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  • オリオールズがベッカム獲得 ブリットンらは放出せず

    2017.8.1 14:07 Tuesday

     オリオールズは放出が噂されていたザック・ブリットン、ブラッド・ブロック、セス・スミス、ウェリントン・カスティーヨらを放出しなかった一方、18歳の右腕トビアス・マイヤーズをレイズへ放出してティム・ベッカムを獲得した。

     ダン・デュケット野球部門副社長は「我々の数多くの選手に様々な関心が寄せられていた」と語り、ブリットンら放出が噂されていた選手たちに数多くのオファーがあったことを明らかにしたが、「しかし、私はこのチームを気に入っているんだ。今年も、そして来年も」とあくまでもチームを解体せずにポストシーズン進出を目指すつもりであることを明言した。

     オリオールズはワイルドカード圏内まで5.5ゲーム差というギリギリの位置にいるが、デュケット野球部門副社長は「まだ望みはある」とポストシーズン進出を諦めていない。先日フィリーズからジェレミー・ヘリクソンを獲得した動きを見ても、オリオールズが今季を諦めず、ポストシーズン進出を目指していることは明らかだ。ブリットンやブロックを放出しなかったことにより、チームの最大の強みである強力ブルペン陣は戦力が維持された。

     そして、レイズからベッカムを獲得。2008年の全体1位指名選手であるベッカムは今季レイズで87試合に出場し、すでに自己最多の12本塁打を放っている。打率.259、110三振と打撃の確実性に課題は残るものの、少なくとも2020年シーズンまでは保有可能であり、J.J.ハーディとライアン・フラハーティが今季終了後にフリーエージェントなるというチーム事情もあって、今季のみならず来季以降も見据えて補強に動いたようだ。「ベッカムは我々を助けてくれるはずだ。ミドル・インフィールダーとしては素晴らしいパワーを持っている。二塁と遊撃で堅実な守備ができるとすでに証明しているしね」とデュケット野球部門副社長はベッカムの活躍に期待を寄せている。

     ベッカムの対価としてオリオールズからレイズへ移籍するマイヤーズは昨年のドラフトで6巡目指名を受けて入団した18歳の右腕。今季はショートシーズンA級で7試合に先発し、2勝2敗、防御率3.94をマークしている。


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  • アストロズがリリアーノ獲得 青木とヘルナンデスを放出

    2017.8.1 12:16 Tuesday

     ア・リーグ西部地区の首位を独走しているアストロズはザック・ブリットン(オリオールズ)やソニー・グレイ(アスレチックスからヤンキースへ移籍)といったビッグネームの獲得には至らなかったものの、青木宣親とテオスカー・ヘルナンデスの両外野手をブルージェイズへ放出し、左腕フランシスコ・リリアーノを獲得した。

     昨年のトレード期限最終日にパイレーツからブルージェイズへ移籍したリリアーノは2年連続となるシーズン途中での移籍。今季はここまで18試合に先発し、6勝5敗、防御率5.88と思うような結果を残すことができていない。2012年から5年連続で投球イニング数を上回る奪三振数を記録してきたが、今季は奪三振率も8.06と低調。33歳という年齢もあり、衰えが懸念されている。A.J.ヒンチ監督によると新天地アストロズではブルペンの一角を担うことになるようだ。

     ジェフ・ルーノウGMは「我々は今日、多くの話をまとめようとしてきた。様々な交渉に取り組んでいたけど、リリアーノのような投手を獲得することが最優先だったんだ。彼は先発だけでなく、リリーバーとしての経験もある。ポストシーズンも経験している。我々が必要としている場所で、我々の助けになってくれると思うよ」とリリアーノへの期待を口にした。

     アストロズはリリアーノの対価として青木とヘルナンデスをブルージェイズへ放出。準レギュラーのような形で70試合に出場し、打率.272、2本塁打、OPS.694をマークしていた青木だが、ジョージ・スプリンガー、ジョシュ・レディック、ジェイク・マリズニック、マーウィン・ゴンザレス、デレク・フィッシャーと外野の層は厚く、今後の戦いにおいて必要不可欠な戦力ではないと判断されたようだ。ブルージェイズの外野もポジションに空きがあるわけではなく、新天地でも出場機会をめぐって熾烈な競争に挑むことになるだろう。ヘルナンデスは昨季メジャーデビューを果たしたばかりの24歳。今季のメジャーでの出場は1試合のみで、AAA級では79試合に出場して打率.279、12本塁打、12盗塁、OPS.854をマークしている。


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  • 右腕・ヘルナンデスが2015年以来のDバックス復帰

    2017.8.1 11:56 Tuesday

     ナ・リーグのワイルドカード争いで首位を走っているダイヤモンドバックスがエンゼルスからリリーフ右腕デービッド・ヘルナンデスを獲得し、ブルペンの補強に成功。かつてダイヤモンドバックスのセットアッパーとして活躍したヘルナンデスは2015年以来の古巣復帰となった。

     ヘルナンデスは4月下旬に金銭トレードでエンゼルスに加入した今季、38試合に登板して1勝0敗1セーブ、防御率2.23の好成績をマーク。奪三振率9.17はキャリア平均を上回っており、与四球率1.98とK/BB4.63は自己ベストの数字。ダイヤモンドバックスのセットアッパーとして活躍した全盛期に劣らないパフォーマンスを見せていた。

     「ヘルナンデスは我々がずっと狙っていた選手だ。獲得できて嬉しいよ」とマイク・ヘイゼンGM。「ブルペンの補強が必要だったし、ヘルナンデスの加入は戦力アップになると思う。彼は今季ずっと良いピッチングを続けているからね。彼のピッチングや成績をチェックしたけど、とても良いボールを投げているし、全盛期に近いピッチングをしている。慣れ親しんだ環境、球場、チームでプレイすることになるし、きっと活躍してくれると思うよ」とヘルナンデスの活躍に期待を寄せた。

