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  • 来オフFAのベッツ 来季もRソックスでのプレイが濃厚か

    2019.11.29 14:45 Friday

     今オフのトレード市場において、フランシスコ・リンドーア(インディアンス)、クリス・ブライアント(カブス)らとともに最大の注目株の1人となっているムーキー・ベッツ(レッドソックス)。同僚のJ.D.マルティネスがオプトアウトの権利を行使せず残留を決めたことにより、トレードでの放出が確実視されていたものの、専門家たちはベッツが来季もレッドソックスでプレイする可能性が高いと考えているようだ。

     レッドソックスは、オーナーや球団社長が来季の年俸総額をぜいたく税の対象とならない2億800万ドル以内に抑える方針であることを明言しており、新たにチーフ・ベースボール・オフィサーに就任したチェイム・ブルームは、ベッツの放出を含む難しい決断を強いられている。ベッツはレッドソックスとの契約延長に前向きではなく、1年後にフリーエージェント市場に出て自身の価値を試したい意向であり、今オフ中にレッドソックスがベッツを放出することが確実視されていた。

     しかし、ESPNが行った合計15名の専門家(MLB球団のエグゼクティブによる匿名の投票を含む)による投票では、リンドーア、ブライアント、ベッツの3人のなかで来季を新天地で迎える可能性が最も高い選手にリンドーア(8票)が選出され、1票差でブライアント(7票)が続いた。つまり、ベッツには1票も入らなかったのである。専門家たちはフリーエージェントとなる前のラストイヤーも、ベッツがレッドソックスでプレイすると考えているというわけだ。

     ベッツのトレードが成立しないと考えられている理由としては、まずベッツの高額年俸が挙げられる。今季の年俸が2000万ドルだったベッツは、さらなる昇給が予想されており、1人の選手に2500万ドルを超えるような年俸を支払うことのできるチームは限られる。また、契約延長に否定的で1年後にフリーエージェントとなるのが確実な選手に対して、他球団が複数の有望株を交換要員として差し出すことに乗り気でないことも、トレード成立への障壁となっている。

     「ベッツを高額年俸で1年だけ保有すること」に対して、他球団がどれほどの価値を見出すことができるか。これがトレード成立に向けての大きなポイントとなりそうだ。

  • パイレーツ・マーテイ メッツへの移籍に前向きな発言

    2019.11.29 14:10 Friday

     今オフ、中堅手の補強を検討しているメッツは、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによって、スターリング・マーテイ(パイレーツ)の獲得に興味を示していることが報じられている。具体的なトレード交渉について、現時点では何も情報は出てきていないものの、少なくともマーテイ自身は、再建期に突入するパイレーツからメッツへ移籍することを前向きに捉えているようだ。

     日本時間11月29日、ドミニカ共和国出身のリポーターであるエクトル・ゴメスは、自身のTwitterでスペイン語でのマーテイのインタビューについてツイートした。そのなかで、マーテイは「メッツには(優勝争いに必要な)あらゆるものが揃っている。メッツでプレイすることは、僕にとって素晴らしい機会になると思う」と語り、メッツへの移籍に対する前向きな姿勢を明確にした。

     右打ちかつハイレベルな守備力を誇るマーテイは、左打者偏重のメッツ外野陣のニーズにフィットする存在であり、フリーエージェント市場に有力な中堅手がいないことを考えると、メッツの中堅手補強のメインターゲットとなるのは不思議なことではない。ただし、ヘイマンはメッツのほかにもカブス、レッズ、パドレスなどが中堅手を欲しており、マーテイの獲得に動く可能性があることを伝えている。

     また、パイレーツはようやく新監督がデレク・シェルトンに決定し、来季以降に向けてのチーム編成の動きを本格的に開始する。シェルトンがマーテイを必要な戦力であると判断すれば、放出への動きはトーンダウンする可能性がある。

     さらに、来季の年俸は1150万ドルと安価で、2021年も年俸1250万ドルの球団オプションとなっているため、パイレーツとしては今オフ中に慌てて放出する必要がないのも事実。走攻守三拍子揃ったオールラウンドな中堅手を残り2年、比較的安価で保有できるとなれば、獲得には相当な対価が必要になることが予想されるが、メッツはどう動くのだろうか。

  • 動き続ける捕手市場 ナショナルズがゴームスと再契約

    2019.11.28 14:45 Thursday

     日本時間11月28日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ナショナルズは今季終了後に契約オプションを破棄したヤン・ゴームスと2年1000万ドルで再契約を結ぶことで合意に至ったようだ。ESPNのジェフ・パッサンが第一報を報じた。なお、現時点では球団からの正式な発表は行われていない。

     現在32歳のゴームスは今季で6年2350万ドルの契約が満了し、来季の契約は年俸900万ドルの球団オプションとなっていたが、ナショナルズがこれを破棄。フリーエージェントとなっていた。しかし、2年1000万ドルでの再契約で合意に至ったことにより、ナショナルズは来季も引き続きカート・スズキとゴームスの2人を主戦捕手として併用することが確実になった。

     インディアンスからナショナルズにトレードで加入した今季、ゴームスは97試合に出場して打率.223、12本塁打、43打点、2盗塁、OPS.704をマーク。打率.266、16本塁打、OPS.762を記録した2018年に比べると打撃成績は全体的に悪化したものの、守備防御点+5を記録するなど安定した守備力は健在だった。

     ポストシーズンでは2本の二塁打を放ち、打率.241をマーク。球団史上初のワールドシリーズ進出を決めたリーグ優勝決定シリーズ第4戦(対カージナルス)では初回に2点タイムリーを放ち、チームの勝利に貢献した。

     なお、今オフはヤスマニ・グランダルがホワイトソックスと4年契約を結んだのをきっかけとして捕手市場が予想以上のスピードで動いており、ゴームスのほかにもトラビス・ダーノウ(ブレーブスと契約)、スティーブン・ボート(ダイヤモンドバックスと契約)、ダスティン・ガーノウ(アストロズと契約)らがすでに契約を決めている。ロビンソン・チリーノスやジェイソン・カストロといった実力派捕手がまだ市場に残っているものの、捕手補強を目指す球団はトレードでの捕手獲得も視野に入れることになりそうだ。

