English Español 韓国語
  • 昨季王者のドジャース NLCS第6戦は中3日でビューラーが先発

    2021.10.24 00:00 Sunday

     1998~2000年のヤンキース(3連覇)以来となるワールドシリーズ連覇を目指すドジャースは、ワールドシリーズの舞台へ進むためにブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦と第7戦に連勝する必要がある。ところが、第2戦から中5日で第6戦に先発するとみられていたマックス・シャーザーは、疲労が蓄積している右腕の状態が思うように回復せず、第6戦の先発を回避することが決定。日本時間10月24日に行われる第6戦には中3日でウォーカー・ビューラーが先発することになった。

     ドジャースがワールドシリーズに進出するためには、第6戦と第7戦に連勝する必要がある。よって、ビューラーは中4日で第7戦に先発する予定を変えず、第6戦にはブルペンゲームで臨むのではないか、という予想もあった。トニー・ゴンソリンやエバン・フィリップス、デービッド・プライス(故障したジョー・ケリーに代わってロースター入りする予定)が複数のイニングを投げられる状態が整っているからだ。

     しかし、ドジャースは第6戦に勝利するためのベストの方法として、ビューラーを中3日で先発させることを決断。今季レギュラーシーズン33試合に先発して16勝4敗、防御率2.47、212奪三振の好成績をマークしたビューラーは、レギュラーシーズンでは中3日以内での先発経験が1度もなく、今年の地区シリーズ第4戦(対ジャイアンツ)が自身初の中3日での先発マウンドとなったが、このときは5回途中まで71球を投げ、3安打1失点と試合を作った(ドジャースは7対2で勝利)。

     なお、第6戦の先発を回避したシャーザーが第7戦に先発できるかどうかは、依然として不透明な状況が続いている。第6戦に勝利した場合、第7戦には中3日でフリオ・ウリアスが先発することになるかもしれない。故障者が続出して選手層が薄くなっているドジャースは、ワールドシリーズ連覇という目標に向けて、1試合1試合を総力戦で戦っていくことになりそうだ。

  • シャーザーは第6戦の先発を回避 腕の状態が思うように回復せず

    2021.10.23 13:00 Saturday

     ドジャースのマックス・シャーザーが日本時間10月23日に行われるブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に先発しないことが明らかになった。シャーザーは地区シリーズ第5戦の最終回に投げたあと、中2日でリーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発したが、試合後に「私の腕は死んでいた」と極度の疲労感を訴えていた。第2戦から中5日で第6戦に先発することが有力視されていたものの、腕の状態が思うように回復しなかったようだ。第5戦でブルペンゲームを展開したドジャースだが、2試合連続のブルペンゲームとなる可能性もありそうだ。

     現時点では第6戦に誰が先発するかは明らかにされていない。第6戦にドジャースが勝利した場合、第7戦には中4日でウォーカー・ビューラーが先発する予定だが、ドジャースは第6戦にブルペンゲームで臨むか、ビューラーの登板予定を1日繰り上げて中3日で先発させるかを選択することになる。シャーザーが第7戦で投げられるかどうかも不透明であり、ビューラーが中3日で第6戦に投げる場合、フリオ・ウリアスが第4戦から中3日で第7戦に先発することも検討されるだろう。

     もちろん、ビューラーの第7戦の先発予定を変えず、第6戦にはブルペンゲームで臨む可能性もある。長いイニングを投げられる投手が1人もいなかった第5戦に対して、第6戦ではトニー・ゴンソリンやデービッド・プライス(故障のジョー・ケリーに代わってロースターに登録される予定)が複数イニングを投げられる状況だ。

     ポストシーズン開幕前にクレイトン・カーショウとマックス・マンシーを失い、ポストシーズン中にはジャスティン・ターナーとケリーが戦線離脱。さらにはジャスティン・ブルールにも故障離脱の可能性が浮上するなど、故障者が続出しているドジャース。シャーザーの第6戦の先発回避が確定し、「負ければ敗退」の大事な一戦に再びブルペンゲームで臨むことになるのだろうか。

  • ALCSのMVPはアストロズ・アルバレス ベイカー監督は両リーグで優勝

    2021.10.23 12:53 Saturday

     アストロズが4勝2敗でレッドソックスを破り、2017年と2019年に続いて直近5年間で3度目のリーグ優勝を達成したア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ。そのMVPには全6試合で安打を放つなど、打率.522(23打数12安打)、3二塁打、1三塁打、1本塁打、6打点、出塁率.538、長打率.870、OPS1.408という素晴らしい活躍を見せたヨーダン・アルバレスが選出された。第6戦では長打3本を含む4安打の活躍。8回裏の第4打席では本拠地ミニッツメイド・パークにアストロズファンからの「MVPコール」が鳴り響いた。

     第1戦で先制の犠飛を放つなど、最初の3試合でいずれも1安打を記録したアルバレスだが、本領を発揮したのは第4戦以降だった。第4戦は9回表のビッグイニングのなかで放ったタイムリーを含む4打数2安打1打点を記録し、第5戦は2回表の先制ソロ本塁打と6回表の貴重な追加点となる2点タイムリー二塁打を含む5打数3安打3打点の活躍。そして、リーグ優勝を決めた第6戦では1回裏に先制のタイムリー二塁打、6回裏に貴重な追加点につながる三塁打を放つなど、長打3本を含む4打数4安打1打点の大暴れを見せた。

