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  • ロイヤルズ・ヨスト監督 先発投手陣をブルペン候補から除外せず

    2018.2.15 15:00 Thursday

     ロイヤルズは昨季終盤にクローザーを務めたマイク・マイナーが退団し、ケルビン・ヘレーラのクローザー復帰を含めて「勝利の方程式」の再編を迫られている。ネッド・ヨスト監督は先発ローテーション争いに敗れた先発投手をリリーバーとして起用することも検討しているようだ。

     近年のロイヤルズは平凡な先発投手を一流のリリーバーへ変身させた実績がある。2012年に32先発で8勝16敗、防御率5.73に終わったルーク・ホッチェバーは翌2013年にリリーバーへ転向し、58試合で防御率1.92の好成績をマーク。ホッチェバーがトミー・ジョン手術で離脱すると、今度は2013年に24先発を含む31試合で8勝11敗、防御率5.32に終わったウェイド・デービスをリリーバーに転向させ、デービスは今や球界を代表するクローザーの一人となっている。

     「思い出してくれ。私は(2014年の春に)ホッチェバーが壊れるまでデービスをブルペンに回そうなんて考えていなかった」とヨストは先発投手のリリーバー転向に慎重な姿勢を見せるものの、「まずは先発投手陣の様子を見てみよう。開幕までのある時点でチームに何が必要かを判断し、そのときに決断することになるだろう」と先発ローテーション争いに敗れた先発投手をリリーバーとして起用する可能性を完全には否定していない。

     今季のロイヤルズの先発ローテーションはダニー・ダフィーとイアン・ケネディを中心に、ジェイソン・ハメル、ネイト・カーンズ、ジェイコブ・ジュニスという顔ぶれになる見込みであり、ともに新加入のジェシー・ハーンとウィリー・ペラルタは先発ローテーションから外れる可能性が高い。メジャーでのリリーフ経験はハーンが通算3試合、ペラルタが通算12試合のみだが、両投手ともマイナー降格のオプションが切れており、チームに残したい場合にはなんとかしてロースターに組み込む必要がある。そうなると必然的にリリーバーとして起用されることになる。

     「我々は(ブルペンに回る可能性のある)パワーピッチャーを数名獲得した。どうなるか楽しみだね」とヨスト。新加入のハーンやペラルタがリリーバーとして覚醒し、「勝利の方程式」の一角を担ってチームに不可欠な戦力となる可能性もありそうだ。


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  • 元女房役・ジメネスがダルビッシュのカブス加入について語る

    2018.2.15 14:30 Thursday

     ダルビッシュ有はレンジャーズ時代の2014年にバッテリーを組んだクリス・ジメネスとカブスで再会することになった。ジメネスは招待選手の立場であり、実際にシーズン中にバッテリーを組む機会がある保証はないが、両者は現在も良好な関係を築いているようだ。

     ダルビッシュは日本時間2月14日にキャンプ地に到着した際、元女房役のジメネスとハグを交わし、そのあとすぐにジメネスをからかったという。「彼は”毎日テキストメッセージを送ってくるのをやめてくれ”と言ってきたんだ」とジメネス。「僕は彼のカブス加入にほんのわずかしか関わっていないよ。彼にとって良い選択をしたと感じている」とダルビッシュのカブス加入を歓迎した。

     ジメネスは「もう一度言うけど、僕は(ダルビッシュがカブスと契約したことに)何も関わっていない。彼には今回の決断に至る様々な理由があったんだ。(監督の)ジョー(・マドン)や(投手コーチの)ジム(・ヒッキー)とは関わりがあったから、僕が知っていることは彼に伝えようとしたし、彼に適したチームであるということも伝えた。彼は本当に良い選択をしたんじゃないかな」とダルビッシュのカブス加入について語った。

     ジメネスがダルビッシュとバッテリーを組んでいたのは、ダルビッシュがトミー・ジョン手術を受ける前の2014年。「僕たちはまだベストのダルビッシュを見ていない」とジメネスは言う。「彼はまだ投手として成長しているんだ。今季はトミー・ジョン手術後の2度目のフルシーズンになるから、いよいよ本領を発揮するんじゃないかな。彼の限界は空のように高い。彼はまだ比較的若いしね。彼はまだタンクのなかにいろんなものを秘めていると思うよ」とダルビッシュのさらなる成長、さらなる活躍に期待を寄せる。

     「彼は全ての球種を全ての打者に使う必要はないということを学んできた。そのことが彼を成長させていると思う」とジメネスは語る。元女房役のジメネスの言葉が正しければ、今季のダルビッシュは持てる才能をフルに発揮し、かつてないほどの大活躍を見せてくれるかもしれない。ジメネスが開幕ロースター入りを勝ち取り、再びダルビッシュとバッテリーを組むシーンが見られることにも期待したい。


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  • やる気十分の有望株・アクーナ 5日前にキャンプ地入り

    2018.2.15 12:30 Thursday

     球界トップクラスの有望株として大きな注目を集めているロナルド・アクーナ(ブレーブス)だが、野球以外の面でも球団フロント陣に好印象を与えている。やる気十分のアクーナは野手陣の集合日より5日も早く、キャンプ地に到着したのだ。

     アレックス・アンソポロスGMは「スプリング・トレーニングが長いということはみんな知っている。でも、選手が自分のキャリアのために早くキャンプ地に到着して、チームメイトやコーチと多くの時間を過ごそうとしているのは間違いなく良いことだよね」と語り、アクーナの「フライング到着」を高く評価した。

     アクーナはMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで大谷翔平(エンゼルス)に次いで全体2位にランクインしている球界トップクラスの有望株である。今季の早い段階でのメジャーデビューが予想されているが、アクーナがキャンプ地に早く到着したのには理由がある。昨季はマイナーのキャンプからオープン戦に招集された。メジャーのキャンプに参加するのは今年が初めてなのだ。少しでもメジャーのキャンプの雰囲気を掴み、全体練習開始と同時にスムーズにチームに溶け込んでいきたいと考えるのは自然なことだろう。

     4月下旬までメジャーデビューを遅らせれば、フリーエージェントとなるのを1年遅らせることができるため、ブレーブスがアクーナを開幕ロースターに入れる可能性は極めて低い。しかし、昨季マイナー3階級合計で打率.325、21本塁打、82打点、44盗塁、OPS.896の好成績をマークした有望株が早い段階でメジャーへ昇格してくるのは確実であり、ブレーブスではアンドリュー・ジョーンズ以来の「期待の星」となるだろう。

