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  • マチャド2本塁打でパドレス快勝 菊池は6四球の乱調で4敗目

    2020.9.19 14:00 Saturday

    【パドレス6-1マリナーズ】@ペトコ・パーク

     ポストシーズン進出に向けて負けられない戦いが続くマリナーズは、先発の菊池雄星が大誤算。6つの四球を与えただけでなく、3つの暴投を記録する乱調ぶりで今季4敗目(2勝・防御率5.93)を喫した。パドレスはマニー・マチャドが菊池からの一発を含む2本塁打を放つ活躍。先発のクリス・パダックは6回1安打無失点の好投で今季4勝目(4敗)をマークした。

     フェルナンド・タティスJr.を4球で空振り三振に仕留めるなど、初回こそ三者凡退に抑えた菊池だったが、2回表先頭のミッチ・モアランドにヒットを許したところから投球が一変。暴投と四球で一死一・三塁とピンチを広げ、この回はなんとか無失点で切り抜けたものの、狂い始めた制球を修正できなかった。

     3回表は2つの四球で一死一・二塁のピンチを招き、ダブルスチールを決められて二・三塁。ここで暴投により先制点を献上した。4回表は先頭のトミー・ファムにヒットを許し、暴投で無死二塁。このあと、四球とヒットで無死満塁の大ピンチとなり、トレント・グリシャムのファーストゴロの間に2点を奪われ、さらに二死一・三塁からマチャドに15号3ランを浴びた。

     結局、菊池は4回89球を投げて被安打4、奪三振3、与四球6、暴投3、失点5という内容で降板。マリナーズは8回裏にエバン・ホワイトの6号ソロで1点を返したが、9回表にマチャドの16号ソロで再びリードを広げられ、1対6で完敗を喫した。

     地区2位のアストロズがダイヤモンドバックスに敗れたため、2位とのゲーム差は3で変わらなかったが、背後には0.5ゲーム差でエンゼルスが迫っている。ここにきて痛恨の4連敗を喫し、マリナーズの19年ぶりのポストシーズン進出は極めて難しい状況となった。

  • レイズ地区優勝へマジック5 1番・筒香は初の三塁打含むマルチ安打

    2020.9.19 13:30 Saturday

    【レイズ2-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     レイズは先発のタイラー・グラスナウが5イニングで10個の三振を奪うなど投手陣がオリオールズ打線をわずか5安打1得点に封じ、2対1で勝利。地区優勝へのマジックナンバーは1つ減って「5」となった。グラスナウが今季4勝目(1敗)、5番手のライアン・シェリフがメジャー初セーブを記録。オリオールズ先発のアレックス・カッブは6回4安打2失点の好投ながら今季5敗目(1勝)となった。

     レイズは1回表二死からヒットと四球で一・二塁のチャンスを迎え、ネイト・ロウのタイムリーで1点を先制。グラスナウが2回までに5三振を奪う力投を見せるなか、3回表には先頭の筒香嘉智がメジャー初の三塁打を放ってチャンスメイクし、一死後にブランドン・ラウのタイムリーで2点目を奪った。

     グラスナウは4回裏先頭のオースティン・ヘイズに2号ソロを浴び、1点を失ったものの、次打者リオ・ルイーズから圧巻の三者連続三振。5回裏先頭のセドリック・マリンズからも三振を奪い、今季2度目の2ケタ奪三振を達成した。

     レイズは7回表二死満塁のチャンスで追加点を奪えなかったものの、4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えて2対1で逃げ切り。ホワイトソックスがレッズに敗れたため、アメリカン・リーグの最高勝率に浮上した。

     「1番・指名打者」で先発出場した筒香は、見逃し三振、ライトへの三塁打、サードゴロ、センターへのヒット、見逃し三振で5打数2安打。今季の打率は.200、OPSは.729となった。

  • バース&ドリスが崩れてブルージェイズ逆転負け 山口1/3回無失点

    2020.9.19 12:30 Saturday

    【ブルージェイズ7-8フィリーズ】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@シチズンズバンク・パーク

     ブルージェイズは2点リードで迎えた6回裏にアンソニー・バースとラファエル・ドリスが崩れ、3点を奪われて逆転負け。ドリスはメジャー復帰後初のセーブ失敗となり、今季2敗目(2勝)を喫した。逆転勝利のフィリーズは5番手の新人右腕コナー・ブログドンがメジャー初勝利をマーク。6番手のヘクター・ネリスに今季5セーブ目が記録された。

     ブルージェイズがロス・ストリップリング、フィリーズがデービッド・ヘイルの先発で始まった一戦は、1回裏にディディ・グレゴリアスがタイムリー、3回裏にアンドリュー・マカッチェンが8号ソロを放ち、フィリーズが2点をリード。しかし、ブルージェイズは4回表にテオスカー・ヘルナンデスの15号ソロと3本のタイムリーで5点を奪い、逆転に成功した。

     ところが、4回裏に2番手のA・J・コールが新人捕手ラファエル・マルシャンに1号3ランを浴び、5対5の同点。この試合がメジャー2試合目の出場となったマルシャンは、マイナー通算846打席で1本も本塁打を打っておらず、これがプロ入りしてから初めての本塁打となった。

