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  • ドジャースが鮮やかな逆転勝利 1988年以来32年ぶり世界一!

    2020.10.28 12:38 Wednesday

    【レイズ1-3ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ドジャースはレイズとのワールドシリーズ第6戦を3対1で制し、4勝2敗で1988年以来32年ぶり球団史上7度目となるワールドシリーズ制覇を成し遂げた。レイズ先発のブレイク・スネルの前に5回まで無得点に抑えられたものの、6回裏途中にスネルが降板すると、すぐさま逆転に成功。投手陣がレイズ打線の反撃を封じ、鮮やかな逆転勝利で世界一を決めた。

     レイズがスネル、ドジャースがトニー・ゴンソリンの先発で始まった第6戦は、1回表一死からランディ・アロサレーナの3号ソロでレイズが先制。アロサレーナはこれが今回のポストシーズンで10本目のアーチとなり、自身のメジャー記録をさらに更新するとともに、球団のポストシーズン通算本塁打記録も塗り替えた。

     スネルは1回裏と4回裏に三者三振を奪うなど、試合序盤から素晴らしいピッチングを見せてドジャース打線を圧倒。5回まで被安打1、奪三振9、無四球、無失点という快投で、レイズが1点をリードして試合前半を終えた。

     ところが、6回裏一死からスネルがオースティン・バーンズにヒットを許すと、ドジャース打線が3巡目に入るこのタイミングでケビン・キャッシュ監督はスネル交代を決断。球数はまだ73球だった。2番手のニック・アンダーソンがムーキー・ベッツに二塁打を浴び、一死二・三塁から暴投で1対1の同点。さらにコリー・シーガーの一塁ゴロが野選となり、ベッツが勝ち越しのホームを踏んだ。

     8回裏にはこの回先頭のベッツがセンター左への2号ソロを放ち、ダメ押しの1点を追加。7回裏途中から登板していたドジャース7番手のフリオ・ウリアスが最後まで投げ抜き、2回1/3を無失点に抑える好リリーフで試合を締めくくった。

     勝利投手はドジャース5番手のビクトル・ゴンザレス(1勝0敗)、敗戦投手はレイズ2番手のアンダーソン(1勝1敗)で、ウリアスはポストシーズン初セーブを記録。なお、レイズの筒香嘉智は出場機会がなく、悔しい形でメジャー1年目のシーズンを終えた。

  • カーショウ力投でドジャースが第5戦を制す 32年ぶり世界一に王手

    2020.10.26 12:40 Monday

    【ドジャース4-2レイズ】@グローブライフ・フィールド

     両軍2勝ずつで迎えたワールドシリーズ第5戦は、先発のクレイトン・カーショウが6回途中5安打2失点の力投を見せたドジャースが4対2で勝利。対戦成績を3勝2敗とし、1988年以来32年ぶりの世界一に王手をかけた。敗れたレイズは先発のタイラー・グラスナウが2本塁打を浴びるなど5回6安打4失点と振るわず。ベンチスタートの筒香嘉智は8回裏に代打で登場し、平凡なレフトフライに倒れた。

     前日の劇的な逆転サヨナラ勝ちの勢いを持ち込みたいレイズだったが、先行したのはドジャース。1回表先頭のムーキー・ベッツが二塁打で出塁すると、次打者コリー・シーガーのタイムリーであっという間に先制し、二死一・三塁からコディ・ベリンジャーのタイムリー内野安打の間に2点目を奪った。

     2回表には先頭のジョク・ピーダーソンがセンター左へ1号ソロを叩き込み、1点を追加。カーショウは3回裏一死一塁からヤンディ・ディアスのタイムリー三塁打、次打者ランディ・アロサレーナのタイムリーで2点を失ったが、4回裏無死一・三塁のピンチはマニュエル・マーゴの本盗失敗もあって無失点で切り抜けた。

     カーショウがピンチを切り抜けた直後の5回表、ドジャースは二死走者なしからマックス・マンシーに1号ソロが飛び出して4点目。カーショウは5回裏を三者凡退に抑え、6回裏も打者2人を打ち取って85球、被安打5、奪三振6、与四球2、失点2という内容で第1戦と同様に余力を残してマウンドを降りた。

     6回裏二死から登板した2番手のダスティン・メイは、マーゴを空振り三振に仕留めてこの回を終えると、7回裏は三者凡退の好投。メイが8回裏一死一塁として降板したあと、3番手のビクトル・ゴンザレスは一死一・二塁とピンチを広げたが、後続を抑えてリードを守った。

     2点リードの9回裏は4番手のブレイク・トライネンが登板し、走者を出しながらも無失点に抑えて試合終了。ドジャースが第5戦を制し、ワールドシリーズ制覇に王手をかけた。勝利投手はカーショウ(2勝0敗)、敗戦投手はグラスナウ(0勝2敗)。最後を締めくくったトライネンに1セーブ目が記録された。

  • まさかの結末 レイズが9回裏2得点で逆転サヨナラ勝ち!

    2020.10.25 13:26 Sunday

    【ドジャース7-8xレイズ】@グローブライフ・フィールド

     レイズは1勝2敗で迎えたドジャースとのワールドシリーズ第4戦に8対7で逆転サヨナラ勝ちを収め、対戦成績を2勝2敗のタイとした。第4戦は中盤以降に点の取り合いが繰り広げられ、9回裏にブレット・フィリップスのタイムリーにドジャースのミスが絡んでレイズが一気に逆転サヨナラ勝ち。なお、レイズの筒香嘉智はワールドシリーズで4試合連続のベンチスタートとなり、9回裏に代打で登場したが空振り三振に倒れた。

     ドジャースがフリオ・ウリアス、レイズがライアン・ヤーブローの両左腕の先発で始まった一戦は、1回表二死からジャスティン・ターナーの2号ソロでドジャースが先制。ターナーはこれがポストシーズン通算12本目の一発で球団記録を更新し、2試合連続で初回に本塁打を放つのはワールドシリーズ史上初の快挙となった。

     ドジャースは3回表二死からシーガーの2号ソロで1点を追加。4回裏先頭のランディ・アロサレーナに2号ソロを浴びて1点を返されたが、5回表二死二塁からマックス・マンシーにタイムリーが出て再びリードを2点に広げた。なお、アロサレーナは今回のポストシーズンで9本目のアーチとなり、メジャー新記録を樹立した。

