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  • レイズが元オールスター外野手・ガルシアを獲得へ

    2019.1.15 10:30 Tuesday

     日本時間1月15日に関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、レイズがフリーエージェントの外野手、アビサイル・ガルシアと契約合意目前に迫っているようだ。MLBネットワークのケン・ローゼンタールが両サイドの契約交渉について最初に報じ、MLB公式サイトのマーク・フェインサンドは関係者から聞いた話として今回の契約が年俸350万ドル+出来高の1年契約であることを伝えている。まだ球団からの公式発表はないものの、2017年にオールスター・ゲームに選出された強打の外野手がレイズに加わることが確実となった。

     現在27歳のガルシアは、2012年にタイガースでメジャーデビュー。体格が似ていることなどから当時のチームメイトであるミゲル・カブレラにちなんで「ミニ・ミギー」と呼ばれていたが、タイガースではレギュラー定着を果たせず、2013年途中にトレードでホワイトソックスへ移籍した。

     ホワイトソックスでは、2015年に自己最多の148試合に出場してレギュラー定着を果たし、レギュラー3年目となった2017年に打率.330、18本塁打、80打点、OPS.885の好成績をマークしてオールスター・ゲームに初選出。しかし、昨季は右ハムストリングの故障により2度にわたって戦列を離れ、自己最多の19本塁打を放ったものの、93試合にしか出場できず、打率.236、49打点、OPS.719と大幅に成績を落としてしまった。

     レイズはネルソン・クルーズ(ツインズと契約)やエドウィン・エンカーナシオン(マリナーズへ移籍)といった指名打者候補のスラッガーの獲得を狙っていたことが報じられており、ガルシアは新天地でその役割を担う可能性が高い。早打ちで出塁率が低い点は依然として改善されていないものの、2017年の打棒を取り戻すことができれば、球界を代表する指名打者であるクルーズやエンカーナシオンにも負けない働きが期待できるはずだ。

  • フィリーズがハーパーと入団交渉 獲得最有力候補に浮上か

    2019.1.14 08:30 Monday

     日本時間1月13日、フィリーズはブライス・ハーパーのホームタウンであるラスベガスで、5時間にわたる入団交渉を行った。複数のメディアがこの入団交渉について報じており、日本時間1月14日にUSAトゥデイのボブ・ナイチンゲールが伝えたように、フィリーズがハーパー獲得の最有力候補に浮上したと見る向きも多い。ハーパーがナショナルズと再契約を結ぶことを予想する声もあるものの、ナショナルズはハーパー獲得から一歩後退したと考えられているようだ。

     マニー・マチャドの争奪戦からヤンキースが撤退濃厚となったことにより、マチャド獲得の有力候補の1つにも挙げられていたフィリーズだが、ハーパーとの入団交渉を終え、マチャドではなくハーパー獲得に注力していく方針を固めつつあるようだ。MLB公式サイトでフィリーズの番記者を務めるトッド・ゾレッキーによると、フィリーズはすでにマチャドに対して正式な獲得オファーを提示しているものの、今週中にはハーパーにも正式にオファーを提示する見込み。現時点ではマチャドよりもハーパーの獲得を重視している模様だ。

     ハーパーと代理人のスコット・ボラスとの入団交渉には、ジョン・ミドルトン・オーナー、アンディ・マクフェイル球団社長、マット・クレンタックGMのほか、ゲーブ・キャプラー監督とネッド・ライスGM補佐も出席し、「球団首脳フル稼働」とも言える豪華な布陣で臨んだフィリーズ。球団関係者によると、フィリーズはハーパーとマチャドのいずれかを獲得できることに自信を深めているという。

     「ハーパーと数時間を過ごすことができたのは、本当に印象的だった。我々は彼のことをもっと知ろうと思い、彼にいくつかの質問をしたし、彼からの質問にも答えたし、彼について学ぶことができた。交渉において、相手が何を求めているかを知ることは本当に大切だと思うんだ」とクレンタック。ハーパーないしマチャドに対して最高額のオファーを提示できるのはフィリーズであると見られており、フリーエージェント市場の目玉を少なくとも1人獲得する可能性は高い。ゾレッキーは「フィリーズはこの数週間、2人のスーパースターのうち1人と契約できると楽観的になっている。多くの資金を投入できるだけでなく、競争相手があまり多くないからだ」と現状を伝えている。

  • マチャド争奪戦に「ミステリー・チーム」が参戦か

    2019.1.13 06:40 Sunday

     ヤンキースがDJレメイヒューと契約し、獲得候補がフィリーズとホワイトソックスの2球団に絞られたと見られているマニー・マチャド争奪戦。しかし、話はそれほどスムーズには進みそうにない。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、これまで報道されてこなかった「ミステリー・チーム」がマチャド争奪戦に加わっている可能性があるようだ。

