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  • レッズ接戦制し2位浮上 秋山は代打で凡退して打率.218

    2021.7.4 11:00 Sunday

    【カブス2-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは2対2の同点で迎えた7回表一死1・3塁のピンチを3-6-3の併殺打で切り抜けると、直後の7回裏にエウヘニオ・スアレスのタイムリーで勝ち越しに成功。この1点を継投で守り抜き、カブスとの接戦を3対2で制した。この結果、レッズは16日ぶりに貯金を2とし、カブスを抜いて地区2位に浮上。11連勝と絶好調の首位ブリュワーズには8ゲーム差をつけられているが、2年連続のポストシーズン進出に向けてここから追い上げていきたいところだ。

     クリス・ブライアントの16号ソロなどで3回までに2点を先制されたレッズは、4回裏にジョーイ・ボットーの11号ソロで反撃を開始。5回裏にはタイラー・ネークインが13号ソロを放ち、同点に追いついた。7回表にボットーのエラーから無死1・3塁のピンチを招いたが、ハビアー・バイエズをセカンドゴロ、アンソニー・リゾーを3-6-3の併殺打に打ち取ってピンチを脱出。その裏に無死2・3塁のチャンスを迎え、スアレスのタイムリーで奪った1点が決勝点となった。

     決勝打を放ったスアレスは、7回表の併殺打について「あれはジョーイのビッグプレーだった。難しい打球だったけれど、彼が本当にいい仕事をしたよ」と好守を見せたボットーを絶賛。なお、レッズの秋山翔吾は5回裏二死走者なしの場面で先発タイラー・マーリーの代打として登場したが、レフトフライに倒れ、1打数0安打で今季の打率は.218、OPSは.539に下がった。

  • ブリュワーズ16安打11得点で大勝 球団2位の11連勝

    2021.7.4 10:30 Sunday

    【ブリュワーズ11-2パイレーツ】@PNCパーク

     2位カブスに7.5ゲーム差をつけてナ・リーグ中部地区の首位を独走するブリュワーズは、打線が16安打11得点と爆発して5位パイレーツに11対2で大勝。球団史上2位となる11連勝を達成した。先発のエリック・ラウアーは7回途中4安打1失点の好投で今季3勝目(3敗)をマーク。打線では4番オマー・ナルバイエズが5安打1打点、5番アビサイル・ガルシアが3安打5打点、6番ジェイス・ピーターソンが3安打4打点の大活躍を見せた。

     ブリュワーズは1回表にガルシアとピーターソンの連続タイムリー二塁打で3点、2回表にはナルバイエズとガルシアの連続タイムリーで2点を奪い、パイレーツ先発のコディ・ポンセを早々にノックアウト。6回表にピーターソンのタイムリーなどで2点、8回表にもピーターソンのタイムリーなどで2点を追加し、9回表にはガルシアのタイムリー二塁打などでダメ押しの2得点を奪って今季5度目(今回の大型連勝中では4度目)の2ケタ得点に到達した。

     ブリュワーズの11連勝は、1987年にメジャータイ記録となる開幕13連勝を達成して以来34年ぶり。開幕44試合を消化した時点では、21勝23敗の借金2で地区3位に低迷していたが、そこからの40試合で30勝10敗という驚異的な快進撃を続けている。10試合のスパンで球団史上最高の得失点差を記録するなど、投打がしっかりと噛み合っており、開幕13連勝を記録しながらも5月に12連敗を喫した1987年のような急失速を心配する必要はなさそうだ。

  • ウォーカー力投 メッツがサブウェイ・シリーズ初戦制す

    2021.7.4 10:00 Sunday

    【メッツ8-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ニューヨークに本拠地を置くメッツとヤンキースによる「サブウェイ・シリーズ」の初戦は、試合中盤に打線がつながったメッツが8対3で快勝。メッツ先発のタイワン・ウォーカーは6回途中2安打2失点の力投で今季7勝目(3敗)をマークした。先発全員出塁となったメッツ打線のなかでは、3番ドミニク・スミスが3安打3打点の活躍。ヤンキースは3番手ジャスティン・ウィルソンが一死も取れず5失点と大誤算で、打線はわずか3安打に封じられた。

     メッツはヤンキース先発のジョーダン・モンゴメリーの前に4回まで無得点に抑えられていたが、5回表一死からブランドン・ニモ、フランシスコ・リンドーア、スミスの3連打で1点を先制。一死満塁となったところでモンゴメリーに代わって2番手ルーカス・リットキーがマウンドに上がり、ジェームス・マッキャンのタイムリーとリットキーの暴投で2点を追加した。6回表にはウィルソンから3連打で無死満塁とし、スミスのタイムリー二塁打などで一挙5得点。その裏にアーロン・ジャッジの19号ソロなどで3点を返されたが、8対3で快勝を収めた。

