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  • エンゼルス・プーホルスの2ランでチームは連敗を「4」で止める

    2018.4.22 16:00 Sunday

    【ジャイアンツ3-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     日本時間4月21日時点で4連敗と自慢の打線に元気がないエンゼルス。また、先発陣が長いイニングを投げることができずにリリーフ陣に負担がかかっていることもその原因だろう。連敗から脱出したいチームとしてはこれ以上、負ける訳にはいかない。本拠地、エンゼル・スタジアムで行われたジャイアンツとの第2戦では大記録を目指す主砲の一発が決勝点となった。

     エンゼルスの先発は開幕投手も務めたゲリット・リチャーズ、一方のジャイアンツはここまで未だ勝ち星がないデレク・ホランド。先にマウンドに立ったリチャーズは自慢の変化球を武器にジャイアンツ打線を3者凡退に抑えるとホランドはマイク・トラウトにツーベースを浴びるも後続を抑えて両投手とも上々の立ち上がりとなった。試合は2回表、振り逃げで出塁したパブロ・サンドバルを二塁に置いてブランドン・ベルトが2ランを放ち、ジャイアンツが2点を先制した。エンゼルスもジェフリー・マーティとトラウトの一発により2対2の同点とし、序盤から両軍とも点の取り合いとなっていた。

     試合はしばらくこう着状態となるものの、6回裏、3000安打まであと「9」に迫っているアルバート・プーホルスが1死一塁から値千金の勝ち越し2ランを放ち4対2となった。3被弾したホランドはこの回を投げ切り降板、6回5安打4失点とイニングは投げたが乏しい結果となった。一方で主砲の一発により勝利投手の権利が飛び込んだリチャーズは6回5安打2失点、11奪三振の好投でマウンドを降りた。

     このままでは終われないジャイアンツは8回表に2死一塁からエンゼルスの4番手、ブレイク・ウッドからサンドバルがタイムリーツーベースを打って1点を返した。最終回にも先頭打者のマック・ウィリアムソンが出塁するも後が続かず反撃はここまでとなった。プーホルスの一発が決勝点となったエンゼルスは連敗を「4」でストップさせ、首位・アストロズを0.5差で追う。今回は大谷翔平の出場機会はなかったものの、チームが再び上昇するためには必要不可欠な存在だ。

  • ロッキーズ・アンダーソンが5度目の先発で今季初勝利

    2018.4.22 15:00 Sunday

    【カブス2-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     カブスとロッキーズによる3連戦の第1戦はカブスが16対5で快勝した。そして迎えた日本時間4月22日の第2戦にはダルビッシュ有とタイラー・アンダーソンの両先発が登場。共に今季初勝利をかけた同士の対決は5度目の先発となったアンダーソンに軍配が上がった。

     先にマウンドに立ったアンダーソンだったが、昨日、共に6打数4安打と大活躍したアルバート・アルモーラJr.とハビアー・バイエズの1、2番コンビに連続ヒットを浴びていきなりのピンチとなった。その後、2死二・三塁となりウィルソン・コントレラスがレフト方向に打った打球は当初、本塁打と判定されるもツーベースに変更となった。アンダーソンはこれによりいきなりの2失点スタートとなった。

     一方でこちらもカブス移籍後の初勝利が欲しいダルビッシュ。アンダーソンとは違い、ロッキーズ打線を3者凡退に抑える対照的な立ち上がりとなった。その後はアンダーソンも立ち直り、両者ともに4回までは無失点投球を続ける。再び試合が動いたのは5回、ロッキーズ打線がダルビッシュに襲いかかった。2つの四球で2死一・二塁とするとDJレメイヒューとヘラルド・パーラに連続タイムリーを打たれて瞬く間に3失点、その後も不安定な投球で四球とタイムリーによりこの回だけで5失点と大きく崩れて途中降板となった。ダルビッシュは5回途中5安打5失点、4与四球と制球にも苦しんだ。

     一挙5得点と逆転してもらったアンダーソンは6回まで投げ切り6安打2失点と先発としての役割を果たしてマウンドを降りた。彼の降板後はジェイク・マギー、アダム・オッタビーノ、ウェイド・デービスと勝利の方程式で繋いでそのまま5対2で試合を決めた。一方で前日に16得点したカブス打線の面影はなく、ロッキーズのリリーフ陣からは1本もヒットを打つことができなかった。2試合連続で5回までもたなかったダルビッシュは自身2連敗となり、試練が続いている。

  • シャーザーがカーショウとのエース対決を制し今季4勝目

    2018.4.21 15:00 Saturday

    【ナショナルズ5-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     全米だけではなく、日本でも大きな注目となっていたナショナルズ、マックス・シャーザーとドジャース、クレイトン・カーショウによるエース同士の投げ合いに決着がついた。結果はシャーザーが6回1失点とドジャース打線を封じて今季4勝目を挙げ、カーショウに投げ勝った。

     先にマウンドに立ったのはカーショウ。ここまで4試合でわずか1勝と勝ちに恵まない状況が続いている。初回は先頭打者のトレイ・ターナーにツーベースを浴びていきなりのピンチを迎えると1死三塁からブライス・ハーパーにタイムリーを打たれて1点を失う。その後も自らの暴投からさらに苦難が続き、ライアン・ジマーマンにもツーベースを浴びて初回2失点という立ち上がりとなった。一方のシャーザーもクリス・テイラーにスリーベースを打たれ無死三塁のピンチとなる。続くコリー・シーガーには死球を与えてしまい走者を溜めるものの、後続を無安打に抑えてこちらは無失点スタートとなった。

