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  • レンジャーズ 剛腕・ブッシュのリリーフ起用を決定

    2018.3.12 16:30 Monday

     先発転向に意欲を見せていたマット・ブッシュ(レンジャーズ)だが、チームは過去2シーズンで115試合に登板している剛球右腕を引き続きリリーバーとして起用することを決定した。ブッシュは試合中盤を担う「ブリッジ役」を担うことになりそうだ。

     メジャーデビューを果たした2016年に22ホールド、昨季は10セーブ&10ホールドをマークし、これまでは試合終盤の重要な場面を任されることの多かったブッシュだが、ジェフ・バニスター監督は「チームが前進するためにブルペンの最善の形を構築したい」との考えのもと、ブッシュに試合中盤を任せることを決断した。具体的には6回や7回に、相手チームの反撃を封じたいシチュエーションで、イニング跨ぎも視野に入れてブッシュを起用するつもりのようだ。

     「ブッシュはブルペンにおいて、我々にとって極めて重要な役割を担うことになる。彼の球種や球質を考えたときに、この役割で使うのがベストだと思ったんだ」とバニスターは起用の意図を説明。セットアッパーはキーオニー・ケラが務める予定だが、故障歴を考慮してスローペースの調整が進んでおり、万が一の場合に備えてブッシュをブルペンに残しておきたいという思惑もあったようだ。

     果敢に先発転向にチャレンジしたブッシュだったが、ここまでオープン戦で2先発を含む3試合に登板し、6回2/3を投げて0勝1敗、防御率5.40とアピールに失敗。残念ながら先発ローテーション争いからは脱落することになった。なお、レンジャーズの先発ローテーションはコール・ハメルズ、マット・ムーア、ダグ・フィスター、マーティン・ペレスの4人で4番手までは確定と見られており、最後の1枠を巡ってマイク・マイナーとバートロ・コローンが争っている状況。MLB公式サイトでレンジャーズの番記者を務めるT.R.サリバンはジェシー・チャベスとクレイトン・ブラックバーンの2人も先発5番手争いに残っていることを伝えており、先発5番手が決定するまでにはもう少し時間が掛かりそうだ。

  • リン獲得のツインズがアニバル・サンチェスをリリース

    2018.3.12 12:30 Monday

     ランス・リンと契約合意に達したツインズは、ロースターにリンの枠を確保するために今オフ獲得したばかりのアニバル・サンチェスをリリース(解雇)したことを発表した。通算90勝の実績を誇るサンチェスは再びフリーエージェントとなり、契約先を探すことになる。

     マーリンズとタイガースで計12シーズンにわたってプレイし、4度の2ケタ勝利をマークしたサンチェスは、日本時間2月21日にツインズと1年250万ドルの契約を結んだばかりだった。ツインズは日本時間3月14日以降にサンチェスをリリースした場合、サンチェスに62万5000ドルを支払わなければならなかったが、今回のタイミングでリリースしたことにより、サンチェスへの支払い金額は41万7000ドルとなる。なお、サンチェスは日本時間3月12日のレイズ戦に先発する予定となっていたが、代わりにアーロン・スレジャースが先発した。

     今オフ、先発投手の補強を目指していたツインズは、エース格のアービン・サンタナが右手中指の手術を受けてシーズン最初の1ヶ月を欠場することが確実となり、レイズからトレードでジェイク・オドリッジを緊急補強。さらにリンが加わることになり、昨季14勝のホゼ・ベリオス、同12勝のカイル・ギブソンと合わせて開幕ローテーションの4枠目までが確定した。サンタナ復帰までの最後の1枠は、昨季21試合に先発して4勝を挙げた若手左腕のアダルベルト・メヒアと2ケタ勝利4度を含む通算88勝を挙げているフィル・ヒューズが争っており、競争に敗れたほうがブルペンに回ることになるだろう。ここまでオープン戦で2試合にリリーフ登板して防御率13.50に終わっていたサンチェスの居場所はなく、今回のリリースは妥当な判断と言える。

     リンの加入が正式に決まれば、サンタナの戦列復帰後は先発ローテーションに昨季2ケタ勝利をマークしている投手が5人並ぶことになるツインズ(サンタナ16勝、リン11勝、オドリッジ10勝)。2年連続のポストシーズン進出に向けて、先発投手の補強がようやく完了した。

  • 遊撃手の黄金時代が到来 新時代を担う若き遊撃手たち

    2018.3.12 11:00 Monday

     現在のメジャーリーグは「遊撃手黄金時代」を迎えている。昨季のワールドシリーズに出場したアストロズとドジャースにはカルロス・コレアとコリー・シーガーという若き正遊撃手がおり、その他の球団でも若手遊撃手が活躍している。彼らには今季も素晴らしい活躍が期待できそうだ。

     各球団のメンバー表をザッと眺めてみるだけでも、ここ数年でメジャーへ昇格し、スターダムへとのし上がってきた若手遊撃手が非常に多いことに気付かされる。先述のコレアとシーガーはもちろん、インディアンスの顔となったフランシスコ・リンドーア、ナショナルズが誇るスピードスターのトレイ・ターナー、そして今季から本職の遊撃に戻るマニー・マチャドらがその筆頭である。

