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  • ヤンキースに痛手 好調カストロが故障者リスト入り

    2017.6.28 10:31 Wednesday

     今季ここまで73試合に出場して打率.313、12本塁打、OPS.835の好成績を残し、キャリア最高のシーズンを送っていたスターリン・カストロ(ヤンキース)が右ハムストリング痛により10日間の故障者リストに登録された。主に4番・5番打者として打線の中核を担っていただけに、レッドソックスと激しい首位争いを繰り広げるチームにとって大きな痛手となりそうだ。

     カストロは日本時間6月27日にホワイトソックス戦で内野ゴロを打って一塁へ全力疾走した際に右ハムストリングを痛めた。幸いにも重傷ではなく、チームは最短の10日間で復帰できると見込んでいるようだ。カストロは昨年9月にも同箇所を痛めて1週間欠場したが、本人によるとそのときよりも症状は軽いという。「できる限り早く復帰できるように、トレーニングに集中するよ」とカストロは語っている。

     そして、カストロの故障者リスト入りに伴って若手有望株のタイラー・ウェイドがメジャーへの切符を得た。ウェイドはAAA級の試合開始前にアル・ペドリケ監督から「キミは出場できないよ。シカゴへ行くんだ」と告げられたといい、「とても興奮したよ。何が起こっているのかわからなかった」とその瞬間を振り返った。

     ウェイドはMLB Pipeline.comのプロスペクト・ランキングで球団11位にランクイン。今季は初のAAA級で開幕を迎え、71試合に出場して打率.313、5本塁打、24盗塁、OPS.833の好成績を残している。「信じられないよ。夢が叶ったんだ」と興奮を隠しきれないウェイド。「メジャーに昇格できて本当に興奮している。僕ができる方法で、チームの勝利に貢献するだけさ。ヤンキースでプレイすることはいつだって僕の目標だったからね」

     日本時間6月28日のホワイトソックス戦ではロナルド・トレイエスが二塁で先発出場しているが、ジョー・ジラルディ監督によると右投手のジェームズ・シールズと対戦する日本時間6月30日の試合で左打者のウェイドを先発出場させる構想があるという。有望株ウェイドがカストロの穴を埋める活躍を見せることができるのか。若手選手が躍動する今季のヤンキースに、また一人、楽しみな選手が加わった。


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  • 【戦評】新人モンゴメリーの好投でヤンキース首位キープ

    2017.6.27 17:06 Tuesday

     開幕直後から先発ローテーションの一角を担っている新人左腕ジョーダン・モンゴメリー(ヤンキース)がキャリア最高とも言うべき見事なピッチングを披露し、チームの連敗を2で止めた。

     田中将大が防御率5点台後半の不振に喘ぎ、安定した投球を続けていたベテラン左腕CCサバシアが戦列を離れる中、ルイス・セベリーノとともに現在チームで最も信頼できる先発投手の一人となっているモンゴメリー。「この頃、チームは思うような戦いができていなかった。今日はチームで勝ち取った良い勝利だったね」と、自己最長タイの7イニングを投げ、許したヒットは僅か5本、失点は5番トッド・フレイジャーの13号ソロによる1点だけという好投で6勝目を挙げた試合を振り返った。

     「マウンドに上がって、6イニングか7イニングをしっかり投げる。これは僕がいつもやろうとしていることなんだ。今日もそれをしっかりやりたいと思っていたんだよ」と語った通り、7イニングを投げ抜き、チームを大いに助けるピッチングを披露した。

     「スライダーが本当に良かったね」とジョー・ジラルディ監督。「彼のパフォーマンスには本当に満足しているよ。彼は良いピッチングをしてくれている。いつも勝つチャンスを与えてくれるし、投手として成長し続けているよね」とジラルディ監督は賛辞の言葉を惜しまない。

     最終回にリリーフ陣がもたつき、1点差まで追い上げられたものの、最後は守護神アロルディス・チャップマンがホワイトソックスの反撃を凌いで試合終了。モンゴメリーの好投がありながらもスッキリした勝ち方ではなかったが、一昨日からメジャーに昇格してきたタイラー・オースティンに1号本塁打が飛び出すなど、明るい話題も少なくなかった。新人左腕の好投で3連敗を阻止し、勝率の差でア・リーグ東部地区単独首位の座をキープしたヤンキース。直近10試合で3勝7敗とあまり元気がないが、ここから再び上昇気流に乗っていきたいところだ。


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  • 【戦評】ハメルズ 復帰戦は5回途中7失点ノックアウト

    2017.6.27 16:39 Tuesday

     右腹斜筋痛による故障者リスト入りから約2ヶ月ぶりに戦列復帰したコール・ハメルズ(レンジャーズ)。4回までに大量9点の援護をもらったにもかかわらず、先発の役割を果たすことができなかった。

     昨季あたりから制球に苦しむ場面が頻繁に見られるようになったハメルズ。それは数字にもハッキリと表れており、デビューから2015年までの10シーズンで2.30だった与四球率が昨季は3.45まで悪化していた。そして、この試合でも1回裏先頭から2者連続で四球を与えるなど、制球に苦しむ場面が目についた。

     「リズムに乗ることができなかった」とハメルズは5回途中7失点でノックアウトされた復帰戦を振り返った。「試合の早い段階で(球審の)ストライクゾーンを見抜くことができていれば良かったけど、できなかった。(投手が)そういう状況に陥ると、打者は真ん中付近のボールだけに絞って振ることができてしまうからね」