     今季のダイヤモンドバックスはアーチー・ブラッドリーがリリーバーとして急成長し、セットアッパーとしての地位を確立。9回にはクローザーのフェルナンド・ロドニーがおり、ヘルナンデスは主に7回を担うことになりそうだ。試合終盤の勝ちパターンが固定されることは、チームに好影響をもたらすに違いない。

     ダイヤモンドバックスがヘルナンデスの対価としてエンゼルスへ放出したのはベネズエラ出身の20歳の右腕ルイス・マデーロ。2013年10月にダイヤモンドバックスに入団したマデーロは今季ルーキー級とショートシーズンA級で計9試合に先発し、4勝2敗、防御率5.69という成績を残している。


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  • ジェフレスが1年ぶりにブリュワーズ復帰

    2017.8.1 11:38 Tuesday

     昨夏、ジョナサン・ルクロイとともにレンジャーズへ放出されたジェレミー・ジェフレスがちょうど1年ぶりに古巣ブリュワーズへ戻ってきた。ジェフレスは2度にわたってブリュワーズからトレードで放出されており、これが3度目のブリュワーズ所属となる。

     ジェフレスは今季レンジャーズで39試合に登板して1勝2敗、防御率5.31という成績。59試合で3勝2敗27セーブ、防御率2.33という好成績を残した昨季と比較すると、与四球率や被本塁打率が大幅に悪化しており、本来のピッチングを見失っているような印象を受ける。腰痛により6月下旬から2週間ほど戦列を離れたが、ジェフレス自身は今季の不振をメンタル的な問題だと分析しているようだ。「今は良い状態だと思う。古巣に復帰するのは素晴らしいことだよ。自分がいるべき場所って感じがするよね」と慣れ親しんだ古巣での復調を誓った。

     デービッド・スターンズGMによると、ブリュワーズはジェフレス以外にもトレード交渉を進めていたが、合意に至ったのはジェフレスのトレードのみだったという。ソニー・グレイ(アスレチックスからヤンキースへ移籍)ら先発投手の獲得を目指しているという報道も出ていたが、結局ブリュワーズが獲得したのはリリーフ右腕2人(ジェフレスとアンソニー・スウォーザック)だけだった。

     ブリュワーズはジェフレスとのトレードで25歳の右腕テイラー・スコットをレンジャーズへ放出。2011年のドラフトでカブスから5巡目指名を受けてプロ入りしたスコットは、昨年3月にカブスからリリースされ、同年7月にブリュワーズとマイナー契約。今季はAA級で42試合に登板して4勝6敗2セーブ、防御率2.34をマークしている。


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  • ドジャースがレッズから左腕・シングラーニを獲得

    2017.8.1 11:19 Tuesday

     ドジャースはスコット・バンスライクとヘンドリック・クレメンティーナの2選手をレッズへ放出し、高奪三振率が魅力の左腕トニー・シングラーニを獲得した。先発からクローザーまで様々な経験を持つ左腕はシチュエーションを問わず起用できる「便利屋」として、ドジャースのブルペンにおいて貴重な存在となりそうだ。

     メジャー2年目の2013年に18先発を含む23試合に登板して7勝4敗、防御率2.92、奪三振率10.32という好成績を残したシングラーニは、2015年シーズンから本格的にリリーバーに転向。昨季はクローザーとしても起用され、自己最多の65試合に登板して2勝5敗17セーブ、防御率4.14をマークした。

     今季は右腹斜筋を痛めて4月下旬から1ヶ月半にわたって戦線離脱。ここまで25試合に登板して23.1イニングで9本塁打を浴び、防御率5.40と本来のピッチングをすることができていないが、奪三振率9.26、K/BB4.00など被本塁打の多さを除けば残している数字はそれほど悪いものではない。日本時間7月17日からの5登板で計5被弾、9失点を喫し、防御率が大幅に悪化してしまったものの、それまでは防御率2点台をキープ。ファーハン・ザイディGMはシングラーニが復調し、チームに貢献してくれることを期待しているようだ。

     ドジャースはシングラーニの対価として2014年に打率.297、11本塁打、OPS.910をマークした実績を持つバンスライクとキュラソー出身の20歳の捕手クレメンティーナを放出。バンスライクは2014年のブレイク後、右肩下がりで成績を落とし、今季は29試合で打率.122、OPS.543の大不振に陥っていた。一方、クレメンティーナはルーキー級で24試合に出場し、打率.370、4本塁打、OPS.994の好成績をマークしている。


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  • Dバックスがオーウィングスの穴埋めにロサレス獲得

    2017.8.1 11:01 Tuesday

     正遊撃手のクリス・オーウィングスが右手中指の骨折で長期離脱することになり、控え遊撃手であるケテル・マーテイも母国・ドミニカ共和国で母が交通事故で亡くなってチームからの離脱を余儀なくされる中、ダイヤモンドバックスは遊撃に空いた穴を埋めるためにアスレチックスからアダム・ロサレスを獲得した。

     ダイヤモンドバックスは前述の2人以外にも好守の遊撃手ニック・アーメッドが右手の骨折で6月下旬から戦列を離れており、開幕当初は人材豊富だったはずのポジションが一気に人材不足に陥ってしまった格好だ。オーウィングスはおそらく9月後半まで、アーメッドも少なくとも8月後半まで復帰できないと見られており、マーテイの戦列復帰の見通しも立たないという状況の中で、遊撃手の緊急補強に動かざるを得なくなってしまった。

     オーウィングスが故障した際にアスレチックスからロサレスについてのオファーがあり、その時点ではダイヤモンドバックスはロサレス獲得を真剣には考えていなかった。しかしその後、マーテイもチームを離れなければならない状況となり、本格的にトレード交渉が開始されたという。

     マイク・ヘイゼンGMは「我々は短期的に遊撃手が必要だった」と語り、ロサレス獲得が緊急補強であったことを明らかにした。「ロサレスの遊撃手としての能力を気に入っているし、彼は優秀なユーティリティ・プレイヤーでもある。短期的には正遊撃手という大きな役割を担ってもらうことになるが、彼ならしっかりこなしてくれるだろう」とロサレスの活躍に期待を寄せている。

