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  • レンジャーズがライルズと契約合意 ギブソンに続く先発補強

    2019.12.7 13:25 Saturday

     レンジャーズが来週サンディエゴで開催されるウィンター・ミーティングに先行して、先発投手の補強を続けている。日本時間12月7日、MLBネットワークのケン・ローゼンタールが伝えたところによると、レンジャーズはフリーエージェントの先発右腕、ジョーダン・ライルズと2年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。まだレンジャーズからの正式な発表は行われていないものの、ESPNのジェフ・パッサンは総額1600万ドルの2年契約であることを報じている。

     現在29歳のライルズは、今季パイレーツとブリュワーズで合計28試合に先発して141イニングを投げ、12勝8敗、防御率4.15、146奪三振をマーク。奪三振数が投球イニング数を上回ったのは、メジャー9年目にして初めてのことだった(奪三振率9.32)。

     パイレーツでの17先発では5勝7敗、防御率5.36と平凡な成績に終わったものの、7月下旬にコディ・ポンセとのトレードでブリュワーズへ移籍したあとはエース級の大活躍でチームのワイルドカード獲得に大きく貢献。移籍後の11先発では7勝1敗、防御率2.45という好成績をマークした。

     9年間のキャリアでは、アストロズ、ロッキーズ、パドレス、ブリュワーズ、パイレーツの5球団で合計245試合(うち143先発)に登板し、43勝60敗、2セーブ、8ホールド、防御率5.11、奪三振率6.89、与四球率3.12という成績を残している。

     レンジャーズは今オフ、すでにツインズからフリーエージェントとなっていたカイル・ギブソンと3年契約を結んでおり、先発投手の補強はライルズが2人目となる。これでマイク・マイナー、ランス・リンと合わせて先発4番手までの顔ぶれが確定し、残る1枠はコルビー・アラード、アリエル・ジュラード、ブロック・バーク、ジョー・パランボといった若手投手による争いとなることが予想される。今後は最大の課題である三塁手の補強に向けて、トップ・ターゲットであることが報じられているアンソニー・レンドンの獲得に本腰を入れることになりそうだ。

  • パドレスとレイズのトレードが正式発表 ファムがパドレスへ

    2019.12.7 12:45 Saturday

     日本時間12月7日、成立目前と報じられていたパドレスとレイズによるトレードが両球団から正式に発表された。パドレスはレイズからトミー・ファムとジェイク・クロネンワースの2人を獲得。一方のレイズはパドレスからハンター・レンフロー、ゼイビアー・エドワーズ、後日指名選手の3人を獲得することになった。

     今回のトレードはパドレスが勝負モードに突入していることの証と言える。今オフは、すでにプロスペクト内野手のルイス・ウリアスをブリュワーズへ放出しており、さらに今回のトレードで同じくプロスペクト内野手のエドワーズも放出。ブリュワーズからは外野のレギュラー候補としてトレント・グリシャム、先発ローテーション候補としてザック・デービースを獲得し、ウリアス放出で空いた二塁にはアスレチックスからノンテンダーFA候補となっていたジュリクソン・プロファーを加えている。さらに、フリーエージェント市場ではリリーフ左腕のドリュー・ポメランツを獲得し、今回のトレードであと4年保有できるレンフローを放出して保有期間あと2年のファムを獲得。この動きはパドレスのA.J.プレラーGMが来季の優勝争いを見据えていることの証にほかならない。

     現在31歳のファムは、今季レイズで145試合に出場して打率.273、21本塁打、68打点、25盗塁、OPS.818をマーク。通算出塁率は.373の高水準で、パドレスの選手が規定打席以上でこのレベルの出塁率を記録したのは2012年のチェイス・ヘッドリー(出塁率.376)が最後である。新天地では「一番・レフト」での起用が有力視されている。また、クロネンワースは25歳の遊撃手兼右腕で、今季AAA級で打率.334をマークしてチームMVPに選出されたほか、投手としても95マイル前後の速球を武器に7回1/3を2失点(自責点0)に抑えている。

     レイズへ移籍するレンフローは28歳の長距離砲で、今季は自己最多の33本塁打をマーク。守備面でも好成績を残し、ゴールドグラブ賞の左翼手部門でファイナリスト3名に選出された。20歳のエドワーズは「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングで球団5位・全体72位にランクインしていた有望株で、今季はA級とA+級での合計123試合で打率.322、34盗塁をマーク。この2人に加え、後日指名選手1名がパドレスからレイズへ移籍する。

  • 世界一の立役者・ケンドリックがナショナルズと再契約へ

    2019.12.7 11:55 Saturday

     日本時間12月7日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ナショナルズは自軍からフリーエージェントとなったハウィー・ケンドリックと1年625万ドル+相互オプション1年で再契約を結ぶことで合意に至ったようだ。ポストシーズンで複数回にわたって試合を決める重要な一打を放ち、チームを球団史上初のワールドシリーズ制覇に導いた男がナショナルズに戻ってくる。

     ケンドリックは現在36歳。今季は121試合に出場して規定打席未満ながら打率.344、17本塁打、62打点、OPS.966という見事な活躍を披露。各部門で自己最高の成績をマークした。

     ポストシーズンでは、ドジャースとの地区シリーズ第5戦で延長10回に決勝のグランドスラムを放ち、カージナルスとのリーグ優勝決定シリーズではOPS1.012の活躍でMVPを受賞。さらに、アストロズとのワールドシリーズ第7戦で右翼ポール直撃の逆転弾を放つなど、ポストシーズンを通して勝負強さを発揮し、ナショナルズが球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げる原動力となった。

