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  • ナバがパイレーツとマイナー契約 レギュラー争い参戦へ

    2018.2.7 18:30 Wednesday

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、パイレーツはダニエル・ナバとマイナー契約を結ぶことで合意に至ったようだ。この契約にはスプリング・トレーニングへの招待が含まれていると見られており、ナバは外野のレギュラー争いに加わることになりそうだ。

     ナバは大学在籍時にドラフトで指名されず、独立リーグを経てレッドソックスと契約し、メジャーの舞台に辿り着いた苦労人である。昨季はフィリーズで80試合に出場し、打率.301、4本塁打、21打点、OPS.813の好成績をマーク。80試合以上に出場したのはレッドソックス時代の2014年(113試合)以来3年ぶり、打率3割をマークしたのは同じくレッドソックス時代の2013年(打率.303)以来4年ぶりだった。

     スイッチヒッターのナバだが、キャリアを通じて左投手を苦手にしており、昨季は右投手に対して打率.341(135-46)、3本塁打、OPS.897の好成績を残した一方で、左投手に対しては打率.188(48-9)、1本塁打、OPS.581どまり。通算でも対右投手が打率.281、OPS.778、対左投手が打率.211、OPS.589と大差がついている。スイッチヒッターと考えず、「右投手に強い左打者」として扱うのがベターだろう。

     今オフのパイレーツは看板選手のアンドリュー・マカッチェンをジャイアンツへ放出し、外野の一角が空席となっている。レフトのスターリング・マーテイがセンターに回り、ライトには引き続きグレゴリー・ポランコが入る予定だが、レフトのレギュラーは未定。若い右打者のジョーダン・ループロウ、内外野を守れるユーティリティのアダム・フレイジャー(左打者)とショーン・ロドリゲス(右打者)などがレギュラーの座を争う見込みだが、現実的には右打者と左打者のプラトーンとなる可能性が高く、右投手に強いナバにも十分にチャンスはありそうだ。同じ外野手のループロウと左打者のフレイジャーが開幕ロースター入りに向けてのライバルとなるのではないだろうか。


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  • レッドソックス・プライス 左肘の状態に手応え

    2018.2.7 17:30 Wednesday

     スプリング・トレーニングの開始まであと8日となったが、デービッド・プライスからレッドソックス・ファンへ良いニュースが届いた。昨季わずか11先発に終わる原因となった左肘の状態が非常に良く、プライスは完全復活に向けて手応えを感じているようだ。

     プライスはすでにフロリダ州フォートマイヤーズのキャンプ施設に到着しているレッドソックスの選手の一人である。昨季終了後、一度もマウンドからの投球練習を行っていないというプライスだが、キャッチボールの感覚は非常に良かったようだ。「良い感じだね。ここまではとても良い状態で来ているよ。左肘は全く問題なしさ」とプライスはボストン・グローブとWBZラジオに対して語った。

     不本意なシーズンを過ごしたプライスだが、ブルペンの一員として過ごした昨季終盤戦とポストシーズンでのパフォーマンスが自信になったという。リリーフで8試合に登板し、計15回1/3を投げて無失点。「慣れない役割であれだけの仕事をこなし、左肘には痛みも違和感も全くなかった。僕が思っているほど左肘の状態は悪くない、ということを知ることができたんだ」とプライスは当時を振り返る。

     今季は総額2億1700万ドルの7年契約の3年目。プライスは今季終了後にオプトアウト(=契約破棄)できる権利を有するが、現時点ではオプトアウト権の行使については全く考えていないようだ。「(オプトアウト権の行使については)考えていないよ。僕は勝つためにここに来たんだ。できれば複数回ね。僕たちは2年連続でア・リーグ東部地区を制したけど、地区シリーズより先に進むことはできなかった。2つ先のステージ(=ワールドシリーズ)へ進み、もっと特別なものを築き上げたいんだ。レッドソックスで勝ちたいんだよ」

     ボストン・メディアとの不仲説や、ファンからの批判も聞こえるプライスだが、「良いピッチングをすれば、ファンを取り戻すことはできる」と自信を見せる。プライスがクリス・セールとともに先発ローテーションの柱となり、チームの戦いを牽引すれば、3年連続の地区優勝、そしてその先の栄光が見えてくるはずだ。


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  • レッズがスアレスとの年俸調停に勝利 今季年俸は375万ドル

    2018.2.7 15:30 Wednesday

     日本時間2月7日、エウヘニオ・スアレス(レッズ)の年俸調停が行われ、球団側が主張していた年俸375万ドルが認められた。昨季、攻守両面で大きな成長を遂げたスアレスだったが、年俸調停1年目で自身が主張した年俸420万ドルを認めてもらうことはできなかった。

     レギュラーに定着して2年目を迎えた昨季のスアレスは、156試合に出場して打率.260、26本塁打、82打点をマークした。打撃3部門で前年から成績を向上させただけでなく、四球の数を前年の51から84へと大幅に増加させ、出塁率は前年から50ポイントも上昇(.317→.367)。長打率も同じく50ポイント上昇(.411→.461)しており、OPSに至っては前年から100ポイントの大幅アップ(.728→.828)となった。

     また、三塁の守備ではコンバート1年目の2016年は23失策(三塁手リーグワースト)、守備率.942とミスが目立っていたが、昨季は失策をわずか9個にとどめ、守備率.976(三塁手リーグ3位)を記録。守備防御点(+1→+5)やUZR(+0.7→+5.8)といったその他の指標でも成績を向上させており、「拙守の遊撃手」として知られたかつての姿はもはや過去のものとなった感がある。

     攻守両面で成績を向上させた結果、総合的な貢献度を表すWAR(FanGraphs版)の値は前年の1.7から4.1へと急上昇し、三塁手ではアンソニー・レンドン(ナショナルズ)、クリス・ブライアント(カブス)、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)、ジャスティン・ターナー(ドジャース)に次いでリーグ5位にランクイン。リーグは違うものの、エイドリアン・ベルトレイ(レンジャーズ)やマニー・マチャド(オリオールズ)を上回っていたと言えば、その凄さは伝わるだろうか。

