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  • 救世主はデービッドソン 2安打2打点の活躍でWソックス連敗止める

    2018.5.14 12:00 Monday

    【ホワイトソックス5-3カブス】@リグリー・フィールド

     ホワイトソックスとカブスによる通称「ウィンディシティシリーズ」は第3戦を迎え、ここまでチーム7連敗と苦しんでいたホワイトソックスがマット・デービッドソンの2安打2打点の活躍で念願の連敗ストップ。今シリーズでのスイープは免れた。

     初回にカブス、ハビアー・バイエズのタイムリーで2点を失い、いきなり追う展開となったホワイトソックス。続く2回にデービッドソンが相手先発、カイル・ヘンドリックスのチェンジアップをレフトスタンドへと運び1点を返した。3回にもヨルマー・サンチェスにタイムリーが飛び出し試合は振り出しに戻った。ホワイトソックスは再び1点を失うも3対3で迎えた6回、1死からスリーベースを放ったニッキー・デルモニコを三塁に置いて続く、デービッドソンが犠牲フライを打ち勝ち越しに成功した。

     ホワイトソックス先発、ルーカス・ジオリトは7与四死球と制球に苦しむも6回途中2安打3失点と粘りの投球で試合をつくっていく。6回に勝ち越した後、7回にレウリー・ガルシアのタイムリーで勝利を決定づけ、5対3とカブスの追撃を振り切った。この日、反撃ののろしとなる一発と勝ち越し犠牲フライを放ったデービッドソンはこの日、3打数2安打2打点の活躍で苦しむチームを救った。一方のカブスは先制するもリードを守り切ることでできず今シリーズ3連勝とはならなかった。

  • 大谷が圧巻の11奪三振 コザートのサヨナラ打でエンゼルスが勝利

    2018.5.14 11:00 Monday

    【ツインズ1-2xエンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     現地時間5月13日は「マザーズ・デー」と銘打ち、全球団の首脳陣や選手達がピンクのものを着用して試合に臨む。この日のエンゼルスの先発は大谷翔平で彼はピンクのキャップを被ってマウンドに立った。今試合では勝ち星は付かなったものの、チームは最終回に劇的なサヨナラ勝ちを収めて接戦をモノにした。

     今季4勝目をかけてマウンドに立った大谷は初回、先頭打者のブライアン・ドージャーにヒットを浴びて出塁を許すも後続を抑えて無失点で乗り切る。今試合の初奪三振はエドゥアルド・エスコバーから記録。フルカウントから8球目のスライダーを振らせた。一方のツインズの先発は大谷と同い年の23歳右腕、フェルナンド・ロメロ。前回登板のカージナルス戦では6回9奪三振と好投しており、ここまで2連勝を挙げている。こちらも90マイル中盤の直球とチェンジアップでエンゼルス打線を3者凡退に抑えた。

     続く2回から大谷の奪三振ショーが始まった。2回、3回のアウトはすべて三振で記録。90マイル後半の直球とスライダーやスプリット、カーブと多種多彩の変化球を駆使しツインズ打線に的を絞らせない。2回から回またぎで5者連続、5回まで10奪三振と圧巻の投球を披露した。ルーキーを援護したいエンゼルス打線は5回、1死一・三塁からジャスティン・アップトンの併殺崩れの間に先制する。勝利投手の権利を得た大谷は次の回も無失点で抑え、試合は7回を迎えた。

     7回、1死をとった大谷はモーガン・モリソンに四球を与えたところで降板。球数が100球を越えたこともありリリーフ陣に後を託した。その後は走者一・三塁の場面から2番手、キャム・ベドロージアンがジョー・マウアーに同点タイムリーを浴びたことで大谷の勝利投手の権利が消えた。この日の大谷は7回途中3安打1失点、11奪三振の成績だった。1対1の同点で迎えた9回にエンゼルスはサヨナラのチャンスをモノにする。先頭打者のクリス・ヤングが死球で出塁すると1死二塁から打席に立ったザック・コザートがレフトへのタイムリーを放ち、チームは劇的な勝利を飾った。

     サヨナラ打を放ったコザートは5打数3安打1打点の活躍。大谷は今季4勝目とはならずも試合をつくり先発としての役割を果たした。一方の敗れたツインズは先発、ロメロが5回1失点の好投も打線にもう1本が出ず、今シリーズ4連戦のチーム対戦成績は2勝2敗の引き分けに終わった。

  • ウォーカーのサヨナラ打でヤンキースが連敗止める 同率首位も死守

    2018.5.13 18:00 Sunday

    【アスレチックス6-7xヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ライバル・レッドソックスとし烈な首位争いをしているヤンキースは先日まで5月8連勝を飾っていたが、直近2試合は敗れている。まだシーズン序盤ではあるものの、1勝でも多く積み上げて他球団と差をつけたいところだ。アスレチックス3連戦の2戦目は両軍ともに打撃戦となり延長戦に突入。4時間を越える熱戦をモノしたのはヤンキースだった。

     この日のヤンキースの先発は25歳右腕のドミンゴ・ヘルマン。前回登板のインディアンス戦から先発を任され、まだ勝ち星はないものの、チームからの期待は大きい。初回はアスレチックス打線を3者凡退に抑えた。一方のアスレチックス先発、アンドリュー・トリッグスは前回のオリオールズ戦で今季3勝目を挙げて勢いに乗る。こちらもヘルマン同様に相手打線を3人で片づけて両者ともに幸先のよいスタートを切った。