     今オフ、ナショナルズからは多くの主力選手がフリーエージェントとなったが、すでにケンドリックのほか、ヤン・ゴームスとも再契約を結び、ライアン・ジマーマンと再契約を結ぶことも確実視されている。今後はスティーブン・ストラスバーグ、アンソニー・レンドンという投打のスター選手との再契約交渉を進めていくことになるが、どちらか一方しか引き留められないとの見方が有力だ。

     今季のナショナルズは、36歳のケンドリックのコンディション面に配慮しながら起用してハイ・パフォーマンスを引き出したが、来季も同様の起用法になることが予想される。適度な休養を与えながら、チーム状況に合わせて一塁、二塁、三塁の各ポジションで起用していくことになるだろう。また、「ベイビー・シャーク」でチームを盛り上げたヘラルド・パーラが日本プロ野球の読売ジャイアンツと契約したため、来季は今季以上にチームの盛り上げ役としての働きも期待されそうだ。

  • メジャー挑戦の筒香に複数のア・リーグ球団が興味を示す

    2019.12.7 11:20 Saturday

     日本プロ野球の横浜DeNAベイスターズからポスティング・システムを利用してメジャー移籍を目指している筒香嘉智は、メジャー球団との交渉期限まで2週間を切っているが、アメリカン・リーグの球団を中心に複数の球団が獲得に興味を示しているようだ。ブルージェイズ、ホワイトソックス、ツインズ、タイガースなどが筒香に対して興味を示していることを、MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシが関係者から聞いた話として伝えている。

     現在28歳の筒香は、横浜でプレイした過去5シーズンで平均33本塁打をマーク。モロシは「打撃面でも守備面でもカブスのカイル・シュワーバーと比較される選手である」と紹介している。また、「主にレフトを守ってきたが、一塁を守った経験もある」と付け加えている。

     スカウトのなかには、筒香がレフトを平均レベルで守れるかどうかを疑問視する者もいるという。その一方で、筒香はレギュラーとして起用するに値する打撃力を持っていると評価する球団首脳もおり、守備位置を変えながら常時スタメン出場することを予想する者もいる。チーム状況に合わせてレフト、一塁、DHをこなしながらコンスタントに出場するという具合だ。

     モロシは筒香が最もフィットするチームとしてブルージェイズを挙げている。ブルージェイズには今季20本塁打以上の左打者がラウディ・テレズしかいない。また、ホワイトソックスはニコラス・カステヤーノスやマーセル・オズーナといったフリーエージェントの外野手の移籍先が決まってから筒香に対して動き始めると見られている。

     タイガースは今季20本塁打以上の打者が皆無。DHに固定されていたミゲル・カブレラは来季一塁の守備に就く機会を増やす見込みであり、カブレラがDH専任でなくなることは筒香にとって朗報と言える。一方、ツインズは正一塁手のC.J.クロンをノンテンダーFAとしており、一塁のレギュラー候補として筒香の獲得に動くかもしれない。

  • 先発左腕・バムガーナーの争奪戦にカージナルスも参戦か

    2019.12.6 13:15 Friday

     ザック・ウィーラーがフィリーズとの5年契約に合意するなど、フリーエージェントの先発投手市場は本格的に動き始めており、次に契約を決める大物と目されているのが通算119勝の左腕、マディソン・バムガーナーである。来週サンディエゴで開催されるウィンター・ミーティングまでに契約が決まる可能性があると予想する関係者もいるなか、新たなチームが争奪戦に加わったようだ。

     バムガーナーの争奪戦にはすでに多くのチームが名を連ねており、ツインズ、レッズ、ホワイトソックス、ブレーブスなどがバムガーナーの獲得を目指していることが報じられている。そして、ある関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、今季ナショナル・リーグ中部地区を制して4年ぶりにポストシーズンへ進出したカージナルスも、バムガーナーの獲得に向けて動く可能性があるという。

     今季の先発投手陣からアダム・ウェインライトとマイケル・ワカがフリーエージェントとなったカージナルスは、すでにウェインライトと1年500万ドル+出来高500万ドルで再契約を結んでいる。これにより、先発ローテーション5枠のうち4枠はジャック・フラハティ、マイルズ・マイコラス、ダコタ・ハドソン、ウェインライトで埋まっており、残る1枠には今季クローザーを務めたカルロス・マルティネスの先発復帰が予想されているが、カージナルスはマルティネスを引き続きクローザーとして起用することを検討しているのかもしれない。すでに強力な先発投手陣を誇るカージナルスだが、左腕は1人もおらず、バムガーナーを獲得できれば左右のバランスが改善され、さらに強固な先発ローテーションとなるだろう。

     なお、今オフの先発投手市場はウィーラーが5年1億1800万ドルの契約を手にしたように、有力選手の相場が高騰する傾向が見られている。実績十分のバムガーナーも総額1億ドルを超える契約を手にすることが予想されており、今後の動向に注目だ。

  • ヤンキース 今オフの最優先課題は大物右腕・コールの獲得

    2019.12.6 12:55 Friday

     ESPNのジェフ・パッサンによると、ヤンキースは今オフの最優先課題としてフリーエージェント市場の最大の目玉であるゲリット・コールの獲得を掲げているという。オーナーからも記録的な大型契約をコールと結ぶことについて許可が出ているようだ。日本時間12月4日にコールとの面会を行ったことが報じられているヤンキースだが、今後はコール獲得に向けて本格的に動き始めることになりそうだ。