     なお、アストロズのダスティ・ベイカー監督は、ジャイアンツ時代の2002年にもリーグ優勝を経験しており、両リーグでのリーグ優勝を達成。過去にはトニー・ラルーサ(現ホワイトソックス監督)、ジョー・マカーシー、ジョー・マドン(現エンゼルス監督)、アル・ダーク、スパーキー・アンダーソン、ディック・ウィリアムス、ジム・リーランド、ヨギ・ベラの8人しか達成しておらず、史上9人目の快挙となった。監督通算1987勝は、ワールドシリーズ制覇の経験がない監督としては史上最多となっており、72歳にして自身初となる世界一を目指す。

  • 遊撃を中心に大物スター選手がズラリ 今オフのFA選手トップ25

    2021.10.23 10:30 Saturday

     メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者は、今オフのFA市場に出てくる選手のなかからトップ25を選出する特集記事を公開した。今オフのFA市場の特徴は、カルロス・コレア(アストロズ)、コリー・シーガー(ドジャース)を筆頭にスター遊撃手が多いこと。また、マックス・シャーザー(ドジャース)、ロビー・レイ(ブルージェイズ)、ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)といった好投手もFA市場に出てくる。遊撃手の大シャッフルも含め、球界の勢力図が一変するオフとなるかもしれない。

     カストロビンスが選出したトップ25は以下の通り。救援投手ではエンゼルスのクローザーとしてア・リーグ2位の34セーブをマークしたライセル・イグレシアスが最高位の25位にランクインした。なお、年齢は2022年シーズン開幕日時点のものであり、オプトアウトの権利を行使してFAになる可能性のある選手もランキングには含まれている。また、クオリファイング・オファー(QO)の対象とならない選手については、その理由を併記した。

    1 カルロス・コレア(アストロズ) 27歳・遊撃手

    2 コリー・シーガー(ドジャース) 27歳・遊撃手

    3 クリス・ブライアント(ジャイアンツ) 30歳・三塁手/外野手
    ※QO対象外(今季途中にトレードされたため)

    4 マックス・シャーザー(ドジャース) 37歳・先発投手
    ※QO対象外(今季途中にトレードされたため)

    5 トレバー・ストーリー(ロッキーズ) 29歳・遊撃手

    6 マーカス・セミエン(ブルージェイズ) 31歳・遊撃手/二塁手
    ※QO対象外(過去にQO提示されたため)

    7 ロビー・レイ(ブルージェイズ) 30歳・先発投手

    8 ハビアー・バイエズ(メッツ) 29歳・遊撃手/二塁手
    ※QO対象外(今季途中にトレードされたため)

    9 フレディ・フリーマン(ブレーブス) 32歳・一塁手

    10 ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ) 31歳・先発投手
    ※QO対象外(過去にQO提示されたため)

    11 マーカス・ストローマン(メッツ) 30歳・先発投手
    ※QO対象外(過去にQO提示されたため)

    12 スターリング・マーテイ(アスレチックス) 33歳・外野手
    ※QO対象外(今季途中にトレードされたため)

    13 ニック・カステヤーノス(レッズ) 30歳・外野手
    ※オプトアウトの権利を保持

    14 カイル・シュワーバー(レッドソックス) 29歳・外野手
    ※QO対象外(今季途中にトレードされたため)

    15 カルロス・ロドン(ホワイトソックス) 29歳・先発投手

    16 ノア・シンダーガード(メッツ) 29歳・先発投手

    17 ジャスティン・バーランダー(アストロズ) 39歳・先発投手

    18 クレイトン・カーショウ(ドジャース) 34歳・先発投手

    19 J・D・マルティネス(レッドソックス) 34歳・指名打者
    ※オプトアウトの権利を保持

    20 マイケル・コンフォート(メッツ) 29歳・外野手

    21 ブランドン・ベルト(ジャイアンツ) 33歳・一塁手

    22 クリス・テイラー(ドジャース) 31歳・ユーティリティ

    23 アンソニー・リゾー(ヤンキース) 32歳・一塁手
    ※QO対象外(今季途中にトレードされたため)

    24 ネルソン・クルーズ(レイズ) 41歳・指名打者
    ※QO対象外(今季途中にトレードされたため)

    25 ライセル・イグレシアス(エンゼルス) 32歳・救援投手

  • エンゼルス・大谷翔平 野球専門誌が選ぶ年間最優秀選手に選出

    2021.10.23 01:30 Saturday

     日本時間10月23日、米国を代表する野球専門誌「ベースボール・アメリカ」は2021年シーズンの年間最優秀選手に大谷翔平(エンゼルス)を選出したことを発表した。大谷、ブライス・ハーパー(フィリーズ)、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、フアン・ソト(ナショナルズ)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)の5人がファイナリストとなっていたが、この5人のなかから大谷が選出。また、年間最優秀新人にはジョナサン・インディア(レッズ)が選ばれている。

     今季の大谷は打者として155試合に出場し、打率.257、26二塁打、8三塁打、46本塁打、100打点、26盗塁、96四球、出塁率.372、長打率.592、OPS.965をマーク。投手としては23試合に先発して130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振という成績を残した。同一シーズンに10本以上のホームランを放って100個以上の三振を奪うのはベーブ・ルースすら達成していない史上初の快挙。また、メジャートップの本塁打数を記録した状態で14試合に先発した。

     大谷はすでに「ベースボール・ダイジェスト」の年間最優秀選手にも選ばれており、選手間投票で決まる「プレイヤーズ・チョイス・アウォード」の年間最優秀選手でもファイナリストの3名に名を連ねた。ア・リーグMVPの最有力候補にも挙げられており、今オフは数々のアウォードを受賞することになりそうだ。

