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  • 外野手が手薄のメッツがデン・デッカーとマイナー契約

    2018.2.16 12:50 Friday

     招待選手としてメジャーのスプリングトレーニングに参加することはマイナー選手にとって開幕ロースターに入るための大きな機会となる。その分、し烈な競争となるが練習や試合を通じて結果を残していくことでメジャーでプレーできる可能性が高まる。メッツはマット・デン・デッカーとマイナー契約を結んだ。

     30歳のデン・デッカーは左打ちの外野手として2010年のドラフト会議でメッツから5巡目指名(全体152番目)を受けて入団。2013年には3Aで3割近い打率を残したことでメジャーに昇格すると27試合で打率.207ながら初本塁打も記録した。その後はナショナルズとタイガースに在籍し、キャリアを積み重ねてきた。昨年はメジャーでの出場は4試合に終わったが、3Aでは79試合で打率.250 8本塁打 29打点の成績を残した。

     彼の魅力は外野のポジションをすべて守れるユーティリティだ。現在のメッツのロースターにはヨエニス・セスペデスやフアン・ラガレス、ブランドン・ニモとジェイ・ブルース、そしてマイケル・コンフォートがいる。現時点でコンフォート以外は故障もなく順調にスプリングトレーニングに参加することができるが、コンフォートは左肩手術の影響で少なくとも5月までは復帰することができない。そのため外野手が手薄になるため、デン・デッカーに白羽の矢が立った。

     2014年以来のメッツ所属となったデン・デッカー。果たして古巣で開幕ロースター入りができるのか。競争開始まであと数日だ。


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  • 先発ローテーション争いに意欲を見せる44歳・コローン

    2018.2.16 12:30 Friday

     44歳のベテラン右腕、バートロ・コローン(レンジャーズ)はある金字塔に近付いている。あと3勝でフアン・マリシャルが持つドミニカ共和国出身投手による最多勝記録(243勝)に並ぶのだ。しかし、コローンが44歳になった今も現役にこだわる理由はそれだけではない。

     レンジャーズからのマイナー契約のオファーを受け入れ、招待選手として開幕ロースター入りを目指しているコローン。レンジャーズはコール・ハメルズ、マーティン・ペレス、ダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナーとすでに先発ローテーションの5枠が埋まっており、リリーバーのマット・ブッシュやマイナー契約のジョン・ニースも虎視眈々とローテ入りを狙っている。さらに、市場にはまだ多くの先発投手が残っており、通算240勝の実績を誇るコローンとはいえ、生き残りは容易ではない。

     コローンのモチベーションになっているのは家族の存在だ。「僕はいつも、家族に僕が長くプレイしていたということを覚えていてほしいと思っているんだ。これはときどき家族に言っていることなんだよ」とコローン。「母が他界する前に話したとき、僕は母にできるだけ長くプレイし続けると言ったんだ。だから僕は今季もプレイするつもりなんだよ」

     コローンが3年連続で球界最年長選手となるためには、熾烈な先発ローテ争いを勝ち抜かなければならない。ただし、「(ローテ争いは)全く問題ではないよ。一生懸命練習して、できるだけ良いピッチングをしないといけないということを僕は知っているからね」とコローンに気負いは見られない。コローンがマイナー契約からロースター入りを目指すのは今回が初めてではなく、2011年にヤンキースと契約したときもそうだった。コローンは見事にロースター入りを果たし、2011~2016年の6シーズンで80勝をマーク。これは同期間でメジャー12位の数字だ。

     どんどんストライクを投げ込む、テンポの良い投球が持ち味のコローン。44歳のベテラン右腕が持ち味を発揮し、先発5番手に予定されているマイナーと先発ローテ入りを目指すブッシュをブルペンに追いやるようであれば、戦力面ではチームにとって理想的な展開となる。熾烈な先発ローテ争いにはどのような結末が待っているのか。44歳・コローンの奮闘が楽しみだ。


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  • ブリュワーズがユーティリティ選手のフランクリンとマイナー契約

    2018.2.16 12:10 Friday

     スプリングトレーニングがスタートし、数多くの選手が駆け込みでマイナー契約をしてチームに合流するケースが増えている。その中には実績を残してきた選手はもちろん、結果を残せず巻き返しに燃える選手もおり境遇はさまざまだ。そんな中でブリュワーズはニック・フランクリンとマイナー契約を結んだ。

     26歳のフランクリンは2009年のドラフト会議でマリナーズから1巡目指名(全体27番目)を受けた逸材で内外野どこでも守れるユーティリティが魅力だ。これまでは二塁手として142試合で守っているが、その次に外野で47試合、遊撃で30試合と様々なポジションを経験している。一方の打撃はあまり得意ではないようでキャリアハイはメジャー1年目の2013年、102試合に出場して打率.225 12本塁打 45打点だ。昨年はブリュワーズとエンゼルスに在籍したが、途中でマイナー降格となっていた。

     昨年は悔しい思いをしたフランクリン。今回のスプリングトレーニングでは招待選手として参加することになっている。主にユーティリティのポジションを争いことになるとみられ、し烈な競争に身を投じることになる。多くのポジションをこなすことができることも強みであるが、打撃では両打ちという特性もある。メジャーではデビュー年以降は目立った成績を残せてはいないものの、過去6年の3Aでの試合では打率.267 出塁率.352 長打率.428と結果を残している。打撃面も向上すればフランクリンにも開幕ロースター入りの機会があるだろう。古巣復帰で自分のポジションを掴みにいく。


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  • リンスカムが最速93マイルを計測 マイナー契約で復帰濃厚

    2018.2.16 12:00 Friday

     日本時間2月16日、元サイ・ヤング賞投手のティム・リンスカムがシアトル郊外のトレーニング施設で現役復帰に向けてのショーケース(公開練習)を開催した。リンスカムの投球はショーケースに訪れたスカウトにインパクトを与え、現役復帰に一歩前進したようだ。