     このあとは点の取り合いとなり、5回裏にレイズがハンター・レンフローの1号ソロで1点を返すと、ドジャースは6回裏二死一・二塁からエンリケ・ヘルナンデスのタイムリー二塁打で4点目。6回裏にレイズがブランドン・ラウの3号3ランで試合をひっくり返したが、ドジャースは7回表二死満塁から代打ジョク・ピーダーソンの2点タイムリーで6対5とリードを奪った。

     7回裏にケビン・キアマイアーの2号ソロで6対6の同点に追い付かれたドジャースは、8回表先頭のクリス・テイラーが二塁打でチャンスメイクし、二死後にシーガーが詰まりながらもショートの頭上を越えるタイムリーを放って勝ち越しに成功。ドジャースはこの試合の全7得点を二死から奪う驚異の勝負強さを見せた。

     1点をリードしたドジャースは、ブルスダル・グラテロルが8回裏二死一・二塁のピンチをしのいだが、9回裏に登板したクローザーのケンリー・ジャンセンが二死一・二塁のピンチを招き、フィリップスのタイムリーに中堅手のテイラーのエラーが絡んで一塁走者も一気に生還。レイズがまさかの逆転サヨナラ勝ちを収めた。勝利投手はジョン・カーティス(1勝0敗)、敗戦投手はジャンセン(0勝1敗)となった。

  • ビューラー快投のドジャースが快勝 筒香のWS初打席は二ゴロ

    2020.10.24 12:24 Saturday

    【ドジャース6-2レイズ】@グローブライフ・フィールド

     1勝1敗で迎えたワールドシリーズ第3戦は、今回のポストシーズンで3勝0敗、防御率0.57の活躍を見せていたレイズ先発のチャーリー・モートンをドジャース打線が攻略。ドジャース先発のウォーカー・ビューラーは6回93球を投げて被安打3、奪三振10、与四球1、失点1という好投を見せた。投打両面でレイズを圧倒したドジャースは6対2で快勝。対戦成績を2勝1敗とし、1988年以来32年ぶりの世界一に向けて一歩リードした。

     ビューラーとモートンによる投手戦が予想された一戦は、1回表二死からジャスティン・ターナーの1号ソロでドジャースが先制。ターナーはこれがポストシーズン通算11本目の一発となり、デューク・スナイダーが持つ球団記録に並んだ。

     ドジャースは3回表二死二・三塁からマックス・マンシーの2点タイムリーでリードを3点に広げ、4回表にも一死一・三塁からオースティン・バーンズのスクイズとムーキー・ベッツのタイムリーで2点を追加。ビューラーは90マイル台後半の速球を軸としたピッチングで4回までレイズ打線を無安打無得点に封じた。

     モートンは5回表一死からマンシーに四球を与えたところで降板。昨季から今季にかけてポストシーズンでの5先発でいずれも自責点1以下に抑えていた男が被安打7、失点5と打ち込まれ、レイズは苦しい試合展開を強いられることになった。

     5回裏、レイズはマニュエル・マーゴがチーム初安打となる二塁打を放ち、ウィリー・アダメスのタイムリー二塁打でようやく1点を返したが、ドジャースは直後の6回表にバーンズが1号ソロを放ち、すぐさま1点を追加。ビューラー降板後は、7回裏を2番手のブレイク・トライネン、8回裏を3番手のブルスダル・グラテロルが無失点に抑えた。レイズは9回裏にドジャース4番手のケンリー・ジャンセンからランディ・アロサレーナが1号ソロを放ったが、6対2で試合終了。アロサレーナはこの一発が今回のポストシーズンで8本目のアーチとなり、メジャー記録に並んだ。

     勝利投手は快投したビューラー(1勝0敗)、敗戦投手はモートン(0勝1敗)。なお、3試合連続でベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智は8回裏二死走者なしの場面でマイク・ズニーノの代打として登場し、グラテロルの100.3マイル(約161.4キロ)の速球を打ってセカンドゴロに倒れた。

  • 不振のラウが2本塁打の活躍 レイズが第2戦制し1勝1敗のタイに

    2020.10.22 12:48 Thursday

    【レイズ6-4ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ドジャースが初戦を制して迎えたワールドシリーズ第2戦は、ここまで不振を極めていたレイズのブランドン・ラウが2本塁打を放つ活躍。レイズは先発のブレイク・スネルのあと、ニック・アンダーソン、ピート・フェアバンクス、ディエゴ・カスティーヨらを投入する必勝リレーでドジャース打線を5安打に封じ、6対4で第2戦を制して対戦成績を1勝1敗のタイとした。なお、2戦連続のベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智は前日に続いて出場機会がなかった。

     初戦からの2連敗だけは避けたいレイズは、前日までポストシーズン15試合で打率.107と打撃不振に苦しんでいたラウが1回表にドジャース先発のトニー・ゴンソリンから1号ソロを放ち、先制点を奪うことに成功。4回表には二死一・二塁のチャンスでジョーイ・ウェンドルがドジャース4番手のダスティン・メイから右中間を真っ二つに破るタイムリー二塁打を放ち、2点を追加した。

     レイズ先発のスネルは4回まで4イニング連続で2つの三振を奪い、ドジャース打線を無安打無得点に封じる力投を披露。ところが、味方打線がラウのこの試合2本目のアーチとなる2号2ランでリードを5点に広げた直後の5回裏に二死一塁からクリス・テイラーに初めての被安打となる1号2ランを浴び、さらに二死一・二塁のピンチを招いたところで降板となった。

     レイズはこのピンチを2番手のアンダーソンが切り抜けると、6回表無死一・三塁からウェンドルの犠飛で1点を追加。しかし、6回裏一死からアンダーソンがウィル・スミスに1号ソロを被弾し、再び3点差に詰め寄られた。

     レイズ3番手のフェアバンクスは7回裏を三者凡退に抑えて8回裏も続投したものの、先頭のコリー・シーガーに1号ソロを浴びて2点差。さらに二死二塁とピンチは続いたが、レイズ4番手のアーロン・ループがコディ・ベリンジャーを見逃し三振に仕留め、2点のリードを守った。

     レイズは9回表二死一・二塁のチャンスで無得点に終わったが、9回裏は続投したループが打者2人、5番手のカスティーヨが打者1人を抑えて6対4で試合終了。勝利投手はアンダーソン(1勝0敗)、敗戦投手はゴンソリン(0勝1敗)で、カスティーヨに1セーブ目が記録された。

