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  • カージナルスが金銭トレードでミセビッチ獲得 救援左腕枠の競争へ

    2023.2.9 12:46 Thursday

     日本時間2月9日、カージナルスは金銭トレードでロイヤルズから救援左腕アンソニー・ミセビッチを獲得したことを発表した。昨季マリナーズとロイヤルズの2球団合計で32試合に出場したミセビッチだが、ロイヤルズがベテラン右腕ザック・グレインキーと再契約したことに伴い、日本時間2月4日にロイヤルズからDFAとなっていた。カージナルスはすでにロースターの40人枠が埋まっていたため、ミセビッチ獲得に伴い、昨季メジャーデビューしたばかりの救援右腕ジェームス・ネイルをDFAとしている。

     現在28歳のミセビッチは2015年ドラフト18巡目指名でマリナーズに入団し、2017年8月のトレードでレイズへ移籍。同年12月に再びトレードされ、マリナーズに戻ってきた。短縮シーズンの2020年にメジャーデビューして21試合に登板し、2021年は自己最多の66試合に登板して5勝5敗、19ホールド、防御率4.61を記録。昨季は7月末にマリナーズからDFAとなって金銭トレードでロイヤルズへ移籍し、2球団合計で32試合に登板して1勝2敗、4ホールド、防御率4.34に終わった。

     カージナルスは現在予想されているブルペン8枠のうち、左腕はヘネシス・カブレラ1人だけという状況。カブレラは2021年に71試合に登板したものの、昨季は不振でマイナー降格を経験するなど39試合の登板にとどまっており、決して絶対的な存在ではない。このリリーフ左腕の枠をカブレラ、ミセビッチ、ザック・トンプソン、コナー・トーマス、パッキー・ノートン、ジョジョ・ロメロらが争うことになる。

     カージナルスからDFAとなったネイルは30歳の救援右腕。2015年ドラフト20巡目指名でアスレチックスに入団し、先発投手として育成されていたものの、思うような結果を残すことができず、アスレチックス傘下AAA級でプレーしていた2021年にリリーフに転向した。同年オフにFAとなり、カージナルスとマイナー契約。昨季は念願のメジャーデビューを果たし、7試合に登板して防御率5.00だった。

  • 外野手同士のトレード成立 ガーディアンズ・ベンソンがレッズ移籍

    2023.2.9 11:49 Thursday

     日本時間2月9日、ガーディアンズとレッズのあいだでトレードが成立した。ガーディアンズは外野手が余っていたため、昨季メジャーデビューしたばかりのウィル・ベンソンをレッズへ放出。その対価として、2022年ドラフト2巡目指名でレッズに入団したジャスティン・ボイドを手に入れた。また、後日指名選手1名がレッズからガーディアンズへ移籍する予定となっている。なお、40人ロースター内の選手はベンソンのみで、レッズはベンソン獲得に伴い、ロースターの枠を空けるためにアレホ・ロペスをDFAとした。

     現在24歳のベンソンは2016年ドラフト1巡目(全体14位)指名でガーディアンズ(当時はインディアンス)に入団。プロ入り後は打撃面で苦戦し、メジャー昇格まで時間がかかったものの、昨季はマイナーAAA級で89試合に出場して打率.278、17本塁打、45打点、16盗塁、出塁率.426、OPS.948と大きく成長を遂げ、8月にメジャーデビューを果たした。メジャーでは28試合に出場し、打率.182、0本塁打、3打点、OPS.450を記録。ガーディアンズは左翼スティーブン・クワン、中堅マイルズ・ストロー、右翼オスカー・ゴンザレスで外野のレギュラーが固まり、控えには25歳のウィル・ブレナンや同じく25歳のリッチー・パラシオスがおり、有望株ジョージ・バレラも控えているため、ベンソンに出場機会を与えるのが難しい状況だった。

     ガーディアンズが獲得したボイドは21歳の外野手。「MLBパイプライン」が公開している球団別プロスペクト・ランキングではレッズの16位にランクインしていた。プロ1年目の昨季はマイナー2階級合計で22試合に出場し、打率.203、0本塁打、4打点、6盗塁、OPS.547を記録している。

     レッズからDFAとなったロペスは26歳の内野手。メジャー2年目の昨季は自己最多の59試合に出場し、打率.262、1本塁打、10打点、3盗塁、OPS.645を記録したが、「ベースボール・リファレンス」が算出する総合指標WARは-0.4と貢献度は高くなかった。

  • ブレーブス・アクーニャJr.がWBC出場へ アトランタ地元紙が報じる

    2023.2.9 11:19 Thursday

     日本時間2月9日、地元紙「アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション」のジャスティン・トスカーノ記者が伝えたところによると、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)はベネズエラ代表の一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場することが決まったようだ。報道によると、アクーニャJr.は同8日が提出期限だった最終ロースターに名を連ねており、当初はアクーニャJr.のWBC出場に難色を示していたブレーブスも最終的にはゴーサインを出したという。ベネズエラ代表にとってはこのうえない朗報だ。

     現在25歳のアクーニャJr.は、前回大会が行われた2017年3月の時点ではまだ19歳のマイナーリーガーだったため、今回がWBC初出場となる。2021年7月に右膝前十靭帯断裂の重傷を負い、昨季は開幕からの約1ヶ月を欠場。119試合の出場で規定打席に届かず、打率.266、15本塁打、50打点、29盗塁、OPS.764というやや物足りない成績に終わった。

     今季がアクーニャJr.にとって故障後初めてのフルシーズンとなるため、ブレーブスはアクーニャJr.のWBC出場に難色を示していることが報じられていたが、最終的にはゴーサインを出すことに。報道によると、ブレーブスはアクーニャJr.がベネズエラ代表に合流するまでの数週間はアクーニャJr.のコンディションを注視し、ベネズエラ代表に合流後もしっかりコミュニケーションを取りながらアクーニャJr.のコンディションをチェックしていく方針だという。

     ベネズエラ代表は2009年の第2回大会でベスト4に進出したものの、2013年の第3回大会は1次ラウンドで敗退し、前回大会は2次ラウンド全敗で敗退。今大会はウィルソン・コントレラス(カージナルス)が移籍1年目ということで出場を辞退したものの、アクーニャJr.のほか、ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)、アンドレス・ヒメネス(ガーディアンズ)、パブロ・ロペス(ツインズ)、ルイス・アライズ(マーリンズ)、ミゲル・カブレラ(タイガース)、サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)ら強力メンバーを揃え、初優勝を狙っている。

