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  • MLB公式サイトの専門家100人が今季の地区優勝・WS王者を予想

    2021.3.30 15:00 Tuesday

     メジャーリーグの2021年シーズンの開幕が3日後(日本時間4月2日)に迫っている。メジャーリーグ公式サイトではライターやアナリストなど総勢100人の専門家が全6地区の優勝チーム、ワイルドカード獲得チーム、各リーグの優勝チーム、そしてワールドシリーズを制して今季の王者に輝くチームを徹底予想。ここではその投票結果をお届けする。

    ア・リーグ東部地区:ヤンキース

     昨季はレイズがヤンキースとの直接対決10試合に8勝2敗と大きく勝ち越し、7ゲーム差をつけて地区優勝したが、今季は100人中83人がヤンキースの地区優勝を予想。ゲリット・コールに続く先発2~3番手としてコリー・クルーバーとジェイムソン・タイオンが1年間健康にプレーできるのか? アーロン・ジャッジとジャンカルロ・スタントンの両大砲は今季こそ健康にシーズンを過ごせるのか? といった疑問点はあるものの、DJ・レメイヒューの引き留めに成功したヤンキースに対する評価は極めて高い。

    ア・リーグ中部地区:ホワイトソックス

     ツインズが2連覇中のこの地区では、ホワイトソックスが100人中71人から票を集めた。チーム再建を終え、昨季はMVPに輝いたホゼ・アブレイユの大活躍もあって12年ぶりのポストシーズン進出を達成。若き長距離砲エロイ・ヒメネスの長期離脱という誤算は生じたものの、ランス・リン、リアム・ヘンドリックス、アダム・イートンを獲得して戦力は充実しており、2008年以来13年ぶりとなる地区優勝を予想する声が非常に多い。

    ア・リーグ西部地区:アストロズ

     本命不在で全6地区中、最大の接戦となり、アストロズが46票、アスレチックスが33票を獲得。シーズン負け越し(29勝31敗)ながらもリーグ優勝まであと一歩に迫ったアストロズを支持する声が最も多かった。昨季はコールの退団、ジャスティン・バーランダーとヨルダン・アルバレスの故障という逆風のなかでポストシーズン進出を達成。今季はジョージ・スプリンガーが退団したが、アルバレスの復活とホゼ・アルトゥーベら主力選手の復調に期待がかかる。

    ア・リーグワイルドカード:レイズ、ブルージェイズ

     昨季のリーグ王者であるレイズは「地区優勝は難しいがワイルドカードは獲得できる」という評価になっているようだ。また、スプリンガーとマーカス・セミエンを獲得して打線のグレードアップに成功したブルージェイズもワイルドカード獲得を予想する声が多かった。東部地区から3チームがポストシーズンへ進出することになり、ヤンキースが圧倒的支持を集めた地区優勝争いもハイレベルなものとなりそうだ。

    ア・リーグ優勝:ヤンキース

     ヤンキースが最多の54票を獲得。ホワイトソックスが28票で次点となった。松井秀喜の活躍で世界一となった2009年を最後にワールドシリーズの舞台から遠ざかっているヤンキースだが、今季は12年ぶりに大舞台へ返り咲くチャンスとなる。クルーバー、タイオン、ジャッジ、スタントンといった投打の主力選手を中心に、いかに故障者を出さないかがリーグ優勝に向けたポイントとなる。

    ナ・リーグ東部地区:ブレーブス

     フランシスコ・リンドーアを筆頭に積極的な補強を展開したメッツが注目を集める地区だが、メッツの33票に対して、地区3連覇中のブレーブスが64票を獲得した。昨季MVPのフレディ・フリーマン、二冠王マーセル・オズーナ、若きスターのロナルド・アクーニャJr.らが並ぶ打線は非常に強力で、弱点となっていた先発ローテーションにはチャーリー・モートンとドリュー・スマイリーを補強。アキレス腱断裂で長期離脱中のマイク・ソローカも4月中には復帰できる見込みだ。

    ナ・リーグ中部地区:カージナルス

     媒体によって優勝予想チームが異なるこの地区だが、100人中66人がカージナルスを支持。ブリュワーズ(25票)、カブス(6票)、レッズ(3票)の3球団に大差をつけた(当然ながらパイレーツは0票)。得点力不足が課題の打線にノーラン・アレナードが加わったことが最大の理由。カブスがダルビッシュ有(パドレス)、レッズがトレバー・バウアー(ドジャース)というエースを失ったこともカージナルスにとって追い風となるだろう。

    ナ・リーグ西部地区:ドジャース

     ドジャース対パドレスの「2強対決」が注目されているが、100人中82人がドジャースの地区優勝を予想。大型補強を展開したパドレスは100人中18人の支持にとどまった。ドジャース投手陣はトニー・ゴンソリンとデービッド・プライス(昨季の出場辞退から復帰)が開幕ローテーションから漏れるほどの豪華布陣。選手層の厚さも含め、地区8連覇中のドジャースが有利という予想になっている。

    ナ・リーグワイルドカード:パドレス、メッツ

     オフシーズンの移籍市場を盛り上げた2チームがワイルドカードを獲得するとの予想になった。パドレスはマニー・マチャドとフェルナンド・タティスJr.の豪華三遊間、ダルビッシュを筆頭にエース級が揃う先発ローテーションなど、充実の戦力を誇る。「ドジャースに次ぐ球界2位の戦力」との評価もあり、ワイルドカード最有力候補との評価は当然と言える。とはいえ、一発勝負のワイルドカード・ゲームでジェイコブ・デグロムと対戦することになれば、地区シリーズ進出は容易ではない。

    ナ・リーグ優勝:ドジャース

     前評判通り、1位ドジャース、2位パドレスという結果になった。しかし、西部地区の優勝予想ほどではないものの、38票もの大差がついており、ドジャースが圧倒的な支持を集めていることに変わりはない。混戦が予想される東部地区と中部地区の優勝争いにも注目したいところだが、やはり今季は西部地区のドジャース対パドレスという「2強」の対決が最大の注目を集めることになりそうだ。

    ワールドシリーズ王者:ドジャース

     ヤンキース対ドジャースの組み合わせは過去に11度あり、ドジャースはロサンゼルス移転前のブルックリン時代に7度中6度敗退している。ロサンゼルス移転後の4度の直接対決では2度ずつ世界一になっているが、直接対決は1981年が最後。予想通りに40年ぶりの直接対決が実現するか注目したい。そして、ワールドシリーズ王者の予想で最も多くの支持を集めたのはドジャース。ワールドシリーズ2連覇となれば、1998~2000年のヤンキース(3連覇)以来の快挙となる。

  • エンゼルスがブルペン補強 ホイト、ワトソン、シーシェックを獲得

    2021.3.30 14:00 Tuesday

     日本時間3月30日、エンゼルスはマーリンズから金銭トレードでジェームス・ホイトを獲得したことと、FAになっていたトニー・ワトソンとスティーブ・シーシェックと契約したことを発表した。また、昨年12月にライセル・イグレシアスとのトレードでレッズへ放出したノエ・ラミレスを呼び戻したことも報じられており、ペリー・ミナシアンGMは開幕直前のこのタイミングになって積極的なブルペン補強を展開している。

     現在34歳のホイトは昨季マーリンズで24試合に登板して14.2イニングを投げ、2勝0敗、5ホールド、防御率1.23、20奪三振の好成績をマーク。スライダーの投球割合を増やした(2019年44.7%→2020年67.2%)ことが好成績につながった。マイナーオプションがまだ残っているため、開幕ロースターには入らず、マイナーで開幕を迎える可能性が高いとみられている。