     ショーケースでリンスカムの投球を目にした関係者によると、33歳の右腕は近い将来にメジャー球団のスプリング・トレーニングに参加する可能性が高いという。「彼は間違いなく職を得ると思うよ。それに関しては疑う余地がない。このタイミングだから、おそらくスプリング・トレーニングへの招待が含まれたマイナー契約になるだろうね。でも、彼が契約を手にすることは間違いないよ」

     リンスカムは2016年にエンゼルスで9試合に先発して2勝6敗、防御率9.16、被打率.395とめった打ちを喰らったのを最後に、メジャーでの登板機会がない。ジャイアンツ時代にはメジャー2年目の2008年から2年連続でサイ・ヤング賞を受賞し、同年から7年連続2ケタ勝利をマークして3度のワールドシリーズ制覇(2010年、2012年、2014年)にも貢献するなど、球界を代表する右腕として一世を風靡したが、股関節の故障が影響して徐々に成績を悪化させていた。ショーケースに訪れた関係者は「股関節の故障の影響は感じられなかった」と話しており、コンディション面に目立った問題はなさそうだ。

     ショーケースにはおよそ15球団から20人ほどのスカウトが訪れ、リンスカムの投球(10分で25球)を見守ったという。速球の球速はコンスタントに90~92マイルを計測し、最速は93マイル。2016年はに平均球速が88.4マイルまで落ちていたが、少なくとも球速だけは全盛期に近い水準まで回復しているようだ。

     ショーケースの前後にリンスカムがスカウトと接触したとの報道はなく、契約に向けての動きはこれからスタートすると見られる。獲得を希望する球団が先発・リリーフのどちらでリンスカムを起用するつもりなのかは明らかになっていないが、少なくともリンスカムはメジャー復帰への第一歩を無事に踏み出したと言えそうだ。


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  • ベニンテンディが大物選手を手掛けるクロース氏と代理人契約

    2018.2.16 11:40 Friday

     バッテリー間のスプリングトレーニングが始まり、野手陣が合流する日も迫ってきたことで各球団とも本格的な競争が始まろうとしている。そんな中でも選手は今後の年俸交渉に向けての準備をすることも大事だ。レッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディは新たな代理人と契約したという。

     23歳のベニンテンディは昨年は球団の有望株選手の1人としてアーロン・ジャッジ(ヤンキース)やヨアン・モンカダ(ホワイトソックス)とともに活躍が期待された選手。外野のレギュラーの一角として試合経験を積み、昨年は151試合で打率.271 20本塁打 90打点の成績を残した。新人王こそ獲れなかったが、今後もチームの中心選手の1人として打線をけん引していく。

     レッドソックスの地元紙「Boston Globe」のアレックス・スパイアー記者によるとベニンテンディはスポーツマネジメント会社「スポーツエクセル」のケイシー・クロース氏と契約を結んだという。クロース氏は元プロ野球選手でヤンキースのマイナーでプレーした経験を持ち、代理人を始めてからは現在、マーリンズのCEOを務めるデレク・ジーター氏の代理人として活躍してきた。近年では田中将大(ヤンキース)やクレイトン・カーショウ(ドジャース)、ザック・グレインキー(ダイヤモンドバックス)といった大物選手も支えている。

     これまでベニンテンディの代理人を務めていたジェイソン・ウッド氏が不祥事を起こしマネジメント会社から解雇され、資格停止処分を受けている。これを受けて新たな代理人を探していたベニンテンディ。メジャーで3年間の在籍経験があれば取得できる年俸調停の権利のために敏腕代理人を据えてシーズンに臨む。


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  • ユーティリティ選手・ヌニェスがレッドソックスと再契約へ

    2018.2.16 11:30 Friday

     ヤンキース、ブレーブスなど複数球団からの関心が報じられていたユーティリティ・プレイヤーのエドゥアルド・ヌニェスだが、どうやらレッドソックスと再契約を結ぶことを選択したようだ。ファンラグ・スポーツのロバート・マレーはオプション付きの1年契約になる見込みであることを報じている。

     レッドソックスは完了していない契約交渉に関するチームの方針に従って、現時点ではヌニェスとの契約合意に関する声明を発表していない。身体検査では昨季終盤に痛めた膝の状態が焦点になると見られており、ヌニェスが身体検査をパスするまでは契約内容の詳細は明らかにならない見通しだ。ただし、マレーは1年契約+オプション1年になる見込みであると伝えている。

     昨季のヌニェスはジャイアンツで76試合に出場して打率.308、4本塁打、18盗塁、OPS.752をマークしたあと、7月下旬にマイナー2投手とのトレードでレッドソックスへ移籍。レッドソックスでは38試合で打率.321、8本塁打、6盗塁、OPS.892の好成績を残し、シーズントータルでも114試合で打率.313、12本塁打、24盗塁、OPS.801とキャリアハイと言っても過言ではないくらいの好成績をマークした。二塁・三塁・遊撃のほか、レフトを19試合(先発17試合)、ライトを2試合(先発1試合)守るなど、例年通りのユーティリティ性を発揮。打力の向上により、今や球界屈指のユーティリティ・プレイヤーとなった感がある。

     レッドソックスはチームリーダーのダスティン・ペドロイアが左膝の手術により開幕に間に合わないことが確実となっており、ヌニェスはシーズン最初の数週間はペドロイアの代役を務めることになるだろう。ペドロイアの復帰後は内外野を守れるユーティリティとして主力選手の休養時や相手投手の左右に合わせてフレキシブルに起用されるはず。膝の状態さえ万全ならば、好打と俊足を兼ね備えたユーティリティ・プレイヤーとして、地区3連覇を目指すレッドソックスに不可欠な戦力となりそうだ。


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  • ブルージェイズのローテが確定 左腕・ガルシアと1年契約