     同点に追い付かれたブルージェイズは、5回表にフィリーズ救援陣を攻め、ランドール・グリチックの犠飛とダニー・ジャンセンの押し出し四球で2点を勝ち越し。5回裏二死から4番手バースを投入し、逃げ切りを図った。しかし、バースが6回裏に一死一・二塁のピンチを招いて降板すると、5番手のドリスは二死二・三塁からブライス・ハーパーに同点の2点タイムリー二塁打を浴びてセーブ失敗。さらに次打者アレック・ボームには勝ち越しタイムリーを浴びた。

     ドリスが右膝の違和感を訴えたため、山口俊が6番手として緊急登板。グレゴリアスに四球を与えたものの、ジェイ・ブルースをピッチャーゴロに打ち取り、1/3回無失点で今季の防御率は6.55となった。ブルージェイズは7回表二死から連続四球で一・二塁のチャンスを作ったが、キャバン・ビジオがセンターライナーに倒れて試合終了。5連敗となった。

  • レッズが一発攻勢で6連勝&5割復帰 秋山は3打数1安打1四球

    2020.9.19 11:30 Saturday

    【ホワイトソックス1-7レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは残り9試合をホワイトソックス、ブリュワーズ、ツインズと戦うため、対戦相手の勝率を基準にすると、ポストシーズン争いに加わっているチームのなかでは最も厳しいスケジュールとなっている。しかし、ホワイトソックス3連戦の初戦は3回までに4本塁打を放つ一発攻勢で快勝。今季最長の連勝を6に伸ばし、勝率5割復帰を果たした。

     ホワイトソックス先発の新人右腕ジョナサン・スティーバーに対し、レッズは初回にニック・カステヤーノスの13号ソロで先制。3回裏にはタッカー・バーンハートの5号ソロ、ジョーイ・ボットーの10号ソロ、ジェシー・ウィンカーの11号3ランと3本の本塁打が飛び出し、リードを6点に広げた。

     レッズ先発のタイラー・マーリーは、6回表に無死満塁のピンチを招き、エロイ・ヒメネスのサードゴロの間に1点を失ったものの、5回2/3を4安打1失点に抑える力投。2番手のテジェイ・アントーンも2回1/3を無安打無失点に抑える好投を見せ、7回裏にはボットーのタイムリー二塁打でダメ押しの7点目を奪った。

     6点リードの9回表を3番手のサル・ロマノが三者凡退に抑え、7対1で試合終了。マーリーが今季2勝目(2敗)をマークし、4本塁打を浴びたスティーバーにはメジャー初黒星(0勝)が記録された。

     レッズの秋山翔吾は「1番・レフト」で先発出場し、セカンドゴロ、ショートゴロ、内野安打(打球が二塁走者に直撃、記録は安打)、四球で3打数1安打1四球。4試合連続安打で今季の打率は.241、OPSは.650となった。

  • 2020年シーズン「期待はずれ」の5チーム エンゼルスなどが選出

    2020.9.19 11:00 Saturday

     メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチは日本時間9月19日、2020年シーズンにおける「期待はずれ」の5チームを特集する記事を公開した。レイッチが選んだのはダイヤモンドバックス、レッドソックス、エンゼルス、メッツ、ナショナルズの5チーム。いずれも開幕前にはポストシーズン進出を期待されていたものの、現在は下位に低迷している。

     データサイト「FanGraphs」における開幕前と現在の「ポストシーズン進出の確率」を比較してみると、ダイヤモンドバックスは46.7%から0.0%、レッドソックスは64.7%から0.0%、エンゼルスが57.4%から0.7%、メッツは68.3%から20.2%、ナショナルズは76.7%から0.9%となっている。メッツ以外の4チームはポストシーズン進出が絶望的、メッツもかなり厳しい状況だ。

     ダイヤモンドバックスは昨季成長した選手たちが軒並み成績を落とし、新戦力のマディソン・バムガーナーも防御率8点台と大誤算。スターリング・マーテイをトレードで放出し、「白旗」を上げた。レッドソックスはチーム防御率が6点台で両リーグワースト。クリス・セールやエドゥアルド・ロドリゲスの離脱により厳しい状況になることはある程度予想されていたが、予想以上の惨状となってしまった。

     メッツは実績のある投手を6人揃えたはずの先発ローテーションが機能せず、救援右腕のセス・ルーゴや新人のデービッド・ピーターソンがローテに加わっている状況。これでは上位進出は難しいと言わざるを得ない。昨季王者のナショナルズはスティーブン・ストラスバーグを故障で欠き、マックス・シャーザーやパトリック・コービンも本来のパフォーマンスではない。MVP級の成績を残しているトレイ・ターナーとフアン・ソトを擁しているにもかからわず、地区最下位に低迷することになってしまった。

     そして、レイッチはエンゼルスの「誤算」として大谷翔平の名前を挙げている。二刀流での活躍が期待された大谷だが、投手としては2試合で1回2/3しか投げられず、打率も1割台に低迷。長打率は40歳のアルバート・プーホルスを下回っている。チームとして投打両面に課題を多く抱えており、レイッチは「すべてが大谷の責任というわけではない」としているが、大谷の二刀流での活躍を計算に入れたチーム構成である以上、低迷の責任の一端が大谷にあることは否定できないだろう。

