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  • ヤンキースに朗報 ヒックスが来週リハビリ出場開始へ

    2017.7.28 11:30 Friday

     故障離脱中のアーロン・ヒックスとタイラー・オースティンは、来週後半、ヤンキースがおよそ1週間にわたってホームを離れるタイミングでマイナーでのリハビリ出場を開始するようだ。ジョー・ジラルディ監督も「ヒックスとオースティンは我々がホームを離れるときにリハビリ出場に向かう計画だよ」と話している。

     ジラルディ監督はヒックスの復帰可能時期について「明言するのは難しい」と話している。ヒックスはスイッチヒッターであり、両打席で本来の感覚を取り戻す必要があるためだ。ヒックスは右腹斜筋を痛めて6月下旬から戦列を離れているが、腹斜筋はスイングをする際に重要な部位であり、回復に時間が掛かると言われている。たとえ打撃練習のボールを打つことができても、試合で時速90マイル台後半のボールを打つとなると力の入り具合が変わってくるのだ。

     ヒックスは故障箇所に関して「状態は良いよ」と話しており、今週末にも打撃練習を開始する予定となっている。「試合を待っているよ。筋肉の強さを取り戻すために、たくさんトレーニングをした。かなりの我慢が必要だったね」

     今季のヒックスは開幕から打撃好調で、故障離脱までに60試合に出場して打率.290、10本塁打、37打点、OPS.913の好成績をマーク。アーロン・ジャッジやスターリン・カストロとともに好調なチームを牽引していただけに、ヒックスが万全の状態で戦列に戻ってくるようならヤンキースにとって大きな戦力アップとなる。

     一方、オースティンは左足首の骨折により開幕から長期離脱していたが、6月下旬に戦列復帰。しかし、右ハムストリングを痛めて戦列復帰のわずか5日後に再び故障者リスト入りしていた。「思っていたよりも時間が掛かってしまった。回復は順調だし、これ以上トラブルが起こらないことを祈るよ」と話すオースティンは、正一塁手を目指して再びポジション争いに参戦することになりそうだ。

  • ドジャース エース級先発投手の獲得に自信

    2017.7.28 11:00 Friday

     クレイトン・カーショウの離脱により先発投手の獲得が噂されているドジャースは、7月末のトレード期限までにダルビッシュ有(レンジャーズ)、ソニー・グレイ(アスレチックス)、ジャスティン・バーランダー(タイガース)といった一線級のスターターを獲得できると自信を持っているようだ。

     ドジャースは現在、バーランダーよりもダルビッシュ、グレイの獲得交渉に重きを置いている。また、複数年保有可能なグレイにはポストシーズン進出を目指す球団のほかにもブレーブスなどが触手を伸ばしており、獲得レースにおける競争相手はダルビッシュの方が少ないと見られている。

     レンジャーズは現時点ではダルビッシュを放出する意思があるのかどうかを明らかにしていないが、昨日のマーリンズ戦での大敗によりワイルドカード圏内から4.5ゲーム差となっており、ポストシーズン争いからは脱落気味。今月の残り4試合の戦いぶりによっては一気にダルビッシュのトレードが加速する可能性もある。

     新労使協定により、レンジャーズがダルビッシュを放出せずにシーズン終了後にフリーエージェントとして流出した場合、レンジャーズが得られるのは最高でも2018年ドラフトにおける3巡目の前の補償指名権(おそらく全体70位台)となる。ダルビッシュを放出すればこの補償指名権で得られる選手よりも優れたプロスペクトを獲得できることは確実であり、レンジャーズがポストシーズン進出を諦めればダルビッシュは高確率で放出されることになるだろう。

     また、アスレチックスはグレイとのトレードでセンターを守れるトップ・プロスペクトの獲得を望んでいる。アレックス・ベルドゥーゴ(ドジャース)、ビクター・ロブレス(ナショナルズ)、エステバン・フロリアル(ヤンキース)らがこれに該当するが、アスレチックスの要求を受け入れ、グレイを獲得する球団は現れるだろうか。

     バーランダーに関しては残り2シーズン、各2800万ドルという高額年俸がトレードの大きな障壁となっている。ドジャースはバーランダーの登板を視察しているものの、2018年の贅沢税を削減したい(あるいはゼロにしたい)と考えており、ダルビッシュやグレイに比べるとバーランダー獲得は現実的ではない。

     他にも、ポストシーズン争いから脱落寸前のツインズがアービン・サンタナと先日獲得したばかりのハイメ・ガルシアを放出する可能性があるという情報も出てきており、トレード期限の7月末まで、各球団の先発投手獲得レースは続くことになりそうだ。

  • レイズが戦力補強 2件のトレードが成立

    2017.7.28 10:30 Friday

     ア・リーグ東部地区3位ながら地区優勝、ワイルドカードを狙える位置につけるレイズが2件のトレードを成立させ、ホワイトソックスからリリーフ左腕のダン・ジェニングス、メッツから左打ちの強打者ルーカス・デューダを獲得した。

     「この2選手は我々のクラブにおいて重要な役割を担い、戦力アップに貢献してくれると思うよ」とチェイム・ブルーム野球部門上級副社長は語った。「シーズンのこの時期になって良いポジションにいるのであれば、チームをより良くするための様々な選択肢を探すのは当然のことだ。獲得する選手がどれくらいチームに貢献してくれるかを検討して、それに対して対価を支払わなければならない。今回の2つのトレードは我々の構想にピッタリ合致したんだよ」

     今季メッツで75試合に出場して打率.246、17本塁打、OPS.879をマークしているデューダはチームに長打力をもたらし、指名打者または一塁手として起用されることになる。ブルーム上級副社長は「彼は基本的には指名打者になると思う。一塁にはローガン・モリソンがいるからね。モリソンは素晴らしい仕事をしてくれている」と語り、基本的には指名打者にデューダ、一塁にモリソンを起用する構想を明らかにしている。

