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  • 有望株・レイエスがマイナーリーガー相手に15球を投じる

    2018.3.1 12:00 Thursday

     日本時間3月1日、カージナルスが将来のエース候補として大きな期待を寄せるアレックス・レイエスがブルペンでマイナーリーガーを相手に計15球を投じた。昨春に受けたトミー・ジョン手術からの復帰に向けて順調にプロセスを消化しているようだ。

     現在23歳のレイエスは、MLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングで1位にランクインしている有望株右腕である。今年1月からブルペンでの投球練習を開始し、腕の強度を取り戻すためのトレーニングを積んできたが、今回のブルペンでの投球は大きな進歩になったと言えるだろう。レイエスはブルペンコーチのブライアン・エバースガードが見守るなか、J.B.ウッドマン、ラモン・ウリアス、エンジェル・モレノの3人に5球ずつ、計15球を投げ込んだ。

     最近の投球練習では変化球も交えるようになっていたレイエスだが、この日は速球とチェンジアップだけ。それでも、トミー・ジョン手術からの順調な回復をアピールし、カージナルスは今のところ、戦列復帰の目標として5月1日を設定しているという。

     ただし、戦列復帰後の役割については未だ不透明だ。カージナルスがレイエスを将来のエース候補と見なしていることは間違いないが、トミー・ジョン手術明けということもあり、投球イニング数には細心の注意を払う必要がある。レイエスが戦列復帰後にいきなり先発ローテーションに入って投げ始めるという状況は考えにくく、カージナルスは90マイル台後半の速球、威力抜群のカーブ、向上中のチェンジアップを投げ分けるレイエスをリリーバーとして起用することも検討しているようだ。

     2016年8月にメジャーデビューを果たしたレイエスは、先発で5試合、リリーフで7試合に登板し、4勝1敗1セーブ、防御率1.57の好成績をマーク。先発で防御率2.20、リリーフで防御率0.52と役割に関わらず好成績を残しており、どちらを任せてもしっかり結果を残してくれるはずだ。2016年の後半戦のように、3年ぶりのポストシーズン進出を目指す今季のカージナルスにとって、レイエスが救世主となるかもしれない。


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  • 補強完了のブルージェイズ 2年ぶりのポストシーズンを目指す

    2018.3.1 11:30 Thursday

     多くの課題を抱えてオフシーズンに突入したブルージェイズだが、ロス・アトキンスGMは呉昇桓の獲得により今オフの大きな補強を終えたことを明言した。今季は借金10の地区4位に終わった昨季から巻き返し、2年ぶりのポストシーズン進出を目指すシーズンとなりそうだ。

     今オフのブルージェイズはホゼ・バティースタ、ブレット・アンダーソン、ダーウィン・バーニー、ライアン・ゴインズらがフリーエージェントとなり、①先発5番手の獲得、②ブルペンの強化、③二遊間のバックアップの補強、④外野のグレードアップが課題となっていた。

     ①については通算67勝のハイメ・ガルシアと契約し、②は呉を獲得したほか、マイナー契約でジョン・アックスフォード、アル・アルバカーキ、クレイグ・ブレズローといったベテラン投手を加えた。③はトレードでアレドミス・ディアスとヤンハービス・ソラーテを獲得することでクリアし、④についてはフリーエージェント市場でカーティス・グランダーソン、トレードでランドール・グリチックを獲得。的確な補強で、見事に多くの課題をクリアしてみせた。ブルージェイズは今季限りでジョシュ・ドナルドソン、マルコ・エストラーダ、J.A.ハップ、スティーブ・ピアースらがフリーエージェントとなるが、彼らとともに勝負に出る準備は整ったと言えるだろう。

     アトキンスは「まだ選手を獲得するチャンスはあると思う」とさらなる補強の可能性を完全には否定しなかったが、「主にトレードによるものになるだろうね」とフリーエージェント選手の補強が完了したことを示唆。呉の獲得により大きな補強は終了したと考えて良さそうだ。

     昨季は投打の主力選手に故障が相次ぎ、思わぬ低迷を強いられたが、各選手がしっかり実力を発揮すればレッドソックスとヤンキースの「2強」と互角の戦いを繰り広げることも不可能ではないはず。2年ぶりのポストシーズン進出に向けて、ブルージェイズの逆襲が始まろうとしている。


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  • ロイヤルズが一塁手補強 昨季30本塁打のデューダと1年契約

    2018.3.1 11:00 Thursday

     エリック・ホズマーの引き留めに失敗し、彼に代わる一塁手を探していたロイヤルズが短期的な解決策に辿り着いた。日本時間3月1日、ロイヤルズは、昨季メッツとレイズで合計30本塁打を放った大砲、ルーカス・デューダと1年契約を結んだことを発表した。

     デューダとロイヤルズといえば、2015年のワールドシリーズ第5戦を思い出す人もいるだろう。1勝3敗で迎えたこの試合、メッツはマット・ハービーの好投もあり、2対0とリードして9回表を迎えた。ハービーがホズマーにタイムリー二塁打を打たれて1点差となり、クローザーのジューリス・ファミリアが登板。マイク・ムスターカスの進塁打で一死三塁となり、サルバドール・ペレスの打球は平凡な三塁ゴロとなった。三塁のデービッド・ライトが一塁のデューダへ送球すると、ホズマーは本塁へ突入。これに慌てたデューダが本塁へ悪送球し、ロイヤルズは同点に追い付いたのだった。結局、延長12回表に一挙5点を挙げたロイヤルズが4勝1敗でワールドシリーズを制覇。デューダの送球が逸れていなければ、試合終了となり、その後の流れも変わっていたかもしれない。