  • 「ラストピース」ベッツが躍動! ドジャースがWS初戦を制す

    2020.10.21 12:37 Wednesday

    【レイズ3-8ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     日本時間10月21日、第116回ワールドシリーズが開幕し、中立地アーリントンのグローブライフ・フィールドでアメリカン・リーグ王者のレイズとナショナル・リーグ王者のドジャースが対戦。ドジャースは32年ぶりの世界一に向けた「ラストピース」としてチームに迎え入れたムーキー・ベッツが1本塁打、2盗塁、2得点と躍動しただけでなく、先発のクレイトン・カーショウが6回2安打1失点の快投を見せ、8対3で初戦を制した。ベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智に出場機会はなかった。

     世界一をかけたワールドシリーズの戦いはタイラー・グラスナウとカーショウの投げ合いでスタート。カーショウが1回表一死一・二塁のピンチを無失点で切り抜けると、グラスナウも毎回走者を出しながらドジャース打線に得点を許さず、両軍無得点のまま序盤の3イニングを終了した。

     試合が動いたのは4回だった。カーショウが4回表を三者凡退に抑え、4回裏のドジャースは先頭のマックス・マンシーが四球で出塁。一死後、リーグ優勝決定シリーズ第7戦でヒーローとなったコディ・ベリンジャーが初球のフォーシームを捉え、センターへ1号先制2ランを叩き込んだ。

     レイズは5回表にケビン・キアマイアーの1号ソロで1点を返したが、直後の5回裏にドジャース打線が爆発した。先頭のベッツが四球で出塁した直後に二盗を決め、コリー・シーガーも四球を選んで無死一・二塁のチャンス。ここでジャスティン・ターナーは空振り三振に倒れたものの、ベッツとシーガーが重盗を決めて一死二・三塁とチャンスが拡大した。続くマンシーの打球は一塁ヤンディ・ディアスへのゴロとなったが、本塁への送球が少し逸れる間にベッツが快足を飛ばしてホームイン。さらにウィル・スミス、クリス・テイラー、代打エンリケ・ヘルナンデスにもタイムリーが飛び出し、リードオフマンのベッツから始まる打者一巡の猛攻で一挙4点を奪った。

     カーショウは6回表を三者凡退に抑え、6回78球と余力を残して降板。一発こそ浴びたものの、被安打2、奪三振8、与四球1、失点1という見事なピッチングを披露し、ポストシーズンの通算奪三振数を201として歴代2位に浮上した(歴代最多はジャスティン・バーランダーの205)。

     ドジャースは6回裏にベッツの1号ソロとマンシーのタイムリー二塁打で2点を追加。ワールドシリーズの試合で1本塁打、2盗塁、2得点を記録するのは史上初の快挙となった。7回表に代打マイク・ブロソーとキアマイアーの連続タイムリーで2点を返されたが、8回表を4番手のペドロ・バイエズ、9回表を5番手のジョー・ケリーが三者凡退に抑えて8対3で快勝。1988年以来32年ぶりの世界一に向けて好スタートを切った。

     勝利投手は好投したカーショウ(1勝0敗)、敗戦投手は与四球6と制球に苦しんだグラスナウ(0勝1敗)。世界一への「ラストピース」としてドジャースに加入したベッツは、好守を連発したリーグ優勝決定シリーズに続いてワールドシリーズ初戦でも素晴らしい活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

  • 7回裏にベリンジャーが決勝アーチ ドジャース2年ぶりWS進出!

    2020.10.19 12:53 Monday

    【ブレーブス3-4ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ブレーブスが3勝1敗で王手をかけてからドジャースが2連勝して迎えたナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第7戦は、3対3の同点で迎えた7回裏にコディ・ベリンジャーがライトへの2号ソロを放ち、ドジャースが勝ち越しに成功。そのまま4対3で逃げ切り、2018年以来2年ぶりのリーグ優勝を決めた。ドジャースは日本時間10月21日に始まるワールドシリーズでアメリカン・リーグ王者のレイズと対戦する。

     ブレーブスがイアン・アンダーソン、ドジャースがダスティン・メイという新人右腕同士の投げ合いで始まった一戦は、1回表にブレーブスがマーセル・オズーナのタイムリーで先制し、2回表にはドジャース2番手のトニー・ゴンソリンからダンズビー・スワンソンが1号ソロを放って2点目。しかし、ドジャースは3回裏二死から二・三塁のチャンスを作り、ウィル・スミスの2点タイムリーで同点に追い付いた。

     ブレーブスは4回表無死一・二塁からオースティン・ライリーのタイムリーで勝ち越しに成功したものの、走塁ミスでその後のチャンスを潰し、5回表にはフレディー・フリーマンが放った本塁打性の大飛球を右翼ムーキー・ベッツが好捕。リードしているブレーブスが完全に流れを引き寄せることができないまま、試合は後半に突入した。

     ドジャースは6回裏、ブレーブス4番手の左腕A・J・ミンターに対し、左打者のジョク・ピーダーソンに代えて右打者のエンリケ・ヘルナンデスを起用。この代打策がズバリ的中し、ヘルナンデスはカウント2-2からファウルで3球粘ったあとの8球目、甘く入った速球を捉え、左中間へ2号同点ソロを叩き込んだ。

     7回表をドジャース5番手のフリオ・ウリアスが三者凡退に抑えて流れを作ると、7回裏のドジャースはブレーブス5番手のクリス・マーティンの前にマックス・マンシーとスミスが連続三振に倒れたものの、ベリンジャーがライトスタンドへの2号ソロを放ち、遂にリードを奪うことに成功。ウリアスが8回表と9回表も三者凡退に抑え、試合を締めくくった。

     勝利投手は3イニングをパーフェクトに抑える好リリーフを見せたウリアス(2勝0敗)、敗戦投手は決勝弾を浴びたマーティン(0勝1敗)。1つの好プレーや1つのミスでモメンタムが激しく移り変わる熱戦を制し、ドジャースが2年ぶりのリーグ王者に輝いた。

  • 投打の主力の活躍でレイズが第7戦を制す 12年ぶりのリーグ優勝!