     現在35歳のワトソンはメジャー通算627試合に登板して40勝25敗32セーブ、227ホールド、防御率2.80をマークしているベテラン左腕。昨季はジャイアンツで21試合に登板して18イニングを投げ、1勝0敗2セーブ、10ホールド、防御率2.50、15奪三振を記録した。フィリーズとマイナー契約を結んでいたが、開幕ロースターから漏れたため、オプトアウト(契約破棄)の権利を行使。FAとなり、年俸100万ドルでエンゼルスに加わることになった。

     現在34歳のシーシェックはメジャー通算594試合に登板して32勝37敗132セーブ、82ホールド、防御率2.78をマークしているベテラン右腕。昨季はホワイトソックスで22試合に登板して防御率5.40と精彩を欠いたが、2016~19年に4年連続で防御率2点台を記録していた。アストロズとマイナー契約を結んでいたものの、開幕ロースターから漏れて解雇され、ワトソン同様、年俸100万ドルでエンゼルスに加入した。

     さらに、レッズから解雇されたラミレスもマイナー契約で呼び戻している。昨季は21試合に登板して防御率3.00とまずまずの働きを見せたが、移籍先のレッズではオープン戦6試合で防御率9.00と結果を残せなかった。マイナーで待機し、メジャー昇格のチャンスを待つことになる。

     エンゼルスの開幕時のブルペンはアーロン・スレガース、クリス・ロドリゲス、ワトソン、シーシェック、アレックス・クラウディオ、ジュニア・ゲラ、マイク・マイヤーズ、イグレシアスの8人体制になる見込み。ワトソン、シーシェック、イグレシアスに加えて、スレガース、クラウディオ、ゲラも今オフ獲得した新戦力であり、ロドリゲスはメジャー未経験の有望株のため、8人のうち昨季もエンゼルスでプレーしていたのはマイヤーズだけ。顔ぶれが大きく入れ替わったブルペンが機能するか注目だ。

  • MLB公式サイトが最強打線トップ10を選出 1位はヤンキース

    2021.3.30 13:00 Tuesday

     日本時間3月30日、メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは全30球団の打線からトップ10を選出する特集記事を公開。1位にはヤンキースが選出された。アーロン・ジャッジとジャンカルロ・スタントンの故障離脱の多さがネックのヤンキースだが、両大砲が離脱した過去2年間に記録した1258得点はメジャー最多。両大砲を欠いてもトップクラスの得点力を期待できる打線となっている。両大砲が健康ならば、球史に残る打線となるかもしれない。

     2位は昨季王者のドジャース。ジョク・ピーダーソン(カブス)とエンリケ・ヘルナンデス(レッドソックス)がチームを去ったが、昨季不調だったコディ・ベリンジャーとマックス・マンシーの復調や有望株ギャビン・ラックスの成長により、さらなる得点力アップを期待できる。日本人野手が所属するチームでは、二刀流・大谷翔平の活躍が期待されるエンゼルスが10位にランクインしている。

     カストロビンスが選出したトップ10と記事中で紹介されている各チームの打線は以下の通り。

    1位:ヤンキース
    (二)DJ・レメイヒュー
    (右)アーロン・ジャッジ
    (中)アーロン・ヒックス
    (指)ジャンカルロ・スタントン
    (遊)グレイバー・トーレス
    (捕)ゲーリー・サンチェス
    (左)クリント・フレイジャー
    (一)ジェイ・ブルース
    (三)ジオ・ウルシェラ

    2位:ドジャース
    (右)ムーキー・ベッツ
    (遊)コリー・シーガー
    (三)ジャスティン・ターナー
    (一)マックス・マンシー
    (捕)ウィル・スミス
    (中)コディ・ベリンジャー
    (左)AJ・ポロック
    (二)クリス・テイラー

    3位:ブルージェイズ
    (三)キャバン・ビジオ
    (中)ジョージ・スプリンガー
    (遊)ボー・ビシェット
    (右)テオスカー・ヘルナンデス
    (一)ブラディミール・ゲレーロJr.
    (二)マーカス・セミエン
    (左)ルルデス・グリエルJr.
    (指)ラウディ・テレズ
    (捕)ダニー・ジャンセン

    4位:パドレス
    (中)トレント・グリシャム
    (遊)フェルナンド・タティスJr.
    (三)マニー・マチャド
    (一)エリック・ホズマー
    (右)ウィル・マイヤーズ
    (左)トミー・ファム
    (二)ジェイク・クロネンワース
    (捕)オースティン・ノラ

    5位:ブレーブス
    (右)ロナルド・アクーニャJr.
    (二)オジー・アルビーズ
    (一)フレディ・フリーマン
    (左)マーセル・オズーナ
    (捕)トラビス・ダーノウ
    (遊)ダンズビー・スワンソン
    (三)オースティン・ライリー
    (中)クリスチャン・パチェ

    6位:アストロズ
    (二)ホゼ・アルトゥーベ
    (三)アレックス・ブレグマン
    (左)マイケル・ブラントリー
    (遊)カルロス・コレア
    (右)カイル・タッカー
    (指)ヨルダン・アルバレス
    (一)ユリ・グリエル
    (捕)マーティン・マルドナード
    (中)マイルズ・ストロー

    7位:メッツ
    (中)ブランドン・ニモ
    (遊)フランシスコ・リンドーア
    (右)マイケル・コンフォート
    (左)ドミニク・スミス
    (一)ピート・アロンゾ
    (二)ジェフ・マクニール
    (三)J・D・デービス
    (捕)ジェームス・マッキャン

    8位:ホワイトソックス
    (遊)ティム・アンダーソン
    (右)アダム・イートン
    (一)ホゼ・アブレイユ
    (三)ヨアン・モンカダ
    (捕)ヤスマニ・グランダル
    (中)ルイス・ロバート
    (左)レウリー・ガルシア
    (指)アンドリュー・ボーン
    (二)ニック・マドリガル

    9位:ツインズ
    (右)マックス・ケプラー
    (三)ジョシュ・ドナルドソン
    (二)ホルヘ・ポランコ
    (指)ネルソン・クルーズ
    (一)ミゲル・サノー
    (左)ルイス・アライズ
    (捕)ミッチ・ガーバー
    (遊)アンドレルトン・シモンズ
    (中)バイロン・バクストン

    10位:エンゼルス
    (二)デービッド・フレッチャー
    (一)ジャレッド・ウォルシュ
    (中)マイク・トラウト
    (三)アンソニー・レンドン
    (左)ジャスティン・アップトン
    (指)大谷翔平
    (右)デクスター・ファウラー
    (遊)ホゼ・イグレシアス
    (捕)マックス・スタッシ

  • メッツがリンドーアに10年契約をオファー 契約延長成立なるか

    2021.3.30 12:00 Tuesday

     今季終了後にFAとなるフランシスコ・リンドーアはメッツとの契約延長交渉の期限をレギュラーシーズン開幕日(日本時間4月2日)に定めており、その交渉期限が迫っている。そんななか、メッツはリンドーアとの契約延長を本気で目指しているようだ。「SNY」のアンディ・マルティノによると、メッツはリンドーアに対して10年3億2500万ドルの大型契約をオファーしているという。これがメッツからの「最終オファー」とみられており、リンドーアの決断が注目される。

