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  • 1試合10本塁打の空中戦をア・リーグが制す MVPはブレグマン

    2018.7.18 15:30 Wednesday

     ナショナルズの本拠地ナショナルズ・パークで行われた第89回オールスター・ゲームは両リーグ5本ずつ、合計10本の本塁打が飛び出すド派手な空中戦となった。ナ・リーグは9回裏にスクーター・ジェネット(レッズ)の2ランで同点に追い付いたものの、10回表にア・リーグがアレックス・ブレグマンとジョージ・スプリンガー(ともにアストロズ)の二者連続アーチなどで3点を勝ち越し。8対6で延長10回の熱戦を制した。MVPに選出されたのはブレグマン。6回表に代打で途中出場し、10回表の第3打席で見事な勝ち越し弾を左中間へ叩き込んだ。

     ア・リーグがクリス・セール(レッドソックス)、ナ・リーグがマックス・シャーザー(ナショナルズ)の先発で始まった夢の球宴。1回表のア・リーグは二者連続三振で二死となったあと、マイク・トラウト(エンゼルス)が四球、J.D.マルティネス(レッドソックス)がセンターへのヒットで出塁して一、三塁のチャンスを迎えたが、ホゼ・ラミレス(インディアンス)がセカンドフライに倒れて無得点となった。一方、1回裏のナ・リーグはハビアー・バイエズ(カブス)がセールの初球をセンターへ弾き返して出塁したものの、後続3人が倒れて無得点。セールは1イニングを無失点に抑えてマウンドを降りた。

     2回表のア・リーグは先頭のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)がシャーザーの速球を左中間スタンドに叩き込み、1点を先制。その裏、ナ・リーグはア・リーグ2番手のルイス・セベリーノ(ヤンキース)から先頭のマット・ケンプ(ドジャース)が二塁打を放ってチャンスを作ったが、ブライス・ハーパー(ナショナルズ)ら後続が倒れて得点を奪うことはできなかった。

     3回表、ナ・リーグは前半戦防御率1点台のジェイコブ・デグロム(メッツ)がマウンドに上がったが、ア・リーグは二死からトラウトが外角低めの難しいボールを左中間スタンドへ運んで2点目。その裏のナ・リーグは、ア・リーグ3番手のブレイク・スネル(レイズ)が投じた初球をウィルソン・コントレラス(カブス)がレフトスタンドへ叩き込み、1点を返した。

     4回表はナ・リーグ3番手のマイク・フォルティネビッチ(ブレーブス)が一死からジャッジを歩かせたものの、後続をしっかり抑えて無失点。一方、スネルもケンプとハーパーから連続三振を奪い、続くニック・マーケイキス(ブレーブス)を歩かせたところで降板したが、4番手のジョー・ヒメネス(タイガース)がブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)を見逃し三振に抑え、無失点で切り抜けた。

     5回表はナ・リーグ4番手のアーロン・ノラ(フィリーズ)が二死からホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)にセンターへのヒットを許したものの、トラウトを一塁へのファウルフライに抑えて無失点。一方、ア・リーグ5番手のホゼ・ベリオスも二死からノーラン・アレナード(ロッキーズ)を歩かせ、代打のヤディアー・モリーナ(カージナルス)にセンターへの大飛球を打たれたが、この打球はトラウトのグラブに収まった。

     6回表の守備からナ・リーグの選手が大幅に入れ替わり、5番手のジェレミー・ジェフレス(ブリュワーズ)は代打で登場したネルソン・クルーズ(マリナーズ)を歩かせたものの、後続3人をしっかり打ち取って無失点。ア・リーグも同様に6回裏の守備から選手がごっそりと入れ替わり、6番手のブレイク・トライネン(アスレチックス)がナ・リーグの攻撃を三者凡退で退けた。

     7回表のア・リーグはナ・リーグ6番手のフェリペ・バスケス(パイレーツ)を攻め、二死からマイケル・ブラントリー(インディアンス)のヒットとジェッド・ラウリー(アスレチックス)の四球で一、二塁のチャンスを作ったものの、ミッチ・ハニガー(マリナーズ)が見逃し三振に倒れて無得点。一方、ナ・リーグはア・リーグ7番手のチャーリー・モートン(アストロズ)からトレバー・ストーリー(ロッキーズ)がレフトへの一発を放って同点に追い付き、さらに二死一、二塁のチャンスを迎えたが、代打のヘスス・アギラー(ブリュワーズ)がショートフライに倒れて勝ち越しはならなかった。

     8回表、ア・リーグはナ・リーグ7番手のジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)から2本のヒットで一死一、二塁のチャンスを作り、代打で登場したジーン・セグーラ(マリナーズ)が真ん中やや高めの速球を叩いて左中間への勝ち越し3ラン。ミッチ・モアランド(レッドソックス)もヒットで続いたが、急遽マウンドに上がった8番手のブラッド・ハンド(パドレス)が後続を抑え、ナ・リーグはなんとか3点差をキープした。その裏、ナ・リーグは2イニング目に入ったモートンからクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)がソロ本塁打を放って2点差。試合はア・リーグが2点をリードして9回を迎えた。

