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  • パドレスが牧田和久と2年契約

    2018.1.7 18:55 Sunday

     日本時間1月7日、メジャーリーグに挑戦する日本人選手の移籍先が決定した。パドレスが牧田和久(埼玉西武)と2年契約を結んだと発表した。

     33歳の牧田は球界でも貴重なサブマリンとして活躍。昨年は58試合で防御率2.30を記録し、投手陣を支えた。特に評価されている点として過去2年の安定感にあり、この期間では108試合に出場して10勝4敗 防御率1.91だった。

     今回はポスティングシステムを使っての移籍で契約金は400万ドルとなった。パドレスは昨季、リリーフ陣が不調で防御率は4.49(ナ・リーグ12位)に終わり、早急な補強が必要だった。まさに牧田の獲得は足りないピースを埋めることになり、チームから大いに期待されている。

     これまで大塚晶則と井口資仁が選手として在籍。現在は斎藤隆と野茂英雄がフロント入りしており、牧田をサポートする体制も整っている。果たして牧田は新天地のサンディエゴでどのような活躍をみせるのか。同地区のライバルとなる前田健太(ドジャース)や平野佳寿(ダイヤモンドバックス)と投げ合う可能性もあり、ナ・リーグ西地区の戦いに注目が集まる。


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  • パドレスが牧田和久と契約間近か

    2018.1.6 09:30 Saturday

     日本時間1月5日は三角トレードが発表され、球界に大きな動きがあった。例年よりもオフの移籍の動きが遅いと言われているものの、これから徐々に変化があることだろう。その中で牧田和久の移籍先はパドレスが有力だと移籍情報サイト「MLBトレード・ルーモア」が伝えている。

     牧田は埼玉西武の貴重なサブマリンとして昨年は58試合に出場して3勝3敗28ホールド 防御率2.30の成績を残した。プロ1年目からチームの守護神を務め、時には先発もこなすスイングマンとして活躍し、侍ジャパンの一員としても世界を相手に戦った。

     「Yahooスポーツ」のジェフ・パッサン記者も自身のTwitterを通じて「パドレスが日本のサブマリン、牧田との契約に大きな関心を示している」と伝えており、ポスティングシステムを使って移籍を目指す牧田にとって大きなニュースとなっている。本人は既に渡米してメディカルチェックを済ませているという。

     「トレード・ルーモア」によれば年末には入札の意思を示した球団が発表される予定だったが、その詳細は明らかにされなかった。レンジャーズなどが興味を示していると言われていた中でパドレスが埼玉西武が設定した金額と一致し、現在の交渉は最終段階に入っている模様だ。

     このままパドレス入団となれば昨年、ナ・リーグ西地区4位に終わったチームに大きな力を与えることになるだろう。球界でも貴重なサブマリンはリリーフだけではなく、時には先発としても起用できるため出場機会も多くなる。昨年はNPBからメジャーに挑戦する選手がいなかったが既に大谷翔平(エンゼルス)と平野佳寿(ダイヤモンドバックス)の移籍が決まっており、2018年も多くの日本人選手の活躍を見ることができそうだ。


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  • 新たなチャレンジ 三塁守備の準備を進めるコザート

    2018.1.5 16:30 Friday

     球界最高の遊撃守備を誇るアンドレルトン・シモンズを擁するエンゼルスに3年契約で加入したザック・コザート。2011年のメジャー昇格以降、遊撃一筋でプレイしてきたベテラン内野手は今季新たなポジションに挑戦する。そして、新天地での戦いに向けて、すでに三塁守備の準備に取り掛かっている。

     「マイナーのA級でプレイしていたときに、たぶん5試合だけ二塁を守ったことがあるんだ(実際は通算7試合)。でも、三塁は間違いなく一度も守ったことがないね」とコザート。メジャー昇格後、一度も遊撃以外のポジションに就いていない32歳のベテラン内野手にとって、2018年は新天地で新たなポジションに挑戦する、まさに「チャレンジの年」となる。

     コザートは球団フロントでビリー・エプラーGMの特別補佐を務めているエリック・シャベス、レッズ時代のチームメイトであるスコット・ローレンという2人の名三塁手にコンタクトを取り、すでに三塁守備の練習を開始している。堅実な遊撃守備に定評があったコザートだけに、遊撃から三塁へのコンバートにそれほど大きな支障はないように思われるが、「アングルが全然違うね。二塁へ送球するときの角度とか、バットに当たったボールが飛んでくる様子とかも全部違うよ」と戸惑う部分もあるようだ。また、エプラーはすでに守備シフトを多用することをコザートに伝えており、その場合にはコザートは本来のポジションである遊撃付近を守ることが多くなるという。

     また、昨季のコザートは打率.297、24本塁打、OPS.933と打撃面でキャリアハイの成績を残し、自身初のオールスター・ゲームにファン投票で選出された。昨季途中に加入し、今オフ契約を延長したジャスティン・アップトン、日本から鳴り物入りで入団した大谷翔平、タイガースからトレードで加入したイアン・キンズラーらとともに打線の破壊力アップに貢献してくれるに違いない。これらの新戦力がマイク・トラウト、アルバート・プーホルスという両主砲と上手く融合すれば、ワールドシリーズ王者のアストロズを上回る強力打線を形成することも夢ではないはずだ。

     「ジョーイ・ボットーとプレイすることを上回るのは難しいと思うけど、僕はエンゼルスへ行き、おそらく世界最高の選手(=トラウト)と一緒にプレイするんだ。アルバート(・プーホルス)とは彼がカージナルスにいたときに敵として対戦したから、彼がどんなに素晴らしい選手かは知っているよ」とコザートは両主砲について語る。エプラーが思い描く「三塁・コザート」がしっかり機能すれば、今季のエンゼルス打線は非常に魅力的なものになりそうだ。