     なお、レッズはまだ正二塁手のスクーター・ジェネットとの年俸調停を残しており、球団側は年俸510万ドル、選手側は年俸570万ドルを主張している。年俸調停に敗れたスアレスには、来オフに大幅昇給を勝ち取ることができるような大活躍を期待したいところだ。


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  • 35歳・呉昇桓がレンジャーズと1年契約 クローザー有力候補

    2018.2.7 14:30 Wednesday

     日本時間2月7日、レンジャーズは新たなクローザー候補の獲得に成功した。カージナルスからフリーエージェントとなっていた韓国人リリーバーの呉昇桓(オ・スンファン)と2019年の球団オプションが付いた1年契約で合意に達したようだ。

     現在35歳の呉は、韓国球界ではサムソン・ライオンズでクローザーとして活躍し、2006年と2011年に歴代最多となる47セーブを記録。通算9シーズンで28勝13敗277セーブ、防御率1.69という見事な成績を残し、通算277セーブは現在も歴代最多記録となっている。2013年オフに阪神へ移籍し、阪神では2シーズンにわたってクローザーとして活躍。2014年に39セーブ、2015年に41セーブをマークして2年連続でセ・リーグのセーブ王となり、2年間で4勝7敗80セーブ、防御率2.25と期待に応える仕事ぶりだった。そして2015年オフにメジャーリーグへ挑戦し、カージナルスと契約。2016年はシーズン途中でクローザーへ昇格して19セーブ、防御率1.92と期待以上の活躍を見せたが、昨季はスライダーが威力を失い、20セーブ、防御率4.10に終わり、シーズン途中でクローザーの座を剥奪された。

     3ヶ国で合計396セーブを挙げている呉は、2016年のような支配的なピッチングがよみがえればクローザーの最有力候補となるだろう。現時点では昨季終盤にクローザーに就任して11セーブを挙げたアレックス・クラウディオが引き続きクローザーを務めるものと見られるが、セットアッパーとしての実績があるマット・ブッシュやキーオニー・ケラ、ジェイク・ディークマンらも候補の一人である。また、日本球界でクローザーを務めた経験があるトニー・バーネット(元ヤクルト)とクリス・マーティン(元日本ハム)も場合によってはクローザー争いに加わることになりそうだ。さらに、バートロ・コローンの加入により、先発再転向が予定されていたマイク・マイナーがクローザー争いに参戦する可能性もあり、招待選手のケビン・ジェプセンも含め、10人近いリリーバーによるクローザー争いが繰り広げられることになりそうだ。


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  • オリオールズがスコープとの調停を回避 1年850万ドルで合意

    2018.2.7 12:30 Wednesday

     日本時間2月7日、オリオールズはオールスター二塁手のジョナサン・スコープとの年俸調停を回避し、1年契約で合意に至ったことを明らかにした。MLBネットワークのケン・ローゼンタールはスコープの契約が年俸850万ドルの1年契約となる見込みであることを報じている。

     昨季のスコープは25本塁打、82打点を記録した前年からさらに成績を伸ばし、160試合に出場して打率.293、32本塁打、105打点、OPS.841の好成績をマーク。105打点はリーグ6位にランクインし、初めてオールスター・ゲームにも選出された。また、ア・リーグのMVP投票では19ポイントを獲得して12位にランクイン。ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)に阻まれ、シルバースラッガー賞を獲得することはできなかったが、リーグを代表する強打の二塁手へと成長を遂げたシーズンとなった。

     スコープの昨季の年俸は347万5000ドル。今オフが年俸調停2年目となったスコープは昨季の好成績を受けて今季の年俸として900万ドルを要求し、球団側は750万ドルを提示していた。契約交渉が完了していないこともあり、スコープは先日行われたファンフェスタを欠席。今週後半に年俸調停が行われる予定となっていたが、最終的にはスコープの要求に近い金額で合意し、年俸調停を回避することになった。

     今オフのオリオールズはスコープのほか、マニー・マチャド(1600万ドルで合意)、ザック・ブリットン(1200万ドルで合意)、ブラッド・ブラック(516万5000ドルで合意)、ケビン・ゴーズマン、ティム・ベッカム(335万ドルで合意)、ケイレブ・ジョセフ(125万ドルで合意)と合計7人が年俸調停の権利を有していたが、今日までにゴーズマンを除く6人と契約合意に至り、残りはゴーズマンのみとなっている。なお、マチャド、ブリットン、ブラックと今季までの6年契約を結んでいたアダム・ジョーンズは今季終了後にフリーエージェントとなるため、来季のオリオールズは主力選手の顔ぶれが大きく変わることが予想されている。


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  • エンゼルスが招待選手を発表 大谷は「投手兼指名打者」

    2018.2.7 12:00 Wednesday

     日本時間2月7日、エンゼルスはスプリング・トレーニングに招待するマイナー契約の19選手を発表した。ポスティング制度を利用してメジャーリーグに挑戦し、エンゼルスとマイナー契約を結んだ大谷翔平は「投手兼指名打者」としてリストに掲載されている。

     今オフ最大の注目株の一人となった大谷は、12月にエンゼルスとマイナー契約を結んだ。今季はベーブ・ルース以来1世紀ぶりとなる本格的な二刀流に挑戦することで大きな注目を集めている。現時点では40人枠に登録されておらず、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加するものの、故障などの大きなトラブルがなければ開幕ロースター入りはほぼ確実と見られている。