     先発して力投したウォーカーについて、ルイス・ロハス監督は「彼はオールスター・ゲームに選ばれるに値する男だ」と今季の活躍を称賛。今季からメッツに加わったウォーカーは、ここまで15試合に先発して85イニングを投げ、7勝3敗、防御率2.44、87奪三振の好成績を残している。トレバー・バウアーの獲得に失敗したメッツが「プランB」として獲得した感のあったウォーカーだが、期待以上の大活躍。メジャー9年目にしてオールスター・ゲームに初選出される可能性は十分にありそうだ。

  • 大谷30号一番乗り パワー&俊足でサヨナラ勝ちに貢献

    2021.7.3 14:15 Saturday

    【オリオールズ7-8xエンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     ファン投票でオールスター・ゲームに初選出され、6月の月間最優秀選手にも選ばれた大谷翔平(エンゼルス)が自慢のパワーとスピードでチームをサヨナラ勝ちに導いた。3回裏に29号ソロを放った大谷は、4回裏に両リーグ30号一番乗りとなる逆転2ラン。9回裏は敬遠気味の四球で歩かされたあとに今季12個目の盗塁を決め、ジャレット・ウォルシュの痛烈なライト前ヒットで二塁から一気にサヨナラのホームを踏んだ。エンゼルスは大谷の活躍もあり、オリオールズに8対7でサヨナラ勝ち。借金を1に減らした。

    「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、1回裏の第1打席でセカンドフライに倒れたものの、2対6と4点ビハインドで迎えた3回裏の第2打席で反撃開始の狼煙となる29号ソロ。この一発でエンゼルスの前半戦の本塁打記録を塗り替えた。エンゼルスが1点差まで追い上げ、4回裏一死1塁で迎えた第3打席ではレフトへ2打席連発となる30号逆転2ラン。今季両リーグ30号一番乗りを達成し、開幕81試合で30本塁打&10盗塁をクリアするのはア・リーグ史上初の快挙となった。

     エンゼルスは6回表にオースティン・ヘイズのタイムリー二塁打で7対7の同点に追い付かれ、大谷は6回裏の第4打席でセカンドゴロ。試合はそのまま9回裏に突入し、オリオールズは一死走者なしから大谷を敬遠気味の四球で歩かせたものの、大谷は自己最多タイとなる12個目の盗塁を決めてチャンスメイク。そして、二死2塁からウォルシュのライト前タイムリーで一気に生還し、チームに劇的なサヨナラ勝ちをもたらした。2本のアーチを放ち、4打数2安打3打点1四球1盗塁の大活躍。今季の打率は.280、OPSは1.068となっている。

  • レッズが接戦を制して貯金1 秋山翔吾は代打で見逃し三振

    2021.7.3 11:45 Saturday

    【カブス1-2レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは1点ビハインドの6回裏に二死1・2塁のチャンスを迎え、ジョーイ・ボットーが2点タイムリー二塁打を放って逆転に成功。7回以降の3イニングをアミアー・ギャレット、ブラッド・ブラック、ヒース・ヘンブリーの3投手が無失点に抑え、2対1でカブスとの接戦を制した。レッズはこの日がシーズン折り返しの81試合目だったが、41勝40敗となり再び貯金生活に突入。7連敗のカブスとのゲーム差を0.5に縮めた。

     カブスがアレック・ミルズ、レッズがソニー・グレイの先発で始まった一戦は、両投手の好投によりロースコアの接戦に。4回表二死1塁からジェイソン・ヘイワードのタイムリー二塁打で連敗脱出を目指すカブスが先制したものの、5回までわずか1安打に抑えられていたレッズが6回裏に二死1・2塁のチャンスを作り、ミルズに代わってマウンドに上がった2番手アダム・モーガンからボットーが逆転打を放った。その後は両軍ともチャンスを作れず、2対1のまま試合終了。カブスは今季ワーストの7連敗で貯金が2に減った。

     レッズの秋山翔吾は今日もベンチスタートとなり、6回裏の先頭打者として3番手投手のジョシュ・オーシッチに代わって代打で登場。カブス先発のミルズと対戦し、フルカウントからの6球目、高めのシンカーを見送って見逃し三振に倒れた。1打数0安打で今季の打率は.221、OPSは.546となっている。