     今季のコールは、アストロズで33試合に先発して20勝5敗、防御率2.50、326奪三振の好成績をマークし、最優秀防御率と最多奪三振の二冠を獲得。ポストシーズンでも5先発で4勝1敗、防御率1.72の快投を見せたほか、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞の投票では同僚のジャスティン・バーランダーに次ぐ2位にランクインし、最高のタイミングでフリーエージェントとなった。

     関係者によると、コールに対してはヤンキースとエンゼルスが特に熱心に動いており、投手史上最高額の契約であるデービッド・プライス(レッドソックス)の総額2億1700万ドルをはるかに上回る、2億5000万ドル以上の契約が結ばれる可能性もあるという。ドジャースもコール獲得を検討しているが、現時点ではアンソニー・レンドンとスティーブン・ストラスバーグのほうに目を向けているようだ。

     当初は地元である西海岸でのプレイを希望していることが報じられていたコールだが、「西海岸のチームを優遇することはない」と自らこの報道を否定。2008年オフにエンゼルス移籍が確実視されていたCC・サバシアがヤンキース、2018年オフにヤンキース移籍が有力視されていたパトリック・コービンがナショナルズを選んだように、コールは最高の条件を提示したチームを選ぶと見られる。

     記録的な大型契約についてオーナーからゴーサインが出たヤンキースは今後、念願の絶対的エース獲得に向けて攻勢を強めていくことになりそうだ。

  • ツインズが右腕・ピネイダと再契約 2年2000万ドルとの報道

    2019.12.6 12:25 Friday

     先発投手の補強が急務となっており、ザック・ウィーラーの獲得に失敗したツインズが、迅速に次の手を打った。日本時間12月6日、関係者がMLB公式サイトのジェシー・サンチェスに伝えたところによると、ツインズは自軍からフリーエージェントとなった先発右腕、マイケル・ピネイダと再契約を結ぶことで合意に至ったようだ。総額2000万ドルの2年契約であることが報じられている。

     来年1月に31歳の誕生日を迎えるピネイダは、今季ツインズで26試合に先発して146イニングを投げ、11勝5敗、防御率4.01、140奪三振をマーク。ホゼ・ベリオス、ジェイク・オドリッジ、カイル・ギブソン、マーティン・ペレスとともに「2ケタ勝利クインテット」を形成した。ツインズは、今季終了後にベリオス以外の4人がフリーエージェントとなり、オドリッジはクオリファイング・オファーを受諾して残留が決まったものの、ギブソンはレンジャーズと契約。先発ローテーションの3枠が空席となり、先発投手の補強が急務となっていた。

     2011年にマリナーズでデビューし、新人ながら9勝10敗、防御率3.74とまずまずの活躍を見せたピネイダは、2012年1月にヤンキースへ移籍したものの、右肩の故障により2年間を全休。2014年に13先発で防御率1.89と復活を遂げ、2015年からの3シーズンで合計26勝をマークしたが、2017年途中にトミー・ジョン手術を受けたため、ツインズ加入1年目の2018年は再び全休となった。そして今季は先発ローテーションの一角を担い、4年ぶり2度目の2ケタ勝利をマークした。

     ただし、ピネイダは今年9月に薬物規定違反が発覚して60試合の出場停止処分を受けており、9月の大半とポストシーズンを欠場。来季も開幕からの39試合は出場不可となる。ピネイダの不在期間は若手投手の起用などでやりくりすると見られるが、まだ先発ローテーションには2つの空席があり、ツインズは今後も先発投手の補強に動くことになるだろう。

  • メッツが好守のマリズニックを獲得 アストロズとトレード成立

    2019.12.6 12:00 Friday

     日本時間12月6日、メッツはアストロズとのトレードが成立し、ブレイク・テイラーとケネディ・コロナのマイナー2選手を放出して俊足好守の外野手、ジェイク・マリズニックを獲得したことを発表した。トレードが成立した当時、マリズニックがオフシーズンを過ごしている南カリフォルニアでは朝7時ごろであり、マリズニックはまだ寝ていたという。ガールフレンドがマリズニックを起こしに行き、そこで自身のメッツ移籍を知ったようだ。

     メッツは左打者のブランドン・ニモとプラトーンを形成すべく、センターを守ることのできる右打者の獲得を目指していた。スターリング・マーテイ(パイレーツ)の獲得に乗り出しているとの報道もあったが、俊足好守のマリズニックを獲得することでひとまず決着。メッツのブロディ・バンワグネンGMはマリズニックについて「エリート級の守備力を持つ選手であり、走塁技術も素晴らしい」と語っており、高く評価している様子がうかがえる。

     現在28歳のマリズニックはメジャー7シーズンで通算守備防御点+71を記録している外野守備の名手であり、レフトで+13、センターで+48、ライトで+10と外野であればどこを守らせても平均以上。センターでは2018年に+12、今季も+5をマークしており、ハイレベルな守備力を期待できる。また、走塁面での貢献度を示す「BsR」という指標でも、メジャー昇格後の全てのシーズンでプラスの数値を叩き出している。

     メジャー通算打率.227が示すように、打撃面では多くを期待できないものの、メッツ新監督のカルロス・ベルトランとともにプレイした2017年には打率.243、16本塁打、35打点、OPS.815というキャリアハイの成績をマーク。2018年と今季もそれぞれ10本塁打を放っている。来季は元同僚のベルトランのもとで外野の準レギュラーとしてプレイすることになる。