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  • 今季のレッドソックスは捕手3人体制で開幕か

    2018.1.5 15:30 Friday

     昨季のレッドソックスは正捕手としてクリスチャン・バスケスとサンディ・レオンの2人を併用し、ポストシーズンを含む全試合でこの2人が先発マスクを被った。しかし、今季はブレイク・スワイハートのマイナー・オプションが切れているという事情もあり、捕手3人体制で開幕を迎える可能性があるようだ。

     昨季のレッドソックスはバスケスが85試合、レオンが77試合で先発マスクを被り、この2人以外に捕手として出場したのはスワイハートだけだった(4試合、12イニング)。2015年のトミー・ジョン手術から完全復活を遂げたバスケスは盗塁阻止率42%と自慢の強肩を発揮しただけでなく、打撃面でも急成長を遂げ、打率.290、5本塁打、OPS.735をマーク。2016年に打率.310、7本塁打、OPS.845という予想外の好成績をマークしたレオンは打率.225、7本塁打、OPS.644と打撃成績を大幅に悪化させたものの、安定した守備力でクリス・セールの信頼を勝ち取り、セールが登板した214回1/3のうち209イニングでマスクを被った。

     スワイハートはすでにマイナー・オプションが切れており、レッドソックスがスワイハートをマイナーへ降格されるためにはスワイハートをウエーバーにかけ、他球団にクレームされるリスクを負わなくてはならない。そうした事情があるからこそ、捕手3人体制という話が浮上しているわけだが、スワイハートは単なる控え捕手ではない。捕手のほかに一塁やレフトを守ることもできるし、打撃面では指名打者が務まるだけのポテンシャルも秘めているのだ。要するに、スワイハートを単なる「3番手捕手」と考えるべきではない。「捕手もできるユーティリティ・プレイヤー」とでも呼ぶべきだろう。

     また、昨季までレッドソックスの指揮を執ったジョン・ファレル監督は先発投手との相性を考え、バスケスとレオンを併用することを好んだが、新監督のアレックス・コーラが同様のスタイルを採用するとは限らない。場合によってはバスケスが正捕手としての地位を確立し、スワイハートが控え捕手、レオンが放出されるという可能性もあるのだ。このあたりはコーラがスプリング・トレーニングの状況を見ながら、最終的な決断を下すことになるだろう。


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  • 元オールスター外野手・ゴンザレスに3球団がオファーを提示か

    2018.1.5 14:30 Friday

     ESPNのリポートによると、オールスター・ゲーム選出3度、シルバースラッガー受賞2度、ゴールドグラブ受賞3度の実績を誇るカルロス・ゴンザレスにアストロズ、パドレス、ジャイアンツの3球団がオファーを提示しているようだ。

     通算215本塁打、OPS.857の実績を誇るゴンザレスだが、昨季は右肩痛で3年ぶりの故障者リスト入りを経験するなど不本意なシーズンを過ごし、打率.262、14本塁打、57打点、OPS.762はいずれも100試合以上に出場したシーズンでは自己ワーストの数字だった。しかし、9月に限れば打率.377、6本塁打、16打点、OPS1.250の好成績をマーク。その打棒が健在であることをアピールし、チームのワイルドカード獲得に貢献した。ホームで打率.323、OPS.923の好成績をマークしたのに対し、アウェイで打率.203、OPS.606に終わったのも例年同様の傾向だ。

     3球団のチーム事情を眺めてみると、アストロズはカルロス・ベルトランが引退し、左打席から長打を期待できる打者が不足気味。対右投手時はセンターにジョージ・スプリンガー、ライトにゴンザレス、対左投手時はセンターにジェイク・マリズニック、ライトにスプリンガーという変則的なプラトーンを描いていると見られる。

     パドレスはエリック・ホズマーの獲得を目指していることが報じられており、ホズマーを獲得できればウィル・マイヤーズを外野へ再コンバートするため外野手の補強は必要なくなる。しかし、マイヤーズも含めて外野のレギュラー候補はほとんどが右打者であり、左のパワーバットであるゴンザレスの獲得を検討する価値はあるだろう。

     ジャイアンツはフリーエージェントのジェイ・ブルースやアンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)など外野手の補強を目指しており、ゴンザレスも補強候補の一人になっていると見られる。ライトにはハンター・ペンスがいるため、ペンスとプラトーン的な起用になるか、あるいはゴンザレスが4年ぶりにレフトを守ることになるはずだ。

     そして、ゴンザレスの獲得を検討する球団の懸念点は「クアーズ・フィールドを離れてもゴンザレスは活躍できるのか」ということだろう。「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドでは通算打率.329、OPS.999をマークしているゴンザレスだが、山を下れば平均レベルの打者。各球団はこのあたりの事情を考慮に入れながら、ゴンザレスとの契約を模索していくことになりそうだ。

  • ホワイトソックスが三角トレードでブルペン補強

    2018.1.5 12:30 Friday

     日本時間1月5日、ホワイトソックス、ロイヤルズ、ドジャースの間で三角トレードが成立し、ホワイトソックスはロイヤルズからリリーフ右腕のホアキム・ソリア、ドジャースからリリーフ左腕のルイス・アビランを獲得してブルペンを強化することに成功した。

     今回の三角トレードではまずロイヤルズとドジャースの間で2対2のトレードが成立。ロイヤルズはソリアとスコット・アレキサンダーをドジャースへ放出し、ドジャースからエリック・メヒアとトレバー・オークスを獲得した。その後、ホワイトソックスとドジャースの間でトレードが成立し、ドジャースはアビランと金銭のほか、獲得したばかりのソリアをホワイトソックスへ放出してジェイク・ピーターを獲得。最終的にはホワイトソックスがソリア、アビラン、金銭、ロイヤルズがメヒア、オークス、ドジャースがアレキサンダー、ピーターを獲得する形となった。