     ロサレスは今季アスレチックスで71試合に出場して打率.234、4本塁打、27打点、OPS.619を記録。パドレスでプレイした昨季は自己最多の13本塁打を放ち、OPS.814の好成績をマークした。左投手に強く、また本塁打を放った際に全力疾走でダイヤモンドを一周することでも知られている。

     ダイヤモンドバックスはロサレスとのトレードで22歳の右腕ジェフェルソン・メヒアをアスレチックスへ放出した。ドミニカ共和国出身のメヒアは今季ショートシーズンA級とA級で計21試合に登板して1勝1敗、防御率5.90、奪三振率10.86、与四球率7.76という成績。三振奪取能力の高さは魅力だが、制球難の克服が大きな課題となっている。


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  • パイレーツがベテラン右腕・ベノワを獲得

    2017.8.1 10:42 Tuesday

     パイレーツは左腕トニー・ワトソンをドジャースへ放出した一方、フィリーズから40歳のベテラン右腕ホアキン・ベノワを獲得した。ワトソン放出によってブルペンに空いた穴をベノワが埋めることになると見られている。

     ベノワは今季フィリーズで44試合に登板して1勝4敗2セーブ、防御率4.07をマーク。奪三振率9.21と三振奪取能力は衰えていないものの、全盛期と比較すると与四球率が悪化しているのが気にかかる。各指標を見る限り、急激に衰えているような兆候は見られず、少なくとも今季の残り2ヶ月はある程度のパフォーマンスを期待できるだろう。また、フィリーズとは1年契約だったため、今季終了後にフリーエージェントとなる。

     「確かに、僕は年老いた男になりつつある。でも、パイレーツは優秀なブルペンを抱えているし、僕も彼らの助けになれたらいいなと思うよ」とベノワ。「ポストシーズンの野球はレギュラーシーズンとは全く違う。それと同時に、新しいチームへ行くときは他の選手のことを知り、そのチームにフィットしなければならない。また一からやり直しだね」と経験豊富なベテラン右腕は新天地での活躍に向けて意気込んだ。

     パイレーツがフィリーズへ放出したのは23歳の右腕セス・マゲイリー。2015年のドラフト8巡目指名を受けて入団した選手であり、今季はAアドバンス級で31試合に登板して1勝0敗14セーブ、防御率1.34という好成績をマークしている。


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  • レッドソックスがブルペン補強 リード獲得

    2017.8.1 10:22 Tuesday

     レッドソックスがブルペンに頼れる右腕を加えることに成功した。トレード期限まで1時間を切ったところで、若手3選手とのトレードでメッツからアディソン・リードを獲得した。

     リードはホワイトソックスとダイヤモンドバックスでクローザーを務め、2012年からの3シーズンで計101セーブをマークした実績を誇るリリーフ右腕。昨季はメッツのセットアッパーとして自己最高のシーズンを送り、自己最多の80試合に登板して防御率1.97の好成績をマークした。今季はクローザーのジューリス・ファミリアが長期離脱していることもあって代理クローザーを務め、ここまで19セーブ(成功率90.5%)。与四球率1.10と制球が安定し、48試合で防御率2.57と昨季に続いて好成績を残している。

     「我々は彼のことをとても気に入っているよ」とデーブ・ドンブロウスキー野球部門社長。「彼はセットアッパーを務めることになるだろう。彼の加入はブルペンの層を厚くしてくれるし、他のリリーバーを早い回に回すこともできる」と実績十分な右腕の加入を歓迎した。

     ドンブロウスキー野球部門社長が話したように、レッドソックスには絶対的守護神のクレイグ・キンブレルがいるため、リードはセットアッパーとして8回を担う可能性が高い。故障離脱中のジョー・ケリーやカーソン・スミスの戦列復帰も近付いており、彼らが揃えばリーグ有数の強力ブルペンが形成されることになりそうだ。

     レッドソックスがメッツへ放出したのはスティーブン・ノゴーセック、ジェイミー・キャラハン、ヘルソン・バティースタの3選手。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングではそれぞれ球団18位、23位、28位にランクインしていた。ノゴーセックは昨年のドラフト6巡目指名を受けて入団した22歳の右腕。プロ2年目の今季はA級とAアドバンス級で計36試合に登板して4勝4敗19セーブ、防御率3.06をマークしている。キャラハンは2012年のドラフト2巡目指名を受けて入団した22歳の右腕。今季はAA級とAAA級で計32試合に登板して5勝2敗6セーブ、防御率3.21をマークしている。バティースタは2013年4月に入団したドミニカ共和国出身の22歳の右腕。今季はAアドバンス級で27試合に登板して3勝2敗4セーブ、防御率5.16をマークしている。


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  • カブスがタイガースからジャスティン・ウィルソン獲得へ

    2017.7.31 17:13 Monday

     現時点では球団からの公式発表はないものの、カブスがタイガースからジャスティン・ウィルソンとアレックス・アビラを獲得するトレードを成立させたようだ。タイガースはカブスからジャイマー・キャンデラリオ、アイザック・パレイデスの2選手と後日指名選手または金銭を獲得する見込みとなっている。

     8月18日に30歳の誕生日を迎える左腕ウィルソンは、今季42試合に登板して3勝4敗13セーブ、防御率2.68を記録。フランシスコ・ロドリゲスの不振によりシーズン途中からクローザーを任され、セーブ成功率86.7%とまずまずのパフォーマンスを見せている。左腕ながら今季は右打者に対して好成績を残しており、右打者を被打率.131に封じ込めている一方で、左打者の被打率は.220となっている。カブスには絶対的守護神としてウェイド・デービスがいるため、ウィルソンは7回または8回を担うセットアッパーとして起用されることになるだろう。打者の左右に関係なく起用できるため、ジョー・マドン監督にとって非常にありがたい存在となりそうだ。また、フリーエージェントになるまでもう1年残っている点も魅力である。