  • ブルージェイズがビシェットとの調停回避 3年契約で合意との報道

    2023.2.8 12:07 Wednesday

     日本時間2月8日、複数の米メディアが伝えたところによると、ブルージェイズは正遊撃手ボー・ビシェットとの年俸調停を回避し、3年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。現在24歳のビシェットは今オフ初めて年俸調停権を取得。球団側の500万ドルの提示に対し、750万ドルを希望していたが、年俸調停期間をすべてカバーする3年契約で合意するに至った。ビシェットがFAになるタイミングは2025年シーズン終了後で変わらず、今回の3年契約はFAまでの3年間の年俸を確定させるものになる(現時点で詳細は不明)。

     ビシェットは2016年ドラフト2巡目指名を受けてブルージェイズに入団し、2019年にメジャーデビューした。レギュラー定着を果たした2021年はリーグ最多の191安打を放つなど、打率.298、29本塁打、102打点、25盗塁、OPS.828の好成績を残してオールスター・ゲーム初選出。メジャー4年目の昨季は8月末の時点で打率.260、OPS.725にとどまっていたが、それ以降の32試合で打率.406、7本塁打、OPS1.105と大爆発し、最終的には2年連続リーグ最多となる189安打を記録するなど、打率.290、24本塁打、93打点、13盗塁、OPS.802と帳尻を合わせた。

     ブルージェイズは年俸調停権を持つ12選手のうち、ブラディミール・ゲレーロJr.やジョーダン・ロマノ、ドールトン・バーショなど11選手とすでに契約合意。残りはビシェットだけとなっていたが、ビシェットとも年俸調停を回避することで合意し、これで年俸調停権を持つ全選手との契約更改が完了した。

     なお、ゲレーロJr.とビシェットはともに2025年シーズン終了後にFAとなるため、ブルージェイズとしては、まずは今季からの3年間でワールドシリーズ制覇を成し遂げることが1つの目標となる。もちろん、長期的に戦力を安定させるために、ゲレーロJr.やビシェット、アレック・マノアといった主力選手たちとの長期契約を目指す可能性もあるだろう。

  • アストロズがタッカーと複数年契約の交渉中 ブラウン新GMが明言

    2023.2.8 11:07 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでアストロズを担当するブライアン・マクタガート記者によると、アストロズは年俸調停権を持つ複数の主力選手との契約延長に興味を持っているようだ。カイル・タッカー、フランバー・バルデス、クリスチャン・ハビアーらが候補となるが、デイナ・ブラウンGMはタッカーとの契約延長に向けて交渉を開始していることを明言。ブラウンはおよそ2週間前にGMに就任したばかりだが、現在行われている契約交渉のなかには、ブラウンGMの就任前に開始されたものもあるという。

     アストロズが契約延長を狙うタッカーは26歳の外野手。メジャー4年目の2021年に打率.294、30本塁打、92打点、14盗塁、OPS.917とブレイクし、昨季も打率.257、30本塁打、107打点、25盗塁、OPS.808と好成績を残し、自身初のオールスター・ゲームに選出されたほか、ゴールドグラブ賞も初受賞した。メジャーを代表するオールラウンド・プレーヤーへと成長を遂げ、3月に行われるワールド・ベースボール・クラシックにもアメリカ代表の一員として出場予定。今オフ初めて年俸調停権を取得し、アストロズが500万ドルを提示しているのに対し、タッカーは750万ドルを希望している。FAになるのは2025年シーズン終了後だが、アストロズは早い段階での複数年契約締結を目指しているようだ。

     アストロズは主砲ヨーダン・アルバレスとの6年1億1500万ドルの契約が今季からスタート。一方、ホセ・アルトゥーベの7年1億6350万ドル、アレックス・ブレグマンの5年1億ドルの契約はいずれも2024年シーズン限りで終了するため、アルバレスとタッカーを今後の打線の中心に据えようと考えているのだろう。FA選手と必要以上の長期契約を結ばない球団として知られており、不良債権化している選手も皆無。健全な球団経営をしており、タッカーと長期契約を結ぶだけの余裕は十分にある。

     一方、先発投手陣に目を向けると、複数年契約を結んでいるのは5年8500万ドルで契約しているランス・マカラーズJr.だけ。バルデスとハビアーはともにあと3年保有可能だが、中長期的に戦力を安定させるためには、こちらも早めに複数年契約を結んでおきたいところだろう。

  • マーリンズがバーティとの年俸調停を回避 昨季メジャー最多41盗塁

    2023.2.8 10:40 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、マーリンズはユーティリティ・プレーヤーのジョン・バーティとの年俸調停を回避し、1年212万5000ドル+球団オプション1年の契約を結ぶことで合意に至ったようだ。マーリンズはこれで年俸調停権を持つ選手全員との契約更改が完了。左腕ヘスス・ルザードと1月にツインズからトレードで獲得したルイス・アライズの2人は年俸調停の場で今季の年俸を決めることになったが、いずれも選手側の希望額が認められた。

     移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」のスティーブ・アダムス記者によると、バーティの今季の年俸は210万ドル。球団側が190万ドルを提示し、選手側は230万ドルを希望していたが、ちょうど中間地点でお互いが妥協する形となった。来季の契約は年俸350万ドルの球団オプション(またはバイアウト2万5000ドル)となっており、今季の打席数に応じて最大412万5000ドルまで増額される可能性があるという。バーティのサービスタイムは3年以上4年未満であり、FAになるのは2025年シーズン終了後。マーリンズの保有可能期間はあと3年残っている。

     現在33歳のバーティは2018年にブルージェイズでメジャーデビューし、同年オフにFAとなってマーリンズと契約。2019年に73試合で打率.273、6本塁打、17盗塁、OPS.755をマークしてメジャー定着を果たし、内外野兼用のユーティリティ・プレーヤーとしてチームに貢献してきた。メジャー5年目の昨季は自己最多の102試合に出場し、打率.240、4本塁打、28打点、OPS.662と打撃成績は低調だったものの、両リーグ最多の41盗塁を記録。規定打席不足ながら盗塁王のタイトルを獲得した。

