English Español 韓国語
  • パイレーツ・筒香は一塁中心の起用か モランはノンテンダーの可能性

    2021.11.26 11:00 Friday

     パイレーツと1年400万ドルで再契約することに合意したことが報じられている筒香嘉智。身体検査が完了後、再契約が正式発表される見込みとなっている。メジャーリーグ公式サイトでパイレーツを担当するジェイク・クラウス記者によると、パイレーツと筒香の契約交渉のなかで、一塁中心の起用について話し合いが行われていたようだ。今季は筒香と同じ左打者であるコリン・モランが一塁手として81試合にスタメン出場したが、クラウス記者はモランがノンテンダーFAとなる可能性があることを指摘している。

     筒香はパイレーツ移籍後の43試合のうち、右翼手として20試合、一塁手として9試合、左翼手として2試合、指名打者として1試合にスタメン出場(残りの11試合は代打)。左翼より右翼での出場が多かったのは、パイレーツの本拠地PNCパークの右翼が浅く、左翼が深く広いことが影響しているとみられる。デレク・シェルトン監督はシーズン最終日、「あまりプレー経験のない右翼というポジションで彼を苦しめてしまった。成長を見ることもできたけどね」とコメント。ベン・チェリントンGMも含め、パイレーツの首脳陣は筒香を外野よりも一塁で起用したいと考えているようだ。

     筒香を一塁手として起用する場合に問題となるのが、「左打ちの一塁手」という点において筒香とモランの役割が完全に被ってしまうことだ。モランは来季が年俸調停期間2年目のシーズンとなり、年俸は400万ドル前後まで上昇することが予想されている。ただし、今季は99試合で打率.258、10本塁打、50打点、OPS.724と平凡な成績。新たな労使協定でユニバーサルDH(両リーグ指名打者制)が採用されれば、筒香とモランを共存させることも可能だが、チーム再建中のパイレーツがモランに400万ドルを支払いたくないと考え、ノンテンダーFAを選択する可能性は十分にある。

     パイレーツの現有戦力で、来季の年俸が筒香を上回るのはブライアン・レイノルズ(予想額450万ドル)だけ。筒香はチーム2番目の高給取りとして来季を迎える可能性が高い。パイレーツ移籍後に見せた打棒を維持し、年俸400万ドルの期待に応えることができるか注目だ。

  • カブスの有望株・アマヤがTJ手術へ コントレラスの去就にも影響か

    2021.11.26 10:00 Friday

     メジャーリーグ公式サイトでカブスを担当するジョーダン・バスティアン記者によると、カブスのプロスペクト捕手、ミゲル・アマヤはトミー・ジョン手術が必要となっているようだ。バスティアンは「球団は手術の必要性が差し迫っていると考えている」と伝えており、近日中に手術が行われるとみられる。「ジ・アスレチック」でカブスを担当するパトリック・ムーニー記者は「アマヤは来月トミー・ジョン手術を受け、リハビリプログラムを開始する予定だ」と情報を補足している。

     現在22歳のアマヤは、今季マイナーAA級で23試合に出場して打率.215、1本塁打、13打点、OPS.710を記録。106打席で22三振に対して21四球を選んだため、出塁率は.406という高水準だった。しかし、前腕を痛めて6月上旬から長期欠場。結局、シーズンの残りを棒に振ることになってしまった。

     アマヤは2019年オフにルール5ドラフトからのプロテクトのためにロースターの40人枠に登録されており、通常3つ与えられるマイナーオプションはあと1つしか残っていない。「MLBトレード・ルーマーズ」は「マイナーオプションを使い切ってしまうのを避けるためには、メジャーの故障者リストに入れる方法がある。ただし、この場合、メジャーリーガーとしての給与を支払う必要があり、サービスタイムも加算されてしまう」と指摘。カブスは難しい選択を強いられることになる。

     アマヤは順調ならば今季中にメジャーへ昇格することが予想されていたため、このタイミングでの長期離脱は正捕手ウィルソン・コントレラスの去就にも大きな影響を与える。今季中にアマヤがメジャーデビューしていれば、今オフにコントレラスを放出し、来季からアマヤに正捕手を任せることも可能だったはず。ところが、今季中にメジャーデビューできなかったどころか、来季の全休が濃厚となった。今オフのFAの捕手市場は非常に層が薄く、レギュラークラスの捕手を見つけることは容易ではない。よって、カブスは安易にコントレラスを放出することはできないと思われる。

  • オリオールズ ノーヒッター左腕・ミーンズのトレードを交渉中か

    2021.11.26 09:30 Friday

    「ESPN」のバスター・オルニー記者によると、オリオールズは今年5月にノーヒッターを達成したエース左腕、ジョン・ミーンズのトレードを交渉しているようだ。現在28歳のミーンズは、今オフ初めて年俸調停権を取得し、来季の年俸は310万ドル前後まで上昇することが予想されている。今季110敗を喫したオリオールズは、本格的な勝負モードに移行するまであと数年かかるとみられており、オリオールズはあと3年保有できるミーンズがチーム再建のサイクルにフィットしないと判断したとみられる。

     ミーンズはメジャー2年目の2019年に31試合(うち27先発)に登板して155イニングを投げ、12勝11敗、防御率3.60、121奪三振をマーク。オールスター・ゲームに選出され、新人王投票では満票受賞のヨーダン・アルバレス(アストロズ)に次ぐ2位に入った。昨季は最初の6先発を終えた時点で防御率8点台の大乱調だったが、最後の4先発で防御率1.52の快投を披露。その好調を今季も維持し、5月5日のマリナーズ戦で振り逃げ1人だけのノーヒッター(準完全試合)を達成するなど、5月下旬まで防御率1点台をキープした。

