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  • エンゼルス・ソーシア監督 大谷のフレキシブルな起用に前向き

    2018.3.2 14:30 Friday

     メジャーリーグで本格的な二刀流に挑戦する大谷翔平(エンゼルス)は当初予想されていたよりも多くの打席を得ることになるかもしれない。マイク・ソーシア監督は先発登板の前日や翌日に打席に立たせる可能性も含め、大谷のフレキシブルな起用に前向きな姿勢を示している。

     日本時間3月3日のカブス戦で先発予定の大谷は、登板前日にあたる日本時間3月2日のジャイアンツ戦には出場しなかった(エンゼルスが11対4で勝利)。エンゼルスはオープン戦の間、大谷を登板前日と翌日に野手として出場させない方針を貫く予定だが、レギュラーシーズン開幕後はこの方針が変化する可能性もあるという。

     「シーズンが始まったら、我々は(大谷の状態を)細かくチェックしていくことになるだろう。投手はピッチングに多くのエネルギーを割かなければならないし、場合によっては野手としての出場機会を犠牲にしてしまうかもしれない。でも、あらゆることにフレキシブルに対応していくつもりだよ。登板する前の日に野手として試合に出られないならそれでいい。登板した次の日に代打として出場できてもできなくてもそれでいい。二刀流を上手く実現させるために、フレキシブルになる必要があると思う」とソーシア。基本的には大谷のコンディションを最優先に考えていく方針だが、登板の前日や翌日に打席に立たせる可能性を否定はしなかった。

     ただし、ソーシアが「それは起こらないと思うよ」と断言したことが一つだけある。それは大谷が指名打者として出場した試合でリリーフ登板することだ。指名打者として出場した大谷を登板させる場合、エンゼルスはその試合の残りを指名打者なしで戦うことになるが、よほどの緊急事態でない限りこの起用法は起こり得ないだろう。同様に、大谷が先発登板する試合でエンゼルスが指名打者なしのスタメンを組むことも基本的には無いと考えて良さそうだ。

     経験豊富なソーシアは、二刀流に挑戦する大谷をどのように起用していくのか。今季最大の注目ポイントの一つであることは間違いない。


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  • 新天地・パドレスで有望株のメンター役を担うホズマー

    2018.3.2 12:30 Friday

     大型契約でパドレスに加入したエリック・ホズマーは、才能豊かなプロスペクトたちの将来を楽しみにしている。主力選手としてチームを支えるのはもちろんのこと、自身の考えや経験を惜しみなく若手有望株たちへ伝えるなど、新天地では有望株のメンター役も担っているようだ。

     先日、パドレスのコーチ陣は選手を4つのチームに分け、「ターゲット・プラクティス」と呼ばれる打撃コンテストを開催した。ホズマーは4人のキャプテンのうちの1人となり、自チームの選手としてフェルナンド・タティスJr.、ルイス・ウリアスという2人のトップ・プロスペクトを指名。ホズマーのチームは1回戦でA.J.エリスのチームに敗れてしまったものの、有望株たちは貴重な時間を過ごした。

     ホズマーはパドレスへの移籍を検討する際、チーム状況について調べるのはもちろんのこと、プロスペクトなどチームの将来についても入念に下調べを行ったという。「ビデオを見たり、スカウティング・レポートを読んだりするのは、彼らを知るのに大いに役立ったよ。実際に入団してフィールドで彼らのプレイを見ると、彼らの才能が本物だということがわかったし、選手として燃えてきたんだ」とホズマーは語る。

     パドレスはベテラン選手の経験を生かすべく、打撃練習などでベテランと若手が同じグループに含まれるように工夫している。ホズマーはタティスJr.やウリアスとともに練習を行ったり、クラブハウスで談笑したりするなど、良好な関係を築いており、若手選手から尋ねられたことには何でも答えるようにしているという。

     ホズマーと過ごす時間は有望株たちにとって貴重なものとなっており、タティスJr.は「球界で長く活躍し、ワールドシリーズ王者にもなったことがある選手からはたくさんのことを学ぶことができる。彼と一緒にいるのはとても楽しいし、素晴らしい時間を過ごしているよ」と充実感を滲ませる。ウリアスも「僕は彼をリーダーだと思っている。楽しむときはしっかり楽しむし、練習すべきときはしっかり練習をできる人なんだ」とホズマーについて語っている。

     タティスJr.とウリアスはともにオープン戦で存在感を示しており、開幕ロースター入りの可能性は極めて低いものの、今季中のメジャー昇格が有力視されている。両者がホズマーとともにハイレベルな内野陣を形成する日も、そう遠くはなさそうだ。


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  • 44歳・コローン 開幕ロースター入りに向けてオープン戦初登板

    2018.3.2 12:00 Friday

     開幕ロースター入りに向けて、現役最年長選手(44歳)であるバートロ・コローン(レンジャーズ)の挑戦がスタートした。コローンは日本時間3月2日に行われたパドレスとのオープン戦に先発し、2イニングをウィル・マイヤーズの1号ソロによる1点のみに抑えた。

     9対9の引き分けに終わったこの試合、コローンは2イニングで32球を投げ、うち23球がストライクといつも通りの安定したコントロールを発揮。速球のスピードは最速でも90マイルに満たず、コローンは「トレーニングを続け、球速を上げていく必要がある」と感じたようだが、コローンらしいピッチングを披露し、チェイス・ヘッドリーからは見逃し三振も奪った。