  • マランソン攻略でレッズ逆転サヨナラ 秋山は代打で死球

    2021.7.2 13:30 Friday

    【パドレス4-5xレッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは1点ビハインドで迎えた9回裏にパドレスの守護神マーク・マランソンから2点を奪って逆転サヨナラ勝ち。一死走者なしからカイル・ファーマーが6号同点ソロを放ち、さらに二死満塁としてタイラー・スティーブンソンのライトへのタイムリーで劇的な勝利を収めた。レッズはこれで今季成績が40勝40敗となり、再び勝率5割に復帰。パドレスは7回表に追い付いて8回表にリードを奪ったが、マランソンが誤算だった。

     2回裏にジョナサン・インディアのタイムリー二塁打などで2点を先制したレッズは、5回表にジュリクソン・プロファーのタイムリー二塁打で1点を返されたが、直後の5回裏にアリスティデス・アキーノがタイムリー二塁打を放ち、再び2点をリード。ところが、先発のルイス・カスティーヨが7回表に一死満塁のピンチを招き、トミー・ファムに2点タイムリーを浴びて3対3の同点に追い付かれた。

     8回表には守備のミスにより勝ち越し点を献上したレッズだったが、9回裏に打線が奮起。今季すでに25セーブを記録しているマランソンから2点を奪い、5対4で逆転サヨナラ勝ちを収めた。レッズの秋山翔吾はベンチスタートとなり、7回裏二死1塁の場面で投手の代打として登場。カウント2-0から死球を受けて出塁し、レッズはそこから二死満塁のチャンスを作ったが、得点にはつながらなかった。0打数0安打1死球で今季の打率は.224、OPSは.552となっている。

  • デグロム初回3失点も14奪三振 メッツはサヨナラ負け

    2021.7.2 12:30 Friday

    【メッツ3-4xブレーブス】@トゥルイスト・パーク

     メッツは先発のジェイコブ・デグロムが1回裏に3点を失ってブレーブスに逆転を許したものの、デグロムはその後立ち直って8連続を含む14三振を奪う快投を披露。ドミニク・スミスが2本のソロ本塁打を放って3対3の同点に追い付いたが、3番手セス・ルーゴが9回裏に二死満塁のピンチを招き、フレディ・フリーマンの打球がピッチャーを強襲する内野安打となって3対4でサヨナラ負けを喫した。

     防御率0.69を誇っていたデグロムは、1点リードの1回裏に1番エイレ・アドリアンザに三塁打を浴び、一死後にオジー・オルビーズのタイムリーとオースティン・ライリーの14号2ランで3失点。2回裏にも連打で無死1・3塁のピンチを招くなど、不安定な立ち上がりとなった。しかし、このピンチを3者連続空振り三振で切り抜けると、4回裏から6回裏にかけて自身4度目の8者連続三振をマーク。結局、2回裏の連打以降は1人のランナーも許さず、93球で7イニングを投げ抜いた。

     メッツはスミスが7回表に7号ソロ、9回表に2打席連発の8号ソロを放ち、3対3の同点に追い付いたため、デグロムの今季3敗目(7勝)は消滅。7回93球を投げて被安打5、奪三振14、与四球0、失点3という内容で、今季の防御率は0.69から0.95へ悪化した。なお、デグロムは8人以上連続で三振を奪うのがキャリア4度目となったが、直近60年間で8者連続三振を複数回記録しているのは、デグロムのほかにノーラン・ライアン(2度)だけである。

  • レンジャーズ・ギャロが5試合連発 5戦7発の量産態勢

    2021.7.2 08:00 Friday

    【レンジャーズ8-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     レンジャーズが誇る大砲がいよいよ本格的に目覚めたようだ。6月の最終4試合でいずれも本塁打を放ったジョーイ・ギャロは、7月最初の試合でも右中間スタンドへ豪快な20号2ランを放ち、3打数3安打3打点1四球の大活躍。球団では2012年のマイク・ナポリ以来となる5試合連続本塁打を達成し、その5試合で合計7本塁打と量産態勢に突入している。レンジャーズはギャロの活躍もあり、アスレチックスに8対3で快勝した。

     今季のギャロは4月にわずか2本塁打と出遅れたものの、5月に7本塁打を放ち、6月は最終4試合で6本塁打を量産して月間10本塁打。7月最初の試合で放った一発で今季20号に到達した。5戦7発はレンジャーズではジョシュ・ハミルトンに次ぐ2人目の快挙。ただし、前身のワシントン・セネタース時代にはフランク・ハワードも達成している。