     メッツから10年契約を提示されているリンドーアだが、メジャーリーグ公式サイトでメッツの番記者を務めるアンソニー・ディコーモによると、リンドーア側は「12年3億8500万ドル」を希望しているようだ。よって、日本時間3月30日になっても交渉が合意に向かう気配はなく、メッツ側もリンドーア側も「交渉が合意に近付いている」とは感じていないという。これがメッツからの最終オファーだとすれば、リンドーアはオファーを受け入れるか、FA市場に出るかの二択ということになる。

     現在27歳のリンドーアはオールスター・ゲーム選出4度、シルバースラッガー賞2度、ゴールドグラブ賞2度の実績を誇るスター遊撃手で、今年1月にインディアンスからトレードでメッツへ移籍。2017年から3年連続で32本塁打以上&OPS.842以上を記録していたが、昨季は全60試合に出場したものの、打率.258、8本塁打、27打点、6盗塁、OPS.750とやや精彩を欠いた。

     もし10年3億2500万ドルの契約延長が実現すれば、金額ではジャンカルロ・スタントン(当時マーリンズ・現ヤンキース)の13年3億2500万ドルと並ぶ史上4位タイの大型契約となる。これを上回るのはムーキー・ベッツ(ドジャース)、マイク・トラウト(エンゼルス)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)の3人だけだ。また、メッツの球団史上最高額の契約は2008年にデービッド・ライトが手にした8年1億3800万ドルの契約延長であり、これを大幅に更新することになる。

  • 球界を代表する好投手がズラリ 2021年シーズン開幕投手一覧

    2021.3.30 11:00 Tuesday

     日本時間3月30日、パイレーツの開幕投手がチャド・クールに決定したことにより、2021年シーズンの開幕投手30人が出揃った。パドレスはダルビッシュ有、ツインズは前田健太が開幕投手に指名されており、日本人投手2人が大役を務めるのは2017年以来4年ぶり2度目のことである(当時レンジャーズのダルビッシュと当時ヤンキースの田中将大)。ここでは開幕戦の対戦カードごとに各球団の開幕投手を紹介する。

    ※日付は省略(すべて日本時間4月2日)。試合開始時間はすべて日本時間。

    2時5分@ヤンキー・スタジアム

    柳賢振(ブルージェイズ)
    2019:14勝5敗 防御率2.32 182.2回 163奪三振
    2020:5勝2敗 防御率2.69 67.0回 72奪三振

    ゲリット・コール(ヤンキース)
    2019:20勝5敗 防御率2.50 212.1回 326奪三振
    2020:7勝3敗 防御率2.84 73.0回 94奪三振

    2時10分@コメリカ・パーク

    シェーン・ビーバー(インディアンス)
    2019:15勝8敗 防御率3.28 214.1回 259奪三振
    2020:8勝1敗 防御率1.63 77.1回 122奪三振

    マシュー・ボイド(タイガース)
    2019:9勝12敗 防御率4.56 185.1回 238奪三振
    2020:3勝7敗 防御率6.71 60.1回 60奪三振

    3時10分@フェンウェイ・パーク

    ジョン・ミーンズ(オリオールズ)
    2019:12勝11敗 防御率3.60 155.0回 121奪三振
    2020:2勝4敗 防御率4.53 43.2回 42奪三振

    ネイサン・イバルディ(レッドソックス)
    2019:2勝1敗 防御率5.99 67.2回 70奪三振
    2020:4勝2敗 防御率3.72 48.1回 52奪三振

    3時10分@アメリカンファミリー・フィールド

    前田健太(ツインズ)
    2019:10勝8敗 防御率4.04 153.2回 169奪三振
    2020:6勝1敗 防御率2.70 66.2回 80奪三振

    ブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ)
    2019:11勝3敗 防御率3.62 121.2回 143奪三振
    2020:3勝5敗 防御率3.05 73.2回 91奪三振

    3時20分@リグリー・フィールド

    チャド・クール(パイレーツ)
    2019:トミー・ジョン手術のため全休
    2020:2勝3敗 防御率4.27 46.1回 44奪三振

    カイル・ヘンドリックス(カブス)
    2019:11勝10敗 防御率3.46 177.0回 150奪三振
    2020:6勝5敗 防御率2.88 81.1回 64奪三振

    4時5分@シチズンズバンク・パーク

    マックス・フリード(ブレーブス)
    2019:17勝6敗 防御率4.02 165.2回 173奪三振
    2020:7勝0敗 防御率2.25 56.0回 50奪三振

    アーロン・ノラ(フィリーズ)
    2019:12勝7敗 防御率3.87 202.1回 229奪三振
    2020:5勝5敗 防御率3.28 71.1回 96奪三振

    5時10分@クアーズ・フィールド

    クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    2019:16勝5敗 防御率3.03 178.1回 189奪三振
    2020:6勝2敗 防御率2.16 58.1回 62奪三振

    ヘルマン・マルケス(ロッキーズ)
    2019:12勝5敗 防御率4.76 174.0回 175奪三振
    2020:4勝6敗 防御率3.75 81.2回 73奪三振

    5時10分@ペトコ・パーク

    マディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)
    2019:9勝9敗 防御率3.90 207.2回 203奪三振
    2020:1勝4敗 防御率6.48 41.2回 30奪三振

    ダルビッシュ有(パドレス)
    2019:6勝8敗 防御率3.98 178.2回 229奪三振
    2020:8勝3敗 防御率2.01 76.0回 93奪三振

    5時10分@グレートアメリカン・ボールパーク

    ジャック・フラハティ(カージナルス)
    2019:11勝8敗 防御率2.75 196.1回 231奪三振
    2020:4勝3敗 防御率4.91 40.1回 49奪三振

    ルイス・カスティーヨ(レッズ)
    2019:15勝8敗 防御率3.40 190.2回 226奪三振
    2020:4勝6敗 防御率3.21 70.0回 89奪三振

    5時10分@カウフマン・スタジアム

    カイル・ギブソン(レンジャーズ)
    2019:13勝7敗 防御率4.84 160.0回 160奪三振
    2020:2勝6敗 防御率5.35 67.1回 58奪三振

    ブラッド・ケラー(ロイヤルズ)
    2019:7勝14敗 防御率4.19 165.1回 122奪三振
    2020:5勝3敗 防御率2.47 54.2回 35奪三振

    5時10分@マーリンズ・パーク

    タイラー・グラスナウ(レイズ)
    2019:6勝1敗 防御率1.78 60.2回 76奪三振
    2020:5勝1敗 防御率4.08 57.1回 91奪三振

    サンディ・アルカンタラ(マーリンズ)
    2019:6勝14敗 防御率3.88 197.1回 151奪三振
    2020:3勝2敗 防御率3.00 42.0回 39奪三振

    8時9分@ナショナルズ・パーク

    ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    2019:11勝8敗 防御率2.43 204.0回 255奪三振
    2020:4勝2敗 防御率2.38 68.0回 104奪三振

    マックス・シャーザー(ナショナルズ)
    2019:11勝7敗 防御率2.92 172.1回 243奪三振
    2020:5勝4敗 防御率3.74 67.1回 92奪三振

    11時5分@エンゼル・スタジアム

    ルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)
    2019:14勝9敗 防御率3.41 176.2回 228奪三振
    2020:4勝3敗 防御率3.48 72.1回 97奪三振

    ディラン・バンディ(エンゼルス)
    2019:7勝14敗 防御率4.79 161.2回 162奪三振
    2020:6勝3敗 防御率3.29 65.2回 72奪三振

    11時7分@オークランド・コロシアム

    ザック・グレインキー(アストロズ)
    2019:18勝5敗 防御率2.93 208.2回 187奪三振
    2020:3勝3敗 防御率4.03 67.0回 67奪三振

