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  • レッドソックスが6本塁打10得点で快勝 大谷はメジャー初黒星

    2018.4.18 16:30 Wednesday

    【レッドソックス 10-1 エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     最近は打者としての出場が続いていたエンゼルスの大谷翔平は日本時間4月9日のアスレチックス戦以来となる先発マウンドに立った。ここまで2連勝を飾っており順調に二刀流が進んでいることで今回も好投が期待されたが、好調のレッドソックス打線を抑えることはできなかった。

     注目の初回の立ち上がり。最初に迎えるのは1番打者として好成績を残しているムーキー・ベッツとの対戦。大谷は自慢のフォーシームを中心に攻めるが制球に苦しみフルカウントとなった。そして7球目、ストライクを取りに来たフォーシームをベッツに狙い打ちされ、打球は左中間スタンドへと飛び込みいきなり先頭打者弾で失点した。その後も制球が定まらずもこの回を1失点で切りぬけるものの、初回だけで28球を投じる苦いスタートとなった。

     続く2回も1死からジャッキー・ブラッドリーJr.のヒットをきっかけに走者一・二塁のピンチとするとブロック・ホルトに99マイルの直球を打たれ、再び失点。その後は四球もあり満塁とするとアンドリュー・ベニンテンディには犠牲フライを許してこの回だけに2点を失った。なんとか最小失点で2回を投げ切るもこの回を最後にマウンドを降りることになり、結果は66球を投げて4安打3失点2与四球で制球に苦しんだ登板となった。今回の投球は右手中指のマメが影響したようで今後の登板を考えて早めに降板したという。

     大谷が早々と降板したエンゼルスは何とかして彼の負けを消したいところ。しかし打線は相手先発、デービッド・プライスの前に5回まで3安打6奪三振と封じこまれ、チャンスをつくることができない。3回裏にアルバート・プーホルスのタイムリーで1点を返すのがやっとの状態だった。また、大谷からマウンドを引き継いだルーク・バードがブラッドリーJr.、ホルト、ベッツ、そしてラファエル・デバースと4被弾で6失点と大炎上し、投手陣も細かい継投を余儀なくされる展開となっていた。

     レッドソックスはこの日、ベッツが3打数3安打3打点の3本塁打という大活躍もあり打線は15安打10得点の猛攻でエンゼルスに圧勝した。プライス降板後はブライアン・ジョンソン、マーカス・ウォルデンによる無失点リレーでア・リーグチーム打率1位のエンゼルス打線を寄せ付けなかった。これでチームは5連勝となりア・リーグ東地区では2位・ブルージェイズと3ゲーム差をつけて首位を走り続けている。

  • ナショナルズが地区首位のメッツに連勝 4ゲーム差に迫る

    2018.4.18 15:00 Wednesday

    【ナショナルズ5-2メッツ】@シティ・フィールド

     開幕ダッシュを決めた地区首位のメッツを5ゲーム差で追うナショナルズが5対2で3連戦の第2戦を制し、今シリーズの勝ち越しを決めるとともにメッツとのゲーム差を4に縮めた。3回表にブライス・ハーパーの犠牲フライで先制したナショナルズは、4回表にウィルマー・ディフォーとペドロ・セベリーノのタイムリーで2点を追加。5回裏に1点差とされたものの、7回表にライアン・ジマーマンのタイムリーで2点差とし、8回表にも内野ゴロの間に1点を追加して4人のリリーバーによる無失点リレーで逃げ切った。先発のジオ・ゴンザレスは6回途中2失点で今季2勝目をマーク。シティ・フィールドでは通算11勝1敗、防御率1.78と抜群の相性の良さを誇っている。

     試合前にゴンザレスがシティ・フィールドで通算10勝1敗の好成績を残していることを報道陣から伝えられたデーブ・マルティネス監督は「ジオ(・ゴンザレス)が(シティ・フィールドでの通算成績を)11勝1敗にしてくれることを期待している」と話していたが、ゴンザレスは対メッツの相性の良さを発揮し、指揮官の期待に応えてみせた。三者凡退のイニングは一度もなく、決して安定したピッチングではなかったものの、5回裏無死二、三塁のピンチでは犠牲フライと内野ゴロによる2失点にとどめ、リードを死守。メッツに試合の主導権を渡さなかったのは見事だった。

     打線ではリードオフマンのトレイ・ターナーが3安打1四球で4度にわたって出塁し、1盗塁2得点をマークして打線を牽引。2人で3打点を叩き出した7番のディフォーと8番のセベリーノの働きも大きかった。

     ゴンザレスは「早くゲーム差を縮めて(メッツに)追い付きたいんだ」と話していたが、これはチーム全体の共通認識でもある。今季初対決となった本拠地での3連戦では被スイープを喫したものの、敵地での3連戦では最初の2試合に連勝して勝ち越しが決定。明日の最終戦も制してスイープのお返しといきたいところだ。

  • ベティスがまたも好投 ロッキーズ今季初の零封勝利

    2018.4.18 12:30 Wednesday

    【ロッキーズ2-0パイレーツ】@PNCパーク

     雪が舞うPNCパークでロッキーズ先発のチャド・ベティスが見事なピッチングを披露した。今季から本格的に使い始めたチェンジアップを武器にパイレーツ打線を翻弄し、8回途中まで85球を投げて打たれたヒットは5本。2度の併殺などでピンチを未然に防ぎ、得点圏に進めた走者は2人だけだった。「試合前にウォームアップをしていたとき、手がとても冷えていたから少し心配だったんだ」とベティスは今日の登板を振り返ったが、そんな不安を微塵も感じさせない堂々たるピッチングで今季3勝目(0敗)をマークした。

