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  • 新たなGMを探すメッツ 他球団の有能スタッフの引き抜きに失敗

    2021.10.19 10:00 Tuesday

     オフシーズンに入って新たなGM(もしくは編成本部長)を探しているメッツだが、当初の候補者リストに入っていた他球団の有能スタッフの引き抜きにことごとく失敗し、再考を強いられている。地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者によると、ブリュワーズのデービッド・スターンズ編成本部長のヘッドハンティングはブリュワーズに拒否されて失敗。また、「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると、アスレチックスのビリー・ビーン副社長もメッツへ移籍するつもりはないようだ。

     当初、メッツの新GM候補にはセオ・エプスタイン、スターンズ、ビーンといった大物エグゼクティブの名前ばかりが挙げられていた。しかし、現在メジャーリーグ機構のコンサルタントを務めているエプスタインは、メッツのスティーブ・コーエン・オーナーとの話し合いを行った結果、「自分が求める適切な機会ではない」としてメッツへの加入を拒否。真っ先に候補者リストから名前が消えた。

     メッツはブリュワーズに対してスターンズの面接を行う許可を求めていたが、ブリュワーズがスターンズのような優秀な人材を簡単に手放すわけもなく、ブリュワーズのマーク・アタナシオ・オーナーはこれを拒否。メッツは昨オフにもスターンズの引き抜きを画策していたが、このときもブリュワーズは許可を出さなかった。

     アスレチックスで長年にわたって手腕を発揮してきたビーンは、これまでにも他球団移籍の可能性が伝えられてきたが、今回もアスレチックスに残ることを選択。これにより、初期の段階でメッツの新GM候補に挙げられていたビッグネームは、いずれもメッツ加入の可能性が消滅した。

     これを受け、ドジャースのブランドン・ゴームズGM補佐が新たな候補として浮上しているが、ドジャースはゴームズの流出を防ぐためにGMへ昇進させることを検討しているという。なお、「SNY」のアンディ・マルティノはゴームズのほか、ブリュワーズのマット・アーノルドGM、ジャイアンツのスコット・ハリスGMを候補として挙げている。

  • パドレス・タティスJr. 不安を抱える左肩の手術を受けない可能性大

    2021.10.19 09:30 Tuesday

     パドレスが誇る若きスター遊撃手、フェルナンド・タティスJr.は今季少なくとも4度にわたって左肩を部分的に脱臼しており、2度の故障者リスト入りがあった。脱臼は回数を重ねるごとに再発の可能性が高まる傾向があると言われており、今オフ中に手術を受けるか注目されているが、その決断の日が迫っているようだ。複数の関係者が得た情報によると、タティスJr.は左肩の手術を回避したいと考えており、不安を抱える左肩の手術を受けない可能性が高まっているという。

     もし手術を受けた場合、回復には5ヶ月を要するとみられており、タティスJr.がこれ以上決断を先延ばしにすると、来季の開幕に間に合わない可能性が出てくる。そんななかで、タティスJr.は左肩の手術について決断を迫られているが、「肩の調子はとてもいい。今の状態に安心しているよ」と左肩の状態に問題がないことを強調。シーズン中にも故障を防ぐために左肩の強化トレーニングに取り組んでいたが、今のところ、手術を受けるつもりはないようだ。

     パドレスはここ数週間、定期的にタティスJr.と連絡を取り合い、手術を受けることのメリットについて説明しているという。ただし、最終的な決定権はタティスJr.にあるため、いくらパドレスが手術を受けさせたいと考えていても、タティスJr.が首を縦に振らない限り、手術が行われることはない。手術によってパフォーマンスにどんな影響が出るか不透明なため、タティスJr.はプレーを続けられる状態である限り、手術を受けたくないと考えているのかもしれない。

     今年2月に14年3億4000万ドルの超大型契約を手にしたタティスJr.は、今季130試合に出場して打率.282、42本塁打、97打点、25盗塁、OPS.975をマーク。本塁打王のタイトルを獲得し、MVP候補にも挙げられている。まだ契約が13年も残っているため、パドレスは早めに手術を受けて左肩のリスクを解消しておきたいようだが、タティスJr.は左肩に不安を抱えたままで超大型契約に見合う活躍を続けることはできるのだろうか。

  • 電撃解任のシルト前監督 18年間在籍したカージナルスに感謝

    2021.10.19 09:00 Tuesday

     球団新記録の17連勝を達成して3年連続のポストシーズン進出を果たしながらも電撃解任されたカージナルスのマイク・シルト前監督は、日本時間10月19日にオンライン会見を開き、フロントオフィスとの考え方の違いが解任につながったことを認めつつも、過去18年間にわたって様々な役割を任せてくれた球団への感謝を口にした。「私はこの球団をリスペクトしているし、感謝を述べることしかできない」とシルト。「どんな違いがあったかを私の口から言うことはできない」とも話している。

     来季まで契約が残っていたシルトだが、カージナルスは日本時間10月15日に解任を発表。ジョン・モゼリアック編成本部長はフロントオフィスとの「哲学的な相違」を解任の理由に挙げた。シルトは2018年途中に解任されたマイク・マシーニー(現ロイヤルズ監督)の後任としてカージナルスの監督となり、2019年から3年連続でポストシーズン進出。ドジャースと対戦してサヨナラ負けを喫したワイルドカード・ゲームがカージナルスの監督としての最後の試合となった。

     シルトはオンライン会見のなかで記者からの質問を受け付けなかった。今後のプランについても明言しなかったが、パドレスの新監督候補に挙がっていることが報じられており、シルト自身も「球界での次の機会が楽しみだ。たくさんのチャンスがあると思うから、選手や球界の成長に貢献したい」と話している。また、カージナルスに対してもネガティブな感情は持っておらず、「いい結果を残してチームを去ることができたし、2022年のチームにも期待しているよ」と語った。

