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  • カブス・モローの故障が再発 今季中の戦列復帰は絶望的に

    2019.8.22 11:45 Thursday

     右腕の故障により開幕から故障者リスト入りが続いているブランドン・モロー(カブス)が、戦列復帰を果たせないまま今季を終えることが確実となった。日本時間8月22日、カブスのセオ・エプスタイン野球部門社長は、故障の再発によりモローの今季が終了したことを発表。一時はアリゾナ州の球団施設で打者と対戦する段階まで達していたモローだが、戦列復帰を果たすことはできなかった。

     エプスタインによると、モローは日本時間8月27日にニール・エラトラシュ医師(大谷翔平のトミー・ジョン手術を担当)の診察を受ける予定になっているという。エプスタインは、モローが故障からの回復に向け、何らかの手術を受ける可能性が高いと考えているようだ。

     2017年にドジャースで45試合に登板して防御率2.06の好成績をマークし、2年2100万ドルの好条件でカブスに加入したモローは、昨季前半戦はクローザーとして活躍し、35試合に登板して22セーブ、防御率1.47をマーク。しかし、昨年7月15日(現地時間)のパドレス戦で登板したのを最後に、カブスのユニフォームを着て再びメジャーのマウンドに立つことはなかった。来季の契約は年俸1200万ドルの球団オプションとなっているが、カブスはバイアウト300万ドルを支払ってモローとの契約を解除することになるだろう。

     エプスタインは「彼は(健康な状態で)登板できれば、ハイレベルなパフォーマンスを見せてくれることはわかっていた。実際に、昨季の前半戦は期待通りだったんだ」とコメント。そして、「故障歴のある選手と契約するときは、いつだってリスクが付きまとう」と語り、2年契約で迎え入れたモローが半年しか稼働できなかったことを受け入れた。

     また、モローについては「彼は戦列復帰のために、一生懸命努力していた。いろんな治療法を試していたけど、どれも彼の故障を完治させるには至らなかったんだ。今季、彼が全くチームに貢献できなかったのは本当に残念だよ」と語り、戦列復帰のための努力を称えていた。

  • ロッキーズ・グレイ 左足の疲労骨折で今季終了へ

    2019.8.22 11:05 Thursday

     日本時間8月22日、ロッキーズは今季ここまで11勝をマークしている先発右腕、ジョン・グレイを左足の疲労骨折により60日間の故障者リストに登録したことを発表した。レギュラーシーズンは残り60日を切っており、今回の措置はグレイの今季が終了したことを意味する。なお、来季の開幕には間に合う見込みとなっている。

     グレイは、2017年にも左足の疲労骨折を経験している。左足に痛みを感じたグレイは、大きな故障ではないことを確認するため、数日前にレントゲン検査を受けた。その結果、今回も左足を疲労骨折していることが判明し、ただちに今季終了となってしまった。

     グレイは「(左足に)痛みを感じて、その痛みがなかなか取れなかったんだ。2年前と同じような感じだったよ」とコメント。「痛み自体は前回ほどではなかったんだけど、大した問題ではないことを確認するために検査をしてもらったんだ。その結果、疲労骨折が判明したというわけさ」と無念さを滲ませた。

     グレイによると、日本時間8月9日のパドレス戦で登板した際に、左足に痛みを感じていたという。その日は左足首痛により6回途中でマウンドを降りたが、次の登板となった日本時間8月17日のマーリンズ戦では8回無失点の快投で今季11勝目をマーク。そこから一転、今季終了の重傷が発覚するとは思ってもいなかったようだ。

     防御率5.12に終わった昨季から盛り返し、今季はここまで26試合(うち25先発)に登板して11勝8敗、防御率3.84をマークしていたグレイだが、ロッキーズはレギュラーシーズンの残り40日間ほどを、この先発右腕を欠いて戦うことになる。勝率リーグワースト3位に沈むなど、今季は苦しい戦いが続いているロッキーズだが、グレイの離脱によりポストシーズン進出の望みは完全に絶たれたと言っても過言ではないだろう。バド・ブラック監督は「個人的な感情を言わせてもらうと、(グレイの離脱は)本当に残念だよ」と落胆した様子で話していた。

  • TJ手術からの復帰へ ジャイアンツ・クエイトがAAA級昇格

    2019.8.22 10:40 Thursday

     昨年8月に受けたトミー・ジョン手術からの戦列復帰を目指しているジョニー・クエイト(ジャイアンツ)が、戦列復帰に向けての最終ステップに突入した。日本時間8月22日、ジャイアンツはクエイトをA+級サンノゼからAAA級サクラメントへ昇格させる予定であることを発表。AAA級で最低2試合のリハビリ登板を行い、メジャー昇格の可否が判断される見込みとなっている。

