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  • 「MLBドリーム・ブラケット」 Rソックスとレッズが決勝進出に王手

    2020.5.1 13:00 Friday

     注目のシミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット」はいよいよ準決勝に突入した。準決勝はアメリカン・リーグ側がヤンキース対レッドソックス、ナショナル・リーグ側がドジャース対レッズの組み合わせで行われ、日本時間5月1日に第5戦までの結果が発表。レッドソックスとレッズがそれぞれ3勝2敗で決勝進出に王手をかけた。第6戦以降の結果は日本時間5月2日に発表される。

     ヤンキースとレッドソックスの対戦は長年のライバル同士の直接対決となり、両軍にベーブ・ルースが登録されているなど注目ポイントも非常に多い。

     第1戦はヤンキースのルースがペドロ・マルティネスとジョン・レスターから本塁打を放ち、1試合2本塁打の活躍を見せたものの、レッドソックスが7対5で勝利。第2戦はまたしてもヤンキースのルースがパワーを発揮し、サイ・ヤングと上原浩治から本塁打を放って1試合2本塁打。ルースの活躍もあってヤンキースが7対4で勝利したが、レッドソックスのルースはヤンキースのルースを内野ゴロに打ち取るなど3回1/3を無失点、6奪三振に抑える快投を見せた。

     第3戦はレッドソックスが9回裏に二死満塁のチャンスを迎え、マリアーノ・リベラからカールトン・フィスクがこの試合4本目となるヒットを放って5対4でサヨナラ勝ち。しかし、第4戦はヤンキースのルースが準決勝5本目、今大会10本目となる本塁打を放ち、ヤンキースが10対7で打撃戦を制した。

     両軍2勝ずつで迎えた第5戦はレッドソックス打線が爆発してヤンキース先発のホワイティ・フォードをノックアウトし、マルティネスは7回12奪三振2失点の好投を披露。9対2で大勝し、決勝進出に王手をかけた。なお、第6戦ではアンディ・ペティットとヤングが先発予定。ポストシーズン通算最多勝利記録保持者とレギュラーシーズン通算最多勝利記録保持者による投げ合いはどんな結末を迎えるのだろうか。

     ドジャースとレッズの対戦はこれまでの3ラウンドで1試合平均2.6失点という安定感を誇るドジャース投手陣に、レッズの強力打線「ビッグ・レッド・マシン」が立ち向かう構図となる。

     第1戦はレッズ打線がサンディ・コーファックスを5回途中で降板に追い込むなどドジャース投手陣から9点を奪ったが、先発のトム・シーバーが5回途中6失点でノックアウトされるなどレッズ投手陣は登板した7人全員が失点。ドジャースが14対9で打撃戦を制した。

     第2戦は一転して投手戦となり、レッズは8回表にバリー・ラーキンがオーレル・ハーシュハイザーからタイムリーを放って1点を先制。ホゼ・リーホが8回無失点の快投を見せ、最終回をロブ・ディブルが三者凡退に抑えて1対0で逃げ切った。

     第3戦は延長11回裏にジョージ・フォスターが本塁打を放ち、レッズが5対4でサヨナラ勝ち。その勢いのまま、第4戦では先発のマリオ・ソトが9回二死までドジャース打線を無得点に封じ、最後はドン・ガレットがコディ・ベリンジャーを三振に仕留めた。打線は25イニング連続無失点のドン・ドライスデールを攻略して6得点。6対0で快勝したレッズが決勝進出に王手をかけた。

     しかし、第5戦ではドジャース先発のコーファックスが意地を見せ、8回途中まで1失点(自責点0)の好投。ロイ・キャンパネラ、デューク・スナイダー、ピー・ウィー・リースがそれぞれシーバーから本塁打を放ち、5対1で勝利した。第6戦では第2戦で投手戦を展開したハーシュハイザーとリーホが先発予定。決勝に進出するのはどちらのチームだろうか。

  • 2020年のリトルリーグ・ワールドシリーズ中止が決定

    2020.5.1 11:25 Friday

     日本時間5月1日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により2020年のリトルリーグ・ワールドシリーズの開催が中止となることが発表された。毎年8月に開催されるリトルリーグ・ワールドシリーズが中止となるのは、1947年に第1回大会が開催されて以降初めてのこと。リトルリーグ・ワールドシリーズの出場権を争う各地域の大会も中止となり、また、8月23日(現地時間)にウィリアムスポートで開催予定だったレッドソックス対オリオールズの「MLBリトルリーグ・クラシック」も開催中止が決定した。

     リトルリーグのスティーブン・D・キーナー代表は「リトルリーグに関わる全ての人々にとって心の痛む決断だ。特に、いつかリトルリーグ・ワールドシリーズでプレイすることを夢見ていた数百万人ものリトルリーガーたちは誰よりもつらいだろう」と率直な心情を吐露。「あらゆる選択肢を検討した結果、公衆衛生の不安が今後数ヶ月続くと考えられるため、今回の決断に至った。専門家や開催地のリーダーたちと相談し、75年近く開催を続けてきた大会を進行するのは不可能だと判断した」と今回の決断に至るプロセスを説明した。

     「MLBリトルリーグ・クラシック」は2017年にスタートし、この年はパイレーツとカージナルスが対戦。2018年はフィリーズとメッツ、昨年はパイレーツとカブスが試合を行ったが、4年目にして初めて中止されることになった。ロブ・マンフレッド・コミッショナーは声明文のなかで「2017年以来、メジャーリーグの選手や球団、スタッフたちは、アメリカ国内や世界中のリトルリーガー、彼らのコーチ、彼らの家族とともに時間を過ごすのを楽しんできた。球界の一大イベントであり、中止になるのは非常に残念だが、関係者の健康と安全を最優先に考えなければならない」と述べている。

     なお、リトルリーグ・ワールドシリーズは2021年に再開される予定。メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会も2021年に「MLBリトルリーグ・クラシック」を開催する予定だ。

  • ジーターらの殿堂入り式典 来年7月への延期が決定

    2020.4.30 11:40 Thursday

     日本時間4月30日、アメリカ野球殿堂の取締役会は満場一致で今年7月に予定されていた殿堂入り式典の開催を中止することを決定した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、関係者の健康と安全を最優先した結果であり、デレク・ジーター、ラリー・ウォーカー、テッド・シモンズ、マービン・ミラーの4氏の殿堂入りを祝うセレモニーは、来年7月に2021年のセレモニーと合同で開催されることになった。

     アメリカ野球殿堂のジェーン・フォーブス・クラーク会長は「インダクション・ウィークエンドは、ナショナル・パスタイム(野球)とそのレジェンドたちを祝福する場であり、この特別なイベントを中止するのは残念だが、取締役会では新たに殿堂入りする者や、殿堂のメンバー、素晴らしいファンたち、数百人ものスタッフといったこのイベントに参加予定だった人々の健康と幸福を最優先に考えた」とのコメントを発表。マリアーノ・リベラらの殿堂入りを祝福した昨年のセレモニーには5万人を超える人々が集まっており、現在の状況で例年通りにセレモニーを開催するのは難しいとの判断が下された。

     2020年のセレモニーは来年7月25日(現地時間)に2021年のセレモニーと合同で開催されることになるが、ジーターは「殿堂入りは本当に素晴らしい名誉だけど、関係者全員の健康と安全が最優先だ」と語り、今回の決定を支持。「2021年にクーパーズタウンで現在の殿堂入りメンバーやファン、スタッフ、私の家族や友人に会えることを楽しみにしている」と前向きなコメントを残した。

     アメリカ野球殿堂によると、クーパーズタウンで殿堂入り式典が開催されないのは1960年以来のことだという。この年は新たに殿堂入りした者がいなかったため、セレモニーが開催されなかった。また、複数の年度のセレモニーが合同で開催されるのは、1948年と1949年のセレモニーが合同で開催された1949年以来となる。

  • 名捕手・モリーナが2022年まで現役続行へ 他球団移籍も視野

    2020.4.30 03:20 Thursday

     ゴールドグラブ賞9度の輝かしい実績を誇る名捕手ヤディアー・モリーナは今年1月、カージナルスから契約延長のオファーがあれば来季以降も現役を続行する意思がある一方で、他球団でプレイするつもりはないことを明言していた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって2020年シーズンの開幕が延期となるなか、その心境に変化が生まれたようだ。ESPNのマーリー・リベラによると、モリーナはカージナルスとの契約延長が成立しなかった場合、他球団へ移籍して現役を続行することも視野に入れているという。

     2017年4月に3年6000万ドルでカージナルスとの契約を延長した際、モリーナは契約満了時に現役を引退する意向を示していた。今季はその3年契約の最終年となるが、モリーナは今年1月、少なくともあと2年は現役を続行する準備があること、そしてプレイを希望する球団はカージナルスのみであることを明言。今年3月にはカージナルスとモリーナが契約延長に向けた交渉を開始したことも報じられていた。

     しかし、モリーナは「このパンデミックの状況が全てを変化させた」と語り、たとえカージナルスとの契約延長が成立しなくとも現役を続行したいと考えるようになったという。球界が再び動き始めたあと契約延長交渉が再開される見込みであり、モリーナ自身は無事に契約延長が成立すると考えているが、契約延長が成立しなければフリーエージェントとなって他球団へ移籍することも視野に入れているようだ。

     「僕が望むのはプレイすることだ」と語るモリーナは、40歳となる2022年まで現役を続行したいと考えている。攻守両面で少しずつ衰えが見られるようになっているとはいえ37歳となった昨季も108試合で先発マスクを被っており、40歳まで正捕手を務めることも決して不可能ではないだろう。他球団移籍の可能性が浮上したことにより、カージナルス一筋16年のフランチャイズ・プレイヤーの契約延長交渉の動向にはさらなる注目が集まることになりそうだ。

  • 球団史上最高の左翼手は誰だ!? MLB公式サイトの番記者が選出

    2020.4.29 18:20 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは、レギュラーシーズンの開幕延期によって試合がない期間を利用し、各球団の「オールタイム・チーム」を決定する企画を実施している。捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手に続く第6弾として、各球団の番記者が球団史上最高の左翼手を決定するファン投票をTwitterで実施中(それぞれの番記者のツイートから投票可能)。ファン投票の結果とは別に、それぞれの番記者が球団の歴代左翼手のなかからトップ5を選出して紹介している。

    アメリカン・リーグ東部地区

    オリオールズ
    【1位】ブレイディ・アンダーソン(1988-2001)
    球団史上最多の307盗塁。本塁打と盗塁の両部門で球団歴代トップ10に入っている唯一の選手。1992~95年に左翼のレギュラーを務めた。
    【2位】ドン・ビュフォード(1968-72)
    【3位】B・J・サーホフ(1996-2000,03-05)
    【4位】ボブ・ニーマン(1956-59)
    【5位】ゲーリー・レネキー(1975-85)とジョン・ローウェンスタイン(1979-85)のプラトーン