     そして、そのデューダがホズマーに代わる一塁手としてロイヤルズのユニフォームに袖を通すことになった。契約条件は1年350万ドル。打席数に応じて最大130万ドルの出来高が設定されているという。デューダは「人間は失敗から学ぶ生き物なんだ。僕が(ホズマーの代役に)相応しくないと思うカンザスシティのファンもいるかもしれないけど、僕は彼らが間違っているということを証明してみせるよ」と新天地での活躍を誓った。

     また、デューダの加入によりハンター・ドージャー、ライアン・オハーン、フランク・シュウィンデルといった若手選手の出場機会は減少することになるが、デイトン・ムーアGMは「若手選手の昇格を急がせずに済むのは良いことだ」とプラスに捉えている。なお、ロイヤルズはデューダの加入に伴い、昨季7試合の出場に留まった外野手のビリー・バーンズをDFAとしている。


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  • 世界一目指すナショナルズ 引き続きアリエタの動向を注視

    2018.3.1 10:30 Thursday

     オープン戦がスタートし、各球団が開幕に向けて先発ローテーションの構想を固め始めつつあるなか、3年前にサイ・ヤング賞に輝いた右腕がまだフリーエージェント市場に残っている。直近3シーズンで54勝をマークしている右腕は、開幕までに新天地を見つけることができるのだろうか。

     多くの球団関係者やメディア関係者は、ジェイク・アリエタが最もフィットするチームはナショナルズであると考えている。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールによると、ナショナルズは現在も先発投手の補強を検討しており、アリエタとも連絡を取り続けているという。ナイチンゲールはナショナルズのメインターゲットがアリエタであることも併せて伝えている。

     しかしナイチンゲールは、ナショナルズはアリエタに限らず先発投手市場を広く見渡しており、アリエタは選択肢の一つに過ぎないかもしれないとも指摘する。今オフのフリーエージェント市場における先発投手ではアリエタとダルビッシュ有(カブスと契約)がトップクラス、ランス・リンとアレックス・カッブがそれに次ぐ存在と見なされてきたが、リンとカッブもまだ市場に残ったままなのだ。1月にはMLBネットワークのケン・ローゼンタールが、ナショナルズがリンの獲得に関心を示していることを報じており、アリエタではなくリンやカッブの獲得に動く可能性もある。

     ブライス・ハーパーら主力選手が契約最終年を迎え、今季のワールドシリーズ制覇に全力を注ぐナショナルズにとって、アリエタのようなトップクラスの先発投手を複数年契約で獲得することは、今季のみならず来季以降に向けても大きな意味を持つ。先発ローテーションの一角を担うジオ・ゴンザレスが今季限りでフリーエージェントとなるため、その穴を埋めることができるからだ。マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、タナー・ロアークの3人は少なくとも2019年まで契約が残っており、来季は有望株のエリック・フェッディもメジャーの戦力として期待できる。アリエタ(やリン、カッブ)を獲得すれば、来季以降も強力な先発ローテーションを維持することが可能になるというわけだ。

     アリエタの代理人を務めるスコット・ボラスと良好な関係を築いているナショナルズが、悲願のワールドシリーズ制覇のための「ラストピース」としてアリエタを迎え入れるのか。今後の動向に注目だ。


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  • 開幕投手候補・パクストン オープン戦初登板は2回無失点

    2018.2.28 18:30 Wednesday

     昨季ブレイクを果たして12勝をマークしたジェームス・パクストン(マリナーズ)が、日本時間2月28日のパドレス戦でオープン戦初登板。初回にフレディ・ギャルビスに二塁打を浴びたものの、予定の2イニングを無失点に抑え、自身初の開幕投手に向けて上々のスタートを切った。

     すでにフェリックス・ヘルナンデス(右腕に打球直撃)とエラスモ・ラミレス(右広背筋痛)を故障で欠いているマリナーズにとって、最も大切なのはパクストンが無事に2イニングを投げ切るということだった。パクストンは初回、一死走者なしから2番のギャルビスに二塁打を浴びたが、続くウィル・マイヤーズとエリック・ホズマーを打ち取って無失点。2回表は先頭のホゼ・ピレラを歩かせたものの、次打者のハンター・レンフローを三塁への併殺打に打ち取り、打者3人で切り抜けた。

     「全てが良い感じだったよ。身体の状態も良いし、次の先発に向けて準備をしていくよ」とオープン戦初登板を振り返ったパクストン。メカニクスに関して細かな課題が見つかったようだが、速球のスピードも92~94マイル出ており、上々のスタートとなったと言えるだろう。「今はまだ自分のリズムを掴む段階だよ。今日は全球種を投げたけど、どれも良い感じだった。右打者の内角を攻めるのには少し苦戦したけどね」と手応えを感じつつも、次回に向けて課題を挙げることも忘れなかった。

     パクストンのほか、マルコ・ゴンザレスとマイク・リークもオープン戦初登板を良い形で終えているが、ヘルナンデスの調整が遅れ、開幕に間に合わないようであれば、昨季エース級の活躍を見せたパクストンが開幕投手の最有力候補となることは間違いない。実際、スコット・サービス監督はヘルナンデス、パクストン、リークの3人を開幕投手候補に挙げていた。ヘルナンデスが9年連続で開幕投手を務めているマリナーズだが、29歳のカナダ人左腕が今後も順調に調整を続けるようであれば、10年ぶりにヘルナンデス以外の投手が開幕戦の先発を務めることになりそうだ。


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  • 通算614本塁打のプーホルスが一塁手としてオープン戦初出場

    2018.2.28 16:30 Wednesday

     大谷翔平の加入により、今季は一塁手としての出場が増加することが予想されているアルバート・プーホルス(エンゼルス)。通算614本塁打の実績を誇り、将来のアメリカ野球殿堂入りを確実視されている名打者が「3番・一塁」でオープン戦に初出場した。