  • マリナーズがブルペン補強 右腕・エドワーズJr.と1年契約

    2019.11.28 14:00 Thursday

     日本時間11月28日、マリナーズがフリーエージェントのリリーフ右腕、カール・エドワーズJr.と1年95万ドル+出来高50万ドルで合意したことが報じられた。出来高は登板試合数に応じて25万ドル、試合完了数に応じて25万ドルが設定されているという。なお、今回の契約は1年契約だが、エドワーズJr.は来季が年俸調停期間の1年目となるため、マリナーズは2022年シーズンまでエドワーズJr.を保有することができる。

     今オフ、マリナーズのジェリー・ディポートGMは、ロースターに大きな変更を加えないことを示唆していたが、補強を行う可能性のあるエリアとして投手を挙げていた。すでに、ケンドール・グレイブマンと1年契約を結んだことが発表されているが、エドワーズJr.はそれに続く投手補強となる。

     現在28歳のエドワーズJr.は、2015年にカブスでメジャーデビューを果たし、2016年には36試合に登板してチームのワールドシリーズ制覇に貢献。2017年は73試合で25ホールド、防御率2.98、2018年は58試合で23ホールド、防御率2.60をマークし、ブルペンの中心的存在の1人となっていた。しかし、今季は20試合で防御率5.87と精彩を欠き、7月にブラッド・ウィークとのトレードでパドレスへ放出。パドレスでは2試合で防御率32.40に終わった。

     ワールドシリーズ制覇を経験し、ブルペンの中心的存在となり、大不振で放出されるという、ジェットコースターのようなキャリアを送ってきたエドワーズJr.は、まだ28歳でありながら、メジャーデビューしたばかりの若手選手が多いマリナーズではベテランの部類に入る。エドワーズJr.は「面白いよね。君はベテランだよ、って言われたんだ。まだ28歳になったばかりなのに」と笑った。

     今季は大不振に陥り、自己最悪のシーズンとなったものの、カブスでセットアッパーを担った実績があることも事実。28歳のリリーフ右腕が新天地マリナーズで復活を遂げることを期待したい。

  • パイレーツ・シェルトン新監督が誕生 全球団の監督が決定

    2019.11.28 13:15 Thursday

     日本時間11月28日、パイレーツは球団41代目の監督にデレク・シェルトンを任命したことを発表した。レギュラーシーズン最終戦を前にクリント・ハードルを解任したパイレーツは、約2ヶ月にわたって新監督探しを続けていたが、今季ツインズでベンチコーチを務めていたシェルトンに大役を任せることを決定。シェルトンがメジャーで監督を務めるのは初めてとなる。

     パイレーツは、監督のほか、GMと球団社長もシーズン終了後に解任し、完全なる新体制で来季以降の戦いに臨むことになった。すでにトラビス・ウィリアムスが球団社長、ベン・チェリントンがGMに就任することは決定していたが、唯一空席となっていた監督の座もようやく決定。ここから戦力補強やチーム再建に向けて、本格的に動き始めることになる。

     捕手としてプロ入りしたシェルトンは、肘の故障によりわずか2年でマイナーリーガーとしてのキャリアを終え、1997年にヤンキースのマイナーで指導者としてのキャリアをスタート。ルーキー級では監督を務めた経験もあり、その後、インディアンスの打撃コーチ、レイズの打撃コーチ、ブルージェイズのクオリティコントロール・コーチなどとして、メジャーでも指導者としての経験を積んできた。2018年からはツインズに加わり、2018年はポール・モリター監督、2019年はロッコ・バルデリ監督のもとでベンチコーチを務めた。バルデリは「彼はトップからボトムまで、すべての物事に関わっていた」と語っており、メジャーでの監督経験はないものの、その手腕には期待が集まっている。

     現在49歳のシェルトンは「僕と僕の家族は、パイレーツに加わる機会を得られたことに興奮しているし、歴史のある球団の一員となれることを光栄に思っている。面接を受けるなかで、関わりを持ったすべての人から球団を立て直したい、成功したいという情熱を感じることができた」とコメント。バルデリが「彼は、私がすべての面において信頼できる人物だった」と語るシェルトンが、パイレーツの監督としてどのようにその手腕を発揮していくか注目したい。

     なお、パイレーツの監督が決定したことにより、全30球団の監督が決定。新監督はシェルトンのほか、デービッド・ロス(カブス)、カルロス・ベルトラン(メッツ)、ジョー・ジラルディ(フィリーズ)、ジェイス・ティングラー(パドレス)、ゲーブ・キャプラー(ジャイアンツ)、マイク・マシーニー(ロイヤルズ)、ジョー・マドン(エンゼルス)の合計8人となった。

  • パドレスが左腕・ポメランツを4年3400万ドルで獲得

    2019.11.28 12:35 Thursday

     日本時間11月28日、パドレスはフリーエージェントの左腕、ドリュー・ポメランツと4年3400万ドルの契約を結んだことを発表した。ポメランツは2016年にパドレスで17試合に先発して8勝7敗、防御率2.47の好成績を残して自身唯一となるオールスター・ゲーム選出を果たしており、4年ぶりの古巣復帰となる。なお、メジャー通算140試合の先発経験があるポメランツだが、今季リリーフの適性を示したことにより、パドレスはリリーフで起用する方針だ。

     関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、総額3400万ドルの内訳は、契約ボーナスが800万ドル、2020年の年俸が400万ドル、2021年の年俸が600万ドル、2022年と2023年の年俸が各800万ドルとなっているようだ。今季はジャイアンツとブリュワーズでプレイして防御率4.85に終わったポメランツだが、リリーフでは28試合で防御率1.88という好成績を残した。

     パドレスのA.J.プレラーGMは「我々は、ポメランツのことを試合終盤を任せることのできる投手と考えている。(クローザーの)カービー・イエーツと、左右の強力なリリーフコンビを形成してくれるだろう」とコメント。「ここ数ヶ月の彼の活躍は本当にインパクトがあったし、ブルペンの大きな戦力になると思ったから獲得したんだ」と今後の活躍に期待を寄せた。

     縦に大きく割れるカーブは従来から評価が高かったが、リリーフに回って速球の威力を取り戻したことにより、決め球であるカーブがより効果的に機能するようになった。その結果、今季リリーフで登板した28試合では合計28回2/3を投げ、防御率1.88、50奪三振、被打率.165という驚異的な成績をマーク。プレラーはこの活躍を見て、セットアッパーとしての獲得を決めた。

     メジャー通算9年間では、242試合(うち140先発)に登板して46勝58敗、5セーブ、26ホールド、防御率4.04をマーク。オールスター・ゲームに選出された2016年に11勝を挙げたほか、レッドソックスでのフルシーズン1年目となった2017年には自己最多の17勝を記録している。