     Steamerの成績予想システムをもとに、今季の各ポジションの予想WARトップ10選手の平均年齢を算出してみると、遊撃手は25.7歳で最も若く、2番目に若い右翼手の27.4歳に2歳近い差をつけている。右翼にもブライス・ハーパー(ナショナルズ)、ムーキー・ベッツ(レッドソックス)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)といった若きスター選手がいるものの、それでも遊撃手の若さには敵わないのだ。

     予想WARトップ10に名を連ねている遊撃手は、リンドーア(6.1)、マチャド(5.6)、コレア(5.4)、シーガー(5.2)、ターナー(4.0)、アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス:3.5)、ザンダー・ボガーツ(レッドソックス:3.3)、ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ:3.0)、アディソン・ラッセル(カブス:2.9)、ディディ・グレゴリウス(ヤンキース:2.6)の10人。クロフォード以外は全員20代であり、うち7人が25歳以下である。この10人の平均WARは4.2だが、これは三塁手上位10人の平均WAR4.3に肉薄し、全ポジション中2位の数字。要するに、各球団の正遊撃手には若さと実力を兼ね備えた選手が非常に多いのである。

     ほかにも、すでに正遊撃手の座を手にしているオーランド・アルシア(ブリュワーズ)、ポール・デヨング(カージナルス)、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)や、今後さらなる成長を期待されるティム・アンダーソン(ホワイトソックス)、J.P.クロフォード(フィリーズ)、アメッド・ロサリオ(メッツ)、ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)など、若手遊撃手が目白押し。今季は「遊撃手黄金時代」を担う若手遊撃手たちの活躍に注目したい。

  • 元サイ・ヤング賞右腕・アリエタがフィリーズとの3年契約に合意

    2018.3.12 10:30 Monday

     レギュラーシーズン開幕まで3週間を切り、フリーエージェント市場の有力選手が次々に契約先を決めるなか、ようやくジェイク・アリエタにも動きがあった。日本時間3月12日、アリエタはフィリーズと3年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。

     再建期間中と思われていたフィリーズが大胆な補強に動いた。以前から獲得が噂されていた2015年サイ・ヤング賞右腕のアリエタと、3年7500万ドルで契約合意に至ったことを複数のメディアが報じたのだ。MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、アリエタは契約2年目となる2019年シーズン終了後にオプトアウト(=契約破棄)の権利を有しているようだが、フィリーズが契約を2年間延長するオプションを行使すれば、アリエタのオプトアウトを阻止することが可能だという。その場合、延長分の2年間の年俸は2000万ドルがベースとなり、先発登板数やサイ・ヤング賞投票の結果により3000万ドルまで上昇する。よって、今回の契約は最大で5年1億3500万ドルまで膨れ上がる可能性を秘めているというわけだ。

     アリエタは2015年に22勝6敗、防御率1.77の好成績でサイ・ヤング賞を受賞し、2016年は18勝8敗、防御率3.10、昨季は14勝10敗、防御率3.53と、緩やかに成績を悪化させながらも先発ローテーションの軸に相応しい成績を残してきた。今後も成績悪化が懸念されるが、直近3シーズンのパフォーマンスを維持できるようであれば、フィリーズにとってはお買い得な契約となるだろう。また、フィリーズは成績悪化のリスクを回避するために3年以上の契約を結ぶ意思がないことを明確にしていたが、今回の契約はその意志がしっかりと反映されたものになったと言える。

     成績悪化の懸念があるとはいえ、フィリーズが球界有数の先発右腕を手に入れたことは間違いない。これによりアーロン・ノラとの先発二本柱が確立し、ポストシーズン進出も夢ではない戦力が整った。アリエタの加入は、ナ・リーグ東部地区の他球団にとって大きな脅威となるに違いない。


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  • Wソックスの有望株・ヒメネスが代打本塁打でアピール

    2018.3.11 14:30 Sunday

     開幕が刻々と迫る中で現在行われているオープン戦には各球団の有望選手の活躍をチェックする楽しみもある。先日、ファームシステムランキングが発表され3位に入ったホワイトソックスでは球団内ランキング1位のイロイ・ヒメネスの活躍が期待されている。

     21歳のヒメネスは右投右打の外野手でミートやパワーなど卓越した打撃能力をもつ有望選手の1人。昨年はカブスに所属していたが、7月のトレードでホゼ・キンターナが関わる1対4のトレードでホワイトソックスに移籍した。移籍後は主に1A+と2Aでプレーした。1年通じてのマイナー成績は89試合に出場して打率.312 19本塁打 65打点だった。

     今年はホワイトソックスの選手として臨む初めてのキャンプ。日本時間3月11日に行われたカブスとのオープン戦でヒメネスは自身初のメジャー昇格に向けて猛アピール材料となる活躍をみせた。この日、ベンチスタートとなったヒメネスの打席は8回表、2対3と劣勢の場面で訪れる。2死からヨルマー・サンチェスが二塁への内野安打が出塁したところ代打としてヒメネスが登場。対するはカブスの5番手・コリー・マゾーニでカウント0-2から3球目の落ちるボールを右中間スタンドへと運び、逆転となる2ランを記録しチームは4対3とリードした。その後は投手が失点してしまい、4対4の同点で試合終了となったがヒメネスの一発が流れを変えた。