     パイレーツ先発のトレバー・ウィリアムスは開幕3連勝中と好調で、この日も6回2失点と安定したピッチングを披露したが、ベティスはその上を行った。「一番良かったのはチェンジアップだよ」と本人が話したように、チェンジアップが非常に効果的で、5安打と2四球で計7人の走者を出しながらも、複数の走者を許したイニングは一度もなし。8回裏先頭のジョーディ・マーサーに二塁打を浴び、一死三塁となったところでブライアン・ショウのリリーフを仰いだが、ピンチすらほとんど作らない見事なピッチングで今季の防御率を1.44とした。

     打線は初回に一死一、三塁のチャンスを作り、カルロス・ゴンザレスの内野ゴロの間に先制。4回表にはライアン・マクマーンのタイムリーでリードを2点に広げた。その後は打線がつながらず、追加点を奪うことはできなかったものの、今日のベティスにはこの2点があれば十分だった。

     8回裏にベティスが残した一死三塁のピンチは、ショウがショーン・ロドリゲス、ジェイク・マギーがグレゴリー・ポランコを抑えて無失点。最終回はクローザーのウェイド・デービスが登板し、パイレーツの中軸を三者凡退に抑えて今季8セーブ目をマークした。

     ロッキーズのバド・ブラック監督は「良い当たりはほとんどなかったね。素晴らしいピッチングをしてくれたよ」とベティスの好投を絶賛。ロッキーズはこれで3連勝となり、直近6試合で5勝と好調。チャーリー・ブラックモン、ノーラン・アレナードらを擁する打線は以前から強力であり、投手陣がこのまま好調を維持するようなら、今後さらに白星は増えていきそうだ。

  • マルティネスが先制弾 5回2失点のリリアーノが今季2勝目

    2018.4.18 11:30 Wednesday

    【オリオールズ2-4タイガース】@コメリカ・パーク

     寒さと強風という悪条件のなかで行われたオリオールズ対タイガースの3連戦の初戦は、投打のベテラン選手が奮起したタイガースが4対2で勝利を収めた。打っては「5番・DH」で先発出場した39歳のビクトル・マルティネスが2回裏に1号先制ツーランを放つなど、3安打2打点の活躍を見せ、投げては34歳のフランシスコ・リリアーノが今季最多の7奪三振を記録するなど、5回2失点の力投。タイガースは2対2の同点で迎えた5回裏にジャイマー・キャンデラリオのタイムリー三塁打で勝ち越しに成功し、6回からは4人のリリーバーによる継投で逃げ切った。

     悪天候による試合中があり、4日ぶりの試合となったタイガースだが、選手たちの試合勘は鈍っていなかった。2回裏、先頭のニコラス・カステヤーノスが四球を選んで出塁し、続くマルティネスが2球目のフォーシームを捉えて左中間への先制ツーラン。同点に追い付かれた直後の5回裏には、一死からレオニス・マーティンがバントヒットで出塁し、キャンデラリオのタイムリー三塁打で勝ち越した。8回裏にはオリオールズ3番手のマイケル・ギブンズを攻め、二死二、三塁のチャンスを作って暴投の間に三塁走者のビクトル・レイエスがホームイン。試合終盤でリードを2点に広げる貴重な追加点となった。

     先発のリリアーノは初回に2安打を浴びたものの、ダニー・バレンシアを空振り三振に抑えてピンチを凌ぎ、その後も走者を背負いながら大崩れしないピッチングで5回2失点の力投。5回裏に味方打線が勝ち越してくれたため、今季2勝目を手にすることができた。6回からはバック・ファーマー、ダニエル・スタンプ、ジョー・ヒメネスとつなぎ、最後はクローザーのシェーン・グリーンがオリオールズ打線を三者凡退に抑えて今季3セーブ目をマーク。危なげのない試合運びで3連戦の初戦を制した。敗れたオリオールズは先発のアンドリュー・キャッシュナーが6回3失点と試合を作ったものの、打線がタイガース投手陣を攻略できなかった。

  • 好投の柳をケンプ、グランダルの一発で援護 ドジャース大勝

    2018.4.17 18:30 Tuesday

    【ドジャース10-3パドレス】@ペトコ・パーク

     大黒柱クレイトン・カーショウの好投で連敗を3で止めたドジャースは、日本時間4月17日のパドレス戦に柳賢振(リュ・ヒョンジン)が先発。カーショウのような相手打者を圧倒するピッチングではなかったものの、制球よく丁寧にコースを突くピッチングでパドレス打線を翻弄し、6回93球を投げて被安打3、奪三振9、無四球、無失点と安定したパフォーマンスを披露した。打線は3回表にマット・ケンプの2号スリーラン、9回表にはヤスマニ・グランダルの3号グランドスラムが飛び出し、今季最多の10得点。今季2度目の2連勝を飾った。

     試合後、柳は「良いピッチングができたと思います」と自身の投球を振り返った。「私は常に『自分は力で打者を抑えることはできない』と言っています。だからこそ、コマンドがとても重要なのです。良いピッチングをして勝利に貢献できたので良かったです」と柳が語ったように、柳は相手打者を圧倒するようなスピードボールや変化球を持っているわけではない。無四球という結果が示しているように、安定した制球力で丁寧なピッチングを心掛けたことが6回2失点という好投につながったと言えるだろう。

     ドジャース打線は2回表にグランダルのタイムリー二塁打で先制。直後の2回裏にクリスチャン・ビヤヌエバの6号ツーランで逆転を許したものの、続く3回表にエンリケ・ヘルナンデスのタイムリーやケンプの2号スリーランなど一挙5得点で再逆転に成功した。6対2と4点リードで迎えた9回表にはパドレス5番手の牧田和久を攻め、二死満塁からグランダルが3号グランドスラム。9回裏にスコット・アレクサンダーが1点を失ったものの、大勢に影響はなく、ドジャースが10対3で大勝した。

     柳は6回1安打8奪三振無失点で今季初勝利をマークした前回登板に続く好投で自身2連勝。「2試合連続で8個以上の三振を奪うことができているのは、コマンドがしっかりしていることの表れだと思います」と自身の投球に手応えを感じており、2年連続で14勝をマークした2013~2014年の輝きを取り戻しつつある。地区6連覇に向けて苦しいスタートとなったドジャースだが、柳の完全復活がチームにとって明るい材料であることは間違いない。