    2018.2.16 11:00 Friday

     日本時間2月16日、ロン・アトキンスGMが先発5番手を探していることを公言していたブルージェイズは、ベテラン左腕のハイメ・ガルシアを1年800万ドル+球団オプション1年で獲得した。ガルシアの加入により、ブルージェイズの先発ローテーションの顔ぶれが固まった。

     球団オプションについての詳細は球団からは発表されていないが、年俸1000万ドルまたは200万ドルのバイアウトであることが報じられている。また、シーズンごとに投球イニング数に応じて200万ドルの出来高が設定されているようだ。

     ガルシアの加入により、先発5番手候補と目されていたジョー・ビアジーニはブルペンに回るか、あるいはマイナーで先発投手として開幕を迎えることになる。先発ローテーション定着を目指していたであろうビアジーニには落胆する気持ちもあるに違いないが、ブルージェイズのガルシア獲得は決してサプライズではない。アトキンスが公言していた通りに先発5番手の獲得を実現させただけである。

     昨季のガルシアはブレーブスで18試合に先発したあと、ツインズへ移籍して1試合に先発。直後に今度はヤンキースへトレードされ、ヤンキースでは8試合に先発した。3球団合計の成績は27先発で157イニングを投げ、5勝10敗、防御率4.41。2ケタ勝利を4度マークしたカージナルス時代の活躍を考えると物足りなさは否めないが、先発5番手と考えれば及第点の成績だろう。

     ガルシアは先発5番手としてマーカス・ストローマン、J.A.ハップ、アーロン・サンチェス、マルコ・エストラーダとともに先発ローテーションを形成することになる。純粋な単年契約でなく、球団オプション付きの1年契約であることは、ブルージェイズにフレキシビリティをもたらすはずだ。若手投手が期待通りに成長すればオプションを破棄すればいいし、ガルシアが好成績を残すようであればオプションを行使すればいい。来季の契約が球団オプションであることによって、シーズン途中でのトレードも容易になるだろう。

     打線と先発ローテーションに関しては、今オフのブルージェイズの補強は完了したと見ていいだろう。アトキンスは残された予算を使って今後も補強の可能性を模索する方針だが、今後は主に救援投手市場に目を向けることになりそうだ。


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  • 念願の先発補強 オリオールズがキャッシュナーと2年契約

    2018.2.16 10:30 Friday

     先発ローテーションが2枠しか埋まっておらず、先発投手の補強が急務となっていたオリオールズがようやく先発投手の補強に成功した。日本時間2月16日、オリオールズは先発右腕のアンドリュー・キャッシュナーと2年1600万ドルで契約合意に至ったようだ。

     SBネーションのクリス・コティーロによると、キャッシュナーが保証されているのは2年1600万ドルのみだが、3年目となる2020年の契約は年俸1000万ドルのベスティング・オプションとなっており、キャッシュナーが最初の2年間で340イニング以上を投げると自動的に契約が更新される。さらに、2年間で360イニング以上を投げるとキャッシュナー側に選択権がある選手オプションに切り替わるという。また、各年最大500万ドルの出来高が設定されており、キャッシュナーが出来高とオプション更新の全条件を満たした場合、今回の契約は3年4100万ドルまで引き上げられることになる。

     レンジャーズに1年契約で加入した昨季、キャッシュナーは28試合に先発して166回2/3を投げ、11勝11敗、防御率3.40をマーク。規定投球回に到達したのはパドレス時代の2015年以来2年ぶり3度目であり、11勝は自己最多だった。奪三振率は4.64と極端に低かったが、これはゴロを打たせる投球スタイルに移行したことも影響しており、ゴロ率48.6%はリーグ6位の数字。本塁打が出やすく打者有利と言われるカムデンヤーズを本拠地とするオリオールズにとって、チームにフィットした先発投手と言えそうだ。なお、キャッシュナーはカムデンヤーズで2度の登板経験があり、計14イニングを投げて防御率2.57の好成績を残している。

     オリオールズは先発ローテーションがケビン・ゴーズマンとディラン・バンディの2枠しか確定しておらず、先発投手の補強を目指していた。3年以上の長期契約を避けたい方針だったため、キャッシュナーを2年契約で獲得できたのはフロントの思惑通りの結果となったと言えるだろう。先発ローテーションにはまだ2枠の空きがあり、さらなる補強に動く可能性もありそうだ。


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  • 先発ローテーション入りに自信を見せるレンジャーズ・ブッシュ

    2018.2.15 18:00 Thursday

     メジャーデビューから2年間、リリーバーとして活躍したマット・ブッシュ(レンジャーズ)は「先発投手になるためにキャンプに来た」と言う。「何の疑いもない。俺は先発をやるために準備をしてきたんだ。過去のことは振り返らないよ」と先発転向に自信を見せている。

     レンジャーズのバッテリー陣はキャンプ地に集合し、初日の練習を終えたばかりであり、まだ最終的な判断が下されたわけではない。しかし、ブッシュはこれでもかと言わんばかりに先発転向の成功を確信している。「俺は常に自分の能力に自信を持ってきた。(デビューイヤーの)2016年はメジャーで活躍できると思っていたしね。俺は挑戦や競争が好きなんだ。いつも困難を乗り越えてきた。だからこそ自信があるのさ」

     レンジャーズは2010年のC.J.ウィルソン以降、2011年のアレクシー・オガンドー、2012年のネフタリ・フェリース、2014年のタナー・シェパーズと毎年のようにリリーバーを先発に挑戦させてきた。ウィルソンは大成功を収め、オガンドーも成功と言える部類。しかし、フェリースとシェパーズについては大失敗だった。大成功のウィルソンについては本人が先発転向を熱望していたという事情がある。今回のブッシュもウィルソンに近い状況だと言えるだろう。先発転向を熱望し、それに向けて準備を整えているブッシュが成功を収める可能性は高いと言えそうだ。