     プロ野球選手としてのプレー経験を持たないシルトは、高校や大学でコーチを務めたあと、2004年にスカウトとしてカージナルスに加入。その後はコーチ業も兼任するようになり、マイナーの監督、メジャーの三塁ベースコーチ、メジャーのベンチコーチと着実に出世階段をのぼって2018年途中にカージナルスの監督に就任した。2019年に最優秀監督賞を受賞しているが、プロ野球選手経験のない監督しては史上初の快挙だった。

  • アストロズの内野手4人がポストシーズンのメジャー新記録を樹立

    2021.10.18 12:00 Monday

     アストロズの内野カルテット、一塁ユリ・グリエル、二塁ホゼ・アルトゥーベ、三塁アレックス・ブレグマン、遊撃カルロス・コレアは2016年9月に初めて同時にスタメンに名を連ね、それ以来、数多くの試合でともにプレーしてきた。アストロズが5年連続でリーグ優勝決定シリーズに進出しているため、この4人はポストシーズン64試合で同時に出場。エリアス・スポーツ・ビューロー社によると、ポジションに関わらず、4人のチームメイトが同時に出場した試合数としては、これがポストシーズン史上最多記録だという。

     アストロズのダスティ・ベイカー監督は「この4人組は史上最高の内野カルテットの1つとして語り継がれるだろう」と話しているが、それは決して過大評価ではないかもしれない。ポストシーズン史上最多の64試合で同時に出場しているだけでなく、レギュラーシーズンで同時にスタメン出場した267試合はワイルドカード時代(1995年~)では内野カルテットで5番目という大記録。アストロズの内野カルテットを上回る4組は以下の通りである。

    1位 304試合 マリナーズ
    エイドリアン・ベルトレイ、ホゼ・ロペス、リッチー・セクソン、ユニエスキー・ベタンコート

    2位 290試合 ヤンキース
    ロビンソン・カノー、デレク・ジーター、アレックス・ロドリゲス、マーク・テシェイラ

    3位 279試合 マーリンズ
    ルイス・カスティーヨ、アレックス・ゴンザレス、デレク・リー、マイク・ローウェル

    4位 268試合 ヤンキース
    スコット・ブローシャス、デレク・ジーター、チャック・ノブロック、ティノ・マルティネス

     グリエルは今季、自身初の首位打者に輝き、アルトゥーベはオールスター・ゲーム選出7度、首位打者3度、シルバースラッガー賞5度、ゴールドグラブ賞1度、MVP1度という輝かしい実績を誇る。ブレグマンはオールスター・ゲームに2度選出されているほか、2019年のMVP投票で2位にランクインしており、コレアも2015年新人王、オールスター・ゲーム選出2度のスター選手だ。内野手4人が揃ってこれだけの実力と実績を兼ね備えているのは非常に珍しいケースと言える。

     アルトゥーベとブレグマンはアストロズと長期契約を結んでおり、グリエルも来季の球団オプション行使が確実。ただし、コレアは今季終了後にFAとなり、超大型契約で他球団へ移籍する可能性がある。ブレグマンは「(この4人で形成する内野が)終わらないことを願っているよ」と話しているが、ベイカーが「史上最高の1つ」と高く評価するアストロズの内野カルテットは、今回のポストシーズンで見納めとなるかもしれない。

  • カージナルス監督解任の理由は依然不明 モリーナ「問題はなかった」

    2021.10.18 11:00 Monday

     球団新記録の17連勝を達成して3年連続のポストシーズン進出を果たしたカージナルスは、マイク・シルト監督の解任を発表して球界を驚かせた。ジョン・モゼリアック編成本部長は解任の理由を「哲学的な相違」と説明したが、多くを語っておらず、憶測ばかりが広がっている。解任後、現在に至るまでコメントを拒否しているシルトは、日本時間10月19日に公式声明を発表する予定となっており、そこで具体的な理由がようやく明らかになるかもしれない。

    「ジ・アスレチック」でカージナルスを担当するケイティ・ウー記者によると、モゼリアックとシルトのあいだに緊張感が漂い始めたのは、カージナルスが勝率5割前後をウロウロしていたシーズン半ばだという。チームの成績がなかなか上がらなかったこと、トレード・デッドラインで大きな補強がなかったこと、フロントオフィスがチーム運営にアナリティクスをもっと取り入れたいと考えていたこと、シルトの指導方法やコミュニケーション方法をめぐってコーチとの関係性が悪化しつつあったことなどが具体的な要因として挙げられている。

     シルトはウー記者とテキストメッセージでのやりとりを行っており、コーチとの関係性の悪化については否定。その他の要因については認めつつも「全体像ではない」としている。名門カージナルスを率いていくうえで、シルトの考え方とフロントオフィスの方針のあいだに乖離があったことは間違いなさそうだ。

     シルトの解任が大きな注目を集めるなか、カージナルスのコーチや選手は口を閉ざしていたが、正捕手ヤディアー・モリーナはプエルトリコで自身がオーナーを務めるバスケットボール・チームの応援に訪れた際、取材に応じた。「驚いたよ。とてもいいコミュニケーションを取ることができていたし、4年間で3回もポストシーズンに進んだからね。監督と経営陣のあいだに何か問題があったのかもしれない。でも、僕が知っている限り、クラブハウスには何の問題もなかった」とモリーナは語る。

     モリーナは現役最後の1年をプエルトリコ人監督のもとでプレーすることに興味を示しており、カージナルスで長年にわたってコーチを務め、現在はマイナーの内野守備インストラクターを務めているホゼ・オケンドー、あるいは2020年に1試合も指揮を執ることなくメッツの監督を解任されたカルロス・ベルトランが新監督候補に浮上する可能性もありそうだ。