    2020.10.18 12:52 Sunday

    【アストロズ2-4レイズ】@ペトコ・パーク

     レイズが3連勝したあとにアストロズが3連勝し、第7戦までもつれたアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズ。勝てばワールドシリーズ進出、負ければシーズン終了という運命の第7戦は、チャーリー・モートン、ランディ・アロサレーナという投打の主力選手がしっかり役割を果たしたレイズが4対2で勝利。2008年以来12年ぶり2度目となるリーグ優勝を成し遂げた。

     アストロズに逆王手をかけられたレイズは、2017年リーグ優勝決定シリーズ第7戦、2017年ワールドシリーズ第7戦、2019年ワイルドカード・ゲームと「勝てばステージ突破、負ければ敗退」という試合で歴代最多の3勝をマークしているモートンに先発のマウンドを託した。モートンは大一番での勝負強さを遺憾なく発揮し、1回表二死から6回表一死まで打者14人連続凡退の快投を披露。6回表二死一・三塁の場面で2番手のニック・アンダーソンにマウンドを譲ったが、期待に応える素晴らしいピッチングを見せた。

     モートンが快投を続けるなか、レイズはアストロズ先発のランス・マカラーズJr.に対し、1回裏一死一塁からアロサレーナの4号2ランで先制。アロサレーナはこの一発が今回のポストシーズンで7本目のアーチとなり、新人記録を更新した。2回裏にはマイク・ズニーノが左中間スタンドへ2号ソロを叩き込んで3点目。序盤からモートンを援護し、試合を優位に進めていった。

     6回表二死一・三塁で登板したアンダーソンがマイケル・ブラントリーをセカンドゴロに打ち取ってピンチを切り抜けると、レイズは6回裏にアストロズ3番手のホゼ・ウルキディから無死一・二塁のチャンス。ここでジョーイ・ウェンドルがライトへのライナーを放って一死一・三塁となり、次打者ズニーノがセンターへの大飛球を打ち上げて犠飛で貴重な追加点を奪った。

     アンダーソンは7回表に一死一・三塁のピンチを招いたものの、ユリ・グリエルをショートへの併殺打に打ち取って無失点。8回表にアンダーソンが再びピンチを招き、二死満塁から3番手のピート・フェアバンクスがカルロス・コレアにタイムリーを浴びて2点を返されたが、それ以上の得点は許さず、4対2で逃げ切った。

     勝利投手は大一番で見事なピッチングを見せたモートン(2勝0敗)、敗戦投手はマカラーズJr.(0勝2敗)で、フェアバンクスが1セーブ目を記録。なお、3試合連続でベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智は最後まで出場機会がなく、2試合に出場して5打数2安打(打率.400)という成績でリーグ優勝決定シリーズの戦いを終えた。

  • ドジャースが接戦制して逆王手 リーグ優勝の行方は第7戦へ

    2020.10.18 08:58 Sunday

    【ブレーブス1-3ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ブレーブスとドジャースによるナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第6戦は、前日の第5戦の3回裏に飛び出したムーキー・ベッツの好プレーで流れを引き寄せたドジャースが第6戦でもその勢いを維持し、接戦を制して3対1で勝利。対戦成績を3勝3敗として2年ぶりのワールドシリーズ進出に逆王手をかけた。リーグ優勝決定シリーズが両リーグとも第7戦までもつれるのは2003年、2004年に続いて史上3度目である。

     ブレーブスがマックス・フリード、ドジャースがウォーカー・ビューラーという第1戦と同じマッチアップとなった一戦は、初回にドジャースがコリー・シーガーの5号ソロ、ジャスティン・ターナーの1号ソロ、コディ・ベリンジャーのタイムリーで3点を先制。ビューラーは直後の2回表に無死満塁のピンチを招いたが、後続3人を打ち取って無失点で切り抜けた。

     ブレーブスは4回表に一死一・二塁のチャンスを作ったが、ビューラーの前に後続が倒れて無得点。一方のドジャースも4回裏に一死一・二塁の好機を迎えたものの、初回に二者連続アーチを放ったシーガーとターナーが凡退し、追加点を奪えなかった。

     続く5回表、ブレーブスは二死一塁からマーセル・オズーナがライトへの大飛球を放ったが、右翼ベッツがフェンス際でジャンピングキャッチ。抜ければ間違いなく1点が入っていたという打球を好捕し、連日の好プレーで試合の流れをブレーブスに渡さなかった。

     7回表、ドジャースは好投したビューラーに代えて2番手のブレイク・トライネンを投入したものの、ブレーブスは先頭のニック・マーケイキスがライトへの三塁打を放ち、無死三塁のチャンス。一死後、ロナルド・アクーニャJr.にタイムリー二塁打が飛び出したが、トライネンはフレディー・フリーマンとオズーナを力でねじ伏せ、ブレーブスの反撃を1点にとどめた。

     ドジャースはその後、8回表を3番手のペドロ・バイエズ、9回表を4番手のケンリー・ジャンセンが三者凡退に抑え、3対1で逃げ切り。リーグ優勝の行方は明日の第7戦に持ち込まれた。勝利投手は6回7安打無失点のビューラー(1勝0敗)、敗戦投手は7回途中8安打3失点のフリード(0勝1敗)。最後を締めくくったジャンセンに1セーブ目が記録された。

  • ドジャースがWS進出の望みつなぐ逆転勝利 スミスが決勝アーチ

    2020.10.17 13:54 Saturday

    【ドジャース7-3ブレーブス】@グローブライフ・フィールド

     1勝3敗と後がない状況に追い込まれたドジャースは、ブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦、1点ビハインドの6回表にウィル・スミスがブレーブス4番手のウィル・スミスから1号3ランを放ち、逆転に成功。7回表にもコリー・シーガーの4号2ランなどで3点を追加し、7対3で快勝してワールドシリーズ進出へ望みをつないだ。試合の流れを変えたのは今季から加入したムーキー・ベッツの好プレーだった。

     ドジャースがダスティン・メイ、ブレーブスがA・J・ミンターの先発で始まった一戦は、オープナーとしてプロ初先発のマウンドに立ったミンターに対してドジャース打線が大苦戦。3イニングでヒットを1本しか打てず、7つの三振を喫した。ブレーブスは1回裏にトラビス・ダーノウの犠飛で先制し、2回裏にはクリスチャン・パチェのタイムリーで2点目。試合は完全にブレーブスのペースとなり、このまま一気に21年ぶりのリーグ優勝を決めるかと思われた。

     ところが3回裏に試合の流れを大きく変えるプレーが待っていた。ブレーブスは一死二・三塁のチャンスを迎え、ダンズビー・スワンソンの打球はライト前に落ちそうなヒット性の当たりに。しかし、右翼ベッツがこれを好捕。三塁走者のマーセル・オズーナがタッチアップして生還したものの、明らかにオズーナの離塁が早く、チャレンジの末、オズーナがアウトとなってダブルプレーが成立。直後の4回表にシーガーの3号ソロが飛び出し、試合の行方はわからなくなった。