     最優秀新人に選ばれたインディアは今季の開幕戦に「7番・二塁」でスタメン出場してメジャーデビュー。開幕12試合目まで打率3割をキープしたあと、メジャーの壁にぶつかって失速したものの、徐々にメジャーに適応し、日本時間5月14日以降に出場した124試合では20本塁打、OPS.872の好成績をマーク。6月上旬からはリードオフマンに定着し、シーズントータルでは150試合に出場して打率.269、21本塁打、69打点、12盗塁、OPS.835という成績を残した。

  • ストーリーの移籍先候補9チーム MLB公式サイトがリストアップ

    2021.10.22 15:30 Friday

     ワールドシリーズ進出をかけた熱い戦いが繰り広げられている一方で、今季終了後にFAとなる選手の動向にも注目が集まっている。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者は、ロッキーズからFAとなる予定のスター遊撃手、トレバー・ストーリーの移籍先候補として9チームをピックアップ。今オフのFA市場における「5人のスター遊撃手」のうちの1人として注目されるストーリーは、来季どのチームのユニフォームを着てプレーすることになるのだろうか。

     今オフのFA市場における「5人のスター遊撃手」とは、コリー・シーガー(ドジャース)、カルロス・コレア(アストロズ)、マーカス・セミエン(ブルージェイズ)、ハビアー・バイエズ(メッツ)、そしてストーリーの5人のことを指す。現在28歳のストーリーはメジャー6年目の今季、右肘の不調の影響もあって142試合で打率.251、24本塁打、75打点、20盗塁、OPS.801と低調なパフォーマンスに終始したが、2018年に37本塁打と27盗塁、2019年に35本塁打と23盗塁をマーク。2020年には盗塁王のタイトルを獲得するなど、走攻守三拍子揃った好選手として知られている。

     フェインサンドが移籍先候補の1番手に挙げたのはロッキーズ。要するに再契約ということになる。ロッキーズはストーリーとの再契約を優先事項の1つに挙げており、ストーリーがFAとなったあと、再契約を目指す可能性が高い。ストーリーがクオリファイング・オファーを受諾し、もう1年「打者天国」のデンバーでプレーして自身の価値の立て直しを狙う可能性もあるだろう。ただし、「ノーラン・アレナードを放出したチームにストーリーは残りたがらないからもしれない」と予想する声もある。

     2番手にはレンジャーズ、3番手にはタイガースと再建途上のチームの名前が挙がった。低年俸の選手が多いため、ストーリーと契約する資金は十分に用意できる。「新たなチームの顔」の1人としてストーリー獲得に動く可能性があるということだろう。4番手以降はフィリーズ、カブス、エンゼルス、ヤンキース、マリナーズ、カージナルスというラインナップ。この9チームのなかからストーリーとの契約に成功するチームが出てくるのか注目だ。

  • ドジャースにさらなる故障者 救援右腕・ケリーが今季絶望に

    2021.10.22 14:30 Friday

     マックス・マンシーとクレイトン・カーショウに加え、ジャスティン・ターナーまで離脱するなか、ブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦を制してワールドシリーズ連覇への望みをつないだドジャースだが、さらなる故障者が発生した。オープナーとして先発するも1イニングを投げ切れずにマウンドを降りたジョー・ケリーについて、デーブ・ロバーツ監督は試合後に「ポストシーズンの残り試合を欠場する可能性が高い」とコメント。敵地アトランタでの第6戦を迎える前にロースターの変更が行われることになりそうだ。

     中継ぎ右腕のケリーは、今年のレギュラーシーズン中に1度もなかった先発のマウンドに上がったが、一死後にオジー・オルビーズにヒットを許し、続くフレディ・フリーマンには先制の2ラン本塁打を被弾。二死後、アダム・デュバルをカウント1-2と追い込んでからの4球目、チェンジアップを投げたあとに右上腕二頭筋の張りを訴え、トレーナーに付き添われて降板した。球数は28球だった。

     ケリーは今年のレギュラーシーズンで48試合に登板して44イニングを投げ、2勝0敗2セーブ、13ホールド、防御率2.86、50奪三振をマーク。勝ちパターンの継投の一角を担うことも多く、ブルペンの貴重な戦力だっただけに、ドジャースにとっては痛手となる。

     なお、ブルペンゲームで第5戦に臨んだドジャースは、2番手以降の6投手が合計8回1/3を被安打3、奪三振9、与四球0、失点0に抑える見事なピッチングを披露。特に2番手エバン・フィリップスはケリーの緊急降板による登板だったにもかかわらず、打者4人をパーフェクトに抑え、4番手ブルスダル・グラテロルもわずか14球で2回パーフェクトの快投を見せた。

     第6戦は中5日でマックス・シャーザー、第6戦に勝てば第7戦は中4日でウォーカー・ビューラーの先発が有力。故障者が続出しているドジャースだが、2年連続で1勝3敗からの逆転劇を成し遂げることができるか注目だ。

  • 選手間投票の各賞ファイナリスト発表 大谷は年間最優秀選手の候補に

    2021.10.22 06:30 Friday

     日本時間10月22日、メジャーリーグ選手会は選手間投票によって決定される「プレイヤーズ・チョイス・アウォード」の各部門のファイナリストを発表した。最終的な受賞者は、年間最優秀選手とマービン・ミラー賞が両リーグから1名、それ以外の各賞は各リーグから1名が選出される。大谷翔平(エンゼルス)は年間最優秀選手とア・リーグ最優秀野手の2部門でファイナリストに選出。なお、最終的な受賞者日本時間10月29日午前7時から「ESPN」の番組内で発表される予定となっている。