     ところが、6月上旬に左肩痛で戦列を離れると、復帰後は失速。シーズントータルでは、26試合に先発して146回2/3を投げ、6勝9敗、防御率3.62、134奪三振と平凡な成績に終わった。とはいえ、オリオールズで唯一とも言えるメジャーレベルの先発投手であり、FAまであと3年保有できるため、トレードに出せばある程度の対価を得ることはできるだろう。

     過去3年間、オリオールズで7試合以上に先発した18人の投手のうち、5点未満の防御率を記録したのはミーンズを含めて3人だけ。ミーンズ以外の2人(ディラン・バンディとアンドリュー・キャッシュナー)はすでにチームを離れている。つまり、ミーンズを放出した場合、オリオールズにはせいぜい防御率5点台レベルの先発投手しか残らない。グレイソン・ロドリゲスやDL・ホールといった若手有望株の昇格が近付いているとはいえ、オリオールズのファンはもうしばらくのあいだ、我慢を強いられることになりそうだ。

  • ドジャース シーガー流出ならトレイ・ターナーを正遊撃手として起用

    2021.11.26 09:00 Friday

     今オフのFA市場はカルロス・コレア、コリー・シーガー、マーカス・セミエン、トレバー・ストーリー、ハビアー・バイエズと大物遊撃手が多く、どの選手がどの球団と契約するか大いに注目されている。そんななか、ドジャースはシーガーとの再契約に興味を示しているが、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者によると、シーガーとの再契約に失敗した場合、ドジャースは別の遊撃手を獲得するつもりはないという。シーガー流出なら今季途中に加入したトレイ・ターナーが来季の正遊撃手を務めることになる。

     ドジャースは今年7月末のトレード・デッドラインでキーバート・ルイーズとジョザイア・グレイという2人のトップ・プロスペクトを含む4選手を放出し、ナショナルズからマックス・シャーザーとターナーを獲得。ターナーはドジャース移籍後、本職の遊撃ではなく二塁を守ったが、トレード成立の時点から「ターナー獲得はシーガー流出に備えた保険」と言われていた。要するに、シーガー流出時にターナーを二塁から遊撃に戻すのは、ドジャースにとって想定内の動きである。

     メジャーリーグ公式サイトは「ターナーは1年後にFAとなるため、ドジャースがシーガーと再契約しなかった場合、ターナーとの契約延長に動いたとしても驚きではない」と指摘。さらに、「今季4つのポジション(中堅、二塁、左翼、遊撃)で23試合以上に出場したユーティリティ・プレーヤーのクリス・テイラーとの再契約を目指す可能性もある」と記している。

     シーガーは総額3億ドル規模の超大型契約を得ることが予想されているが、メジャー7年間で150試合以上に出場したシーズンが1度しかないなど健康面に不安を抱えており、身長193cmという体格から「遊撃手としてプレーできる期間はそれほど長くない」との声もある。こうしたリスクを考慮してドジャースがシーガーとの超大型契約を敬遠する可能性は十分にあり、今年7月末のナショナルズとのトレードは、ドジャースにとってさらに大きな意味を持つことになるだろう。

  • レンジャーズ ロッキーズからFAの先発右腕ジョン・グレイに興味

    2021.11.26 08:30 Friday

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、レンジャーズはロッキーズからFAとなった先発右腕ジョン・グレイに興味を示しているようだ。現在30歳のグレイは、2013年ドラフト1巡目(全体3位)でロッキーズに入団し、メジャーではロッキーズ一筋で7年間プレー。グレイ自身はロッキーズへの残留を希望しているものの、2021年シーズン終了前にロッキーズからの契約延長オファーを拒否していたことが報じられている。

     ドラフト全体3位指名という大きな期待を背負ってプロ入りしたグレイだが、ロッキーズでの7年間で期待通りの活躍を見せたとは言い難い。2017年と2019年に2ケタ勝利と防御率3点台をマークしているものの、いずれのシーズンも故障でシーズンを完走できず規定投球回未満。2016年と2018年は規定投球回をクリアし、2ケタ勝利をマークして奪三振数も180を超えたが、防御率は4点台後半~5点台前半と平凡だった。

     昨季は8先発で2勝4敗、防御率6.69に終わり、今季も8勝12敗、防御率4.59で規定投球回もクリアできなかった(29先発で149イニング)。ただし、「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドを本拠地とするロッキーズでプレーしていることを考慮する必要があり、球場補正を加えた「ERA+」の数値は7年間で4度(2016年、2017年、2019年、2021年)、そしてキャリア通算でもリーグ平均以上となっている。

     レンジャーズはグレイと同じくロッキーズからFAとなったトレバー・ストーリーにも興味を示し、すでに契約交渉の場を設けたことが報じられている。ストーリーはレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドから10マイルほどしか離れていないテキサス州アービングの出身であり、争奪戦における「地の利」はレンジャーズにある。今オフの積極補強が予想されるレンジャーズは、ロッキーズの投打の主力を両獲りすることになるのだろうか。