     一方、今季ホワイトソックスで48試合に登板して3勝1敗、防御率3.45をマークしているジェニングスは対左打者のスペシャリストとして起用されることになりそうだ。今季は左打者を被打率.169に封じており、チームに欠けていたリリーフ左腕として期待は大きい。ケビン・キャッシュ監督は「彼には左打者退治をお願いすることになるだろう。右打者も抑えられると思うけど、彼が必要になるのは試合終盤に左打者が続く場面だ」と語っており、ジェニングスには左打者キラーとしての働きが求められている。

     また、この2件のトレードで、レイズはホワイトソックスへケーシー・ギレスピー、メッツへドリュー・スミスを放出している。ギレスピーはジャイアンツのコナー・ギレスピーを兄に持つ24歳の一塁手。2014年のドラフト1巡目(全体20位)指名選手であり、今季はAAA級で95試合に出場して打率.227、9本塁打、OPS.653という成績を残している。スミスは今年4月にトレードでタイガースからレイズに加入した23歳のリリーフ右腕。今季はマイナー3階級で計31試合に登板して1勝2敗7セーブ、防御率1.60をマークしている。

  • 【戦評】マーリンズ球団新22得点 ダルビッシュ10失点

    2017.7.27 17:29 Thursday

     マーリンズ打線がレンジャーズ先発のダルビッシュ有を攻略。マーリンズはその後も攻撃の手を緩めることなく、2003年7月1日のブレーブス戦で記録した20得点の球団記録を更新する22得点の猛攻でレンジャーズに大勝した。

     ディー・ゴードンの初球先頭打者本塁打が猛攻開始の合図となった。初回はゴードンとクリスチャン・イェリッチのソロで2得点。4回表にはイチローのタイムリー二塁打、マーセル・オズーナの3点タイムリー三塁打などでダルビッシュをノックアウトし、一挙9得点。7回以降もレンジャーズ投手陣に襲い掛かり、終盤3イニングで11点を追加した。先発全員安打どころか先発全員打点を達成する猛攻で、オズーナとデレク・ディートリックは5打点の大暴れ。ゴードンの1号先頭打者アーチ、イェリッチの11号ソロ、J.T.リアルミュートの11号ツーラン、ジャンカルロ・スタントンの両リーグトップに立つ33号ソロと計4本塁打が飛び出した。

     「10点取られたけど22点も取ったね」とドン・マティングリー監督は今日の試合を振り返った。「よくある試合の一つだよ。レンジャーズにとっては難しい試合だったと思う。投手の消耗を避けるために野手を投げさせるのはよくあること。野手を投げさせる側じゃなくてよかったよ」と、9回表のマウンドに控え捕手のブレット・ニコラスを送り出したレンジャーズの起用法に理解を示した。

     一方、レンジャーズのジェフ・バニスター監督は「今夜に限って言えば、攻撃面ではよく点を取ったけど、それ以上に投手陣が点を取られてしまったね」と敵将同様に今日の試合を振り返った。「こういう日もあるさ。今日は派手にやられてしまったけど、明日は試合がない。切り替えて次の試合に臨めると思うよ」と、すでに次なる戦いを見据えていた。

     ゴードンがホゼ・フェルナンデスに捧げた一発以来となる本塁打を放ち、イチローはダルビッシュからタイムリー二塁打を放ったほか、ニコラスの時速45.1マイル(約72.6km/h)の超遅球をレフトへ弾き返して今季3度目のマルチ安打を達成。それ以外にも、レンジャーズのエイドリアン・ベルトレイが9号ソロを含む3安打を放った後、オンデック・サークルを移動させて退場処分を受けるなど、見どころやハプニングの多い試合だったが、記録上は「マーリンズの1勝、レンジャーズの1敗」である。バニスター監督のコメントにもあったように、両チームはこの大味な試合から頭を切り替えて、次の試合に臨むことになるだろう。

     ダルビッシュは4回途中10失点でノックアウトされ、今季9敗目(6勝)。防御率は一気に4点台(4.01)まで悪化した。今日のピッチングがトレード市場にどのような影響を与えるのか。今日の試合に関する様々な要素の中で、おそらくこの点が最も注目を浴びているのではないだろうか。


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  • ストラスバーグ故障者リスト入り フェッディ昇格へ

    2017.7.27 16:39 Thursday

     ナショナルズは当初、スティーブン・ストラスバーグが故障者リスト入りを回避できるであろうことを示唆していたが、ダスティ・ベイカー監督は日本時間7月27日のブリュワーズ戦の試合後、ストラスバーグが故障者リスト入りする予定であると語った。

     ストラスバーグの故障者リスト入りは前回登板の翌日に遡って適用されると見られており、ストラスバーグが最短の日数で復帰できるのであれば、先発登板を1度回避するだけになる。ストラスバーグは日本時間7月26日に平坦なグラウンドでボールを投げており、右前腕の状態はそれほど深刻ではない。ナ・リーグ東部地区において2位ブレーブスに12.5ゲーム差をつけ、地区優勝がほぼ確実という状況になっているため、ポストシーズンの戦いを見据えてストラスバーグに無理をさせない判断をしたということだろう。「9月にストラスバーグがいないという状況は望ましくない。彼は過去のケガのことを意識しているし、とても気にしているんだ」と試合前にベイカー監督は話していた。

     ストラスバーグの故障者リスト入りに伴い、ナショナルズはMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで球団3位にランクインしているエリック・フェッディを日本時間7月30日のロッキーズ戦で先発させる方針だ。2014年のドラフトでナショナルズから全体18位指名を受けてプロ入りしたフェッディは24歳の右腕。今季はAA級で開幕を迎え、7先発を含む17試合に登板して3勝3敗、防御率3.04を記録。6月中旬にはAAA級へ昇格し、ここでは4先発を含む10試合に登板して1勝1敗、防御率5.57。2階級合計で27試合(うち11先発)に登板して4勝4敗、防御率3.72、奪三振率8.03、与四球率2.44という成績を残している。