  • イグレシアスはRソックスに不可欠な存在 来季残留の可能性も

    2021.10.18 10:00 Monday

     ワイルドカードからリーグ優勝決定シリーズまで勝ち上がったレッドソックスは、10月に入ってシーズン終盤に活躍した選手1人を失ったものの、代わりにコーチ1人を手に入れた。その男の名はホゼ・イグレシアスだ。9月に入ってからレッドソックスと契約したため、ポストシーズンの出場資格を持たないイグレシアスだが、チームへの影響力の大きさを評価されてタクシー・スクワッド(予備登録選手)に名を連ね、ベンチ入り。時にはコーチとして、時には応援団長として、存在感を発揮し続けている。

     日本時間9月4日にエンゼルスを解雇されたイグレシアスは、その3日後にレッドソックスと契約。2013年以来8年ぶりの古巣復帰となったが、レッドソックスは新型コロナウイルスのクラスターが発生したことにより二遊間を守れる選手が不足し、誰でもいいから二遊間を守れる選手がほしいという状況だった。つまり、イグレシアスはその時点で「コロナ感染者が復帰するまでのつなぎ役」に過ぎなかったのだ。

     ところが、イグレシアスはレッドソックス復帰後の23試合で打率.356(59打数21安打)、1本塁打、7打点、OPS.915をマークする大活躍。当初は遊撃を守り、正遊撃手ザンダー・ボガーツが戦列復帰したあとは二塁へ移ってポストシーズン争いのなかでレギュラーとして出場を続けた。

     レイズとの地区シリーズ第4戦では、9回裏無死1塁からクリスチャン・アローヨが送りバントを決めたことがサヨナラ勝ちにつながったが、アローヨにバント指導を行ったのはイグレシアスだった。イグレシアスはこの試合の数日前、アローヨのバントの欠点を指摘。それが大一番での重要な送りバント成功につながったというわけだ。また、イグレシアスは同僚がホームランを打った際にダグアウトで同僚を乗せたカートを押し、チームを盛り上げる役割も担っている。

     アレックス・コーラ監督は「彼がいなければ、我々は今ここに居られたかわからない。コミュニケーション能力、野球の理解度、試合への集中力など、素晴らしい存在だ」とイグレシアスを絶賛する。「彼はプレーできないけど、大きなインパクトを残している。いつも野球の話をしているんだ。チャンピオンリングを手に入れるために自分の役割を果たしている」というコーラの言葉を聞く限り、今季終了後にFAとなるイグレシアスにはレッドソックス残留のチャンスもありそうだ。

  • 地区シリーズでドジャース勝利を願ったフリーマン その理由は?

    2021.10.18 09:30 Monday

     ドジャースはメジャー屈指の戦力を誇る強豪チームであり、他球団にとって対戦したくない相手に違いない。しかし、ドジャースとジャイアンツが第5戦までもつれる白熱の地区シリーズを戦うなか、ブレーブスの主砲フレディ・フリーマンは極めて個人的な理由でドジャースを応援していた。ドジャースが勝ち上がった場合、ブレーブスがリーグ優勝決定シリーズのホームフィールド・アドバンテージを獲得し、フリーマンは愛息チャーリーくんのリトルリーグの試合の応援に行くことができるからだ。

     ドジャースは球団タイ記録のシーズン106勝をマークしながらもジャイアンツに1ゲーム差の地区2位でワイルドカードとなったため、ブレーブスとドジャースがリーグ優勝決定シリーズで対戦する場合、東部地区優勝のブレーブスにホームフィールド・アドバンテージが与えられる。これによりリーグ優勝決定シリーズの第1戦と第2戦がアトランタのトゥルイスト・パークで開催されることになり、フリーマンはリーグ優勝決定シリーズ開始前に「今週末、チャーリーが野球をプレーするところを見ることができるよ」と嬉しそうに話していた。

     ブレーブスは日本時間10月18日、球団公式ツイッターにチャーリーくんが父親の前でホームランを打った動画をアップ。父親と違って右打者のチャーリーくんは、父親と同じ背番号「5」を背負い、センターへの大飛球を放ってベースを一周した。その動画にはチャーリーくんがベースを一周したあとに父親とハイタッチをする微笑ましいシーンも収められている。

     フリーマン親子はお互いに刺激し合いながら野球を続けてきた。今季序盤、フリーマンが打撃不振に陥っていたとき、チャーリーくんは「家族みんなでオールスター・ゲームに行こうよ」と父親を励まし、フリーマンは5月中旬から急激に成績を向上させてオールスター選出を果たしている(ただし、チャーリーくんの真の目的はオールスターでフェルナンド・タティスJr.に会うことだった)。

     チャーリーくんは大好きなタティスJr.に会わせてくれた父親の目の前でホームランを放って恩返し。今後もフリーマン親子の物語は続いていく。

  • マイナーリーガーへの住宅提供を義務化へ 「ESPN」が報じる

    2021.10.18 09:00 Monday

     日本時間10月18日、「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、選手や保護団体からの圧力が強まるなか、メジャーリーグ機構が2022年から各球団にマイナーリーガーへの住宅提供を義務付ける予定であることを伝えた。まだ正式な計画の概要は明らかにされていないが、「ESPN」が6球団の関係者から得た情報によると、すでにマイナーリーガーへの住宅提供の準備が開始されているという。関係者によると、メジャーリーグ30球団のオーナーたちは9月中旬にマイナーリーガーへの住宅提供を行うことで合意したようだ。

     近年、マイナーリーガーたちは労働条件について積極的に発言するようになっており、低賃金や住宅問題など、主に経済的な問題について球団を批判するケースが目立っている。マイナーリーガーの保護団体も登場しており、マイナーリーガーの待遇改善がメジャーリーグの大きな課題として注目されるようになった。関係者によると、住宅提供については詳細を詰めているところであり、家賃を全額負担するのか、あるいは住宅そのものを各球団が用意するのかはまだ決まっていないという。