     三者凡退に抑えたイニングは一度もなし。カウントを悪くしてはヒットを打たれる、の繰り返しで、5回裏一死から7番ロニー・チゼンホールにタイムリーを浴びたところで交代を告げられた。代わったダリオ・アルバレスがハメルズの残した走者3人を全て生還させてしまい、ハメルズには7失点が記録された。

     2桁勝利8度の実績を誇るハメルズの戦列復帰はレンジャーズにとってアストロズ追撃のための後押しとなるはずだった。しかし、昨季から続く制球難は一向に改善の兆しを見せず、先発ローテーションの1番手や2番手を任せられるような状態ではない。今後もこのようなピッチングが続くようであれば、ポストシーズン進出に向けてのレンジャーズの戦いは限りなく厳しいものになると言わざるを得ないだろう。


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  • 【戦評】新1番打者が先頭打者アーチ!カブス逃げ切り

    2017.6.27 16:11 Tuesday

     新1番打者ウィルソン・コントレラスの先頭打者アーチやハビアー・バイエズの攻守にわたる活躍で試合を優位に進めたカブスが、最終回のナショナルズの反撃をなんとか凌いで逃げ切り。この日試合がなかった地区首位ブリュワーズとの差を1ゲームに縮めた。

     開幕からなかなか波に乗れず、勝率5割付近をウロウロしているカブス。とはいえ、やはり「腐っても昨季のワールドシリーズ王者」である。ナ・リーグ東部地区の首位を走るナショナルズの本拠地、ナショナルズ・パークに乗り込んでの一戦は、さながらポストシーズンのような緊張感を漂わせる、緊迫した試合となった。

     試合はコントレラスの一発で幕を開けた。「人生の中でも記憶にない」という1番打者として起用されたコントレラスは、初回の第1打席で早速ジョー・マドン監督の期待に応えてみせた。カウント3-1からの5球目を振り抜いた打球は、レフトスタンドに飛び込む先頭打者アーチ。捕手による先頭打者アーチは2010年9月4日のジョン・ジェイソ(当時レイズ)以来7年ぶり、メジャー史上9人目の快挙となった。

     ナショナルズの先発ジオ・ゴンザレスに対して相性が悪いアンソニー・リゾーを2番に下げ、左腕に強いコントレラスを1番に抜擢。「我々のチームには40盗塁できるような選手はいない。1番に置くべきスピードを持つ選手はいないんだ。だから、ベストの打者を1番に置くようにしている。たくさん打席が回ってくるからね」と語るマドン監督の采配がピタリと的中した形となった。

     コントレラスの先頭打者アーチで1点を先制したカブスだが、その後は両軍の投手陣が好投を続け、なかなか得点が生まれない。カブスの遊撃手・バイエズはダイビングキャッチやスライディングキャッチなど好守を連発し、虎の子の1点を守り続ける投手陣を盛り立てた。

     カブスは8回表に7番アルバート・アルモーラのスクイズ(記録は内野安打)で待望の追加点をあげると、9回表には2番リゾー、4番イアン・ハップ、5番バイエズにタイムリーが飛び出して3点を追加。リードを5点に広げ、試合は決まったかに思われた。

     ところが、9回裏から登板した7番手のヘクター・ロンドンが7番マット・ウィータースにタイムリーを浴びて1点を失い、マドン監督は守護神のウェイド・デービスを投入。しかし、デービスも代打のスティーブン・ドリューに2点タイムリーツーベースを浴びると、ワイルドピッチでさらに1点を失い、5-4と1点差に追い上げられてしまう。二死二、三塁という一打逆転サヨナラの場面で打席には3割4分を超える高打率を誇る4番ライアン・ジマーマン。ここはデービスがなんとか踏ん張り、低めのナックルカーブを振らせて空振り三振で試合終了。ポストシーズンのような手に汗握る接戦を、昨季のワールドシリーズ王者・カブスが制した。

     「いつだって勝つことは素晴らしいけど、シャーザーと対戦する前に勝てて良かったよ」とマドン監督は安堵感を滲ませた。「ポストシーズン前哨戦」との声もある両軍の4連戦。明日はマックス・シャーザー(ナショナルズ)とジェイク・アリエタ(カブス)の好投手対決が予定されている。


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  • レイズが好守の遊撃手・エチャバリアを獲得

    2017.6.27 12:34 Tuesday

     レイズがゴールドグラブ級の遊撃守備を誇るアデイニー・エチャバリアをマイナー2選手との交換でマーリンズから獲得した。なお、エチャバリアの加入に伴い、レイズは40人枠を空けるために右腕ディエゴ・モレノを10日間故障者リストから60日間故障者リストへ移動させている。

     今季のレイズは昨季途中に加入したマット・ダフィーを正遊撃手に据える予定だったが、左足のかかとの手術からの回復具合が思わしくなく、いまだ戦列復帰を果たせていない状況。ダフィーに代わってティム・ベッカムが正遊撃手格として起用されているが、打撃面では打率.278、10本塁打、OPS.764と期待以上の活躍を見せている一方で、守備面では遊撃を守った68試合で9失策と安定感を欠いている。球団はダフィーが今季を全休することはないと見込んでいるものの、地区優勝ないしワイルドカードでのポストシーズン進出を狙える位置につけていることもあって、早めに遊撃手のグレードアップに動いた格好だ。

     エチャバリアは左右の腹斜筋を痛めて今季すでに2度の故障者リスト入り。故障者リストに入ったままレイズへ移籍することになるが、すでにマイナーでのリハビリ出場を開始しており、準備が整い次第、チームに合流することになる。