     ブルペンが崩壊していたというチーム事情もあって、フェッディは一時リリーバーとしての調整を進めていたが、7月に入って先発へ復帰。AAA級での初先発では一死も取れず6失点でノックアウトされてしまったが、続く3先発では計11.2イニングを投げて3失点(防御率2.31)。日本時間7月20日の登板ではAAA級昇格後最長の5イニングを投げて2失点に抑えている。ストラスバーグの穴を埋めるのは容易なことではないが、スプリング・トレーニング時にベイカー監督はフェッディの能力を高く評価しており、期待は大きい。

     チャーリー・ブラックモン、ノーラン・アレナードといった強打者を揃えるロッキーズ打線を相手に、フェッディがどのようなピッチングを見せてくれるのか。有望株のメジャーデビュー戦に注目が集まっている。


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  • ブレーブス 有望株・スワンソンがAAA級降格へ

    2017.7.27 13:09 Thursday

     ブレーブスは日本時間7月27日の試合後、ダンズビー・スワンソンとアーロン・ブレアをAAA級グウィネットへ降格されたことを発表した。正遊撃手として期待され、新人王候補に挙げる声もあったスワンソンだが、その大きな期待に応えることはできず、出直しを強いられることになった。

     2015年のドラフトでダイヤモンドバックスから全体1位指名を受けてプロ入りし、同年12月にシェルビー・ミラーらとの3対2のトレードでエンダー・インシアーテ、ブレアとともにブレーブスに加入したスワンソン。プロ2年目となった昨年8月にメジャーデビューを果たし、38試合に出場して打率.302、3本塁打、OPS.803の好成績をマークしたため、今季は正遊撃手&新人王候補として期待されていたが、ここまで95試合に出場して打率.213、6本塁打、OPS.599と不振に苦しんでいた。

     スワンソンは4月の月間打率が.156、5月が.216と開幕から調子が上がらず、6月に.306と復調したかに思われたものの、7月は.125の大不振。ヨハン・カマルゴが台頭してきたこともあり、7月に入ってからはスタメンの座を明け渡すことも多くなっていた。

     スワンソンは昨季、Aアドバンス級からAA級を経て、飛び級でメジャーへ昇格。AAA級を経験せず、AA級でも84試合で打率.261、OPS.745と満足のいく成績を残せていなかったため、メジャー昇格は時期尚早ではないかという声も上がっていた。メジャー昇格後に結果を残したため、一時的にそのような声は聞かれなくなっていたものの、今季の成績を見る限り、やはりメジャー昇格は時期尚早だったのだろう。

     今後はAAA級で実戦経験を積みながら、主に打撃面でメジャーで通用する技術を身につけていくことになる。挫折を経験せずにスーパースターの座へ登り詰めていく選手など滅多にいないだけに、スワンソンにもこの挫折を乗り越え、スター選手へと成長を遂げてくれることを期待したい。


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  • ロッキーズがリリーフ右腕・ニーシェックを獲得

    2017.7.27 12:49 Thursday

     トレード市場の注目株の1人だったパット・ニーシェック(フィリーズ)が若手3選手とのトレードでロッキーズへ移籍することが決定した。ロッキーズは守護神グレッグ・ホランドが安定したピッチングを続けているものの、救援防御率4.53はリーグ12位とブルペン全体としては安定感を欠いており、ポストシーズン進出に向けて弱点を補強した形となった。

     今年9月に37歳の誕生日を迎えるニーシェックは、今季ここまで43試合に登板して3勝2敗1セーブ、防御率1.12の好成績をマーク。その好投が認められ、カージナルス時代の2014年以来3年ぶりにオールスター・ゲームに選出された(フィリーズから唯一)。防御率のみならず、被打率.199、奪三振率10.04、与四球率1.12など各部門で素晴らしい成績を残しており、新天地ではホランドへ繋ぐセットアッパーを任されることになりそうだ。ゴロ率が低いフライボール・ピッチャーであるため、「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドが本拠地になる点に不安は残るが、豊富な経験を生かして適応していくことだろう。

     ロッキーズからフィリーズへ移籍するのはホゼ・ゴメス、J.D.ハンマー、アレハンドロ・レケーナの3選手。ゴメスはベネズエラ出身の20歳の遊撃手で、今季はA級で81試合に出場して打率.324、4本塁打、18盗塁、OPS.811をマークしている。ハンマーは昨年のドラフトで24巡目指名を受けてプロ入りした23歳のリリーフ右腕。今季はA級とAアドバンス級で計36試合に登板し、4勝2敗13セーブ、防御率2.36をマークしている。レケーナはベネズエラ出身の20歳の先発右腕で、今季はA級で19試合に先発して8勝3敗、防御率2.85をマークしている。


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  • アストロズ エース左腕・カイケルがついに戦列復帰

    2017.7.27 10:49 Thursday

     およそ2ヶ月ぶりにダラス・カイケルが戻ってくる。アストロズのA.J.ヒンチ監督はカイケルが日本時間7月29日のタイガース戦に先発する予定であることを明らかにした。カイケルは首の違和感を理由に6月上旬に故障者リスト入りしていた。

     カイケルは今季11試合に先発して9勝0敗、防御率1.67という素晴らしい成績をマーク。昨季の不振(9勝12敗、防御率4.55)を脱し、サイ・ヤング賞に輝いた2015年(20勝8敗、防御率2.48)を彷彿とさせるピッチングを続けていたが、首の違和感で2度にわたって故障者リスト入り。日本時間6月3日のレンジャーズ戦で6回無失点の好投を披露し、今季9勝目をマークしたのを最後に戦列を離れていた。

     アストロズは右肘の故障で開幕から長期離脱していたコリン・マクヒューがすでに戦列復帰を果たしており、カイケルの戦列復帰によってようやく先発ローテーションにベストメンバーが揃うことになる。日本時間7月29日から始まるタイガース3連戦ではカイケル、マクヒュー、ランス・マカラーズJr.の3人が先発のマウンドに上がる予定となっている。