  • ブリュワーズとパドレスでトレード 有望株ウリアスらが移籍

    2019.11.28 12:10 Thursday

     日本時間11月28日、ブリュワーズとパドレスの間で最大5選手が移籍するトレードが成立した。このトレードはMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシによって最初に報じられ、ブリュワーズは今季開幕時点で「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングで全体16位にランクインしていたルイス・ウリアス内野手のほか、エリック・ラウアー投手、後日指名選手1名または金銭を獲得。パドレスにはトレント・グリシャム外野手とザック・デービース投手が移籍する。

     今回のトレードにより、ブリュワーズは複数のポジションを守ることのできる有望な内野手(ウリアス)を獲得し、長年右腕偏重となっていた先発ローテーションに左腕(ラウアー)を加えることに成功した。一方、パドレスは外野3ポジションを守ることのできる若手選手(グリシャム)と、実績のある先発投手(デービース)の獲得に成功。両軍が獲得した選手はいずれも若く、今後のさらなる成長も期待できる。

     ブリュワーズのデービッド・スターンズ野球部門社長は、今回のトレードについて「優勝争いをするチームと再建中のチームによるトレードではない。両軍とも、来季は優勝争いをすることを目指しているんだ。お互いのニーズに合った、良いトレードになったと思っている」とコメント。若手選手(ウリアス、グリシャム)と先発投手(ラウアー、デービース)を、お互いのニーズに合わせて交換する形となった。

     ブリュワーズは、正遊撃手のオーランド・アルシアが期待に応えるパフォーマンスを見せることができておらず、ウリアスはアルシアと正遊撃手の座を争うことが予想される。また、マイク・ムスターカスがフリーエージェントとなって三塁も空いており、トラビス・ショウが復調できないようであれば、ウリアスが三塁を守る機会も増えそうだ。スターンズは「ウリアスは二塁、三塁、遊撃の3ポジションを高いレベルで守ることができる」と評価している。

     一方、パドレスへ移籍するグリシャムは、クリスチャン・イェリッチの故障離脱後に代役として奮闘し、メジャー1年目の今季は51試合でOPS.738をマーク。ワイルドカード・ゲームではフアン・ソト(ナショナルズ)のライト前タイムリーを後逸してチーム敗退の原因を作ってしまったものの、パドレスはグリシャムの才能を高く評価しているようだ。なお、スターンズは「今回のトレードは(痛恨のエラーを喫した)グリシャムをチームから追放するためのものではない」と断言している。

     ブリュワーズへ移籍するラウアーは24歳の左腕で、メジャー2年目の今季は8勝10敗、防御率4.45をマーク。パドレスへ移籍するデービースは26歳の右腕で、2017年に自己最多の17勝を挙げ、今季は自身3度目の2ケタ勝利となる10勝7敗、防御率3.55を記録した。

  • 今季13勝のギブソン 3年3000万ドルでレンジャーズへ

    2019.11.28 11:35 Thursday

     レンジャーズが先発ローテーションに実績十分の右腕を加えることに成功したようだ。日本時間11月28日、関係者によると、レンジャーズはフリーエージェントの先発右腕、カイル・ギブソンと3年3000万ドルの契約を結ぶことで合意。現時点で球団からの正式な発表はなく、身体検査完了後に契約が正式に発表される見込みとなっている。

     現在32歳のギブソンは、今季ツインズで34試合(うち29先発)に登板して13勝7敗、防御率4.84、160奪三振をマーク。防御率は5点近い数字だったが、9イニング平均7.14点(160イニング以上の投手のなかでリーグ5位)という打線の強力な援護を得て、自己最多タイの13勝を記録し、メジャー7年間で5度目となる2ケタ勝利をマークした。

     平均93.3マイルのシンカーを軸にピッチングを組み立てるギブソンは、リーグ有数のグラウンドボール・ピッチャーとして知られており、今季はゴロ率51.4%(160イニング以上の投手のなかでリーグ2位)を記録。メジャー定着後の6シーズンで記録したゴロ率52.6%はメジャーで7番目に高く、同期間の136併殺打はメジャー最多の数字となっている。

     今オフのレンジャーズは、少なくとも1人、可能であれば2人の先発投手を獲得することを目指しており、まずはギブソンの獲得に成功。ギブソンは、マイク・マイナーとランス・リンという左右のダブルエースとともに先発ローテーションを形成する。チーム内にはジョー・パランボ、ブロック・バーク、コルビー・アラードといった若手投手もいるものの、彼らにマイナーで実戦経験を積む時間を与えるために、ベテラン投手をもう1人加える可能性がある。

     また、レンジャーズは三塁手の補強を今オフの最優先課題としており、フリーエージェント市場の大物三塁手であるアンソニー・レンドンとジョシュ・ドナルドソンのどちらかを獲得することが有力視されている。

  • エンゼルス・大谷 マウンドから投球可能に エプラーGMが明言

    2019.11.27 13:45 Wednesday

     9月中旬に左膝の手術を受けた大谷翔平(エンゼルス)は、順調に回復してマウンドからの投球練習を再開することができるようになったようだ。日本時間11月27日、エンゼルスのビリー・エプラーGMが明言した。

     左膝の手術により9月中旬に今季を終えた大谷は、昨年10月に受けたトミー・ジョン手術からのリハビリのプロセスを、あと3~4週間ほど残していると見られる。投球練習を再開したあと、強度を上げていった際に左膝の違和感が大きくなり、手術を受けることを決断したため、トミー・ジョン手術からのリハビリは一時中断。手術から約2ヶ月を経て、投球練習再開にゴーサインが出たことにより、再びリハビリを進めていくことになる。

     メジャー1年目の2018年に、メジャーリーグに「二刀流」旋風を巻き起こしてアメリカン・リーグの新人王に選出された大谷は、今季を指名打者専任で過ごし、来季はいよいよマウンド復帰のシーズンとなる。今季は106試合に出場し、打率.286、20二塁打、5三塁打、18本塁打、62打点、12盗塁、OPS.848をマーク。打率、安打、打点、盗塁などの部門で1年目を上回る数字を残した。

     来季の大谷は、1週間のうちに投手として1試合に登板、指名打者として3~4試合に出場することが予想されているが、エンゼルスは大谷を先発ローテーションのなかにどのように組み込んでいくかについて、大谷のリハビリが完全に終了するまで決定しない方針だ。大谷はメジャー1年目の2018年に、投手として10試合に先発して51回2/3を投げ、4勝2敗、防御率3.31、63奪三振をマークした。