     だからといって、ブッシュの先発ローテーション入りが保証されているわけではない。先発の5枠はコール・ハメルズ、マーティン・ペレス、ダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナーの5人で埋まっており、マイナー契約でバートロ・コローンも加入している。ブッシュは彼らとの競争に勝たなければならないのだ。

     もちろん、昨季ロイヤルズでリリーバーとして復活を遂げたマイナーをブルペンに回すことも可能だし、コローンの状態が良ければマイナーとブッシュがともにブルペンに回る可能性もあるだろう(ある意味レンジャーズにとってはそれが理想)。レンジャーズは先発・リリーフともに不安材料を抱えており、最終的な判断を下すまでにはもうしばらく時間が掛かるのではないだろうか。


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  • ロッキーズ オープン戦で試験的にブラックモンを3番起用へ

    2018.2.15 16:30 Thursday

     ロッキーズのバド・ブラック監督は今年のオープン戦である実験をすることにした。昨季不動の1番打者として見事な活躍を見せたチャーリー・ブラックモンをオープン戦期間中に、試験的に3番打者として起用する方針を固めたのだ。

     昨季のブラックモンは159試合に出場して打率.331、37本塁打、104打点、14盗塁、OPS1.000という自己最高の成績をマークし、初の打撃タイトルとなる首位打者に輝いたほか、2年連続でシルバースラッガー賞を受賞。先発出場158試合のうち、156試合は1番打者として出場し、1番打者として叩き出した103打点はメジャー新記録となった。

     ブラックモンは3週間前に「打順変更がチームに好影響をもたらすのであれば」という条件付きで、打順の変更を受け入れる意思があることを明らかにしており、ブラックも打順変更を試す可能性があることを示唆。野手陣のキャンプ開始に先駆けてキャンプ地に到着したブラックモンはブラックと話し合い、オープン戦で打順変更を試すことを受け入れたようだ。

     「僕はバディ(ブラックの愛称)がベストの打線を組んでくれると信じている。勝つためにベストの打線を組むのであれば、僕はそれを受け入れるとバディに伝えたよ」とブラックモン。現時点では2番を打つ元首位打者のDJレメイヒューと4番を打つ元二冠王のノーラン・アレナードの間に入る可能性が高く、レメイヒューとアレナードはともに右打者であるため、「ジグザグ打線」を組めるという点でもメリットがある。

     ブラックモンに代わる1番打者としてはライメル・タピアやイアン・デズモンド、デービッド・ダールの名前が挙がっており、彼らもまた、1番打者の適性をオープン戦で試されることになるだろう。また、ロッキーズはカルロス・ゴンザレスまたはマーク・レイノルズと再契約を結ぶことを検討しており、彼らの動向がブラックの構想に影響を与える可能性もある。「いつもと違う環境になると動揺してしまう選手もいるけど、ブラックモンはそういう選手ではない。(打順が変わっても)彼はうまく適応してくれると思うよ」とブラックが信頼を寄せるブラックモンは、今季も強打のロッキーズ打線を牽引する存在となりそうだ。


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  • ロイヤルズ・ヨスト監督 先発投手陣をブルペン候補から除外せず

    2018.2.15 15:00 Thursday

     ロイヤルズは昨季終盤にクローザーを務めたマイク・マイナーが退団し、ケルビン・ヘレーラのクローザー復帰を含めて「勝利の方程式」の再編を迫られている。ネッド・ヨスト監督は先発ローテーション争いに敗れた先発投手をリリーバーとして起用することも検討しているようだ。

     近年のロイヤルズは平凡な先発投手を一流のリリーバーへ変身させた実績がある。2012年に32先発で8勝16敗、防御率5.73に終わったルーク・ホッチェバーは翌2013年にリリーバーへ転向し、58試合で防御率1.92の好成績をマーク。ホッチェバーがトミー・ジョン手術で離脱すると、今度は2013年に24先発を含む31試合で8勝11敗、防御率5.32に終わったウェイド・デービスをリリーバーに転向させ、デービスは今や球界を代表するクローザーの一人となっている。

     「思い出してくれ。私は(2014年の春に)ホッチェバーが壊れるまでデービスをブルペンに回そうなんて考えていなかった」とヨストは先発投手のリリーバー転向に慎重な姿勢を見せるものの、「まずは先発投手陣の様子を見てみよう。開幕までのある時点でチームに何が必要かを判断し、そのときに決断することになるだろう」と先発ローテーション争いに敗れた先発投手をリリーバーとして起用する可能性を完全には否定していない。

     今季のロイヤルズの先発ローテーションはダニー・ダフィーとイアン・ケネディを中心に、ジェイソン・ハメル、ネイト・カーンズ、ジェイコブ・ジュニスという顔ぶれになる見込みであり、ともに新加入のジェシー・ハーンとウィリー・ペラルタは先発ローテーションから外れる可能性が高い。メジャーでのリリーフ経験はハーンが通算3試合、ペラルタが通算12試合のみだが、両投手ともマイナー降格のオプションが切れており、チームに残したい場合にはなんとかしてロースターに組み込む必要がある。そうなると必然的にリリーバーとして起用されることになる。

     「我々は(ブルペンに回る可能性のある)パワーピッチャーを数名獲得した。どうなるか楽しみだね」とヨスト。新加入のハーンやペラルタがリリーバーとして覚醒し、「勝利の方程式」の一角を担ってチームに不可欠な戦力となる可能性もありそうだ。


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  • 元女房役・ジメネスがダルビッシュのカブス加入について語る

    2018.2.15 14:30 Thursday

     ダルビッシュ有はレンジャーズ時代の2014年にバッテリーを組んだクリス・ジメネスとカブスで再会することになった。ジメネスは招待選手の立場であり、実際にシーズン中にバッテリーを組む機会がある保証はないが、両者は現在も良好な関係を築いているようだ。

