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  • ロイヤルズ復帰の38歳・グレインキー 球団史上最年長の開幕投手に

    2022.3.31 11:04 Thursday

     ロイヤルズのマイク・マシーニー監督は、2022年シーズンの開幕投手をザック・グレインキーが務めることを発表した。グレインキーは38歳168日で開幕戦のマウンドに上がることになり、これは1998年に36歳で開幕投手を務めたティム・ベルチャーの球団史上最年長を大きく更新する。また、グレインキーは2010年にロイヤルズで開幕投手を務めており、メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、同じチームで12年ぶりに開幕投手を務めるのはメジャー新記録だという。

     グレインキーは昨季終了後にアストロズからFAとなり、1年1300万ドルで古巣ロイヤルズと契約。2010年以来12年ぶりの古巣復帰となった。昨季はアストロズで30試合(うち29先発)に登板して171イニングを投げ、11勝6敗、防御率4.16、120奪三振を記録。通算勝利数を219に伸ばして通算投球イニング数も3000の大台を突破(3110イニング)し、通算3000奪三振まであと191に迫っている。開幕投手はロイヤルズ時代に1度、ダイヤモンドバックス時代に3度、昨季アストロズでも務めており、自身6度目となる。

     マシーニー監督によると、グレインキーが正式にロイヤルズと契約するより前、契約交渉のために会った時点でグレインキーに開幕投手を任せることを決めていたという。指揮官はグレインキーに若手が多い投手陣のリーダーとして大きな期待を寄せており、「彼に開幕戦のマウンドに上がってほしい。彼こそ相応しい男なんだ」と全幅の信頼を口にする。

     ロイヤルズの先発投手陣にはブラッド・ケラー(26歳)、ブレイディ・シンガー(25歳)、クリス・ブービッチ(24歳)、カルロス・ヘルナンデス(25歳)、ダニエル・リンチ(25歳)、ジャクソン・コワー(25歳)とグレインキーより一回り以上若い選手がズラリと並ぶ。もはや全盛期のようなパフォーマンスは期待できないグレインキーだが、グレインキーが残す成績以上に、若手投手たちがグレインキーから得るものは多いはずだ。

  • アストロズの開幕投手は左腕・バルデス 大谷翔平との投げ合いへ

    2022.3.31 10:39 Thursday

     アストロズのダスティ・ベイカー監督は今季の開幕ローテーションを発表し、左腕フランバー・バルデスが自身初の開幕投手を務めることになった。開幕カードはエンゼルスとの4連戦であり、バルデスはエンゼルスの開幕投手である大谷翔平と投げ合うことに。なお、エンゼルス4連戦にはバルデス、ジェイク・オドリッジ、ジャスティン・バーランダー、ホセ・ウルキディがこの順番で先発し、オフを1日挟んでダイヤモンドバックスとの開幕5戦目にはルイス・ガルシアが先発予定となっている。

     現在28歳のバルデスは昨季、オープン戦で指を骨折した影響でシーズン最初の2カ月を欠場したものの、22試合に先発して134回2/3を投げ、11勝6敗、防御率3.14、125奪三振を記録。ポストシーズンでは不安定なピッチングが目立ったが、レッドソックスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦では8回3安打1失点という好投を見せ、ワールドシリーズ進出を引き寄せる大きな1勝をマークした。また、2020年のポストシーズンでは4度の先発で3勝1敗、防御率1.88の好成績を残している。

     ベイカー監督は「彼は大舞台に強い投手であり、開幕投手という大役に圧倒されることはないだろう」とコメント。ロックアウトの影響でスプリング・トレーニングが短縮されたことを考慮し、先発投手陣にはしばらくのあいだ、球数制限やイニング制限を設ける予定であり、クリスチャン・ハビアーはロングリリーフ要員としてブルペンで待機する。ランス・マカラーズJr.が屈筋腱を痛めて出遅れており、日本時間4月23日からスタートする34日間で33試合を戦うハードスケジュールの期間は、ハビアーを先発に回して6人制ローテで乗り切る可能性もあるとみられている。

     アストロズは2013年からア・リーグ西部地区に加わったが、低迷したチーム再建期も含め、開幕戦は1度も負けておらず9連勝中。バルデスが大谷との投げ合いを制し、その連勝を10に伸ばすことができるか注目だ。

  • 昨季王者・ブレーブスの開幕投手はフリード 2年連続2度目の大役

    2022.3.31 10:18 Thursday

     21世紀初となるワールドシリーズ連覇を目指す今季のブレーブス。ブライアン・スニッカー監督は、連覇に向けた長い戦いのスタートとなる日本時間4月8日のレッズとの開幕戦のマウンドを左腕マックス・フリードに託すことを決めた。「簡単な決断ではなかった」と指揮官はフリードとチャーリー・モートンの二択で迷ったことを明かしたが、26年ぶりの世界一を決めたワールドシリーズ第6戦で勝利投手となったフリードが2年連続2度目の大役を務めることに。モートンは開幕2戦目に先発する予定だ。

     現在28歳のフリードは、昨季28試合に先発して165回2/3を投げ、14勝7敗、防御率3.04、158奪三振を記録。特に後半戦は「マダックス」(=100球未満での完封勝利)を2度マークするなど、14度の先発で8勝2敗、防御率1.74という素晴らしい成績を残した。ポストシーズンでは打ち込まれる試合もあったものの、地区シリーズとワールドシリーズで1勝ずつを挙げて26年ぶりの世界一に貢献。メジャー5年間で通算40勝18敗(勝率.690)と非常に高い勝率を誇っている。

     スニッカー監督は比較的早い段階で開幕投手の候補をフリードとモートンの2人に絞っていた。「グレッグ・マダックス、トム・グラビン、ジョン・スモルツがいたときと同じようなものだ。どの選択肢を選んでも間違いにはならない」と話していたように、最後の最後まで迷ったようだが、ワールドシリーズ第1戦で右足に打球を受けて骨折したモートンに無理をさせないため、フリードに2年連続2度目の大役を任せることを決めた。