     今試合、先制したのはヤンキースで2回の攻撃では1死からゲーリー・サンチェス、アーロン・ヒックスの2者連続弾で2点を取るとヘルマンも3回まで無失点投球でこのままヤンキースリードの流れが続くと思われた。しかし、アスレチックスはこれをひっくり返すような猛攻をみせる。4回にヒットと四球で1死一・二塁のチャンスをつくると「4番・DH」でスタメン出場したクリス・デービスが3ランを放ち逆転に成功するなどこの回で一挙5得点を記録。対するヤンキースは2対6とリードされた5回、アーロン・ジャッジの2ランやニール・ウォーカーのタイムリーなどで4点を返して試合は6対6の同点となった。

     中盤で点を取り合った両軍は6回以降はこう着状態が続く。5回終了時までにはヘルマン、トリッグスの両先発は降板していた。ヘルマンは5回6安打6失点、トリッグスも5回途中6安打6失点という成績でリリーフ陣に後を託していた。その後は細かな継投で互いに得点を与えず試合は延長戦に突入した。そして迎えた延長11回のヤンキースの攻撃、2死一塁からヒックスが四球で歩くと打席にはこの日、タイムリーを打ち結果を残しているウォーカーが立った。ここでアスレチックスの7番手、クリス・ハッチャーと対戦するも初球で決着が着く。ウォーカーが92マイルのツーシームを打つとセンター方向への鋭い打球となり二塁走者だったサンチェスが一気にホームへ還り試合終了となった。

     サヨナラ勝ちを収めたヤンキースは連敗を「2」で止めたが、同じく地区首位を走るレッドソックスも勝利したため同率首位は変わらず。一方で敗れたアスレチックスは2試合で16得点と打線好調であり、明日の3戦目で今カード勝ち越しを狙う。

  • カージナルスが5本塁打の猛攻で連勝 地区首位をキープ

    2018.5.12 14:30 Saturday

    【カージナルス9-5パドレス】@ペトコ・パーク

     ナ・リーグ中部地区の首位を走るカージナルスは、日本時間5月12日に行われた敵地でのパドレス戦に9対5で勝利。先発のルーク・ウィーバーが5回92球を投げて無失点の好投を見せると、打線は2回表にポール・デヨングが8号先制スリーランを放ち、3回表にはハリソン・ベイダーの2号ソロ、マーセル・オズーナの3号ソロ、ジェッド・ジョーコの4号ソロと3本塁打が飛び出したほか、6回表にはトミー・ファムが7号ツーランをライトスタンドへ叩き込み、1試合5本塁打の猛攻でウィーバーを援護した。6回以降はリリーフ投手陣が失点を繰り返し、最終的に4点差まで迫られたものの、9対5で逃げ切り。ブリュワーズが2連勝、パイレーツ、カブス、レッズがいずれも4連勝と同地区球団が勝利を重ねるなか、ブリュワーズとの0.5ゲーム差を維持して地区首位の座をキープした。

     先制スリーランと5回表のタイムリーで4打点を叩き出したデヨング、6回表のツーランを含む3安打を放ったファムらの活躍も見事だったが、この試合で最も存在感を示したのはやはりジョーコだろう。2015年オフにジョン・ジェイとのトレードでパドレスからカージナルスへ移籍してきたジョーコはカージナルス加入後、古巣に対して驚異的な強さを発揮しており、試合開始前の時点でパドレス戦では通算11試合に出場して打率.500(36打数18安打)、7本塁打、16打点をマーク。今日の成績を加えると、通算成績は12試合で打率.525、8本塁打、17打点という凄まじいものになる。現地の記者が「数字上では打率5割ほどだが、8割くらい打たれている感覚がある」と呟くのも納得の数字だ。

     今季は開幕直後に右ハムストリング痛で戦列を離れたため、ここまで20試合のみの出場にとどまっているものの、限られた出場機会のなかで打率.366(41打数15安打)、4本塁打、OPS1.188の好成績をマーク。主力選手の多くが不振に苦しむなか、打率.343と好調のファムとともに打線を活気づける存在となっている。

  • 1994年生まれの新人右腕対決はレッズ・マーリーに軍配

    2018.5.11 17:00 Friday

    【レッズ4-1ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     タイラー・マーリー(レッズ)とウォーカー・ビューラー(ドジャース)という1994年生まれの両新人右腕が先発した一戦は、レッズ打線が6回表にスクーター・ジェネットの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。ビューラーは6回8奪三振2失点と好投したものの、新人右腕対決は5回1失点(自責点0)のマーリーに軍配が上がった。ドジャースは初回にチェイス・アトリーのタイムリーで先制したが、2回裏は満塁の好機を生かせず。4回以降はレッズ投手陣の前に最少打者数で抑えられ、好投を続けるビューラーを援護することができなかった。

     レッズのジム・リグルマン監督代行は、この試合でマーリーが長いイニングを投げてくれることを願っていた。なぜなら、明日の試合では先発する新加入のマット・ハービーを1~2イニングで交代させる予定となっており、多くのリリーバーが必要となるからだ。しかし、マーリーは初回から2イニング連続で満塁のピンチを招き、2イニングを投げ終えた時点で63球。「早く降板することになると思っていたよ」とマーリーは早期降板を覚悟していた。

     3回裏も二死一、二塁のピンチを招いたマーリーだが、リグルマンからもう1イニング投げるかどうかを尋ねられ、「行かせてください」と続投を志願。4回裏はわずか10球でドジャースの攻撃を退け、最終的には109球で先発投手の最低ノルマとも言える5イニングを投げ切った。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「我々はマーリーの立ち上がりを攻め、2回で約60球、3回で約80球を投げさせた。でも結局、彼は5イニングを投げ切ったんだ。最後の6イニングは相手の投手陣に最少の打者数で抑え込まれてしまったね」と語り、立ち直ったマーリーとレッズ救援陣の好投を称えた。