     マリズニックの加入により、センターはニモとマリズニックの併用、ライトはマイケル・コンフォートがフルタイムでレギュラーを務めることが予想され、レフトと三塁をJ.D.デービスとジェフ・マクニールが分け合うことになるだろう。今オフの補強ポイントを1つクリアしたメッツは今後、投手陣の補強にシフトしていくことになりそうだ。

  • グランダル流出のブリュワーズ 好打のナルバエスを獲得

    2019.12.6 11:20 Friday

     フリーエージェントとなったヤスマニ・グランダルがホワイトソックスと契約してから2週間が経ち、ブリュワーズは代役の確保に成功した。日本時間12月6日、ブリュワーズはマリナーズとのトレードが成立したことを発表。「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングで球団24位にランクインしていたアダム・ヒルと来年のドラフトにおける戦力均衡ラウンドB(2巡目と3巡目の間)の指名権をマリナーズへ放出し、今季22本塁打のオマー・ナルバエスの獲得に成功した。

     今季のナルバエスは、マリナーズ打線のなかで最も安定した活躍を見せた打者の1人であり、132試合に出場して打率.278、22本塁打、55打点、OPS.813をマーク。守備面の不安は付きまとうものの、少なくとも打撃面ではグランダルの穴を埋めることのできる可能性のある選手である。また、来季が年俸調停期間の1年目であり、あと3年保有できることを考えると、ブリュワーズにとって良い補強になったと言えるのではないだろうか。

     ナルバエスは「トレードされるという噂は聞いていた。毎朝ニュースをチェックしていたよ」と自身の動向をずっと気にしていた様子。「ブリュワーズに加わることができて本当に嬉しい。勝てるチームだからね。移籍するなら勝てるチームが良いと思っていたんだ」とポストシーズン進出を狙えるチームへの加入を喜んだ。

     打撃面ではグランダルに匹敵する能力を誇るナルバエスだが、守備面ではフレーミングの技術も含めて大きな不安を抱えており、ブリュワーズのデービッド・スターンズ野球部門社長は好守のマニー・ピーニャとの併用を考えているという。ナルバエスは今季の22本塁打のうち20本を右投手から放っており、右投手に対してOPS.836をマーク。一方、ピーニャは左投手に対して81打席のみながらOPS.965を記録しており、強力なプラトーン体制となる。

     ナルバエスは同じベネズエラ出身のピーニャから守備面について学ぶことに意欲を見せており、新天地で攻守のバランスが取れた好捕手へと成長していくことが期待される。

  • トミー・ジョンら殿堂入りなるか 日本時間9日に結果発表

    2019.12.5 18:50 Thursday

     アメリカ野球殿堂入りを決める投票において、従来の「ベテランズ委員会」による選考は、2010年から時代を区分して投票が行われるようになり、2017年からは4つの時代に区分した現在の形式が採用されている。今回の投票は1970~1987年の「Modern Baseball Era」が対象で、元選手9名とメジャーリーグ選手会の初代専務理事を務めたマービン・ミラーの合計10名が候補者となっている。16名で構成される選考委員会から12票以上(得票率75%)以上を獲得すれば殿堂入りとなり、「トミー・ジョン手術」に名を残すトミー・ジョンらの殿堂入りの行方が注目されている。投票結果は日本時間12月9日に発表予定。候補者10名は以下の通り。

    ドワイト・エバンス/外野手
    1972-90レッドソックス、1991オリオールズ
    2602試合 2446安打 385本塁打 1384打点 78盗塁
    打率.272 出塁率.370 長打率.470 OPS.840
    本塁打王1回、シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞8回、オールスター選出3回

    スティーブ・ガービー/一塁手
    1969-82ドジャース、1983-87パドレス
    2332試合 2599安打 272本塁打 1308打点 83盗塁
    打率.294 出塁率.329 長打率.446 OPS.775
    MVP1回、ゴールドグラブ賞4回、オールスター選出10回、オールスターMVP2回、ロベルト・クレメンテ賞
    パドレス時代の背番号「6」は永久欠番

    トミー・ジョン/投手
    1963-64インディアンス、1965-71ホワイトソックス、1972-78ドジャース、1979-82ヤンキース、1982-85エンゼルス、1985アスレチックス、1986-89ヤンキース
    760試合(700先発) 288勝231敗3セーブ 防御率3.34
    4710.1回 2245奪三振 1259与四球 WHIP1.28
    オールスター選出4回

    ドン・マティングリー/一塁手
    1982-95ヤンキース
    1785試合 2153安打 222本塁打 1099打点 14盗塁
    打率.307 出塁率.358 長打率.471 OPS.830
    首位打者1回、打点王1回、MVP1回、シルバースラッガー賞3回、ゴールドグラブ賞9回、オールスター選出6回
    ヤンキース時代の背番号「23」は永久欠番

    サーマン・マンソン/捕手
    1969-79ヤンキース
    1423試合 1558安打 113本塁打 701打点 48盗塁
    打率.292 出塁率.346 長打率.410 OPS.756
    MVP1回、新人王、ゴールドグラブ賞3回、オールスター選出7回
    ヤンキース時代の背番号「15」は永久欠番
    現役中の1979年に飛行機事故により32歳で死亡

    デール・マーフィー/外野手
    1976-90ブレーブス、1990-92フィリーズ、1993ロッキーズ
    2180試合 2111安打 398本塁打 1266打点 161盗塁
    打率.265 出塁率.346 長打率.469 OPS.815
    MVP2回、本塁打王2回、打点王2回、シルバースラッガー賞4回、ゴールドグラブ賞5回、オールスター選出7回、ロベルト・クレメンテ賞
    ブレーブス時代の背番号「3」は永久欠番