     19人の招待選手のうち、メジャーでの出場経験があるのはビセンテ・カンポス(右腕:1試合)、イアン・クロール(左腕:224試合)、ジョン・ラム(左腕:24試合)、ブランデン・ピンダー(右腕:26試合)、コリン・ウォルシュ(二塁手:38試合)、ライマー・リリアーノ(外野手:59試合)、エリック・ヤングJr.(外野手:610試合)の7人。クロールは昨季ブレーブスで51試合に登板して2勝2敗3ホールド、防御率5.33をマークし、ヤングJr.はマイク・トラウトが戦列を離れた際に穴埋め要員としてメジャーへ昇格して47試合で打率.264、4本塁打、16打点、12盗塁、OPS.754をマークした。両選手ともスプリング・トレーニングでのアピール次第では、開幕ロースター入りのチャンスは十分にあるだろう。

     MLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングTOP30からは4位のジャーメイ・ジョーンズ(外野手)、5位のマット・サイス(一塁手)、12位のデービッド・フレッチャー(遊撃手)らが招待選手入り。彼らにとってスプリング・トレーニングは首脳陣へのアピールの場となることはもちろんのこと、メジャーリーガーから様々なことを学ぶことのできる貴重な機会となるはずだ。


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  • ツインズに痛手 サンタナが指の手術で10~12週間の離脱へ

    2018.2.7 11:30 Wednesday

     先発投手の補強を目指しているツインズが、少なくとも開幕からの1ヶ月をエース抜きで戦うことが確実となった。昨季16勝のアービン・サンタナが右手中指の手術を受け、10~12週間離脱することになったのだ。

     ツインズは過去にサンタナが投球する際に右手中指に違和感を覚えたことがあったことを明らかにした。その後は症状が再発することはなかったようだが、先週スプリング・トレーニングに先駆けて投球練習を行った際に再び違和感を覚え、ニューヨークの病院で診察を受けた結果、手術することを勧められたという。ツインズは声明のなかで「今回の故障は負荷が累積した結果、発生したものだ」と故障の原因を発表。サンタナは日本時間2月7日に手術を受け、少なくともシーズン最初の1ヶ月を欠場することがほぼ確実となった。

     サンタナの離脱は、2年連続のポストシーズン進出を目指すツインズにとって大きな痛手となる。現時点でのツインズの先発ローテーションは昨季16勝のサンタナ、同14勝のホゼ・ベリオス、同12勝のカイル・ギブソンの3人が中心となり、残りの2枠をアダルベルト・メヒア、アーロン・スレジャース、フェルナンド・ロメロ、スティーブン・ゴンサルベスといった若手投手や、復活を目指すフィル・ヒューズらが争う構図となっている。計算できる先発投手が3人しかいないというチーム事情もあり、ツインズはダルビッシュ有、アレックス・カッブ、ランス・リンといった先発投手の獲得を狙っていることが報じられていたが、サンタナの離脱により1人でなく2人補強しなければならない可能性が出てきた。サンタナの離脱は、少なからず先発投手市場に影響を与えることになりそうだ。

     サンタナは直近2シーズンで392回2/3を投げ、防御率3.32をマーク。昨季はチーム最多かつ自己2位タイの16勝を挙げて9年ぶりにオールスター・ゲームに選出され、ヤンキースとのワイルドカード・ゲームでも先発した。エースを欠くことになったツインズが開幕までにどのような動きを見せるのか注目したい。


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  • ジャイアンツがボンズの「25」を永久欠番に

    2018.2.7 11:00 Wednesday

     日本時間2月7日、ジャイアンツは歴代最多本塁打記録保持者であるバリー・ボンズの功績を称え、ボンズがジャイアンツ在籍中に一貫して背負った「25」を永久欠番とすることを発表した。セレモニーは日本時間8月12日に本拠地AT&Tパークで行われるパイレーツ戦の開始前に開催される予定となっている。

     パイレーツで7年間プレイしたあと、1992年オフにフリーエージェントとなったボンズは、当時の最高額となる7年4300万ドルでジャイアンツへ移籍。ジャイアンツに在籍した15年間で1951安打、打率.312、586本塁打、1440打点、263盗塁、OPS1.143をマークし、オールスター・ゲーム選出12度、シルバースラッガー賞9度、ゴールドグラブ賞5度、ナ・リーグMVP5度といった素晴らしい実績を残した。2001年にはシーズン73本塁打のメジャー新記録を樹立し、通算762本塁打、2558四球、688敬遠は現在もメジャー記録となっている。

     ジャイアンツのラリー・ベール球団社長は「バリー(・ボンズ)がチームに戻ってきて1年以上が経過したこのタイミングが適切だと考えたんだ。もちろん、(ボンズの「25」を永久欠番にすることは)以前から考えていたことだよ。バリーのこれまでの活躍や貢献を考えると、他の誰かが「25」を背負うなんて想像できないね」と語り、ボンズの功績を称えた。

     また、ベールは「ボンズの背番号を永久欠番にすることが今後の殿堂入り投票に影響を与えると思うか」との質問に対し、「もし影響があるのなら、それは素晴らしいことだね」と回答。6度目の挑戦となった今回も得票率56.4%に終わり、殿堂入りはならなかったボンズだが、まだチャンスは4度も残っている。「25」が永久欠番となったことは、少なからず投票者の心理に影響を与えるかもしれない。

     「ジャイアンツが今年、私の背番号を永久欠番としてくれるのは光栄であり恐縮だ」との声明を発表したボンズ。薬物疑惑とともに語られることの多い「疑惑のスター選手」だが、球史に残る名選手であったことは間違いない。


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  • ア・リーグ東部地区3球団がヌニェスの動向を注視

    2018.2.7 10:30 Wednesday

     昨季のエドゥアルド・ヌニェスがレッドソックス移籍後に見せた活躍は、ア・リーグ東部地区の各球団に強い印象を残したようだ。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、レッドソックス、ヤンキース、レイズのア・リーグ東部地区3球団がヌニェスの獲得に興味を示しているという。