     一時はカイケル、マクヒュー、マカラーズJr.、チャーリー・モートンの4人が同時に故障者リスト入りしていたアストロズだが、故障者の復帰によりカイケルの代役としてブルペンから先発に回り、11先発で6勝1敗、防御率2.93と好投していたブラッド・ピーコックを再びブルペンに回すことができるほどの層の厚さとなった。当面の間は前述の4人にマイク・ファイアーズを加えた5人で先発ローテーションを形成することになると見られるが、ピーコックやジョー・マスグローブも控えており、噂される先発投手の補強はひょっとすると必要でなくなるかもしれない。

     100勝を超えるペースで白星を積み重ね、ア・リーグ西部地区の首位を独走するアストロズ。エース左腕・カイケルの復帰により、その勢いはさらに加速していきそうだ。


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  • ナショナルズが2018年オールスターのロゴを公開

    2017.7.27 10:28 Thursday

     日本時間7月27日、約50年ぶりにアメリカ合衆国の首都・ワシントンD.C.で開催される第89回オールスター・ゲームのロゴが公開された。国会議事堂が描かれ、首都開催の球宴に相応しいロゴとなっている。

     セレモニーにはMLBコミッショナーのロブ・マンフレッド、ナショナルズの筆頭オーナーであるマーラ・ラーナー・タネンバウム、ワシントンD.C.市長のミューリエル・バウザーのほか、ナショナルズからダスティ・ベイカー監督、ライアン・ジマーマン、ダニエル・マーフィー、マックス・シャーザー、ブライス・ハーパーが出席した。

     第89回オールスター・ゲームは2018年7月17日(日本時間では7月18日)に開催される。マンフレッド・コミッショナーは「本日のロゴ公開は首都における我々のスポーツのわくわくする一年の始まりである」と語り、「我々のゲームの最も輝いているスター選手たちが来夏、素晴らしい街の素晴らしい球場でプレイするのを楽しみにしている」と期待を込めた。

     首都ワシントンD.C.でのオールスター・ゲーム開催はこれが5回目。最後にワシントンD.C.で開催されたのは1969年であり、49年ぶりの首都開催となる。2005年シーズンから首都ワシントンD.C.へ移転し、球団名を変更したナショナルズにとってはもちろん初主催のオールスター・ゲームであり、2008年に開場したナショナルズ・パークで開催されるのも当然ながら初めてである。

     「ワシントンD.C.にとって、この新しい球場や周辺地域、地元のファンたちがどんなに素晴らしいかを示すのにオールスター・ゲーム以上に相応しい舞台はないよ」とジマーマンは語る。ちなみに、ジマーマンはナショナルズ史上初めてのドラフト1巡目指名選手である(2005年ドラフト全体4位指名)。また、球界を代表するスーパースターであるハーパーは本拠地開催となるオールスター・ゲームに選出された場合、ホームラン・ダービーに出場する意思があることを明らかにした。

     首都ワシントンD.C.でおよそ半世紀ぶりに開催されるオールスター・ゲーム。球界を代表するスター選手たちがどのような輝きを放つのか。一年後が待ち遠しい。


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  • 【戦評】7点差を追い付かれるもサヨナラ満塁弾で決着

    2017.7.26 17:31 Wednesday

     エドウィン・エンカーナシオンが放った一発が熱戦に終止符を打った。延長11回裏に飛び出した今季21号は7点リードを追い付かれた試合に決着をつけるサヨナラ満塁弾。エンカーナシオンの通算6本目となるサヨナラ弾により、ア・リーグ中部地区の首位を走るインディアンスは2位ロイヤルズとの1.5ゲーム差をキープした。

     エンカーナシオンの一発により、インディアンスは「1試合で2本の満塁本塁打を放ち、なおかつ2本目がサヨナラ弾」を達成した史上初のチームとなった。インディアンスの選手によるサヨナラ満塁弾は2014年6月19日にニック・スウィッシャーが放って以来3年ぶり。このときも対戦相手はエンゼルスだった。「素晴らしい気分だよ。インディアンスに来てから初めてのサヨナラ打だからね」とエンカーナシオンは興奮気味に話していた。

     インディアンスはエンゼルス先発のジェシー・チャベスを攻略し、ブラッドリー・ジマーの6号グランドスラム、マイケル・ブラントリーの7号ソロなどで2回裏に一挙7点を先制。しかし、直後の3回表にコール・カルフーンの13号スリーランなどで4点を返され、5回表にはルイス・バルブエナに10号ツーランが飛び出して1点差。続く6回表にユネル・エスコバーにタイムリー二塁打を浴びて、7点差を追い付かれてしまった。

     試合には負けてしまったエンゼルスだが、「ポジティブなこともあったよ。試合の早い段階で大量リードを奪われてしまったけど、今季の僕たちがどんなチームなのかを示せたと思う。僕たちは決して諦めない。僕たちは戦い続ける。追い付いて延長戦に持ち込んだし、勝つチャンスもあった」とアンドレルトン・シモンズが語ったように、7点ビハインドを追い付いたことは前向きに捉えていいはずだ。

     エンカーナシオンの劇的な一発で熱戦を制したインディアンス。3番手ブライアン・ショウ以降の5投手がエンゼルス打線を無得点に抑えるなどブルペン陣の頑張りも光ったが、3回以降なかなか追加点を奪えなかったことや7点リードを守れなかったことを考えると決して褒められた試合内容ではない。また、この試合の勝利によって5連勝となったが、背後には7連勝中のロイヤルズが迫っている。昨季あと1勝届かなかったワールドシリーズ制覇へ向けて、これからどのように戦っていくのか。劇的勝利の余韻に浸っている余裕はなさそうだ。


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  • レッドソックスが三塁手補強 ヌニェスを獲得

    2017.7.26 15:33 Wednesday

     レッドソックスが若手2選手との交換でジャイアンツからエドゥアルド・ヌニェスを獲得した。ヌニェスは日本時間7月26日のパイレーツ戦に出場していたが、5回裏の打席で代打を送られ、ベンチ内やベンチ裏でチームメイトとハグ。それからまもなくして「レッドソックスがヌニェス獲得」のニュースが伝えられた。