     ギャロは2018年に207三振を喫するなど、打撃に穴が非常に多いものの、2017年から2年連続でシーズン40本塁打以上を記録。2017年は41本塁打に対して単打32本、2018年は40本塁打に対して単打38本と本塁打の数が単打の数を上回り、通算100本塁打に到達した時点で単打は93本だけだった(100単打より先に100本塁打に到達したのはメジャー史上初)。

     生粋のホームラン・アーティストであるギャロが現在の勢いを維持して大谷翔平(エンゼルス)とブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)の争いに加わるようであれば、ア・リーグの本塁打王レースはさらに面白くなるだろう。

  • マリナーズ快勝 菊池7回1失点で6勝目、防御率3.18

    2021.7.2 05:45 Friday

    【マリナーズ7-2ブルージェイズ】@セーレン・フィールド

     マリナーズは序盤から打線がつながり、ブルージェイズ先発の柳賢振(リュ・ヒョンジン)を4回7安打5失点(自責点4)でノックアウト。精彩を欠いた柳とは対照的に、マリナーズ先発の菊池雄星は7回100球を投げて被安打5、奪三振6、与四球1、失点1の好投を見せ、キャリアハイに並ぶ6勝目(3敗、防御率3.18)をマークした。マリナーズはブルージェイズ3連戦を2勝1敗で終了。直近16試合で12勝4敗と好調を維持している。

     1回表無死2・3塁からカイル・シーガーのタイムリー内野安打とタイ・フランスの犠飛で2点を先制したマリナーズは、菊池が1回裏先頭のマーカス・セミエンに20号ソロを被弾。しかし、2回表にジェイク・フレイリーが6号ソロ、3回表にシェッド・ロングJr.が3号2ランを放ち、リードを4点に広げた。菊池はセミエンに被弾したあと、7回裏先頭のテオスカー・ヘルナンデスに二塁打を浴びるまで二塁すら踏ませない安定感抜群のピッチング。マリナーズは8回裏に1点を失ったが、9回表に2点を追加し、7対2で快勝した。

     好投した菊池は今季15度目の先発登板で今季11度目のクオリティ・スタートを記録。6月は4先発で2勝0敗、防御率1.90と素晴らしい成績を残したが、7月最初の登板でも見事なピッチングを披露した。これで早くもメジャー1年目の2019年に並ぶシーズン6勝目をマーク。6月最初の登板を終えた時点で4点台だった防御率は3.18まで向上し、エースの貫録すら漂い始めている。

  • 大谷翔平1回持たず7失点KO エンゼルスは大逆転勝利

    2021.7.1 14:30 Thursday

    【エンゼルス11-8ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキー・スタジアムでの初登板が注目された大谷翔平(エンゼルス)だったが、初回先頭から3者連続四球と制球に苦しみ、1回持たず41球7失点でまさかの早期ノックアウト。しかし、エンゼルスは4点ビハインドの9回表に大量7点を奪い、11対8で大逆転勝利を収めた。試合は2度の雨天中断を挟み、現地時間で午前1時を回ってから終了。ゲームセット時には試合開始から5時間57分が経過していた。

     大谷は2者連続四球とカート・スズキの捕逸で無死2・3塁のピンチを招き、ゲーリー・サンチェスにも四球を与えていきなり無死満塁の大ピンチ。ここでジャンカルロ・スタントンとグレイバー・トーレスに連続タイムリーを浴び、2対2の同点に追い付かれた。ルーグネッド・オドーアは3球で空振り三振に仕留めたものの、ミゲル・アンドゥハーの内野ゴロの間に勝ち越し点を献上。クリント・フレイジャーに死球、ブレット・ガードナーに四球を与えて押し出しで4点目を失い、ジョー・マドン監督に降板を命じられた。

     2番手として登板したアーロン・スレガースがDJ・レメイヒューに走者一掃のタイムリー二塁打を浴びたため、大谷には3失点が追加されて自己ワーストの7失点。今季の防御率は2.58から3.60へ大幅に悪化した。試合はヤンキースが4点をリードして最終回に突入したが、調整登板でマウンドに上がったアロルディス・チャップマンがまさかの大乱調。3つの四球で一死満塁のピンチを招き、ジャレッド・ウォルシュに20号同点グランドスラムを被弾した(満塁本塁打を打たれたのはキャリア初)。

     エンゼルスはさらに、チャップマンに代わって登板したルーカス・リットキーを攻め、二死2・3塁からルイス・レンヒーフォの2点タイムリーとテイラー・ウォードのタイムリー二塁打で3点を勝ち越し。9回裏をクローザーのライセル・イグレシアスが三者凡退に抑え、大逆転勝利の一戦を締めくくった。なお、大谷は「1番・投手」でスタメン出場して1回表の第1打席はセンターフライ。1打数0安打で今季の打率は.277、OPSは1.045となった。

