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  • メッツが念願の内野手獲得 フレイジャーと2年契約へ

    2018.2.6 11:00 Tuesday

     スプリング・トレーニングの開始を翌週に控え、メッツがおそらく今オフの「ラストピース」を手に入れた。日本時間2月6日、内野手の補強を目指していたメッツがトッド・フレイジャーと2年1700万ドルで契約合意に至ったことが明らかになった。

     今季からトップ・プロスペクトのアメッド・ロサリオが正遊撃手として起用されるため、遊撃から押し出される形となったアズドゥルバル・カブレラが二塁または三塁へ移る予定となっていたメッツ。二塁と三塁の両面で補強の可能性を探っていたが、カブレラ自身が三塁よりも二塁を守ることを希望しているため、メッツは三塁手の獲得を最優先に考えていた。獲得候補にはフレイジャーのほか、エドゥアルド・ヌニェスの名前も挙がっていたが、メッツは4年連続で27本塁打以上を放っている強打の三塁手を選択した。

     昨季のフレイジャーはホワイトソックスとヤンキースで合計147試合に出場し、打率.213、27本塁打、76打点、OPS.772をマーク。2014年以降年々低下している打率は2016年の.225をも下回り、自己ワーストを更新したが、三振を減らした(163→125)一方で四球が大幅に増加(64→83)した。その結果、打率が低下したにも関わらず、出塁率は前年の.302から.344へと大きく上昇。それに伴い、OPSも前年を上回った(.767→.772)。また、三塁での守備防御点は自己ベストの+10を記録。三塁のほかに一塁を守ることもできるため、相手の先発が左腕の場合には左打者のエイドリアン・ゴンザレスやドミニク・スミスに代わって一塁に入るケースも多くなるだろう。

     フレイジャーの加入により、今季のメッツの内野陣は一塁がゴンザレスまたはスミス、二塁がカブレラ、三塁がフレイジャー、遊撃がロサリオで確定。レギュラー級の実力を持つウィルマー・フローレスとホゼ・レイエスが内野のユーティリティとしてスタンバイする贅沢な布陣となった。ミッキー・キャラウェイ新監督が投手陣の整備に成功すれば、今季のメッツは面白いチームになりそうだ。


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  • モロシが次回WBCのアメリカ代表を大胆予想!

    2018.2.6 10:30 Tuesday

     昨年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した各国のロースターが発表された日からまもなく1年を迎える。MLB公式サイトでは「WBC大好き男」として知られるジョン・ポール・モロシが、2021年に開催予定の第5回WBCに出場するアメリカ代表のロースターを大胆予想している。

     モロシは前回大会同様に28人を選出。3年後の出場選手を予想するため、現時点での若手選手に比重が置かれたロースター構成となっている。また、2013年と2017年のWBCへの出場を辞退したマイク・トラウト(エンゼルス)、ブライス・ハーパー(ナショナルズ)、クレイトン・カーショウ(ドジャース)については今回も出場辞退の可能性が高いとして選考外に。それでは、モロシが選んだ28人を見てみよう(年齢は2021年3月1日時点)。

     

    先発投手(5人)
    マーカス・ストローマン(29歳:ブルージェイズ)
    ゲリット・コール(30歳:アストロズ)
    マイケル・フルマー(27歳:タイガース)
    ダニー・ダフィー(32歳:ロイヤルズ)
    アーロン・ノラ(27歳:フィリーズ)

    救援投手(9人)
    コリー・クネーベル(29歳:ブリュワーズ)
    ブラッド・ハンド(30歳:パドレス)
    アーチー・ブラッドリー(28歳:ダイヤモンドバックス)
    クリス・デベンスキー(30歳:アストロズ)
    ジョシュ・ヘイダー(26歳:ブリュワーズ)
    チャド・グリーン(29歳:ヤンキース)
    カール・エドワーズJr.(29歳:カブス)
    マイケル・コペック(24歳:ホワイトソックス)
    ハンター・グリーン(21歳:レッズ)

    捕手(3人)
    オースティン・バーンズ(31歳:ドジャース)
    タッカー・バーンハート(30歳:レッズ)
    J.T.リアルミュート(29歳:マーリンズ)

    内野手(6人)
    ノーラン・アレナード(29歳:ロッキーズ)
    コディ・ベリンジャー(25歳:ドジャース)
    ボー・ビシェット(22歳:ブルージェイズ)
    アレックス・ブレグマン(26歳:アストロズ)
    コリー・シーガー(26歳:ドジャース)
    トレイ・ターナー(27歳:ナショナルズ)

    外野手(5人)
    アンドリュー・ベニンテンディ(26歳:レッドソックス)
    ムーキー・ベッツ(28歳:レッドソックス)
    アーロン・ジャッジ(28歳:ヤンキース)
    ジョージ・スプリンガー(31歳:アストロズ)
    ジャンカルロ・スタントン(31歳:ヤンキース)

     

     モロシは上記の28人以外にもロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)、ジョン・グレイ(ロッキーズ)、ブレント・ハニーウェル(レイズ)、ウィット・メリーフィールド(ロイヤルズ)、クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)らをアメリカ代表候補として挙げている。また、ジム・リーランドに代わる監督候補としては、ダスティ・ベイカー、ジョン・ファレル、ジョー・ジラルディといった元監督たちの名前を挙げた。モロシの予想は28人をリストアップするところで終わっているが、最後に上記のメンバーをもとにラインナップを考えてみよう。

     

    1. CF スプリンガー
    2. SS シーガー
    3. 3B アレナード
    4. DH スタントン
    5. 1B ベリンジャー
    6. RF ジャッジ
    7. LF ベニンテンディ
    8. C リアルミュート
    9. 2B ターナー