     大谷が「2番・指名打者」で先発出場したため、実戦初戦から一塁の守備に就いたプーホルス。打席ではセンターフライとサードライナーで2打数ノーヒットに終わったものの、打撃の感触は悪くなかったようだ。また、難しい打球がなかったとはいえ、一塁の守備も無難にこなしてみせた。ヒットこそ出なかったが、上々のスタートと言えるだろう。

     プーホルスは今季、一塁を守る機会が増えることを認識しており、オフシーズンの間に15ポンド(約6.8キロ)の減量に成功。例年よりも引き締まった身体でキャンプ地に現れた。過去2シーズンは足の故障の影響もあり、指名打者として出場する機会が多く、昨季は一塁の守備に就いたのがわずか6試合だけ。しかし、大谷が加入した今季は指名打者に専念するわけにはいかず、オフシーズンの間から一塁の守備練習に精を出してきた。2006年と2010年にゴールドグラブ賞を受賞するなど、かつては好守の一塁手として鳴らしただけに、コンディションさえ万全ならば安定した守備を見せてくれるはずだ。

     また、エンゼルスは一塁守備のためにコンディションを整えてきたことが、打撃にも好影響を与えることを期待している。昨季のプーホルスは自身14度目のシーズン100打点をクリアしたものの、99試合にしか出場できなかった2013年(17本塁打)を除けば23本塁打は自己最少。打率.241、出塁率.286、長打率.386はいずれも自己ワーストであり、OPSは.700にすら届かなかった(.672)。カージナルス時代にはデビューイヤーから10年連続で「打率3割・30本塁打・100打点」をクリアしたプーホルス。全盛期のような活躍を望むのは酷だが、主砲の活躍なしに「打倒・アストロズ」は実現しないだけに、一塁守備のみならず、打撃面でも輝きを取り戻すことが期待されている。


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  • 昨季41セーブ セーブ王・ホランドの契約はなぜ決まらないのか

    2018.2.28 15:30 Wednesday

     レギュラーシーズン開幕がおよそ1ヶ月後に迫るなか、昨季のセーブ王の契約がまだ決まらない。トミー・ジョン手術から復活を遂げ、ロッキーズの守護神として41セーブを挙げて自身初のタイトルを獲得したグレッグ・ホランドの契約はなぜ決まらないのだろうか。

     MLB.comのダニエル・クレイマーはホランドの契約が決まらない理由として以下の3つを挙げている。まず1つ目は「球速の低下」だ。ホランドがロイヤルズのクローザーとして活躍し、オールスター・ゲームに選出された2013~2014年の2シーズン、ホランドの速球は平均96.4マイルを記録していた。しかし、トミー・ジョン手術からの復帰1年目となった昨季は93.4マイル。自身初のセーブ王に輝いたものの、全盛期のスピードを取り戻すことはできていなかったのである。その結果、スライダーに依存する場面が増え、スライダーの投球割合は自己最高の49.8%まで上昇。ところが、スライダーの制球が甘くなり、痛打を浴びる場面も多々見受けられた。

     2つ目は「長期契約への不安」だ。昨季のホランドは8月上旬まで防御率1点台を維持していたものの、8月は11試合でセーブ失敗3度、防御率13.50という大乱調。キッチンで利き腕の指を切ってしまうというアクシデントがあったとはいえ、尋常ではない打たれっぷりだった。トミー・ジョン手術を経験しているだけでなく、すでに32歳という年齢もあり、長期契約を躊躇する球団が多いのは不思議なことではない。昨オフに大型契約を結んだ3人のリリーバーのうち、アロルディス・チャップマン(ヤンキース)とマーク・マランソン(ジャイアンツ)が期待を裏切ったことも、ホランドの市場に影響を与えているのかもしれない。

     そして3つ目は「リリーバー市場の充実」だ。今オフは移籍市場の動きが歴史的なスローペースとなったものの、リリーバー市場に関してはどんどん契約が決まっていった。ブランドン・モロー(カブス)、アディソン・リード(ツインズ)、ルーク・グレガーソン(カージナルス)らがすでに契約を決め、クローザー不在の球団はほとんどない。ホランドはクオリファイング・オファー物件であり、ドラフト指名権などを犠牲にしてまでホランドを獲得する必要はないというスタンスの球団が多いのだ。

     カブス、カージナルス、エンゼルスなどがホランド獲得候補として挙げられているが、あくまでも「獲得に動く可能性がある」という程度の噂話に過ぎない。選手オプションを破棄し、クオリファイング・オファーを拒否してまでフリーエージェント市場に打って出たホランドだが、望み通りの契約を手にする可能性はほとんどなくなったと言っても過言ではなさそうだ。


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  • 来季以降のペイロールに余裕あり ツインズ黄金時代の到来か

    2018.2.28 14:30 Wednesday

     史上初となる「前年100敗以上からのポストシーズン進出」を成し遂げた昨季のツインズ。今オフは2年連続のポストシーズン進出に向けて積極的に動いている。各選手の契約状況を見てみると、来季以降のペイロールには余裕があり、大型補強に打って出ることも可能な状況となっている。

     昨季のツインズはバイロン・バクストン、ホゼ・ベリオス、エディ・ロサリオといった若手選手が急成長を遂げ、チーム躍進の原動力となってチームをワイルドカード獲得へと導いた。ミゲル・サノーやホルヘ・ポランコらを含め、彼らの多くはまだ年俸調停権すら手にしておらず、早くても2021年オフまでフリーエージェントにならないという状況である。

     また、ジョー・マウアーの8年1億8400万ドル(今季年俸2300万ドル)という大型契約が今季限りで終了し、不良債権化しつつあるフィル・ヒューズの5年契約(総額5800万ドル)も来季で終了。オプション等を含めても、現時点で結んでいる契約はすべて2019年限りで満了を迎える。もちろん、数年後には若手選手が年俸調停権を獲得し、年俸が上昇していくわけだが、ペイロールにはかなりのフレキシビリティがある状態となっている。