     また、エンゼルスは大谷が投手として来季の開幕に間に合うかどうかも現時点では明言していない。ただし、トミー・ジョン手術からのリハビリさえ無事に終了すれば、通常のオフシーズンを過ごすことができる見込みであり、スプリング・トレーニングには万全の状態で臨むことができそうだ。

  • レンジャーズがウエーバーでリリーフ右腕・グッディを獲得

    2019.11.27 13:15 Wednesday

     日本時間11月27日、レンジャーズはウエーバーでインディアンスからリリーフ右腕のニック・グッディを獲得した。ただし、グッディは3年以上のメジャー経験があり、年俸調停権を持つ選手のため、5日以内にレンジャーズへの移籍を受け入れるかフリーエージェントとなるかを選択することができる。

     現在28歳のグッディは、2017年に56試合で防御率2.80の好成績をマークしたが、昨季は右肘痛に悩まされ、12試合で防御率6.94という不本意な成績に終わった。その影響もあって今季はAAA級からのスタートとなったが、6月上旬にメジャー昇格を果たし、39試合に登板して3勝2敗、10ホールド、防御率3.54、奪三振率11.07をマーク。シーズン終盤までポストシーズン進出を争ったチームにおいて、ブルペンの一角を担った。

     平均92.7マイルの速球と切れ味鋭いスライダーを武器に、奪三振率11.07をマークする一方、9イニング当たりの被安打を6.64本に抑えており、健康であればブルペンの一員として十分に計算の立つ投手である。今季は自己ワーストの与四球率4.87と制球に苦しんだが、この点を改善できれば、さらに信頼のおけるリリーフ投手へと進化を遂げるだろう。

     もともとは2012年のドラフトでヤンキースから6巡目指名を受けてプロ入りした選手であり、2015年にヤンキースでメジャーデビュー。翌2016年に27試合に登板すると、インディアンスへトレードされた2017年にメジャー定着を果たした。グッディが今回の移籍を受け入れれば、レンジャーズはある程度計算できるリリーフ投手を1人確保できることになるが、期限までの残り5日、グッディの決断に注目だ。

  • 動き続ける捕手市場 Dバックスが1年契約でボートを獲得

    2019.11.27 12:45 Wednesday

     今オフはフリーエージェントの捕手市場が迅速な動きを見せている。ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックスと契約)、トラビス・ダーノウ(ブレーブスと契約)に続き、日本時間11月27日にはダイヤモンドバックスがスティーブン・ボートと1年契約を結んだことを発表。フリーエージェントの有力捕手は、市場から次々に姿を消している。

     ダイヤモンドバックスの発表によると、ボートとの1年契約は2021年の球団オプションとベスティング・オプションを含んでおり、ボートが一定の条件を満たせは自動的に契約更新、そうでなければ球団側に契約の選択権があるものと見られる。また、ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンによると、来季のボートの年俸は300万ドルであるという。

     グランダルとダーノウが早い段階で契約を決めたことにより、ボートは市場に残る有力捕手の1人となっていた。現在35歳とすでにベテランの域に突入しているボートだが、故障により全休した2018年から一転、ジャイアンツでプレイした今季は99試合に出場して打率.263、10本塁打、40打点、OPS.804をマーク。特に右腕に対してOPS.835の好成績をマークしており、新天地ダイヤモンドバックスでは右打ちの主戦捕手、カーソン・ケリーとの併用が予想される。

     2012年にレイズでメジャーデビューを果たしたボートは、アスレチックス移籍後にメジャーに定着し、2015年から3年連続で2ケタ本塁打をマーク。打率.261、18本塁打、71打点、OPS.783をマークした2015年に初めてオールスター・ゲームに選出され、翌2016年にも14本塁打を放って2年連続でオールスター・ゲーム選出を果たした。2017年途中にDFAとなってウエーバーでブリュワーズへ移籍し、昨季は右肩痛で出場なし。今季はマイナー契約でジャイアンツに加入し、見事に復活を遂げた。メジャー通算7シーズンでは、480安打、打率.253、67本塁打、258打点、OPS.737という成績を残している。

  • フィリーズが元オールスター二塁手のハリソンとマイナー契約

    2019.11.27 12:15 Wednesday

     日本時間11月27日、フィリーズはフリーエージェントの内野手、ジョシュ・ハリソンとマイナー契約を結んだことを発表した。2度のオールスター・ゲーム選出経験があるハリソンだが、タイガースでプレイした今季は故障の影響もあり、36試合のみの出場に終わっていた。なお、ハリソンは招待選手としてスプリング・トレーニングに参加する予定となっている。

     8年間プレイしたパイレーツを離れてタイガースに加入した今季、ハリソンは4月末に左肩の打撲で戦列を離れ、5月下旬には左ハムストリングの腱を痛めて長期離脱。そのままメジャーの舞台に復帰することなく、8月上旬に解雇された。出場は自己最少となる36試合にとどまり、打率.175、1本塁打、8打点、4盗塁、OPS.480という不本意な成績に。しかし、32歳とまだ老け込む年齢ではなく、健康にシーズンを過ごすことができれば、復活の可能性は十分にある。

     9年間のメジャー生活で、本職である二塁のほか、三塁、遊撃、外野の両翼での出場経験もあり、そのユーティリティ性はロースター枠争いにおいて、ハリソンの大きな武器となるだろう。今オフ、フィリーズは正二塁手のセザー・ヘルナンデスと正三塁手のマイケル・フランコにノンテンダーFAとなる可能性があり、その場合、内外野を守れる若手選手のスコット・キンガリーが定位置を得る可能性が高い。また、フリーエージェント市場から正遊撃手としてディディ・グレゴリアスを獲得する可能性も取り沙汰されている。いずれにしても、ユーティリティの枠が空くことは、ハリソンにとって大きなチャンスとなる。

     ハリソンは、2014年に自己最高のシーズンを過ごし、打率.315、13本塁打、18盗塁、OPS.837の好成績でオールスター・ゲームに初選出。ナショナル・リーグのMVP投票では9位にランクインした。その後、自己最多の16本塁打を放った2017年にもオールスター・ゲームに選出されている。