  • パクストンがカイケルとの投手戦を制しマリナーズ2位浮上

    2018.4.17 17:00 Tuesday

    【アストロズ1-2マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     マリナーズの躍進に欠かせない男がようやく今季初勝利をマークした。過去2先発でいずれも2失点と試合を作りながらも白星に恵まれていなかったジェームス・パクストンが、日本時間4月17日のアストロズ戦に先発。初回にジョージ・スプリンガーに先頭打者アーチを浴びたものの、気落ちすることなくすぐに頭を切り替え、6回3安打1失点の快投を披露した。マリナーズ打線はアストロズ先発のダラス・カイケルから2点をもぎ取り、7回以降はニック・ビンセント、フアン・ニカシオ、エドウィン・ディアスの必勝リレーでアストロズの反撃をシャットアウト。今季成績を9勝5敗としたマリナーズは、3連敗で10勝7敗となったアストロズをかわし、ア・リーグ西部地区の2位に浮上した。

     スプリンガーの先頭打者アーチで出鼻を挫かれる形となったパクストンは「ヒット1本やホームラン1本を打たれたからといって降板させられるわけではない。次の投球に集中したよ」とすぐに気持ちを切り替え、強打のアストロズ打線に立ち向かっていった。スプリンガーに被弾した以降は単打を2本許しただけ。四球を3つ与えたため、毎回のように走者を背負うピッチングとなってしまったものの、本来の力強いピッチングでアストロズ打線に追加点を許さなかった。

     好投するパクストンを援護したい打線は、アストロズ先発のカイケルをなかなか攻略できなかったものの、4回裏にネルソン・クルーズの戦列復帰後初となる一発で同点に追い付き、6回裏にはデービッド・フレイタスとディー・ゴードンの2者連続二塁打で勝ち越しに成功。最後はクローザーのディアスが締めくくり、リーグ最多の7セーブ目をマークした。

     「僕たちは良い戦いを続けている。戦力も整いつつあるしね」とゴードンが語ったように、マリナーズは正捕手のマイク・ズニーノや新戦力のライオン・ヒーリーを欠きながらの戦いを強いられるなかで9勝5敗と上々のスタートを切った。彼らが復帰して戦力が完全に揃ったとき、マリナーズはさらなる快進撃を見せてくれるかもしれない。今季こそ2001年以来となるポストシーズン進出を期待しても良さそうだ。

  • 主力選手を欠くパドレス打線が猛攻 1番・ピレラが3安打3打点

    2018.4.16 16:30 Monday

    【ジャイアンツ1-10パドレス】@ペトコ・パーク

     開幕戦の1番~3番打者(マニュエル・マーゴ、ウィル・マイヤーズ、エリック・ホズマー)を欠いたパドレス打線が、先発のタイラー・ビーディをはじめとしたジャイアンツ投手陣に11安打10得点の猛攻を浴びせ、パドレスは10対1で大勝。初戦を落としたあとの3連勝で、ジャイアンツ4連戦を3勝1敗と勝ち越した。

     アンディ・グリーン監督が「我々には厚い選手層があるんだ」と語ったように、この日のパドレス打線は主力選手の不在を感じさせない攻撃を見せた。マーゴとマイヤーズが故障者リスト入りし、ホズマーが背中の痛みで欠場するなか、「1番・ライト」で起用されたホゼ・ピレラはサイクルヒットまであと本塁打だけという3安打3打点の活躍。「3番・センター」に抜擢された23歳のフランチー・コルデロは2安打1打点、「4番・三塁」のクリスチャン・ビヤヌエバは5号ソロを含む2安打3打点をマークした。

     グリーンによると、ビヤヌエバは日本時間4月4日に3本塁打を放つ活躍を見せたあと、どんなボールにも手を出すフリースインガーと化していたという。それが影響して打撃を崩し、一時は打率が.212まで低下したものの、ここにきてボールを選べるようになり、打率は.293まで回復。グリーンは「彼が落ち着いてきたのは良い傾向だ。彼は打てる選手なんだ。あとは我慢を覚えるだけだよ」とビヤヌエバのさらなる成長に期待を寄せる。

     リードオフマンとして打線を牽引したピレラは「チームのベストヒッターであるホズマーがいない。素晴らしい選手であるマイヤーズがいない。リードオフマンであるマーゴがいない。それでも勝てたんだから、このチームの選手層は素晴らしいよね」とグリーン同様に、自軍の選手層に自信を見せる。

     先発した新人左腕のジョーイ・ルーケシーは6回1失点の好投で2勝目をマーク。防御率1.66と新人らしからぬ活躍を続けている。明日からはドジャースとの3連戦。ドジャースより高い勝率で直接対決を迎えるのは2013年以来5年ぶりのことだという。地区王者との対戦でも、自慢の選手層を生かした戦いに期待したい。

  • 若手野手の活躍でフィリーズが6連勝 直近9試合で8勝の快進撃

    2018.4.16 12:30 Monday

    【フィリーズ10-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     5連勝中と勢いに乗るフィリーズは、「ジャッキー・ロビンソン・デー」に行われた敵地でのレイズ3連戦の最終戦にも10対4で快勝。先発のベン・ライブリーは4回3失点と先発の役割を果たすことができなかったものの、多少のビハインドであれば跳ね返せるだけの勢いが今のフィリーズにはある。3回表に逆転の3点タイムリー二塁打を放った新人スコット・キンガリーを筆頭に、27歳以下の5選手がチームの全10打点を叩き出す活躍。若手野手の活躍がチームの快進撃を支えている。

