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  • ロッキーズ投手陣が好投 ソロ3本の3得点を守り抜く

    2018.5.2 15:30 Wednesday

    【ロッキーズ3-1カブス】@リグリー・フィールド

     6試合に先発して2勝4敗、防御率5.79という不本意な成績で4月を終えたジョン・グレイ(ロッキーズ)が、本来の力強いピッチングでチームを勝利に導いた。2点を先制してもらった直後の1回裏に、アンソニー・リゾーに先頭打者アーチを浴びたものの、その後はほとんどカブス打線を寄せ付けず、7回96球を投げて被安打3、奪三振6、与四球1、失点1の好投。バド・ブラック監督が「我々が期待している選手になるためのステップを着実に歩んでいる」と語ったように、グレイが完全復調を遂げ、真のエースへと飛躍を遂げる日もそう遠くはなさそうだ。

     ロッキーズは7回1失点の好投を見せたグレイを打線と救援陣がしっかりサポートした。1回表に1番のチャーリー・ブラックモンと2番のデービッド・ダールの連続本塁打で2点を先制し、4回表には3番のノーラン・アレナードがリードを2点に広げる貴重な一発。カブス先発のカイル・ヘンドリックスの前に4安打に封じられたものの、うち3本が本塁打という効率の良い攻撃でグレイに十分な援護点をプレゼントした。8回は防御率0点台のアダム・オッタビーノ、9回は守護神のウェイド・デービスがカブスの反撃を封じ、3対1で逃げ切り。連敗を3でストップさせたロッキーズは再び貯金生活(16勝15敗)に突入した。

  • 延長12回に二者連発 レンジャーズが延長戦を制す

    2018.5.2 14:00 Wednesday

    【レンジャーズ8-6インディアンス(延長12回)】@プログレッシブ・フィールド

     9回裏二死満塁の場面でマイケル・ブラントリー(インディアンス)に3号同点グランドスラムが飛び出し、延長戦に突入した日本時間5月2日のレンジャーズ対インディアンスの一戦は、本塁打で延長戦に突入した試合らしく、本塁打が勝敗を分ける結果となった。12回表、レンジャーズは一死走者なしからジョーイ・ギャロの9号ソロで勝ち越しに成功し、イサイアー・カイナーファレファが二者連続初球本塁打となる2号ソロを放って8対6。このリードを10回から登板したアレックス・クラウディオが3回無失点の好リリーフで守り抜き、レンジャーズが延長12回までもつれた熱戦を制した。

     現在のレンジャーズは内野のレギュラー3人(ルーグネッド・オドーア、エイドリアン・ベルトレイ、エルビス・アンドルース)が故障離脱し、代役としてドリュー・ロビンソン、カイナーファレファ、ジュリクソン・プロファーがスタメンに名を連ねる緊急事態となっている。決勝弾を放ったギャロは「誰が一塁、誰が二塁、誰が三塁を守るんだ?っていう感じだよ」とチームに苦しい現状を口にしたが、「代役の選手がチームに貢献している」というギャロの言葉通り、この試合ではプロファーが2安打3打点、カイナーファレファが4安打1打点の活躍を見せ、ロビンソンも1安打を放った。土壇場で追い付かれ、嫌な流れで延長戦に突入した試合をモノにしたことは、主力選手の代役として奮闘を続ける選手たちにとって大きな自信となったことだろう。

  • 延長10回 リベラが自身初のサヨナラタイムリー!

    2018.5.2 12:30 Wednesday

    【フィリーズ1-2xマーリンズ(延長10回)】@マーリンズ・パーク

     ザック・エフリン(フィリーズ)とジャーリン・ガルシア(マーリンズ)による緊迫した投手戦が展開された日本時間5月2日のフィリーズ対マーリンズの一戦は、明日に誕生日を控えた男の劇的な一打で決着した。1対1の同点で迎えた延長10回裏、マーリンズは一死からキャメロン・メイビンがセンターへの三塁打を放って出塁し、ミゲル・ロハスが敬遠されて一死一、三塁。ここで今季20打数2安打(打率.100)のヤディエル・リベラが外角高めの速球をセンターへ弾き返し、自身初のサヨナラ打でチームに今季最長の4連勝をもたらした。