  • マリナーズが「ホーム」のサンフランシスコで痛恨の連敗

    2020.9.18 13:00 Friday

    【ジャイアンツ6-4マリナーズ】@オラクル・パーク

     19年ぶりのポストシーズン進出に向けて地区2位のアストロズの背中を追っているマリナーズ。ジャイアンツ2連戦は本拠地T-モバイル・パークで行われる予定だったが、山火事による大気汚染の影響により敵地オラクル・パークでホームゲームを行うことになった。残り試合の対戦相手を考えると、ジャイアンツに連勝しておきたいところだったが、痛恨の連敗。アストロズとのゲーム差は3に広がってしまった。

     2回表にダリン・ラフの4号ソロで先制を許したマリナーズは、2回裏にティム・ロープス、フィリップ・アービン、J・P・クロフォードと3本のタイムリーで4点を奪い、逆転に成功。しかし、6回表にエバン・ロンゴリアのタイムリーとブランドン・クロフォードの犠飛で2点を返され、7回表にはウィルマー・フローレスに逆転の2点タイムリー三塁打を浴び、さらにアレックス・ディッカーソンのタイムリーでリードを2点に広げられた。

     7回裏に二死一・二塁、8回裏と9回裏はいずれも一死一・二塁のチャンスを作ったものの、チャンスを生かせず、そのまま試合終了。ジャイアンツは3番手のリコ・ガルシアにメジャー初勝利、6番手のサム・セルマンにメジャー初セーブが記録され、マリナーズ3番手のケンドール・グレイブマンが今季3敗目(0勝)を喫した。

     マリナーズは明日からのパドレス3連戦も敵地ペトコ・パークでホームゲームとして開催することになり、そのあとアストロズとの直接対決3連戦が控えている。アストロズとの絶望的な相性の悪さ(直近2シーズンで2勝24敗)を考えると、逆転でのポストシーズン進出はかなり厳しい状況だが、逆転の可能性が残っている限り、諦めずに戦い続けるしかない。

  • ヤンキースが1イニング5発&3試合連続6発以上 田中今季3勝目

    2020.9.18 12:30 Friday

    【ブルージェイズ7-10ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキース打線の勢いが止まらない。一昨日の6本塁打、昨日の7本塁打に続いて今日の試合でも6本塁打を放ち、3試合連続6本塁打以上というメジャー史上初の快挙を成し遂げた。しかもメジャー史上7度目の1イニング5本塁打というおまけ付き。本拠地でのブルージェイズ3連戦を見事にスイープし、連勝を8に伸ばした。

     ヤンキースはブルージェイズのオープナーを務めたジュリアン・メリーウェザーから1回裏に無死満塁のチャンスを作り、ジャンカルロ・スタントンのタイムリーなどで2点を先制。しかし、先発の田中将大が3回表にルルデス・グリエルJr.の9号ソロとボー・ビシェットのタイムリーで2点を失い、同点に追い付かれた。

     4回裏、ヤンキース打線がブルージェイズ2番手のチェイス・アンダーソンを相手に爆発し、ゲーリー・サンチェスのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功した直後、ブレット・ガードナーが5号2ラン、DJ・レメイヒューが10号ソロ、ルーク・ボイトが20号ソロを放ち、三者連続アーチ。アーロン・ヒックスが空振り三振に倒れたあと、スタントンの4号ソロ、グレイバー・トーレスの3号ソロと二者連続アーチが飛び出し、1イニング5本塁打のメジャータイ記録となった。

     打線の援護をもらった田中は、5回表にグリエルJr.の10号ソロで3点目を失ったものの、7回91球を投げて被安打7、奪三振5、無四球、失点3と安定したピッチングを披露。ヤンキースは7回裏にサンチェスの9号ソロで1点を追加し、リリーフ陣が9回表に4点を失ったが、10対7で逃げ切った。

     今季最長の7イニングを投げた田中は今季3勝目(2敗・防御率3.27)をマークし、4番手のアロルディス・チャップマンが今季3セーブ目を記録。5本塁打を浴びるなど7失点と炎上したアンダーソンは今季2敗目(0勝)を喫した。

  • レイズがWヘッダー連勝でポストシーズン進出決定 筒香は出場せず

    2020.9.18 12:00 Friday

    【オリオールズ6-10レイズ】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     レイズは6対6の同点で迎えた5回裏に2本のタイムリーと2本の犠飛で4点を勝ち越し。10対6でオリオールズを破り、ダブルヘッダーの2試合をスイープして2年連続のポストシーズン進出を決めた。レイズの2年連続ポストシーズン進出は2010~11年に続いて球団史上2度目。なお、レイズの筒香嘉智は出場しなかった。

     レイズがトレバー・リチャーズ、オリオールズがブルース・ジマーマン(メジャー初登板)の先発で始まった一戦は、初回にレイズがウィリー・アダメスの6号3ランで3点を先制。オリオールズは2回表にハンザー・アルベルトの3号ソロで1点を返し、3回表にはライアン・マウントキャッスルのタイムリーで1点差としたが、レイズは3回裏にハンター・レンフローの8号ソロでリードを2点に広げた。

     ところが、4回表にリチャーズがリオ・ルイーズの9号2ランで同点に追い付かれると、2番手のライアン・トンプソンは二死一・二塁のピンチを招き、DJ・スチュワートに勝ち越しの2点タイムリー二塁打を献上。しかし、レイズは4回裏にジョーイ・ウェンドルが3号2ランを放ち、すぐさま同点に追い付いた。