     レッズ打線は6回表にジェネットの2点タイムリー二塁打で逆転し、7回表にはビリー・ハミルトンがタイムリー三塁打。さらに、8回表にはジェネットがライトへの5号ソロを放ち、ジェネットは3安打3打点の大活躍でマーリーを援護するとともに、チームを勝利に導いた。

  • ドジャースが適時打1本・6得点と珍しい試合運びで連敗ストップ

    2018.5.10 18:30 Thursday

    【ダイヤモンドバックス3-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     現在3連敗中のドジャースはエースのクレイトン・カーショウやコリー・シーガーなど故障者が続出している中で苦戦を強いられている。ダイヤモンドバックスとの2連戦を迎えたチームは前日の初戦を5対8で落とした。連敗を止めるため第2戦に臨んだドジャースは今試合では終盤までシーズン中でも珍しい形で得点を積み上げる形となった。

     この日のドジャースの先発は未だ勝ち星がないアレックス・ウッド。前回登板では敵地、チェイス・フェールドで登板しているが5回1失点の好投も勝利には結びつかなかった。今季初勝利をかけてあがった初回は1死からニック・アーメッドに一発を打たれいきなり先制を許す。その後も四球で走者を出すが後続を抑え、最少失点で最初の投球を終えた。一方のダイヤモンドバックス先発、パトリック・コービンは4勝負けなしと絶好調だ。コービンの初回の投球は先頭打者のクリス・テイラーに四球を与えるも2死から捕手、アレックス・アビラの強肩でテイラーの盗塁を阻止し、こちらも無失点スタートとなった。

     反撃したい4回のドジャースの攻撃ではテイラーがヒットで出塁すると1死からコービンの制球が崩れ始め2者連続四球により満塁のチャンスをつくる。2死としてオースティン・バーンズの打席時にコービンの暴投で同点に追いついた。その後の6回にはヤスマニ・グランダルの出塁をきっかけにまたも満塁の場面を迎えるとカイル・ファーマーの犠牲フライで勝ち越しに成功。チャンスが続くドジャースは満塁からテイラーの押し出し死球やダイヤモンドバックスの4番手、シルビーノ・ブラッチョの暴投でさらに2点を追加しスコアは3対1。この回はタイムリーなしで逆転。先発のウッドは5回1失点と好投し、2番手のペドロ・バイエズの登板後に起こった不思議な出来事だった。

     一方のダイヤモンドバックス先発のコービンも5回1失点。しかし、リリーフ陣の不調で逆転を許してしまう。それでも7回にポール・ゴールドシュミットのタイムリーなどで2点を返し2対4と接戦に持ち込んだ。追撃ムードが高まるチームに引導を渡したのはドジャースのベテラン、チェイス・アトリーの貴重なタイムリーツーベースだった。8回に1死一塁からこの日、DLから復帰したヤシエル・プイーグのヒットで走者一・二塁のチャンスをつくるとアトリーがホルヘ・デラロサのスプリットをセンター方向へと運び、ドジャースが6対3と試合の行方を決定づけた。

     最終回は守護神、ケンリー・ジャンセンが締めて試合終了。これでドジャースは連敗を「3」で止めた。もし、アトリーの一打がなければタイムリーなしで勝利する可能性もあった珍しい試合展開だった。一方のダイヤモンドバックスはリリーフ陣が崩れ、序盤のリードを守ることができずこちらの連勝は「3」で止まった。

  • 好調・マーケイキスが試合を決める3ラン ブレーブス快勝

    2018.5.10 18:00 Thursday

    【ブレーブス5-2レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     ナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスが、日本時間5月10日のレイズ戦に5対2で快勝。8回裏にウィルソン・ラモスに2点タイムリーを浴びるまで、ロードゲームでの球団新記録となる34イニング連続無失点を継続し、試合序盤に奪ったリードを守り抜いた。先発のフリオ・テーランは4回裏無死二、三塁のピンチを連続三振と内野ゴロで無失点に抑え、6回無失点の好投で今季3勝目をマーク。打線では「4番・ライト」のニック・マーケイキスが3回表にリードを5点に広げる7号スリーランを放つなど、2安打3打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

     オジー・アルビーズ、ロナルド・アクーニャJr.といった若手選手の活躍が目立っている今季のブレーブスだが、34歳のベテラン外野手・マーケイキスの活躍も見逃せない。ブレーブスに加入してからの3シーズンはいずれも156試合以上に出場した一方で、OPS.740前後という物足りない成績に終わっていたものの、今季はここまで35試合に出場して打率.338、7本塁打、28打点、OPS.973の好成績をマーク。ブライアン・スニッカー監督は「スプリング・トレーニングで彼を見たときに驚いたよ。しっかり身体を作ることができていたんだ。今季の好成績も不思議ではないし、勢いが衰える兆候も見えないよね」とベテラン外野手の活躍について頼もしげに話していた。

     投手陣ではエース格のテーランが6回無失点の好投で3勝目。今季は43イニングで42三振を奪い、奪三振率8.79はキャリア平均を大幅に上回る数字となっている。今季の活躍についてテーランは「以前よりもしっかり速球を投げることができているように感じている」とコメント。「速球を投げたいところに投げることができているんだ」とテーランが語ったように、ピッチングの軸となる速球をしっかり投げられていることが、ピッチング全体に好影響を及ぼしているようだ。