     また、カブスはミゲル・モンテロを放出して以降、経験豊富な控え捕手を探していた。今季77試合に出場して打率.274、11本塁打、OPS.869と控えに置いておくには勿体ない成績を残しているアビラは、800試合以上の出場経験があり、2011年にオールスター選出&シルバースラッガー受賞と実績も十分であり、若き正捕手ウィルソン・コントレラスをサポートするのにうってつけの存在だろう。タイガースのGMを務めているのはアビラの父アル・アビラであり、アビラGMは実の息子をトレードで放出したことになる。左投手を極端に苦手としているアビラは右投手先発時を中心に起用されることになりそうだ。

     ホゼ・キンターナとのトレードでイロイ・ヒメネス、ディラン・シーズらを放出したため、キャンデラリオはカブスの球団1位のプロスペクトとなっていた(パレイデスは球団10位)。キャンデラリオの放出により、さらにプロスペクトの層は薄くなってしまうが、それだけカブス首脳陣が「今、勝つこと」に力を入れていることの表れと言っていいだろう。23歳の三塁手であるキャンデラリオはすでにメジャーデビューを果たしており、今季はメジャー初本塁打も記録。今季AAA級では81試合に出場して打率.266、12本塁打、OPS.868をマークしている。また、メキシコ出身の18歳の遊撃手であるパレイデスは今季A級で92試合に出場し、打率.264、7本塁打、OPS.744という成績を残している。

     先発投手に続いてリリーフ左腕と控え捕手の補強に成功したカブス。後半戦は13勝3敗と好調で、すでに2位ブリュワーズに2.5ゲーム差をつけて首位に立っているが、この補強によってその勢いはさらに加速していくかもしれない。


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  • 第17週の最優秀ブルペンはカブス

    2017.7.31 16:36 Monday

     MLB公式サイトでは今季から週ごとに独自の計算方法で「週間最優秀ブルペン」を選出している。第17週の最優秀ブルペンにはカブスが選出された。

     計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     第17週のカブスは24.0回(=72アウト)で29奪三振、2セーブを記録し、被安打10、自責点4、与四球7で合計118.5ポイントを獲得。登板した8人のリリーバーのうち5人が無失点という安定したパフォーマンスを見せ、意外なことに開幕17週目にして「週間最優秀ブルペン」初受賞となった。週間救援防御率1.50と安定感抜群で、失点したのはジェイソン・グリム(1失点)、マイク・モンゴメリー(1失点)、上原浩治(2失点)の3人だけ。クローザーのウェイド・デービスは2度のセーブ機会をしっかり成功させ、開幕から22連続セーブ成功を継続中。カール・エドワーズJr.は3試合で3.2イニングを投げ、被安打0、奪三振6という見事なピッチングを見せた。ブライアン・ダンシング、ヘクター・ロンドン、ペドロ・ストロップも無失点でチームに貢献。なお、獲得ポイント数の2位はドジャース(99.5ポイント)、3位はパドレス(99ポイント)だった。

    各週の最優秀ブルペン
    第1週 ロッキーズ(98ポイント)
    第2週 レッズ(119.5ポイント)
    第3週 アストロズ(132.5ポイント)
    第4週 エンゼルス(100.5ポイント)
    第5週 インディアンス(125ポイント)
    第6週 エンゼルス②(80.5ポイント)
    第7週 アストロズ②(106ポイント)
    第8週 ドジャース①(126ポイント)
    第9週 マーリンズ(124.5ポイント)
    第10週 マリナーズ(87ポイント)
    第11週 レッドソックス(106.5ポイント)
    第12週 ドジャース②(120.5ポイント)
    第13週 ジャイアンツ(116ポイント)
    第14週 ブリュワーズ(101.5ポイント)
    第15週 オールスター週のため発表なし
    第16週 ヤンキース(112ポイント)
    第17週 カブス(118.5ポイント)
    (丸印は受賞回数)


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  • 【戦評】パクストンまたも快投 球団史上初の月間6勝

    2017.7.31 16:00 Monday

     フェリックス・ヘルナンデスが全盛期を過ぎてから絶対的なエースと呼べる存在がいなかったマリナーズ。どうやらエース不在の日々は終わりを告げたようだ。

     ヘルナンデスに代わる新たなエースの名はジェームズ・パクストン。7月はここまで5戦5勝。早くも自身初の2桁勝利に到達した速球派左腕である。前回登板となった日本時間7月25日のレッドソックス戦では7回、被安打4、奪三振10、無四球、無失点の快投。そのパクストンが日本時間7月31日のメッツ戦でも安定したピッチングを見せた。

     初回は一死からホゼ・レイエスにヒットを打たれたものの、ヨエニス・セスペデスのセンターフライで二塁へのタッチアップを狙ったレイエスをジャロッド・ダイソンが刺してダブルプレイ。2回はヒットと四球で一死一、二塁のピンチを背負ったものの、カーティス・グランダーソンをライトライナー、トラビス・ダーノウを空振り三振に抑えた。3回は2安打で二死一、二塁となったが、ジェイ・ブルースをショートゴロに打ち取り、この回も無失点。4回は先頭のウィルマー・フローレスにヒットを打たれたものの、その後の3人から2三振を奪うなど、後続をしっかり抑えた。5回は二死からレイエスに死球を与えたが、セスペデスを空振り三振に斬って取り、無失点を継続。6回は先頭のブルースにヒットを打たれながらも、4回同様にその後の3人から2三振を奪うなど後続を抑え、結局6回まで三塁を一度も踏ませず、メッツ打線をゼロに封じ込めた。

     「パクストンは素晴らしい1ヶ月だった」とスコット・サービス監督。「7月は6勝0敗でチームを牽引してくれた。今日はベストのピッチングではなかったけど、速球がよく走っていて、要所をきちんと抑えていたね」と毎回のように走者を出しながらも6イニングを無失点で乗り切ったパクストンのピッチングに一定の評価を与えた。