     「今後数年間を若手選手を軸として戦う準備が整ったように感じている」とチーフ・ベースボール・オフィサーのデレク・フォルビーが語るように、若手選手が順調に成長し、余裕のあるペイロールを利用して有力選手を外部から補強すれば、ツインズは瞬く間に球界有数の強豪チームへと変貌を遂げる可能性を秘めている。フォルビーは今まさに黄金期を迎えているインディアンスの状況も把握しており、それを踏まえたうえで「2019年、2020年、そして2021年に向けて本当に良い状態になっている」と今後の戦いに自信を見せる。

     ツインズが所属するア・リーグ中部地区は、今季もインディアンスが地区優勝の筆頭候補に挙げられているが、「去年は17ゲーム差をつけられたけど、1年前と比べて戦力差は縮小していると思う。我々が地区を制するまでは彼らが地区王者だけど、確実に差は縮まっているよ」とフォルビーは今季の地区優勝を諦めるつもりは全くない。昨季のワイルドカード獲得が「ホップ」の段階だとすれば、今季は「ステップ」の段階。来季以降に「ジャンプ」を決めて黄金期を迎えるためにも、積極的な補強を施した今季は重要なシーズンとなりそうだ。


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  • Rソックス・コーラ監督「ペドロイアは日に日に良くなっている」

    2018.2.28 12:30 Wednesday

     レッドソックスのチームリーダーであるダスティン・ペドロイアは、メジャー13年目にして初めて開幕を故障者リストで迎えることが確実となっている。しかし、昨年10月に受けた左膝の手術からは順調に回復しており、シーズンの早い段階での戦列復帰が期待されている。

     「ペドロイアはバットを振ったり、ゴロを捕球したり、様々な練習を開始しているよ」とペドロイアの状況について語ったのはアレックス・コーラ監督だ。「正しくプロセスを進めていかなくてはいけないけど、彼の状態は良さそうだったよ」と正二塁手の現状を説明。昨季は相次ぐ故障に苦しみ、105試合のみの出場に留まったペドロイアだが、コーラは「彼が練習している様子を見ていると、去年の10月より若く見えたよ」と左膝の手術がペドロイアのパフォーマンスに好影響を与えていることを明らかにした。

     さらにコーラは「(進捗は)少しずつだけど、もしこのままのペースでいけば、来週には打撃練習を行うこともできるんじゃないかな」とリハビリが順調に進んでいることを明言。「彼が復帰するときには、今シーズンだけじゃなくて、この先もずっと健康でいてほしいんだ。彼の状態が日に日に良くなっているのはとても嬉しいことだね」と正二塁手の完全復活を心待ちにしている様子だった。

     レッドソックスは先日、内外野を守れるユーティリティ・プレイヤーのエドゥアルド・ヌニェスと再契約を結んでおり、ペドロイアが欠場している期間はヌニェスが代役を務めることになると見られている。ヌニェスは近年、打撃力を向上させており、ペドロイア不在の期間も戦力を落とさず戦うことができるのは、レッドソックスにとって朗報である。

     最後に、コーラはこんなエピソードを付け加えた。「彼は今日、『ゴルフをするつもりだ』と言ってきたんだ。本当かどうかはわからないけどね。ゴルファーになるつもりだなんて聞いたこともないからね。1週間前にはスコア81でデービッド・プライスに勝ったらしいよ。本当かどうか確かめてきてくれよ。私は彼が言うことの75%は信じない。残りの25%は事実なんだけどね」。少なくとも、チームリーダーであるペドロイアと新指揮官・コーラの関係が良好であることだけは間違いなさそうだ。


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  • 右膝のリハビリを続けるマーフィー 開幕OKの見込みは変わらず

    2018.2.28 12:00 Wednesday

     レギュラーシーズン開幕までおよそ1ヶ月となったが、ダニエル・マーフィー(ナショナルズ)は右膝手術からのリハビリを続けている。今のところ、レギュラーシーズンの開幕に間に合うという当初の予定に変更はなく、リハビリは順調に進んでいるようだ。

     ナショナルズに加入した2016年に打率.347、25本塁打、104打点、OPS.985の好成績をマークしたマーフィーは、昨季も打率.322、23本塁打、93打点、OPS.928と安定したパフォーマンスを披露。ブライス・ハーパー、ライアン・ジマーマン、アンソニー・レンドンらとともにリーグ3位の819得点を叩き出したナショナルズ打線の中軸を担った。

     昨年10月、地区シリーズでカブスに敗れたあとに右膝の手術を受け、今オフのトレーニングにはかなりの制限が設けられている。現在はランニングマシンでの軽いランニングや膝を立てた状態でのゴロ捕りなど、膝に負担が掛からないメニューに取り組んでいるが、デーブ・マルティネス監督によると、足の強度を取り戻すために、やや本格的なトレーニングも開始しているという。少しずつ着実にリハビリは進んでおり、レギュラーシーズン開幕にはなんとか間に合う見込み。「彼は着実に良くなっているよ。今朝、彼と話をしたけど、感触はとても良いと言っていた。何度も言っているけど、(リハビリを焦らせることなく)当初の予定通りに進めていくし、(開幕までに)完全に準備が整うと考えているよ」とマルティネスもチーム屈指の好打者のコンディションを楽観的に捉えている。

     今季のナショナルズはハーパー、マーフィー、ジオ・ゴンザレス、ライアン・マドソンといった主力選手が契約最終年を迎え、現在のチームの「コア」とともにワールドシリーズ制覇を目指す最後のチャンスとなる。球団史上初のワールドシリーズ進出&制覇を成し遂げるためには、当然ながら好打者・マーフィーの打棒は必要不可欠。ファンの大きな期待に応えるために、マーフィーは地道なリハビリを続けていく。