     元マイナーリーガーで、マイナーリーガーの保護団体の代表を務めるハリー・マリーノ氏は「これはマイナーリーガーにとって歴史的な勝利だ」とコメント。「今年、彼らが直面している困難についての聞き取り調査を行ったとき、ほとんどすべての選手がシーズン中の住宅の確保と家賃の支払いをトップに挙げていた。その結果、我々はそれを最優先課題として解決に取り組んでいくことになったんだ」と話した。

     すでにアストロズはマイナーリーガーの家賃と遠征先での宿泊費の負担を開始しており、関係者によると、アストロズにならってマイナーリーガーへの住宅提供を開始しようとしていた球団は少なくないという。マイナーリーガーを支援する姿勢を明確にするメジャーリーガーもおり、今後もマイナーリーガーの待遇改善の動きは進んでいくとみられる。マリーノ氏は「マイナーリーガーが団結して声を上げるという前例のない行動が最終的に現状を覆した」と語ったが、これはゴールではなく、待遇改善の第一歩ということになるのだろう。

  • MLB公式サイト 菊池雄星の4年契約オプション破棄を予想

    2021.10.17 10:30 Sunday

     メジャーリーグ公式サイトのトーマス・ハリガン記者は、来季の契約がオプションとなっている選手について、オプション行使の動向を予想する特集記事を公開。来季からの4年間の契約が総額6600万ドルの球団オプションとなっている菊池雄星(マリナーズ)は「オプションが行使されない可能性が高い」との予想になった。ただし、球団オプションが破棄された場合、菊池に1年1300万ドルの選手オプションが与えられる契約となっており、菊池はこれを行使してマリナーズに残留するとみられている。

     メジャー3年目の今季、自身初のオールスター・ゲーム選出を果たした菊池だったが、開幕からの15先発で6勝3敗、防御率3.18と好投したのに対し、オールスター選出が決まったあとは14先発で1勝6敗、防御率6.22と急失速。シーズン終盤には首脳陣からの信頼を失い、ワイルドカード争いのなかで先発ローテーションから外される屈辱を味わった。

     シーズン通算では29試合に登板して157イニングを投げ、7勝9敗、防御率4.41、163奪三振という成績。今季も規定投球回をクリアできなかった。ハリガン記者は菊池について「3年間をマリナーズで過ごし、防御率4.97、FIP4.93を記録。2021年は防御率4.41、FIP4.61だった。マリナーズはワールドシリーズ終了後5日以内に4年6600万ドルの契約を与えるかを決めなければならない。オプション破棄の場合、菊池は1年契約の選手オプションを与えられる」と記している。

     過去にNPBでプレー経験がある選手では、ユリ・グリエル(アストロズ)、ピアース・ジョンソン(パドレス)、ジョエリー・ロドリゲス(ヤンキース)の3人はいずれも「オプションが行使される可能性が高い」との予想。首位打者に輝いたグリエルは1年800万ドル、63試合に登板して防御率3.22のジョンソンとヤンキース移籍後21試合で防御率2.84をマークしたロドリゲスはそれぞれ1年300万ドルの球団オプションとなっているが、来季の契約が保証された状態でオフシーズンを過ごすことができそうだ。

  • ドジャース NLCS初戦はブルペンゲーム、シャーザーは第2戦へ

    2021.10.17 07:00 Sunday

     ドジャースは日本時間10月17日に行われるブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦にリリーフ右腕のコリー・クネーベルが先発することを発表した。クネーベルはジャイアンツとの地区シリーズ第5戦でもオープナーとして先発しており、2試合連続の先発となる。地区シリーズ第5戦で最後の1イニングを投げたあと、中1日で先発する可能性があったマックス・シャーザーは第2戦の先発が決定。第3戦はウォーカー・ビューラー、第4戦はフリオ・ウリアスが先発する予定だ。

     デーブ・ロバーツ監督はシャーザーのコンディションに問題がなければ中1日で第1戦に先発させる方針であることを明らかにしていたが、最終的には37歳のベテラン右腕に無理をさせないことを決断した。とはいえ、地区シリーズ第5戦から中2日でリーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発するため、どんなピッチングを見せるか注目される。

     第1戦の先発を務めるのは地区シリーズ第5戦に続いて2試合連続でリリーフ右腕のクネーベル。ブルペンゲームとなり、先発右腕のトニー・ゴンソリンがオープナーのあとを継いで長いイニングを投げることが予想されているが、地区シリーズ第5戦でオープナーのクネーベルと3番手ウリアスのあいだに2番手としてブルスダル・グラテロルが登板したように、ゴンソリンまでつなぐ前に複数のリリーバーが登板する可能性もある。

     地区シリーズ第4戦に中3日で先発したビューラーは、中4日のリーグ優勝決定シリーズ第2戦ではなく、中6日で第3戦に先発することが決定。前回登板が自身初となる中3日での先発だったため、ドジャースは十分な休息を与えることを選択した。

     地区シリーズ第5戦に3番手として登板して4イニングを投げた20勝投手のウリアスは、中5日で第4戦に先発する。シリーズの決着が第5戦以降にもつれた場合、4勝0敗1セーブの大活躍を見せた昨年のポストシーズンと同様にリリーフで待機することになるだろう。

  • 【NLCS】ブレーブス マーティンとカマルゴが新たにロースター入り

    2021.10.17 06:30 Sunday

     日本時間10月17日、ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズがスタートする。2年連続でドジャース対ブレーブスという組み合わせになり、ブレーブスは1995年以来26年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指しているが、そのためには昨季王者のドジャースを破る必要がある。第1戦に先立ってロースター26名の顔ぶれが発表され、ディラン・リーとテランス・ゴアに代わってクリス・マーティン(元日本ハム)とヨハン・カマルゴの2人が新たに登録。新型コロナウイルス陽性のホルヘ・ソレアーは引き続きロースターから外れている。

     ブレーブスが発表したリーグ優勝決定シリーズのロースター26名は以下の通り。なお、ソレアーの戦列復帰の準備が整った場合、クリスチャン・パチェとの交代でロースター入りするとみられている。