  • マリナーズが28歳の先発右腕・グレイブマンを1年契約で獲得

    2019.11.27 11:50 Wednesday

     日本時間11月27日、マリナーズはフリーエージェントの先発右腕、ケンドール・グレイブマンと1年150万ドル+球団オプション1年で契約したことを発表した。アスレチックス時代の2016年に自己最多の10勝をマークしたグレイブマンだが、カブスに在籍した今季はトミー・ジョン手術のリハビリにより登板なし。慣れ親しんだアメリカン・リーグ西部地区に戻り、完全復活を目指す。

     アスレチックス時代の2015~2017年に71先発で22勝をマークした右腕は、新天地マリナーズで先発ローテーション入りを目指すことになる。MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、グレイブマンの来季の年俸が150万ドル、2021年の契約が年俸350万ドルの球団オプションまたはバイアウト50万ドルであることを伝えている。

     グレイブマンは、マリナーズが2001年を最後に18年連続でポストシーズンに進出できていないことに触れ、「昨日、ジェリー(・ディポートGM)と『なんでポストシーズンに行けないんだろう』って話したんだ。僕はポストシーズンに進出し、ワールドシリーズを制するのを手助けするために、このチームに来たいと思ったんだよ。このチームはまだワールドシリーズ制覇の経験がないからね」とコメント。新天地での活躍に意欲を見せた。

     2017年から2年連続でアスレチックスの開幕投手を務めたグレイブマンについて、ディポートは「彼は復活して大活躍する可能性を秘めた選手だよ」と語る。昨オフ、カブスと契約した際、2020年の契約は年俸300万ドルの球団オプションとなっていたものの、カブスはこれを行使せず。これによってグレイブマンはフリーエージェントとなり、マリナーズが獲得可能となった。

     グレイブマンが健康にスプリング・トレーニングを過ごすことができれば、マルコ・ゴンザレス、菊池雄星の両左腕とともに先発ローテーションを形成することになるだろう。その他のローテ候補には、ジャスタス・シェフィールドやジャスティン・ダンといった若手有望株の名前が挙がっているが、近日中にさらなる投手の獲得が発表される見込みであることも報じられている。

  • 「オールMLBチーム」 難しい選択を強いられる5つのポジション

    2019.11.27 11:20 Wednesday

     史上初の試みとして「オールMLBチーム」が選出され、日本時間12月4日までファン投票が行われている。シーズン全体のパフォーマンスを対象として総勢90名のノミネート選手が選出され、このなかからリーグを問わず「ファースト・チーム」と「セカンド・チーム」が決定されることになるが、誰に投票すべきか判断が難しいポジションもある。MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンスは、難しい選択を強いられるポジションとして捕手、三塁、一塁、遊撃、二塁の5つを挙げている。

     捕手は、ヤスマニ・グランダル(今季ブリュワーズ)とJ.T.リアルミュート(フィリーズ)の一騎打ちになると見られる。ナ・リーグのシルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞はどちらもリアルミュートが受賞したが、OPSではグランダルがリアルミュートを上回っており、Statcastが算出しているフレーミングの得点もグランダルのほうが上。守備防御点(DRS)やWARではリアルミュートが優勢だが、票は割れるかもしれない。

     三塁には、アレックス・ブレグマン(アストロズ)とアンソニー・レンドン(今季ナショナルズ)という両リーグのMVPファイナリストがいる。ブレグマンはマイク・トラウト(エンゼルス)に次ぐ両リーグ2位のWARを記録しているが、レンドンは打率、長打数、長打率などで三塁手トップの数字を残している。このポジションには、41本塁打かつ7年連続ゴールドグラブ賞のノーラン・アレナード(ロッキーズ)もおり、大激戦が予想される。

     このほか、一塁は新人ながら両リーグ最多の53本塁打を放ったピート・アロンゾ(メッツ)とブレーブスの主砲フレディ・フリーマン、遊撃はアメリカン・リーグのMVP投票で3位にランクインしたマーカス・セミエン(アスレチックス)と打撃の各部門で好成績を残したザンダー・ボガーツ(レッドソックス)の争いとなる。また、二塁は後半戦の追い上げで二塁手トップのOPSをマークしたホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、攻守にわたる大活躍でヤンキース地区優勝の原動力となったDJ・レメイヒュー、二塁手最多の35本塁打を放ったマックス・マンシー(ドジャース)から1人を選ばなければならない。

     個人が残したスタッツを重視するのか。そのなかでどのスタッツを最重要視するのか。あるいはチームの順位も考慮に入れるのか。それによってファンが入れる票の行方は、大きく変動することになるだろう。

  • FAのベテラン左腕・ヒルが左肘手術 現役続行を希望

    2019.11.26 15:55 Tuesday

     ドジャースからフリーエージェントとなったベテラン左腕、リッチ・ヒルが10月に左肘の手術を受けていたことが明らかになった。来年3月に40歳となるヒルだが、手術を受けたのはキャリアを終えるためではなく、キャリアを延長するためであることを強調。「戦列に復帰できると100%確信している」と語り、戦列復帰に自信を示すとともに、現役続行の意思を明確にした。

     今季のヒルは、左膝痛により開幕に間に合わず、6月下旬から9月上旬にかけて左前腕痛により長期離脱。そのため、レギュラーシーズンでは13試合にしか登板できなかったが、58回2/3を投げて4勝1敗、72奪三振、防御率2.45と健康時には見事なパフォーマンスを見せた。

     ヒルによると、今回の手術は内側側副靱帯の部分断裂に関するものであり、2011年にはトミー・ジョン手術を受けたが、今回は2度目のトミー・ジョン手術を受ける代わりに、代替治療法である「プライマリー・リペアー」を選択。これにより、トミー・ジョン手術の半分程度の期間で戦列復帰が可能となり、来年1月ごろに投球練習を再開、同6月ごろにはメジャーのマウンドに立てる見込みとなっている。

     ヒルは、先日行われたGM会議の時点でドジャースを含む10球団が自身との契約に興味を示していたことを明らかにした。「戦列に戻ってチームのワールドシリーズ制覇に貢献できると思っていないなら、手術を受けたりなんてしないよ」とも語っており、40歳を迎えるシーズンも現役を続行することに意欲を見せている。健康状態に大きな不安があるとはいえ、実力はすでに証明済みであり、いずれ契約先は見つかるだろう。

     30代後半を迎えてからドジャースに加入したヒルだが、在籍3年半でリリーフ登板1試合を含む69試合に登板して30勝16敗、防御率3.16をマークしており、少なくとも健康時のピッチングに衰えは見られない。ヒルのもとにどんなオファーが届くか注目したい。