     試合後、ヒメネスは本塁打について振り返ると「この一発で自分の夢が叶った訳ではない。本当の夢はメジャーでプレーすることだよ」と改めて気持ちを引き締めていた。代打という一発勝負の場面で力を発揮した姿をみた古巣・カブスのジョー・マドン監督は「ヒメネスは体の状態が良ければより力を発揮できる。スキルもそうだし人間性もよかったから彼と話すのが好きだったよ」とコメントしており新たな場所での活躍に期待を寄せていた。


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  • ツインズが念願の先発補強 リンと1年1200万ドルで合意

    2018.3.11 13:30 Sunday

     開幕が刻々と迫る中でチームによってはまだ補強が完了していないところもあれば反対に補強が終わったことでオープン戦を通じて新戦力の台頭を待つところもある。そんな中、オフから先発補強を目指していたツインズがカージナルスからFAとなっていたランス・リンと1年契約で合意した。

     昨年、トミー・ジョン手術から復活のシーズンとなった昨年は1度も故障者リスト入りすることなく先発ローテーションを守り切り33試合に登板して11勝8敗 防御率3.43の成績を残した。一昨年は全休したが、これでメジャー7年で実に6度の2桁勝利を記録したことになり先発経験も実績も十分ある球界を代表する投手の1人となった。シーズン後はFAとなり新たな移籍先を探していた。

     MLB.comのジョン・ポール・モロシ記者によると契約は1年1200万ドルで出来高を含めると最大で1400万ドルになるという。一時はツインズから2年2000万ドルのオファーを断っていたというが、改めてのオファーを受けてこれに応じたようだ。これでツインズのリン獲得によってチームは今年のドラフト会議で全体95番目の指名権を失うことになった。

     以前は球団史上最高額を用意してダルビッシュ有獲得を目指したが実現しなかったことで他の先発投手にシフトしたツインズはついに念願だった投手を加入させる。元々、アービン・サンタナが故障で開幕に間に合わないこともあって先発補強が急務だっただけに開幕が迫るこの時点で決まったことは大きいだろう。これでリンのほかにホゼ・ベリオスやジェイク・オドリッジ、カイル・ギブソンらとローテーションを組むことになる。リンには他球団から高額オファーがあったそうだが勝利を優先してツインズ入りを決めた。一昨年はシーズン103敗を喫したチームは昨年、ポストシーズンに進出。そしてオフの積極補強によりさらに上のステージを目指す。


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  • タイガースがベテラン捕手・サルタラマッキアとマイナー契約

    2018.3.10 17:00 Saturday

     野球選手が現役を続けるためにはまずプレーする場所が必要だ。オフは稀にみるFA市場の停滞で所属先が決まらない選手が多いが彼らは選手会のキャンプに参加しながら契約の機会を待っている。そんな中でタイガースはジャロッド・サルタラマッキアとマイナー契約を結んだ。

     32歳のサルタラマッキアはメジャー通算110本塁打を誇る捕手で昨年はブルージェイズに所属。シーズン初出場となった日本時間4月8日のレイズ戦で5打数1安打を記録するもその後は彼のバットから快音を聞くことはなくメジャーでの出場はわずか10試合に終わった。5月には1度は球団からリリースされるもその数日後にマイナー契約を結び直して3Aでプレーしていた。3Aでは33試合に出場し打率.162 1本塁打 5打点だった。

     6月を最後に所属先を失ったサルタラマッキアは選手会主催のキャンプに参加しながら契約の機会を狙っており、先日行われたJR東日本との練習試合にも彼の姿があった。そして捕手に厚みをもたせたいタイガースが試合経験豊富なサルタラマッキアと契約を結ぶことになった。現在、チーム内ではジェームズ・マッキャンが正捕手として据えられており、ジョン・ヒックスが第一のバックアップ選手としてプレーしている。そこにメジャー通算890試合の出場経験があるサルタラマッキアが加わることになる。

     2011年から4年間は年間100試合以上に出場していたが、近年はその機会が減り本来の力が発揮できていない。2011年のレッドソックス時代に25本塁打を記録したときのような打棒が復活できればタイガースとしても大きな戦力となるだろう。まずはマイナー契約で招待選手としてのスタートとなるがサルタラマッキアにとっては再びユニフォームを着てプレーする機会を得た。


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  • FA市場注目の捕手・ルクロイがアスレチックス入団へ

    2018.3.10 16:00 Saturday

     日々近づくメジャーリーグの開幕日。未だに去就が決まらない選手もいるが、調整や実践経験の時間を考えると1日でも早く決まってほしいところ。日本時間3月10日、アスレチックスは残っているFA選手の中で注目の1人だったジョナサン・ルクロイとの契約に合意したという。

     今年でメジャー9年目を迎えるルクロイは2015年以降、1度も故障者リスト入りしていない頑丈捕手で昨年はレンジャーズで開幕を迎え正捕手としてダルビッシュ有ともバッテリーを組んでいた。夏のトレードでロッキーズに移籍すると打撃好調となり46試合の出場で打率.310と結果を残し、チームのポストシーズン進出に貢献した。1年通じての成績は123試合で打率.265 6本塁打 40打点だった。