     レッズ時代の2012年に19勝、2014年に20勝、ジャイアンツ加入1年目の2016年に18勝をマークするなど、通算125勝の実績を誇る先発右腕が、9月にもジャイアンツの先発ローテーションに戻ってくる可能性が出てきた。クエイトは、トミー・ジョン手術から1年が経過した今年8月に入ってからマイナーでのリハビリ登板を開始し、ルーキー級で2試合、A+級で2試合に先発。A+級での2度目の登板となった日本時間8月21日の試合では、球数が60球に制限されるなか、予定通りに60球(うちストライク43球)で4回1/3を投げ、被安打4、奪三振3、与四球1、失点5(自責点4)という内容でマウンドを降りた。

     ジャイアンツのブルース・ボウチー監督は「彼は昨日4回1/3を投げて、今日も体調は良いみたいだね。月曜日(日本時間8月27日)には(AAA級の)サクラメントで投げる予定だよ」とコメント。クエイトがA+級でのリハビリ登板を終えて、メジャー復帰に向けての最終ステップとなるAAA級でのリハビリ登板を開始する予定であることを明言した。

     さらに、ボウチーは「私はメディカル・スタッフを信頼している。今回のリハビリのプランは、メディカル・スタッフが立てたものであり、私はそれに口を挟むつもりはない。リハビリが終わりに近付くにつれて、戦列復帰の準備が整っているかを慎重に判断する必要が出てくるけど、治療やリハビリに関して、私はメディカル・スタッフを全面的に信頼しているよ」と語り、メディカル・スタッフからのゴーサインが出た段階で、クエイトをメジャーに昇格させる方針であることを明らかにした。

  • ドラフト全体1位指名・ラッチマンがA級デルマーバに昇格

    2019.8.21 13:30 Wednesday

     今年のドラフトでオリオールズから全体1指名を受けてプロ入りしたアドリー・ラッチマンが、順調にマイナーの階段を駆け上がっている。日本時間8月21日、オリオールズはラッチマンをA-級アバディーンからA級デルマーバへ昇格させたことを発表。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体6位にランクインしているプロスペクト捕手は、ルーキー級からプロ生活をスタートさせ、早くも3つ目の階級でプレイすることになった。

     ラッチマンは、A-級での20試合で打率.325、OPS.894の好成績をマーク。A-級での最終試合となった日本時間8月20日の試合では、5打数5安打4打点の大活躍を見せた。捕手として出場した9試合では、相手走者が試みた7度の盗塁のうち、5度を刺し、残りの11試合は指名打者として出場。攻守両面で実力をアピールし、A級昇格を勝ち取った。

     ラッチマンの昇格により、A級デルマーバでは、オリオールズ球団1位の有望株であるラッチマンと、同2位のグレイソン・ロドリゲスが一緒にプレイすることになる。A級デルマーバは、サウスアトランティック・リーグの前半戦を制してすでにポストシーズン進出を決めており、現在81勝43敗をマークして、球団記録まであと1勝に迫っている。なお、ラッチマンは日本時間8月22日にA級デビューを飾る予定だ。

     学生時代に様々な賞を獲得したラッチマンは、各賞に関わるイベントや体調面の問題により、日本時間7月21日までプロデビューが遅れたものの、そこからわずか1ヶ月でルーキー級、A-級を経て、A級に昇格することになった。ゴールデン・スパイク賞の受賞者として、オリオールズでは1989年のベン・マクドナルド以来の全体1位指名選手となったラッチマン(契約金は歴代最高の8億1000万ドル)は、数年後のメジャーデビューに向けて、順調に歩みを進めている。

  • ヤンキースが速球派右腕・ローゼンタールとマイナー契約

    2019.8.21 12:15 Wednesday

     日本時間8月21日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ヤンキースはフリーエージェントのリリーフ右腕、トレバー・ローゼンタールとマイナー契約を結ぶことで合意に至ったようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンが契約合意を最初に報じたが、現時点ではヤンキースからの正式発表は行われていない。

     現在29歳のローゼンタールは、トミー・ジョン手術により昨季を全休したあと、昨年11月に1年700万ドルでナショナルズと契約。しかし、開幕からなかなかアウトが取れない状況が続き、12試合で6回1/3を投げて防御率22.74、WHIP3.63という壊滅的な成績に終わると、6月下旬にナショナルズを解雇された。

     その後、タイガースにマイナー契約で加入し、日本時間7月16日にメジャー昇格。最初の8試合で3失点(自責点2)と投球内容には多少の改善が見られたが、日本時間8月8~9日の2試合で5失点を喫すると、まもなくDFAとなり、マイナー降格を拒否してフリーエージェントとなっていた。

     右肘を壊してトミー・ジョン手術を受けるまでは、カージナルスの主力リリーバーとして活躍し、カージナルスでプレイした6シーズンでは合計325イニングを投げて防御率2.99、435奪三振をマーク。2014年に45セーブ、2015年には48セーブをマークし、100マイル超の速球を武器に、一時は球界トップクラスのクローザーとして活躍していた。

     おそらく、ヤンキースはカージナルス時代の投球がよみがえる可能性に賭けて、ローゼンタールとマイナー契約を結ぶことを決断したのだろう。ヤンキースにとっては「ローリスク・ハイリターン」の動きであり、良い補強になったと言えるのではないだろうか。