     

     打席の左右などを考慮し、上記のラインナップがベストであると判断した(1番センターはベッツでも可)。現時点でもかなり強力なラインナップだが、シーガー、ベリンジャー、ジャッジ、ベニンテンディ、ターナーらがさらなる成長を遂げた3年後にはとんでもない破壊力を秘めたラインナップとなっていることだろう。次回のWBCでもアメリカ代表が優勝候補国の一つであることは間違いなさそうだ。


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  • アストロズがスプリンガーと調停回避 2年2400万ドルで合意

    2018.2.6 10:00 Tuesday

     日本時間2月6日、アストロズがジョージ・スプリンガーとの年俸調停を回避し、2年2400万ドルで合意に至ったことが明らかになった。ジェフ・ルーノウGMは「ジョージ(・スプリンガー)と複数年契約を結ぶことができて嬉しいよ」と2017年ワールドシリーズMVPとの契約延長を喜んだ。

     スプリンガーは「スーパー2」の対象選手となっており、通常3年の年俸調停期間を4年有する選手の一人である。年俸調停1年目の昨季は年俸390万ドルでプレイし、今オフはスプリンガー側が年俸1050万ドル、アストロズ側が年俸850万ドルを主張。年俸調停に突入する前に2年2400万ドルで契約合意に達し、今回の2年契約は年俸調停の2年目と3年目をカバーすることになった。2020年が年俸調停4年目のシーズンとなり、2020年シーズン終了後にフリーエージェントとなる見込みである。

     昨季のスプリンガーは7月下旬から8月上旬にかけて2週間ほど戦列を離れたため140試合の出場にとどまったものの、打率.283、34本塁打、85打点と打撃3部門で自己最高の成績をマーク。前年から三振を大幅に減らす(178三振→111三振)など、「質」の面でも成長が見られた。34本塁打はすべて1番打者として放ったものだが、これは1番打者の球団新記録。また、初回先頭打者本塁打9本は昨季メジャー最多の数字だった。

     また、ドジャースとのワールドシリーズでは初戦こそ4打数ノーヒットに終わったものの、その後の6試合ではいずれもヒットを放ち、第2戦に勝ち越しツーラン、第4戦からは4試合連続で本塁打を放つ大活躍。7試合トータルで打率.379、5本塁打、7打点、OPS1.471の好成績をマークし、ワールドシリーズMVPに選出された。

     ルーノウは「彼がこれまでに成し遂げてきたものやチームへの貢献は十分に認識している。そして、今後さらに貢献してくれるであろうことを確信しているよ」とスプリンガーへの期待を口にした。今季もこの「強打のリードオフマン」が球界有数の破壊力を誇るアストロズ打線を牽引してくれるはずだ。


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  • MLBネットワークが一塁手・先発投手のトップ10を発表

    2018.2.5 18:30 Monday

     各ポジションの現時点でのトップ10を発表するMLBネットワークの人気企画「Top 10 Right Now!」は今年で8回目を迎えた。5週間にわたって各ポジションのトップ10が発表されていくが、第四弾として日本時間2月4日に一塁手と先発投手のトップ10が発表された。

     このランキングは過去2シーズンのパフォーマンスのほか、Statcastのデータや旧来の指標による攻撃面・守備面での成績、そしてMLBネットワークのリサーチ・チームによる分析を総合的に評価して決定される。まずは一塁手のトップ10を見てみよう。

     

    一塁手トップ10
    1. ジョーイ・ボットー(レッズ)
    2. フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    3. ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)
    4. アンソニー・リゾー(カブス)
    5. コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    6. ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    7. エドウィン・エンカーナシオン(インディアンス)
    8. ブランドン・ベルト(ジャイアンツ)
    9. マット・カーペンター(カージナルス)
    10. カルロス・サンタナ(フィリーズ)

     

     強打者がズラリと顔を揃える一塁手部門で1位に選出されたのはボットー。昨季はわずか2ポイント差でナ・リーグMVPを逃したが、打率.320、36本塁打、100打点、OPS1.032という見事な活躍を見せた。2位以下はフリーマン、ゴールドシュミット、リゾーとハイレベルな攻守を誇る実力者が続き、順位付けがなかなか難しい。5位以下にも30本塁打以上のスラッガーや抜群の選球眼を誇る好打者が名を連ねており、守備力も無視できないとはいえ、やはり一塁は打撃優位のポジションであると言えそうだ。次に先発投手のトップ10を見てみよう。

     

    先発投手トップ10
    1. クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    2. コリー・クルーバー(インディアンス)
    3. クリス・セール(レッドソックス)
    4. マックス・シャーザー(ナショナルズ)
    5. スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
    6. マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)
    7. ノア・シンダーガード(メッツ)
    8. カルロス・カラスコ(インディアンス)
    9. ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
    10. カイル・ヘンドリックス(カブス)

     

     先発投手部門の1位はカーショウ。昨季は故障離脱の影響もあり、175イニングしか投げられずサイ・ヤング賞を逃したが、最多勝と最優秀防御率の二冠を獲得。ドジャースを支えるエース左腕が球界ナンバーワンの先発投手であるということに異論はないだろう。2位にはア・リーグのサイ・ヤング賞受賞者であるクルーバー、3位のセールを挟んで4位にはナ・リーグのサイ・ヤング賞受賞者であるシャーザーがランクイン。6位のバムガーナーや7位のシンダーガードは昨季、故障で不本意なシーズンを過ごしたが、実績を評価される形でのランクインとなった。なお、残りの部門の発表予定は以下のようになっている。