     レイズ時代の2020年に開幕投手を務めた経験があるモートンは開幕2戦目に先発する予定。先発ローテーションの3番手以降にはイアン・アンダーソン、カイル・ライト、ワスカル・イノアが入る見込みだ。26年ぶりの世界一を決めたあと「すべてを出し切ろうと思った」と話していたフリード。ワールドシリーズ連覇に向けた新たなチャレンジがまもなく幕を開ける。

  • 今季最強のブルペンはどのチーム? エンゼルスは6位にランクイン

    2022.3.30 12:36 Wednesday

     日本時間3月30日、メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者は「今季最強の打線トップ10」、「今季最強の先発ローテーショントップ10」に続いて「今季最強のブルペントップ10」を選出する特集記事を公開した。1位は昨季のワールドシリーズ制覇を支えた強力ブルペンにケンリー・ジャンセンとコリン・マクヒューを加えたブレーブス。2位はリアム・ヘンドリックス、クレイグ・キンブレル、ケンドール・グレイブマンを擁するホワイトソックス。今オフ大幅にブルペンを強化したエンゼルスは6位にランクインした。

     カストロビンス記者が選出した「今季最強のブルペントップ10」とその主なメンバーは以下の通り。

    1位:ブレーブス
    ケンリー・ジャンセン(抑え)
    ウィル・スミス(左)
    タイラー・マツェック(左)
    コリン・マクヒュー
    A・J・ミンター(左)

    2位:ホワイトソックス
    リアム・ヘンドリックス(抑え)
    クレイグ・キンブレル
    ケンドール・グレイブマン
    アーロン・バマー(左)
    ジョー・ケリー

    3位:ブリュワーズ
    ジョシュ・ヘイダー(抑え:左)
    デビン・ウィリアムス
    ブルース・スーター(左)
    ブラッド・ボックスバーガー
    ジェイク・カズンズ

    4位:ヤンキース
    アロルディス・チャップマン(抑え:左)
    ジョナサン・ロアイシガ
    チャド・グリーン
    クレイ・ホームズ
    ワンディ・ペラルタ(左)

    5位:ジャイアンツ
    ジェイク・マギー(抑え:左)
    タイラー・ロジャース
    カミロ・ドバル
    ザック・リテル
    ドミニク・リオン

    6位:エンゼルス
    ライセル・イグレシアス(抑え)
    アーロン・ループ(左)
    ライアン・テペラ
    アーチー・ブラッドリー
    マイク・マイヤーズ

    7位:レイズ
    アンドリュー・キトレッジ(抑え)
    JT・シャギワ
    J・P・ファイアーアイゼン
    マット・ウィスラー
    ブルックス・レイリー(左)

    8位:ドジャース
    ブレイク・トライネン(抑え)
    ダニエル・ハドソン
    フィル・ビックフォード
    アレックス・ベシア(左)
    ブルスダー・グラテロル

    9位:ブルージェイズ
    ジョーダン・ロマノ(抑え)
    アダム・シンバー
    ティム・メイザ(左)
    イミ・ガルシア
    トレバー・リチャーズ

    10位:マリナーズ
    ポール・シーウォルド(抑え)
    ドリュー・ステッケンライダー
    ディエゴ・カスティーヨ
    セルジオ・ロモ
    ケン・ジャイルズ

  • マドン監督「ブルペンがPS進出の鍵」 総額9275万ドルの大型補強

    2022.3.30 12:20 Wednesday

     2014年以降7年連続でポストシーズン進出を逃しているエンゼルスだが、ジョー・マドン監督は「ブルペンはかなりよくなったと思っている」と今オフ総額9275万ドルを投じたブルペンの補強に手応えを感じ、「優秀なブルペンなくして成功を収めることはできない」と悲願のポストシーズン進出を実現するうえでブルペンの働きが鍵になるとの見解を示した。球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた2002年はブルペンが快進撃の立役者に。当時ベンチコーチだったマドン監督はその再現を狙っているようだ。

     今オフのエンゼルスは、先発投手陣にノア・シンダーガードとマイケル・ロレンゼンをそれぞれ1年契約で加えたが、補強のメインはブルペンだった。守護神ライセル・イグレシアスと4年5800万ドルで再契約しただけでなく、アーロン・ループと2年1700万ドル、ライアン・テペラと2年1400万ドル、アーチー・ブラッドリーと1年375万ドルで契約。この4人のリリーバーに総額9275万ドルもの資金を投入した。

     世界一に輝いた2002年は、先発投手陣が合計1007回2/3を投げて防御率4.00だったのに対し、ブルペンは合計444回2/3で防御率2.98を記録。クローザーのトロイ・パーシバルを中心に、ベン・ウェバー、ブレンダン・ドネリー、ルー・ポート、スコット・シールズらがブルペンを支え、シーズン終盤には新星フランシスコ・ロドリゲスも登場した。当時の経験を踏まえ、マドン監督はブルペンの重要性をしっかりと認識している。

     前述の4人以外には、昨季後半戦に防御率2.78を記録したマイク・マイヤーズ、昨季デビューして防御率1.77をマークしたオースティン・ウォーレン、25回2/3で38個の三振を奪ったホセ・キハダの開幕メンバー入りが確実。このほかに2~3人を加え、開幕ロースター28枠のうち、9~10枠はリリーフ投手によって占められる見込みだ。

     先発投手陣にも不安が残るものの、マイク・トラウトとアンソニー・レンドンが復活して大谷翔平、ジャレッド・ウォルシュらと強力な上位打線を形成すれば、ある程度の援護は与えられるはず。先発投手陣が持ちこたえた試合を確実にモノにし、勝利を積み重ねていくためには、何よりもブルペンの出来が重要になる。総額9275万ドルの補強が実を結ぶか注目だ。

  • レンジャーズの開幕投手はグレイ 指揮官「そのために契約した」

    2022.3.30 11:45 Wednesday

     レンジャーズのクリス・ウッドワード監督は、2022年シーズンの開幕投手を今オフ新加入した30歳右腕ジョン・グレイに任せることを発表した。グレイはロッキーズ時代の2017~18年にも開幕投手を務めており、自身3度目の大役となる。レンジャーズで同じ投手が2年以上連続で開幕投手を務めたのは、2006~09年のケビン・ミルウッドが最後。それ以降は、コール・ハメルズが2016年と2018年の2度務めているものの、2017年のダルビッシュ有も含め、13シーズン連続で前年と異なる投手が開幕投手を務めることになった。