     選手間投票で決定する「プレイヤーズ・チョイス・アウォード」の各部門のファイナリストは以下の通り。

    ◆年間最優秀選手
    ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
    ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    大谷翔平(エンゼルス)

    ◆ア・リーグ最優秀野手
    ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
    大谷翔平(エンゼルス)
    サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)

    ◆ナ・リーグ最優秀野手
    ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    オースティン・ライリー(ブレーブス)
    フアン・ソト(ナショナルズ)
    フェルナンド・タティスJr.(パドレス)

    ◆ア・リーグ最優秀投手
    ゲリット・コール(ヤンキース)
    ランス・リン(ホワイトソックス)
    ロビー・レイ(ブルージェイズ)

    ◆ナ・リーグ最優秀投手
    コービン・バーンズ(ブリュワーズ)
    マックス・シャーザー(ナショナルズ/ドジャース)
    ザック・ウィーラー(フィリーズ)

    ◆ア・リーグ新人王
    ランディ・アロザレーナ(レイズ)
    アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
    ライアン・マウントキャッスル(オリオールズ)

    ◆ナ・リーグ新人王
    ディラン・カールソン(カージナルス)
    ジョナサン・インディア(レッズ)
    パトリック・ウィズダム(カブス)

    ◆ア・リーグカムバック賞
    ミッチ・ハニガー(マリナーズ)
    トレイ・マンシーニ(オリオールズ)
    セドリック・マリンズ(オリオールズ)

    ◆ナ・リーグカムバック賞
    ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)
    バスター・ポージー(ジャイアンツ)
    ジョーイ・ボットー(レッズ)

    ◆マービン・ミラー賞
    アンドリュー・ミラー(カージナルス)
    マックス・シャーザー(ナショナルズ/ドジャース)
    マーカス・セミエン(ブルージェイズ)

  • リーグ優勝に王手のブレーブス コロナ陽性のソレアーが戦列復帰

    2021.10.22 06:15 Friday

     1999年以来22年ぶりとなるリーグ優勝に王手をかけているブレーブスは、日本時間10月22日に行われるドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦からホルヘ・ソレアーが戦列復帰することを発表した。ソレアーは新型コロナウイルス陽性により地区シリーズの途中から故障者リスト入りしていたが、「10日間の隔離後に2度の陰性」という復帰手順をクリアし、メジャーリーグ機構により戦列復帰を認められた。なお、ソレアーの復帰に伴い、クリスチャン・パチェがロースターから外れている。

     ロイヤルズ時代の2019年に球団新記録の48本塁打を放って本塁打王のタイトルを獲得したソレアーは、今年7月にトレードでブレーブスに加入。移籍後は55試合に出場して打率.269、14本塁打、33打点、OPS.882の好成績をマークし、ブレーブスの地区優勝に貢献した。ポストシーズンでは3試合で11打数1安打(打率.091)となかなかバットから快音が聞こえていなかったが、リーグ優勝に王手をかけて迎える今日の第5戦も含め、今後の試合での活躍が期待される。

     今季のブレーブスは若きスター外野手のロナルド・アクーニャJr.が7月に右膝前十字靭帯断裂の重傷でシーズン終了となり、その穴埋めとしてトレードでソレアー、エディ・ロサリオ、アダム・デュバル、ジョク・ピーダーソンと4人の外野手を獲得。この補強がズバリと的中し、この4人の外野手はレギュラーシーズン、そしてポストシーズンの戦いのなかでそれぞれが持ち味を発揮してチームの勝利に貢献している。フロントオフィスの大ファインプレーと言っても過言ではないだろう。

  • ドジャースの第5戦先発はケリー J・ターナー登録抹消で今季終了

    2021.10.22 06:00 Friday

     ドジャースは日本時間10月22日に行われるブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に救援右腕ジョー・ケリーが先発することを発表した。長いイニングを投げられる投手は全員登板不可とみられるため、救援投手のみの継投による純粋なブルペンゲームになることが予想されている。また、前日の第4戦で左ハムストリングを負傷したジャスティン・ターナーはロースターから登録抹消。ポストシーズンのルールによりワールドシリーズにも出場できないため、今季終了となった。

     ポストシーズンのルールでは、シリーズ途中に故障者が発生した場合、メジャーリーグ機構にロースター変更を申請して承認されれば故障者を別の選手に入れ替えることができる。ただし、ロースターから外れた選手は、そのシリーズの残り試合だけでなく、次のラウンドの試合にも出場できない。よって、ドジャースが昨季同様に1勝3敗から逆転したとしても、ターナーは次のラウンドであるワールドシリーズには出場できない。

     ターナーは「グレード2の左ハムストリング痛」と診断されており、デーブ・ロバーツ監督は前日の時点で「今季終了の可能性が高い」ことを明らかにしていた。なお、ターナーの代わりに控え内野手としてアンディ・バーンズがロースター入りを果たしている。