     マーリンズは今オフ、正二塁手にアライズ、正三塁手にジーン・セグラを補強。ジャズ・チザムJr.が二塁から中堅にコンバートされ、昨季バーティが守った5つのポジションのうち、3ポジションのレギュラーが固まった。タイトル獲得の翌年ではあるものの、今季もバーティは不動のレギュラーという立場ではなく、チーム状況に合わせて複数のポジションを守りながらチームに貢献していくことになりそうだ。

  • メッツ 昨季打点王アロンソとの契約延長には8年2億ドルが必要か

    2023.2.7 12:06 Tuesday

     メッツは昨季の首位打者ジェフ・マクニールと4年5000万ドルという相場以下の値段で契約延長に成功し、次は主砲ピート・アロンソの動向に注目が集まっている。アロンソはマクニールよりも2歳若く、2019年に新人王と本塁打王、昨季は打点王に輝くなど実績も十分。メジャーリーグ公式サイトでメッツを担当するアンソニー・ディコモ記者は、ブレーブスと8年1億6800万ドルの長期契約を結んだマット・オルソンを比較対象に挙げ、同サイトのジョン・ポール・モロシ記者は8年2億ドル前後が必要になると予想している。

     現在28歳のアロンソは、メジャーデビューした2019年に新人記録を塗り替える53本塁打を放ち、本塁打王のタイトルを獲得。その後も自慢のパワーを遺憾なく発揮し、短縮シーズンの2020年は57試合で16本塁打、2021年は152試合で37本塁打を放った。そして、昨季は160試合に出場して打率.271、40本塁打、131打点、OPS.869をマークし、打点王のタイトルを獲得。2019年新人王、オールスター・ゲーム選出2度(2019年と2022年)、ホームラン・ダービー優勝2度(2019年と2021年)といったアウォード受賞歴も豊富だ。サービスタイムはちょうど4年で、2024年シーズン終了後にFAとなる予定である。

     ディコモ記者が比較対象に挙げるオルソンは、「28歳」かつ「FAまであと2年」という現在のアロンソと同じタイミングでアスレチックスからブレーブスへトレードされ、8年1億6800万ドルの長期契約を結んだ。ディコモ記者は「アロンソはオルソンの契約を上回りたいと考えるだろう」と分析。それを踏まえ、モロシ記者は「メッツとアロンソが契約延長を実現させる場合には8年2億ドル前後が必要」と予想した。

     問題はメッツがすでにぜいたく税の最高税率に達していることだ。わかりやすく言えば、メッツが今後新たな契約を結んだ場合、その2倍近い金額を支払う必要がある。ぜいたく税の対象となるペイロールは、複数年契約の場合は期間中の年平均額で計算されるため、アロンソと早い段階で大型契約を結ぶと、ぜいたく税の対象額が増加してしまう。そうした事情を考慮し、ディコモ記者は「アロンソとの契約延長が先延ばしになる可能性がある」と指摘する。マクニールとの契約延長が実現したのは、マクニールが相場以下の値段で契約することを受け入れたから、というわけだ。

     とはいえ、結局はアロンソの意思次第だろう。マクニールは「アロンソがどのような契約を望んでいるかわからない。FA市場に出てみたいと考えているかもしれないしね。彼の決断に任せるよ」と話している。

  • 3月に第2子誕生予定のコレアがWBC出場辞退 各国で辞退者が続出

    2023.2.7 11:04 Tuesday

     ワールド・ベースボール・クラシックの最終ロースターは日本時間2月8日が提出期限となっているが、その期限を目前として各国の有力選手の出場辞退報道が相次いでいる。ツインズは日本時間2月7日、3月に第2子の誕生を控えているカルロス・コレアがプエルトリコ代表のロースターに入らないことを発表。今オフ、2球団の身体検査をパスできなかったコレアは結局ツインズと再契約を結ぶことになったが、ツインズによると、WBC出場辞退は家庭の事情によるものであり、健康面の問題は一切関係ないという。

     コレアの妻ダニエラさんは、現地時間3月11日ごろに第2子となる男の子を出産予定。プエルトリコ代表はその日からプールDの戦いをスタートする予定となっており、コレアはプエルトリコ代表の一員としてプレーするよりも、1人の父親として妻の出産に立ち会うことを選択したようだ。プエルトリコ代表は前回大会で二塁ハビアー・バイエズ、三塁コレア、遊撃フランシスコ・リンドーアという豪華な内野陣を形成したが、今大会ではこの豪華トリオが揃うところは見られないということになる。

     また、イタリア代表として出場予定だったブランドン・ニモ(メッツ)も出場辞退を決めたようだ。日本時間2月7日、メジャーリーグ公式サイトでメッツを担当するアンソニー・ディコモ記者が伝えた。イタリア代表はトレイ・マンシーニ(カブス)やジョーダン・ロマノ(ブルージェイズ)も出場を辞退しており、戦力ダウンは避けられない。

     さらに、ドミニカ共和国代表として出場予定のフランバー・バルデス(アストロズ)も出場するか不透明な状況になっているという。バルデス自身は参加の意思を持っているものの、昨季キャリアハイを大幅に更新する投球イニング数を記録したため、球団からストップがかかっている模様。「準備は整っていない。肩を休ませないといけないからね」とバルデスは話している。今大会トップクラスの投手力を誇るとみられていたドミニカ共和国代表だが、ルイス・カスティーヨ(マリナーズ)、ルイス・セベリーノ(ヤンキース)、フレディ・ペラルタ(ブリュワーズ)らも出場を辞退しており、一転して先発投手不足が懸念されている。

  • キンズラーがレンジャーズのフロント入り WBCイスラエル代表監督

    2023.2.7 10:39 Tuesday

     日本時間2月7日、レンジャーズは現役時代に走攻守3拍子揃った名二塁手として活躍したイアン・キンズラーがGM付特別補佐としてフロント入りすることを発表した。キンズラーは3月に行われるワールド・ベースボール・クラシックでイスラエル代表の監督を務める予定になっており、大会終了後、正式にレンジャーズに加わり、クリス・ヤングGMをサポートしていく。引退後の3年間はパドレスのフロントで野球運営部門と選手育成部門の特別補佐を務めていたが、2013年以来10年ぶりに古巣レンジャーズに復帰することになった。