     ブレーブスの春季キャンプにはMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体トップ100にランクインした8人のうち、アクーナを含めた7人が参加する。ブライアン・スニッカー監督は「1年前、ここに座りながら翌年のキャンプは面白くなるだろうなと考えていたんだ」と才能豊かな若手選手たちと過ごすキャンプを楽しみにしている。アクーナを筆頭とする若手有望株たちの成長と活躍に期待したい。


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  • スタントン獲得前にジャッジに意見を求めたキャッシュマン

    2018.2.15 12:00 Thursday

     12月上旬の午後、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)とブライアン・キャッシュマンGMの間で、電話での短い話し合いが行われた。キャッシュマンはマーリンズからジャンカルロ・スタントンを獲得することについて、ジャッジに意見を求めたという。

     キャッシュマンから意見を求められたジャッジは「彼を獲りに行きましょう」と答えた。「MVP級の選手が僕たちのチームに加わるんだよ?獲りに行くしかないじゃないか。(彼を獲得することによって)僕たちのチームはどうなるだろう。すでに素晴らしいチームなのに、スタントンやその他の新戦力が加わることによって、僕たちはさらに素晴らしいチームになったんだ」とジャッジはスタントンが加入してパワーアップしたチームに大きな手応えを感じている。

     電話での話し合いのなかで、キャッシュマンはジャッジに対して、スタントンを獲得することによって指名打者での起用が増えたり、レフトを守る機会が増えたりすることについてどう思うかを尋ねた。ジャッジはどちらも受け入れたうえで、経験豊富なGMに対して「チームが僕に求めることならなんでもやります。僕たちは勝つためにヤンキースにいるのですから」と答えたという。

     キャッシュマンは「彼は我々のリーダーの一人だよ。あんなに若いのにね」とジャッジを絶賛。「だから、私はトレードの前に彼に意見を求めたんだ。彼に連絡をして、彼の立場からの意見を聞きたかったんだよ。彼の返事を聞いたときは嬉しかったね」と当時を振り返る。

     メジャーリーグの新人記録を更新する52本塁打を放ち、ア・リーグ本塁打王とア・リーグ新人王に輝いただけでなく、MVP投票でもホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)に次ぐ2位にランクインしたジャッジ。歴史的なルーキーイヤーと同様の活躍を繰り返すのは決して簡単なことではないが、人間的にも成熟したジャッジならやってくれそうな雰囲気がある。25歳にして名門・ヤンキースの中心選手となり、キャッシュマンからも全幅の信頼を寄せられているジャッジの、今季の活躍に期待したい。


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  • アストロズ・カイケル 開幕後は契約延長交渉に応じず

    2018.2.15 11:30 Thursday

     今季終了後にフリーエージェントとなるダラス・カイケル(アストロズ)はシーズン中に契約延長交渉に応じる意思がないことを明言した。アストロズがカイケルとの契約延長を望むのであれば、シーズン開幕までに交渉をまとめることが必要となる。

     「もし何かあるとしたら、それはシーズン前に起こるだろうね。レギュラーシーズン中は契約交渉をするつもりはない。チームメイトにも悪影響を与えてしまうことになるからね。他人に影響を与えてしまうようなことはしたくないんだ。(シーズンが始まったら)僕は野球に集中したいんだよ」とカイケルは開幕までに契約延長交渉がまとまらなければ、今季終了後にフリーエージェント市場へ打って出ることを示唆。ジェフ・ルーノウGMら球団フロント陣に与えられた時間は残り1ヶ月半ほどとなった。

     昨季のカイケルは故障離脱があったものの、14勝5敗、防御率2.90の好成績をマーク。今季終了後にフリーエージェントとなるのに備えて、カイケルは先日、敏腕代理人として知られるスコット・ボラスに代理人を変更している。これまでに長期契約についての交渉があったのかを問われたカイケルは、ノーと答えたうえで「今季限りでアストロズでの時間が終わるかどうかに関わらず、僕がここにいたという足跡を残しておきたい。それが良いものであるといいんだけどね」と今季の活躍に意欲を見せた。

     カイケルは年俸調停3年目となった今オフ、球団との年俸調停を回避して年俸1320万ドルの1年契約で契約を更改。今季の成績次第ではあるものの、直近4シーズンで2ケタ勝利と防御率2点台を各3回マークし、2015年には20勝8敗、防御率2.48の好成績でサイ・ヤング賞を受賞していることを考えると、大型契約を手にするのは確実だろう。ジャスティン・バーランダーとゲリット・コールは少なくとも2019年まで保有可能であり、カイケルと契約を延長して来季も強力先発3本柱を維持するのか、それとも生え抜きのエース左腕に今季限りで別れを告げるのか。ルーノウGMの判断に注目が集まっている。


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  • ヤンキースがトレードでマチャドを獲得するための方法とは?

    2018.2.15 11:00 Thursday

     ヤンキースは長きにわたってマニー・マチャド(オリオールズ)の獲得に動く可能性が取り沙汰されている。今季終了後にフリーエージェントとなるマチャドだが、それまでにトレードされる可能性は消えていない。マチャドのヤンキースへのトレードは実現するのだろうか。

     オリオールズが同地区のライバルであるヤンキースに自軍の主砲をトレードするというのはなかなか考えにくいことだが、MLBネットワークのケン・ローゼンタールはマチャドのヤンキース移籍を実現させるトレード案として、以下のものを紹介している。

     

    ①ヤンキースはミッドレベルの有望株との交換でジェイク・オドリッジ(レイズ)を獲得する
    ②ヤンキースはオドリッジ、ジャコビー・エルズベリー、ハイレベルの有望株との交換でマチャドを獲得する

     

     ヤンキースは昨季まで15年連続でぜいたく税の対象となる上限金額を超過しており、ぜいたく税の税率は現在50%となっている。そのため、今季は年俸総額を上限金額以内に抑えて税率をリセット(20%)することを目指しており、それが大型補強への足枷となっているのだ。マチャドを獲得するためには、マチャド分の予算枠を確保しなければならない。そこでエルズベリーの放出が必要になってくるというわけだ。