     今回のFA市場では捕手部門で高評価を受けていたルクロイだったが、稀にみる市場停滞の影響を受けてなかなか移籍先が決まらない状況が続いていた。そこでバックアップ捕手を探していたアスレチックスがルクロイに白羽の矢を立てた。チームでは27歳のブルースマックスウェルを正捕手候補の1人にしていることもあり、まだ1年通じて試合出場経験がない彼をサポートする経験豊富な選手の存在が必要だった。

     ルクロイとは1年契約になる見込みだが、まだ球団からは正式発表はされていないためメディカルチェックの結果を待つことになるだろう。開幕まで滑り込みとなる形で新天地が決まったルクロイ。本番までに今後の調整や実践を考えると時間はあまり残されていないが、期待されるポジションで全力を尽くす。今季のルクロイのプレーに注目だ。


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  • 大谷の3度目の登板は3回6失点も開幕に向けて前進中

    2018.3.10 15:00 Saturday

     開幕まで約3週間ほどとなり選手達の開幕ロースター枠に残るためのアピール合戦は日々、熱を帯びている。投手・野手ともに関係なく出番が来た時には最高のパフォーマンスをしたいところ。二刀流で開幕を狙うエンゼルスの大谷翔平は3度目の実践マウンドに立った。

     日本時間3月10日に行われた試合は昨年のメキシカンリーグ王者・ティファナ・トロスと対戦。一方のエンゼルスはマイナー選手中心のいわゆる「Bチーム」での臨むことになり大谷は60球をメドにマウンドに立った。前回はブリュワーズBチームに対して8奪三振と好投していただけにこの試合でも同様の投球を期待されたが3回6安打6失点と課題を残した結果となった。

     初回、2死から3番打者のダスティン・マーティンに甘く入った直球を右翼スタンドへと運ばれいきなりの失点。続く2回には1死から連打を浴びて2失点となった。スライダーが低めに決まる場面が多かったが、その一方で直球の制球に苦しみ死球や暴投など自らピンチを広げてしまった。3回にも走者こそ出すものの2死までこぎづける。しかし、予定の60球を目前にしてかつてレイズなど4球団に所属していたメジャー通算104本塁打のホルヘ・カントゥに適時二塁打を打たれるなど失点を重ねて降板となった。最終的には64球で3四死球を記録していた。

     試合後、大谷は「いいボールと悪いボールがはっきりしていたが、前進している」と前向きだった。また、この試合でバッテリーを組んだレネ・リベラも「試合で投げることは大変だけどもう少し時間をかければよりよいショウヘイをみることができるはずだ」と焦った様子はなかったという。こうして投打ともに試行錯誤が続く大谷は果たして開幕ロースターに残ることができるのか。次の試合出場に注目だ。


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  • ロイヤルズがムスターカスと1年650万ドルで再契約!

    2018.3.9 18:30 Friday

     日本時間3月9日、マイク・ムスターカスは昨季まで所属していたロイヤルズと1年契約を結ぶことで合意に至った(2年目の相互オプション付き)。ヤフー・スポーツのジェフ・パッサンによると、基本給は650万ドルであり、出来高とオプション行使により最大で2年2270万ドルまで上昇するようだ。

     昨季、自己最多かつ球団記録を更新する38本塁打を放ったムスターカスにとって、屈辱的な条件での契約になったと言っていいだろう。ロイヤルズ歴代最多となるシーズン38本塁打の実績を引っ提げてフリーエージェント市場に乗り込んだものの、得られた保証額は昨季の年俸(870万ドル)を下回る650万ドル。最大220万ドルの出来高が設定されており、全ての条件をクリアすれば昨季と同額を得られるようだが、オフシーズン当初に思い描いていたものとは全く異なる契約となったに違いない。

     相互オプションは選手側と球団側がともにオプション行使を選択した場合にのみ効力を発揮するため、相互オプションが行使されるケースはほとんどない。実質的には基本給650万ドルに最大220万ドルの出来高がついた1年契約と考えて差し支えないだろう。再建に向かいつつあるロイヤルズはフリーエージェント選手との複数年契約を避けたい意向を示していたが、まさに狙い通りの結果となった。ムスターカスとしては1年後に再びフリーエージェントとなる際にクオリファイング・オファーの対象とならないというメリットはあるものの、ジョシュ・ドナルドソンやマニー・マチャドといった有力三塁手と同時にフリーエージェント市場に出ていくことになるため、必ずしも好ましい状況とは言えないのが実情だ。

     38本塁打を放ったムスターカスだが、基本的には早打ちのフリースインガーであり、本塁打数のわりに打撃での貢献度はそれほど大きくない。また、右膝の大ケガから復帰した昨季は三塁守備での指標が悪化しており、そのあたりも多くの球団に敬遠されたのかもしれない。今回のムスターカスの契約からは、各球団が本塁打の価値を以前よりも低く見積もっていることが読み取れる。残念ながら、長打力だけが取り柄の選手にとっては厳しいオフシーズンになってしまった。


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  • ロッキーズ カルロス・ゴンザレスと1年契約での合意に近付く

