English Español 韓国語
  • ジャイアンツ・クエイトが6回無失点の好投で2勝目&防御率0.35

    2018.4.23 11:15 Monday

    【ジャイアンツ4-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     先発陣の柱であるマディソン・バムガーナーを欠くジャイアンツにとってジェフ・サマージャの復帰は心強い。また、同時にチームをけん引しているのは日本時間4月22日時点で防御率0.45と驚異的な成績を残しているジョニー・クエイトの存在が大きい。迎えたエンゼルスとの第3戦に先発すると持ち前の緩急を使った投球で相手打線をシャットアウトした。

     一方のエンゼルスは大谷翔平が初の4番に座り、先発投手には前回、嬉しいメジャー初勝利を飾ったハイメ・バリアがクエイトと投げ合う。初回、バリアはブランドン・ベルトの驚異的な粘りなどがあっても無失点で切り抜けたが49球を投じるという立ち上がりとなった。それに対しクエイトはジャスティン・アップトンに出塁を許すも大谷を空振り三振に抑えてこちらも点を与えなかった。

     その後、バリアは初回の投球の影響で2回で降板。クエイトは自慢の緩急でエンゼルス打線に的を絞らせず5回終了時までノーヒッターを継続していた。しかし、6回裏の先頭打者、イアン・キンズラーにヒットを打たれてその夢は破れ、1死満塁の大ピンチを迎える。ここでクエイトを支えたのは大谷を抑えたチェンジアップだった。満塁の場面で対戦したルイス・バルブエナをチェンジアップで3-6-1のダブルプレーに抑えるとクエイトは雄たけびをあげるほど気持ちを前に出していた。この日は6回2安打無失点、7奪三振の好投で防御率は0.35となった。

     クエイトの好投に応えたいジャイアンツ打線は3回表、ダブルプレーの間に先制すると2死一塁からエバン・ロンゴリアがセンターへ2ランを放ち3対0とリードした。その後はベルトにも一発が飛び出してさらに1点追加、対するエンゼルスは8回裏、マイク・トラウトの2ランのみで反撃は終わり試合は4対2でジャイアンツが勝利した。現在、ナ・リーグ西地区4位のジャイアンツにとってまずは順位を上げていくことが優先だろう。エース、バムガーナーが帰ってくるまでに上位に喰いこみたいところだ。

  • アンドゥハー4安打&トーレス初出場 若手の活躍でヤンキースが連勝

    2018.4.23 09:00 Monday

    【ヤンキース5-1ブルージェイズ】@ヤンキー・スタジアム

     昨年、ワイルドカードでポストシーズン進出したヤンキースは今季、ここまで19試合で10勝9敗といわゆる開幕ダッシュには至っていない。まずは上位チームには確実に勝利しておきたいところだ。2位・ブルージェイズとの直接対決第3戦は23歳の若手、ミゲル・アンドゥハーの活躍によりヤンキースが連勝した。

     ヤンキースの先発はエースのルイス・セベリーノ、一方のブルージェイズは古巣相手の登板となったハイメ・ガルシア。セベリーノは初回、自慢の100マイルに迫るフォーシームとスライダーを武器に相手打線を3者凡退に抑えるとガルシアは2死からディディ・グレゴリウスに一発を浴びて1失点と対照的な立ち上がりとなった。この日、忘れてはならないもう1つの大きな話題としてはヤンキースの球団内有望株ランキング1位のグレイバー・トーレスがメジャー初昇格を果たして「8番・二塁」でスタメン出場したことだ。彼の記念すべき初打席は2回裏1死二・三塁と絶好の場面で迎えた。結果はカウント1-2から5球目のスライダーお前に空振り三振に倒れた。

     トーレスの凡退後、オースティン・ロマインのツーベースで2点を追加し3対0と序盤から試合の主導権を握ったヤンキース。先発のセベリーノは走者こそ出すも大きく崩れることはなかった。この日の失点は6回裏にテオスカー・ヘルナンデスに一発を浴びた1点のみにとどめ、7回1失点で今季4勝目を挙げた。。24歳の剛球右腕が試合をつくる中でチーム内で光っていたのは23歳のアンドゥハーだった。第1打席は得点チャンスを広げるツーベースを放つと第2打席ではヒット、6回裏にはチームに4点目をもたらすタイムリーなど4打数4安打1打点と連勝の原動力となった。一方でトーレスは4打数無安打も試合にはフル出場し、貴重な経験を得た。

     一方のブルージェイズは先発のガルシアが6回途中まで投げるも4失点と精彩を欠き、ヤンキース投手陣の前に本塁打による1点しか奪うことができなかった。その一方でチームでは先日、ルルデス・グリエルJr.がメジャー昇格を果たしておりチーム内に新しい風が吹き始めている。今回は敗れたとはいえ、まだ地区2位を死守している。

  • 球界有望株ランキング5位のヤンキース・トーレスがメジャー昇格

    2018.4.23 02:00 Monday

     現在、ア・リーグ東地区3位のヤンキースに大物ルーキーが加わった。MLB.com内で発表されている有望株ランキングトップ100では5位、球団内では1位にランクインされているグレイバー・ト―レスが日本時間4月23日のブルージェイズ戦で「8番・二塁」としてメジャーデビューを果たすことになった。

     トーレスはベネズエラ出身の21歳で本職は遊撃だが、今季の春季キャンプでは二塁を守り開幕ロースター入りを狙っていた。オープン戦では13試合に出場して打率.219 7安打 1打点と力を出し切ることができず、開幕は3Aスタートとなった。シーズン開幕後は14試合で打率.347 1本塁打 11打点と活躍し、日本時間4月23日にメジャー昇格が決まった。2016年夏にアロルディス・チャップマンのトレードによってカブスから移籍してきたトーレスは3Aで3割を越える高打率を記録してきた。