     レイズはオドリッジの放出を検討しており、オリオールズは先発投手と左打ちの外野手を欲している。この2球団の間にヤンキースが入ることにより、2球団のニーズを満たしたうえでヤンキースがマチャドを獲得できる、というのがローゼンタールが描くシナリオだ。ヤンキースが「ハイレベルの有望株」としてミゲル・アンドゥハーを放出すれば、オリオールズはマチャドが抜けた穴を埋めることもできる。ただし、このトレードを成立させるためには、ヤンキースはエルズベリーの残り契約(3年6840万ドル)のうち半額程度を負担しなくてはならないだろうとローゼンタールは指摘している。

     もちろん、このトレード案には問題点もある。まずはエルズベリーがトレード拒否権を持っているということだ。さらに、オリオールズとレイズはともにヤンキースと同じア・リーグ東部地区に所属する球団であり、同地区のライバルを利するくらいならヤンキースを介さず直接取引をまとめてしまおうと考える可能性もある。あくまでも数あるトレード案の一つとして受け止めておくべきだろう。

     いずれにしても、ヤンキースがマチャドの獲得を狙っていることは間違いなく、今季終了後にフリーエージェントとなった際には積極的に獲得に動くはずだ。今季開幕前、あるいはシーズン中にトレードが成立する可能性もゼロではなく、今後の動向を見守りたい。


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  • 市場の動きを注視するも補強を急がないドンブロウスキー

    2018.2.15 10:30 Thursday

     日本時間2月15日、ほとんどの球団が春季キャンプを正式にスタートした。レッドソックスも例外ではないが、デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長は引き続き移籍市場の動きを注視していく方針だ。ただし、ドンブロウスキーに補強を急ぐつもりはないようだ。

     オフシーズン当初からJ.D.マルティネス獲得の最有力候補に挙げられてきたレッドソックス。まだマルティネスの移籍先は決まっておらず、マルティネスが市場に残り続ける限り、レッドソックス移籍の噂が消えることはないだろう。ドンブロウスキーは「何らか(の契約)に近付いているかどうかはわからない。今年の冬は(契約交渉が)長期化しているからね。我々は多くの球団や代理人と交渉を続けていくよ。どんな答えがでるかはわからないけどね」と語り、マルティネスを含め、さらなる補強に動く可能性を肯定も否定もしなかった。

     ドンブロウスキーが明言したのは「少なくともシーズンが始まるまでに補強を急ぐ必要はない」ということである。「主力選手のコンディションが万全ならば、昨季より戦力を向上させることができる。2週間後にオープン戦が始まり、それから1ヶ月後には長いシーズンが始まる。でも、シーズンの開幕は補強の終了を意味するわけではない。公平なオファーでないと感じるならそれを受け入れる必要はないし、シーズン中にも補強はできるからね」とドンブロウスキーは補強を必要以上に急ぐ意思がないことを強調した。

     ドンブロウスキーはマルティネスやその他の選手・球団との交渉について、期限を設けるつもりはない。「具体的な期限は設定していないよ。状況は常に変化していくからね。まずはチームの戦力を分析し、見極める必要がある。ハンリー・ラミレスが一昨年のような状態だったり、ダスティン・ペドロイアの回復が順調だったりすれば、(補強が必要という現在の)状況も変わってくるからね」とドンブロウスキーは語る。レッドソックスは地区優勝を果たした昨季の戦力をほぼそのまま維持しており、各選手の調整が順調ならば、現在の陣容のまま開幕を迎える可能性もゼロではなさそうだ。


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  • 球春到来 各球団の熾烈なポジション争いをチェック!

    2018.2.14 18:30 Wednesday

     日本時間2月15日からいよいよ各球団の春季キャンプがスタートする。開幕までのおよそ1ヶ月半、各球団の監督やGMは開幕ロースターの25人を決めるために頭を悩ませることになる。ここでは各球団のポジション争いの様子をザッと眺めてみよう。

    【ア・リーグ東部地区】

    オリオールズ
    ケビン・ゴーズマンとディラン・バンディが先発1・2番手を務めるが、残り3枠が決まっていない。開幕ローテーション争いに注目。

    レッドソックス
    クレイグ・キンブレルを擁するレッドソックス。キンブレルへの橋渡し役を担う8回担当のセットアッパー争いに注目。

    ヤンキース
    球界屈指の有望株であるグレイバー・トーレスが左肘のトミー・ジョン手術から復帰。二塁手として開幕ロースター入りを勝ち取れるか注目。

    レイズ
    ダニエル・ロバートソン、ジョーイ・ウェンドル、ライアン・シンプ、クリスチャン・アローヨらによる熾烈な正二塁手争いに注目。

    ブルージェイズ
    トレードでアレドミス・ディアスとヤンハービス・ソラーテを獲得。人員余剰気味の内野で彼らが担う役割に注目。

     

    【ア・リーグ中部地区】

    ホワイトソックス
    再建中のホワイトソックスだが、センターにはアダム・エンゲルを筆頭に好守のレギュラー候補が揃う。正中堅手争いに注目。

    インディアンス
    マイケル・ブラントリーのコンディションは毎年のようにチームの懸念材料となっている。無事に開幕を迎えられるか注目。

    タイガース
    チームはダニエル・ノリスとマシュー・ボイドに期待を寄せているが、他にも候補はいる。先発ローテーション争いに注目。

    ロイヤルズ
    昨年9月、ケルビン・ヘレーラはマイク・マイナーにクローザーの座を奪われた。クローザーとして復活できるか注目。

    ツインズ
    出遅れるアービン・サンタナを含め、先発ローテーションの3枠は確定。若手投手を中心とした残り2枠を巡る争いに注目。

     

    【ア・リーグ西部地区】

    アストロズ
    ワールドシリーズ第5戦で代走としてサヨナラのホームを踏んだデレク・フィッシャー。彼を含む正左翼手争いに注目。

    エンゼルス
    二刀流に挑戦する大谷翔平が加入。6人制ローテーションを導入予定だが、候補は多く、先発ローテーション争いに注目。

    アスレチックス
    先発ローテーション入りが確実なのはケンドール・グレイブマンとショーン・マネイアだけ。残り3枠を巡る争いに注目。

    マリナーズ
    ディー・ゴードンの加入により外野のレギュラーは確定。ギレルモ・エレディアが万全でない場合の控え外野手争いに注目。

    レンジャーズ
    投手陣に新戦力が多数加入。先発5番手は候補が多く流動的であり、先発ローテーションの最後の1枠を巡る争いに注目。

     