    2018.3.9 16:30 Friday

     カルロス・ゴンザレスを含むフリーエージェント選手の調査を継続していることが報じられていたロッキーズだが、ゴンザレスとの1年契約が合意に近付いているようだ。クアーズ・フィールドで好成績を残してきた左の強打者は、今季もロッキーズでプレイすることがほぼ確実となった。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンは自身のTwitter上で、ロッキーズとゴンザレスが1年契約での合意に近付いていることを報じた。MLB.comのマーク・フェインサンドによると、両者による交渉は現在も継続中であり、まだ合意には達していないようだが、ロッキーズがゴンザレスと再契約を結ぶのはほぼ確実な情勢となっている。ゴンザレスは昨年、ロッキーズから複数年契約での契約延長をオファーされ、それを断っているが、今回契約が成立した場合は1年契約になると見られている。

     ゴンザレスは2002年8月にダイヤモンドバックスと契約し、2007年オフにダン・ヘイレンらとの6対2の大型トレードでアスレチックスへ移籍。翌2008年にメジャーデビューを果たし、85試合に出場したものの、その年のオフに今度はマット・ホリデイとの3対1のトレードでヒューストン・ストリートらとともにロッキーズへ移籍してきた。移籍1年目の2009年に89試合で13本塁打を放つと、翌2010年からはレギュラーに定着し、いきなり首位打者のタイトルを獲得。オールスター・ゲーム選出3回、シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞3回など輝かしい実績を残してきた。昨季は右肩痛で3年ぶりの故障者リスト入りを経験し、打率.262、14本塁打、57打点、OPS.762と不本意な成績に終わったが、9月には打率.377、6本塁打、16打点、OPS1.250と復調しており、今季は再び好成績を残すことが期待されている。

     なお、ゴンザレスはクアーズ・フィールドで通算打率.329、129本塁打、OPS.999という好成績を残している。1年後に再びフリーエージェントとなって好条件の契約を得るためにも、慣れ親しんだコロラドの地で実力健在をアピールしておきたいところである。


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  • 昨年王者のジャッジ 今年のホームラン・ダービー出場辞退か

    2018.3.9 14:30 Friday

     昨年のホームラン・ダービーで圧巻のパフォーマンスを披露し、ヤンキースでは4人目、新人では史上初となるホームラン・ダービー王者となったアーロン・ジャッジだが、ホームラン・ダービーには一度限りの出場になる可能性が高いようだ。

     日本時間3月9日、ジャッジは「僕はホームラン・ダービーのチャンピオンだ。素晴らしい経験だったし、とても楽しかったけど、もう一度出場する必要はないと考えている。一度優勝したからね」と語り、今後のホームラン・ダービーへの出場を辞退する意向であることを明らかにした。「個人的な決断だけどね」と付け加えたジャッジだが、「一度限りにするのが自分にとって良いと思う」とも語っており、決意は固いと見られる。

     ジャッジはオールスター・ブレイクのあたりから左肩の違和感に悩まされ、昨年11月には左肩の手術を受けた。「ホームラン・ダービーは故障と関係ないと思うよ。あれは打撃練習のようなものだからね。全力でスイングしたわけじゃないから」とホームラン・ダービー出場と故障の関連性を否定したジャッジだが、ひょっとすると、後半戦開始から8月にかけて大きくコンディションを崩したことも今回の決断に影響を与えているのかもしれない。

     MLB機構がディフェンディング・チャンピオンであるジャッジを今年のホームラン・ダービーに招待するのは確実と見られるが、「もし出場を依頼されたとしても、決めるのは自分だからね。自分にとってベストの選択をするよ」とジャッジは語る。アーロン・ブーン監督は「選手それぞれが決めればいいと思うよ。私はその決断をサポートする。ホームラン・ダービーは素晴らしいイベントであり、MLBにとって重要なものだと思うけど、選手がやりたいことをやるのが一番だから」と語り、選手の意思を尊重する方針を示しており、ジャッジ自身がホームラン・ダービーに対する考えを変えない限り、今年のホームラン・ダービーは昨年の王者抜きで行われることになりそうだ。


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  • レッドソックス・ヌニェス 正二塁手として開幕へ

    2018.3.9 13:00 Friday

     正二塁手のダスティン・ペドロイアが左膝手術の影響により5月ごろまで欠場することが確実ななか、大方の予想通り、エドゥアルド・ヌニェスが正二塁手として開幕を迎えることがほぼ確実となった。アレックス・コーラ監督は開幕戦にヌニェスを二塁手として起用するつもりであることを明らかにした。

     日本時間3月9日に行われたレイズとのオープン戦の試合開始前、コーラは「そうなるだろうね」と語った。「彼はたくさんのポジションを守ることができる選手だけど、私はチームの状況を把握しているし、ペドロイアの状態も知っている。ヌニェスは二塁のほかにもたくさんのポジションを守れるけど、そうなるだろうね(=ペドロイア不在の間は二塁を守ることになるだろうね)」と、チームリーダーである正二塁手の代役をヌニェスに任せることを明言した。

     昨季のヌニェスはジャイアンツで76試合に出場し、打率.308、4本塁打、31打点、18盗塁、OPS.752の好成績をマークしたあと、7月下旬にグレゴリー・サントス、ショーン・アンダーソンとの1対2のトレードでレッドソックスに加入。移籍後は右膝の打撲もあって38試合のみの出場に留まったものの、それでも打率.321、8本塁打、27打点、6盗塁、OPS.892とさらに成績を向上させ、シーズントータルでは114試合で打率.313、12本塁打、58打点、24盗塁、OPS.801という自己最高クラスの成績をマークした。