     9回表、ナ・リーグはハンドと9番手のロス・ストリップリング(ドジャース)がア・リーグの攻撃を三者凡退に抑えて無失点。そして9回裏、ア・リーグは前半戦両リーグ最多セーブのエドウィン・ディアス(マリナーズ)を投入して逃げ切りを図ったが、一死からJ.T.リアルミュート(マーリンズ)が四球を選んで出塁し、続くジェネットが起死回生の同点2ランを放って試合は振り出しに戻された。

     10回表、ナ・リーグはストリップリングが続投したものの、先頭のブレグマンと続くスプリンガーが連続本塁打を放ち、ア・リーグが2点を勝ち越し。さらに一死一、三塁とチャンスは広がり、マイケル・ブラントリー(インディアンス)がレフトへの犠牲フライを放ってリードを3点に広げた。10回裏、ア・リーグは9番手のJ.A.ハップ(ブルージェイズ)がマウンドに上がったが、先頭のジョーイ・ボットー(レッズ)にソロ本塁打を被弾して2点差。しかし、後続3人をしっかり抑え、ア・リーグが8対6で勝利を収めた。

     10回表に勝ち越し弾を放ってMVPに選出されたブレグマンは「初球の真ん中のボールを見逃してしまったあと、勝負モードに切り替えて強い打球を打とうと思っていた。フェンスを越えてくれたね。とても興奮したし、とても楽しかったよ」とコメント。なお、1試合10本塁打は1971年の6本塁打を大きく上回り、オールスター・ゲームにおける新記録となった。また、両軍それぞれ5選手が本塁打を放った試合は、レギュラーシーズン、ポストシーズン、オールスター・ゲームを通じてメジャーリーグ史上初。なお、ア・リーグはこの試合の勝利によりオールスター・ゲームの通算対戦成績を44勝43敗2分とし、ナ・リーグを一歩リードした。

  • コール今季10勝目 打線も3本塁打を含む11安打でアストロズ快勝

    2018.7.15 10:00 Sunday

    【タイガース1-9アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     ア・リーグ西地区首位を走るアストロズのオールスター戦最後の3連戦の相手はタイガース。前日の試合では3対0で勝利したチームは連勝を目指し2戦目に臨んだ。先発のゲリット・コールが6回途中1失点と好投すると打線も3ホーマーを記録するなど2桁安打を放って快勝。次戦でのスイープや後半戦への勢いがつく価値ある1勝を挙げた。

     アストロズ先発のコールは初回、2死からニコラス・カステヤーノスにヒットを浴びるも後続を抑えて無失点の立ち上がり。一方のタイガース先発、マイケル・フルマーは対照的でユリ・グリエルに犠牲フライ、ジョシュ・レディックにタイムリーを浴びるなど初回で2点を失う展開となった。フルマーの出鼻をくじいたアストロズ打線は続く2回にも2本のタイムリーでさらに2点を追加して序盤で4点差とした。

     対するタイガースは5回までコールの前にわずか1安打と苦しんでいたものの、6回に先頭のカステヤーノスが出塁すると2死一塁からジェームズ・マッキャンにツーベースが飛び出し1点を返した。失点したコールはこの直後に降板となった。先発投手をマウンドから降ろして勢いに乗りたかったチームだが、後続が続かなかった。1点を返したときには既に先発のフルマーが7失点で降板しており投手陣にも不利な状況が続いていた。

     アストロズはレディックとエバン・ギャティスの連続弾でさらに勝利を確実なものにするとまるで休むことを知らないかのような猛打で最終回を迎える時点では9得点と大量リードしていた。最後は22歳左腕のシオネル・ペレスが締めて試合終了。白星を挙げたコールは今季10勝目に到達し、打線では相手の3安打を大きく上回る11安打を放って最後まで主導権を渡さなかった。

  • アスレチックスがピンダーの一発などでマカラーズJr.をKO

    2018.7.12 17:10 Thursday

    【アスレチックス8-3アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     アスレチックスは初回にクリス・デービスの2点タイムリー二塁打とマット・チャップマンの犠牲フライで3点を先制し、4回表にはチャド・ピンダーの9号3ランで3点を追加。今季10勝を挙げているアストロズ先発のランス・マカラーズJr.を5回途中6失点でノックアウトして8対3で快勝を収め、敵地ミニッツメイド・パークでの4連戦の対戦成績を2勝1敗とした。

     アスレチックスは直近23試合で18勝5敗をマーク。これは同期間ではメジャー全体でベストの成績だ。この試合でもア・リーグ西部地区で首位に君臨するアストロズに互角以上の戦いを演じ、4回表終了時点で6点をリード。先発のクリス・バシットが4回裏に2点、5回裏に1点を失って3点差に迫られたものの、6回表にデービスのタイムリー三塁打、9回表にジョシュ・フェグリーのタイムリーで各1点を追加してアストロズを突き放し、6回以降は3投手の継投でアストロズの反撃をシャットアウトした。

     アスレチックスのボブ・メルビン監督は「我々は毎日勝てると思いながらプレイしている」とチーム状態に大きな手応えを感じている。昨季のワールドシリーズ王者であるアストロズと対戦していることについては「確かに相手はチャンピオンだし、注意をしなければならないチームだ。でも、選手たちは誰が相手かなんてそれほど気にしていないと思うよ。我々は我々の野球をしっかりやるだけさ」と語り、選手たちへの信頼を示した。