     今回のトレードに関わった6選手のうち、メヒア、オークス、ピーターはメジャー経験のないマイナーリーガー。メヒアはドミニカ共和国出身の23歳の遊撃手で、昨季はマイナー3階級で合計127試合に出場して打率.278、8本塁打、28盗塁、OPS.741をマークした。オークスは2014年のドラフトでドジャースから7巡目(全体219位)指名を受けた24歳の先発右腕で、昨季はマイナー3階級で合計19試合(うち18先発)に登板して4勝3敗、防御率3.83をマーク。ピーターは同じく2014年のドラフトでホワイトソックスから7巡目(全体198位)指名を受けた24歳の二塁手で、昨季はマイナー2階級で合計120試合に出場して打率.279、13本塁打、11盗塁、OPS.761をマークした。

     メジャーでの実績があるのはソリア、アビラン、アレキサンダーの3投手。ソリアはロイヤルズなどでクローザーを務めた経験があり、通算573試合に登板して204セーブ、防御率2.86を記録している元オールスター右腕である。アビランはブレーブスとドジャースで活躍し、通算329試合に登板して73ホールド、防御率2.97をマーク。アレキサンダーは昨季メジャー定着を果たし、58試合で防御率2.48、ゴロ率73.8%をマークした。

     再建に向かっているロイヤルズは主力リリーバーを2人放出することでメジャー経験のない若手選手を2人獲得。ドジャースはアビランとマイナーリーガー2人を放出したが、アレキサンダーの獲得でアビランの穴を埋め、控え内野手候補となる若手選手を手に入れた。そしてホワイトソックスはマイナーの内野手1人を放出して実績のあるリリーバーを2人獲得。ホワイトソックスは再建の真っ只中であり、ソリアとアビランが開幕から好投するようであれば、7月末のトレード・デッドラインまでに若手有望株とのトレードで放出することになるとの見方が強まっている。いずれにしても、各球団の思惑がしっかりと反映されたトレードと言えるだろう。


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  • ダルビッシュ獲得を諦めないツインズ 新天地はどこだ!?

    2018.1.5 11:30 Friday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、先発ローテーションのアップグレードを今オフの最優先課題として掲げるツインズは、フリーエージェント市場におけるベストの先発投手であるダルビッシュ有と連絡を取り続けているようだ。ダルビッシュの新天地はどこになるのだろうか。

     ツインズのダルビッシュへの関心はウィンター・ミーティングのはるか前から伝えられていた。ツインズのサッド・レバインGMはダルビッシュがメジャーリーグへ挑戦した際にレンジャーズのダルビッシュ獲得に貢献した人物であり、ツインズのGMに就任する前はレンジャーズのGM補佐を務めていたという縁がある。しかし、ミッド・マーケット球団であるツインズにとって年平均2000万~2500万ドルの長期契約が必要になるであろうダルビッシュを獲得するのは非常に負担が大きく、他球団との争奪戦では劣勢を強いられる可能性が高い。

     ツインズのほかにはカブス、アストロズ、レンジャーズ、ドジャース、ヤンキースなどが獲得候補として挙げられており、カブスとアストロズは先月すでにダルビッシュとの面会を行っている。レンジャーズのジョン・ダニエルズGMもダルビッシュと面会したことが報じられているが、これは公式のものではなく、個人的なものであったとの見方が強い。ドジャースとヤンキースについてはぜいたく税の問題があり、年俸総額を1億9700万ドル以内に収めることができる見通しが立たない限りはダルビッシュ獲得に乗り出すことはないだろう。

     また、ヘイマンは適正価格であればヤンキースが本格的にダルビッシュ獲得に乗り出す可能性があることを報じている。しかし、今季の推定年俸総額はすでに1億7000万ドル近くに達しており、二塁手と三塁手の補強がまだ完了していないことを考えると、ジャコビー・エルズベリーなどの高額年俸選手を放出することなしにダルビッシュを獲得するのは難しいだろう。現時点ではゲリット・コール(パイレーツ)をトレードで獲得する、あるいはアレックス・カッブなどダルビッシュより安価な投手を獲得する可能性の方が高いと言えそうだ。

     まだまだゴールが見えないダルビッシュ争奪戦。今オフのフリーエージェント市場におけるベストの先発投手を手に入れるのはいったいどのチームだろうか。


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  • インディアンスが右腕・サラザーの放出を検討か

    2018.1.5 11:00 Friday

     今オフの先発投手のトレード市場ではゲリット・コール(パイレーツ)やクリス・アーチャー(レイズ)が注目株となっているが、MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、インディアンスがダニー・サラザーの放出を検討しているようだ。

     日本時間1月12日に28歳の誕生日を迎えるサラザーは、昨季19先発を含む23試合に登板して5勝6敗、防御率4.28を記録。右肩痛と右肘炎症で2度にわたって故障者リストに入ったため不本意なシーズンとなってしまったが、奪三振率12.67は自己最高の数字だった。メジャー3年目の2015年に初めて規定投球回に到達し、30先発で185回を投げて14勝10敗、防御率3.45、195奪三振をマーク。翌2016年は右肘の故障に苦しみながらも25先発で11勝6敗、防御率3.87をマークした。コンディション面に不安は残るものの、通算奪三振率10.51を誇る力強いピッチングは魅力的であり、インディアンスが本格的にオファーを受け付けるようであれば注目株の一人となりそうだ。