     ヌニェスはナ・リーグ西部地区最下位のジャイアンツからア・リーグ東部地区首位のレッドソックスへ移籍することになり、ヤンキースでプレイした2013年以来4年ぶりのア・リーグ東部地区復帰となる。今季はジャイアンツで76試合に出場して打率.308、4本塁打、18盗塁、OPS.751をマーク。三塁で49試合、レフトで19試合、遊撃で11試合、ライトで2試合に出場しており、チーム最大の穴となっている三塁を埋めるのはもちろんのこと、内外野兼任のユーティリティ・プレイヤーとして貴重な戦力となるはずだ。

     レッドソックスは日本時間7月26日のマリナーズ戦で20歳のラファエル・ディバースを「9番・三塁」でメジャーデビューさせたが、いくら球界トップクラスのプロスペクトとはいえ、いきなり優勝争いをしているチームの正三塁手を任せるのは酷。チームのOBであるペドロ・マルティネスも「ディバースは年齢の割には成熟しているが、まだメジャーレベルではない」といった趣旨のツイートをしており、右打者のヌニェスと左打者のディバースをプラトーンで起用する、あるいはディバースをヌニェスの控えとして起用するといった形になっていくかもしれない。

     レッドソックスからジャイアンツへ移籍するのはショーン・アンダーソンとグレゴリー・サントスの両若手右腕。22歳のアンダーソンは昨年のドラフトでレッドソックスから3巡目指名を受けてプロ入り。今季はA級とAアドバンス級で計18試合に先発して6勝3敗、防御率3.42をマークしている。17歳のサントスはドミニカ共和国出身。今季はドミニカ共和国のサマーリーグで7試合に先発して2勝0敗、防御率0.90をマークしている。


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  • ロッキーズがジョナサン・ルクロイ獲得に興味?

    2017.7.26 12:04 Wednesday

     ナ・リーグ4位の勝率をマークし、ワイルドカードでのポストシーズン進出が有力視されているロッキーズがジョナサン・ルクロイ(レンジャーズ)の獲得に興味を示しているようだ。本格的なトレード交渉が始まっている様子はないものの、先発ローテーションに経験の少ない若手投手を多く抱えるロッキーズが経験豊富な捕手であるルクロイの獲得に動くのは決して不思議なことではない。

     ルクロイはブリュワーズ時代に結んだ6年契約の契約最終年に突入しており、今季終了後にフリーエージェントとなる。ミゲル・モンテロを放出したカブスがルクロイ獲得に興味を示していると伝えられているが、ルクロイの実力と経験はポストシーズン進出やワールドシリーズ制覇を目指す多くのチームにとって大きな手助けとなるだろう。

     今季のロッキーズは正捕手を固定せず、トニー・ウォルターズとトム・マーフィーのプラトーンで戦う構想だったが、マーフィーが右前腕の骨折により開幕から長期離脱。6月中旬に戦列復帰を果たしたものの、20打数1安打の大不振でAAA級降格となってしまった。そのため、メジャー2年目のウォルターズが大半の試合でマスクを被ることになり、新人投手4人が名を連ねる先発ローテーションを懸命にリードしている状況。メジャー3年目のダスティン・ガーノウや36歳のライアン・ハニガンも控えてはいるものの、いずれにしてもポストシーズンを戦うチームの扇の要としては物足りなさは否めない。今季は攻守に不振とはいえ、実力・経験とも申し分のないルクロイはロッキーズにとってうってつけの存在と言えるだろう。

     ルクロイのほかにもカート・スズキ(ブレーブス)、アレックス・アビラ(タイガース)らの名前が獲得候補として挙がっており、捕手以外にブルペンの補強にも動いていると報じられている。ポストシーズンに向けてのロッキーズの動きに注目したい。


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  • ストラスバーグは軽傷 次回登板は予定通り

    2017.7.26 11:40 Wednesday

     日本時間7月24日のダイヤモンドバックス戦で早期降板したスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)だが、どうやら戦線離脱は回避できるようだ。右前腕の痛みを訴えていたストラスバーグはチームドクターの治療を受け、症状は回復に向かっている。通常通りのスケジュールで動いており、痛みの再発がなければ日本時間7月30日のロッキーズ戦で先発することになる。

     「彼と話したけど、状態は良いみたいだよ」とダスティ・ベイカー監督。「何かが起こったときはいつでも、特にこれまでに同じようなことが起きたことがある場合は、誰だって少し不安になるものさ。でも、彼は不安そうには見えなかった。とても落ち着いていたよ」

     ストラスバーグは日本時間7月24日のダイヤモンドバックス戦に先発し、2イニング51球を投げただけで降板。ストラスバーグ自身は日本時間7月17日のレッズ戦に登板した直後から右前腕に違和感を感じていたといい、ダイヤモンドバックス戦での早期降板は「予防的なもの」であったとも言われている。

     ベイカー監督は「今のところ、彼は順調だよ。彼が予定通りに登板するかを判断するまでに数日ある。私から伝えられることはこれだけだね」と語り、ストラスバーグが故障者リスト入りする可能性について明言を避けたが、現時点ではストラスバーグの戦線離脱を心配する必要はなさそうだ。

     プロスペクト右腕のエリック・フェッディが日本時間7月26日に行われたAAA級のダブルヘッダーでの先発を回避しており、ストラスバーグが離脱することになった場合は彼が昇格することになると見られている。また、ジェイコブ・ターナーとA.J.コールも代役候補として名前が挙げられている。

     先発5番手のジョー・ロスがトミー・ジョン手術を受け、エドウィン・ジャクソンが先発ローテーションに名を連ねるという苦しい状況に陥っているナショナルズ。さらなる先発投手の離脱だけは回避したいところだろう。


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  • カージナルス ウェインライトとファウラーが故障者リスト入り

    2017.7.26 11:03 Wednesday

     地区首位まで4ゲーム差とポストシーズン争いにギリギリのところで踏みとどまっているカージナルスだが、ここにきて投打の主力選手を同時に欠くことになってしまった。日本時間7月26日、アダム・ウェインライトとデクスター・ファウラーの故障者リスト入りが発表された。