  • 不調に苦しむマーゴの活躍でパドレスが接戦を制す

    2018.5.10 17:00 Thursday

    【ナショナルズ1-2パドレス】@ペトコ・パーク

     いわゆる「2年目のジンクス」に苦しむマニュエル・マーゴ(パドレス)が自身の持ち味を存分に発揮し、チームを勝利に導いた。試合開始前の時点で打率.179という不調に苦しんでいたマーゴは、日本時間5月10日のナショナルズ戦に「8番・センター」で先発出場。2回裏の第1打席で内野安打を放って気を良くしたのか、1点を先制された直後の4回裏には一死二塁のチャンスでレフトオーバーの同点タイムリー二塁打を放ち、イニングの先頭打者として迎えた7回裏の第3打席ではセンター前ヒットで出塁したあとに二盗と送球ミスで三塁まで進み、マット・シーザーのタイムリー二塁打で決勝のホームを踏んだ。8回裏の第4打席では一塁ゴロに倒れたものの、今季初の1試合3安打をマークしてチームの勝利に大きく貢献。パドレスは接戦を制してナショナルズ3連戦の被スイープを回避した。

     試合後、マーゴは「日々の努力が成果となって現れたのは嬉しいよ。僕にできるのは良い結果が得られるように努力を続けることだけだからね」と充実感を滲ませながら試合を振り返った。マーゴはナショナルズ3連戦に突入するまで、今月16打数1安打という大不振に陥っていた。しかし、ナショナルズとの3連戦では2本の長打を含む10打数5安打の活躍。アンディ・グリーン監督は「彼はたくさんの努力をしている。その努力が成果として現れるようになりつつあるし、不調の峠を越えつつあるんじゃないかな」と若き正中堅手の活躍を喜んだ。

     もちろん、投手陣の頑張りも見逃せない。先発した新人左腕のジョーイ・ルケーシーは、アンソニー・レンドンに先制弾を許したものの、5回1失点の好投で今季の防御率を2.98とした。6回以降はクレイグ・スタメンが2イニング、カービー・イエーツとブラッド・ハンドが各1イニングを無失点に抑え、ナショナルズに主導権を渡さず。ナショナルズ打線から12三振を奪い、接戦をモノにした。

  • 8回裏にトランボが勝ち越し打 オリオールズ7連敗ストップ

    2018.5.10 14:30 Thursday

    【ロイヤルズ3-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     今月に入ってまだ白星がなく、泥沼の7連敗中だったオリオールズが、2人の本塁打王経験者の活躍によりロイヤルズとの接戦を制し、連敗をストップさせた。オリオールズは2点ビハインドの4回裏にクリス・デービス(2013年と2015年にア・リーグ本塁打王)が4号スリーランを放って逆転に成功し、3対3の同点で迎えた8回裏にはマーク・トランボ(2016年ア・リーグ本塁打王)が勝ち越し2点タイムリー。最終回は3番手のブラッド・ブラックが四球とエラーで無死一、二塁のピンチを背負ったものの、後続をしっかり抑え、日本時間4月30日のタイガース戦以来となる勝ちゲームを締めくくった。

     試合開始前の時点で今季わずか8勝だったオリオールズは、日本時間5月2日にトランボが故障者リストから戦列復帰し、同9日にはジョナサン・スコープも復帰。徐々に役者が揃い始めるなかで勝ち取った大きな1勝となった。バック・ショウォルター監督は「彼ら2人が戻ってきてくれたのはありがたいよ。彼らが試合に出場することで、チームに自信がもたらされるからね」と両選手の戦列復帰を歓迎。スコープは8回裏二死一塁の場面でこの試合2安打目となる二塁打を放ってチャンスを広げ、トランボの勝ち越し打を呼び込んだ。

     投手陣では、先発のアンドリュー・キャッシュナーがルーカス・デューダに先制弾&同点タイムリーを浴びながらも6回3失点と試合を作り、2番手のリチャード・ブライアーは2回無失点の好投でロイヤルズに勝ち越しを許さなかった。ブラックはピンチを作りながらも2点のリードを守り抜き、今季4セーブ目をマーク。8回裏に打線が勝ち越したため、ブライアーには今季3勝目が記録されている。

     今季ここまで9勝27敗でメジャー最低勝率(.250)に沈むオリオールズには、マニー・マチャドら主力選手放出の噂も聞こえ始めている。故障者の戦列復帰で戦力が揃いつつあるなか、ファンに少しでも多くの明るいニュースを届けたいところだろう。

  • 前日6安打のスプリンガーが逆転打 アストロズ首位浮上

    2018.5.9 18:00 Wednesday

    【アストロズ4-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     前日に1試合6安打の球団タイ記録を樹立したジョージ・スプリンガーが、日本時間5月9日のアスレチックス戦でチームに勝利をもたらす逆転打を放った。1対2と1点ビハインドで迎えた5回表、アストロズは二死走者なしからブライアン・マッキャンが死球、ジェイク・マリズニックが二塁打で出塁して二、三塁のチャンスを迎え、ここでスプリンガーがセンターへの逆転2点タイムリー二塁打。好調のリードオフマンが一振りで試合をひっくり返し、アストロズはこの日敗れたエンゼルスを抜いてア・リーグ西部地区の首位に浮上した。

     スプリンガーは「マッキャンが死球で出塁して、ジェイク(・マリズニック)が素晴らしいバッティングでチャンスを広げてくれた。(逆転打は)チームのみんなのおかげだよ」とチーム全員で勝ち取った勝利であることを強調した。スコアブックを見てみると、アストロズで無安打に終わったのは途中出場のジョシュ・レディックだけ。先発出場した9人全員がヒットを放ち、三振はチーム全体で5つだけだった。各選手が質の高い打撃を続けた結果、相手投手にプレッシャーを与え、スプリンガーの逆転打に繋がったということだろう。

     アスレチックスの先発はノーヒッターを達成するなど今季好調のショーン・マネイア。A.J.ヒンチ監督も「彼はタフな投手だ。ストライクゾーンの高低を上手く使えるし、様々な球種を使い分けることができる」と強敵であることを認めていたが、ボール球に手を出さず、好球必打を徹底することで好投手の攻略に成功した。