     

    2月11日(日)救援投手&中堅手


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  • 40歳の守護神・ロドニー「何歳であるかは問題ではない」

    2018.2.5 17:30 Monday

     キャップを斜めに被り、試合終了時には弓を引くポーズで勝利を祝う。お茶目な部分ばかりがクローズアップされがちなフェルナンド・ロドニー(ツインズ)だが、ピッチングについては至って真剣だ。ロドニーは頼れるクローザーであり続けるために、懸命にトレーニングを続けている。

     昨季のロドニーはダイヤモンドバックスでクローザーを務め、61試合に登板して5勝4敗39セーブ(成功率86.7%)、防御率4.23、奪三振率10.57を記録。シーズン終了後にフリーエージェントとなり、1年450万ドルでツインズと契約した。ロドニーは昨季44歳で7勝をマークした友人のバートロ・コローンのように、少なくともあと数年は現役生活を続けられると信じている。「試合を支配できるなら、何歳であるかは問題ではないんだよ。試合の最後を締めくくるのが一番気持ちいい。俺は自分の仕事をしっかりやれると思っているよ」と新天地での活躍に自信を見せる。

     40歳を迎えてもなお、ロドニーの平均球速は95マイル前後を維持しており、全投球の40%近くを占めるチェンジアップの威力も健在である。Statcastのデータによると、昨季のロドニーはチェンジアップで相手打者を打率.148、1本塁打に封じ込め、86度の空振りを奪ったという。ポール・モリター監督は「我々は彼のピッチングは過去数年間でどのように変化したかをチェックした。数年前の水準が本当に維持されているんだ。彼のキャラクターやクラブハウスにおける影響力についても調査したけど、素晴らしいものだった」とベテラン右腕の加入を歓迎する。

     ロドニーはいわゆる大器晩成型の選手であり、初めてクローザーを務めたのはタイガース時代の2008年、31歳のときだった。その後は長年にわたってクローザーとして活躍し、昨季は通算300セーブを達成。2012年、2014年、2016年とオールスター・ゲームにも3度選出されている。ツインズには今オフ、アディソン・リードも加わったが、ツインズはロドニーをクローザーとして起用する方針を固めている。もちろん、ロドニーがツインズと契約したのもクローザーの座を保証してもらったからだ。「(新しいチームメイトと)家族のようになりたいね。良いコミュニケーションを築くことがチームにとって大切だ。もしチームメイトが俺に何かを求めるなら、いつでも質問してきていいよ」とロドニー。2年連続のポストシーズン進出を目指すツインズは、単なるクローザー以上の大きな戦力を手に入れたのかもしれない。


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  • ダルビッシュとアリエタ 先に契約が決まるのはどっち?

    2018.2.5 15:30 Monday

     大物フリーエージェント選手の契約がなかなか決まらない今オフ。2004年にメッツでGMを務め、現在はMLB.comのアナリストとして活躍しているジム・デュケットがファンから寄せられた質問に回答する形で、残り少ないオフシーズンの今後を展望している。

     「ジェイク・アリエタとダルビッシュ有、どちらが先に契約すると思うか」との質問に対するデュケットの答えはダルビッシュ。「各球団はアリエタよりもダルビッシュに対して積極的な姿勢を見せており、6球団ほどが彼の獲得を狙っている」と紹介した。また、「アリエタの市場は比較的静かである」と続け、その理由としてアリエタが2015年オフのザック・グレインキーと同規模の契約を狙っていることを挙げている(グレインキーは6年2億650万ドルでダイヤモンドバックスと契約)。ダルビッシュが最初に契約し、アリエタ、アレックス・カッブ、ランス・リンらがそれに続くというのがデュケットの見立てである。

     また、「カージナルスにはシーズン開幕までに何か大きな動きがあるだろうか。この市場の状況であれば、誰かをバーゲン価格で獲得できると思うのだが」との質問に対しては、「カージナルスのフロント・オフィスは市場の状況をチェックし続けている」と回答した。「マーセル・オズーナをトレードで獲得し、2年1100万ドルでルーク・グレガーソンと契約した時点で、今オフのカージナルスの主な補強は終了した」としつつも、カージナルスには絶対的なクローザーが必要であると指摘。昨季、不安定なブルペンがチームの足を引っ張る状況が続くなかで、デュケットは補強すべき選手としてナ・リーグのセーブ王に輝いたグレッグ・ホランドの名前を挙げている。各球団の補強が進み、クローザーの補強を必要とするチームは少なくなっており、「セントルイスにとって(ホランドの獲得は)バーゲンとなる可能性を秘めている」とホランドの獲得を提案した。


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  • シーズン本塁打記録更新の可能性を秘める今季のヤンキース

    2018.2.5 14:30 Monday

     昨季のヤンキースは両リーグ最多の241本塁打を放ち、歴代16位にランクインした。歴代最多記録はケン・グリフィーJr.、エドガー・マルティネス、ジェイ・ビューナーらを擁した1997年のマリナーズによる264本塁打。今季のヤンキース打線はこの記録を更新する可能性を秘めている。

     昨季両リーグ最多の本塁打数を記録した打線に、ナ・リーグ本塁打王(59本塁打)のジャンカルロ・スタントンが加入。昨季52本塁打でア・リーグ本塁打王に輝いたアーロン・ジャッジ、同33本塁打で球団の捕手記録を更新したゲーリー・サンチェス、同25本塁打で球団の遊撃手記録を更新したディディ・グレゴリウスらも健在で、他球団の脅威となる強力打線が完成した。もちろん、スターリン・カストロ(昨季16本塁打)、マット・ホリデイ(同19本塁打)らがチームから抜けており、スタントンの59本塁打を単純にプラスとして考えることはできないが、スタントンの加入によりシーズン本塁打記録を更新する可能性が高まったことは間違いないだろう。