  • ブレーブス フリーマン再契約失敗ならオルソン獲得に動く可能性も

    2021.11.26 08:00 Friday

     26年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げたブレーブスにとって、今オフの最重要課題はFAとなったフレディ・フリーマンとの再契約だ。現地メディアによると、フリーマンが6年契約を希望している一方、ブレーブスは5年以内の契約にとどめたいと考えており、あまり交渉は進展していないという。メジャーリーグ公式サイトでブレーブスを担当するマーク・ボーマン記者は、ファンからの質問に答えるなかで、ブレーブスがフリーマンとの再契約に失敗した場合、マット・オルソン(アスレチックス)の獲得に動く可能性があると指摘している。

     ボーマン記者によると、現時点ではブレーブスのほかに、レンジャーズ、ヤンキース、レッドソックス、ジャイアンツ、ドジャースなどがフリーマン獲得に興味を示している(もしくは興味を示していた)という。「レンジャーズには今オフ1億ドル以上の補強資金がある。クレイトン・カーショウとフリーマンに加え、大物選手をもう1人獲得できるだけの余裕がある」とボーマン記者は記している。また、左打ちの強打者かつ故障の少ない頑丈な選手というチームのニーズにフィットするフリーマンに対し、ヤンキースが多くの資金を投入する可能性があると考えているようだ。

     ブレーブスとフリーマンは「相思相愛」と言われているが、フリーマンがFA市場に出る前にブレーブスが契約延長を実現させることができなかったのも事実。FA市場での争奪戦となっている以上、フリーマンが来季、別のチームのユニフォームを着ていたとしても、決して不思議なことではない。

     ボーマン記者は「ブレーブスが何らかの理由でフリーマンと再契約しなかった場合、オルソンを獲得する可能性はあるか」との質問に対し、「もしフリーマンが他のチームと契約するなら、オルソンは確かに有力なターゲットになるだろう」と回答。FAまであと2年保有できること、安定した守備力を持っていること、確実に25本以上の本塁打を計算できることなどをオルソンの魅力として挙げている。

  • メッツが有望株・プラマーとメジャー契約 カージナルスからFA

    2021.11.25 13:00 Thursday

     日本時間11月25日、メッツはカージナルスからFAとなったプロスペクト外野手、ニック・プラマーとメジャー契約を結んだことを発表した。現在25歳のプラマーは、2015年ドラフト1巡目(全体23位)指名でカージナルスに入団後、プロの壁にぶつかって苦しんでいたものの、今季はマイナー2階級合計で出塁率.415、OPS.894を記録するなどブレイク。シーズン終了後、カージナルスがプラマーをロースターの40人枠に登録しなかったため、プラマーは自身の希望でFAとなっていた。

     2019年までA+級より上の階級でのプレー経験がなかったプラマーだが、今季はAA級で開幕を迎え、90試合に出場して打率.283、13本塁打、46打点、9盗塁、出塁率.404、OPS.893を記録。AAA級に昇格後も27試合で打率.267、2本塁打、8打点、4盗塁、出塁率.455、OPS.895と結果を残し、シーズントータルでは117試合に出場して打率.280、15本塁打、54打点、13盗塁、出塁率.415、OPS.894をマークした。キャリア序盤に受けた複数回の手首の手術を乗り越え、ようやくドラフト1巡目指名のポテンシャルが開花。カージナルスでメジャー昇格を果たすことはできなかったものの、メッツとのメジャー契約を手に入れた(メジャー昇格の場合はメジャー最低保証年俸)。

     メッツは今オフ、マイケル・コンフォートとケビン・ピラーがFAとなり、外野の選手層が薄くなっている。現時点では左翼にドミニク・スミス、中堅にブランドン・ニモ、右翼にジェフ・マクニールが入る布陣が予想されているが、マクニールは本来内野手であり、コンフォートとの再契約、もしくはコンフォートに代わる外野手の獲得を目指しているとみられる。控え外野手もサービスタイム1年未満のカリル・リーとマーク・ペイトンという顔ぶれであり、今後の補強次第とはいえ、プラマーにも開幕ロースター入りのチャンスは十分にありそうだ。

     カージナルスは今季メジャーデビューしたラーズ・ニュートバーがアリゾナ秋季リーグで大活躍して来季のブレイクを予感させ、2020年ドラフト2巡目指名のアレック・バールソンはプロ1年目のシーズンで早くもAAA級に到達。そうしたチーム事情もあり、プラマーをロースターの40人枠に登録しなかった。この判断が吉と出るか凶と出るかは、今後のプラマーの活躍次第だ。

  • 筒香嘉智が1年400万ドルでパイレーツと再契約へ 米記者が伝える

    2021.11.25 12:00 Thursday

    「ピッツバーグ・ポスト・ガゼット」のジェイソン・マッキー記者によると、パイレーツは自軍からFAとなった筒香嘉智と1年400万ドルで再契約を結ぶことで合意したようだ。身体検査後に正式発表される見込みとなっている。明日11月26日に30歳の誕生日を迎える筒香は、メジャー2年目の今季、レイズとドジャースでは不振に苦しんだものの、パイレーツ移籍後に本領を発揮。オフシーズンに入ってからはパイレーツが再契約に前向きであることが報じられていたが、ようやく契約合意の段階までたどり着いた。

     今季の筒香はレイズで26試合、ドジャースで12試合、パイレーツで43試合に出場し、合計81試合で打率.217、8本塁打、32打点、OPS.689を記録。パイレーツ移籍後に限れば打率.268、8本塁打、25打点、OPS.883の好成績をマークした。7月上旬にドジャースの40人枠から外れたものの、ここで退団せず、ドジャースのマイナーでプレーを続けることを決断。ドジャースのマイナーで好成績を残したことがパイレーツとのメジャー契約、そしてパイレーツ移籍後の活躍へとつながった。