     昨季までに通算240勝をマークしているコローンは、フアン・マリシャルのドミニカ人最多勝記録(243勝)まであと3、デニス・マルティネス(ニカラグア出身)のラテンアメリカ人最多勝記録(245勝)まであと5に迫っており、「達成したい個人的な目標があるんだ」とこれらの記録が現役続行のモチベーションとなっていることを認めている。相次ぐ故障により2010年シーズンを全休した際には「キャリアが終わった」と感じたというが、2011年にマイナー契約で加入したヤンキースで復活を遂げ、それ以降だけで87勝。コローンは「今、自分がここにいるのは驚きだよ」と現役生活を続けることができていることに感謝している。

     ジェフ・バニスター監督は「100マイルの速球をバンバン投げ込んでいたマイナー時代のコローンを覚えている」というが、あの頃のコローンと現在のコローンは全く異なる投手である。球速が失われた今、コローンの投球を支えているのは抜群のコマンド能力であり、オープン戦での登板を経て、コンディションをしっかり整えることができれば、開幕ロースター入りも決して不可能ではないだろう。

     過去2シーズンにわたって球界最年長選手としてプレイしたコローンは、プロ25年目&メジャー21年目のシーズンを迎えることができるのか。44歳のベテラン右腕の奮闘に注目だ。


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  • 23歳・アンドゥハーが開幕ロースター入りに向けて猛アピール!

    2018.3.2 11:30 Friday

     つい先日まで正三塁手の最有力候補と見られていたミゲル・アンドゥハー(ヤンキース)だが、ブランドン・ドルーリーの加入により事情が変わった。しかし、アンドゥハーはポジション争いを必要以上に意識しすぎることなく、自身の実力を存分に発揮している。

     日本時間3月2日に行われたフィリーズとのオープン戦に「4番・指名打者」で先発出場したアンドゥハーは、2回表の第1打席で3号先制ソロを放つと、3回表の第2打席でも4号ソロ。続く2打席はレフトフライと空振り三振に倒れたが、2本塁打を放つ活躍でチームの勝利に貢献した。

     アンドゥハーはオープン戦でここまで5試合に出場し、14打数6安打(打率.429)、4本塁打、5打点、OPS1.786の大活躍。本塁打数ではメジャー単独トップに立っている。「競争についてはそれほど意識していないよ。試合に出て、自分の仕事をやるだけさ」とアンドゥハーが語るように、気負い過ぎていないことが素晴らしいパフォーマンスに繋がっているのかもしれない。

     ポジション争いのライバルであるドルーリーもここまで8打数3安打(打率.375)、1本塁打、OPS1.500と好調を維持しているが、「彼は本当に良い選手だね」とアンドゥハーの活躍を称える。「彼は今のところ、非常に良いプレイを見せている。僕は常に競争意識を持っているよ。ポジションが与えられているわけではないから、しっかり仕事をして、ポジションを勝ち取らないといけないね」とライバルの活躍に危機感を持っているようだ。

     「まだ3月は始まったばかりだよ」とアーロン・ブーン監督は冷静にポジション争いの状況を見据えているが、ポジション争いがチームに活気をもたらしているのであれば、チームにとっては大きなプラス材料である。このままアンドゥハーが好調を維持すれば、開幕ロースターの25人を選出する際、そして開幕スタメンの9人を選ぶ際に、ブーンは頭を悩ませることになりそうだ。


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  • ダルビッシュが体調不良で登板回避 新天地デビューはお預け

    2018.3.2 11:00 Friday

     日本時間3月2日のロッキーズ戦で新天地デビューを果たす予定となっていたダルビッシュ有(カブス)だが、体調不良により登板を回避した。開幕までのスケジュールから逆算すると、次回は日本時間3月7日のドジャース戦で先発することが予想されている。

     6年契約でカブスに加入したダルビッシュは、この日がオープン戦初登板の予定となっていた。しかし、ここ数日にわたって腹痛に悩まされており、「登板の準備ができていない」と判断したジョー・マドン監督は、ダルビッシュの先発登板を取りやめることを決断。ダルビッシュは代わりに、ブルペンでの投球練習など通常通りの練習メニューをこなした。

     マドンは「彼の状態はそれほど深刻ではないよ。お腹の調子が良くないみたいなんだ」とダルビッシュの状態について説明。「我々は脱水症状について心配していたんだ。彼が(現在のコンディションで)登板して、汗をかいてしまうと、何かを引き起こしてしまう可能性がある。それはスマートではないよね」とマドンが語ったように、あくまでも大事を取っての登板回避だったようだ。

     開幕3戦目の先発が予定されているダルビッシュだが、レギュラーシーズン開幕まではまだ1ヶ月ほどの時間があり、調整を必要以上に焦る必要はない。「我々は(今日の)登板を回避させる方が良いと判断したんだ。(調整を)急ぐ必要はないし、彼も(今回の決断には)納得してくれているよ」とマドン。開幕までのスケジュールを考慮すると、次回登板は日本時間3月7日、古巣・ドジャース戦ということになりそうだ。

     なお、ダルビッシュの代わりに先発のマウンドに上がったアレック・ミルズは2回無失点の好投を披露。カブスは3回裏にイアン・ハップの3号ツーランで先制し、試合終盤までリードを保っていたが、8回表に7番手のダニエル・カマレナがサム・ヒリアードに1号同点ツーランを浴び、試合は2対2の引き分けに終わっている。


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  • アリエタを狙うフィリーズ リンの獲得にも興味を示す

    2018.3.2 10:30 Friday

     先発投手市場の動きを注視していることが報じられているフィリーズは、ジェイク・アリエタの獲得に興味を持っていると見られている。ところが、MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、フィリーズはアリエタだけでなく、ランス・リンの獲得にも興味を示しているようだ。

