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  • サンタナが3安打5打点の活躍 フィリーズ11得点大勝

    2018.5.10 15:00 Thursday

    【ジャイアンツ3-11フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     若き主砲のリーズ・ホスキンスが今季2度目の休養日でスタメンを外れたフィリーズだが、主砲不在を感じさせない攻撃でジャイアンツ投手陣を圧倒。4番に入ったカルロス・サンタナが3安打5打点、サンタナの後の5番に入ったマイケル・フランコが7号ソロを含む3安打2打点をマークするなど、10安打に7四球を絡めて11得点を記録し、ジャイアンツに11対3で圧勝した。先発のニック・ピベッタは5回96球を投げて被安打4、奪三振7、無四球、無失点と安定したピッチングを披露して今季2勝目をマーク。フィリーズは明日の試合に勝利すれば今季2度目の4連戦スイープが完成する。

     ナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスと0.5ゲーム差の2位をキープしているフィリーズにとって、サンタナとフランコが調子を上げていることはこの上ない朗報だろう。ツキに恵まれなかったこともあり、4月末の時点で打率.153、2本塁打、11打点、OPS.571という寂しい成績に終わっていたサンタナは、今月に入って打率.294、3本塁打、12打点、OPS1.069と復調。今月の10安打のうち8本が長打であり、「先月とは全然違うよ」とサンタナ自身も復調を実感している。フランコは今季最初の12試合でOPS.699に終わったものの、その後の19試合では打率.338、5本塁打、13打点、OPS.966の好成績をマーク。3番打者のオドゥベル・ヘレーラも昨季から38試合連続出塁を継続中と好調を維持しており、ポストシーズン進出を狙う球団に相応しい打線が完成しつつある。

  • 7番&8番の連続弾で逆転 アストロズが3連戦スイープ

    2018.5.10 14:00 Thursday

    【アストロズ4-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     アスレチックス先発のダニエル・メンデンの前に7回表二死まで無得点に封じられていたアストロズだが、7番のマックス・スタッシと8番のデレク・フィッシャーに予想外の連続本塁打が飛び出して逆転に成功。先発のゲリット・コールが6回101球を投げて奪三振9、失点1と力投したあと、終盤3イニングをジョー・スミス、ウィル・ハリス、ケン・ジャイルズのリレーでパーフェクトに抑えて接戦をモノにし、敵地でのアスレチックス3連戦をスイープした。

     A.J.ヒンチ監督は「あの2本塁打が大きかった。しかも下位打線からの一発だからね」と試合を振り返り、スタッシとフィッシャーの一発を称えた。メンデンとコールによる投手戦となり、6回裏にジェッド・ラウリーのタイムリー二塁打で先制を許す苦しい展開だったが、ふた振りであっという間に逆転。8回表にはユリ・グリエルのタイムリー二塁打で2点を追加し、継投で逃げ切った。スタッシの逆方向への一発も見事だったが、フィッシャーの一発はセンターの観客席へ飛び込む特大弾。「この球場のあの部分へボールが飛び込むのはあまり見たことがないよ」とヒンチは驚いた様子で話していた。

  • カブスが17安打13得点で大勝 ブライアント通算100号

    2018.5.10 12:30 Thursday

    【マーリンズ4-13カブス】@リグリー・フィールド

     カブス打線がマーリンズ投手陣に17安打13得点の猛攻を浴びせ、本拠地リグリー・フィールドでのマーリンズ3連戦をスイープした。クリス・ブライアントの通算100号アーチで初回に1点を先制したカブスは、3回裏に打線が爆発。アンソニー・リゾーの5号スリーラン、アディソン・ラッセルの1号ツーランなどで一挙8得点のビッグイニングとした。リゾーは4回裏と6回裏にタイムリー二塁打を放ち、3安打5打点の大活躍。投げては先発のホゼ・キンターナが6回1失点の安定したピッチングで今季4勝目をマークした。一方、マーリンズ先発の陳偉殷(チェン・ウェイン)は3本塁打を浴び、3回9失点の大炎上で今季2敗目を喫した。