     そして5回裏、レイズは先頭のマイク・ブロソーが四球を選んで出塁すると、アダメス、ロウ、マニュエル・マーゴ、ケバン・スミスと4連打が飛び出し、2点を勝ち越し(ロウとスミスがタイムリー)。さらに無死満塁からウェンドルとランディ・アロサレーナの連続犠飛で2点を追加し、リードを4点に広げた。

     4番手のジョン・カーティスが6回表と7回表を無失点に抑え、10対6で逃げ切り。レイズ3番手のピート・フェアバンクスが今季5勝目(3敗)をマークし、オリオールズ3番手のコール・スルサーに今季5敗目(1勝)が記録された。アメリカン・リーグでのポストシーズン進出決定はホワイトソックスに続いて2チーム目となる。

  • エンゼルス・ウォルシュ 9試合連続打点&得点の新人記録を樹立

    2020.9.18 11:30 Friday

    【ダイヤモンドバックス3-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     逆転でのポストシーズン進出に向けて負けられない戦いが続くエンゼルスは、ダイヤモンドバックスを7対3で破り、3連戦の被スイープを回避。5回6安打2失点(自責点1)の力投を見せた先発のグリフィン・キャニングが今季初勝利(3敗)をマークした。一方、ダイヤモンドバックス先発のアレックス・ヤングは3回途中8安打6失点で今季4敗目(2勝)。エンゼルスの大谷翔平は出場しなかった。

     エンゼルスは初回にマイク・トラウトの犠飛とアンソニー・レンドンの9号2ランで3点を先制すると、2回裏にはジャレッド・ウォルシュの犠飛とトラウトのタイムリーで2点を追加。3回裏にはアンソニー・ベンブームの犠飛でリードを6点に広げた。

     4回表にニック・アーメッドのタイムリー二塁打、5回表にクリスチャン・ウォーカーのタイムリーでそれぞれ1点を返されたが、8回裏にアンドレルトン・シモンズがダメ押しのタイムリー。9回表にジョシュ・バンミーターのタイムリーで1点を失ったものの、7対3で勝利し、連敗を2でストップした。

     好調のウォルシュは「2番・一塁」で先発出場し、第1打席でレフトへのヒットを放ったあと、レンドンの9号2ランで生還して1得点を記録。2回裏一死満塁のチャンスで迎えた第2打席ではレフトへの犠飛を放ち、1打点を叩き出した。

     ウォルシュはこれで日本時間9月7日のアストロズ戦から9試合連続打点&得点となり、打点が公式記録となった1920年以降の新人メジャー新記録を樹立。アメリカン・リーグでは2002年のデービッド・オルティス(当時ツインズ)以来18年ぶりの快挙となった。

     ウォルシュを超える記録を持っているのはルディ・ヨーク(1940年タイガース・12試合)、テッド・ウィリアムス(1950年レッドソックス・11試合)、ルー・ゲーリッグ(1930年ヤンキース・10試合)、ボビー・アブレイユ(2005年フィリーズ・10試合)の4人だけ。9月に入って打率.417、7本塁打、18打点、OPS1.405と絶好調のウォルシュがどこまで記録を伸ばせるか注目だ。

  • Wソックスがポストシーズン進出 前田5回2失点も6勝目ならず

    2020.9.18 11:00 Friday

    【ツインズ3-4ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

     ホワイトソックスは4対3でツインズを破り、2008年以来12年ぶりとなるポストシーズン進出が決定。ティム・アンダーソンは「僕たちはより大きなゴールを目指している。ポストシーズン進出はその第一歩にすぎない」と早くも次なるステップを見据えていた。

     ツインズが前田健太、ホワイトソックスがレイナルド・ロペスの先発で始まった一戦は、両軍がソロ本塁打を打ち合う空中戦となり、2回表にバイロン・バクストンの11号ソロでツインズが先制すると、4回裏にホゼ・アブレイユの17号ソロで同点。5回表にバクストンの12号ソロでツインズが再びリードを奪ったものの、ホワイトソックスは5回裏にエドウィン・エンカーナシオンの9号ソロで同点に追い付いた。

     ツインズは6回表にジョシュ・ドナルドソンの5号ソロで勝ち越しに成功し、5回86球を投げて被安打5、奪三振8、無四球、失点2の好投を見せた前田は今季6勝目の権利を持って降板。6回裏に2番手のマット・ウィスラーが一死満塁のピンチを招いたが、3番手のトレバー・メイが無失点で切り抜けた。

     しかし、ホワイトソックスは7回裏に4番手のタイラー・クリッパードから二死一・三塁のチャンスを迎え、5番手のセルジオ・ロモからホゼ・アブレイユがタイムリー、エロイ・ヒメネスがタイムリー二塁打を放って逆転に成功。このリードをリリーフ陣が守り抜き、ポストシーズン進出決定となった。

     前田からの一発を含む2安打2打点の活躍を見せたアブレイユは両リーグ一番乗りで50打点に到達(今季51打点)。チームの開幕50試合で50打点に到達するのは2013年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来の快挙である。ホワイトソックス3番手のコディ・ホイヤーが今季3勝目(0敗)、4番手のアレックス・コロメイが今季12セーブ目をマークし、クリッパードに今季初黒星(1勝)が記録された。