     春季キャンプが始まってからおよそ2週間が経過し、オープン戦も本格的にスタートするなか、フィリーズは現在も先発投手補強の可能性を探っている。球団フロント陣にオリオールズ出身の人物が多く、彼らがオリオールズに在籍していたときにアリエタをドラフトで指名したという縁もあり、アリエタ獲得候補の一つに挙げられているフィリーズだが、モロシのリポートによると、フィリーズが興味を示しているのはアリエタだけではないという。先発投手補強を目指すフィリーズの獲得候補リストにはリンの名前も含まれているようだ。

     選手の契約情報を詳細に扱っている「Cot’s Baseball Contracts」によると、昨季の開幕ロースターの年俸総額がおよそ1億ドルであるのに対し、今季の推定年俸総額は6500万ドルにも満たない。仮に昨季開幕と同水準までペイロールを引き上げることが可能だとすれば、まだ3500万ドルほどの余裕が残っており、アリエタとリンの両獲りも不可能でないように思われる。ただし、若手先発投手が着実に力をつけてきている現状を考えると、彼らの登板機会を奪ってしまうような補強を施すことは考えにくく、どちらか一方の獲得が現実的だろう。

     フィリーズはすでに今季の開幕投手にアーロン・ノラを指名。2番手以降はジェラッド・アイコフ、ビンス・ベラスケス、ニック・ピベッタ、ベン・ライブリーという顔ぶれが予想されているが、ポテンシャルはともかく、安定性という面では物足りなさは否めない。ここにアリエタやリンのような実績のあるベテラン投手を加えることで、先発ローテーションに安定をもたらすとともに若手の成長を促すという狙いは実に理にかなっている。チーム再建を順調に進めるフィリーズが、開幕までに大物フリーエージェント投手を獲得するのか。今後の動向に注目だ。


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  • 打球直撃のヘルナンデスは軽傷 登板回避は1度で済む見込み

    2018.3.1 18:30 Thursday

     日本時間2月27日のカブス戦で利き腕に打球を受けて負傷降板したフェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)。ジェリー・ディポートGMによると、検査の結果、骨に異常はなく、オープン戦の先発予定を1試合回避するだけで済む見込みのようだ。

     ディポートは「彼はおそらく先発登板を1試合回避することになるだろう。その後は万全の状態で戻ってきてくれるはずさ」と今後の見通しについて説明した。「フェリックス(・ヘルナンデス)は我々にとって極めて重要な存在だ。(打球が直撃したときは)心臓が止まるかと思ったよ。トレーナーやドクターから詳細を聞き、レントゲンの写真を見て、彼の状態が深刻でないとわかったときは本当にホッとした」と本音もこぼしていた。

     ヘルナンデスは日本時間3月4日のエンゼルス戦に先発する予定となっていたが、これは回避が確実。当初予定していた先発登板数より1試合少なくなってしまうが、ディポートは「予定が狂ってしまうのはあまり良いことではないけど、身体のコンディションが最優先だよ」とそれほど深刻にはとらえていない。残りの先発登板での投球イニング数を増やして、当初の予定通りのイニング数を消化させる方針だ。

     昨季は2度の故障者リスト入りが影響して16試合にしか先発できず、6勝5敗、防御率4.36という自己ワーストのシーズンを過ごしたヘルナンデス。巻き返しを期すために、今オフは熱心にトレーニングに取り組んでいた。ディポートもヘルナンデスの状態の良さを実感し、完全復活を期待していた矢先のアクシデント。まだオープン戦は始まったばかりであり、調整の遅れを開幕までに挽回できる時期だったのは不幸中の幸いだろう。

     今季のマリナーズは、イチローのルーキーイヤーである2001年以来17年ぶりとなるポストシーズン進出を目指している。その目標を達成するためには、2010年にサイ・ヤング賞を受賞した絶対的エースの完全復活は必要不可欠なだけに、開幕までにヘルナンデスの調整が無事に完了することを祈るばかりである。


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  • アストロズ・グリエル 左手の手術により6週間の戦線離脱へ

    2018.3.1 16:30 Thursday

     日本時間3月1日、アストロズはユリ・グリエルが左手の有鈎骨(ゆうこうこつ)の手術を受けたことを発表した。全治までには6週間を要すると見られており、戦列復帰は早くても4月中旬。今季の開幕を故障者リストで迎えることがほぼ確実となった。

     ジェフ・ルーノウGMによると、グリエルは日本時間2月27日に左手の痛みを訴え、翌28日にヒューストンへ戻ってチームドクターの診察を受けたという。「手術を受けるのが正しい選択だと判断した。確実な手術だし、復帰までのスケジュールもはっきりしている。100%の状態で戻ってきてくれるはずだよ」とルーノウは事態を楽観的に捉えている様子だった。

     グリエルは昨年のワールドシリーズでのダルビッシュ有(当時ドジャース)に対する侮辱行為により、今季開幕から5試合の出場停止処分を科されていたが、この処分はグリエルが戦列復帰を果たした時点で適用されることになる。要するに、アストロズは開幕からの15~20試合ほどをグリエル抜きで戦うことになり、ルーノウは外部からの補強ではなく、現有戦力を活用してグリエルの穴を埋める方針を明らかにしている。

     グリエルの欠場によりチャンスを得ることになると見られるのが、A.J.リード、タイラー・ホワイト、J.D.デービスといった面々。リードは昨季AAA級で34本塁打を放ち、ホワイトは2016年4月に週間MVPを受賞した実績がある。また、昨季メジャーデビューを果たしたばかりのデービスは、オープン戦ここまで打率.364、2本塁打、OPS1.417と好調を維持。ユーティリティ・プレイヤーのマーウィン・ゴンザレスが一塁に入る可能性もあるが、今後のオープン戦において開幕一塁手争いは注目のトピックとなりそうだ。

