴロに抑え、ペニントンを四球で歩かせたあと、ジョーイ・ボットーをレフトライナーに打ち取ってメジャー初完封を達成した。9回のマウンドに上がったのはプロ入り後初めてだったが、タイオンは「今日は良い調子だった。力強いピッチングができたと思うよ。9イニングを投げ切るために一生懸命トレーニングを積んでいるんだからね」と誇らしげに話していた。

  • インディアンス・ゴームスが劇的なサヨナラツーラン

    2018.4.9 11:30 Monday

    【ロイヤルズ1-3xインディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     ア・リーグ中部地区において優勝筆頭候補と目されながら、ここまで8試合で3勝5敗と開幕ダッシュに失敗した感のあるインディアンス。日本時間4月9日のロイヤルズ戦も、試合中盤に先制を許し、追う展開を強いられる苦しい試合となったが、8回裏にラッキーな形で同点に追い付き、続く9回裏には一死一塁の場面で7番打者のヤン・ゴームスが天高く舞い上がる2号ツーランをレフトスタンドへ叩き込んで劇的なサヨナラ勝利を収めた。放ったヒットはロイヤルズの10本に対してインディアンスはわずか4本。何度もピンチを背負いながら耐え続けた投手陣の粘りが、勝利に繋がる形となった。

     殊勲の一打を放ったゴームスは「(スタンドに)入るだろうという手応えはあったよ」と試合に決着をつけたシーンを振り返った。「でも、打球のほうを見てみると、レフトのジョン・ジェイが打球を追いかけていた。『おいおい、風にやられてしまうのか?』という感じだったよ」とゴームスは語ったが、打球は無事にレフトスタンドに着弾した。先発のマイク・クレビンジャーが8回途中まで1失点と好投し、2番手のタイラー・オルソン、3番手のコディ・アレンも好リリーフ。投手陣の頑張りを、バックも好守でサポートした。まさにチーム一丸となってもぎ取ったサヨナラ勝利。ここまで不本意な戦いが続いていたチームを勢いづける勝利になったと言えそうだ。

  • 8回裏一挙6得点のレッドソックスがレイズに逆転勝利

    2018.4.9 11:00 Monday

    【レイズ7-8レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     開幕カードで激突したレイズとレッドソックス。開幕戦ではレイズがレッドソックスのリリーフ陣を攻略し、逆転勝利を収めたが、それ以降はレイズが7連敗、レッドソックスが7連勝と対照的な戦いを続けている。日本時間4月9日に行われた試合では、8回表終了時点でレイズが7対2と5点をリードしていたものの、8回裏にレッドソックスがヒット7本を集中させて大量6点のビッグイニングを作り、大逆転。開幕戦のリベンジと言わんばかりの逆転劇でレッドソックスが試合を制し、連勝を8に伸ばした。

     8回裏のレッドソックスは、先頭のハンリー・ラミレスがヒットで出塁したものの、J.D.マルティネスとブロック・ホルトが凡退して二死一塁。しかし、ミッチ・モアランドのタイムリー二塁打で1点を返すと、エドゥアルド・ヌニェス、ラファエル・ディバース、クリスチャン・バスケス、ムーニー・ベッツ、アンドリュー・ベニンテンディと、モアランドを含めて6連打が飛び出し、逆転に成功した。レイズのクローザー、アレックス・コロメイから同点打を放ったベッツは「1点ずつ返していこうと考えていたんだ。コロメイは攻略が難しい投手だけど、今日の僕たちは良いスイングができていたね」とコメント。一方、連敗を止めるべく8回途中からコロメイを投入したレイズだったが、波に乗ったレッドソックス打線の勢いを止めることはできず、泥沼の連敗は8に伸びてしまった。

  • 絶体絶命のピンチを凌いだオリオールズが延長戦を制す

    2018.4.9 10:30 Monday

    【オリオールズ8-7ヤンキース(延長12回)】@ヤンキー・スタジアム

     7対7の同点で迎えた延長12回表にクレイグ・ジェントリーのタイムリーで1点を勝ち越したオリオールズは、延長12回裏のマウンドにクローザーのブラッド・ブラックを送り出した。しかし、先頭から2者連続で四球を与え、ブレット・ガードナーの送りバントがヒットとなって無死満塁の大ピンチを背負ってしまう。ここで打順は2番のアーロン・ジャッジと3番のジャンカルロ・スタントンという昨季の本塁打王コンビ。逆転勝利に向けてヤンキー・スタジアムのボルテージは最高潮に達したが、最後に笑ったのはオリオールズだった。