  • アスレチックスが先発右腕・エストラーダを解雇

    2019.8.21 11:45 Wednesday

     日本時間8月21日、アスレチックスは先発右腕のマルコ・エストラーダを解雇したことを発表した。4年間プレイしたブルージェイズからFAとなり、今季からアスレチックスに加入したエストラーダだが、腰痛により4月中旬に故障者リスト入り。その後、戦列復帰を果たすことはできず、今季ここまで5試合のみの登板に終わっていた。

     今季を先発ローテーションの2番手として迎えたエストラーダだが、最初の3先発は防御率2.76と役割を果たしていたものの、続く2先発で合計13失点。5先発で0勝2敗、防御率6.85という成績に終わって日本時間4月18日に10日間の故障者リストに登録され、日本時間7月3日には60日間の故障者リストに移されていた。7月下旬からはマイナーでのリハビリ登板を開始したものの、故障箇所のコンディションが思わしくなく、5先発で0勝1敗、防御率8.44。今季中にメジャーの戦力として期待するのは難しいと判断され、解雇という決断に至ったようだ。

     アスレチックスのボブ・メルビン監督によると、エストラーダは先発するたびに腰痛に悩まされていたという。「彼は先発のたびに、本当に苦しんでいた。彼は(毎試合のように登板する)リリーフ投手ではないから、登板と登板の間に(腰の状態が)良くなると期待していたところもあったんだけど、4月中旬に故障者リスト入りしてからずっとダメだった」とメルビン。「我々のチームは、ロースターの枠を空けることを必要としていたから、今回の(解雇という)決断に至ったんだ。彼の幸運を祈るよ。彼は素晴らしい人間だからね。彼と過ごした時間は本当に楽しかったよ」とエストラーダの今後を思いやった。

     メキシコ出身のエストラーダは現在36歳。ナショナルズ、ブリュワーズ、ブルージェイズ、アスレチックスの4球団で合計11シーズンのメジャー経験があり、2度の2ケタ勝利を含む通算62勝をマークしている。今後はマイナー契約からのメジャー復帰を目指すことになるだろう。

  • Rソックス・セール TJ手術回避も今季終了が濃厚に

    2019.8.20 16:40 Tuesday

     レッドソックスは、左肘炎症により故障者リスト入りしたエース左腕、クリス・セールの状態について詳細を発表し、ジェームス・アンドリュース医師の診察を受けた結果、トミー・ジョン手術が不要であることを明らかにした。ただし、PRP注射のあと、投球をせずに安静にする期間が必要であり、6週間後にアンドリュース医師に再び診察を受けることになったため、今季中の戦列復帰はほぼ絶望となった。

     レッドソックスは、日本時間8月20日にデーブ・ドンブロウスキー野球部門社長が発表した声明文のなかで、セールが日本時間8月20日にフロリダ州ペンサコーラでアンドリュース医師の診察を受けたことを明らかにした。そして、「アンドリュース医師は、セールが左肘に炎症を抱えていることを認め、PRP検査による治療を行った。一定期間にわたり、投球を行わないことが推奨されており、セールは6週間後に再検査を受ける予定となっている」と詳細を発表。6週間というタイムテーブルを考慮すると、セールが今季中に再びマウンドに立つのは極めて難しいと見られる。

     ア・リーグのワイルドカード争いにおいて、2位のレイズに6.5ゲーム差をつけられているレッドソックスにとって、エース左腕の「今季絶望」のニュースは、チームに「終戦」を告げるものとなるかもしれない。しかし、セールがトミー・ジョン手術を受けて今季の残り試合のみならず、来季を全休する可能性もあっただけに、最悪のケースは回避できたとポジティブに捉えるのがベターだろう。

     今季のセールは、ここまで6勝11敗、防御率4.40と本来の姿からは程遠いパフォーマンスに終始。今季の最終登板では史上最速での通算2000奪三振を達成したが、日本時間8月18日に故障者リストに登録されていた。レッドソックスと来季から始まる5年1億4500万ドルの大型契約を結んでいるだけに、しっかり休んで、来季を万全の状態で迎えることが求められそうだ。

  • 週間最優秀選手にデバースとアーメッドが選出

    2019.8.20 14:55 Tuesday

     日本時間8月20日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第21週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはラファエル・デバース(レッドソックス)、ナ・リーグはニック・アーメッド(ダイヤモンドバックス)が選出された。両者ともキャリア初の週間最優秀選手受賞となった。

     デバースは、6試合に出場して打率.593、7二塁打、3本塁打、11打点、出塁率.633、OPS1.185と猛打爆発。日本時間8月14日のインディアンス戦では1試合6安打以上かつ4二塁打以上という史上初の快挙を成し遂げた。現在22歳のデバースは、ヤンキースのDJレメイヒュー(打率.339)、アストロズのマイケル・ブラントリー(打率.335)に次いでリーグ3位となる打率.332をマークし、首位打者争いに参戦中。レッドソックスの選手による週間最優秀選手受賞は、昨年8月にJ.D.マルティネスが選出されて以来となった。