    レッドソックス
    【1位】テッド・ウィリアムス(1939-42,46-60)
    WAR121.9(FanGraphs版)はベーブ・ルースに次ぐアメリカン・リーグ史上2位の大記録。最後の4割打者。
    【2位】カール・ヤストレムスキー(1961-83)
    【3位】ジム・ライス(1974-89)
    【4位】マニー・ラミレス(2001-08)
    【5位】マイク・グリーンウェル(1985-96)

    ヤンキース
    【1位】チャーリー・ケラー(1939-49,52)
    ハイレベルな選球眼を武器に在籍11年で出塁率.410、OPS.928を記録。オールスター・ゲーム選出5度、ワールドシリーズ制覇3度。
    【2位】ボブ・ミューゼル(1920-29)
    【3位】ロン・ホワイト(1965-79)
    【4位】松井秀喜(2003-09)
    【5位】ブレット・ガードナー(2008-現在)

    レイズ
    【1位】カール・クロフォード(2002-10)
    オールスター・ゲーム選出4度は球団史上最多。1480安打、打率.296、409盗塁、105三塁打はいずれも球団記録。
    【2位】マット・ジョイス(2009-14)
    【3位】トミー・ファム(2018-19)
    【4位】グレッグ・ボーン(2000-02)
    【5位】コリー・ディッカーソン(2016-17)

    ブルージェイズ
    【1位】ジョージ・ベル(1981,83-90)
    1987年に打率.308、47本塁打、134打点、OPS.957の好成績をマークして球団史上初のMVP受賞。
    【2位】シャノン・スチュワート(1995-2003,08)
    【3位】フランク・カタラノット(2003-06)
    【4位】リード・ジョンソン(2003-07)
    【5位】キャンディ・マルドナード(1991-92,95)

    アメリカン・リーグ中部地区

    ホワイトソックス
    【1位】ミニー・ミニョソ(1951-57,60-61,64,76,80)
    球団史上初の黒人選手。WARはFanGraphs版(41.8)、Baseball-Reference版(41.4)ともに左翼手では球団史上1位。
    【2位】シューレス・ジョー・ジャクソン(1915-20)
    【3位】カルロス・リー(1999-2004)
    【4位】ティム・レインズ(1991-95)
    【5位】アルバート・ベル(1997-98)

    インディアンス
    【1位】アルバート・ベル(1989-96)
    1995年に史上唯一となる50二塁打&50本塁打を達成。WAR27.4(Baseball-Reference版)は左翼手では球団史上1位。
    【2位】マイケル・ブラントリー(2009-18)
    【3位】チャーリー・ジェイミーソン(1919-32)
    【4位】ジェフ・ヒース(1936-45)
    【5位】デール・ミッチェル(1946-56)

    タイガース
    【1位】ウィリー・ホートン(1963-77)
    オールスター・ゲーム選出4度。世界一に輝いた1968年にチーム1位の打率.285、36本塁打、OPS.895を記録。
    【2位】ボビー・ビーチ(1912-23)
    【3位】ヘイニー・マヌーシュ(1923-27)
    【4位】ロッキー・コラビト(1960-63)
    【5位】トニー・フィリップス(1990-94)

    ロイヤルズ
    【1位】アレックス・ゴードン(2007-現在)
    オールスター・ゲーム選出3度、ゴールドグラブ賞7度。2014年にはプラチナグラブ賞も受賞。
    【2位】ボー・ジャクソン(1986-90)
    【3位】ルー・ピネラ(1969-73)
    【4位】ジム・アイゼンライク(1987-92)
    【5位】マーク・クイン(1999-2002)

    ツインズ
    【1位】シェーン・マック(1990-94)
    在籍5年間で打率.309、出塁率.375、OPS.854を記録。1991年にはレギュラーとしてワールドシリーズ制覇に貢献。
    【2位】ラリー・ハイスル(1973-77)
    【3位】ジャック・ジョーンズ(1999-2005)
    【4位】エディ・ロサリオ(2015-現在)
    【5位】マーティ・コルドバ(1995-99)

    アメリカン・リーグ西部地区

    アストロズ
    【1位】ランス・バークマン(1999-2010)
    OPS.959はモイゼス・アルーに次ぐ球団史上2位の数字。2002年に打点王。オールスター・ゲーム選出4度。
    【2位】ホゼ・クルーズ(1975-87)
    【3位】カルロス・リー(2007-12)
    【4位】モイゼス・アルー(1998,2000-01)
    【5位】ルイス・ゴンザレス(1990-95,97)

    エンゼルス
    【1位】ギャレット・アンダーソン(1994-2008)
    2368安打、489二塁打、1292打点、1024得点などの各部門で球団記録を保持。エンゼルスで2000安打以上を記録した唯一の選手。
    【2位】ブライアン・ダウニング(1978-90)
    【3位】リック・ライカート(1964-70)
    【4位】レオン・ワグナー(1961-63)
    【5位】フアン・リベラ(2005-10)

    アスレチックス
    【1位】リッキー・ヘンダーソン(1979-84,89-93,94-95,98)
    WAR72.7(Baseball-Reference版)は野手では球団史上1位。1982年の130盗塁を筆頭に3度のシーズン100盗塁を含む867盗塁を記録。
    【2位】アル・シモンズ(1924-32,40-41,44)
    【3位】ボブ・ジョンソン(1933-42)
    【4位】ジョー・ルディ(1967-76,82)
    【5位】ヨエニス・セスペデス(2012-14)

    マリナーズ
    【1位】ラウル・イバニェス(1996-2000,04-08,13)
    出場試合、安打、本塁打、打点、得点の各部門で球団史上トップ10にランクイン。2006年に自己最多の123打点。
    【2位】フィル・ブラッドリー(1983-87)
    【3位】ランディ・ウィン(2003-05)
    【4位】トム・パチョレック(1978-81)
    【5位】スタン・ハビアー(2000-01)

    レンジャーズ
    【1位】ラスティ・グリーア(1994-2002)
    300試合以上出場した選手のなかで打率.305は球団史上5位、出塁率.387は同4位、OPS.865は同8位の数字。
    【2位】フランク・ハワード(1965-72)
    【3位】アル・オリバー(1978-81)
    【4位】デービッド・マーフィー(2007-13)
    【5位】ピート・インカビリア(1986-90)

    ナショナル・リーグ東部地区

    ブレーブス
    【1位】リコ・カーティ(1963-72)
    WARはFanGraphs版(25.1)、Baseball-Reference版(23.2)ともに左翼手では球団史上1位。1970年に.366の高打率で首位打者。
    【2位】シド・ゴードン(1950-53)
    【3位】ロン・ガント(1987-93)
    【4位】ライアン・クレスコ(1992-99)
    【5位】ロニー・スミス(1988-92)

    マーリンズ
    【1位】クリフ・フロイド(1997-2002)
    打率.317、31本塁打、103打点、18盗塁、OPS.968の好成績をマークした2001年にオールスター・ゲーム選出。
    【2位】マーセル・オズーナ(2013-17)
    【3位】ジョシュ・ウィリンガム(2004-08)
    【4位】クリス・コグラン(2009-13)
    【5位】ローガン・モリソン(2010-13)

    メッツ
    【1位】クレオン・ジョーンズ(1963-75)
    「ミラクル・メッツ」の1969年に世界一決定のウイニングボールを捕球。この年は自己ベストの打率.340、OPS.904を記録。
    【2位】ケビン・マクレイノルズ(1987-91,94)
    【3位】ヨエニス・セスペデス(2015-現在)
    【4位】デーブ・キングマン(1975-77,81-83)
    【5位】バーナード・ギルキー(1996-98)

    フィリーズ
    【1位】シェリー・マギー(1904-14)
    1910年にいずれもリーグ1位の打率.331、123打点、出塁率.445、長打率.507、OPS.952を記録。1907年と1914年にも打点王。
    【2位】デル・エニス(1946-56)
    【3位】グレッグ・ルジンスキー(1970-80)
    【4位】パット・バール(2000-08)
    【5位】ゲーリー・マシューズ(1981-83)

    ナショナルズ
    【1位】ティム・レインズ(1979-90)
    635盗塁などの各部門で球団記録を保持。WAR49.2(Baseball-Reference版)はゲーリー・カーターに次ぐ球団史上2位の数字。
    【2位】モイゼス・アルー(1990-96)
    【3位】フアン・ソト(2018-現在)
    【4位】ウォーレン・クロマティ(1974,76-83)
    【5位】アルフォンゾ・ソリアーノ(2006)

    ナショナル・リーグ中部地区

    カブス
    【1位】ビリー・ウィリアムス(1959-74)
    4262塁打はアーニー・バンクスに次ぐ球団史上2位の数字。1972年に打率.333、37本塁打、122打点、OPS1.005の好成績で首位打者。
    【2位】リグス・スティーブンソン(1926-34)
    【3位】アルフォンゾ・ソリアーノ(2007-13)
    【4位】ハンク・サウアー(1949-55)
    【5位】ジミー・シェッカード(1906-12)

    レッズ
    【1位】ジョージ・フォスター(1971-81)
    1977年に球団史上最多の52本塁打。この年から2年連続本塁打王、前年から3年連続打点王。1975年からのワールドシリーズ2連覇に貢献。
    【2位】アダム・ダン(2001-08)
    【3位】ボブ・ベッシャー(1908-13)
    【4位】カル・ダニエルズ(1986-89)
    【5位】パット・ダンカン(1919-24)

    ブリュワーズ
    【1位】ライアン・ブラウン(2007-現在)
    2007年に新人王、2011年にMVPを受賞。344本塁打は球団史上最多。2011年から2年連続で「30-30」を達成。
    【2位】ベン・オグリビー(1978-86)
    【3位】ジェフ・ジェンキンス(1998-2007)
    【4位】グレッグ・ボーン(1989-96)
    【5位】ジョン・ブリッグス(1971-75)

    パイレーツ
    【1位】ラルフ・カイナー(1946-53)
    史上唯一の7年連続本塁打王に輝いた殿堂入りスラッガー。1949年に自己ベストの54本塁打、127打点、OPS1.089を記録。
    【2位】バリー・ボンズ(1986-92)
    【3位】フレッド・クラーク(1900-11,13-15)
    【4位】ブライアン・ジャイルズ(1999-2003)
    【5位】スターリング・マーテイ(2012-19)

    カージナルス
    【1位】ルー・ブロック(1964-79)
    1966年から4年連続盗塁王。1971年から再び4年連続盗塁王に輝いて1974年にはシーズン118盗塁をマーク。
    【2位】ジョー・メドウィック(1932-40,47-48)
    【3位】マット・ホリデイ(2009-16)
    【4位】チック・ヘイフィー(1924-31)
    【5位】ビンス・コールマン(1985-90)