     昇格となったトーレスは「最高に幸せな気分だよ。夢が叶ったようで家族にとっても幸せなことだよ」と喜びを口にした。果たして運命の初スタメンとなる本拠地、ヤンキー・スタジアムでのデビュー戦はどのようなプレーを見せてくれるのか。ヤンキースは2位・ブルージェイズとの直接対決に勝利してゲーム差を縮めたいところだ。

  • エンゼルス・プーホルスの2ランでチームは連敗を「4」で止める

    2018.4.22 16:00 Sunday

    【ジャイアンツ3-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     日本時間4月21日時点で4連敗と自慢の打線に元気がないエンゼルス。また、先発陣が長いイニングを投げることができずにリリーフ陣に負担がかかっていることもその原因だろう。連敗から脱出したいチームとしてはこれ以上、負ける訳にはいかない。本拠地、エンゼル・スタジアムで行われたジャイアンツとの第2戦では大記録を目指す主砲の一発が決勝点となった。

     エンゼルスの先発は開幕投手も務めたゲリット・リチャーズ、一方のジャイアンツはここまで未だ勝ち星がないデレク・ホランド。先にマウンドに立ったリチャーズは自慢の変化球を武器にジャイアンツ打線を3者凡退に抑えるとホランドはマイク・トラウトにツーベースを浴びるも後続を抑えて両投手とも上々の立ち上がりとなった。試合は2回表、振り逃げで出塁したパブロ・サンドバルを二塁に置いてブランドン・ベルトが2ランを放ち、ジャイアンツが2点を先制した。エンゼルスもジェフリー・マーティとトラウトの一発により2対2の同点とし、序盤から両軍とも点の取り合いとなっていた。

     試合はしばらくこう着状態となるものの、6回裏、3000安打まであと「9」に迫っているアルバート・プーホルスが1死一塁から値千金の勝ち越し2ランを放ち4対2となった。3被弾したホランドはこの回を投げ切り降板、6回5安打4失点とイニングは投げたが乏しい結果となった。一方で主砲の一発により勝利投手の権利が飛び込んだリチャーズは6回5安打2失点、11奪三振の好投でマウンドを降りた。

     このままでは終われないジャイアンツは8回表に2死一塁からエンゼルスの4番手、ブレイク・ウッドからサンドバルがタイムリーツーベースを打って1点を返した。最終回にも先頭打者のマック・ウィリアムソンが出塁するも後が続かず反撃はここまでとなった。プーホルスの一発が決勝点となったエンゼルスは連敗を「4」でストップさせ、首位・アストロズを0.5差で追う。今回は大谷翔平の出場機会はなかったものの、チームが再び上昇するためには必要不可欠な存在だ。

  • ロッキーズ・アンダーソンが5度目の先発で今季初勝利

    2018.4.22 15:00 Sunday

    【カブス2-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     カブスとロッキーズによる3連戦の第1戦はカブスが16対5で快勝した。そして迎えた日本時間4月22日の第2戦にはダルビッシュ有とタイラー・アンダーソンの両先発が登場。共に今季初勝利をかけた同士の対決は5度目の先発となったアンダーソンに軍配が上がった。

     先にマウンドに立ったアンダーソンだったが、昨日、共に6打数4安打と大活躍したアルバート・アルモーラJr.とハビアー・バイエズの1、2番コンビに連続ヒットを浴びていきなりのピンチとなった。その後、2死二・三塁となりウィルソン・コントレラスがレフト方向に打った打球は当初、本塁打と判定されるもツーベースに変更となった。アンダーソンはこれによりいきなりの2失点スタートとなった。

     一方でこちらもカブス移籍後の初勝利が欲しいダルビッシュ。アンダーソンとは違い、ロッキーズ打線を3者凡退に抑える対照的な立ち上がりとなった。その後はアンダーソンも立ち直り、両者ともに4回までは無失点投球を続ける。再び試合が動いたのは5回、ロッキーズ打線がダルビッシュに襲いかかった。2つの四球で2死一・二塁とするとDJレメイヒューとヘラルド・パーラに連続タイムリーを打たれて瞬く間に3失点、その後も不安定な投球で四球とタイムリーによりこの回だけで5失点と大きく崩れて途中降板となった。ダルビッシュは5回途中5安打5失点、4与四球と制球にも苦しんだ。

     一挙5得点と逆転してもらったアンダーソンは6回まで投げ切り6安打2失点と先発としての役割を果たしてマウンドを降りた。彼の降板後はジェイク・マギー、アダム・オッタビーノ、ウェイド・デービスと勝利の方程式で繋いでそのまま5対2で試合を決めた。一方で前日に16得点したカブス打線の面影はなく、ロッキーズのリリーフ陣からは1本もヒットを打つことができなかった。2試合連続で5回までもたなかったダルビッシュは自身2連敗となり、試練が続いている。

  • シャーザーがカーショウとのエース対決を制し今季4勝目

    2018.4.21 15:00 Saturday

    【ナショナルズ5-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     全米だけではなく、日本でも大きな注目となっていたナショナルズ、マックス・シャーザーとドジャース、クレイトン・カーショウによるエース同士の投げ合いに決着がついた。結果はシャーザーが6回1失点とドジャース打線を封じて今季4勝目を挙げ、カーショウに投げ勝った。