     一方のアーメッドは、エドゥアルド・エスコバーに続いて、ダイヤモンドバックスでは今季2人目の受賞者となった。29歳の遊撃手であるアーメッドは、7試合に出場して打率.423、2二塁打、1三塁打、4本塁打、11打点、出塁率.464、長打率1.038と快打を連発。日本時間8月18日のジャイアンツ戦で放った一発が今季16号となり、昨季マークした自己ベストに早くも並んだ。68打点も昨季の70打点に迫っており、両部門で自己ベストを更新するのは間違いなさそうだ。

  • Dバックス・平野佳寿 右肘炎症で自身初の故障者リスト入り

    2019.8.18 11:30 Sunday

     日本時間8月18日、ダイヤモンドバックスは今季55試合に登板している救援右腕、平野佳寿を右肘炎症により10日間の故障者リストに登録したことを発表した。故障の兆候が全くなかったため、驚きのニュースとして伝えられている。なお、平野にとって、メジャー2年目にして初の故障者リスト入りとなる。

     ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督によると、平野は日本時間8月17日の試合後、右肘に軽い違和感があることを訴えたという。すでにMRI検査を終えており、検査の結果、特に異常は見つからなかったようだ。今後数日以内に右肘のコンディションがどう変化するかは不透明だが、炎症を抑えるためにコルチゾン注射を受ける予定となっている模様だ。

     ロブロは、平野の戦列復帰の見込みについて「長期にわたる戦線離脱にはならないと予想している。最短期間で復帰できるんじゃないかな」とコメント。平野の離脱に伴い、AAA級リノから右腕のジョエル・パヤンプスを昇格させたが、平野の戦列復帰までそれほど時間はかからない見込みだ。

     メジャー1年目の昨季、75試合に登板して4勝3敗、3セーブ、32ホールド、防御率2.44と大車輪の働きを見せた平野だが、今季はここまで55試合に登板して4勝5敗、1セーブ、13ホールド、防御率4.89とやや低調。被打率(.209→.271)や与四球率(3.12→4.11)が昨季と比べて悪化しており、安定感を欠くパフォーマンスが続いているものの、奪三振率(8.01→10.37)は昨季から上昇しており、ピンチを三振で切り抜けるケースも目立っている。

     ワイルドカード獲得に望みをつないでいるダイヤモンドバックスにとって、安定感を欠いているとはいえ、平野は必要不可欠な戦力であり、出来る限り早期の戦列復帰が望まれるところだ。

  • Rソックスのエース左腕・セール 左肘炎症で故障者リスト入り

    2019.8.18 11:00 Sunday

     日本時間8月18日、レッドソックスはエース左腕のクリス・セールを左肘炎症により10日間の故障者リストに登録したことを発表した。これに伴い、AAA級ポータケットから救援右腕のライアン・ブレイシア(元広島)がメジャー再昇格を果たしている。

     今季のセールは、ここまで25試合に先発して6勝11敗、防御率4.40と自己最悪のシーズンを過ごしている。4月末の時点で6.30だった防御率は、5月(防御率2.82)と6月(防御率2.73)の復調により一時3点台まで改善されたが、7月は防御率5.86、8月は防御率5.40と再び失速。14度の2ケタ奪三振を記録するなど、支配的なピッチングを見せる登板もあるが、波の激しい不安定なパフォーマンスが続いていた。

     レッドソックスのデーブ・ドンブロウスキー野球部門社長は「(セールの今後の予定について)本当に答えることができないんだ」とコメント。現時点では戦列復帰に向けてのタイムテーブルが何も決まっていないことを明らかにした。さらに「いろいろ調べてみないといけない。すでにドクターがMRI検査を行っているけど、別のドクターにも検査をしてもらう予定だ。数日以内にさらなる情報を得て、今後について決めることになるだろう」と語り、今季セールが再び登板する可能性については「私にはわからないよ」と言葉を濁した。

     セール本人によると、12個の三振を奪い、史上最速での通算2000奪三振を達成した日本時間8月14日のインディアンス戦の時点では、左肘に何の異常も感じていなかったという。しかし、ドンブロウスキーは、MRI検査の結果を見る限り、その試合での投球が左肘炎症に関係している可能性が高いことを明らかにした。

     昨季のワールドシリーズ王者ながら、今季はワイルドカード圏内から6ゲーム以上離される苦しい戦いが続いているレッドソックス。現在、デービッド・プライスも左手首の故障で戦列を離れており、セールの離脱が長期化するようであれば、ワールドシリーズ連覇どころかポストシーズン進出すら絶望的な状況に追い込まれることになりそうだ。

  • ナショナルズが救援右腕・ホランドとマイナー契約で合意

    2019.8.13 14:25 Tuesday

     日本時間8月13日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ナショナルズは救援右腕のグレッグ・ホランドとマイナー契約を結ぶことで合意に達したようだ。今季ダイヤモンドバックスでクローザーを務めたホランドだが、7月以降大きく調子を崩し、日本時間8月8日にDFAとなったあと、同12日に解雇され、フリーエージェントとなっていた。