  • FA右腕・ウィーラー ツインズの補強リストの最上位に

    2019.11.26 13:55 Tuesday

     現時点で先発ローテーションがホゼ・ベリオスとジェイク・オドリッジの2枠しか埋まっていないツインズは、今オフの移籍市場で最低1人、可能ならば複数の先発投手を獲得することを目指している。そして、そのターゲットの1人がザック・ウィーラーであることはすでに報じられているが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ウィーラーはツインズの補強リストの「非常に高い位置」にいるという。

     今季、ベリオス、オドリッジ、カイル・ギブソン、マイケル・ピネイダ、マーティン・ペレスの5人がいずれも26試合以上に先発して2ケタ勝利をマークしたツインズだが、シーズン終了後、ベリオスを除く4人がフリーエージェントとなった。このうち、オドリッジはツインズからのクオリファイング・オファーを受諾して年俸1780万ドルの1年契約で残留が決まったものの、ツインズは先発ローテーションの空き3枠を埋める必要がある。

     今季デビューを果たした若手投手のなかから数人を先発ローテーションに抜擢することも可能だが、ツインズは地区連覇、そしてポストシーズンの勝ち上がりを目指すために、移籍市場で複数の先発投手の獲得に動く方針である。そして、ヘイマンはウィーラーが唯一のターゲットではないことを明言しつつも、ツインズがウィーラー獲得を最優先に考えていることを伝えている。

     現在29歳のウィーラーは、今季メッツで31試合に先発して195回1/3を投げ、11勝8敗、防御率3.96、195奪三振をマーク。昨季も29先発で12勝7敗、防御率3.31の好成績を残しており、フリーエージェント市場ではゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグに次いで3番目に優秀な先発投手との評価を得ているが、両者ほどの超大型契約にはならない可能性が高いため、多くのチームからの注目を集めている。

     ベリオス、オドリッジ、ウィーラーの先発三本柱が形成されれば、ツインズの大きな武器となることは間違いないが、ツインズは「本命」のウィーラーを手に入れることができるのだろうか。

  • WソックスのGグラブ賞二塁手・サンチェスがウエーバーに

    2019.11.26 13:35 Tuesday

     日本時間11月26日、ジ・アスレチックのケン・ローゼンタールは、ホワイトソックスがヨルマー・サンチェスをウエーバーに置いたことを報じた。現在27歳のサンチェスは、レギュラーとして打撃力に物足りなさは残るものの、今季ゴールドグラブ賞を初受賞した好守の二塁手であり、今回の動きは多少の驚きとともに伝えられている。なお、現時点でホワイトソックスからの正式なアナウンスはない。

     ベネズエラ出身のサンチェスは、2009年にホワイトソックスと契約し、2014年にメジャーデビュー。2017年に初めて規定打席に到達して12本塁打、OPS.732をマークし、2018年には正三塁手の座を手中に収めたが、今季はヨアン・モンカダとポジションを入れ替えて二塁を守った。守備防御点+11は二塁手としてリーグ最高の数字であり、それが認められてゴールドグラブ賞を初受賞。若手の多いチームにおいて、クラブハウスの盛り上げ役としての存在感も高く評価されていた。

     しかしその一方で、2018年はOPS.678、今季もOPS.638に終わるなど、レギュラーとして物足りない存在であったことも事実。安定した守備力を誇る内野のユーティリティとしてベンチに置いておくのがベストの選択肢のように思われるが、「MLB Trade Rumors」は年俸調停1年目を迎えるサンチェスの来季の年俸を620万ドルと予想しており、ベンチ要員に見合わない金額であることから、ホワイトソックスは放出を決断したのだろう。

     チーム内にはレウリー・ガルシア、ダニー・メンディックなど、二塁を守ることのできる選手はいるものの、ヤスマニ・グランダルを獲得するなど勝負モードに移行しつつあることを考えると、有望株のニック・マドリガルがメジャーに定着するまでの「つなぎ役」として外部からの補強に動く可能性が高いと見られる。あるいは、サンチェスの放出により40人枠に空きが生まれるため、ザック・ウィーラーなど、二塁手以外のフリーエージェント選手獲得の動きを加速させるかもしれない。

  • レイズがズニーノと1年450万ドル+オプション1年で契約

    2019.11.26 12:50 Tuesday

     ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックスと契約)、トラビス・ダーノウ(ブレーブスと契約)がフリーエージェント市場から消え、捕手補強の選択肢が狭まりつつあるなか、レイズは今季期待を裏切ったマイク・ズニーノと新たな契約を結ぶことを決断した。日本時間11月26日、レイズはズニーノと年俸450万ドルの1年契約を結んだことを発表。ノンテンダーFA候補となっていたズニーノだが、復調が期待される来季は定位置確保に再挑戦する。

     マリナーズからトレードで加入した今季、ズニーノは正捕手としての働きを期待されていたものの、打率.165、9本塁打、OPS.544という極度の打撃不振に陥り、90試合の出場にとどまった。本塁打数はデビューした2013年以来の1ケタに終わり、途中加入のダーノウに正捕手の座を奪われるなど、不本意なシーズンとなってしまった。

     とはいえ、守備面では依然優秀な数字を残しており、打撃面さえ復調すれば、メジャーの正捕手が十分に務まるレベルの選手である。打球の平均初速度は、20本塁打を放った2018年と遜色ないレベルの数字となっており、エリック・ニアンダーGMはズニーノが復調可能であると考えているようだ。

     「攻撃面では、彼が2019年に示したもの以上のものを期待できると我々は考えている」とニアンダー。「彼が復調し、素晴らしいシーズンを送ってくれると信じている。もしそれが実現すれば、さらに契約を延長する可能性も出てくるだろうね」とズニーノの復調に期待を寄せた。

     今回の契約には、2021年の球団オプション(年俸450万ドル)が含まれており、来季の活躍次第では、その金額が525万ドルまで上昇する可能性があるという。なお、レイズの捕手は、ズニーノのほかにマイケル・ペレスがロースターに登録されているものの、メジャー経験が少なく、来季の開幕をAAA級で迎える可能性が高いため、移籍市場で控え捕手の確保に動くと見られている。

  • 「オールMLBチーム」 ノミネート選手90名一覧

    2019.11.26 12:20 Tuesday

     史上初の試みとして、ファン投票と選考委員会の投票により選出されることが決まった「オールMLBチーム」。ここではノミネートされている野手60名、投手30名、合計90名の選手を今季の成績とともに紹介する(選手の所属チームは今季の最終所属)。