     ヘイマンは今週の早い段階で、マーリンズが2014年にジャンカルロ・スタントン(現ヤンキース)に与えた総額3億2500万ドルを超える規模の契約を、マチャドが目指していることを報じていた。ところが、現時点でマチャドの希望を満たすようなオファーは届いていないという。ただし、フィリーズのオーナーであるジョン・ミドルトンは今オフの早い段階で、チームの戦力補強に惜しむことなく資金を投じる意思を明らかにしており、マチャドまたはブライス・ハーパーに巨額のオファーを提示する可能性が高いと見られている。また、フィリーズはオリオールズ時代にマチャドのメンターを務めていたボビー・ディッカーソンをベンチコーチとして招聘することが報じられている。

     フィリーズ同様、ホワイトソックスもマチャド獲得に向けて積極的に動いており、今オフの戦力補強の一環として、マチャドの義兄弟であるヨンダー・アロンゾと、マチャド&アロンゾと親しい間柄であるジョン・ジェイをチームに加えている。こうした事情もあり、フィリーズとホワイトソックスの2球団がマチャド獲得の最有力候補に挙げられているというわけだ。

     マチャドが要求する総額3億ドルを超えるような契約を提示できる球団は限られるが、どの選手の獲得レースにおいても「ミステリー・チーム」の存在は否定できない。ヤンキースが撤退、フィリーズとホワイトソックスが本命と見られているなかで、思わぬチームがマチャドを掻っ攫う可能性も十分にあるのだ。「ミステリー・チーム」が本当に存在するとすれば、決着が近いと見られていたマチャド争奪戦は面白くなりそうだ。

  • ドジャースがブルージェイズからマーティン獲得 9年ぶり古巣復帰

    2019.1.12 10:00 Saturday

     日本時間1月12日、ドジャースはヤスマニ・グランダルの流出により層が薄くなっていた捕手の補強に成功したが、獲得した選手はドジャース・ファンに馴染みのある名前だった。ドジャースは、ブルージェイズにマイナー選手2名(右腕のアンドリュー・ソプコと内野手のロニー・ブリトー)を放出し、ラッセル・マーティンと金銭を獲得。2006年のメジャーデビューから2010年までドジャースの正捕手を務めていたマーティンは、ヤンキース、パイレーツ、ブルージェイズを経て、9年ぶりに古巣に戻ってくることになった。

     オールスター・ゲーム選出4度、シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を各1度受賞するなど、輝かしい実績を誇るマーティンだが、35歳のシーズンとなった昨季は極度の不振に悩まされ、打率.194、10本塁打、25打点、OPS.663という自己ワーストの成績に。ハイレベルな選球眼こそ健在だったが、捕手としての能力にも衰えが見られ、捕手として71試合に出場したほか、三塁で21試合、遊撃で3試合、左翼で1試合に出場した。

     メジャーを代表する好捕手として一時代を築いたマーティンだが、すでに一人で正捕手を務め上げることのできる存在ではなくなっており、ドジャースではオースティン・バーンズとの併用が濃厚。なお、マーティンは今季が5年8200万ドルの大型契約の最終年となり、年俸は2000万ドルとなっているが、このうち1640万ドルはブルージェイズが負担する模様だ。ドジャースにはウィル・スミスとケイベルト・ルイーズという有望株捕手が控えており、残り契約1年のマーティンは彼らへのつなぎ役としても、うってつけの存在である。

     ブルージェイズへ移籍するソプコは24歳の右腕で、昨季はA+級とAA級で計26試合(うち22先発)に登板して6勝5敗、防御率3.52、121奪三振をマーク。また、ブリトーは19歳の内野手で、昨季はドミニカ共和国のサマーリーグとルーキー級で計61試合に出場して打率.295、11本塁打、55打点、OPS.855をマークしている。

  • ヤンキースがレメイヒュー獲得へ マチャド争奪戦から撤退か

    2019.1.12 09:30 Saturday

     関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ヤンキースはフリーエージェントの二塁手、DJレメイヒューと2年2400万ドルで契約合意に至ったようだ。オールスター・ゲーム選出2度、ゴールドグラブ賞受賞2度の実績を誇るレメイヒューだが、ヤンキースはレメイヒューに二塁だけでなく三塁や一塁も守らせ、内野のユーティリティとして起用することを検討している模様。すでにトロイ・トゥロウィツキーもチームに加わっており、内野の層の厚さを考えると、マニー・マチャド獲得の可能性は低くなったと言えそうだ。

     ヤンキースが獲得した内野手はマチャドではなかった。昨季のレメイヒューはロッキーズで128試合に出場し、打率.276、15本塁打、62打点、OPS.749をマーク。2015年から3年連続で打率3割を記録し、2016年には.348の高打率でナ・リーグ首位打者に輝くなど、今オフの二塁手市場におけるトップ選手の1人だった。打者有利のクアーズ・フィールドで通算OPS.835をマークしている一方、その他の球場で.673に終わっている点は気になるものの、攻守に優れた二塁手の加入は、ヤンキースにとって大きな戦力アップとなるはずだ。

     レメイヒューの加入により、ヤンキースの内野は一塁にルーク・ボイトとグレッグ・バード、二塁にグレイバー・トーレス、三塁にミゲル・アンドゥハー、遊撃にディディ・グレゴリアス(トミー・ジョン手術により前半戦欠場が濃厚)とトゥロウィツキー、そしてユーティリティとしてレメイヒューが控える充実の陣容となった。もちろん、グレゴリアスとトゥロウィツキーの健康状態やアンドゥハーの守備力に不安はあるものの、マチャドが入る枠はなくなったと見るのが妥当だろう。