    【ナ・リーグ東部地区】

    ブレーブス
    ルイス・ゴハラなど多数の有望な若手投手を抱えるブレーブス。才能豊かな若手投手による先発ローテーション争いに注目。

    マーリンズ
    大規模なチーム再建が進められるなか、正遊撃手定着を目指すミゲル・ロハスとJTリドル。両者による正遊撃手争いに注目。

    メッツ
    全員が健康であれば、メッツ以上に先発ローテーション候補を豊富に揃えているチームはほとんどない。先発ローテーション争いに注目。

    フィリーズ
    球界有数の若さを誇るフィリーズの先発ローテーション。最後の1枠を多くの若手投手が狙っており、開幕ローテーション争いに注目。

    ナショナルズ
    開幕ロースターは大方固まっているが、先発5番手が流動的。A.J.コールとエリック・フェッディを中心とした争いに注目。

     

    【ナ・リーグ中部地区】

    カブス
    レギュラー級の外野手を5人も擁するカブス。このなかから誰がより多くの出場機会を手にするのか。外野のレギュラー争いに注目。

    レッズ
    昨季は16人の先発投手を起用。故障がなければ今季は先発4番手まで確定しており、多数の若手投手による先発5番手争いに注目。

    ブリュワーズ
    ジミー・ネルソンの復帰時期が不透明であり、先発4・5番手が流動的。ヨバニ・ガヤードらによる先発ローテーション争いに注目。

    パイレーツ
    アンドリュー・マカッチェンを放出し、外野の1枠が空いている。マカッチェンの穴を埋める正左翼手争いに注目。

    カージナルス
    現時点ではルーク・グレガーソンが最有力だが、絶対的クローザーとは言えない。実力派リリーバーたちによるクローザー争いに注目。

     

    【ナ・リーグ西部地区】

    ダイヤモンドバックス
    フェルナンド・ロドニーの退団によりクローザー不在の状態。アーチー・ブラッドリーを中心とするクローザー争いに注目。

    ロッキーズ
    古巣復帰のクリス・アイアネッタが正捕手となり、控え捕手争いが激化。トニー・ウォルターズとトム・マーフィーの争いに注目。

    ドジャース
    かつてのスーパースター、マット・ケンプが2014年以来4年ぶりの古巣復帰。彼が参戦する正左翼手争いの行方に注目。

    パドレス
    ソラーテが放出され、チェイス・ヘッドリーが古巣復帰。ヘッドリーら4選手が2枠を争う正二塁手&正三塁手争いに注目。

    ジャイアンツ
    マット・ケインが引退し、マット・ムーアは放出。タイラー・ビーディら若手投手による先発4・5番手争いに注目。

  • 9年ぶりの古巣復帰 抑え起用濃厚の鉄腕・グレガーソン

    2018.2.14 17:30 Wednesday

     9シーズン、3球団、何千球ものスライダー、ワールドシリーズ制覇、ワールド・ベースボール・クラシック優勝。様々な経験をしてルーク・グレガーソンはカージナルスに戻ってきた。メジャーデビュー以来、年平均69試合に登板している鉄腕はクローザーの最有力候補に挙げられている。

     グレガーソンは2006年のドラフトでカージナルスから28巡目(全体856位)指名を受けてプロ入りし、2008年のスプリング・トレーニングに初参加した。当時の記録を見ると、登板していないにもかかわらず1試合に出場。「(ヤディアー・モリーナの)代走として出場したんだよ」とグレガーソンは当時を振り返る。「打球が飛んで、僕が三塁へのハーフウェイにいるときに試合が終わったんだ。ラジオのアナウンサーは僕の名前すら知らなかったよ」

     翌2009年もスプリング・トレーニングに参加していたが、同年3月下旬、前年12月に成立したトレードの後日指名選手としてパドレスへ移籍。すると、移籍初年度からメジャー定着を果たし、メジャー2年目の2010年には自己最多の80試合に登板してリーグ最多の40ホールドをマークした。パドレスで5シーズン、アスレチックスで1シーズン、アスレチックスで3シーズンを過ごし、9年ぶりの古巣復帰。かつてモリーナの代走を務めた男が、モリーナとバッテリーを組むことになった。

     現時点ではクローザーとしての起用が有力だが、グレガーソンは自身の役割にはあまり関心がないという。「チームが勝ち続けるために投げるだけだよ。移籍先を決めるうえでポイントとなったのは故郷のシカゴに近付けるかどうかだった」とグレガーソンはカージナルスへの復帰を決断した理由を語る。

     昨季はアメリカ代表の一員としてワールド・ベールボール・クラシックを制し、アストロズでは球団史上初のワールドシリーズ制覇を経験。プロ入り時のチームに戻ってきた33歳の鉄腕リリーバーは、豊富な経験を生かし、古巣のブルペンにおいて重要な役割を担うことになりそうだ。


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  • カーショウが球団新記録となる8年連続開幕投手に内定

    2018.2.14 15:30 Wednesday

     日本時間2月14日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は今季の開幕投手にクレイトン・カーショウを起用することを明らかにした。カーショウはこれで8年連続8度目の開幕投手となり、連続年数と通算回数でドジャースの球団記録を更新することになった。

     ロバーツは「秘密が漏れちゃったね」と冗談ぽく話したが、昨季ナ・リーグ優勝を果たしたドジャースにおいて誰が開幕投手に相応しいかは誰の目にも明らかだった。昨季は故障離脱がありながらも最多勝と最優秀防御率の二冠を獲得。サイ・ヤング賞を通算3度獲得している球界屈指の左腕以外に開幕投手に相応しい投手は見当たらない。

     ドジャースでは通算324勝の殿堂入り投手、ドン・サットンが1972年から7年連続で開幕投手を務め、3度のワールドシリーズ制覇に貢献したドン・ドライスデールも1958~1961年、1963年、1965年、1969年と7度にわたって開幕投手を務めた。カーショウは連続年数でサットン、通算回数でサットンとドライスデールを上回り、「ドジャースで最も長く・最も多く開幕投手を務めた男」となる。