     初回の投球を終えた2人は4回終了までお互いに無失点投球を続けるものの、試合が再び動いたのは5回表のナショナルズの攻撃だった。この回の先頭打者、マイケル・テイラーがツーベースを放つと1死から投手のシャーザー自身もヒットを記録しチャンスを広げ、続くターナーにタイムリーが飛び出して3対0とさらにリードした。その後、6回にも得点したナショナルズはカーショウに対して4得点と攻め立てた。ナショナルズ打線につかまったカーショウは9安打4失点も7回まで投げ切り味方の反撃を待った。

     そのドジャース打線に反撃させなかったのはシャーザー自身だった。6回裏に2死から走者を許し一・三塁の場面からヤシエル・プイーグにタイムリーを打たれるもこの日の失点はこの時の1点のみで6回を最後にマウンドを降りる際には相手打線を4安打9奪三振に抑え、的を絞らせなかった。シャーザー降板後は1点こそ取られたものの、リリーフ陣が踏ん張りをみせて終わってみれば5対2で勝利した。エース対決に勝利したシャーザーはこれで今季4勝目、一方のカーショウは3敗目を喫した。

  • カブスが中盤に一挙7得点の猛攻でロッキーズに大勝

    2018.4.21 14:00 Saturday

    【カブス16-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     日本時間4月20日時点で8勝8敗の地区4位と出遅れているカブス。今回はロッキーズの本拠地、クアーズ・フィールドに乗り込んで連勝を狙う。初戦の先発はカイル・ヘンドリックス、一方のロッキーズはジョン・グレイと実績ある投手同士の投げ合いは序盤から試合が動いた。

     先にマウンドにあがったグレイは初回、先頭打者のアルバート・アルモーラJr.にヒットを打たれると続くハビアー・バイエズにスライダーを右中間スタンドへ運ばれ2失点するという不安定な立ち上がり。一方でヘンドリックスも1死二塁からチャーリー・ブラックモンにタイムリー、ノーラン・アレナードに一発を浴びて3失点と両先発同士が苦しんだ初回の投球となった。

     3回に3対3の同点に追いついたカブスは5回に相手の失策などで2点を勝ち越すと続く6回には試合を決める猛攻を仕掛けた。相手先発、グレイに対して先頭打者のアディソン・ラッセルがヒットで出塁するとジェイソン・ヘイワードがレフトへのスリーベースを放ち、6対3とリードを広げたところでグレイが降板、彼に代わって登場したブライアン・ショウに対してもカブス打線の勢いは止まらない。代打、トミー・ラステラの四球で無死一・三塁とするとアルモーラのタイムリーでさらに1点追加。相手の暴投もありさらにチャンスを広げると2死二・三塁からカイル・シュワーバーに3ランが飛び出すなどこの回で一挙7得点、スコアは12対3となっていた。

     その後も得点を重ねたカブスは終わってみれば18安打16得点で打線爆発、特にアルモーラJr.とバイエズの1、2番コンビは揃って6打数4安打の大活躍で大勝の原動力となり、先発のヘンドリックスも5回5安打3失点と最低限の投球で今季初勝利を挙げた。一方でロッキーズは打者有利の球場で11安打と粘りはしたものの5得点に終わり、先発のグレイもピンチを脱する場面があったが5回8安打7失点と崩れた。

  • レッドソックスがエンゼルスをスイープしチームは7連勝

    2018.4.20 17:00 Friday

    【レッドソックス 8-2 エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     ア・リーグ東・西地区首位同士の決戦が繰り広げられているレッドソックス対エンゼルス。ここまでの2連戦はレッドソックスが全勝。一矢報いたいエンゼルスは先発マウンドに前回登板で初勝利を挙げたニック・トロピアーノを送り、大谷翔平は「6番・DH」で出場した。

     トロピアーノの立ち上がりは試合開始直後、ムーキー・ベッツに先頭打者弾を浴びるスタートとなったものの、後続を抑えて1失点で初回の投球を終えた。一方でレッドソックスの先発は左腕のエドゥアルド・ロドリゲス。打撃自慢のエンゼルスはロドリゲスのフォーシームを打つことができず3者凡退で初回の攻撃を終えるものの、続く2回にはザック・コザートのタイムリーで1対1の同点に追いついた。

     同点に追いついてもらったトロピアーノは失点を防ぎたかったところだが、4回にJ.D.マルティネスのツーベースなどで2点を失うと、6回にはアンドリュー・ベンテンディに一発、ラファエル・デバースにタイムリーを浴びるなど6回途中7安打5失点と精彩を欠いた。先発陣に不安が残るエンゼルスはその後も細かな継投で5人の投手が登板するも終わってみれば8失点、打線も序盤に同点に追いついた後はクリス・ヤングの本塁打で1点を追加することがやっとだった。また、大谷はスタメン出場で初めてとなる無安打に終わっている。

     一方のレッドソックスは今シリーズ連勝中の勢いそのままに14安打8得点と打線が機能、先発のロドリゲスもエンゼルス打線をわずか3安打に抑えて役割を十分に果たした。注目の大谷との対戦では2つの三振を含む3打数無安打と完璧に封じ込み、今シリーズ3連勝とチームの7連勝に貢献。これでレッドソックスは18試合で16勝2敗となり1987年以降、メジャー新記録となる開幕スタートとなった。