  • レイズが接戦を制す 1番・筒香は4打数1安打1打点

    2020.9.18 10:30 Friday

    【レイズ3-1オリオールズ】(ダブルヘッダー第1試合・7イニング制)@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     オリオールズとのダブルヘッダー第1試合、レイズ先発のブレイク・スネルは「完投を目指す」と発言していたが、残念ながら有言実行とはいかなかった。しかし、6回途中2安打1失点の好投でチームの勝利に貢献。レイズは7回表に2点を勝ち越し、3対1でオリオールズとの接戦を制した。

     レイズは2回表にブレット・フィリップスのタイムリー三塁打で1点を先制。スネルは5回まで無失点に抑えていたが、6回裏に四球と犠打で一死二塁のピンチを迎えた。この時点でまだ73球しか投げていなかったスネルだが、左腕キラーのハンザー・アルベルトとホゼ・イグレシアスを迎えるこのタイミングで、ケビン・キャッシュ監督はスネルの交代を決断した。

     「アルベルトとイグレシアスはコンタクトに長けた打者であり、打順も3まわり目に入るところだった。交代は正しい判断だったと思っている」とキャッシュ。1点リードを守るべく投入されたディエゴ・カスティーヨがライアン・マウントキャッスルに同点タイムリーを許したものの、7回表無死二・三塁から筒香嘉智のセカンドゴロとブランドン・ラウの犠飛で2点を奪い、接戦をモノにした。

     レイズは2番手のカスティーヨが今季3勝目(0敗)をマーク。ダブルヘッダー第2試合に勝利すればポストシーズン進出が決定する。一方、敗れたオリオールズは3番手のセザー・バルデスに今季初黒星(1勝)が記録された。

     筒香は自身初となる「1番・指名打者」で先発出場し、第1打席でセンターへのヒットを放った。第2打席はセンターライナー、第3打席はファーストゴロに終わり、7回表無死・二・三塁で迎えた第4打席もセカンドゴロに倒れたが、三塁走者が生還し、チームは勝ち越しに成功した。4打数1安打1打点で今季の打率は.192、OPSは.711となっている。

  • エンゼルス監督「ポストシーズン進出のためにベストの打線を組む」

    2020.9.17 13:15 Thursday

     エンゼルスのジョー・マドン監督は、まだポストシーズン進出の可能性が残っているため、ポストシーズン進出のために毎試合ベストの打線を組んでいることを明言した。大谷翔平は4試合連続でスタメンを外れているが、指揮官は通常の長丁場のシーズンであれば使いながら復調を待つことができるものの、残り10日ほどとなった現在の状況では調子の上がらない選手を辛抱強く使い続ける余裕はないと考えているようだ。

     今季の大谷は37試合に出場して打率.189、5本塁打、20打点、OPS.635と自己ワーストの成績に終わっている。マドンは大谷について「正直に言って、彼はあまりバットが振れていない。その状態で試合に出ることによってさらに状態が悪化し、彼をさらに苦しめることになる可能性がある。彼には再調整の時間が必要なんだ。彼が試合に戻ってきたときには良い結果が期待できるだろう」と語る。

     「長丁場のシーズンであれば、(シーズンが進むにつれて)彼は良くなっていくだろう。でも今は、限られた試合数のなかでポストシーズンに進むために戦わなければならない。目標とする場所にたどり着くために、残りの1週間~10日ほどは今使っている選手たちで戦いたいと考えている」とマドン。劇的にコンディションが向上しない限り、大谷に多くの出場機会が与えられることはなさそうだ。

     明日のダイヤモンドバックス戦では左腕アレックス・ヤングと対戦する予定のエンゼルス。大谷は今季、左腕に対して打率.154、0本塁打、1打点、OPS.503と苦戦しているため、明日の試合でもスタメンを外れる可能性が高い。

     「通常のシーズンの4月や5月であれば、彼をプレーさせながら復調を待つこともできるだろう。でも今は、我々が置かれている状況を考慮して、例年とは少し異なる考え方をしている」とマドン。要するに、ポストシーズン進出に向けて負けられない戦いが続くなかで、調子の上がらない選手を使う余裕はないということだ。明日からシーズン終了までの11日間で10試合を戦うエンゼルスだが、大谷の出場機会は極めて限定されたものになるかもしれない。

  • ヤンキース打線が連日の大爆発 9番・ヒガシオカが3本塁打5打点

    2020.9.17 12:20 Thursday

    【ブルージェイズ2-13ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ブルージェイズ3連戦の初戦を制して地区2位に浮上したヤンキースは、20点を奪った前日に続いて打線が爆発。カイル・ヒガシオカが3本塁打、DJ・レメイヒューが2本塁打を放つなどブルージェイズ投手陣に7本のアーチを浴びせ、13対2で連日の大勝となった。7連勝のヤンキースはブルージェイズとのゲーム差を1.5に広げている。

     ヤンキースは1回裏にレメイヒューの8号先頭打者アーチで先制すると、3回裏にヒガシオカが2号2ラン、4回裏にクリント・フレイジャーが7号ソロ、レメイヒューが9号2ランを放ち、6点をリード。5回裏にはフレイジャーのタイムリーで7点目を奪った。

     5回までノーヒット投球を続けていたゲリット・コールは、6回表先頭のジョナサン・ビヤーに二塁打を許し、一死一・三塁から暴投で1点を失ったものの、7回95球を投げて被安打3、奪三振8、与四球2、失点1と安定したピッチング。2安打完封をマークした前回登板に続く好投を見せた。