     そして6回表、ブレーブスは二死二塁の場面で左打者のマックス・マンシーに対して左腕スミスを投入したが、スミスがマンシーを歩かせて二死一・二塁。ここでドジャースの5番打者スミスが打席に入り、ポストシーズン史上初の「同姓同名対決」が実現した。スミスはフルカウントからの6球目、内角低めへの速球を捉えて左中間への1号逆転3ラン。「同姓同名対決」を制し、ひと振りで試合をひっくり返した。

     7回表には二死からクリス・テイラーが二塁打を放ってチャンスを作り、ベッツのタイムリーで5点目。次打者シーガーが初球を捉え、右中間スタンドへダメ押しの4号2ランを叩き込んだ。その後、リリーフ陣がブレーブスの反撃を1点に抑えて7対3で試合終了。鮮やかな逆転勝利でブレーブスのリーグ優勝を阻止し、シリーズの行方は第6戦以降に持ち込まれた。

     勝利投手は2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフを見せたドジャース3番手のブレイク・トライネン(1勝1敗)。「同姓同名対決」に敗れて逆転アーチを浴びたスミスが敗戦投手(1勝1敗)となった。

  • アストロズの勢い止まらず3連勝 筒香は代打でヒットを放つ

    2020.10.17 11:08 Saturday

    【アストロズ7-4レイズ】@ペトコ・パーク

     アメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、初戦から3連敗したあとに2連勝したアストロズの勢いが第6戦でも止まらず、1点ビハインドの5回表に集中打で4点を奪って逆転に成功。その後も小刻みに追加点を奪い、7対4で勝利した。4勝先取のシリーズで3連敗後に3連勝したのは史上2度目。明日の第7戦に勝利したチームがリーグ王者となる。

     フランベル・バルデス(アストロズ)とブレイク・スネル(レイズ)の両左腕の先発で始まった一戦は、スネルが2回表二死一・二塁のピンチを切り抜けると、2回裏二死一塁からウィリー・アダメスのタイムリー二塁打でレイズが先制。しかし、勢いに乗るアストロズの打線は5回表にレイズ投手陣に襲いかかった。

     アストロズは5回表先頭のユリ・グリエルが四球で出塁すると、アレドミス・ディアスがヒットでつないで無死一・二塁のチャンス。ここでレイズのケビン・キャッシュ監督はスネルを諦め、チームのベストリリーバーであるディエゴ・カスティーヨを投入したが、これが裏目に出た。

     マーティン・マルドナードが送りバントを決めて一死二・三塁となり、ジョージ・スプリンガーが前進守備の内野を破る逆転の2点タイムリー。ホゼ・アルトゥーベもタイムリー二塁打で続き、捕逸とマイケル・ブラントリーの四球で一死一・三塁となったあと、カルロス・コレアにもタイムリーが飛び出して4点目を奪った。

     6回表にはカイル・タッカーがレイズ3番手のシェーン・マクラナハンから1号ソロを放って5点目。7回表にブラントリーのタイムリーとタッカーの犠飛で2点を追加したあと、マニュエル・マーゴの2打席連続アーチで3点を返されたものの、7対4で勝利した。

     勝利投手は6回3安打1失点の好投を見せたバルデス(1勝1敗)、敗戦投手は5回途中3安打2失点のスネル(1勝1敗)で、アストロズ5番手のライアン・プレスリーが2セーブ目を記録。4勝先取のシリーズで3連敗後に3連勝したのは2004年リーグ優勝決定シリーズのレッドソックス(対ヤンキース)以来史上2度目であり、このときのレッドソックスは第7戦に勝利してリーグ優勝し、ワールドシリーズでは4連勝して86年ぶりの世界一に輝いている。

     なお、レイズの筒香嘉智はアストロズ先発が左腕バルデスだったためベンチスタートとなり、3点ビハインドの9回裏一死走者なしの場面で代打で登場。シフトの間を破ってライト前ヒットを放ったが、チームの勝利にはつながらなかった。

  • ブレーブスがカーショウ攻略!21年ぶりのリーグ優勝に王手!

    2020.10.16 12:52 Friday

    【ドジャース2-10ブレーブス】@グローブライフ・フィールド

     ドジャースとブレーブスによるナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、ドジャースが1勝、ブレーブスが2勝で第4戦を迎えた。前日の第3戦で大敗を喫したブレーブスは、ポストシーズン初登板の新人ブライス・ウィルソンが先発ということもあって苦戦が予想されていたが、ウィルソンは6回1安打1失点の快投。打線もドジャース先発のクレイトン・カーショウを攻略し、10対2で快勝して1999年以来21年ぶりとなるリーグ優勝に王手をかけた。

     ブレーブスは第2戦のイアン・アンダーソン、第3戦のカイル・ライトに続いて3試合連続で新人投手が先発。これはポストシーズン史上初めてのことだった。ウィルソンは3回表先頭のエドウィン・リオスに2号ソロを浴びてドジャースに先制を許したが、5回表に三者連続三振。6回74球を投げてマウンドを降りるまで、打たれたヒットはわずか1本だけだった。

     ブレーブス打線は毎回のように走者を出しながらも拙攻が続いていたが、4回裏一死からマーセル・オズーナが左中間への1号ソロを放って同点。6回裏には無死二塁からフレディ・フリーマンとオズーナに二者連続のタイムリー二塁打が飛び出し、2点を勝ち越してカーショウをノックアウトした。

     カーショウ降板後もブレーブス打線の勢いは止まらず、2番手のブルスダル・グラテロルから一死一・三塁とチャンスを広げ、ダンズビー・スワンソンの2点タイムリー二塁打とオースティン・ライリーのタイムリーで3点を追加。さらに3番手のビクトル・ゴンザレスからクリスチャン・パチェもタイムリーを放ち、一挙6得点のビッグイニングとなった。

     ドジャースは7回表にブレーブス2番手のウィル・スミスから一死満塁のチャンスを作ったが、リオスの犠飛による1点どまり。逆にブレーブスは8回表先頭のオズーナがドジャース4番手のディラン・フローロから2号ソロを放ち、再び6点をリードした。

     ブレーブスは8回表を4番手のタイラー・マツェックが無失点に抑えると、8回裏にフリーマンとオズーナのタイムリーで2点を追加。9回表を5番手のシェーン・グリーンが無失点に抑えて10対2で快勝し、対戦成績を3勝1敗として21年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけた。勝利投手は好投したウィルソン(1勝0敗)。カーショウは6回途中7安打4失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • コレアがひと振りで決めた!アストロズ劇的サヨナラで2連勝!