    デーブ・パーカー/外野手
    1973-83パイレーツ、1984-87レッズ、1988-89アスレチックス、1990ブリュワーズ、1991エンゼルス、1991ブルージェイズ
    2466試合 2712安打 339本塁打 1493打点 154盗塁
    打率.290 出塁率.339 長打率.471 OPS.810
    MVP1回、首位打者2回、打点王1回、シルバースラッガー賞3回、ゴールドグラブ賞3回、オールスター選出7回、オールスターMVP1回

    テッド・シモンズ/捕手
    1968-80カージナルス、1981-85ブリュワーズ、1986-88ブレーブス
    2456試合 2472安打 248本塁打 1389打点 21盗塁
    打率.285 出塁率.348 長打率.437 OPS.785
    シルバースラッガー賞1回、オールスター選出8回

    ルー・ウィテカー/二塁手
    1977-95タイガース
    2390試合 2369安打 244本塁打 1084打点 143盗塁
    打率.276 出塁率.363 長打率.426 OPS.789
    新人王、シルバースラッガー賞4回、ゴールドグラブ賞3回、オールスター選出5回

    マービン・ミラー
    1966年から1982年までメジャーリーグ選手会の初代専務理事を務め、選手会を「世界最強の労働組合」と呼ばれる地位まで押し上げた人物。史上初の労使協定の締結、最低保証年俸の増額、フリーエージェント制度の導入、年俸調停制度の創設など、球界の発展に大きく貢献した。2012年に95歳で死去。

  • いよいよ動き始めた先発投手市場 次はバムガーナーか

    2019.12.5 17:10 Thursday

     「豊作」と言われる今オフの先発投手市場がいよいよ本格的に動き始めた。日本時間12月5日、ブレーブスがコール・ハメルズと1年1800万ドル、フィリーズがザック・ウィーラーと5年1億1800万ドルで契約合意。まだゲリット・コールとスティーブン・ストラスバーグの「トップ2」に目立った動きはないものの、それに次ぐ「第2グループ」が動き始めた格好だ。ハメルズとウィーラーが市場から消えたことにより、次はマディソン・バムガーナーに注目が集まっており、来週サンディエゴで開催されるウィンター・ミーティングまでに契約が決まる可能性もある。

     「次に契約を決める大物投手」と目されるバムガーナーは、ウィーラーと同様に総額1億ドルを超える大型契約が予想されている。ウィーラーと比較すると、バムガーナーは9ヶ月だけ年上であるものの、実績でははるかに格上。また、ポストシーズンでの実績も圧倒的である。ウィーラーを逃したツインズ、ホワイトソックス、レッズ、先発投手陣のさらなる強化を目指すブレーブスなどが、バムガーナー獲得に本腰を入れているようだ。

     バムガーナー獲得に失敗したチームが代役として確保に動く可能性があるのがダラス・カイケルだ。アストロズ時代の2015年にサイ・ヤング賞を受賞した実績があり、現在も計算できるイニングイーターとして活躍を続けている。バムガーナーとは異なり、獲得の際にドラフト指名権の喪失が発生しない点も魅力となっている。ブルージェイズやホワイトソックスが獲得に興味を示していることが報じられているが、現時点ではバムガーナー獲得を目指すチームの「プランB」という位置付けだろう。

     MLB公式サイトのマーク・フェインサンドは、先発投手市場で積極的な動きを見せているチームとして、フィリーズ、ホワイトソックス、ツインズ、レンジャーズ、レッズの名前を挙げている。一線級の先発投手確保に向けて、各チームの動きは慌ただしくなっていきそうだ。

  • インディアンス リンドーアよりクルーバー放出を優先か

    2019.12.5 16:05 Thursday

     ESPNのジェフ・パッサンによると、多くの専門家はインディアンスが今オフ中、あるいは来季のトレード・デッドラインまでにフランシスコ・リンドーアをトレードで放出すると考えているという。なかなかムーキー・ベッツのトレード交渉が進展しないレッドソックスと同様の状況に陥るのを避けたいという狙いがあるようだ。しかし、現時点ではインディアンスはリンドーアよりもエース右腕のコリー・クルーバーの放出に重点を置いていると見られている。

     現在26歳のリンドーアは、オールスター・ゲーム選出4度、ゴールドグラブ賞2度の実績を誇るスター遊撃手であり、3年連続で30本塁打以上かつOPS.842以上をマークしている。インディアンスの予算規模ではリンドーアとの契約延長や再契約は難しく、トレードでの放出が確実視されている。

     レッドソックスはベッツに契約延長の意思がないことからトレードでの放出を試みているものの、1年後にフリーエージェントとなることが確実で、獲得には莫大な対価が必要であるため、買い手が見つからない状況となっている。インディアンスは、これと同じ状況に陥るのを避けるため、フリーエージェントまであと2年保有できるリンドーアをトレード市場での価値が高いうちに放出するだろうと予想されている。

     ただし、パッサンが関係者から聞いた話によると、現在インディアンスはクルーバーの放出に注力しているという。サイ・ヤング賞2度の実績を誇るクルーバーだが、今季は打球直撃による骨折の影響もあって2勝3敗、防御率5.80に終わった。来季の年俸は1750万ドル、2021年の契約は年俸1800万ドルの球団オプション(またはバイアウト100万ドル)となっており、こちらもあと2年保有可能である。

     クルーバーはすでに33歳で、年齢による衰えのリスクもあるため、インディアンスとしては買い手が見つかるうちに放出してしまいたいのだろう。シェーン・ビーバー、ザック・プリーサック、アーロン・シバーレなど、若い先発投手が次々に台頭してることも、クルーバー放出を後押ししている見られる。