     ナショナルズはホランドに昨季の再現を期待していると見られる。昨季のホランドは、カージナルスでの32登板で防御率7.92に終わったあと、ナショナルズに加入して24登板で防御率0.84をマーク。ナショナルズでの復調を評価され、今季は年俸350万ドルの1年契約でダイヤモンドバックスに加入してクローザーを務めていた。

     今季は、6月末の時点で12セーブ、防御率2.33とまずまずのピッチングを見せていたものの、7月上旬に2試合連続のセーブ失敗を喫したところから状況が一転。7月は10登板で防御率13.50という大乱調に陥り、7月下旬にはクローザーの座を剥奪された。速球の平均球速がキャリア平均の94.8マイルから昨季は93.0マイルまで低下し、今季は平均91.6マイルとさらに低下。通算206セーブという実績は魅力だが、ナショナルズで2年連続の復調劇を演じることができるかどうかは微妙なところだ。

     弱点のブルペンを補強するために、7月末にダニエル・ハドソン、ハンター・ストリックランド、ロエニス・エリアスをチームに加えたナショナルズだが、8月以降のリリーフ防御率は6.49という惨状。今季のナショナルズは、断続的にブルペンの補強を行っており、フェルナンド・ロドニーやハビー・ゲラが一定の成功を収める一方で、ダン・ジェニングスやブラッド・ボックスバーガーは今のところ戦力になっていない。ホランドが昨季同様の復調劇を見せ、ナショナルズのブルペンの救世主となることができるのか注目したい。

  • レッズがウエーバーでギャルビスを獲得

    2019.8.13 13:35 Tuesday

     日本時間8月13日、レッズはウエーバーでブルージェイズからフレディ・ギャルビスを獲得したことを発表した。現在29歳のギャルビスは、来季の契約が年俸550万ドルの球団オプションとなっており、レッズは今季のみならず、来季の戦力構想にギャルビスを含めている可能性もある。ギャルビスは日本時間8月14日のナショナルズ戦でチームに合流する予定だ。

     レッズのデービッド・ベル監督は「我々は長きにわたって彼のプレイを見てきた。私はフィリーズ時代の彼をよく見ていたよ。素晴らしい守備力を持った遊撃手だし、周囲が思っている以上のパワーを持ったスイッチヒッターでもある。チームがより良くなるために彼が貢献してくれると信じているよ」とコメント。攻守両面で貴重な戦力となり得る29歳の遊撃手の加入を歓迎した。

     今季のギャルビスは、ブルージェイズで115試合に出場して打率.267、18本塁打、54打点、4盗塁、OPS.743をマーク。本塁打数は自己ベスト(フィリーズ時代の2016年の20本塁打)に迫る数字となっている。レッズは今季、マイナー契約で加入したホゼ・イグレシアスが正遊撃手として活躍しているが、イグレシアスは今季終了後にフリーエージェントとなるため、ギャルビス獲得にはその保険としての意味合いも含まれていると見られる。

     今のところ、ギャルビスが今季のレッズにおいてどのような役割を担うかは不透明であり、イグレシアス、ジョシュ・バンミーター、ホゼ・ペラザ、カイル・ファーマー、故障離脱中のデレク・ディートリックらと出場機会を分け合うことになる。ベルは「私の仕事は彼らに出場機会を分け与え、適材適所で起用することだ。彼の加入によって選手起用の幅は広がると思う。彼も複数のポジションを守れる選手だからね」と語っており、ギャルビスは本職の遊撃のみならず、二塁、三塁といった内野の別ポジションのほか、チーム事情に応じて外野の守備に就く可能性もありそうだ。

  • 週間最優秀選手にロイヤルズ・ソレアーとレッズ・アキーノが選出

    2019.8.13 11:05 Tuesday

     日本時間8月13日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第20週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはホルヘ・ソレアー(ロイヤルズ)、ナ・リーグはアリスティデス・アキーノ(レッズ)が選出された。両者とも1週間で6本のアーチを架け、ともに週間最優秀選手に初選出。ロイヤルズからの選出は2017年9月のエリック・ホズマー(現パドレス)以来、レッズからの選出は昨年5月のスクーター・ジェネット(現ジャイアンツ)以来となった。

     ソレアーは、7試合に出場して打率.409、出塁率.552、長打率1.273の大爆発。チームが勝利した3試合すべてで本塁打を放ち、1試合2本塁打も2度記録した。昨季までは故障や不調により、ポテンシャルをフルに発揮できないシーズンが続いていたものの、今季はすでに35本塁打。これはカブス時代の2016年の12本塁打を上回り、自己ベストを大幅に更新する数字である。2017年にマイク・ムスターカス(現ブリュワーズ)がマークしたシーズン38本塁打の球団記録の更新は、ほぼ確実と言えるだろう。

     一方のアキーノは、メジャー出場経験わずか5試合で2019年レギュラーシーズン第20週を迎えたが、6試合に出場して4試合連続本塁打をマークするなど、打率.500、出塁率.542、長打率1.364の大活躍。日本時間8月9日には初速118.3マイルの一発を放ったが、これは今季メジャー最速であり、2015年のStatcast導入以降では球団史上最速の本塁打となった。日本時間8月11日には通算10試合目の出場にして1試合3本塁打をマークするなど、現時点ではその勢いに全く陰りは見えない。