     昨季のヌニェスはジャイアンツで正三塁手格として起用され、76試合に出場して打率.308、4本塁打、31打点、18盗塁、OPS.752をマーク。レッドソックス移籍後は故障がちだったダスティン・ペドロイアの代役として二塁を守り、38試合で打率.321、8本塁打、27打点、6盗塁、OPS.892の好成績をマークした。膝の故障により不完全燃焼のままシーズンを終えることになってしまったが、所属したレッドソックスを含むア・リーグ東部地区の各球団にインパクトを与えるには十分な活躍ぶりだった。

     レッドソックスはペドロイアが開幕に間に合わないことが確実となっており、また、初のフルシーズンを迎えるラファエル・ディバースも昨季のような活躍をできるかどうかは未知数。ペドロイアの代役、そしてディバースのサポート役としてヌニェスは最適の存在と言える。

     ヤンキースも同じような状況だ。正二塁手のスターリン・カストロをジャンカルロ・スタントンとのトレードでマーリンズへ放出し、三塁からはチェイス・ヘッドリー(パドレスへトレード)とトッド・フレイジャー(メッツと契約)がいなくなった。二塁にグレイバー・トーレス、三塁にミゲル・アンドゥハーを据える構想を描いているが、彼らがすぐにメジャーの舞台で活躍できる保証はどこにもない。両ポジションを守れるヌニェスは間違いなくチームにフィットするだろう。

     そして、新たにヌニェス獲得レースに浮上してきたのがレイズだ。エバン・ロンゴリアをジャイアンツへ放出し、右打ちの内野手の層がやや薄くなっているというチーム事情がある。三塁にはマット・ダフィーが入る予定だが、二塁には絶対的なレギュラー候補がおらず、ヌニェスが加入した場合には正二塁手として起用される可能性が高い。

     フレイジャーが市場から消え、さらに注目が高まっているヌニェス。ドミニカ共和国出身のユーティリティ内野手は、今季の所属先としてどのチームを選択するのだろうか。


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  • 球団史上初のワールドシリーズ制覇に向けて戦力充実のナショナルズ

    2018.2.6 17:30 Tuesday

     過去5シーズンでナショナルズより多くの白星を挙げているのはドジャースだけ。この事実が現在のナショナルズの充実ぶりを表している。過去6シーズンで4度の地区優勝を成し遂げているナショナルズは今季、地区優勝以上のものを目指している。

     ナショナルズの選手たちは地区優勝だけでは不十分であることを実感している。過去6シーズンでポストシーズンに4度進出しながら、いずれも地区シリーズで敗退。前身のモントリオール・エクスポズ時代に1度だけ(1981年)リーグ優勝決定シリーズに駒を進めたことはあるものの、エクスポズ時代・ナショナルズ時代を通じて1度もワールドシリーズを戦ったことがない。もちろん、ナショナルズの今季の目標はワールドシリーズを制し、首都で優勝パレードを行うことである。

     そして、そのための準備は着々と整っている。昨季97勝をマークしたナショナルズはブランドン・キンツラーとハウィー・ケンドリックとの再契約に成功し、アダム・リンドの穴埋めにはマット・アダムスを獲得。主力野手8人、先発4本柱、リリーフ3本柱は昨季からそのまま維持されており、故障に泣いたアダム・イートンとブライス・ハーパーがフルシーズン働けば、それがそのまま戦力アップとなる。昨季はリーグで3番目に多い得点を叩き出し、失点はリーグで3番目に少なかった。攻守のバランスが取れた充実の戦力は今季も健在だ。

     さらに、ナショナルズには今季必ず勝たなければならない理由がある。現在のメンバーで戦うことのできるシーズンは、今季が最後になる可能性が高いのだ。打線の核であるハーパーとダニエル・マーフィー、主力投手のジオ・ゴンザレスとライアン・マドソンはいずれも今季終了後にフリーエージェントとなる。現在のチームを作り上げたマイク・リゾーGMも今季が契約最終年だ。リゾーはビクトル・ロブレスやフアン・ソトといったトップ・プロスペクトの放出を拒否し、今季のためにチームの将来を犠牲にするようなことはしていないが、来季から主力選手の顔ぶれが大きく変わる可能性があるため、今季はとにかく絶対に勝たなければならないシーズンとなる。

     デーブ・マルティネス新監督のもと、充実の戦力を誇るナショナルズはワールドシリーズ制覇という目標を達成することができるのか。チーム一丸となって世界一を目指す今季のナショナルズには大いに期待したい。


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  • 開幕ロースター入りを目指すヤンキースの有望株・トーレス

    2018.2.6 16:30 Tuesday

     スターリン・カストロ、トッド・フレイジャー、チェイス・ヘッドリーといった内野手が退団したヤンキースは、20歳のトップ・プロスペクト、グレイバー・トーレスに開幕ロースター入りのチャンスを与える方針だ。トーレスはすでにキャンプ地に到着し、チームメイトとトレーニングを行っている。

     トーレスはヤンキースの選手のなかで、最も早くキャンプ地に到着した選手の一人である。トーレスのほかにはタイラー・オースティン、グレッグ・バード、ディディ・グレゴリウス、アーロン・ジャッジ、ロナルド・トレイエス、ルイス・セベリーノ、タイラー・ウェイドがすでにキャンプ地入り。日本時間2月6日にはジョージ・M・スタインブレナー・フィールドでトレーニングを行った。

     開幕ロースター入りの可能性を問われたトーレスは「僕にはわからないことだらけだよ。開幕ロースター入りについてはあまり考えないようにしている。ハードに練習して、あらゆる機会を楽しみたいんだ。僕はとにかくハードに練習するだけだよ」とコメント。開幕ロースター入りを必要以上に意識しすぎず、自然体でキャンプに臨むつもりであることを強調した。

     昨春、グレゴリウスが故障により4月の大半を欠場することが確実となったとき、数名のコーチは開幕戦の遊撃手にトーレスを推薦した。しかし、ブライアン・キャッシュマンGMはトーレスをマイナーに留めておくことを選択。トーレスはAA級で開幕を迎えたあとAAA級へ昇格し、左肘の故障により早々にシーズンを終えたが、キャッシュマンは「トーレスの故障がなければフレイジャーを獲得することはなかっただろう」と語っていた。メジャー昇格が目前まで迫っていることの証と言っていいだろう。