    ナショナル・リーグ西部地区

    ダイヤモンドバックス
    【1位】ルイス・ゴンザレス(1999-2006)
    WAR30.0(Baseball-Reference版)は野手ではポール・ゴールドシュミットに次ぐ球団史上2位の数字。
    【2位】デービッド・ペラルタ(2014-現在)
    【3位】エンダー・インシアーテ(2014-15)
    【4位】エリック・バーンズ(2006-09)
    【5位】デービッド・デルーチ(1998-2003)

    ロッキーズ
    【1位】マット・ホリデイ(2004-08,18)
    2007年に史上6人目の打率.335、35本塁打、130打点、200安打、50二塁打をクリア。打率.340と137打点で二冠王。
    【2位】ダンテ・ビシェット(1993-99)
    【3位】ジェイ・ペイトン(2002-03,10)
    【4位】コリー・ディッカーソン(2013-15)
    【5位】セス・スミス(2007-11)

    ドジャース
    【1位】ザック・ウィート(1909-26)
    1918年に打率.335で首位打者。在籍18年間で2804安打を放って1959年にベテランズ委員会の選考によりアメリカ野球殿堂入り。
    【2位】ダスティ・ベイカー(1976-83)
    【3位】トミー・デービス(1959-66)
    【4位】ゲーリー・シェフィールド(1998-2001)
    【5位】ジミー・シェッカード(1897-98,1900-05)

    パドレス
    【1位】ジーン・リチャーズ(1977-83)
    1980年に61盗塁をマークするなど在籍7年間で247盗塁を記録。WAR19.0(Baseball-Reference版)は左翼手では球団史上1位。
    【2位】グレッグ・ボーン(1996-98)
    【3位】カルメロ・マルティネス(1984-89)
    【4位】リッキー・ヘンダーソン(1996-97,2001)
    【5位】フィル・プランティアー(1993-95,97)

    ジャイアンツ
    【1位】バリー・ボンズ(1993-2007)
    2001年に史上最多の73本塁打。2004年には120回も敬遠されて出塁率.609をマーク。ジャイアンツ時代だけでMVP5度受賞(通算7度)。
    【2位】ジョージ・バーンズ(1911-21)
    【3位】モンテ・アービン(1949-55)
    【4位】ケビン・ミッチェル(1987-91)
    【5位】ジム・オルーク(1885-89,91-92,1904)

  • オリオールズ・マンシーニ がん治療により今季絶望に

    2020.4.29 14:30 Wednesday

     日本時間4月29日、オリオールズのトレイ・マンシーニは、3月中旬に大腸の悪性腫瘍を取り除く手術を受けたあと、初めて公式声明を出し、ステージ3の結腸がんと闘っていることを公表した。「プレイヤーズ・トリビューン」で公開した詳細なエッセイのなかで、友人やファン、チームメイトからのサポートに対する感謝を述べている。

     マンシーニは「私はとてもラッキーだ」というタイトルのエッセイのなかで、6ヶ月間にわたる化学療法での治療を開始したことを公表。新型コロナウイルスの感染拡大により開幕が遅れている2020年のレギュラーシーズンだが、開幕することが決まったとしても、マンシーニが今季プレイすることは絶望となった。

     スプリング・トレーニング序盤にインフルエンザのような症状を感じたマンシーニは、複数の血液検査を受け、血液中の鉄分濃度が低いことが判明。まだ28歳であることや、これまでに大きな健康問題がなかったことを踏まえ、マンシーニ自身はセリアック病か胃潰瘍のどちらかであると考えていたという。父トニーが2011年に58歳でステージ2の結腸がんと診断されたことはあったものの、マンシーニは自身ががんと闘うことになるとは考えていなかったようだ。

     「がんになるには自分は若すぎると思っていた。28歳だからね」とマンシーニ。ところが、内視鏡検査を受けた結果、悪性腫瘍があることが判明し、それを除去する手術を受けることに。さらに、がんが結腸に転移して現在はステージ3。今後は1ヶ月に2回、9月下旬までの6ヶ月で合計12回の治療を受ける予定になっているという。

     新型コロナウイルスへの対策として自分で運転して通院しているマンシーニは「野球を再開できるときが来たら、プレイする準備はできている。その前に自分が健康であることをハッキリさせておきたいんだ」とコメント。がんを克服してメジャーリーグの舞台へ復帰することへの意欲を示した。

     昨季は154試合に出場して打率.291、35本塁打、97打点、OPS.899という自己最高のシーズンを過ごしたマンシーニ。オリオールズ打線の中軸を担う28歳のスラッガーのもとには、チームの内外から多数のエールが届いている。

  • 「MLBドリーム・ブラケット」 レッズとドジャースが準決勝進出

    2020.4.29 13:40 Wednesday

     注目のシミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット」は、現地時間4月28日にナショナル・リーグ側の準々決勝が行われ、レッズがカージナルス、ドジャースがブリュワーズをそれぞれ4勝3敗で破って準決勝進出を決めた。準決勝はヤンキース対レッドソックス、レッズ対ドジャースの組み合わせで現地時間5月1日に行われる。

     レッズとカージナルスによる名門球団同士の対戦は、7試合中5試合が1点差ゲームとなったように、最後まで勝者がわからない白熱した試合の連続だった。

     カージナルスは、第1戦に6対5で勝利すると、第2戦はスタン・ミュージアルのタイムリー二塁打でサヨナラ勝ち。しかし、連敗スタートなったレッズも、第3戦をジョーイ・ボットーのサヨナラタイムリー二塁打で制し、第4戦と第5戦はいずれも3点差で勝利して準決勝進出に王手をかけた。

     第6戦はカージナルス先発のディジー・ディーンが6回3安打無失点の好投を見せ、カージナルスが2対1で逃げ切り。ここまでの6試合はすべてホームチームが勝利し、3勝3敗で運命の第7戦に突入した。

     カージナルスがクリス・カーペンター、レッズがマリオ・ソトの先発で始まった第7戦は、レッズが2回表に3点を先制するも、カージナルスが3回裏に1点、6回裏に2点を奪い、両軍ブルペンが粘って延長戦に突入。延長12回表にジョージ・フォスターがカージナルス7番手のジェイソン・イズリングハウゼンからソロ本塁打を放ち、これがレッズの準決勝進出を決める決勝点となった。

     ナ・リーグの第1シードで優勝候補の一角に挙げられていたカージナルスは、第7戦の7回裏無死一二塁の勝ち越し機で強打者ロジャース・ホーンスビーにバントを指示するも、これが一塁へのポップフライとなって作戦失敗。このチャンスを逃したのが大きく響く結果となった。

     ドジャースは、ジャイアンツとカブスを破って準々決勝まで勝ち進んできたブリュワーズと対戦。第7戦でドン・ドライスデールが8回8安打無失点の好投を見せ、最終回をエリック・ガニエが締めくくって準決勝進出を決めた。ドジャースが勝利した4試合でブリュワーズが奪った得点はわずか3点だけ。準々決勝でもドジャース投手陣の安定感は健在だった。

     ドライスデールは第3戦でも8イニングを6安打無失点に抑えており、準々決勝では合計16イニング無失点。第2ラウンド唯一の登板では完封勝利をマークしており、直近3登板で合計25イニングを無失点に抑える見事なパフォーマンスを続けている。

     ドライスデール以外の先発投手も好投を続けており、クレイトン・カーショウは2敗を喫したものの、防御率0.79を記録。サンディ・コーファックスは2度の先発で防御率2.19をマークし、オーレル・ハーシュハイザーは唯一の登板で8回3安打1失点の快投を披露した。ドジャース先発陣の今大会の防御率は1.78となっている。

  • MLB公式サイトのドラフト1巡目予想 全体1位は強打のトーケルソン

    2020.4.28 12:50 Tuesday

     日本時間4月28日、メジャーリーグ公式サイトのジョナサン・マヨは、今年のドラフト1巡目の指名予想を公開した。スカウトからの情報や各球団の指名傾向に基づいた予想となっており、全体1位指名権を持つタイガースはアリゾナ州立大のスペンサー・トーケルソン一塁手を指名するとの予想。なお、アストロズは不正なサイン盗みへのペナルティとして2020年と2021年のドラフト1~2巡目の指名権を剥奪されており、今回の予想は全体29位までのものとなっている。

     タイガースが全体1位で指名すると予想されたトーケルソンは、強打が魅力の大学生一塁手である。一塁手の全体1位指名は2000年のエイドリアン・ゴンザレスまでさかのぼらなければならないが、広角に長打を打てるトーケルソンにはそれだけの価値があると見られている。昨年のドラフトでは同じく大学生一塁手のアンドリュー・ボーンがホワイトソックスに全体3位で指名されており、最上位で大学生一塁手が指名されるのは決して非現実的な話ではない。

     全体2位のオリオールズはバンダービルト大のオースティン・マーティン三塁手兼外野手、全体3位のマーリンズはテキサスA&M大のエイサ・レイシー投手、全体4位のロイヤルズはジョージア大のエマーソン・ハンコック投手、全体5位のブルージェイズはニューメキシコ州立大のニック・ゴンザレス二塁手を指名するとの予想。ここまでの5人は、メジャーリーグ公式サイトが公開しているドラフト候補ランキングのトップ5と一致する。

     なお、全体29位までの指名予想は以下の通り。メジャーリーグ公式サイトではこれらの29選手を含むドラフト候補150人分のスカウティング・レポートを公開しているので、ぜひ参考にしていただきたい(https://www.mlb.com/prospects/2020/draft/)。

    ※学校名の後ろの順位はメジャーリーグ公式サイトのドラフト候補ランキングの順位を表す。

    1位 タイガース スペンサー・トーケルソン一塁手(アリゾナ州立大:1位)
    2位 オリオールズ オースティン・マーティン三塁手兼外野手(バンダービルト大:2位)
    3位 マーリンズ エイサ・レイシー投手(テキサスA&M大:3位)
    4位 ロイヤルズ エマーソン・ハンコック投手(ジョージア大:4位)
    5位 ブルージェイズ ニック・ゴンザレス二塁手(ニューメキシコ州立大:5位)
    6位 マリナーズ マックス・マイヤー投手(ミネソタ大:9位)
    7位 パイレーツ ザック・ビーン外野手(スプルース・クリーク高:7位)
    8位 パドレス ミック・エイベル投手(ジェズイト高:11位)
    9位 ロッキーズ リード・デトマーズ投手(ルイビル大:8位)
    10位 エンゼルス ギャレット・ミッチェル外野手(カリフォルニア大ロサンゼルス校:6位)
    11位 ホワイトソックス ヘストン・ケアスタッド外野手(アーカンソー大:10位)
    12位 レッズ ジャレッド・ケリー投手(レフュリオ高:12位)
    13位 ジャイアンツ オースティン・ヘンドリック外野手(ウエスト・アレゲニー高:13位)
    14位 レンジャーズ ニック・ビツコ投手(セントラル・バックス・イースト高:14位)
    15位 フィリーズ ロバート・ハッセル外野手(インディペンデンス高:16位)
    16位 カブス パトリック・ベイリー捕手(ノースカロライナ州立大:17位)
    17位 レッドソックス ギャレット・クローシュ投手(テネシー大:18位)
    18位 ダイヤモンドバックス エド・ハワード遊撃手(マウント・カーメル高:15位)
    19位 メッツ タイラー・ソダーストロム捕手(ターロック高:19位)
    20位 ブリュワーズ ピート・クロウ=アームストロング外野手(ハーバード・ウエストレイク高:20位)
    21位 カージナルス ケイド・キャバリ投手(オクラホマ大:22位)
    22位 ナショナルズ コール・ウィルコックス投手(ジョージア大:23位)
    23位 インディアンス ディロン・ディングラー捕手(オハイオ州立大:24位)
    24位 レイズ スレイド・チェッコーニ投手(マイアミ大:31位)
    25位 ブレーブス カルメン・ムロジンスキー投手(サウスカロライナ大:21位)
    26位 アスレチックス ジャスティン・フォスキュー二塁手(ミシシッピ州立大:32位)
    27位 ツインズ ニック・ロフティン遊撃手(ベイラー大:36位)
    28位 ヤンキース カーソン・タッカー遊撃手(マウンテン・ポインテ高:52位)
    29位 ドジャース ジョーダン・ウエストバーグ遊撃手(ミシシッピ州立大:37位)