     カブスの若きスター三塁手が節目の一発でチームに先制点をもたらした。1回裏一死走者なしの場面で陳から放った今季6号は、通算100号となる節目の一発。ブライアントは2015年5月9日(現地時間)に記念すべきメジャー初本塁打を放っており、それから丸3年で通算100号に到達したことになった。通算100号は球団史上22人目の快挙だが、通算487試合目での到達は球団史上最速。500試合目で到達したアーニー・バンクス、611試合目で到達したビリー・ウィリアムスといったチームを代表する名選手を上回り、ブライアントが名門球団の歴史に新たな1ページを刻んだ。

  • 9回表4得点でパイレーツが逆転勝利 モランが逆転弾!

    2018.5.10 12:00 Thursday

    【パイレーツ6-5ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     前日の試合で4点ビハインドを跳ね返したパイレーツは、この日の試合でも4回までに背負った4点のビハインドを最終的に跳ね返し、劇的な逆転勝利を収めた。3点ビハインドの9回表、パイレーツはホワイトソックス3番手のネイト・ジョーンズを攻め立て、一死二、三塁のチャンスを迎える。ここでエリアス・ディアスがライト線への二塁打を放って二者が生還し、さらに続くコリン・モランが右中間への3号ツーランで一気に試合をひっくり返した。9回裏は守護神のフェリペ・バスケスが三者凡退に抑えて試合終了。パイレーツは連日の逆転勝利により連勝を3に伸ばした。

     パイレーツは前日の試合で初回に背負った4点のビハインドを跳ね返して逆転勝利。この日も4回終了時点で4点のビハインドを背負ったものの、ジョーディ・マーサーとグレゴリー・ポランコの一発で点差を詰め、最後は9回表に4点を奪って試合を一気にひっくり返した。反撃開始の狼煙となる一発を放ったマーサーは「(ビハインドを背負って)失うものがないときは、とにかく楽しくプレイするだけだよ」と語ったが、この言葉からはチームの状態の良さがうかがえる。逆転弾を放ったモランは「どんな状況でも1打席、1球を大切にするだけさ。結果のことは試合が終わってから考えればいいんだよ」と語り、「これが勝者のメンタリティってやつなんだろうね」と誇らしげな表情を浮かべていた。

  • マザーラが7回同点弾&10回サヨナラ弾の2打席連発!

    2018.5.10 11:30 Thursday

    【タイガース4-5xレンジャーズ(延長10回)】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     3対4と1点ビハインドで迎えた7回裏に9号同点ソロを放ったノマー・マザーラ(レンジャーズ)は、延長10回裏の先頭打者として回ってきた第5打席で2打席連発となる10号ソロを放ち、延長戦にもつれ込んだ一戦に決着をつけた。弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺さったサヨナラ弾は、マザーラにとって自身初のサヨナラ打であり、同時に自身初の1試合2本塁打も達成。チームに勝利をもたらした劇的な一打について、マザーラは「僕にとってだけでなく、チーム全体にとって大きな一打になったよ」と嬉しそうに振り返った。

     7回裏にマザーラが同点弾を放ったあと、ジェフ・バニスター監督は通算3000安打を達成しているベテラン三塁手のエイドリアン・ベルトレイと「マザーラが特別な選手へと成長していること」について話していたという。ところが、マザーラは試合を振り出しに戻す同点弾を放ったにとどまらず、延長10回裏には2打席連続の一発を放って試合にピリオドを打った。おそらく、バニスターやベルトレイが予想していた以上のものをマザーラはチームにもたらしたことだろう。マザーラは今季ここまで38試合に出場して打率.294、10本塁打、26打点、OPS.902の好成績をマーク。過去2シーズンを大幅に上回るペースで活躍を続けており、多くの野球ファンから「特別な選手」と見なされる日もそう遠くはなさそうだ。