  • コール獲得目指すヤンキース サバシア獲りの再現を狙う

    2019.12.5 15:25 Thursday

     ヤンキースは日本時間12月4日にフリーエージェントの大物右腕、ゲリット・コールと4時間以上にわたる面会を行い、確かな手応えを得たようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンが詳細を伝えている。ヘイマンによると、具体的な条件提示は行われなかったものの、ヤンキースは自軍の「勝利の伝統」をコールにアピールし、コールを満足させられるだけの資金があることも明言したという。

     ヤンキースはコール争奪戦において、2008年オフにCC・サバシア(今季限りで引退)の獲得に成功したときの再現を狙っていると見られる。コールと同様にカリフォルニア州出身であるサバシアは、西海岸のチームへの移籍を希望していると報じられ、エンゼルスへの移籍が有力視されていた。しかし、ヤンキースはエンゼルスを上回る好条件を提示し、サバシアを翻意させ、サバシアの獲得に成功した。コール争奪戦においても、ヤンキースは他球団を上回る条件を提示することが予想される。

     また、今回の面会のなかで、コールはヤンキースに対して「西海岸の球団を優遇することはない」と明言したという。ヤンキースは、コールがニューヨークでも活躍できると確信しつつも、カリフォルニア州出身であることから西海岸のチームとの契約を優先するのではないかと考えていたようだが、「西海岸のチームへの移籍を希望している」との報道をコール自身が否定した形となった。

     MLBネットワークのジョエル・シャーマンによると、ヤンキースのほか、ドジャースとエンゼルスもすでにコールとの面会を済ませているという。また、ヘイマンはコール獲得を狙っているチームとしてヤンキース、ドジャース、エンゼルスのほかにレンジャーズとフィリーズの名前を挙げている。

     2009年以来のワールドシリーズ制覇に向けて、絶対的エースの獲得が望まれるヤンキース。2008年オフにサバシアを獲得して翌年のワールドシリーズに繋げたストーリーを、今オフから来季にかけて再現することはできるのだろうか。

  • ウィーラー逃したレッズ バムガーナーの獲得を検討か

    2019.12.5 13:55 Thursday

     日本時間12月5日、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはレッズがフリーエージェントの先発左腕、マディソン・バムガーナーの獲得に関心を示していることを伝えた。ザック・ウィーラーの争奪戦に加わっていたレッズだが、ウィーラーは5年1億1800万ドルの大型契約でフィリーズと契約合意。ウィーラーを逃したことにより、先発投手補強のターゲットをバムガーナーに変更する可能性があるようだ。

     ヘイマンは、レッズのデービッド・ベル監督が以前、ジャイアンツのフロントオフィスで働いていたことを伝えている。ベルはレッズの監督に就任する前に、ジャイアンツで選手育成部門の副社長を務めており、ジャイアンツのエースだったバムガーナーと縁のある人物である。ゲリット・コールとスティーブン・ストラスバーグの大物2人を除くと、バムガーナーはフリーエージェント市場に残る先発投手のなかでトップクラスの実力と実績を誇る投手であり、ウィーラー獲得に失敗したレッズがバムガーナー獲得を目指すのは自然な流れと言える。

     レッズはすでに打線の戦力補強としてマイク・ムスターカスの獲得に成功しており、ルイス・カスティーヨ、ソニー・グレイ、トレバー・バウアーを擁する先発ローテーションにバムガーナー級の先発投手が加われば、来季の優勝争い参戦が現実味を帯びてくる。ウィーラーやヤスマニ・グランダル(ホワイトソックスと契約)の獲得に乗り出すなど、補強資金は十分にあると見られており、今後の動きが注目される。

     なお、ヘイマンによると、レッズのほか、ブレーブス、ツインズ、エンゼルス、パドレス、ヤンキース、フィリーズなどもバムガーナーの獲得に動く可能性があるという。ウィーラーやコール・ハメルズ(ブレーブスと契約)が市場から消えたことにより、一線級の先発投手の選択肢も少なくなりつつあり、レッズのようにウィーラー獲得を逃したチームは、先発投手確保への動きを本格化させることになりそうだ。

  • ブレーブスとナショナルズがドナルドソンの獲得を目指す

    2019.12.5 13:30 Thursday

     故障により不本意なシーズンを過ごした2018年からの復活を遂げ、37本塁打、94打点、OPS.900の好成績をマークしたジョシュ・ドナルドソンは、日本時間12月5日にナショナル・リーグのカムバック賞を受賞。ハイレベルな攻守を兼ね備えた33歳(まもなく34歳)の三塁手の獲得に興味を示すチームは多く、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールはブレーブスとナショナルズがドナルドソンの獲得を目指していることを伝えている。

     今オフに入って積極的な動きを見せているブレーブスは、自軍からフリーエージェントとなったニック・マーケイキス、タイラー・フラワーズ、ダレン・オデイ、クリス・マーティンと再契約を結び、ウィル・スミスとトラビス・ダーノウも獲得。日本時間12月5日にはコール・ハメルズとの契約も発表し、着実に来季向けての戦力を整えている。そのなかで、今季ドナルドソンが担った「四番」と「三塁」が空席のままとなっており、先発投手のさらなる補強を模索するとともに、ドナルドソンとの再契約を目指している。今後はドナルドソンとの再契約を最優先に動いていくことになるだろう。