  • カブスがメジャー史上初の球団通算100000得点達成へ

    2020.4.28 11:50 Tuesday

     1876年4月25日に21歳の外野手、ポール・ハインズが球団史上初得点を記録してから144年が経過し、カブスはこれまでに通算99248得点を積み重ねてきた。これはメジャー史上最多の数字であり、2位のジャイアンツとは2000近い差がついている。よって、カブスがメジャー史上初の球団通算100000得点を達成するのはほぼ確実だ。

     現在まで続くナショナル・リーグが誕生する以前の「ナショナル・アソシエーション」の記録を含めるべきかどうかについては様々な意見があるものの、メジャーリーグの公式歴史家であるジョン・ソーンの見解(最初のプロリーグではあるが、メジャーリーグと見なされるべきではない)に従い、ここではその記録を除外する。また、「エリアス・スポーツ・ビューロー」では、カブスの通算得点を99254としており、古い記録の集計に誤差があることも事実。ここでは「Baseball-Reference」に掲載されている記録を使用することにする。

     カブスは過去4年間、808得点、822得点、761得点、814得点を記録しており、その平均は801得点。通算100000得点までは残り752得点であり、予定通りにシーズンが開幕していれば今季中の達成が濃厚だった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりシーズン開幕が延期され、シーズンが開催される場合は試合数が減らされる可能性が高く、今季中の達成は困難に。よって、2021年シーズン中に達成される可能性が高い。

     では、その節目のホームを踏むのは誰だろうか。過去3年の合計得点数を見ると、クリス・ブライアント、ハビアー・バイエズ、アンソニー・リゾーが上位3人となっており、確率だけで言えばこの3人のいずれかになる可能性が最も高い。「リゾーのタイムリーでブライアントが生還する」というのが最も素直な予想かもしれない。

     しかし、これは偶然性の高い記録であり、たとえば先発右腕のカイル・ヘンドリックスがスクイズを決める可能性もあれば、三塁にダルビッシュ有を置いた状態で控え捕手のビクトル・カラティーニが本塁打を放つ可能性もある。さらに、マイナーから上がってきたばかりのプロスペクトが節目のホームを踏む可能性さえある。

     誰がどのような形で節目のホームを踏むのか。メジャー史上初となる大記録達成の瞬間に注目だ。

  • 「MLBドリーム・ブラケット」 ヤンキースとRソックスが準決勝進出

    2020.4.28 11:05 Tuesday

     注目のシミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット」は、現地時間4月27日にアメリカン・リーグ側の準々決勝が行われ、ヤンキースがアストロズ、レッドソックスがホワイトソックスをそれぞれ破って準決勝進出を決めた。現地時間28日にはナショナル・リーグ側の準々決勝が行われ、カージナルスとレッズ、ドジャースとブリュワーズが対戦する。

     ヤンキースとアストロズの対戦は、第7戦までもつれる激戦となり、ヤンキースが4勝3敗でアストロズを破って準決勝進出を決めた。

     第1戦は、レジー・ジャクソンがアストロズ先発のノーラン・ライアンから先制2ランを放ち、ジョー・ニークロからも貴重な追加点となるソロアーチ。ジャクソンの2本塁打で奪った3点を、ホワイティ・フォード、デーブ・リゲッティ、マリアーノ・リベラによる完封リレーで守り抜いた。

     第2戦をヤンキース、第3戦をアストロズが勝利して迎えた第4戦は、ヤンキースが1点ビハインドの9回表にデレク・ジーターのタイムリーで同点に追い付くも、アストロズはその裏、クレイグ・ビジオの死球をきっかけにリベラから二死満塁のチャンスを迎え、ヨギ・ベラの捕逸によりサヨナラ勝ち。まさかの展開で対戦成績は2勝2敗となった。

     第5戦をヤンキース、第6戦をアストロズが勝利して迎えた第7戦は、アストロズ打線がロン・ギドリーを攻略し、6回表終了時点で5点をリードした。しかし、ヤンキースはジャクソンとベーブ・ルースの本塁打などで1点差に迫り、9回裏には剛腕ビリー・ワグナーからミッキー・マントルが起死回生の同点アーチ。試合は延長戦に突入し、延長12回裏にブラッド・リッジからベラが2ランを放って劇的なサヨナラ勝利でヤンキースの準決勝進出が決定した。

     レッドソックスとホワイトソックスの対戦では、最初の2ラウンド合計で防御率2.47という好投を見せていたホワイトソックスの先発左腕カルテット(ビリー・ピアース、クリス・セール、ウィルバー・ウッド、マーク・バーリー)をレッドソックス打線が攻略。ホワイトソックス先発陣は防御率7.11に終わり、レッドソックスが4勝1敗で準決勝進出を決めた。

     第1戦をレッドソックス、第2戦をホワイトソックスが勝利して迎えた第3戦は、両軍のロースターに名を連ねているカールトン・フィスクがレッドソックス打線を牽引。セールから3ランを放つなど、単打が出ればサイクル達成という6打数3安打6打点の大活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

     レッドソックスはその後、第4戦と第5戦にも危なげなく勝利し、1勝1敗からの3連勝で準決勝進出が決定。デービッド・オルティスは21打数2安打(打率.095)、7三振と元気がなかったが、フィスクとテッド・ウィリアムスが2本塁打ずつを放ち、ウェイド・ボッグス(19打数8安打、打率.421)とノマー・ガルシアパーラ(23打数9安打、打率.391)の1、2番コンビが機能したのも大きかった。

  • 「MLBドリーム・ブラケット」準々決勝プレビュー

    2020.4.27 14:10 Monday

     注目のシミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット」はベスト8が出揃い、現地時間4月27日と28日に準々決勝が行われる。ここでは準々決勝の4組の対戦の注目ポイントを紹介する。

    ヤンキースvsアストロズ
    Twitch/MLB.comで日本時間4月28日午前4時からライブ配信
    結果発表:日本時間4月28日午前5時

     両軍は2017年と2019年のリーグ優勝決定シリーズで対戦しているが、どちらもアストロズが勝利。27度のワールドシリーズ制覇を誇るヤンキースは、そのリベンジに臨む。一方のアストロズは、オリオールズ、タイガースという伝統球団を相次いで撃破しており、その勢いのまま準決勝進出を目指す。

     第1ラウンドではあまり打線に元気がなかったヤンキースだが、第2ラウンドではインディアンスを相手に打線が爆発。ルー・ゲーリッグの4本塁打を筆頭に、トニー・ラゼリとベーブ・ルースが3本塁打、ジョー・ディマジオとミッキー・マントルが2本塁打を放つなど、合計17本塁打を量産した。アストロズとの準々決勝でも「レジェンド」がズラリと並ぶ強力打線が最大の武器となる。

     アストロズは、ノーラン・ライアンを中心に、J・R・リチャード、ロイ・オズウォルト、マイク・スコットという安定感のある先発投手陣がヤンキース打線を迎え撃つ。5試合で防御率8.44と打ち込まれているフィル・ニークロを除けば、リリーフ陣も防御率1.47と安定している。アストロズ投手陣がヤンキース打線をいかに抑え込むかが、勝敗を分ける大きなポイントとなりそうだ。

    レッドソックスvsホワイトソックス
    Twitch/MLB.comで日本時間4月28日午前5時からライブ配信
    結果発表:日本時間4月28日午前6時

     アメリカン・リーグ創設時(1901年)の初期メンバーである両軍だが、ポストシーズンでの対戦は過去に1度しかない。ホワイトソックスは2005年の地区シリーズで前年王者のレッドソックスをスイープし、その勢いのままワールドシリーズ制覇を成し遂げた。しかし、レッドソックスはその後、2007年、2013年、2018年と3度のワールドシリーズ制覇を達成。その間、ホワイトソックスのポストシーズン進出は1度だけである。

     左腕偏重のホワイトソックス先発陣のなかでは、ビリー・ピアースが4先発で3勝1敗、防御率2.05の好成績をマークし、クリス・セールも2先発で12回2/3を投げて無失点。この両エース左腕が今大会1試合平均5.8得点を誇るレッドソックスの強力打線に立ち向かう。

     レッドソックスは、テッド・ウィリアムスがブルージェイズとの第2ラウンドで26打数14安打、打率.538、5本塁打、10打点、OPS1.702と猛打爆発。この主砲を中心に、デービッド・オルティス、ムーキー・ベッツ、ウェイド・ボッグス、ジミー・フォックス、カールトン・フィスクらが並ぶ強力打線を武器に準決勝進出を目指す。

    カージナルスvsレッズ
    Twitch/MLB.comで日本時間4月29日午前4時からライブ配信
    結果発表:日本時間4月28日午前4時半

     赤をチームカラーとする伝統球団同士の対戦は、両軍合計でポストシーズン出場44度、リーグ優勝33度、ワールドシリーズ制覇16度を誇る。ただし、ポストシーズンでの対戦経験は1度もない。

     レッズは、過去2ラウンドの勝利した8試合で平均7.8得点を記録。特にパイレーツと対戦した第2ラウンドで勝利した4試合は、平均10.5得点をマークした。敗れた試合では平均2.0得点に終わっており、ジョーイ・ボットー、ジョニー・ベンチ、ジョー・モーガン、フランク・ロビンソン、バリー・ラーキン、ピート・ローズらが並ぶ強力打線「ビッグ・レッド・マシン」の出来が勝敗を大きく左右することになる。ちなみに、レッズのロースターのうち、殿堂入り投手はトム・シーバーだけである。