     グレイは今オフ、ロッキーズからFAとなり、4年5600万ドルの契約でレンジャーズに加入。ウッドワード監督は「彼が開幕投手を務めるのは、チームにとって本当に重要なことだ。そのために彼と契約したのだからね。契約が決まったときから彼がエースになると思っていたし、彼もそう思っている。彼は優秀な投手であり、メジャーの舞台で数々の成功を収めてきた。もっと成長できると思うよ」と新加入の右腕を高く評価した。

     昨季のグレイはロッキーズで29試合に先発して149イニングを投げ、8勝12敗、防御率4.59、157奪三振を記録。投手に不利なクアーズ・フィールドを本拠地とするロッキーズでプレーしながらも2016年から4年連続で2ケタ勝利をマークした実績がある。移籍1年目で開幕投手に指名されたことについては「このチームが僕を信頼してくれているのは嬉しいことだ。若くて優秀な投手がたくさんいるけれど、そのなかで開幕投手を任せてもらえるのはとてもクールだね。開幕戦に投げられるのは嬉しいし、もちろん勝ちたいと思っている」と語った。

     今季のレンジャーズは、グレイ、マーティン・ペレス、デーン・ダニング、テイラー・ハーンの4人が先発ローテーションの1~4番手を担う見込み。5番手をめぐる競争は現在も続いている。グレイは先発ローテーションの柱として「彼は投手陣のリーダーだ」という指揮官からの信頼に応えることができるだろうか。開幕戦は敵地トロントでブルージェイズの強力打線と対戦する。

  • 昨季サイ・ヤング賞のブリュワーズ・バーンズ 自身初の開幕投手に

    2022.3.30 11:21 Wednesday

     ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は、2022年の開幕投手をコービン・バーンズが務めることを発表した。バーンズは昨季サイ・ヤング賞を受賞した好投手であり、開幕投手に指名されるのは当然のように思えるが、カウンセル監督は開幕投手の決定にあたり、全く迷わなかったわけではないという。過去2年間、開幕投手を務めたブランドン・ウッドラフがいるからだ。それでも「サイ・ヤング賞を受賞した投手だからね」とバーンズに自身初の大役を任せることを決定。バーンズはその知らせを「クールなニュース」と表現した。

     現在27歳のバーンズはメジャー4年目の昨季、28試合に先発して167イニングを投げ、11勝5敗、防御率2.43、234奪三振の好成績をマーク。投球イニング数はやや物足りなかったが、開幕から58奪三振連続無四球のメジャー新記録、10者連続三振のメジャータイ記録、守護神ジョシュ・ヘイダーとの継投ノーヒッターなど圧巻のピッチングを続け、最優秀防御率のタイトルを獲得したのに加え、ザック・ウィーラー、マックス・シャーザーらとの争いを制してサイ・ヤング賞に輝いた。

     カウンセル監督によると、バーンズ、ウッドラフ、フレディ・ペラルタ、エイドリアン・ハウザー、エリック・ラウアーの5人が今季の開幕ローテーションを形成。今季のブリュワーズのローテーションはメジャーで1、2を争う強力なメンバーと評価されており、バーンズも「このチームでは、ローテーションの5人のうち、誰が開幕投手になってもおかしくない」と話している。

     わずか3年前、2019年シーズンには防御率8点台という大不振に苦しんだバーンズ。そこから球種別の投球割合を見直し、メンタル面を鍛えなおしてサイ・ヤング賞を受賞する投手へと成長を遂げた。バーンズと同じようなルートを辿った投手として「ロイ・ハラデイが思い浮かぶね」と話すカウンセル監督。「バーンズが急成長を遂げたのは、肉体的に成長したからではない。それ以外の部分をしっかりコントロールできるようになったんだ」と指揮官が評価するバーンズには、ハラデイのような殿堂入りのキャリアを歩む可能性が十分にある。まずは開幕戦での快投に期待したい。

  • レイズの開幕投手は剛球左腕・マクラナハン 「本当に大きな栄誉」

    2022.3.30 10:51 Wednesday

     レイズのケビン・キャッシュ監督は、2022年シーズンの開幕投手を24歳の剛球左腕シェーン・マクラナハンに任せることを発表した。1年前は開幕ロースター入りを逃し、同僚のデービッド・ヘスとともにフロリダ州ベニスのレンタルハウスのソファーでタイラー・グラスノウが先発する開幕戦を見ていたマクラナハンだが、メジャー2年目にして早くも大役を務めることが決定。「大きな意味がある。このチームのクラブハウスやロッカールームにはたくさんの才能が揃っているからね。本当に大きな栄誉だよ」と喜びを口にした。

     マクラナハンは2020年のポストシーズンでメジャーデビューしたが、レギュラーシーズンでの登板は昨季が初めて。メジャー1年目のシーズンは25試合に先発して123回1/3を投げ、10勝6敗、防御率3.43、141奪三振の好成績をマークした。今季のレイズは、コリー・クルーバー、ライアン・ヤーブロー、ドリュー・ラスムッセン、ルイス・パティーニョが先発ローテーションの一角を担うことが予想されているが、24歳のマクラナハンが若きエース左腕としてその先発陣を牽引していく。

    「努力は報われると思う。僕は自分ができると思うことを実現したいという考え方をずっと持っていて、自分ができることを見つけ始めたところだと思う。だから、これからまだまだたくさんのことを実現していきたい」とマクラナハン。開幕戦の相手はオリオールズだが、6歳までボルティモアに住んでいたマクラナハンはオリオールズファン、特にカル・リプケンJr.のファンとして育ったため、オリオールズを相手に務める開幕投手の大役はより一層特別なものとなるだろう。