     右膝の状態はすでに万全となっており、ヌニェスは日本時間3月9日のレイズとのオープン戦に初出場。2打数ノーヒットに終わったものの、2番を打ち、二塁の守備も無難にこなした。コーラは「準備が整うまでにそれほど多くの打席は必要ないだろう」とヌニェスに信頼を寄せており、このまま故障なく開幕を迎えることができれば、開幕戦でヌニェスが二塁を守ることは確実だ。

     なお、ペドロイアも予定通りにスムーズな回復を見せており、早ければ5月中にも戦列復帰を果たせる予定。ペドロイアの復帰後は、ヌニェスは定位置とも呼べるユーティリティ役に回り、二塁のペドロイア、三塁のラファエル・ディバース、遊撃のザンダー・ボガーツらをサポートすることになりそうだ。


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  • アストロズの三遊間コンビが契約更改 コレアは年俸100万ドル

    2018.3.9 12:30 Friday

     メジャーリーグでは3月に入って年俸調停権を持たない支配下選手との契約更改が始まっており、日本時間3月9日にはアストロズの三遊間コンビ、アレックス・ブレグマンとカルロス・コレアも契約更改を済ませた。MLBネットワークのジョン・ヘイマンはブレグマンの年俸が59万9000ドル、コレアの年俸が100万ドルに決まったことを報じている。

     メジャーリーガーの年俸については年俸調停権が大きな役割を担っており、メジャー登録日数が3年未満で年俸調停権を持たない選手はメジャー最低保証年俸に毛が生えた程度の金額しか得られないことがほとんどである(逆に、年俸調停権を取得すると一気に年俸が上昇する)。たとえば、球界最高のスター選手であるマイク・トラウト(エンゼルス)の年俸は、2012年が48万2500ドル、2013年が51万ドル、2014年が100万ドルであり、年俸調停権を取得したタイミングで6年1億4450万ドルの大型契約を結んだ。その結果、2015年は525万ドル、2016年は1525万ドル、2017年は1925万ドルと大きく上昇し、今季から3年間の年俸は3325万ドルとなっている。

     コレアは今回が年俸調停権取得前の最後の契約更改となった。これまでの年俸は2016年が51万6700ドル、2017年が53万5000ドルと推移していたが、今回は100万ドルで契約を更改。クリス・ブライアント(カブス)が同じく年俸調停権取得前の最後の契約更改で105万ドルを手にしていたが、それに迫る金額での更改となった。昨季は故障により109試合の出場に留まりながら、打率.315、24本塁打、84打点、OPS.941の好成績を残しており、年俸調停権を取得する来季は大幅な昇給は間違いない。

     一方のブレグマンは最短で2年後に年俸調停権を取得する。昨季の年俸は53万9400ドルだったが、メジャーの慣例通り、今回は微増に留まった。メジャー2年目の昨季は打率.284、19本塁打、71打点、OPS.827をマークして正三塁手に定着。このまま順調に活躍を続けていけば、2年後には大幅な昇給を手にすることになるだろう。


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  • アリエタ獲得レースに伏兵・パドレスが参戦か

    2018.3.9 12:00 Friday

     フィリーズ、ブリュワーズ、ナショナルズなどの名前が挙がっているジェイク・アリエタの獲得レースに、思わぬ伏兵が現れた。エリック・ホズマーと8年1億4400万ドルの大型契約を結んだパドレスが、アリエタをはじめとする有力投手の獲得を検討しているようだ。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、パドレスは球団内で元サイ・ヤング賞右腕の獲得について議論を行っているという。まだ具体的な話には発展しておらず、あくまでも「獲得の可能性がある」程度の話に留まっているが、ランス・リンやアレックス・カッブを含め、パドレスが有力投手の獲得を検討し始めているのは事実の模様。アリエタ、リン、カッブはいずれもクオリファイング・オファー物件であり、ホズマー獲得ですでにドラフト指名権とインターナショナル・ボーナスプールを失っているパドレスは、前述の3投手のいずれかを獲得するとさらにドラフト指名権とインターナショナル・ボーナスプールを失うことになるため、そのあたりの事情も含めて慎重に議論が行われることになるだろう。

     パドレスはクレイトン・リチャードとブライアン・ミッチェルの先発ローテーション入りは当確と見られているものの、残りの3枠を多くの若手投手が争っている。才能豊かな若手投手の可能性に賭けてみるのも決して悪い選択肢ではないが、アリエタのような確固たる実績のある投手を先発ローテーションに加えるのは間違いなくチームにとってプラスとなるはずだ。ただし、アリエタはここ数年、パフォーマンスが下り坂となっており、再建中のパドレスが優勝を狙う態勢を整える頃にはさらに衰えてしまっている可能性が高い。そうした事情を考えると、アリエタは今季すぐに優勝争いができるチームを好むのではないだろうか。

     今のところ、アリエタは希望契約年数や希望年俸額を引き下げる素振りを見せておらず、それが契約交渉が長期化する原因にもなっている。アリエタの要求を呑むチームが現れるのか、それともアリエタが折れて条件を引き下げるのか。今後の動向を見守りたい。


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  • 急展開!ロイヤルズがムスターカスとの再契約に向けて交渉中