     なお、アスレチックスはこの試合でのピンダーの9号3ランを含め、今季ロードで82本塁打。これは次点のカージナルス(ロードで68本塁打)を大きく引き離し、両リーグ断トツの数字となっている。ロードで強さを発揮しているアスレチックスはワイルドカード圏内と6ゲーム差。シーズンはまだ70試合近く残っており、逆転のチャンスは十分にありそうだ。

  • 好調・ドージャーが3安打3打点の活躍 ツインズ逆転勝利

    2018.7.12 11:35 Thursday

    【ロイヤルズ5-8ツインズ】@ターゲット・フィールド

     ホワイトソックス、カブス、ブリュワーズとのロード9連戦を1勝8敗で終えてホームに戻ってきたツインズが、オリオールズ、ロイヤルズとの7連戦を6勝1敗で終えた。初回に3点を先行されたツインズは、2回裏にジェイク・ケイブのタイムリー三塁打などで2点を返して反撃開始。2点ビハインドの4回裏にはブライアン・ドージャーの2点タイムリーなどで3点を奪い、逆転に成功した。ドージャーは6回裏に15号2ランを放つなど、3安打3打点の活躍でチームの勝利に貢献。先発のランス・リンは6回途中4失点(自責点3)ながら7勝目(7敗)をマークした。

     6月末の時点で打率.217、OPS.689と不振に苦しんでいたドージャーが、7月に入って急激に調子を上げている。この試合での一発を含め、7月は11試合に出場して打率.317、4本塁打、OPS1.061の好成績をマーク。2年連続で34本塁打以上を放った強打がようやく戻ってきた。「今は全てが良い感じだよ」と復調に手応えを感じているドージャー。42本塁打を放った2016年には後半戦だけで28本塁打をマークするなど、後半戦に調子を上げてきた過去があり、今季も同様の流れが期待できるかもしれない。

     また、ドージャーは今季限りでツインズとの4年契約が終了し、今季終了後にフリーエージェントとなるため、トレード・デッドラインでの放出候補の1人に挙げられているが、ドージャーはチームがまだポストシーズン争いに生き残っていると信じており、トレードの噂を気にする様子はない。「その話は(トレード期限まで)1週間足らずになったときにしてくれないかい?」とドージャー。借金8と苦しい状況であることに変わりはないが、メジャーを代表する強打の二塁手はチームのポストシーズン進出の可能性を信じて、明日からも打ち続けるだけだ。

  • レンドンが先制2ラン ナショナルズは再び貯金生活へ

    2018.7.11 13:10 Wednesday

    【ナショナルズ5-1パイレーツ】@PNCパーク

     雨天により試合開始が50分遅れたナショナルズ対パイレーツの一戦は、投手陣が好投し、試合中盤に打線が機能したナショナルズが5対1で快勝。今季成績を46勝45敗とし、再び貯金生活に突入した。

     故障者リストからの復帰後、2試合連続で5イニングを投げ切れない登板が続いていたヘリクソンは、持ち前の緩急を生かしたピッチングでパイレーツ打線を翻弄。6回表一死満塁のチャンスで代打を送られたため、5回67球で降板することになったものの、被安打2、奪三振3、与四球1、無失点という安定したピッチングで日本時間5月30日以来となる今季3勝目(1敗)をマークした。

     好投を続けるヘリクソンを援護したい打線は、5回表にアンソニー・レンドンの13号2ランで2点を先制。6回表にはパイレーツ2番手のスティーブン・ブロールトから一死満塁のチャンスを作り、代打のマーク・レイノルズの押し出し四球、アダム・イートンのタイムリー、フアン・ソトの押し出し四球で3点を追加してリードを5点に広げた。

     ナショナルズは6回裏から継投に入り、マット・グレイス、ブランドン・キンツラー、ライアン・マドソン、ケルビン・ヘレーラの4人が合計4イニングを投げて1失点。キンツラーが7回裏一死三塁からマックス・モロフの一塁ゴロの間に1点を失ったものの、大勢に影響はなかった。パイレーツ先発のジョー・マスグローブは5回9奪三振2失点の力投を見せたものの、打線の援護がなく4敗目(3勝)。ブロールトは一死しか取れず3失点と大誤算だった。

  • レッズ先発・ディスクラファーニが7回1失点の好投で4勝目

    2018.7.10 12:05 Tuesday

    【レッズ7-5インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     レッズ先発のアンソニー・ディスクラファーニが今季最高のピッチングでチームを勝利に導いた。三者凡退のイニングは一度もなかったディスクラファーニだが、複数の走者を背負ったイニングも一度もなく、走者を得点圏に背負ったのもイニングの先頭打者であるジェイソン・キプニスに二塁打を浴びた7回裏だけ。インディアンス打線をヨンダー・アロンゾの13号ソロによる1点のみに抑え、今季最長の7イニングを投げ抜いた。7対1と6点リードで迎えた9回裏に救援陣が打ち込まれ、最後は2点差の接戦となったものの、終始レッズが主導権を握り、3連戦の初戦を制した。

     好投を続けるディスクラファーニを打線もしっかり援護した。レッズは2回表にタッカー・バーンハートのタイムリー二塁打で先制し、4回表にはジェシー・ウィンカーのタイムリー二塁打とバーンハートのタイムリーで2点を追加。5回表にはジョーイ・ボットーが9号ソロを放ち、スコット・シェブラーが7回表にタイムリー、9回表に12号2ランを放ってインディアンスを突き放した。