     レイズからマーリンズへ移籍するのはブラクストン・リー外野手とイーサン・クラーク投手の2選手。23歳のリーは今季AA級で67試合に出場し、打率.321、2本塁打、12盗塁をマークしている俊足巧打の外野手だ。一方、クラークは今季A級で12試合(うち9先発)に登板し、3勝2敗、防御率3.11をマーク。将来は先発4~5番手クラスの投手への成長が見込まれている。


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  • ナショナルズ 通算437セーブのK-Rod獲得へ

    2017.6.27 11:49 Tuesday

     ブルペン陣の不振に苦しむナショナルズが、通算437セーブ(歴代4位)の実績を誇るフランシスコ・ロドリゲスとのマイナー契約に向けて動いているようだ。

     2014年からの3シーズンで計126セーブをマークしたロドリゲスは、今季もタイガースのクローザーとして開幕を迎えた。しかし、開幕から不安定な投球が続き、5月上旬には2試合連続でセーブ失敗。今季4度目のセーブ失敗を喫し、防御率が8点台に悪化したところでクローザーの座を剥奪され、その後は比較的プレッシャーの少ない場面で起用されることが多くなっていた。ところが、その後も状態はなかなか上向かず、タイガースは解雇を決断。日本時間6月24日にタイガースから解雇され、FAとなった。

     28試合に登板して2勝5敗7セーブ、防御率7.82、セーブ失敗6度というのが今季のロドリゲスの成績だ。25.1イニングで9本塁打を浴び、被打率は昨季の.214から.292へと急激に悪化。球威が衰えているのは誰の目にも明らかだが、奪三振率に関しては昨季の8.02を上回る8.17と一定の水準を維持している。メジャーワースト5位の救援防御率4.88とブルペン陣に難を抱えるナショナルズは、実績十分なロドリゲスの復調に一縷の望みをかけたようだ。

     「(戦力になるか否かは)彼がまだ(以前の)K-Rodかどうか次第だね。サンディ・コーファックスを連れてきたとしても、それは以前と同じコーファックスではないからね」とナショナルズのダスティ・ベイカー監督。過剰な期待はせずとも、少なからずロドリゲスの復調に期待している様子だった。


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  • ブロンソン・アローヨ「最後の登板は終わった」

    2017.6.27 11:22 Tuesday

     長髪と膝を曲げずに足を高く上げる独特のフォームで一世を風靡したブロンソン・アローヨ(レッズ)。メジャー生活16年で148勝を挙げたベテラン右腕の雄姿をマウンド上で見ることはもう二度となさそうだ。

     ダイヤモンドバックス時代の2014年7月にトミー・ジョン手術を受けたアローヨは当初、ダイヤモンドバックスとの2年契約が満了した時点で現役を引退することを示唆していた。しかし、毎年のように200イニング前後を投げていたワークホースが、右肘を故障して2014年6月にキャリア初の故障者リスト入り。結局、トミー・ジョン手術を受けることになり、「このままでは終われない」とアローヨは現役引退の意思を撤回して再びメジャーのマウンドに立つことを目指すようになった。

     その後、ブレーブス、ドジャース、ナショナルズに在籍したものの、メジャーのマウンドに立つことはなく、今年2月に全盛期を過ごした古巣レッズとマイナー契約。オープン戦では3先発で防御率4.70と微妙なパフォーマンスに終わったものの、投手陣の層の薄さも手伝って、開幕直後に先発ローテーションに加わることに。そこから先発ローテーションの一員として14試合に先発したものの、71イニングで23本塁打を浴びるなど、往年の姿が蘇ることはなく、3勝6敗、防御率7.35という惨憺たる成績に終わってしまった。そして、日本時間6月20日に右肩の張りによって10日間の故障者リスト入り。1週間後には60日間の故障者リストに移された。

     アローヨは今後もう一度メジャーで投げたいという希望を持っていないようだ。日本時間6月19日のドジャース戦がキャリア最後の登板だったのかと問われたアローヨは、「うん、そうなると思うよ。おそらくあれが僕の最後の登板だろう。ファンに挨拶するために、9月に1イニングだけ投げる機会を得られる可能性はあるけど、たぶん僕は投げない。肩の状態がどれだけ悪いかは自覚しているし、肘の状態も悪化しているんだ」と自身の右腕が限界を迎え、悲鳴を上げていることを明らかにした。「シーズンの残り3ヶ月はチームの戦いを見守りながら楽しむよ」

     レッドソックス時代の2004年にワールドシリーズ制覇を経験し、レッズ時代には2006年にオールスター出場、2010年にゴールドグラブ受賞を果たした一方、ミュージシャンとしての顔も持つアローヨ。個性的な名選手がまた一人、メジャーの舞台から去っていく。


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  • 第12週のMVPはクルーバーとベリンジャー

    2017.6.27 10:54 Tuesday

     第12週(6月19日~6月25日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはコリー・クルーバー(インディアンス)、ナ・リーグはコディ・ベリンジャー(ドジャース)が選出された。

     クルーバーは2試合に先発。日本時間6月20日のオリオールズ戦では9回を僅か3安打に抑え、11奪三振で無四球完封という見事なピッチングを見せた。同6月25日のツインズ戦でも7回3安打13奪三振2失点(自責点0)の好投を見せ、第12週は計16イニングで防御率0.00、24奪三振という見事な成績で自身3度目の週間MVP受賞となった。投球回と奪三振はリーグトップ、防御率はリーグトップタイの数字(規定投球回以上)。なお、チームメイトのホゼ・ラミレスが第11週の週間MVPを受賞しており、インディアンスからは2週連続で週間MVPが選出されている。

