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  • レッドソックスの練習場に珍客出現 ブラッドリーJr.がレポート

    2018.2.2 18:15 Friday

     アメリカ現地でも2月となりスプリングトレーニングが徐々に近づいている。全30球団がアリゾナ、またはフロリダに集まりシーズンに向けてし烈な競争が始まろうとしている。レッドソックスのジャッキー・ブラッドリーJr.も新しいシーズンに向けて念入りな調整を行っている。

     彼が所属するレッドソックスはフロリダのフォートマイヤーでスプリングトレーニングを行うことになっている。昨年は地区優勝を果たすもディビジョンシリーズで敗れたこともあって今季に賭ける思いは相当なものだろう。特にブラッドリーJr.は2度に渡る故障のために一昨年より成績を落としてしまった。ちなみにその成績は133試合に出場して打率.245 17本塁打 63打点だった。

     そんな中、チームの練習場になんとワニがやってくるという出来事が起こった。その様子をMLB.comの動画紹介コーナー「Cut4」で紹介されている。ブラッドリーJr.のTwitterにワニのいる様子を投稿。ちょうどボールの近くにそのワニがいたこともあって「ボールを片付けさせないとね」と紹介している。「Cut4」では「このワニはチームの開幕ロースターに入るかもしれない」と面白ろおかしく紹介。予想外の珍客にブラッドリーJr.は驚きと同時に喜んでいるようだった。


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  • 強打者により多くの打席を MLBの最新トレンド

    2018.2.2 17:30 Friday

     球界では伝統的に足の速い選手や小技の上手い選手をラインナップの1番や2番に起用することが多かった。しかし、近年のメジャーリーグではその傾向に変化が見られる。「強打者を上位で起用し、より多くの打席を与えること」が最新のトレンドとなっているようだ。

     300打席以上に出場した野手のうち、最も「wRC+」の値が大きい選手を「チーム内で最高の打者」と定義したとき、1977年は「最高の打者」の打順は1~4番が72%、5~8番が28%という内訳になっていた。しかし、1~4番の割合は年々上昇し、昨季は1~4番が87%、5~8番が13%と、この40年間で実に15%も上昇。昨季の「最高の打者」で5~8番で出場した割合が60%を超えていたのはヨンダー・アロンゾ(アスレチックス)だけだった。

     このように、近年のメジャーリーグでは強打者を打線の上位に起用する傾向が顕著になっている。特に「最高の打者」が2番に起用されるケースが増えており、昨季ではジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)、トミー・ファム(カージナルス)、ジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)、マイク・トラウト(エンゼルス)が2番打者として70試合以上に先発出場した。2014~2017年の4年間では、1番打者&2番打者の平均OPS.747がメジャーリーグ全体の平均OPS.728を大きく上回り、1番や2番は非力な選手が務める打順ではなくなっているのである。

     チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)、ブライアン・ドージャー(ツインズ)、ジョージ・スプリンガー(アストロズ)のように中軸クラスの打力を持った選手がリードオフマンを務めるケースも増え、「1番打者=俊足の選手」といったイメージも崩れつつある。もちろん、ビリー・ハミルトン(レッズ)のように伝統的な傾向に近い1番打者も存在するが、近年のトレンドを見る限りでは、今後も強打者を打線の上位で起用していく流れは加速していきそうだ。「俊足の1番打者」や「小技を使える2番打者」といった伝統的なイメージは、もはや過去のものとなりつつあるようだ。


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  • 前田が通訳にドッキリを仕掛ける 2人の関係は良好

    2018.2.2 16:20 Friday

     海外から来た選手にとって通訳と良い関係を築くことも重要なことだ。ドジャースの前田健太と彼を支えるウィル・アイアートン通訳との関係性も良好のようだ。MLB.comの動画紹介コーナー「Cut4」では前田がアイアートン通訳をドッキリで驚かせようとしている様子が公開されている。

     前田は自身のインスタグラムで「ウィリーを驚かすシリーズ第1弾」としてランニング中のアイアートン通訳を驚かせている様子を紹介。前田が隠れた場所の近くにはカメラも仕込まれており、念入りに準備が進められていたようだ。以前にも前田はドッキリを仕掛けたことがあり、その様子はファンの間でも大きな話題になっていたという。

     「Cut4」では前田のインスタグラムに「#surprise2018」と添えられているハッシュタグの意味を紹介。メジャー3年目のシーズンに向けて万全な準備を進めており、昨年、成し遂げることができなかったワールドシリーズ制覇に向けて挑戦する気持ちの表れだろう。前田自身の力を発揮するためにはプレーする環境を整えることも大事なことの1つであり、アイアートン通訳の存在はとても大きい。今回の「Cut4」での紹介は2人の仲の良さがよくわかる内容となっている。心強いパートナーとともに今年もドジャースを勝利に導く。2018年の前田の投球に注目だ。