  • 2020年レギュラーシーズンの日程発表 3月27日に開幕

    2019.8.13 10:50 Tuesday

     日本時間8月13日、メジャーリーグ機構は2020年レギュラーシーズンの日程を発表した。来季は日本時間3月27日に全30球団が一斉に開幕を迎える。プエルトリコとロンドンでの国外公式戦や「MLB・アット・フィールド・オブ・ドリームス」と題したアイオワ州で初の公式戦も予定されており、注目を集めている。なお、レギュラーシーズン最終日は日本時間9月28日の予定となっている。

     来季からレンジャーズは新球場グローブライフ・フィールドへ本拠地を移転するが、新本拠地での初戦は日本時間4月1日のエンゼルス戦となった。日本時間4月16日の「ジャッキー・ロビンソン・デー」には14試合が予定されており、ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでカージナルスと対戦する予定となっている。

     マーリンズは日本時間4月29日から5月1日まで、プエルトリコのサンフアンにあるヒラム・ビソーン・スタジアムにメッツを迎え、3連戦を戦う。また、日本時間6月14日から6月15日にかけての2日間は、カージナルスがロンドン・スタジアムにカブスを迎え、メジャーリーグとしては2年連続となるロンドンでの公式戦を行う(今季はヤンキースとレッドソックスが対戦)。

     エンゼルスは日本時間7月11日から7月12日にかけて、本拠地エンゼル・スタジアムにドジャースを迎えて2連戦を戦うが、ロサンゼルスに本拠地を置く2球団が戦ったあと、日本時間7月15日にはドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで第91回オールスター・ゲームが行われる。後半戦スタートは日本時間7月17日で、この日はドジャースが本拠地にジャイアンツを迎える1試合のみが予定されている。

     日本時間8月14日には「MLB・アット・フィールド・オブ・ドリームス」と題したホワイトソックス対ヤンキースの一戦が予定されているが、アイオワ州でメジャーリーグの公式戦が行われるのは史上初のことである。そして、日本時間9月28日に同地区対決12試合を含むレギュラーシーズン最終日を迎え、ポストシーズンの戦いへ突入していくことになる。

  • Rソックスが2018年MVP・ベッツのトレード放出を検討か

    2019.8.10 23:45 Saturday

     2018年のア・リーグMVP、ムーキー・ベッツがレッドソックスのユニフォームを着てプレイするのは、今季が最後になるのだろうか。複数のライバル球団の関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシに伝えたところによると、その可能性は少しずつ高まっているという。レッドソックスは、ベッツのトレード放出に向けて、他球団からのオファーに耳を傾けるつもりであるようだ。

     ベッツは、今季が終了するとフリーエージェントまであと1年となる。MLBネットワークのジョエル・シャーマンが報じたところによると、ベッツは2017年シーズン終了後に8年2億ドルという超大型の契約延長オファーを拒否しており、フリーエージェント市場に出て自身の価値を試す可能性が高いと見られている。

     データサイト「FanGraphs」によると、2015年以降にベッツが記録しているWAR32.9は、メジャー全体でマイク・トラウト(エンゼルス)に次ぐ2位の数字。ベッツが残してきた成績や現在26歳という年齢を考えると、ブライス・ハーパー(フィリーズ・13年3億3000万ドル)やマニー・マチャド(パドレス・10年3億ドル)を上回る超大型契約が成立しても決して不思議ではない。参考までに、トラウトはエンゼルスと10年3億6000万ドルで契約を延長しており、今季から2030年まで、12年4億2650万ドルという破格の契約を手にしている。

     レッドソックスは、メジャー屈指のオールラウンダーであるベッツをドラフトでの補償指名権以外の対価なしに失うことを恐れており、ベッツがフリーエージェントとなる前にトレードで放出することを検討しているという。ただし、今季も打率.281、20本塁打、61打点、12盗塁、OPS.880をマークし、オールラウンダーぶりを遺憾なく発揮しているベッツを獲得するには莫大な対価は必要であると見られており、トレードを成立させるのは簡単なことではないだろう。

     今季終了後、球界を揺るがすような大型トレードは成立するのか。レッドソックスの決断に注目が集まりそうだ。

  • レメイヒュー&マクニール 同一都市の首位打者誕生なるか

    2019.8.9 11:30 Friday

     現在、ア・リーグではDJレメイヒュー(ヤンキース)、ナ・リーグではジェフ・マクニール(メッツ)が首位打者レースの先頭を走っている。同一都市に本拠地を置く2球団が両リーグの首位打者を独占したケースは過去に4度。しかし、1942年を最後に75年以上にわたって達成されていない。また、ニューヨークに本拠地を置く2球団が両リーグの首位打者を独占すれば史上初の快挙となる。今季は史上初の快挙が達成される可能性が十分にある。