    クリス・バシット(アスレチックス)
    2019:10勝5敗 防御率3.81 144.0回 141奪三振
    2020:5勝2敗 防御率2.29 63.0回 55奪三振

    11時10分@T-モバイル・パーク

    ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)
    2019:3勝9敗 防御率5.72 102.1回 114奪三振
    2020:3勝3敗 防御率3.62 59.2回 79奪三振

    マルコ・ゴンザレス(マリナーズ)
    2019:16勝13敗 防御率3.99 203.0回 147奪三振
    2020:7勝2敗 防御率3.10 69.2回 64奪三振

  • パイレーツの開幕投手はクール メジャー5年目で初の大役

    2021.3.30 10:00 Tuesday

     日本時間3月30日、パイレーツのデレク・シェルトン監督はチャド・クールが今季の開幕投手を務めることを発表した。クールはメジャー5年目で初の大役となる。先日、開幕投手を務める可能性について尋ねられた際、「リーグを見渡してみると、他球団の開幕投手はビッグネームばかりだ。(開幕投手を任せてもらえるなら)もちろん光栄なことだよ」と話していたクール。パイレーツでは5年連続で「初の開幕投手」が誕生したことになった。

     現在28歳のクールは昨季11試合(うち9先発)に登板して46.1イニングを投げ、2勝3敗、防御率4.27、44奪三振を記録。2018年9月にトミー・ジョン手術を受けたため、2019年シーズンを全休したものの、昨季はシーズン最終登板でカブスを相手に7回2安打無失点の好投を見せるなど、完全復活の足掛かりとなる1年を過ごした。今季の開幕戦の相手は、そのカブスである(カブスの開幕投手はカイル・ヘンドリックス)。

     パイレーツは今オフ、ジョー・マスグローブ(パドレスへトレード)、ジェイムソン・タイオン(ヤンキースへトレード)、トレバー・ウィリアムス(戦力外となってカブスと契約)がチームを去り、先発投手陣がさらに弱体化。開幕投手の最有力候補だったスティーブン・ブロールトが広背筋を痛めて離脱しているため、クールに開幕投手の大役が回ってきた。シェルトンは「(ブロールトとクールの2人は)一緒に頑張ってきた仲間だから、スティーブンもチャドと同じくらい喜んでいると思う。2人がハグを交わす姿を見るのは素晴らしかった」と話している。

     パイレーツでは2014年から3年連続でフランシスコ・リリアーノが開幕投手を務めていたが、2017年はゲリット・コールが初の開幕投手に。その後、2018年はイバン・ノバ、2019年はタイオン、昨季はマスグローブが初の開幕投手を務めており、「初の開幕投手」が誕生するのはこれで5年連続となっている。

  • 大谷は開幕4戦目の先発が決定 明日は「2番・投手」の予定

    2021.3.29 15:00 Monday

     日本時間3月29日、エンゼルスのジョー・マドン監督はホワイトソックスとの開幕4連戦の先発投手を発表した。ディラン・バンディが開幕投手を務めることはすでに発表されていたが、第2戦にアンドリュー・ヒーニー、第3戦にアレックス・カッブ、そして第4戦に大谷翔平が先発することが決定。第4戦は日本時間4月5日に本拠地エンゼル・スタジアムで行われる。なお、日本時間3月30日のドジャースとのオープン戦には「2番・投手」で出場する予定となっているようだ。

     開幕4戦目に先発することが決定した大谷。メジャーの公式戦のマウンドに立つのは昨年8月2日(現地時間)のアストロズ戦(2回途中2失点で降板)以来となる。マドンは今季、大谷が特定の曜日ではなく、6人制ローテーションの一員として登板していく予定であることを明らかにしている。バンディ、ヒーニー、カッブ、大谷に続く5~6番手にはホゼ・キンターナとグリフィン・キャニングが入る予定だ。

     また、日本時間3月30日のドジャース戦では、同22日のパドレス戦に続いてDH制を使わずに、投手・大谷が打席に立つ予定となっている。メジャーリーグ公式サイトによると、投手として3~4イニングを投げ、打者として2~3打席に立つ予定。マドンは「彼の身体がどのように感じているか、彼がどれくらいの休息を必要としているかが重要なので、彼と相談しながら決めていきたい」とシーズン中にもDH制を使わずに、投手・大谷が打席に立つ可能性があることを示唆している。

     さらに、「彼は1年を通して2番を打つことになると思う。1番打者としての起用も考えたけれど、(大谷の打順について)考えれば考えるほど、2番を打たせたいと思うようになった」と語り、大谷を2番打者として起用していく方針を明言。今後に備えたテストも兼ねて、登板翌日となる日本時間3月31日のドジャース戦にもDHで出場する可能性があるようだ。

     オープン戦では打者として打率.571、5本塁打、OPS1.701、投手として最速101.9マイル(約164キロ)、奪三振率15.75をマークし、ア・リーグMVPのダークホースに挙げられるほどの注目を集めている大谷。開幕前の最後の2試合でどんなパフォーマンスを見せてくれるか非常に楽しみだ。

  • 最強ローテーショントップ10 1位はドジャース? パドレス?

    2021.3.29 14:00 Monday

     日本時間3月29日、メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは全30球団の先発ローテーションからトップ10を選出する特集記事を公開した。昨季は60試合制という異例の短縮シーズンでの開催となったが、今季は2年ぶりに162試合制のフルシーズンが行われる。昨季から大幅に試合数が増加するため、先発投手5人で1年を通してローテーションを回すのは不可能とみられており、今回のランキングも層の厚さを考慮したものとなっている。

     1位に選ばれたのはドジャース。昨季リーグ1位の先発防御率3.29を記録した強力ローテーションに最優秀防御率(1.73)のタイトルを獲得したトレバー・バウアーが加わり、戦力はさらに強化された。昨季の出場を辞退したデービッド・プライスも戻ってくるため、クレイトン・カーショウ、バウアー、ウォーカー・ビューラー、フリオ・ウリアス、プライス、ダスティン・メイ、トニー・ゴンソリンと有力な先発投手を7人も抱える贅沢な陣容となっている。

     2位はパドレス。昨季途中に補強したマイク・クレビンジャーがトミー・ジョン手術で全休するものの、今オフはダルビッシュ有、ブレイク・スネル、ジョー・マスグローブと他球団のエースを次々に獲得し、戦力アップに成功した。昨季ブレイクしたディネルソン・ラメットもおり、昨季の開幕投手であるクリス・パダックが5番手という強力ローテーションが完成。エイドリアン・モレホン、マッケンジー・ゴア、ライアン・ウェザースといった若手有望株も控えている。

     3位はヤンキース。絶対的エースのゲリット・コール以外の顔ぶれには不安が残るものの、新戦力のコリー・クルーバーとジェイムソン・タイオンは故障さえなければエース級の実力を持つ。唯一の左腕であるジョーダン・モンゴメリーが4番手に入り、5番手はDV問題による出場停止から戻ってくるドミンゴ・ヘルマン。有望株のデイビー・ガルシアが6番手として控えるほか、元エースのルイス・セベリーノも今季中にトミー・ジョン手術から復帰する予定となっている。

     4位はマックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、パトリック・コービンの3本柱にジョン・レスターが加わったナショナルズ、5位は絶対的エースのジェイコブ・デグロムを擁し、マーカス・ストローマンの残留、カルロス・カラスコとタイワン・ウォーカーの獲得で戦力アップしたメッツ。6~10位にはブレーブス、ホワイトソックス、インディアンス、アスレチックス、レッズがランクインしている。