  • バランスの取れた攻撃でカブスが勝利 カージナルス連勝ストップ

    2018.4.20 11:30 Friday

    【カージナルス5-8カブス】@リグリー・フィールド

     5連勝と勢いに乗るカージナルスをカブスが本拠地リグリー・フィールドで迎え撃った一戦は、カブス打線が先発全員安打となる14安打の猛攻で5回までに8点を奪い、カージナルスの反撃を5点にとどめて勝利。同地区ライバルを相手に今季初勝利をマークし、今季の初対戦カードを1勝1敗で終えるとともに、カージナルスの連勝を5でストップさせた。先発のジョン・レスターは初回にウィルソン・コントレラスのエラーと自身の暴投が重なって先制を許したものの、その後は安定したピッチングで6回2安打1失点(自責点0)。打線の援護にも恵まれ、今季2勝目(0敗)をマークした。

     「各打者が良いアプローチで良い打席を過ごしてくれた」とジョー・マドン監督が振り返ったように、カブス打線が見事に機能した一戦だった。先制を許した直後の1回裏、一死からハビアー・バイエズが三塁打でチャンスを作り、クリス・ブライアントのタイムリーで同点。二死一、二塁となり、カイル・シュワーバーのタイムリーで勝ち越しに成功した。2回裏には5安打に犠打、犠飛、死球を絡めて一挙4得点。5回裏に飛び出したジェイソン・ヘイワードの2号ツーランがトドメの一撃となった。

     立ち上がりに少しバタバタしたレスターだったが、「2回に4点を取ってもらったのが大きかった」と2回までに6点の援護をもらったことで落ち着きを取り戻し、5回表一死からジェッド・ジョーコにヒットを許すまで無安打投球を継続。6回96球を投げて被安打2、奪三振7、失点1(自責点0)と先発の役割をしっかり果たし、「あれだけのリードがあれば気持ちは楽になるよ」と打線の援護に感謝した。

     カブスはこの1勝で勝率5割に復帰。カージナルスは5連勝がストップし、貯金が2に減った(10勝8敗)。今季初対戦カードは1勝1敗で痛み分け。今季もこの両球団は良きライバルとして数々の熱戦を繰り広げてくれそうだ。

  • 3勝15敗のレッズ プライス監督とジェンキンス投手コーチを解任

    2018.4.20 10:30 Friday

     開幕18試合で3勝15敗に終わり、2勝16敗の1931年以来87年ぶりとなる低迷を続けているレッズは、2014年から4年強にわたってチームの指揮を執ってきたブライアン・プライス監督とマック・ジェンキンス投手コーチを解任することを決断した。

     日本時間4月20日、ディック・ウィリアムスGMはチームがミルウォーキーからセントルイスへの移動を終えたあと、プライスとジェンキンスにチームが新しい方向へ向かう決断をしたことを伝えた。再建期から再びポストシーズン進出を狙えるチーム作りを進めていくなかで、投手力、攻撃力、守備力のいずれもが求めていた水準に達せず、直近11試合で1勝10敗と黒星だけが積み重なっていく状況。ウィリアムスは変化が必要だと判断したようだ。

     次の監督が決まるまでの間はベンチコーチのジム・リグルマンが暫定監督として指揮を執る。リグルマンはパドレス、カブス、マリナーズ、ナショナルズの4球団で監督を務めた経験があり、監督通算662勝をマーク。1998年には90勝73敗でワイルドカードを獲得し、カブスをポストシーズンへ導いている。また、AA級で投手コーチを務めているダニー・ダーウィンと、AAA級で監督を務めているパット・ケリーが暫定的にコーチング・スタッフに加わるという。

     ウィリアムスは「誰もブライアン(・プライス監督)とマック(・ジェンキンス投手コーチ)をスケープゴートにするつもりはない。これは組織全体の問題であり、今回の決断は正しい方向へ向かうための最初のステップなんだ」と語っており、プライスとジェンキンスに低迷の全責任を負わせることを明確に否定。正捕手のタッカー・バーンハートも「クラブハウスにいる全員がより良くプレイしないといけない」と監督・コーチのみならず、チーム全員に責任があることを認めている。

     「まだ18試合しか終わっていない。シーズンはこれからだよ」とバーンハート。ウィリアムスが見つけてくるであろう次期監督は、球団史に残る低迷を続けるチームを立て直し、正しい方向へ導くことができるだろうか。

  • ドジャース・前田が4失点も粘投でパドレスをスイープ

    2018.4.19 16:30 Thursday

     【ドジャース 13-4 パドレス】@ペトコ・パーク

     日本時間4月18日時点で3連勝中のドジャースは敵地、ペトコ・パークでパドレスとの試合に臨んだ。さらに連勝を伸ばすため先発マウンドを託されたのは前田健太だった。この球場はメジャー初勝利と本塁打を同時に達成している思い出の地であり、迎えた今回は苦しむ場面はあれど粘りの投球でチームを勝利に導いた。

     前回登板のダイヤモンドバックス戦では制球に苦しみ3回途中5失点と苦しんでいた前田にとってこのパドレス戦は挽回したい試合でもあった。打線に3点の援護点をもらって上がった初回は2者連続三振を含む3者凡退と好スタートを切った。しかし、続く2回は1死満塁のピンチを迎えるとオ―スティン・ヘッジスに四球を与えて押し出し、続く投手のルイス・ペルドモの犠牲フライでこの回に2点を失った。

     打線は前田が点数を取られてもさらに得点を続ける。3回の攻撃では先頭打者のコディ・ベリンジャーのツーベースで出塁をきっかけに3連打で3得点すると打席に立った初スタメンの左打者、マックス・マンシーがペルドモから2ランを放ってこの回だけで5得点と前田に9点をプレゼントした。強力援護をもらった前田はその裏の投球で再び2点を失ったが6回途中まで106球を投げ、8安打4失点も10個の三振を奪う粘投でリリーフ陣に後を託した。打線はその後も攻撃の勢いを緩めず13得点とパドレスを圧倒し、今シリーズ3連勝(スイープ)とした。