  • グリシャム満塁弾でパドレス逆転勝ち 秋山2打数0安打

    2021.7.1 13:00 Thursday

    【パドレス7-5レッズ】(6回表途中雨天コールド)@グレートアメリカン・ボールパーク

     パドレスは先発のジョー・マスグローブが初回に4点を失ったものの、3本のソロ本塁打で点差を詰め、3対5と2点ビハインドで迎えた5回表にトレント・グリシャムがこの試合2本目のアーチとなる10号グランドスラムを放って逆転に成功。悪天候で試合開始が遅れたうえに、6回表一死走者なしの場面で再び雨天中断となり、試合が再開されることなくコールドゲームとなってパドレスが勝利した。

     初回にニック・カステヤーノスの16号3ランなどで4点を先制されたパドレスは、2回表にグリシャムの9号ソロとウィル・マイヤーズの9号ソロで2点を返して反撃を開始。3回表にはフェルナンド・タティスJr.がリーグ単独トップに立つ26号ソロを放った。3回裏にジョーイ・ボットーの通算1000打点達成となる10号ソロでリードを2点に広げられたが、5回表にグリシャムが10号逆転グランドスラム。6回表途中でコールドゲームとなったため、結果的にはこれが決勝打となった。

     レッズの秋山翔吾は前日に続いて「8番・センター」でスタメン出場したものの、1回裏の第1打席はレフトフライ、4回裏の第2打席は空振り三振に倒れて2打数ノーヒット。前日の試合では今季4度目のマルチ安打を記録したが、その勢いを維持することはできなかった。今季の打率は.224、OPSは.544に下がった。

  • ブリュワーズ8連勝 初回7失点から15得点で逆転勝利

    2021.7.1 09:30 Thursday

    【カブス7-15ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

     ブリュワーズはメジャー初登板初先発の有望株アーロン・アシュビーが1回持たず7失点(自責点4)でノックアウトされたものの、打線が12安打15得点と奮起し、15対7で逆転勝利。カブスとの首位攻防3連戦をスイープして連勝を8に伸ばし、2位カブスとのゲーム差を6に広げた。リードオフマンのルイス・ウリアスは2本塁打を含む5打数4安打4打点の大暴れ。3番ウィリー・アダメスも12号グランドスラムで勝利に貢献した。

     1回表に7失点を喫して大量ビハインドからのスタートとなったブリュワーズは、1回裏二死満塁の場面でジェイス・ピーターソンが押し出しの四球を選び、反撃を開始。2回裏には打者10人を送り込む猛攻を見せ、ウリアスの9号2ラン、ケストン・ヒウラのタイムリーなどで一挙5点を奪って1点差に詰め寄った。

     さらに、4回裏には一死2・3塁のチャンスでピーターソンが2点タイムリー二塁打を放って逆転し、ジャッキー・ブラッドリーJr.のタイムリー、ウリアスの押し出し死球、アダメスの12号グランドスラムで一挙7得点のビッグイニングに。6回裏にはウリアスがこの試合2本目の一発となる10号ソロを放ち、7失点からの15得点という鮮やかな逆転劇が完成した。

     ちなみに、4回までに両チームが7点以上のリードを奪ったのは、20世紀以降で初めての珍事。7点以上のビハインドを背負ったチームが7点差以上で勝利するのは、2019年8月23日(現地時間)のマーリンズ(フィリーズに0対7から19対11で勝利)以来のことであり、1950年以降メジャー全体で6度目という珍しい試合となった。

  • ナショナルズ・ターナー 史上初「誕生日サイクル」達成

    2021.7.1 09:00 Thursday

    【レイズ6-15ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズはレイズ投手陣を相手に打線が爆発し、18安打の猛攻を見せて15対6で大勝。6月大活躍のカイル・シュワーバーは4打数0安打3三振に終わったが、トレイ・ターナーが自身3度目のサイクル安打を達成した。1993年6月30日生まれのターナーは、現地時間のこの日が28歳の誕生日。自身の誕生日にサイクル安打を達成するのはメジャーリーグの長い歴史上、初めての快挙となった。