     一打逆転サヨナラの場面で打席に入ったジャッジは2球目のスプリッターを引っ掛け、打球は投手・ブラックへのゴロに。ブラックが本塁へ送球して1アウト、捕手のケイレブ・ジョセフが三塁へ送球して2アウトとなり、珍しい「1-2-5」の併殺が完成した。意気消沈するヤンキース・ファンだが、二死一、二塁と依然として同点ないし逆転サヨナラのチャンス。しかし、スタントンはブラックの速球を捉えきれず、カウント1-2からの4球目を空振りしてこの日5つ目の三振を喫し、ゲームセットとなった。ジョセフは「ブラックには打球が飛んで来たら俺に投げろと伝えていたんだ。思い通りのプレイだったよ。チャンスがあれば三塁で封殺しようと思っていた。(ティム・)ベッカムが三塁ベースに入っていたから、躊躇わずに三塁へ投げたんだ」と試合の行方を決定づけたシーンを振り返った。

  • 5時間16分の熱闘を制したジャイアンツ マカッチェンが大仕事

    2018.4.8 15:00 Sunday

    【ドジャース5-7x ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     ドジャースとジャイアンツによるナ・リーグ西地区のライバル対決はジャイアンツの本拠地であるAT&Tパークでの初戦を迎えた。前日は雨天中止となったために日程がずれ込みこの日が初めてとなる。ドジャースタジアムでは2勝2敗の互角だっただけにこのシリーズでは両軍ともに勝ち越しておきたいところだ。

     4回までに3対1とリードしていたジャイアンツは6回表に同点に追いつかれると9回までに1点ずつを取り合い4対4のまま延長戦に突入する。延長14回表にドジャースがローガン・フォーサイスのタイムリーで5対4と勝ち越しに成功し、試合が決まったかに思われたその裏にドラマが待っていた。無死一・三塁で打席に立ったアンドリュー・マカッチェンがドジャースの10番手、ウィルマー・フォントの12球目のフォーシームを左中間スタンドへと運び劇的な逆転サヨナラ3ランで5時間16分に及ぶ熱闘に決着をつけた。

  • 大谷のバットが止まらない! 豪快な3試合連続弾

    2018.4.7 18:30 Saturday

    【アスレチックス9-13 エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     ベーブ・ルース以来の二刀流として注目を浴びる大谷翔平。野手としての出場が増えており、打席に立つと結果を残し続けている。彼がこの試合、初めて打席に立つ際には0対6と劣勢だったが大谷のバットがチームの雰囲気を変え、その後の猛攻につながることになる。

     日本時間4月7日に行われたアスレチックスとの対戦ではこの日も「8番・DH」としてスタメン出場。エンゼルス先発、パーカー・ブリッドウェルが立ち上がりから不安定で6失点と崩れた。迎えた2回裏、2死走者なしの場面で大谷に打席がまわると相手先発、ダニエル・ゴセットのツーシームを捉えて打球はセンター方向へと飛びそのままスタンドへ。これで3試合連続本塁打を記録。エンゼルスは勢いに乗り0対6の劣勢から終わってみれば13得点の猛攻で見事な逆転勝ちを収めた。この日の大谷は4打数1安打2打点でまた1つ大きな記録を創り上げた。

  • オリオールズが7回に一挙5得点 田中は今季初黒星

    2018.4.6 16:30 Friday

    【オリオールズ5-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースの先発・田中将大の前に6回まで無得点に封じられていたオリオールズ打線が、7回表に突如として爆発した。先頭のジョナサン・スコープがヒットで出塁すると、続くアダム・ジョーンズがスライダーを捉えて3号逆転ツーラン。一死後にティム・ベッカムがライト前ヒットを放ち、田中をマウンドから引きずり下ろした。その後もオリオールズは攻撃の手を緩めず、代わったチャド・グリーンからアンソニー・サンタンダーがタイムリー二塁打、トレイ・マンシーニが2点タイムリーを放ち、一挙5得点のビッグイニングに。7回裏にマイケル・ギブンズが1点を返されたものの、ダレン・オデイとブラッド・ブラックがヤンキースの反撃を封じ、オリオールズが5対2で勝利を収めた。

     「良いスタートを切ったね」とバック・ショウォルター監督が語るのは、チームの中心選手であるジョーンズ。この試合では田中から貴重な逆転ツーランを放ち、今季のチーム6本塁打のうち3本塁打はジョーンズが放ったものである。しかも3本塁打すべてが6回以降に飛び出しており、試合を左右する重要な一発が多いのも特徴だ。ジョーンズは「僕がホームランを打ったあとに打線がつながったのが大きかった。一旦ランナーがいなくなったのに、そこから3点を追加したんだからね」と自身の本塁打以降の自軍の攻撃を評価。7回裏に1点を返されたことを考えると、これらの追加点は非常に大きかった。開幕戦に勝利したあと、泥沼の5連敗を喫していたオリオールズだが、見事な逆転勝ちで連敗をストップ。ここから上昇気流に乗っていきたいところだ。

  • 新人捕手・ガーバーの初本塁打は貴重な決勝アーチ!