     マクラナハンは球団史上15人目の開幕投手であり、レイズは4年連続で異なる投手が開幕戦に先発する。24歳345日での大役は、2007年に23歳68日で開幕投手を務めたスコット・カズミアー以来の若さであり、レイズがドラフト指名した投手がレイズの開幕投手を務めるのは、デウォン・ブラゼルトン(2005年)、ジェームス・シールズ(2008~10年、2012年)、デービッド・プライス(2011年、2013~14年)、ブレイク・スネル(2019年)に続いてマクラナハンが5人目だ。

  • ジャイアンツの開幕投手はウェブ 「めちゃくちゃ興奮している」

    2022.3.30 10:25 Wednesday

     ジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督は、2022年シーズンの開幕投手をメジャー4年目の25歳右腕ローガン・ウェブに任せることを発表した。自身初の開幕投手に指名されたウェブは「めちゃくちゃ興奮している。家族もめちゃくちゃ興奮している。楽しみにしていたことだからね。この球団では非常に特別な男たちが開幕投手を務めてきた。自分もその一員だと言うことができるのはとてもクールだね」と大喜び。今季のジャイアンツは2009年以来13年ぶりにホームで開幕戦を戦うだけに、喜びもひとしおだ。

     ウェブはメジャー3年目の昨季、27試合(うち26先発)に登板して148回1/3を投げ、11勝3敗、1ホールド、防御率3.03、158奪三振の好成績をマーク。メジャー最初の2年間はいずれも防御率5点台だったが、目覚ましい成長を遂げ、ドジャースとの地区シリーズでも2度先発して1勝0敗、防御率0.61の快投を見せた。先発ローテーションのメンバーでは最年少だが、キャプラー監督は「たくさんの素晴らしい選択肢のなかから彼が開幕投手に選ばれたのは、チームメイトやコーチングスタッフからの信頼の表れだよ。大役に相応しいと思うし、投手陣のリーダーの1人だからね」と信頼を寄せる。

     今季のジャイアンツは、昨季の先発ローテーションからケビン・ゴーズマンとジョニー・クエトが抜けたものの、アンソニー・ディスクラファーニ、アレックス・ウッドとは再契約を結び、カルロス・ロドン、アレックス・カッブを新たに獲得。ウェブは「球界最高のローテーションになる可能性があると思う。心の底からそう信じているよ」と話している。その中心となるのがウェブであり、ホームで迎える開幕戦を多くの家族に見に来てもらいたいと考えているようだ。

     キャプラー監督は「これはローガン・ウェブにとって最後の開幕投手にはならない。私はそう確信しているよ」とコメント。指揮官が期待するように、自身初の開幕投手が真のエース誕生の第一歩となるか注目だ。

  • 今季最強のローテーションは? 菊池加入のブルージェイズが3位に選出

    2022.3.29 12:12 Tuesday

     日本時間3月29日、メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者は、前日の「今季最強の打線トップ10」に続いて「今季最強の先発ローテーショントップ10」を選出する特集記事を公開した。1位に選ばれたのは、絶対的エースのジェイコブ・デグロムに加え、FAでマックス・シャーザー、トレードでクリス・バシットを獲得したメッツ。カストロビンス記者は「メジャー史上最も完成度の高い先発1・2番手コンビの1つ」と記している。2位はブリュワーズ、3位には菊池雄星が加入したブルージェイズがランクインした。

     カストロビンス記者が選んだ「今季最強の先発ローテーショントップ10」は以下の通り。なお、予想される開幕ローテーションが評価対象のため、故障で開幕に間に合わない投手は除外されている。

    1位:メッツ
    ジェイコブ・デグロム
    マックス・シャーザー
    クリス・バシット
    カルロス・カラスコ
    タイワン・ウォーカー

    2位:ブリュワーズ
    ブランドン・ウッドラフ
    コービン・バーンズ
    フレディ・ペラルタ
    エリック・ラウアー(左)
    エイドリアン・ハウザー
    アーロン・アシュビー(左)

    3位:ブルージェイズ
    ホセ・ベリオス
    ケビン・ゴーズマン
    柳賢振(左)
    アレック・マノア
    菊池雄星(左)

    4位:ホワイトソックス
    ルーカス・ジオリト
    ランス・リン
    ディラン・シース
    ダラス・カイケル(左)
    マイケル・コペック

    5位:アストロズ
    ジャスティン・バーランダー
    フランバー・バルデス(左)
    ルイス・ガルシア
    ホセ・ウルキディ
    クリスチャン・ハビアー/ジェイク・オドリッジ

    6位:ジャイアンツ
    ローガン・ウェブ
    カルロス・ロドン(左)
    アンソニー・ディスクラファーニ
    アレックス・ウッド(左)
    アレックス・カッブ

    7位:ドジャース
    ウォーカー・ビューラー
    クレイトン・カーショウ(左)
    フリオ・ウリアス(左)
    トニー・ゴンソリン
    アンドリュー・ヒーニー(左)

    8位:ブレーブス
    マックス・フリード(左)
    チャーリー・モートン
    イアン・アンダーソン
    カイル・ライト
    ワスカル・イノア

    9位:ヤンキース
    ゲリット・コール
    ジョーダン・モンゴメリー(左)
    ルイス・セベリーノ
    ネストル・コルテス(左)
    ジェイムソン・タイオン

    10位:フィリーズ
    ザック・ウィーラー
    アーロン・ノラ
    レンジャー・スアレス(左)
    カイル・ギブソン
    ザック・エフリン

  • 40歳・ウェインライト 今季限りでの現役引退を示唆も明言は避ける

    2022.3.29 10:44 Tuesday

     ヤディアー・モリーナとアルバート・プーホルスが今季限りでの現役引退を表明した一方で、アダム・ウェインライトは彼らと同時に引退することを示唆しながらも明言を避けている。開幕投手最有力候補のウェインライトは「どこに行っても引退のことを言われるけれど、僕は明言したことはない。最後の年になるかもしれないとは言うけれど、記録に残す形で明言するつもりはないよ」とコメント。「今もいいピッチングができているし、投げたい球を投げることができているからね」とコンディションへの手応えも口にした。