     パイレーツの一塁には筒香と同じ左打ちのコリン・モランがいるため、「ロースター・リソース」では筒香が右翼のレギュラーを務めると予想。対右投手用の予想ラインナップでは、筒香は「2番・右翼」に名を連ねている。新たな労使協定でユニバーサルDH(両リーグ指名打者制)が採用された場合、筒香とモランの2人が一塁とDHを分け合うことになるかもしれない。

     筒香がメジャー移籍時にレイズと結んだ契約は2年1200万ドル。メジャーでの最初の2年間は、その金額に見合う働きではなかったかもしれないが、アメリカで戦い続けることを選択した結果、パイレーツで活躍の場を与えられ、自慢の強打を発揮することができた。メジャーの舞台で輝くことを諦めなかったことにより、1年400万ドルという契約を勝ち取ることになった。

  • レイズ 「二刀流」の有望株・マッケイが胸郭出口症候群の手術

    2021.11.25 11:30 Thursday

     レイズの有望株ブレンダン・マッケイが日本時間11月24日にテキサス州ダラスで胸郭出口症候群の手術を受けていたことが明らかになった。今回の手術はグレッグ・パール医師が担当した。現在25歳のマッケイは2017年ドラフト1巡目(全体4位)指名でレイズに入団。ルイビル大学では投打の二刀流選手として活躍し、プロ入り後も二刀流を継続しているが、相次ぐ故障に悩まされ、満足にプレーできないシーズンが続いている。現時点ではスプリング・トレーニングが始まるくらいの時期に投球練習を再開できる予定だ。

     マッケイは大学3年の2017年に打者として打率.341、18本塁打、57打点、OPS1.116、投手として11勝3敗、防御率2.56、109イニング、146奪三振の活躍を見せ、アマチュア最高の選手に贈られるゴールデンスパイク賞を受賞。プロ入り後は投手として好成績を残す一方、打者としてはプロのレベルへの適応が遅れていたが、2019年6月に早くもメジャーデビューを果たし、13試合(うち11先発)に登板して2勝4敗、防御率5.14、49イニング、56奪三振をマークした(打撃成績は10打数2安打、1本塁打)。

     昨季は肩の故障で手術を受けたため、1試合もプレーせず、今季もマイナーで投手として7試合、打者として6試合に出場しただけ。2020年シーズンの開幕前にはMLB公式のプロスペクト・ランキングで全体15位、野球専門誌「ベースボール・アメリカ」でも全体14位にランクインするほど高い評価を受けていたが、現在は球界トップクラスのマイナー組織を誇るレイズにおいて、球団9位(MLB公式の球団別プロスペクト・ランキング)まで順位を落としている。

     マッケイには4つ目のマイナーオプション(通常は3つ)が与えられる見込みとなっており、レイズは来季も他球団流出のリスクを冒すことなくマッケイをマイナーでプレーさせることが可能。故障を乗り越え、メジャーの舞台で二刀流の活躍を見せる日が来ることを期待したい。

  • ストローマン争奪戦 エンゼルス、Rソックス、カブスなどが参戦中

    2021.11.25 11:00 Thursday

     メッツからFAとなった先発右腕マーカス・ストローマンをめぐり、複数の球団による熾烈な争奪戦が繰り広げられているようだ。「MLBトレード・ルーマーズ」のティム・ディアークス記者によると、再契約を目指すメッツのほか、レッドソックス、ジャイアンツ、カブス、エンゼルスがストローマンに興味を示しているという。また、メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシ記者は、マリナーズがストローマン獲得に動く可能性があることを伝えている。今季リーグ8位の防御率3.02をマークした右腕は、来季どのチームでプレーするのだろうか。

     ストローマン争奪戦に加わっている球団は、いずれも今オフの移籍市場で先発投手の補強を目指している。ジャイアンツはアンソニー・ディスクラファーニと再契約を結び、アレックス・ウッドやアレックス・カッブとも交渉中であることが報じられているが、ストローマンにも興味を示しているようだ。カブスはウェイド・マイリー、エンゼルスはノア・シンダーガードをすでに獲得しているが、先発ローテーションをさらにグレードアップすべく、ストローマン獲得を狙っている。なお、これらの球団はスティーブン・マッツ(カージナルスと契約合意)の争奪戦にも加わっていたことが明らかになっている。

     レッドソックスはエドゥアルド・ロドリゲスがタイガースへ流出し、マッツ獲得にも失敗したため、計算できる先発投手の確保が急務。メッツもシンダーガードを失い、マッツを呼び戻すこともできなかったため、ジェイコブ・デグロムに次ぐ先発投手の確保が重要課題となっている。ストローマンは180~200イニングの消化と3点台前半の防御率を計算できる好投手であり、複数の球団による争奪戦となるのは当然と言える。

    「MLBトレード・ルーマーズ」では、ストローマンが得る契約を5年1億1000万ドル(年平均2200万ドル)と予想。エンゼルスは守護神ライセル・イグレシアスとの再契約にも動いており、ストローマンとイグレシアスの両方を獲得するためには、ペイロールの増額が必須となるだろう。なお、エンゼルスはケビン・ゴーズマンにも興味を示していることが報じられている。