     インディアンスはサラザー不在の間にマイク・クレビンジャーが台頭し、昨季は21先発を含む27試合に登板して12勝6敗、防御率3.11の好成績をマーク。サイ・ヤング賞右腕のコリー・クルーバー、最多勝右腕のカルロス・カラスコ、昨季17勝のトレバー・バウアーという三本柱にクレビンジャーと制球力抜群のジョシュ・トムリンを加えた5人で先発ローテーションを形成できるため、サラザー放出はそれほど大きなダメージにはならない。サラザーが残留する場合はサラザーとクレビンジャーのどちらかがロングリリーフに回ることになるだろう。

     他球団の視点から見ると、サラザー獲得にはコールやアーチャーを獲得する場合ほどの対価を必要としないため、手を出しやすい物件であると言える。ここ2シーズンは肩や肘に故障が相次いでおり、獲得には多少のリスクも伴うが、健康時のピッチングは折り紙付き。多くの球団による争奪戦が繰り広げられることになるかもしれない。


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  • ホワイトソックスはイェリッチを獲得すべきなのか

    2018.1.5 10:00 Friday

     マーリンズが放出を検討しているクリスチャン・イェリッチ。通常であればポストシーズン進出を目指す球団が獲得候補となるはずだが、MLB.comのフィル・ロジャースは「イェリッチを獲得すべき球団」として意外な球団名を挙げている。その球団とは、再建真っ只中のホワイトソックスである。

     ロジャースは再建に成功したカブスの例を挙げてホワイトソックスのイェリッチ獲得を主張している。カブスは2011年オフにトレードでパドレスからアンソニー・リゾーを獲得。リゾーは2012年途中からレギュラーに定着し、そこにクリス・ブライアント、ハビアー・バイエズ、アディソン・ラッセル、カイル・シュワーバー、ウィルソン・コントレラスら有望株が加わることで現在のチームが形成された。リゾーは優れた打撃力、安定した守備力を誇るだけでなく、リーダーシップを兼ね備えたチームリーダーである。ロジャースはイェリッチがホワイトソックスでその役割を担うことができると主張する。

     イェリッチも攻守両面でハイレベルな能力を持つオールラウンド・プレイヤーであり、アメリカ代表の一員として第4回ワールド・ベースボール・クラシックを制するなど、「勝利」の味も知っている。イロイ・ヒメネス、マイケル・コペック、ルイス・ロベルトなど豊富な有望株を有するホワイトソックスがイェリッチをリーダーとして常勝軍団へ変貌していくことをロジャースは期待しているのだ。

     そして、ロジャースはイェリッチ獲得のためであれば多大な犠牲を支払うべきであると考えている。ティム・アンダーソン、ルーカス・ジオリト、カルロス・ロドンといったすでにメジャー昇格を果たしている若手選手のなかから1人を軸として、ブレイク・ラザフォード、ディラン・シーズ、アレック・ハンセンら全体100位に入るプロスペクトをパッケージに含め、そこにその他の有望株を絡めればイェリッチを獲得可能だと提案。ロジャースが提案するトレード・パッケージはジオリト(またはアンダーソン)、シーズ、ラザフォード、ザック・コリンズの4人だ。

     もちろん、パッケージのクオリティはホワイトソックスがマーティン・プラド、ブラッド・ジーグラー、田澤純一といったマーリンズの高額年俸選手を引き取ることで下がる可能性もあるだろうし、ここまで大判振る舞いしなくてもトレードが成立する可能性もある。いずれにしても、ホワイトソックスが再建を成し遂げるためにはチームリーダーが必要であり、イェリッチはその役割に相応しい存在であるとロジャースは考えているのである。


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  • ジャイアンツがマカッチェン獲得に乗り出す

    2018.1.5 09:30 Friday

     外野のグレードアップを目指すジャイアンツはビリー・ハミルトン(レッズ)のみならず、アンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)の獲得にも興味を示し、トレード交渉を行っているようだ。しかし、ジャイアンツは有望株のさらなる放出には消極的であり、それがトレード成立に向けての大きな障壁となっている。

     今オフのジャイアンツは攻守両面で外野のグレードアップを目指している。ライトにはハンター・ペンスがいるものの、レフトは昨季からレギュラー不在の状況であり、センターのディナード・スパンはエバン・ロンゴリアとのトレードでレイズへ放出。レギュラーの座が2枠も空いている状況だ。スパンは昨季、外野手ではチーム最高となるOPS.756をマークしたが、守備防御点は-27と大きな穴となっていた。打撃面はもちろんだが、守備面でのグレードアップも急務となっているのである。

     守備面でのグレードアップを目指すのであればハミルトンが適任だろう。4年連続56盗塁以上(4年連続盗塁数リーグ2位)の俊足を誇り、守備防御点は4年連続で+8以上を記録。打撃力ではスパンに及ばないものの、走攻守をトータルで見れば大きなグレードアップになるはずだ。一方、打撃面でのグレードアップを重視するのであればマカッチェンの獲得は理想的。センターの守備力はスパンと同程度まで低下しているものの、28本塁打、OPS.849をマークした打撃力はジャイアンツに必要だ。極端な長打力不足に喘いだチーム状況を考えると、マカッチェンのほうがチーム状況に合致していると言えるだろう。

     しかし、ハミルトンとマカッチェンのいずれを獲得するにしても、トレード成立に向けて大きな障壁がある。それはジャイアンツが有望株の放出に前向きでないという点だ。ジャイアンツは今オフすでにロンゴリアとのトレードで球団1位の有望株だったクリスチャン・アローヨを放出。有望株のさらなる放出を回避したいと考えている。クリス・ショウ、タイラー・ビーディ、ヘリオット・ラモスがジャイアンツの有望株上位3人だが、レッズとパイレーツはともに少なくとも3人のうち1人、場合によっては3人のうち2人を要求する可能性が高い。ジャイアンツがこれらの有望株をキープすることを選択すれば、トレード交渉は破談に終わるだろう。