    2020.10.16 09:52 Friday

    【レイズ3-4xアストロズ】@ペトコ・パーク

     レイズの3連勝のあと、アストロズが意地の1勝をマークして迎えたアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第5戦は、3対3の同点で迎えた9回裏にカルロス・コレアの2号ソロが飛び出し、アストロズが劇的なサヨナラ勝ち。対戦成績を2勝3敗とし、シリーズの決着は第6戦以降に持ち込まれた。

     レイズがジョン・カーティス、アストロズがルイス・ガルシアという新人右腕同士の投げ合いでスタートした一戦は、1回裏にジョージ・スプリンガーがカーティスの初球を捉えて2号先頭打者アーチを放ち、アストロズが先制。レイズは2回表二死満塁のチャンスで無得点に終わったが、不振を極めていたブランドン・ラウが3回表にアストロズ2番手のブレイク・テイラーから1号ソロを放ち、同点に追い付いた。

     直後の3回裏、アストロズはレイズ2番手のジョシュ・フレミングから一死二・三塁のチャンスを迎え、マイケル・ブラントリーがライトへのタイムリーを放って2点を勝ち越し。3回表二死から登板したアストロズ3番手のエノーリ・パレイデスは4回表一死一・二塁のピンチを連続三振で切り抜けたが、5回表一死からランディ・アロサレーナに3号ソロを被弾し、1点差に詰め寄られた。

     その後、アストロズは必至の継投で1点のリードを守っていたが、レイズは8回表先頭の崔志萬(チェ・ジマン)がアストロズ6番手のジョシュ・ジェームスから1号同点ソロ。5番打者のひと振りで試合を振り出しに戻した。

     そして迎えた9回裏、レイズは8回裏から登板していた4番手のニック・アンダーソンが続投。アストロズは先頭のアレックス・ブレグマンがセカンドフライに倒れたあと、コレアが外角高めの速球を捉え、センターへ試合を決める一発を叩き込んだ。勝利投手はアストロズ7番手のライアン・プレスリー(1勝0敗)、敗戦投手はアンダーソン(0勝1敗)。なお、レイズの筒香嘉智に出場機会はなかった。

  • スプリンガーが決勝アーチ 筒香初安打のレイズ4連勝ならず

    2020.10.15 12:47 Thursday

    【レイズ3-4アストロズ】@ペトコ・パーク

     レイズが3連勝でワールドシリーズ進出に王手をかけて迎えたリーグ優勝決定シリーズ第4戦は、昨季のリーグ王者・アストロズが意地を見せ、4対3で勝利。5回裏に飛び出したジョージ・スプリンガーの一発が決勝点となり、レイズの4連勝を阻止した。レイズの筒香嘉智は「8番・指名打者」でスタメン出場して4打数1安打。ポストシーズン初安打を記録したが、9回表二死三塁でライトライナーに倒れ、最後の打者となった。

     レイズは前日の試合で死球を受けて途中交代したケビン・キアマイアーが大事を取ってスタメンを外れたため、右翼のマニュエル・マーゴが中堅、指名打者のオースティン・メドウズが右翼へスライド。これにより指名打者の枠が空いたため、技巧派右腕のザック・グレインキー対策として筒香に地区シリーズ第3戦以来の出番が巡ってきた。

     後がないアストロズは1回裏、ホゼ・アルトゥーベがレイズ先発のタイラー・グラスナウから3号ソロを放って1点を先制。アルトゥーベは3回裏二死一・二塁のチャンスでもライトへのタイムリー二塁打を放ち、アストロズが2点をリードした。

     ところが直後の4回表、グレインキーが一死一塁からランディ・アロサレーナに2号同点2ランを被弾。4回裏はグラスナウに三者凡退に抑えられ、嫌なムードになりかけたが、5回裏一死からマーティン・マルドナードがレフト前ヒットで出塁し、スプリンガーがレフトへの1号2ランを放って勝ち越しに成功した。

     グレインキーは6回表に二死満塁のピンチを迎えたが、低めのチェンジアップでマイク・ブロソーを空振り三振に仕留めてピンチを脱出。7回以降は2番手のクリスチャン・ハビアーと3番手のライアン・プレスリーがレイズの反撃を1点にとどめ、4対3で逃げ切った。

     勝利投手はグレインキー(1勝0敗)、敗戦投手はグラスナウ(0勝1敗)で、プレスリーが1セーブ目を記録。なお、筒香はショートゴロ併殺打、セカンドゴロ、ピッチャー強襲内野安打、ライトライナーで4打数1安打だった。

  • ドジャース初回11得点で大勝 マンシーがとどめの満塁弾

    2020.10.15 11:22 Thursday

    【ドジャース15-3ブレーブス】@グローブライフ・フィールド

     第2戦の最終回に怒涛の追い上げを見せたドジャース打線の勢いは本物だった。初回からブレーブス投手陣に襲いかかり、ポストシーズン新記録となる1イニング11得点。3回までに大量15点を奪ってポストシーズンのチーム記録を更新し、15対3で大勝した。勝利投手は5回3安打1失点の好投を見せたドジャース先発のフリオ・ウリアス(1勝0敗)。1回持たず7失点でノックアウトされたブレーブス先発のカイル・ライトが敗戦投手(0勝1敗)となった。

     初回のドジャースの攻撃は見事だった。先頭のムーキー・ベッツが内野安打で出塁すると、コリー・シーガーのタイムリー二塁打であっさり先制。二死後、ウィル・スミスにもタイムリー二塁打が飛び出し、コディ・ベリンジャーが四球を選んだあと、ジョク・ピーダーソンの1号3ラン、エドウィン・リオスの1号ソロと二者連続アーチでリードを6点に広げた。

     クリス・テイラーが四球を選んだところでライトは降板し、ブレーブス2番手のグラント・デイトンが登板。しかし、ドジャース打線の勢いは止まらず、ベッツが四球のあと、シーガーがこの回2本目のタイムリー。さらにジャスティン・ターナーの死球で二死満塁となり、マックス・マンシーが右中間へとどめの2号グランドスラムを叩き込んだ。

     ポストシーズンでの1イニング11得点は、昨年の地区シリーズ第5戦でカージナルスがブレーブスを相手に記録した10得点を上回る新記録。また、ポストシーズンの初回に3本のアーチを記録するのも史上初の快挙だった。さらに、ポストシーズンでの1試合15得点はチーム記録を更新。まさに記録づくめの一戦となった。