     昨日のジェッド・ラウリー(メッツ)とブライアン・ドージャー(ナショナルズ)に続いてレメイヒューも新天地を決め、一気に動き出した二塁手市場。この動きは、フィリーズとホワイトソックスが本命とみられるマチャド争奪戦にも「ヤンキース撤退」という形で大きな影響を与えることになりそうだ。

  • ブルージェイズがリリーフ右腕・フェルプスと1年契約へ

    2019.1.11 14:30 Friday

     MLB公式サイトのマーク・フェインサンドによると、ブルージェイズはフリーエージェントのリリーフ右腕、デービッド・フェルプスと1年250万ドルで契約合意に至ったようだ。この契約には2020年の球団オプションが含まれており、今季の登板試合数と完了数に応じて年俸が100万ドルから800万ドルの間で変動するという。トミー・ジョン手術からの復活を目指すリリーフ右腕の事情に合わせた形の契約になったと言えそうだ。

     現在32歳のフェルプスは、ヤンキース時代に先発とリリーフを兼任する「スイングマン」として活躍し、2012年からの3年間で15勝をマーク。2015年にマーリンズへ移籍すると、2016年からはほとんどリリーフに専念するようになり、この年は自己最多の64試合に登板して7勝6敗、4セーブ、25ホールド、防御率2.28の好成績をマークした。翌2017年はシーズン途中でマーリンズからマリナーズへ移籍したが、2球団合計で54試合に登板して4勝5敗、21ホールド、防御率3.40とまずまずの活躍。しかし、マリナーズとの契約最終年となった昨季はトミー・ジョン手術により全休し、今季が復活を目指すシーズンとなる。

     2020年の年俸は、フェルプスが今季30登板未満に終わった場合に100万ドルとなり、30~39登板で300万ドル、40~49登板で500万ドル、50試合以上に登板すると700万ドルとなる。また、50試合以上に登板したうえで40試合以上の完了を記録した場合、年俸はさらに上昇して800万ドルとなるようだ。2020年の年俸に関する条件設定を見る限り、ブルージェイズはフェルプスをクローザーとして起用することも検討していると見られる。現時点でのクローザー最有力候補はケン・ジャイルズだが、フェルプスが防御率2.28、奪三振率11.84をマークした2016年のような輝きを取り戻せば、クローザーの座を奪取する可能性もありそうだ。

  • マーリンズ・リアルミュート争奪戦 獲得候補は6球団

    2019.1.11 12:25 Friday

     マーリンズ側の要求が高すぎることもあり、トレードは成立しないかに思われたJ.T.リアルミュートの争奪戦だが、ここにきて再び争奪戦が活気づいているようだ。関係者によると、争奪戦の先頭グループとなっているのはブレーブス、ドジャース、アストロズ、パドレス、レイズ、レッズの6球団。しかし、マーリンズ側の要求は依然として高く、トレードが成立するかどうかは予断を許さない状況だ。

     マーリンズはリアルミュートとの交換で「トップ・プロスペクト+α」を獲得することを望んでいると見られる。トレード相手となる球団のトップ・プロスペクトに加えて、自軍の若手投手陣をサポートできるメジャー経験のある捕手を欲しているとの見方が強い。

     フリーエージェントのヤスマニ・グランダルが1年1825万ドルでブリュワーズと契約合意に至ったことにより、リアルミュートは市場に残った捕手のなかで屈指の実力を誇る存在となった。グランダル流出により正捕手不在となったドジャースもリアルミュートの争奪戦に本格参戦し、争奪戦はさらなる活性化の様相を呈しているが、リアルミュートは今オフが2度目の年俸調停であり、マーリンズはあと2年リアルミュートを保有できるため、自軍の要求が満たされない限り、無理にリアルミュートを放出する必要がないのが実情だ。

     昨季のリアルミュートは125試合に出場し、打率.277、21本塁打、74打点、OPS.825をマークしてオールスター・ゲームに初選出されただけでなく、シルバースラッガー賞も初受賞。本塁打、打点、OPSなどの各部門で自己ベストを更新するなど、キャリアハイと言えるシーズンを過ごした。盗塁阻止率38.2%の強肩を誇り、捕手としては例外的な俊足を有するなど、走攻守のバランスが取れたアスリート型の好捕手であり、他球団からの評価も高い。マーリンズの「高すぎる要求」に応えてリアルミュート獲得を実現させる球団は現れるのか。今後の動向に注目だ。

  • メッツがラウリーと2年契約へ カノーらと強力内野陣を形成

    2019.1.11 11:40 Friday

     関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、メッツはフリーエージェントの二塁手、ジェッド・ラウリーと2年2000万ドルで契約合意に至ったようだ。昨季のラウリーは34歳にして自己ベストのシーズンを過ごし、オールスター・ゲームに初選出されただけでなく、アスレチックスのポストシーズン進出にも大きく貢献。なお、ラウリーは今オフ、メッツのGMに就任したブロディ・バンワグネン(元代理人)の元顧客だった。