     インディアンスは9回裏にレッズ救援陣を攻め、キプニスの8号2ラン、フランシスコ・リンドーアの犠牲フライ、マイケル・ブラントリーのタイムリー二塁打で4点を奪ったものの、一発が出れば同点の場面でホゼ・ラミレスが空振り三振に倒れて試合終了。7回1失点のディスクラファーニが4勝目(1敗)、最後を締めくくったライセル・イグレシアスが18セーブ目をマークし、インディアンス先発のマイク・クレビンジャーは11三振を奪ったものの、7回途中5失点で4敗目(7勝)を喫した。

  • 打線の組み換えが奏功 新打線が機能したパイレーツ勝利

    2018.7.10 11:40 Tuesday

    【ナショナルズ3-6パイレーツ】@PNCパーク

     パイレーツは1番にコリー・ディッカーソンを置く新打線が機能し、本拠地でのナショナルズ3連戦の初戦を制した。ナショナルズ先発のジェフリー・ロドリゲスの立ち上がりを攻め、初回にグレゴリー・ポランコの2点タイムリーとコリン・モランのタイムリー二塁打で3点を先制したパイレーツは、続く2回裏にもディッカーソンのタイムリー三塁打とポランコの13号2ランで3点を追加。2回終了時点で6対1と5点のリードを奪い、先発のイバン・ノバが試合中盤に2本塁打を浴びたものの、救援陣が合計3回1/3を無失点に抑え、6対3で逃げ切った。6回途中3失点のノバは序盤から打線の援護に恵まれ、5勝目(6敗)をマーク。ナショナルズは序盤の失点を取り返すことができなかった。

     ジョシュ・ハリソンが7番に下がり、ジョシュ・ベルが休養日を与えられるなか、パイレーツのクリント・ハードル監督は1~4番にディッカーソン、スターリング・マーテイ、ポランコ、モランの4人を並べたが、この新打線が見事に機能した。初回は1~4番の4連打で3点を先制し、2回裏は四球で出塁した8番のマックス・モロフを9番のノバがバントで送り、ディッカーソンとポランコの長打で3点を追加。1~4番がチームの全得点に絡む活躍を見せ、チームを勝利に導いた。

     ノバが6回途中で降板したあとは、2番手のリチャード・ロドリゲスが1回1/3をパーフェクトに抑える好リリーフを見せ、8回表に登板した3番手のエドガー・サンタナはアンソニー・レンドン、ブライス・ハーパー、マット・アダムスを三者連続三振。最終回はクローザーのフェリペ・バスケスが一死一、二塁のピンチを背負ったものの、代打のマーク・レイノルズを遊撃への併殺打に打ち取り、序盤から優位に進めた試合を締めくくった。

  • レイノルズ1試合10打点の大活躍 ナショナルズが18得点で圧勝

    2018.7.8 13:00 Sunday

    【マーリンズ4-18ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     5連敗からの連勝と調子を取り戻しつつあるナショナルズはマーリンズ4連戦の3戦目を迎えた。今試合では今季途中から入団したマーク・レイノルズが1試合10打点と打ちまくり今カード3連勝スイープに貢献、チームは直近3試合で35得点と打線が絶好調だ。

     この日のナショナルズの先発はエースのマックス・シャーザーは3回まで無失点も4回にスターリン・カストロ、J.T.リアルミュートに2者連続弾を浴び、その後もさらに2点を追加されるなど合計4点を失うも7回まで投げて投げ切り試合をつくった。エースを援護したい打線は2回、無死一塁からレイノルズがマーリンズ先発、チェン・ウェインから先制2ランを放ちこの日、初めての打線を挙げた。一時は同点に追いつかれるも1点を勝ち越したチームは5回、1死二・三塁からレイノルズの2点タイムリーなどで一挙7得点と大量リードした。

     勢いに乗ったナショナルズは5回から3イニング合計で15得点の猛攻をみせた。5回までに既に5打点を記録していたレイノルズは6回の打席では3ラン、7回には2点タイムリーと絶好調でこの日は5打数5安打10打点の大活躍を見せた。レイノルズのほか、ブライス・ハーパーも負けじと3安打4得点と活躍し打線をけん引した。マーリンズは先発のチェンが7失点、2番手のエリーザー・ヘルナンデスが10失点と相手打線の勢いを止められず大敗となった。

     ナショナルズは2日前のマーリンズ戦でトレイ・ターナーが1試合8打点、そして今回のレイノルズの10打点と1週間で2選手が1試合8打点以上を記録した。これはメジャーの歴史上、初めての出来事となった。

  • マーリー今季7勝目 レッズが接戦制し初戦を獲る

    2018.7.7 07:30 Saturday

    【レッズ3-2カブス】@リグリー・フィールド

     前カードのホワイトソックス3連戦を勝ち越したレッズはカブス3連戦の初戦を迎えた。先発のタイラー・マーリーが7回途中1失点の好投をみせると打線もアダム・デュバルのタイムリーなどで得点し、マーリーを援護。後半はカブスに1点差まで詰め寄られるも逃げ切ってチームは連勝した。