     先にマウンドに立ったのはカーショウ。ここまで4試合でわずか1勝と勝ちに恵まない状況が続いている。初回は先頭打者のトレイ・ターナーにツーベースを浴びていきなりのピンチを迎えると1死三塁からブライス・ハーパーにタイムリーを打たれて1点を失う。その後も自らの暴投からさらに苦難が続き、ライアン・ジマーマンにもツーベースを浴びて初回2失点という立ち上がりとなった。一方のシャーザーもクリス・テイラーにスリーベースを打たれ無死三塁のピンチとなる。続くコリー・シーガーには死球を与えてしまい走者を溜めるものの、後続を無安打に抑えてこちらは無失点スタートとなった。

     初回の投球を終えた2人は4回終了までお互いに無失点投球を続けるものの、試合が再び動いたのは5回表のナショナルズの攻撃だった。この回の先頭打者、マイケル・テイラーがツーベースを放つと1死から投手のシャーザー自身もヒットを記録しチャンスを広げ、続くターナーにタイムリーが飛び出して3対0とさらにリードした。その後、6回にも得点したナショナルズはカーショウに対して4得点と攻め立てた。ナショナルズ打線につかまったカーショウは9安打4失点も7回まで投げ切り味方の反撃を待った。

     そのドジャース打線に反撃させなかったのはシャーザー自身だった。6回裏に2死から走者を許し一・三塁の場面からヤシエル・プイーグにタイムリーを打たれるもこの日の失点はこの時の1点のみで6回を最後にマウンドを降りる際には相手打線を4安打9奪三振に抑え、的を絞らせなかった。シャーザー降板後は1点こそ取られたものの、リリーフ陣が踏ん張りをみせて終わってみれば5対2で勝利した。エース対決に勝利したシャーザーはこれで今季4勝目、一方のカーショウは3敗目を喫した。

  • カブスが中盤に一挙7得点の猛攻でロッキーズに大勝

    2018.4.21 14:00 Saturday

    【カブス16-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     日本時間4月20日時点で8勝8敗の地区4位と出遅れているカブス。今回はロッキーズの本拠地、クアーズ・フィールドに乗り込んで連勝を狙う。初戦の先発はカイル・ヘンドリックス、一方のロッキーズはジョン・グレイと実績ある投手同士の投げ合いは序盤から試合が動いた。

     先にマウンドにあがったグレイは初回、先頭打者のアルバート・アルモーラJr.にヒットを打たれると続くハビアー・バイエズにスライダーを右中間スタンドへ運ばれ2失点するという不安定な立ち上がり。一方でヘンドリックスも1死二塁からチャーリー・ブラックモンにタイムリー、ノーラン・アレナードに一発を浴びて3失点と両先発同士が苦しんだ初回の投球となった。

     3回に3対3の同点に追いついたカブスは5回に相手の失策などで2点を勝ち越すと続く6回には試合を決める猛攻を仕掛けた。相手先発、グレイに対して先頭打者のアディソン・ラッセルがヒットで出塁するとジェイソン・ヘイワードがレフトへのスリーベースを放ち、6対3とリードを広げたところでグレイが降板、彼に代わって登場したブライアン・ショウに対してもカブス打線の勢いは止まらない。代打、トミー・ラステラの四球で無死一・三塁とするとアルモーラのタイムリーでさらに1点追加。相手の暴投もありさらにチャンスを広げると2死二・三塁からカイル・シュワーバーに3ランが飛び出すなどこの回で一挙7得点、スコアは12対3となっていた。

     その後も得点を重ねたカブスは終わってみれば18安打16得点で打線爆発、特にアルモーラJr.とバイエズの1、2番コンビは揃って6打数4安打の大活躍で大勝の原動力となり、先発のヘンドリックスも5回5安打3失点と最低限の投球で今季初勝利を挙げた。一方でロッキーズは打者有利の球場で11安打と粘りはしたものの5得点に終わり、先発のグレイもピンチを脱する場面があったが5回8安打7失点と崩れた。

  • レッドソックスがエンゼルスをスイープしチームは7連勝

    2018.4.20 17:00 Friday

    【レッドソックス 8-2 エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     ア・リーグ東・西地区首位同士の決戦が繰り広げられているレッドソックス対エンゼルス。ここまでの2連戦はレッドソックスが全勝。一矢報いたいエンゼルスは先発マウンドに前回登板で初勝利を挙げたニック・トロピアーノを送り、大谷翔平は「6番・DH」で出場した。

     トロピアーノの立ち上がりは試合開始直後、ムーキー・ベッツに先頭打者弾を浴びるスタートとなったものの、後続を抑えて1失点で初回の投球を終えた。一方でレッドソックスの先発は左腕のエドゥアルド・ロドリゲス。打撃自慢のエンゼルスはロドリゲスのフォーシームを打つことができず3者凡退で初回の攻撃を終えるものの、続く2回にはザック・コザートのタイムリーで1対1の同点に追いついた。

     同点に追いついてもらったトロピアーノは失点を防ぎたかったところだが、4回にJ.D.マルティネスのツーベースなどで2点を失うと、6回にはアンドリュー・ベンテンディに一発、ラファエル・デバースにタイムリーを浴びるなど6回途中7安打5失点と精彩を欠いた。先発陣に不安が残るエンゼルスはその後も細かな継投で5人の投手が登板するも終わってみれば8失点、打線も序盤に同点に追いついた後はクリス・ヤングの本塁打で1点を追加することがやっとだった。また、大谷はスタメン出場で初めてとなる無安打に終わっている。