    「2番・ショート」でスタメン出場したターナーは、1回裏の第1打席でセンターへのヒットを放ち、今季17個目の盗塁に成功。さらに三塁へ今季18個目の盗塁を決め、ジョシュ・ベルの2点タイムリーで生還した。3回裏の第2打席はレフトへの二塁打、4回裏の第3打席は右中間への14号ソロを放ち、早くもサイクル安打にリーチ。6回裏の第4打席でライトへの三塁打を放って最初の4打席で早々に自身3度目のサイクル安打を達成した。

     サイクル安打を3度達成するのは、1900年の近代野球以降ではボブ・ミューゼル、ベーブ・ハーマン、エイドリアン・ベルトレイに次ぐ4人目の快挙。ターナーは2017年4月25日と2019年7月23日(ともに現地時間、ともにロッキーズ戦)にもサイクル安打を達成している。また、ターナーはサイクル安打を決めた三塁打が今季100本目のヒット。シーズン100本目のヒットでサイクル安打を達成するのは、1931年のチャック・クライン、1935年のジョー・メドウィックに続いて史上3人目である。

  • 前田健太が5回途中7失点で3敗目 ツインズ反撃及ばず

    2021.6.30 14:00 Wednesday

    【ツインズ6-7ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

     ツインズはホワイトソックスに6対7で惜敗。先発の前田健太が5回途中8安打7失点でノックアウトされ、試合終盤に1点差まで追い上げたものの、あと一歩及ばなかった。ホワイトソックスは「7番・ライト」でスタメン出場してメジャーデビューしたギャビン・シーツ(元大洋のラリー・シーツの息子)が4打数2安打2打点の活躍。前回のメジャー昇格時は出場機会がなかったが、デビュー戦で見事な活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。

     ホワイトソックスのエース、ルーカス・ジオリトとの投げ合いとなった前田だが、1回裏一死から3者連続四球を与える大荒れの立ち上がり。このピンチは内野ゴロの間に奪われた1点のみに抑えたが、3回裏にも一死満塁のピンチを招き、レウリー・ガルシアのタイムリーなどで2点を失って逆転を許した。5回裏は一死1・2塁からシーツのタイムリー二塁打、ガルシアの犠飛、ダニー・メンディックのタイムリーで3失点。ここで降板となり、2番手ダニエル・クーロムがティム・アンダーソンにタイムリーを浴びたため、前田には自己ワーストタイの7失点が記録された。

     ツインズは7回表にネルソン・クルーズとマックス・ケプラーのタイムリーなどで2点差に詰め寄り、9回表一死2・3塁からホルヘ・ポランコの内野ゴロの間にさらに1点を返したが、あと1点及ばず6対7で試合終了。5回途中92球を投げて被安打8、奪三振4、与四球5、失点7と精彩を欠いた前田は今季3敗目(3勝)を喫し、今季の防御率は5.56となった。

  • パドレスが8人の継投で逃げ切り 秋山翔吾2安打1打点

    2021.6.30 13:30 Wednesday

    【パドレス5-4レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     ベテラン救援右腕のクレイグ・スタメンを先発に立ててブルペンデーで試合に臨んだパドレスは、5回裏に1点差まで追い上げられたものの、6回以降に登板した4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えて5対4で逃げ切り。8回裏を三者三振に抑えた7番手エミリオ・パガーンが4勝目(0敗)、最終回を三者凡退に抑えた8番手マーク・マランソンが25セーブ目をマークした。レッズは反撃及ばず勝率5割に逆戻り。秋山翔吾は4打数2安打1打点の活躍を見せたが、チームの勝利にはつながらなかった。

     先発予定のブレイク・スネルが体調不良により登板を回避したパドレスは、1回表にジェイク・クロネンワースのタイムリー三塁打などで2点を先制。先発のスタメンが1回裏にタイラー・スティーブンソンのタイムリーで1点を返されたが、2回表にトミー・ファムの犠飛でリードを2点に広げた。4回表にはファムの9号ソロなどで2点を追加し、5対1と4点をリード。2番手ニック・ラミレスが1点、3番手ナビル・クリスマットが2点を失ったものの、8人の投手による継投でレッズを破った。

     秋山はパドレスの先発が左腕スネルから右腕スタメンに代わったため、急遽「8番・センター」でスタメン出場。2回裏の第1打席はセカンドゴロに倒れたが、4回裏の第2打席でライトへのタイムリーヒットを放った(チャレンジで判定が覆って本塁セーフに)。6回裏の第3打席は元阪神のピアース・ジョンソンと対戦してピッチャーへの内野安打。9回裏の第4打席は抑えのマランソンの前にサードゴロに倒れたが、4打数2安打1打点で今季4度目のマルチ安打を記録した(打率.230、OPS.558)。