     昨季のラウリーは、アスレチックスで157試合に出場して打率.267、23本塁打、99打点、OPS.801の好成績をマーク。総合指標WAR(FanGraphs版)では4.9をマークしたが、これは二塁手に限ればカブスのハビアー・バイエズ(5.3)、ロイヤルズのウィット・メリーフィールド(5.2)に次いでメジャー全体で3番目の数字だった。

     ここ数年は主に二塁手としてプレイしてきたラウリーだが、メッツはすでにメジャーを代表する二塁手であるロビンソン・カノーを獲得しており、ラウリーがカノーを押しのけて二塁を守る可能性は低いと見られる。現地の報道によると、ラウリーにはカノーの休養時に二塁、トッド・フレイジャーの休養時に三塁、そしてフルシーズンの経験が1年しかないアメッド・ロサリオのサポート役として遊撃を守るような「スーパー・ユーティリティ」としての活躍が期待されているようだ。

     ただし、メッツには確固たる正一塁手がおらず、有望株のピーター・アロンゾがメジャー定着を果たすまでの間は、フレイジャーを三塁から一塁へ回し、ラウリーが正三塁手として起用されるパターンも考えられる。いずれにしても、ラウリーがここ数年のように二塁に固定される可能性はゼロに等しく、三塁を中心に二塁、遊撃など複数のポジションを守りながら、自慢の好打を生かしてチームに貢献していくことになりそうだ。

  • ナショナルズがドージャー獲得へ 1年900万ドルとの報道

    2019.1.11 11:20 Friday

     関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ナショナルズはフリーエージェントの二塁手、ブライアン・ドージャーと1年900万ドルで契約合意に至ったようだ。ドージャーの獲得により、ナショナルズはダニエル・マーフィーが退団して穴となっていた二塁のアップグレードに成功。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。なお、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ドージャーの年俸の一部は今季以降に繰り越して支払われるようだ。

     今オフがスタートした時点では、ナショナルズは二塁手の補強にはあまり積極的でなく、現有戦力でマーフィーの穴を埋める意向を示していた。しかし、今オフはフリーエージェント市場でもトレード市場でも二塁手の選択肢が豊富で、「買い手市場」となっていたため、ナショナルズは方針を転換。リーズナブルな価格で実力派の二塁手を手に入れることに成功した。

     現在31歳のドージャーは、昨季ツインズとドジャースで合計151試合に出場して打率.215、21本塁打、72打点、OPS.696に終わったものの、2016年に42本塁打、2017年に34本塁打を放っているメジャーを代表する二塁手である。また、2013年から6年連続で12盗塁以上をマークしているように平均以上のスピードもあり、2017年にゴールドグラブ賞を受賞しているように二塁の守備も堅実。マーフィーが二塁の守備に難を抱えていたことを考えると、ドージャーが打撃面で復調すれば、大きなグレードアップとなるはずだ。

     なお、ナショナルズは将来の二塁手候補としてカーター・キーブームという有望株を抱えており、ドージャーはキーブームがメジャー定着を果たすまでのつなぎ役となる可能性が高い。ドージャーとしても、今季ナショナルズで実力健在をアピールできれば1年後に再びフリーエージェント市場に打って出ることができるため、ナショナルズとドージャーの双方にとって悪くない契約になったと言えそうだ。

  • マリナーズがFA補強 ベッカムとギアリンを獲得

    2019.1.11 11:00 Friday

     チームの将来を見据えてロースターの再編を進めているマリナーズのジェリー・ディポートGMだが、今季のための戦力補強も忘れていない。日本時間1月11日、マリナーズはフリーエージェントの内野手、ティム・ベッカムと同じくフリーエージェントのリリーフ右腕、コリー・ギアリンとそれぞれ1年契約を結んだことを発表。今季に向けて選手層に厚みをもたらす補強となった。

     現在28歳のベッカムは、昨季オリオールズで96試合に出場して打率.230、12本塁打、OPS.661をマーク。2017年にはレイズとオリオールズの2球団でプレイし、合計22本塁打を放った実績がある。本職は遊撃だが、二塁、三塁、そして一塁を守ることもできるため、内野のユーティリティとして重宝しそうな存在である。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは、ベッカムの契約が1年175万ドル+出来高25万ドルであることを報じている。

     一方、現在32歳のギアリンは、昨季ジャイアンツで35試合、レンジャーズで21試合、アスレチックスで6試合の合計62試合に登板し、2勝1敗、1セーブ、9ホールド、防御率3.77をマーク。ジャイアンツ時代の2017年には68試合に登板して防御率1.99をマークした実績があり、2016年から3年連続で56試合以上に登板しているタフネス右腕である。なお、ギアリンの契約に関する詳細は、今のところ明らかになっていない。

     ディポートは「コリー・ギアリンはベテランの経験と安定感を我々のブルペンにもたらしてくれるだろう。ティム・ベッカムは非常に才能のある選手であり、彼の打撃力と複数のポジションを守れるユーティリティ性は、我々のチームにとてもフィットするはずだ」と語り、両選手の加入を歓迎。マリナーズの正遊撃手には今オフ、フィリーズから獲得したJ.P.クロフォードが予定されているが、クロフォードがAAA級で開幕を迎える場合、ベッカムが正遊撃手として起用される可能性もありそうだ。