     先発のランス・マカラーズJr.は決め球であるカーブの制球に苦しみながらも5回2失点の力投。マーウィン・ゴンザレスのタイムリーでリードを2点に広げた6回からは継投に入り、ブラッド・ピーコックが2イニング、クリス・デベンスキーとケン・ジャイルズが各1イニングを無失点に抑えてリードを守り抜いた。ジャイルズは日本時間5月2日のヤンキース戦で9回表に4失点を喫して以来の登板となったが、アスレチックスの攻撃を打者3人で抑えて今季4セーブ目をマーク。守護神復活を印象付けた。

  • パイレーツが16安打10得点の猛攻でWソックスとの打撃戦を制す

    2018.5.9 17:00 Wednesday

    【パイレーツ10-6ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     初回に4点のビハインドを背負ったパイレーツだったが、各打者が毎打席を雑にすることなく質の高い打撃をすることを心掛けた結果、打線がしっかり機能し、最終的には4点のリードを奪ってホワイトソックスとの打撃戦を制した。初回の攻撃がわずか15球で終わり、直後に4点を先制されるという悪い流れのなか、クリント・ハードル監督は辛抱強く好球を待ち続けることを指示。パイレーツの選手たちはそれを見事に実行に移し、16安打10得点の猛攻で逆転勝利を収めた。

     試合序盤で大きなリードを奪われたとき、ビハインドを背負っている側のチームは打撃が雑になり、次々にアウトを積み重ねていくことがよくある。ハードルはそれを危惧し、「ビハインドを背負っているときこそ試合をスローダウンさせるべきなんだ」と考えて選手たちに指示を出した。「慌てる必要はないんだ。打席で自分ができることをしっかりやろう」というハードルの言葉通り、パイレーツの選手たちは質の高い打撃をすることを心掛け、2回表に一挙4得点で同点に。直後の2回裏に勝ち越しを許したものの、5回表にコリン・モランの2点タイムリー二塁打などで3点を奪って逆転に成功し、6回表にもジョシュ・ベルのタイムリー三塁打などで2点を追加して試合の主導権を握った。

     先発のイバン・ノバは味方のまずい守備に足を引っ張られる場面もあり、2回5失点と不本意なピッチングに終わったが、後を継いだ5人のリリーバーが合計7イニングを1失点に抑える好投を見せ、ホワイトソックスの勢いをシャットアウトしたのは見事だった。特に2番手のタイラー・グラスナウは2回1/3を投げて被安打1、奪三振3、無失点の好投。5回表にチームが逆転に成功したため、グラスナウには今季初勝利が記録された。

     なお、パイレーツはこの勝利によりハイレベルなナ・リーグ中部地区のなかで3位をキープし、この日敗れた地区首位のカージナルスとの差を1ゲームに縮めている。

  • ジャッジの適時打でヤンキースが伝統の一戦勝利 地区首位タイに浮上

    2018.5.9 13:30 Wednesday

    【レッドソックス2-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     2019年6月にロンドンで公式戦を行うヤンキースとレッドソックスは日本時間5月9日、今季初対戦を迎えた。ア・リーグ東地区をけん引している両軍だけに1試合の勝敗が今後に影響していくだろう。注目の第1戦はヤンキースが現在、16試合で15勝の快進撃そのままに接戦をモノにした。

     この日のヤンキースの先発はルイス・セベリーノ。前回登板のアストロズ戦では自身初の完封勝利を挙げここまで5勝1敗と先発陣をけん引している。注目の初回は現在13本塁打と恐怖の1番打者として活躍するムーキー・ベッツとの対戦し97マイルの直球で外野フライに仕留める。その後、2死から味方の失策で走者を背負うもJ.D.マルティネスを空振り三振に抑え無失点とした。一方のレッドソックス先発のドリュー・ポメランツは前回のロイヤルズ戦で今季初勝利を挙げている。こちらは直球とナックルカーブの組み合わせでヤンキース打線を3者凡退に抑え、上々の立ち上がりとなった。

     試合は2回のヤンキースの攻撃、先頭打者として登場したジャンカルロ・スタントンがポメランツの直球をレフトスタンドへと運び先制すると、続く4回の打席で今後はライト方向への一発を放ち2対0と試合の主導権を握る。対するレッドソックスも4回までセベリーノの前に無得点だったが、5回に2死一・二塁からアンドリュー・ベニンテンディがフルカウントから7球目のチェンジアップを捉えセンターへのタイムリーとし1点を返した。セベリーノは11奪三振を記録する好投で6回6安打2失点、ポメランツも6回4安打2失点と好投。セベリーノの2失点目は自らが許した走者を置き、2番手のデービッド・ロバートソンがベッツにタイムリーを打たれたことで記録された。

     2対2で迎えた7回のヤンキースの攻撃。1死から代打、ニール・ウォーカーがツーベースで出塁すると後続の打者が連続四球で満塁のチャンスを迎える。ここで打席に迎えたのはアーロン・ジャッジ、レッドソックスはジョー・ケリーがマウンドにあがった。ターニングポイントとなったこの場面でジャッジはレフトへのタイムリーを放ち3対2と勝ち越しに成功した。このリードを保ったまま最終回は守護神、アロルディス・チャップマンが締めて試合終了。これでヤンキースはレッドソックスと並び首位タイとなった。

  • 好投のカスティーヨをスアレスが援護 レッズが快勝

    2018.5.9 13:00 Wednesday

    【メッツ2-7レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは先発のルイス・カスティーヨが5回途中までパーフェクト投球を続けるなど、今季の防御率が7点台とは思えない安定したピッチングを披露し、6回途中まで81球を投げて被安打3、奪三振7失点2の好投。打線では「4番・三塁」で先発出場したエウヘニオ・スアレスが3本のタイムリーで4打点を叩き出す活躍を見せ、カスティーヨを援護した。一方、敗れたメッツは昨日の試合で5月初勝利をマークしたものの、今月の8試合で7敗目となった。