     両軍無得点のまま迎えた4回のレッズの攻撃。無死満塁からデュバルがカブス先発、マイク・モンゴメリーのフォーシームを捉えて先制タイムリーとすると続くスコット・シェブラーの併殺の間にさらに1点を追加した。その後、5回にも追加点を挙げたレッズは3対0とリードを広げて主導権を握った。

     反撃したいカブスは5回に1点を返すと8回には1死一・三塁からベン・ゾブリストの犠牲フライで1点差まで追い上げる。しかし、9回に1死からイアン・ハップがヒットで出塁するも後続が打てずレッズ守護神、ライセル・イグレシアスを攻略できなかった。先発のモンゴメリーが5回3失点で降板後もリリーフ陣が無失点投球で粘りを見せたが、打線にあと一本が出ず、大事な初戦を落とした。勝利したレッズはマーリーが今季7勝目、接戦を制して2カード連続勝ち越しへ価値ある1勝を挙げた。

  • 地区首位対決はブリュワーズに軍配 チャシーン7勝目

    2018.7.6 13:05 Friday

    【ブレーブス2-7ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     ジョシュ・ヘイダー、ジェレミー・ジェフレス、コリー・クネーベルといった強力リリーフ陣を使えないという状況のなか、ブリュワーズは先発のヨーリス・チャシーンが7回2失点の好投を見せ、ブレーブスとの地区首位対決4連戦の初戦を制した。

     チャシーンは初回先頭打者のエンダー・インシアーテに死球をぶつけ、オジー・アルビーズのタイムリー三塁打とフレディ・フリーマンの内野ゴロで2点の先制を許したものの、その後は完全に立ち直り、7回93球を投げて被安打3、奪三振7、与四球1、失点2という安定したピッチング。ブリュワーズ打線は1回裏にヘスス・アギラーの犠牲フライで1点を返し、2回裏にはタイラー・サラディーノのタイムリーで同点に追い付いたあと、エリック・クラッツの内野ゴロとチャシーンの押し出し四球で2点を勝ち越した。

     ブリュワーズは8回表からチャシーンのあとを継いでダン・ジェニングスがマウンドに上がり、2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフを披露。4対2と2点リードで迎えた8回裏にはクリスチャン・イェリッチのタイムリー二塁打とエルナン・ペレスの5号2ランでダメ押しの3点を追加して試合を決めた。

     好投したチャシーンは今季7勝目(3敗)。好リリーフのジェニングスはホワイトソックス時代の2016年以来となる通算2セーブ目をマークした。一方、ブレーブス先発のマックス・フリードは初回の2点のリードを守り切れず、3回4失点で今季3敗目(1勝)。4番手として登板したダン・ウィンクラーが喫した3失点も痛かった。

  • カルフーン3安打&大谷マルチ エンゼルスが連敗ストップ

    2018.7.5 12:40 Thursday

    【エンゼルス7-4マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     エンゼルスには前日の試合で大谷翔平がDLから復帰した。大谷は無安打でチームは敗れたものの、彼の復帰はチームにとって大きなものと言えるだろう。迎えたマリナーズ3連戦の2戦目では大谷やコール・カルフーンらのバットがチームを連敗から脱出させた。

     この日のエンゼルス先発、ゲリット・リチャーズは2回、カイル・シーガーとライオン・ヒーリーに2者連続弾を浴びるもその後は立ち直り、6回途中3失点(2自責点)、8奪三振の好投で先発として最低限の役割を果たした。逆転を許したエンゼルスは1対2の場面で迎えた4回、先頭のアルバート・プーホルスがツーベースで出塁すると続く大谷もライトへ鋭いヒットを放ってチャンスを広げ、無死一・三塁とする。そしてルイス・バルブエナのタイムリーで同点とした。チームは攻撃の手を緩めず、カルフーンにもタイムリーが飛びだして勝ち越しに成功した。

     マリナーズ先発、マイク・リークを4回で降板させたエンゼルス打線は5回に追加点を加えて迎えた6回、マリナーズ2番手、ニック・ランベローからカルフーンが2ランを放ち、さらにリードを広げる。中盤で3打点を記録したカルフーンは8回にもチーム7得点目となるホームを踏み、得点にも貢献した。両軍合わせ23安打が飛び出す乱打戦となったが、最後はエンゼルスが3点差を逃げ切って連敗を止めた。ちなみに大谷は復帰後2試合目でマルチ安打と活躍。敗れたマリナーズは連続本塁打で勢いに乗るものの、中盤以降は幾度となく訪れたチャンスをモノにできなかった。

  • エフリンが7回2失点の好投 6先発連続勝利で7勝目

    2018.7.4 13:15 Wednesday

    【オリオールズ2-3フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     6月を5戦5勝、防御率1.76という素晴らしい成績で終えたザック・エフリン(フィリーズ)がまたしても好投し、6先発連続の白星。7回2失点の好投で今季7勝目をマークするとともに、5月末の時点で4点台(4.50)だった防御率はついに2点台(2.97)に突入した。

     エフリンは2回表にマーク・トランボに11号先制ソロを浴び、味方が逆転してくれた直後の4回表にはトランボに同点タイムリーを許したものの、その後は対戦した打者13人のうち12人を打ち取る好投を披露。最終的にはわずか82球で7イニングを投げ切り、被安打5、奪三振6、無四球、失点2という安定したピッチングで6先発連続の白星を手にした。