     一方のレッドソックスは今シリーズ連勝中の勢いそのままに14安打8得点と打線が機能、先発のロドリゲスもエンゼルス打線をわずか3安打に抑えて役割を十分に果たした。注目の大谷との対戦では2つの三振を含む3打数無安打と完璧に封じ込み、今シリーズ3連勝とチームの7連勝に貢献。これでレッドソックスは18試合で16勝2敗となり1987年以降、メジャー新記録となる開幕スタートとなった。

  • バランスの取れた攻撃でカブスが勝利 カージナルス連勝ストップ

    2018.4.20 11:30 Friday

    【カージナルス5-8カブス】@リグリー・フィールド

     5連勝と勢いに乗るカージナルスをカブスが本拠地リグリー・フィールドで迎え撃った一戦は、カブス打線が先発全員安打となる14安打の猛攻で5回までに8点を奪い、カージナルスの反撃を5点にとどめて勝利。同地区ライバルを相手に今季初勝利をマークし、今季の初対戦カードを1勝1敗で終えるとともに、カージナルスの連勝を5でストップさせた。先発のジョン・レスターは初回にウィルソン・コントレラスのエラーと自身の暴投が重なって先制を許したものの、その後は安定したピッチングで6回2安打1失点(自責点0)。打線の援護にも恵まれ、今季2勝目(0敗)をマークした。

     「各打者が良いアプローチで良い打席を過ごしてくれた」とジョー・マドン監督が振り返ったように、カブス打線が見事に機能した一戦だった。先制を許した直後の1回裏、一死からハビアー・バイエズが三塁打でチャンスを作り、クリス・ブライアントのタイムリーで同点。二死一、二塁となり、カイル・シュワーバーのタイムリーで勝ち越しに成功した。2回裏には5安打に犠打、犠飛、死球を絡めて一挙4得点。5回裏に飛び出したジェイソン・ヘイワードの2号ツーランがトドメの一撃となった。

     立ち上がりに少しバタバタしたレスターだったが、「2回に4点を取ってもらったのが大きかった」と2回までに6点の援護をもらったことで落ち着きを取り戻し、5回表一死からジェッド・ジョーコにヒットを許すまで無安打投球を継続。6回96球を投げて被安打2、奪三振7、失点1(自責点0)と先発の役割をしっかり果たし、「あれだけのリードがあれば気持ちは楽になるよ」と打線の援護に感謝した。

     カブスはこの1勝で勝率5割に復帰。カージナルスは5連勝がストップし、貯金が2に減った(10勝8敗)。今季初対戦カードは1勝1敗で痛み分け。今季もこの両球団は良きライバルとして数々の熱戦を繰り広げてくれそうだ。

  • 3勝15敗のレッズ プライス監督とジェンキンス投手コーチを解任

    2018.4.20 10:30 Friday

     開幕18試合で3勝15敗に終わり、2勝16敗の1931年以来87年ぶりとなる低迷を続けているレッズは、2014年から4年強にわたってチームの指揮を執ってきたブライアン・プライス監督とマック・ジェンキンス投手コーチを解任することを決断した。

     日本時間4月20日、ディック・ウィリアムスGMはチームがミルウォーキーからセントルイスへの移動を終えたあと、プライスとジェンキンスにチームが新しい方向へ向かう決断をしたことを伝えた。再建期から再びポストシーズン進出を狙えるチーム作りを進めていくなかで、投手力、攻撃力、守備力のいずれもが求めていた水準に達せず、直近11試合で1勝10敗と黒星だけが積み重なっていく状況。ウィリアムスは変化が必要だと判断したようだ。

     次の監督が決まるまでの間はベンチコーチのジム・リグルマンが暫定監督として指揮を執る。リグルマンはパドレス、カブス、マリナーズ、ナショナルズの4球団で監督を務めた経験があり、監督通算662勝をマーク。1998年には90勝73敗でワイルドカードを獲得し、カブスをポストシーズンへ導いている。また、AA級で投手コーチを務めているダニー・ダーウィンと、AAA級で監督を務めているパット・ケリーが暫定的にコーチング・スタッフに加わるという。

     ウィリアムスは「誰もブライアン(・プライス監督)とマック(・ジェンキンス投手コーチ)をスケープゴートにするつもりはない。これは組織全体の問題であり、今回の決断は正しい方向へ向かうための最初のステップなんだ」と語っており、プライスとジェンキンスに低迷の全責任を負わせることを明確に否定。正捕手のタッカー・バーンハートも「クラブハウスにいる全員がより良くプレイしないといけない」と監督・コーチのみならず、チーム全員に責任があることを認めている。

     「まだ18試合しか終わっていない。シーズンはこれからだよ」とバーンハート。ウィリアムスが見つけてくるであろう次期監督は、球団史に残る低迷を続けるチームを立て直し、正しい方向へ導くことができるだろうか。

  • ドジャース・前田が4失点も粘投でパドレスをスイープ

    2018.4.19 16:30 Thursday

     【ドジャース 13-4 パドレス】@ペトコ・パーク

     日本時間4月18日時点で3連勝中のドジャースは敵地、ペトコ・パークでパドレスとの試合に臨んだ。さらに連勝を伸ばすため先発マウンドを託されたのは前田健太だった。この球場はメジャー初勝利と本塁打を同時に達成している思い出の地であり、迎えた今回は苦しむ場面はあれど粘りの投球でチームを勝利に導いた。