     「僕たちは楽しみながらプレイしているよ。何点かリードしていても、何点かリードされていても、僕たちはポジティブに戦うことができている。これは大きなことだと思うんだ。今は勢いに乗っているし、楽しいよ」と逆転打を放ったキンガリーは現在のチーム状態について語る。6試合連続安打を記録し、同期間に11打点を叩き出している自身の活躍はもちろんのこと、この試合では25歳のリーズ・ホスキンスとマイケル・フランコがそれぞれ1打点と2打点、27歳のセザー・ヘルナンデスとアーロン・アルテールがそれぞれ1打点と3打点をマークし、チームの全10打点を27歳以下の若手野手が記録。彼らが競い合いながら好成績を残していることが、チームの好成績につながっている。

     ゲーブ・キャプラー監督は「ビッグイニングを作ることは試合に勝つうえでとても重要だ」と語り、3回表に4点、8回表に5点を挙げた打線の働きを高く評価。直近9試合で8勝1敗と好調のフィリーズだが、同期間に65得点(1試合平均7.2得点)をマークしている打線の働きがチームの快進撃を支えていることは間違いない。キンガリーは「チーム全体で相手投手に球数を投げさせて、攻略することができている」と各打者が「打線」として機能していることに手応えを感じているようだ。

     キンガリーやホスキンスを筆頭に、有望な若手選手を多く抱えているフィリーズ。彼らが実戦経験を積みながら順調に成長していけば、今季のメジャーリーグにサプライズを起こすことも決して不可能ではないはずだ。

  • ジャッキー・ロビンソン・デー 悪天候により6試合が中止に

    2018.4.16 11:00 Monday

     現地時間4月15日の今日は、有色人種排除の方針が確立されていたメジャーリーグにおいて1900年以降初の黒人選手として1947年4月15日にメジャーデビューを果たしたジャッキー・ロビンソンの功績を称えて制定された「ジャッキー・ロビンソン・デー」である。年に1度、選手・監督・コーチ全員が背番号「42」を着用して試合に臨む記念すべき日だが、アメリカ中西部を襲った低温と悪天候により、予定されていた16試合のうちヤンキース対タイガースのダブルヘッダーを含む6試合が中止となってしまった。

     今季のメジャーリーグは開幕から降雨や降雪による試合中止が目立っており、記念すべき「ジャッキー・ロビンソン・デー」もその流れを免れることはできなかった。タイガースの本拠地コメリカ・パーク(デトロイト)で予定されていたヤンキース対タイガースのダブルヘッダーは、吹雪により中止が決定。日本時間6月5日にダブルヘッダーで行われることが決定した。

     インディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールド(クリーブランド)で行われる予定だったインディアンス対ブルージェイズの試合は、悪天候により2日連続で中止となった。両試合とも日本時間5月4日にダブルヘッダーで行われることが決定している。なお、インディアンスは日本時間4月18日からプエルトリコのサンフアンでツインズと2連戦を戦う予定となっている。

     ツインズの本拠地ターゲット・フィールド(ミネアポリス)で行われる予定だったホワイトソックス対ツインズの試合は、現地時間月曜の朝まで吹雪が止まないとの予報が出ているため、中止が決定。今回の4連戦のうち、予定通りに行われたのは初戦だけだった。中止となった3試合の開催日は現在調整中となっている。

     ロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアム(カンザスシティ)でのエンゼルス対ロイヤルズの試合では、エンゼルスの大谷翔平が先発予定だったが、低温により中止が決定。日本時間6月26日に延期されることになった。エンゼルスのマイク・ソーシア監督は大谷を日本時間4月18日のレッドソックス戦に先発させることを発表。2012年サイ・ヤング賞左腕のデービッド・プライスとの対戦が予定されている。

     カブスの本拠地リグリー・フィールド(シカゴ)で行われる予定だったブレーブス対カブスの試合も低温と降雨により中止となった。この試合は日本時間5月15日への延期が決定。前日には気温3度のなかで試合が行われたが、これは同球場では4年ぶりの寒さだったという。

     中止となった試合は、翌日以降の移動日や休養日に延期されており、該当の球団はシーズン中の休養日が減少することになる。シーズン序盤の悪天候が、今後の各チームの戦いに大きな影響を与えることになるかもしれない。

  • カブス打線が終盤に爆発 5点差の劣勢も一挙9得点で大逆転勝利

    2018.4.15 09:30 Sunday

    【ブレーブス 10-14 カブス】@リグリー・フィールド

     前日の試合でカブスはブレーブス相手にダルビッシュ有を先発させるも試合をつくることができずに敗れた。雪辱を果たしたいチームとしてはホームで連敗する訳にはいかない。日本時間4月15日の試合でも前日同様に序盤から苦しい展開になるも終盤での大逆転劇が待っていた。

     カブスの先発はローテーション通り、ホゼ・キンターナ。前回登板のブリュワーズ戦では6回無失点で今季初勝利を挙げており良いイメージで今回の登板を迎えた。しかし、この日はあいにくの雨模様で立ち上がりから制球が定まらず、試合開始早々にオジー・アルビーズに先頭打者弾を浴びてしまう。初回こそこの1点のみで乗り切るものの、なかなか投球が安定せず、2回には2死二塁から再びアルビーズと対戦し、この打席ではタイムリーツーベースを打たれるなど一挙に3失点。最終的には3回途中7失点と先発として試合をつくることができずに無念の降板となった。既に4回の攻防を終えたときにはカブスは2対10と大量リードを許し、敗戦ムード濃厚の状態に陥っていた。しかし2番手、エディ・バトラーらのロングリリーフが実を結び、終盤の打線の活性化に繋がっていく。

     7回までに5対10と追い上げをみせたカブスは8回裏、ついに打線が目覚める。先頭打者のジェイソン・ヘイワードが死球で出塁したのをきっかけに2死満塁のチャンスをつくるとウィルソン・コントレラスのタイムリーで1点を返すとブレーブスのリリーフ陣の制球が定まらず2者連続押し出しや暴投などで一挙に9得点を挙げて8回の攻防終了時には14対10とカブスが逆転に成功していた。最終回はブランドン・モローが無失点で締めて試合終了。スコアは14対10、両軍合わせて25安打24得点の打撃戦となっていた。