     一方のパドレスは7回に3番手として牧田和久が登板。キケ・ヘルナンデスにヒットを浴びるもドジャース打線を無失点に抑えた。前田から4点を取った打線もリリーフ陣を打ち込めず、逆に牧田降板後の投手陣が打たれる形で終わってみれば4対13の大敗となってしまった。

  • バティースタがブレーブス、リンドがヤンキースとマイナー契約

    2018.4.19 10:30 Thursday

     日本時間4月19日、本塁打王2度の実績を誇り、通算331本塁打を放っているホゼ・バティースタがブレーブスとマイナー契約を結んだことが明らかになった。また、ヤンキースは3月中旬に一度は解雇したアダム・リンドとマイナー契約を結び直したことを発表した。

     現在37歳のバティースタは2010年から2年連続で本塁打王に輝くなど、ブルージェイズ打線の中心打者として長年にわたって活躍してきた。3年前の2015年にも40本塁打、114打点、OPS.913という好成績を残しているが、その後は衰えが顕著になり、昨季は打率.203、23本塁打、OPS.674、170三振と自己ワースト級の成績に終わっている。昨季終了後にフリーエージェントとなったものの、攻守ともに衰えが目立つスラッガーに好条件を提示する球団はなく、レギュラーシーズン開幕後も無所属の状態が続いていた。2010年以降は主に右翼手としてプレイしてきたバティースタだが、ブレーブスは三塁手としての起用を考えており、攻守両面で準備が整い次第メジャーへ昇格することになると見られている。

     一方のリンドは、昨季ナショナルズで116試合に出場して打率.303、14本塁打、59打点、OPS.875の好成績をマーク。ところが、起用法が「対右投手用の一塁手ないし左翼手」に限定されるリンドの獲得に積極的に動くチームはなく、3月上旬にヤンキースとマイナー契約で合意した。しかし、ヤンキースが補強を進めるなかでリンドの居場所がなくなり、3月中旬に解雇。そのまま新たな契約先は見つからず、最終的にはヤンキースとマイナー契約を結び直すことで落ち着いた。ヤンキースは正一塁手のグレッグ・バードが右足首の手術を受けて戦線離脱を余儀なくされており、ニール・ウォーカーとタイラー・オースティンのプラトーンで一塁を賄っている状況。早い段階でメジャー昇格の準備が整えば、バードの代役としてある程度の出場機会を得ることになりそうだ。

  • レッドソックスが6本塁打10得点で快勝 大谷はメジャー初黒星

    2018.4.18 16:30 Wednesday

    【レッドソックス 10-1 エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     最近は打者としての出場が続いていたエンゼルスの大谷翔平は日本時間4月9日のアスレチックス戦以来となる先発マウンドに立った。ここまで2連勝を飾っており順調に二刀流が進んでいることで今回も好投が期待されたが、好調のレッドソックス打線を抑えることはできなかった。

     注目の初回の立ち上がり。最初に迎えるのは1番打者として好成績を残しているムーキー・ベッツとの対戦。大谷は自慢のフォーシームを中心に攻めるが制球に苦しみフルカウントとなった。そして7球目、ストライクを取りに来たフォーシームをベッツに狙い打ちされ、打球は左中間スタンドへと飛び込みいきなり先頭打者弾で失点した。その後も制球が定まらずもこの回を1失点で切りぬけるものの、初回だけで28球を投じる苦いスタートとなった。

     続く2回も1死からジャッキー・ブラッドリーJr.のヒットをきっかけに走者一・二塁のピンチとするとブロック・ホルトに99マイルの直球を打たれ、再び失点。その後は四球もあり満塁とするとアンドリュー・ベニンテンディには犠牲フライを許してこの回だけに2点を失った。なんとか最小失点で2回を投げ切るもこの回を最後にマウンドを降りることになり、結果は66球を投げて4安打3失点2与四球で制球に苦しんだ登板となった。今回の投球は右手中指のマメが影響したようで今後の登板を考えて早めに降板したという。

     大谷が早々と降板したエンゼルスは何とかして彼の負けを消したいところ。しかし打線は相手先発、デービッド・プライスの前に5回まで3安打6奪三振と封じこまれ、チャンスをつくることができない。3回裏にアルバート・プーホルスのタイムリーで1点を返すのがやっとの状態だった。また、大谷からマウンドを引き継いだルーク・バードがブラッドリーJr.、ホルト、ベッツ、そしてラファエル・デバースと4被弾で6失点と大炎上し、投手陣も細かい継投を余儀なくされる展開となっていた。

     レッドソックスはこの日、ベッツが3打数3安打3打点の3本塁打という大活躍もあり打線は15安打10得点の猛攻でエンゼルスに圧勝した。プライス降板後はブライアン・ジョンソン、マーカス・ウォルデンによる無失点リレーでア・リーグチーム打率1位のエンゼルス打線を寄せ付けなかった。これでチームは5連勝となりア・リーグ東地区では2位・ブルージェイズと3ゲーム差をつけて首位を走り続けている。

  • ジャッキー・ロビンソン・デー 悪天候により6試合が中止に

    2018.4.16 11:00 Monday

     現地時間4月15日の今日は、有色人種排除の方針が確立されていたメジャーリーグにおいて1900年以降初の黒人選手として1947年4月15日にメジャーデビューを果たしたジャッキー・ロビンソンの功績を称えて制定された「ジャッキー・ロビンソン・デー」である。年に1度、選手・監督・コーチ全員が背番号「42」を着用して試合に臨む記念すべき日だが、アメリカ中西部を襲った低温と悪天候により、予定されていた16試合のうちヤンキース対タイガースのダブルヘッダーを含む6試合が中止となってしまった。