     昨季のグリエルは139試合に出場して打率.299、18本塁打、75打点、OPS.817をマーク。正一塁手の離脱は小さくない痛手だが、それを感じさせない選手層の厚さがワールドシリーズ王者・アストロズの強みであると言えるだろう。


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  • カブス移籍のダルビッシュ 先発3番手として開幕へ

    2018.3.1 15:30 Thursday

     カブスのジョー・マドン監督は今季の開幕投手をジョン・レスターに任せることを明らかにし、さらに開幕ローテーションを担う5投手の登板順を発表した。今季からカブスに加入したダルビッシュ有は、開幕第3戦(日本時間3月31日、対マーリンズ)に先発する予定となっている。

     今季のカブスの開幕ローテーションは、レスター、カイル・ヘンドリックス、ダルビッシュ、ホゼ・キンターナ、タイラー・チャットウッドの順で登板することが決定した。マドンが「開幕投手を務めたことのある投手が3人もいる」と語ったように、レスター、ダルビッシュ、キンターナはいずれも開幕投手経験者。ダルビッシュは昨季レンジャーズで、キンターナは昨季ホワイトソックスで開幕投手を務めた実力者である。さらにマドンは「開幕ローテーションのうちの4人はキャリアのどこかで開幕投手を務めることになるだろうね」と語り、先発2番手として開幕を迎えるヘンドリックスが、近い将来に開幕投手を務めることを予言した。

     また、マドンは新加入のダルビッシュについて次のように語っている。「彼に対する期待はそんなに高くないよ。彼が素晴らしい投手だということは知っているし、健康だけが心配だ。健康に過ごしてさえくれれば、ある程度の結果は残してくれるだろう。彼が健康に開幕を迎えられるようにしたいね」。

     この言葉は「故障さえなければ大型契約に相応しい成績を残してくれる」というマドンの信頼の証であると言える。規定投球回に到達した3シーズンはいずれも2ケタ勝利&200奪三振をクリアし、防御率も3点台以下。2013年にはサイ・ヤング賞の投票で2位にランクインしたこともある。ダルビッシュに求めるものを聞かれたマドンは「15~20勝してくれたら嬉しいな」と誤魔化したが、故障なくシーズンを過ごせば決して不可能な数字ではないはずだ。とにかく故障なくシーズンを過ごすこと。そのためにダルビッシュはオープン戦で調整を続けていく。


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  • リンスカムに大きな期待を寄せるレンジャーズ・バニスター監督

    2018.3.1 14:30 Thursday

     レンジャーズと契約合意に達したことが報じられたティム・リンスカムだが、身体検査がまだ完了しておらず、契約の正式発表には至っていない。しかし、レンジャーズのジェフ・バニスター監督はリンスカムの加入を歓迎し、大きな期待を寄せている。

     シアトル郊外のトレーニング施設でのショーケース(公開練習)を経て、レンジャーズに加入することが決まったリンスカム。新天地での起用法はまだ決まっておらず、クローザー候補になる可能性もあれば、先発ローテーション争いに加わる可能性もあるという状況となっている。しかし、確かなことが一つだけある。それは、リンスカムの全盛期を目にしてきたバニスターが、リンスカムに大きな期待を寄せているということだ。

     バニスターは「彼がサイ・ヤング賞を2度受賞し、オールスター・ゲームに4度選出されたということは知っているよ。彼のニックネームは”The Freak”で、彼は本当に本当に素晴らしい投手だったよね」とリンスカムについて語る。「彼の投げていた球は素晴らしかったし、彼のような球を投げていた投手は他にはいなかった。彼は特別な選手なんだよ」とリンスカムへの絶賛は止まらなかったが、バニスターはパイレーツのベンチコーチ時代(2011~2014年)にリンスカムの投球を目にしており、そのときの印象がよほど強いのだろう。

     ちなみに、バニスター率いるレンジャーズは、2016年に当時エンゼルスに所属していたリンスカムと対戦しており、この試合でリンスカムは5回5失点(自責点3)ながら7三振を奪い、打線の援護にも恵まれて勝利投手となっている。しかし、当時のリンスカムは全盛期の姿からは程遠いピッチングに終始しており、やはりバニスターのリンスカムに対する大きな期待は、ジャイアンツ時代の快投を知っているからこそと言えそうだ。

     なお、リンスカムの契約条件については現時点では明らかになっていないが、もしメジャー契約の場合、レンジャーズは40人枠を空ける必要がある。身体検査を経て、近日中に契約が正式発表されることになりそうだ。


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  • キューバ人有望株獲得を目指すレンジャーズがボーナスプールを増額

    2018.3.1 12:30 Thursday

     日本時間3月1日、レンジャーズはドミンゴ・ペーニャとの交換でロイヤルズからインターナショナル・ボーナスプール25万ドルを獲得したことを発表した。レンジャーズはキューバ人外野手、フリオ・パブロ・マルティネスの獲得を目指しており、今回のトレードはその後押しとなりそうだ。

     有望株・マルティネスの獲得を目指すレンジャーズが、獲得の可能性を可能な限り引き上げるために積極的に動いている。大谷翔平(エンゼルス)獲得のために確保していたインターナショナル・ボーナスプールの大半が残っているだけでなく、1週間前にはミゲル・メドラーノとの交換でレッズからインターナショナル・ボーナスプールを獲得。そこに今回のトレードが加わり、30球団でナンバーワンの資金枠を確保している。