     ベリンジャーは新人でありながら、早くも今季2度目の週間MVP受賞。日本時間4月26日にメジャーデビューしたばかりのベリンジャーだが、ここまでの出場57試合でリーグトップの24本塁打を放つ驚異的な活躍を見せており、2度の週間MVP受賞は今季メジャー全体で初となっている。第12週は打率.370、5本塁打、12打点、出塁率.400、長打率1.037という素晴らしい成績を残し、本塁打と打点は両リーグトップの数字だった。6月中旬には10試合で10本塁打という新人ではメジャー初となる快挙も成し遂げている。


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      6月27日 第5回中間発表 投票締め切りまであと3日!

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  • 第5回中間発表 投票締め切りまであと3日!

    2017.6.27 10:28 Tuesday

     日本時間6月27日、第88回オールスター・ゲームのファン投票第5回中間発表が行われ、ナ・リーグ外野手部門でマーセル・オズーナ(マーリンズ)がファン投票選出圏内の3位に浮上した。それ以外の部門ではファン投票選出圏内における順位変動はなかったが、僅差での争いが続くポジションも多数あり、最後まで行方のわからない状況が続いている。

     ア・リーグ最多得票は外野手部門1位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)で、344万2597票を獲得。リーグで唯一300万票の大台を突破した。その他、捕手部門1位のサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)、二塁手部門1位のホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、遊撃手部門1位のカルロス・コレア(アストロズ)、外野手部門2位のマイク・トラウト(エンゼルス)は2位以下にある程度の差をつけており、ファン投票でのオールスター選出が濃厚となっている。

     一塁手部門では1位のエリック・ホズマー(ロイヤルズ)をジャスティン・スモーク(ブルージェイズ)が猛追。ホズマーの成績(打率.302、9本塁打、OPS.825)も決して悪い数字ではないが、今季ついに飛躍を遂げたスモークが打率.304、20本塁打、OPS.955という好成績を残しており、最後の最後で1位が入れ替わる可能性は十分にある。三塁手部門では1位のミゲル・サノー(ツインズ)と2位のホゼ・ラミレス(インディアンス)のデッドヒートが続いている。今月絶好調のラミレスがここにきて猛烈に成績を向上させており、その勢いのまま三塁手部門1位の座を奪ってしまうかもしれない。指名打者部門はネルソン・クルーズ(マリナーズ)が1位の座をキープしているものの、4選手が約25万票差の中にひしめく大混戦。打率.330、17本塁打、OPS.957と好調な2位のコリー・ディッカーソン(レイズ)にも十分にチャンスはある。外野手部門3位はジョージ・スプリンガー(アストロズ)が有力。4位のマイケル・ブラントリー(インディアンス)は今月後半に故障者リスト入りして10日間離脱してしまったため、成績を伸ばすことができなかった。残念ながらスプリンガーとの約30万票差を逆転するのは難しいと言わざるを得ないだろう。

     ナ・リーグ最多得票は外野手部門1位のブライス・ハーパー(ナショナルズ)で、361万7444票を獲得して両リーグ最多得票にもなっている。外野手部門2位のチャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)と二塁手部門1位のダニエル・マーフィー(ナショナルズ)も300万票の大台を突破。その他、捕手部門1位のバスター・ポージー(ジャイアンツ)もファン投票でのオールスター選出がほぼ確実となっている。

     一塁手部門では両リーグ首位打者のライアン・ジマーマン(ナショナルズ)と1番打者として歴史的な活躍を見せたアンソニー・リゾー(カブス)が約12万票差というデッドヒートを繰り広げている。遊撃手部門でも今季打撃好調なザック・コザート(レッズ)とここにきて急激に調子を上げてきたコリー・シーガー(ドジャース)が約25万票差の争い。コザートが故障者リスト入りしていることを考えると、約25万票差は決してセーフティ・リードではない。

     さらに、三塁手部門では昨季MVPのクリス・ブライアント(カブス)と2年連続二冠王のノーラン・アレナード(ロッキーズ)が約5万票差という熾烈な争い。サヨナラ本塁打でサイクルヒット達成という印象的な活躍を見せたアレナードが猛烈に追い上げており、最後には1位が入れ替わっているかもしれない。そして、オズーナが3位に浮上した外野手部門では、3位のオズーナと4位のジェイソン・ヘイワード(カブス)の差は僅か3万票。5位のベン・ゾブリスト(カブス)も僅差で後を追っているが、ヘイワードとゾブリストがともに故障者リスト入りしているため、このままオズーナが地元マイアミ開催のオールスターにファン投票で選出される可能性が高い。

     投票締め切りまであと3日。自分の1票が最終結果の行方を左右する可能性もある。なお、ファン投票による選出を含むオールスター出場選手は日本時間7月3日(月)に発表される予定となっている。


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  • 第12週の最優秀ブルペンはドジャース

    2017.6.26 16:59 Monday

     MLB公式サイトでは今季から週ごとに独自の計算方法で「週間最優秀ブルペン」を選出している。第12週の最優秀ブルペンにはドジャースが選出された(第8週に続いて今季2度目)。