    2018.3.9 11:30 Friday

     日本時間3月9日、ここまで今季の所属先が決まっていなかったマイク・ムスターカスに関して大きな動きがあった。昨季まで所属していたロイヤルズが、ムスターカスとの再契約に向けて本格的に動き始めたのだ。契約合意に向けて交渉が続けられており、契約が成立した場合は1年契約になる可能性が高いことが報じられている。

     ここ最近、デイトン・ムーアGMはロイヤルズがムスターカスとの再契約に興味を持っていることを明言していた。その一方で、再建期に突入したロイヤルズがフリーエージェント選手との複数年契約に消極的であることも明らかにしていたが、今回の動きはまさにその言葉通りの動きとなっている。ロイヤルズは昨季終了後、ムスターカスに対してクオリファイング・オファー(年俸1740万ドル)を提示して拒否されているが、おそらくこれに近い金額での1年契約になるのではないだろうか。

     主力選手数名が同時にフリーエージェントとなった今オフ、ロイヤルズはエリック・ホズマーとの再契約を優先していたが、パドレスとの争奪戦に敗れてしまった。ロレンゾ・ケインはブリュワーズ、ジェイソン・バルガスはメッツ、マイク・マイナーはレンジャーズへと去り、ロイヤルズは短期契約であればムスターカスとの再契約に前向きな姿勢を示していたが、他球団がムスターカスに長期契約をオファーすると見られていたため、ロイヤルズはムスターカスとの再契約をあまり現実的なものとは捉えていなかった。予想以上にムスターカスへの需要が少なかったことが、ロイヤルズにとって追い風になったと言えるだろう。

     昨季のムスターカスは148試合に出場し、打率.272、38本塁打、85打点、OPS.835という自己最高のシーズンを過ごしてシーズン本塁打の球団記録を更新。2年ぶり2度目のオールスター・ゲーム選出を果たし、カムバック賞にも選出された。無事に再契約を結べば、サルバドール・ペレスや新加入のルーカス・デューダとともに、打線の中軸を形成することになりそうだ。


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  • 古巣復帰のイチロー ギャメル復帰までは正左翼手として起用へ

    2018.3.9 11:00 Friday

     日本時間3月8日にマリナーズとの1年契約が正式に発表されたイチローは2012年以来、実に6年ぶりの古巣復帰となった。イチローをチームに加えることを決断したジェリー・ディポートGMはイチローの起用法について、少なくともベン・ギャメルが戦列に復帰するまでは正左翼手として起用する方針であることを明らかにした。

     昨年12月にマーリンズからディー・ゴードンを獲得したマリナーズは、ギャメル、ゴードン、ミッチ・ハニガー、ギレルモ・エレディアで外野の4枠が確定し、イチローと再契約を結ぶ可能性はゼロに等しかった。しかし、ギャメルが右の腹斜筋を痛めて2ヶ月近く戦列を離れることが確実になり、ハニガーとエレディアも故障明けという状況。そのなかでディポートはイチローをチームに迎え入れることを決断した。

     そして、ディポートはギャメルが戦列に戻るまでの間、イチローを週に4~6試合起用する方針だという。「球団の象徴を定期的にベンチに座らせておくようなことは考えていない。レギュラー級の打席を与えて、彼ができることをやってもらうつもりだよ。昨季の後半戦を見ればわかるけど、彼はまだ優れた選手だし、たくさんのことができるからね」とディポート。イチローは昨季の後半戦、代打が中心の限られた出場機会のなかで打率.299、出塁率.384、OPS.763をマークしており、ディポートはイチローがまだレギュラーとして通用する選手であると考えている。

     また、ギャメル復帰後については「(選手起用に)これまでになかったフレキシビリティが生まれるだろう」と語っており、ディポートがイチローを戦力の一人として考えている様子がうかがえる。入団前の身体検査の結果、44歳のイチローは20代中盤の選手と同等の数値を叩き出したとの情報もあり、2014~2016年のように400打席前後の出場機会をこなすことも十分に可能だろう。

     左打者でありながら左腕を苦にしないイチローについて、ディポートは「彼はプラトーンが不要な選手だ」と語っており、ギャメル復帰までの間は、相手投手の左右に関わらず正左翼手として起用される見込み。少なくともシーズン最初の2ヶ月ほどは、マリナーズのレギュラーとしてプレイするイチローの姿が見られそうだ。


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  • ロッキーズがカルロス・ゴンザレスとの再契約を検討か

    2018.3.9 10:30 Friday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ロッキーズは9シーズンにわたって主力選手として活躍し、計211本塁打を放ってオールスター・ゲームに3度選出された実績を持つカルロス・ゴンザレスとの再契約を検討しているようだ。両者は現在も連絡を取り合っているという。

     2010年に.336の高打率で首位打者のタイトルを獲得し、シルバースラッガー賞2度、ゴールドグラブ賞3度などの輝かしい実績を誇る強打の外野手がロッキーズに戻ってくる可能性がある。MLB公式サイトでロッキーズの番記者を務めるトーマス・ハーディングは、ロッキーズが現在もフリーエージェント市場において補強の可能性を模索しており、連絡を取り合っている選手の一人がゴンザレスであることを伝えている。ただし、どの選手との交渉も発展的な段階には至っておらず、すぐに契約が決まる可能性は低いようだ。