  • ジ軍・山口は開幕ロースター入りならず マイナーキャンプへ降格

    2021.3.29 13:00 Monday

     日本時間3月29日、ジャイアンツは山口俊、スコット・カズミアー、ラモンテ・ウェイドJr.の3選手をマイナーキャンプへ降格させたことを発表した。メジャーキャンプに残っている選手は31人となっている。山口は2月中旬にブルージェイズからリリースされたあと、マイナー契約でジャイアンツに加入。オープン戦は4試合に登板して6イニングを投げ、1勝0敗、防御率1.50と好投していたが、開幕ロースター入りを勝ち取ることはできなかった。

     現在33歳の山口はメジャー1年目の昨季、ブルージェイズで17試合に登板して25.2イニングを投げ、2勝4敗、1ホールド、防御率8.06を記録。今オフ、ブルージェイズがスティーブン・マッツ、デービッド・フェルプス、タイラー・チャットウッド、カービー・イエーツを補強したことで戦力構想から外れ、ウエーバーでの選手獲得の際にロースターの枠を空けるためにDFAとなり、リリースウエーバーを通過してFAとなった。

     日本時間2月22日にジャイアンツとのマイナー契約が発表され、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加。ファーハン・ザイディ編成本部長は先発候補の1人として考えていることを明らかにしていたが、実際は先発登板のチャンスが与えられることはなく、オープン戦は4試合にリリーフ登板しただけだった。日本時間3月28日のマリナーズ戦で12日ぶりに登板し、2イニングを無失点に抑えたものの、その翌日にマイナーキャンプへの降格が決定した。

     山口はジャイアンツとの契約時にオプトアウト(契約破棄)の権利が与えられていることが報じられていたが、インスタグラムのストーリーに「マイナースタートからメジャー昇格を目指していきます!!」と記しており、その権利を行使せずにマイナーキャンプへの降格を受け入れた模様。ジャイアンツは先発・ブルペンとも決して盤石の布陣とは言えず、マイナーで結果を残していれば、必ずチャンスは与えられるはずだ。

  • ロッキーズの開幕投手は右腕・マルケスに決定 2年連続2度目

    2021.3.29 12:00 Monday

     日本時間3月29日、ロッキーズのバド・ブラック監督はヘルマン・マルケスが今季の開幕投手を務めることを発表した。マルケスが開幕投手を務めるのは昨季に続いて2年連続2度目。昨季は敵地グローブライフ・フィールドでのレンジャーズとの開幕戦で6回途中2安打1失点と好投したものの、打線の援護がなく敗戦投手(チームは0対1で完封負け)となっており、日本時間4月2日のドジャース戦で開幕投手としての初勝利を目指す。

     2年連続2度目の開幕投手に指名されたマルケスだが、開幕投手決定の知らせは決してサプライズではなかったようだ。マルケスは2年連続の大役を務めることを想定し、すでに開幕戦当日の天気予報をチェック済み。予報によると、当時の気温は華氏65度(摂氏18.3度)で、試合が進むにつれて華氏71度(摂氏21.7度)まで上がる可能性があるという。

     これはベネズエラ出身のマルケスにとって朗報と言える。2018年の本拠地開幕戦では華氏27度(摂氏マイナス2.8度)という極寒のなかでの登板を強いられ、6つの四球を与えて5回途中7安打7失点で敗戦投手となった苦い経験がある。今季は本拠地クアーズ・フィールドで開幕戦を迎えるが、予報を見る限りでは、比較的温暖な気候のなかでマウンドに上がることができそうだ。

     現在26歳のマルケスは、メジャー2年目の2017年から2019年まで3年連続で2ケタ勝利をマーク。昨季は13試合に先発してリーグ最多の81.2イニングを投げ、4勝6敗、防御率3.75(自己ベスト)、73奪三振を記録した。「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドを本拠地としているため、ロッキーズの投手は見た目の成績が悪く、過小評価される傾向にあるが、マルケスは昨季ビジターの7先発で3勝2敗、防御率2.06の好成績をマーク。キャリア通算でもホームでの防御率5.10に対してビジターでは防御率3.51を記録している。

     なお、ブラックは開幕投手のマルケスも含め、ドジャースとの開幕4連戦の先発投手を発表。カイル・フリーランドが肩の故障で離脱しているため、マルケス、アントニオ・センザテラ、ジョン・グレイ、オースティン・ゴンバーの4人で昨季王者との4連戦に臨む。

  • Dバックスの開幕投手はバムガーナー 3年連続7度目の大役

    2021.3.29 11:00 Monday

     日本時間3月29日、ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は敵地ペトコ・パークで行われるパドレスとの開幕戦(日本時間4月2日)にマディソン・バムガーナーが先発することを発表した。バムガーナーが開幕投手を務めるのはジャイアンツ時代の2014~17年と2019年、ダイヤモンドバックスへ加入した昨季に続いて3年連続7度目。開幕戦ではパドレスの開幕投手を務めることが決定しているダルビッシュ有と投げ合うことになる。

     ジャイアンツの絶対的エースとして活躍してきたバムガーナーは現在31歳。5年8500万ドルの大型契約でダイヤモンドバックスに加入した昨季もペトコ・パークでのパドレスとの開幕戦に先発したが、6回途中4安打3失点で敗戦投手となった。その後、8月中旬に背中を痛めて約1ヶ月離脱。戦列復帰後も調子は上向かず、移籍1年目は9試合に先発して1勝4敗、防御率6.48という不本意な成績に終わったが、最終2先発はいずれも5回2安打無失点と好投した。

     ロブロはさらに、バムガーナー、メリル・ケリー、ケイレブ・スミス、テイラー・ワイドナー、ルーク・ウィーバーの5人が開幕ローテーションを担うことも発表。故障離脱しているザック・ギャレンの穴を誰が埋めるか注目されていたが、メジャー2年目の新人右腕・ワイドナーがテイラー・クラークとの争いを制した。なお、先発ローテーション争いに敗れたクラークはブルペンの一員として開幕ロースター入りすることが決定している。

     また、オープン戦で打率.353、4本塁打、14打点、OPS1.008の好成績を残している26歳のジョシュ・ロハスは二塁のレギュラーとして開幕を迎えることが確実視されている。これにより、2019年MVP投票4位のケテル・マーテイは中堅に固定されることになり、守備の負担が軽減されそうだ。コール・カルフーンが右膝の故障で出遅れる右翼はティム・ロカストロとパビン・スミスの併用になるとみられる。

  • ツインズがドブナックと契約延長 5年925万ドル+オプション3年

    2021.3.29 10:00 Monday

     日本時間3月29日、ツインズがランディ・ドブナックと5年925万ドル+オプション3年で契約を延長することで合意したことが明らかになった。投球イニング数の条件をクリアし、なおかつ3年分のオプションが全て行使された場合、8年間の総額は最大2975万ドルになるという。ドラフトから漏れて独立リーグからスタートし、ウーバーのドライバーも経験した苦労人が少なくとも5年、最大で8年という長期契約を手に入れた。

     現在26歳のドブナックは2019年8月にメジャーデビューを果たし、この年は9試合(うち5先発)に登板して2勝1敗、防御率1.59の好成績をマーク。昨季は先発ローテーションの一員として開幕を迎え、最初の6先発で5勝1敗、防御率1.78という好スタートを切ったが、シーズン後半は息切れし、最終的には規定投球回にも届かず、10試合に先発して6勝4敗、防御率4.05という平凡な成績にとどまった。