  • メッツがバイエズとの再契約に向けて交渉中 ロックアウト前に決着も

    2021.11.25 10:30 Thursday

     日本時間11月20日にようやくビリー・エプラーのGM就任が正式発表されたメッツは、オフシーズンの出遅れを取り戻すべく、移籍市場で精力的に動いているようだ。「SNY」のアンディ・マルティノ記者によると、メッツは自軍からFAとなったハビアー・バイエズとの再契約に向けて交渉を続けているという。マルティノ記者は「バイエズは(現地時間)12月2日のデッドラインの前に契約先を決める可能性がある選手の1人だ」と指摘。ロックアウトを迎える前にバイエズ争奪戦が決着する可能性もありそうだ。

     オフシーズン当初、スター遊撃手がズラリと並ぶFA市場でカルロス・コレア、コリー・シーガー、マーカス・セミエン、トレバー・ストーリーに次ぐ「5番手」という評価を受けていたバイエズは、早い段階でメッツと再契約を結ぶ可能性があるとみられていた。ところが、コレアやシーガーの獲得には総額3億ドル規模の超大型契約が必要だと予想されている影響もあり、メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者によると、「予想よりも多くの球団がバイエズに興味を示している」という。

     12月1日に29歳の誕生日を迎えるバイエズは、今季カブスとメッツで合計138試合に出場して打率.265、31本塁打、87打点、18盗塁、OPS.813を記録。二塁と遊撃の両ポジションでプラスの守備防御点をマークするなど、2020年にゴールドグラブ賞を初受賞した好守も健在だった。メッツのほか、レッドソックスとタイガースがバイエズに接触したことが報じられており、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者はカブス復帰の可能性、メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシ記者はレンジャーズが獲得に動く可能性にも言及している。

     スティーブ・コーエン・オーナーは「勝てるチーム」を作るために移籍市場への投資に意欲を見せており、エプラーとサンディ・アルダーソン球団社長に対して大物選手獲得へのゴーサインを出しているという。資金力で他球団に勝るメッツは、大型補強の第1弾としてバイエズとの再契約を実現することになるのだろうか。

  • 右腕ウェイド・デービスが現役引退 2015年ロイヤルズでWS制覇

    2021.11.25 10:00 Thursday

     日本時間11月25日、36歳の救援右腕ウェイド・デービスが今季限りで現役を引退することが発表された。デービスはレイズ、ロイヤルズ、カブス、ロッキーズの4球団で合計13年間プレーし、2015~17年に3年連続オールスター・ゲーム選出。2014年に防御率1.00、2015年に0.94、2016年に1.87と3年間にわたって抜群の成績を残し、2014年のリーグ優勝と2015年のワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。今季は5年ぶりのロイヤルズ復帰となったが、全盛期の輝きを取り戻すことはできなかった。

     2004年ドラフト3巡目指名でデビルレイズ(現レイズ)に入団したデービスは、2009年9月にメジャーデビュー。当初は先発投手として起用され、2010年に12勝、2011年にも11勝をマークしたが、2012年はリリーフで54試合に登板して3勝0敗、防御率2.43の好成績を残した。

     3対4の大型トレードでロイヤルズに加入した2013年は再び先発で起用され、8勝11敗、防御率5.32と成績を落としたものの、2014年からリリーフに戻ると才能が完全開花。3年連続で2点未満の防御率をマークし、グレッグ・ホランド、ケルビン・ヘレーラらとともに強力ブルペンを形成してロイヤルズの躍進を支えた。デイトン・ムーアGMは「彼の貢献がなければ(2015年の)ワールドシリーズで勝てなかったと思う」と語っている。

     ホルヘ・ソレアーとの1対1のトレードでカブスに加入した2017年は59試合に登板して4勝2敗32セーブ、防御率2.30と期待通りの活躍を見せ、3年連続となるオールスター・ゲームに選出されたが、3年5200万ドルの大型契約でロッキーズに移籍したのを機に成績が悪化。2018年は自己最多の43セーブで最多セーブのタイトルこそ獲得したものの、防御率4.13と安定感を欠き、2019年は50試合で防御率8.65、2020年は5試合で防御率20.77に終わり、シーズン終了を待たずに解雇された。

     今季は古巣・ロイヤルズとマイナー契約を結び、開幕ロースター入りを果たしたが、40試合に登板して0勝3敗2セーブ、防御率6.75と復活できず。しかし、ロイヤルズの球団史に残る名リリーバーの1人として、30年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した全盛期のインパクトは色褪せることなく、ファンの記憶に残り続けるはずだ。

  • カージナルスが先発補強 左腕・マッツと4年4400万ドルで合意

    2021.11.24 15:00 Wednesday

     先発投手の補強を目指していたカージナルスは、ブルージェイズからFAとなった先発左腕スティーブン・マッツと4年4400万ドルで契約合意に達したようだ。「ESPN」のジェフ・パッサン、「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール、「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールなど複数の記者が伝えている。カージナルスは今季メジャー史上初となる1シーズン5人のゴールドグラブ賞受賞者を輩出。マッツはメジャー屈指の好守を誇るチームでさらなる成績向上が期待される。

     現在30歳のマッツは、今年1月に3選手とのトレードでメッツからブルージェイズへ移籍。今季は29試合に先発して150回2/3を投げ、14勝7敗、防御率3.82、144奪三振をマークした。メジャー7年間で規定投球回をクリアしたシーズンは1度もなく、通算防御率も4.24と平凡。しかし、通算与四球率2.75という数字が示すように制球難から崩れるタイプの投手ではなく、カージナルスの鉄壁の守備を味方につけることで成績アップを期待できそうだ。