     昨季メジャーデビューを果たして15先発で防御率3.12をマークし、投壊が止まらないチームにおいて「希望の星」となっていたカスティーヨ。しかし、今季は開幕から打ち込まれる試合が続き、4月末の時点で防御率は7.85まで悪化していた。ところが、前回登板で6回2失点の好投を見せると、今日の試合でも5回表二死からアメッド・ロサリオにヒットを浴びるまでパーフェクト投球を継続。6回表にウィルマー・フローレスの3号ソロなどで2点を失ったものの、昨季を思い起こさせる安定したピッチングで6回途中2失点と好投し、今季2勝目をマークした。

     好投したカスティーヨを援護したのは4番打者のスアレスだ。1回裏無死満塁のチャンスでレフトへの先制2点タイムリーを放ち、3回裏には一死一塁からライトへのタイムリー二塁打。2点差に詰め寄られたあと、7回裏には一死三塁からレフト前に落ちるタイムリーを放ち、3安打4打点の大活躍を見せた。また、スアレスがこの日3本目のタイムリーを放った直後、スクーター・ジェネットに飛び出した4号ツーランも、試合の流れを決定づけるうえで大きな一発となった。

     メッツはカスティーヨの前に5回までほぼ完璧に封じられ、反撃も2点止まり。ジェイソン・バルガスが4回4失点とまたしても試合を作れず、リリーフ陣も踏ん張り切れなかった。11勝1敗という最高のスタートを切ったメッツだが、今月は8試合で1勝しかできず、貯金は今季最少タイの2まで減少している。

  • オドリッジが5回1失点の好投 ツインズ連日の快勝で5連勝

    2018.5.9 12:00 Wednesday

    【ツインズ7-1カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     前日の試合に6対0で完勝したツインズは、日本時間5月9日の試合でも投打がガッチリと噛み合い、7対1で快勝。敵地でのカージナルス2連戦に連勝し、前カードから続く連勝を今季最長の5に伸ばした。先発のジェイク・オドリッジは初回にホゼ・マルティネスに4号先制ソロを浴びたものの、その後は立ち直り、5回2安打1失点と安定したピッチング。打線は2回表にエイレ・アドリアンザの犠牲フライで同点に追い付き、4回表にはミッチ・ガーバーのタイムリーで勝ち越しに成功。その後も順調に得点を重ね、カージナルスを突き放した。

     セントルイスから30マイルほどの町・ハイランドで育ったオドリッジにとって、ブッシュ・スタジアムは「地元」のような場所である。高校時代の友人が試合を観に来ているのかと尋ねられたオドリッジは「彼らはもう働いているのだから、休みをとるのは難しいだろう。たくさんの友人が観に来ていたら疑っちゃうよ」と冗談ぽく話したが、家族や友人のためにチケットを16枚用意したという。そして、家族と友人の前で5回93球を投げ、被安打2、失点1という安定したピッチングを披露した。

     打線は4回表にガーバーのタイムリーで勝ち越しに成功し、5回表にはロビー・グロスマンがリードを3点に広げる2点タイムリー二塁打。6回表にローガン・モリソンのタイムリーで4点差とすると、7回表にはエドゥアルド・エスコバーが左翼2階席に飛び込む7号ツーランを放ち、リードを6点に広げて試合を決めた。

     投打が噛み合った快勝でツインズは今季最長の5連勝。2打点をマークしたグロスマンは「僕たちは全ての面で良い野球ができている」とチームの戦いぶりに手応えを感じている。「投手がしっかり投げ、打線がしっかり打ち、守備陣がしっかり守ることができている。これらは全て勝利に必要なものだからね」とグロスマン。まだ借金を2つ抱えているものの、地区首位のインディアンスとは0.5ゲーム差しかなく、現在の戦いを続けることができれば、地区首位浮上の日もそう遠くはないだろう。

  • 来年6月にロンドンで公式戦開催 ヤンキースvsレッドソックス

    2018.5.9 11:30 Wednesday

     日本時間5月9日、MLB機構は来年6月に史上初となる欧州での公式戦を開催することを発表した。開催地はイギリスのロンドン。会場は2012年のロンドン五輪でメイン競技場として使用されたロンドン・スタジアムに決定し、ヤンキース対レッドソックスの「伝統の一戦」が2試合行われる予定となっている。

     メジャーリーグがいよいよ欧州へ進出する。来年6月29日と30日(ともに現地時間)に「MLBロンドンシリーズ」と題してヤンキースとレッドソックスによる2連戦がロンドン・スタジアムで行われることが正式に決定。欧州での公式戦開催は史上初であり、ヤンキース対レッドソックスの「伝統の一戦」がニューヨークとボストン以外の都市で行われるのも史上初のことだという。また、この2連戦ではレッドソックスがホームチームとなり、2020年にもロンドンで公式戦が開催される予定であることも併せて発表されている(対戦カードは未定)。

     「MLBロンドンシリーズ」開催決定の記者会見には、MLB機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーやロンドン市長のサディク・カーンらが出席。カーンは「メジャーリーグをロンドンへ迎え入れる機会を得ることができて非常に嬉しい。私は市長に就任したときから、メジャーリーグをロンドンへ招致するために活動してきた。2つの素晴らしいチームが我々の街に来てくれるということでとても喜んでいる」とコメント。市長就任当初からの悲願達成を喜んだ。