     なかなか思うように進まないジャイアンツの外野手補強。スプリング・トレーニング開始まで1ヶ月半ほどとなったが、どのような結末を迎えるのだろうか。


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  • レンジャーズ&ブリュワーズがロレンゾ・ケイン獲得に興味

    2018.1.5 08:30 Friday

     フリーエージェント市場におけるベストの中堅手であるロレンゾ・ケインに興味を示しているのは外野手の補強を目指す球団だけではない。外野3ポジションの顔ぶれがすでに固まったと見られているレンジャーズとブリュワーズもケインの獲得に興味を示しているようだ。

     今オフ、レンジャーズとブリュワーズはともに投手陣のアップグレードを最優先課題として補強を進めている。レンジャーズの外野はレフトにウィリー・カルフーン、センターにデライノ・デシールズ、ライトにノマー・マザーラが入る布陣が予定されており、秋信守(チュ・シンス)は指名打者。ドリュー・ロビンソン、ライアン・ルア、そしてルール5ドラフトで加入したカルロス・トッシらが控えの枠を争う構図だ。一方のブリュワーズはレフトにライアン・ブラウン、センターにキーオン・ブロクストン、ライトにドミンゴ・サンタナが入り、有望株コンビのブレット・フィリップスとルイス・ブリンソンもレギュラーの座をうかがっている。両球団とも必ずしもケインを獲得する必要はなく、両球団のケインへの関心の度合いは投手補強の進捗と連動しながら変化していくことになりそうだ。

     しかし、直近4シーズンで打率3割を3度も記録し、今季も打率.300、15本塁打、26盗塁、OPS.803の好成績を残したケインの加入はどの球団にとっても戦力アップとなることは間違いない。特にレンジャーズはフルシーズン1年目を迎えるカルフーンがどこまでやれるかは未知数であり、デシールズもケインと比較すると物足りない。ケインの加入は外野の大幅なグレードアップに繋がるはずだ。また、ケインは2004年のドラフトでブリュワーズから17巡目(全体496位)指名を受けてプロ入りし、2010年7月にブリュワーズでメジャーデビューを果たしており、ケインがブリュワーズと契約すれば実に7年ぶりの古巣復帰となる。ブリュワーズがケインを獲得した場合には昨季30本塁打のサンタナをトレード要員として先発投手の補強に動くことになりそうだ。

     なお、ケインはロイヤルズからクオリファイング・オファーを提示されており、新労使協定の取り決めに従って、レンジャーズがケインを獲得した場合は2番目に高順位のドラフト指名権とインターナショナル・ボーナスプール50万ドル、ブリュワーズがケインを獲得した場合は3番目に高順位のドラフト指名権を失うことになる。


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  • 強力ブルペントリオ抱えるナショナルズがホランド獲得を狙う

    2018.1.4 18:30 Thursday

     ブランドン・キンツラーとの再契約に成功し、昨季後半戦に形成した3投手による勝ちパターンを維持したナショナルズだが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ナショナルズはブルペンのさらなる補強を目指しているようだ。

     ナショナルズの補強ターゲットとなっているのは昨季、ケンリー・ジャンセン(ドジャース)と並んでナ・リーグのセーブ王に輝いたグレッグ・ホランド。トミー・ジョン手術により2016年シーズンを棒に振ったホランドは、昨年1月に1年契約でロッキーズに加入した。すると、4月から2ヶ月連続で月間最優秀リリーバーに選出されるなど華麗な復活を遂げ、最終的には61試合に登板して3勝6敗41セーブ、防御率3.61をマーク。オールスター・ゲームに選出されたほか、ナ・リーグのカムバック賞を受賞した。

     ヘイマンによると、ナショナルズはウェイド・デービスの獲得も検討していたが、デービスはホランドの穴埋め役としてロッキーズと3年契約。市場からオプションが一つ消えたことにより、ナショナルズはホランド獲得を急いでいるようだ。ナショナルズのマイク・リゾーGMは1年前、ホランドがロッキーズと契約した際にもホランドとの契約を熱望していたという。もしナショナルズがホランドの獲得に成功すれば、キンツラー、ライアン・マドソン、ショーン・ドゥーリトル、ホランドと一流リリーバーがズラリと並ぶ豪華なブルペンが完成する。

     現時点でも非常に強固な勝ちパターンを擁しているナショナルズだが、ホランド獲得を目指す姿勢は球団史上初のワールドシリーズ制覇への「本気度」の表れと言えるだろう。2014年と2015年のロイヤルズ、2016年と2017年のインディアンス、2017年のヤンキースのように、ここ数年間のポストシーズンでは強力なブルペンを擁するチームが存在感を発揮している。ブルペンの充実はワールドシリーズを制覇するために不可欠な要素の一つとなりつつあるのである。

     なお、ヘイマンはナショナルズにフィットし得るリリーバーとしてアディソン・リードの名前も挙げている。デービスを失ったカブス、ブルペン整備が課題となっているカージナルス、ザック・ブリットンをアキレス腱断裂で欠くオリオールズなど、ナショナルズ以外にもクローザー市場に目を向けている球団は多く、ホランド争奪戦は今後熾烈さを増していくことになりそうだ。


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  • イェリッチ マーリンズ残留の場合はレフト再転向か

    2018.1.4 17:00 Thursday

     マーリンズがトレードのオファーを受け付けているクリスチャン・イェリッチだが、トレードが成立せずマーリンズに残留する場合は昨季のセンターから2016年まで主に守ったレフトへ再コンバートされる可能性があるようだ。

     現時点でマーリンズの40人枠に登録されている外野手はイェリッチを含めて3人。イェリッチ以外の2人は昨季AA級でプレイしたブラクストン・リー(24歳)と昨季カージナルスでメジャーデビューを果たしたマグネウリス・シエラ(21歳)である。リーは昨季AA級で20盗塁、シエラは昨季A+級とAA級で計20盗塁をマーク。ともに俊足を誇るだけでなく、外野守備も高く評価されており、イェリッチよりもセンターに適した人材だと言える。