     ウェインライトの故障者リスト入りは背中の痛みによるもの。前回登板の日本時間7月23日のカブス戦で8回途中2失点の好投を見せるなど、今季ここまでチーム最多の11勝を挙げており、経験豊富なベテラン右腕の離脱はチームにとって痛手となる。なお、ウェインライトの故障者リスト入りは前回登板の翌日の日本時間7月24日に遡って適用される。

     ウェインライトの故障者リスト入りに伴うロースター変更は現時点では発表されていないが、日本時間7月28日に先発予定だったウェインライトに代わってルーク・ウィーバーが昇格するものと見られている。23歳のウィーバーは今季AAA級で13試合に先発して9勝1敗、防御率1.91という素晴らしい成績をマーク。日本時間7月4日にメジャーへ昇格し、リリーフで2試合に登板して計3イニングを無失点に抑えたが、故障者の復帰に伴ってAAA級降格となっていた。カージナルスは先発ローテーションの一角を担うランス・リンの放出も噂されており、リンの後釜筆頭候補であるウィーバーにとっては絶好のアピール機会となりそうだ。

     ファウラーは左手首の張りによって今季2度目の故障者リスト入りとなった。大型契約でカージナルスに加入した今季は打率.241、14本塁打、OPS.785と物足りない数字。センターの守備でも昨季から大きく数字を落としており、チームの調子がなかなか上がらない原因の一つとなってしまっている。カージナルスは正右翼手のスティーブン・ピスコッティも故障者リスト入りしており、しばらくの間、当初の構想とは全く異なる布陣で戦うことを強いられることになった。

     ファウラーに代わってメジャー昇格を果たしたのは23歳のハリソン・ベイダー。2015年のドラフトで3巡目指名を受けて入団した選手であり、MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングでは球団6位にランクインしている。プロ2年目の昨季すでにAAA級へ到達しており、今季はAAA級で97試合に出場して打率.297、19本塁打、OPS.871をマーク。打撃の粗さが課題だが、パワーとスピードを兼ね備えた選手である。日本時間7月26日のロッキーズ戦で「7番・センター」として起用され、早速メジャーデビュー。記念すべきメジャー初打席はジョン・グレイの前にショートゴロに倒れている。


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  • ブリュワーズが中継ぎ右腕・スウォーザックを獲得

    2017.7.26 10:29 Wednesday

     後半戦に入ってからやや元気のないブリュワーズだが、ポストシーズン戦線に踏みとどまるために戦力補強に動いている。日本時間7月26日、ホワイトソックスへ25歳の外野手、ライアン・コーデルを放出し、アンソニー・スウォーザックを獲得するトレードが成立した(記事公開時点では公式発表なし)。

     スウォーザックは今年1月にマイナー契約でホワイトソックスに加入し、開幕ロースター入り。開幕から15試合連続無失点を記録するなど、ここまで41試合に登板して4勝3敗1セーブ、防御率2.23の好成績をマークし、31歳にしてキャリアハイのシーズンを過ごしている。ブリュワーズはクローザーのコリー・クネーベルが驚異的なペースで奪三振を積み重ね、セットアッパーのジェイコブ・バーンズやジャレッド・ヒューズも頑張ってはいるものの、救援防御率4.23はリーグ9位と今一つ。開幕から安定感のある投球を続けているスウォーザックの加入は戦力アップになるとともに、クネーベル、バーンズらの負担を軽減してくれることだろう。

     一方、ホワイトソックスへ放出されることになったコーデルはAAA級でプレイする25歳の外野手。昨年9月にジョナサン・ルクロイが絡んだトレードの後日指名選手としてレンジャーズからブリュワーズへ移籍し、今季はAAA級で68試合に出場して打率.284、10本塁打、OPS.855という成績を残している。ブリュワーズにはルイス・ブリンソン、ブレット・フィリップスという外野のトップ・プロスペクトがおり、正右翼手のドミンゴ・サンタナも少なくとも2021年まで保有可能。ブリュワーズではポジションに空きがない状況だったため、このトレードはコーデル自身にとっても悪い話ではないと思われる。

     ブリュワーズはブルペンの戦力アップに成功し、ホワイトソックスはマイナー契約で拾った31歳の中継ぎ投手との交換でメジャー昇格が目前に迫った若手外野手を手に入れることができた。少なくとも現時点では両球団にとってメリットのあるトレードだと言えそうだ。


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  • 【戦評】パクストンが7回10K無四球無失点の快投を披露

    2017.7.25 17:44 Tuesday

     5月末までに7試合に先発して防御率1.26ながら6月は5先発で防御率7.20と不振に陥っていたジェームズ・パクストン(マリナーズ)。5月に左前腕痛でおよそ4週間にわたって戦列を離れたこともあり、「故障前のピッチングを見失ってしまったのでは?」と心配する声も聞こえたが、7月のピッチングを見る限り、故障前の状態を取り戻したと判断して良さそうだ。

     日本時間7月25日のレッドソックス戦に先発したパクストンは今季ベストと言っても過言ではない、素晴らしいピッチングを見せた。7イニングを投げて打たれたヒットはわずか4本。今季最多の10三振を奪う一方で四死球はゼロ。序盤4イニングをパーフェクトに抑え、6回表一死一、二塁は二者連続三振、7回表無死一、三塁は三振と併殺打で切り抜けた。「彼は今とても調子が良いし、我々はその恩恵を受けているよ」とスコット・サービス監督。「見ていて楽しいよ。今夜の彼は素晴らしかった。三振が少ない打線を相手に10三振を奪ったんだからね。ストライクゾーンを上手くコントロールして、支配していたよ」とパクストンの快投への称賛は止まらなかった。

     これで7月は5先発で無傷の5連勝。5試合連続で6イニング以上かつ2失点以下であり、月間防御率は1.62。33.1イニングで38三振を奪った一方、与四球は6個だけであり、絶好調だった春先と遜色ない数字が並んでいる。春先のピッチングはフロックではなく、むしろこれがパクストンの実力であると言っても良さそうだ。不振に陥った戦列復帰直後の6月を除けば12先発で9勝0敗、防御率1.41。「故障さえなければサイ・ヤング賞クラスの投手」という評価は決して過大評価ではない。