     前回登板のダイヤモンドバックス戦では制球に苦しみ3回途中5失点と苦しんでいた前田にとってこのパドレス戦は挽回したい試合でもあった。打線に3点の援護点をもらって上がった初回は2者連続三振を含む3者凡退と好スタートを切った。しかし、続く2回は1死満塁のピンチを迎えるとオ―スティン・ヘッジスに四球を与えて押し出し、続く投手のルイス・ペルドモの犠牲フライでこの回に2点を失った。

     打線は前田が点数を取られてもさらに得点を続ける。3回の攻撃では先頭打者のコディ・ベリンジャーのツーベースで出塁をきっかけに3連打で3得点すると打席に立った初スタメンの左打者、マックス・マンシーがペルドモから2ランを放ってこの回だけで5得点と前田に9点をプレゼントした。強力援護をもらった前田はその裏の投球で再び2点を失ったが6回途中まで106球を投げ、8安打4失点も10個の三振を奪う粘投でリリーフ陣に後を託した。打線はその後も攻撃の勢いを緩めず13得点とパドレスを圧倒し、今シリーズ3連勝(スイープ)とした。

     一方のパドレスは7回に3番手として牧田和久が登板。キケ・ヘルナンデスにヒットを浴びるもドジャース打線を無失点に抑えた。前田から4点を取った打線もリリーフ陣を打ち込めず、逆に牧田降板後の投手陣が打たれる形で終わってみれば4対13の大敗となってしまった。

  • 積極走塁のレイズが今季2度目のカード勝ち越し

    2018.4.19 12:00 Thursday

    【レンジャーズ2-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     開幕から4勝13敗と苦しい戦いが続いているレイズだが、日本時間4月19日に行われた本拠地トロピカーナ・フィールドでのレンジャーズ戦では積極果敢な走塁を武器に逆転勝利を収め、レンジャーズ3連戦に2勝1敗で勝ち越し。今季2度目のカード勝ち越しとなった。

     レイズは先発のジェイク・ファリアが6回1失点と好投するなか、レンジャーズ先発のコール・ハメルズをなかなか攻略できずにいたが、6回裏先頭のジョニー・フィールドがヒットで出塁。一死後、ダニエル・ロバートソンがレフトへの二塁打を放ち、フィールズは一塁から一気に同点のホームを駆け抜けた。「正直に言うと、最初は一塁から三塁へ行くことを考えていたんだ。でも、三塁へ向かっていたときにQ(=マット・クアトラーロ三塁ベースコーチ)が腕を回しているのが見えた。だから一気にホームを目指したんだ」とフィールズ。同点打を放ったロバートソンは「僕は彼と数年間一緒にプレイしているけど、彼は全力でプレイする男なんだ。優れたベースランナーで足も速い。試合の流れを考えると、あそこで彼が一塁から一気にホームインしてくれたのは大きかったね」とフィールズの好走塁を称えた。

     チャンスはさらに続き、一死一、二塁からC.J.クロンがセンター前へポトリと落ちる勝ち越しタイムリー。この間に一塁走者のカルロス・ゴメスが一気に三塁を陥れ、次打者アデイニー・エチャバリアの犠牲フライを呼び込んだ。ゴメスは「塁に出たとき、相手の野手がどこを守っているかを確認する必要がある。クロンは長打のある打者だから、相手は二塁打を阻止するために深めに守っていた。だから、詰まった当たりになったときに一気に三塁を狙ったんだよ」と自身の好走塁を振り返ったが、結果的にはエチャバリアの犠牲フライが勝敗を決する1点となったため、非常に大きなプレイだった。

     苦戦が続くなか、守備の要であるケビン・キアマイアーが右手親指の靱帯断裂で長期離脱となるなど、明るい話題が少ない今季のレイズ。しかし、今日のような隙のない野球を続けていけば、きっと浮上のきっかけを掴むことができるはずだ。

  • パイレーツ打線復活!13安打10得点の猛攻で被スイープ回避

    2018.4.19 11:00 Thursday

    【ロッキーズ2-10パイレーツ】@PNCパーク

     雪が舞うPNCパークで2試合連続2得点と勢いを失っていたパイレーツ打線が、天気の回復とともに勢いを取り戻した。ロッキーズ3連戦の最終戦となった日本時間4月19日の試合では、グレゴリー・ポランコやコリー・ディッカーソンといった主力選手が休養のためスタメンから外れたものの、代わりにスタメン出場した控え選手たちが奮起。スタメン出場した野手8人のうち7人がヒットを放つなど、この3連戦で初めて打線が上手く機能し、10対2で大勝して被スイープを回避することに成功した。

     パイレーツ打線が目覚めたのは4回だった。序盤の3イニングはロッキーズ先発のカイル・フリーランドの前に無得点に封じられていたものの、4回裏二死からデービッド・フリースが四球で出塁し、続くショーン・ロドリゲスがレフトへの2号逆転ツーラン。さらにエリアス・ディアスがヒットで続き、マックス・モロフのタイムリー二塁打で3点目を手にした。

     5回裏には一死一、二塁のチャンスを作り、ジョシュ・ベルのタイムリーとフリースの2点タイムリー二塁打で3点を追加。6回裏にはアダム・フレイジャーがタイムリーを放ち、8回裏にもジョーディ・マーサーの犠牲フライとベルの2点タイムリー二塁打で3点を追加して、終わってみれば13安打10得点の猛攻で大勝した。

     5回裏に2点タイムリー二塁打を放ったフリースは「レギュラーが休養して僕やショーン(・ロドリゲス)、マックス(・モロフ)のような控え選手が出場するときに、戦力が落ちないようにしたいんだ。今日はそれを証明することができたし、勝利に貢献できて良かったよ」と自信を含めた控え選手の活躍を喜んだ。クリント・ハードル監督も「フリースはキャリアを通してこのような働きをしてきた選手だからね。試合に出場したときにはしっかり期待に応えてくれるんだよ」とフリースら控え選手の活躍を称えていた。