     マルティネスは近年のキューバ人選手のなかで最も才能のある選手の一人と言われており、特にパワーとスピードのコンビネーションに高い評価が与えられている。日本時間3月7日にメジャー球団との契約が解禁される見込みであり、契約金は270万~280万ドル前後になることが予想されている。

     2014年と2015年にはキューバのU-18代表に選出され、2016-17年シーズンにはキューバリーグで61試合に出場して打率.333、6本塁打、24盗塁、出塁率.469、長打率.498を記録。メジャー球団と契約した際にはAA級からのスタートになることが予想されているが、アメリカ球界に適応する時間を設けるためにA+級からのスタートとなる可能性もあるだろう。

     なお、レンジャーズが最有力と見られているマルティネス争奪戦だが、ヤンキースとマーリンズもキューバ出身の有望株の獲得を狙っていると言われている。ただし、この両球団は現在の契約ピリオドで使用可能なインターナショナル・ボーナスプールをほとんど残しておらず、マルティネスと契約する場合には次の契約ピリオドが始まる7月まで待つ必要がある。マルティネスが一刻も早い契約を望むのであれば、やはりレンジャーズが最有力ということになりそうだ。


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  • 有望株・レイエスがマイナーリーガー相手に15球を投じる

    2018.3.1 12:00 Thursday

     日本時間3月1日、カージナルスが将来のエース候補として大きな期待を寄せるアレックス・レイエスがブルペンでマイナーリーガーを相手に計15球を投じた。昨春に受けたトミー・ジョン手術からの復帰に向けて順調にプロセスを消化しているようだ。

     現在23歳のレイエスは、MLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングで1位にランクインしている有望株右腕である。今年1月からブルペンでの投球練習を開始し、腕の強度を取り戻すためのトレーニングを積んできたが、今回のブルペンでの投球は大きな進歩になったと言えるだろう。レイエスはブルペンコーチのブライアン・エバースガードが見守るなか、J.B.ウッドマン、ラモン・ウリアス、エンジェル・モレノの3人に5球ずつ、計15球を投げ込んだ。

     最近の投球練習では変化球も交えるようになっていたレイエスだが、この日は速球とチェンジアップだけ。それでも、トミー・ジョン手術からの順調な回復をアピールし、カージナルスは今のところ、戦列復帰の目標として5月1日を設定しているという。

     ただし、戦列復帰後の役割については未だ不透明だ。カージナルスがレイエスを将来のエース候補と見なしていることは間違いないが、トミー・ジョン手術明けということもあり、投球イニング数には細心の注意を払う必要がある。レイエスが戦列復帰後にいきなり先発ローテーションに入って投げ始めるという状況は考えにくく、カージナルスは90マイル台後半の速球、威力抜群のカーブ、向上中のチェンジアップを投げ分けるレイエスをリリーバーとして起用することも検討しているようだ。

     2016年8月にメジャーデビューを果たしたレイエスは、先発で5試合、リリーフで7試合に登板し、4勝1敗1セーブ、防御率1.57の好成績をマーク。先発で防御率2.20、リリーフで防御率0.52と役割に関わらず好成績を残しており、どちらを任せてもしっかり結果を残してくれるはずだ。2016年の後半戦のように、3年ぶりのポストシーズン進出を目指す今季のカージナルスにとって、レイエスが救世主となるかもしれない。


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  • 補強完了のブルージェイズ 2年ぶりのポストシーズンを目指す

    2018.3.1 11:30 Thursday

     多くの課題を抱えてオフシーズンに突入したブルージェイズだが、ロス・アトキンスGMは呉昇桓の獲得により今オフの大きな補強を終えたことを明言した。今季は借金10の地区4位に終わった昨季から巻き返し、2年ぶりのポストシーズン進出を目指すシーズンとなりそうだ。

     今オフのブルージェイズはホゼ・バティースタ、ブレット・アンダーソン、ダーウィン・バーニー、ライアン・ゴインズらがフリーエージェントとなり、①先発5番手の獲得、②ブルペンの強化、③二遊間のバックアップの補強、④外野のグレードアップが課題となっていた。

     ①については通算67勝のハイメ・ガルシアと契約し、②は呉を獲得したほか、マイナー契約でジョン・アックスフォード、アル・アルバカーキ、クレイグ・ブレズローといったベテラン投手を加えた。③はトレードでアレドミス・ディアスとヤンハービス・ソラーテを獲得することでクリアし、④についてはフリーエージェント市場でカーティス・グランダーソン、トレードでランドール・グリチックを獲得。的確な補強で、見事に多くの課題をクリアしてみせた。ブルージェイズは今季限りでジョシュ・ドナルドソン、マルコ・エストラーダ、J.A.ハップ、スティーブ・ピアースらがフリーエージェントとなるが、彼らとともに勝負に出る準備は整ったと言えるだろう。

     アトキンスは「まだ選手を獲得するチャンスはあると思う」とさらなる補強の可能性を完全には否定しなかったが、「主にトレードによるものになるだろうね」とフリーエージェント選手の補強が完了したことを示唆。呉の獲得により大きな補強は終了したと考えて良さそうだ。

     昨季は投打の主力選手に故障が相次ぎ、思わぬ低迷を強いられたが、各選手がしっかり実力を発揮すればレッドソックスとヤンキースの「2強」と互角の戦いを繰り広げることも不可能ではないはず。2年ぶりのポストシーズン進出に向けて、ブルージェイズの逆襲が始まろうとしている。