     計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     第12週のドジャースは25.2回(=77アウト)で28奪三振、3セーブを記録し、被安打12、自責点3、与四球11、セーブ失敗1で合計120.5ポイントを獲得。10連勝のチームをブルペン陣が素晴らしい働きで支えていた。グラント・デイトンはチームトップの4試合に登板して2.1回無失点。セルジオ・ロモは3試合に登板し、3イニングを投げて4奪三振無失点。ブランドン・モローも3試合に登板して3イニングで3奪三振無失点と好投した。2位のアストロズが91ポイント、3位のカブスが86.5ポイントだったことを考えても、今週のドジャースのブルペン陣の働きがいかに素晴らしかったかがわかるはずだ。

    各週の最優秀ブルペン
    第1週 ロッキーズ(98ポイント)
    第2週 レッズ(119.5ポイント)
    第3週 アストロズ(132.5ポイント)
    第4週 エンゼルス(100.5ポイント)
    第5週 インディアンス(125ポイント)
    第6週 エンゼルス②(80.5ポイント)
    第7週 アストロズ②(106ポイント)
    第8週 ドジャース①(126ポイント)
    第9週 マーリンズ(124.5ポイント)
    第10週 マリナーズ(87ポイント)
    第11週 レッドソックス(106.5ポイント)
    第12週 ドジャース②(120.5ポイント)
    (丸印は受賞回数)


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  • 【戦評】ワイルドピッチで5得点 ドジャース10連勝!

    2017.6.26 16:40 Monday

     ドジャースが新人コディ・ベリンジャーの2発、相手投手アダム・オッタビーノの4暴投などで大量12得点を挙げ、ロッキーズに逆転勝利。レッズ3連戦、メッツ4連戦に続いてロッキーズ3連戦もスイープし、今季最長の10連勝となった。

     ベリンジャーの打棒が止まらない。3回裏に23号ツーラン、8回裏に24号ツーランを放ったベリンジャーは、これが今季6度目の1試合複数本塁打。これは1993年にマイク・ピアッツァが記録した5度を抜いてドジャースの新人記録となり、1987年にマーク・マグワイア(当時アスレチックス)が記録した新人記録(7度)まであと1に迫っている。また、ドジャースはこれで17試合連続本塁打となり、6月だけで43本もの本塁打を放っている。

     「打撃(の好調さ)は感染する、勝利は感染する、とよく言うよね。確かに、毎日勝てるような雰囲気があるんだ。たとえ誰がマウンドに上がっても、どんな試合展開でも、我々は弱気にはならないよ」とデーブ・ロバーツ監督はチーム状態の良さを実感している。

     この試合は3回表までに5点を先行される苦しい展開だった。しかし、3回裏にエンリケ・ヘルナンデスとベリンジャーの本塁打で1点差に迫ると、4-6と2点ビハインドの7回裏にはオッタビーノの2暴投の間に3点を奪って逆転に成功。さらに、8回裏には2暴投で2点を追加した後、ベリンジャーの本塁打と守護神ケンリー・ジャンセンのタイムリーツーベースで試合の行方を決定づけた。

     オッタビーノは4暴投で5点を失う大乱調。1試合4暴投は2015年のデービッド・ヘイルに並ぶ球団ワーストタイ記録となり、1試合のうちに暴投で4点以上を失った投手は過去50年間でオッタビーノが初めてだった。さらに、1試合のうちに暴投で5失点以上を喫したチームは1920年以降ではこの試合のロッキーズが初めてである。

     4連敗中で首位ドジャースとの差が広がりつつあったロッキーズ。「毎日勝てる雰囲気がある」というドジャースに対して「絶対に負けられない」というプレッシャーが、信じられないような逆転劇に繋がってしまったのかもしれない。元捕手とはいえ、相手守護神のジャンセンにメジャー初長打となるタイムリーツーベースを浴びるというオマケまで付いてしまった。

     これでドジャースは10連勝。直近10試合で8勝2敗と好調なダイヤモンドバックスが2.5ゲーム差で後を追っているが、選手層などを考慮するとドジャース優位は揺るがない。ドジャースが地区5連覇を成し遂げる可能性は限りなく高そうだ。なお、9回表にジャンセンがノーラン・アレナードに今季初四球を与え、メジャー記録を更新中だった「開幕からの無四球での奪三振記録」は51でストップしている。


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      6月23日 頼れる主砲・ゴールドシュミットの18号スリーラン

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      6月21日 コリー・シーガーが3本塁打6打点の大活躍!

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      6月19日 フエンテスのメジャー初本塁打でDバックス7連勝

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      6月19日 ヘルナンデスが好捕でチームのピンチを救う

  • 【戦評】ブリュワーズ 快勝で首位キープ

    2017.6.26 15:49 Monday

     昨季のワールドシリーズ王者・カブスに迫られながらも、1ヶ月近く地区首位の座をキープしているブリュワーズ。3連戦以上の被スイープが一度もないことが、安定した戦いぶりに繋がっている(2連戦での連敗は一度だけある)。

     この日のブレーブス戦では相手エースのフリオ・テーランに初回から襲い掛かり、序盤で試合を決めた。1回表は二死走者なしから3番ドミンゴ・サンタナがヒットで出塁すると、4番トラビス・ショウがライトスタンドに15号ツーランを叩き込んで2点を先制。続く2回表には7番キーオン・ブロクストンが13号ソロを放ち、リードを3点に広げた。