     ジャンカルロ・スタントンをヤンキース、マーセル・オズーナをカージナルスへ放出したマーリンズは彼らの穴を埋める外野手を探しており、長打力のある外野手を両翼に加えることができれば、イェリッチは引き続きセンターを守ることになるだろう。仮に外野手の補強が1人だけに留まり、リーないしシエラをレギュラーに据える場合はイェリッチがレフトに戻る可能性が高い。イェリッチにとってレフトは2014年にゴールドグラブ賞を受賞した慣れ親しんだポジションであり、再コンバートに支障はないはずだ。

     なお、内野手登録のデレク・ディートリックやマーティン・プラドも外野を守ることができるため、24歳のブライアン・アンダーソンを三塁のレギュラーに抜擢し、レフトにプラド、ライトにディートリックを起用するのも一つの方法である。ひとまず現時点ではイェリッチのレフト再転向はオプションの一つといった位置付けだろう。

     打率.300、20本塁打、90打点を期待できる好打者のイェリッチにはカージナルス、フィリーズ、ブレーブス、ダイヤモンドバックスなど少なくとも15球団が興味を示していると報じられており、イェリッチが今季の開幕戦をマーリンズの一員として迎えるかどうかは不透明である。3ヶ月後、イェリッチが他球団のユニフォームに身を包んでレフトを守っている可能性も十分にありそうだ。


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  • カージナルスがホズマー&ドナルドソンをターゲットに

    2018.1.4 15:30 Thursday

     マーリンズからマーセル・オズーナを獲得し、さらなる打線強化を目指すカージナルス。ジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)への関心はすでに報じられているが、フリーエージェントの一塁手、エリック・ホズマーにも引き続き興味を示しているようだ。

     2年連続でポストシーズン進出を逃したカージナルスは今オフ、打線とブルペンの補強を目指している。打線にはオズーナ、ブルペンにはルーク・グレガーソンを加えたものの、まだ不十分。打線に関してはドナルドソンやマニー・マチャド(オリオールズ)といった大物三塁手が補強ターゲットとして浮上しているが、カージナルスの補強リストにはホズマーの名前も含まれているという。

     ドナルドソンやマチャドは三塁手、ホズマーは一塁手。なぜポジションが異なる選手を同時に獲得候補とすることができるのかというと、これにはマット・カーペンターの存在が大きく影響している。カーペンターは直近3シーズンにおいて一塁、三塁の両ポジションで各150試合以上に先発出場した唯一のメジャーリーガー。三塁手を獲得すればカーペンターを一塁、一塁手を獲得すればカーペンターを三塁に置けばポジション重複の問題は解決する。カーペンターのユーティリティ性がカージナルスの補強可能性を広げているというわけだ。

     ドナルドソンやマチャドは現所属球団が放出に乗り気ではなく、今後カージナルスはホズマー獲得に本格的にシフトしていく可能性がある。しかし、ホズマーに対してはロイヤルズやパドレスが7年契約を提示しているとの報道もあり、ホズマー獲得も一筋縄ではいかないだろう。マイク・ムスターカス、トッド・フレイジャーといったフリーエージェント市場の三塁手がメインターゲットとなる可能性もありそうだ。

     また、ブルペン補強についてはアレックス・コロメイ(レイズ)とフリーエージェントのグレッグ・ホランドが有力候補。昨季はクローザーを固定できず接戦を落とすケースが目立ったため、実力派クローザーを加えて勝ちパターンを確立したいところだろう。ホズマー、ムスターカス、ホランドは奇しくも3人全員がスコット・ボラスのクライアント。ジョン・モゼリアック野球部門社長は今後、ボラスと接触する機会が多くなるかもしれない。


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  • ジャイアンツが外野のアップグレードを目指す

    2018.1.4 14:30 Thursday

     日本時間12月21日にレイズからエバン・ロンゴリアを獲得するトレードを成立させたジャイアンツだが、まだ今オフの補強は終わっていない。MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、内野の整備を終えたジャイアンツは外野のアップグレードを目指しているようだ。

     昨季のジャイアンツは外野手のOPSが両リーグワーストの.685に終わり、本塁打を38本しか打てなかった(両リーグ最少)。一塁や三塁とともに打線の軸となるべき外野3ポジションがこの有様では得点力が上がらないのも当然で、639得点は両リーグワースト2位。128本塁打やOPS.689は当然のように両リーグワーストの数字だった。しかも、外野手でチーム最高のOPS.756を記録したディナード・スパンはロンゴリアとのトレードでレイズへ放出されており、現時点ではハンター・ペンス(昨季OPS.701)、ジャレット・パーカー(同.709)、マック・ウィリアムソン(同.685)、ゴーキーズ・ヘルナンデス(同.652)らがレギュラー候補という状況。通算220本塁打、OPS.800の実績を誇るペンスがいるライトはともかく、センターとレフトについては補強が急務となっている。

     フリーエージェント市場で名前が挙がっているのはロレンゾ・ケインとジェイ・ブルースの2人。しかし、モロシによるとジャイアンツはドラフト指名権に影響しない選手を優先する方針であり、ロイヤルズからクオリファイング・オファーを提示されたケインの優先度は低くなる。ペンスとポジションが重なってしまう点は気になるが、昨季36本塁打、101打点、OPS.832をマークしたブルースが補強の筆頭候補となりそうだ。