     キャッシュマンはフリーエージェントを1年遅らせるためにトーレスの昇格を先延ばしにするつもりはなく、純粋に選手の実力で開幕ロースターを決定する方針を明らかにしている。「僕はどのポジションでも大丈夫だよ。ハードにプレイしてチームを助けるだけさ。チームが必要とすることなら何でもやるよ」と語るトーレスがメジャーの舞台に立つ日がまもなくやってくる。


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  • 9年ぶりのポストシーズン白星に向けて戦力整うエンゼルス

    2018.2.6 14:30 Tuesday

     昨季のエンゼルスはツインズとのワイルドカード争いに敗れ、3年連続でポストシーズン進出を逃した。球界最高の選手と言われるマイク・トラウトを擁しながら、ポストシーズンで最後の白星を挙げたのは9年前の2009年。今季は9年ぶりの白星を目指すシーズンとなる。

     トラウトがメジャー定着を果たした2012年以降、エンゼルスがポストシーズンへ進出したのは1度だけ。2014年の地区シリーズでロイヤルズの前に3連敗で敗退し、それ以降はポストシーズンの舞台から遠ざかっている。トラウトとの契約は2020年まで残っているが、エンゼルスがトラウトの全盛期を活用できる期間は確実に減少し始めている。大型補強を施した今季こそ、トラウトとともにポストシーズンを勝ち進んでいきたいところだろう。

     今オフのエンゼルスの戦力補強は、ジャスティン・アップトンとの契約延長(5年1億600万ドル)で幕を開けた。続いて、熾烈な争奪戦が繰り広げられた大谷翔平の獲得に成功し、タイガースとのトレードでイアン・キンズラー、フリーエージェント市場でザック・コザート(3年3800万ドル)を獲得して課題となっていた内野のアップグレードにも成功。先発ローテーションには故障の不安を抱えており、昨季の戦いを支えたブルペンからは数名が抜けたが、攻守両面で戦力アップに成功し、4年ぶりのポストシーズン進出、9年ぶりのポストシーズン白星に向けて戦う態勢が整ったことは間違いない。

     もちろん、昨季のワールドシリーズ王者であり、ゲリット・コールの獲得に成功したアストロズが地区優勝の最有力候補である。しかし、エンゼルスもワイルドカード争いに加わる可能性は高く、場合によってはアストロズを脅かすことも可能だろう。また、トラウト、アップトン、コザートのほか、アンドレルトン・シモンズとコール・カルフーンも少なくとも2020年まで契約を残しており、今季のみならず向こう数年は勝負できる態勢が整った。

     「今オフはこのチームにとって信じられないくらい素晴らしいものになったね。僕たちは正しい方向へ向かっている。昨季不足していた戦力をたくさん手に入れることができたからね」と語るトラウトを中心に、今季のメジャーリーグには「エンゼルス旋風」が吹き荒れるかもしれない。


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  • ヤンキース ブーン新監督支えるコーチ陣がようやく決定

    2018.2.6 12:30 Tuesday

     日本時間2月6日、ヤンキースはベンチコーチにジョシュ・バード、三塁ベースコーチにフィル・ネビンが就任することを発表。これにより空席となっていた2枠が埋まり、今季から監督に就任するアーロン・ブーンをサポートするコーチング・スタッフが正式に決定した。

     昨季のコーチング・スタッフから留任となったのは投手コーチのラリー・ロスチャイルド、ブルペンコーチのマイク・ハーキー、打撃コーチのマーカス・テームズの3人だ。テームズは過去2年間、打撃コーチ補佐を務めてきたが、今季からメインの打撃コーチに昇格することになった。ロスチャイルドはヤンキースのコーチとして8年目、ハーキーは9年目のシーズンを迎える。

     ヤンキースはさらに、カルロス・メンドーサ(クオリティコントロールコーチ兼内野インストラクター)、P.J.ピリッテア(打撃コーチ補佐)、レジー・ウィリッツ(一塁ベースコーチ兼外野インストラクター)の3人がファーム組織から各役職へ昇格したことを発表。ブーンは先日、「チームにとって、とてもインパクトのあるスタッフになると思うよ」とコーチング・スタッフの編成に自信を見せていた。

     ネビンとバードはともにヤンキース在籍経験はなく、球団外部からの招聘となった。ただし、それぞれブーンとは関わりがあり、元捕手のバードは2005年にインディアンスでブーンとチームメイトだった。過去2年間はドジャースでブルペンコーチを務めており、その経験を生かしてベンチコーチとしてブーンを支えることになる。ネビンはブーンの兄・ブレットと同じ高校に通っていたため、子供の頃からブーン一家と親交がある。2001年のオールスター・ゲームに選出された元内野手であり、ダイヤモンドバックス傘下のAAA級で3年間監督を務めたあと、昨季はジャイアンツで三塁ベースコーチを務めた。ブーンのサポート役としてうってつけの存在と言えるだろう。

     ジャンカルロ・スタントンの加入、CCサバシアの残留などにより戦力は充実しており、今季のヤンキースが宿敵・レッドソックスとの優勝争いを制することができるかどうかはブーンの手腕次第。頼れるコーチング・スタッフを手に入れたブーンの采配に期待したい。


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  • リアルミュートを巡るトレード交渉に進展なし

    2018.2.6 12:00 Tuesday

     捕手のアップグレードを目指し、J.T.リアルミュート(マーリンズ)の獲得を狙っているナショナルズだが、MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、両球団はトレード交渉を続けているものの、交換要員を巡る溝が埋まらず、交渉に目立った進展はないという。