     同一都市による両リーグの首位打者独占は過去に4度実現している。最初は1920年のセントルイスで、ア・リーグはジョージ・シスラー(ブラウンズ)、ナ・リーグはロジャース・ホーンスビー(カージナルス)が首位打者を獲得。この2選手は、2年後の1922年にも同一都市球団による首位打者独占を成し遂げた。3度目は1933年のフィラデルフィアで、ア・リーグはジミー・フォックス(アスレチックス)、ナ・リーグはチャック・クライン(フィリーズ)が首位打者を獲得。そして、1942年にボストンのテッド・ウィリアムス(レッドソックス)とアーニー・ロンバルディ(ブレーブス)が首位打者を独占して以来、75年以上にわたって同一都市球団による首位打者独占は達成されていない。

     ヤンキースとメッツのみに限定してみると、最も惜しかったのは1998年である。この年は、バーニー・ウィリアムス(ヤンキース)がア・リーグの首位打者を獲得。しかし、ナ・リーグではジョン・オルルド(メッツ・打率.354)がラリー・ウォーカー(ロッキーズ・打率.363)に及ばず、2位に終わった。また、1986年にはドン・マティングリー(ヤンキース・打率.352)がア・リーグ2位、キース・ヘルナンデス(メッツ・打率.310)がナ・リーグ5位にランクインした例もある。

     ニューヨークの球団というところまで範囲を広げても、両リーグの首位打者独占は過去1度も実現していない(過去、ドジャースがブルックリン、ジャイアンツがニューヨークに本拠地を置いていた)。1924年はベーブ・ルース(ヤンキース・打率.378)が首位打者を獲得するも、ザック・ウィート(ドジャース・打率.375)がナ・リーグ2位。1930年はビル・テリー(ジャイアンツ・打率.401)が首位打者に輝くも、ルー・ゲーリッグ(ヤンキース・打率.379)がア・リーグ2位。そして、1934年はゲーリッグが打率.363で首位打者を獲得したが、テリーが打率.354でナ・リーグ2位に終わった。

  • ブレーブスの新人・ライリーが故障者リスト入り

    2019.8.9 10:45 Friday

     日本時間8月9日、ブレーブスは新人外野手のオースティン・ライリーを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。ライリーはMRI検査の結果、右膝の外側側副靱帯が部分断裂していることが判明。戦列復帰までのタイムテーブルは今のところ未定となっている。

     昨季も右膝の故障により戦線離脱を強いられたライリーは「昨日から今日にかけて、(右膝の)状態はかなり良くなっているよ」とコメント。右膝の状態がそれほど深刻ではないことをうかがわせた。

     ライリーが右膝に違和感を覚えたのは日本時間8月7日の練習中だったが、トレーニング・スタッフの診察を受けたところ大きな問題はなく、ライリー自身もそれほど深刻には捉えていなかったため、打撃練習なども通常通りに実施。その後、日本時間8月8日になって痛みや違和感が増し、MRI検査を受けた結果、故障者リスト入りが決定した。

     今季鮮烈なメジャーデビューを飾ったライリーだが、他球団がライリーの研究を進めるなかで徐々に調子を落とし、7月以降は打率.169と絶不調。今季ここまで17本塁打、OPS.798をマークしている一方、255打席で90個の三振を喫し、三振率は35%を超えている。ライリーの離脱により、ブレーブスには外野手がアダム・デュバル、エンダー・インシアーテ、ロナルド・アクーニャJr.の3人しかいなくなってしまうが、ブライアン・スニッカー監督はヨハン・カマルゴ、マット・ジョイス、チャーリー・カルバーソンらを起用することにより、ライリー離脱の穴を埋める方針を明らかにしている。

     また、ブレーブスは、ライリーの故障者リスト入りに伴い、右腕のジェレミー・ウォーカーをAAA級グウィネットから昇格させた。これにより、ブレーブスは控え野手が通常よりも1人少ない状況で戦うことになるが、この状況は長くは続かないと見られている。スニッカーは「1日限りのことだよ」と話しており、明日にもさらなるロースター変更が行われることになりそうだ。

  • Rソックスの先発左腕・プライスが故障者リスト入り

    2019.8.9 09:55 Friday

     日本時間8月9日、レッドソックスは先発左腕のデービッド・プライスを左手首の故障により10日間の故障者リストに登録したことを発表した。プライスはここ数試合の登板のなかで左手首の張りを訴えており、MRI検査を受けた結果、故障者リスト入りが決定したという。逆転でのポストシーズン進出を目指すレッドソックスは、さらなる苦境に追い込まれることになった。

     レッドソックスのアレックス・コーラ監督は、プライスの投球のビデオを確認し、カッターが沈んでいることなどからプライスの異変に気付いていたようだ。日本時間8月5日のヤンキース戦で7点を失うなど、直近5先発で0勝3敗に終わっていたプライスだが、コーラによるとプライスの異変は7月上旬に始まっていたという。今季のプライスは、ここまで21試合に先発して7勝5敗、防御率4.36と不本意なシーズンを過ごしていた。