     現役投手ではフェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)が昨季まで9年連続(通算10度)で開幕投手を務めている。メジャー最長記録はベテランズ委員会の選考で殿堂入りを決めたジャック・モリス(1980~1990年タイガース、1991年ツインズ、1992~1993年ブルージェイズ)の14年連続。1球団での記録に限定すれば、ロビン・ロバーツ(1950~1961年フィリーズ)の12年連続が最長である。

     昨季のドジャースはワールドシリーズまで進出したことにより、投手陣は例年以上のイニングを消化し、短いオフシーズンを過ごした。そのためロバーツは多くの選手にスローペースの調整を許可し、選手への負担を軽減する方針だ。これはカーショウも例外ではなく、ロバーツは「開幕に間に合わせてくれればいいよ」と語っている。

     昨季はワールドシリーズ制覇にあと1勝届かなかった。1988年以来30年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指す今季のドジャースの戦いは、カーショウの快投で幕を開けることになりそうだ。


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  • 少なくとも3球団が救援左腕・ワトソンの獲得に興味を示す

    2018.2.14 14:30 Wednesday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、救援左腕のトニー・ワトソンに興味を示しているチームのうち、3球団はレッドソックス、フィリーズ、ジャイアンツであるという。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールはジャイアンツがワトソンと本格的な契約交渉を行っていたことを報じている。

     今オフここまで具体的なチーム名が挙がっていなかったワトソン獲得レースだが、ここにきて少なくとも3球団が獲得に興味を示していることが明らかになった。昨季のワトソンはパイレーツとドジャースで計71試合に登板し7勝4敗10セーブ14ホールド、防御率3.38をマーク。6年連続67試合以上かつ4年連続70試合以上に登板しており、メジャー有数の鉄腕ぶりは30歳を過ぎた今も健在だ(現在32歳)。

     昨季は自身3度目となったポストシーズンでも好投し、ドジャースの15試合中11試合に登板して防御率2.57をマーク。失点したのはダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第2戦だけであり、その後は9試合連続で無失点に抑え、アストロズとのワールドシリーズでは7試合中5試合に登板して第4戦と第6戦では勝利投手になった。

     パイレーツ時代は主にセットアッパーとして活躍し、2014年には自己最多かつリーグ最多の78試合に登板して10勝2敗2セーブ34ホールド、防御率1.63という見事な成績をマーク。オールスター・ゲームにも初選出された。翌2015年も77試合で4勝1敗1セーブ41ホールド、防御率1.91の好成績をマークして最多ホールドのタイトルを獲得。2016年途中からはチーム事情によりクローザーを務め、2017年途中までの約1シーズンで25セーブをマークした。

     現時点では他にどのチームがワトソン獲得に興味を示しているかは明らかになっていないが、アスレチックスがワトソン獲得を検討していたとの報道もある。大物選手の動向ばかりが注目されがちなフリーエージェント市場だが、メジャー有数のタフネス左腕の行方にも注目だ。


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  • ムスターカス獲得レースは本命不在 売れ残りの可能性も

    2018.2.14 12:30 Wednesday

     ロイヤルズの球団記録を更新する38本塁打を放ったマイク・ムスターカスにとって、三塁手を探しているチームが少ない今オフは極めて難しいものとなっている。キャンプイン直前になってもムスターカスに明確な関心を示しているチームはなく、無所属のまま開幕を迎える可能性すら出てきた。

     つい先日まで三塁手の補強を目指していたメッツがトッド・フレイジャーと契約し、ムスターカスは後のない状況に追い込まれた感がある。エンゼルスは遊撃手のザック・コザートを獲得して三塁に据える決断をし、ジャイアンツはレイズの看板選手であるエバン・ロンゴリアをトレードで獲得。ロンゴリアを放出したレイズは昨季全休のマット・ダフィーを正三塁手として起用する方針であり、再建中のブレーブスは今オフの戦力補強に大金を投じる意思はない。

     「価格が下がれば獲得に動く可能性がある」と報じられたヤンキースは、昨季の年俸総額がぜいたく税の対象となる上限金額を超えていたため、クオリファイング・オファー物件であるムスターカスを獲得するとドラフト指名権2つ&インターナショナル・ボーナスプール100万ドルを失わなくてはならない。また、来オフの大型補強に向けて、今季の年俸総額をぜいたく税の対象となる上限金額以内に収めたいという思惑もある。ミゲル・アンドゥハーやグレイバー・トーレスといったメジャー定着間近の有望株も控えており、ヤンキースがムスターカス獲得に動く可能性は極めて低いと見ていいだろう。

     では、古巣のロイヤルズはどうか。デイトン・ムーアGMはチェスラー・カスバートを正三塁手に据える方針であり、ハンター・ドージャーも虎視眈々とレギュラーの座を狙っている。三塁にレギュラー候補が複数いる一方で、一塁は明らかに人材を欠いており、ロイヤルズはエリック・ホズマーとの再契約に全力を注ぐ方針。ムスターカスのロイヤルズ残留が実現する可能性は低そうだ。

     以上のように、現時点ではムスターカスを欲しがっているチームが皆無という状況。キャリアハイのシーズンを過ごした強打の三塁手にとっては厳しい現実だが、新天地を見つけるためには希望条件の大幅な引き下げが必要になってくるかもしれない。


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  • Dバックス J.D.マルティネスを引き留める方法を模索中か

    2018.2.14 12:00 Wednesday

     今季開幕時の年俸総額が球団史上最高額となる見込みのダイヤモンドバックスは、J.D.マルティネスの引き留めが困難であると見られている。しかし、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ダイヤモンドバックスはマルティネスを引き留めるために「クリエイティブ」な方法を模索しているようだ。

     ダイヤモンドバックスは主砲のポール・ゴールドシュミットが2019年終了後にフリーエージェントとなるため、契約延長ないし再契約の資金を確保するためにもマルティネスとの長期にわたる大型契約を避けたい意向である。そこで、年平均の金額を引き上げた単年契約や、オプトアウト(=契約破棄)の権利を盛り込んだ複数年契約などが検討の対象となっているという。