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  • ロイヤルズが一塁手補強 昨季30本塁打のデューダと1年契約

    2018.3.1 11:00 Thursday

     エリック・ホズマーの引き留めに失敗し、彼に代わる一塁手を探していたロイヤルズが短期的な解決策に辿り着いた。日本時間3月1日、ロイヤルズは、昨季メッツとレイズで合計30本塁打を放った大砲、ルーカス・デューダと1年契約を結んだことを発表した。

     デューダとロイヤルズといえば、2015年のワールドシリーズ第5戦を思い出す人もいるだろう。1勝3敗で迎えたこの試合、メッツはマット・ハービーの好投もあり、2対0とリードして9回表を迎えた。ハービーがホズマーにタイムリー二塁打を打たれて1点差となり、クローザーのジューリス・ファミリアが登板。マイク・ムスターカスの進塁打で一死三塁となり、サルバドール・ペレスの打球は平凡な三塁ゴロとなった。三塁のデービッド・ライトが一塁のデューダへ送球すると、ホズマーは本塁へ突入。これに慌てたデューダが本塁へ悪送球し、ロイヤルズは同点に追い付いたのだった。結局、延長12回表に一挙5点を挙げたロイヤルズが4勝1敗でワールドシリーズを制覇。デューダの送球が逸れていなければ、試合終了となり、その後の流れも変わっていたかもしれない。

     そして、そのデューダがホズマーに代わる一塁手としてロイヤルズのユニフォームに袖を通すことになった。契約条件は1年350万ドル。打席数に応じて最大130万ドルの出来高が設定されているという。デューダは「人間は失敗から学ぶ生き物なんだ。僕が(ホズマーの代役に)相応しくないと思うカンザスシティのファンもいるかもしれないけど、僕は彼らが間違っているということを証明してみせるよ」と新天地での活躍を誓った。

     また、デューダの加入によりハンター・ドージャー、ライアン・オハーン、フランク・シュウィンデルといった若手選手の出場機会は減少することになるが、デイトン・ムーアGMは「若手選手の昇格を急がせずに済むのは良いことだ」とプラスに捉えている。なお、ロイヤルズはデューダの加入に伴い、昨季7試合の出場に留まった外野手のビリー・バーンズをDFAとしている。


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  • 世界一目指すナショナルズ 引き続きアリエタの動向を注視

    2018.3.1 10:30 Thursday

     オープン戦がスタートし、各球団が開幕に向けて先発ローテーションの構想を固め始めつつあるなか、3年前にサイ・ヤング賞に輝いた右腕がまだフリーエージェント市場に残っている。直近3シーズンで54勝をマークしている右腕は、開幕までに新天地を見つけることができるのだろうか。

     多くの球団関係者やメディア関係者は、ジェイク・アリエタが最もフィットするチームはナショナルズであると考えている。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールによると、ナショナルズは現在も先発投手の補強を検討しており、アリエタとも連絡を取り続けているという。ナイチンゲールはナショナルズのメインターゲットがアリエタであることも併せて伝えている。

     しかしナイチンゲールは、ナショナルズはアリエタに限らず先発投手市場を広く見渡しており、アリエタは選択肢の一つに過ぎないかもしれないとも指摘する。今オフのフリーエージェント市場における先発投手ではアリエタとダルビッシュ有(カブスと契約)がトップクラス、ランス・リンとアレックス・カッブがそれに次ぐ存在と見なされてきたが、リンとカッブもまだ市場に残ったままなのだ。1月にはMLBネットワークのケン・ローゼンタールが、ナショナルズがリンの獲得に関心を示していることを報じており、アリエタではなくリンやカッブの獲得に動く可能性もある。

     ブライス・ハーパーら主力選手が契約最終年を迎え、今季のワールドシリーズ制覇に全力を注ぐナショナルズにとって、アリエタのようなトップクラスの先発投手を複数年契約で獲得することは、今季のみならず来季以降に向けても大きな意味を持つ。先発ローテーションの一角を担うジオ・ゴンザレスが今季限りでフリーエージェントとなるため、その穴を埋めることができるからだ。マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、タナー・ロアークの3人は少なくとも2019年まで契約が残っており、来季は有望株のエリック・フェッディもメジャーの戦力として期待できる。アリエタ(やリン、カッブ)を獲得すれば、来季以降も強力な先発ローテーションを維持することが可能になるというわけだ。

     アリエタの代理人を務めるスコット・ボラスと良好な関係を築いているナショナルズが、悲願のワールドシリーズ制覇のための「ラストピース」としてアリエタを迎え入れるのか。今後の動向に注目だ。


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  • 開幕投手候補・パクストン オープン戦初登板は2回無失点

    2018.2.28 18:30 Wednesday

     昨季ブレイクを果たして12勝をマークしたジェームス・パクストン(マリナーズ)が、日本時間2月28日のパドレス戦でオープン戦初登板。初回にフレディ・ギャルビスに二塁打を浴びたものの、予定の2イニングを無失点に抑え、自身初の開幕投手に向けて上々のスタートを切った。

     すでにフェリックス・ヘルナンデス(右腕に打球直撃)とエラスモ・ラミレス(右広背筋痛)を故障で欠いているマリナーズにとって、最も大切なのはパクストンが無事に2イニングを投げ切るということだった。パクストンは初回、一死走者なしから2番のギャルビスに二塁打を浴びたが、続くウィル・マイヤーズとエリック・ホズマーを打ち取って無失点。2回表は先頭のホゼ・ピレラを歩かせたものの、次打者のハンター・レンフローを三塁への併殺打に打ち取り、打者3人で切り抜けた。