     さらに、3回表は二死走者なしから3番サンタナのヒットと4番ショウの四球でチャンスを作ると、5番エルナン・ペレスと7番ブロクストンにタイムリーが飛び出し、6-0。4回表には一死一、三塁から3番サンタナが犠牲フライを放ち、テーランを7失点でノックアウトした。

     大量援護をもらった先発ザック・デイビースは、三振こそ1つも奪えなかったものの、テンポ良く打たせて取るピッチングを展開し、7回4安打無失点の好投で8勝目をマーク。最後の2イニングは新人右腕パオロ・エスピーノが無失点で抑えた。

     「二死走者なしから打者5人で2点を取った3回の攻撃は、我々にとって大きかったね」とブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は上手く機能した打線の働きに満足げ。「今季のベスト・イニングの一つだと思うよ。みんながよく繋いでくれた」

     一方、敗れたブレーブスのブライアン・スニッカー監督は「ここは素晴らしいホーム球場だよ。我々はここで良い試合を何試合もしてきた。ただ、今日は上手くいかなかったね。今日はテーランにとってキツい一日だった。ブリュワーズは効率良く得点していたし、投手も本当に良かったよ」と完敗を認めていた。

     昨日、一昨日とブレーブスに連敗していたブリュワーズだが、今日の勝利によって再びスイープを回避。そして、この日敗れた2位カブスとの差は再び1.5ゲームに広がった。主砲ライアン・ブラウンを欠きながら、安定した戦いを続けるブリュワーズ。被スイープなしを継続するブリュワーズの快進撃は一体いつまで続くのか。ひょっとすると、レギュラーシーズン終了時には「大本命」のカブスを差し置いて「再建中」のブリュワーズが地区優勝を果たしてしまうような、世紀の大番狂わせが実現しているかもしれない。


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  • 【戦評】ツインズがインディアンスをスイープし首位復帰

    2017.6.26 15:16 Monday

     先週末に本拠地ターゲット・フィールドでスイープを喫してから1週間。今度はツインズがインディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドでスイープをやり返し、約1週間ぶりに首位に返り咲いた。

     「本当に楽しい3連戦だったね」とツインズのポール・モリター監督は充実の3連戦を振り返った。「我々は良い試合ができると確信していた。でも、試合の行方というのは誰にもわからない。だから我々は日々戦うんだ。全ての試合がタフだし、心地よさを感じたことなんて一度もないよ」と気を緩めることなく、次なる戦いを見据えていたモリター監督の姿が印象的だった。

     この試合ではエース右腕のアービン・サンタナが6回7奪三振無四球無失点の好投を見せ、今季10勝目をマークした。しかし、インディアンス打線に9安打を浴びたように、相手打線を完全に封じたというピッチングではなかった。今回のスイープは3試合合計で得点圏打率.043(23打数1安打)に終わったインディアンス打線に助けられた部分も大きく、このあたりがモリター監督を安心させない要素になっているのだろう。

     打線ではサンタナの女房役、ジェイソン・カストロが2本のタイムリーツーベースを放ち、3打点の活躍。モリター監督は「カストロは大活躍だったね。3打点を叩き出してくれた。彼のおかげだよ」とカストロの働きを称賛した。

     ライバル・インディアンスとの3連戦をスイープし、首位に返り咲いたツインズ。しかし、インディアンスの背後には好調・ロイヤルズも迫りつつある。多くの球団にポストシーズン進出のチャンスがある今年のア・リーグ。2015年にワールドシリーズを制覇したロイヤルズと昨年リーグ制覇を成し遂げたインディアンスにツインズがどのように立ち向かっていくのか。地区優勝争いから目が離せない。


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  • コリー・クルーバー 復調の理由とは?

    2017.6.26 12:04 Monday

     コリー・クルーバー(インディアンス)のカーブボールは彼のベストピッチであるだけでなく、球界における最高級のボールの一つである。6先発で防御率5.06という低調なスタートを切った後、腰痛で故障者リスト入りし、復帰後の5先発で防御率1.29という見事なピッチングを見せているクルーバー。どうやらこの復調には、カーブボールの投球割合を増やしたことが大きく影響しているようだ。

     まずは戦列復帰後のクルーバーの投球成績を見てみよう(日付はいずれも日本時間)。
    6月2日 対アスレチックス 6回2安打10奪三振1四球0失点
    6月9日 対ホワイトソックス 6回7安打8奪三振2四球3失点
    6月14日 対ドジャース 7回4安打10奪三振1四球2失点
    6月19日 対オリオールズ 9回3安打11奪三振0四球0失点(完封勝利)
    6月24日 対ツインズ 7回3安打13奪三振2四球2失点(自責点0)
    合計5先発 35回19安打52奪三振6四球 防御率1.29

     上記の5先発のうち、4試合はカーブボールが最も投球割合の高い球種だった。それ以前の140先発では、カーブボールの投球割合が最も高かったのは僅か1試合だけだったにもかかわらず、である。

     「彼は投手として進化したんだと思うよ」とインディアンスのミッキー・キャラウェイ投手コーチは語る。「数年前は打者1巡目はとにかく速球で押していた。それが2巡目以降への準備になっていたんだ。だから、我々も速球のコマンドを重視していた。でも、相手チームが違うアプローチを取るようになってきた。彼らは試合の早い段階から、早いカウントから、どんどん振ってくるようになったんだ。そこで、我々はベストピッチを試合の後半まで温存しておくことは得策ではないと考えた。そして、カーブボールの投球割合が増えたんだ」