     NBAとNFLが定期的にロンドンで公式戦を開催していることもあり、マンフレッドは以前からMLBの欧州進出を目論んでいた。「我々は欧州進出の正しい機会を探し続けていたんだ」とマンフレッド。「ロンドンはパーフェクトな場所だと思うし、ヤンキース対レッドソックスという素晴らしいライバル対決をお見せできることにとても興奮している」と欧州進出の成功に自信を見せた。

     メジャーリーグ史上初となる欧州での公式戦開催は、どのような盛り上がりを見せるのか。世界中から大きな注目を集めることは間違いなさそうだ。

  • 降格拒否してDFAのメッツ・ハービーがレッズへトレード

    2018.5.9 11:00 Wednesday

     日本時間5月9日、メッツのマット・ハービーとレッズのデビン・メゾラコの交換トレードが成立したことが両チームから発表された。不調に苦しむハービーはAAA級への降格を打診されたものの、それを拒否。メッツはハービーをDFAとし、トレードの可能性を探っていた。

     今回のトレードは、投手陣の整備が進まない状況のなか、ハービーの復活に賭けたレッズと、トラビス・ダーノウとケビン・プラウェッキーが故障離脱し、深刻な捕手不足に陥っていたメッツの思惑が一致したトレードになったと言えるだろう。レッズは先発ローテーションの柱となるべきホーマー・ベイリーが0勝5敗、防御率5.61と全く機能せず、昨季ブレイクしたルイス・カスティーヨや2ケタ勝利の経験があるブランドン・フィネガンも防御率7点台の大不振。ベイリーとともに先発ローテーションの中心を担う存在であるアンソニー・ディスクラファーニは故障続きで登板すらままならず、タイラー・マーリーとサル・ロマノの両若手右腕が防御率4点台で先発ローテーションを支える状況となっている。タッカー・バーンハートに正捕手の座を奪われ、余剰戦力となっていたメゾラコを放出してハービー復活の可能性に賭けたのは理解できる動きである。

     一方のメッツは、正捕手のダーノウがトミー・ジョン手術により今季絶望、2番手捕手のプラウェッキーは左手骨折からの回復が遅れているという状況。現在はホゼ・ロバトンやトマス・ニドーを起用してやりくりしているものの、両者とも打率は1割台中盤に落ち込んでおり、正捕手としては力不足の感が否めない。近年は故障続きで2015~2017年の3シーズンで合計95試合にしか出場していないとはいえ、2014年に25本塁打、OPS.893をマークした実績を誇るメゾラコの加入は、メッツにとって戦力アップとなるに違いない。

     なお、ハービーの今季年俸が560万ドルであるのに対して、メゾラコの今季年俸は1312万5000ドル。この差額についてはレッズ側が全額を負担することになっているようだ。

  • ブルージェイズの守護神・オスーナが暴行容疑で逮捕

    2018.5.9 10:30 Wednesday

     日本時間5月9日、ブルージェイズのクローザーとして活躍しているロベルト・オスーナが女性への暴行容疑により逮捕され、コミッショナー事務局によって謹慎処分を科されたことが明らかになった。

     MLB機構によると、オスーナはすでに釈放されており、現地時間6月18日にトロントの裁判所に出廷する予定となっているという。詳しい状況については調査が進められており、MLB機構とMLB選手会によるドメスティック・バイオレンス・ポリシーに従って、オスーナに謹慎処分を科すことが決定された。

     被害者が女性であるということは明らかにされているものの、被害者のプライバシーを保護し、特定を避けるため、事件に関する詳細や被害を受けた女性についての詳しい情報は明らかにされていない。通常、謹慎処分は7日間のみだが、調査の進行状況によってはそれ以上の処分が科される可能性もあり、今後の動向に注目が集まっている。

     今季のオスーナはここまで15試合に登板して9セーブ、防御率2.93をマーク。日本時間4月11日のオリオールズ戦で今季5セーブ目をマークし、史上最年少で通算100セーブに到達した。2015年4月に20歳でメジャーデビューを果たし、2016年から2年連続で36セーブ以上をマークしているメジャー有数のクローザーであるだけに、離脱が長期化するようであれば、レッドソックスとヤンキースの二強を追うブルージェイズの戦いにも大きな影響を与えそうだ。

     なお、ブルージェイズはオスーナの離脱に伴い、AAA級バッファローからリリーフ右腕のジェイク・ペトリチカを昇格させた。ジョン・ギボンズ監督はオスーナについて「何もないといいんだけどね」と心配そうに語ったが、ブルージェイズはオスーナ離脱後の初戦となった日本時間5月9日のマリナーズ戦で、ジェームス・パクストンにノーヒッターを達成される屈辱を味わうこととなった。

  • ツインズ・ロメロが毎回奪三振で自身2連勝 チームも4連勝

    2018.5.8 16:30 Tuesday

    【ツインズ6-0カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     現在3連勝でア・リーグ中地区2位のインディアンスを追うツインズはカージナルス2連戦初戦を迎えた。3連勝中のチーム打率.257 6本塁打 19得点と打線が機能している。そして迎えた今試合でも打線の勢いそのままに猛打、一方の先発投手もメジャー登板2試合目ながら快投をみせて投打が噛み合い、さらに連勝を伸ばした。

     この日のツインズの先発は前回登板でメジャー初勝利を飾ったフェルナンド・ロメロ。主にツーシームとチェンジアップのコンビネーションで打者を打ち取っていく投手だ。初回の投球は先頭打者のマット・カーペンターに対していきなり四球を与えてしまうものの、後続を2つの三振を含む3人で片づけた。一方のカージナルスの先発は日本時間4月27日以来の登板でこの日、メジャー再昇格となったジョン・ガント。初回の投球は先頭のジョー・マウアーを出塁を許すと自らの暴投で走者二塁のピンチを迎える。そして1死からマックス・ケプラーにツーベースを浴びて失点すると2死からエディ・ロサリオにもタイムリーを打たれ2失点スタートと不安定な立ち上がりとなった。