    2018.4.6 15:00 Friday

    【マリナーズ2-4ツインズ】@ターゲット・フィールド

     本拠地開幕戦を迎えたツインズは、初回に2点を先制されたものの、6回からの3イニング連続本塁打で見事に逆転。6回裏にミゲル・サノーの3号ツーランで同点に追い付き、7回裏にメジャー2年目の控え捕手、ミッチ・ガーバーが放ったメジャー初本塁打となる1号勝ち越しソロが決勝点となった。8回裏にはエディ・ロサリオが貴重な追加点となる1号ソロ。最後は新加入のクローザー、フェルナンド・ロドニーがマリナーズの反撃を封じ、ツインズは本拠地開幕戦を白星で飾った。

     日本時間4月2日のオリオールズ戦でホゼ・ベリオスの好投を引き出し、メジャー初完封に導いたガーバーは「9番・捕手」で今季2度目の出場。同点の7回裏に回ってきた第3打席で、カウント0-2と追い込まれてからダン・アルタビラのスライダーを捉え、レフトスタンドへ勝ち越し弾を叩き込んだ。「(今日の本塁打を)決して忘れないだろう。特別なことだよ。メジャーリーグで本塁打を打つことは他のものとは比較できない(くらいに嬉しい)よ」とガーバーは大喜び。捕手としてもリリーフ陣の好投を引き出し、失点は先発のカイル・ギブソンが初回に喫した2点だけだった。マリナーズは先発のジェームス・パクストンが5回2失点と試合を作ったものの、リリーフ陣が手痛い一発を被弾。リリーフ陣の出来が両軍の明暗を分けた試合となった。

  • タイガースが9~10回に計5得点 執念の逆転勝利

    2018.4.6 14:30 Friday

    【タイガース9-7ホワイトソックス(延長10回)】@ギャランティード・レート・フィールド

     7回終了時点で3対7と4点のビハインドを背負っていたタイガースが、試合終盤の猛攻で見事な逆転勝ちを収めた。8回表にマイキー・マートゥックの犠牲フライで3点差とすると、9回表にはニコ・グッドラムのメジャー初本塁打となる1号ツーランと、ビクトル・マルティネスのタイムリー二塁打で同点。10回表にはホワイトソックス内野陣のフィルダース・チョイスとジャイマー・キャンデラリオのタイムリーで2点を勝ち越し、クローザーのシェーン・グリーンが最後を締めくくった。ホワイトソックスはここぞの場面で守備のミスが出てしまい、リードを守り抜くことができなかった。

     左股関節の屈筋を痛めて2回裏の守備から退き、クラブハウスで試合の様子をチェックしていたミゲル・カブレラは「美しい勝利だった。みんなポジティブに戦い続けていた。9イニングを一生懸命にプレイすれば、勝つことができるんだよ」と最後まで諦めなかったチームメイトたちの執念を称えた。大きかったのはカブレラに代わって「3番・一塁」に入っていたグッドラムの一発だ。敗戦まであと1ストライクという場面で「打った瞬間は二塁打になるかと思った」という打球は右中間スタンドへ吸い込まれ、1点差に迫る貴重なツーランとなった。その後は相手の守備のミスも重なり、9回表に同点として10回表に2点を勝ち越し。「選手たちは決して諦めなかったね」とロン・ガーデンハイアー監督は嬉しそうに試合を振り返った。

  • 左腕・ペレスが力投 ベルトレイは新記録樹立!