     ダルビッシュは日本時間2月14日にキャンプ地に到着した際、元女房役のジメネスとハグを交わし、そのあとすぐにジメネスをからかったという。「彼は”毎日テキストメッセージを送ってくるのをやめてくれ”と言ってきたんだ」とジメネス。「僕は彼のカブス加入にほんのわずかしか関わっていないよ。彼にとって良い選択をしたと感じている」とダルビッシュのカブス加入を歓迎した。

     ジメネスは「もう一度言うけど、僕は(ダルビッシュがカブスと契約したことに)何も関わっていない。彼には今回の決断に至る様々な理由があったんだ。(監督の)ジョー(・マドン)や(投手コーチの)ジム(・ヒッキー)とは関わりがあったから、僕が知っていることは彼に伝えようとしたし、彼に適したチームであるということも伝えた。彼は本当に良い選択をしたんじゃないかな」とダルビッシュのカブス加入について語った。

     ジメネスがダルビッシュとバッテリーを組んでいたのは、ダルビッシュがトミー・ジョン手術を受ける前の2014年。「僕たちはまだベストのダルビッシュを見ていない」とジメネスは言う。「彼はまだ投手として成長しているんだ。今季はトミー・ジョン手術後の2度目のフルシーズンになるから、いよいよ本領を発揮するんじゃないかな。彼の限界は空のように高い。彼はまだ比較的若いしね。彼はまだタンクのなかにいろんなものを秘めていると思うよ」とダルビッシュのさらなる成長、さらなる活躍に期待を寄せる。

     「彼は全ての球種を全ての打者に使う必要はないということを学んできた。そのことが彼を成長させていると思う」とジメネスは語る。元女房役のジメネスの言葉が正しければ、今季のダルビッシュは持てる才能をフルに発揮し、かつてないほどの大活躍を見せてくれるかもしれない。ジメネスが開幕ロースター入りを勝ち取り、再びダルビッシュとバッテリーを組むシーンが見られることにも期待したい。


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  • やる気十分の有望株・アクーナ 5日前にキャンプ地入り

    2018.2.15 12:30 Thursday

     球界トップクラスの有望株として大きな注目を集めているロナルド・アクーナ(ブレーブス)だが、野球以外の面でも球団フロント陣に好印象を与えている。やる気十分のアクーナは野手陣の集合日より5日も早く、キャンプ地に到着したのだ。

     アレックス・アンソポロスGMは「スプリング・トレーニングが長いということはみんな知っている。でも、選手が自分のキャリアのために早くキャンプ地に到着して、チームメイトやコーチと多くの時間を過ごそうとしているのは間違いなく良いことだよね」と語り、アクーナの「フライング到着」を高く評価した。

     アクーナはMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで大谷翔平(エンゼルス)に次いで全体2位にランクインしている球界トップクラスの有望株である。今季の早い段階でのメジャーデビューが予想されているが、アクーナがキャンプ地に早く到着したのには理由がある。昨季はマイナーのキャンプからオープン戦に招集された。メジャーのキャンプに参加するのは今年が初めてなのだ。少しでもメジャーのキャンプの雰囲気を掴み、全体練習開始と同時にスムーズにチームに溶け込んでいきたいと考えるのは自然なことだろう。

     4月下旬までメジャーデビューを遅らせれば、フリーエージェントとなるのを1年遅らせることができるため、ブレーブスがアクーナを開幕ロースターに入れる可能性は極めて低い。しかし、昨季マイナー3階級合計で打率.325、21本塁打、82打点、44盗塁、OPS.896の好成績をマークした有望株が早い段階でメジャーへ昇格してくるのは確実であり、ブレーブスではアンドリュー・ジョーンズ以来の「期待の星」となるだろう。

     ブレーブスの春季キャンプにはMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体トップ100にランクインした8人のうち、アクーナを含めた7人が参加する。ブライアン・スニッカー監督は「1年前、ここに座りながら翌年のキャンプは面白くなるだろうなと考えていたんだ」と才能豊かな若手選手たちと過ごすキャンプを楽しみにしている。アクーナを筆頭とする若手有望株たちの成長と活躍に期待したい。


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  • スタントン獲得前にジャッジに意見を求めたキャッシュマン

    2018.2.15 12:00 Thursday

     12月上旬の午後、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)とブライアン・キャッシュマンGMの間で、電話での短い話し合いが行われた。キャッシュマンはマーリンズからジャンカルロ・スタントンを獲得することについて、ジャッジに意見を求めたという。

     キャッシュマンから意見を求められたジャッジは「彼を獲りに行きましょう」と答えた。「MVP級の選手が僕たちのチームに加わるんだよ?獲りに行くしかないじゃないか。(彼を獲得することによって)僕たちのチームはどうなるだろう。すでに素晴らしいチームなのに、スタントンやその他の新戦力が加わることによって、僕たちはさらに素晴らしいチームになったんだ」とジャッジはスタントンが加入してパワーアップしたチームに大きな手応えを感じている。

     電話での話し合いのなかで、キャッシュマンはジャッジに対して、スタントンを獲得することによって指名打者での起用が増えたり、レフトを守る機会が増えたりすることについてどう思うかを尋ねた。ジャッジはどちらも受け入れたうえで、経験豊富なGMに対して「チームが僕に求めることならなんでもやります。僕たちは勝つためにヤンキースにいるのですから」と答えたという。

     キャッシュマンは「彼は我々のリーダーの一人だよ。あんなに若いのにね」とジャッジを絶賛。「だから、私はトレードの前に彼に意見を求めたんだ。彼に連絡をして、彼の立場からの意見を聞きたかったんだよ。彼の返事を聞いたときは嬉しかったね」と当時を振り返る。