  • ロッキーズ・マルケス 野茂以来の快挙逃すも92球完封

    2021.6.30 12:30 Wednesday

    【パイレーツ0-8ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     ロッキーズは先発のヘルマン・マルケスが安定感抜群のピッチングを見せ、8回まで与四球1、与死球1のノーヒット投球を展開。過去に野茂英雄しか達成していないクアーズ・フィールドでのノーヒッター達成が期待されたが、9回表先頭のカーイ・トムにライト前ヒットを許し、快挙達成を逃した。ただし、わずか92球で完封勝利をマーク。クアーズ・フィールドでの「マダックス」(100球未満での完封)達成は史上2人目の快挙となった。

     2回裏にギャレット・ハンプソンのタイムリー二塁打などで2点を先制したロッキーズは、5回裏にエリアス・ディアスの4号ソロなどで3点を追加。6回裏にはマルケス自身もタイムリー二塁打を放ち、7回までに8対0と大量リードを奪った。マルケスは2回表一死からジェイコブ・ストーリングスに死球、5回表一死からフィリップ・エバンスに四球を与えたが、8回までノーヒット投球。5回表は四球のあとに併殺打を打たせたため、打者25人で8イニングをシャットアウトした。

     快挙達成が期待された9回表だったが、先頭のトムへの2球目、ナックルカーブが高めに浮いてしまい、ライト前に弾き返されて快挙達成はならず。しかし、マイケル・ペレスをファーストゴロ併殺打、アダム・フレイジャーをセカンドゴロに打ち取り、わずか92球で完封勝利を達成した。クアーズ・フィールドでの「マダックス」は2008年のアーロン・クック以来13年ぶり2度目。ちなみに、クックは79球で「マダックス」を達成している。

  • 大谷翔平2本塁打もエンゼルス大敗 明日は投打同時出場

    2021.6.30 12:00 Wednesday

    【エンゼルス5-11ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースは先発のジェイムソン・タイオンが大谷翔平の2本塁打を含む3本のアーチを浴びたものの、打線が3本塁打を含む11安打11得点と奮起し、エンゼルスに11対5で大勝。打線の援護に恵まれたタイオンは6回途中9安打5失点ながら今季3勝目(4敗)をマークした。エンゼルスは先発のアンドリュー・ヒーニーが4回途中5安打7失点と大誤算。大谷の2本塁打3打点の活躍を勝利につなげることはできなかった。

     大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席はライトフライに倒れたものの、3回表の第2打席で3試合連発となる27号ソロ。この時点でブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に1本差をつけて本塁打王争いでメジャー単独トップに立った。さらに、5回表の第3打席では2試合連発となる28号2ラン。その後の2打席はセンターフライ、ファーストゴロに倒れたが、5打数2安打2本塁打3打点の大活躍で敵地ヤンキー・スタジアムを大いに盛り上げた。

     大谷はこの活躍により、今季の打率が.278、OPSが1.049に上昇。ちなみに、今季のシングルヒットは25本であり、本塁打数がシングルヒットの数を上回っている。また、今季すでに49本の長打を放っており、これは年間104本ペース。過去にこれを上回る長打数を記録したのは、1921年のベーブ・ルース(119本)、1927年のルー・ゲーリッグ(117本)、1930年のチャック・クライン(107本)、2001年のバリー・ボンズ(107本)、2001年のトッド・ヘルトン(105本)の5人しかいない。なお、明日の試合は投打同時出場が予定されている。

  • ナショナルズ逃げ切り シュワーバー先制弾で10戦12発

    2021.6.30 11:00 Wednesday

    【レイズ3-4ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズは2回までにカイル・シュワーバー、フアン・ソト、ビクトル・ロブレスの外野トリオが本塁打を放ち、4点を先制。先発のジョー・ロスが7回途中6安打2失点の好投を見せ、抑えのブラッド・ハンドがソロ本塁打を浴びて1点差に詰め寄られたものの、4対3で逃げ切った。シュワーバーは2試合連発となる25号先頭打者アーチを放ち、ナ・リーグ本塁打王争いのトップタイに浮上。10試合で12本塁打を放つのは史上2人目の快挙となった。

     シュワーバーのバットからまたしてもアーチが飛び出した。10試合のスパンで12本塁打を放つのは、1995年のアルバート・ベル以来26年ぶり史上2人目の快挙。また、18試合のスパンで16本塁打を放つのは、1998年のサミー・ソーサと2001年のバリー・ボンズに並ぶ史上3人目の快挙となっている。ナショナルズはソトが1回裏に9号2ラン、2回裏にロブレスが1号ソロを放って4点をリード。ブランドン・ラウの16号ソロ、マイク・ズニーノの17号ソロなどで1点差まで追い上げられたが、4対3でレイズを破った。