     なお、フィリーズの投手が6先発連続の白星をマークするのは、2011年に17勝8敗、防御率2.40の好成績をマークしたクリフ・リー以来7年ぶりの快挙。エフリンはこの間の6先発で防御率1.91と驚異的な安定感を発揮している(ちなみに、当時のリーは7先発連続で勝利投手となり、期間中の防御率は0.96)。

     フィリーズは1点ビハインドの3回裏に二死一、二塁のチャンスを作り、リーズ・ホスキンスの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。直後の4回表に同点に追い付かれたものの、その裏に二死一塁からアンドリュー・ナップのタイムリー三塁打で勝ち越しに成功し、これが決勝点となった。

     オリオールズはフィリーズ(5安打)を上回る7安打を放ったものの、得点圏で7打数1安打に終わるなど、あと一本が出ず、2点どまり。先発のアレックス・カッブは7回途中3失点と力投したが、打線の援護に恵まれず、両リーグワーストタイとなる10敗目(2勝)を喫した。

  • セール7回11K Rソックスが17安打11得点で宿敵を零封

    2018.7.1 12:30 Sunday

    【レッドソックス11-0ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     現地6月最後のレッドソックスの相手は宿敵・ヤンキース。前日の試合では一発攻勢の前に敗れ去っただけに反撃をしたいところだ。迎えた3連戦の2戦目は形成が逆転し序盤から6得点と打線が爆発。守備もエースのクリス・セールを中心に鉄壁の守備のみせてヤンキースに得点を許さず完勝した。

     初回からレッドソックス打線が牙をむいた。2死からJ.D.マルティネスがヒットをきっかけに満塁のチャンスをつくるとラファエル・デバースがヤンキース先発、ソニー・グレイのカーブをレフトスタンドへと運び、満塁弾で先制した。続く2回にはアンドリュー・ベニンテンディのタイムリーなどで2点を追加し、序盤から主導権を握った。

     先発のセールは90マイル後半のフォーシームとスライダーを武器に初回から奪三振ショーを披露し、ヤンキース打線に的を絞らせない。7回を投げ切り降板するまで1安打11奪三振と好投。エースをさらに援護したい打線も6回から4イニング連続で得点するなど攻撃の手を緩めず、最終回を迎えるまで17安打11得点と圧倒していた。セールから後を受けた投手陣も無失点投球と安定し、完封勝利を飾った。

     敗れたヤンキースは前日の4ホーマーから一変、この日はわずか2安打のみに終わり自慢の強力打線が影を潜めた。ア・リーグ東地区の首位攻防戦は明日も開催予定で予告先発はレッドソックスがデービッド・プライス、ヤンキースはルイス・セベリーノと発表されている。

  • アルカンタラがメジャー初勝利 マーリンズ2桁安打で強力援護

    2018.6.30 13:00 Saturday

    【メッツ2-8マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     現在3連敗中のマーリンズはカードが変わり、メッツ3連戦の初戦を迎えた。この日、マーリンズの先発は今季初登板のサンディ・アルカンタラで移籍後初のメジャーデビューを果たした。球団内有望株ランキング2位の22歳右腕は90マイル中盤のフォーシームを武器に5回3安打1失点の好投で念願のメジャー初勝利を挙げた。

     アルカンタラは昨年、カージナルスで8試合に登板するも勝ち星を挙げることはなかった。今季は3Aで先発として14試合に登板し5勝3敗 防御率3.71の成績で移籍後初昇格となり、先発のマウンドに立つことになった。注目の初回は先頭のブランドン・ニモを四球で歩かせるも後続にはヒットを許さず無失点のスタートとなった。序盤は相手打線を無得点に抑えていたが、4回に2死一塁からデビン・メゾラコにツーベースを浴びると味方の失策も重なり1点を失った。それでもその後は立ち直り、5回まで投げ切って勝利投手の権利を得て降板した。

     アルカンタラを援護したいマーリンズは3回、先頭のルイス・ブリンソンがソロ弾を放って先制するとその後もチャンスを広げてJTリドルにも一発が飛び出すなど一挙6得点を挙げた。後半もキャメロン・メイビンのタイムリーなどで2点を追加したチームは1度も相手にリードを許すことなく逃げ切って勝利した。先発したアルカンタラはメジャー初勝利、打線は11安打8得点と機能した。一方で敗れたメッツは8回に併殺の間に1点を返すも3回の大量失点が尾を引き、連敗となった。

  • 好調・レッズが逆転勝利 ブレーブス3連戦に勝ち越し

    2018.6.28 11:05 Thursday

    【レッズ6-5ブレーブス】@サントラスト・パーク

     ナ・リーグ中部地区の最下位に沈みながら直近14試合で11勝3敗と好調のレッズが、2点ビハインドの7回表にスクーター・ジェネットとアダム・デュバルのタイムリーで3点を奪い、逆転勝利。ナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスとの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。

     レッズは2回表にビリー・ハミルトンのタイムリーで先制し、3回表にはホゼ・ペラザの3号ソロでリードを2点に広げたものの、立ち上がりから打者11人をパーフェクトに抑えていた先発のルイス・カスティーヨが突如崩れ、フレディ・フリーマンを歩かせたあとに5連打を浴びて4失点。5回表にブランドン・ディクソンのタイムリーで1点差としたのも束の間、その裏に三塁手エウヘニオ・スアレスのエラーで1点を失い、ブレーブスが2点をリードして試合は終盤を迎えた。