     ヤンキースの一発攻勢はその後も止まらず、6回裏にヒガシオカの3号ソロとルーク・ボイトの19号3ランで4点を追加すると、7回裏にはヒガシオカがダメ押しの4号2ラン。ヤンキースが2試合連続で6本以上の本塁打を放つのは球団史上初のことだった。

     9回表に3番手のニック・ネルソンがジョー・パニックの1号ソロで1点を返されたが、13対2で大勝。コールに今季6勝目(3敗)が記録され、ブルージェイズ先発のタナー・ロアークは4本塁打を浴びて4回6安打6失点で今季2敗目(2勝)を喫した。

  • レッズ5連勝でポストシーズン圏内浮上 秋山が決勝タイムリー

    2020.9.17 11:30 Thursday

    【パイレーツ0-1レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは前回登板のカージナルス戦で完投勝利をマークしたルイス・カスティーヨがまたも好投。7回3安打無失点、10奪三振という見事なピッチングを披露し、5回裏に秋山翔吾のタイムリーで奪った1点を守り抜いてパイレーツを1対0で破った。レッズはこれで今季最長の5連勝。借金1でカージナルスと並び、勝率の差でポストシーズン圏内の地区2位に浮上した。

     カスティーヨは得意のチェンジアップが冴えわたり、7回91球を投げてパイレーツ打線に二塁すら踏ませなかった。特に4回表二死からジョシュ・ベルにヒットを打たれて以降のピッチングは素晴らしく、許した走者は四球による1人だけ。最後は二者連続三振で2ケタ奪三振をクリアして今日の登板を締めくくった。

     カスティーヨが好投するなか、パイレーツ先発のJT・ブルベイカーを打ちあぐねていたレッズ打線だが、5回裏二死から連打と盗塁で二・三塁のチャンスを迎え、9月に入って好調の秋山がレフトへのタイムリーを放って1点を先制。8回表を2番手のアーチー・ブラッドリー、9回表を3番手のライセル・イグレシアスがそれぞれ三者凡退に抑え、完封リレーを完成させた。

     前回登板に続いて素晴らしいピッチングを見せたカスティーヨは今季3勝目(5敗)をマーク。イグレシアスは今季8セーブ目となり、ブルベイカーに今季2敗目(1勝)が記録された。

     「1番・レフト」で先発出場した秋山は、レフトフライ、四球、レフトへの決勝タイムリー、見逃し三振で3打数1安打1打点。今季の打率は.239、OPSは.646となった。9月は16試合に出場して打率.333、出塁率.491、OPS.872とまさに絶好調だ。

  • ドジャースが首位攻防3連戦に勝ち越し ポストシーズン進出一番乗り

    2020.9.17 09:15 Thursday

    【ドジャース7-5パドレス】@ペトコ・パーク

     ドジャースは2.5ゲーム差で迎えたパドレスとの首位攻防3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、地区首位の座をガッチリとキープ。2位パドレスとのゲーム差を3.5に広げただけでなく、両リーグ一番乗りで8年連続となるポストシーズン進出が決定した。地区8連覇へのマジックナンバーは「7」となっている。

     2回表にAJ・ポロックの11号ソロで先制したドジャースは、直後の2回裏にジェイソン・カストロのタイムリー二塁打で同点に追い付かれたものの、3回表にマックス・マンシーのタイムリー二塁打とウィル・スミスのタイムリーで2点を奪い、勝ち越しに成功。5回表にスミスの2点タイムリー二塁打とコディ・ベリンジャーのタイムリー、6回表にはクリス・テイラーの6号ソロが飛び出し、リードを6点に広げた。

     3回裏から3番手としてマウンドに上がり、好投を続けていたダスティン・メイが終盤に捕まり、7回裏にジュリクソン・プロファーの7号2ラン、8回裏にマニー・マチャドの14号ソロを浴びて合計3失点。9回裏には5番手のペドロ・バイエズがプロファーにタイムリーを浴び、2点差に詰め寄られたが、後続を打ち取って7対5で逃げ切った。

     メイが5回1/3を3失点(自責点1)に抑える力投を見せたドジャースは、2番手のアダム・コラレックが今季3勝目(0敗)、5番手のバイエズが今季2セーブ目をマーク。パドレスは先発のエイドリアン・モレホンが3回途中2失点(自責点1)で今季初黒星(2勝)を喫した。なお、ポロックは2回表に放った先制弾で通算100本塁打を達成している。

  • 新戦力・ラムの活躍でアスレチックス勝利 地区優勝に一歩前進

    2020.9.17 09:00 Thursday

    【アスレチックス3-1ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     アスレチックスは2日前に契約したばかりのジェイク・ラムが6回表のタイムリーを含む4打数2安打1打点の活躍を見せ、ロッキーズに3対1で勝利。敵地での2連戦を1勝1敗で終え、地区優勝に一歩前進した。この試合が終了した時点で、地区優勝へのマジックナンバーは「5」となっている。

     アスレチックスがマイク・ファイアーズ、ロッキーズがヘルマン・マルケスの先発で始まった一戦は、アスレチックスが3回表無死一・三塁からロビー・グロスマンの内野ゴロの間に1点を先制。ロッキーズは直後の3回裏に一死一・三塁のチャンスを迎え、ライメル・タピアのタイムリーで同点に追い付いた。