     一方のナショナルズは、自軍からフリーエージェントとなったアンソニー・レンドンとの再契約を目指しているが、マイク・リゾーGMは再契約交渉の長期化を望んでおらず、来週サンディエゴで開催されるウィンター・ミーティング前後までにレンドン側からの返答を得られない場合、三塁手補強のターゲットをドナルドソンに変更する方針だ。現時点では、あくまでもレンドン引き留めに失敗した場合の「プランB」に過ぎないが、レンドンの動向次第では三塁手補強の本命に格上げされる可能性がある。

     マイク・ムスターカスがレッズと契約して市場から消えたことにより、三塁手補強を目指すチームの視線はレンドンとドナルドソンに集中している感があり、ウィンター・ミーティングに向けてドナルドソン争奪戦も激しさを増していきそうだ。

  • レンジャーズ新球場 各エリアの寸法でOBを称える設計に

    2019.12.5 12:50 Thursday

     レンジャーズは2020年シーズンを新球場のグローブライフ・フィールドで迎える。その新球場の各エリアの寸法が、レンジャーズの歴史を彩った名選手や名監督を称える数字で設計されていることが明らかになった。たとえば、右翼ポールまでの距離は326フィートとなっており、これはジョニー・オーツ元監督の背番号「26」を取り入れたものとなっている。

     日本時間12月5日、レンジャーズの若きスラッガー、ジョーイ・ギャロは建設中のグローブライフ・フィールドで初めての打撃練習を行ったあと、「(右翼の)ラインのところに326という数字が見えるのはいいね」と語り、名選手や名監督を称える設計に好意的な反応を示した。

     左翼ポールまでの329フィートはエイドリアン・ベルトレイの背番号「29」、左翼フェンスまでの334フィートはノーラン・ライアンの背番号「34」、左中間までの372フィートは本拠地移転初年度の1972年、センター左のブルペンまでの410フィートはマイケル・ヤングの背番号「10」、センターまでの407フィートはイバン・ロドリゲスの背番号「7」、右中間までの374フィートは躍進を遂げて「ターンアラウンド・ギャング」の愛称で親しまれた1974年、右翼ポールまでの326フィートはオーツの背番号「26」を取り入れたものであり、ホームベースから後方のフェンスまでの距離はジャッキー・ロビンソンに敬意を表して42フィートになっているという。事業運営部のロブ・マットウィックは、このアイデアが建設計画の初期段階で浮上したものであることを明らかにした。

     本拠地移転当初の本拠地だったアーリントン・スタジアムでは、外野からの強風がスラッガーたちの天敵となり、グローブライフ・パーク・イン・アーリントンは投手と打者にとって公平なスタジアムとして建設されたものの、予想以上に打者有利な環境となった。来季開場するグローブライフ・フィールドはどのような球場になるのか。新球場の特性は、今後のレンジャーズの戦い方にも影響を与えることになるはずだ。

  • レイズの「本拠地シェア案」をセントピーターズバーグ市が却下

    2019.12.5 12:15 Thursday

     観客動員数の低迷に悩むレイズが提案した「ホームゲームをタンパベイ地区とカナダのモントリオールで半分ずつ開催する」というアイデアが、セントピーターズバーグ市によって却下されたことが明らかになった。日本時間12月5日、セントピーターズバーグ市のリック・クリスマン市長は、レイズのユニークな提案に対して許可を与えないことを発表した。

     クリスマン市長は「シーズンを2つの地域でシェアするというコンセプトに関連するセントピーターズバーグ市とタンパベイ・レイズの交渉は終了しました。両者は、レイズが2027年以降にシーズンを2つの地域でシェアする、または本拠地を移転することを検討できるという理解のもと、既存の使用規約を順守することが最善の道であるということで合意に至りました」と発表。2027年まで本拠地トロピカーナ・フィールドのリース契約が残っており、セントピーターズバーグ市はレイズが少なくとも2027年まではタンパベイ地区で全てのホームゲームを開催することを求めた形となった。

     レイズの筆頭オーナーであるスチュアート・スターンバーグは、今年6月に「レギュラーシーズンの半分をタンパベイ地区、残りの半分をモントリオールで開催することが収益を最大化し、レイズをタンパベイ地区に留めておく最善の方法である」として「本拠地シェア」のアイデアを提案。今回の決定を受けて、「我々が今やるべきことは、2027年以降のあらゆる選択肢を検討することであると認識しています。本拠地シェアのアイデアは十分に検討に値するものだと思っています」とのコメントを発表した。

     クリスマン市長は「パートタイムのチームの新球場に資金援助をするつもりはありません」との方針を明らかにしている。今後レイズは2027年以降の動きとして、タンパベイ地区での新球場建設や完全な本拠地移転などの可能性も含め、あらゆる選択肢を検討していくことになりそうだ。

  • ブレーブスがハメルズ獲得 年俸1800万ドルの1年契約

    2019.12.5 11:45 Thursday

     日本時間12月5日、ブレーブスはフリーエージェントの先発左腕、コール・ハメルズを獲得したことを発表した。年俸1800万ドルの1年契約であることが報じられている。今オフのブレーブスは早い段階から積極的な動きを見せており、すでにニック・マーケイキス、タイラー・フラワーズ、ダレン・オデイ、クリス・マーティンと再契約を結んだほか、ウィル・スミスを3年4000万ドル、トラビス・ダーノウを2年1600万ドルで獲得している。

     現在35歳のハメルズは、ブレーブスでマイク・ソローカ、マックス・フリードといった若手投手たちとともにプレイすることを楽しみにしていることを明らかにし、自身がフィリーズの若手時代にロイ・ハラデイから好影響を受けたように、若手投手たちの教育係としての役割も担いたいと考えているようだ。