    投手12名=イアン・アンダーソン、ジェシー・チャベス、マックス・フリード、ルーク・ジャクソン、クリス・マーティン、タイラー・マツェック、A・J・ミンター、チャーリー・モートン、ウィル・スミス、ドリュー・スマイリー、ジェイコブ・ウェブ、ワスカル・イノア

    捕手2名=ウィリアム・コントレラス、トラビス・ダーノウ

    内野手7名=エイレ・アドリアンザ、オジー・アルビーズ、オーランド・アルシア、ヨハン・カマルゴ、フレディ・フリーマン、オースティン・ライリー、ダンズビー・スワンソン

    外野手5名=アダム・デュバル、ギイェルモ・ヘレディア、クリスチャン・パチェ、ジョク・ピーダーソン、エディ・ロサリオ

  • 【NLCS】連覇目指すドジャース マンシーは引き続きロースター外

    2021.10.17 06:00 Sunday

     日本時間10月17日、ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズがスタートする。2年連続でドジャース対ブレーブスという組み合わせになり、ドジャースは1998~2000年のヤンキース(3連覇)以来となるワールドシリーズ連覇を達成すべく、昨季に続いてブレーブス撃破を目指す。第1戦に先立ってロースター26名の顔ぶれが発表され、デービッド・プライスとビリー・マッキニーに代わってエバン・フィリップスとジャスティン・ブルールの2人が新たに登録。故障中のマックス・マンシーは今回もロースターから外れた。

     ドジャースが発表したリーグ優勝決定シリーズのロースター26名は以下の通り。

    投手13名=フィル・ビックフォード、ウォーカー・ビューラー、ジャスティン・ブルール、トニー・ゴンソリン、ブルスダル・グラテロル、ケンリー・ジャンセン、ジョー・ケリー、コリー・クネーベル、エバン・フィリップス、マックス・シャーザー、ブレイク・トライネン、フリオ・ウリアス、アレックス・ベシア

    捕手2名=オースティン・バーンズ、ウィル・スミス

    内野手5名=ギャビン・ラックス、アルバート・プーホルス、コリー・シーガー、トレイ・ターナー、ジャスティン・ターナー

    外野手6名=マット・ベイティ、コディ・ベリンジャー、ムーキー・ベッツ、AJ・ポロック、スティーブン・スーザJr.、クリス・テイラー

  • 【NLCS展望】連覇目指すドジャースが2年連続でブレーブスと対戦

    2021.10.16 12:00 Saturday

     ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズは2年連続で同じ対戦カードとなった。1998~2000年に3連覇したヤンキース以来のワールドシリーズ連覇を目指すドジャースと、1995年以来26年ぶりの世界一を目指すブレーブス。昨年は最終戦までもつれる大熱戦の末、4勝3敗でドジャースがブレーブスを破ったが、今回はどんな結末が待っているのだろうか。なお、シーズン106勝を記録したドジャースだが、ワイルドカードのため、ホームフィールド・アドバンテージは東部地区王者のブレーブス(シーズン88勝)に与えられる。

     地区シリーズではブレーブスが3勝1敗でブリュワーズを退けたのに対し、ドジャースは宿敵ジャイアンツとの第5戦までもつれる熱戦を制して勝ち上がってきた。第4戦にウォーカー・ビューラー、第5戦にフリオ・ウリアスとマックス・シャーザーが登板したため、まだ初戦の先発投手が決まっていない状況。地区シリーズの最後を締めくくったシャーザーが中1日で先発するか、トニー・ゴンソリンを先発に立てるか、あるいはブルペンデーで試合に臨むことになりそうだ。一方のブレーブスは後半戦に調子を上げて地区シリーズ第2戦でも好投したエース左腕のマックス・フリードが初戦に先発する。

     レギュラーシーズンでリーグ4位のチーム防御率3.88をマークしたブレーブスは、地区シリーズの4試合で合計6失点(うち2完封)と投手陣が好調。ただし、これはブリュワーズ打線の拙攻に助けられた部分もあり、過大に評価しないよう注意が必要だ。ドジャース投手陣もここまでのポストシーズン6試合のうち5試合を2失点以内に抑えており、レギュラーシーズンでリーグ1位のチーム防御率3.01をマークした実力を存分に発揮している。

     両軍の投手陣が好調である以上、両軍の打線がいかに得点を奪えるかがポイントとなる。打撃成績はレギュラーシーズン、ポストシーズンとも大差なく、勝負どころでの一打が勝敗を分けることになるだろう。その点では、ドジャースは正一塁手マックス・マンシーに戦列復帰の見込みが立っていないのが痛い。引き続きコディ・ベリンジャーとアルバート・プーホルスのプラトーン起用が有力だ。対するブレーブスはホルヘ・ソレアーが新型コロナウイルス陽性で戦列を離れているが、フレディ・フリーマン、オースティン・ライリー、ジョク・ピーダーソンらが好調で頼りになる。

     レギュラーシーズンの勝利数では大差がついている2チームだが、勝利数ほどの実力差はないように見える。両軍の主力選手がしっかり実力を発揮すれば、2年連続で最終戦までもつれる展開となる可能性も十分にある。また、昨年に続いてウィル・スミス同士の直接対決にも注目したい。

  • 今年のWSで見たい対戦カード 最大の注目は「因縁の再戦」?