     モロシによると、マーリンズは正捕手を放出する対価としてナショナルズの最上位の有望株2人(ビクトル・ロブレスとフアン・ソト)のうち1人をパッケージに含めることを要求している。しかし、ナショナルズはこれを拒否。MLB公式サイトでマーリンズの番記者を務めるジョー・フリサロが先日、マーリンズがロブレスの獲得を希望していることを報じていたが、ナショナルズがロブレスとソトの放出を拒んでいることにより、トレード交渉が全く進展しない状況が続いている。

     昨季のリアルミュートは141試合に出場して打率.278、17本塁打、65打点、OPS.783をマーク。強肩にも定評があり、まだ26歳と若く、少なくともあと4年保有可能なため、マーリンズの要求が高くなるのは当然だろう。リアルミュート自身がトレードを希望しているとはいえ、マーリンズにはリアルミュートの放出を急ぐ理由はなく、ナショナルズがリアルミュートを獲得するためには交換要員をマーリンズの要求に近付けていく必要がある。ナショナルズがロブレスないしソトの放出を決断できるかどうかが、トレードの成否のカギを握っていると言えそうだ。

     ロブレスはMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体6位にランクインしている有望株。昨季はマイナー2階級合計で打率.300、10本塁打、27盗塁、OPS.875の好成績を残し、メジャーでも13試合に出場した(打率.250、OPS.766)。現在19歳のソトは全体29位のプロスペクト。昨季はルーキー級で9試合に出場したあと、A級で23試合に出場し、2階級合計で打率.351、3本塁打、OPS.919をマークした。

     球団史上初のワールドシリーズ進出&制覇を目指すナショナルズは捕手のアップグレードを実現することができるのか。今後の動向に注目だ。


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  • ブルージェイズがドナルドソンとの契約延長を検討中

    2018.2.6 11:30 Tuesday

     ブルージェイズは今季終了後にフリーエージェントとなるジョシュ・ドナルドソンの退団に向けて準備を進めているが、それは必ずしも契約延長を諦めたことを意味するわけではない。球団内には2015年のア・リーグMVPとの契約延長に向けた動きもあるようだ。

     現在32歳のドナルドソンは今季がメジャーでのフルシーズン6年目となり、今季中にサービスタイムが6年を超えて今季終了後にフリーエージェントとなるのはほぼ確実である。昨季は故障の影響もあって113試合のみの出場に終わったが、それでも打率.270、33本塁打、78打点、OPS.944をマーク。ここ2シーズンのOPSはいずれもMVPに輝いた2015年を上回っており、MVP級のパフォーマンスを3シーズン続けていると言っても過言ではない。年齢的な不安はあるものの、フリーエージェント市場に出れば間違いなく大型契約を手にすることになるだろう。

     そのドナルドソンに対して、ブルージェイズは契約延長のオファーを提示する際の具体的な条件をすでに用意しているという。「我々は確かに具体的な数字を用意しているよ。彼と契約を延長し、残りのキャリアをブルージェイズで過ごしてほしいと考えているのは事実だ」とロス・アトキンスGMは語ったが、実際にドナルドソンに対して契約延長のオファーを提示するのか、そのオファーはドナルドソンを満足させられるものなのか、そしてドナルドソンが契約延長のオファーを受け入れるのかといったことについては、現時点では不透明である。

     今オフ、ドナルドソン放出の可能性が盛んに取り沙汰され、カージナルスがドナルドソンの獲得を狙っているとの報道もあった。しかし、ブルージェイズにドナルドソン放出の意思はなく、少なくとも現時点では放出に向けての目立った動きは見られない。ただし、ブルージェイズには将来の正三塁手候補としてトップ・プロスペクトのブラディミール・ゲレーロJr.が控えており、必要以上の長期契約を結びたくないというのも事実だろう。内野のバックアップとしてヤンハービス・ソラーテとアレドミス・ディアスを獲得しているため、ドナルドソンを放出した場合にも三塁の穴は埋められる。契約延長交渉がまとまらなければ、シーズン中の放出に向けた動きが加速していく可能性もありそうだ。


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  • メッツが念願の内野手獲得 フレイジャーと2年契約へ

    2018.2.6 11:00 Tuesday

     スプリング・トレーニングの開始を翌週に控え、メッツがおそらく今オフの「ラストピース」を手に入れた。日本時間2月6日、内野手の補強を目指していたメッツがトッド・フレイジャーと2年1700万ドルで契約合意に至ったことが明らかになった。

     今季からトップ・プロスペクトのアメッド・ロサリオが正遊撃手として起用されるため、遊撃から押し出される形となったアズドゥルバル・カブレラが二塁または三塁へ移る予定となっていたメッツ。二塁と三塁の両面で補強の可能性を探っていたが、カブレラ自身が三塁よりも二塁を守ることを希望しているため、メッツは三塁手の獲得を最優先に考えていた。獲得候補にはフレイジャーのほか、エドゥアルド・ヌニェスの名前も挙がっていたが、メッツは4年連続で27本塁打以上を放っている強打の三塁手を選択した。

     昨季のフレイジャーはホワイトソックスとヤンキースで合計147試合に出場し、打率.213、27本塁打、76打点、OPS.772をマーク。2014年以降年々低下している打率は2016年の.225をも下回り、自己ワーストを更新したが、三振を減らした(163→125)一方で四球が大幅に増加(64→83)した。その結果、打率が低下したにも関わらず、出塁率は前年の.302から.344へと大きく上昇。それに伴い、OPSも前年を上回った(.767→.772)。また、三塁での守備防御点は自己ベストの+10を記録。三塁のほかに一塁を守ることもできるため、相手の先発が左腕の場合には左打者のエイドリアン・ゴンザレスやドミニク・スミスに代わって一塁に入るケースも多くなるだろう。

     フレイジャーの加入により、今季のメッツの内野陣は一塁がゴンザレスまたはスミス、二塁がカブレラ、三塁がフレイジャー、遊撃がロサリオで確定。レギュラー級の実力を持つウィルマー・フローレスとホゼ・レイエスが内野のユーティリティとしてスタンバイする贅沢な布陣となった。ミッキー・キャラウェイ新監督が投手陣の整備に成功すれば、今季のメッツは面白いチームになりそうだ。


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  • モロシが次回WBCのアメリカ代表を大胆予想!