     サヨナラ打を放ったリベラは「明日は僕の誕生日だから、とても良いプレゼントになったよ」と自身の一打を喜んだ。延長10回裏、一打サヨナラの場面で田澤純一の代打として出場し、見事なサヨナラタイムリー。「とても気分が良いよ。これが途中出場した僕の仕事だからね。ベンチにいる誰もが自分の仕事をする準備ができているんだ。今夜は僕がしっかり仕事をして、チームは勝つことができた」と控え選手としての仕事にプライドを覗かせる一幕もあった。エフリンとガルシアの両先発はともに6回1失点の好投。特にエフリンは昨年8月以来となるメジャーのマウンドで期待に応える見事なピッチングを見せた。なお、マーリンズの5番手として10回表に登板した田澤は、1安打と2四球で二死満塁のピンチを作ったものの、なんとか1イニングを無失点に抑え、今季初勝利をマークしている。

  • 1番・ハーパーが9号3ラン ナショナルズ12得点で大勝

    2018.5.2 12:00 Wednesday

    【パイレーツ4-12ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     日本時間5月2日のパイレーツ戦で、ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は不振に喘ぐブライス・ハーパーを2013年以来5年ぶりに1番打者として起用し、空いた3番には右腕に強いマット・アダムスを起用した。打線の活性化を狙ったマルティネスの狙いは見事に的中し、ハーパーは5回裏におよそ半月ぶりの一発となる9号スリーラン。アダムスは2打席連続本塁打を含む3安打3打点の活躍で、12対4の大勝に大きく貢献した。

     ハーパーをリードオフマンに据えたナショナルズ打線が、試合中盤に見事に機能した。2点リードの5回裏、ナショナルズはハーパーの9号スリーランとアダムスの5号ソロで4点を追加し、続く6回裏には先発のマックス・シャーザーのタイムリーを皮切りに4本のタイムリーを集中して一挙6得点。6回終了時点で12点をリードし、勝負の行方を決定付けた。大量援護をもらったシャーザーは7回途中までパイレーツ打線を3安打2得点に抑え、今季6勝目をマーク。パイレーツは先発のチャド・クールが4本塁打を浴びるなど5回途中6失点と試合を作れず、2番手のタイラー・グラスナウも1回6失点の大乱調で試合を壊してしまった。

  • ジャイアンツが大逆転 代打・ハンドリーがサヨナラ打

    2018.5.1 18:30 Tuesday

    【パドレス5-6xジャイアンツ】@AT&Tパーク

     ジャイアンツが2点ビハインドの9回裏にパドレスのクローザー、ブラッド・ハンドから3点を奪い、劇的な逆転サヨナラ勝利を収めた。試合に決着をつける逆転サヨナラタイムリーを放ったニック・ハンドリーは、9回裏の攻撃が始まった時点で自分がヒーローになる可能性があると感じていたという。「いろいろ計算してみたら二死満塁で出番が回ってくる可能性があることに気付いたんだ」とハンドリー。その言葉の通り、ハンドリーは1点差に迫ったあとの二死満塁の場面で投手の代打として登場し、二遊間を破る2点タイムリーを放って試合に決着をつけた。

     試合開始前の時点で防御率1.46のクローザーが登場し、ジャイアンツの勝利は絶望かと思われたが、ジャイアンツの選手たちは諦めていなかった。先頭のオースティン・スレイターが死球で出塁し、二者連続三振で追い込まれたものの、バスター・ポージーが四球を選んで二死一、二塁。ここでエバン・ロンゴリアがレフトへのタイムリーを放ち、1点差に迫った。さらにブランドン・ベルトが四球を選んで二死満塁とし、代打のハンドリーが逆転サヨナラタイムリー。グラウンド上にはジャイアンツの選手たちによる歓喜の輪が広がった。この劇的な勝利によりジャイアンツは今季の成績を15勝14敗とし、2016年シーズン終了時以来となる「貯金生活」に突入。この勢いを今後の戦いに生かしていきたいところだ。

  • ポロックの3本塁打はすべてソロ 価値ある貴重な3打点

    2018.5.1 18:30 Tuesday

    【ドジャース5-8ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     9カード連続勝ち越しと勢いに乗っているダイヤモンドバックスの打線を支えている1人といえばA.J.ポロックだ。現地時間で4月最後の試合となったドジャース戦では5打数3安打3打点と大活躍。これら3発すべてがソロという珍しい事例にもなった。