     データサイト「FanGraphs」が発表している今季の成績予想(Depth Chart版)によると、今季のヤンキースのチーム本塁打数は256本と算出されている。スタントンが55本、ジャッジが38本、サンチェスが30本、グレゴリウスが21本と続き、アーロン・ヒックス(18本)、ブレット・ガードナー(15本)、ミゲル・アンドゥハー(13本)も2ケタ本塁打の予想。正一塁手として本格ブレイクが期待されるグレッグ・バードはなんとチーム3位の31本塁打という予想が出ている。ジャッジは本塁打数を大きく減らすという予想だが、もしジャッジが昨季同様のペースで本塁打を量産するようなら、記録更新は現実味を帯びることになる。

     ヤンキースは現時点では二塁と三塁を若手選手に競争させる方針であり、この2ポジションでどれだけ本塁打を稼げるかは未知数。噂されるように三塁にトッド・フレイジャー(昨季27本塁打)を呼び戻せば、前人未到のチーム本塁打270本も見えてくるのではないだろうか。


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  • ダニエルズGMがダルビッシュ呼び戻しの可能性が低いことを明言

    2018.2.5 12:30 Monday

     レンジャーズはダルビッシュ有と連絡を取り続けているものの、どうやら契約先の有力候補ではないようだ。MLB.comのジョン・ポール・モロシはダルビッシュが古巣・レンジャーズではなく、カブス、ブリュワーズ、ツインズといった他球団と契約を結ぶ可能性のほうが高いことを伝えている。

     レンジャーズのジョン・ダニエルズGMはシリウスXMでのMLBネットワークのインタビューのなかで、レンジャーズが今オフ、ダルビッシュと連絡を取り続けていることを明言。しかし、レンジャーズはすでに今オフの補強予算をマット・ムーア、マイク・マイナー、ダグ・フィスターといった新加入選手に費やしており、ダニエルズはダルビッシュとの契約が成立する可能性は極めて低いと考えている。

     ダルビッシュについて問われたダニエルズは「私は特定のフリーエージェント選手についてコメントするのは好きではない。間違いないのは、彼が最近所属していたチームがドジャースであるということだ」とコメント。「我々は気に入った投手との契約に積極的に動き、資源を使い果たしてしまった。ダルビッシュとは連絡を取り続けているけど、現時点で我々がトップクラスの先発投手を獲得する可能性は低いね」と、ダルビッシュ呼び戻しが実現する可能性が低いことを明らかにした。

     また、ダニエルズは今オフの移籍市場が非常にスローペースであることについて問われ、「カブスとアストロズが育成中心の再建で成功を収めたこと」を理由の一つとして挙げた。両球団の成功がドラフト指名権の重要性を他球団に知らしめ、また、勝率が低ければドラフトやウエーバーで優遇されるシステムであることも指摘。上位チームはドラフト指名権を失わないために大物フリーエージェント選手の獲得を敬遠し、ぜいたく税によるペナルティを回避しようとしている。下位チームは得られる特権を失わないために中途半端な補強を避けようとしている。こうした様々な要素が組み合わさった結果、史上稀に見るスローペースな移籍市場が形成されたということだろう。

     交渉の進展よりも争奪戦からの撤退のニュースのほうが目立ち始めたダルビッシュ争奪戦。スプリング・トレーニングの開始が迫るなか、ダルビッシュは新天地としてどの球団を選択するのだろうか。


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  • 現役最年長選手・コローンがレンジャーズとマイナー契約

    2018.2.5 12:00 Monday

     日本時間2月5日、通算240勝の実績を誇る現役最年長選手のバートロ・コローンがレンジャーズとのマイナー契約に合意したことが明らかになった。メジャーのロースター入りを果たした場合、コローンには年俸175万ドルと成績に応じた出来高が支払われるようだ。

     レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは「バートロ(・コローン)はメジャーリーグにおいて、頑丈さを武器に成功を収めてきた。彼はストライクゾーンを上手く使うことができる。我々の先発ローテーションに質の高い競争をもたらしてくれるだろう」とコローンの加入を歓迎した。現時点でのレンジャーズの先発ローテーションは昨季2ケタ勝利をマークしたコール・ハメルズとマーティン・ペレスの2人に、いずれも新加入のダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナーの3人が加わる布陣が予定されているが、セットアッパーとして活躍中のマット・ブッシュも先発ローテーション入りにチャレンジする見込み。ここにコローンが加わり、先発ローテーションの5枠をかけて熾烈な競争が繰り広げられることになりそうだ。

     昨季のコローンはブレーブスとツインズで計28試合に先発し、7勝14敗、防御率6.48をマーク。25先発以上の投手のなかでは防御率6.48がワースト2位、被打率.318がワースト1位と不本意なシーズンを過ごした。ただし、2016年にはメッツで15勝8敗、防御率3.43の好成績を残しており、昨季の不振が一過性のものであれば、今季は再び2ケタ勝利を期待できるだろう。また、コローンは通算240勝をマークしており、ラテンアメリカ出身投手による最多勝記録(デニス・マルティネスの245勝)の更新まであと6勝、史上46人目の通算250勝まであと10勝に迫っている。