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  • ダルビッシュ加入のカブス 左腕・レスターを開幕投手に指名

    2018.2.28 11:30 Wednesday

     カブスのジョー・マドン監督は今季の開幕投手に、昨季チーム最多の180回2/3を投げたエース左腕のジョン・レスターを指名した。レスターが開幕投手を務めるのはキャリア7度目。カブス移籍後に限ると、2015年、2017年に続いて自身3度目となる。

     日本時間2月28日、オープン戦初登板を終えたあと、レスターは開幕投手に指名されたことについて「とても嬉しいよ」と喜びを口にした。「当然のことだけど、監督やチームが開幕投手に自分を選んでくれるときはいつも、大きな栄誉だと感じている。(開幕投手に指名されたのは)今回が一番早かったんじゃないかな。ワクワクしているし楽しみだよ」。

     昨季のレスターは8月中旬から2週間ほど戦列を離れたことが影響し、6年ぶりに200イニングに届かなかった。32先発で13勝8敗、防御率4.33という数字も到底満足のいくものではない。そして、不本意なシーズンを過ごしたことが、今季に向けてのモチベーションとなっているようだ。「去年は残念なシーズンだったよ。僕は先発ローテーションの順番をしっかり守ることと200イニングを投げることにプライドを持っている。去年はそれができなかったんだ。僕の考えでは、チームが波に乗れなかったのは僕のせいだ。今季はしっかり先発ローテーションを守りたいね」とレスターは今季に向けて意気込む。

     昨季を含め、直近10シーズンで9度の2ケタ勝利をマークしているレスターだが、マドンがレスターを開幕投手に指名したのは実績が理由ではないようだ。マドンは「今回のキャンプで、私が彼の取り組みに感銘を受けたということを彼に知ってもらいたかったんだ」とレスターを開幕投手に指名した理由を明らかにする。「実績よりも、彼の変化を私は高く評価している。強制したわけじゃないけど、リーダーシップを発揮してくれているんだ。とても感謝しているよ」。

     レスター自身は「いつも通り」と語っているが、マドンは「多くのベテラン選手が退団したことが影響しているんじゃないかな」とレスターの変化の理由を分析する。名実ともにチームの「柱」となりつつあるレスターが、開幕投手に相応しい存在であることは間違いなさそうだ。


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  • 昨季29本塁打のナポリが古巣・インディアンスとマイナー契約

    2018.2.28 11:00 Wednesday

     2016年に自己最多の34本塁打&101打点をマークしてリーグ優勝制覇に貢献したマイク・ナポリが2年ぶりにインディアンスに戻ってきた。テリー・フランコーナ監督はポジションに空きがないことを明言する一方で、経験豊富なベテランスラッガーの復帰を歓迎している。

     昨季のナポリはレンジャーズで124試合に出場して29本塁打を放ったものの、打率.193、出塁率.285、OPS.713はいずれも自己ワースト。昨季の不振が影響したのか、今オフはなかなか契約が決まらなかった。ナポリのベテランとしての存在感やリーダーシップを高く評価するフランコーナが「ナポリの獲得に動くチームがなかったのは残念だ」と語ったように、ナポリの価値は単なる個人成績だけでは表せない。個人成績以外の部分も高く評価するインディアンスは、ポジションの空きがない状況ながら、ナポリの呼び戻しに動いた。

     「少しユニークな状況だよね」とフランコーナ。「彼はメジャーリーグのキャンプに参加する機会を欲していた。我々は彼に機会を与えるよ。彼がウチのキャンプで準備をして、(その後別のチームと契約して)敵となっても構わない。彼はそうした権利がある選手だと思うからね。彼はプロだ。そして、我々にとって特別な選手なんだ」とナポリへの賛辞を惜しまなかった。

     今オフのインディアンスは、フリーエージェントとなってフィリーズへ移籍したカルロス・サンタナに代わる一塁手としてヨンダー・アロンゾを獲得。指名打者兼一塁手のエドウィン・エンカーナシオンもおり、同じ一塁手であるナポリの居場所はない。インディアンスはその事実をナポリに伝えたうえで、他の選手たちへの好影響を期待してナポリとマイナー契約を結んだのだ。ひょっとすると、ナポリが開幕までにメジャー契約のオファーを受け、1ヶ月で退団してしまうかもしれない。それでもインディアンスはナポリをキャンプに参加させる価値があると判断した。今回の契約からは、インディアンスのナポリに対する評価の高さがうかがえる。

     インディアンスのキャンプには、2016年に盗塁王のタイトルを獲得し、ワールドシリーズ第7戦で起死回生の同点弾を放ったラジェイ・デービスも参加している。ナポリとデービスという経験豊富なベテラン選手の存在は、70年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すインディアンスにとって、この上なく貴重なものとなりそうだ。


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  • リンスカムがレンジャーズと契約合意 2年ぶりのメジャー復帰へ

    2018.2.28 10:30 Wednesday

     現地の報道によると、レンジャーズは元サイ・ヤング賞右腕のティム・リンスカムとメジャー契約を結ぶことで合意に至ったようだ。球団から正式発表はされていないが、ダラス・モーニング・ニュースのエバン・グラントは年俸100万ドルの1年契約であることを伝えている。

     先日、シアトル郊外のトレーニング施設でショーケース(公開練習)を開催し、各球団のスカウトから高い評価を受けていたリンスカムのメジャー復帰が無事に決定した。メジャー契約のオファーが届いていることはすでに報じられていたが、リンスカムが選択したのはレンジャーズ。新天地では主にリリーバーとして起用されることが予想されている。