     打線は2回裏にカイル・シーガーの14号ソロなどで3点を先制し、4回裏にもダニー・バレンシアのタイムリー二塁打で1点を追加。4点もあれば今日のパクストンには十分だった。8回はニック・ビンセント、9回はデービッド・フェルプスがそれぞれ三者凡退に抑えて試合終了。4-0というスコア以上に、マリナーズがレッドソックスを圧倒した試合となった。


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  • ミッドシーズン・プロスペクト・ランキングが発表される

    2017.7.25 15:32 Tuesday

     日本時間7月25日、MLB公式サイトが最新のプロスペクト・ランキングである「ミッドシーズン・プロスペクト・ランキング」を発表した。上位11人が打者で占められたが、これはMLB公式サイトがプロスペクト・ランキングを公開し始めて以降、初めてのこと。専門誌「ベースボール・アメリカ」においても少なくとも1990年以降、上位11人が打者で占められたことは一度もないという。

     全体1位に選出されたのはヨアン・モンカダ(ホワイトソックス)。開幕前のリストではアンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)に次ぐ2位だったが、ベニンテンディの卒業によりそのまま1位へ繰り上がる形となった。モンカダはトッド・フレイジャーのヤンキース移籍に伴い、すでにメジャー昇格を果たしており、今後は昨季途中にメジャー昇格を果たしたアレックス・ブレグマン(アストロズ)のようにレギュラー定着が期待される。

     モンカダ以外に開幕前のリストから全体TOP10圏内をキープしたのが5位→2位のアメッド・ロサリオ(メッツ)、3位→3位のグレイバー・トーレス(ヤンキース)、8位→5位のビクター・ロブレス(ナショナルズ)の3人。4位にはメジャー昇格を果たしたばかりのラファエル・ディバース(レッドソックス)がランクインしている(開幕前は17位)。

     球団別に見ると、全体TOP100圏内にはブレーブスから最多の9人がランクイン。ホワイトソックスが8人で続き、以下、レイズが7人、パドレス、ドジャース、フィリーズ、ヤンキースが各6人、アストロズ、レッズ、ブリュワーズが各5人となっている。また、ロイヤルズ、エンゼルス、マーリンズの3球団からは1人もランクインしていない。

     大きく順位を上げた選手に注目すると、8位にランクインしたロナルド・アクーナ(ブレーブス)が目を引く。開幕前のリストでは全体TOP100圏内に入っていなかったアクーナだが、今季急成長を遂げ、現在19歳ながらAアドバンス級からAA級を経て、すでにAAA級まで到達。3階級で計97試合に出場して打率.310、15本塁打、34盗塁、OPS.876という素晴らしい成績をマークしている。他には30位のボー・ビシェット(ブルージェイズ)、42位のフアン・ソト(ナショナルズ)、46位のフランクリン・ペレス(アストロズ)らが開幕前の圏外からTOP100圏内に浮上。純粋なランクアップではウォーカー・ビューラー(ドジャース)が開幕前の93位から13位へと大きく順位を上げた。

     逆に大きく順位を下げた選手もいる。ホゼ・デレオン(レイズ)は開幕前の33位から99位へ大幅ランクダウン。開幕前に7位だったJ.P.クロフォード(フィリーズ)も64位まで順位を落としてしまった。AAA級で防御率5.38と苦しんでいるルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)も開幕前の12位から61位へ大幅ランクダウンとなっている。

     2017年のドラフト組では21位にランクインしたハンター・グリーン(レッズ)が最上位。ブランドン・マッケイ(レイズ)が23位、マッケンジー・ゴア(パドレス)が29位に名を連ね、全体1位指名を受けたロイス・ルイス(ツインズ)は31位にランクインしている。

     現在プロスペクトと呼ばれている選手たちが必ずスーパースターへと成長する保証はないが、その確率が高いことは間違いない。将来のスーパースターの成長をマイナー時代から見守り続けるのも、メジャーリーグの楽しみ方の一つだろう(詳細なランキングはこちら)。


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  • ロイヤルズ・パドレス間で3対3のトレードが成立

    2017.7.25 12:32 Tuesday

     ワイルドカードのみならず地区優勝を狙える位置につけているロイヤルズがパドレスとの3対3のトレードを成立させ、先発ローテーションとブルペンを同時に強化することに成功した。ロイヤルズは放出したトラビス・ウッドの残り年俸の大部分を負担することになっているが、獲得した3選手は2年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すロイヤルズにとって大きな戦力となるに違いない。

     ロイヤルズがパドレスから獲得したのはトレバー・ケーヒル、ライアン・バクター、ブランドン・マウアーの3選手。ケーヒルは今季11試合に先発して4勝3敗、防御率3.69をマーク。昨季はカブスで50試合に登板して防御率2.74と安定したピッチングでチームに貢献したが、今季は先発に復帰し、まずまずのパフォーマンスを見せている。デイトン・ムーアGMはケーヒルの先発ローテーション入りを明言しており、3年連続2桁勝利をマークしたアスレチックス時代(2009~2011年)以来となるア・リーグ復帰に期待が集まっている。

     左腕バクターと右腕マウアーには安定感を欠くクローザーのケルビン・ヘレーラを助ける働きが期待される。バクターは今季42試合に登板して防御率3.05を記録。67試合に登板して防御率2.86をマークした昨季に続いて安定したピッチングを披露している。左打者に対して被打率.175と素晴らしい数字をマークしており、左打者キラーとして貴重な戦力となるだろう。実質メジャー2年目であり、少なくとも2021年シーズンまで保有できる点も大きな魅力である。

     マウアーは昨季途中からパドレスのクローザーを務め、今季はここまで42試合に登板して1勝4敗20セーブ、防御率5.72という成績。防御率は5点台後半だが、与四球率1.83、K/BB4.75と投球内容自体は決して悪くなく、少なくとも2019年まで保有可能である。7回や8回を担当することになると思われるが、マウアーの加入によってヘレーラの負担が軽減されるはずだ。