     カージナルスは、殿堂入り投手5人、殿堂入り野手8人を擁し、投打のバランスが取れている。ボブ・ギブソンとディジー・ディーンの2人が投手陣の中心となり、打線にもスタン・ミュージアル、ロジャース・ホーンスビー、アルバート・プーホルス、オジー・スミス、ジム・エドモンズなど名選手がズラリ。打撃戦でも投手戦でも勝利できる試合巧者ぶりを今大会でも見せつけている。

    ブリュワーズvsドジャース
    Twitch/MLB.comで日本時間4月29日午前4時半からライブ配信
    結果発表:日本時間4月28日午前5時

     ワールドシリーズ制覇の経験がなく、出場自体も1982年の1度しかないブリュワーズだが、今大会ではシンデレラ・ストーリーを演じており、第1ラウンドで名門球団のジャイアンツを撃破。第2ラウンドでも伝統球団のカブスを破り、1969年創設の新興球団ながら準々決勝まで勝ち上がってきた。準々決勝でも過去2ラウンドと同様に、19世紀からの長い歴史を誇る名門球団と対戦する。

     ドジャースは、過去2ラウンドとも4勝1敗と安定感のある戦いを続けており、その原動力となっているのが、サンディ・コーファックス、クレイトン・カーショウ、ドン・ドライスデール、オーレル・ハーシュハイザーという強力先発投手陣だ。ブルペンにもフェルナンド・バレンズエラ、ドン・ニューカム、エリック・ガニエらが控えており、過半数の試合で相手打線を2得点以下に抑えている。よって、打線の援護はそれほど必要でないものの、打線もデューク・スナイダー、ジャッキー・ロビンソン、ピー・ウィー・リース、コディ・ベリンジャーなど強力な陣容となっている。

     戦力的に見れば、圧倒的にドジャース優位だが、カブスとの第2ラウンドの最終5試合がすべて1点差ゲームになるなど、ドラマチックな展開で勝ち上がってきたブリュワーズも決して侮れない存在である。クリスチャン・イェリッチやプリンス・フィルダーを中心とするブリュワーズ打線がいかにドジャースの強力投手陣を攻略できるかがポイントとなりそうだ。

  • パドレス・イエーツ 「戦力外」から最強のクローザーへ

    2020.4.27 12:00 Monday

     昨季メジャー最多の41セーブを挙げ、自己ベストの防御率1.19をマークして「オールMLBチーム」の一員に選ばれたカービー・イエーツ(パドレス)は、決してエリートとして期待されてきた存在ではなかった。プロ入りはドラフト外であり、これまでに金銭トレードとウエーバー移籍を2度ずつ経験している。しかし、パドレスのスカウト陣が注目した才能が本格開花。ただし、それはパドレスの期待をはるかに上回るものだった。

     2016年10月、イエーツはウエーバーでヤンキースからエンゼルスへ移籍。この年、イエーツは自己最多の41試合に登板したものの、防御率5.23という不本意な成績に終わっていた。

     2017年4月、マイナー・オプション切れとなっていたイエーツは、エンゼルスからDFAとなり、ウエーバーにかけられたが、獲得を希望する球団は現れず、AAA級ソルトレイクへ降格となった。ここでイエーツは現在の武器であるスプリッターを本格的に使い始めることになるのだが、そのピッチングに注目したのがパドレスのスカウト陣だった。

     2017年4月22日、AAA級で好投していたイエーツは、メジャーの試合で登板する機会を与えられた。4点リードの8回途中からマウンドに上がったが、ケビン・ピラーとジャスティン・スモークに本塁打を浴びて3失点。チームは1点差で逃げ切ったものの、エンゼルスでの登板はこれが最後となった。

     翌日にDFAとなったイエーツを、パドレスは獲得に成功。当時30歳のイエーツは「これがメジャーで投げられる最後のチャンスかもしれない」と思っていたという。一方、パドレスの評価は「クローザーは無理かもしれないが、7回や8回を任せられる能力はある」というものだった。

     パドレス移籍後、イエーツは61試合に登板して55回2/3を投げ、20ホールド、1セーブ、防御率3.72、87奪三振をマーク。翌2018年には65試合で63回を投げ、16ホールド、12セーブ、防御率2.14、90奪三振と成績を向上させた。そして、昨季は60試合で60回2/3を投げ、41セーブ、防御率1.19、101奪三振。スプリッターを武器に、メジャー最強クローザーの1人となった。

     A・J・プレラーGMは「彼にはチャンスが必要だということを我々は知っていた。彼はコンスタントに登板するチャンスを得て、素晴らしい仕事をしてくれている」と語る。パドレス移籍のチャンスを生かし、当初の期待以上の活躍を続けているイエーツ。シーズンが開幕しさえすれば、今季もパドレスの9回のマウンドには絶対的守護神が君臨する。

  • ノーヒッター0回の「最高の投手」 クレメンス、マダックスら

    2020.4.27 11:15 Monday

     アストロズのサイン盗みの「告発者」として注目を浴びたマイク・ファイアーズ(アスレチックス)は、これまでに2度のノーヒッターを達成しているが、現在34歳で通算69勝。引退後にアメリカ野球殿堂入りする可能性は限りなくゼロに近い。このように、ノーヒッター達成者は必ずしも超一流の投手とは限らない。逆に、ノーヒッターを1度も達成できなかった「レジェンド」も多数存在する。メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは、そのなかから5人をピックアップしている。

     通算354勝、4672奪三振、サイ・ヤング賞7度、MVP1度という輝かしい実績を誇るロジャー・クレメンスは、1度もノーヒッターを達成していない。2000年のリーグ優勝決定シリーズ第4戦(対マリナーズ)では6回まで無安打に抑え、15奪三振で1安打完封をマーク。1988年9月10日のインディアンス戦でも1安打完封を記録したが、ノーヒッターは最後まで達成できなかった。

     ペドロ・マルティネスは、1995年6月3日のパドレス戦で9イニングをパーフェクトに抑えた経験がある。しかし、試合は両軍無得点のまま延長戦に突入。10回表に味方打線が先制点を奪ったが、10回裏の先頭打者に二塁打を浴び、無念の降板となった。全盛期(1997~2003年)の7年間には被打率.196をマークするなど相手打者を圧倒したが、ノーヒッターを達成することはできなかった。

     「100球未満での完封」にその名を残すグレッグ・マダックスも、ノーヒッターを達成していない名投手の1人だ。17年連続15勝以上(1988~2004年)を含む通算355勝を挙げたが、残念ながらノーヒッターとは縁がなかった。

     通算329勝、4136奪三振、サイ・ヤング賞4度を誇る名左腕スティーブ・カールトンも、6度の「ワンヒッター」を記録する一方で、ノーヒッターとは無縁だった。「ワンヒッター」6度は、ノーラン・ライアン(12度)、ボブ・フェラー(12度)、ウォルター・ジョンソン(8度)に次ぐ歴代4位タイの数字である。

     歴代2位の通算90完封を誇るピート・アレクサンダーも、ノーヒッターを達成していない。防御率1.22をマークした1915年には、なんと4度の「ワンヒッター」を記録。同年6月5日のカージナルス戦では9回二死まで無安打に抑えたが、ヒットを許して快挙達成を逃した。

     このほか、マイク・ムシーナ、ファージー・ジェンキンス、レフティ・グローブ、ドン・サットン、キッド・ニコルズ、モーデカイ・ブラウン、エディ・プランク、ロビン・ロバーツ、ドン・ドライスデール、ホワイティ・フォード、アーニー・ウィンといった殿堂入り投手や、将来の殿堂入りが有力なカート・シリングとCC・サバシアもノーヒッターを達成していない。また、ノーヒッター未経験の「最高の現役投手」には、ザック・グレインキー(アストロズ)の名前が挙げられている。

  • 2006年ア・リーグMVPの再投票 MLB公式サイトが特集

    2020.4.26 13:10 Sunday

     今年1月、全米野球記者協会の投票で「準満票」を獲得してアメリカ野球殿堂入りを決めたデレク・ジーターは、華々しいキャリアのなかでレギュラーシーズンのMVPを受賞した経験がない。しかし、MVP投票で3位以内に3度ランクインしており、なかでも2006年はジャスティン・モーノーに14ポイント差の2位だった。この年のモーノーはMVPに相応しかったのだろうか。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェイサンドは、同サイトの記者たちによる再投票の結果について特集記事を公開している。

     2006年のモーノーは、リーグ8位の得点数に終わったツインズ打線のなかで打率.321、34本塁打、130打点、OPS.934の好成績をマーク。しかし、打撃3部門の数字で見れば、デービッド・オルティス(.287/54/137)、ジャーメイン・ダイ(.315/44/120)、トラビス・ハフナー(.308/42/117)、ブラディミール・ゲレーロ(.329/33/116)なども好成績を残していたし、そもそもモーノーのOPSはリーグ8位に過ぎなかった。

     一方のジーターは、214安打、118得点、97打点、34盗塁と各部門でハイレベルな数字を残し、打率.343はリーグ2位。ハンク・アーロン賞やゴールドグラブ賞を受賞した。一塁手のモーノーとは異なり、遊撃手としてこれだけの成績を残していることは称賛に値するだろう。

     これらを踏まえ、まずは実際のMVP投票のトップ5を見てみよう(所属は当時)。

    1位 ジャスティン・モーノー(ツインズ)
    2位 デレク・ジーター(ヤンキース)
    3位 デービッド・オルティス(レッドソックス)
    4位 フランク・トーマス(アスレチックス)
    5位 ジャーメイン・ダイ(ホワイトソックス)

     これに対し、現在の価値観に基づいてメジャーリーグ公式サイトの15人のライターが再投票した結果は以下の通りである。

    1位 デレク・ジーター(ヤンキース)
    2位 デービッド・オルティス(レッドソックス)
    3位 ヨハン・サンタナ(ツインズ)
    4位 グレイディ・サイズモア(インディアンス)
    5位 トラビス・ハフナー(インディアンス)

     実際のMVP受賞者であるモーノーは、再投票では7位まで順位を落とした。Baseball-Referenceが算出しているWARによると、モーノーはサンタナ、ジョー・マウアー、フランシスコ・リリアーノに次ぐチーム4位に過ぎない。それは再投票の結果にも表れており、サンタナは再投票で3位、マウアーは同6位にランクインした。

     モーノーのMVP受賞を後押ししたのは、不調でスタメンを外された6月7日以降、104試合で打率.362、23本塁打、92打点、OPS1.023という猛打を見せ、チームの逆転地区優勝を牽引した点だろう。6月7日時点で25勝33敗と低迷し、首位から11.5ゲーム差も離されて4位に低迷していたツインズは、シーズン159試合目で首位に並び、最終的には96勝66敗で地区優勝を果たした。

     そして、再投票でモーノーに代わってMVPに選ばれたのがジーターだ。15人の記者から得た1位票は6票に過ぎなかったが、15人全員からバランスよく票を集め、オルティスを上回って1位となった。投手三冠を達成して満票でサイ・ヤング賞を受賞したサンタナが3位に入り、サイズモアとハフナーのインディアンス・コンビも順位を上げた。一方、実際の投票でトップ5に名を連ねたトーマスは11位、ダイは8位へ順位を落としている。