     「全てが良い感じだったよ。身体の状態も良いし、次の先発に向けて準備をしていくよ」とオープン戦初登板を振り返ったパクストン。メカニクスに関して細かな課題が見つかったようだが、速球のスピードも92~94マイル出ており、上々のスタートとなったと言えるだろう。「今はまだ自分のリズムを掴む段階だよ。今日は全球種を投げたけど、どれも良い感じだった。右打者の内角を攻めるのには少し苦戦したけどね」と手応えを感じつつも、次回に向けて課題を挙げることも忘れなかった。

     パクストンのほか、マルコ・ゴンザレスとマイク・リークもオープン戦初登板を良い形で終えているが、ヘルナンデスの調整が遅れ、開幕に間に合わないようであれば、昨季エース級の活躍を見せたパクストンが開幕投手の最有力候補となることは間違いない。実際、スコット・サービス監督はヘルナンデス、パクストン、リークの3人を開幕投手候補に挙げていた。ヘルナンデスが9年連続で開幕投手を務めているマリナーズだが、29歳のカナダ人左腕が今後も順調に調整を続けるようであれば、10年ぶりにヘルナンデス以外の投手が開幕戦の先発を務めることになりそうだ。


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  • 通算614本塁打のプーホルスが一塁手としてオープン戦初出場

    2018.2.28 16:30 Wednesday

     大谷翔平の加入により、今季は一塁手としての出場が増加することが予想されているアルバート・プーホルス(エンゼルス)。通算614本塁打の実績を誇り、将来のアメリカ野球殿堂入りを確実視されている名打者が「3番・一塁」でオープン戦に初出場した。

     大谷が「2番・指名打者」で先発出場したため、実戦初戦から一塁の守備に就いたプーホルス。打席ではセンターフライとサードライナーで2打数ノーヒットに終わったものの、打撃の感触は悪くなかったようだ。また、難しい打球がなかったとはいえ、一塁の守備も無難にこなしてみせた。ヒットこそ出なかったが、上々のスタートと言えるだろう。

     プーホルスは今季、一塁を守る機会が増えることを認識しており、オフシーズンの間に15ポンド(約6.8キロ)の減量に成功。例年よりも引き締まった身体でキャンプ地に現れた。過去2シーズンは足の故障の影響もあり、指名打者として出場する機会が多く、昨季は一塁の守備に就いたのがわずか6試合だけ。しかし、大谷が加入した今季は指名打者に専念するわけにはいかず、オフシーズンの間から一塁の守備練習に精を出してきた。2006年と2010年にゴールドグラブ賞を受賞するなど、かつては好守の一塁手として鳴らしただけに、コンディションさえ万全ならば安定した守備を見せてくれるはずだ。

     また、エンゼルスは一塁守備のためにコンディションを整えてきたことが、打撃にも好影響を与えることを期待している。昨季のプーホルスは自身14度目のシーズン100打点をクリアしたものの、99試合にしか出場できなかった2013年(17本塁打)を除けば23本塁打は自己最少。打率.241、出塁率.286、長打率.386はいずれも自己ワーストであり、OPSは.700にすら届かなかった(.672)。カージナルス時代にはデビューイヤーから10年連続で「打率3割・30本塁打・100打点」をクリアしたプーホルス。全盛期のような活躍を望むのは酷だが、主砲の活躍なしに「打倒・アストロズ」は実現しないだけに、一塁守備のみならず、打撃面でも輝きを取り戻すことが期待されている。


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  • 昨季41セーブ セーブ王・ホランドの契約はなぜ決まらないのか

    2018.2.28 15:30 Wednesday

     レギュラーシーズン開幕がおよそ1ヶ月後に迫るなか、昨季のセーブ王の契約がまだ決まらない。トミー・ジョン手術から復活を遂げ、ロッキーズの守護神として41セーブを挙げて自身初のタイトルを獲得したグレッグ・ホランドの契約はなぜ決まらないのだろうか。

     MLB.comのダニエル・クレイマーはホランドの契約が決まらない理由として以下の3つを挙げている。まず1つ目は「球速の低下」だ。ホランドがロイヤルズのクローザーとして活躍し、オールスター・ゲームに選出された2013~2014年の2シーズン、ホランドの速球は平均96.4マイルを記録していた。しかし、トミー・ジョン手術からの復帰1年目となった昨季は93.4マイル。自身初のセーブ王に輝いたものの、全盛期のスピードを取り戻すことはできていなかったのである。その結果、スライダーに依存する場面が増え、スライダーの投球割合は自己最高の49.8%まで上昇。ところが、スライダーの制球が甘くなり、痛打を浴びる場面も多々見受けられた。

     2つ目は「長期契約への不安」だ。昨季のホランドは8月上旬まで防御率1点台を維持していたものの、8月は11試合でセーブ失敗3度、防御率13.50という大乱調。キッチンで利き腕の指を切ってしまうというアクシデントがあったとはいえ、尋常ではない打たれっぷりだった。トミー・ジョン手術を経験しているだけでなく、すでに32歳という年齢もあり、長期契約を躊躇する球団が多いのは不思議なことではない。昨オフに大型契約を結んだ3人のリリーバーのうち、アロルディス・チャップマン(ヤンキース)とマーク・マランソン(ジャイアンツ)が期待を裏切ったことも、ホランドの市場に影響を与えているのかもしれない。