    2021.10.16 10:00 Saturday

     メジャーリーグでは両リーグの地区シリーズが終了し、日本時間10月16日からリーグ優勝決定シリーズがスタート。2021年シーズンのチャンピオンはアストロズ、レッドソックス、ブレーブス、ドジャースの4チームに絞られた。メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチ記者は、実現する可能性のあるワールドシリーズの対戦カード4つを1位から4位までランク付け。1位にはアストロズが不正なサイン盗みを行っていたことが発覚した2017年のワールドシリーズの再戦となる「アストロズ対ドジャース」が選ばれた。

     アストロズとドジャースがワールドシリーズで対戦したのは4年前。特に目新しさのない対戦カードだが、サイン盗み問題の因縁があり、アストロズに対して挑発的な態度を取り続けているジョー・ケリー(ドジャース)の存在も含め、大いに盛り上がることは間違いないだろう。

     2位には「レッドソックス対ドジャース」がランクイン。この2チームはワールドシリーズで3年前に対戦しているが、当時レッドソックスの中心選手だったムーキー・ベッツはアレックス・ベルドゥーゴらとの交換でドジャースへ移籍した。また、ドジャースでユーティリティ・プレーヤーとして活躍したエンリケ・ヘルナンデスは現在レッドソックスに在籍している。彼らの凱旋も含め、面白い対戦となりそうだ。

     3位に選ばれたのは「ブレーブス対レッドソックス」。ブレーブスは過去に9度、レッドソックスは過去に13度ワールドシリーズに出場しているが、驚くべきことに、この2チームは1度もワールドシリーズで対戦したことがない。ブレーブスが1952年までボストンを本拠地としていたことも含め、注目のカードとなる。

     4位は「ブレーブス対アストロズ」。この2チームはアストロズがナ・リーグ中部地区の強豪だったころにポストシーズンで頻繁に対戦しており、1997~2005年の9年間で5度も顔を合わせている。ちなみに、現在ブレーブスに在籍しているチャーリー・モートンは2017年ワールドシリーズの胴上げ投手である。

  • MLB公式サイトの「新人ベストナイン」にアロザレーナらが選出

    2021.10.16 09:00 Saturday

     メジャーリーグ公式サイトで主にプロスペクト(若手有望株)の情報を扱う「MLBパイプライン」は2021年シーズンの「新人ベストナイン」のファースト・チームとセカンド・チームを選出した。ジョナサン・インディア(レッズ)、ワンダー・フランコ(レイズ)、ランディ・アロザレーナ(レイズ)、アドリス・ガルシア(レンジャーズ)、トレバー・ロジャース(マーリンズ)など、好成績を残したルーキーが順当に選出。「新人ベストナイン」に選ばれた選手のなかから両リーグの新人王も選出されることになりそうだ。

    「MLBパイプライン」のジョナサン・マヨ記者が選出した「新人ベストナイン」の顔ぶれは以下の通り。

    ファースト・チーム

    捕手:タイラー・スティーブンソン(レッズ)
    132試合 打率.286 10本塁打 45打点 0盗塁 OPS.797

    一塁:ボビー・ダルベック(レッドソックス)
    133試合 打率.240 25本塁打 78打点 2盗塁 OPS.792

    二塁:ジョナサン・インディア(レッズ)
    150試合 打率.269 21本塁打 69打点 12盗塁 OPS.835

    三塁:パトリック・ウィズダム(カブス)
    106試合 打率.231 28本塁打 61打点 4盗塁 OPS.823

    遊撃:ワンダー・フランコ(レイズ)
    70試合 打率.288 7本塁打 39打点 2盗塁 OPS.810

    外野:ランディ・アロザレーナ(レイズ)
    141試合 打率.274 20本塁打 69打点 20盗塁 OPS.815

    外野:アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
    149試合 打率.243 31本塁打 90打点 16盗塁 OPS.741