     今オフ、ゴンザレスに対してはオリオールズ、ホワイトソックス、ロイヤルズ、アストロズ、ブルージェイズなどが興味を示していたが、すでに外野手の補強を終えた球団もあり、ゴンザレスの市場はそれほど拡大していない。昨季は打率.262、14本塁打、57打点、OPS.762という自己ワースト級の成績に終わったゴンザレスだが、9月以降は復調して打率.377、6本塁打、16打点、OPS1.250の好成績をマークしており、今季再びオールスター級の成績を残す可能性は十分にある。高地のクアーズ・フィールドで好成績を残している一方、アウェイではそれほど打てていない点が懸念材料だが、32歳になった現在でも一線級の活躍ができるだけの能力を備えた選手である。

     ロッキーズは現在、レフトにイアン・デズモンド、センターにチャーリー・ブラックモン、ライトにヘラルド・パーラが入る布陣が予定されているが、パーラはどちらかと言うと4人目の外野手として使いたいタイプの選手であり、ゴンザレスとの再契約はチーム状況にもフィットする。デービッド・ダール、ライメル・タピアといった若手外野手も育っているロッキーズだが、球団フロントはどのような判断を下すのだろうか。


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  • ロイヤルズが通算114勝の右腕・ノラスコとマイナー契約

    2018.3.8 16:30 Thursday

     日本時間3月8日、ロイヤルズはエンゼルスからフリーエージェントとなっていたリッキー・ノラスコとマイナー契約を結んだことを発表した。昨季エンゼルスでチーム最多の181イニングを投げた35歳のベテラン右腕は、招待選手としてチームに合流し、開幕ロースター入りを目指す。

     昨季のノラスコはエンゼルスで先発ローテーションの一角を担い、先発投手に故障者が続出したチームのなかでシーズンを通して先発ローテーションを守った唯一の投手となった。残した成績は181イニングを投げて6勝15敗、防御率4.92、143奪三振という褒められたものではなく、規定投球回に到達したシーズンでは自己最少となる6勝に終わったものの、1年を通して先発ローテーションを守り抜いた点については評価されてしかるべきだろう。2014年以降は2ケタ勝利に届かないシーズンが続いているが、メジャーデビューを果たした2006年から2013年までの8シーズンでは7度の2ケタ勝利を記録。通算114勝の実績を誇る右腕は、再建期に突入しているロイヤルズの先発投手陣に厚みをもたらしてくれるはずだ。

     今季のロイヤルズの先発ローテーションは、エース左腕のダニー・ダフィーを中心に、イアン・ケネディ、ジェイソン・ハメル、ネイサン・カーンズ、ジェイコブ・ジュニスの5人で確定していると見られるが、サム・ガビーリオや新加入のトレバー・オークスらも先発ローテーション入りを虎視眈々と狙っており、ノラスコもその争いに加わることになる。場合によってはロングリリーバーとして開幕ロースター入りを果たす可能性もあるだけに、今後のオープン戦でのアピールが重要になりそうだ。なお、ノラスコはメジャーのロースター入りを果たした場合、年俸150万ドルが保証される契約となっている。また、成績に応じて最大25万ドルの出来高が設定されており、すべての条件を満たせば、年俸と合わせて175万ドルを得られるようだ。35歳のベテラン右腕の奮起に期待したい。


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  • 通算68勝のベテラン右腕・ペルフリーが現役引退を表明

    2018.3.8 15:30 Thursday

     日本時間3月8日、メッツなどで活躍し、通算68勝をマークしたベテラン右腕、マイク・ペルフリーが現役引退を決断したことをSBネーションが伝えた。同メディアのリポートによると、ペルフリーは引退後、カンザス州ウィチタにあるニューマン大学でコーチを務めることが決定しているという。

     現在34歳のペルフリーは、2005年のドラフトでメッツから1巡目(全体9位)指名を受けてプロ入りし、順調にマイナーの階段を駆け上がって、プロ2年目の2006年7月には早くもメジャーデビュー。メジャー3年目の2008年に13勝11敗、防御率3.72をマークして先発ローテーションに定着すると、翌2009年は10勝、2010年には自己最多の15勝をマークして先発ローテーションの中心的存在となった。ところが、活躍は長くは続かず、2011年は7勝に終わり、2012年は右肘の故障の影響で3試合に登板しただけ。2013年からはツインズで3シーズンにわたってプレイしたが、2014年は右肘の手術を受けて長期欠場し、3シーズン合計で11勝しか挙げられなかった。タイガースへ移籍した2016年は4勝10敗、防御率5.07、そして昨季はホワイトソックスで3勝12敗、防御率5.93に終わり、なかなか契約先が見つからなかったこともあってユニフォームを脱ぐことを決断するに至ったようだ。メジャー12シーズンでメッツ、ツインズ、タイガース、ホワイトソックスの4球団でプレイし、通算成績は275試合(うち256先発)に登板して68勝103敗、防御率4.68、838奪三振だった。

     今後は2部リーグに所属するニューマン大学で「ボランティア・アシスタント・ベースボール・コーチ」を務める一方で、学位を取得するためにウィチタ州立大学に通う予定だという。故障と戦いながらも3度の2ケタ勝利を含む通算68勝をマークした右腕の、第2の人生での活躍に期待したい。


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