  • 大物捕手・グランダルがブリュワーズへ 1年1825万ドルとの報道

    2019.1.10 13:45 Thursday

     日本時間1月10日、フリーエージェント市場に大きな動きがあった。過去4シーズンにわたってドジャースの正捕手を務め、2016年から3年連続で22本塁打以上を放っているヤスマニ・グランダルがブリュワーズと1年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。MLBネットワークのケン・ローゼンタールが最初に報じ、年俸は1825万ドルであると伝えられている。

     現在30歳のグランダルは通算113本塁打、OPS.782を誇る両打ちの好打者で、捕手としては主にフレーミング技術を高く評価されている選手である。2012年にパドレスでメジャーデビューを果たし、2014年に正捕手定着。2015年からはドジャースへ移籍し、メジャー屈指の強豪チームの正捕手としての地位を確立した。

     今オフ、フリーエージェントとなったグランダルに対してドジャースはクオリファイング・オファーを提示したが、グランダルはこれを拒否。メッツから4年6000万ドル程度のオファーが届いていたようだが、これも受け入れなかった。最終的にはクオリファイング・オファーの金額をやや上回る1年1825万ドルでブリュワーズと契約合意。グランダル側としてはクオリファイング・オファーの対象とならず、多くの球団が手を出しやすくなる1年後に、再びフリーエージェント市場に打って出ようという狙いがあるのだろう。

     ただし、昨季のグランダルの打率.241、24本塁打、OPS.815という成績は、自己ベストに近い数字であり、これ以上グランダルの価値が上昇することを疑問視する声もある。年齢を1つ重ねてしまうことや、昨年のポストシーズンで守備面の不安を露呈してしまったことを考えると、むしろこの1年で価値が下落してしまうリスクもある。

     いずれにしても、ブリュワーズがメジャー有数の実力を誇る好捕手を手に入れたことは間違いない。今季は絶対的な正捕手が不在だったため、2年連続の地区優勝に向けて、貴重な戦力を手に入れることができたと言えるだろう。

  • マチャドが移籍先候補を2球団に絞る? ヤンキース脱落か

    2019.1.10 12:40 Thursday

     フィリーズ、ホワイトソックス、ヤンキースによる「三つ巴」の争いと見られていたマニー・マチャド争奪戦だが、ドミニカ共和国から新たな情報が飛び込んできた。エクトル・ゴメス記者が「マチャドが移籍先をフィリーズとホワイトソックスの2球団に絞った」と報じたのだ。しかし、「ヤンキース脱落」を報じたのはゴメス記者のみであり、他の記者からの続報はない。関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、ヤンキースはマチャド争奪戦からの脱落を伝えられたわけではないようで、同じくMLB公式サイトのマーク・フェインサンドは「マチャドの市場は2球団に絞られていない」とゴメス記者の報道を否定している状況だ。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンも、モロシやフェインサンドと同様のスタンスを取っており、「ヤンキースが脱落したという情報は入っていない」と伝えている。ただし、ヘイマンは「ヤンキースはここのところ、マチャド側と交渉を行っておらず、正式なオファーも提示していない」とも報じており、ヤンキースがマチャド獲得に対してあまり積極的に動いていない様子がうかがえる。ヤンキースはすでにジャンカルロ・スタントンの巨額の契約を抱えており、総額3億2500万ドル前後の大型契約が予想されるマチャドの獲得には、それほど乗り気ではないのかもしれない。

     USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールもヘイマン同様に、「ヤンキースはマチャド側に対して経済的な事情を伝えたものの、正式なオファーは出していない」と伝えている。よって、ナイチンゲールはヤンキースが争奪戦から脱落したことは明言していない一方で、フィリーズとホワイトソックスが争奪戦をリードしていると考えているようだ。

     これまでの報道を見る限り、マチャド自身はヤンキースへの入団を希望していると思われる。しかし、ヤンキースはマチャド側が希望する巨額の契約をオファーするつもりはないようだ。このマチャド争奪戦は、どのような結末を迎えるのだろうか。

  • 通算70勝の左腕・ガルシアが現役引退へ

    2019.1.10 12:00 Thursday

     通算70勝の実績を誇る32歳の左腕、ハイメ・ガルシアが現役生活に別れを告げようとしているようだ。MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、ガルシアは現役引退を発表することを検討中だという。カージナルスでの8シーズンを含む10シーズンのキャリアを誇り、2011年にカージナルスのワールドシリーズ制覇に貢献した男は、今オフ中にユニフォームを脱ぐ決断をすることがほぼ確実となった。

     2005年にカージナルスから22巡目指名を受けてプロ入りしたガルシアは、非常に故障の多い選手であり、200イニングに到達したシーズンは一度もなかった。それでも2010年から2年連続で規定投球回をクリアし、2010年は13勝8敗、防御率2.70、翌2011年も13勝7敗、防御率3.56の好成績をマーク。その後は低迷期に突入したが、2015年に規定投球回未到達ながら10勝6敗、防御率2.43と復活を遂げ、翌2016年も防御率4点台(4.67)ながら自身4度目の2ケタ勝利(10勝13敗)をマークした。