    外野:ディラン・カールソン(カージナルス)
    149試合 打率.266 18本塁打 65打点 2盗塁 OPS.780

    DH:ライアン・マウントキャッスル(オリオールズ)
    144試合 打率.255 33本塁打 89打点 4盗塁 OPS.796

    先発:トレバー・ロジャース(マーリンズ)
    25試合 7勝8敗0セーブ 防御率2.64 157奪三振

    先発:ルイス・ガルシア(アストロズ)
    30試合 11勝8敗0セーブ 防御率3.30 167奪三振

    先発:アレック・マノア(ブルージェイズ)
    20試合 9勝2敗0セーブ 防御率3.22 127奪三振

    先発:シェーン・マクラナハン(レイズ)
    25試合 10勝6敗0セーブ 防御率3.43 141奪三振

    先発:イアン・アンダーソン(ブレーブス)
    24試合 9勝5敗0セーブ 防御率3.58 124奪三振

    救援:ギャレット・ウィットロック(レッドソックス)
    46試合 8勝4敗2セーブ 防御率1.96 81奪三振

    救援:エマニュエル・クラセイ(インディアンス)
    71試合 4勝5敗24セーブ 防御率1.29 74奪三振

    セカンド・チーム

    捕手:エリック・ハース(タイガース)
    98試合 打率.231 22本塁打 61打点 2盗塁 OPS.745

    一塁:フランク・シュウィンデル(アスレチックス/カブス)
    64試合 打率.326 14本塁打 43打点 2盗塁 OPS.962

    二塁:ジャズ・チザムJr.(マーリンズ)
    124試合 打率.248 18本塁打 53打点 23盗塁 OPS.728

    三塁:キブライアン・ヘイズ(パイレーツ)
    96試合 打率.257 6本塁打 38打点 9盗塁 OPS.689

    遊撃:エドムンド・ソーサ(カージナルス)
    113試合 打率.271 6本塁打 27打点 4盗塁 OPS.735

    外野:アキル・バドゥー(タイガース)
    124試合 打率.259 13本塁打 55打点 18盗塁 OPS.766

    外野:ヘスス・サンチェス(マーリンズ)
    64試合 打率.251 14本塁打 36打点 0盗塁 OPS.808

    外野:チャス・マコーミック(アストロズ)
    108試合 打率.257 14本塁打 50打点 4盗塁 OPS.766

    DH:セス・ブラウン(アスレチックス)
    111試合 打率.214 20本塁打 48打点 4盗塁 OPS.754

    先発:ケーシー・マイズ(タイガース)
    30試合 7勝9敗0セーブ 防御率3.71 118奪三振

    先発:タリク・スクーバル(タイガース)
    31試合 8勝12敗0セーブ 防御率4.34 164奪三振

    先発:ジェームス・キャプリリアン(アスレチックス)
    24試合 8勝5敗0セーブ 防御率4.07 123奪三振

    先発:タナー・ハウク(レッドソックス)
    18試合 1勝5敗1セーブ 防御率3.52 87奪三振

    先発:トリストン・マッケンジー(インディアンス)
    25試合 5勝9敗0セーブ 防御率4.95 136奪三振

    救援:マイケル・コペック(ホワイトソックス)
    44試合 4勝3敗0セーブ 防御率3.50 103奪三振

    救援:デービッド・ベッドナー(パイレーツ)
    61試合 3勝1敗3セーブ 防御率2.23 77奪三振

  • 【ALCS】アストロズに痛手 マカラーズJr.がロースターから外れる

    2021.10.16 05:30 Saturday

     日本時間10月16日、いよいよア・リーグのリーグ優勝決定シリーズがスタートし、西部地区王者のアストロズとワイルドカードから勝ち上がってきたレッドソックスが対戦する。第1戦の開始に先立って両チームはロースター26名を発表しており、アストロズはエース格の右腕ランス・マカラーズJr.と3番手捕手のギャレット・スタッブスがロースターから外れた。マカラーズJr.はホワイトソックスとの地区シリーズで2試合に先発して合計10回2/3を1失点に抑える活躍を見せていただけに、離脱はアストロズにとって大きな痛手となる。

     マカラーズJr.は地区シリーズ第1戦で7回途中まで無失点に抑える好投を見せ、中4日で先発した第4戦でも1失点ピッチング。しかし、右肘の張りを訴えて4イニングを投げたところで交代していた。「重症ではなくワールドシリーズに進出した場合は投げられる」といった報道もあったが、マカラーズJr.の状態について詳細は明らかにされていない。なお、ロースターから外れてタクシー・スクワッド(予備登録選手:最大9名)に異動したマカラーズJr.とスタッブスに代わり、ジェイク・オドリッジとブレイク・テイラーの2人がロースター入りを果たしている。

     アストロズが発表したリーグ優勝決定シリーズのロースター26名は以下の通り。

    投手13名=ルイス・ガルシア、イミー・ガルシア、ケンドール・グレイブマン、ザック・グレインキー、クリスチャン・ハビアー、フィル・メイトン、ジェイク・オドリッジ、ライアン・プレスリー、ブルックス・レイリー、ライン・スタネック、ブレイク・テイラー、ホゼ・ウルキディ、フランバー・バルデス

    捕手2名=ジェイソン・カストロ、マーティン・マルドナード

    内野手5名=ホゼ・アルトゥーベ、アレックス・ブレグマン、カルロス・コレア、アレドミス・ディアス、ユリ・グリエル

    外野手6名=ヨーダン・アルバレス、マイケル・ブラントリー、チャス・マコーミック、ジェイク・マイヤーズ、ホゼ・シリ、カイル・タッカー

  • 【ALCS】レッドソックス・澤村拓一が初めてロースター入り

    2021.10.16 05:00 Saturday

     日本時間10月16日、いよいよア・リーグのリーグ優勝決定シリーズがスタートし、西部地区王者のアストロズとワイルドカードから勝ち上がってきたレッドソックスが対戦する。第1戦の開始に先立って両チームはロースター26名を発表しており、日本人選手として唯一ポストシーズンに進出している澤村拓一(レッドソックス)が初めてロースター入りを果たした。レッドソックスはオースティン・デービスとマット・バーンズをロースターから外し、澤村とダーウィンゾン・ヘルナンデスの2人を新たに登録している。

     澤村はメジャー1年目の今季、55試合に登板して53イニングを投げ、5勝1敗、10ホールド、防御率3.06、61奪三振をマーク。ワイルドカード・ゲーム(対ヤンキース)と地区シリーズ(対レイズ)ではロースターから外れ、タクシー・スクワッド(予備登録選手:最大9名)に名を連ねていたが、アストロズと対戦するリーグ優勝決定シリーズで初めてロースター26名に登録された。アストロズは首位打者のユリ・グリエルをはじめ、ホゼ・アルトゥーベ、アレックス・ブレグマン、カルロス・コレアなど右の強打者が多いため、彼らと対戦する機会がありそうだ。

     レッドソックスが発表したリーグ優勝決定シリーズのロースター26名は以下の通り。

    投手13名=ライアン・ブレイシア、ネイサン・イバルディ、ダーウィンゾン・ヘルナンデス、タナー・ハウク、アダム・オッタビーノ、マーティン・ペレス、ニック・ピベッタ、ハンセル・ロブレス、エドゥアルド・ロドリゲス、クリス・セール、澤村拓一、ジョシュ・テイラー、ギャレット・ウィットロック

    捕手2名=ケビン・プラウェッキー、クリスチャン・バスケス

    内野手5名=クリスチャン・アローヨ、ザンダー・ボガーツ、ボビー・ダルベック、ラファエル・デバース、トラビス・ショウ

    外野手6名=エンリケ・ヘルナンデス、J・D・マルティネス、ハンター・レンフロー、ダニー・サンタナ、カイル・シュワーバー、アレックス・ベルドゥーゴ

  • 【ALCS展望】2017年王者と2018年王者がWS進出をかけて激突

    2021.10.15 11:00 Friday

     ア・リーグは日本時間10月16日からワールドシリーズ進出をかけたリーグ優勝決定シリーズがスタートする。ホワイトソックスを3勝1敗で破ったアストロズは5年連続リーグ優勝決定シリーズ進出。一方、ワイルドカードから勝ち上がってきたレッドソックスは直近19シーズンで7度目のリーグ優勝決定シリーズ進出だ。「常連」同士の対戦と言っていいだろう。2017年にアストロズのベンチコーチとして世界一を経験したアレックス・コーラ(レッドソックス監督)は2018年のリーグ優勝決定シリーズに続いて古巣との対戦となった。