  • 1勝3敗からの逆転劇 過去89チームのうち14チームが達成

    2021.10.21 14:30 Thursday

     昨季王者のドジャースはブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦を終え、対戦成績1勝3敗と後がない状況に追い込まれた。メジャーリーグ公式サイトのマット・ケリー記者によると、4勝先取制のシリーズで1勝3敗から逆転したケースは、過去89チームのうち14チームだけ。割合にすると15.7%となる。とはいえ、ドジャースは昨季もブレーブスに1勝3敗と追い込まれたところから3連勝し、最終的には32年ぶりのワールドシリーズ制覇を達成している。第4戦までは昨季と全く同じ勝敗だが、2年連続でビハインドをはね返すことはできるだろうか。

     1勝3敗からの逆転を成し遂げたのは以下の14チームである。

    1925年ワールドシリーズ
    パイレーツ●○●●○○○(対セネタース:現ツインズ)

    1958年ワールドシリーズ
    ヤンキース●●○●○○○(対ブレーブス)

    1968年ワールドシリーズ
    タイガース●○●●○○○(対カージナルス)

    1979年ワールドシリーズ
    パイレーツ●○●●○○○(対オリオールズ)

    1985年ア・リーグ優勝決定シリーズ
    ロイヤルズ●●○●○○○(対ブルージェイズ)

    1985年ワールドシリーズ
    ロイヤルズ●●○●○○○(対カージナルス)

    1986年ア・リーグ優勝決定シリーズ
    レッドソックス●○●●○○○(対エンゼルス)

    1996年ナ・リーグ優勝決定シリーズ
    ブレーブス○●●●○○○(対カージナルス)

    2003年ナ・リーグ優勝決定シリーズ
    マーリンズ○●●●○○○(対カブス)

    2004年ア・リーグ優勝決定シリーズ
    レッドソックス●●●○○○○(対ヤンキース)

    2007年ア・リーグ優勝決定シリーズ
    レッドソックス○●●●○○○(対インディアンス)

    2012年ナ・リーグ優勝決定シリーズ
    ジャイアンツ●○●●○○○(対カージナルス)

    2016年ワールドシリーズ
    カブス●○●●○○○(対インディアンス)

    2020年ナ・リーグ優勝決定シリーズ
    ドジャース●●○●○○○(対ブレーブス)

  • 追い込まれたドジャースに痛手 J・ターナーが今季絶望に

    2021.10.21 14:00 Thursday

     ブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に敗れ、1勝3敗と追い込まれたドジャースに大打撃だ。正三塁手ジャスティン・ターナーが7回裏の打席で内野ゴロを打って一塁へ走った際に左ハムストリングを負傷して途中交代。試合後、デーブ・ロバーツ監督はターナーが「グレード2の左ハムストリング痛」と診断され、ポストシーズンの残り試合を欠場する見込みであることを明らかにした。これによりドジャースは球団史上最多タイのポストシーズン通算13本塁打を誇る正三塁手を欠いた状態で明日の第5戦を迎えることになった。

     現在36歳のターナーは今季レギュラーシーズン151試合に出場して打率.278、27本塁打(自己最多タイ)、87打点、OPS.832をマーク。得意としているはずのポストシーズンでは10試合で打率.118、1本塁打、1打点、OPS.416と不振に陥っていたが、経験豊富なチームリーダーであるターナーの離脱がドジャースにとって大きな痛手となるのは間違いないだろう。

     ターナーがハムストリングを痛めるのは今回が初めてではなく、直近では2020年シーズン終盤に左ハムストリング痛で戦線離脱を余儀なくされた。今季は大きな故障なくシーズンを過ごし、レギュラーシーズンでは自己最多タイの151試合に出場したが、首の痛みによりリーグ優勝決定シリーズ第2戦はベンチスタートに。その影響もあったのか、今年のポストシーズンでは不振が続いていたが、ポストシーズン通算13本塁打はコリー・シーガーと並ぶ球団タイ記録であり、ドジャースは「負ければ敗退」の一戦で大舞台に強い正三塁手を欠くことになってしまった。

     ドジャースはターナーの負傷交代に伴ってクリス・テイラーが中堅から三塁に回り、中堅には右翼からムーキー・ベッツが入った。明日の第5戦はブレーブスの先発が左腕マックス・フリードのため、一塁アルバート・プーホルス、三塁テイラー、左翼AJ・ポロック、中堅ベッツ、右翼スティーブン・スーザJr.と右打者を並べたラインナップになることが予想される。

  • スター選手がズラリ 今オフのFA市場で最高の遊撃手は誰?

    2021.10.21 10:30 Thursday

     今オフのFA市場は大物遊撃手が多いことで注目されている。現在リーグ優勝決定シリーズを戦っているカルロス・コレア(アストロズ)とコリー・シーガー(ドジャース)に加え、マーカス・セミエン(ブルージェイズ)、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)、ハビアー・バイエズ(メッツ)といったスター遊撃手が同時にFAとなるのだ。「ESPN」ではこの5人のスター遊撃手を対象に専門家によるランク付けを実施。そのポイントを集計し、1位から5位までのランキングを公開している。

     集計方法は至ってシンプル。「ESPN」の11人の専門家が5人のスター遊撃手を1位から5位までランク付けし、1位5ポイント、2位4ポイント、3位3ポイント、4位2ポイント、5位1ポイントという形で合計ポイントを集計。その結果、1位シーガー(合計50ポイント)、2位コレア(同45ポイント)、3位セミエン(同32ポイント)、4位ストーリー(同23ポイント)、5位バイエズ(同15ポイント)の順となった。