     7回表、レッズは先頭のスコット・シェブラーが四球で出塁したあと、ペラザと代打のアレックス・ブランディーノが連続三振に倒れて二死となったものの、スアレスがヒットで繋いで一、二塁のチャンス。ここでジェネットとデュバルが連続タイムリーを放ち、試合をひっくり返した。7回裏からは防御率1点台のデービッド・ヘルナンデスとジャレッド・ヒューズ、そしてクローザーのライセル・イグレシアスを投入し、ブレーブスの反撃をシャットアウト。1点差で逃げ切り、3カード連続の勝ち越しとなった。

     7回表に逆転打を放ったデュバルは「投手陣がよく頑張ってくれた。その頑張りに打線全体で応えることができたよ」とチーム一丸となってもぎ取った勝利であることを強調。ジム・リグルマン監督代行は「早い段階でビハインドを背負い、そこから逆転できるのは素晴らしいことだ。逆転して試合に勝つことができたのは良かったよ」と逆転勝利を喜んでいた。

  • ゴッドリーが5回2失点で9勝目 平野はまたも無失点

    2018.6.27 12:25 Wednesday

    【ダイヤモンドバックス5-3マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     ダイヤモンドバックスは先発のザック・ゴッドリーが5回2失点と試合を作り、マーリンズに5対3で勝利。直近6試合で5勝1敗、ロードゲームでは直近11試合で9勝2敗となり、マーリンズ4連戦の第2戦を終えて対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。

     ゴッドリーは自慢のナックルカーブを武器に、5回98球を投げて被安打6、奪三振4、与四球4、失点2という内容。4つの四球を与え、5回裏にはスターリン・カストロの4号ソロを浴びるなど、制球面での不安を覗かせるシーンもあったが、マーリンズに一度も同点や逆転を許さず、自己最多となる9勝目をマークした。

     ダイヤモンドバックス打線は3回表にジェイク・ラムとデービッド・ペラルタのタイムリー二塁打で2点を先制。1点差に迫られた直後の5回表にはジョン・ライアン・マーフィーが2点タイムリー二塁打を放ち、リードを3点に広げた。マーフィーは7回表にも犠牲フライを放ち、2安打3打点の活躍。守備面でもゴッドリーを含めた5人の投手を巧みにリードし、チームの勝利に大きく貢献した。

     ダイヤモンドバックスの4番手として8回裏に登板した平野佳寿は2安打を浴びたものの、1イニングを無失点に抑え、これで23試合連続無失点(球団新人記録)。2008年のブランドン・ライオンと2012年のJ.J.プッツがマークした24試合連続無失点の球団記録まであと1に迫った。また、防御率は1.29となり、17ホールドは前半戦の球団新人記録を更新している。

  • パイレーツが逃げ切って連敗ストップ メッツは7連敗

    2018.6.26 14:55 Tuesday

    【パイレーツ6-4メッツ】@シティ・フィールド

     得点力不足を打破するために打順を組み替えたパイレーツが6回までに5点を先行し、一度もメッツにリードを許さないまま6対4で逃げ切り。連敗を5でストップさせた。前日に多くの選手と会話を交わしたというクリント・ハードル監督は、1~3番にスターリング・マーテイ、ジョシュ・ベル、ジョシュ・ハリソンの3人を並べる打順を採用。この3人がチームの6得点のうち5得点を記録するなど、ハードルの打順変更がピタリとハマった形となった。

     パイレーツは初回に先頭打者のマーテイが相手のエラーで出塁し、二盗を決めたあとにベルの二塁ゴロの間に三塁へ進塁。ここでハリソンが犠牲フライを放ち、幸先よく1点を先制した。2回表にはグレゴリー・ポランコが10号ソロを放ち、3回表は二死からハリソンが相手のエラーで出塁し、コリン・モランが敬遠されたあとにエリアス・ディアスがタイムリー。6回表には二死からマーテイが四球で出塁し、続くベルが左翼ポール際へ5号2ランを叩き込んだ。

     日本時間6月1日のカージナルス戦以来の一発となったベルは「長い間ホームランを打っていなかったから打てて良かったよ」と満足げ。ベルの一発でパイレーツはリードを5点に広げたが、7回裏にウィルマー・フローレスの5号3ランなどで一気に4点を返されたため、試合展開のうえでもベルの一発は大きな意味を持つ一打となった。

     9回表にはマーテイ、ベル、ハリソンの3人が出塁して無死満塁のチャンスを作り、一死後にディアスの犠牲フライで貴重な追加点。その裏をクローザーのフェリペ・バスケスが三者連続三振の快投で締めくくった。ハードルは「試合終盤の追加点が大きかった」と試合を振り返り、ハリソンは「みんなが同じ方向を向いて戦うことができたと思う」とコメント。一方、敗れたメッツは泥沼の7連敗となった。