  • カラスコが14奪三振完投 インディアンス勝率5割復帰

    2018.5.10 11:00 Thursday

    【インディアンス6-2ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     開幕からの5先発で4勝0敗、防御率2.31の好スタートを切りながら、過去2先発で8回1/3を投げて11失点(自責点10)と勢いに陰りが見え始めていたカルロス・カラスコ(インディアンス)が、敵地でのブリュワーズ戦で今季初の2ケタ奪三振となる14三振を奪う快投を披露。ブリュワーズ打線を5安打2得点に抑えて今季2度目の完投をマークしただけでなく、9回表には自身のバットでダメ押し点を叩き出し、今季5勝目をマークするとともにチームの連敗を4でストップさせた。4連敗が止まったインディアンスは今季成績を18勝18敗として勝率5割復帰となった。

     インディアンスは4回表に一挙4点を先制。マイケル・ブラントリーがブリュワーズ先発のジュニア・ゲラから先制タイムリーを放ち、タイラー・ネークインの2号スリーランで一気にリードを広げた。7回表にはフランシスコ・リンドーアが早くも今季10号となるソロを放ってリードを広げ、9回表にはカラスコがダメ押しタイムリー。カラスコは7回裏に内野ゴロの間に1点、9回裏に犠牲フライで1点を失ったものの、9回117球を投げて被安打5、奪三振14、与四球1、失点2の快投で今季2度目の完投勝利をマークした。「僕たちはニューヨーク(でのヤンキース戦)でブルペンをたくさん使ってしまったからね」とチームのために投げ続けた結果の完投勝利だった。

  • デュバルがサヨナラ弾 メッツは打順ミスの大チョンボ

    2018.5.10 10:30 Thursday

    【メッツ1-2xレッズ(延長10回)】@グレートアメリカン・ボールパーク

     ザック・ウィーラー(メッツ)とサル・ロマノ(レッズ)の投げ合いで幕を開けた一戦は、両投手の好投により1点を争う緊迫した投手戦となった。3回表にメッツが内野ゴロの間に1点を先制したものの、6回裏にレッズがジョーイ・ボットーのタイムリーで追い付き、両投手はともに6回1失点で降板。その後は両軍のリリーフ投手陣が好投を続けていたが、延長10回裏、この回先頭のアダム・デュバルがメッツ4番手のAJラモスからレフトスタンドに飛び込む6号ソロを放ち、試合に決着をつけた。サヨナラ弾を放ったデュバルは「今日の彼らはしっかり自分の仕事をしていたね」と語り、投手陣の頑張りを勝因に挙げた。

     この試合では初回のメッツの攻撃で珍事が発生した。ブランドン・ニモが見逃し三振、ウィルマー・フローレスが空振り三振に倒れたあと、アズドゥルバル・カブレラがレフトへの二塁打で出塁。ここでレッズ監督代行のジム・リグルマンがベンチを飛び出し、球審のゲーブ・モラレスと協議した結果、モラレスはカブレラに対してアウトを宣告した。これに対してメッツベンチは困惑したが、実はメッツが審判団に提出した打順表には「2番・カブレラ、3番・フローレス」と記されていたのだ。これによりカブレラの打席は取り消され、次打者のジェイ・ブルースにキャッチャーゴロが記録されてイニング終了。メッツは凡ミスで先制のチャンスを逃すこととなり、結果的に1点差で惜敗したことを考えると、試合の結果を左右する大チョンボとなってしまった。

  • ヘリクソンが6回までパーフェクトの快投で今季初勝利

    2018.5.9 19:00 Wednesday

    【ナショナルズ4-0パドレス】@ペトコ・パーク

     4月中旬にメジャー昇格を果たして先発ローテーションに加わったジェレミー・ヘリクソン(ナショナルズ)が日本時間5月9日のパドレス戦で見事なピッチングを披露し、今季初勝利をマークした。この日のヘリクソンは速球とチェンジアップのコンビネーションを中心にストライクゾーンを支配し、6回まで毎回奪三振&打者18人を完璧に抑える快投。7回裏先頭のトラビス・ジャンコウスキーにヒットを浴びて完全試合達成の夢は潰え、二死からフランチー・コルデロにヒットを許してピンチが広がったところで降板となったものの、7回途中まで91球を投げ、被安打2、奪三振8、無四球、無失点という素晴らしいピッチングで今季初勝利を挙げるとともにチームを3連勝に導いた。