    「ジ・アスレチック」でカージナルスを担当するケイティ・ウー記者によると、カージナルスはアダム・ウェインライト、ジャック・フラハティという新旧のエースに次ぐ先発3~4番手を担う投手の獲得を目指していたようだ。契約期間は4年と長くなったが、年平均の金額は1100万ドルに抑えており、チームのニーズにしっかりフィットする補強と言える。

     これでカージナルスはウェインライト、フラハティ、マッツ、ダコタ・ハドソン、マイルズ・マイコラスと先発5枚が確立。有望株マシュー・リバトーアの昇格も控えており、速球派リリーバーのアレックス・レイエスとジョーダン・ヒックスが先発転向に挑戦する可能性も取り沙汰されている。来春のスプリング・トレーニングでは熾烈な開幕ローテーション争いが繰り広げられることになりそうだ。なお、ウー記者は「これはカージナルスの唯一の動きではないだろう」とカージナルスがさらなる補強に動くことを示唆している。

  • 年俸調停権保有選手へのテンダー期限が12月2日→11月30日に繰り上げ

    2021.11.24 12:00 Wednesday

     メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会は、年俸調停権を持つ選手に対して各球団が来季の契約を結ぶ意思があるかどうかを通達する期限(テンダー期限)を現地時間12月2日から同11月30日に繰り上げることで合意した。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールなど複数の記者が伝えている。もし労使交渉がまとまらずにロックアウトに突入した場合、従来の期限のままだとロックアウト期間に大量のノンテンダーFA選手が発生してしまうことになる。テンダー期限の繰り上げはそれを避けるための措置であると考えられている。

     現行の労使協定が現地時間12月1日限りで失効し、新たな労使協定が合意に至らなかった場合、ロックアウトに突入し、FA契約やトレードといったトランザクションが凍結されると言われている。テンダー期限を繰り上げなかった場合、ロックアウトが始まってからノンテンダーFA選手が発生することになり、これらの選手はロックアウトが終了するまで契約先を見つけることができない。多くの選手が「宙ぶらりん」になってしまうのを避けるために、テンダー期限を繰り上げることで合意がなされたようだ。

     よって、現地時間11月30日にノンテンダーFAとなった選手は、同12月1日にどこかの球団と契約することで不確実性を抱えたままロックアウトに突入することを回避できる。ローゼンタール記者が「一部の選手は恩恵を受ける可能性がある」と指摘しているように、スモールマーケット球団の経済的な事情からやむを得ずノンテンダーFAとなった有力選手については、ロックアウト突入の前に契約を結ぶべく、複数の球団による争奪戦が繰り広げられる可能性もある。

     ロックアウトに突入した場合に起こり得ることに対応するための措置が取られたということは、裏を返せば、ロックアウトに突入する可能性がある(もしくは可能性が高い)ということでもある。現行の労使協定が失効するまで残りおよそ1週間。このまま労使交渉はまとまらず、ロックアウトの開始を迎えてしまうのだろうか。

  • レッズがグレイ放出か カスティーヨとマーリーは放出の意思なし

    2021.11.24 11:30 Wednesday

     年俸総額削減のために主力選手のトレード放出を行う可能性があるとみられているレッズだが、「ESPN」のバスター・オルニー記者によると、なかでも先発右腕ソニー・グレイの放出に向けて積極的に動いているようだ。レッズはグレイと4年3800万ドルの契約を結んでおり、球団オプションを含めると2023年シーズンまで(=あと2年)保有することができる。一方、先発ローテーションの一角を担うルイス・カスティーヨとタイラー・マーリーについては、他球団の幹部に対して放出の意思がないことを通達しているという。

     現在32歳のグレイは、今季26試合に先発して135回1/3を投げ、7勝9敗、防御率4.19、155奪三振を記録。アスレチックス時代に先発ローテーションの中心として活躍し、ヤンキース移籍後に成績を落としたあと、レッズに加入した2019年に11勝8敗、防御率2.87、205奪三振の好成績でキャリア2度目のオールスター・ゲーム選出を果たしたが、昨季は防御率3.70、今季は防御率4.19と年々パフォーマンスを悪化させている。

     とはいえ、来季の年俸は1000万ドル、2023年の球団オプションは1200万ドルと決して高額ではなく、先発投手の補強を検討している球団にとっては格好のターゲットとなりそうだ。FAの先発投手市場はアンドリュー・ヒーニーがドジャースと1年850万ドルで契約したのを皮切りに高額契約が続いており、交換要員を用意できる球団はFA市場の投資よりもグレイ獲得を優先することになるかもしれない。

     今季のグレイの不振は、4月に背中痛、6月に右股関節痛、7月に胸郭痛と3度も故障者リスト入りしたことが影響していた。昨季も9月に右中背部痛で戦列を離れるなど、健康状態に不安は残るものの、1年を通して健康にプレーできれば2019年に近い成績を残すことはできるはず。複数の球団が争奪戦に加わり、予想以上の人気物件となる可能性もありそうだ。

  • Wソックスが強力ブルペン形成 グレイブマンと3年2400万ドルで合意

    2021.11.24 11:00 Wednesday

    「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者によると、ホワイトソックスはアストロズからFAとなった救援右腕ケンドール・グレイブマンと3年2400万ドル前後で契約合意に至ったようだ。ホワイトソックスはシーズン途中に獲得したクレイグ・キンブレルの来季オプションを行使。この動きはトレードを前提としたものであるとみられているが、少なくとも現時点ではキンブレル、グレイブマン、そして守護神リアム・ヘンドリックスを擁する球界屈指の強力ブルペンが形成されることになった。