     プホルスのカージナルス復帰が決まり、11年ぶりにプホルスとともにプレーすることになったウェインライトだが、再び一緒にプレーする日が来るとは想像していなかったようだ。「彼は(2011年にエンゼルスと)長期契約を結んだ。それでキャリアを終えると思っていたんだ」とウェインライト。「彼がエンゼルスと契約したことを知ったとき、たしか僕は地元のゴルフ場にいたんじゃないかな。人生が変わった瞬間だったよ。彼が戻ってきてくれて嬉しいね」とプホルスの復帰を喜んだ。

     ウェインライトは今季、モリーナとの通算先発バッテリー試合数のメジャー記録更新まであと21試合に迫っている。球団史上12度目のワールドシリーズ制覇とともに、このメジャー新記録樹立が大きな目標となっており、「どうなるかは誰にもわからない。ワールドシリーズを制覇して、ヤディとともに(先発バッテリー試合数の)記録を更新したら引退しようかな」と笑いながら言った。

     引退については「正式に決めるまで口にしたくないだけ」だという。「子供たちに子犬を買ってあげたいと思っているし、もっと多くの時間を一緒に過ごしたいとも思っている」と家族のことを考えつつも「今もいいピッチングができているし、投げたい球を投げることができている。高いレベルでプレーできていると思うから、今はまだ引退を宣言するつもりはないんだ」と語る。39歳のモリーナ、40歳のウェインライト、42歳のプホルス。11年ぶりに顔を揃えた彼らの2022年シーズンにはどんなエンディングが待っているのだろうか。

  • ツインズが右腕・アーチャーを獲得 先発5番手候補として期待

    2022.3.29 10:19 Tuesday

     日本時間3月29日、ツインズはレイズからFAとなっていた先発右腕クリス・アーチャーを獲得したことを発表した。契約条件は1年350万ドル+相互オプション1年で、今季の年俸が275万ドル、来季は1000万ドルの相互オプション(またはバイアウト75万ドル)。また、先発登板数や3イニング以上を投げた登板数に応じた出来高が設けられており、アーチャーは今季最大950万ドルを得ることができるという。よって、ツインズはアーチャーを先発5番手候補、もしくはオープナーの次を担うロングリリーフ要員として考えているとみられる。

     現在33歳のアーチャーは、2014~17年の4シーズンで2ケタ勝利とシーズン200奪三振を各3度マークするなど、レイズのエースとして活躍。2015年と2017年にオールスター・ゲーム選出を果たし、2015年はサイ・ヤング賞投票で5位にランクインした。ところが、タイラー・グラスノウ、オースティン・メドウズ、シェーン・バズとのトレードでパイレーツへ移籍したあとは思うような活躍ができず、2020年は胸郭出口症候群の手術を受けて全休。レイズに復帰した昨季も故障に悩まされ、わずか6試合の登板に終わった(1勝1敗、防御率4.66)。

     ツインズはソニー・グレイ、ディラン・バンディ、ジョー・ライアン、ベイリー・オバーに次ぐ先発5番手が空席となっており、アーチャーがその役割を担うとみられる。ジョシュ・ワインダー、ジョーダン・バラゾビック、ドリュー・ストロットマン、コール・サンズ、シメオン・ウッズ・リチャードソンといった若手有望株も控えているが、ひとまずアーチャーを先発5番手に据えてシーズンをスタートすることになりそうだ。

     アーチャーのほかにも、カルロス・コレア、グレイ、ジョー・スミス、ゲーリー・サンチェス、ジオ・ウルシェラを獲得するなど、ロックアウト終了後に積極的な動きを見せたツインズ。地区2連覇を達成した2020年から一転、昨季は地区最下位に沈んだが、ポストシーズン出場枠が拡大されたこともあり、最下位からのポストシーズン返り咲きを目指している。

  • 今季限りでの引退を表明しているモリーナ プホルス復帰に大喜び

    2022.3.29 10:00 Tuesday

     アルバート・プホルスのカージナルス復帰に大きな役割を果たしたと言われているのがヤディアー・モリーナだ。今季限りでの現役引退を表明している名捕手・モリーナは、相棒のアダム・ウェインライトとともにプホルスに対してカージナルス復帰をプッシュしていたことが報じられている。また、モリーナは「プホルスと一緒に引退したい」との望みを叶えるため、オーナーサイドにも働きかけを行っていたようだ。ウェインライトも明言こそしていないものの今季がラストイヤーとなる可能性が高く、レジェンド3人の「ラストダンス」がいよいよスタートする。

     プホルスのカージナルス復帰を誰よりも喜んでいるモリーナだが、当初は「野球のビジネス上の都合」で現役ラストイヤーをプホルスとともに過ごすのは難しいと考えていた。「でも、数週間くらい前から『ひょっとするとチャンスがあるかもしれない』と思うようになったんだ」とモリーナ。DH候補として期待された若手選手たちは、いずれもオープン戦で思うような成績を残せておらず、DH候補として32歳の左打者コリー・ディッカーソンが新加入。となれば、ディッカーソンとプラトーン起用する右打者も必要であり、モリーナが「プホルス復帰のチャンスが出てきた」と考えたのは当然と言えるだろう。

     2011年終了後にプホルスが退団してからも定期的に連絡を取り合っていたというモリーナは、今オフもプホルスと2回ほど話をする機会があった。そして、最終的には11年ぶりのカージナルス復帰が実現。「アルバートのような選手がチームにいるのは、彼がクラブハウスにもたらしてくれるものを考えると、素晴らしいことだ。彼は戻ってくることができて喜んでいるし、すべてが上手くいって僕も嬉しいよ」とプホルスの復帰を誰よりも喜んでいる。

     もちろん、モリーナは現役最終年の思い出作りのためにプホルスを呼び寄せたわけではない。「僕たちの頭のなかには、ただ1つの目標がある。もう1度、一緒にワールドシリーズを制覇することだ」とモリーナは言う。プホルスがカージナルスでプレーした最後のシーズンである2011年を最後にワールドシリーズ制覇から遠ざかっているカージナルス。モリーナ、プホルス、そしてウェインライトは再会を喜びつつも、球団史上12度目のワールドシリーズ制覇というただ1つの目標だけを目指している。