     ペンスとブルースで外野の両翼が埋まったとして、レギュラー不在のセンターにはアンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)を加える可能性がある。マカッチェンは今季がパイレーツとの契約最終年。カブス、ブリュワーズ、カージナルスの上位3球団が着実に補強を進めるなかで、パイレーツがポストシーズンに進出するのは難しい状況となっており、マカッチェンの放出が検討される可能性は十分にある。昨季28本塁打、88打点、OPS.849をマークした元MVPがセンターに加われば、少なくとも打撃面では大きなアップグレードとなるはずだ。

     2010年、2012年、2014年にワールドシリーズを制覇し、2016年にもポストシーズン進出を果たしたジャイアンツ。「偶数年に強いジャイアンツ」のジンクスを守るために、ジャイアンツの補強はまだ終わらない。


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  • レッドソックスがJ.D.マルティネスに5年契約をオファーか

    2018.1.4 12:30 Thursday

     USAトゥデイ・スポーツによると、今オフのフリーエージェント市場で入手可能な最高の打者であるJ.D.マルティネスがレッドソックスから5年契約のオファーを受けているようだ。レッドソックスは今オフ、打線強化を最優先課題として補強に動いている。

     昨季のマルティネスは足の故障により1ヶ月ほど出遅れたものの、タイガースでは57試合に出場して打率.305、16本塁打、39打点、OPS1.018の好成績をマーク。7月中旬にダウェル・ルーゴら3選手とのトレードでダイヤモンドバックスへ移籍すると打棒はさらに加速し、62試合で打率.302、29本塁打、65打点、OPS1.107という素晴らしい成績を残した。シーズントータルでは119試合のみの出場に留まり、規定打席には届かなかったものの、打率.303、45本塁打、104打点、OPS1.066と自己最高の成績をマーク。1試合4本塁打を記録するなど、強烈なインパクトを残した1年だった。

     そのマルティネスを欲しているレッドソックスは昨季のチーム本塁打が168本でリーグ最下位。デービッド・オルティスが引退した穴を埋めることができず、打線は迫力不足の感が否めなかった。また、同地区ライバルのヤンキースがジャンカルロ・スタントンの獲得に成功し、アーロン・ジャッジ、ゲーリー・サンチェスらが並ぶ打線をさらに強化。こうした事情もあり、今オフのレッドソックスは打線の強化が急務となっていた。

     レッドソックスの今オフの主な動きは正一塁手のミッチ・モアランドと再契約を結んだことくらい。これにより昨季のレギュラー9名を維持することには成功したが、もちろん大きな上積みはなし。45本塁打、OPS1.066をマークしたマルティネスは喉から手が出るほど欲しい存在である。もしレッドソックスがマルティネス獲得に成功すれば外野ないし指名打者から1人がレギュラー落ちすることになり、その場合にはジャッキー・ブラッドリーJr.またはハンリー・ラミレスがトレード要員になることが予想される。レッドソックスの補強が落ち着くまでにはもうしばらく時間が掛かりそうだ。


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  • カブスがアリエタとの再契約を模索中

    2018.1.4 12:00 Thursday

     CBSシカゴのブルース・レバインによると、カブスは昨季までチームのエース格として活躍したジェイク・アリエタとの再契約に再び興味を持ち始めているようだ。レバインは同地区ライバルのカージナルスがアリエタ獲得を狙っていることを併せて伝えている。

     アリエタに代わる先発ローテーションの柱を探していたカブスだが、補強がなかなか思うように進まないなか、アリエタとの再契約を模索し始めているという。ダルビッシュ有とともに今オフのフリーエージェント市場における最高の先発投手と目されているアリエタにはブリュワーズ、ツインズ、ブルージェイズ、ロッキーズ、レンジャーズ、フィリーズ、ナショナルズなどが興味を持っていることが報じられてきたが、レバインによると現時点でのフロントランナーはカブスとカージナルス。アリエタが今季以降も引き続きカブスでプレイする可能性は十分にある。

     2015年に22勝6敗、防御率1.77の好成績でサイ・ヤング賞に輝いたアリエタだが、2016年は18勝8敗、防御率3.10、昨季は14勝10敗、防御率3.53と徐々に成績が悪化。アリエタの代理人を務めるスコット・ボラスは総額2億ドルを超える大型契約を求めているようだが、アリエタのパフォーマンスの低下傾向が各球団に大型契約を躊躇させる要因となっていることは間違いない。すでに31歳という年齢もあり、ボラスが求めるような大型契約は実現しない可能性の方が高いだろう。

     レバインはさらに、カブスがダルビッシュ、アレックス・カッブと連絡を取り続けていることを伝えている。しかし、ダルビッシュにはカブス以外にも多くの球団が興味を示しており、契約条件が高騰する可能性がある。また、カッブは当初、年平均1400万~1500万ドル程度の契約を求めていたものの、ここにきて要求金額を年平均300万ドルほど上昇させたと言われており、カブスはこの金額がカッブに適切でないと判断しているようだ。ダルビッシュやカッブがカブスの獲得候補から外れれば、カブスとアリエタの再契約はさらに現実味を増すことになりそうだ。


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      10月26日 2017年カブス名場面集

  • ロイヤルズとパドレスがホズマーに7年契約を提示か

    2018.1.4 11:30 Thursday

     USAトゥデイのリポートによると、フリーエージェント市場でベストの一塁手であるエリック・ホズマーに対してロイヤルズとパドレスが7年契約のオファーを提示しているようだ。前者は7年1億4700万ドル、後者は7年1億4000万ドルを提示していると見られている。