     2006年にモーノーが見せた活躍は確かに素晴らしく、チームの逆転地区優勝の原動力となっていた。しかし、同僚のサンタナやマウアーも同様に見事な成績を残していたことを考えると、モーノーの貢献度が過大評価されたことも否めないだろう。当時、ニューヨークのメディアやヤンキースのファンが「ジーターがMVP受賞の最大のチャンスを奪われた」と感じたのは当然のことだったのかもしれない。

  • 「MLBドリーム・ブラケット」第2ラウンド終了 8強が出揃う

    2020.4.25 13:45 Saturday

     注目のシミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット」は日本時間4月25日に第2ラウンドが終了し、準々決勝進出の8チームが出揃った。第2ラウンドの残り4組の対戦では、カージナルスがフィリーズ、レッズがパイレーツ、ドジャースがマーリンズ、ブリュワーズがカブスを破ってベスト8進出が決定。準々決勝は、ヤンキース対アストロズ、レッドソックス対ホワイトソックス、カージナルス対レッズ、ドジャース対ブリュワーズの組み合わせで行われる。

     カージナルスは4勝2敗でフィリーズを撃破。第1戦は延長11回表に7点を失って4対11で大敗したが、8回裏に9点を奪って逆転した第2戦から3連勝。第5戦はエースのボブ・ギブソンが攻略されて3対5で敗れたが、第6戦の9回裏、1点ビハインドの場面でジム・エドモンズがカート・シリングから逆転サヨナラ2ランを放ち、劇的勝利でベスト8進出を決めた。

     レッズとパイレーツの対戦は、予想通りに「投低打高」の展開となり、レッズが2連敗のあとに4連勝。伝統球団同士の対戦を制し、ベスト8進出を決めた。第1戦から1対9、0対7で2連敗を喫したレッズだが、その後の4試合では合計42対10とパイレーツを圧倒。ジョーイ・ボットーを中心とした強力打線「ビッグ・レッド・マシン」がパイレーツ投手陣に猛打を浴びせ、この4試合では平均10.5点を奪った。

     ドジャースは、ブレーブス撃破で勢いに乗るマーリンズを第1戦で3投手によるリレーでシャットアウト。第2戦こそ1点差で競り負けたものの、第3戦でドン・ドライスデールが3安打完封をマークすると、そのまま3連勝でベスト8進出を決めた。第5戦は延長戦に突入し、延長11回表にモーリー・ウィルスの犠牲フライで勝ち越しに成功。その裏に同点とされたが、延長12回表にコディ・ベリンジャーがアニバル・サンチェスからタイムリー二塁打を放ち、これが決勝点となった。

     第3戦からの5試合がいずれも1点差ゲームとなったブリュワーズとカブスの対戦では、1勝3敗と追い込まれたあとに3連勝したブリュワーズがベスト8進出を決めた。8回裏にプリンス・フィルダーが決勝ソロを放ち、第6戦に3対2で勝利したブリュワーズは、第7戦でもフィルダーが8回裏にリードを4点に広げる貴重なソロ本塁打。9回表に3点を返されたが、6対5でなんとか逃げ切り、伝統球団のカブスを撃破した。

     なお、メジャーリーグ公式サイトでは、準々決勝に進出した8チームの現時点でのMVPを選出。その顔触れは以下のようになっている。

    アストロズ:ランス・バークマン(3本塁打、12打点、OPS1.275)
    レッドソックス:テッド・ウィリアムス(6本塁打、14打点、OPS1.147)
    ホワイトソックス:ビリー・ピアース(3勝1敗、防御率2.05、24奪三振)
    ヤンキース:ルー・ゲーリッグ(5本塁打、7打点、OPS1.106)
    ブリュワーズ:クリスチャン・イェリッチ(2本塁打、3二塁打、12打点)
    カージナルス:ロジャース・ホーンスビー(5本塁打、10打点、OPS1.174)
    ドジャース:サンディ・コーファックス(1勝0敗、防御率2.22、29奪三振)
    レッズ:ジョーイ・ボットー(5本塁打、17打点、OPS1.053)

  • 「MLBドリーム・ブラケット」 上原所属のRソックスなどが8強

    2020.4.24 11:30 Friday

     注目のシミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット」は、日本時間4月24日に第2ラウンドの8組のうち4組の対戦が行われ、ヤンキース、レッドソックス、アストロズ、ホワイトソックスの4チームがベスト8進出を決めた。準々決勝は、レッドソックス対ホワイトソックス、ヤンキース対アストロズの組み合わせで日本時間4月28日に行われる。

     ヤンキースはインディアンスと対戦して4勝3敗でベスト8進出を決めた。ルー・ゲーリッグの4本塁打を筆頭に10人の選手が本塁打を放ち、7試合で18本塁打を量産。ベーブ・ルース、ミッキー・マントル、ジョー・ディマジオもそれぞれ2本塁打を放った。一方、敗れたインディアンスはエースのボブ・フェラーが2度の先発で7本塁打を浴びる大誤算。フェラー以外が先発した試合では3勝2敗と勝ち越していただけに、エースの乱調が痛かった。

     上原浩治がメンバー入りしているレッドソックスはブルージェイズと対戦して4勝2敗でベスト8進出を決めた。エースのペドロ・マルティネスが攻略されるなど、2連敗スタートとなったレッドソックスだが、第3戦から4連勝。テッド・ウィリアムスは6試合で打率.538、5本塁打、10打点、OPS1.702の大暴れだった。上原は第1戦で2番手として1回2/3を投げてロベルト・アロマーのソロ本塁打で1失点。第3戦も2番手として0回2/3を投げてホゼ・バティースタのソロ本塁打で1失点に終わり、第4戦以降は登板機会がなかった。

     アストロズはタイガースを4勝2敗で破り、1960年代の球団拡張期以降に誕生した球団として唯一のベスト8進出となった。第1戦は9番打者のビル・フリーハンが9回裏に同点2ラン、延長11回裏にソロ本塁打を放ち、タイガースがサヨナラ勝ちを収めたが、アストロズは第2戦から3連勝。第5戦を落としたあと、第6戦はランス・バークマンが2本塁打5打点の活躍でマックス・シャーザーを攻略し、第1ラウンドのオリオールズに続いてまたしても名門球団を撃破した。

     ホワイトソックスはアスレチックスと対戦して4勝1敗でベスト8進出を決めた。第1戦はミッキー・カクレーンの2本塁打5打点の活躍もあってアスレチックスが快勝したが、第2戦は延長12回裏にエディ・コリンズのタイムリーでホワイトソックスがサヨナラ勝ち。第3戦からの3試合は合計スコア16対4でホワイトソックスがアスレチックスを圧倒した。ホワイトソックスのロビン・ベンチュラは5試合で4本塁打8打点の活躍。アスレチックスは打線に元気がなかった。

  • 30球団時代の最多トレードはアスレチックスとブルージェイズ

    2020.4.23 13:55 Thursday

     メジャーリーグ公式サイトのアンドリュー・サイモンは、データサイト「Baseball-Reference」が提供している「Trade History Tool」を使用し、ダイヤモンドバックスとレイズが加盟して現行の30球団制となった1998年以降、トレードを頻繁に行っているチームの組み合わせを調査した。サイモンによると、1997-1998年のオフシーズン以降、最も多くトレードが成立している組み合わせはアスレチックスとブルージェイズで27件だという。

     アスレチックスは、1997年10月17日にビリー・ビーンがゼネラルマネージャーに就任。よって、30球団制になって以降のトレードは「ビーンが敢行したトレード」と言い換えることができる。ビーンは限られた資金を最大限に活用してチームの競争力を維持するために数多くのトレードを成立させてきたが、その最大のパートナーとなっているのがブルージェイズだ。

     ビーンとブルージェイズのトレードは、1998年7月31日にエド・スプレイグを獲得したのが最初。2001年12月7日にはエリック・ヒンスキーとジャスティン・ミラーを放出して剛腕クローザーのビリー・コッチを獲得し、コッチは翌2002年にリーグ最多の84試合に登板して11勝4敗44セーブ、防御率3.27を記録する大活躍を見せた(ヒンスキーは2002年に新人王を受賞)。

     2002年12月15日にはダイヤモンドバックスとレッズを含む4チーム間でのトレードが成立し、アスレチックスはエルビエル・デュラゾを獲得。デュラゾは選球眼と長打力を兼ね備えた好打者としてレギュラーに定着し、2004年には打率.321、22本塁打、OPS.919の好成績を残した。

     近年で最大のトレードと言えるのは、4選手との交換でジョシュ・ドナルドソンを放出したトレードだろう。2014年11月28日にフランクリン・バレート、ケンドール・グレイブマン、ブレット・ローリー、ショーン・ノリンとのトレードでドナルドソンを放出。ドナルドソンは翌2015年にMVPを受賞するなど、球界屈指のスター三塁手となった。一方、ドナルドソンに代わる正三塁手として期待されたローリーはたった1年で放出され、ノリンも伸び悩んで今季から日本へ。グレイブマンは2016年に10勝を挙げたが、その後は故障に苦しみ、現在はマリナーズに在籍。期待の有望株だったバレートもメジャーへの適応に苦しんでおり、今季は二塁のレギュラーの座をかけた勝負の年となる。

     2015年11月20日にはジェシー・チャベスとの交換でリアム・ヘンドリックスを獲得。ヘンドリックスは移籍4年目の昨季、大ブレイクを遂げ、75試合に登板して4勝4敗25セーブ、防御率1.80の大活躍を見せた。

     ちなみに現時点では、昨年5月11日にブルージェイズがアスレチックスからエドウィン・ジャクソンを金銭トレードで獲得したのが最後となっている。ジャクソンは新天地ブルージェイズで登板し、「異なる14チームで出場」というメジャー新記録を樹立した。

  • 「MLBドリーム・ブラケット」第2ラウンド・プレビュー

    2020.4.23 13:00 Thursday

     注目のシミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット」は第1ラウンドが終了してベスト16が出揃い、現地時間4月23日から2日間にわたって第2ラウンドが行われる。ここでは第2ラウンドの全8カードの見どころを紹介する。

    ヤンキースvsインディアンス
    Twitch/MLB.comでライブ配信(日本時間4月24日午前4時)
    結果発表:日本時間4月24日午前5時
     27度のワールドシリーズ制覇を誇るヤンキースに対してインディアンスは2度だけだが、その戦力は決して侮れない。インディアンスのロースターは、アメリカン・リーグでヤンキース(15人)に次いで多い12人の殿堂入り選手を抱えている。ホワイティ・フォードやマリアーノ・リベラといったヤンキース投手陣は、ジム・トーメイやナップ・ラジョイを擁するインディアンス打線を抑え込むことが求められる。一方、ボブ・フェラーとコリー・クルーバーが中心となるインディアンス投手陣も、ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ、ミッキー・マントルらが並ぶヤンキース打線を抑えなければならない。