     メジャー2年目の2008年から2年連続でサイ・ヤング賞を受賞するなど、ジャイアンツでプレイした9シーズンで108勝を挙げ、3度のワールドシリーズ制覇に貢献したリンスカムだが、ダイナミックな投球フォームは小さな身体に大きな負担を与え、徐々にパフォーマンスは悪化。ジャイアンツでのラストイヤーとなった2015年は15試合にしか先発できず、エンゼルスに加入した2016年は9先発で2勝6敗、防御率9.16、被打率.395と無残なまでに打ち込まれた。しかし、ショーケースでは球速が回復していることをアピール。見事にメジャー契約を手に入れた。

     レンジャーズは昨季途中からアレックス・クラウディオがクローザーを務めているが、絶対的守護神と呼べるほどの存在ではなく、ジェイク・ディークマンやキーオニー・ケラ、先発ローテーション争いに加わっているマイク・マイナーやマット・ブッシュも交えて競争になる可能性がある。オープン戦での出来次第では、リンスカムがクローザーを務める可能性もゼロではないだろう。実際、ウェイド・デービス(ロッキーズ)など先発からクローザーへの転向は成功例も少なくない。

     もちろん、リンスカムが先発ローテーション争いに参戦し、開幕ローテーション入りを勝ち取る可能性もある。いずれにしても、2年ぶりにメジャーのマウンドでリンスカムの姿を見られることだけは間違いなさそうだ。

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  • レッドソックス期待の新戦力 J.D.マルティネスが入団記者会見

    2018.2.27 18:30 Tuesday

     日本時間2月27日、J.D.マルティネス(レッドソックス)の入団記者会見が行われた。5年1億1000万ドルという大型契約で全米有数の名門球団に迎え入れられたマルティネスは「歴史ある球団の一員になることができて嬉しいよ」と喜びを口にした。

     オフシーズン当初からレッドソックスと相思相愛であると見られていたマルティネスだが、正式契約までにはおよそ4ヶ月を要した。「とても長いプロセスだったけど、今日ここにいることができて嬉しいよ。レッドソックスが歴史ある球団だということは知っているし、勝つことが最優先であるということも認識している。ボストンの街にワールドシリーズ制覇をもたらすことが究極の目標だ。その一員になることができて嬉しいよ」とマルティネスは語った。

     デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長は今オフのトップターゲットがマルティネスであったことを認めており、交渉がなかなか進展しないなかでもそれは揺るがなかったという。「我々のオフシーズンの仕事はすべて完了した。先日、エドゥアルド(・ヌニェス)を獲得し、今日はJ.D.(マルティネス)だ。とてもワクワクしているよ」と今オフの補強に大きな手応えを感じている。

     契約合意が報じられてから正式契約に至るまでに1週間を要したが、長期契約のリスクを軽減するための交渉が続けられていたようだ。その結果、マルティネスは3つ目のオプトアプト権を獲得(2年目、3年目、4年目の終了時)。一方で、レッドソックスはマルティネスが1シーズンに60日以上、または合計で120日以上故障者リスト入りした場合に、契約の最終2年間について金銭面での救済を得られることになった(スコット・ボラス談)。

     アレックス・コーラ監督はマルティネスを三番または四番で起用する方針を明らかにしており、ムーキー・ベッツ、アンドリュー・ベニンテンディらと形成する上位打線はメジャー屈指のものとなった。2016年までチームの主砲として活躍したデービッド・オルティスに代わるスラッガーとして期待されるマルティネスは「相手に大きなダメージを与えられるといいね」と新天地での活躍を誓った。


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  • ロッキーズ・ブラック監督 8人制ブルペンの採用を明言

    2018.2.27 17:30 Tuesday

     ウェイド・デービスとブライアン・ショウを獲得し、ジェイク・マギーと再契約を結ぶなど、今オフのロッキーズはブルペンの大幅なアップグレードに成功した。バド・ブラック監督は戦力アップしたブルペンを最大限に活用すべく、8人制ブルペンの採用を明言した。

     アクティブ・ロースターが25枠しかないメジャーリーグでは、投手12人・野手13人の形が一般的であり、先発投手が5人必要なため、リリーフ投手は7人になることが非常に多い。しかし、ブラックは「先発5人、リリーフ8人でいく。昨季は投手12人で戦おうとしたけど、結局13人を維持することになったからね」と開幕ロースターに投手を13人登録する方針であることを明らかにした。

     過去の実績から判断すると、クローザーのデービス、左右のセットアッパーであるマギーとショウ、ミドルリリーフのアダム・オッタビーノ、マイク・ダン、クリス・ラシン、スコット・オバーグの7人は開幕ロースター入りがほぼ確実。残りの1枠をザック・ロスカップ、カルロス・エステベス、ハイロ・ディアスらが争うことになりそうだ。

     また、8人制ブルペンの採用は、ベンチ入り野手が5人ではなく4人になることを意味する。ブラックが「複数ポジションを守ることができる選手が必要になる」と語るように、通常よりベンチ入り野手が1人少ない分、ベンチ入りの4選手には様々な役割をこなすことが求められる。昨季はアレクシー・アマリスタ(現タイガース)が内外野の6ポジションを守り、ユーティリティ・プレイヤーとして活躍したが、今季は昨季13本塁打を放ったパット・バライカがその役割を担うことになるだろう。控え捕手のトニー・ウォルターズも二塁、三塁、遊撃での出場経験があり、チームのニーズに合う選手だ。残りの2枠のうち1枠は控え外野手ということになるが、ここはデービッド・ダールやライメル・タピアらが争っている。なお、最後の1枠については、どのような役割の選手が入るかは未定だが、ブラックは「ユーティリティ性がカギになるだろうね」と複数ポジションを守れる選手を優先する意向を示した。


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  • 2009年新人王・ベイリーが現役引退を表明 通算95セーブ