     初回を無失点で切り抜けたロメロは2回以降、得意の緩急でカージナルス打線に的を絞らせず6回まで毎回奪三振を記録。2回にはポール・デヨングにツーベースを浴びて1死二塁のピンチを迎えるも崩れることなく続く打者を抑えていく。6回2死にはヒットを浴びたデヨングを見逃し三振に仕留め6回3安打無失点、9奪三振の好投で勝利投手の権利を得たまま降板となった。一方のガントは4回に1死一・三塁からボビー・ウィルソンに犠牲フライ、6回にロビー・グロスマンにツーベースを打たれ、6回途中6安打4失点と試合をつくれずマウンドを降り、両先発の明暗が分かれた。

     6回終了時まで4対0とリードを広げたツインズは8回にもグロスマンのタイムリーなどで2点を追加し11安6得点の完封勝利でチームは4連勝を飾った。先発したロメロは自身2連勝、彼の後を継いだリリーフ陣も相手打線にヒットを許さず完璧リレーとなった。一方のカージナルスは得点圏に走者を進めるもチャンスをモノにできず連勝が「5」でストップした。

  • 4点差追い付いたレンジャーズが逆転勝利 デシールズの快足光る

    2018.5.8 16:00 Tuesday

    【タイガース6-7レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     ノマー・マザーラの8号ソロで先制しながらもタイガースに逆転を許し、6回表終了時点で4点のビハインドを背負っていたレンジャーズ。しかし、6回裏に打線が奮起し、イサイアー・カイナーファレファの2点タイムリー二塁打など3本のタイムリーを集中して一気に同点に追い付いた。ところが、7回表にマザーラがライン際の打球を落球してタイガースに勝ち越しを許し、再び1点ビハインドの状況に。その裏、レンジャーズは二死からデライノ・デシールズが相手のエラーで出塁し、秋信守(チュ・シンス)の打球を二塁手のディクソン・マチャドが追いかけている間にデシールズが一塁から生還して同点。さらにジュリクソン・プロファーがライトへの勝ち越しタイムリー三塁打を放って試合をひっくり返し、このリードを守り抜いて7対6で逆転勝利を収めた。

     タイガース先発のマイケル・フルマーの前に5回まで1点に封じられ、劣勢を強いられていたレンジャーズだが、6回裏にフルマーを攻略。レンジャーズのジェフ・バニスター監督は「フルマーが非常に良いボールを投げていた。早い段階で劣勢になったけれど、積極的な野球を展開することで盛り返すことができたね」と逆転勝利を振り返った。「1勝は1勝にすぎない」とバニスターは語ったが、積極的かつ粘り強く戦って手にした1勝は、地区最下位に低迷するレンジャーズにとって1勝以上の意味を持つものとなるはずだ。

     逆転勝利のなかで光ったのはデシールズのスピードだ。秋信守の打球はマチャドのグラブの下を抜け、ライト方向へ転々としていったが、その間に快足を飛ばして一塁から長躯ホームイン。「僕が塁に出れば、どんなことだって起こる可能性があるんだ」という言葉からは自身のスピードに対する自信とプライドが垣間見えた。

     7回裏に逆転に成功したレンジャーズは8回にジェイク・ディークマン、9回にキーオニー・ケラを投入する必勝リレーで逃げ切り。タイガース3連戦の初戦を見事に白星で飾った。

  • ダルビッシュが故障者リスト入り 苦しむ日本人投手たち

    2018.5.8 10:30 Tuesday

     日本時間5月8日、ダルビッシュ有(カブス)がインフルエンザのような症状を訴えて10日間の故障者リストに登録された。今回の措置は日本時間5月6日に遡って適用されるため、最短では来週のブレーブス4連戦で復帰可能だが、先発予定だった明日の登板は不可能となった。

     昨季終了後にドジャースからフリーエージェントとなったダルビッシュは、今年2月に6年1億2600万ドルの大型契約でカブスに加入。左腕エースのジョン・レスターとともに先発ローテーションの中心的存在として期待されていたが、開幕から6試合に先発して0勝3敗、防御率6.00と苦しいピッチングが続いている。奪三振率は例年並みの数字を維持しているものの、与四球率や被本塁打率が悪化し、被打率.258も自己ワーストの数字。制球に苦しみ、ストライクを取りに行ったところを痛打されている様子が数字からも読み取れる。故障者リスト入りの期間をリフレッシュ期間として上手く活用し、戦列復帰後の活躍に繋げたいところだ。

     また、同じく日本時間5月8日、パドレスは牧田和久をAAA級エルパソへ降格させたことを発表した。埼玉西武からポスティング制度を利用してメジャーリーグに挑戦し、今年1月にパドレスと総額380万ドルの2年契約を結んだ牧田だが、開幕から14試合に登板して防御率6.75と期待に応えることができなかった。打ち込まれる日とそうでない日の差が極端なため、安定したパフォーマンスを目指してAAA級で調整を行うことになりそうだ。

     牧田と同じリリーフ組では、田澤純一(マーリンズ)も不振に苦しんでいる。契約最終年となる今季は、チームのロースターが大幅に若返ったこともあり、5年連続50試合以上登板の経験を生かしてブルペンを支えることが期待されていたものの、ここまで16試合に登板して防御率7.80と大乱調。4月中旬までは防御率1点台を維持していたものの、その後は失点する試合が増え、首脳陣からの信頼を失いつつある。

     シーズン序盤は苦しんでいる姿が目立つ日本人投手だが、レギュラーシーズンはまだ5ヶ月近く残っている。今後の復調と活躍に期待したい。

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