    ◆捕手

    ※「FRM」はStatcastによる「Framing Runs Metric」の数値(メジャー最高は+20、最低は-16)

    ウィルソン・コントレラス(カブス)
    打率.272 24本塁打 64打点 OPS.888 FRM+1

    ミッチ・ガーバー(ツインズ)
    打率.273 31本塁打 67打点 OPS.995 FRM-3

    ヤスマニ・グランダル(ブリュワーズ)
    打率.246 28本塁打 77打点 OPS.848 FRM+13

    ロベルト・ペレス(インディアンス)
    打率.239 24本塁打 63打点 OPS.774 FRM+12

    J.T.リアルミュート(フィリーズ)
    打率.275 25本塁打 83打点 OPS.820 FRM+8

    ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)
    打率.232 34本塁打 77打点 OPS.841 FRM-4

    クリスチャン・バスケス(レッドソックス)
    打率.276 23本塁打 72打点 OPS.798 FRM+11

    ◆一塁手

    ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    打率.284 33本塁打 123打点 2盗塁 OPS.834

    ピート・アロンゾ(メッツ)
    打率.260 53本塁打 120打点 1盗塁 OPS.941

    ジョシュ・ベル(パイレーツ)
    打率.277 37本塁打 116打点 0盗塁 OPS.936

    フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    打率.295 38本塁打 121打点 6盗塁 OPS.938

    ユリ・グリエル(アストロズ)
    打率.298 31本塁打 104打点 5盗塁 OPS.884

    マット・オルソン(アスレチックス)
    打率.267 36本塁打 91打点 0盗塁 OPS.896

    アンソニー・リゾー(カブス)
    打率.293 27本塁打 94打点 5盗塁 OPS.924

    カルロス・サンタナ(インディアンス)
    打率.281 34本塁打 93打点 4盗塁 OPS.911

    ◆二塁手

    オジー・アルビーズ(ブレーブス)
    打率.295 24本塁打 86打点 15盗塁 OPS.852

    ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    打率.298 31本塁打 74打点 6盗塁 OPS.903

    DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    打率.327 26本塁打 102打点 5盗塁 OPS.893

    ウィット・メリフィールド(ロイヤルズ)
    打率.302 16本塁打 74打点 20盗塁 OPS.811

    マックス・マンシー(ドジャース)
    打率.251 35本塁打 98打点 4盗塁 OPS.889

    ジョナサン・ビヤー(オリオールズ)
    打率.274 24本塁打 73打点 40盗塁 OPS.792

    ◆三塁手

    ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
    打率.315 41本塁打 118打点 3盗塁 OPS.962

    アレックス・ブレグマン(アストロズ)
    打率.296 41本塁打 112打点 5盗塁 OPS1.015

    クリス・ブライアント(カブス)
    打率.282 31本塁打 77打点 4盗塁 OPS.903

    マット・チャップマン(アスレチックス)
    打率.249 36本塁打 91打点 1盗塁 OPS.848

    ラファエル・デバース(レッドソックス)
    打率.311 32本塁打 115打点 8盗塁 OPS.916

    ジョシュ・ドナルドソン(ブレーブス)
    打率.259 37本塁打 94打点 4盗塁 OPS.900

    エドゥアルド・エスコバー(ダイヤモンドバックス)
    打率.269 35本塁打 118打点 5盗塁 OPS.831

    ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス)
    打率.315 25本塁打 79打点 10盗塁 OPS.915

    マイク・ムスターカス(ブリュワーズ)
    打率.254 35本塁打 87打点 3盗塁 OPS.845

    アンソニー・レンドン(ナショナルズ)
    打率.319 34本塁打 126打点 5盗塁 OPS1.010

    エウヘニオ・スアレス(レッズ)
    打率.271 49本塁打 103打点 3盗塁 OPS.930

    ◆遊撃手

    ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)
    打率.335 18本塁打 56打点 17盗塁 OPS.865

    ハビアー・バイエズ(カブス)
    打率.281 29本塁打 85打点 11盗塁 OPS.847

    ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)
    打率.309 33本塁打 117打点 4盗塁 OPS.939

    フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
    打率.284 32本塁打 74打点 22盗塁 OPS.854

    ホルヘ・ポランコ(ツインズ)
    打率.295 22本塁打 79打点 4盗塁 OPS.841

    マーカス・セミエン(アスレチックス)
    打率.285 33本塁打 92打点 10盗塁 OPS.892

    トレバー・ストーリー(ロッキーズ)
    打率.294 35本塁打 85打点 23盗塁 OPS.917

    グレイバー・トーレス(ヤンキース)
    打率.278 38本塁打 90打点 5盗塁 OPS.871

    ◆外野手

    ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    打率.280 41本塁打 101打点 37盗塁 OPS.883

    コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    打率.305 47本塁打 115打点 15盗塁 OPS1.035

    ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
    打率.295 29本塁打 80打点 16盗塁 OPS.915

    チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)
    打率.314 32本塁打 86打点 2盗塁 OPS.940

    マイケル・ブラントリー(アストロズ)
    打率.311 22本塁打 90打点 3盗塁 OPS.875

    ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    打率.260 35本塁打 114打点 15盗塁 OPS.882

    マックス・ケプラー(ツインズ)
    打率.252 36本塁打 90打点 1盗塁 OPS.855

    ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)
    打率.329 32本塁打 92打点 10盗塁 OPS.981

    ジェフ・マクニール(メッツ)
    打率.318 23本塁打 75打点 5盗塁 OPS.916

    オースティン・メドウズ(レイズ)
    打率.291 33本塁打 89打点 12盗塁 OPS.922

    エディ・ロサリオ(ツインズ)
    打率.276 32本塁打 109打点 3盗塁 OPS.800

    フアン・ソト(ナショナルズ)
    打率.282 34本塁打 110打点 12盗塁 OPS.949

    ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
    打率.292 39本塁打 96打点 6盗塁 OPS.974

    マイク・トラウト(エンゼルス)
    打率.291 45本塁打 104打点 11盗塁 OPS1.083

    クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)
    打率.329 44本塁打 97打点 30盗塁 OPS1.100

    ◆指名打者

    ヨルダン・アルバレス(アストロズ)
    打率.313 27本塁打 78打点 0盗塁 OPS1.067

    ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    打率.311 41本塁打 108打点 0盗塁 OPS1.031