     なお、レンジャーズは今季からダン・ワーゼンが投手コーチ補佐に就任。ワーゼンはコローンのメッツ在籍時にメッツで投手コーチを務めており、コローンが慣れ親しんだ投手コーチのもとで復活を遂げる可能性もありそうだ。


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  • メッツはフレイジャーないしヌニェスの獲得を優先か

    2018.2.5 11:30 Monday

     二塁手または三塁手の補強を目指していることが報じられているメッツ。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、メッツは獲得候補として名前が挙がっている内野手のうち、トッド・フレイジャーないしエドゥアルド・ヌニェスの獲得を最優先に考えているようだ。

     現時点でのメッツの内野は、一塁に新加入のエイドリアン・ゴンザレス、二塁にウィルマー・フローレス、三塁にアズドゥルバル・カブレラ、遊撃に新人のアメッド・ロサリオが入り、ホゼ・レイエスがベンチに控えるという布陣になっている。ただし、メッツはフローレスを内野のユーティリティとして使いたい意向があり、また、三塁コンバートが予定されているカブレラは三塁よりも二塁でのプレイを希望している。これらを考慮した結果、二塁手よりも三塁手を獲得するほうがチーム事情にフィットするという判断に至ったようだ。

     メッツの内野手補強の候補としてはフレイジャー、ヌニェスのほか、ニール・ウォーカー、ジョシュ・ハリソン(パイレーツ)らの名前が挙がっていたが、「三塁手優先」の方針により、フレイジャーとヌニェスが有力候補として浮上。しかし、ローゼンタールはヤンキースとの再契約が噂されているフレイジャーが、ヤンキースからのオファーを引き上げるためにメッツを利用するのではないかという見解を示しており、昨季27本塁打のスラッガーがメッツに加入するかどうかは不透明な状況である。三塁を中心に、二塁、遊撃、左翼、右翼と多くのポジションを守ることのできるヌニェスが、現時点では最有力候補と言えそうだ。

     また、ローゼンタールはコンディション面に不安があることや、複数年契約を希望していることなどにより、メッツがウォーカーの呼び戻しに消極的であることを報じている。ハリソンについてはトレード交渉に目立った進展はないようだ。

     さらに、メッツは「価格が下がれば」という条件付きではあるものの、ランス・リンやアレックス・カッブといった先発投手の獲得に動く可能性があるという。彼らの獲得に成功すれば、高いポテンシャルを秘めながらも常に故障のリスクを抱えている先発ローテーションの大きな助けとなりそうだ。


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  • 左打ちの外野手を狙うオリオールズ ジェイの獲得に興味

    2018.2.5 11:00 Monday

     主力級の外野手が右打者に偏っているというチーム事情もあり、左打ちの外野手の獲得を模索しているオリオールズ。MASNスポーツによると、昨季打率.296をマークした巧打者のジョン・ジェイが獲得候補の一人として浮上しているようだ。

     2010年にカージナルスでメジャーデビューを果たし、カージナルスで6シーズン、パドレスで1シーズンを過ごしたジェイは、昨季カブスで141試合に出場し、打率.296、2本塁打、出塁率.374、OPS.749をマーク。打率.290以上のシーズンはメジャー8年間で6度目となり、例年通りの安定したパフォーマンスでチームの地区優勝に貢献した。2014年以降は準レギュラー的な位置付けでのプレイが続いており、規定打席に到達したのはカージナルス時代の2013年が最後だが、オリオールズに不足している左打者である点、外野3ポジションを守ることができる点などを考慮しても、オリオールズにフィットする存在と言えるだろう。

     オリオールズは外野のレギュラーに予定されているトレイ・マンシーニ、アダム・ジョーンズ、ジョーイ・リカード、控え外野手のオースティン・ヘイズ、主に指名打者を務めるマーク・トランボがいずれも右打者という状況であり、今オフは左打ちの外野手が補強ポイントの一つとなっていた。カルロス・ゴンザレスやジャロッド・ダイソンといった名前も獲得候補として浮上し、現在はスイッチヒッターではあるものの、メルキー・カブレラの獲得に動く可能性も取り沙汰されている。打線全体を見ても、マニー・マチャド、ジョナサン・スコープ、ティム・ベッカムといった主力級はいずれも右打者であり、左打者は元本塁打王のクリス・デービスと新人捕手のチャンス・シスコくらいしか見当たらないため、左打者を獲得しておきたいところだ。

     ローテーションを任せられる先発投手など、まだ複数の補強ポイントを残しているオリオールズ。スプリング・トレーニングの開始が目前に迫るなか、どのような動きを見せるのか注目だ。


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  • メルキー・カブレラの獲得に数球団が興味を示す

    2018.2.5 10:30 Monday

     外野にベテラン打者を加えようとしている球団が、2012年オールスター・ゲームMVP受賞者の獲得に興味を示しているようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、再契約を検討中のロイヤルズのほか、オリオールズなど数球団がメルキー・カブレラの獲得を検討中だという。

     ヘイマンによると、ロイヤルズ、オリオールズ、マーリンズ、パイレーツといった球団がカブレラの獲得に興味を示している。現在33歳のカブレラは、昨季は7月末までホワイトソックス、その後はロイヤルズでプレイし、合計で156試合に出場。打率.285、17本塁打、85打点、OPS.746をマークするなど、例年通りの堅実な働きぶりで実力健在を印象付けた。スイッチヒッターであり、右腕に対して打率.286、左腕に対して打率.285と相手投手の左右に関わらず安定した成績を残せるのも強み。近年はレフトでの出場が大半を占めているが、ライトを守ることができる点も獲得する球団としてはありがたい(センターを守ったのは2011年が最後)。