     Statcastによると、クルーバーのカーブボールは今季、被打率.086、被長打率.123とほとんど打たれていない。2015年以降というスパンで見ても被打率.114、被長打率.171という素晴らしい数字になっている。右投手のメジャー全体におけるカーブボールの平均は今季が被打率.219、被長打率.363、2015年以降では被打率.215、被長打率.350であり、クルーバーのカーブボールがいかに優れているかがわかるだろう。

     クルーバーの離脱中、キャラウェイ投手コーチはクルーバーの登板試合を分析した。離脱前後でクルーバーの投球割合はツーシームが41.6%から24.5%へ下落した一方、カーブボールは19.9%から30.1%、カットボールは18.5%から24.7%へと上昇している。「我々は様々な数字を調査したよ。それぞれの先発投手がより良い投球をできるようにね。クルーバーの数字を見ていたときに気付いたんだ。カーブボールを温存しておく必要はない、ってね」

     自分のベストピッチを試合の組み立てを考えて温存するのではなく、積極的に使っていくことで復調したクルーバー。不振に苦しむ他の投手たちにとって、このアプローチは復調のヒントになるかもしれない。


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  • 前回王者・スタントンのHRダービー参戦が決定!

    2017.6.26 11:18 Monday

     マーリンズが初主催となる今年のオールスター・ゲーム。地元マイアミで開催される球宴の前日に行われるホームラン・ダービーに、昨年の覇者ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の参戦が決定した。

     昨年のホームラン・ダービーで合計61本塁打という歴代最多記録を叩き出して見事優勝したスタントンが、ホームラン・ダービーへの参加要請を受諾したことを明らかにした。スタントンにとっては今回が3度目のホームラン・ダービー。初出場となった2014年のホームラン・ダービーでは第3ラウンドでまさかの0本塁打に終わり、無念の敗退となってしまったが、昨年のホームラン・ダービーでは第1ラウンドで24本、準決勝で17本、決勝で20本という驚異のパフォーマンスを見せ、文句なしの王者に輝いた。

     これまで複数回のホームラン・ダービー優勝を経験している選手は僅か3人(ケン・グリフィーJr.が3回、プリンス・フィルダーが2回、ヨエニス・セスペデスが2回)。このうち、連覇を成し遂げたのは1998~1999年のグリフィーと2013~2014年のセスペデスだけである。

     両リーグの本塁打王レースの先頭を走るアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、コディ・ベリンジャー(ドジャース)の両新人の参戦も噂されているが、昨年の圧倒的なパフォーマンスを考えると、やはりスタントンが優勝の最右翼。地元マイアミでスタントンがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。今から本番が楽しみだ。


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  • イチローが歴代最高齢の先発センターに

    2017.6.26 10:59 Monday

     将来の殿堂入り選手・イチロー(マーリンズ)がまた一つ、メジャーリーグの長い歴史にその名を刻んだ。

     日本時間6月26日のカブス戦に「1番・センター」で先発出場したイチロー。43歳246日でのセンターでの先発出場は、2002年7月24日にリッキー・ヘンダーソン(当時レッドソックス)が記録した43歳211日を上回って1900年以降では歴代最高齢となった。

     マーリンズのドン・マティングリー監督はイチローの名前をメンバー表に書くことに関して全く恐れはなかったと言う。「我々は40歳以上の選手をセンターに置くのかと最初は思ったけど、恐れは全くなかったよ。彼はしっかり走れるし、しっかり投げられるし、恐れを感じる理由なんてないよね」

     クリスチャン・イェリッチに休養を与えたいのであれば、昨季までセンターを守っていたマーセル・オズーナをセンターへ移し、イチローをレフトに置く方法もあったはずだ。しかし、マティングリー監督はイチローをセンターに置くことを選んだ。「イチローにとってライトが一番守りやすいということは知っているよ。でも、私はどんな状況でもイチローをフィールドへ送り出すことに恐れはない。なぜなら彼はいつもしっかり準備ができているからだ」と、マティングリー監督はイチローへの全幅の信頼を口にした。


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  • 元オールスター捕手・ボートがブリュワーズへ

    2017.6.26 10:43 Monday

     予想外の快進撃でナ・リーグ中部地区の首位を走っているブリュワーズに頼もしい戦力が加わった。2度のオールスター経験を持つスティーブン・ボートをウエーバー経由で獲得。クレイグ・カウンセル監督はマニー・ピーニャとの併用を考えているようだ。

     今季は打率.217、4本塁打となかなか成績が上がらず、先日アスレチックスからDFA(事実上の戦力外)となっていたボート。捕手という貴重なポジションであること、昨季まで2年連続でオールスターに選出されたように実力は確かであることなどから、新天地を見つけるのに時間は掛からないだろうと見られていた。そして、ボートを獲得したのはブリュワーズだった。

     カウンセル監督はボート獲得について「ボートは左打者だから、チームにフィットすると思ったんだ」と語る。今季のブリュワーズはジェット・バンディとピーニャの2捕手を併用していたが、2人とも右打者である。4月に打率.327と好調だったバンディは6月に入って打率.053と極度の不振に陥っており、カウンセル監督はバンディのAAA級降格を決断。右打者のピーニャと併用するのにうってつけの存在が左打者のボートだったというわけだ。

     「バンディを降格させるのは簡単な決断ではなかったよ。彼は今季、チームにとても貢献してくれていたからね」とカウンセル監督。なお、カウンセル監督によると、ボートの獲得はピーニャの出場機会には影響を与えないようだ。「ボートを完全なレギュラー捕手として獲得したわけではない。ピーニャはこれまでと同じように出場機会を得るだろう。彼の出場機会が減少するとは考えていない」