     コーラはプライスの不調の理由が明確になったことに対し安堵し、また、故障の程度はそれほど深刻ではないと考えているようだ。「肩や肘の故障じゃなくて良かった」と語ったコーラ。今のところ、戦列復帰に向けてのタイムテーブルは未定となっているが、戦線離脱の期間は長期化しない見込みであり、近いうちに投球練習を再開できると見られている。

     プライスの離脱により空いた先発ローテーションの1枠には、今季3先発で防御率3.27をマークしている左腕ブライアン・ジョンソンが起用される見込みだ。レッドソックスは日本時間8月9日からのエンゼルス4連戦で、初戦にはエース左腕のクリス・セールが先発しているが、残り3試合の先発投手はジョンソン、リック・ポーセロ、アンドリュー・キャッシュナーという顔ぶれになるだろう。

     昨季のワールドシリーズ王者でありながら、ポストシーズン進出に黄信号が灯っているレッドソックス。プライスの離脱は痛手だが、長期離脱を回避できそうなのは朗報と言えそうだ。

  • メッツが救援右腕・ブラックとメジャー契約

    2019.8.9 09:30 Friday

     日本時間8月9日、メッツはカブスから解雇されてフリーエージェントとなっていた救援右腕、ブラッド・ブラックとメジャー契約を結んだことを発表した。子供時代にメッツのファンとして育ち、2015年のワールドシリーズを観戦していたことでも知られる33歳の右腕が、ローリスクなブルペンの補強としてメッツに加入。逆転でのポストシーズン進出に貢献する働きが期待される。

     ブラックが球界有数のリリーバーとして活躍していたのは、それほど昔のことではない。オリオールズ時代の2016年に71試合に登板して10勝4敗、2セーブ、24ホールド、防御率2.05の好成績をマークしてオールスター・ゲームに選出されたブラックは、パドレス、オリオールズ、ブレーブスの3球団でプレイした2012~2018年の7シーズンで防御率3.05をマークし、投球イニング数を上回る奪三振数を記録した。オリオールズとブレーブスではポストシーズンでの登板も経験している。

     しかし、1年契約でカブスに加入した今季は開幕から調子が上がらず、ここまで42試合に登板して防御率6.13と絶不調。カブスは日本時間8月6日にブラックを解雇したが、直後からブラックは他球団の関心を集めていた。今季も投球イニング数を上回る奪三振数を記録しており、ボールの威力自体は衰えていないと見る向きが多い。

     メッツは救援左腕のドニー・ハートをAAA級ノーフォークへ降格させ、ブラックを25人ロースターに登録。また、40人ロースターの枠を空けるために、外野手のブランドン・ニモを10日間の故障者リストから60日間の故障者リストへ移している。ブラックは日本時間8月10日にスタートするナショナルズとの3連戦でチームに合流する見込みだ。

     メッツでのブラックの役割は、ロバート・グセルマン、ルイス・アビランとともに試合中盤のミドルリリーフということになるだろう。なお、カブスがブラックを解雇しているため、メッツはメジャー最低保証年俸でブラックを雇うことができる。

  • カブスがルクロイ獲得へ コントレラス離脱の穴埋め成功

    2019.8.8 10:45 Thursday

     日本時間8月8日、カブスはエンゼルスからDFAとなったあとに解雇され、フリーエージェントとなったベテラン捕手、ジョナサン・ルクロイと契約合意に達した。カブスは正捕手のウィルソン・コントレラスが4週間の戦線離脱を強いられており、ルクロイにはその穴埋め役としての活躍が期待される。日本時間8月9日にスタートする敵地でのレッズ4連戦でチームに合流する見込みとなっているようだ。

     コントレラスが今季2度目の故障者リスト入りで戦列を離れたあと、穴埋め役となり得る捕手の獲得を目指していたカブスだが、実績十分のベテラン捕手をチームに加えることに成功した。カブスのジョー・マドン監督は、今年から8月以降にウエーバーを介したトレードが禁止されている状況のなか、ルクロイのような実績十分の選手を獲得できたことを「極めて幸運なことだ」と表現した。

     ルクロイは、エンゼルスが7月末にアストロズからトレードでマックス・スタッシを獲得したことによりチームを追われ、日本時間8月3日にDFAに。その後、解雇されてフリーエージェントとなっていた。今季の残り年俸はルクロイを解雇したエンゼルスに支払い義務があるため、カブスはメジャー最低保証年俸でルクロイを雇うことができる。コントレラス復帰までの間、ルクロイとビクトル・カラティーニの2人を併用しながら戦うことになりそうだ。

     今季のルクロイは、エンゼルスの正捕手として74試合に出場し、打率.242、7本塁打、30打点、OPS.681をマーク。日本時間7月8日のアストロズ戦で本塁上でジェイク・マリズニックと衝突し、3週間以上にわたって欠場が続いたが、カブスはコンディション面に問題なしと判断したようだ。ブリュワーズ時代の2014年と2016年にオールスター・ゲーム選出を果たし、リーグ最多の53二塁打を放った2014年にはブリュワーズのチームMVPにも輝いたルクロイ。すでに33歳となり、攻守両面で衰えが目立ち始めているものの、経験を生かした渋い働きでチームの勝利に貢献することが期待されている。

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