     ロイヤルズはライトにホルヘ・ボニファシオ、指名打者にホルヘ・ソレアーが入る布陣が予定されており、実績に乏しい彼らのサポート役としてカブレラとの再契約を検討しているようだ。オリオールズはアダム・ジョーンズ、トレイ・マンシーニ、オースティン・ヘイズ、ジョーイ・リカード、マーク・トランボと主力級の外野手が右打者に偏っているため、左右のバランスを整えるためにカブレラが獲得候補に浮上しているという。マーリンズは現時点で40人枠に登録されている3人の外野手(ルイス・ブリンソン、マグネウリス・シエラ、ブラクストン・リー)がいずれもルーキーであり、実績のある外野手を獲得しておきたいところ。パイレーツはアンドリュー・マカッチェンの放出により、アダム・フレイジャーやジョーダン・ループロウがレフトのレギュラー候補という状況だが、有望株のオースティン・メドウズの昇格も控えており、1~2年程度の契約で「つなぎ役」の獲得に動いてもおかしくない。

     スプリング・トレーニングの開始まであと10日ほどとなったが、「打率.280、15本塁打、75打点」クラスの働きを確実に期待できるカブレラは、冷え込みが目立つ今オフのストーブ・リーグにおいて数少ない注目株の一人となっているようだ。


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  • 38歳のバンヘッケンが目指す16年ぶりのメジャー復帰

    2018.2.4 16:00 Sunday

     メジャーリーグのスプリングトレーニングもすぐそこに迫っている中、FA中の選手たちをはじめ、他国で実績を残した選手もメジャー復帰にむけて所属先を探している。かつて日本球界でもプレーしていたアンディ・バンヘッケンもその1人だ。

     バンヘッケンは2002年にタイガースでメジャーデビューした実績があり、5試合に登板して1勝3敗 防御率3.00だった。その後はメジャーに昇格することができず、アジア球界に活躍の場を求め台湾や韓国、日本と渡り歩いた。韓国で最多勝に輝き、満を持して日本球界にやってきたが、結果を残すことができず、シーズン途中で退団となった。日本を離れた後は再び韓国に戻り、昨年まで先発の一角を担って活躍。そして現在はFAとなりメジャー復帰を目指しているという。

     現在38歳のバンヘッケンについて古巣・タイガースの地元紙「デトロイト・フリープレス」のアンソニー・フレンチ記者は「バンヘッケンは2002年を最後にメジャーのマウンドには立ってはいないが、30代後半に再びその舞台に復帰することを考えていた。彼の希望を実現するには今が絶好の機会だ。自身もぜひその姿を見てみたい」と報道している。

     その報道ではバンヘッケンに海外での豊富な経験と先発としてのスタミナ、そして韓国球界での活躍の原動力となったフォークボールがあるとしており、メジャー復帰の可能性があることを示唆している。2002年の登板後、マイナーから復帰を目指したバンヘッケン。1番昇格に近かったのは2011年で当時はアストロズ3Aで35試合(19先発)に登板し、9勝6敗 防御率3.40だった。

     バンヘッケンは40歳が近くなった今でも「まだ投げたい」とプレーへの情熱は衰えることはない。今オフは多くの選手の移籍先が決まっていない中で彼にもメジャー復帰の可能性は十分にある。果たして復帰への第一歩となる契約を勝ち取ることはできるだろうか。海外で実績を残したベテランの野球人生はまだまだ続く。


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  • レンジャーズがコローンとマイナー契約に向けて話し合い

    2018.2.4 15:00 Sunday

     2月に入り、バッテリー間のスプリングトレーニング開始が近づいている中で去就が決まっていない選手が数多くいる。球界最年長投手であるバートロ・コローンもその1人で移籍先を探している。そんな中でレンジャーズが彼とマイナー契約を結ぼうとしている。

     44歳のコローンは昨年はブレーブスで開幕を迎えるも試合をつくることができず、7月にリリースとなった。その後はツインズに移籍し、8月には完投勝利を挙げるなど復調の兆しをみせていた。昨年の最終成績は28試合に登板して7勝14敗 防御率6.48だった。シーズン終了後はFAとなり、母国・ドミニカ共和国の球場で投球練習を行っている姿が紹介されていた。

     今回の情報はMLB.comのジェシー・サンチェス記者が伝えたものでその報道によると先発投手としてスプリングトレーニングにコローンを参加させようと考えているという。既に今季のローテーションはコール・ハメルズを筆頭にマーティン・ペレスやダグ・フィスター、マット・ムーア、そしてマイク・マイナーと予想されている。そのほか、マット・ブッシュも候補の1人に挙げられており、もしコローンが加入となれば最後の1枠をかけてし烈な競争になる。

     コローンはこれまでリリーフの経験もあることからチームの起用法次第にもよるが、先発とリリーフのスイングマンとしてプレーすることができる。このまま入団が決まればメジャー21年目のシーズンを迎えることができ、あと6勝に迫った中南米出身者の歴代最多勝利数の更新にも挑戦することができる。果たしてコローンは現役を続けることができるのか。今後の動向に注目だ。


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  • オリオールズがブリュワーズとトレードでスサックを獲得

    2018.2.3 17:00 Saturday

     昨年のア・リーグ東地区最下位からの巻き返しを狙うオリオールズは先日、マニー・マチャドが遊撃、ティム・ベッカムが三塁を守ることを決めた。そのほかにも課題となる捕手を補強しなければならない。そこでチームはブリュワーズとのトレードでアンドリュー・スサックを獲得した。