     ドジャースは2回表にベリンジャーの1号ソロで1点、3回表にシーガーの2号ソロなどで3点を追加し、ブレーブスは3回裏にクリスチャン・パチェが1号ソロを放ったものの、その後は9回裏に2点を返しただけ。試合は両軍の主力選手が途中から次々にベンチへ退く展開となり、ドジャースはクローザーのケンリー・ジャンセンを6回裏に調整登板させる余裕も見せた。

     連勝スタートを切ったブレーブスがまだ2勝1敗でリードしているが、シリーズの行方は全く分からなくなった。

  • 好守連発のレイズが逆転勝利 3連勝で12年ぶりWS進出に王手

    2020.10.14 13:39 Wednesday

    【レイズ5-2アストロズ】@ペトコ・パーク

     レイズの2連勝スタートとなったアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、6回表に一挙5点を奪ったレイズが第3戦も勝利。2008年以来12年ぶり2度目となるワールドシリーズ進出に王手をかけた。レイズはケビン・キアマイアーやハンター・レンフローが好守を連発。一方のアストロズは二塁ホゼ・アルトゥーベの悪送球をきっかけに逆転を許し、守備力の差が明暗を分ける結果となった。

     レイズがライアン・ヤーブロー、アストロズがホゼ・ウルキディの先発で始まった一戦は、アストロズが1回裏一死からアルトゥーベの2号ソロで1点を先制。その後は両軍ともチャンスを作りながらもあと一本が出ず、アストロズが1点をリードしたまま試合は後半に突入した。

     レイズは6回表先頭のランディ・アロサレーナがレフトへのヒットを放って出塁し、次打者ブランドン・ラウの打球は二塁アルトゥーベへのゴロに。ところが、併殺を焦ったアルトゥーベの悪送球により無死一・二塁のチャンスとなり、続くヤンディ・ディアスのヒットで無死満塁。ここでジョーイ・ウェンドルに逆転の2点タイムリーが飛び出し、一死満塁からウィリー・アダメスの押し出し死球、代打レンフローの2点タイムリー二塁打でリードを4点に広げた。

     レイズ先発のヤーブローは6回裏先頭のマイケル・ブラントリーに1号ソロを被弾し、レイズはここから継投に突入。6回裏を2番手のピート・フェアバンクス、7回裏を3番手のジョン・カーティス、8回裏を4番手のライアン・トンプソンと5番手のアーロン・ループ、9回裏を6番手のディエゴ・カスティーヨが無失点に抑え、5対2で逃げ切った。アストロズ打線を2得点に封じた投手陣も見事だったが、好守で投手陣を盛り立てた守備陣の活躍が素晴らしかった。

     勝利投手は6回途中3安打2失点のヤーブロー(1勝0敗)、敗戦投手は6回途中4安打2失点(自責点1)のウルキディで、カスティーヨが2セーブ目を記録。レイズは明日の第4戦に勝利すれば12年ぶりのリーグ優勝が決定する。なお、レイズの筒香嘉智は5試合連続で出場機会がなかった。

  • ブレーブス2連勝 ドジャース怒涛の追い上げ及ばず

    2020.10.14 11:18 Wednesday

    【ブレーブス8-7ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦を制したブレーブスは、8対7で第2戦にも勝利。1995年以来25年ぶりとなるワールドシリーズ制覇に向けて連勝スタートを切った。主砲フレディ・フリーマンは先制弾を含む2安打3打点の活躍。先発の新人右腕イアン・アンダーソンは4イニングを無失点に抑え、ポストシーズンは15回2/3連続無失点となった(球団史上4位)。

     22歳のアンダーソンが先発したブレーブスに対し、ドジャースは背中のけいれんで登板を回避したクレイトン・カーショウに代わって26歳の新人右腕トニー・ゴンソリンがポストシーズン初先発。アンダーソンは1回裏二死一・二塁のピンチを一塁フリーマンの好守で切り抜けると、3回裏二死満塁のピンチも無失点に抑えた。

     4回表、ブレーブスは先頭のロナルド・アクーニャJr.が四球で出塁し、続くフリーマンがライトスタンドに突き刺さる2号先制2ラン。5回表にはゴンソリンと2番手のペドロ・バイエズに猛攻を浴びせ、有望株クリスチャン・パチェのタイムリー二塁打、フリーマンのタイムリー、トラビス・ダーノウの押し出し四球、オジー・アルビーズの犠飛で一挙4点を追加した。

     与四球5と荒れ気味だったアンダーソンが4イニングを投げて降板したブレーブスは、2番手のタイラー・マツェックが2イニングを無失点に抑える好リリーフ。7回表二死一・二塁からダンズビー・スワンソンのタイムリー二塁打でリードを7点に広げ、直後の7回裏にコリー・シーガーの1号3ランで4点差に詰め寄られたが、9回表にアルビーズが2号ソロを放って8点目を奪った。

     5点リードの9回裏は6番手のジョシュ・トムリンがマウンドに上がったが、シーガーのタイムリー二塁打とマックス・マンシーの1号2ランで3失点。2試合連続でアルビーズの本塁打をブルペンでキャッチしたマーク・マランソンが急遽登板し、コディ・ベリンジャーのタイムリー二塁打で1点差に詰め寄られたものの、8対7で辛くも逃げ切った。ブレーブスはポストシーズン初戦から7連勝。これは1976年レッズ、2007年ロッキーズ、2014年ロイヤルズ(8連勝)に次ぐ史上4チーム目の快挙である。

     勝利投手は2回1安打無失点の好リリーフを見せたマツェック(1勝0敗)で、マランソンが1セーブ目を記録。ドジャース先発のゴンソリンは内容自体は悪くなかったものの、ブレーブス打線に効率よく得点を奪われ、5回途中3安打5失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • ブレーブス・ライリーが決勝弾!25年ぶり世界一へ白星スタート

    2020.10.13 12:31 Tuesday

    【ブレーブス5-1ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ブレーブスとドジャースが対戦するナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズが開幕し、今季初めての有観客試合は終盤まで1点を争うロースコアの接戦が繰り広げられた。ブレーブスは1対1の同点で迎えた9回表に9番オースティン・ライリーの勝ち越し弾などで4点を奪い、5対1で勝利。ワイルドカード・シリーズと地区シリーズを無敗で勝ち上がってきたチーム同士の対戦の初戦を制し、1995年以来25年ぶりの世界一に向けて白星スタートを切った。

     ブレーブスが左腕マックス・フリード、ドジャースが右腕ウォーカー・ビューラーの先発で始まった一戦は、1回表一死からフレディ・フリーマンが右中間への1号ソロを放ち、ブレーブスが1点を先制。一方のドジャースも1回裏二死からヒットと四球で一・二塁のチャンスを作ったが、ウィル・スミスが空振り三振に倒れた。