     3本すべてが価値ある一発だった。迎えた2回の第1打席、ドジャース先発、ロス・ストリップリングの4球目のツーシームを仕留めてチームに先制点をもたらす。そして5回の第2打席は1死から2番手、ブロック・スチュワートのスライダーを打ってチームのリードを広げる2打点目。そして8回の打席では7対5と2点差に詰め寄られた中でジョシュ・フィールズから試合を決める豪快な一発を記録した。中盤から後半にかけてドジャース打線の勢いが増してきた中での彼の一発はチームの10カード連続勝ち越しに向けて大きな力となったはずだ。

  • モートンがまたも好投 ヤンキースの9連勝がストップ

    2018.5.1 17:00 Tuesday

    【ヤンキース1-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     リーグ最多得点を誇り、9連勝中の1試合平均得点が7点を超えるなど、今メジャーリーグで最も勢いに乗っているヤンキースが、敵地に乗り込んでのアストロズ4連戦。昨季のリーグ優勝決定シリーズの再戦となった一戦はソニー・グレイ(ヤンキース)とチャーリー・モートン(アストロズ)の両先発でスタートした。グレイが6回2失点と試合を作ると、モートンも絶好調のヤンキース打線を7回まで無得点に封じる見事なピッチングを披露。モートンは8回表二死二塁の場面で降板し、後続がタイムリーを浴びたため自責点1が記録されたものの、8回途中まで102球を投げて被安打2、奪三振10、与四球2、失点1という好投で開幕から無傷の4連勝を飾り、ヤンキースの連勝を9でストップさせた。

     開幕30試合を20勝10敗という球団史上最高タイの好成績で終えたアストロズは、先発投手陣の活躍が目立っている。先発防御率は両リーグベストの2.44を誇り、188イニングで226奪三振を記録。その強力先発投手陣をエースのジャスティン・バーランダーとともに引っ張っているのがモートンであり、この試合での勝利により今季の成績は4勝0敗、防御率1.72(6先発)となった。8回表の一打同点のピンチは、クリス・デベンスキーが絶好調のディディ・グレゴリアスを空振り三振に仕留め、1点リードで迎えた9回表はクローザーのケン・ジャイルズが圧巻の三者連続三振。A.J.ヒンチ監督は「モートンはリーグ最高クラスのカーブと90マイル台の速球を投げる。このコンビネーションを攻略するのは難しいよね」とモートンの好投を称え、「デベンスキーはリーグで最も調子の良い打者を抑えてくれた。ジャイルズもしっかり仕事をしてくれたね」とリリーフ陣の頑張りを評価していた。

  • ファリアが8回無失点の快投 レイズが投手戦を制す

    2018.5.1 16:30 Tuesday

    【レイズ3-2タイガース】@コメリカ・パーク

     前日のレッドソックス戦に敗れ、連勝が8でストップしたレイズは今日から敵地でのタイガース3連戦を迎えた。その初戦はジェイク・ファリア(レイズ)とジョーダン・ジマーマン(タイガース)による緊迫した投手戦が繰り広げられ、試合は両軍スコアレスのまま9回に突入したが、9回表にレイズがC.J.クロンの7号ツーランとブラッド・ミラーの2号ソロで3点を先制。タイガースはその裏にビクトル・マルティネスのタイムリーで2点を返し、さらに二死満塁のチャンスを作ったものの、レイズがなんとかリードを守り抜き、3対2で勝利を収めた。

     打線の援護に恵まれないなか、8回無失点の好投を披露して今季2勝目をマークしたファリアは「僕は打線が必ず点を取ってくれると信じて疑わなかったよ」と打線への信頼を口にした。ファリアは112球で8イニングを投げ抜き、打線はファリアの信頼に応えるかのように9回表に3点を先制。好投したファリアに貴重な援護点をプレゼントした。ケビン・キャッシュ監督は「ファリアはとても集中していたね。試合序盤は速球中心のピッチングを印象付けて、そのおかげで変化球が生きていた。彼には今日のような素晴らしいピッチングをする素質があるんだよ」とファリアの好投を絶賛していた。