     1位のシーガーは5人のなかで唯一の左打者であり、ベストの打撃能力を持っていることが高く評価された。その一方で故障の多さが懸念され、「将来的には三塁へのコンバートが必要になる」と評価する専門家もいる。ドジャースはシーガーの引き留めを試みるとみられるが、7月末のトレードでナショナルズからトレイ・ターナーを獲得しており、シーガー流出時の備えも万全である。

     2位のコレアはアストロズのサイン盗み問題で球界有数の嫌われ者となった感があるものの、その実力はホンモノ。故障の多さを懸念する声がある一方、リーダーシップや攻守のバランスの良さが高く評価されている。

     3位のセミエンは「二塁手として好成績を残した」というところが懸念材料に挙げられている。今季は二塁手新記録となる45本塁打を放ったが、遊撃手として同様の活躍ができる保証はない(ただし、2019年にMVP投票3位の実績もある)。

     4位のストーリーは故障によりパフォーマンスを落としている点、5位のバイエズはプレーの粗さに起因する不安定なパフォーマンスが懸念材料。なお、「今オフは13~14チームが遊撃手の補強を目指すだろう」との予想もあり、5人のスター遊撃手の争奪戦は激化していくことになりそうだ。

  • ブレーブス・イノアが先発回避 登録抹消でポストシーズン欠場へ

    2021.10.21 10:00 Thursday

     ブレーブスは日本時間10月21日に行われるドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で23歳の若手右腕ワスカル・イノアが先発予定だったが、試合前のキャッチボール中に右肩の違和感を訴え、登板を回避することになった。ブレーブスはロースターの変更を申請して承認され、イノアの代わりに新人左腕ディラン・リーのロースター入りが決定。イノアはポストシーズンのルールにより、リーグ優勝決定シリーズの残り試合だけでなく、次のラウンドであるワールドシリーズにも出場できない。

     イノアはメジャー3年目の今季、18試合(うち17先発)に登板して91イニングを投げ、4勝6敗、防御率4.05、100奪三振を記録。レギュラーシーズンはマックス・フリード、チャーリー・モートン、イアン・アンダーソン、ドリュー・スマイリーに次ぐ先発5番手という位置付けだったが、今日の試合ではブルペンゲームのオープナーを務める予定となっていた。

     イノアに代わって先発したのは38歳のベテラン右腕ジェシー・チャベス。ドジャース打線は5番にギャビン・ラックス、7番にコディ・ベリンジャーと左打者が入っているため、チャベスは最初の4人(右打者3人、2番コリー・シーガーのみ左打者)と対戦したところで交代することが予想されていたが、1イニングを三者凡退に抑えただけでマウンドを降りた。

     チャベスのあとを継いで2回裏から2番手としてマウンドに上がったのは、先発4番手という位置付けの左腕スマイリー。今季は14勝を挙げたフリードとモートンに次ぐチーム3位の11勝(4敗、防御率4.48)をマークしたが、不安定なピッチングが目立ち、9月以降はリリーフに回っていた。ちなみに、今年のポストシーズンでの登板は今日が初めてである。

     ブレーブスはドジャース先発のフリオ・ウリアスから3本のアーチなどで3回表までに4点を先制。このまま第4戦に勝利すれば、3勝1敗で1999年以来22年ぶりのリーグ優勝に王手をかけることになる。

  • アルトゥーベ ポストシーズン通算21本塁打で歴代単独3位に浮上

    2021.10.20 14:30 Wednesday

     日本時間10月20日、ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)はレッドソックスとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦の8回表に2対2の同点に追いつくソロ本塁打を放ち、チームの勝利に貢献。これがポストシーズン通算21本目のアーチとなり、デレク・ジーターを抜いて歴代単独3位に浮上した。29本で1位のマニー・ラミレス、22本で2位のバーニー・ウィリアムスはいずれも外野手であり、内野手ではアルトゥーベが歴代最多となる。アルトゥーベはまだ31歳。歴代最多記録を更新するチャンスもありそうだ。

     メジャーリーグの歴史上、ポストシーズンで通算17本以上の本塁打を放っているのは12人だけ。そのうち5人は現役選手である。ポストシーズンはもともとワールドシリーズしか存在せず、東西2地区制が導入された1969年にリーグ優勝決定シリーズ、東中西の3地区制が導入された1994年に地区シリーズ、ワイルドカードが各リーグ2枠となった2012年にワイルドカード・ゲームがスタート(ただし、1994年はストライキのためポストシーズンは開催されず)。歴代7位タイのポストシーズン通算18本塁打を記録しているミッキー・マントルは、東西2地区制の導入前にキャリアを終えたため、この18本塁打をすべてワールドシリーズで放っている(ワールドシリーズ通算18本塁打は歴代最多、2位はベーブ・ルースの15本)。

     ポストシーズン通算本塁打のトップ12は以下の通り。

    1 マニー・ラミレス 29本
    2 バーニー・ウィリアムス 22本
    3 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ) 21本
    4 デレク・ジーター 20本
    5 アルバート・プーホルス(ドジャース) 19本
    5 ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ) 19本
    7 レジー・ジャクソン 18本
    7 ミッキー・マントル 18本
    7 ネルソン・クルーズ(レイズ) 18本
    7 カルロス・コレア(アストロズ) 18本
    11 デービッド・オルティス 17本
    11 ジム・トーメイ 17本