     今季はJ・A・ハップとマット・シューメイカーの加入により、先発ローテーションから弾き出されることになってしまったが、オープン戦で4試合(うち3先発)に登板して防御率0.66、奪三振18、与四球0と好投し、ブルペンの一員として開幕ロースター入りが決定。ロングリリーフがメインとなる見込みだが、チーム状況に応じて先発も務めるスイングマン的な役割を担うことになりそうだ。

     ドブナックは昨季終了時点でサービスタイムが1年36日のため、FAになるのは最短でも2025年シーズン終了後。よって、今回の5年契約はFAになるまでの5年間の年俸を早々に確定させるものとなる。ツインズはホゼ・ベリオスを2022年まで、前田健太を2023年まで保有できるものの、マイケル・ピネイダ、ハップ、シューメイカーの3人は今季終了後にFAとなる。したがって、来季はベリオス、前田、ドブナックの3人が先発ローテーションの中心となるとみられる。

  • MLB公式サイトが開幕投手30人をランク付け 1位はビーバー

    2021.3.28 15:00 Sunday

     日本時間3月28日、メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチは今季の開幕投手30人を1位から30位までランク付けする特集記事を公開した。現時点で発表されている開幕投手は27人。パイレーツ、ダイヤモンドバックス、ロッキーズの3球団は未発表のため、レイッチが予想した開幕投手に基づいてランク付けされている。今季は2人の日本人投手が大役を担うが、ダルビッシュ有(パドレス)は4位、前田健太(ツインズ)は9位にランクインした。

     1位は昨季ア・リーグ投手三冠に輝いたシェーン・ビーバー(インディアンス)。レイッチは「2位以下の好投手に実績では劣るものの、昨季のビーバーはアンヒッタブルに近かった」とサイ・ヤング賞を初受賞した昨季の大活躍を高く評価し、名だたる好投手たちを差し置いてビーバーを1位に選出した。

     2位はジェイコブ・デグロム(メッツ)、3位はゲリット・コール(ヤンキース)、5位はクレイトン・カーショウ(ドジャース)と球界を代表するエースがランクイン。そのなかで、パドレスの開幕投手を務めるダルビッシュは4位の高評価。レイッチは「ブレイク・スネルのトレードのほうが注目を集めたが、パドレスの最高の先発投手はダルビッシュだ。彼は昨季カブスが地区優勝した最大の理由であり、今季はサイ・ヤング賞を手にする可能性がある」と述べている。

     6位の柳賢振(ブルージェイズ)、7位のルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)、8位のマックス・シャーザー(ナショナルズ)に続いて、前田は9位にランクイン。レイッチは前田が昨季サイ・ヤング賞の投票で2位となったことを紹介し、「ア・リーグ中部地区の優勝争いはさらに混戦となることが予想されるため、前田は昨季の活躍を再現することが必要だ」と2年連続の大活躍に期待を寄せる。トップ10の最後、10位にはマックス・フリード(ブレーブス)が名を連ねた。

     なお、11位以下のランキングは以下のようになっている。

    11位 アーロン・ノラ(フィリーズ)
    12位 ブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ)
    13位 ザック・グレインキー(アストロズ)
    14位 クリス・バシット(アスレチックス)
    15位 ルイス・カスティーヨ(レッズ)
    16位 カイル・ヘンドリックス(カブス)
    17位 ジャック・フラハティ(カージナルス)
    18位 サンディ・アルカンタラ(マーリンズ)
    19位 タイラー・グラスナウ(レイズ)
    20位 マルコ・ゴンザレス(マリナーズ)

    21位 ブラッド・ケラー(ロイヤルズ)
    22位 ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)
    23位 ヘルマン・マルケス(ロッキーズ)
    24位 ディラン・バンディ(エンゼルス)
    25位 マディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)
    26位 ネイサン・イバルディ(レッドソックス)
    27位 ミッチ・ケラー(パイレーツ)
    28位 ジョン・ミーンズ(オリオールズ)
    29位 カイル・ギブソン(レンジャーズ)
    30位 マシュー・ボイド(タイガース)

  • 最強ブルペントップ10 1位はヘンドリックス獲得のWソックス

    2021.3.28 14:00 Sunday

     日本時間3月28日、メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは全30球団のブルペンからトップ10を選出する特集記事を公開。1位には新守護神としてリアム・ヘンドリックスを獲得したホワイトソックスが選出された。ホワイトソックスはエバン・マーシャル、アーロン・バマーなどセットアッパーも充実しており、昨季はコディ・ホイヤー、マット・フォスター、ギャレット・クローシェといった若手も台頭。有望株マイケル・コペックもリリーフ起用の可能性がある。

     2位はブリュワーズ。セットアッパーに新人王デビン・ウィリアムス、クローザーにセーブ王のジョシュ・ヘイダーを擁し、8~9回の勝ちパターンだけなら球界最高だろう。それ以外にもブレント・スーターを筆頭に、エリック・ヤードリー、ドリュー・ラスムッセン、ジャスティン・トーパなど無名ながらも実力派のリリーバーが揃っている。

     3位はヤンキース。ザック・ブリットンの離脱は痛手であり、新加入のジャスティン・ウィルソンも左肩の張りを訴えているが、守護神アロルディス・チャップマンを中心に強力な布陣となっている。ブリットン復帰までのあいだはチャド・グリーンやダレン・オデイがチャップマンにつなぐ役割を担うことになりそうだ。

     4位はメッツ、5位はパドレスと今季の注目チームがランクイン。昨季王者のドジャースは6位となっている。今季が契約最終年となるケンリー・ジャンセンはオープン戦7試合で防御率1.35、奪三振率16.20と好調。もしジャンセンが安定感を欠いたとしても、ブレイク・トライネン、コリー・クネーベル、ビクトル・ゴンザレスなどバックアップ体制を整えている。若き剛腕ブルスダル・グラテロルのさらなる成長も楽しみだ。

     7位はニック・アンダーソンが長期離脱となったレイズ。8位は剛腕ジョーダン・ヒックスが1年半ぶりに復帰するカージナルス。9位と10位にはアスレチックスツインズとア・リーグの強豪チームがランクインしている。

  • オリオールズがプルッコ獲得 正二塁手候補・サンチェスがDFAに

    2021.3.28 13:00 Sunday

     日本時間3月28日、オリオールズはインディアンスから金銭トレードでアダム・プルッコを獲得した。これに伴い、ロースターの枠を空けるためにヨルマー・サンチェスがDFAとなったが、2019年にゴールドグラブ賞を受賞したサンチェスは正二塁手の最有力候補とみられていただけに、この動きはちょっとしたサプライズと言える。マイク・エリアスGMはラモン・ウリアスとパット・バライカの2人を正二塁手候補として考えているようだ。

     現在29歳のプルッコは昨季インディアンスで10試合(うち4先発)に登板して2勝2敗1セーブ、防御率4.88を記録。先発とリリーフの両方をこなせる右腕であり、2019年には21試合(うち20先発)に登板して自己最多の109.1イニングを投げ、7勝5敗、防御率4.86をマークしている。

     オリオールズは先発ローテーション定着を期待されていたキーガン・エイキンがオープン戦で防御率10.00と不調のため、マイナー降格が決定しており、先発5枠のうち、ジョン・ミーンズとマット・ハービーの2枠しか埋まっていない状況。プルッコはディーン・クレイマー、ウェイド・ルブラン、ホルヘ・ロペス、ブルース・ジマーマンらとともに先発ローテーションの残り3枠、もしくはロングリリーフの役割を争うことになる。