     5回表にマット・アダムスのタイムリー二塁打とペドロ・セベリーノのタイムリーで2点を先制したナショナルズは、7回表にヘリクソンが自らタイムリー二塁打を放って3点目。これがその後の投球に影響を及ぼしたのかどうかは定かではないが、完全試合の可能性はともかく、チームが勝利する可能性をグッと高める一打となったことは間違いない。ヘリクソンは試合後、「みんな完全試合やノーヒッターを意識しないと言うけれど、5回や6回まで可能性が残っていれば、意識せずにはいられないよね」と本音をポロリ。しかし、「でも、マウンドに行けばそんなことは忘れて自分のピッチングに集中できたよ」と語った通りの見事なピッチングだった。

  • ドジャースが土壇場で追い付くもDバックスが延長戦制す

    2018.5.9 18:30 Wednesday

    【ダイヤモンドバックス8-5ドジャース(延長12回)】@ドジャー・スタジアム

     1点リードの9回裏、ダイヤモンドバックスはクローザーのブラッド・ボックスバーガーがエンリケ・ヘルナンデスに5号同点ソロを浴びて今季初のセーブ失敗を喫したものの、延長12回表にダニエル・デズカルソがこの試合チーム4本目となる一発を放ち、3点を勝ち越し。前の回から登板していたT.J.マクファーランドが延長12回裏のドジャースの攻撃を三者凡退に抑え、延長戦にもつれ込んだ熱戦をモノにした。リーグ最多の24勝目を挙げたダイヤモンドバックスは3連勝となり、3連敗のドジャースとのゲーム差を9とした。

     この試合の全得点を本塁打で叩き出したダイヤモンドバックスは、デズカルソが放った4号スリーランがチームに勝利をもたらす一発となった。初回にA.J.ポロックの11号ツーランで先制し、3回表にはクリス・オーウィングスが2号ソロ。4回表にはジョン・ライアン・マーフィーの3号ツーランでリードを3点に広げたものの、先発のザック・ゴッドリーが6回途中4失点と粘れず、ボックスバーガーも痛恨の被弾でリードを守れなかった。しかし、延長戦に突入してからは平野佳寿、シルビーノ・ブラッチョ、マクファーランドがドジャース打線を無得点に封じ、延長12回表にデズカルソが試合を決める一発。「試合が長くなるような気がしていたけど、幸運にも大きな一打を打つことができたよ」とデズカルソは嬉しそうに自身の一発を振り返っていた。

  • ロッキーズ先発陣が9試合連続QS達成 チームは6連勝

    2018.5.9 17:30 Wednesday

    【エンゼルス2-4ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     高地に位置するクアーズ・フィールドを本拠地とするため、毎年のように投壊に苦しんできたロッキーズだが、その姿は過去のものとなったのかもしれない。日本時間5月9日のエンゼルス戦に先発したジョン・グレイは7回99球を投げ、被安打4、奪三振8、与四球1、無失点の快投を披露して今季4勝目をマーク。グレイがクオリティ・スタートを達成したことにより、ロッキーズ先発投手陣は9試合連続クオリティ・スタートの球団新記録を樹立した。期間中の先発投手陣は平均6.8イニングを投げて防御率1.92。今季の先発防御率3.71はリーグ6位に位置している。

     ロッキーズ先発投手陣の快記録は日本時間4月29日のマーリンズ戦から始まった。この試合で先発したヘルマン・マルケスが6回3失点(自責点1)と力投し、そこからチャド・ベティスが7回2失点、カイル・フリーランドが7回3失点、グレイが7回1失点、タイラー・アンダーソンが7回2失点、マルケスが6回2失点、ベティスが7回無失点、フリーランドが7回2失点で球団タイ記録。この8試合はいずれもアウェイでの試合だったが、本拠地クアーズ・フィールドに戻った今日の試合でもグレイが7回無失点と好投し、新記録樹立となった。「無駄な四球を出さず、積極的に打者を攻めていることが好投に繋がっていると思う」とグレイは先発投手陣を代表して好投の秘訣を口にしていた。