     打線は初回にネルソン・クルーズが21号スリーランを放って先制点を叩き出すと、その後も効果的に加点し、パクストンに十分な援護点をプレゼント。4月下旬に戦力外となり、マリナーズ傘下のマイナー球団でプレイしていたレオニス・マーティンは、メジャー復帰後の初試合で今季初本塁打を含む2安打の活躍を見せた。

     パクストンが記録した月間6勝はマリナーズ史上初の快挙。月間6勝&40奪三振をクリアした左腕はメジャー史上7人目(8度目)となった。7月は6先発で6勝0敗、防御率1.37という素晴らしい成績をマーク。月間MVPは5先発で3勝1敗、防御率1.04をマークしたクリス・セール(レッドソックス)との争いになると思われるが、月間6勝のインパクトを考えるとパクストンの初受賞が濃厚だろう。

     新エースの好投により、マリナーズは再び勝率5割復帰。勝率5割のラインでの一進一退の戦いが続いているが、ワイルドカード圏内まではまだ3.5ゲーム差。パクストンがエース級のピッチングを続けていけば、おのずと16年ぶりのポストシーズン進出が見えてくるはずだ。


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  • エイドリアン・ベルトレイ 通算3000安打達成!

    2017.7.31 13:13 Monday

     史上31人目の通算3000安打まであと1本に迫っていたエイドリアン・ベルトレイ(レンジャーズ)が日本時間7月31日に行われたオリオールズ戦で1安打を記録し、昨年のイチロー(マーリンズ)に続いて通算3000安打の金字塔に到達した。

     2回裏の第1打席で空振り三振に倒れたベルトレイは、4回裏一死一塁で回ってきた第2打席でオリオールズ先発のウェイド・マイリーがカウント3-0から投じた内角へのフォーシームを捉え、三塁線を破るタイムリー二塁打を放った。チームメイトに加えて家族がベルトレイに駆け寄り、本拠地グローブライフ・パーク・イン・アーリントンは祝福ムードに包まれた。

     1998年6月24日、当時19歳でメジャーデビュー(当時はドジャース所属)を果たしたベルトレイは今季がメジャー20年目。デビュー当初は大型三塁手として期待されながらも伸び悩み、三塁守備でもエラーを量産していたが、2004年に打率.334、48本塁打、121打点、OPS1.017と大ブレイク。5年6400万ドルの大型契約でマリナーズへ移籍した。

     マリナーズでは投手有利の本拠地セーフコ・フィールドに苦戦しながらも3年連続25本塁打以上(2006~2008年)、3年連続85打点以上(2005~2007年)を記録するなど一定の成績を残していたが、移籍当初の期待の大きさから不良債権として批判を浴びることもあった。契約最終年となった2009年はレギュラー定着後自己最少となる8本塁打に終わり、1年900万ドルでレッドソックスへ移籍した。

     レッドソックスでプレイした2010年は、2004年の輝きを取り戻したかのように打撃好調で、打率.321、28本塁打、102打点、OPS.919の好成績をマーク。毎年安定した成績を残す現在のベルトレイの原形はこの年に作られたと言ってもいいだろう。この年の好成績が高く評価され、ベルトレイは5年8000万ドルの大型契約を得てレンジャーズへ移籍する。

     その後の活躍は周知の通り。レンジャーズでは昨季までの6シーズンで打率3割と30本塁打を4度、100打点を3度記録し、オールスター選出3度、シルバースラッガー賞2度、ゴールドグラブ賞3度、プラチナグラブ賞2度と、すでに30代中盤~後半に突入しながらも全盛期と呼ぶに相応しい活躍を見せてきた。

     そして3000安打到達がかかった今季。右ふくらはぎ痛で2ヶ月ほど出遅れたものの、戦列復帰後は例年通りの活躍を見せ、日本時間7月31日、ついに大台に到達した。なお、ドミニカ共和国出身の選手では史上初となる3000安打となった。

     「ファンや家族を待たせたくなかったんだ」と振り返ったベルトレイ。「カウントが3-0になって打つべきかどうか迷ったけど、次に良い球が来ると思ったんだ。ストライクゾーンに来たら振ると決めた。そしてヒットになったんだ」

     「今日ヒットを打った後に起こった出来事は、僕の人生の中でベストだよ。何が起こっているのかわからなかったから、どんな気持ちになればいいのかもわからなかった。家族とともにこの瞬間を過ごせて本当に良かったよ」と快挙達成後のセレモニーについて振り返ったベルトレイだが、今季の活躍を見る限り、現役引退はまだ当分先の話。ここからどれだけのヒットを積み重ねていくのか。ベルトレイの今後の活躍に期待したい。


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  • ロッキーズが実力派捕手・ルクロイを獲得

    2017.7.31 12:40 Monday

     昨年途中のレンジャーズ加入後、ダルビッシュ有と21試合でバッテリーを組んだジョナサン・ルクロイが後日指名選手1名とのトレードでロッキーズへ放出された。ロッキーズはチームの弱点の1つであったポジションにオールスター選出2度を誇る実力派捕手を加えることに成功した。

     2012年に打率.320、2014年にリーグ最多の53二塁打、昨年は2球団合計で24本塁打と好打の捕手として知られるルクロイだが、今季はゴロの打球が急増し、77試合で打率.242、4本塁打、OPS.635と打撃成績が急激に悪化。また、捕手としての特長であったフレーミングの数値も昨季あたりから悪化し始めており、今季はメジャーワーストクラスの数値まで落ち込んでいる。

     現在ポストシーズン争いに参戦しているロッキーズは、先発ローテーションを形成する5投手のうち4人が新人(カイル・フリーランド、アントニオ・センザテラ、ヘルマン・マルケス、ジェフ・ホフマン)という事情もあり、若手投手を引っ張ることのできる経験豊富な捕手を欲していた。現在は正捕手がトニー・ウォルターズ、2番手捕手がベテランのライアン・ハニガンという布陣で戦っているが、ルクロイの加入によりルクロイとウォルターズの併用、あるいはルクロイを正捕手に据える形で戦っていくことになるだろう。