  • ヤンキースGM 遊撃手補強について「対処しなければならない」

    2021.10.20 11:00 Wednesday

     アーロン・ブーン監督との3年間の契約延長を発表したヤンキース。球団史上28度目の世界一を成し遂げるために、フロントオフィスの目はすでに今オフの戦力補強へと向けられており、ブライアン・キャッシュマンGMは遊撃手補強について「ショートストップは補強が必要なエリアだ。我々はそれに対処しなければならない」と語った。今オフはカルロス・コレア、コリー・シーガー、ハビアー・バイエズ、トレバー・ストーリー、マーカス・セミエンら大物遊撃手がFAとなるため、ヤンキースの遊撃手補強の行方が注目される。

     ヤンキースは2016年7月にアロルディス・チャップマンとのトレードでカブスから獲得したグレイバー・トーレスが2018年に21歳でレギュラーに定着し、翌2019年には38本塁打を放つ大活躍。しばらくのあいだ、遊撃手の心配をする必要はないように思われた。ところが、トーレスは守備が不安定なうえに、打撃面でも不振に苦しむようになり、ヤンキースは今年9月に内野陣のポジション変更を決断。正二塁手DJ・レメイヒューを三塁、正三塁手ジオ・ウルシェラを遊撃、正遊撃手トーレスを二塁へ移してシーズン終盤戦を戦った。

     ウルシェラは遊撃手としての出場機会が増えることを歓迎しているものの、今のところ、ヤンキースはウルシェラを不動の正遊撃手とは考えていない模様。むしろ、大物遊撃手がズラリと並ぶFA市場で補強に動くことが有力視されており、地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者は「もしヤンキースが大物遊撃手を獲得するならば、それはコリー・シーガーかマーカス・セミエンになるだろう」と自身の意見を述べている。また、シャーマンはアストロズのサイン盗み問題を考慮し、ヤンキースがコレアの獲得に動くことはないと考えているようだ。

    「MLBパイプライン」が公開している球団別プロスペクト・ランキングでは、ヤンキースの上位3人のうち2人が遊撃手となっている。同ランキング1位のアンソニー・ボルプ(2019年ドラフト1巡目指名の20歳)と同3位のオズワルド・ペラザ(ベネズエラ出身の21歳)はいずれも2023年ごろのメジャー昇格を予想されており、大物遊撃手を長期契約で獲得するのがチーム状況に合わないのも事実。キャッシュマンはどんな形で遊撃手のグレードアップを実現するのだろうか。

  • 今オフFAのバイエズ 早い段階でメッツと再契約を結ぶ可能性も

    2021.10.20 09:30 Wednesday

     今季終了後にFAとなるハビアー・バイエズ(メッツ)だが、「SNY」のアンディ・マルティノが伝えたところによると、オフシーズンの早い段階でメッツと再契約を結ぶ可能性があるようだ。メッツにはバイエズの親友であるフランシスコ・リンドーアが在籍しており、バイエズとスティーブ・コーエン・オーナーの関係も良好。コーエンが再契約にゴーサインを出せば、十分な資金も用意できるだろう。来季以降もプエルトリコ出身の親友コンビによる二遊間が形成されることになるかもしれない。

     現在28歳のバイエズは、今季カブスで91試合、メッツで47試合、2球団合計で138試合に出場して打率.265、31本塁打、87打点、18盗塁、OPS.813をマーク。四球をわずか28個しか選ばなかったのに対し、リーグ最多の184三振を喫するなど、粗い打撃は依然として改善される気配が見えないものの、二塁と遊撃の両ポジションでプラスの守備防御点を記録するなど、深刻な打撃不振に陥った昨季から盛り返し、走攻守すべての面で持ち味を発揮した。

     メッツ移籍直後のバイエズはなかなか思うような活躍ができず、打率も2割そこそこに低迷していたが、8月末に発生した「ファンへのブーイング事件」を境に心を入れ替え、日本時間8月30日以降に出場した30試合では打率.343と見事な活躍。マルティノによると、バイエズがこの事件について責任を持ち、心を入れ替えてプレーしたことがメッツの幹部を感心させたという。また、故障を抱えながらも積極的にプレーしたことも、メッツに好印象を与えたようだ。

     遊撃手としてプレーすることを好んでいるバイエズだが、過去には「自分が二塁手としてプレーすることを受け入れる唯一の条件」として「親友のリンドーアの隣でプレーすること」を挙げたことがあり、リンドーアが在籍していることは、メッツにとってバイエズ争奪戦を制すうえでこのうえなく有利な材料となる。来季もバイエズとリンドーアが二遊間コンビを形成する可能性は高いと言えそうだ。

  • ヤンキースがブーン監督との3年+オプション1年の契約延長を発表

    2021.10.20 09:00 Wednesday

     日本時間10月20日、ヤンキースはアーロン・ブーン監督と3年契約を結び、契約を延長したことを発表した(2025年の球団オプションも含まれる)。ワイルドカード・ゲームで宿敵レッドソックスに敗れ、12年連続でワールドシリーズ進出を逃したヤンキースは、ブーン解任の可能性も取り沙汰されたが、ハル・スタインブレナー・オーナーがブーン続投の意向を示していた。「ここは間違いなく私がいたいと思う場所だ」と契約延長を喜んだブーンは、球団史上28度目となる世界一を目指す。

     ブーンは本拠地ヤンキー・スタジアムで行われた記者会見で「戻ってくることができて本当に興奮している。このグループとともに前進し、チャンピオンになるという目標を達成できるよう頑張りたい」とコメント。監督就任1年目の2018年から2年連続でシーズン100勝以上をマークし、今季まで4年連続でポストシーズンに進出しているものの、ポストシーズンではリーグ優勝決定シリーズに進んだのが1度だけ(アストロズに2勝4敗で敗れた2019年)と不甲斐ない戦いが続いており、今後はポストシーズンでの結果も求められることになるだろう。