     今季のメジャーリーグは開幕から降雨や降雪による試合中止が目立っており、記念すべき「ジャッキー・ロビンソン・デー」もその流れを免れることはできなかった。タイガースの本拠地コメリカ・パーク(デトロイト)で予定されていたヤンキース対タイガースのダブルヘッダーは、吹雪により中止が決定。日本時間6月5日にダブルヘッダーで行われることが決定した。

     インディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールド(クリーブランド)で行われる予定だったインディアンス対ブルージェイズの試合は、悪天候により2日連続で中止となった。両試合とも日本時間5月4日にダブルヘッダーで行われることが決定している。なお、インディアンスは日本時間4月18日からプエルトリコのサンフアンでツインズと2連戦を戦う予定となっている。

     ツインズの本拠地ターゲット・フィールド(ミネアポリス)で行われる予定だったホワイトソックス対ツインズの試合は、現地時間月曜の朝まで吹雪が止まないとの予報が出ているため、中止が決定。今回の4連戦のうち、予定通りに行われたのは初戦だけだった。中止となった3試合の開催日は現在調整中となっている。

     ロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアム(カンザスシティ)でのエンゼルス対ロイヤルズの試合では、エンゼルスの大谷翔平が先発予定だったが、低温により中止が決定。日本時間6月26日に延期されることになった。エンゼルスのマイク・ソーシア監督は大谷を日本時間4月18日のレッドソックス戦に先発させることを発表。2012年サイ・ヤング賞左腕のデービッド・プライスとの対戦が予定されている。

     カブスの本拠地リグリー・フィールド(シカゴ)で行われる予定だったブレーブス対カブスの試合も低温と降雨により中止となった。この試合は日本時間5月15日への延期が決定。前日には気温3度のなかで試合が行われたが、これは同球場では4年ぶりの寒さだったという。

     中止となった試合は、翌日以降の移動日や休養日に延期されており、該当の球団はシーズン中の休養日が減少することになる。シーズン序盤の悪天候が、今後の各チームの戦いに大きな影響を与えることになるかもしれない。

  • カブス打線が終盤に爆発 5点差の劣勢も一挙9得点で大逆転勝利

    2018.4.15 09:30 Sunday

    【ブレーブス 10-14 カブス】@リグリー・フィールド

     前日の試合でカブスはブレーブス相手にダルビッシュ有を先発させるも試合をつくることができずに敗れた。雪辱を果たしたいチームとしてはホームで連敗する訳にはいかない。日本時間4月15日の試合でも前日同様に序盤から苦しい展開になるも終盤での大逆転劇が待っていた。

     カブスの先発はローテーション通り、ホゼ・キンターナ。前回登板のブリュワーズ戦では6回無失点で今季初勝利を挙げており良いイメージで今回の登板を迎えた。しかし、この日はあいにくの雨模様で立ち上がりから制球が定まらず、試合開始早々にオジー・アルビーズに先頭打者弾を浴びてしまう。初回こそこの1点のみで乗り切るものの、なかなか投球が安定せず、2回には2死二塁から再びアルビーズと対戦し、この打席ではタイムリーツーベースを打たれるなど一挙に3失点。最終的には3回途中7失点と先発として試合をつくることができずに無念の降板となった。既に4回の攻防を終えたときにはカブスは2対10と大量リードを許し、敗戦ムード濃厚の状態に陥っていた。しかし2番手、エディ・バトラーらのロングリリーフが実を結び、終盤の打線の活性化に繋がっていく。

     7回までに5対10と追い上げをみせたカブスは8回裏、ついに打線が目覚める。先頭打者のジェイソン・ヘイワードが死球で出塁したのをきっかけに2死満塁のチャンスをつくるとウィルソン・コントレラスのタイムリーで1点を返すとブレーブスのリリーフ陣の制球が定まらず2者連続押し出しや暴投などで一挙に9得点を挙げて8回の攻防終了時には14対10とカブスが逆転に成功していた。最終回はブランドン・モローが無失点で締めて試合終了。スコアは14対10、両軍合わせて25安打24得点の打撃戦となっていた。

     一方で大逆転負けを喫したブレーブスはアルビーズとダンズビー・スワンソンの若手コンビが猛打賞、クリーンナップのフレディ・フリーマンやカート・スズキらも打撃好調で勝利目前となったものの、投手陣が総崩れで惜しい敗戦となった。

  • ナショナルズ・シャーザーが7回無失点と圧巻の投球で今季3勝目

    2018.4.15 09:00 Sunday

    【ロッキーズ 2-6 ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     昨年地区優勝を果たしたナショナルズは開幕14戦で6勝8敗と勢いに乗り切れていないが、チームを勇気づけるのはエースの活躍が不可欠だ。ナショナルズのエースといえば球界を代表する投手の1人であるマックス・シャーザー。彼は日本時間4月15日に行われたロッキーズ戦で圧巻の投球をみせて勝利に貢献した。

     シャーザーは前回登板となったブレーブス戦で2安打10奪三振の完封勝利でシーズン2勝目を飾っており好調を維持している。迎えた今回のロッキーズ戦では初回に1死一塁からチャーリー・ブラックモンに出会い頭の一発を浴びて2点を失うスタートなるもここからがエースと言われる理由の1つ、驚異の修正能力を発揮した。被弾後はカルロス・ゴンザレス、イアン・デズモンドを2者連続三振に抑えてこの回を最小失点で乗り切る。続く2回には前の回から5者連続三振を記録し、7回を投げ切ったところで降板するまで許した安打は初回の本塁打のみで7回1安打11奪三振無失点と強打のロッキーズ打線を退けた。