     2017年はブレーブス、ツインズ、ヤンキースの3球団を渡り歩いて5勝に終わり、昨季もブルージェイズとカブスの2球団でプレイして3勝どまり。カージナルス時代の輝きを取り戻すことはできなかった。なお、2017年には現地時間7月24日にブレーブスからツインズへトレードされたあと、同30日にツインズからヤンキースへトレードされ、「15日間のうちに3球団で登板する」というメジャー史上初の珍記録を作っている。

     モロシによると、ワールドシリーズの舞台で先発したメキシコ出身の投手は、フェルナンド・バレンズエラとガルシアの2人だけ。メジャー通算218試合に登板して70勝62敗、防御率3.85をマークした技巧派左腕の雄姿は、2018年で見納めということになりそうだ。

  • 復活目指す右腕・ミラー 1年200万ドルでレンジャーズへ

    2019.1.10 11:40 Thursday

     日本時間1月10日、レンジャーズはフリーエージェントの右腕、シェルビー・ミラーと1年契約を結んだことを発表した。関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ミラーの年俸は200万ドルで、パフォーマンスに応じて最大300万ドルの出来高が設定されているという。カージナルス時代の2013~2014年に2年連続2ケタ勝利、ブレーブス時代の2015年に自己ベストの防御率3.02をマークした男は、新天地で復活を目指すことになった。

     現在28歳のミラーは、カージナルスとブレーブスで先発ローテーションの一角を担い、順調にメジャーリーガーとしてのキャリアをスタートさせたものの、ダイヤモンドバックス移籍後に暗転。2016年に3勝12敗、防御率6.15というキャリアワーストの成績に終わると、翌2017年には4試合に先発しただけでトミー・ジョン手術を受け、復活を目指した昨季は0勝4敗、防御率10.69という悲惨な成績を残して右肘の炎症によりシーズン終了となった。

     ミラーは、同じくトミー・ジョン手術からの復活を目指すエディンソン・ボルケスやドリュー・スマイリーと先発ローテーションの座を争うことが予想されており、新加入のランス・リンを含めると、先発ローテーション候補にはトミー・ジョン手術経験者がズラリと並ぶことになる。各投手とも健康であれば実力は確かなだけに、レンジャーズの「ギャンブル」が成功すれば、一気に強力ローテーションを形成することも不可能ではない。

     メジャー2年目の2013年に15勝9敗、防御率3.06の好成績をマークしてカージナルス先発陣の中心的存在となったミラー。当時の輝きを新天地・レンジャーズで取り戻すことができるのか。まだ28歳という若さを考えても、かつての有望株右腕が復活を遂げる可能性は十分にありそうだ。

  • フリーエージェントの二塁手・ドージャーに数球団が関心を寄せる

    2019.1.9 15:50 Wednesday

     今オフのフリーエージェント市場における「二塁手市場」は供給が多い一方で需要が少ないという「買い手市場」になっている。そのため、市場にはまだ優秀な二塁手が多数残っており、通算172本塁打の実績を誇るブライアン・ドージャーもその1人である。しかし、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ドージャーの市場は少しずつ活気づき始めているという。メッツ、ナショナルズ、ロッキーズなどがドージャーに関心を示しているようだ。

     ヘイマンはドージャー獲得に関心を示しているチームとしてメッツ、ナショナルズ、ロッキーズの3球団を挙げたが、このうちメッツはすでにドージャー獲得レースから撤退している可能性が高いという。メッツは今オフの序盤にマリナーズとの大型トレードを成立させてロビンソン・カノーを獲得しており、二塁のポジションに空きはない。ドージャーはチーム事情にフィットしないのだ。

     ロッキーズについては、MLB公式サイトでロッキーズの番記者を務めるトーマス・ハーディングも、ロッキーズがドージャー獲得に関心を示していることを伝えている。好打の二塁手、ダニエル・マーフィーを獲得したロッキーズだが、マーフィーは一塁手としての起用が濃厚。二塁はライアン・マクマーンとギャレット・ハンプソンの若手2人が併用される見込みだが、ここにドージャーが加われば不動の正二塁手として戦力アップにつながるだろう。

     また、ナショナルズも二塁手探しを続けており、ドージャーのほか、DJレメイヒュー、ジェッド・ラウリー、マーウィン・ゴンザレスらが獲得候補に挙がっているようだ。昨季こそ打率.215、21本塁打、OPS.696と不調だったものの、2016年に42本塁打、翌2017年に34本塁打を放った実績を誇るドージャーは、二塁手を欲するチームにとってやはり魅力的な存在だ。

     ロッキーズにしても、ナショナルズにしても、次世代の正二塁手候補が順調に育っており、今オフは短期契約での二塁手補強を目指す可能性が高い。ドージャーとしても今オフに長期契約を結んでしまうのは自身を安売りしてしまうことになってしまうため、最終的には買い手と売り手の思惑が一致して1~2年の短期契約で決着することになるだろう。

  • ブレーブスがタイガース・カステヤーノスの獲得を狙う?