  • 2回までに5得点のタイガースが逃げ切り 連敗ストップ

    2018.5.9 16:30 Wednesday

    【タイガース7-4レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     レンジャーズ先発のマイク・マイナーに最初の2イニングで3本塁打を浴びせて5点を奪ったタイガースが、試合の主導権を一度もレンジャーズに渡さず、7対4で逃げ切って連敗を2でストップさせた。タイガースは初回にジャイマー・キャンデラリオが5号ソロ、ビクトル・マルティネスが3号ツーランを放って3点を先制し、2回表にはホゼ・イグレシアスが1号ツーラン。投げては先発のマイク・ファイアーズが6回途中2失点と力投し、3点差に迫られた8回裏には二死からクローザーのシェーン・グリーンが登板して4アウトセーブで今季7セーブ目をマークした。

     この試合での勝利により借金を5に減らしたタイガース。地区首位のインディアンスは借金1とまだ本来の力を発揮しておらず、3位のタイガースとの差は2ゲームしか開いていない。そうした状況もあり、タイガースのロン・ガーデンハイアー監督は「我々は戦い続けるよ。選手たちには(ポストシーズン進出の可能性を捨てることなく)戦い続けてほしいんだ」と言葉に力を込める。グリーンを8回裏から投入して逃げ切った今日の試合は、ガーデンハイアーの勝利への執念が現れた試合であると言えるだろう。一方のレンジャーズは、エイドリアン・ベルトレイが3安打2打点をマークするなど試合終盤に追い上げたものの、マイナーが序盤に喫した5失点が最後まで重くのしかかった。

  • スーターが投・攻・守にわたる活躍でクルーバーを撃破

    2018.5.9 16:00 Wednesday

    【インディアンス2-3ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     先発のウェイド・マイリーが故障により打者3人に投げたところで降板したブリュワーズだったが、2番手として緊急登板したブレント・スーターが投・攻・守にわたる見事な活躍でチームを勝利に導いた。2回表一死一、二塁のピンチではコリー・クルーバーの送りバントが小フライになったところをダイビングキャッチで好捕し、併殺でピンチを脱出。3回裏には先頭打者として打席に入り、クルーバーからメジャー初本塁打となる一発をセンターへ叩き込んだ。投げては4回2/3を2失点に抑え、今季2勝目をマーク。「僕は野球をしただけだよ」とスーターは涼しげな表情で自身の活躍を振り返っていた。

     「クルーバーのピッチングは必見だから、いつもテレビで見ているんだ」と語ったスーターだが、クルーバーのピッチングをいつも見ていたことが貴重な本塁打に繋がったのかもしれない。2対1と1点リードで迎えた3回裏、先頭打者として打席に入ったスーターが高めに浮いた初球のシンカーを捉えると、打球は大きな放物線を描き、中堅フェンスの向こう側へ吸い込まれていった。スーターに被弾したクルーバーは「彼には脱帽だね。良いスイングをしてホームランを打ったんだから」と語り、悔しそうな表情を浮かべながらもスーターの活躍を称えていた。

  • ニューカム6回零封&アクーニャ決勝弾でブレーブス勝利

    2018.5.9 15:30 Wednesday

    【ブレーブス1-0レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     今季最長の3連敗中だったブレーブスが、投打の若手選手の活躍で接戦を制し、連敗をストップさせた。前回登板で7回無失点の快投を見せた先発のショーン・ニューカムは、レイズ打線をわずか2安打に抑え、6回無失点の好投。「2番・レフト」で先発出場したロナルド・アクーニャJr.は3回表の第2打席で3号ソロを放ち、チーム唯一の得点を叩き出した。7回以降は4投手を繋いで1点のリードを守り抜き、1対0で辛勝。ブレーブスは連敗を3で止め、ナ・リーグ東部地区の首位をキープした。

     ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は2試合連続で好投したニューカムについて「自信を持ってピッチングをしている。全ての球種に対して自信を持っているね。だから不利なカウントになってもパニックにならないんだ」と評価。今季のニューカムは7先発で3勝1敗、防御率2.88、奪三振率10.62をマークしており、若きエースの誕生を予感させる活躍を続けている。先発のブレイク・スネルをはじめとするレイズ投手陣の前にわずか4安打に終わったブレーブス打線だが、そのなかでアクーニャJr.が貴重な決勝弾。「彼は打席に立てば、いつだって強い打球を打つことができるんだ。彼のような素晴らしい選手が打線に加わったのはありがたいよ」とニューカムは20歳の有望株の活躍を頼もしそうに見つめていた。

  • カナダ出身・パクストンがトロントでノーヒッター達成!

    2018.5.9 15:00 Wednesday

    【マリナーズ5-0ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     カナダ出身のジェームス・パクストン(マリナーズ)が母国で行われた5月9日のブルージェイズ戦で球団史上6度目となるノーヒッターを達成した。前回登板で16奪三振という圧巻のパフォーマンスを見せたパクストンは、前回登板と比べるとややおとなしめのピッチングだったものの、3回裏に2四球で招いたピンチを凌いだあとは全く危なげのないピッチングを展開。4回裏一死からジャスティン・スモークに四球を与えたあとは打者16人をパーフェクトに抑え、メジャーではショーン・マネイア(アスレチックス)とドジャースの継投ノーヒッターに次ぐ今季3度目のノーヒッターを完結させた。

     球場にいた誰もがノーヒッターの達成を確信したのは7回裏二死からケビン・ピラーが三塁ゴロに倒れたシーンだろう。三塁線を襲った打球を三塁手のカイル・シーガーが横っ飛びで好捕し、立ち上がるやいなやワンバウンドで一塁へストライク送球。あわや二塁打という打球をアウトに変え、パクストンのノーヒッターを後押しした見事なプレイだった。マリナーズでのノーヒッターはランディ・ジョンソン(1990年)、クリス・ボジオ(1993年)、フェリックス・ヘルナンデス(2012年:完全試合)、岩隈久志(2015年)に続いて球団史上5人目。2012年の継投ノーヒッターを含めると球団史上6度目の快挙である。また、カナダ出身の選手としては1945年にノーヒッターを達成したディック・ファウラー(アスレチックス)に次いで史上2人目の快挙となった。

  • ロイヤルズが初回4発10得点の猛攻で打撃戦を制す

    2018.5.9 14:30 Wednesday

    【ロイヤルズ15-7オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     ロイヤルズ打線が初回からオリオールズ先発のディラン・バンディに襲い掛かり、一死も取られず4本塁打を浴びせる猛攻で瞬く間にバンディをノックアウト。2番手のマイク・ライトJr.にも連打を浴びせたロイヤルズは初回だけで9安打を放ち、1イニング10得点をマークした。ロイヤルズは試合中盤にもマイク・ムスターカスの10号ツーランなどで5点を追加し、20安打と15得点はいずれも今季最多。先制弾を放ったホルヘ・ソレアーは3安打3打点、2本塁打を放ったムスターカスは3安打5打点、故障者リストからの復帰後、好調を維持しているアレックス・ゴードンは4安打3打点の活躍を見せ、打線の援護に恵まれたダニー・ダフィーは6回途中1失点の好投で今季初勝利をマークした。

     初回のロイヤルズの攻撃は圧巻だった。先頭のジョン・ジェイがヒットで出塁すると、ソレアー、ムスターカス、サルバドール・ペレスが三者連続本塁打を放って4得点。ルーカス・デューダとウィット・メリーフィールドが四球を選んだあと、ゴードンが3号スリーランを放ち、打者7人で7得点をあげてバンディを文字通り「瞬殺」した。2番手のライトJr.からも3安打で一死満塁のチャンスを作り、ムスターカスの2点タイムリーとペレスの犠牲フライで一挙10得点の超ビッグイニングが完成。初回4本塁打はメジャータイ記録であり、初回10得点は球団では12年ぶりのことだった。一方、オリオールズ先発のバンディは一死も取れずに4被弾でノックアウト。一死も取れず4本塁打を浴びたのはMLB史上初の屈辱となった。