    2018.2.27 15:30 Tuesday

     日本時間2月27日、2009年ア・リーグ新人王のリリーフ右腕、アンドリュー・ベイリーが自身のInstagramを通して現役引退を表明した。メジャー最初の3年間で75セーブを挙げたベイリーだが、その後は相次ぐ故障に苦しみ、デビュー当時の輝きを取り戻すことはできなかった。

     ベイリーは2006年のドラフトでアスレチックスから6巡目(全体188位)指名を受けてプロ入りし、マイナーでは主に先発投手としてプレイ。2009年にリリーバーとしてメジャーデビューを果たし、68試合に登板して6勝3敗26セーブ、防御率1.84の好成績を残してア・リーグ新人王に選出された。2010年と2011年は故障もあって登板試合数は50に届かなかったが、それぞれ25セーブ、24セーブをマーク。ジョナサン・パペルボンの退団によりクローザーを必要としていたレッドソックスが、2011年オフにジョシュ・レディック(現アストロズ)ら3選手とのトレードで獲得した。

     ところが、2012年以降はさらに故障が増え、レッドソックスでは2シーズンで49試合に登板しただけ。右肩の故障で2014年シーズンを全休し、2015年にヤンキースでメジャー復帰を果たしたが、この年は10試合で防御率5.19、フィリーズとエンゼルスでプレイした2016年は45試合で防御率5.36と、全盛期からは程遠いパフォーマンスに終始した。昨季はエンゼルスで開幕ロースター入りを果たし、開幕からの4登板で2勝をマークする好スタートを切ったものの、右肩の炎症で早々に離脱。結局復帰できないままシーズンを終えた。

     メジャー8年間で5球団を渡り歩き、通算265試合に登板して16勝14敗95セーブ、防御率3.12を記録。ルーキーイヤーの2009年から2年連続でオールスター・ゲームに選出された。今後は現役最後に所属したエンゼルスでインスタント・リプレイのコーディネーター兼アシスタント・コーチを務める予定となっており、元新人王の「第二の人生」での活躍に期待したい。


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  • 呉昇桓がブルージェイズと正式契約 カレーラがDFAに

    2018.2.27 14:30 Tuesday

     日本時間2月27日、ブルージェイズは35歳の韓国人右腕・呉昇桓と正式に契約を結んだことを発表した。年俸200万ドルの1年契約がベースとなり、2019年の契約は年俸250万ドルの球団オプションとなっている。ただし、呉が定められた登板試合数をクリアした場合、自動的にオプションが行使されるという。

     韓国プロ野球の三星ライオンズで5度のセーブ王を含む277セーブ(韓国プロ野球記録)、日本プロ野球の阪神タイガースでは2年連続セーブ王となり合計80セーブをマークした呉は、2016年1月にカージナルスと契約。1年目は安定したピッチングでシーズン途中にクローザーへ昇格し、76試合で6勝3敗19セーブ14ホールド、防御率1.92の好成績をマークしたが、昨季は球威がなく安定感を欠き、62試合で1勝6敗20セーブ7ホールド、防御率4.10に終わり、シーズン途中でクローザーの座を剥奪された。シーズン終了後にフリーエージェントとなり、今月上旬にレンジャーズとの契約合意が伝えられたが、身体検査をパスできず破談に。今日になってようやくブルージェイズとの正式契約に至った。

     ベンチコーチのデマーロ・ヘイルは「彼の加入は投手陣を強化してくれるだろう。彼は経験豊富なベテランだし、過去2年間のメジャーリーグでの成功も見てきた。ブルペンの戦力アップになるし、一部の若手投手をマイナーでプレイさせることも可能になる」と呉の加入を歓迎。ブルージェイズには若き守護神のロベルト・オスーナがおり、呉はオスーナへつなぐセットアッパーを務めることになるだろう。

     なお、ブルージェイズは呉のロースター枠を確保するために控え外野手のエゼキエル・カレーラをDFAとした。今オフ、ブルージェイズにはランドール・グリチックやカーティス・グランダーソンが加入し、外野は人員過剰状態。昨季は外野の準レギュラーとして131試合に出場し、打率.282、8本塁打、10盗塁、OPS.764と自己最高のシーズンを過ごしたカレーラだが、チームの補強の割を食う形でDFAとなった。


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  • Dバックス・ロブロ監督 主砲に多くの休養日を与える方針

    2018.2.27 12:30 Tuesday

     ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は今季、チームの主砲であるポール・ゴールドシュミットに例年より多くの休養日を与える方針であることを明らかにした。ゴールドシュミットは3年連続で155試合以上に出場しているが、30代に突入しており、コンディション面を考慮した結果の決断となった。

     昨季のゴールドシュミットは155試合に出場して打率.297、36本塁打、120打点、18盗塁、OPS.966の好成績をマーク。155試合中152試合は先発出場で、自身3度目となるシルバースラッガーとゴールドグラブのダブル受賞を達成したほか、MVP投票では3位にランクインした。9月に肘の不調で5試合を欠場したが、それがなければ出場試合数はさらに増えていたことだろう。

     メジャー3年目の2013年に160試合に出場して本塁打と打点の二冠を獲得。翌2014年は左手の骨折もあり、109試合のみの出場に留まったが、2015年からは159、158、155と毎年155試合以上に出場しているように、ゴールドシュミットはメジャーでも有数の頑丈な選手である。ロブロの前に監督を務めたチップ・ヘイルやカーク・ギブソンも、ロブロと同じように主砲の負担を軽減するために出場試合数を減らしたい意向を示していたが、いざシーズンが始まってみると主砲不在で戦うことを躊躇したり、ゴールドシュミットが休養を好まなかったりで、結局出場試合数を減らすことはできなかった。ロブロは昨季、ゴールドシュミットが155~160試合プレイする予定であることを明言し、その通りの起用法となったが、昨年9月に30歳の誕生日を迎えた主砲のコンディション面に配慮し、今季は出場試合数をコントロールすることを決断した。