    エドウィン・エンカーナシオン(ヤンキース)
    打率.244 34本塁打 86打点 0盗塁 OPS.875

    J.D.マルティネス(レッドソックス)
    打率.304 36本塁打 105打点 2盗塁 OPS.939

    ホルヘ・ソレアー(ロイヤルズ)
    打率.265 48本塁打 117打点 3盗塁 OPS.922

    ◆先発投手

    シェーン・ビーバー(インディアンス)
    15勝8敗 防御率3.28 WHIP1.05 259奪三振

    ウォーカー・ビューラー(ドジャース)
    14勝4敗 防御率3.26 WHIP1.04 215奪三振

    ゲリット・コール(アストロズ)
    20勝5敗 防御率2.50 WHIP0.89 326奪三振

    パトリック・コービン(ナショナルズ)
    14勝7敗 防御率3.25 WHIP1.18 238奪三振

    ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    11勝8敗 防御率2.43 WHIP0.97 255奪三振

    ジャック・フラハティ(カージナルス)
    11勝8敗 防御率2.75 WHIP0.97 231奪三振

    ルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)
    14勝9敗 防御率3.41 WHIP1.06 228奪三振

    ソニー・グレイ(レッズ)
    11勝8敗 防御率2.87 WHIP1.08 205奪三振

    ザック・グレインキー(アストロズ)
    18勝5敗 防御率2.93 WHIP0.98 187奪三振

    クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    16勝5敗 防御率3.03 WHIP1.04 189奪三振

    ランス・リン(レンジャーズ)
    16勝11敗 防御率3.67 WHIP1.22 246奪三振

    マイク・マイナー(レンジャーズ)
    14勝10敗 防御率3.59 WHIP1.24 200奪三振

    チャーリー・モートン(レイズ)
    16勝6敗 防御率3.05 WHIP1.08 240奪三振

    エドゥアルド・ロドリゲス(レッドソックス)
    19勝6敗 防御率3.81 WHIP1.33 213奪三振

    柳賢振(リュ・ヒョンジン:ドジャース)
    14勝5敗 防御率2.32 WHIP1.01 163奪三振

    マックス・シャーザー(ナショナルズ)
    11勝7敗 防御率2.92 WHIP1.03 243奪三振

    マイク・ソローカ(ブレーブス)
    13勝4敗 防御率2.68 WHIP1.11 142奪三振

    スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
    18勝6敗 防御率3.32 WHIP1.04 251奪三振

    ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
    21勝6敗 防御率2.58 WHIP0.80 300奪三振

    ◆救援投手

    アロルディス・チャップマン(ヤンキース)
    37セーブ 防御率2.21 WHIP1.11 奪三振率13.4

    ケン・ジャイルズ(ブルージェイズ)
    23セーブ 防御率1.87 WHIP1.00 奪三振率14.1

    ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)
    37セーブ 防御率2.62 WHIP0.81 奪三振率16.4

    ブラッド・ハンド(インディアンス)
    34セーブ 防御率3.30 WHIP1.24 奪三振率13.2

    リアム・ヘンドリックス(アスレチックス)
    25セーブ 防御率1.80 WHIP0.97 奪三振率13.1

    セス・ルーゴ(メッツ)
    6セーブ 防御率2.70 WHIP0.90 奪三振率11.7

    ロベルト・オスーナ(アストロズ)
    38セーブ 防御率2.63 WHIP0.88 奪三振率10.1

    テイラー・ロジャース(ツインズ)
    30セーブ 防御率2.61 WHIP1.00 奪三振率11.7

    ウィル・スミス(ジャイアンツ)
    34セーブ 防御率2.76 WHIP1.03 奪三振率13.2

    ブランドン・ワークマン(レッドソックス)
    16セーブ 防御率1.88 WHIP1.03 奪三振率13.1

    カービー・イエーツ(パドレス)
    41セーブ 防御率1.19 WHIP0.89 奪三振率15.0

    ◆チーム別ノミネート人数
    10人:アストロズ
    7人:レッドソックス
    6人:ツインズ
    5人:ヤンキース、インディアンス、ブレーブス、ナショナルズ、ドジャース
    4人:ホワイトソックス、アスレチックス、メッツ、カブス、ブリュワーズ
    3人:ロッキーズ
    2人:レイズ、ロイヤルズ、レンジャーズ、フィリーズ、レッズ、ダイヤモンドバックス
    1人:オリオールズ、ブルージェイズ、エンゼルス、パイレーツ、カージナルス、パドレス、ジャイアンツ
    0人:タイガース、マリナーズ、マーリンズ

  • 史上初の試み 「オールMLBチーム」を選出へ ファン投票開始

    2019.11.26 11:30 Tuesday

     メジャーリーグ史上初の試みとして、「オールMLBチーム」が選出されることが決定した。毎年、オールスター・ゲームでファン投票が行われているものの、その年のシーズンの結果を踏まえた「オールMLBチーム」が選出されるのは今回が初めてである。日本時間12月4日午前7時まで特設サイト(https://www.mlb.com/fans/all-mlb-team)から投票が可能となっており、サンディエゴで行われるウィンター・ミーティングの場で日本時間12月11日に結果が発表される予定だ。

     「オールMLBチーム」のノミネート選手として、野手60人(捕手7人、一塁手8人、二塁手6人、三塁手11人、遊撃手8人、外野手15人、指名打者5人)、投手30人(先発投手19人、救援投手11人)が選出されており、ファンは24時間ごとに各ポジション1人(外野手は3人、先発投手は5人、救援投手は2人)に対して投票が可能。リーグの区別はなく、メジャー全体から各ポジションで最高の選手が選出されることになる。

     ノミネート選手は、アストロズが10人(ユリ・グリエル一塁手、ホゼ・アルトゥーベ二塁手、アレックス・ブレグマン三塁手、マイケル・ブラントリー外野手、ジョージ・スプリンガー外野手、ヨルダン・アルバレス指名打者、ゲリット・コール先発投手、ザック・グレインキー先発投手、ジャスティン・バーランダー先発投手、ロベルト・オスーナ救援投手)で最多。レッドソックスが7人、ツインズが6人、ブレーブス、ナショナルズ、ヤンキース、インディアンス、ドジャースが5人で続いている。

     リーグの区別がないことにより、たとえば三塁手部門はブレグマン、アンソニー・レンドン(ナショナルズ)、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)らのなかから1人を選ばなければならず、投票するファンは難しい選択を強いられることになる。誰を選出すべきか、誰が「オールMLBチーム」に相応しいか、ファンの間でも議論が起こることになるだろう。なお、最終結果はファン投票50%、選考委員会による投票50%の割合で決定される。

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