     わかりやすいのがヨエニス・セスペデス(メッツ)の例である。セスペデスは2015年途中にタイガースからメッツへ移籍し、ワールドシリーズ進出に大きく貢献。シーズン終了後にフリーエージェントとなって3年7500万ドルでメッツと再契約を結び、1年目(年俸2750万ドル)終了後にオプトアウトの権利を行使して再びフリーエージェントとなり、4年1億1000万ドルの契約を手に入れた。これはセスペデスが2015年オフに欲していた規模の契約だった。

     要するに、ダイヤモンドバックスはゴールドシュミットとの契約延長ないし再契約を妨げないような形でマルティネスにオファーを提示する可能性があるということである。ただし、球団史上最高額となる見込みのペイロールにどれほどの余裕があるかは不透明であり(そもそも今季の年俸を払う余裕がない可能性がある)、マルティネスの引き留めが難しい状況であることに変わりはない。

     マルティネス獲得を狙うレッドソックスは5年1億2500万ドル前後のオファーを提示したと報じられていたが、ボストン・グローブのアレックス・スパイアーは総額1億ドル前後であると伝えている。ダイヤモンドバックスがマルティネス獲得レースに残っているのは本命と見られるレッドソックスのオファーがマルティネスの希望額に達していないからこそであり、レッドソックスがオファーを引き上げるようであれば、マルティネスがダイヤモンドバックスに残留する可能性はゼロへ近付いていくことになるだろう。


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  • ナショナルズが金銭トレードで便利屋・レイノルズを獲得

    2018.2.14 11:30 Wednesday

     日本時間2月13日、ナショナルズは金銭トレードでメッツからマット・レイノルズを獲得した。27歳のレイノルズは内外野を守れるユーティリティ・プレイヤー。日本時間2月10日にトッド・フレイジャーの加入に伴い、メッツからDFAとなっていた。

     レイノルズはメジャー2年目の昨季、68試合に出場して打率.230、1本塁打、OPS.626をマーク。三塁で10試合に先発出場したのをはじめ、遊撃とレフトで4試合、二塁で3試合、一塁とライトで1試合と内外野の計6ポジションで先発出場するなど、持ち前のユーティリティ性を存分に発揮し、チームに貢献した。このユーティリティ性がナショナルズの興味を引いたようだ。

     今でこそ「貧打のユーティリティ・プレイヤー」に落ち着いてしまった感のあるレイノルズだが、かつては将来の中心選手として期待された存在だった。プロ3年目の2014年に早くもAAA級へ昇格し、この年はAA級とAAA級の2階級合計で126試合に出場して打率.343、6本塁打、20盗塁、OPS.859の好成績をマーク。翌2015年には開幕ロースター入りの可能性も取り沙汰された。その後、マイナーでの打撃成績は落ち着いてしまったが、昨季はAAA級での33試合で打率.320、4本塁打、OPS.880をマーク。この打棒をメジャーの舞台でも発揮できれば、出場機会はグッと増加するはずだ。

     ナショナルズは今オフ、ベテランのハウィー・ケンドリックと再契約。しかし、ケンドリックが守れるのは主に二塁とレフトであり、完全なユーティリティ・プレイヤーとしては使いにくい面もある。ユーティリティ・プレイヤーとしては25歳のウィルマー・ディフォーもいるが、外野守備にはやや苦戦しており、現時点では二塁と遊撃での起用が中心となっている。守れるポジションの数という点ではディフォーを上回っているため、レイノルズの課題は兎にも角にも打力の向上ということになりそうだ。


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  • エプスタイン「ダルビッシュは我々の第1ターゲットだった」

    2018.2.14 11:00 Wednesday

     日本時間2月14日、ダルビッシュ有がカブスと6年契約を結んだことが正式に発表された。契約総額は1億2600万ドル(年平均2100万ドル)という大型契約。セオ・エプスタイン野球部門社長は「ユウ(=ダルビッシュ)は我々の第1ターゲットだった」と獲得を喜んだ。

     今オフのカブスは2年連続の地区優勝を成し遂げた投手陣からジェイク・アリエタ、ジョン・ラッキー、ウェイド・デービスらが抜け、彼らの穴を埋める補強が急務となっていた。フリーエージェント市場でタイラー・チャットウッド、スティーブ・シーシェック、ブランドン・モローを獲得し、ラッキーとデービスの穴を埋めることには成功したものの、なかなかアリエタの穴が埋まらない。一時はアリエタと再契約を結ぶ可能性も取り沙汰されたが、最終的には争奪戦を制して「第1ターゲット」のダルビッシュを手に入れた。

     昨季のダルビッシュはレンジャーズとドジャースで計31試合に先発し、10勝12敗、防御率3.86、209奪三振を記録。カブスとのリーグ優勝決定シリーズではリグリー・フィールドでの第3戦に先発し、7回途中1失点の好投で勝利投手となった。アストロズとのワールドシリーズでは2度先発して2試合とも打ち込まれてしまったが、「たった2試合のサンプルで我々が仕事をすることはない」とエプスタインが語ったように、ワールドシリーズでのピッチングはダルビッシュの評価にほとんど影響を与えなかったようだ。エプスタインは「彼には6年間(2015年を全休しているため厳密には5年間)の実績がある。彼は紛れもなくエース級の投手だよ」と大きな期待を口にした。

     なお、6年契約の内訳は今季が年俸2500万ドル、来季が2000万ドル、2020年と2021年が2200万ドル、2022年が1900万ドル、2023年が1800万ドルとなっており、合計1億2600万ドルとなる。また、来季終了後にオプトアウト(=契約破棄)が可能となっており、さらにサイ・ヤング賞投票の順位に応じた出来高も含めると、総額は最大で6年1億5000万ドルまで上昇するようだ。


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  • ドジャースが39歳・アトリーと2年契約で再契約へ

    2018.2.14 10:30 Wednesday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ベテラン内野手のチェイス・アトリーが2年契約でドジャースと再契約を結ぶことが決定したようだ。アトリーは今オフ、ドジャー・スタジアムでドジャースのチームメイトとともにトレーニングを積んでいた。

     昨季のアトリーはローガン・フォーサイスとのプラトーンで主に二塁を守り、127試合に出場して打率.236、8本塁打、OPS.728を記録。4年連続でシルバースラッガー賞(2006~2009年)を受賞したフィリーズ時代のような活躍はできなくなっているものの、出塁率.324と長打率.405はともに2015年途中のドジャース移籍後では自己ベストの数字であり、貴重な戦力としてチームに貢献した。