     メジャーリーグの新人記録を更新する52本塁打を放ち、ア・リーグ本塁打王とア・リーグ新人王に輝いただけでなく、MVP投票でもホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)に次ぐ2位にランクインしたジャッジ。歴史的なルーキーイヤーと同様の活躍を繰り返すのは決して簡単なことではないが、人間的にも成熟したジャッジならやってくれそうな雰囲気がある。25歳にして名門・ヤンキースの中心選手となり、キャッシュマンからも全幅の信頼を寄せられているジャッジの、今季の活躍に期待したい。


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  • アストロズ・カイケル 開幕後は契約延長交渉に応じず

    2018.2.15 11:30 Thursday

     今季終了後にフリーエージェントとなるダラス・カイケル(アストロズ)はシーズン中に契約延長交渉に応じる意思がないことを明言した。アストロズがカイケルとの契約延長を望むのであれば、シーズン開幕までに交渉をまとめることが必要となる。

     「もし何かあるとしたら、それはシーズン前に起こるだろうね。レギュラーシーズン中は契約交渉をするつもりはない。チームメイトにも悪影響を与えてしまうことになるからね。他人に影響を与えてしまうようなことはしたくないんだ。(シーズンが始まったら)僕は野球に集中したいんだよ」とカイケルは開幕までに契約延長交渉がまとまらなければ、今季終了後にフリーエージェント市場へ打って出ることを示唆。ジェフ・ルーノウGMら球団フロント陣に与えられた時間は残り1ヶ月半ほどとなった。

     昨季のカイケルは故障離脱があったものの、14勝5敗、防御率2.90の好成績をマーク。今季終了後にフリーエージェントとなるのに備えて、カイケルは先日、敏腕代理人として知られるスコット・ボラスに代理人を変更している。これまでに長期契約についての交渉があったのかを問われたカイケルは、ノーと答えたうえで「今季限りでアストロズでの時間が終わるかどうかに関わらず、僕がここにいたという足跡を残しておきたい。それが良いものであるといいんだけどね」と今季の活躍に意欲を見せた。

     カイケルは年俸調停3年目となった今オフ、球団との年俸調停を回避して年俸1320万ドルの1年契約で契約を更改。今季の成績次第ではあるものの、直近4シーズンで2ケタ勝利と防御率2点台を各3回マークし、2015年には20勝8敗、防御率2.48の好成績でサイ・ヤング賞を受賞していることを考えると、大型契約を手にするのは確実だろう。ジャスティン・バーランダーとゲリット・コールは少なくとも2019年まで保有可能であり、カイケルと契約を延長して来季も強力先発3本柱を維持するのか、それとも生え抜きのエース左腕に今季限りで別れを告げるのか。ルーノウGMの判断に注目が集まっている。


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  • ヤンキースがトレードでマチャドを獲得するための方法とは?

    2018.2.15 11:00 Thursday

     ヤンキースは長きにわたってマニー・マチャド(オリオールズ)の獲得に動く可能性が取り沙汰されている。今季終了後にフリーエージェントとなるマチャドだが、それまでにトレードされる可能性は消えていない。マチャドのヤンキースへのトレードは実現するのだろうか。

     オリオールズが同地区のライバルであるヤンキースに自軍の主砲をトレードするというのはなかなか考えにくいことだが、MLBネットワークのケン・ローゼンタールはマチャドのヤンキース移籍を実現させるトレード案として、以下のものを紹介している。

     

    ①ヤンキースはミッドレベルの有望株との交換でジェイク・オドリッジ(レイズ)を獲得する
    ②ヤンキースはオドリッジ、ジャコビー・エルズベリー、ハイレベルの有望株との交換でマチャドを獲得する

     

     ヤンキースは昨季まで15年連続でぜいたく税の対象となる上限金額を超過しており、ぜいたく税の税率は現在50%となっている。そのため、今季は年俸総額を上限金額以内に抑えて税率をリセット(20%)することを目指しており、それが大型補強への足枷となっているのだ。マチャドを獲得するためには、マチャド分の予算枠を確保しなければならない。そこでエルズベリーの放出が必要になってくるというわけだ。

     レイズはオドリッジの放出を検討しており、オリオールズは先発投手と左打ちの外野手を欲している。この2球団の間にヤンキースが入ることにより、2球団のニーズを満たしたうえでヤンキースがマチャドを獲得できる、というのがローゼンタールが描くシナリオだ。ヤンキースが「ハイレベルの有望株」としてミゲル・アンドゥハーを放出すれば、オリオールズはマチャドが抜けた穴を埋めることもできる。ただし、このトレードを成立させるためには、ヤンキースはエルズベリーの残り契約(3年6840万ドル)のうち半額程度を負担しなくてはならないだろうとローゼンタールは指摘している。

     もちろん、このトレード案には問題点もある。まずはエルズベリーがトレード拒否権を持っているということだ。さらに、オリオールズとレイズはともにヤンキースと同じア・リーグ東部地区に所属する球団であり、同地区のライバルを利するくらいならヤンキースを介さず直接取引をまとめてしまおうと考える可能性もある。あくまでも数あるトレード案の一つとして受け止めておくべきだろう。

     いずれにしても、ヤンキースがマチャドの獲得を狙っていることは間違いなく、今季終了後にフリーエージェントとなった際には積極的に獲得に動くはずだ。今季開幕前、あるいはシーズン中にトレードが成立する可能性もゼロではなく、今後の動向を見守りたい。


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  • 市場の動きを注視するも補強を急がないドンブロウスキー

    2018.2.15 10:30 Thursday

     日本時間2月15日、ほとんどの球団が春季キャンプを正式にスタートした。レッドソックスも例外ではないが、デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長は引き続き移籍市場の動きを注視していく方針だ。ただし、ドンブロウスキーに補強を急ぐつもりはないようだ。