     来月31歳の誕生日を迎えるグレイブマンは、今季マリナーズとアストロズで合計53試合に登板して56イニングを投げ、5勝1敗10セーブ、11ホールド、防御率1.77、61奪三振をマーク。トミー・ジョン手術により2019年シーズンを全休し、戦列復帰1年目の昨季は防御率5点台に終わったものの、本格的な復帰1年目のシーズンとなった今季は見事な活躍を見せ、トップクラスのリリーバーの仲間入りを果たした。

     リック・ハーンGMはキンブレルのオプションを行使した時点で「我々はクレイグにホワイトソックスのユニフォームを着せるほうがいいのか、トレードの駒として使ったほうがいいのかを考えなければならない」と話しており、今後はキンブレル放出に向けた動きが進められ、グレイブマンはキンブレルに代わってセットアッパーを務める可能性が高い。ただし、もしキンブレルのトレードが不調に終わった場合、キンブレル、グレイブマン、ヘンドリックスが揃うホワイトソックスのブルペンは他球団にとって大きな脅威となるだろう。

     グレイブマンのピッチングの特徴は平均96.6マイルのヘビーシンカーを多投することだ。今季の投球割合は約63%に達し、60%以上の打球がゴロとなるため、被打率.177に対して被長打率は.221、被本塁打はわずか1本しかなかった。空振りを狙うときはスライダーを使い、この球種は40%を超える空振り率を記録している。グレイブマンとヘンドリックスが形成する勝ちパターンの継投は、トニー・ラルーサ監督にとって大きな武器となるはずだ。

  • レイズの20歳・フランコ 最大12年2億2300万ドルで契約延長へ

    2021.11.24 10:30 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシ記者が関係者から得た情報によると、レイズは今季デビューした20歳のプロスペクト遊撃手、ワンダー・フランコと最大12年2億2300万ドル(最低保証額は11年1億8200万ドル、年俸2500万ドルの球団オプションとMVP投票に基づく昇給を含めて最大12年2億2300万ドル)の契約延長に向けて交渉の最終段階に突入しているようだ。球団史上最高額の契約となるだけでなく、サービスタイム1年未満の選手が得る契約としても史上最高額となる。

     現在20歳のフランコは今年6月にメジャーデビューし、70試合に出場して打率.288、7本塁打、39打点、2盗塁、OPS.810を記録。デビュー直後は苦しんだものの、20歳以下の選手としては1956年のフランク・ロビンソンと並んで史上最長タイとなる43試合連続出塁をマークするなど、あっという間にメジャーに適応し、ア・リーグ新人王投票では3位にランクインした。ケビン・キャッシュ監督はシーズン終了後、「すべてのチームのなかで最も影響力のある選手かもしれない」と若きスター候補生を絶賛。今回の契約延長が無事に成立すれば、フランコは名実ともに球団の看板選手となるはずだ。

     レイズの従来の球団史上最高額の契約は、2012年11月にエバン・ロンゴリア(現ジャイアンツ)に与えた6年1億ドル。また、サービスタイム1年未満の選手が得た史上最高額の契約は、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)の8年1億ドルであり、フランコはこの2つを同時に更新することになる。フランコがFAになるのは最短でも2027年シーズン終了後。よって、今回の11年契約はFAまでの6年間とFA後の5年間をカバーする大規模なものである。

     11年契約が終了する2032年オフ、フランコはまだ31歳。期待通りのキャリアを過ごしていれば、今度は現役引退までをカバーするような長期契約を得られる可能性がある。キャリアトータルで見れば、14年3億4000万ドルの契約を結んでいるフェルナンド・タティスJr.(パドレス)や10年3億4100万ドルの契約を結んでいるフランシスコ・リンドーア(メッツ)を上回るサラリーを得ることになるかもしれない。今回の大型契約からは、スモールマーケット球団・レイズのフランコへの評価の高さと期待の大きさがうかがえる。

  • オールMLBチーム発表 大谷翔平は指名打者と先発投手の2部門で選出

    2021.11.24 10:00 Wednesday

     日本時間11月24日、今季の「オールMLBチーム」が発表され、大谷翔平(エンゼルス)は指名打者としてファースト・チーム、先発投手としてセカンド・チームに選出された。同一シーズンに複数のポジションで選出されるのは史上初めて。また、日本人野手が選出されるのも初めてである。受賞者は事前に発表されたノミネート選手のなかから、ファン投票50%と専門家の選考50%の合計により決定。ドジャースが5人で最多、ブレーブスとブルージェイズが4人で続いた。

     2021年シーズンの「オールMLBチーム」の顔ぶれは以下の通り。

    ファースト・チーム
    捕手:サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    一塁:ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
    二塁:マーカス・セミエン(ブルージェイズ)
    三塁:オースティン・ライリー(ブレーブス)
    遊撃:フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    外野:フアン・ソト(ナショナルズ)
    外野:ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    外野:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
    DH:大谷翔平(エンゼルス)
    先発:マックス・シャーザー(ナショナルズ/ドジャース)
    先発:コービン・バーンズ(ブリュワーズ)
    先発:ウォーカー・ビューラー(ドジャース)
    先発:ロビー・レイ(ブルージェイズ)
    先発:ゲリット・コール(ヤンキース)
    救援:ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)
    救援:リアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス)