     ホズマーとの再契約を今オフの最優先事項に挙げていたロイヤルズ。デイトン・ムーアGMはホズマーへのオファーに関するコメントを控えているものの、少なくとも条件面については対抗馬のパドレスを一歩リードしているようだ(カージナルスもホズマー獲得に興味を示している)。昨季のホズマーは全162試合に出場し、打率.318、25本塁打、94打点、OPS.882の好成績をマーク。2年ぶり4度目となるゴールドグラブ賞を受賞したほか、自身初のシルバースラッガー賞にも輝いた。まだ28歳ということもあり、ムーアはロイヤルズが再建へと向かうなかで、正捕手のサルバドール・ペレス(27歳)とともに若手を引っ張っていく役割も期待している。ロイヤルズが再び優勝戦線に浮上するのは2020~2021年ごろになると予想されているが、ペレスは2021年まで契約が残っており、ホズマーを長期契約で引き止めることは再建の方針と逆行しないというわけだ。

     ただし、ムーアは今季の年俸総額を1億2000万ドル前後から増額させないことを明言しており、ホズマーと7年1億4700万ドルの大型契約を結ぶのであれば他のどこかで年俸を削減する必要がある。ホアキム・ソリア、ジェイソン・ハメルといったベテラン投手を放出するのも一つの方法だが、現実的にはホズマーの年俸をバックロード型(最初は年俸を抑え、契約期間が進むにつれて年俸が上昇していく形式)にすることで対応するのではないだろうか。

     仮にホズマーとの7年1億4700万ドルの契約が成立すれば、ロイヤルズにとっては2016年1月にアレックス・ゴードンと結んだ4年7200万ドルを上回る球団史上最高額の契約となる。フランチャイズ・プレイヤーとしてロイヤルズでプレイし続けるのか、それとも他球団に新天地を求めるのか。ホズマーの決断に注目だ。


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  • トレード市場の大物三塁手 マチャド&ドナルドソンは残留濃厚

    2018.1.4 11:00 Thursday

     今オフのトレード市場を賑わせているマニー・マチャド(オリオールズ)とジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)はともにメジャーを代表する三塁手である。MLB.comのマーク・フェインサンドによると、この2人の大物三塁手はいずれも現所属球団で開幕を迎える可能性が高くなっているようだ。

     マチャドは今オフのトレード市場において、最も注目されている選手の一人である。まだ25歳ながらメジャートップクラスの実力を誇り、来オフにはフリーエージェント。今季の優勝争いが難しいと見られるオリオールズにとって、マチャドを放出して2019年以降の戦いに備えるのは有力なオプションとなる。

     しかし、オリオールズはマチャドの対価として長く保有できる先発投手を2枚欲していると言われている。マチャドがフリーエージェント前に契約延長に応じる可能性は極めて低いと見られており、マチャドの1年に対して長く保有できる先発投手を2枚放出するのは負担が大きすぎる。もちろんオリオールズを満足させるオファーを提示したチームはなく、オリオールズの要求レベルの高さがトレードが成立しない要因となっている。

     オリオールズは引き続きマチャドへの獲得オファーに耳を傾ける方針だが、求める対価の水準を引き下げるつもりはなく、マチャドはオリオールズの正三塁手として今季の開幕を迎えることになるだろう。なお、オリオールズが完全にポストシーズン争いから脱落した場合、夏場にトレード話が再燃する可能性は残されている。

     ドナルドソンについては、そもそもブルージェイズが放出に乗り気ではない。ブルージェイズはドナルドソンとの契約延長を希望しており、また、今季は再びポストシーズン進出を目指す方針だ。ドナルドソン放出はそのチーム方針と相反する動きとなるため、よほど好条件のオファーがない限り、ブルージェイズがドナルドソン放出に動くことはないだろう。

     以上のことから、三塁手の補強を目指す球団の目は今後、フリーエージェント市場へと移っていくことが予想される。マイク・ムスターカス、トッド・フレイジャー、エドゥアルド・ヌニェスらが補強の筆頭候補となりそうだ。

  • ブレーブスがイェリッチ&リアルミュート獲得に興味を示す

    2018.1.4 10:30 Thursday

     マーリンズがクリスチャン・イェリッチ、J.T.リアルミュートの放出を検討していることはすでに報じられているが、MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、ブレーブスがこの2選手の獲得に興味を示しているようだ。

     昨年11月にブレーブスのGMに就任したアレックス・アンソポロスは、就任と同時にメジャー有数のファーム組織を手に入れた。そして、アンソポロスはブルージェイズGM時代にトップ・プロスペクトの放出を躊躇しなかったことで知られている。つまり、アンソポロスが充実したファーム組織を利用してイェリッチ、リアルミュートの獲得を実現させる可能性は十分にあるのである。

     アンソポロスはすでにドジャースとの大型トレードを成立させたが、今オフのブレーブスの目立った動きはこれだけ。ぜいたく税のラインまではまだ余裕があり、人員が不足気味の三塁手、先発投手、救援投手を中心に補強を進めることになると見られている。イェリッチを獲得すれば、有望株のロナルド・アクーナの出場機会をブロックしてしまうことになるが、衰えが目立つニック・マーケイキスの出場機会を減らすことで対応するつもりなのだろう。また、捕手についてはタイラー・フラワーズとカート・スズキの併用体制が確立しているが、昨季のように上手く機能する保証はない。リーグ有数の好捕手に成長したリアルミュートの加入は大きな戦力アップとなるはずだ。

     ブレーブスは来季以降の契約が保証されている選手がフレディ・フリーマン、フリオ・テーラン、エンダー・インシアーテの3選手しかおらず、資金面にはかなりのフレキシビリティがある。最大で2022年まで契約を残すイェリッチや年俸調停権を取得したリアルミュートが加入しても、さほど大きな問題にはならないだろう。

     また、ブレーブスは比較的余裕のある資金を利用して計算できる先発投手の獲得も視野に入れている。テーラン、マイク・フォルティネビッチ、ブランドン・マッカーシーの3枠しか先発ローテーションが確定していない状況のなか、ダルビッシュ有、ジェイク・アリエタ、アレックス・カッブ、ランス・リンら有力先発投手が獲得候補として浮上する可能性もありそうだ。


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