     現在40歳のキンズラーは、2006~13年にレンジャーズ、2014~17年にタイガース、2018年にエンゼルスとレッドソックス、2019年にパドレスでプレーし、メジャー14年間で通算1888試合に出場して1999安打、打率.269、416二塁打、257本塁打、909打点、243盗塁、OPS.777を記録。オールスター・ゲーム選出4度、ゴールドグラブ賞2度の実績を誇り、「30-30」を2度達成したほか、2018年にレッドソックスでワールドシリーズ制覇も経験した。

     キンズラーは古巣レンジャーズのフロントに加わることについて「この球団組織の一員でいられるのは素晴らしいことだ。私はこの球団にドラフト指名され、この球団で育ったからね」とコメント。「この球団には私のキャリアに影響を与えた人々がたくさんいた。今はCY(=クリス・ヤングGM)がチームをまとめ、各ピースが適切な場所にハマっているように見える。オフの補強もうまくいったみたいだし、とてもワクワクしているよ」と古巣の現状に手応えを感じているようだ。

     昨年レンジャーズの球団殿堂入りを果たしたキンズラーは、GM付特別補佐として主にマイナーでの選手育成に携わる見込みだ。「マイナーリーグの選手たちが野球にどのように取り組むか。その部分に関わることができるのは楽しみだね。球団が必要とすることなら何でもやるよ」とキンズラーは意気込みを語った。

  • ロイヤルズ・ウィットJr. 今季は遊撃のレギュラーに固定される予定

    2023.2.6 12:34 Monday

     ロイヤルズで今季注目されるのが「ボビー・ウィットJr.はどこを守るのか」ということだ。メジャー1年目の昨季、20本塁打、80打点、30盗塁とパワー&スピードの面では見事な活躍を見せたウィットJr.だが、守備面では遊撃で守備防御点-18、三塁でも同-4と不安定さを露呈。その結果、データサイト「ベースボール・リファレンス」が算出する総合指標WARは0.8に過ぎなかった。守備に不安を残すウィットJr.だが、ロイヤルズのJ・J・ピコーロGMは遊撃手として育成していく方針を固めているようだ。

     現在22歳のウィットJr.は昨季メジャーデビューし、150試合に出場して打率.254、20本塁打、80打点、30盗塁、OPS.722を記録。わずか30四球に対して135三振を喫し、出塁率が3割に届かない(.294)など粗削りな部分もあったが、次代のスーパースター候補生として大器の片鱗を示した。アメリカン・リーグの新人王投票ではフリオ・ロドリゲス(マリナーズ)、アドリー・ラッチマン(オリオールズ)、スティーブン・クワン(ガーディアンズ)に次ぐ4位にランクイン。メジャー2年目の今季はさらなる成長と活躍が期待される。

     昨季のウィットJr.は正三塁手として開幕を迎え、5月中旬ごろから本職の遊撃へ。しかし、遊撃の守備指標がメジャーワーストレベルに低迷し、8月からは遊撃と三塁を兼任するような形となった。この点について、ピコーロGMは「我々は遊撃に定着してもらいたい。彼がメジャーの遊撃手を務められるということを疑ったことは1度もないんだ」とコメント。「去年は三塁と遊撃を兼任させたことが良くなかったのだと思う。なるべく遊撃に固定したシーズン終盤は上達していたからね」と遊撃に固定していく方針を明らかにした。

     今季のロイヤルズの内野陣は、遊撃にウィットJr.が入り、三塁にはハンター・ドージャーがレギュラーとして起用される見込み。二塁はニッキー・ロペスとマイケル・マッシーの争いとなるが、球団としては好守のロペスを内野のユーティリティとして使いたいという思惑があるようだ。一塁には強打のビニー・パスカンティーノが入るが、ニック・プラットが順調に成長すれば、一塁にプラットが入り、パスカンティーノはDHに回ることが予想される。

     なお、再建途上にあるロイヤルズは、来るべき黄金時代を担うであろう若手選手との早期の契約延長を考えているようだ。有力候補となりそうなのはブレイディ・シンガー、パスカンティーノ、ウィットJr.の3選手。ピコーロGMはこれらの選手との契約延長について「我々が議論していることだ」と話している。

  • カルロス・ベルトランがGM付特別補佐としてメッツのフロント入り

    2023.2.6 11:09 Monday

     日本時間2月6日、メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、YESネットワークでヤンキース戦の解説者を務めていたカルロス・ベルトランがメッツのフロントオフィス入りすることが決まったようだ。肩書きはビリー・エプラーGMをサポートする「GM付特別補佐」となる見込みだが、具体的な役割はまだ明らかになっていない。なお、ベルトランは2019年に1シーズンだけヤンキースでブライアン・キャッシュマンGMをサポートするGM付特別補佐を務めた経験がある。

     現在45歳のベルトランは現役時代、ロイヤルズ、アストロズ、メッツ、ジャイアンツ、カージナルス、ヤンキース、レンジャーズの7球団で合計20年間プレー。メジャー通算2586試合に出場して2725安打、打率.279、565二塁打、435本塁打、1587打点、312盗塁、OPS.837をマークし、1999年ア・リーグ新人王、オールスター・ゲーム選出9度、シルバースラッガー賞2度、ゴールドグラブ賞3度といった輝かしい実績を残した。今年からアメリカ野球殿堂入り投票の有資格者となり、有資格初年度の今年は得票率46.5%だった。

     アストロズでワールドシリーズ制覇を成し遂げた2017年限りで現役を引退したベルトランがメッツに加わるのは今回が2度目。2019年オフ、メッツはベルトランを新監督に任命したが、2017年のアストロズの不正なサイン盗みの首謀者だったことが明らかになり、ベルトランはメッツの監督として1試合も指揮を執ることなく2020年1月に辞任していた。それ以来3年ぶりの「メッツ復帰」ということになる。

     アストロズのサイン盗み問題では、A・J・ヒンチ監督とジェフ・ルーノーGMに1年間の職務停止処分が科されたほか、当時のベンチコーチだったアレックス・コーラがレッドソックスの監督を解任され、ベルトランもメッツの監督を辞任することになった。このうち、ヒンチは2021年からタイガースの監督を務めており、コーラも2021年からレッドソックスの監督に復帰。ベルトランもメッツのフロント入りが決まり、球界復帰を果たせていないのはルーノーだけという状況になっている。