  • 単なる思い出作りではないプホルス復帰 強打と豊富な経験に期待

    2022.3.29 09:33 Tuesday

     アルバート・プホルスのカージナルス復帰にノスタルジアを感じる人は多いだろう。もちろん、現役最後の1年を古巣・カージナルスでプレーすることにその要素があることは否めない。とはいえ、カージナルスは単なる思い出作りのためにプホルスを獲得したわけではない。昨季ドジャース移籍後に健在であることを示した強打、そしてメジャー21年のキャリアを誇る豊富な経験がチームにとって有益であると判断したからこそ獲得に動いたのだ。プホルスより年下のオリバー・マーモル監督はDHや代打要員として期待しているようだ。

     開幕まで2週間を切ったタイミングで入団が決まったプホルスだが、マーモル監督は日本時間4月8日に本拠地ブッシュ・スタジアムで迎えるパイレーツとの開幕戦にプホルスが「問題なく間に合うと思う」との見解を示した。当初は複数の若手選手をDHで併用し、出場機会を与える方針だったカージナルス。ところが、ロックアウトが終了してからコリー・ディッカーソンとプホルスを獲得し、その方針は完全に変更された。マーモル監督は「DHをやったことがない選手がDHで活躍するのはタフな仕事だ。ベテランの存在感やDHの経験値という点においてプホルスの加入は必ず役に立つ」と語っている。

     プホルスは昨季、エンゼルスでの24試合で打率.198、5本塁打、OPS.622と低迷し、5月に解雇された。しかし、ドジャース移籍後は85試合で打率.254、12本塁打、OPS.759と成績がアップ。マーモル監督が「彼にはまだ何かが残されている」と話したように、全盛期ほどではないものの、依然として強打は健在だ。左腕に対して打率.294、13本塁打、OPS.939、代打でも打率.359、2本塁打、OPS.908の好成績を残しており、今季の主な役割を考えれば、これらの数字はカージナルスにとって非常に心強い。

     マーモル監督はメジャー最年少の35歳だが、今季はプホルス、アダム・ウェインライト、ヤディアー・モリーナと自分より年上のレジェンド3人が自軍でプレーすることになる。モリーナが今年7月に40歳の誕生日を迎えるため、カージナルスには40代の選手が3人在籍することになるが、これはカージナルスではオジー・スミス、デニス・エカーズリー、リック・ハニカットの3人が在籍していた1996年以来のことだ。

     マーモル監督は「プホルスのような選手が加わることは、彼自身のスキルだけでなく、彼がクラブハウスにもたらしてくれるものという点でも極めて重要だ。彼のことは本当に尊敬している。いい友人であり、いいリーダーであり、物事を正しく行う人だ。彼がクラブハウスにもたらすものは他の追随を許さない」とプホルスの豊富な経験に大きな期待を寄せる。昨季のドジャースでもそうであったように、プホルスがチームにもたらすものは見た目の成績よりもはるかに大きいのである。

  • 11年ぶりカージナルス復帰のプホルス 今季限りでの現役引退を表明

    2022.3.29 08:59 Tuesday

     日本時間3月29日、カージナルスはアルバート・プホルスと1年契約を結んだことを正式に発表し、入団記者会見が行われた。カージナルスでプレーした2001年からの11年間にチームを2度のワールドシリーズ制覇へ導き、3度のナ・リーグMVPに輝いた名打者は、今季が現役最後のシーズンになる予定であることを明言。今季限りで名捕手ヤディアー・モリーナとともにユニフォームを脱ぐことが確実となった。なお、契約条件は球団から発表されていないが、1年250万ドルであることが報じられている。

     現在42歳のプホルスは、21年間のメジャー生活で通算2971試合に出場して3301安打、打率.297、679本塁打、2150打点、OPS.919を記録。特にカージナルスでプレーしたメジャーデビューからの11年間は驚異的な活躍を見せ、10年連続で打率3割、30本塁打、100打点をクリアするなど、打率.328、445本塁打、1329打点、OPS1.037の大活躍でシルバースラッガー賞6度、ゴールドグラブ賞2度、オールスター・ゲーム選出9度といった輝かしい実績を残した。

     カージナルスには不動の正一塁手としてポール・ゴールドシュミットがいるため、通算700本塁打まであと21本に迫っているプホルスは、主に対左腕用のDH、もしくは代打の切り札として起用される見込み。ジョン・モゼリアック編成本部長は当初、ノーラン・ゴーマン、ラーズ・ヌートバー、フアン・イェペスといった若手選手たちにDHでの出場機会を争わせる方針を明らかにしていたが、左打者のコリー・ディッカーソンとのプラトーンでプホルスの経験を生かす方向にシフトしたようだ。

     2度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げた2011年シーズン終了後にFAとなったプホルスは、10年2億4000万ドルの大型契約でエンゼルスへ移籍。しかし、エンゼルスではカージナルス時代のような活躍はできず、通算600本塁打、3000安打、2000打点といった節目の記録には到達したものの、オールスター・ゲーム選出1度を実績に加えたのみだった。10年契約を全うすることなく、昨年5月に解雇。その後、ドジャースと契約し、昨季は2球団合計で109試合に出場して17本塁打を放った。

     チームを2011年以来11年ぶりのワールドシリーズ制覇に導くためにセントルイスに戻ってきたプホルス。以前から「一緒に引退したい」と話していたモリーナとともに現役ラストイヤーを過ごすことになったが、彼らの輝かしいキャリアはどんなエンディングを迎えるのだろうか。球史に残る名打者のラストシーズンがまもなく幕を開ける。

  • プホルスが11年ぶりにカージナルス復帰へ 1年契約で合意との報道

    2022.3.28 13:29 Monday

    「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」のデリック・グールド記者によると、カージナルスはドジャースからFAとなったアルバート・プホルスと1年契約を結ぶことで合意したようだ。グールド記者は身体検査後に契約成立が正式発表される見込みであることを伝えている。プホルスはカージナルスをワールドシリーズ制覇に導いた2011年シーズン終了後にFAとなり、エンゼルスへ移籍。ドジャースを経て、11年ぶりにカージナルスへ復帰することになった。