     オフシーズン当初からJ.D.マルティネス獲得の最有力候補に挙げられてきたレッドソックス。まだマルティネスの移籍先は決まっておらず、マルティネスが市場に残り続ける限り、レッドソックス移籍の噂が消えることはないだろう。ドンブロウスキーは「何らか(の契約)に近付いているかどうかはわからない。今年の冬は(契約交渉が)長期化しているからね。我々は多くの球団や代理人と交渉を続けていくよ。どんな答えがでるかはわからないけどね」と語り、マルティネスを含め、さらなる補強に動く可能性を肯定も否定もしなかった。

     ドンブロウスキーが明言したのは「少なくともシーズンが始まるまでに補強を急ぐ必要はない」ということである。「主力選手のコンディションが万全ならば、昨季より戦力を向上させることができる。2週間後にオープン戦が始まり、それから1ヶ月後には長いシーズンが始まる。でも、シーズンの開幕は補強の終了を意味するわけではない。公平なオファーでないと感じるならそれを受け入れる必要はないし、シーズン中にも補強はできるからね」とドンブロウスキーは補強を必要以上に急ぐ意思がないことを強調した。

     ドンブロウスキーはマルティネスやその他の選手・球団との交渉について、期限を設けるつもりはない。「具体的な期限は設定していないよ。状況は常に変化していくからね。まずはチームの戦力を分析し、見極める必要がある。ハンリー・ラミレスが一昨年のような状態だったり、ダスティン・ペドロイアの回復が順調だったりすれば、(補強が必要という現在の)状況も変わってくるからね」とドンブロウスキーは語る。レッドソックスは地区優勝を果たした昨季の戦力をほぼそのまま維持しており、各選手の調整が順調ならば、現在の陣容のまま開幕を迎える可能性もゼロではなさそうだ。


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  • 球春到来 各球団の熾烈なポジション争いをチェック!

    2018.2.14 18:30 Wednesday

     日本時間2月15日からいよいよ各球団の春季キャンプがスタートする。開幕までのおよそ1ヶ月半、各球団の監督やGMは開幕ロースターの25人を決めるために頭を悩ませることになる。ここでは各球団のポジション争いの様子をザッと眺めてみよう。

    【ア・リーグ東部地区】

    オリオールズ
    ケビン・ゴーズマンとディラン・バンディが先発1・2番手を務めるが、残り3枠が決まっていない。開幕ローテーション争いに注目。

    レッドソックス
    クレイグ・キンブレルを擁するレッドソックス。キンブレルへの橋渡し役を担う8回担当のセットアッパー争いに注目。

    ヤンキース
    球界屈指の有望株であるグレイバー・トーレスが左肘のトミー・ジョン手術から復帰。二塁手として開幕ロースター入りを勝ち取れるか注目。

    レイズ
    ダニエル・ロバートソン、ジョーイ・ウェンドル、ライアン・シンプ、クリスチャン・アローヨらによる熾烈な正二塁手争いに注目。

    ブルージェイズ
    トレードでアレドミス・ディアスとヤンハービス・ソラーテを獲得。人員余剰気味の内野で彼らが担う役割に注目。

     

    【ア・リーグ中部地区】

    ホワイトソックス
    再建中のホワイトソックスだが、センターにはアダム・エンゲルを筆頭に好守のレギュラー候補が揃う。正中堅手争いに注目。

    インディアンス
    マイケル・ブラントリーのコンディションは毎年のようにチームの懸念材料となっている。無事に開幕を迎えられるか注目。

    タイガース
    チームはダニエル・ノリスとマシュー・ボイドに期待を寄せているが、他にも候補はいる。先発ローテーション争いに注目。

    ロイヤルズ
    昨年9月、ケルビン・ヘレーラはマイク・マイナーにクローザーの座を奪われた。クローザーとして復活できるか注目。

    ツインズ
    出遅れるアービン・サンタナを含め、先発ローテーションの3枠は確定。若手投手を中心とした残り2枠を巡る争いに注目。

     

    【ア・リーグ西部地区】

    アストロズ
    ワールドシリーズ第5戦で代走としてサヨナラのホームを踏んだデレク・フィッシャー。彼を含む正左翼手争いに注目。

    エンゼルス
    二刀流に挑戦する大谷翔平が加入。6人制ローテーションを導入予定だが、候補は多く、先発ローテーション争いに注目。

    アスレチックス
    先発ローテーション入りが確実なのはケンドール・グレイブマンとショーン・マネイアだけ。残り3枠を巡る争いに注目。

    マリナーズ
    ディー・ゴードンの加入により外野のレギュラーは確定。ギレルモ・エレディアが万全でない場合の控え外野手争いに注目。

    レンジャーズ
    投手陣に新戦力が多数加入。先発5番手は候補が多く流動的であり、先発ローテーションの最後の1枠を巡る争いに注目。

     

    【ナ・リーグ東部地区】

    ブレーブス
    ルイス・ゴハラなど多数の有望な若手投手を抱えるブレーブス。才能豊かな若手投手による先発ローテーション争いに注目。

    マーリンズ
    大規模なチーム再建が進められるなか、正遊撃手定着を目指すミゲル・ロハスとJTリドル。両者による正遊撃手争いに注目。

    メッツ
    全員が健康であれば、メッツ以上に先発ローテーション候補を豊富に揃えているチームはほとんどない。先発ローテーション争いに注目。

    フィリーズ
    球界有数の若さを誇るフィリーズの先発ローテーション。最後の1枠を多くの若手投手が狙っており、開幕ローテーション争いに注目。

    ナショナルズ
    開幕ロースターは大方固まっているが、先発5番手が流動的。A.J.コールとエリック・フェッディを中心とした争いに注目。

     