     昨年8月、レンジャーズはトップ・プロスペクトの一人であるルイス・ブリンソンを含む3選手をブリュワーズへ放出してルクロイとジェレミー・ジェフレスを獲得。ルクロイの不振により、獲得から1年後に後日指名選手1名とのトレードでルクロイを放出することになった。ルクロイは今季終了後にフリーエージェントとなるため、自身の価値を証明するために若手投手陣を好リードしていくことはもちろん、打撃面でも復調をアピールしておきたいところだろう。

     今季は不振に苦しんでいるとはいえ、メジャー有数の実力派捕手を手に入れたロッキーズ。ルクロイの加入が今後のロッキーズの戦いにどのような影響を与えるのか注目だ。


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  • ハイメ・ガルシア今月2度目のトレードでヤンキースへ

    2017.7.31 12:14 Monday

     ソニー・グレイ(アスレチックス)の獲得に向けてトレード交渉を続けているヤンキースだが、先発ローテーションのグレードアップのためにツインズから左腕ハイメ・ガルシアを獲得した。ガルシアは日本時間7月25日にブレーブスからツインズへ放出されたばかりだが、チームがポストシーズン争いから脱落した影響で、1週間足らずのうちに再びトレードされることになった。

     ジョー・ジラルディ監督は「我々は経験豊富な投手を探していた。そしてガルシアはメジャーでの経験が豊富な投手だ。彼の加入で選手層は厚くなる。何が起こるかわからないから層が厚いのは良いことだよ」と語ってガルシアの加入を歓迎するとともに、日本時間8月4日のインディアンス戦で新天地デビューさせる予定であることを明らかにした。

     ガルシアのツインズでの登板は1試合だけ。日本時間7月29日のアスレチックス戦に先発して6.2回3失点と試合を作り、ア・リーグでの初勝利をマークした。今季はブレーブスとツインズで計19試合に先発し、5勝7敗、防御率4.29という成績を残している。

     マイケル・ピネイダがトミー・ジョン手術で離脱したヤンキースは現在、田中将大、ルイス・セベリーノ、CCサバシア、ジョーダン・モンゴメリーの4投手が先発1~4番手を担い、5番手にはルイス・セッサまたはケイレブ・スミスが起用されているが、ガルシアの加入により先発ローテーションの5人が固定されることになる。さらにグレイの獲得に成功すれば、グレイ、田中、セベリーノ、サバシア、ガルシアという強力な先発ローテーションが完成し、疲れが見える新人モンゴメリーに休養を与えることも可能になるだろう。

     ヤンキースからツインズへ移籍するのはザック・リッテルとディートリック・エンスの2投手。リッテルは昨年11月にジェームズ・パゾスとのトレードでマリナーズから加入してきた21歳の右腕。今季はAアドバンス級で11先発を含む13試合に登板して9勝1敗、防御率1.77の好成績をマークした後、AA級へ昇格し、ここでも7先発で5勝0敗、防御率2.05と好投を続けている。エンスは2012年のドラフト19巡目指名で入団した26歳の左腕で、今季はAAA級で7試合に先発して1勝1敗、防御率2.29をマークしている(ほかにルーキー級で1試合に登板)。


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  • ロイヤルズがメルキー・カブレラを獲得

    2017.7.31 11:51 Monday

     ロイヤルズがA.J.パケットとアンドレ・デービスの2選手を放出し、ホワイトソックスからメルキー・カブレラと金銭を獲得した。

     カブレラは今季ホワイトソックスで98試合に出場して打率.295、13本塁打、56打点、OPS.771をマーク。また、外野守備では9補殺を記録しており、これは両リーグ最多タイの数字となっている。2011年にロイヤルズで1年だけプレイした際には、155試合に出場して打率.305、18本塁打、87打点、20盗塁、OPS.809の好成績をマークしており、当時の再現に期待がかかる。

     デイトン・ムーアGMは「我々にとって完璧な補強だよ」とカブレラの加入を歓迎する。「彼はウチの選手のことをよく知っている。打線強化に貢献してくれるはずさ」

     スイッチヒッターであるカブレラはアレックス・ゴードン、ホルヘ・ボニファシオ、ブランドン・モスらとともにレフト、ライト、指名打者の3ポジションで起用されることになると見られているが、ネッド・ヨスト監督はカブレラを主にライトで起用する構想を明らかにしている。

     カブレラは「チームが試合に勝つ手助けをしたいね。そのために僕を獲得したんだと思うから。チームに貢献できるといいな」と通訳を介して語り、古巣でもある新天地での活躍を誓った。

     カブレラの古巣復帰をロイヤルズの選手たちも歓迎している。アルシデス・エスコバーが「良い選択だと思うよ。彼が打てることはみんな知っている。クラブハウスでも良いヤツだし、チームのためにプレイできる選手だしね」と語れば、ゴードンも「彼はチームを大いに助けてくれるはずさ。今季は素晴らしいシーズンを送っているしね。彼のことは僕たちもよく知っている。彼はいつも笑顔なんだ。クラブハウスにエネルギーをくれるヤツだよ」と語り、カブレラ加入は大歓迎といった様子だった。

     ホワイトソックスへ移籍するのは若手投手2名。パケットは昨年のドラフト2巡目指名で入団した22歳の右腕であり、今季はAアドバンス級で20試合に先発して9勝7敗、防御率3.90をマークしている。一方、デービスは2015年のドラフト8巡目指名で入団した左腕であり、今季はA級で18試合に先発して5勝4敗、防御率4.83をマークしている。


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  • トレード期限まであと18時間 どうなるダルビッシュ

    2017.7.31 11:00 Monday

     ウエーバーを介さないトレードの締切期限(日本時間8月1日午前5時)まであと18時間となった。続々とトレード決定の情報が流れてくる中、ダルビッシュ有(レンジャーズ)やソニー・グレイ(アスレチックス)のトレード交渉が続けられている。放出濃厚と言われているダルビッシュはどこへ行くことになるのだろうか。