     現在42歳のプホルスは昨季エンゼルスとドジャースで合計109試合に出場して打率.236、17本塁打、50打点、OPS.717を記録。17本塁打中13本は左腕から放ったものであり、対左腕に限れば打率.294、OPS.939という好成績を残していた。目標とする通算700本塁打まであと21本、ハンク・アーロンが持つ歴代最多打点記録の更新まではあと148打点に迫っている。

     カージナルスは名捕手ヤディアー・モリーナが今季限りでの現役引退を表明しており、アダム・ウェインライトも女房役のモリーナとともにユニフォームを脱ぐ可能性が高いとみられている。その節目のシーズンにプホルスを呼び戻すことになった。対左腕用のDHや代打要員が主な役割になることが予想されているが、「レジェンド」の再集結により、モリーナの現役ラストイヤーは大いに盛り上がりそうだ。

    【追記】メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者は、カージナルスとプホルスが1年250万ドルで合意したことを伝えている。

  • 今季の最強打線はどのチーム? MLB公式サイトがトップ10を選出

    2022.3.28 12:20 Monday

     メジャーリーグの2022年レギュラーシーズンの開幕が近付いてきた。メジャーリーグ公式サイトでも開幕に向けて様々な特集が組まれており、アンソニー・カストロビンス記者は各球団の開幕予想スタメンをもとに「2022年の最強打線トップ10」を選出する特集記事を公開。1位にはフレディ・フリーマンを獲得したドジャースが選ばれた。大谷翔平が所属するエンゼルスは10位にランクイン。「マイク・トラウトとアンソニー・レンドンが健康なら強力な上位打線カルテットが誕生し、トップ10入りを正当化できるだろう」と記されている。

     カストロビンス記者が選出した「2022年の最強打線トップ10」は以下の通り。

    1位:ドジャース
    (右)ムーキー・ベッツ
    (一)フレディ・フリーマン
    (遊)トレイ・ターナー
    (二)マックス・マンシー
    (捕)ウィル・スミス
    (三)ジャスティン・ターナー
    (中)コディ・ベリンジャー
    (左)クリス・テイラー
    (指)AJ・ポロック

    2位:ブルージェイズ
    (中)ジョージ・スプリンガー
    (遊)ボー・ビシェット
    (一)ブラディミール・ゲレーロJr.
    (指)テオスカー・ヘルナンデス
    (三)マット・チャップマン
    (左)ルルデス・グリエルJr.
    (二)キャバン・ビジオ
    (捕)ダニー・ジャンセン
    (右)ライメル・タピア

    3位:ホワイトソックス
    (遊)ティム・アンダーソン
    (三)ヨアン・モンカダ
    (一)ホセ・アブレイユ
    (左)エロイ・ヒメネス
    (捕)ヤスマニ・グランダル
    (中)ルイス・ロバート
    (右)アンドリュー・ボーン
    (指)ギャビン・シーツ
    (二)ジョシュ・ハリソン

    4位:ブレーブス
    (左)エディ・ロサリオ
    (遊)ダンズビー・スワンソン
    (一)マット・オルソン
    (指)マーセル・オズナ
    (三)オースティン・ライリー
    (二)オジー・オルビーズ
    (中)アダム・デュバル
    (捕)トラビス・ダーノウ
    (右)アレックス・ディッカーソン

    5位:ヤンキース
    (一)アンソニー・リゾ
    (右)アーロン・ジャッジ
    (左)ジョーイ・ギャロ
    (指)ジャンカルロ・スタントン
    (三)ジョシュ・ドナルドソン
    (二)グレイバー・トーレス
    (中)アーロン・ヒックス
    (遊)アイザイア・カイナーファレファ
    (捕)カイル・ヒガシオカ

    6位:レッドソックス
    (中)キケ・ヘルナンデス
    (二)トレバー・ストーリー
    (三)ラファエル・デバース
    (遊)ザンダー・ボガーツ
    (指)J・D・マルティネス
    (左)アレックス・バードゥーゴ
    (一)ボビー・ダルベック
    (右)ジャッキー・ブラッドリーJr.
    (捕)クリスチャン・バスケス

    7位:フィリーズ
    (左)カイル・シュワーバー
    (捕)J・T・リアルミュート
    (右)ブライス・ハーパー
    (指)ニック・カステヤーノス
    (一)リース・ホスキンス
    (遊)ディディ・グレゴリアス
    (二)ジーン・セグーラ
    (三)アレック・ボーム
    (中)マット・ビアーリング

    8位:アストロズ
    (二)ホセ・アルトゥーベ
    (左)マイケル・ブラントリー
    (三)アレックス・ブレグマン
    (指)ヨーダン・アルバレス
    (一)ユリ・グリエル
    (右)カイル・タッカー
    (中)チャス・マコーミック
    (遊)ジェレミー・ペーニャ
    (捕)マーティン・マルドナード

    9位:レイズ
    (二)ブランドン・ラウ
    (遊)ワンダー・フランコ
    (左)ランディ・アロザレーナ
    (指)オースティン・メドウズ
    (三)ヤンディ・ディアス
    (一)崔志萬(チェ・ジマン)
    (捕)マイク・ズニーノ
    (中)ケビン・キアマイアー
    (右)マニュエル・マーゴ

    10位:エンゼルス
    (指)大谷翔平
    (中)マイク・トラウト
    (三)アンソニー・レンドン
    (一)ジャレッド・ウォルシュ
    (捕)マックス・スタッシ
    (左)ブランドン・マーシュ
    (右)ジョー・アデル
    (遊)アンドリュー・ベラスケス
    (二)デービッド・フレッチャー

  • ナンバー1二塁手・マルテ Dバックスと5年7600万ドルで契約延長

    2022.3.28 11:01 Monday

     毎年恒例の「MLBネットワーク」によるポジション別選手ランキングで二塁手部門の1位に選出されたケテル・マルテがダイヤモンドバックスと5年7600万ドル+球団オプション1年の契約延長で合意したようだ。現在28歳のマルテは、2018年3月にダイヤモンドバックスと5年2400万ドル+球団オプション2年の契約を結んでいたが、今回の契約延長によって2年分の球団オプションが予定とは異なる金額で保証され、さらに2027年まで3年分の契約が新たに追加されるという。