    レッドソックスvsブルージェイズ
    Twitch/MLB.comでライブ配信(日本時間4月24日午前5時)
    結果発表:日本時間4月24日午前5時半
     レッドソックスはペドロ・マルティネス、サイ・ヤング、ロジャー・クレメンスという先発三本柱が非常に強力で、ベーブ・ルースもリリーフに控えている。テッド・ウィリアムス、ジミー・フォックス、デービッド・オルティスらが並ぶ強力打線からの援護も期待できる。一方、1977年に誕生した新興球団のブルージェイズは、第1ラウンドでセネタース時代からの長い歴史を誇るツインズを撃破。ロイ・ハラデイが絶対的エースとして君臨し、殿堂入りのロベルト・アロマーをリードオフマンに据えた打線を武器に、2ラウンド連続の番狂わせを狙う。

    アストロズvsタイガース
    Twitch/MLB.comでライブ配信(日本時間4月24日午前5時30分)
    結果発表:日本時間4月24日午前6時
     過去と現在のスター選手のバランスが取れたアストロズは、第1ラウンドで名選手を多数抱えるオリオールズをスイープした。第2ラウンドでも、アレックス・ブレグマン、ホゼ・アルトゥーベ、ジェフ・バグウェル、クレイグ・ビジオら強力打線がノーラン・ライアンを中心とする投手陣を援護する。一方のタイガースには過去の名選手が多く、タイ・カッブ、ハンク・グリーンバーグ、アル・ケーラインらが打線の中心となる。投手陣も殿堂入りのジャック・モリスのほか、ジャスティン・バーランダー、マックス・シャーザーと決して悪くない顔ぶれだ。

    ホワイトソックスvsアスレチックス
    結果発表:日本時間4月24日午前6時
     このカードは、アメリカン・リーグの初期メンバー同士の対戦となる。ビリー・ピアース、ウィルバー・ウッド、クリス・セール、マーク・バーリーと左腕が並ぶ先発投手陣を援護するホワイトソックス打線は、フランク・トーマスとポール・コナーコの2人が第1ラウンドの5試合で合計5本塁打、11打点の大活躍を見せた。一方のアスレチックスは、投手陣にキャットフィッシュ・ハンター、レフティ・グローブ、デニス・エカーズリー、打線にエディ・コリンズ、ジミー・フォックス、リッキー・ヘンダーソン、レジー・ジャクソンなど、殿堂入り選手がズラリと並ぶ豪華戦力でベスト8進出を目指す。

    カージナルスvsフィリーズ
    Twitch/MLB.comでライブ配信(日本時間4月25日午前4時)
    結果発表:日本時間4月25日午前4時半
     13人の殿堂入り選手を擁するカージナルスは、ボブ・ギブソンとディジー・ディーンの両エースを、スタン・ミュージアル、ロジャース・ホーンスビー、アルバート・プーホルスらが並ぶ強力打線が援護。11度のワールドシリーズ制覇を物語る豪華戦力となっている。対するフィリーズは、スティーブ・カールトン、ロビン・ロバーツ、ピート・アレクサンダー、ロイ・ハラデイという強力先発投手陣がカージナルス打線に立ち向かう。打線はもちろん、史上最高の三塁手マイク・シュミットが中心だ。

    カブスvsブリュワーズ
    Twitch/MLB.comでライブ配信(日本時間4月25日午前4時30分)
    結果発表:日本時間4月25日午前5時半
     カブスは投打のバランスが良く、ファージー・ジェンキンス、モーデカイ・ブラウンなど5人の殿堂入り投手、アーニー・バンクス、ライン・サンドバーグなど8人の殿堂入り野手を擁している。アンソニー・リゾーやクリス・ブライアントといった現役のスター選手が脇を固め、穴の少ない戦力だ。一方のブリュワーズは、殿堂入り投手こそリリーフのロリー・フィンガースだけだが、ポール・モリターやロビン・ヨーントといった殿堂入り野手に、クリスチャン・イェリッチなど現役のスター選手が加わる打線は充実。名門ジャイアンツを撃破した勢いで、ベスト8進出を目指す。

    パイレーツvsレッズ
    Twitch/MLB.comでライブ配信(日本時間4月25日午前5時30分)
    結果発表:日本時間4月25日午前6時
     このカードは、通算10000勝以上の長い歴史を誇るチーム同士の対戦となる。パイレーツには全チーム中最多となる10人の殿堂入り打者がおり、ロベルト・クレメンテ、ホーナス・ワグナーらが並ぶ強力打線。7年連続本塁打王のラルフ・カイナーが控えに回り、第1ラウンドで1打席しか出番がなかったほどだ。しかし、パイレーツは投手陣に不安を抱えており、ジョニー・ベンチやジョー・モーガンを中心とした「ビッグ・レッド・マシン」が襲いかかる。ちなみに、このカードの殿堂入り投手は、レッズのトム・シーバーだけである。

    ドジャースvsマーリンズ
    結果発表:日本時間4月25日午前6時
     1993年に誕生したマーリンズは、第1ラウンドでブレーブスを破る最大の番狂わせを演じた。ミゲル・カブレラ、ジャンカルロ・スタントン、ホゼ・フェルナンデスらが中心となるロースターは、長い歴史を誇るドジャースに見劣りするものの、ワイルドカード2度でワールドシリーズ制覇2度という勝負強さを武器に、2度目の大番狂わせを狙う。一方のドジャースは、サンディ・コーファックス、クレイトン・カーショウ、ドン・ドライスデール、オーレル・ハーシュハイザーが並ぶ先発投手陣が極めて強力。これをデューク・スナイダーやジャッキー・ロビンソンが中心となる打線が援護する。

  • サイン盗み疑惑 Rソックスにドラフト指名権剥奪などの処分

    2020.4.23 11:25 Thursday

     日本時間4月23日、メジャーリーグ機構は2018年のレッドソックスのサイン盗み疑惑についての調査結果を発表し、映像を不正に利用したサイン盗みが部分的に行われていたと断定した。これに伴い、ビデオリプレイシステムのオペレーターであるJ・T・ワトキンスには1年間の職務停止処分が科され、レッドソックスは今年のドラフトにおける2巡目の指名権を剥奪された。また、前監督のアレックス・コーラにも1年間の職務停止処分が科されたが、これは2017年のアストロズの不正なサイン盗みにベンチコーチとして関わっていたことに対する処分であることが明言されている。

     ロブ・マンフレッド・コミッショナーは調査報告書のなかで、ワトキンスが映像を不正に利用してサイン盗みを行っていたことを明らかにした。ただし、選手たちがリアルタイムに情報交換をしていた2017年のアストロズのケースとは異なり、当時の監督であるコーラやコーチ陣、大半の選手は情報が不正に入手されたものであることを知らされておらず、また、不正に入手された情報が使用されたのも走者が二塁にいる場面(全打席におよそ2割)に限られていたという。

     この結果、ワトキンスには1年間の職務停止処分が科され、2021年シーズンも同職の業務につくことは禁止された。また、ドラフト指名権は2巡目のみが剥奪されることになったが、今年のドラフトは規模が縮小される可能性が高く、マンフレッドは指名権を1つ剥奪するだけでも十分な効果があると考えているようだ。また、コーラについては2017年のアストロズの不正なサイン盗みに関わっていたことへの処分が科されることになった。

     これを受けてレッドソックスは、組織としてルールの遵守に努めていたこと、チームの大半は不正行為に関わっていなかったことを前置きしつつも「不正行為は容認できるものではありません。ファンとメジャーリーグ・ベースボールに謝罪し、コミッショナーの裁定を受け入れます」との声明を発表した。

     なお、レッドソックスはサイン盗みに関する処分が発表されるまで暫定監督となっていたロン・レネキーが正式に監督に就任したことを発表。契約期間は1年間であることが明らかにされている。

  • 球団史上最高の遊撃手は誰だ!? MLB公式サイトの番記者が選出

    2020.4.22 16:15 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでは、レギュラーシーズンの開幕延期によって試合がない期間を利用し、各球団の「オールタイム・チーム」を決定する企画を実施している。捕手、一塁手、二塁手、三塁手に続く第5弾として、各球団の番記者が球団史上最高の遊撃手を決定するファン投票をTwitterで実施中(それぞれの番記者のツイートから投票可能)。ファン投票の結果とは別に、それぞれの番記者が球団の歴代遊撃手のなかからトップ5を選出して紹介している。

    アメリカン・リーグ東部地区

    オリオールズ
    【1位】カル・リプケンJr.(1981-2001)
    2632試合連続出場のメジャー記録保持者。オールスター・ゲーム選出19度。1983年と1991年にMVP受賞。有資格初年度の2007年に得票率98.5%で殿堂入り。
    【2位】マーク・ベランジャー(1965-81)
    【3位】ミゲル・テハーダ(2004-07,10)
    【4位】ルイス・アパリシオ(1963-67)
    【5位】J・J・ハーディ(2011-17)

    レッドソックス
    【1位】ノマー・ガルシアパーラ(1996-2004)
    2000年に記録した打率.372は球団史上4位の数字。右打者としては球団史上最高。
    【2位】ジョー・クローニン(1936-45)
    【3位】ザンダー・ボガーツ(2013-現在)
    【4位】ジョニー・ペスキー(1942-52)
    【5位】リコ・ペトロセリ(1965-76)

    ヤンキース
    【1位】デレク・ジーター(1995-2014)
    ポストシーズンでレギュラーシーズン1年分に相当する通算158試合に出場して200安打、打率.308、出塁率.374、長打率.465、OPS.838をマーク。
    【2位】フィル・リズート(1941-56)
    【3位】フランク・クロセッティ(1932-48)
    【4位】ディディ・グレゴリアス(2015-19)
    【5位】ロジャー・ペッキンポー(1913-21)

    レイズ
    【1位】フリオ・ルーゴ(2003-06)
    在籍4年間で放った550安打は遊撃手で球団史上最多。野手全体でも球団史上9位の数字。
    【2位】ジェイソン・バートレット(2008-10)
    【3位】ウィリー・アダメス(2018-現在)
    【4位】ユネル・エスコバー(2013-14)
    【5位】ケビン・ストッカー(1998-2000)

    ブルージェイズ
    【1位】トニー・フェルナンデス(1983-90,93,98-99,2001)
    WAR35.1(FanGraphs版)は野手としてはホゼ・バティースタに次ぐ球団史上2位の数字。
    【2位】トロイ・トゥロウィツキー(2015-17)
    【3位】マルコ・スクータロ(2008-09)
    【4位】アレックス・ゴンザレス(1994-2001)
    【5位】ホゼ・レイエス(2013-15)