    2018.2.6 10:30 Tuesday

     昨年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した各国のロースターが発表された日からまもなく1年を迎える。MLB公式サイトでは「WBC大好き男」として知られるジョン・ポール・モロシが、2021年に開催予定の第5回WBCに出場するアメリカ代表のロースターを大胆予想している。

     モロシは前回大会同様に28人を選出。3年後の出場選手を予想するため、現時点での若手選手に比重が置かれたロースター構成となっている。また、2013年と2017年のWBCへの出場を辞退したマイク・トラウト(エンゼルス)、ブライス・ハーパー(ナショナルズ)、クレイトン・カーショウ(ドジャース)については今回も出場辞退の可能性が高いとして選考外に。それでは、モロシが選んだ28人を見てみよう(年齢は2021年3月1日時点)。

     

    先発投手(5人)
    マーカス・ストローマン(29歳:ブルージェイズ)
    ゲリット・コール(30歳:アストロズ)
    マイケル・フルマー(27歳:タイガース)
    ダニー・ダフィー(32歳:ロイヤルズ)
    アーロン・ノラ(27歳:フィリーズ)

    救援投手(9人)
    コリー・クネーベル(29歳:ブリュワーズ)
    ブラッド・ハンド(30歳:パドレス)
    アーチー・ブラッドリー(28歳:ダイヤモンドバックス)
    クリス・デベンスキー(30歳:アストロズ)
    ジョシュ・ヘイダー(26歳:ブリュワーズ)
    チャド・グリーン(29歳:ヤンキース)
    カール・エドワーズJr.(29歳:カブス)
    マイケル・コペック(24歳:ホワイトソックス)
    ハンター・グリーン(21歳:レッズ)

    捕手(3人)
    オースティン・バーンズ(31歳:ドジャース)
    タッカー・バーンハート(30歳:レッズ)
    J.T.リアルミュート(29歳:マーリンズ)

    内野手(6人)
    ノーラン・アレナード(29歳:ロッキーズ)
    コディ・ベリンジャー(25歳:ドジャース)
    ボー・ビシェット(22歳:ブルージェイズ)
    アレックス・ブレグマン(26歳:アストロズ)
    コリー・シーガー(26歳:ドジャース)
    トレイ・ターナー(27歳:ナショナルズ)

    外野手(5人)
    アンドリュー・ベニンテンディ(26歳:レッドソックス)
    ムーキー・ベッツ(28歳:レッドソックス)
    アーロン・ジャッジ(28歳:ヤンキース)
    ジョージ・スプリンガー(31歳:アストロズ)
    ジャンカルロ・スタントン(31歳:ヤンキース)

     

     モロシは上記の28人以外にもロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)、ジョン・グレイ(ロッキーズ)、ブレント・ハニーウェル(レイズ)、ウィット・メリーフィールド(ロイヤルズ)、クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)らをアメリカ代表候補として挙げている。また、ジム・リーランドに代わる監督候補としては、ダスティ・ベイカー、ジョン・ファレル、ジョー・ジラルディといった元監督たちの名前を挙げた。モロシの予想は28人をリストアップするところで終わっているが、最後に上記のメンバーをもとにラインナップを考えてみよう。

     

    1. CF スプリンガー
    2. SS シーガー
    3. 3B アレナード
    4. DH スタントン
    5. 1B ベリンジャー
    6. RF ジャッジ
    7. LF ベニンテンディ
    8. C リアルミュート
    9. 2B ターナー

     

     打席の左右などを考慮し、上記のラインナップがベストであると判断した(1番センターはベッツでも可)。現時点でもかなり強力なラインナップだが、シーガー、ベリンジャー、ジャッジ、ベニンテンディ、ターナーらがさらなる成長を遂げた3年後にはとんでもない破壊力を秘めたラインナップとなっていることだろう。次回のWBCでもアメリカ代表が優勝候補国の一つであることは間違いなさそうだ。


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  • アストロズがスプリンガーと調停回避 2年2400万ドルで合意

    2018.2.6 10:00 Tuesday

     日本時間2月6日、アストロズがジョージ・スプリンガーとの年俸調停を回避し、2年2400万ドルで合意に至ったことが明らかになった。ジェフ・ルーノウGMは「ジョージ(・スプリンガー)と複数年契約を結ぶことができて嬉しいよ」と2017年ワールドシリーズMVPとの契約延長を喜んだ。

     スプリンガーは「スーパー2」の対象選手となっており、通常3年の年俸調停期間を4年有する選手の一人である。年俸調停1年目の昨季は年俸390万ドルでプレイし、今オフはスプリンガー側が年俸1050万ドル、アストロズ側が年俸850万ドルを主張。年俸調停に突入する前に2年2400万ドルで契約合意に達し、今回の2年契約は年俸調停の2年目と3年目をカバーすることになった。2020年が年俸調停4年目のシーズンとなり、2020年シーズン終了後にフリーエージェントとなる見込みである。

     昨季のスプリンガーは7月下旬から8月上旬にかけて2週間ほど戦列を離れたため140試合の出場にとどまったものの、打率.283、34本塁打、85打点と打撃3部門で自己最高の成績をマーク。前年から三振を大幅に減らす(178三振→111三振)など、「質」の面でも成長が見られた。34本塁打はすべて1番打者として放ったものだが、これは1番打者の球団新記録。また、初回先頭打者本塁打9本は昨季メジャー最多の数字だった。

     また、ドジャースとのワールドシリーズでは初戦こそ4打数ノーヒットに終わったものの、その後の6試合ではいずれもヒットを放ち、第2戦に勝ち越しツーラン、第4戦からは4試合連続で本塁打を放つ大活躍。7試合トータルで打率.379、5本塁打、7打点、OPS1.471の好成績をマークし、ワールドシリーズMVPに選出された。