     エースの好投に応えたい打線も序盤は相手先発、ジョン・グレイの前に無得点に抑えられるもチャンスを迎えたのは4回裏の攻撃。2死からシャーザーとバッテリーを組むマット・ウィータースが今季1号本塁打を放ち1点を返す。そして6回裏には先頭打者のウィルマー・ディフォのヒットをきっかけに1死二・三塁と走者を溜めると前打席で一発を放ったウィータースのタイムリーなどで5対2と逆転に成功した。次の回にもダメ押しの1点を追加したナショナルズはシャーザー降板後はライアン・マドソン、ショーン・ドゥーリトルの勝利の方程式で6対2と快勝した。

     一方のロッキーズはエースのグレイの先発やブラックモンの先制2ランと序盤は有利に試合を進めるも終わってみれば打線はわずかに2安打のみで精彩を欠いた。グレイは6回途中5失点で今季3敗目を喫した。ここまでわずか1勝と勝てていないがチームが浮上するためには彼の好投が必要不可欠だろう。

  • ドジャースの追撃及ばずDバックスが西地区10勝一番乗り

    2018.4.14 17:30 Saturday

    【ダイヤモンドバックス 8-7 ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     昨年、世界一まであと一歩というところまで進んだドジャースは日本時間4月13日時点で4勝7敗となかなか調子が上がってこない。特に初回に点数を取られた場合は負けている傾向にあり、先発投手としてはこの流れを断ち切りたいところ。この重要な役割を担ったのは前田健太だったが、序盤から制球乱れを露呈し不安定な投球となってしまった。

     初回の前田の立ち上がりは先頭打者のデービッド・ペラルタに四球を与えると1死一・二塁のピンチを迎える。そして迎えたダニエル・デスカルソにタイムリーを打たれていきなり1点を失う。2回は3者凡退に抑えて立ち直ったかに見えたが、3回の投球ではこの回の先頭打者、ザック・グレインキーへの四球をきっかけに自らの悪送球も重なって無死満塁とピンチを広げた。その後のデスカルソの打席では2回の暴投と犠牲フライを打たれて3失点、勢いに乗ったダイヤモンドバックス打線を止めることができずにジャロッド・ダイソンにタイムリーツーベースを打たれたところで前田はマウンドを降りた。結果は3回途中5安打5失点、制球に苦しみ試合をつくることはできなかった。

     悪い流れを止めたいドジャース打線は初回、クリス・テイラーが先頭打者弾で1点を返すもグレインキーの前に6回まで2得点のみだったが、2対7で迎えた7回の攻撃で1死二・三塁と攻め立てる。その後はテイラーとコリー・シーガーの1、2番コンビの連続タイムリーなどで5対7と2点差に追い上げた。終盤から驚異的な追い上げをみせるドジャースに対してダイヤモンドバックスは8回表、ニック・アーメッドの一発で8対5と3点差にするが、その裏に代打、チェイス・アトリーのタイムリーで7対8と接戦となった。

     最終回にはダイヤモンドバックスの守護神、ブラッド・ボックスバーガーが抑えて試合終了。両軍合わせて21安打が飛び出す打撃戦は1点差でダイヤモンドバックスが逃げ切る形となった。先発、グレインキーは7回途中4失点も今季初勝利を挙げ、一方で前田も5失点で初黒星となり明暗が分かれた。これでダイヤモンドバックスはナ・リーグ西地区首位をキープし同地区で10勝一番乗りとなった。

  • ブレーブスがタッカーの3ランでカブス・ダルビッシュを撃破

    2018.4.14 16:30 Saturday

    【ブレーブス 4-0 カブス】@リグリー・フィールド

     今季からカブスに移籍したダルビッシュ有は2016年以来となるチームの世界一に向けて必要不可欠な存在として大きな期待がかけられている。しかし、開幕してから2試合でまだ勝ち星はついていない。日本時間4月14日に行われたブル―ブス戦で初勝利を目指すも途中から突如として崩れ、3度目の正直とはならなかった。

     ダルビッシュの初回の投球は簡単に2死をとったものの、3番打者のフレディ・フリーマンのヒットをきっかけに走者一・二塁のピンチを迎えるもカート・スズキをセカンドライナーに抑えて無失点で切り抜けた。それでも2回の投球では自らのけん制悪送球もあり、2死満塁と試練のときが続く。迎えたオジー・アルビーズを内野ゴロに仕留めるも立ち上がりは不安定な投球。そして4回までは無失点投球を続けるも5回にアルビーズにツーベースを浴びてからボークで三塁まで進塁を許す。制球に苦しみダルビッシュは暴投で失点するとさらに走者を二・三塁としてプレストン・タッカーに3ランを浴びてこの回のみで4点を失った。結局、5回もたず9安打4失点で早々にマウンドを降りることになった。

     一方のカブス打線も相手先発、アーロン・サンチェスの前に6回までわずか3安打に封じ込まれ、3回裏に迎えた2死満塁のチャンスもウィルソン・コントレラスがモノにすることができずに沈黙となった。カブス打線を抑えたサンチェスは開幕前に一時、ツインズに在籍するも慌ただしくブレーブスに移籍した経歴をもつ投手でこの日は6回6奪三振無失点と移籍後初勝利を掴んだ。