    2019.1.9 12:50 Wednesday

     ニック・マーケイキスがフリーエージェントとなって退団したブレーブスは、彼の穴を埋めるべく外野手補強の可能性を模索し続けている。昨年12月のウィンター・ミーティングの時期には、タイガースとニコラス・カステヤーノスのトレードについて話し合いを行っていたことが報じられているが、現時点では「獲得候補の1人」というレベルにとどまっているようだ。ブレーブスは空いた外野の1枠に誰を迎え入れるのだろうか。

     日本時間1月8日、MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシはブレーブスとタイガースのトレード交渉について「ウィンター・ミーティング付近から交渉は進展していない」と伝えた。2017年に打率.272、26本塁打、101打点、OPS.811、昨季は打率.298、23本塁打、89打点、OPS.854をマークしたように、打撃の実力は確かであるものの、守備面に大きな不安を抱えるカステヤーノス。前任者のマーケイキスが攻守のバランスが取れた好選手だっただけに、ブレーブスがカステヤーノス獲得を躊躇するのも理解できる。

     今オフ、タイガースのもとにはカステヤーノスの獲得可能性に関する問い合わせが相次いでいるという。それだけカステヤーノスの打撃力が魅力的ということなのだろうが、カステヤーノスはまだ26歳。タイガースとしては放出を急ぐ理由はないのである。タイガースがカステヤーノスの放出にそれほど乗り気でないことも、トレード交渉が進展しない理由の一つとなっているのだろう。

     もちろん、ブレーブスの選択肢はトレードによるカステヤーノス獲得だけでなく、フリーエージェント市場にもマーウィン・ゴンザレスやマーケイキスといった好選手がまだ残っている。マーケイキスとの再契約の可能性も含め、今後も外野手補強の可能性を探っていくことになりそうだ。

  • ドジャースがレイズからリリーフ右腕・シュルツを獲得

    2019.1.9 11:25 Wednesday

     日本時間1月9日、ドジャースはレイズとの1対1のトレードを成立させ、マイナーリーグの右腕、ケイレブ・サンペンを放出する代わりにリリーフ右腕のハイメ・シュルツを獲得した。シュルツは日本時間1月5日にレイズがブルージェイズからオリバー・ドレイクを獲得した際にDFAとなっており、シュルツのポテンシャルに目を付けたドジャースがそれを拾った形。ドジャースはブルペンのデプスとしてシュルツを加え、40人枠は現在38枠が埋まった状態となっている。

     現在27歳のシュルツは、昨季レイズでメジャーデビューを果たし、1先発を含む22試合に登板して2勝2敗、2ホールド、防御率5.64をマーク。被打率.175、奪三振率10.38という数字が示すように、自慢の球威はメジャーの舞台でも通用したが、与四球率5.04、被本塁打率1.78が示すように制球のレベルが低く、それが失点につながっていた。マイナーでは被本塁打こそ少ないものの、奪三振率や与四球率については同様の傾向が出ており、制球難を克服することがメジャーで活躍するための第一歩となるだろう。

     一方、レイズへ移籍するサンペンは、昨年のドラフトでドジャースから20巡目指名を受けてプロ入りしたばかりの22歳の右腕である。昨季はルーキーリーグで11先発を含む13試合に登板して0勝2敗、防御率5.04という成績。しかし、30回1/3を投げて43三振を奪うなど、奪三振率は12.76の高水準で、与四球率2.67、被本塁打率0.59、K/BB4.78など、他にも悪くない数字が並んでいる。育成に長けたレイズのマイナー組織で順調に成長すれば、数年後には面白い存在となりそうだ。

  • ブロクストン獲得のメッツ ポロック争奪戦から撤退へ

    2019.1.9 10:35 Wednesday

     今オフのフリーエージェント市場における注目株の1人であるA.J.ポロック。過去5シーズンで打率3割を2度、2ケタ本塁打を3度、2ケタ盗塁とOPS.800以上を各4度達成している31歳の外野手には、少なくない球団が興味を示していた。ロビンソン・カノーらを獲得して戦力補強を進めるメッツもそのうちの1球団だったが、つい先日、ブリュワーズとのトレードで好守の外野手であるキーオン・ブロクストンを獲得。これによりメッツの外野手補強は終了し、ポロック争奪戦からの撤退が濃厚となった。

     メッツは今オフの補強の締めくくりとして外野手と内野のユーティリティの獲得を目指していた。フリーエージェント市場にはポロックやマーウィン・ゴンザレスといった有力選手がまだ残っていたものの、メッツはトレードによる補強を選択。ブリュワーズからブロクストン、アストロズからJ.D.デービスを獲得することで補強ポイントを埋めることに成功した。ニューヨーク・ポストのマイク・プーマによると、メッツは今オフの主な補強をすでに完了しており、大物選手の獲得に動く可能性は低いという。今後はエース右腕のジェイコブ・デグロムとの契約延長交渉がメインの動きになると伝えている。