  • バティースタがブレーブス、リンドがヤンキースとマイナー契約

    2018.4.19 10:30 Thursday

     日本時間4月19日、本塁打王2度の実績を誇り、通算331本塁打を放っているホゼ・バティースタがブレーブスとマイナー契約を結んだことが明らかになった。また、ヤンキースは3月中旬に一度は解雇したアダム・リンドとマイナー契約を結び直したことを発表した。

     現在37歳のバティースタは2010年から2年連続で本塁打王に輝くなど、ブルージェイズ打線の中心打者として長年にわたって活躍してきた。3年前の2015年にも40本塁打、114打点、OPS.913という好成績を残しているが、その後は衰えが顕著になり、昨季は打率.203、23本塁打、OPS.674、170三振と自己ワースト級の成績に終わっている。昨季終了後にフリーエージェントとなったものの、攻守ともに衰えが目立つスラッガーに好条件を提示する球団はなく、レギュラーシーズン開幕後も無所属の状態が続いていた。2010年以降は主に右翼手としてプレイしてきたバティースタだが、ブレーブスは三塁手としての起用を考えており、攻守両面で準備が整い次第メジャーへ昇格することになると見られている。

     一方のリンドは、昨季ナショナルズで116試合に出場して打率.303、14本塁打、59打点、OPS.875の好成績をマーク。ところが、起用法が「対右投手用の一塁手ないし左翼手」に限定されるリンドの獲得に積極的に動くチームはなく、3月上旬にヤンキースとマイナー契約で合意した。しかし、ヤンキースが補強を進めるなかでリンドの居場所がなくなり、3月中旬に解雇。そのまま新たな契約先は見つからず、最終的にはヤンキースとマイナー契約を結び直すことで落ち着いた。ヤンキースは正一塁手のグレッグ・バードが右足首の手術を受けて戦線離脱を余儀なくされており、ニール・ウォーカーとタイラー・オースティンのプラトーンで一塁を賄っている状況。早い段階でメジャー昇格の準備が整えば、バードの代役としてある程度の出場機会を得ることになりそうだ。

  • レッドソックスが6本塁打10得点で快勝 大谷はメジャー初黒星

    2018.4.18 16:30 Wednesday

    【レッドソックス 10-1 エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     最近は打者としての出場が続いていたエンゼルスの大谷翔平は日本時間4月9日のアスレチックス戦以来となる先発マウンドに立った。ここまで2連勝を飾っており順調に二刀流が進んでいることで今回も好投が期待されたが、好調のレッドソックス打線を抑えることはできなかった。

     注目の初回の立ち上がり。最初に迎えるのは1番打者として好成績を残しているムーキー・ベッツとの対戦。大谷は自慢のフォーシームを中心に攻めるが制球に苦しみフルカウントとなった。そして7球目、ストライクを取りに来たフォーシームをベッツに狙い打ちされ、打球は左中間スタンドへと飛び込みいきなり先頭打者弾で失点した。その後も制球が定まらずもこの回を1失点で切りぬけるものの、初回だけで28球を投じる苦いスタートとなった。

     続く2回も1死からジャッキー・ブラッドリーJr.のヒットをきっかけに走者一・二塁のピンチとするとブロック・ホルトに99マイルの直球を打たれ、再び失点。その後は四球もあり満塁とするとアンドリュー・ベニンテンディには犠牲フライを許してこの回だけに2点を失った。なんとか最小失点で2回を投げ切るもこの回を最後にマウンドを降りることになり、結果は66球を投げて4安打3失点2与四球で制球に苦しんだ登板となった。今回の投球は右手中指のマメが影響したようで今後の登板を考えて早めに降板したという。

     大谷が早々と降板したエンゼルスは何とかして彼の負けを消したいところ。しかし打線は相手先発、デービッド・プライスの前に5回まで3安打6奪三振と封じこまれ、チャンスをつくることができない。3回裏にアルバート・プーホルスのタイムリーで1点を返すのがやっとの状態だった。また、大谷からマウンドを引き継いだルーク・バードがブラッドリーJr.、ホルト、ベッツ、そしてラファエル・デバースと4被弾で6失点と大炎上し、投手陣も細かい継投を余儀なくされる展開となっていた。

     レッドソックスはこの日、ベッツが3打数3安打3打点の3本塁打という大活躍もあり打線は15安打10得点の猛攻でエンゼルスに圧勝した。プライス降板後はブライアン・ジョンソン、マーカス・ウォルデンによる無失点リレーでア・リーグチーム打率1位のエンゼルス打線を寄せ付けなかった。これでチームは5連勝となりア・リーグ東地区では2位・ブルージェイズと3ゲーム差をつけて首位を走り続けている。

  • ナショナルズが地区首位のメッツに連勝 4ゲーム差に迫る

    2018.4.18 15:00 Wednesday

    【ナショナルズ5-2メッツ】@シティ・フィールド

     開幕ダッシュを決めた地区首位のメッツを5ゲーム差で追うナショナルズが5対2で3連戦の第2戦を制し、今シリーズの勝ち越しを決めるとともにメッツとのゲーム差を4に縮めた。3回表にブライス・ハーパーの犠牲フライで先制したナショナルズは、4回表にウィルマー・ディフォーとペドロ・セベリーノのタイムリーで2点を追加。5回裏に1点差とされたものの、7回表にライアン・ジマーマンのタイムリーで2点差とし、8回表にも内野ゴロの間に1点を追加して4人のリリーバーによる無失点リレーで逃げ切った。先発のジオ・ゴンザレスは6回途中2失点で今季2勝目をマーク。シティ・フィールドでは通算11勝1敗、防御率1.78と抜群の相性の良さを誇っている。