     ブレーブス打線も5回表にダルビッシュを打ち込んだ後は得点こそできなかったものの、終わってみれば2桁12安打を記録。3ランを放ったタッカーはこの日、4打数2安打3打点と結果を残した。今回の勝利でブレーブスは連勝、一方のカブスはホームで1勝3敗となり苦しい戦いが続いている。

  • 昨季30本塁打のレイノルズがナショナルズとマイナー契約へ

    2018.4.13 10:30 Friday

     日本時間4月13日、ナショナルズがマーク・レイノルズとマイナー契約を結ぶことで合意に達したことが明らかになった。まだ球団からの正式な発表はなく、身体検査を経て正式に契約が発表される見込みとなっている。

     昨季のレイノルズはロッキーズの正一塁手として148試合に出場し、打率.267、30本塁打、97打点、OPS.839をマーク。出場試合数はオリオールズ時代の2011年(155試合に出場)以来の多さであり、シーズン30本塁打を記録したのも同じく2011年(37本塁打)以来だった。リーグ4位の175三振と相変わらず三振は多かったが、97打点はダイヤモンドバックス時代の2008年に並ぶ自己2位タイの数字。30代中盤に突入し、近年は自慢の長打力に陰りが見え始めていたものの、昨季は自己ベストに近い成績をマークして実力健在を印象付けた。

     ところが、シーズン終了後にフリーエージェントとなると、なかなか買い手が見つからず、無所属のままシーズン開幕を迎えることに。各球団がレイノルズとの契約を躊躇するのには理由があり、昨季のレイノルズは「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドで打率.294、21本塁打、OPS.978をマークした一方、アウェイでは打率.242、9本塁打、OPS.703という平凡な成績に終わっているのである。また、レイノルズがレギュラーとしての起用を要求しているとの報道もあり、シーズンが開幕して2週間が経過したこのタイミングまで契約を得ることができなかった。

     ナショナルズにはすでにライアン・ジマーマンとマット・アダムスという2人の一塁手がおり、レイノルズは故障者発生などのアクシデントに備えてマイナーで待機することになると見られる。ただし、レイノルズは二塁、三塁、外野の両翼での出場経験もあるため、これらのポジションの控えとしてメジャーに呼ばれる可能性もゼロではない。なお、レイノルズは2003年から2004年にかけてバージニア大学でジマーマンとチームメイトだった過去があり、レイノルズがメジャー昇格を果たせば、両者は14年ぶりに同じチームでプレイすることになる。

  • バーランダー7回無失点 アストロズが完封リレーで3連勝

    2018.4.10 17:00 Tuesday

    【アストロズ2-0ツインズ】@ターゲット・フィールド

     試合開始時の気温が1℃という悪条件の中で行われた日本時間4月10日のアストロズ対ツインズの一戦は、「ロースコアの試合になると思った」とアストロズのA.J.ヒンチ監督が予想したように、1点を争う投手戦が展開された。アストロズ先発のジャスティン・バーランダーが7回無失点の好投を見せれば、ツインズ先発のランス・リンも負けじと5回無失点。勝負の行方はリリーフ陣に託されることになったが、アストロズのリリーフ陣が終盤の2イニングを無失点に抑えた一方、ツインズのリリーフ陣は6回表にJ.D.デービス、8回表にマーウィン・ゴンザレスにタイムリーを浴び、計2失点。勝負強さを見せつけたアストロズが寒空の下で行われた一戦を制し、3連勝となった。

     ヒンチは「メジャーリーグにはたくさんの素晴らしい投手がいるけれど、厳しい状況のなかで彼よりも良いピッチングができる投手を私はほとんど知らないよ」と7回無失点の好投を見せたバーランダーを絶賛した。「彼は必要なときにギアを上げることができるんだ」とヒンチが語るように、1点を先制してもらった直後の6回裏無死一、三塁の場面でジョー・マウアーとミゲル・サノーを空振り三振、エディ・ロサリオをセカンドフライに抑えてピンチを脱出。「同点までならOK」と考えてもおかしくない場面で圧巻のピッチングを見せ、ツインズに試合の主導権を渡さなかった。

     アストロズはリードを2点に広げた直後の8回裏にも一死満塁のピンチを迎えたものの、ここでブラッド・ピーコックに代わって登板したクリス・デベンスキーがロサリオをショートへの併殺打に打ち取って無失点。勝負どころで最高の結果を残し、最後までリードを守り抜いた。

     これで開幕から9勝2敗となったアストロズは、1972年に並ぶ球団史上最高タイの好スタート。昨年、球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げながら、勝利への意欲は衰える気配を全く見せていない。2年連続のワールドシリーズ制覇に向けて、視界は良好と言って良さそうだ。

  • Dバックス・ゴッドリーが7回無失点の好投でジャイアンツ打線圧倒

    2018.4.10 16:00 Tuesday

    【ダイヤモンドバックス 2-1 ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     現在、ナ・リーグ西地区首位を走るダイヤモンドバックスは日本時間4月10日からジャイアンツとの3連戦に臨む。大事な初戦の先発マウンドを託されたのは連勝を狙うザック・ゴッドリー。武器のカーブで相手打線を翻弄する彼の投球スタイルはこの日も冴えてチームを勝利に導く原動力となった。

     日本時間4月4日のドジャース戦で今季初登板を飾ったゴッドリーは7回4安打1失点と安定した投球をみせて勝利投手となっている。そんな彼を今回も援護したい打線は初回に相手先発、デレク・ホランドの立ち上がりを攻めてポール・ゴールドシュミットのスリーベースとA.J.ポロックの犠牲フライで2点を先制した。チームは幸先の良いスタートを切り、ゴッドリーはその裏に2つの三振を奪うなど3者凡退で抑えた。その後もカーブでジャイアンツ打線に的を絞らせず、3回裏には3者連続三振を奪うなど4回終了時には既に8奪三振と安定感抜群の投球を披露していた。最終的には7回4安打9奪三振無失点で降板した。