     一方で大逆転負けを喫したブレーブスはアルビーズとダンズビー・スワンソンの若手コンビが猛打賞、クリーンナップのフレディ・フリーマンやカート・スズキらも打撃好調で勝利目前となったものの、投手陣が総崩れで惜しい敗戦となった。

  • ナショナルズ・シャーザーが7回無失点と圧巻の投球で今季3勝目

    2018.4.15 09:00 Sunday

    【ロッキーズ 2-6 ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     昨年地区優勝を果たしたナショナルズは開幕14戦で6勝8敗と勢いに乗り切れていないが、チームを勇気づけるのはエースの活躍が不可欠だ。ナショナルズのエースといえば球界を代表する投手の1人であるマックス・シャーザー。彼は日本時間4月15日に行われたロッキーズ戦で圧巻の投球をみせて勝利に貢献した。

     シャーザーは前回登板となったブレーブス戦で2安打10奪三振の完封勝利でシーズン2勝目を飾っており好調を維持している。迎えた今回のロッキーズ戦では初回に1死一塁からチャーリー・ブラックモンに出会い頭の一発を浴びて2点を失うスタートなるもここからがエースと言われる理由の1つ、驚異の修正能力を発揮した。被弾後はカルロス・ゴンザレス、イアン・デズモンドを2者連続三振に抑えてこの回を最小失点で乗り切る。続く2回には前の回から5者連続三振を記録し、7回を投げ切ったところで降板するまで許した安打は初回の本塁打のみで7回1安打11奪三振無失点と強打のロッキーズ打線を退けた。

     エースの好投に応えたい打線も序盤は相手先発、ジョン・グレイの前に無得点に抑えられるもチャンスを迎えたのは4回裏の攻撃。2死からシャーザーとバッテリーを組むマット・ウィータースが今季1号本塁打を放ち1点を返す。そして6回裏には先頭打者のウィルマー・ディフォのヒットをきっかけに1死二・三塁と走者を溜めると前打席で一発を放ったウィータースのタイムリーなどで5対2と逆転に成功した。次の回にもダメ押しの1点を追加したナショナルズはシャーザー降板後はライアン・マドソン、ショーン・ドゥーリトルの勝利の方程式で6対2と快勝した。

     一方のロッキーズはエースのグレイの先発やブラックモンの先制2ランと序盤は有利に試合を進めるも終わってみれば打線はわずかに2安打のみで精彩を欠いた。グレイは6回途中5失点で今季3敗目を喫した。ここまでわずか1勝と勝てていないがチームが浮上するためには彼の好投が必要不可欠だろう。

  • ドジャースの追撃及ばずDバックスが西地区10勝一番乗り

    2018.4.14 17:30 Saturday

    【ダイヤモンドバックス 8-7 ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     昨年、世界一まであと一歩というところまで進んだドジャースは日本時間4月13日時点で4勝7敗となかなか調子が上がってこない。特に初回に点数を取られた場合は負けている傾向にあり、先発投手としてはこの流れを断ち切りたいところ。この重要な役割を担ったのは前田健太だったが、序盤から制球乱れを露呈し不安定な投球となってしまった。

     初回の前田の立ち上がりは先頭打者のデービッド・ペラルタに四球を与えると1死一・二塁のピンチを迎える。そして迎えたダニエル・デスカルソにタイムリーを打たれていきなり1点を失う。2回は3者凡退に抑えて立ち直ったかに見えたが、3回の投球ではこの回の先頭打者、ザック・グレインキーへの四球をきっかけに自らの悪送球も重なって無死満塁とピンチを広げた。その後のデスカルソの打席では2回の暴投と犠牲フライを打たれて3失点、勢いに乗ったダイヤモンドバックス打線を止めることができずにジャロッド・ダイソンにタイムリーツーベースを打たれたところで前田はマウンドを降りた。結果は3回途中5安打5失点、制球に苦しみ試合をつくることはできなかった。

     悪い流れを止めたいドジャース打線は初回、クリス・テイラーが先頭打者弾で1点を返すもグレインキーの前に6回まで2得点のみだったが、2対7で迎えた7回の攻撃で1死二・三塁と攻め立てる。その後はテイラーとコリー・シーガーの1、2番コンビの連続タイムリーなどで5対7と2点差に追い上げた。終盤から驚異的な追い上げをみせるドジャースに対してダイヤモンドバックスは8回表、ニック・アーメッドの一発で8対5と3点差にするが、その裏に代打、チェイス・アトリーのタイムリーで7対8と接戦となった。

     最終回にはダイヤモンドバックスの守護神、ブラッド・ボックスバーガーが抑えて試合終了。両軍合わせて21安打が飛び出す打撃戦は1点差でダイヤモンドバックスが逃げ切る形となった。先発、グレインキーは7回途中4失点も今季初勝利を挙げ、一方で前田も5失点で初黒星となり明暗が分かれた。これでダイヤモンドバックスはナ・リーグ西地区首位をキープし同地区で10勝一番乗りとなった。

  • ブレーブスがタッカーの3ランでカブス・ダルビッシュを撃破

    2018.4.14 16:30 Saturday

    【ブレーブス 4-0 カブス】@リグリー・フィールド

     今季からカブスに移籍したダルビッシュ有は2016年以来となるチームの世界一に向けて必要不可欠な存在として大きな期待がかけられている。しかし、開幕してから2試合でまだ勝ち星はついていない。日本時間4月14日に行われたブル―ブス戦で初勝利を目指すも途中から突如として崩れ、3度目の正直とはならなかった。