     ファイアーズが4回裏一死一・三塁、5回裏一死一・二塁のピンチを無失点で切り抜けると、アスレチックスは6回表に無死二・三塁のチャンスを作り、マーク・キャナの内野ゴロの間に勝ち越しに成功。さらにラムがライトへのタイムリーを放ち、リードを2点に広げた。

     アスレチックスはファイアーズが6回7安打1失点と力投し、2番手のジェイク・ディークマンと3番手のリアム・ヘンドリックスが合計3イニングを無失点に抑えて3対1で逃げ切り。ファイアーズが今季6勝目(2敗)、ヘンドリックスが今季13セーブ目をマークし、7回途中3失点のマルケスは今季6敗目(2勝)となった。

     正三塁手のマット・チャップマンが今季絶望となったため、ダイヤモンドバックスを解雇されたラムを急遽獲得したアスレチックスだが、ラムは加入後の3試合で11打数5安打、2二塁打、1本塁打、2打点と見事な活躍を披露。期待に応える働きでチームの勝利に貢献している。

  • ナショナルズの20歳・ガルシアが決勝弾 筒香は途中出場で2三振

    2020.9.17 08:00 Thursday

    【ナショナルズ4-2レイズ】(延長10回タイブレーク)@トロピカーナ・フィールド

     ナショナルズは9回裏二死からブランドン・ラウに13号ソロを浴び、同点に追い付かれたものの、タイブレークに突入した10回表に先頭のルイス・ガルシアが初球を捉え、右中間への2号勝ち越し2ラン。今季メジャー最年少(2000年5月16日生まれ)のルーキーが放った一発が決勝点となり、レイズを4対2で破った。

     タイブレークの初球を叩いて決勝弾を放ったガルシアについて、デーブ・マルティネス監督は「彼は恐れというものを知らないんだ」とその度胸を絶賛した。チームが低迷していることもあり、8月中旬にメジャー昇格を果たしたガルシアだが、ここまで27試合に出場して打率.284をマーク。2000年代生まれのメジャーリーガーとして史上初の本塁打を放つなど、抜擢に応える働きを見せている。

     ナショナルズ先発のオースティン・ボースは初回にネイト・ロウのタイムリー二塁打で先制を許したものの、5回4安打1失点の好投を披露。6回表にアズドゥルバル・カブレラの7号2ランで逆転したため、今季初勝利の権利を得たが、5番手のダニエル・ハドソンが9回裏から同点弾を浴びたため、残念ながら白星を手にすることはできなかった。

     ナショナルズは5番手のハドソンが今季2勝目(2敗)、6番手のカイル・マゴーウィンが今季初セーブをマーク。レイズはガルシアに決勝弾を献上した7番手のニック・アンダーソンが今季初黒星(1勝)を喫した。

     レイズの筒香嘉智はベンチスタートとなり、7回裏一死一・二塁のチャンスに代打で登場。しかし、95.4マイル(約154キロ)のシンカーを捉えられず空振り三振に倒れ、ラウの同点弾の直後に回ってきた9回裏の第2打席でも97.9マイル(約158キロ)のフォーシームにバットが空を切り、2打席連続の空振り三振を喫した。2打数ノーヒットで今季の打率は.190、OPSは.718となっている。

  • ポストシーズン争い 日本人所属チームはエンゼルスだけ蚊帳の外

    2020.9.16 16:00 Wednesday

     レギュラーシーズン終了まで残り2週間を切り、ポストシーズンに出場できる16枠(各リーグ8枠)をめぐって熾烈な争いが繰り広げられている。日本人所属チームでは、レイズ、ヤンキース、ブルージェイズ、ツインズ、カブスがポストシーズン圏内におり、マリナーズとレッズも逆転でのポストシーズン進出を狙える位置につけている。エンゼルスのみ蚊帳の外という状況だ。

     筒香嘉智が所属するレイズはアメリカン・リーグ東部地区、ダルビッシュ有が所属するカブスはナショナル・リーグ中部地区の首位に立っており、レイズは2位のヤンキースに4ゲーム差、カブスは2位のカージナルスに5ゲーム差をつけている。すでに2位との直接対決を終えており、このまま順調にいけば地区優勝の可能性は非常に高い。

     田中将大が所属するヤンキースは、山口俊が所属するブルージェイズと熾烈な2位争いを繰り広げており、日本時間9月16日の直接対決を制して0.5ゲーム差で2位に浮上。しかし、まだ直接対決を6試合も残しており、どちらが2位の座を手にするかは全く予想のつかない状況だ。

     前田健太が所属するツインズはアメリカン・リーグ中部地区2位。ホワイトソックスとの直接対決に連敗し、3ゲーム差をつけられてしまった。直接対決は残り2試合。日本時間9月18日の今季最終対戦では前田が先発予定だが、逆転での地区優勝のためには1試合も落とせない。なお、3位のインディアンスが7連敗中のため、3位との3ゲーム差はキープされている。

     菊池雄星と平野佳寿が所属するマリナーズはアメリカン・リーグ西部地区2位のアストロズを2ゲーム差で追っている。現時点で第8シードのインディアンスが勝率.542を記録しているため、これを上回るのは難しく、ポストシーズン進出のためにはアストロズを蹴落として2位に浮上するしかない。直接対決は残り3試合。しかし、昨季は1勝18敗、今季も1勝6敗と絶望的に相性が悪いため、19年ぶりのポストシーズン進出は厳しい状況だ。