     「優勝争いができるチームでプレイしたいと考えていた。ブレーブスのことはよく知っているよ」とハメルズ。「ブレーブスには才能豊かな若手投手がたくさんいるから、いつか一緒にプレイしてみたいと思っていたんだ。自分がキャリアのどの地点にいるかは認識しているつもりだし、若手投手たちにとって有益な存在でありたいね」と意気込みを口にした。

     今季はカブスで27試合に先発して141回2/3を投げ、7勝7敗、防御率3.81、143奪三振をマーク。左腹斜筋を痛めて戦列を離れた影響もあり、2年ぶりに規定投球回に届かなかった。通算14年のキャリアでは9度の2ケタ勝利を記録しており、通算163勝、2558奪三振をマークしている。

     来季のブレーブス先発陣はソローカ、マイク・フォルティネビッチ、フリード、ハメルズ、ショーン・ニューカムという顔ぶれになることが予想されるが、マディソン・バムガーナーなど、さらなる補強に動く可能性もあるという。なお、ハメルズ獲得後の最優先事項はジョシュ・ドナルドソンとの再契約であると見られており、まずは強打好守の三塁手の引き留めに全力を注ぐことになりそうだ。

  • エンゼルスがバンディ獲得 大谷らと先発ローテ形成へ

    2019.12.5 11:20 Thursday

     先発ローテーションの強化が課題となっているエンゼルスは、今オフ最初の先発投手補強を実現させた。日本時間12月5日、エンゼルスはオリオールズとのトレードが成立したことを発表。マイナーの右腕4人(アイザック・マットソン、ザック・ピーク、カイル・ブラディッシュ、カイル・ブルノビッチ)をオリオールズへ放出し、2ケタ勝利2度、通算38勝の実績を誇るディラン・バンディを獲得した。

     今季も含めて3年連続で28試合以上に先発しているバンディは、エンゼルス先発陣に欠けていた「年間を通してローテを守れる先発投手」としての働きが期待される。今季はオリオールズで30試合に先発して161回2/3を投げ、7勝14敗、防御率4.79、162奪三振をマーク。2016年に10勝、翌2017年には自己最多の13勝を挙げている。今季の年俸は280万ドルで、来季が年俸調停期間2年目のシーズンとなり、エンゼルスは2021年シーズンまでバンディを保有可能である。

     エンゼルスのビリー・エプラーGMは、バンディが大きな故障なく、年間を通して先発ローテーションを守ることのできる投手であることを高く評価。また、2018年に41本、今季も29本の本塁打を浴びた点については、オリオールズの本拠地が打者有利であること、レッドソックスやヤンキースの強力打線と多く対戦しなければならなかったことなどを原因として挙げ、移籍によって成績が向上することを期待しているようだ。

     エンゼルスからオリオールズへ移籍する4人の右腕のうち、「MLB Pipeline」による球団別プロスペクト・ランキングでエンゼルスのトップ30にランクインしていたのは、21位だったブラディッシュだけ。23歳のブラディッシュは今季A+級で101イニングを投げて防御率4.28をマークした。24歳のマットソンはすでにAAA級に到達しているリリーフ右腕、21歳のピークは今年のドラフト6巡目指名の右腕(プロデビュー前)、22歳のブルノビッチは今年のドラフト8巡目指名の右腕(プロデビュー前)である。

  • ウィーラーがフィリーズへ 5年1億1800万ドルの大型契約

    2019.12.5 10:55 Thursday

     フィリーズが来季、ブレーブス、ナショナルズ、メッツに対抗するためには先発ローテーションのアップグレードが必要不可欠と見られていたが、日本時間12月5日、フィリーズは大型補強を実現させた。関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、フィリーズはフリーエージェントの先発右腕、ザック・ウィーラーと5年1億1800万ドルの大型契約を結ぶことで合意に至ったようだ。今オフのフリーエージェント市場の先発投手のなかではゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグに次いで高い評価を受けていた右腕が、フィリーズに加わることになった。

     今季のウィーラーは、メッツで31試合に先発して195回1/3を投げ、11勝8敗、防御率3.96、195奪三振をマーク。直近2シーズンでは合計60試合に先発して防御率3.65を記録しており、同期間のWARは「FanGraphs」で投手10位、「Baseball Reference」で同19位にランクインしている。

     ウィーラーは、今季の速球の平均球速が96.8マイルを記録したが、これは先発投手のなかではノア・シンダーガード(97.8マイル)、コール(97.1マイル)、ジェイコブ・デグロム(96.9マイル)に次いで4番目の数字。また、スライダーの平均球速91.2マイルもデグロム(92.5マイル)に次いで2番目であり、ほかにもカーブ、シンカー、チェンジアップ、スプリッターなどを織り交ぜて打者に強い打球を打たせないピッチングを展開する(打たれた打球の平均初速度86.2マイルはメジャー8番目の好成績)。

     ウィーラーはアーロン・ノラとともに先発1~2番手を担うことが予想されており、3番手には元サイ・ヤング賞投手のジェイク・アリエタが入る。残りの2枠をザック・エフリン、ビンス・ベラスケス、ニック・ピベッタらが争うことになるが、フィリーズは先発投手をもう1人獲得する可能性も取り沙汰されている。なお、総額1億1800万ドルは、ブライス・ハーパー(13年3億3000万ドル)、クリフ・リー(5年1億2000万ドル)に次いでフリーエージェント選手の契約としては球団史上3番目の金額となっている。

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