    【ナ・リーグ中部地区】

    カブス
    レギュラー級の外野手を5人も擁するカブス。このなかから誰がより多くの出場機会を手にするのか。外野のレギュラー争いに注目。

    レッズ
    昨季は16人の先発投手を起用。故障がなければ今季は先発4番手まで確定しており、多数の若手投手による先発5番手争いに注目。

    ブリュワーズ
    ジミー・ネルソンの復帰時期が不透明であり、先発4・5番手が流動的。ヨバニ・ガヤードらによる先発ローテーション争いに注目。

    パイレーツ
    アンドリュー・マカッチェンを放出し、外野の1枠が空いている。マカッチェンの穴を埋める正左翼手争いに注目。

    カージナルス
    現時点ではルーク・グレガーソンが最有力だが、絶対的クローザーとは言えない。実力派リリーバーたちによるクローザー争いに注目。

     

    【ナ・リーグ西部地区】

    ダイヤモンドバックス
    フェルナンド・ロドニーの退団によりクローザー不在の状態。アーチー・ブラッドリーを中心とするクローザー争いに注目。

    ロッキーズ
    古巣復帰のクリス・アイアネッタが正捕手となり、控え捕手争いが激化。トニー・ウォルターズとトム・マーフィーの争いに注目。

    ドジャース
    かつてのスーパースター、マット・ケンプが2014年以来4年ぶりの古巣復帰。彼が参戦する正左翼手争いの行方に注目。

    パドレス
    ソラーテが放出され、チェイス・ヘッドリーが古巣復帰。ヘッドリーら4選手が2枠を争う正二塁手&正三塁手争いに注目。

    ジャイアンツ
    マット・ケインが引退し、マット・ムーアは放出。タイラー・ビーディら若手投手による先発4・5番手争いに注目。

  • 9年ぶりの古巣復帰 抑え起用濃厚の鉄腕・グレガーソン

    2018.2.14 17:30 Wednesday

     9シーズン、3球団、何千球ものスライダー、ワールドシリーズ制覇、ワールド・ベースボール・クラシック優勝。様々な経験をしてルーク・グレガーソンはカージナルスに戻ってきた。メジャーデビュー以来、年平均69試合に登板している鉄腕はクローザーの最有力候補に挙げられている。

     グレガーソンは2006年のドラフトでカージナルスから28巡目(全体856位)指名を受けてプロ入りし、2008年のスプリング・トレーニングに初参加した。当時の記録を見ると、登板していないにもかかわらず1試合に出場。「(ヤディアー・モリーナの)代走として出場したんだよ」とグレガーソンは当時を振り返る。「打球が飛んで、僕が三塁へのハーフウェイにいるときに試合が終わったんだ。ラジオのアナウンサーは僕の名前すら知らなかったよ」

     翌2009年もスプリング・トレーニングに参加していたが、同年3月下旬、前年12月に成立したトレードの後日指名選手としてパドレスへ移籍。すると、移籍初年度からメジャー定着を果たし、メジャー2年目の2010年には自己最多の80試合に登板してリーグ最多の40ホールドをマークした。パドレスで5シーズン、アスレチックスで1シーズン、アスレチックスで3シーズンを過ごし、9年ぶりの古巣復帰。かつてモリーナの代走を務めた男が、モリーナとバッテリーを組むことになった。

     現時点ではクローザーとしての起用が有力だが、グレガーソンは自身の役割にはあまり関心がないという。「チームが勝ち続けるために投げるだけだよ。移籍先を決めるうえでポイントとなったのは故郷のシカゴに近付けるかどうかだった」とグレガーソンはカージナルスへの復帰を決断した理由を語る。

     昨季はアメリカ代表の一員としてワールド・ベールボール・クラシックを制し、アストロズでは球団史上初のワールドシリーズ制覇を経験。プロ入り時のチームに戻ってきた33歳の鉄腕リリーバーは、豊富な経験を生かし、古巣のブルペンにおいて重要な役割を担うことになりそうだ。


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  • カーショウが球団新記録となる8年連続開幕投手に内定

    2018.2.14 15:30 Wednesday

     日本時間2月14日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は今季の開幕投手にクレイトン・カーショウを起用することを明らかにした。カーショウはこれで8年連続8度目の開幕投手となり、連続年数と通算回数でドジャースの球団記録を更新することになった。

     ロバーツは「秘密が漏れちゃったね」と冗談ぽく話したが、昨季ナ・リーグ優勝を果たしたドジャースにおいて誰が開幕投手に相応しいかは誰の目にも明らかだった。昨季は故障離脱がありながらも最多勝と最優秀防御率の二冠を獲得。サイ・ヤング賞を通算3度獲得している球界屈指の左腕以外に開幕投手に相応しい投手は見当たらない。

     ドジャースでは通算324勝の殿堂入り投手、ドン・サットンが1972年から7年連続で開幕投手を務め、3度のワールドシリーズ制覇に貢献したドン・ドライスデールも1958~1961年、1963年、1965年、1969年と7度にわたって開幕投手を務めた。カーショウは連続年数でサットン、通算回数でサットンとドライスデールを上回り、「ドジャースで最も長く・最も多く開幕投手を務めた男」となる。

     現役投手ではフェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)が昨季まで9年連続(通算10度)で開幕投手を務めている。メジャー最長記録はベテランズ委員会の選考で殿堂入りを決めたジャック・モリス(1980~1990年タイガース、1991年ツインズ、1992~1993年ブルージェイズ)の14年連続。1球団での記録に限定すれば、ロビン・ロバーツ(1950~1961年フィリーズ)の12年連続が最長である。

     昨季のドジャースはワールドシリーズまで進出したことにより、投手陣は例年以上のイニングを消化し、短いオフシーズンを過ごした。そのためロバーツは多くの選手にスローペースの調整を許可し、選手への負担を軽減する方針だ。これはカーショウも例外ではなく、ロバーツは「開幕に間に合わせてくれればいいよ」と語っている。

     昨季はワールドシリーズ制覇にあと1勝届かなかった。1988年以来30年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指す今季のドジャースの戦いは、カーショウの快投で幕を開けることになりそうだ。


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