     DFAとなったサンチェスは現在28歳。昨季はホワイトソックスで11試合に出場して打率.313をマークし、今季はハンザー・アルベルト(現ロイヤルズ)に代わって正二塁手を務めることが有力視されていた。オープン戦15試合で打率.190、OPS.451に終わっていたが、ブランドン・ハイド監督は「彼のプレーにはとても満足している。彼はプロの二塁手だ」と語っていただけに、DFAは意外な動きと言える。

     エリアスによると、正二塁手候補の筆頭はウリアスとバライカの2人。しかし、現在26歳のウリアスは打率.190、現在28歳のバライカは打率.186とともにオープン戦で結果が出ていない。他球団の開幕ロースターから漏れた選手の獲得を狙う可能性もありそうだ。

  • ブルージェイズ・スプリンガー 故障者リストでシーズン開幕か

    2021.3.28 12:00 Sunday

     日本時間3月28日、ブルージェイズのチャーリー・モントーヨ監督はオープン戦で好調のジョナサン・デービスの開幕ロースター入りが決定したことを明らかにした。ブルージェイズにはレギュラー級の外野手がすでに4人いるため、デービスの開幕ロースター入りによりジョージ・スプリンガーの故障者リスト入りの可能性が浮上。6年1億5000万ドルの大型契約で加入したスプリンガーは左の脇腹を痛め、同22日のヤンキース戦を最後に欠場が続いている。

     ブルージェイズはまだスプリンガーの故障者リスト入りについて最終的な判断を下していないため、モントーヨは「デービスがオープン戦の好成績により開幕ロースター入りを勝ち取った」ことを強調。現在28歳のデービスはオープン戦17試合に出場して打率.294、1本塁打、4打点、3盗塁、OPS.841をマークしている。指揮官の主張もあながち間違いではないのかもしれない。

     しかし、今季のブルージェイズはルルデス・グリエルJr.、スプリンガー、テオスカー・ヘルナンデス、ランドール・グリチックとレギュラー級の外野手が4人もおり、昨季55試合に出場して打率.273、12本塁打、35打点、OPS.793をマークしたグリチックにレギュラーの座が保証されないほどの贅沢な布陣となっている。この4人のコンディションに問題がなければ、デービスを開幕ロースターに入れる必要はないのだ。

     そこで浮上するのが、左の脇腹を痛めているスプリンガーが日本時間4月2日のヤンキースとの開幕戦に間に合わないという可能性だ。モントーヨはスプリンガーが軽傷であることを強調し、ティー打撃を行っていることも明らかにしている。DHを含めて外野手4人が同時に出場する可能性もあるため、5人目の外野手としてデービスをロースター入りさせるのも決して不思議なことではない。

     新加入の守護神カービー・イエーツがトミー・ジョン手術で今季絶望となり、先発2~3番手に予定されていたロビー・レイとネイト・ピアソンが開幕に間に合わないなど、早くも誤算が続出しているブルージェイズ。今オフの補強の目玉だったスプリンガーの故障者リスト入りを回避することはできるだろうか。

  • ドジャース・バウアーがいじめ被害者の少年をオープン戦に招待

    2021.3.28 11:00 Sunday

     ミーガン・アロンソンさんは日本時間3月12日に「複数の学校でいじめを経験した息子の11歳の誕生日を祝ってほしい」とツイートし、自身のフォロワーに呼びかけた。数人からレスポンスがあればいいと期待していたアロンソンさんは数時間後、そのツイートが「バズっている」ことを発見。なんとツイッターのトレンドの1位になっていたのだ。このツイートがきっかけで、息子のカノンくんは一生忘れられない素敵な経験をすることになる。

     アロンソンさんによると、カノンくんは2019年6月にアリゾナ州からテネシー州へ引っ越した際、新しい学校で転校生として「かなりひどい」いじめを受けたという。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、アロンソンさんの家族はアリゾナ州へ戻ることを決めたものの、カノンくんが以前通っていた学校は閉校となってしまい、別の学校に通うことに。そして、その学校でもいじめは続いた。「彼はちょっと変わった子供なんです。それが理由でいじめられていました」とアロンソンさんは言う。

     この話は、子供のころにいじめられた経験があることを公言しているトレバー・バウアー(ドジャース)の心に響いた。バウアーはアロンソンさんのツイートを見て、11歳のカノンくんのために何か特別なことをしてあげたいと考え、カノンくんをオープン戦に招待することに。アロンソンさんによると、ドジャースから電話があり、アロンソンさんのツイートがバウアーの心の琴線に触れたこと、バウアーがカノンくんをオープン戦に招待したいと言っていることを告げられたという。

     日本時間3月28日、バウアーは古巣インディアンスとのオープン戦に登板する前に、カノンくんと3人の兄弟、両親に会い、自分と同じ背番号27のユニフォームをカノンくんにプレゼント。そこには「他人と違うのは素晴らしいことです。これからも自分らしくいてね。トレバー・バウアーより」とのメッセージが添えられていた。バウアーは「僕は子供のとき、学校で容赦なくいじめられていた。学校に行くのが大嫌いだった。彼のために何か特別なことをしてあげたかった。事態が改善されるという希望を与え、自分らしくいたいと思ってほしかった」と語っている。

     冒頭のアロンソンさんのツイートのあと、カノンくんのもとには多くの温かいメッセージが届いたという。しかし、そのなかでもバウアーが与えてくれた経験は特別なものだったようだ。アロンソンさんは「信じられないことでした。本当に素晴らしい経験でした。カノンはとても興奮していましたし、トレバーと話しているあいだ、震えていました。カノンはとても緊張していましたが、本当に素敵な経験をさせていただきました」と話している。いじめ経験者のバウアーだからこそできる、カノンくんへの最高のプレゼントとなったようだ。

  • ヤンキース 本塁打王・ボイト離脱でブルースがロースター入り

    2021.3.28 10:00 Sunday

     日本時間3月28日、ヤンキースのアーロン・ブーン監督はルーク・ボイトが左膝半月板損傷により手術を受けるため、少なくとも5月まで離脱する見込みであることを明らかにした。ヤンキースは昨季メジャー最多の22本塁打を放った大砲を欠いて2021年シーズンの開幕を迎えることになる。また、ボイトの穴埋めとしてマイナー契約のジェイ・ブルースの開幕ロースター入りが決定。ボイト不在のあいだ、正一塁手として起用されるようだ。

     現在30歳のボイトは昨季56試合に出場して打率.277、22本塁打、52打点、OPS.948を記録。今年のオープン戦は左膝の故障を抱えながら13試合に出場したが、打率.219、0本塁打、5打点、OPS.631に終わっていた。アーロン・ジャッジが「ルークはこのチームの大きな戦力だし、オフェンスの大きな役割を担っている」と語るように、昨季の本塁打王の離脱はヤンキースにとって痛手となる。しかし、故障を抱えたプレーを続行するよりも、万全の状態で5月以降のシーズンをプレーするほうが得策との判断に至り、手術を受けることが決定した。

     メジャー通算318本塁打の実績を誇るブルースは現在33歳。昨季終了後にフィリーズからFAとなり、マイナー契約でヤンキースに加入した。オープン戦は13試合に出場して打率.194、2本塁打、3打点、OPS.662と低調だったが、ボイトの代役として開幕ロースター入りが決定。ブルースの契約にはオプトアウト(契約破棄)の条項が盛り込まれており、ヤンキースはブルースを開幕ロースターに入れるかFAにするかの決断を迫られていた。

     ブルースは「ヤンキースと契約したとき、このチームの手助けをしたいと思っていたから、そのチャンスが与えられたことにとても感謝している。ワールドシリーズ制覇という目標を目指して戦うのが楽しみだよ」とコメント。昨季はフィリーズで打率.198、6本塁打、14打点、OPS.721に終わったが、過去にシーズン20本塁打以上を10度記録している打撃力で本塁打王の穴を埋めることはできるだろうか。