  • マリナーズが競り合いを制す ヘルナンデス7勝目

    2018.6.26 12:25 Tuesday

    【マリナーズ5-3オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     マリナーズは敵地でのオリオールズ戦に5対3で勝利を収め、6回3失点と試合を作った先発のフェリックス・ヘルナンデスは日本時間6月4日以来となる今季7勝目をマークした。ヘルナンデスは4回までオリオールズ打線をゼロに封じていたものの、5回裏にジョナサン・スコープに8号ソロを被弾し、6回裏には無死満塁のピンチを招いて内野ゴロ2つで2失点。3対3の同点に追い付かれてしまったが、7回表に味方打線が無死満塁のチャンスを作って相手投手の暴投とミッチ・ハニガーの犠牲フライで2点を勝ち越してくれたため、勝利投手の権利を手にすることとなった。

     マリナーズは遊撃手のジーン・セグーラや左翼手のディナード・スパンが攻守にわたってヘルナンデスの力投をサポート。1番打者のディー・ゴードンは絶妙なバントヒットで7回表の勝ち越し劇の口火を切るなど、2安打2打点1盗塁の活躍を見せた。2点を勝ち越したあとはジェームス・パゾス、アレックス・コロメイ、エドウィン・ディアスがそれぞれ1イニングをパーフェクトに封じて試合終了。クローザーのディアスは両リーグ断トツとなる28セーブ目をマークした。

     一方のオリオールズは先発のアンドリュー・キャッシュナーが6回3失点と試合を作り、打線も6回裏に一度は同点に追い付いたものの、マリナーズ投手陣の前にわずか4安打に封じられ、主導権を握ることはできず。2番手のミゲル・カストロが打者5人に対して3つの四球を与え、暴騰で決勝点を献上するなど制球を乱したのが大きな誤算だった。今季ここまで77試合を消化して23勝54敗。球団ワーストを更新する113敗ペースと苦しい戦いが続いている。

  • マーフィーが意地の決勝適時打 ナショナルズ17安打の猛攻で逆転

    2018.6.25 15:00 Monday

    【フィリーズ6-8ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     フィリーズ3連戦に臨んでいるナショナルズはここまで今シリーズ2連敗で被スイープの危機に陥っていた。何としても3連敗は避けたいチームだったが、迎えた今試合では序盤から点を失って劣勢状態となった。途中で雨天中断となるもこれが恵みの雨となったのか、打線が息を吹き返し1点差に詰め寄るとダニエル・マーフィーが試合を決定づける逆転タイムリーを放って窮地を救った。

     この日のナショナルズ先発、ジェフリー・ロドリゲスは序盤2回までは無失点だったものの、3回にリズ・ホスキンスに先制2ランを浴びてしまう。その後も5回に先頭のセザー・ヘルナンデスから連続与四死球で走者を背負ったところで降板すると2番手投手がオドゥベル・ヘレーラに走者一掃のスリーベースを打たれたことでロドリゲスの成績は5回途中4失点となった。巻き返したい打線は4回にアンソニー・レンドンの一発などで点差を詰めるが、6回終了時点でスコア2対6と苦しい展開となる。

     ナショナルズは6回、2死からアダム・イートンのヒットをきっかけに3者連続長打が飛び出し、チームは一気に3得点を挙げて試合の流れを引き寄せ始める。そして8回にはブライアン・グッドウィンが四球で歩いた後に2死満塁と絶好のチャンスをつくり、打席に立ったマーフィーがフィリーズ6番手、セランソニー・ドミンゲスのスライダーを巧みにライトへのヒットとしチームは7対6と逆転に成功。さらに追加点を挙げて最終回は守護神、ショーン・ドゥーリトルが締めて見事な逆転勝ちを飾った。

     敗れたフィリーズは先発のニック・ピベッタが5回2失点の好投をみせるもリリーフ陣がリードを守り切れず、7投手で17安打を浴びるなど安定感を欠き、今カードをスイープで終えることができなかった。

  • マイコラス&モリーナのバッテリー活躍 カージナルス連敗止める

    2018.6.24 10:30 Sunday

    【カージナルス3-2ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     ここまで3連敗と苦しんでいるカージナルスはブリュワーズ4連戦の3戦目を迎えた。前日は惜しくも1点差で敗れたものの、この日はヤディアー・モリーナが2ホーマー、先発のマイルズ・マイコラスも7回途中まで投げて試合をつくり勝利に貢献。バッテリーの活躍でチームは連敗を止めた。

     マイコラスは初回、先頭のエリック・テームズにヒットを許すとその後は四死球で満塁のピンチを招いてしまう。そして続くヘスス・アギラーに犠牲フライ、ブラッド・ミラーにタイムリーを浴びて2点を失う立ち上がりとなった。その直後、2回のカージナルスの攻撃でモリーナがブリュワーズ先発、チェイス・アンダーソンからソロ弾を放って1点差とするとマイコラスは立ち直り、ブリュワーズ打線に得点を与えずイニングを消化していった。

     1点差のまま迎えた6回のカージナルスの攻撃。先頭のマーセル・オズーナがヒットで出塁すると続くモリーナが2番手のジェフリー・ジェフレスのフォーシームを右中間スタンドへと運びこれが逆転、決勝弾となった。勝利投手の権利を得たマイコラスは7回に2死二塁としたところで降板となり、投球成績は7回途中3安打2失点となった。その後は細かな継投でカージナルスが逃げ切り、先発したマイコラスは今季8勝目。敗れたブリュワーズは8回に2死満塁のチャンスをつくるもアギラーが打てず、惜しくも1点差で試合を落とした。

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