     ドジャースは2回裏にも二死一・二塁のチャンスを迎えたが、ムーキー・ベッツがセンターフライに倒れて無得点。ドジャース先発のビューラーは威力のあるボールを投げながらも制球に苦しみ、毎回のように走者を出したものの、要所を締めてブレーブスに追加点を許さなかった。

     5回裏、ドジャースはこの回先頭のエンリケ・ヘルナンデスが1号ソロをレフトスタンドへ叩き込んで同点。左腕フリード対策としてスタメン起用された伏兵のひと振りで試合を振り出しに戻した。その後、ドジャースは6回途中、ブレーブスは7回から継投に突入。時折ピンチを招きながらも相手に勝ち越し点を与えなかった。

     そして迎えた9回表、ブレーブスはこの回先頭のライリーがドジャース5番手のブレイク・トライネンからセンターへの1号ソロを放ち、勝ち越しに成功。しかし、ブレーブスの攻撃はこの1点では終わらなかった。次打者ロナルド・アクーニャJr.の二塁打から一死三塁のチャンスを作り、マーセル・オズーナが貴重な追加点となるタイムリー。さらにオジー・アルビーズにはダメ押しの1号2ランが飛び出した。

     9回裏はクローザーのマーク・マランソンが無失点に抑え、ブレーブスが5対1で勝利。地区シリーズまでの5試合で4度の完封勝利をマークした投手陣がまたしても安定したピッチングを展開し、大事な初戦を制した。勝利投手はブレーブス3番手のウィル・スミス(1勝0敗)。決勝アーチを浴びたトライネンが敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • マーゴが攻守に躍動!レイズ投手陣がまたも好投して2連勝

    2020.10.13 08:08 Tuesday

    【アストロズ2-4レイズ】@ペトコ・パーク

     レイズが初戦を制して迎えたリーグ優勝決定シリーズ第2戦は、レイズ投手陣が10安打を浴びながらもアストロズ打線を2得点に抑える力投。打線はマニュエル・マーゴとマイク・ズニーノの本塁打で4点を奪い、4対2で勝利して対戦成績を2勝0敗とした。なお、レイズの筒香嘉智は2試合連続のベンチスタートとなり、前日に続いて出場機会がなかった。

     第2戦はアストロズがランス・マカラーズJr.、レイズがチャーリー・モートンの両右腕の先発でスタート。モートンが1回表一死一・三塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜けると、レイズは1回裏に二死からランディ・アロサレーナのヒットと二塁ホゼ・アルトゥーベのエラーで一・二塁のチャンスを作り、マーゴがセンターへ先制の1号3ランを叩き込んだ。

     アストロズは2回表二死二・三塁のチャンスも生かせず、一方のレイズも3回裏無死一・二塁から後続3人が倒れて無得点。アストロズは4回表二死一・二塁のチャンスでも無得点に終わり、試合は3対0とレイズが3点リードのまま前半5イニングを終了した。

     レイズは96球で5イニングを無失点に抑えたモートンに代えて6回表から2番手のピート・フェアバンクスを投入。フェアバンクスは6回表一死からカルロス・コレアに1号ソロを浴びて1点を返されたが、7回表はマーティン・マルドナード、ジョージ・スプリンガー、アルトゥーベを三者連続空振り三振に仕留める圧巻の投球を見せた。

     フェアバンクスの好投に応えるかのように、レイズは7回裏二死からズニーノの1号ソロで貴重な1点を追加。8回表を3番手のアーロン・ループと4番手のライアン・トンプソンが無失点に抑え、9回表に5番手のニック・アンダーソンが1点を失ったものの、4対2で逃げ切った。

     勝利投手は5回5安打無失点のモートン(1勝0敗)、敗戦投手は7回4安打4失点のマカラーズJr.(0勝1敗)で、アンダーソンが1セーブ目を記録。先制弾を放ったマーゴは2回表二死二・三塁の場面でスプリンガーが放ったライトへのファウルフライをスタンドに落下しながらもキャッチする好プレーを見せ、攻守にわたる活躍で勝利の立役者となった。

  • これぞレイズの野球!強力投手陣が1点リード守って先勝

    2020.10.12 12:28 Monday

    【アストロズ1-2レイズ】@ペトコ・パーク

     アメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズが日本時間10月12日に開幕した。その初戦はレイズが5回裏にマイク・ズニーノのタイムリーで勝ち越しに成功。先発のブレイク・スネルが5イニングを1失点に抑えると、4人のリリーバーが無失点リレーで1点のリードを守り、2対1でアストロズに先勝した。打線が勝利に必要な得点を取り、強力投手陣がそのリードを守るという、「これぞレイズの野球」と言うべき試合だった。

     第1戦の先発はアストロズがフランベル・バルデス、レイズがスネルの左腕対決。レイズの筒香嘉智はベンチスタートとなった。1回表、アストロズは一死からホゼ・アルトゥーベが左中間への1号ソロを放ち、幸先よく1点を先制。1回裏、レイズはバルデスの前にわずか11球で三者連続空振り三振に倒れた。

     スネルは4回表に二死満塁のピンチを背負ったが、マーティン・マルドナードをライトライナーに打ち取ってピンチを脱出。すると直後の4回裏、レイズは売り出し中のランディ・アロサレーナがセンター右への1号ソロを放ち、1対1の同点に追い付いた。

     続く5回裏、レイズは先頭のウィリー・アダメスが四球を選んで出塁し、内野ゴロ2つで二死三塁。ここでマイク・ズニーノにタイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功した。レイズはさらに二死一・二塁とチャンスを広げたが、ここはバルデスがアロサレーナを空振り三振に仕留めた。

     レイズはスネルの球数が100球を超えたため6回から継投に入り、6回表は2番手のジョン・カーティスがピンチを招きながらも無失点。7回表は3番手のライアン・トンプソンが三者凡退に抑え、8回表は4番手のアーロン・ループが一死満塁のピンチを招いたが、5番手のディエゴ・カスティーヨがユリ・グリエルを併殺打に仕留めた。

     9回表はカスティーヨが続投し、1点のリードを守り抜いて2対1で試合終了。2008年以来12年ぶりのワールドシリーズ進出に向けてレイズが初戦を制した。勝利投手は5回6安打1失点のスネル(1勝0敗)、敗戦投手は6回4安打2失点のバルデス(0勝1敗)で、1回2/3を無失点に抑えたカスティーヨが1セーブ目を記録。なお、筒香に出場機会はなかった。

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