     すでにロブロはゴールドシュミットと話し合いの場を設けており、主砲の了承を得ているようだ。「彼は機械じゃないんだよ。彼が常に素晴らしい活躍を見せるから、ときどき我々はそのように思ってしまうんだけどね。彼の出場試合数には注意を払っていく。他の選手と同様に、彼にも休養が必要だ」とロブロは語る。ロブロは「方針は変わる可能性がある」と付け加えたが、今季のゴールドシュミットは適度な休養を与えられながら、快適にプレイすることになりそうだ。


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  • ブリュワーズの主砲・ブラウンが一塁の守備に挑戦中

    2018.2.27 12:00 Tuesday

     球団史上最多の302本塁打を放っているライアン・ブラウン(ブリュワーズ)は今季、チーム事情によって一塁守備に挑戦することになった。日本時間2月27日のインディアンス戦には左翼手として出場したブラウンだが、日本時間3月1日のジャイアンツ戦で「一塁手デビュー」を果たす予定となっている。

     今オフ、ブリュワーズにはクリスチャン・イェリッチとロレンゾ・ケインという2人の実力派外野手が加わった。ほかにもドミンゴ・サンタナ、キーオン・ブロクストン、ブレット・フィリップスなど外野のレギュラー候補は豊富に揃っており、一時はトレードでの人員整理も噂されたほど。球団は主砲・ブラウンを一塁に回すことで、この問題を解決しようと考えている。

     ブラウンは今オフ、外野用のグラブを新調したほか、一塁守備挑戦に向けてファーストミットを用意した。さらに、二塁守備に挑戦する可能性が取り沙汰されたこともあり、球団の用具マネージャーであるジェイソン・ショウガーはブラウンに二遊間用のグラブを作らせたという。野球用具を取り扱うウィルソン社の担当者に対してブラウンは「あなたたちの仕事を少し大変にしてしまっているね。いくつか追加のグラブが必要だから」と冗談っぽく話した。

     大学時代は遊撃手としてプレイし、プロ入り後は外野に回るまで三塁を守っていたブラウンにとって、内野の反対側である一塁守備は完全に未知の領域である。ポジション取りやフットワーク、バントシフトや中継プレイなど、様々なことを日々学んでいるが、準備が不十分と感じたため、オープン戦の初出場は左翼手としてプレイすることを希望したようだ。「(一塁守備の準備ができるまで)あと数日必要だと感じたんだ」とブラウンは語る。

     一塁守備では広範囲を走り回ったり、フェンスに激突したりする心配がないため、長期的に見ればブラウンのキャリアにプラスに働くだろう。しかし、短期的に見ると、ブラウンは2016年シーズン終了後に背中の手術を受けており、一塁で数多くのゴロを捕球することは背中への負担となる可能性がある。そこでブラウンは1日当たりに捕球するゴロの数を制限しているという。

     今季、ブラウンがシーズンを通して一塁守備に専念するのかは現時点では定かではない。一塁には昨季31本塁打を放ったエリック・テームズもおり、彼を完全なベンチ要員として扱うことは考えにくいからだ。いずれにしても、ブラウンの一塁挑戦により、クレイグ・カウンセル監督の選手起用に様々なオプションが生まれたことだけは間違いないだろう。


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  • 「キング・フェリックス」の右腕に打球直撃 骨に異常はなし

    2018.2.27 11:30 Tuesday

     10年連続の開幕投手を目指すフェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)をアクシデントが襲った。日本時間2月27日のカブス戦に先発したヘルナンデスだったが、2回裏にビクトル・カラティーニの打球が右腕を直撃。そのまま負傷降板となってしまった。

     オープン戦初登板に臨んだヘルナンデスは、ハビアー・バイエズとアンソニー・リゾーから三振を奪うなど、初回は三者凡退の好スタート。2回裏は先頭のアディソン・ラッセルに死球を与え、ジェイソン・ヘイワードの進塁打で一死二塁となり、ここでカラティーニの強烈なピッチャー返しが右腕を直撃した。ヘルナンデスは苦痛に顔を歪め、トレーナーに付き添われてベンチへ引き下がる際も表情は歪んだまま。2番手のショーン・アームストロングがエフレン・ナバーロに犠牲フライを打たれたため、ヘルナンデスのオープン戦初登板は2回途中1失点で終了した。

     ヘルナンデスは降板後、球団のスプリング・トレーニング施設へ向かい、X線検査を受けた。その結果、幸いにも骨に異常はなく、打撲と診断されたが、「少しの間はプレイできないだろう」とスコット・サービス監督が語ったように調整に影響が出るのは確実だ。「数日以内に詳しいことがわかるだろう。不幸にも打球直撃ということが起こってしまったが、幸いにも症状はそれほど酷くなかった。まずは数日の間、様子を見てみよう」とサービスは冷静に語った。

     昨季のマリナーズは先発投手陣に故障者が続出し、球団新記録となる17人の先発投手を起用する事態に陥った。ドリュー・スマイリー(現カブス)は1試合も登板できず、岩隈久志も6先発のみ。ヘルナンデスとジェームス・パクストンも戦列を離れた時期があった。今季は先発ローテーションに目立った補強を施しておらず、現有戦力が故障なく稼働することを期待しているだけに、万が一ヘルナンデスが長期離脱ということになれば、早々にチームの構想が狂い始めることになる。

     なお、ヘルナンデスに直撃する痛烈な打球を放ったカラティーニは、昨年5月のAAA級の試合でダニエル・ポンセデレオン(カージナルス)の頭部に打球を直撃させている。ポンセデレオンは一時復帰が危ぶまれたものの、日本時間2月26日の試合で無事に戦列復帰を果たした。


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