  • ブレーブスが左腕フリードとの年俸調停に勝利 今季年俸1350万ドル

    2023.2.6 10:44 Monday

     日本時間2月5日、メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、ブレーブスは昨季サイ・ヤング賞投票で2位となったエース左腕マックス・フリードとの年俸調停に勝利したようだ。フリードが1500万ドルを希望していたのに対し、ブレーブスは1350万ドルを提示。年俸調停の結果、球団側の提示額が認められた。なお、ブレーブスとフリードが年俸調停を行うのは2年連続。昨年は球団側が660万ドルを提示し、選手側は685万ドルを希望していたが、フリードが勝利した。

     現在29歳のフリードはメジャー6年目の昨季、30試合に先発して自己最多の185回1/3を投げ、14勝7敗、防御率2.48、170奪三振の好成績をマーク。サイ・ヤング賞投票では満票で受賞したサンディ・アルカンタラ(マーリンズ)に次ぐ2位にランクインし、オールスター・ゲームに初選出。3年連続となるゴールドグラブ賞も受賞した。2021年のシルバースラッガー賞の受賞者でもあり、2022年からユニバーサルDHが導入されたため「投手最後のシルバースラッガー賞受賞者」として知られている。

     フリードは今季が年俸調停期間2年目のシーズン。ブレーブスはフリードをあと2年保有することができ、フリードは2024年シーズン終了後にFAとなる予定だが、主力野手の大半と長期契約を結ぶなか、ブレーブスファンからはフリードとの契約延長を望む声が出ている。野手と積極的に長期契約を結んでいるアレックス・アンソポロスGMが投手のフリードに対してどのようなアプローチを見せるか注目されるところだ。

     フリードとの年俸調停に勝利したブレーブスだが、今季はぜいたく税ラインを超えるのが確実。今季の年俸総額は約1億9900万ドルだが、ぜいたく税のルールに基づいて計算したペイロールは約2億4000万ドルとなっており、高額年俸選手のトレードを実現させない限り、ぜいたく税ラインの2億3300万ドル以内に収めるのは難しいだろう。

  • マーリンズ・ルザードが年俸調停に勝利 今季の年俸は245万ドルに

    2023.2.6 10:24 Monday

     日本時間2月4日、メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、マーリンズの左腕ヘスス・ルザードが年俸調停に勝利し、今季の年俸が245万ドルに決定したようだ。球団側は今季の年俸として210万ドルを提示していたが、選手側の希望が認められた。ルザードは今季が年俸調停1年目のシーズン。サービスタイム3年未満の「スーパー2」として年俸調停権を取得しているため、FAになるのは2026年シーズン終了後であり、マーリンズの保有可能期間はあと4年残っている。

     現在25歳のルザードはメジャーリーグ史上唯一のペルー出身の選手。アスレチックス時代はトップ・プロスペクトとして大きな期待を背負っていたものの、故障もあって完全開花には至らず、2021年7月にスターリング・マルテ(現メッツ)との1対1のトレードでマーリンズへ移籍してきた。

     昨季は18試合に先発して自己最多の100回1/3を投げ、4勝7敗と勝ち星には恵まれなかったものの、防御率3.32、奪三振率10.76、被打率.191、WHIP1.04と質の高いピッチングを披露。エース級のポテンシャルを示し、今季は昨季のサイ・ヤング賞投手サンディ・アルカンタラ、トレバー・ロジャース、エドワード・カブレラ、新加入のジョニー・クエトらと先発ローテーションの一角を担うことを期待されている。

     マーリンズの年俸調停は、トレードで獲得した昨季のア・リーグ首位打者ルイス・アライズに続いてルザードが2人目。いずれも選手側が勝利している。なお、マーリンズは年俸調停権を持っている選手のうち、ギャレット・クーパー、ジェイコブ・ストーリングス、ジョーイ・ウェンドル、JT・シャグワ、タナー・スコットの5選手とは事前に合意して年俸調停を回避。アライズ、ルザードとの年俸調停を終え、残りは昨季メジャー最多の41盗塁をマークしたジョン・バーティだけとなった。

  • ドジャースがロハスと契約延長 2年1100万ドル+球団オプション1年

    2023.2.5 11:11 Sunday

     日本時間2月5日、ドジャースはミゲル・ロハスとの契約を2024年まで(球団オプションを含めると2025年まで)延長したことを発表した。ロハスは今年1月のトレードでマーリンズから9年ぶりに古巣ドジャースへ復帰。マーリンズと結んでいた2年契約は今季が最終年であり、今季終了後にFAとなる予定だったが、ドジャースはその契約に1年600万ドル+球団オプション1年を付け加える形で契約延長を実現させた。既存の契約と合わせ、ロハスには2年1100万ドル+球団オプション1年が与えられることになる。

     米メディアの報道によると、ロハスの今季の年俸は500万ドルだったが、これが契約ボーナス150万ドルと年俸350万ドルに分割されることになったようだ。2024年の年俸は500万ドルで、2025年の球団オプションは年俸500万ドルまたはバイアウト100万ドル。よって、ロハスには少なくとも1100万ドルが保証され、オプションが行使された場合、3年間の総額は1500万ドルとなる。

     ベネズエラ出身のロハスは現在33歳。2014年にドジャースでメジャーデビューして85試合に出場し、同年オフのトレードでマーリンズへ移籍した。マーリンズでは2018年からレギュラーに定着し、正遊撃手として活躍。チームリーダー的な存在として若手の多いチームを引っ張っていた。昨季はキャリアで2番手に多い140試合に出場。打率.236、6本塁打、36打点、9盗塁、OPS.605と平凡な成績に終わったが、遊撃での守備防御点+15は自己ベストの数字だった。

     マーリンズでは正遊撃手を務めていたロハスだが、古巣ドジャースでは内野のユーティリティとして起用される見込み。ドジャースは三塁にマックス・マンシー、遊撃にギャビン・ラックスを置き、二塁には有望株ミゲル・バルガスを抜擢する方針を固めており、ロハスはこの3ポジションのバックアップを担う。また、デーブ・ロバーツ監督は必要に応じてロハスに左翼を守らせる可能性があることも示唆。これに対してロハスは「常に162試合ショートを守るつもりで準備しているけれど、必要とされることはなんでもやる」と頼もしいコメントを残している。