     2週間前、ファーハン・ザイディGMはアトリーとの再契約に前向きであることを明言し、日本時間2月14日にはMLB公式サイトでドジャースの番記者を務めるケン・ガーニックがキャンプ地のロッカーにアトリーの荷物が置かれていることを伝えていた(ネームプレートはなし)。そのため、2月中旬にドジャースと再契約を結んだ昨オフのように、キャンプ序盤での再契約が予想されていたが、まさしくその通りの形となった。

     ザイディはアトリーを戦力として考えていることはもちろんのこと、豊富な経験に基づいたリーダーシップやクラブハウス内での影響力の大きさを高く評価し、アトリーとの再契約を常に考えていたという。「我々は話し合いの場を設けてきた。彼はこの2年間(厳密には2年半)、我々のクラブハウスに大きなインパクトをもたらしてくれたからね。野球のことだけを考えれば、我々は若手選手により多くの打席を与えようと考えているし、二塁にも様々なオプションがある。でも、チーム内での役割分担などを考えたとき、彼のクラブハウスでの影響力は必要だと思ったんだ」

     コリー・シーガー、コディ・ベリンジャーと2年連続で新人王を輩出し、ウォーカー・ビューラー、フリオ・ウリアス、アレックス・ベルドゥーゴといった若手有望株も続々とメジャーへ昇格しているドジャースだが、フィリーズ時代の2008年にワールドシリーズ制覇を経験し、オールスター・ゲーム選出6度の実績を誇るアトリーの経験や影響力はチームに不可欠なものと見なされているようだ。


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  • MLBネットワークが中堅手・救援投手のトップ10を発表

    2018.2.13 18:30 Tuesday

     各ポジションの現時点でのトップ10を発表するMLBネットワークの人気企画「Top 10 Right Now!」は今年で8回目を迎えた。5週間にわたって各ポジションのトップ10が発表されていくが、第五弾(最終回)として日本時間2月11日に中堅手と救援投手のトップ10が発表された。

     このランキングは過去2シーズンのパフォーマンスのほか、Statcastのデータや旧来の指標による攻撃面・守備面での成績、そしてMLBネットワークのリサーチ・チームによる分析を総合的に評価して決定される。まずは中堅手のトップ10を見てみよう。

     

    中堅手トップ10
    1. マイク・トラウト(エンゼルス)
    2. トミー・ファム(カージナルス)
    3. チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)
    4. ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
    5. ロレンゾ・ケイン(ブリュワーズ)
    6. クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)
    7. ケビン・キアマイアー(レイズ)
    8. クリス・テイラー(ドジャース)
    9. マイケル・コンフォート(メッツ)
    10. A.J.ポロック(ダイヤモンドバックス)

     

     中堅手部門の1位は文句なしでトラウト。走攻守すべてを兼ね備えた現役最高の選手であり、このまま順調にキャリアを重ねていけば、将来の殿堂入りも間違いないだろう。2位以下にもファム、ブラックモン、スプリンガー、ケインと好選手が並んでいるが、トラウトには太刀打ちできない。昨季ブレイクを果たしたファムは首位打者のブラックモンやワールドシリーズMVPのスプリンガーを抑えて2位にランクインしており、意外な高評価と言えるかもしれない。では、続いて救援投手部門のトップ10を見てみよう。

     

    救援投手トップ10
    1. ケンリー・ジャンセン(ドジャース)
    2. アンドリュー・ミラー(インディアンス)
    3. クレイグ・キンブレル(レッドソックス)
    4. チャド・グリーン(ヤンキース)
    5. アーチー・ブラッドリー(ダイヤモンドバックス)
    6. ザック・ブリットン(オリオールズ)
    7. コリー・クネーベル(ブリュワーズ)
    8. アロルディス・チャップマン(ヤンキース)
    9. ブラッド・ハンド(パドレス)
    10. ライセル・イグレシアス(レッズ)

     

     救援投手部門の1位はジャンセン。昨季は初めて四球を与えるまでに51三振を奪うなど例年以上に安定したパフォーマンスを見せ、自身初のセーブ王に輝いた。4位のグリーン、5位のブラッドリー、7位のクネーベルなど昨季ブレイクを果たしたリリーバーが高く評価されているのも印象的。2位のミラー、3位のキンブレル、8位のチャップマンとお馴染みの面々も順当にトップ10に名を連ねている。それでは最後に各部門1位の選手を整理しておく。

     

    各ポジション1位
    先発:クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    救援:ケンリー・ジャンセン(ドジャース)
    捕手:バスター・ポージー(ジャイアンツ)
    一塁:ジョーイ・ボットー(レッズ)
    二塁:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    三塁:クリス・ブライアント(カブス)
    遊撃:カルロス・コレア(アストロズ)
    左翼:マーセル・オズーナ(カージナルス)
    中堅:マイク・トラウト(エンゼルス)
    右翼:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)


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  • ブルージェイズが好投手・ハラデイの「32」を永久欠番に

    2018.2.13 17:30 Tuesday

     日本時間2月13日、ブルージェイズは今季開幕戦の試合開始前にセレモニーを行い、12シーズンにわたってブルージェイズの一員として活躍したロイ・ハラデイの背番号「32」を永久欠番とすることを発表した。ハラデイは昨年11月、飛行機事故により40歳の若さでこの世を去った。

     ハラデイは16シーズンにわたるメジャー生活のうち、最初の12シーズンをブルージェイズで過ごし、7度(2002-2003、2005-2009)の2ケタ勝利をマーク。リーグ最多の22勝をマークした2003年には自身初のサイ・ヤング賞を受賞した(フィリーズへ移籍した2010年にも受賞し、史上5人目の両リーグ受賞を達成)。ブルージェイズでの通算成績は313試合(うち287先発)で148勝76敗、防御率3.43、1495奪三振となっており、通算勝利数と通算奪三振数はいずれも球団歴代2位の数字。ブルージェイズの永久欠番は全球団共通の欠番であるジャッキー・ロビンソンの「42」を除くと、アメリカ野球殿堂入りを果たした際に永久欠番となったロベルト・アロマーの「12」に続いて2つ目であり、今季はブルージェイズのユニフォームに「32」のワッペンがつけられることも併せて発表されている。

     マーク・シャパイロ球団社長は「ロイは自身の価値やプライド、仕事への取り組みや忍耐力を通して、ブルージェイズの選手であることは何を意味するのかを示してくれた。彼の功績は明らかだが、背番号やグラウンド上での活躍以上に、意味のある人生をどのようにして生きるか、他人に対して良い影響をどのように与えるか、といったことの輝かしい例として役に立っている」との声明を発表。ハラデイが球団に与えた影響の大きさを感じさせた。

     なお、ハラデイが現役生活最後の4シーズンを過ごしたフィリーズも、今季限定でハラデイが背負った「34」を欠番扱いとすることを発表しており、昨季「34」を背負ったアンドリュー・ナップは背番号を「15」に変更している。


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  • まもなく春季キャンプ開始 30球団の開幕投手を大予想!