     そして3つ目は「リリーバー市場の充実」だ。今オフは移籍市場の動きが歴史的なスローペースとなったものの、リリーバー市場に関してはどんどん契約が決まっていった。ブランドン・モロー(カブス)、アディソン・リード(ツインズ)、ルーク・グレガーソン(カージナルス)らがすでに契約を決め、クローザー不在の球団はほとんどない。ホランドはクオリファイング・オファー物件であり、ドラフト指名権などを犠牲にしてまでホランドを獲得する必要はないというスタンスの球団が多いのだ。

     カブス、カージナルス、エンゼルスなどがホランド獲得候補として挙げられているが、あくまでも「獲得に動く可能性がある」という程度の噂話に過ぎない。選手オプションを破棄し、クオリファイング・オファーを拒否してまでフリーエージェント市場に打って出たホランドだが、望み通りの契約を手にする可能性はほとんどなくなったと言っても過言ではなさそうだ。


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  • 来季以降のペイロールに余裕あり ツインズ黄金時代の到来か

    2018.2.28 14:30 Wednesday

     史上初となる「前年100敗以上からのポストシーズン進出」を成し遂げた昨季のツインズ。今オフは2年連続のポストシーズン進出に向けて積極的に動いている。各選手の契約状況を見てみると、来季以降のペイロールには余裕があり、大型補強に打って出ることも可能な状況となっている。

     昨季のツインズはバイロン・バクストン、ホゼ・ベリオス、エディ・ロサリオといった若手選手が急成長を遂げ、チーム躍進の原動力となってチームをワイルドカード獲得へと導いた。ミゲル・サノーやホルヘ・ポランコらを含め、彼らの多くはまだ年俸調停権すら手にしておらず、早くても2021年オフまでフリーエージェントにならないという状況である。

     また、ジョー・マウアーの8年1億8400万ドル(今季年俸2300万ドル)という大型契約が今季限りで終了し、不良債権化しつつあるフィル・ヒューズの5年契約(総額5800万ドル)も来季で終了。オプション等を含めても、現時点で結んでいる契約はすべて2019年限りで満了を迎える。もちろん、数年後には若手選手が年俸調停権を獲得し、年俸が上昇していくわけだが、ペイロールにはかなりのフレキシビリティがある状態となっている。

     「今後数年間を若手選手を軸として戦う準備が整ったように感じている」とチーフ・ベースボール・オフィサーのデレク・フォルビーが語るように、若手選手が順調に成長し、余裕のあるペイロールを利用して有力選手を外部から補強すれば、ツインズは瞬く間に球界有数の強豪チームへと変貌を遂げる可能性を秘めている。フォルビーは今まさに黄金期を迎えているインディアンスの状況も把握しており、それを踏まえたうえで「2019年、2020年、そして2021年に向けて本当に良い状態になっている」と今後の戦いに自信を見せる。

     ツインズが所属するア・リーグ中部地区は、今季もインディアンスが地区優勝の筆頭候補に挙げられているが、「去年は17ゲーム差をつけられたけど、1年前と比べて戦力差は縮小していると思う。我々が地区を制するまでは彼らが地区王者だけど、確実に差は縮まっているよ」とフォルビーは今季の地区優勝を諦めるつもりは全くない。昨季のワイルドカード獲得が「ホップ」の段階だとすれば、今季は「ステップ」の段階。来季以降に「ジャンプ」を決めて黄金期を迎えるためにも、積極的な補強を施した今季は重要なシーズンとなりそうだ。


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  • Rソックス・コーラ監督「ペドロイアは日に日に良くなっている」

    2018.2.28 12:30 Wednesday

     レッドソックスのチームリーダーであるダスティン・ペドロイアは、メジャー13年目にして初めて開幕を故障者リストで迎えることが確実となっている。しかし、昨年10月に受けた左膝の手術からは順調に回復しており、シーズンの早い段階での戦列復帰が期待されている。

     「ペドロイアはバットを振ったり、ゴロを捕球したり、様々な練習を開始しているよ」とペドロイアの状況について語ったのはアレックス・コーラ監督だ。「正しくプロセスを進めていかなくてはいけないけど、彼の状態は良さそうだったよ」と正二塁手の現状を説明。昨季は相次ぐ故障に苦しみ、105試合のみの出場に留まったペドロイアだが、コーラは「彼が練習している様子を見ていると、去年の10月より若く見えたよ」と左膝の手術がペドロイアのパフォーマンスに好影響を与えていることを明らかにした。

     さらにコーラは「(進捗は)少しずつだけど、もしこのままのペースでいけば、来週には打撃練習を行うこともできるんじゃないかな」とリハビリが順調に進んでいることを明言。「彼が復帰するときには、今シーズンだけじゃなくて、この先もずっと健康でいてほしいんだ。彼の状態が日に日に良くなっているのはとても嬉しいことだね」と正二塁手の完全復活を心待ちにしている様子だった。

     レッドソックスは先日、内外野を守れるユーティリティ・プレイヤーのエドゥアルド・ヌニェスと再契約を結んでおり、ペドロイアが欠場している期間はヌニェスが代役を務めることになると見られている。ヌニェスは近年、打撃力を向上させており、ペドロイア不在の期間も戦力を落とさず戦うことができるのは、レッドソックスにとって朗報である。

     最後に、コーラはこんなエピソードを付け加えた。「彼は今日、『ゴルフをするつもりだ』と言ってきたんだ。本当かどうかはわからないけどね。ゴルファーになるつもりだなんて聞いたこともないからね。1週間前にはスコア81でデービッド・プライスに勝ったらしいよ。本当かどうか確かめてきてくれよ。私は彼が言うことの75%は信じない。残りの25%は事実なんだけどね」。少なくとも、チームリーダーであるペドロイアと新指揮官・コーラの関係が良好であることだけは間違いなさそうだ。


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