    2018.4.6 12:00 Friday

    【レンジャーズ6-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     レンジャーズは日本時間4月6日のアスレチックス戦に6対3で勝利し、アスレチックスとの4連戦を2勝2敗で終えた。先発のマーティン・ペレスは6回途中までに10安打を浴びながらも、のらりくらりとピンチをかわし、3失点の力投。打線は2回表にエイドリアン・ベルトレイの二塁打をきっかけにチャンスを作り、ルーグネッド・オドーアとドリュー・ロビンソンのタイムリーなどで一挙4点を先制してペレスの力投を援護した。1点リードの9回表には秋信守(チュ・シンス)がトドメの2号ツーラン。最終回を抑えたキーオニー・ケラが今季2セーブ目をマークした。

     一挙4得点のきっかけとなった二塁打はベルトレイの通算3054本目のヒットとなり、ラテンアメリカ出身の選手としては3053安打で並んでいたロッド・カルー(パナマ出身)をかわして歴代単独トップの数字となった(ベルトレイはドミニカ共和国出身)。ベルトレイは8回表にもヒットを放ち、「世界の盗塁王」リッキー・ヘンダーソンと並ぶ通算3055安打に。ドジャース時代の2001年に現役最晩年のヘンダーソンとともにプレイした経験のあるベルトレイは「ヒットの本数で彼と並んだり、彼を抜いたりするチャンスがあるとは思わなかった。信じられないよ」と喜びを口にした。なお、現役最多安打のイチロー(マリナーズ:通算3083安打)との差は28本となっており、今季中にイチローを抜き、現役トップの座に躍り出る可能性も十分にある。

  • ラミレスが勝負強さを発揮 レッドソックス6連勝

    2018.4.6 11:00 Friday

    【レイズ2-3xレッドソックス(延長12回)】@フェンウェイ・パーク

     ハンリー・ラミレスが「今までプレイしたなかで一番寒かったと思うよ」と語ったコンディションのなかで行われたレッドソックスの本拠地開幕戦は、ゼロ行進が続いたあと、8回表にレイズに先制を許す苦しい展開となった。しかし、2日前のマーリンズ戦で延長13回に決勝打を放ったラミレスが、この試合でも勝負強さを発揮。9回裏に反撃開始のタイムリーを放つと、12回裏一死満塁のチャンスでは初球を右中間へ弾き返し、本拠地フェンウェイ・パークにつめかけた3万6000人を超えるファンに劇的なサヨナラ勝ちをプレゼントした。

     サヨナラ打を放ったラミレスは「ファンの存在が、僕を試合に集中させ続けてくれた。こんなに寒いのに、最後まで残ってくれたんだからね。勝てたことによって、ファンも僕たちも良い気持ちになれたと思うよ」とファンへの感謝を口にした。レッドソックスは先発のデービッド・プライスが7回無失点と好投した一方で、メジャー初先発のヨニー・チリーノスを攻略できず、試合はスコアレスのまま8回へ。8回表に2番手のカーソン・スミスがマット・ダフィーに手痛い一発を浴びたものの、9回裏にラミレスとザンダー・ボガーツのタイムリーで追い付き、12回裏にラミレスが試合を決めた。レッドソックスはこれで開幕戦に敗れたあと、破竹の6連勝。一方のレイズは開幕戦勝利のあと、泥沼の6連敗となった。

  • 好投のエースをモリーナが援護 カージナルス快勝

    2018.4.5 13:00 Thursday

    【カージナルス6-0ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     前日の試合で1点リードの9回裏二死から連続本塁打を浴びてサヨナラ負けを喫する屈辱を味わったカージナルスは、シリーズ勝ち越しをかけてエースのカルロス・マルティネスが先発のマウンドに上がった。マルティネスは期待に応え、2回裏から7回裏にかけて打者16人をパーフェクトに抑えるなど、9回途中まで4安打10奪三振無失点の好投を披露。エースの好投を引き出した女房役のヤディアー・モリーナは4回表の3号ソロ、6回表の犠牲フライで2打点を叩き出してエースを援護し、カージナルスはブリュワーズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。

     9回裏一死一塁から味方の失策でピンチが広がったところで降板となり、惜しくも完封を逃したC.マルティネスだったが、エースの名に恥じない見事なピッチングだった。開幕戦では6四球と大荒れで敗戦投手となったものの、この日は内野ゴロと奪三振を量産する本来のピッチングが冴えわたり、9回途中まで無失点。最後は2番手のサム・トゥイバイララが一死満塁のピンチを併殺打で凌ぎ、今季チーム初の完封リレーを完成させた。打線はマーセル・オズーナのタイムリー、モリーナの3号ソロなどで4回までに4点のリードを奪い、6回表にはモリーナの犠牲フライなどで2点を追加。好投を続けるエースをしっかり援護した。カージナルスは同地区ライバルとの3連戦に勝ち越し、今季の成績を3勝3敗の五分に戻して明日の本拠地開幕戦を迎えることになった。

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