  • マーリンズ打線がアリエタをKO ストレイリー初登板

    2018.5.1 15:30 Tuesday

    【フィリーズ4-8マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     開幕前に先発2番手として期待されながら右前腕痛により故障者リスト入りしていたダン・ストレイリー(マーリンズ)が、4月最終日にしてようやく今季初登板初先発。変化球のコマンドが今一つで、2本のツーランを浴びて4回4失点に終わったものの、ドン・マティングリー監督は「今日は彼にとっての開幕戦だからね。再び準備して、次回以降はより良いピッチングを見せてくれることを期待しているよ」と不甲斐ないピッチングを責めることはしなかった。一方の打線はフィリーズ先発のジェイク・アリエタを攻略し、今季無敗の右腕を4回途中6失点でノックアウト。7回裏にも2点を追加し、最終的には8対4で勝利を収めた。

     攻守両面でチームの勝利に大きく貢献したのが「5番・ライト」で先発出場したブライアン・アンダーソンだ。3回裏に勝ち越しの2点タイムリー、7回裏にダメ押しの2号ツーランを放つなど、打撃面では3安打4打点の大活躍。慣れないライトの守備では7回表一死満塁のピンチでライト前への浅いフライをダイビングキャッチし、チームをピンチから救った。また、3番打者のスターリン・カストロも4回裏にリードを2点に広げるタイムリー二塁打を放つなど、全打席で出塁し、3安打1打点をマーク。打線は先発出場した野手8人全員がヒットを放ち、13安打8得点の攻撃で今季初登板のストレイリーをサポートした。

  • 剛腕・ヘイダーが史上初の8奪三振8アウトセーブ!

    2018.5.1 15:00 Tuesday

    【ブリュワーズ6-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     驚異的な三振奪取能力を武器に、メジャー有数の剛球リリーバーとして存在感を増しているジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)が、日本時間5月1日に行われたレッズ戦で衝撃的なピッチングを披露した。1点リードの7回裏一死から登板したヘイダーは試合終了までに9人の打者と対戦し、四球を1つ与えたものの、残りの8人全員から三振を奪い、2回2/3を投げて8奪三振・無失点の快投。1試合で8アウト以上を記録した投手が全てのアウトを奪三振で記録したのは、メジャー史上初の快挙だった。

     ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督はヘイダーのピッチングについて「あんなパフォーマンスは今までに見たことがないよ」と語ったが、史上初の快挙なのだから見たことがないのは当然だ。7回裏はジョーイ・ボットーとスコット・シェブラーから空振り三振を奪い、8回裏はエウヘニオ・スアレスをファウルチップで三振に仕留め、タッカー・バーンハートに四球を与えたものの、アレックス・ブランディーノはファウルチップで三振、代打のアダム・デュバルは空振り三振。9回裏はビリー・ハミルトンがセーフティバント失敗で三振となり、ジェシー・ウィンカーとホゼ・ペラザを二者連続で空振り三振に仕留めて試合終了となった。「休養十分だったから身体の調子は良かった」と今日の登板を振り返ったヘイダー。現時点で奪三振率は19.50という驚異的な数字となっているが、首脳陣が登板間隔を上手くコントロールできれば、球史に残るとんでもない成績を残す可能性もありそうだ。

  • Rソックス今季6本目の満塁弾 96年エクスポズに並ぶ

    2018.5.1 14:30 Tuesday

    【ロイヤルズ6-10レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     昨季1本も満塁本塁打を打てなかったレッドソックスに、早くも今季6本目の満塁本塁打が飛び出した。レッドソックスは2点ビハインドの3回裏、ミッチ・モアランドが押し出し四球を選んで1点差とし、打席にはザンダー・ボガーツ。ここでボガーツはカウント3-2からの8球目、内角高めへの速球を見事に捉え、レフトスタンドへ3号逆転グランドスラムを叩き込んだ。4月末までに6本の満塁本塁打を放ったのはメジャー史上2球団目の快挙。1996年のエクスポズに並ぶメジャー最多タイ記録となった。

     3回裏二死二、三塁からJ.D.マルティネスとモアランドが二者連続で四球を選び、ボガーツは「相手投手はすでに二人を歩かせていたから、僕を歩かせたくないだろうと思ったんだ」とストライクゾーンに来るボールに狙いを定めていた。「ボールをよく選び、打つべき球を待つことができた」とボガーツが語ったように、高めに浮いたボールを捉えると、打球は大きな放物線を描いて逆転満塁弾に。ボガーツが一振りで試合をひっくり返した。最終的には13安打を放ったレッドソックスが10対6で勝利。ボガーツは「僕たちは走者がいるとき、特に満塁のときに打者有利のカウントを作って良いスイングをすることができている」と満塁本塁打が次々に飛び出す現状を分析していた。