     試合前にゴンザレスがシティ・フィールドで通算10勝1敗の好成績を残していることを報道陣から伝えられたデーブ・マルティネス監督は「ジオ(・ゴンザレス)が(シティ・フィールドでの通算成績を)11勝1敗にしてくれることを期待している」と話していたが、ゴンザレスは対メッツの相性の良さを発揮し、指揮官の期待に応えてみせた。三者凡退のイニングは一度もなく、決して安定したピッチングではなかったものの、5回裏無死二、三塁のピンチでは犠牲フライと内野ゴロによる2失点にとどめ、リードを死守。メッツに試合の主導権を渡さなかったのは見事だった。

     打線ではリードオフマンのトレイ・ターナーが3安打1四球で4度にわたって出塁し、1盗塁2得点をマークして打線を牽引。2人で3打点を叩き出した7番のディフォーと8番のセベリーノの働きも大きかった。

     ゴンザレスは「早くゲーム差を縮めて(メッツに)追い付きたいんだ」と話していたが、これはチーム全体の共通認識でもある。今季初対決となった本拠地での3連戦では被スイープを喫したものの、敵地での3連戦では最初の2試合に連勝して勝ち越しが決定。明日の最終戦も制してスイープのお返しといきたいところだ。

  • ベティスがまたも好投 ロッキーズ今季初の零封勝利

    2018.4.18 12:30 Wednesday

    【ロッキーズ2-0パイレーツ】@PNCパーク

     雪が舞うPNCパークでロッキーズ先発のチャド・ベティスが見事なピッチングを披露した。今季から本格的に使い始めたチェンジアップを武器にパイレーツ打線を翻弄し、8回途中まで85球を投げて打たれたヒットは5本。2度の併殺などでピンチを未然に防ぎ、得点圏に進めた走者は2人だけだった。「試合前にウォームアップをしていたとき、手がとても冷えていたから少し心配だったんだ」とベティスは今日の登板を振り返ったが、そんな不安を微塵も感じさせない堂々たるピッチングで今季3勝目(0敗)をマークした。

     パイレーツ先発のトレバー・ウィリアムスは開幕3連勝中と好調で、この日も6回2失点と安定したピッチングを披露したが、ベティスはその上を行った。「一番良かったのはチェンジアップだよ」と本人が話したように、チェンジアップが非常に効果的で、5安打と2四球で計7人の走者を出しながらも、複数の走者を許したイニングは一度もなし。8回裏先頭のジョーディ・マーサーに二塁打を浴び、一死三塁となったところでブライアン・ショウのリリーフを仰いだが、ピンチすらほとんど作らない見事なピッチングで今季の防御率を1.44とした。

     打線は初回に一死一、三塁のチャンスを作り、カルロス・ゴンザレスの内野ゴロの間に先制。4回表にはライアン・マクマーンのタイムリーでリードを2点に広げた。その後は打線がつながらず、追加点を奪うことはできなかったものの、今日のベティスにはこの2点があれば十分だった。

     8回裏にベティスが残した一死三塁のピンチは、ショウがショーン・ロドリゲス、ジェイク・マギーがグレゴリー・ポランコを抑えて無失点。最終回はクローザーのウェイド・デービスが登板し、パイレーツの中軸を三者凡退に抑えて今季8セーブ目をマークした。

     ロッキーズのバド・ブラック監督は「良い当たりはほとんどなかったね。素晴らしいピッチングをしてくれたよ」とベティスの好投を絶賛。ロッキーズはこれで3連勝となり、直近6試合で5勝と好調。チャーリー・ブラックモン、ノーラン・アレナードらを擁する打線は以前から強力であり、投手陣がこのまま好調を維持するようなら、今後さらに白星は増えていきそうだ。

  • マルティネスが先制弾 5回2失点のリリアーノが今季2勝目

    2018.4.18 11:30 Wednesday

    【オリオールズ2-4タイガース】@コメリカ・パーク

     寒さと強風という悪条件のなかで行われたオリオールズ対タイガースの3連戦の初戦は、投打のベテラン選手が奮起したタイガースが4対2で勝利を収めた。打っては「5番・DH」で先発出場した39歳のビクトル・マルティネスが2回裏に1号先制ツーランを放つなど、3安打2打点の活躍を見せ、投げては34歳のフランシスコ・リリアーノが今季最多の7奪三振を記録するなど、5回2失点の力投。タイガースは2対2の同点で迎えた5回裏にジャイマー・キャンデラリオのタイムリー三塁打で勝ち越しに成功し、6回からは4人のリリーバーによる継投で逃げ切った。

     悪天候による試合中があり、4日ぶりの試合となったタイガースだが、選手たちの試合勘は鈍っていなかった。2回裏、先頭のニコラス・カステヤーノスが四球を選んで出塁し、続くマルティネスが2球目のフォーシームを捉えて左中間への先制ツーラン。同点に追い付かれた直後の5回裏には、一死からレオニス・マーティンがバントヒットで出塁し、キャンデラリオのタイムリー三塁打で勝ち越した。8回裏にはオリオールズ3番手のマイケル・ギブンズを攻め、二死二、三塁のチャンスを作って暴投の間に三塁走者のビクトル・レイエスがホームイン。試合終盤でリードを2点に広げる貴重な追加点となった。