     ダルビッシュの初回の投球は簡単に2死をとったものの、3番打者のフレディ・フリーマンのヒットをきっかけに走者一・二塁のピンチを迎えるもカート・スズキをセカンドライナーに抑えて無失点で切り抜けた。それでも2回の投球では自らのけん制悪送球もあり、2死満塁と試練のときが続く。迎えたオジー・アルビーズを内野ゴロに仕留めるも立ち上がりは不安定な投球。そして4回までは無失点投球を続けるも5回にアルビーズにツーベースを浴びてからボークで三塁まで進塁を許す。制球に苦しみダルビッシュは暴投で失点するとさらに走者を二・三塁としてプレストン・タッカーに3ランを浴びてこの回のみで4点を失った。結局、5回もたず9安打4失点で早々にマウンドを降りることになった。

     一方のカブス打線も相手先発、アーロン・サンチェスの前に6回までわずか3安打に封じ込まれ、3回裏に迎えた2死満塁のチャンスもウィルソン・コントレラスがモノにすることができずに沈黙となった。カブス打線を抑えたサンチェスは開幕前に一時、ツインズに在籍するも慌ただしくブレーブスに移籍した経歴をもつ投手でこの日は6回6奪三振無失点と移籍後初勝利を掴んだ。

     ブレーブス打線も5回表にダルビッシュを打ち込んだ後は得点こそできなかったものの、終わってみれば2桁12安打を記録。3ランを放ったタッカーはこの日、4打数2安打3打点と結果を残した。今回の勝利でブレーブスは連勝、一方のカブスはホームで1勝3敗となり苦しい戦いが続いている。

  • 今季初先発・トロピアーノ好投 打線も15安打でエンゼルス5連勝

    2018.4.13 14:00 Friday

    【エンゼルス 7-1 ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     現在、ア・リーグ西地区首位を走るエンゼルスは大谷翔平の加入もあり日本時間4月12日時点で4連勝と波に乗っている。大谷をはじめ、イアン・キンズラーやザック・コザートといった新戦力が活躍し、チームに好影響を与えている。本日から始まったロイヤルズ戦でもチームの勢いが止まることはなかった。

     エンゼルスにとって嬉しいニュースの1つに故障者リスト入りしていたキンズラーが戦列復帰し「1番・二塁」でのスタメン出場が挙げられる。そのキンズラーは復帰第1打席で相手先発、イアン・ケネディからあいさつ代わりの先頭打者本塁打を放ってエンゼルスに先制点をもたらした。一方で打線好調ではあるものの、先発投手陣のやりくりに苦労しているエンゼルスはこの日の先発マウンドに3Aから昇格してきたばかりの右腕、ニック・トロピアーノを送った。約2年ぶりの登板ということもあり緊張していたのか初回は1死一・二塁のピンチを迎えるもルーカス・デューダを併殺に抑えて無失点スタートを切った。

     トロピアーノが好投を続ける中、大谷はこの日「8番・DH」としてスタメン出場。2回表の最初の打席はケネディの投球の前に見逃し三振に倒れ、4回表の第2打席ではレフトフライと通算92勝右腕に苦戦を強いられていた。キンズラーの本塁打後は両軍ともに点が取れていなかったが、試合が動いたのは7回表のエンゼルスの攻撃時だった。1死からマイク・トラウトの出塁をきっかけに2死二・三塁のチャンスをつくるとコール・カルフーンが2点タイムリーを放ち3対0とリードを広げた。

     その後も走者を溜めて満塁としたところでロイヤルズは3番手、ブランドン・マウアーに交代。そして打席には大谷が立った。追い込まれながらもカウント1-2からの4球目のフォーシームをライト方向へと運ぶと打球は外野の間を抜けて大谷は一気に三塁へと到達しメジャー初の三塁打、走者一掃の3点タイムリーと結果を残した。7回の攻撃で一挙5点を奪ったエンゼルスは次の回にもトラウトの本塁打でさらにロイヤルズを突き放し、7対1で試合を決めた。

     一方のロイヤルズはケネディが初回に被弾後も6回まで投げ切り先発としての役割を果たしたが、打線も7回裏に2死一・二塁とトロピアーノを追い詰めるも後続が続かず、8回裏にデューダのタイムリーで1点を返すのがやっとだった。9安打を放つも好調エンゼルスの勢いを止めることができずに本拠地で痛い敗戦となってしまった。

  • 昨季30本塁打のレイノルズがナショナルズとマイナー契約へ

    2018.4.13 10:30 Friday

     日本時間4月13日、ナショナルズがマーク・レイノルズとマイナー契約を結ぶことで合意に達したことが明らかになった。まだ球団からの正式な発表はなく、身体検査を経て正式に契約が発表される見込みとなっている。

     昨季のレイノルズはロッキーズの正一塁手として148試合に出場し、打率.267、30本塁打、97打点、OPS.839をマーク。出場試合数はオリオールズ時代の2011年(155試合に出場)以来の多さであり、シーズン30本塁打を記録したのも同じく2011年(37本塁打)以来だった。リーグ4位の175三振と相変わらず三振は多かったが、97打点はダイヤモンドバックス時代の2008年に並ぶ自己2位タイの数字。30代中盤に突入し、近年は自慢の長打力に陰りが見え始めていたものの、昨季は自己ベストに近い成績をマークして実力健在を印象付けた。

     ところが、シーズン終了後にフリーエージェントとなると、なかなか買い手が見つからず、無所属のままシーズン開幕を迎えることに。各球団がレイノルズとの契約を躊躇するのには理由があり、昨季のレイノルズは「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドで打率.294、21本塁打、OPS.978をマークした一方、アウェイでは打率.242、9本塁打、OPS.703という平凡な成績に終わっているのである。また、レイノルズがレギュラーとしての起用を要求しているとの報道もあり、シーズンが開幕して2週間が経過したこのタイミングまで契約を得ることができなかった。