  • ロアーク7回2失点 ナショナルズが1点差の接戦を制す

    2018.5.1 14:00 Tuesday

    【パイレーツ2-3ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     カージナルス3連戦をスイープして5連勝中と勢いに乗るパイレーツを本拠地に迎えたナショナルズは、先発のタナー・ロアークが7回2失点の力投を見せ、バットでも4回裏にリードを2点に広げるタイムリーを放つ活躍。1点のリードをロアークからライアン・マドソン、ブランドン・キンツラーというリレーで守り抜き、パイレーツの連勝を5でストップさせるとともに、2連勝を飾った。パイレーツは先発のジェイムソン・タイオンが6回3失点と試合を作り、5回表には自らタイムリー二塁打を放ったものの、打線が6安打2得点に封じられ、タイオンを援護することができなかった。

     今季のナショナルズは開幕から接戦が多く、リリーフ投手の登板過多が目立っている。この日は3連投中だったクローザーのショーン・ドゥーリトルを起用できず、代わりにこの日が3連投目となるキンツラーを抑えとして起用。先発のロアークは球数が100球を超え、デーブ・マルティネス監督がマウンドへ歩いてきた際、「(ブルペンの負担を減らすために)継投に入ってほしくなかった」と続投を志願し、105球で7イニングを投げ抜いた。この日の勝利により今季13勝16敗で4月を終えたナショナルズだが、昨季は5月1日時点で負け越していたチームは1つもポストシーズンへ進めなかった。地区優勝の絶対的本命と見られながら苦戦が続くナショナルズがここから巻き返してポストシーズンへ駒を進めることができるのか、注目したい。

  • 三塁打のブライアントが決勝ホームイン カブス接戦制す

    2018.5.1 12:30 Tuesday

    【ロッキーズ2-3カブス】@リグリー・フィールド

     日本時間4月23日のロッキーズ戦で頭部に死球を受けたあと、4試合を欠場したクリス・ブライアント(カブス)は、日本時間4月29日のブリュワーズ戦で戦列に復帰。ところが、復帰後は9打数連続ノーヒットに終わっていた。しかし、日本時間5月1日のロッキーズ戦、6回裏の先頭打者として迎えた第3打席で放った復帰後初安打となる左翼フェンス直撃の三塁打が、チームを勝利に導く大きな一打となった。ブライアントは次打者アンソニー・リゾーの内野ゴロの間に生還し、これが決勝点に。カブス2番手のルーク・ファレルは1回1/3を無失点に抑え、記念すべきメジャー初勝利をマークした。

     カイル・フリーランド(ロッキーズ:7回3失点)とジョン・レスター(カブス:6回途中2失点)の両先発が好投し、ロースコアの接戦となったこの試合。カブスが2回裏にアディソン・ラッセルのタイムリーで先制し、5回表にロッキーズがチャーリー・ブラックモンとノーラン・アレナードのタイムリーで逆転に成功したものの、直後の5回裏にカブスがアルバート・アルモーラJr.のタイムリーで追い付き、2対2の同点で6回裏を迎えた。カブスは先頭のブライアントが三塁打を放ってチャンスを作り、続くリゾーが内野ゴロでブライアントをホームに迎え入れて勝ち越しに成功。このリードをファレルからペドロ・ストロップ、ブライアン・ダンシング、スティーブ・シーシェックと繋いで守り抜いた。なお、9回表一死から登板して試合を締めくくったシーシェックには今季初セーブが記録されている。

  • 第5週のMVPにグレゴリアスとボットーが選出!