     2017年王者のアストロズと2018年王者のレッドソックスはともの強力打線を誇っている。レギュラーシーズンではアストロズがリーグ1位の863得点、レッドソックスは同5位の829得点をマーク。ポストシーズンではレッドソックスが5試合で32得点、打率.328、11本塁打、OPS.919という驚異的な数字を残しているが、アストロズも4試合で31得点、打率.288、4本塁打、OPS.803とレギュラーシーズン同様の攻撃力を維持している。

     よって、両軍の投手陣がいかに相手打線を抑え込めるかがシリーズのポイントとなる。レギュラーシーズンの数字を見ると、アストロズのチーム防御率3.78がリーグ4位であるのに対し、レッドソックスの4.26は同7位。しかし、ポストシーズンではレッドソックス(4.13)がアストロズ(4.63)より優れた数字を残している。地区シリーズで好投したランス・マカラーズJr.(右前腕の違和感)が投げられない場合、アストロズの投手陣は戦力ダウンを強いられることになる。

     ヒューストンで行われる最初の2試合は、アストロズがフランバー・バルデス(第1戦)とルイス・ガルシア(第2戦)、レッドソックスはクリス・セール(第1戦)とネイサン・イバルディ(第2戦)が先発予定。「実力」で勝るアストロズが2年ぶりのリーグ優勝を果たすのか。あるいは「勢い」で勝るレッドソックスがワイルドカードからのさらなる下剋上を成し遂げるのか。連日の打撃戦となりそうな予感も漂っている。

  • コレア「アストロズが僕の希望額に応じるかどうかはわからない」

    2021.10.15 10:00 Friday

     2012年のドラフト全体1位指名から9年以上の月日が経過し、今季終了後にFAとなるカルロス・コレア(アストロズ)。ジム・クレイン・オーナーは先日、コレアとの再契約を試みる方針であることを明らかにしたが、コレアはアストロズが自身の希望額を満たすオファーを提示してくるとは考えていないようだ。攻守にハイレベルな実力を兼ね備える27歳のスター遊撃手は「今、僕の価値は上がっている。アストロズが僕の希望額に応じるかどうかはわからない」と話している。

     アストロズは今春のスプリング・トレーニング期間中にコレアとの契約延長交渉を行い、6年1億2000万ドルの契約をオファーしたが、コレアはこれを拒否。その後、アストロズは年平均額をアップさせた5年1億2500万ドルの契約を改めてオファーしたものの、コレアはまたしても首を縦に振らず、契約延長交渉は破談に終わった。フランシスコ・リンドーア(メッツ)やフェルナンド・タティスJr.(パドレス)が総額3億ドル以上の超大型契約を得たため、コレアもアストロズからのオファーを大きく上回るような大型契約を希望しているようだ。

     コレアは今季148試合に出場して打率.279、26本塁打、92打点、OPS.850をマーク。遊撃の守備ではキャリアハイを大幅に更新する守備防御点+21を記録しており、データサイト「ベースボール・リファレンス」が算出する総合指標WARではア・リーグの野手1位となる7.2という素晴らしい数字を残した。「今、僕の価値は上がっている。WARでリーグトップの7.2を記録してチームのポストシーズン進出に貢献したからね」とコレア。その結果、「アストロズが僕の希望額に応じるかどうかはわからない」と考えるに至ったようだ。

     また、コレアは「多くの人々が失敗だと思っている長期契約は30代の選手が結んだものだ。でも、僕は長期契約の1年目が27歳のシーズンになる。若くて健康だ。活躍できると思う」とも語っている。コレアと契約するためには、アストロズがオファーした6年1億2000万ドルや5年1億2500万ドルを大きく上回る条件が必要となるのは間違いなさそうだ。

  • アストロズ・マカラーズJr. リーグ優勝決定シリーズ欠場の可能性も

    2021.10.15 06:00 Friday

     ホワイトソックスとの地区シリーズで2試合に先発して防御率0.84の快投を見せ、5年連続のリーグ優勝決定シリーズに大きく貢献したランス・マカラーズJr.(アストロズ)だが、レッドソックスとのリーグ優勝決定シリーズを欠場する可能性が出てきた。マカラーズJr.は地区シリーズ第4戦を右前腕の違和感により4イニングで降板。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは「レッドソックスと対戦するリーグ優勝決定シリーズで投げられない可能性が高い」と報じた。

     メジャーリーグ公式サイトでアストロズを担当するブライアン・マクタガートは、ジェームス・クリックGMの話として「アストロズはまだMRI検査の結果を精査している最中」であることを伝えている。よって、アストロズはまだ何も決断を下しておらず、マカラーズJr.がリーグ優勝決定シリーズのロースターに名を連ねる可能性は残されている。また、リーグ優勝決定シリーズを欠場することになったとしても、マカラーズJr.の離脱は長期化しないとみられており、「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールは「ワールドシリーズでは投げられるだろう」と伝えている。

     マカラーズJr.はトミー・ジョン手術により2019年シーズンを全休。今季も5月下旬から6月中旬にかけて右肩痛で戦列を離れるなど、比較的故障の多い投手であり、30試合以上に先発したシーズンは1度もない。来季からは総額8500万ドルの5年契約がスタートするため、アストロズがマカラーズJr.の起用について慎重な姿勢を見せるのも当然と言える。無理をさせて右前腕の状態を悪化させることだけは避けたいところだろう。

     なお、アストロズはリーグ優勝決定シリーズの第1戦にフランバー・バルデス、第2戦にルイス・ガルシアが先発することを発表。マカラーズJr.がロースター入りする場合、先発登板は早くても第3戦(地区シリーズ第4戦から中5日)ということになる。他にもホゼ・ウルキディ、ザック・グレインキー、ジェイク・オドリッジといった先発投手がおり、マカラーズJr.の状態が万全でない限り、無理をさせないかもしれない。

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