     秋山翔吾が所属するレッズは今季初の4連勝で2位のカージナルスとのゲーム差を0.5に縮めた。現時点で第8シードのジャイアンツとも0.5ゲーム差のため、2位になれなくともワイルドカードでポストシーズンに進出できる可能性がある。9月に入って調子を上げ、リードオフマンの座に復帰した秋山の働きがカギを握りそうだ。

     そして、大谷翔平が所属するエンゼルスはリーグワースト3位タイ、メジャー全体でもワースト6位タイの勝率.408に沈んでいる。残り11試合に全勝しても貯金2ということを考えると、ポストシーズン進出は絶望的と言えるだろう。今季の日本人選手9人のうちポストシーズンに出場できないのが大谷だけ、という状況になる可能性もある。

  • カブスがサヨナラ勝ち ダルビッシュ7回3失点で8勝目ならず

    2020.9.16 13:00 Wednesday

    【インディアンス5-6xカブス】@リグリー・フィールド

     カブスは同点に追い付かれた直後の9回裏に一死満塁のチャンスを迎え、代打キャメロン・メイビンの押し出し死球でサヨナラ勝ち。6対5でインディアンスを破り、地区2位のカージナルスとのゲーム差を5に広げた。一方、敗れたインディアンスは今季ワーストの7連敗となった。

     サイ・ヤング賞レースに加わるダルビッシュ有(カブス)が先発した一戦は、2回裏にハビアー・バイエズがインディアンス先発のカルロス・カラスコから7号ソロを放ち、カブスが1点を先制。ところが、ダルビッシュは3回表先頭のジョシュ・ネイラーに二塁打を許し、デライノ・デシールズのバント安打に三塁クリス・ブライアントの悪送球が絡んで同点。さらにフランシスコ・リンドーアにタイムリー二塁打を浴び、リードを奪われた。

     ダルビッシュは5回表一死からデシールズに二塁打を許し、リンドーアのタイムリーで3失点目。しかし、カブスも反撃し、5回裏一死からイアン・ハップの二塁打、クリス・ブライアントのタイムリー、アンソニー・リゾーのタイムリー二塁打と3連打が飛び出して同点に追い付いた。

     ダルビッシュは6回表と7回表にも得点圏に走者を背負ったが、いずれも後続を抑えて無失点。7回100球を投げて被安打9、奪三振7、与四球1、失点3という投球内容でマウンドを降りた。カブスは7回裏にウィルソン・コントレラスの犠飛で勝ち越しに成功し、ダルビッシュには8勝目の権利が与えられた。

     カブスは8回裏先頭のバイエズが死球で出塁し、二盗を試みた際に捕手サンディ・レオンの送球が悪送球となり、ボールが外野へ転がる間に一気に生還。貴重な5点目を奪った。ところが、9回表に3番手のジェレミー・ジェフレスがリンドーアに8号同点2ランを浴び、ダルビッシュの8勝目は消滅。9回裏に一死満塁のチャンスを迎え、メイビンの押し出し死球でサヨナラ勝ちを収めた。

     ジェフレスが今季4勝目(1敗)をマークし、インディアンス4番手のオリバー・ペレスが今季初黒星(1勝)。ダルビッシュは防御率(2.00)でリーグ5位に後退したが、奪三振(79)ではリーグ2位タイに浮上し、ザック・デービース(パドレス)がドジャース戦で敗戦投手となったため、勝利数(7)でもリーグ1位タイの座をキープしている。

  • ボイト17号&18号などでヤンキース大勝 山口7失点の大乱調

    2020.9.16 11:45 Wednesday

    【ブルージェイズ6-20ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースはルーク・ボイトが本塁打王レースのトップに立つ17号3ラン&18号ソロを放つなど打線が爆発。ブルージェイズ投手陣に16安打20得点の猛攻を浴びせ、20対6で大勝した。ヤンキース先発のデイビー・ガルシアが7回6安打3失点で今季2勝目(1敗)をマーク。ブルージェイズ先発のタイワン・ウォーカーは2回途中7失点(自責点1)で今季3敗目(3勝)を喫した。

     2回表にブラディミール・ゲレーロJr.の7号ソロで先制されたヤンキースは、直後の2回裏に反撃を開始。エラー絡みで一死一・三塁のチャンスを作ると、ブレット・ガードナーのタイムリーで同点とし、さらにタイラー・ウェイドとDJ・レメイヒューのタイムリー、ボイトの17号3ラン、アーロン・ヒックスの5号ソロが飛び出して一挙7得点のビッグイニングとなった。

     3回裏はブルージェイズ2番手の山口俊が大乱調。四球、ボーク、四球、四球で無死満塁のピンチを招くと、二者連続押し出し死球で2失点。ここでレメイヒューに走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、一挙5点を失った。

     ブルージェイズは4回表にルルデス・グリエルJr.の8号2ランで2点を返したが、4回裏に山口が無死一・二塁のピンチを招いたところで降板。3番手のアンソニー・ケイがゲーリー・サンチェスに8号3ランを浴び、その後もヤンキース打線の勢いを止められなかった。

     ヤンキースは地区2位争いのライバルに大勝し、6連勝で地区2位に浮上。山口は1回1/3を投げて被安打2、奪三振2、与四球4、与死球2、失点7という大乱調で試合をぶち壊してしまい、今季の防御率は一気に悪化して6.65となった。

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