    2018.5.1 11:00 Tuesday

     日本時間5月1日、2018年レギュラーシーズン第5週(現地時間4月23日~4月29日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはディディ・グレゴリアス(ヤンキース)、ナショナル・リーグはジョーイ・ボットー(レッズ)が選出された。

     グレゴリアスは打率.357、4本塁打、10打点、出塁率.419、長打率.821、OPS1.241の好成績をマーク。メジャー7年目にして初の週間MVP選出となった。グレゴリアスは現時点で両リーグ最高の10本塁打、30打点、長打率.766をマークしており、「正直に言って、今までで最高の月の一つだと思う」と好調を実感している。昨季までのシーズン四球数は2013年の37四球が最多だったが、今季は早くも18四球。アプローチの面でも急成長を遂げ、4割を大きく超える高い出塁率をマークしており、穴のない強打者へと進化を遂げている。

     ボットーは4試合連続本塁打を記録し、打率.360、4本塁打、8打点、出塁率.543、長打率.880、OPS1.423の好成績をマーク。昨年7月以来、自身4度目の週間MVP受賞となった。打率が2割5分に届かないなど、スロースタートとなった今季のボットーだが、4月の最終週に入って本領を発揮。半月前に3割にすら届かなかった出塁率は4割目前まで上昇しており、メジャー有数の「出塁マシン」に相応しい数字が並ぶようになりつつある。3年連続でリーグ3位以内のOPSをマークしている強打者であり、今後もスロースタートを挽回する活躍が期待できそうだ。

  • 開幕第5週の最優秀ブルペンにマリナーズが選出!

    2018.5.1 10:30 Tuesday

     日本時間4月30日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第5週(対象期間は現地時間4月23日~4月29日)の最優秀ブルペンにマリナーズを選出した。期間中の7試合で5勝2敗をマークし、今季の成績を16勝11敗としたマリナーズ。その戦いを支えたのが安定感抜群の救援陣であり、期間中は合計22回2/3を投げて防御率2.38、28奪三振をマークした。

     最優秀ブルペンを算出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従って加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     開幕第5週のマリナーズ救援陣は105.5ポイントを記録。クローザーのエドウィン・ディアスは4イニングを無失点に抑えて4セーブを挙げ、今季の防御率を0.63へ向上させた。ディアスに繋ぐセットアッパーを担うフアン・ニカシオも4イニングを投げて無失点。左腕のジェームス・パゾスも2回2/3を無失点に抑えた。なお、獲得ポイント数の2位はダイヤモンドバックス(98ポイント)、3位はヤンキース(87.5ポイント)だった。

  • パイレーツ・キンガムが7回無失点と最高のデビュー

    2018.4.30 12:00 Monday

    【カージナルス0-5パイレーツ】@PNCパーク

     ナ・リーグ中地区の首位に立つパイレーツに脅威の新人が現れた。日本時間4月30日に行われたカージナルス戦で先発したのはこの日、記念すべきメジャーデビューを果たしたニック・キンガム。26歳と遅咲きの右腕が7回1安打無失点と多くのファンに強烈な印象を残す快投を披露した。

     キンガムは2010年のドラフト会議でパイレーツから4巡目指名(全体117番目)を受けた選手でマイナーでは主に先発投手として実績を積んできた。昨年は1A+と3A合計で10勝6敗 防御率3.95の成績を残した。そして今季は3Aで4試合に先発し2勝1敗 防御率1.59と結果を出している

     キンガムは初回のカージナルス打線を3者凡退に抑えると続く2回には3者連続三振を記録。その後もツーシームやスライダー、カーブなどを駆使して相手打線を6回までパーフェクトに抑える。初登板初勝利で完全試合の期待もされたが、その夢はポール・デヨングのヒットで破れてしまう。それでも後続を抑えて降板するときには1安打無失点、9奪三振と完璧のデビューとなっていた。パイレーツ打線もエリアス・ディアスやコリン・モランのタイムリーなどで4得点を挙げ、後半にもさらに1点を取り5対0と完勝した。

  • ジャイアンツ・サンドバルが予想外のメジャー初登板

    2018.4.29 17:30 Sunday

    【ドジャース15-6ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     ナ・リーグ西地区のライバル同士であるジャイアンツとドジャース。AT&Tパークで行われた試合で最終回のジャイアンツのマウンドには意外すぎる人物が立っていた。それは「パンダ」ことパブロ・サンドバルだった。

     試合はドジャースが序盤から8得点と打線が機能しジャイアンツを圧倒する。対するジャイアンツも後半に4得点を挙げるも最終回を迎えるときには6対15と大敗目前となっていた。そしてブルース・ボウチー監督はこの日は「5番・三塁」で出場していたサンドバルをマウンドにあげることを決断。そしてマックス・マンシー、ヤスマニ・グランダル、そしてクリス・テイラーをカーブとチェンジアップを駆使して3者凡退に抑えメジャー初登板を最高の形で終えた。これにはドジャースの守護神、ケンリー・ジャンセンも苦笑いだった。