  • 序盤の3点差を跳ね返したカブスが接戦を制し連勝

    2018.5.9 14:00 Wednesday

    【マーリンズ3-4カブス】@リグリー・フィールド

     ローテーション通りならば日本時間5月9日のカブスの先発はダルビッシュ有だったが、本人がDL入りしたために代わりとして台湾人右腕のツェン・ジェンホが今季初昇格、マーリンズ戦に臨んだ。しかし、初回から被弾するなど立ち上がり3失点と苦しんだが味方打線が援護し後半には逆転に成功して4対3で勝利した。

    序盤から3点を取られたカブスだったが、2回の攻撃で2死一・三塁から代打、デービッド・ボートのツーベースで2点を返す。その後のカブスは細かな継投でマーリンズ打線を寄せ付けない。一方のマーリンズ先発、ホゼ・ウーレイナは2回の失点後は5回までカブスに点を与えない。マーリンズは5回まで3対2とリードしていたが、6回に無死一・三塁からビクター・カラティーニの併殺崩れの間に同点とされると8回にはフィルダースチョイスで勝ち越しを許した。

     最終回はカブスの守護神、ブランドン・モローが締めて試合終了。序盤の劣勢を7人が登板する投手継投と打線がチャンスをモノにした結果が勝利につなががり、チームは連勝となった。一方のマーリンズは初回の3点を最後まで守り切ることができず連敗となった。

  • ノラが自己最多12奪三振 エース好投でフィリーズ快勝

    2018.5.9 12:30 Wednesday

    【ジャイアンツ2-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     リーグを代表する好投手へ成長を遂げつつあるアーロン・ノラ(フィリーズ)が日本時間5月9日のジャイアンツ戦で見事なピッチングを見せた。あらゆる球種を抜群の制球力で巧みに使い分け、7回109球を投げて奪った空振りは26度(自己最多)。四球を1つも与えなかった一方、自己最多となる12奪三振を記録し、7回1失点の好投を披露した。打線は3本のソロ本塁打などでノラを援護し、8回以降は3投手の継投でジャイアンツの反撃を凌ぎ、4対2で勝利。地区首位のブレーブスとの0.5ゲーム差をキープした。

     フィリーズは1点を先制された直後の2回裏にアーロン・アルテールの4号ソロで同点とし、3回裏にはホルヘ・アルファーロの4号ソロとオドゥベル・ヘレーラのタイムリーで2点を勝ち越し。6回裏にはカルロス・サンタナの2試合連発となる5号ソロが飛び出し、リードを3点に広げた。8回表に2番手のエドゥブレイ・ラモスが代打のパブロ・サンドバルに被弾して1点を返されたものの、ラモスからトミー・ハンター、ヘクター・ネリスと繋ぐリレーでリードを守り抜き、4対2で試合終了。フィリーズは今季20勝に到達し、ノラは5勝目、ネリスは7セーブ目をマークした。

  • 好調アダムスが7戦7発 ターナーはペトコ初戦初アーチ

    2018.5.8 18:30 Tuesday

    【ナショナルズ8-5パドレス】@ペトコ・パーク

     マット・アダムス(ナショナルズ)の勢いが止まらない。日本時間5月8日のパドレス戦に「4番・一塁」で先発出場したアダムスは、6回表にタイソン・ロスから9号ツーランを放つと、7回表にはマット・ストラームから試合を決める10号スリーラン。今月2度目となる1試合2本塁打の活躍で5打点を叩き出し、チームの勝利に大きく貢献した。対右腕用のプラトーン要員として起用されているアダムスは、左腕との対戦がほとんどなく、ストラームから放った一発が左腕からの今季初アーチ。5月に入ってからは7試合に出場して打率.400、7本塁打、13打点、OPS1.756と絶好調で、直近9試合で8勝と好調なチームを牽引する存在となっている。