     レンジャーズはダルビッシュのトレードについて、ヤンキースとドジャースと交渉中であると見られている。他に少なくとももう1チームがダルビッシュ争奪戦に加わっているとの情報もあり、ダルビッシュのトレード決定はグレイの移籍先が決まってからになるだろうと見る向きもある。

     今季終了後にフリーエージェントとなるダルビッシュに対して、グレイは2019年オフまでフリーエージェントにならないため、少なくともあと2年以上は保有可能である。そのため今季のポストシーズン進出を目指す球団のみならず、来季以降を見据えた補強を目指す球団もグレイ争奪戦に参戦しており、グレイの移籍先が決まらないことにはダルビッシュのトレード交渉も決着しないだろうというのが大方の見方となっている。

     また、レンジャーズは希望通りの見返りが得られないのであれば無理にダルビッシュを放出しない可能性もあり、さらに放出するにせよキープするにせよ、ダルビッシュがフリーエージェントになった後に再契約するを望んでいる。ただし、ダルビッシュがフリーエージェントとして他球団へ流出した場合の見返りと、ダルビッシュをトレードして得られる見返りを比較した場合に、トレードで得られる見返りのほうが上質である可能性が極めて高く、よほどのことがなければダルビッシュがトレードで放出されるのは確実だろう。

     ヤンキースへ移籍して田中将大とともに先発ローテーションを形成するのか。ドジャースへ移籍して前田健太の同僚となるのか。それともこの2球団以外のどこかへ移籍するのか。残り18時間、トレード交渉の行方から目の離せない状況が続きそうだ。


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  • 野球殿堂入り式典が開催 レインズら5名が殿堂入り

    2017.7.31 10:49 Monday

     日本時間7月31日、ニューヨーク州クーパーズタウンにあるアメリカ野球殿堂で2017年の野球殿堂式典が開催され、今回殿堂入りを果たしたティム・レインズ、ジェフ・バグウェル、イバン・ロドリゲス、ジョン・シャーホルツ、バド・シーリグの5名がスピーチを行った。

     それぞれ殿堂入りまでに要した時間は異なっており、殿堂入りまでに歩んできた道のりも様々だが、野球界に大きく貢献し、最終的には野球人なら誰もが夢見る野球殿堂に辿り着いた点は5名全員に共通している。

     捕手として史上最多となる13度のゴールドグラブ賞を受賞し、レンジャーズ時代の1999年にはMVPに輝いたロドリゲスは「誰も他人の夢を奪うことはできないんだ」と語った。「他の男の子たちと同じくらい背が伸びるようにロープにぶらさがっていた背の低い男の子がいたんだ。その男の子は大きな夢を持って、プエルトリコからやってきた」と、約175cmという低身長をハンデとせず、強肩強打の名捕手として2003年にはマーリンズを世界一へ導いた男は自身のキャリアを振り返った。

     「選手だったときには考えもしなかったことだよ」と語ったのは、アストロズで15シーズンにわたってプレイし、1991年新人王、1994年MVP、通算449本塁打など輝かしい実績を残したバグウェルだ。「僕たちは殿堂入りするためにプレイしているわけじゃない。僕たちは野球が大好きで、勝ちたいからプレイしているんだ」と、メジャー昇格前にアストロズへトレードされ、メジャー昇格後はアストロズ一筋を貫いてきた強打者は誇らしげに語っていた。

     シーリグは83歳の誕生日当日に式典を迎えることになった。最初はブリュワーズのオーナー、その後はコミッショナーとして半世紀にわたって野球界に貢献し、労使協調、技術革新、収益分配、戦力均衡、ワイルドカード導入など様々な面からメジャーリーグを発展させてきた男は、殿堂入りした人物が多数出席する中、「みなさんの前に立たせていただいているのは光栄です。今、ここに立っていられることを恐れ多く思っています」と殿堂入りの喜びを語った。

     ロイヤルズGM時代の1985年とブレーブスGM時代の1995年にワールドシリーズ制覇を成し遂げ、常勝軍団・ブレーブスを築き上げたシャーホルツは「私は野球が大好きだ。生涯を通じて、野球が大好きだった。私の父が私に野球への愛を教えてくれたんだ」と野球への愛情を語っていた。また、ジョージ・ブレット、ジョン・スモルツ、ボビー・コックスといった選手・監督たちへの感謝も忘れなかった。

     そして、資格最終年で念願の殿堂入りを果たしたレインズは「私は長い間、ずっと待っていた。そしてついにこの日がやってきたんだ」と殿堂入りの喜びを感慨深げに語った。通算出塁率.385、808盗塁を記録し、理想の一番打者として長年にわたって活躍したレインズ。「私の父は一日に8~10時間働き、家に帰ってきてから庭で私たちと遊んでくれた。父は私たちに一生懸命努力することを教えてくれたんだ。そして、母は私たちに一生懸命努力をさせてくれた」と両親への感謝を語っていた。

     「夢は叶うんだ」とロドリゲスは言った。来年以降も続々と野球を愛する者たちの夢が叶う瞬間がやってくるはずだ。


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  • ベルトレイ 史上31人目の通算3000安打到達なるか

    2017.7.30 09:45 Sunday

     現地時間7月31日までとなっているトレード期限。昨日はハウィ・ケンドリックがナショナルズ、金賢洙(キム・ヒョンス)がフィリーズ、ジェレミー・ヘリクソンがオリオールズなど1日にして複数の選手の移籍が決まった。まだ時間はあり、メジャーリーグでは期限の数分前に新たなトレードが発表される場合もある。ダルビッシュ有(レンジャーズ)の移籍先に注目が集まる中で彼のチームメイトであるエイドリアン・ベルトレイの史上31人目となる通算3000安打到達が目前に迫っている。

     イチロー(マーリンズ)に次ぐ史上31人目の大記録にあと「2」となっているベルトレイは今季は出だしからつまずいていた。去る3月にWorld Baseball Classicにドミニカ共和国代表として出場したが、以前から痛めていた右ふくらはぎの影響で満足いくプレーができず開幕直前にになって故障者リスト入りしていた。その後、リハビリを重ねて日本時間5月30日のレイズ戦で「4番・三塁」で出場すると今季初打席で右翼への安打を放ち復活をアピールした。