     一方、パドレスはロイヤルズからマット・ストラームとウッドの両左腕と18歳の内野手であるエステウリー・ルイーズの3選手に加えて、ウッドの残り年俸の大部分に相当する金銭を獲得した。ストラームは25歳の左腕。昨季メジャーデビューを果たし、21試合で防御率1.23、奪三振率12.27と好投したため、今季の飛躍が期待されていたが、今季は24試合で防御率5.45と低調。三振奪取能力の高さは大きな魅力であり、制球難さえ克服できれば貴重な戦力となりそうだ。

     ウッドは2年1200万ドルでロイヤルズに加入したが、28試合で防御率6.91と期待外れ。レッズとカブスで先発投手として5シーズン、リリーフ投手として2シーズン活躍した実績があり、パドレスはウッドにメジャー最低年俸分だけを支払いながらウッドの復活を待つことになる。パドレスにとってはローリスク・ハイリターンな賭けであると言えるだろう。

     ルイーズはドミニカ共和国出身の二塁手。2015年7月にロイヤルズと契約してプロ入りし、昨季はドミニカ・サマーリーグでプレイ。今季はルーキー級で21試合に出場して打率.440、3本塁打、23打点、9盗塁、OPS1.219の好成績をマークしている。

     開幕直後の不振から巻き返し、トレード市場で買い手に回ったロイヤルズ。このトレードがポストシーズン進出に向けての後押しとなるのか。今後の戦いに注目だ。


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  • ハイメ・ガルシアのツインズ移籍がついに決定

    2017.7.25 11:43 Tuesday

     「トレード成立間近」と伝えられてから動きが止まっていたハイメ・ガルシア(ブレーブス)のツインズ移籍がようやく正式に発表された。ツインズはブレーブスからガルシアと控え捕手のアンソニー・レッカーを獲得し、19歳の右腕ワスカル・イノアを放出。ブレーブスはレッカーの残り年俸のうち10万ドルのみを負担し、それ以外のガルシアとレッカーの年俸は全てツインズが負担することになっている。

     当初はイノアではなく24歳の右腕ニック・バーディが交換要員に挙げられていたが、今年5月にトミー・ジョン手術を受けたバーディの状態にブレーブスが懸念を抱き、交換要員の調整が続けられていた。最終的にはツインズがガルシアに加えてレッカーも引き取り、ホワイトソックスでプレイするマイケル・イノアの弟であるワスカルを交換要員とすることで話がまとまったようだ。

     ツインズは故障者続出によりアービン・サンタナとホゼ・ベリオスに次ぐ先発投手に人材を欠き、新人アダルベルト・メヒアが先発3番手に位置づけられる苦しい状況が続いていた。ガルシアは前半戦こそ16先発で2勝7敗、防御率4.55と低調だったが、後半戦は2先発とも7イニングを投げ、2勝0敗、防御率2.57と好投しており、先発投手不足に悩むツインズにとって大きな戦力となることは間違いない。地区優勝やワイルドカードを狙える位置につけているだけに、ガルシアにはとにかくチームを勝利に導く働きが求められることになるだろう。

     一方、ブレーブスはこのトレードにより470万ドル以上を節約することに成功した。ブレーブスは数年保有可能なエース級の先発投手の獲得を目指していると報じられており、資金に余裕が生まれたことでソニー・グレイ(アスレチックス)らの獲得に本腰を入れると見られている。「我々はトレード市場において買うことも売ることも検討してきた。短期的にも長期的にもチームの手助けになる機会を今後も探し続けていく」と語るジョン・コッポレラGMが今後どのように動くのか注目したい。


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  • 第16週のMVPはスコープとアレナード

    2017.7.25 11:02 Tuesday

     第16週(7月17日~7月13日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはジョナサン・スコープ(オリオールズ)、ナ・リーグはノーラン・アレナード(ロッキーズ)が選出された。

     スコープは7試合に出場して打率.433(30打数13安打)、3本塁打、16打点、OPS1.238の好成績をマークし、自身初の週間MVP受賞となった。期間中の16打点はリーグ最多、13安打と3本塁打は同最多タイ、長打率.800は同4位の数字。オリオールズの選手が週間MVPを受賞するのは今季初であり、昨年6月のクリス・デービス以来となった。17日のレンジャーズ戦こそ無安打に終わったものの、そこからの6試合で5度のマルチ安打を含む13安打、15打点の大暴れ。20日から22日にかけて3試合連続で本塁打を放ち、すでに2年連続の20本塁打にも到達している(昨季25本塁打、今季21本塁打)。打率.307と確実性も増し、OPS.905とリーグ屈指の打撃力を誇る二塁手へと成長を遂げたスコープ。このままのペースでいけば「3割・30本・100打点」も決して夢ではなさそうだ。

     アレナードは5試合に出場して打率.458(24打数11安打)、4本塁打、13打点、OPS1.480という素晴らしい成績を残し、昨年4月以来自身4度目の週間MVP受賞となった。期間中の13打点はリーグ最多、4本塁打は同最多タイ、長打率1.000は同3位タイ、11安打は同5位タイの数字。ロッキーズの選手が週間MVPを受賞するのは今季2度目であり、第8週にチャーリー・ブラックモンが受賞して以来となった。17日のパドレス戦は無安打に終わったが、19日の同カードでは3イニング連続本塁打を含む5安打7打点の大暴れ。今季86打点は両リーグ最多の数字であり、3年連続の打点王も見えてきた。2年連続40本塁打を記録した昨季までに比べると、22本塁打という数字はやや物足りなさが残るが、打撃の確実性が増し、打率.314とOPS.951はどちらも自己ベストの数字。三塁守備でも相変わらず素晴らしいプレイを続けており、球界最高の三塁手と言っても過言ではないだろう。

     なお、未発表となっていた第14週(7月3日~7月9日)のMVPにはアストロズのホゼ・アルトゥーベ(打率.625、2本塁打、10打点、OPS1.625)とドジャースのクレイトン・カーショウ(2試合、2勝0敗、防御率1.13、24奪三振)が選出されている。


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