     ルーノウは「彼がこれまでに成し遂げてきたものやチームへの貢献は十分に認識している。そして、今後さらに貢献してくれるであろうことを確信しているよ」とスプリンガーへの期待を口にした。今季もこの「強打のリードオフマン」が球界有数の破壊力を誇るアストロズ打線を牽引してくれるはずだ。


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  • MLBネットワークが一塁手・先発投手のトップ10を発表

    2018.2.5 18:30 Monday

     各ポジションの現時点でのトップ10を発表するMLBネットワークの人気企画「Top 10 Right Now!」は今年で8回目を迎えた。5週間にわたって各ポジションのトップ10が発表されていくが、第四弾として日本時間2月4日に一塁手と先発投手のトップ10が発表された。

     このランキングは過去2シーズンのパフォーマンスのほか、Statcastのデータや旧来の指標による攻撃面・守備面での成績、そしてMLBネットワークのリサーチ・チームによる分析を総合的に評価して決定される。まずは一塁手のトップ10を見てみよう。

     

    一塁手トップ10
    1. ジョーイ・ボットー(レッズ)
    2. フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    3. ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)
    4. アンソニー・リゾー(カブス)
    5. コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    6. ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    7. エドウィン・エンカーナシオン(インディアンス)
    8. ブランドン・ベルト(ジャイアンツ)
    9. マット・カーペンター(カージナルス)
    10. カルロス・サンタナ(フィリーズ)

     

     強打者がズラリと顔を揃える一塁手部門で1位に選出されたのはボットー。昨季はわずか2ポイント差でナ・リーグMVPを逃したが、打率.320、36本塁打、100打点、OPS1.032という見事な活躍を見せた。2位以下はフリーマン、ゴールドシュミット、リゾーとハイレベルな攻守を誇る実力者が続き、順位付けがなかなか難しい。5位以下にも30本塁打以上のスラッガーや抜群の選球眼を誇る好打者が名を連ねており、守備力も無視できないとはいえ、やはり一塁は打撃優位のポジションであると言えそうだ。次に先発投手のトップ10を見てみよう。

     

    先発投手トップ10
    1. クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    2. コリー・クルーバー(インディアンス)
    3. クリス・セール(レッドソックス)
    4. マックス・シャーザー(ナショナルズ)
    5. スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
    6. マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)
    7. ノア・シンダーガード(メッツ)
    8. カルロス・カラスコ(インディアンス)
    9. ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
    10. カイル・ヘンドリックス(カブス)

     

     先発投手部門の1位はカーショウ。昨季は故障離脱の影響もあり、175イニングしか投げられずサイ・ヤング賞を逃したが、最多勝と最優秀防御率の二冠を獲得。ドジャースを支えるエース左腕が球界ナンバーワンの先発投手であるということに異論はないだろう。2位にはア・リーグのサイ・ヤング賞受賞者であるクルーバー、3位のセールを挟んで4位にはナ・リーグのサイ・ヤング賞受賞者であるシャーザーがランクイン。6位のバムガーナーや7位のシンダーガードは昨季、故障で不本意なシーズンを過ごしたが、実績を評価される形でのランクインとなった。なお、残りの部門の発表予定は以下のようになっている。

     

    2月11日(日)救援投手&中堅手


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  • 40歳の守護神・ロドニー「何歳であるかは問題ではない」

    2018.2.5 17:30 Monday

     キャップを斜めに被り、試合終了時には弓を引くポーズで勝利を祝う。お茶目な部分ばかりがクローズアップされがちなフェルナンド・ロドニー(ツインズ)だが、ピッチングについては至って真剣だ。ロドニーは頼れるクローザーであり続けるために、懸命にトレーニングを続けている。

     昨季のロドニーはダイヤモンドバックスでクローザーを務め、61試合に登板して5勝4敗39セーブ(成功率86.7%)、防御率4.23、奪三振率10.57を記録。シーズン終了後にフリーエージェントとなり、1年450万ドルでツインズと契約した。ロドニーは昨季44歳で7勝をマークした友人のバートロ・コローンのように、少なくともあと数年は現役生活を続けられると信じている。「試合を支配できるなら、何歳であるかは問題ではないんだよ。試合の最後を締めくくるのが一番気持ちいい。俺は自分の仕事をしっかりやれると思っているよ」と新天地での活躍に自信を見せる。

     40歳を迎えてもなお、ロドニーの平均球速は95マイル前後を維持しており、全投球の40%近くを占めるチェンジアップの威力も健在である。Statcastのデータによると、昨季のロドニーはチェンジアップで相手打者を打率.148、1本塁打に封じ込め、86度の空振りを奪ったという。ポール・モリター監督は「我々は彼のピッチングは過去数年間でどのように変化したかをチェックした。数年前の水準が本当に維持されているんだ。彼のキャラクターやクラブハウスにおける影響力についても調査したけど、素晴らしいものだった」とベテラン右腕の加入を歓迎する。

     ロドニーはいわゆる大器晩成型の選手であり、初めてクローザーを務めたのはタイガース時代の2008年、31歳のときだった。その後は長年にわたってクローザーとして活躍し、昨季は通算300セーブを達成。2012年、2014年、2016年とオールスター・ゲームにも3度選出されている。ツインズには今オフ、アディソン・リードも加わったが、ツインズはロドニーをクローザーとして起用する方針を固めている。もちろん、ロドニーがツインズと契約したのもクローザーの座を保証してもらったからだ。「(新しいチームメイトと)家族のようになりたいね。良いコミュニケーションを築くことがチームにとって大切だ。もしチームメイトが俺に何かを求めるなら、いつでも質問してきていいよ」とロドニー。2年連続のポストシーズン進出を目指すツインズは、単なるクローザー以上の大きな戦力を手に入れたのかもしれない。


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