    セカンド・チーム
    捕手:バスター・ポージー(ジャイアンツ)
    一塁:フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    二塁:オジー・オルビーズ(ブレーブス)
    三塁:ラファエル・デバース(レッドソックス)
    遊撃:トレイ・ターナー(ナショナルズ/ドジャース)
    外野:ニック・カステヤーノス(レッズ)
    外野:カイル・タッカー(アストロズ)
    外野:テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ)
    DH:ヨーダン・アルバレス(アストロズ)
    先発:大谷翔平(エンゼルス)
    先発:フリオ・ウリアス(ドジャース)
    先発:ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)
    先発:マックス・フリード(ブレーブス)
    先発:ザック・ウィーラー(フィリーズ)
    救援:ライセル・イグレシアス(エンゼルス)
    救援:ケンリー・ジャンセン(ドジャース)

  • ジャイアンツがディスクラファーニと再契約 さらなる先発補強も

    2021.11.23 10:30 Tuesday

     日本時間11月23日、ジャイアンツは自軍からFAとなった先発右腕アンソニー・ディスクラファーニと3年3600万ドルで再契約を結んだことを発表した。今オフのジャイアンツはケビン・ゴースマン、ディスクラファーニ、アレックス・ウッド、ジョニー・クエイトと4人の先発投手がFAとなり、ローガン・ウェブとともにローテーションを形成する先発投手の確保が急務。まずはディスクラファーニと再契約を結び、さらにウッドとアレックス・カッブとも交渉を進めていることが報じられている。

     現在31歳のディスクラファーニは、昨季終了後にレッズからFAとなり、1年600万ドルでジャイアンツに加入。今季は31試合に先発して167回2/3を投げ、2度の完封を含む13勝7敗、防御率3.17、152奪三振と自己最高のシーズンを過ごした。自己ワーストの防御率7.22に終わった昨季から与四球率を大幅に改善し、奪三振率を例年並みの水準に戻し、被本塁打も減少。来季以降も先発ローテーションの一角としての活躍が期待される。

     現在30歳のウッドは、年平均1000万ドル以上の2年契約で合意に近付いていることが報じられている。2年連続で不振が続いていたものの、1年300万ドルでジャイアンツに加入した今季は26試合に先発して138回2/3を投げ、10勝4敗、防御率3.83、152奪三振をマーク。もし再契約が実現すれば、先発ローテーション5枠のうち3枠(ウェブ、ディスクラファーニ、ウッド)は球団新記録の107勝を挙げた今季と同じ顔ぶれになる。

     さらに、エンゼルスからFAとなったカッブとも交渉を進めているようだ。現在34歳のカッブは、今季18試合に先発して93回1/3を投げ、8勝3敗、防御率3.76、98奪三振を記録。故障によりシーズンの半分程度しか稼働できなかったが、自己ベストの奪三振率をマークするなど、健康時は先発の役割をしっかり果たした。このまま契約が成立すれば、退団したクエイトの穴を埋める役割を担うことになりそうだ。

  • カムバック賞 アは結腸がん克服のマンシーニ、ナはポージーが受賞

    2021.11.23 09:00 Tuesday

     日本時間11月23日、今季のカムバック賞の受賞者が発表され、ア・リーグはトレイ・マンシーニ(オリオールズ)、ナ・リーグはバスター・ポージー(ジャイアンツ:現役引退)が選出された。マンシーニはステージ3の結腸がんを克服し、自身の4度目となるシーズン20本塁打を達成。ホームラン・ダービーでは準優勝を果たした。一方のポージーは新型コロナウイルスのパンデミックのなかで行われた昨季の出場を辞退。2年ぶりに復帰し、全盛期を彷彿させる活躍で球団新記録107勝の快進撃に大きく貢献した。

     現在29歳のマンシーニは、今季147試合に出場して打率.255、21本塁打、71打点、OPS.758を記録。昨年のスプリング・トレーニングでステージ3の結腸がんを公表し、6ヶ月にわたる化学療法で治療に専念したが、見事にがんを克服し、メジャーの舞台に戻ってきた。今季初打席や初安打のときには大歓声を浴び、6月には通算100本塁打を達成。一塁手兼指名打者として162試合中147試合でプレーし、オールスター・ゲーム前日のホームラン・ダービーにも招待され、王者ピート・アロンゾ(メッツ)に敗れたものの、準優勝して多くの人々を勇気づけた。

     現在34歳のポージーは、家庭の事情によりコロナ禍の2020年シーズンの出場辞退を選択。今季は113試合に出場して打率.304、18本塁打、56打点、OPS.889をマークした。2010年に新人王、2012年にMVPを受賞し、通算3度のワールドシリーズ制覇を経験した名捕手だが、30歳を過ぎたあたりから衰えが目立ち始め、2019年は114試合で打率.257、7本塁打、38打点、OPS.688という自己最悪の成績。しかし、今季は定期的に休養を与えられたことも奏功し、OPS.889はMVPに輝いた2012年(.957)以来の高水準だった。

     なお、現役引退のシーズンにカムバック賞を受賞したのは、2013年のマリアーノ・リベラ(ヤンキース)に続いてポージーが史上2人目(カムバック賞の表彰は2005年開始)。ポージーは2012年に続いて自身2度目の受賞となった。マンシーニは球団史上初の受賞。ジャイアンツで受賞しているのもポージーだけである。

« Previous PageNext Page »