    2018.2.13 15:30 Tuesday

     昨季キャリア初の開幕投手を務めたジョン・グレイ(ロッキーズ)は「エキサイティングだ」とその喜びを口にしていた。言うまでもなく、チームのシーズン最初の試合に先発することは投手にとって最高の名誉である。ここでは各球団の今季の開幕投手を予想してみる。

     まず、実績的に100%確実と言えるのがクレイトン・カーショウ(ドジャース)だ。昨季まで7年連続で開幕投手を務めており、これは継続中の記録としてはフェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)の9年連続に次ぐ数字。昨季は故障離脱がありながらも最多勝&最優秀防御率の二冠を獲得しており、今季も故障さえなければ開幕投手を務めることは確実だろう。

     カーショウ以外にほぼ確実と言えるのはクリス・セール(レッドソックス)、クリス・アーチャー(レイズ)、コリー・クルーバー(インディアンス)、フリオ・テーラン(ブレーブス)、マックス・シャーザー(ナショナルズ)、カルロス・マルティネス(カージナルス)、ザック・グレインキー(ダイヤモンドバックス)、グレイ、マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)の9人。昨季の成績や過去の実績、チーム状況などを考慮すると、この9人もカーショウ同様、ほぼ間違いなく開幕投手に指名されるはずだ。

     チーム内にライバルがいないわけではないものの、かなり有力と言えるのはマーカス・ストローマン(ブルージェイズ)、ジェームズ・シールズ(ホワイトソックス)、マイケル・フルマー(タイガース)、ダニー・ダフィー(ロイヤルズ)、コール・ハメルズ(レンジャーズ)、アーロン・ノラ(フィリーズ)、ジョン・レスター(カブス)、チェイス・アンダーソン(ブリュワーズ)、クレイトン・リチャード(パドレス)の9人。カブスはレスター、ダルビッシュ有、ホゼ・キンターナと昨季の開幕投手を3人も抱えているが、チーム内での序列を考慮すると、レスターが最有力だろう。

     2人の投手による争いになりそうなのはオリオールズ(ケビン・ゴーズマンとディラン・バンディ)、ヤンキース(ルイス・セベリーノと田中将大)、アストロズ(ジャスティン・バーランダーとダラス・カイケル)、マリナーズ(ジェームズ・パクストンとヘルナンデス)、マーリンズ(ダン・ストレイリーとホゼ・ウーレイナ)、メッツ(ジェイコブ・デグロムとノア・シンダーガード)、パイレーツ(ジェイムソン・タイオンとイバン・ノバ)の7球団。マリナーズは昨季飛躍を遂げたパクストンと9年連続(通算10回)で開幕投手を務めているヘルナンデスのどちらを今季の開幕投手に指名するのか注目が集まる。

     残りの4球団については絶対的なエースがおらず、今後の補強や故障者の状況によって有力候補が変動していく可能性が高い。現時点ではツインズはホゼ・ベリオス、エンゼルスはギャレット・リチャーズ、アスレチックスはケンドール・グレイブマン、レッズはアンソニー・ディスクラファーニが有力候補と言えるだろう。まだフリーエージェント市場にはジェイク・アリエタ、ランス・リン、アレックス・カッブといった投手が残っており、彼らが新天地で開幕投手を務める可能性も十分にありそうだ。


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  • パドレスの救援左腕・トーレスが制限リスト入り 理由は不明

    2018.2.13 14:30 Tuesday

     昨季62試合に登板して7勝をマークした24歳の救援左腕、ホゼ・トーレス(パドレス)がMLB機構の制限リストに登録された。詳細は発表されておらず、現時点でわかっているのは制限リストに登録された理由が野球関係ではないということだけである。

     メジャー2年目の昨季、新人ながら62試合に登板してブルペンの一角を担った若手左腕が、日本時間2月15日に始まるスプリング・トレーニングに参加できないことになった。詳細な理由については不明のままだが、制限リストに登録。パドレスはスプリング・トレーニングでブルペンの2~3枠をかけて争うことになると見られていた若手左腕を失う代わりに、40人ロースターが1枠空いた。

     昨季のトーレスは一度もマイナーに降格することなく、フルシーズンをメジャーで過ごし、チーム2位となる62試合に登板。68回1/3を投げて7勝4敗1セーブ3ホールド、防御率4.21、63奪三振、被打率.244をマークした。7月末の時点では防御率5.04と不安定なピッチングが目立っていたが、シーズン最後の2ヶ月は17試合に登板して防御率1.96と安定。最後の13登板に限定すれば防御率0.71と見事な成績を残していただけに、パドレスにとっては痛い離脱となる。

     今季のパドレスはブルペンの7枠のうち、クローザーのブラッド・ハンドを筆頭に、クレイグ・スタメン、カービー・イエーツ、牧田和久で4枠は確定。5枠目は昨季43回で46三振を奪ったフィル・メイトンが入ることが有力視されており、トーレスはバディ・バウマン、カーター・キャップス、カイル・マグラス、コルテン・ブリュワーらとともに開幕ロースター入りをかけて争うことが予想されていた。貴重な左腕でもあっただけに、A.J.プレラーGMの構想に狂いが生じてしまったことは間違いない。マイナー契約でトム・ウィルヘルムセン、クリス・ヤングなど実績ある投手を獲得しているが、40人ロースターの枠が空いたため、メジャー契約でのリリーバー補強が検討される可能性もありそうだ。


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