     ナショナルズにはすでにライアン・ジマーマンとマット・アダムスという2人の一塁手がおり、レイノルズは故障者発生などのアクシデントに備えてマイナーで待機することになると見られる。ただし、レイノルズは二塁、三塁、外野の両翼での出場経験もあるため、これらのポジションの控えとしてメジャーに呼ばれる可能性もゼロではない。なお、レイノルズは2003年から2004年にかけてバージニア大学でジマーマンとチームメイトだった過去があり、レイノルズがメジャー昇格を果たせば、両者は14年ぶりに同じチームでプレイすることになる。

  • アスレチックス打線爆発! 21安打16得点の猛攻で大勝

    2018.4.12 18:00 Thursday

    【アスレチックス16-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     開幕からなかなか調子が上がらず、日本時間4月9日の試合が終了した時点で打率1割台の不振に喘いでいたクリス・デービス(アスレチックス)は、日本時間4月11日のドジャース戦の最後の2打席でいずれもヒットを放ち、復調のきっかけをつかんだと感じていたという。「(今日は今までと)違う僕を見られると思うよ」というデービスの言葉通り、デービスは初回の第1打席で初球をライトスタンドへ叩き込み、その後も快音を響かせて1本塁打を含む3安打2打点の活躍を見せた。デービスの活躍に触発されるかのようにその他の打者も快音を連発し、終わってみれば21安打16得点の猛攻でドジャース投手陣を粉砕した。

     アスレチックスは初回にデービスの2号ツーランで2点を先制すると、4回表には4本のタイムリーが飛び出して5点を追加し、ドジャース先発のアレックス・ウッドを4回途中7失点でノックアウト。その後、ドジャースの反撃に遭い、6回裏には9対4と5点差に迫られたものの、トレイス・トンプソンがヤシエル・プイーグの本塁打性の当たりを好捕するファインプレイを見せ、試合の流れを再び引き寄せた。

     7回表にマーカス・セミエンのタイムリーで1点、8回表にマット・チャップマンの4号ツーランで2点を追加し、9回表にはジェッド・ラウリーの3号スリーランなどでトドメの4得点。6回以降の4イニングだけでドジャースの3投手から9点を奪い、16対6で大勝した。

     デービスは「ずっと僕たちのペースで試合を進めることができた。パーティーみたいな感じだったね」と試合を振り返り、「これを続けていきたい」と今後に向けての意気込みを口にした。また、ボブ・メルビン監督は「大きなヒットがたくさんあった。不振に苦しんでいた選手が好投手から打てたのは大きいよ。21本もヒットが出るとは予想できなかったけどね」と予想外の大勝にニヤリ。「打線はチームの強みになると思う。層が厚くてどこからでも点が取れるからね」と誇らしげに話していた。

  • カブスが16安打13得点の猛攻で今季本拠地初勝利

    2018.4.12 13:30 Thursday

    【パイレーツ 5-13 カブス】@リグリー・フィールド

     ナ・リーグ中地区首位攻防戦は第2ラウンドを迎え、前日に惜敗したカブスがこの日は16安打13得点の猛打でパイレーツを圧倒した。試合序盤は乱打戦が展開され、流れがどちらに傾いてもおかしくない状態もパイレーツの隙をついたカブスが勢いに乗り、終わってみれば大勝となっていた。

     この日は前回登板で今季初勝利を飾ったジョン・レスターとここまで2勝無敗のスティーブン・ブロールトの投げ合いで始まった。初回こそ両者は無失点の立ち上がりをみせると2回には打撃戦の幕が開けた。まず2回表のパイレーツの攻撃では1死からデービッド・フリーズのセンター前ヒットをきっかけに走者一・二塁のチャンスをつくる。ここで打席に立ったのはショーン・ロドリゲスでレスターのシンカーを仕留めて3ランで先制した。3点を失ったカブスも負けていられない。その裏、先頭打者のベン・ゾブリストが出塁するとブロールトを攻めて無死満塁とするとまずは暴投で1点を返す。そして打席に立っていたハビアー・バイエズの3ランで一気に試合をひっくり返した。逆転を許したパイレーツも5回表に1点を返して4対4の同点のまま試合は中盤を迎えた。

     レスター、ブロールトの両者はともに5回4失点でマウンドを降りリリーフに後を託して降板。そしてこの投手交代から試合が動き出す。6回裏のカブスの攻撃では2番手、タイラー・グラスナウと対決。先頭打者のバイエズが振り逃げで出塁し、三盗も決めて1死三塁と勝ち越しのチャンスをつくった。その後は代打のトミー・ラステラのフィルダースチョイスの間に1点を勝ち越すとクリス・ブライアントのタイムリーツーベースなどでこの回で4得点し、試合の流れを呼び込んだ。続く7回裏にはイアン・ハップの一発などでさらに4点、8回裏はバイエズのこの日2本目の本塁打でチームは合計13得点となった。

     同点に追いついたパイレーツはフリーズの一発で1点を返すのがやっとであり、先制しながらも試合は打線は8安打5得点に封じこまれた。グラスナウが失点してからも後続の投手陣がカブス打線の勢いを止めることができなかった。しかし、今シリーズの対戦成績は1勝1敗となり明日で勝ち越しが決まる。予告先発はパイレーツがトレバー・ウィリアムズ、一方のカブスはカイル・ヘンドリックスと発表されている。

  • パクストンが6回10奪三振の力投 8回にシーガーが決勝弾

    2018.4.12 12:00 Thursday

    【マリナーズ4-2ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     鷹が現れ、雪が降り、寒波に襲われたマリナーズのロード8試合(うち1試合は中止)は、ロイヤルズ3連戦の最終戦となった日本時間4月12日の試合に4対2で勝利し、4勝3敗の勝ち越しで終了した。先発のジェームス・パクストンは4回裏にパウロ・オーランドに同点2点タイムリー二塁打を浴びたものの、6イニングを投げて10三振を奪う力投。初回に犠牲フライで先制点を叩き出したカイル・シーガーは、2対2の同点で迎えた8回表に2号ツーランを放ち、この一発が決勝点となった。