  • 大谷がセベリーノから値千金の第4号本塁打

    2018.4.28 19:00 Saturday

    【ヤンキース4-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     二刀流選手としてメジャーで日々を過ごしているエンゼルス・大谷翔平。打者として出場すれば必ずヒットを打ってくれるのではないか、という期待感があり多くのファンが彼の全打席を楽しみにしている。日本時間4月28日に行われたヤンキース戦もチームに先制点をもたらす貴重な一発を放った。

     この日は「5番・DH」としてスタメン出場した大谷。今回はエース、ルイス・セベリーノとの対戦となり迎えた2回の第1打席ではカウント1-1からの3球目、97マイルのフォーシームを捉えるとその打球はライトスタンドへと消えた。これで今季第4号本塁打となり球界を代表する投手から貴重の一発を記録した。しかし、第2打席でセカンドゴロに倒れた際に左足首を痛めてしまい、途中交代。明日は田中将大との日本人対決が実現する可能性があり、痛みは軽いとのことだが出場できるかどうかはまだ不透明な状態だ。

  • ホワイトソックスが5本塁打で全得点を叩き出し勝利

    2018.4.27 17:00 Friday

    【ホワイトソックス6-3ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     ロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムは本塁打が出にくい球場として知られているが、どうやら今季のホワイトソックス、そしてマット・デービッドソンにはあまり関係ないようだ。日本時間4月27日にカウフマン・スタジアムで行われたロイヤルズ戦で、ホワイトソックスはデービッドソンの2本を含む5本塁打で6得点を叩き出し、6対3で勝利。今季6勝16敗のホワイトソックスは、カウフマン・スタジアムでの試合に限れば3戦全勝で、なんと3試合で12本塁打を放っている。「本塁打ラッシュを見るのはとても楽しいね」と語ったルーカス・ジオリトは6回途中2失点の力投で、今季5先発目にしてようやく今季初勝利をマークした。

     球団史上4人目となるヨアン・モンカダの2試合連続先頭打者本塁打が花火大会の幕開けだった。4回表にウェリントン・カスティーヨとデービッドソンのソロで2点を追加し、ホルヘ・ソレアーの2号ツーランで1点差に迫られた直後の5回表にはトレイス・トンプソンが2号ソロ。6回表にはデービッドソンがこの試合2本目となる7号ツーランを放ち、リードを4点に広げた。デービッドソンは開幕戦で3本塁打を放っており、今季の7本塁打のうち、実に5本がカウフマン・スタジアムで打ったもの。「僕は自分のスイングを信じている。しっかりボールを捉えることができれば、どんな球場でもホームランを打てるんだよ」という自信がカウフマン・スタジアムでの活躍に繋がっているようだ。

  • 2人の「カイル」が活躍 ブリュワーズの連勝を止める

    2018.4.27 16:00 Friday

    【ブリュワーズ0-1カブス】@リグリー・フィールド

     カブスは2人の「カイル」の活躍でブリュワーズの連勝を8でストップさせた。先発のカイル・ヘンドリックスが7回94球を投げて被安打4、奪三振5、無四球、無失点と安定感抜群のピッチングを披露し、6回裏にカイル・シュワーバーが7号先制ソロ。カブスはほとんどチャンスを作れず、追加点を奪うことはできなかったものの、ヘンドリックスからカール・エドワーズJr.、ブランドン・モローと繋ぐ必勝リレーでこのリードを守り抜き、投手戦を制した。ブリュワーズは先発のチェイス・アンダーソンが7回1失点と好投したものの、カブス投手陣の前に打線が沈黙。連勝を伸ばすことはできなかった。

     勝利したカブスのジョー・マドン監督は「緊張感のある良い試合だったね」と今日の試合を振り返った。両軍ともエラーはなく、四球もアンダーソンがアルバート・アルモーラJr.に与えた1つだけ。両軍ともミスはほとんどなく、レベルの高い投手戦が繰り広げられた。ブリュワーズの連勝を止めたヘンドリックスは「良いボールを投げようと集中した結果だよ。今日は1球1球に集中することができた」と自身の好投を自画自賛。抜群の制球力と得意のチェンジアップが冴えわたり、最優秀防御率のタイトルを獲得した2016年を思い起こさせるような圧巻のピッチングだった。

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