     復帰後は8試合連続安打をはじめ、通算450本塁打達成などとてつもない速さで安打を量産したベルトレイ。前半戦で35試合に出場し打率.283 36安打 7本塁打と5月末からのプレーながらレンジャーズ打線をけん引していた。オールスター明けもその勢いは衰えることなく、日本時間7月25日のマーリンズ戦では今季初の1試合4安打を放っており7月の月間打率は.354となっている。シーズン開始時点で「2942」から始まった通算安打数も49試合の出場で56本を積み重ねた。

     そして迎えた本日、日本時間7月30日のオリオールズ戦でベルトレイは「4番・三塁」として出場している。初回に迎えた第1打席では2死三塁の場面で打席に立つと相手先発のケビン・ゴーズマンと対戦。カウント0-1から2球目のスプリットを引っかけて遊ゴロに倒れた。この打席では安打こそ出なかったが、まだ試合は始まったばかりであり、この試合での通算3000安打達成の可能性は十分にある。トレード戦線と同時に本日のレンジャーズ戦の行方にも注目だ。


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  • スプリンガーが故障者リスト入り

    2017.7.29 07:51 Saturday

     ア・リーグ西地区首位を走るアストロズは左腕エースのダラス・カイケルとリリーフ右腕のウィル・ハリスが復帰し、地区優勝に向けて盤石の布陣となった。しかし、彼らに代わって主に1番打者として活躍していたジョージ・スプリンガーが故障者リストに入ることが決まった。

     スプリンガーは去る日本時間7月25日に行われたフィリーズ戦、2回裏の守備時にトミー・ジェセフが放った打球を処理しようとした際に大腿四頭筋を痛めて途中交代していた。その後は2試合連続で欠場していたものの、本人によれば痛みはひどくなく「大丈夫だ」と話している。現在の予定では日本時間8月5日のブルージェイズ戦から復帰する見込みだ。

     昨年、自身初の全試合出場を果たしたスプリンガーは今季も好調を維持し、前半戦では先頭打者弾9本を含む、27本塁打を放って打線をけん引した。後半戦突入後は一発こそないものの、打率.313 出塁率.415と高い数字を記録している。

     現在、野手で故障者リスト入りしているのはスプリンガーのほかにカルロス・コレア、コリン・モラン、アレックス・ブレグマン3人だ。コレアは指の故障で日本時間7月20日に受けた手術は無事に成功。彼の復帰時期は9月上旬と言われている。一方でモランは顔面骨折で8月中、ブレグマンは右太ももの痛みで戦線に復帰する予定だ。

     7月のアストロズは13勝7敗 勝率.650と勝ち越しており、打率.327はメジャー全体トップの数字を誇っている。チームにはコレアらレギュラー野手陣が抜けたとしても選手層の厚さでカバーしている強さがある。今回、新たにスプリンガーが抜けたことは痛い出来事だが、多くのファンは1日でも早い彼の復帰を待っている。


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  • 【戦評】ゴッドリー好投&マルティネス満塁弾でDバックス快勝

    2017.7.28 17:00 Friday

     先発ザック・ゴッドリーの好投に新加入のJ.D.マルティネスがバットで応えた。4回表無死満塁という大チャンスで巡ってきた第2打席でカージナルス先発のルーク・ウィーバーの速球を捉え、逆方向への20号グランドスラム。マルティネスの一発がこの試合唯一の得点となり、ダイヤモンドバックスはカージナルス4連戦の初戦を制した。

     ゴッドリーのピッチングは見事だった。初回の一死一、二塁のピンチを併殺打で切り抜けると、その後はカージナルス打線に連打を許さず、ピンチらしいピンチは6回裏の一死一、二塁だけ。この場面もランドール・グリチックを二塁ゴロ、ハリソン・ベイダーを空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。「シンカーのコマンドが素晴らしかったし、カーブも狙ったところに投げられていた」と女房役のクリス・アイアネッタはゴッドリーのピッチングを絶賛した。「今日はスライダーも非常に良かった。カウントを取ることもできたし、ボール球にして空振りを取ることもできていた」

     カージナルスのマイク・マシーニー監督も「ゴッドリーは全てが良かったね。おそらく、我々が今季対戦した投手の中で最も鋭く、最も威力のある変化球だったんじゃないかな。カーブも良かったし、今日は全ての球種をしっかりコントロールできていた」と完敗を認め、ゴッドリーのピッチングを素直に称えていた。

     そんなゴッドリーに援護点が生まれたのは4回表。今季初先発のウィーバーの前に序盤3イニングは無得点に終わっていたダイヤモンドバックス打線だが、この回先頭のA.J.ポロックが二塁打を放って出塁すると、ジェイク・ラムとポール・ゴールドシュミットが四球を選んで無死満塁の大チャンスを作る。そしてここで打席に入ったマルティネスがライトスタンドへ貴重な一発を叩き込んだ。「そんなに悪い球ではなかったけど、決して良い球でもなかった」とウィーバーはマルティネスへの一球を振り返ったが、試合終了までにスコアボードに刻まれた「0」以外の数字はこの「4」だけ。ウィーバーにとっては悔いの残る、ダイヤモンドバックスにとっては非常に大きな一発だった。また、マルティネスは移籍前にタイガースでも満塁本塁打を放っており、1シーズンに両リーグで満塁本塁打を放った史上4人目の選手となった(1996年のグレッグ・ボーン、2000年のウィル・クラーク、2015年のヨエニス・セスペデス)。

     ゴッドリーとマルティネスの活躍によりダイヤモンドバックスは3位ロッキーズとの差を1.5ゲームに広げた。首位ドジャースとは12ゲームの大差がついており、地区優勝はほぼ絶望的な状況。一方、ワイルドカード争いではトップを走っているものの、まだ安心できるゲーム差ではない。ポストシーズン進出に向けて、しばらくの間は気の抜けない戦いが続きそうだ。


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