     「長いロード遠征だった。良いロード遠征だった。寒いロード遠征だった」とスコット・サービス監督はサンフランシスコ、ミネソタ、カンザスシティで7試合を戦った9日間にわたるロード遠征を振り返った。ネルソン・クルーズ、マイク・ズニーノ、ライオン・ヒーリーといった主力野手を故障で欠きながらも、ロード7試合を4勝3敗で乗り切り、サービスは「良い形でホームに戻れるね」と満足げ。日本時間4月14日からはホーム7連戦から始まる17連戦がスタートするが、特に最初の10試合は同地区球団との対戦が組まれており、シーズン序盤の大きな山場となりそうだ。

     決勝弾を含む3打点を叩き出したシーガーは「今、チームは良い感じで戦うことができている。本当は故障者が戻ってくるまで日程をスキップできるといいんだけどね。でも、彼らがいないなかで勝利を手にする方法を見つけることができている。彼らなしで試合に勝つことができているのは素晴らしいことだよ」とチームの戦いぶりに手応えを感じている。主砲のクルーズや正捕手のズニーノが復帰すれば、さらに安定感のある戦いができるはずだ。

     故障者が続出するなか、開幕10試合で6勝4敗は悪くないスタートと言えるだろう。新戦力のディー・ゴードンがリードオフマンとして機能し、ロビンソン・カノーも打率4割超と好調を維持。故障者が復帰して役者が揃ったあとの戦いが楽しみだ。

  • 2本塁打などで3点先行のブリュワーズが1点差で逃げ切り

    2018.4.12 11:00 Thursday

    【ブリュワーズ3-2カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     1勝1敗で迎えた3連戦の最終戦は、エルナン・ペレスとエリック・テームズのソロ本塁打などで5回までに3点を先行したブリュワーズが、カージナルスの反撃を2点に留めて1点差で逃げ切りに成功。先週の3連戦で負け越したリベンジを果たし、シーズン成績を7勝6敗として白星を先行させた。

     ブリュワーズにとって決して楽な試合展開ではなかった。2回表にペレスの1号ソロ、3回表にテームズの5号ソロで2点を先行し、5回表には一死二、三塁の場面でジョナサン・ビヤーの一塁ゴロの間に3点目を挙げたものの、本調子とは言えないカージナルス先発のアダム・ウェインライトの前に3点どまり。今季初先発のジュニア・ゲラが6回途中まで1失点と力投し、2点リードのまま最終回を迎えたものの、9回裏にジョシュ・ヘイダーがトミー・ファムに2号ソロを浴び、試合の行方はわからなくなった。

     クローザーのコリー・クネーベルを故障で欠くブリュワーズは、9回裏一死走者なしの場面でマット・アルバースを投入したものの、マーセル・オズーナとホゼ・マルティネスに連打を浴び、一死一、二塁のピンチ。しかし、ここでアルバースはコルテン・ウォンをセカンドフライ、代打のデクスター・ファウラーを空振り三振に抑え、なんとか1点のリードを守り抜いた。

     クレイグ・カウンセル監督はアルバース投入について「右打者が2人並んでいた(オズーナとJ.マルティネス)から右腕のアルバースをぶつけたかったんだ」と狙いを説明。結果的には右打者2人に連打を浴びることになってしまったが、後続を抑えたことに対して「彼は何球か素晴らしいボールを投げていたよ。特にファウラーに対するピッチングは良かったね」と一定の評価を与えた。

     カージナルスはウェインライトが7回3失点と力投したものの、打線がつながらず惜敗。2カード連続の負け越しとなり、今季ここまで5勝7敗と波に乗れない戦いが続いている。

  • オドリッジが強打のアストロズ相手に力投 今季初勝利をマーク

    2018.4.11 16:30 Wednesday

    【アストロズ1-4ツインズ】@ターゲット・フィールド

     気温4度という厳しいコンディションで行われたアストロズ対ツインズの一戦は、アストロズ先発のダラス・カイケルが与四球4、ツインズ先発のジェイク・オドリッジが与四球5と両先発が制球に苦戦。しかし、オドリッジは試合中盤からピッチングを立て直すことに成功し、最終的には6回1失点の好投を見せた。ツインズ打線は制球が定まらないカイケルの立ち上がりを攻め、2回までに3得点。リリーフ陣もアストロズの反撃をゼロに封じ、ツインズが4対1で勝利を収めた。

     3回までに5つの四球を与えるなど制球に苦しんでいたオドリッジだが、「3回以降は変化球を多投するようにしたんだ」とピッチングを修正し、6イニングを投げ切った。2回表に2つの四球で二死一、二塁のピンチを背負い、ジェイク・マリズニックにタイムリーを浴びたものの、この日の失点はこれだけ。5回表には先頭のアレックス・ブレグマンにヒットを浴びながらも牽制でアウトにし、続くホゼ・アルトゥーベにもヒットで出塁を許したものの、カルロス・コレアをショートへの併殺打に打ち取って事なきを得た。

     ポール・モリター監督は「序盤は苦しんでいたけれど、厳しいコンディションに対応する方法を見つけ、6イニングを投げ切ってくれたね。ダメージを最小限に抑えてくれたのは助かったよ」と語り、試合途中でピッチングを修正して強打のアストロズ打線を1点に抑えたオドリッジの力投を称賛。オドリッジから2安打を放ち、打率を.370に上昇させたアルトゥーベも「彼は本当に良いピッチングをしていた」と力投を称えていた。

     ツインズは初回にエドゥアルド・エスコバーの犠牲フライとロビー・グロスマンのタイムリー二塁打で2点を先制し、2回裏には一死満塁からジョー・マウアーが押し出し四球を選んで1点を追加。8回裏にはマウアーのタイムリーでリードを3点に広げ、クローザーのフェルナンド・ロドニーが試合を締めくくって2セーブ目をマークした。なお、マウアーはこの試合で2安打を放ち、通算2000安打まであと3本に迫っている。

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