  • ドジャースがバレンズエラの背番号34を永久欠番に 球団史上12人目

    2023.2.5 10:52 Sunday

     日本時間2月5日、ドジャースは今年8月にフェルナンド・バレンズエラの背番号34を永久欠番とすることを発表した。日本時間8月12~14日の3日間にバレンズエラを特集したイベントが開催され、初日に永久欠番セレモニーを実施。2日目はバレンズエラのボブルヘッド、最終日はバレンズエラが貢献した1981年のワールドシリーズ制覇のチャンピオン・リング(レプリカ)が配布されるという。ドジャースは1991年3月にバレンズエラを解雇。その後、背番号34は30年以上にわたって着用選手がいなかった。

     メキシコ出身のバレンズエラは現在62歳。1980年9月に19歳でメジャーデビューしたが、大旋風を巻き起こしたのは翌1981年だった。開幕ローテーション入りし、最初の8先発はすべて9イニングを投げ、7完投と5完封を含む8勝0敗、防御率0.50という圧巻のパフォーマンス。「フェルナンド・マニア」と呼ばれる熱狂的なファンが生まれ、最終的には13勝7敗、防御率2.48、180奪三振の好成績で最多奪三振のタイトルを獲得するとともに、新人王、サイ・ヤング賞、シルバースラッガー賞も受賞し、ポストシーズンでも3勝を挙げてワールドシリーズ制覇に貢献した。

     ドジャースでは11年間プレーし、1986年の21勝を筆頭に9度の2ケタ勝利をマーク。その後、エンゼルス、オリオールズ、フィリーズ、パドレス、カージナルスを渡り歩き、メジャー通算17年間で173勝153敗2セーブ、防御率3.54、2074奪三振を記録した。

     ドジャースの永久欠番はピー・ウィー・リース(1)、トミー・ラソーダ(2)、デューク・スナイダー(4)、ギル・ホッジス(14)、ジム・ギリアム(19)、ドン・サットン(20)、ウォルター・オルストン(24)、サンディ・コーファックス(32)、ロイ・キャンパネラ(39)、ジャッキー・ロビンソン(42)、ドン・ドライスデール(53)に次いでバレンズエラが12人目。「多くのレジェンドを含むグループの一員になるのは、とても光栄なこと」と語ったバレンズエラは「これはファンのためでもある。彼らは僕のキャリアをサポートし、応援してくれた。彼らも喜んでくれると思う」とファンへの感謝を口にした。

  • ポジション別ランキングTOP10が決定 大谷翔平は先発投手の6位に

    2023.2.3 12:56 Friday

     日本時間2月3日、MLBネットワークでは毎年恒例のポジション別選手ランキングのうち、捕手部門のトップ10を発表した。これにより、捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、左翼手、中堅手、右翼手、先発投手、救援投手と全10部門の発表が終了(指名打者部門のランキングはなし)。日本人選手では唯一、大谷翔平(エンゼルス)が先発投手部門の6位にランクインした。なお、各ポジションのトップ選手(合計10人)のうち7人が3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシックに出場予定となっている。

     MLBネットワークが発表した各ポジションのトップ10は以下の通り(カッコ内は所属チームと昨年の順位)。

    ◆捕手
    1 J・T・リアルミュート(フィリーズ:1位)
    2 ウィル・スミス(ドジャース:3位)
    3 アドリー・ラッチマン(オリオールズ:圏外)
    4 ショーン・マーフィー(ブレーブス:7位)
    5 ウィルソン・コントレラス(カージナルス:4位)
    6 アレハンドロ・カーク(ブルージェイズ:圏外)
    7 トラビス・ダーノー(ブレーブス:圏外)
    8 サルバドール・ペレス(ロイヤルズ:5位)
    9 ダニー・ジャンセン(ブルージェイズ:圏外)
    10 タイラー・スティーブンソン(レッズ:圏外)

    ◆一塁手
    1 ポール・ゴールドシュミット(カージナルス:5位)
    2 フレディ・フリーマン(ドジャース:1位)
    3 ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ:2位)
    4 ホセ・アブレイユ(アストロズ:8位)
    5 ピート・アロンソ(メッツ:6位)
    6 マット・オルソン(ブレーブス:3位)
    7 タイ・フランス(マリナーズ:圏外)
    8 ナサニエル・ロウ(レンジャーズ:圏外)
    9 ルイス・アライズ(マーリンズ:圏外)
    10 リース・ホスキンス(フィリーズ:圏外)

    ◆二塁手
    1 ホセ・アルトゥーベ(アストロズ:4位)
    2 ジェフ・マクニール(メッツ:9位)
    3 アンドレス・ヒメネス(ガーディアンズ:圏外)
    4 マーカス・セミエン(レンジャーズ:2位)
    5 ブランドン・ラウ(レイズ:3位)
    6 ホルヘ・ポランコ(ツインズ:7位)
    7 ブレンダン・ドノバン(カージナルス:圏外)
    8 ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス:1位)
    9 コルテン・ウォン(マリナーズ:圏外)
    10 グレイバー・トーレス(ヤンキース:圏外)

    ◆三塁手
    1 マニー・マチャド(パドレス:7位)
    2 ホセ・ラミレス(ガーディアンズ:1位)
    3 オースティン・ライリー(ブレーブス:圏外)
    4 ラファエル・デバース(レッドソックス:2位)
    5 ノーラン・アレナド(カージナルス:8位)
    6 アレックス・ブレグマン(アストロズ:3位)
    7 ジャスティン・ターナー(レッドソックス:4位)
    8 マックス・マンシー(ドジャース:一塁手4位)
    9 ヤンディ・ディアス(レイズ:圏外)
    10 DJ・ラメイヒュー(ヤンキース:圏外)

    ◆遊撃手
    1 トレイ・ターナー(フィリーズ:2位)
    2 カルロス・コレア(ツインズ:3位)
    3 ザンダー・ボガーツ(パドレス:4位)
    4 コリー・シーガー(レンジャーズ:5位)
    5 フランシスコ・リンドーア(メッツ:9位)
    6 ダンズビー・スワンソン(カブス:圏外)
    7 ボー・ビシェット(ブルージェイズ:7位)
    8 ウィリー・アダメス(ブリュワーズ:圏外)
    9 ティム・アンダーソン(ホワイトソックス:8位)
    10 ワンダー・フランコ(レイズ:10位)