    アメリカン・リーグ中部地区

    ホワイトソックス
    【1位】ルーク・アプリング(1930-50)
    FanGraphs版のWAR72.7とBaseball-Reference版のWAR77.1はともに球団史上最高。ホワイトソックス一筋20年。
    【2位】ルイス・アパリシオ(1956-62,68-70)
    【3位】アレクセイ・ラミレス(2008-15)
    【4位】オジー・ギーエン(1985-97)
    【5位】ティム・アンダーソン(2016-現在)

    インディアンス
    【1位】ルー・ブードロー(1938-50)
    1948年に選手兼監督としてチームを現時点で最後のワールドシリーズ制覇へ導きMVPを受賞。
    【2位】オマー・ビスケル(1994-2004)
    【3位】フランシスコ・リンドーア(2015-現在)
    【4位】ジョー・スーウェル(1920-30)
    【5位】レイ・チャップマン(1912-20)

    タイガース
    【1位】アラン・トラメル(1977-96)
    タイガースで20年以上プレイした3人のうちの1人。オールスター・ゲーム選出6度、ゴールドグラブ賞4度。
    【2位】ドニー・ブッシュ(1908-21)
    【3位】ハービー・キーン(1952-59)
    【4位】ビリー・ローゲル(1930-39)
    【5位タイ】カルロス・ギーエン(2004-11)
    【5位タイ】ディック・マコーリフ(1960-73)

    ロイヤルズ
    【1位】フレディ・パテック(1971-79)
    オールスター・ゲーム選出3度。在籍9年間で336盗塁を記録して1977年にはリーグ最多の53盗塁。
    【2位】アルシデス・エスコバー(2011-18)
    【3位】U・L・ワシントン(1977-84)
    【4位】グレッグ・ギャグニー(1993-95)
    【5位】カート・スティルウェル(1988-91)

    ツインズ
    【1位】ロイ・スモーリー(1976-82,85-87)
    遊撃手では球団史上最多の1148試合に出場。自己最多の24本塁打を放った1979年にオールスター・ゲーム選出。
    【2位】ゾイロ・ベルサイエス(1961-67)
    【3位】グレッグ・ギャグニー(1983-92)
    【4位】ホルヘ・ポランコ(2014-現在)
    【5位】クリスチャン・グーズマン(1999-2004)

    アメリカン・リーグ西部地区

    アストロズ
    【1位】カルロス・コレア(2015-現在)
    102本塁打、372打点、OPS.845はいずれも遊撃手で球団史上1位の数字。2012年ドラフト全体1位指名選手。
    【2位】ディッキー・ソン(1981-87)
    【3位】アダム・エバレット(2001-07)
    【4位】クレイグ・レイノルズ(1979-89)
    【5位】デニス・メンキー(1968-71,74)

    エンゼルス
    【1位】ジム・フレゴシ(1961-71)
    WAR45.9(Baseball-Reference)は野手として球団史上2位、投手を含めても球団史上3位の数字。
    【2位】エリック・アイバー(2006-15)
    【3位】アンドレルトン・シモンズ(2016-現在)
    【4位】ディック・スコフィールド(1983-92,95-96)
    【5位】デービッド・エクスタイン(2001-04)

    アスレチックス
    【1位】バート・キャンパネリス(1964-76)
    1972年からのワールドシリーズ3連覇時の正遊撃手。在籍期間に放った1882安打は球団史上最多。
    【2位】エディ・ジュースト(1947-54)
    【3位】ミゲル・テハーダ(1997-2003)
    【4位】マーカス・セミエン(2015-現在)
    【5位】ジャック・バリー(1908-15)

    マリナーズ
    【1位】アレックス・ロドリゲス(1994-2000)
    2000年に記録したWAR10.4(Baseball-Reference版)は全ポジションのなかで球団史上最高の数字。
    【2位】オマー・ビスケル(1989-93)
    【3位】ジーン・セグーラ(2017-18)
    【4位】カルロス・ギーエン(1998-2003)
    【5位】ブレンダン・ライアン(2011-13)

    レンジャーズ
    【1位】マイケル・ヤング(2000-12)
    オールスター・ゲーム選出7度。チームMVPには5度選出。背番号「10」は永久欠番に。
    【2位】エルビス・アンドルース(2009-現在)
    【3位】トビー・ハラー(1969,71-78,85-86)
    【4位】アレックス・ロドリゲス(2001-03)
    【5位】スコット・フレッチャー(1986-89)

    ナショナル・リーグ東部地区

    ブレーブス
    【1位】ジョニー・ローガン(1951-60)
    Baseball-Reference版のWARで5.0以上を記録した遊撃手は球団史上唯一。1955年に6.0、1956年に5.5を記録。
    【2位】ラビット・マランビル(1912-20,29-35)
    【3位】ラファエル・ファーカル(2000-05)
    【4位】アンドレルトン・シモンズ(2012-15)
    【5位】ジェフ・ブラウザー(1987-97)

    マーリンズ
    【1位】ハンリー・ラミレス(2006-12)
    2006年新人王、オールスター・ゲーム選出3度、2009年首位打者、シルバースラッガー賞2度。
    【2位】アレックス・ゴンザレス(1998-2005)
    【3位】エドガー・レンテリア(1996-98)
    【4位】ミゲル・ロハス(2015-現在)
    【5位】アデイニー・エチャバリア(2013-17)

    メッツ
    【1位】ホゼ・レイエス(2003-11,16-18)
    113三塁打と408盗塁は球団史上最多の数字。オールスター・ゲーム選出4度、2011年首位打者。
    【2位】バド・ハレルソン(1965-77)
    【3位】レイ・オルドニェス(1996-2002)
    【4位】アメッド・ロサリオ(2017-現在)
    【5位】アズドゥルバル・カブレラ(2016-18)

    フィリーズ
    【1位】ジミー・ロリンズ(2000-14)
    球団史上最多の2306安打。2007年に打率.296、30本塁打、94打点、41盗塁、OPS.875の好成績でMVP受賞。
    【2位】ラリー・ボーワ(1970-81)
    【3位】グラニー・ハムナー(1944-59)
    【4位】デーブ・バンクロフト(1915-20)
    【5位】ミッキー・ドゥーリン(1905-13)

    ナショナルズ
    【1位】トレイ・ターナー(2015-現在)
    メジャー史上26人目となる2度のサイクル安打を達成。打率.291、159盗塁、OPS.815は遊撃手で球団史上1位の数字。
    【2位】イアン・デズモンド(2009-15)
    【3位】オーランド・カブレラ(1997-2004)
    【4位】ウィル・コルデロ(1992-95,2002-03,05)
    【5位】ヒュービー・ブルックス(1985-89)

    ナショナル・リーグ中部地区

    カブス
    【1位】アーニー・バンクス(1953-71)
    1958年からナ・リーグ初の2年連続MVP受賞。2年以上連続でMVPを受賞した選手はメジャー史上13人だけ。
    【2位】ジョー・ティンカー(1902-12,16)
    【3位】ドン・ケッシンジャー(1964-75)
    【4位】ハビアー・バイエズ(2014-現在)
    【5位】ショーン・ダンストン(1985-95,97)

    レッズ
    【1位】バリー・ラーキン(1986-2004)
    1995年MVP、オールスター・ゲーム選出12度。有資格3年目の2012年に得票率86.4%でアメリカ野球殿堂入り。
    【2位】デービー・コンセプシオン(1970-88)
    【3位】ロイ・マクミラン(1951-60)
    【4位】レオ・カルデナス(1960-68)
    【5位】ザック・コザート(2011-17)

    ブリュワーズ
    【1位】ロビン・ヨーント(1974-92)
    出場試合数、得点、安打、長打、打点、四球の各部門で球団記録を保持。通算3142安打、MVP受賞2度。
    【2位】ホゼ・バレンティン(1992-99)
    【3位】J・J・ハーディ(2005-09)
    【4位】ビル・ホール(2002-09)
    【5位】マーク・ロレッタ(1995-2002)

    パイレーツ
    【1位】ホーナス・ワグナー(1900-17)
    タイ・カッブ、ベーブ・ルース、クリスティ・マシューソン、ウォルター・ジョンソンとともに1936年の第1回殿堂入り投票で選出。
    【2位】アーキー・ボーン(1932-41)
    【3位】ジェイ・ベル(1989-96)
    【4位】ディック・グロート(1952,55-62)
    【5位】ジーン・アリー(1963-73)

    カージナルス
    【1位】オジー・スミス(1982-96)
    在籍15年でオールスター・ゲーム選出14度、ゴールドグラブ賞11度。シルバースラッガー賞も1度だけ受賞。
    【2位】マーティ・マリオン(1940-50)
    【3位】エドガー・レンテリア(1999-2004)
    【4位】ギャリー・テンプルトン(1976-81)
    【5位】ディック・グロート(1963-65)

    ナショナル・リーグ西部地区

    ダイヤモンドバックス
    【1位】スティーブン・ドリュー(2006-12)
    球団史上最多の52三塁打。2008年に打率.291、21本塁打、OPS.836の好成績をマーク。
    【2位】ニック・アーメッド(2014-現在)
    【3位】クレイグ・カウンセル(2000-03,05-06)
    【4位】トニー・ウォマック(1999-2003)
    【5位】クリス・オーウィングス(2013-18)

    ロッキーズ
    【1位】トロイ・トゥロウィツキー(2006-15)
    シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を各2度、オールスター・ゲーム選出5度。
    【2位】トレバー・ストーリー(2016-現在)
    【3位】ウォルト・ワイス(1994-97)
    【4位】ネイフィ・ペレス(1996-2001)
    【5位】フアン・ウリーベ(2001-03)

    ドジャース
    【1位】ピー・ウィー・リース
    1942年から1954年まで兵役についた3年間を除いて10年連続オールスター・ゲーム選出。1984年にアメリカ野球殿堂入り。
    【2位】モーリー・ウィルス(1959-66,69-72)
    【3位】ビル・ラッセル(1969-86)
    【4位】コリー・シーガー(2015-現在)
    【5位】ラファエル・ファーカル(2006-11)

    パドレス
    【1位】カリル・グリーン(2003-08)
    84本塁打は遊撃手では球団史上最多で次点の選手の2倍以上。遊撃手による球団史上7度のシーズン2ケタ本塁打のうち5度を記録。
    【2位】オジー・スミス(1978-81)
    【3位】ギャリー・テンプルトン(1982-91)
    【4位】トニー・フェルナンデス(1991-92)
    【5位】フェルナンド・タティスJr.(2019-現在)

    ジャイアンツ
    【1位】トラビス・ジャクソン(1922-36)
    ジャイアンツ一筋15年で通算1768安打を記録。1982年にベテランズ委員会の選考でアメリカ野球殿堂入り。
    【2位】ジョージ・デービス(1893-1901,03)
    【3位】ブランドン・クロフォード(2011-現在)
    【4位】アート・フレッチャー(1909-20)
    【5位】リッチ・オリーリア(1995-2003,07-09)

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