     2016年11月にザック・カーティス、ミッチ・ハニガー、ジーン・セグーラとのトレードでタイワン・ウォーカーとともにマリナーズからダイヤモンドバックスへ移籍したマルテは、2017年の後半戦にレギュラー定着を果たし、それを見たダイヤモンドバックスは5年2400万ドル+球団オプション2年の契約延長を与えた。2018年は自己最多の153試合に出場して14本塁打を放ち、2019年には打率.329、32本塁打、92打点、OPS.981と大ブレイク。短縮シーズンの2020年はやや成績を落とし、昨季はハムストリングの故障に悩まされて90試合のみの出場ながら打率.318、14本塁打、50打点、OPS.909をマークした。

     マルテの今季の年俸は840万ドル。来季は1100万ドル、2024年は1300万ドルの球団オプションとなっていたが、今回の契約延長により、予定とは異なる金額で2年分のオプション行使が保証されるという。そのうえで32歳のシーズンまで3年分の契約を新たに追加。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は、今回の契約延長でマルテが新たに得る金額を5100万ドルと伝えている。また、「アリゾナ・リパブリック」のニック・ピエコロ記者によると、2028年の球団オプションも付属しているようだ。

     なお、2019年以降の3シーズンは二塁と中堅を兼任していたマルテだが、トーリ・ロブロ監督はハムストリングの故障の影響で中堅での守備指標が悪化していたことを考慮し、今季はマルテを正二塁手に固定する方針を明らかにしている。

  • エンゼルス・大谷翔平は1番打者として開幕へ マドン監督が明言

    2022.3.28 10:38 Monday

     大谷翔平(エンゼルス)はオープン戦に1番打者として出場を続けているが、日本時間3月28日、エンゼルスのジョー・マドン監督は大谷がチームの1番打者として2022年シーズンの開幕を迎える予定であることを明らかにした。1番打者を務めるのは大谷にとって新しいことではなく、昨季も1番打者として23試合に出場。マドン監督は「私は彼が1番を打つのが好きなんだ。彼にとってベストの打順だと思う。打線全体で彼をプロテクトしていきたい」と語っており、大谷の打力をフルに生かすための打線が組まれることになりそうだ。

     昨季の大谷は1番打者として23試合、2番打者として117試合、3番打者として6試合にスタメン出場。打順別のOPSでは2番打者としての出場時(.976)が最も高かったが、1番打者としても打率.272、6本塁打、10打点、5盗塁、出塁率.388、OPS.931の好成績を残した。パワーとスピード、さらには選球眼も兼ね備えた超攻撃型のリードオフマンとして、他球団にとって大きな脅威となるに違いない。

     大谷に左のリリーフ投手をぶつけられにくくするため、2番と3番にはマイク・トラウトとアンソニー・レンドンが入ることが予想される。これにより、もし大谷に対してリリーフ左腕を起用した場合、その投手はイニングが終了した場合を除き、スリーバッター・ミニマムのルールに従い、トラウトとレンドンとも対戦しなければならない。また、4番にはジャレッド・ウォルシュが入り、大谷の前の打順となる9番はデービッド・フレッチャーが打つことになりそうだ。

     マドン監督は「スリーバッター・ミニマムを頭に入れておく必要がある。左、右、左、右という打順をよく組んでいたけれど、スリーバッター・ミニマムを考慮した結果、違う方法で打順を組むことにしたんだ」とコメント。大谷にリリーフ左腕をぶつけられることを避けるためには、大谷の前後2人ずつは右打者が好ましいというわけだ。おそらく、2番トラウト、3番レンドン、9番フレッチャーに加えて8番にも右打者が入ることになるだろう。

     すでに開幕投手を務めることが決まっている大谷。「1番・投手」で日本時間4月8日、アストロズとの開幕戦に臨む。

  • ベリンジャーの復調を信じるドジャース オープン戦は20打席14三振

    2022.3.28 09:45 Monday

     各媒体が今季のバウンスバック候補に挙げるコディ・ベリンジャー(ドジャース)だが、オープン戦では苦しい日々が続いている。ここまで7試合に出場して20打席に立ち、出塁できたのは4度だけ(3安打と1四球)。実に14個もの三振を喫し、三振の割合が70%に達しているのだ。2019年にMVPを受賞したベリンジャーは、そこから2年連続で大幅に成績が悪化。昨季は9月に打撃フォームの修正を行い、ポストシーズンでは打率.353と好成績を残したものの、現在は再び結果が出ずに苦しんでいる。

     昨年9月以降の打撃フォームをそのまま維持することが最も楽な選択肢だったのかもしれない。ところが、ベリンジャーはオープン戦が始まると、以前の打撃フォームに戻した。なぜそうする必要があったのか。「肩も身体も昨年のポストシーズンのときより状態がよくなっている。過去に多くの成功を収めたフォームに快適さを感じているんだ。過去のフォームを取り戻すことが大事なんだよ」とベリンジャー。昨年9月の打撃フォーム修正は、あくまでも状態がよくないなかでの苦肉の策。身体の状態がよくなった今、以前のフォームを取り戻すために試行錯誤しているというわけだ。

    「出ている結果が示すよりも状態はいい」と楽観的に語るベリンジャーだが、デーブ・ロバーツ監督は「彼はときどき、自分の能力を信用するよりも、打撃メカニクスに関する科学にとらわれてしまうことがある」と心配を口にする。様々なデータに囲まれている現代の選手らしい状況と言えるだろう。ロバーツ監督は今のところ、ベリンジャーから正中堅手の座を剥奪することは考えていないようだが、シーズン開幕後も現在の不振が長引くようであれば、再考せざるを得ないときが来るかもしれない。

     ベリンジャーとドジャースは、依然として「事態はすぐに好転するはずだ」と信じている。日本時間4月9日に迎えるロッキーズとの開幕戦まで、まだ2週間近い時間がベリンジャーには残されている。2019年に1.035を記録したOPSはわずか2年で半分(昨季OPS.542)になってしまった。果たして、ベリンジャーはチームの信頼に応え、強打を取り戻すことができるのだろうか。

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