     右打者のピーニャ、左打者のボートという理想的なプラトーン体制が完成したブリュワーズ。ボート獲得が好調なチームをさらに後押しすることになるかもしれない。


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  • 長期離脱中のバムガーナーがティー打撃を開始

    2017.6.26 10:21 Monday

     バイク事故による負傷により、4月下旬から戦列を離れているマディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)。リハビリは順調に進んでいるようだ。

     ブルース・ボウチー監督によると、バムガーナーはアリゾナのキャンプ施設で打撃練習を開始したという。日本時間6月26日に延長スプリング・トレーニングの試合で3イニングを投げる予定だったが、予定を変更してティー打撃を行ったようだ。

     「彼はティー打撃をして、ボールがバットに当たった際の感触を確かめたかったみたいだね。投球練習にしても打撃練習にしても、彼は正しく物事を進めているよ」と、ボウチー監督はバムガーナーが順調に回復していることを明らかにした。

     バムガーナーは日本時間6月27日にサンフランシスコへ戻り、今週後半に再びブルペンでの投球練習を行う予定だ。その際に、バムガーナーとボウチー監督は残りのリハビリ期間についての予定を決めることになっている。

     大黒柱の長期離脱の影響もあり、ナ・リーグ西部地区の最下位に沈んでいるジャイアンツ。7月末のトレード・デッドラインでは売り手に回ることが濃厚になっているが、大黒柱の戦列復帰は今季の数少ない明るい話題になるはずだ。


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  • 元NFL選手のティーボウがアドバンスドAに昇格

    2017.6.26 08:22 Monday

     メジャーリーグで連日の熱戦が繰り広げられる一方でマイナーリーグでは1日でも早くメジャーの舞台に立とうと多くの若手がしのぎを削っている。既にアントニオ・センザテラ(ロッキーズ)をはじめ、コディ・ベリンジャー(ドジャース)などがデビューし輝かしい活躍をみせている。マイナーではティム・ティーボウも注目度が高い選手の1人だ。

     ティーボウは元NFLの選手でクォーターバックとして活躍した経験を持つ。昨年8月に野球転向を表明してメッツのトライアウトを受験し、現在に至っている。春先には試合に出ていたものの、結果を残すことができずにシングルAのコロンビア・ファイヤーフライズで開幕を迎えた。そしてその開幕戦では初打席初本塁打と衝撃デビューを飾り、全米を驚かせた。日本時間6月25日時点で63試合に出場し、打率.222 3本塁打 23打点の成績を残している。

     メッツのサンディ・アルダーソンGMによればティーボウを1階級上に位置するアドバンスドAのセントルイス・メッツに昇格させるという。チームのマイナー組織としては上から数えて3番目の階級にあたり、メジャーの舞台まであと4段階ということになる。アルダーソンGMは「この3週間、ティーボウの調子がかなり上向きだと聞いている。年齢的にも昇格させる適切な時期だ」と話している。

     現在、ティーボウは29歳。以前はNFLの選手として活躍していたこともあって球技こそ違うが適応能力の高さがうかがえる。年齢だけをみれば彼は「オールドルーキー」であり、ゆっくり育成する時間はない。チームとしても試合での実践経験を積んで力をつけていくことを期待している。アルダーソンGMは特にティーボウのスピードとパワーを買っているという。

     ティーボウ本人は「自分のプレーがとても楽しいよ」と自身の成長を楽しんでいるようだ。春先は野球の壁にぶつかるも4月から順調にステップアップしている。果たして彼のメジャーデビューはいつになるのだろうか。多くのファンはその日を待っている。


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  • 球宴経験者のノリスが事実上の戦力外

    2017.6.25 14:05 Sunday

     現在、ア・リーグ東地区3位のレイズはシーズン当初から4位が定位置となっていたが、日本時間6月12日のアスレチックス戦で勝利を収めたことで3位にランクアップした。上位のヤンキース、レッドソックスとの差はわずかに2.5であり今後によっては首位に立つ可能性もある。勢いに乗るために戦力を整備していきたいチームは今季、獲得したばかりのデレク・ノリスを事実上の戦力外とした。

     ノリスは28歳の捕手で2011年にオールスターにも出場した選手。今年3月までナショナルズに所属していたが、解雇となりレイズに移籍して新たなスタートを切っていた。開幕戦となったヤンキース戦ではスタメンマスクを勝ち取り、移籍後初安打を放った。しかし、その後は課題であった打力の向上がみられずここまで53試合に出場して打率.201の成績。それでも日本時間6月24日のオリオールズ戦で3打数3安打の猛打賞を記録していただけに急な通告となってしまった。

     彼を事実上の戦力外としたのはひざの負傷で60日間の故障者リスト入りをしていたウィルソン・ラモスが復帰したことが理由だ。ラモスは昨年までナショナルズの主力選手の1人として活躍しており、FAでレイズに移籍した。だが、開幕戦直前に戦線離脱となりここまで出場なしとなっていた。ノリスに代わって日本時間6月25日のオリオールズ戦に出場したラモスは4打数1安打と結果を残した。

     不本意な結果となってしまったノリスは今後、トレード、もしくはマイナー降格となる可能性が高い。40人枠から外れることになったが引退する訳ではないため、まだまだ活躍できる機会はある。

     果たしてノリスの復活はあるのだろうか。今後の動向が注目される。


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