     27歳のスサックはメジャー5年目を迎える捕手でこれまで所属していたブリュワーズでは出場機会に恵まれず2年間で17試合の出場に終わったものの、その前にいたジャイアンツではバスター・ポージーのバックアップとして2014年のワールドシリーズ制覇に貢献した。メジャーでの通算成績は104試合に出場し打率.232 7本塁打 35打点だった。

     現在のオリオールズは昨年の正捕手だったウェリントン・カスティーヨがホワイトソックスに移籍。彼の後を継ぐのはカレブ・ジョセフだと言われており、スサックは彼のバックアップ要員になるとみられている。ジョセフのほかにもチームの有望株であるチャンス・シスコやオースティン・ウィンズも控えているため、チームの正捕手争いはし烈となりそうだ。

     ジャイアンツ時代にバックアップとしてチームに貢献したスサック。今後のスプリングトレーニングの結果にもよるが決して正捕手になれないと決まった訳ではない。トレードで新天地にやってきたということはチームは大きな期待をかけている証拠だ。ぜひ競争を勝ち抜いて満足のいくシーズンを送ってほしい。ちなみに今回のトレードでブリュワーズは金銭を獲得。新たな補強資金としてダルビッシュをはじめ、大物選手の獲得を目指す。


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  • カリビアンシリーズ開幕 開幕戦はキューバがベネズエラに勝利

    2018.2.3 16:00 Saturday

     メジャーリーグではスプリングトレーニングが迫っている中で中南米ではプレーヤーの威信をかけた戦いが行われている。それは「カリビアンシリーズ」というものでメキシコやプエルトリコ、ドミニカ共和国やキューバ、そしてベネズエラの各リーグの優勝チームがラテンアメリカの王座を決める最終決戦に臨んでいる。

     開幕戦はキューバ対ベネズエラの対戦で6対4でキューバが勝利した。試合が動いたのは初回のキューバの攻撃。1番打者は日本でもプレーしていたロエル・サントス。彼の中安をきっかけに3連打でキューバは一挙2点を先制する。対するベネズエラは3回に1点を返すと4回には35歳でマイナー通算155本塁打を誇るルイス・ヒメネスの一発で試合を振り出しに戻した。

     その後、キューバは犠飛で勝ち越しに成功すると7回には2死一・二塁から2者連続適時打で5対2と試合の主導権を握った。ベネズエラも負け時と後半の8、9回には1点ずつを返すも反撃はここまで。8回にダメ押し点を加えたキューバがそのまま逃げ切り初戦をモノにした。ちなみにキューバは日本でプレーするアルフレド・デスパイネが「4番 左翼」でスタメン出場するも初回の打席で一邪飛に終わりベンチに退いている。

     今回のキューバの勝利を支えたのは投手陣の力も大きい。先発は31歳のラサロ・ブランコで本塁打を1本浴びたが、要所を締める投球で6回5被安打2失点の成績を残した。その後は2人の投手でつなぎ、今回登板した投手に勝利、ホールド、セーブの記録がそれぞれついた。ベネズエラは先発が4回で降板すると6人の投手で細かい継投をみせ相手打者の的を絞らせないようにしたが、一歩及ぼず開幕戦を落とした。

     今回のカリビアンシリーズは現地時間2月8日まで行われ、ラテンアメリカの王者を目指して参加チームがしのぎを削る。今回、開幕戦に勝利したキューバは2015年以来の優勝を目指す。果たして頂点に立つのはどこのチームになるだろうか。


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  • ダルビッシュとの交渉難航もダニエルズGM「彼を高く評価している」

    2018.2.3 15:00 Saturday

     2月に入り、バッテリーのスプリングトレーニング開始が近づいている中でFA市場は大きな動きがなく、停滞している。投手の中で1番の注目を集めているダルビッシュ有も去就が決まらずにただ待つことしかできない。複数球団からオファーは届いているものの、交渉がまとまっていない状態だ。

     これまでカブスやツインズが入団有力候補だと言われてきたダルビッシュ。そんな中で最近ではブリュワーズやフィリーズなども獲得競争に参戦したという報道もあり、情報が錯綜している。また、候補の1つに挙げられている彼の古巣・レンジャーズも獲得に乗り出しているがこちらも苦戦を強いられているようだ。先日、MLBネットワークのインタビューの受けたジョン・ダニエルズGMは「まだ我がチームに入団が決まった訳ではない選手についてコメントすることは好きではない」と前置きしながらも「ダルビッシュとは良い関係を築くことができている。彼のグラウンド内外の行動を高く評価している」と太鼓判を押していた。

     レンジャーズは今オフ、投手陣の整備を行っておりマット・ムーアとマイク・マイナー、そしてダグ・フィスターの3人を獲得した。ダルビッシュとの交渉は引き続き行っているとした上で新加入した3投手に支払うお金を計算、分配しなければならないためにダルビッシュとの交渉は簡単なことではないという。オフシーズンの早い段階からダルビッシュ本人にアタック。夕食会を開催して更なる深い関係を築くも入団には至っていない。

     レンジャーズのほかにも複数球団が交渉しているため、これらの球団に勝たなければならない。以前まで所属していたチームという利点を活かし、ダルビッシュのハートを射止めることができるかどうか。交渉は難航しているとはいえ、諦めるのはまだ早い。


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  • カージナルス レイエス復帰後の役割は未定

    2018.2.2 18:30 Friday

     先日発表されたポジション別プロスペクト・ランキングで右腕部門の7位にランクインしたアレックス・レイエス(カージナルス)。トミー・ジョン手術により昨季を全休した右腕に対する評価は依然として高く、カージナルス首脳陣も復帰を心待ちにしている。しかし、その起用法については慎重な議論が続けられているようだ。