  • 2021年シーズンの新人王有力候補10人 MLB公式サイトが選出

    2021.3.27 15:00 Saturday

     昨季はカイル・ルイス(マリナーズ)とデビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)の2人が新人王を受賞したが、シーズン開幕前にこの2人の受賞を予想できた者はいただろうか。毎年、予想外の大活躍を見せる新人が現れるため、新人王は受賞者の予想が最も難しいアウォードの1つと言える。メジャーリーグ公式サイトでは2021年シーズンの新人王有力候補として10人をピックアップ。このなかから今季の受賞者は誕生するだろうか。

    ◆アメリカン・リーグ

    ランディ・アロザレーナ外野手(レイズ)
    2019年8月にカージナルスでメジャーデビューし、2020年1月のトレードでレイズに加入。昨季は8月末に昇格すると、23試合で7本塁打を放つ活躍を見せ、ポストシーズンでは20試合で29安打、打率.377、10本塁打、OPS1.273という大暴れを見せた。新人王候補と呼ぶのは違和感があるが、資格を持っている以上、名前を挙げないわけにはいかないだろう。

    ジャレッド・ケレニック外野手(マリナーズ)
    2019年にマイナーで打率.291、23本塁打、20盗塁、OPS.904の好成績をマークした好打の有望株。今年のオープン戦でも9試合で打率.333、2本塁打、OPS1.256と結果を残したが、チーム方針により開幕ロースターから外れることが決定している。シーズン序盤の早期昇格が予想されており、昨季のルイスに続くマリナーズからの2年連続新人王も夢ではない。

    アンドリュー・ボーン一塁手(ホワイトソックス)
    打撃の完成度の高さが魅力のスラッガー候補生。2019年ドラフト全体3位指名でプロ入りし、2019年はマイナーで30四球/38三振、出塁率.384、OPS.832を記録。今年のオープン戦でも7四球/13三振、出塁率.369、OPS.816と持ち味を発揮している。エロイ・ヒメネスの故障を受けて左翼の守備にも挑戦中。開幕ロースターに抜擢される可能性もある。

    ワンダー・フランコ遊撃手(レイズ)
    2年連続で球界ナンバーワン有望株に選ばれている逸材。まだ20歳だが、マイナー通算175試合で打率.336、20本塁打、110打点、22盗塁、83四球、54三振、出塁率.405、OPS.928と打撃の完成度の高さは驚異的な水準に達している。昇格のタイミング次第では新人王の可能性も十分。遊撃にはウィリー・アダメスがいるため、昇格後は三塁を守ることになりそう。

    ニック・マドリガル二塁手(ホワイトソックス)
    類稀なるコンタクト能力を誇る巧打の有望株。昨年7月にメジャーデビューし、29試合に出場して.340のハイアベレージを記録した。35安打のうち長打は二塁打3本だけ、109打席で4四球/7三振と、良くも悪くも持ち味を存分に発揮。2019年にはマイナーの532打席で44四球/16三振という驚異的な数字を残している。いきなり首位打者争いに加わる可能性も。

    ◆ナショナル・リーグ

    ケブライアン・ヘイズ三塁手(パイレーツ)
    マイナー時代から守備力に対する評価は高かったが、昨年9月にメジャーデビューすると、24試合で打率.376、5本塁打、11打点、OPS1.124の大活躍。月間最優秀新人に選出された。今年のオープン戦でも14試合に出場して打率.442、1本塁打、8打点、OPS1.222と絶好調。この打撃力がホンモノだとすれば、新人王レースを独走することになるかもしれない。

    イアン・アンダーソン投手(ブレーブス)
    昨年8月にメジャーデビューし、6先発で3勝2敗、防御率1.95の好成績をマーク。ポストシーズンでも4先発で2勝0敗、防御率0.96という快投を見せ、チームのリーグ優勝決定シリーズ進出に大きく貢献した。すでに主力の1人となった感があるものの、まだ新人王の資格を残しており、1年間ローテを守ることができれば、受賞のチャンスは十分にある。

    ディラン・カールソン外野手(カージナルス)
    外野手の打力不足に悩むカージナルスが救世主として期待する有望株。昨季は8月中旬にメジャーデビューし、最初の23試合で打率.162と苦しんだものの、9月中旬の再昇格後は12試合で打率.278、OPS.936をマークし、シーズン最終戦とポストシーズンでは4番を務めた。ハリソン・ベイダーの故障により、今季はセンターのレギュラーとして開幕を迎える。

    シクスト・サンチェス投手(マーリンズ)
    平均98.5マイルのフォーシームと平均96.6マイルのシンカーを投げる剛腕。メジャーデビューした昨季は7先発で3勝2敗、防御率3.46をマークし、ポストシーズンでも2試合に先発登板した。昨季の背番号「73」から今季は憧れのペドロ・マルティネスと同じ「45」に変更したが、同郷の殿堂入り投手のような大エースに成長する可能性を秘めた有望株である。

    キム・ハソン内野手(パドレス)
    韓国球界を代表する遊撃手として活躍し、ポスティング制度を利用してパドレスと4年2800万ドルで契約。野手層の厚くなったパドレスでレギュラーの座は保証されていないが、複数のポジションを兼任しながら一定の出場機会が与えられる見込みとなっている。オープン戦では16試合で打率.135、OPS.391と苦戦しており、メジャーへの早期適応がカギとなる。

  • カブス・ホーナーがマイナー降格へ FAの先延ばしが目的か

    2021.3.27 14:00 Saturday

    「ESPN」のジェフ・パッサンによると、カブスは正二塁手候補のニコ・ホーナーをマイナーに降格させる方針を固めたようだ。今季がメジャー3年目のシーズンとなるホーナーは、ここまでオープン戦14試合に出場して打率.361、1本塁打、6打点、3盗塁、OPS1.039の好成績をマーク。ホーナーがマイナーで36日間を過ごすと、カブスはホーナーのFAを1年先延ばしにできるため、それを目的とした措置であるとみられている。

     現在23歳のホーナーは2018年のドラフト1巡目(全体24位)指名でカブスに入団し、2019年9月にメジャーデビュー。2018年のドラフト組では一番乗りでメジャーの舞台に登場した。昨季は48試合に出場して打率.222、0本塁打、13打点、3盗塁、OPS.571に終わったものの、ゴールドグラブ賞の二塁手部門でファイナリスト3名に選出。今年はオープン戦で好成績を残し、正二塁手の最有力候補と目されていた。

     他の正二塁手候補では、デービッド・ボーティも打率.316、3本塁打、OPS1.065の好成績を残している。ユーティリティ・プレーヤーのイルデマーロ・バルガスも打率.324と結果を残し、マイナー契約の招待選手であるエリック・ソガードも打率.370と好調。カブスとしては、無理にホーナーをレギュラーとして起用する必要がないため、FAを1年先延ばしするためにマイナー降格を決定したとみられる。

     とはいえ、好成績を残してレギュラー有力と目されていた選手をマイナーへ降格させることで選手側からの反発を招くのは間違いない。カブスはクリス・ブライアントのメジャー昇格時にも意図的に昇格を遅らせて選手との関係が悪化した前例があり、「またサービスタイム(=メジャー登録日数)の調整か」との声も多数上がっている。サービスタイムの調整はどの球団も少なからずやっていることだが、今オフの労使交渉の際には、サービスタイムの取り扱いが争点の1つとなりそうだ。

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