     一方で初回に失点したホランドも2回以降は立ち直り、ヒットは初回に許した2本のみで6回まで8奪三振と先発としての役割を果たしてマウンドを降りた。ゴッドリーを打ちあぐねていたジャイアンツ打線は8回裏に2番手・平野佳寿が登板すると得点チャンスをつくる。この回の先頭打者のブランドン・クロフォードがツーベースで出塁すると進塁打を挟み1死三塁とする。ここで打席に立ったグレゴリー・ポランコの内野ゴロの間にジャイアンツが1点を返すが反撃もここまで。平野は失点するも3ホールド目を記録している。

     最終回はアーチー・ブラッドリーが締めてダイヤモンドバックスが2対1で接戦を制した。これでチームは8勝2敗、2位・ロッキーズとは3.5ゲーム差となり開幕から好調を維持し続けている。

  • 好調・メッツが6連勝 球団史上最高タイ8勝1敗の好スタート

    2018.4.10 15:30 Tuesday

    【メッツ4-2マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     メッツの快進撃が止まらない。日本時間4月10日のマーリンズ戦では、2回表にエイドリアン・ゴンザレスのタイムリーなどで2点を先制し、3回表にはジェイ・ブルースのタイムリーで1点を追加。先発のノア・シンダーガードは6回2失点(自責点1)と試合を作り、7回表にアメッド・ロサリオのタイムリーでリードを2点に広げたあと、開幕第1~2週の最優秀ブルペンに選出されたリリーフ陣が終盤の3イニングを無失点に抑えた。これでメッツは6連勝となり、開幕9試合で8勝1敗。1985年と2006年に並ぶ球団史上最高タイの好スタートとなっている。

     試合を締めくくって今季5セーブ目をマークしたジューリス・ファミリアが「素晴らしいよね」と話せば、2安打1打点の活躍を見せたロサリオも「とても良い感じだよ。このまま故障者が出なければ、(優勝の)チャンスがあると思うよ」とチームの好調ぶりに手応えを感じている。各選手が揃ってチームの好調ぶりを口にするほど、現在のメッツはチーム状態が良いのだ。

     この日はマーリンズ(9安打)より少ない6安打しか打てなかったものの、6安打のうち5安打と3つの四球を得点した3イニングに集中させ、少ない好機を生かして効率よく得点。逆に、マーリンズには4回以降、毎回のようにチャンスを作られたものの、投手陣がピンチで踏ん張り、同点・逆転を許さなかった。3回裏には左中間へのヒットで二塁を狙ったブラクストン・リーを、レフトのヨエニス・セスペデスが強肩を生かしてアウトにするなど、投手陣の頑張りを好守でバックアップ。あらゆる歯車がガッチリと噛み合った状態となっている。

     明日、日本時間4月11日の同カードでは、今季2先発で2勝0敗、防御率1.54と好調のジェイコブ・デグロムが先発予定。打線とブルペンがデグロムをしっかりサポートすることができれば、球団史上初となる9勝1敗の好スタートを実現させる可能性はかなり高そうだ。

  • ドジャースが延長戦制すも大黒柱・カーショウはまたも勝てず

    2018.4.9 17:30 Monday

    【ドジャース2-1ジャイアンツ(延長10回)】@AT&Tパーク

     ドジャースとジャイアンツのライバル対決3連戦は、日本時間4月7日の初戦が雨天延期となり、1勝1敗で幕を閉じた。日本時間4月9日の第3戦はクレイトン・カーショウ(ドジャース)対タイ・ブラック(ジャイアンツ)という開幕戦と同じ顔合わせとなり、両投手とも1失点の好投。試合は1対1の同点のまま延長戦に突入し、延長10回表に代打で登場したカイル・ファーマーのタイムリー二塁打が決勝点となった。なお、ファーマーは昨年7月末のジャイアンツ戦でメジャー初打席初安打となるサヨナラ2点タイムリー二塁打を放っており、打席に入る際にはその一打を覚えているジャイアンツ・ファンからブーイングで迎えられた。

     「ブーイングをされるのは大好きだよ。自分が正しいことをしているという証だからね」とファーマーは語る。延長10回表に先頭打者のコディ・ベリンジャーが二塁打を放ったドジャースは、二死一、二塁の場面でファーマーを代打に起用。ファーマーは期待に応えてライトオーバーのタイムリー二塁打で決勝点を叩き出した。デーブ・ロバーツ監督は「彼はこの球場で短い時間しか過ごしていないのに、チームにとって大きなヒットを2本も打っている。偶然かどうかはわからないけれど、彼はこういう場面が好きみたいだね。(重要な場面で登場するのを)全く恐れていないんだよ」とファーマーの勝負強さを称賛した。

     今季3度目の先発となったカーショウは、8回途中まで1失点の好投を見せながら、またしても勝つことができなかった。打線の援護がほとんどなく、リリーフ陣に勝ち星を消されたケースもあるなか、カーショウはチームメイトに対する不満を全く口にせず、「いつものケンリー(・ジャンセン)が戻ってきたね。僕たちにとって本当に明るい材料だよ」と開幕から不安定な投球が続いていた守護神の復調を喜んだ。0勝2敗ながら防御率は1.89をマークしており、投打の歯車が噛み合うようになれば、自ずと勝ち星はついてくるはずだ。

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