    ◆左翼手
    1 ヨーダン・アルバレス(アストロズ:圏外)
    2 フアン・ソト(パドレス:右翼手1位)
    3 カイル・シュワーバー(フィリーズ:5位)
    4 テイラー・ウォード(エンゼルス:圏外)
    5 ランディ・アロザレーナ(レイズ:右翼手10位)
    6 スティーブン・クワン(ガーディアンズ:圏外)
    7 タイラー・オニール(カージナルス:7位)
    8 マイケル・ブラントリー(アストロズ:4位)
    9 イアン・ハップ(カブス:圏外)
    10 エロイ・ヒメネス(ホワイトソックス:圏外)

    ◆中堅手
    1 マイク・トラウト(エンゼルス:1位)
    2 バイロン・バクストン(ツインズ:3位)
    3 フリオ・ロドリゲス(マリナーズ:圏外)
    4 ブランドン・ニモ(メッツ:左翼手6位)
    5 マイケル・ハリス2世(ブレーブス:圏外)
    6 ブライアン・レイノルズ(パイレーツ:4位)
    7 セドリック・マリンズ(オリオールズ:7位)
    8 ルイス・ロバート(ホワイトソックス:5位)
    9 マイク・ヤストレムスキー(ジャイアンツ:圏外)
    10 チャス・マコーミック(アストロズ:圏外)

    ◆右翼手
    1 アーロン・ジャッジ(ヤンキース:4位)
    2 ムーキー・ベッツ(ドジャース:5位)
    3 ブライス・ハーパー(フィリーズ:2位)
    4 カイル・タッカー(アストロズ:6位)
    5 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス:3位)
    6 ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ:中堅手2位)
    7 スターリング・マルテ(メッツ:中堅手6位)
    8 テオスカー・ヘルナンデス(マリナーズ:8位)
    9 フェルナンド・タティスJr.(パドレス:遊撃手1位)
    10 ハンター・レンフロー(エンゼルス:圏外)

    ◆先発投手
    1 コービン・バーンズ(ブリュワーズ:9位)
    2 ジャスティン・バーランダー(メッツ:圏外)
    3 カルロス・ロドン(ヤンキース:圏外)
    4 マックス・シャーザー(メッツ:3位)
    5 サンディ・アルカンタラ(マーリンズ:圏外)
    6 大谷翔平(エンゼルス:圏外)
    7 マックス・フリード(ブレーブス:圏外)
    8 ザック・ウィーラー(フィリーズ:6位)
    9 ジェイコブ・デグロム(レンジャーズ:1位)
    10 フリオ・ウリアス(ドジャース:圏外)

    ◆救援投手
    1 エドウィン・ディアス(メッツ:圏外)
    2 エマニュエル・クラセ(ガーディアンズ:4位)
    3 デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ:3位)
    4 エバン・フィリップス(ドジャース:圏外)
    5 ヨアン・デュラン(ツインズ:圏外)
    6 ライアン・プレスリー(アストロズ:5位)
    7 アンドレス・ムニョス(マリナーズ:圏外)
    8 リアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス:2位)
    9 ジェイソン・アダム(レイズ:圏外)
    10 ライアン・ヘルズリー(カージナルス:圏外)

  • 首位打者アライズが年俸調停に勝利 今季の年俸は610万ドルに決定

    2023.2.3 12:00 Friday

     日本時間2月3日、マーリンズのルイス・アライズの年俸調停が行われ、選手側が勝利したことをメジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者が伝えた。トレードでツインズからマーリンズへ移籍したアライズは、今季の年俸として610万ドルを希望。一方、ツインズは500万ドルを提示し、マーリンズ移籍後も球団側の提示額は変わっていなかった。年俸調停の結果、選手側の希望が認められ、今季の年俸は610万ドルに決定。なお、アライズは年俸調停1年目であり、マーリンズは今季を含めてあと3年保有できる。

     現在25歳のアライズは、メジャー最初の3シーズンで245試合に出場して打率.313、966打席でわずか88三振と巧みなバットコントロールに定評があったが、昨季は初めて規定打席に到達。144試合に出場して打率.316、8本塁打、49打点、OPS.795をマークしてオールスター・ゲームに初選出されただけでなく、首位打者のタイトルを獲得し、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)の三冠王を阻止した。優れた打撃アプローチも健在で、昨季は三振数(43)を上回る四球数(50)を記録している。

     首位打者に輝いたばかりのアライズだが、今年1月にパブロ・ロペス+若手2選手とのトレードでツインズからマーリンズへ移籍。首位打者のタイトルを獲得した選手がその年のオフにトレードされるのは1978年オフのロッド・カルー以来であり、このときも放出したのはツインズだった(カルーはツインズからエンゼルスへ移籍)。昨季は一塁を守る機会が多かったアライズだが、マーリンズはアライズを正二塁手として起用する方針。これに伴い、昨季オールスター・ゲームに選出されたジャズ・チザムJr.が二塁から中堅へコンバートされることが決まっている。

     マーリンズはすでにギャレット・クーパー、ジェイコブ・ストーリングス、ジョーイ・ウェンドル、JT・シャグワ、タナー・スコットとの年俸調停を回避。アライズとの年俸調停も終了し、残りはヘスス・ルザードとジョン・バーティの2選手となっている。

  • ドジャース・フリードマン編成本部長 ぜいたく税のリセットを否定

    2023.2.3 11:43 Friday

     控えめなオフシーズンを過ごし、ぜいたく税の税率リセットを目指していることが噂されているドジャースだが、「ジ・アスレチック」でドジャースを担当するファビアン・アルダヤ記者によると、アンドリュー・フリードマン編成本部長はペイロールをぜいたく税ライン以内に収めるためのトレードを行うことを否定しているという。「我々は今季優勝するためにできることを全てやっている」とフリードマン。今オフの補強が控えめなのは年俸総額を削減するためではなく、正二塁手として期待されるミゲル・バルガスら若手選手にチャンスを与える狙いがあるようだ。