     なお、シュワーバーはホームラン・ダービー出場の可能性について問われ、「もし出場するように求められたら、出場してどこかを痛めてしまうよりも、出場を辞退して休養を優先したい」とコメント。2018年にナショナルズ・パークで行われたホームラン・ダービーに出場して準優勝(優勝はブライス・ハーパー)しているが、「あのホームラン・ダービーは素晴らしい時間だった」と当時を振り返りつつも、今年のホームラン・ダービーの出場辞退を示唆した。

  • エンゼルスがヤンキース4連戦の初戦を制す 大谷26号

    2021.6.29 12:30 Tuesday

    【エンゼルス5-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     敵地ヤンキー・スタジアムでの4連戦を迎えたエンゼルスは、初回に大谷翔平の26号ソロなどで2点を先制。大谷がヤンキー・スタジアムで放った初めての本塁打が試合の流れを作り、5対3でヤンキースを破った。エンゼルス2番手のホゼ・スアレスは、先発のディラン・バンディが熱中症によりマウンド上で嘔吐するアクシデントがあり、2回途中から急遽マウンドに上がったが、5回1/3を2安打1失点に抑える好リリーフで3勝目(1敗)をマーク。先発ローテ入りが検討されるようだ。

     試合前、ジョー・マドン監督は大谷について「彼は異質な存在だ」と話していたが、大谷はその言葉に応えるかのように、衝撃的な一発をヤンキー・スタジアムのライトスタンドへ叩き込んだ。スタットキャストの計測によると、大谷の打球は初速117.2マイル(約188.6キロ)を記録。これは大谷自身の最速本塁打であり、2015年のスタットキャスト導入後、エンゼルスの選手が放った最速本塁打でもある。大谷は過去ヤンキー・スタジアムで9打数0安打だったが、この球場で放った初めてのヒットは、メジャートップに並ぶ26号であるとともに、チームを勝利に導く一発となった。

     エンゼルスはジオ・ウルシェラの10号ソロなどで同点に追い付かれたが、5回表にマックス・スタッシの内野ゴロの間に勝ち越しに成功し、6回表にはフアン・ラガレスの2号ソロで貴重な追加点。6回裏にジャンカルロ・スタントンの14号ソロで1点を返されたが、8回表にホゼ・イグレシアスがタイムリー二塁打を放ち、貴重な1点を追加した。大谷は本塁打を放ったあと、センターフライ、空振り三振、見逃し三振、セカンドゴロで5打数1安打1打点。今季の打率は.276、OPSは1.031となっている。

  • レンフロー決勝弾でRソックス逆転勝利 澤村拓一4勝目

    2021.6.29 12:00 Tuesday

    【ロイヤルズ5-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     レッドソックスはハンター・レンフローが6回裏の勝ち越し弾を含む2本塁打を放つ活躍を見せ、6対5でロイヤルズに勝利。一時は1対5と4点のリードを奪われたが、今季メジャー最多となる26度目の逆転勝利を収めた。レッドソックス2番手の澤村拓一は1回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せ、今季4勝目(0敗、防御率2.56)をマーク。敗れたロイヤルズは2回までに3本塁打で5点を奪ったが、投手陣が踏ん張り切れなかった。

     試合は序盤からアーチ合戦となり、1回表にカルロス・サンタナが13号3ラン、1回裏にエンリケ・ヘルナンデスが8号先頭打者アーチ、2回表にマイケル・A・テイラーが6号ソロ、ウィット・メリフィールドが7号ソロ、2回裏にボビー・ダルベックが10号ソロを放ち、2回を終わってロイヤルズが5対2と3点をリード。しかし、レッドソックスは4回裏にレンフローの10号2ランとマイケル・チェイビスのタイムリーで同点に追いつき、6回裏に飛び出したレンフローの11号ソロが決勝点となった。

     澤村は6回表二死1塁の場面で2番手として登板。メリフィールドをサードゴロに打ち取り、まずは6回表を無失点に抑えた。7回表も続投し、先頭のホルヘ・ソレアーにヒットを許したものの、続くサンタナはセカンドへの併殺打。さらにサルバドール・ペレスを低めへのスライダーで空振り三振に仕留め、この回も無失点に抑えた。6回裏にレンフローの勝ち越し弾が飛び出したため、今季4勝目をマーク。前回登板は一死も取れず3四球で降板したが、汚名返上の好リリーフを見せた。

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