     ブーンの続投を希望していたことが報じられているスタインブレナーは「アーロン・ブーンは野球に関して鋭い洞察力を持ち、クラブハウスで広く尊敬を集めている。今後も我々を導いてくれることだろう」と全幅の信頼を口にした。さらに「アーロンは我々の期待を十分に理解してくれている。彼の知性、直感、リーダーシップなどを駆使し、このチームに次のワールドシリーズ制覇をもたらしてくれるのを楽しみにしている」と述べ、ブーンの手腕に期待を寄せた。

     2003年のポストシーズンでヤンキースをリーグ優勝に導くホームランを放ったブーンは、ヤンキースの監督を務めた4年間で328勝218敗を記録。勝率.601はジョー・マカーシー、ケーシー・ステンゲル、ジョー・トーレに次ぐ球団史上4位(通算500試合以上)の好成績である。しかし、名門ヤンキースの監督を務める以上、ポストシーズンに進出するだけでは成功とは言えない。チームに28度目の世界一をもたらし、名監督の仲間入りを果たすことができるか注目したい。

  • レッズ・カステヤーノスはオプトアウト濃厚 秋山にはチャンス?

    2021.10.19 11:00 Tuesday

     今季リーグ2位の打率.249とOPS.759、同4位の786得点と222本塁打をマークしたレッズ打線だが、今オフは大きな戦力を失う可能性が高まっている。138試合に出場して打率.309、34本塁打、100打点、OPS.939の好成績をマークした主砲ニック・カステヤーノスがオプトアウト(契約破棄)濃厚とみられているのだ。カステヤーノスが抜ければ外野の1枠が空くため、3年契約のラストイヤーを迎える秋山翔吾にとってはレギュラー獲得の大きなチャンスとなるかもしれない。

     今季のレッズは外野3枠に対してカステヤーノス、秋山、ジェシー・ウィンカー、ニック・センゼルという4人をどのように使い分けていくのかが注目されていたが、秋山はオープン戦で左ハムストリングを痛めて故障者リスト入り。オープン戦で好成績を残したタイラー・ネークインがマイナー契約から開幕ロースター入りを勝ち取り、センゼルを差し置いて正中堅手の座を獲得した。左翼ウィンカー、中堅ネークイン、右翼カステヤーノスで「強打の外野トリオ」が形成されたため、長打力に欠ける秋山は戦列復帰後もなかなか出場機会に恵まれなかった。

     カステヤーノスは2020年1月に4年6400万ドルでレッズと契約。2020年シーズン終了後と2021年シーズン終了後にオプトアウトできる条項が盛り込まれていたが、昨季は自己ワーストの打率に終わったため、オプトアウトの権利を行使しなかった。今季はキャリアハイの成績を残したため、残り2年3400万ドルの契約よりも好条件のオファーを得られる可能性が高く、オプトアウトの権利を行使することが確実視されている。

     秋山は来季が総額2100万ドルの3年契約のラストイヤー。今季は88試合に出場して打率.204、0本塁打、12打点、2盗塁、OPS.535に終わり、メジャー2年間の通算418打席で本塁打を1本も打つことができていない。カステヤーノス退団となれば、レギュラー獲得のチャンスが到来するが、そのためには打撃力の向上が必要不可欠だろう。

  • ジャイアンツはポージーのオプション行使へ 契約延長の可能性も

    2021.10.19 10:30 Tuesday

     今季メジャー最多の107勝をマークしながらも地区シリーズで敗退したジャイアンツは、多くの主力選手がFAとなるため、忙しいオフシーズンを過ごすことが確実視されている。そんななか、ファーハン・ザイディ編成本部長は4人がFAとなる先発ローテーションの再構築が今オフの最優先課題であることを明言。その一方で、正捕手バスター・ポージーと正一塁手ブランドン・ベルトを来季以降もチームに残したい意向を示しており、ポージーは来季の年俸2200万ドルの球団オプションの行使が確実となっている。

     ポージーは2010年に新人王、2012年にMVPを受賞し、2013年3月に9年1億6700万ドル+オプション1年で契約を延長。昨季は養子に迎えた双子が未熟児で生まれたため、新型コロナウイルス感染のリスクを考慮してオプトアウト(出場辞退)を決断したが、今季は113試合に出場して打率.304、18本塁打、56打点、OPS.889をマークし、自身7度目のオールスター・ゲーム選出を果たした。

     今季のジャイアンツは期待以上の成績を残す投手が続出し、リーグ2位の防御率3.24をマークしたが、その「陰の立役者」と言われているのがポージーだ。強打のみならず、巧みなリードで投手陣を見事に操り、各投手の実力を存分に引き出した。来年3月には35歳の誕生日を迎えるため、年齢的な不安は残るものの、オプション行使による1年間の契約延長のみならず、改めて複数年契約を結ぶことも検討されるかもしれない。

     もしポージーが来季以降も正捕手を務めることになれば、2018年ドラフト全体2位指名のプロスペクト捕手、ジョーイ・バートは本格的にトレードが検討されるだろう。メジャーデビューした昨季はポージーの欠場もあって33試合に出場したが、今季はメジャーでの出場は2試合どまり。粗さが改善されない打撃を懸念する声もあり、価値が高いうちに放出が検討される可能性は十分にある。

Next Page »