     ポロック争奪戦からの撤退により、今季のメッツはセンターをフアン・ラガレスとブロクストンの併用で賄う可能性が高い。また、デービスは一塁と三塁の控えを務めることになるだろう。これから補強に動くとすれば、リリーフ投手の補充と正遊撃手のアメッド・ロサリオの控えとなる内野手の獲得くらいだが、メジャー経験のある選手をマイナー契約で加える程度の動きにとどまる可能性もある。

     今オフ就任したブロディ・バンワグネン新GMのもと、カノー、エドウィン・ディアス、ウィルソン・ラモス、ジューリス・ファミリアらを獲得して大幅な戦力アップに成功したメッツ。混戦が予想されるナ・リーグ東部地区を面白くしてくれる存在となるかもしれない。

  • ホワイトソックスがジェイと契約合意 マチャド獲得に本気の姿勢

    2019.1.8 14:25 Tuesday

     日本時間1月8日、MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、ホワイトソックスはフリーエージェントの外野手、ジョン・ジェイと契約合意に至ったようだ。契約合意を最初に伝えたのはUSAトゥデイのボブ・ナイチンゲールであり、ナイチンゲールによると年俸400万ドルの1年契約だという。ジェイはマニー・マチャド、ヨンダー・アロンゾ(マチャドの義兄弟)と親しいことが知られており、アロンゾとジェイがともにホワイトソックスに加入したことは、マチャド争奪戦に少なからず影響を与えそうだ。

     現在31歳のジェイはここ数年「外野の便利屋」として多くの球団を渡り歩いており、昨季はロイヤルズとダイヤモンドバックスでプレイ。合計143試合に出場して打率.268、3本塁打、40打点、OPS.678をマークした。ダイヤモンドバックス移籍後は調子を落としてしまったものの、ロイヤルズでは打率.307の好成績をマーク。通算打率.285を誇る巧打は健在である。また、外野3ポジションを守ることができる点も大きな魅力となっている。

     ジェイの加入はホワイトソックスにとって外野の選手層の厚みをもたらすだけでなく、マチャド争奪戦において大きなアドバンテージとなる可能性がある。今オフのホワイトソックスはすでにマチャドの義兄弟であるアロンゾをチームに加えているが、マチャド、アロンゾ、ジェイの3人はオフシーズンの間にマイアミでともにトレーニングを行う間柄である。ホワイトソックスがマチャド争奪戦への好影響を期待してジェイの獲得に動いたのは間違いないだろう。

     もちろん、戦力的な意味でもホワイトソックスにとってジェイの加入は大きく、ジェイは主に対右腕用の右翼手として起用されることが予想されている。左翼にパワーが魅力のダニエル・パルカ、中堅に本塁打キャッチの名人であるアダム・エンゲル、そして右翼に巧打のジェイが入る形が、今季のホワイトソックス外野陣の基本布陣となりそうだ。

  • ジャイアンツ・バムガーナーにブリュワーズ移籍の可能性?

    2019.1.8 11:55 Tuesday

     MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは、ジャイアンツがスプリング・トレーニング開始までにエースのマディソン・バムガーナーをトレードするかどうかは定かではないものの、バムガーナーをトレードする場合の放出先はブリュワーズである可能性が高いと考えているようだ。関係者によると、今オフ、ブリュワーズとジャイアンツはバムガーナーのトレードに関する交渉を行ってきたという。ブリュワーズは現在も「バムガーナー獲得にどれだけの対価を出せるか」を検討中であると言われており、トレード成立の可能性は消滅していないようだ。

     野球部門社長にファーハン・ザイディを迎えてチーム再建を進めているジャイアンツにとって、バムガーナー放出はチームの将来を担う若手有望株を獲得するためにベストの方法の1つと言える。バムガーナーは今季がジャイアンツとの契約最終年であり、今季のポストシーズン進出が難しいと見られるジャイアンツはバムガーナーを無理にチームに残しておく必要はないのだ。もちろん、7月末の「ノン・ウエーバー・トレード・デッドライン」までバムガーナーをキープする可能性もあるが、今季終了までバムガーナーがジャイアンツに在籍し続けている可能性はゼロであると断言していいだろう。

     一方、ブリュワーズは昨季ポストシーズン進出を果たしたものの、これは打線の力とブルペンの頑張りによるところが大きく、信頼できる先発投手は15勝をマークしたヨーリス・チャシーンただ1人だった。今季も再びポストシーズン進出を目指すのであれば、チャシーン以外にも計算できる先発投手を加えておきたいところであり、年俸1200万ドルとリーズナブルな価格であることもバムガーナー獲得を後押しする。バムガーナー獲得にはフィリーズも興味を示しているようだが、現在フィリーズはブライス・ハーパー、マニー・マチャドといったフリーエージェントの大物選手の獲得に注力しており、そうした事情も「ブリュワーズ優勢」の状況を作り出している。

     ブリュワーズのデービッド・スターンズGMが昨オフ、ロレンゾ・ケインやクリスチャン・イェリッチの獲得を実現させたのは1月下旬になってからだった。辛抱強いスターンズが、今オフも大型補強を実現させて球界を驚かせてくれるかもしれない。今後の動向に注目だ。

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