     Roster Resourceの計算によると、ぜいたく税の対象となるドジャースのペイロールは現在およそ2億3800万ドル。今季のぜいたく税ラインは2億3300万ドルのため、ドジャースは年俸500万ドル以上の選手をトレードで放出できれば、ペイロールをぜいたく税ライン以内の収めることが可能だ。一部では救援右腕ブレイク・トライネン(年俸800万ドル)の放出が噂されているが、トライネンは昨年11月に肩の手術を受けており、今季全休が濃厚。トライネンを放出するトレードを成立させるためには、セット売りで若手有望株を犠牲にしなければならないだろう。

     もう1人、候補として挙げられているのがクリス・テイラーだが、テイラーは4年6000万ドルの契約1年目だった昨季、打率.221、10本塁打、OPS.677と不本意なシーズンを過ごした。価値が下がっているこのタイミングでトレードすれば、大した見返りは得られないだろう。また、ドジャースはトレイス・トンプソンやジェームス・アウトマンがレギュラー候補になるほど外野手の層が薄くなっており、外野のレギュラー格であるテイラーを放出することは考えにくい。

     よって、ドジャースがトレードでペイロール削減を実現させるのは現実的ではなく、今季もぜいたく税ラインを超える可能性が極めて高い。トレイ・ターナー、コディ・ベリンジャー、ジャスティン・ターナー、タイラー・アンダーソン、アンドリュー・ヒーニーら主力が流出しながらも補強が控えめだったのは、若手選手にチャンスを与えるためなのだろう。すでにメジャーに到達しているバルガスやライアン・ペピオのほかにも、マイケル・ブッシュ、アンディ・パヘス、ボビー・ミラー、ギャビン・ストーンなど多くの若手有望株を抱えるドジャース。彼らが期待通りに成長すれば、さらなるペイロール削減が可能となり、1年後に大谷翔平を獲得するための資金にも余裕が生まれるはずだ。

  • ジャッジは昨季の活躍を再現できるか 2年連続60発は過去2人だけ

    2023.2.2 13:08 Thursday

     アーロン・ジャッジは昨季開幕前にヤンキースからの長期契約のオファーを断り、FA直前の「勝負のシーズン」を迎えた。その結果は、シーズン本塁打のアメリカン・リーグ記録を更新し、打率.311、62本塁打、131打点、16盗塁、OPS1.111という素晴らしい成績でMVPを受賞。三冠王にあと一歩と迫る大活躍だった。オフにはヤンキースと再契約し、9年3億6000万ドルという超大型契約をゲット。デレック・ジーター以来となるキャプテンにも任命された。そんなジャッジは昨季の素晴らしい活躍を再現することができるのだろうか。

     メジャーリーグでは過去にシーズン60本塁打を達成した選手がジャッジを含めてのべ9人いるが、そのうち2年連続で60本以上の本塁打を放った選手は2人しかいない。1998~99年のマーク・マグワイア(70本→65本)と同じく1998~99年のサミー・ソーサ(66本→63本)だ。ただし、彼らはステロイドの力を借りてパワーアップした打者として知られており、ジャッジの比較対象とするのは適切ではないかもしれない。

     メジャーリーグの歴史上、シーズン60本塁打を達成した翌年に前年から本塁打数を増やした打者は皆無である。1927年に60本塁打のベーブ・ルースは翌年54本塁打、1961年に61本塁打のロジャー・マリスは翌年33本塁打に終わっており、相手チームからのマークがさらに厳しくなることが予想されるなか、ジャッジが昨季の活躍を再現するのは難しいと思われる。

     データサイト「ファングラフス」は今季のジャッジの成績を154試合、打率.278、45本塁打、109打点、10盗塁、OPS.950、WAR7.5と予想している。45本塁打は両リーグ1位、114打点もピート・アロンソ(メッツ)と並んで1位の数字。OPS.950はヨーダン・アルバレス(アストロズ)の.959に次ぐ2位、WAR7.5も大谷翔平(エンゼルス)の投打合計7.6に次ぐ2位となっており、昨季から成績がダウンするのは仕方ないとはいえ、球界トップクラスの成績を残すことが予想されている。これだけの成績を残すことができれば、歴史的なシーズンの翌年としては十分に合格点と言えるのではないだろうか。

  • マリナーズが便利屋ムーアとの年俸調停回避 3年887.5万ドルで合意

    2023.2.2 11:50 Thursday

     日本時間2月2日、ESPNのジェフ・パッサン記者が伝えたところによると、マリナーズは内外野全ポジションを守れるユーティリティ・プレーヤーのディラン・ムーアとの年俸調停を回避し、3年総額887万5000ドルの契約を結ぶことで合意に至ったようだ。ムーアは今季が年俸調停期間2年目のシーズンで、2024年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となる予定だった。今回の3年契約は年俸調停期間の残り2年とそのあとの1年をカバーするものとなる。なお、ムーアの昨季の年俸は135万ドルだった。

     パッサン記者の情報によると、3年契約の総額は887万5000ドルだが、定められた条件をクリアすることにより900万ドルを超える可能性があるという。また、オプションは付属しておらず、ムーアは順調にいけば2025年シーズン終了後にFAとなる。

     現在30歳のムーアは2015年ドラフト7巡目指名を受けてレンジャーズに入団し、翌年8月の三角トレードでブレーブスへ移籍。しかし、2018年3月にブレーブスを解雇され、ブリュワーズでもメジャー昇格を果たせず、2019年にマリナーズでようやくメジャーデビューした苦労人である。

     メジャー4年目の昨季は104試合に出場し、打率.224、6本塁打、24打点、21盗塁、OPS.753を記録。出塁率が.368と高く、内外野の全ポジションを守ることができるため、見た目の数字以上にチームへの貢献度が高い選手である。今回の3年契約はチームからの評価の高さを裏付けるものと言えるだろう。

     昨季は右翼手としての出場が39試合(うちスタメン20試合)と最も多く、遊撃で26試合(同17試合)、左翼で18試合(同9試合)、二塁で12試合(同8試合)、一塁で8試合(同3試合)、中堅で7試合(同7試合)、三塁で2試合(同0試合)に出場。2019年には1試合だけ敗戦処理として登板した経験もある(1回5安打4失点)。左腕を得意としているため、今季は左打者のコルテン・ウォンとのプラトーンで二塁手としてプレーする機会が増えるかもしれない。

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