     2016年8月にメジャーデビューを果たし、12試合(うち5先発)で4勝1敗1セーブ、防御率1.57の好成績をマークしたレイエスには昨季、先発ローテーションの一角を担うことが期待されていた。しかし2月下旬、変化球を投げた際に「これまで感じたことのない痛み」(本人談)が右肘を襲い、トミー・ジョン手術を受けることに。新人王候補として期待されたシーズンを棒に振ることになってしまった。

     現在、レイエスはすでにフロリダ州ジュピターでトレーニングを行っており、マウンドからの投球練習や打者を相手にした実戦練習にも取り組んでいる。順調にいけば開幕にも間に合いそうな状況だが、カージナルスは有望株右腕の戦列復帰を慎重に進める方針を明確にしており、戦列復帰時期の目標として5月1日が設定されている。ただし、復帰後にどの役割を担うかについてはまだ検討中だ。

     もちろん、カージナルスはレイエスを将来のエース候補と見なしている。レイエス自身も先発希望であることを明言しているが、今季については投球イニング数や登板間隔を厳格に管理する方針だ。ジョン・モゼリアック野球部門社長はレイエスが担う役割について「チーム状況によるだろうね」としつつも、「ブルペンに彼のような投手がいてくれるとありがたい」とリリーバーとしての起用を示唆。2016年のパフォーマンスを考えれば、セットアッパーやクローザーを務めることは十分に可能だろう。また、試合中盤の複数イニングを担い、セットアッパーへの橋渡しをする役割で起用することもできる。最終的には戦列復帰時点でのチーム状況を見ながら判断を下すことになりそうだ。

     「役割が何であれ、僕はチームを助けるためにここにいるんだ」とレイエス。「どこで起用されたとしても、僕は前向きに受け入れるよ。もちろん先発をやりたいけど、チームがポストシーズンに進むことが一番だ。ポストシーズンを戦いたいし、ポストシーズンを戦うチームの一員でありたいと思っているよ」と語る有望株右腕は、3年ぶりのポストシーズン進出を目指すカージナルスにとって必要不可欠な戦力となるはずだ。


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  • レッドソックスの練習場に珍客出現 ブラッドリーJr.がレポート

    2018.2.2 18:15 Friday

     アメリカ現地でも2月となりスプリングトレーニングが徐々に近づいている。全30球団がアリゾナ、またはフロリダに集まりシーズンに向けてし烈な競争が始まろうとしている。レッドソックスのジャッキー・ブラッドリーJr.も新しいシーズンに向けて念入りな調整を行っている。

     彼が所属するレッドソックスはフロリダのフォートマイヤーでスプリングトレーニングを行うことになっている。昨年は地区優勝を果たすもディビジョンシリーズで敗れたこともあって今季に賭ける思いは相当なものだろう。特にブラッドリーJr.は2度に渡る故障のために一昨年より成績を落としてしまった。ちなみにその成績は133試合に出場して打率.245 17本塁打 63打点だった。

     そんな中、チームの練習場になんとワニがやってくるという出来事が起こった。その様子をMLB.comの動画紹介コーナー「Cut4」で紹介されている。ブラッドリーJr.のTwitterにワニのいる様子を投稿。ちょうどボールの近くにそのワニがいたこともあって「ボールを片付けさせないとね」と紹介している。「Cut4」では「このワニはチームの開幕ロースターに入るかもしれない」と面白ろおかしく紹介。予想外の珍客にブラッドリーJr.は驚きと同時に喜んでいるようだった。


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  • 強打者により多くの打席を MLBの最新トレンド

    2018.2.2 17:30 Friday

     球界では伝統的に足の速い選手や小技の上手い選手をラインナップの1番や2番に起用することが多かった。しかし、近年のメジャーリーグではその傾向に変化が見られる。「強打者を上位で起用し、より多くの打席を与えること」が最新のトレンドとなっているようだ。

     300打席以上に出場した野手のうち、最も「wRC+」の値が大きい選手を「チーム内で最高の打者」と定義したとき、1977年は「最高の打者」の打順は1~4番が72%、5~8番が28%という内訳になっていた。しかし、1~4番の割合は年々上昇し、昨季は1~4番が87%、5~8番が13%と、この40年間で実に15%も上昇。昨季の「最高の打者」で5~8番で出場した割合が60%を超えていたのはヨンダー・アロンゾ(アスレチックス)だけだった。

     このように、近年のメジャーリーグでは強打者を打線の上位に起用する傾向が顕著になっている。特に「最高の打者」が2番に起用されるケースが増えており、昨季ではジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)、トミー・ファム(カージナルス)、ジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)、マイク・トラウト(エンゼルス)が2番打者として70試合以上に先発出場した。2014~2017年の4年間では、1番打者&2番打者の平均OPS.747がメジャーリーグ全体の平均OPS.728を大きく上回り、1番や2番は非力な選手が務める打順ではなくなっているのである。

     チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)、ブライアン・ドージャー(ツインズ)、ジョージ・スプリンガー(アストロズ)のように中軸クラスの打力を持った選手がリードオフマンを務めるケースも増え、「1番打者=俊足の選手」といったイメージも崩れつつある。もちろん、ビリー・ハミルトン(レッズ)のように伝統的な傾向に近い1番打者も存在するが、近年のトレンドを見る限りでは、今後も強打者を打線の上位で起用していく流れは加速していきそうだ。「俊足の1番打者」や「小技を使える2番打者」といった伝統的なイメージは、もはや過去のものとなりつつあるようだ。


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