     また、2014年のドラフトでパドレスから1巡目(全体13位)指名を受けながら、メジャー昇格前にレイズを絡めた三角トレードでナショナルズへ放出されたトレイ・ターナーは、この日がパドレスの本拠地ペトコ・パークでのデビュー戦。ペトコ・パークに詰めかけたパドレス・ファンの前で、初回の第1打席に挨拶代わりの3号先制ソロをセンター左へ叩き込んだ。ターナーはパドレスに対して通算で.346の高打率をマーク。パドレスはターナーをドラフト指名した2014年以降、毎年のように正遊撃手が変わり、レギュラーを固定できない状況が続いており、メジャーの舞台で着実に成長を続けるターナーの活躍を見て、球団首脳は何を思っただろうか。

  • アストロズ16得点で大勝 スプリンガーは1試合6安打

    2018.5.8 17:30 Tuesday

    【アストロズ16-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     スティーブン・ピスコッティ(アスレチックス)の母・グレッチェンが筋萎縮性側索硬化症で亡くなり、試合開始前に黙祷が捧げられたアストロズ対アスレチックスの一戦は、アストロズ打線がアスレチックス投手陣に容赦ない攻撃を浴びせ、20安打16得点の猛攻で大勝した。なかでもリードオフマンのジョージ・スプリンガーはプレイボール直後の2球目を弾き返した二塁打を皮切りに、8号スリーランを含む6打数6安打の大暴れ。アストロズの選手が1試合6安打を記録したのは1965年のジョー・モーガン以来2人目だが、モーガンは延長12回の試合で6安打を放っており、スプリンガーは9回で終了した試合で6安打を放った球団史上初の選手となった。

     試合後、スプリンガーは「なんて説明すればいいかわからないよ」と喜びを表現した。「1週間で6安打を打てるだけでも満足なのに、1試合で6本もヒットを打てるなんてね。正直に言って、本当に言葉が見つからないよ」とスプリンガー。試合開始前の時点で.264だった打率は、今日の試合を経て.292へ急上昇した。アストロズは6安打3打点のスプリンガー、3安打5打点のマーウィン・ゴンザレスを筆頭に先発全員安打となる20安打16得点の猛攻。先発のダラス・カイケルは今季のベストピッチングと言える8回1失点の好投を見せ、アスレチックスを投打で圧倒して16対2の大勝となった。

  • 4本塁打&エフリン好投のフィリーズが11得点で完勝

    2018.5.8 15:00 Tuesday

    【ジャイアンツ0-11フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     本拠地シチズンズバンク・パークにジャイアンツを迎えたフィリーズは、4連戦の初戦にザック・エフリンを送り込んだ。今季初登板初先発となった前回登板で6回1失点の好投を見せたエフリンは、この試合でも7回途中無失点の見事なピッチング。そのエフリンを打線もしっかり援護し、オドゥベル・ヘレーラの4号スリーランと5号ツーラン、セザー・ヘルナンデスの4号ツーラン、カルロス・サンタナの4号スリーランで6回までに大量10点のリードを奪った。打線の援護にも恵まれたエフリンは、昨年8月以来となる白星をマーク。フィリーズはエフリンからザック・カーティス、セランソニー・ドミンゲス、ヤクセル・リオスと繋ぎ、ジャイアンツ打線を6安打に封じて完封リレーを完成させた。

     エフリンは好投の要因として「下半身を上手く使い、打者に近いところでボールをリリースできるようになったこと」を挙げる。この点についてはゲーブ・キャプラー監督の見解も一致しており、「彼のストライド幅は本当に良くなった。打者から見ると、以前よりもボールに威力があるはずだよ」と語っている。下半身を上手く使えるようになったことは球速にも好影響を与えており、キャプラーは「以前は速球のスピードのバラツキが大きかった。でも今は91、92マイルから95、96マイルの間で安定するようになっている。これは大きなことだよ」と指摘する。これで今季は2試合に先発して防御率0.71、被打率.159。アーロン・ノラとジェイク・アリエタの両右腕が安定したパフォーマンスを続けているだけに、彼らに続く「三本目の柱」の出現は、フィリーズにとって極めて明るい材料と言えそうだ。

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