     先発のリリアーノは初回に2安打を浴びたものの、ダニー・バレンシアを空振り三振に抑えてピンチを凌ぎ、その後も走者を背負いながら大崩れしないピッチングで5回2失点の力投。5回裏に味方打線が勝ち越してくれたため、今季2勝目を手にすることができた。6回からはバック・ファーマー、ダニエル・スタンプ、ジョー・ヒメネスとつなぎ、最後はクローザーのシェーン・グリーンがオリオールズ打線を三者凡退に抑えて今季3セーブ目をマーク。危なげのない試合運びで3連戦の初戦を制した。敗れたオリオールズは先発のアンドリュー・キャッシュナーが6回3失点と試合を作ったものの、打線がタイガース投手陣を攻略できなかった。

  • 好投の柳をケンプ、グランダルの一発で援護 ドジャース大勝

    2018.4.17 18:30 Tuesday

    【ドジャース10-3パドレス】@ペトコ・パーク

     大黒柱クレイトン・カーショウの好投で連敗を3で止めたドジャースは、日本時間4月17日のパドレス戦に柳賢振(リュ・ヒョンジン)が先発。カーショウのような相手打者を圧倒するピッチングではなかったものの、制球よく丁寧にコースを突くピッチングでパドレス打線を翻弄し、6回93球を投げて被安打3、奪三振9、無四球、無失点と安定したパフォーマンスを披露した。打線は3回表にマット・ケンプの2号スリーラン、9回表にはヤスマニ・グランダルの3号グランドスラムが飛び出し、今季最多の10得点。今季2度目の2連勝を飾った。

     試合後、柳は「良いピッチングができたと思います」と自身の投球を振り返った。「私は常に『自分は力で打者を抑えることはできない』と言っています。だからこそ、コマンドがとても重要なのです。良いピッチングをして勝利に貢献できたので良かったです」と柳が語ったように、柳は相手打者を圧倒するようなスピードボールや変化球を持っているわけではない。無四球という結果が示しているように、安定した制球力で丁寧なピッチングを心掛けたことが6回2失点という好投につながったと言えるだろう。

     ドジャース打線は2回表にグランダルのタイムリー二塁打で先制。直後の2回裏にクリスチャン・ビヤヌエバの6号ツーランで逆転を許したものの、続く3回表にエンリケ・ヘルナンデスのタイムリーやケンプの2号スリーランなど一挙5得点で再逆転に成功した。6対2と4点リードで迎えた9回表にはパドレス5番手の牧田和久を攻め、二死満塁からグランダルが3号グランドスラム。9回裏にスコット・アレクサンダーが1点を失ったものの、大勢に影響はなく、ドジャースが10対3で大勝した。

     柳は6回1安打8奪三振無失点で今季初勝利をマークした前回登板に続く好投で自身2連勝。「2試合連続で8個以上の三振を奪うことができているのは、コマンドがしっかりしていることの表れだと思います」と自身の投球に手応えを感じており、2年連続で14勝をマークした2013~2014年の輝きを取り戻しつつある。地区6連覇に向けて苦しいスタートとなったドジャースだが、柳の完全復活がチームにとって明るい材料であることは間違いない。

  • パクストンがカイケルとの投手戦を制しマリナーズ2位浮上

    2018.4.17 17:00 Tuesday

    【アストロズ1-2マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     マリナーズの躍進に欠かせない男がようやく今季初勝利をマークした。過去2先発でいずれも2失点と試合を作りながらも白星に恵まれていなかったジェームス・パクストンが、日本時間4月17日のアストロズ戦に先発。初回にジョージ・スプリンガーに先頭打者アーチを浴びたものの、気落ちすることなくすぐに頭を切り替え、6回3安打1失点の快投を披露した。マリナーズ打線はアストロズ先発のダラス・カイケルから2点をもぎ取り、7回以降はニック・ビンセント、フアン・ニカシオ、エドウィン・ディアスの必勝リレーでアストロズの反撃をシャットアウト。今季成績を9勝5敗としたマリナーズは、3連敗で10勝7敗となったアストロズをかわし、ア・リーグ西部地区の2位に浮上した。

     スプリンガーの先頭打者アーチで出鼻を挫かれる形となったパクストンは「ヒット1本やホームラン1本を打たれたからといって降板させられるわけではない。次の投球に集中したよ」とすぐに気持ちを切り替え、強打のアストロズ打線に立ち向かっていった。スプリンガーに被弾した以降は単打を2本許しただけ。四球を3つ与えたため、毎回のように走者を背負うピッチングとなってしまったものの、本来の力強いピッチングでアストロズ打線に追加点を許さなかった。

     好投するパクストンを援護したい打線は、アストロズ先発のカイケルをなかなか攻略できなかったものの、4回裏にネルソン・クルーズの戦列復帰後初となる一発で同点に追い付き、6回裏にはデービッド・フレイタスとディー・ゴードンの2者連続二塁打で勝ち越しに成功。最後はクローザーのディアスが締めくくり、リーグ最多の7セーブ目をマークした。

     「僕たちは良い戦いを続けている。戦力も整いつつあるしね」とゴードンが語ったように、マリナーズは正捕手のマイク・ズニーノや新戦力のライオン・ヒーリーを欠きながらの戦いを強いられるなかで9勝5敗と上々のスタートを切った。彼らが復帰して戦力が完全に揃ったとき、マリナーズはさらなる快進撃を見せてくれるかもしれない。今季こそ2001年以来となるポストシーズン進出を期待しても良さそうだ。

« Previous PageNext Page »