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  • ジャイアンツがブルペンのアップグレードを検討中

    2018.2.2 15:30 Friday

     エバン・ロンゴリア、アンドリュー・マカッチェンらを獲得し、打線の強化を完了したジャイアンツが次に目指すのはブルペンのアップグレードだ。しかし、ボビー・エバンスGMは補強を急ぐつもりはなく、リリーバー獲得の適切なタイミングを待ち続ける方針だという。

     今オフのジャイアンツはブルペンに目立った補強を施していない。不本意なシーズンを過ごしたクローザーのマーク・マランソンが今季は万全の状態でシーズンに臨めるし、昨季途中に加入して代理クローザーとして機能したサム・ダイソンを開幕から使えるという計算もあるのだろう。しかし、当然ながらその他の事情もある。現時点で今季の推定年俸総額はぜいたく税の対象となる上限1億9700万ドルを超えるか超えないかのギリギリのラインとなっており、フリーエージェント市場での補強は難しい。今オフのトレードで若手有望株を多数放出しているため、トレードでの補強も避けたいところ。そしてなにより、昨季最も効果的だったリリーバーの補強が6月に獲得したダイソンだったという事実がある。

     エバンスは「我々はまだ補強のチャンスを探っているよ」と語ったが、これは今すぐ補強に動くことを意味するわけではない。スプリング・トレーニングが終盤に差し掛かり、各球団が開幕ロースターの決定に向けて人員整理を始めると、ロースターから漏れた選手のなかに思わぬ「掘り出し物」が見つかることもある。「ベストの選択肢は春の終わりごろに見つかるんじゃないかな」とエバンスは他球団のロースターから漏れた選手に注目していく方針を明らかにしている。

     クローザーにマランソン、セットアッパーにダイソンとハンター・ストリックランド、ほかにもコリー・ギアリンやデレク・ロー、スティーブン・オカートが控えるブルペンは決して悪い陣容ではない。しかし、ここにあと1~2人、計算できるリリーバーを加えることができれば、より盤石な体制となることは間違いないだろう。ジャイアンツの戦力補強は開幕直前まで続くことになりそうだ。


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  • 今季注目のルーキー12人 エンゼルス・大谷も選出

    2018.2.2 14:30 Friday

     MLB公式サイトでは「今季インパクトを残る可能性のあるルーキー」として各リーグ6人、計12人のルーキーを選出。ア・リーグからは大谷翔平(エンゼルス)、ナ・リーグからはルイス・ブリンソン(マーリンズ)らが選出された。この中から今季の新人王は現れるのだろうか。

     ア・リーグで真っ先に名前を挙げられたのは大谷。新人王の最有力候補と目されており、「最も高いレベルで二刀流を実践することは、球界に大きなインパクトを与えるだろう」と評価されている。本格的な二刀流選手として先発・指名打者の各ポジションでどれくらいの成績を残すことができるのか。今季のメジャーリーグにおける最大の注目ポイントの一つとなることは間違いないだろう。大谷以外の5人はオースティン・ヘイズ(オリオールズ)、ウィリー・アダメス(レイズ)、ウィリー・カルフーン(レンジャーズ)、ブレント・ハニーウェル(レイズ)、グレイバー・トーレス(ヤンキース)という顔ぶれ。ヘイズとカルフーンは開幕からレギュラーとして起用されることが予想されており、レギュラーに相応しい数字を残すことができれば、新人王争いにおいて大谷の強力なライバルとなりそうだ。アダメス、ハニーウェル、トーレスの3人も今季中のメジャー昇格が確実視されており、昇格時期や昇格後のパフォーマンス次第では新人王争いに加わってくるだろう。

     ナ・リーグからはブリンソンのほか、ホルヘ・アルファロ(フィリーズ)、ルイス・ゴハラ(ブレーブス)、J.P.クロフォード(フィリーズ)、マックス・フリード(ブレーブス)、ロナルド・アクーナ(ブレーブス)が選出。6人全員が東部地区所属チームに在籍している選手である。クリスチャン・イェリッチとのトレードでマーリンズに加入したブリンソンは再建を進めるマーリンズで正中堅手として起用される可能性が高く、出場機会の面から見ても新人王候補の筆頭と言えるだろう。アルファロ&クロフォードのフィリーズ・コンビも今季はレギュラーを務める予定であり、フルシーズン活躍できれば新人王のチャンスはある。ゴハラとフリードは現時点ではローテ候補の一角に過ぎず、ローテの座を勝ち取れるかがポイントとなりそうだ。そして、最大の注目株はアクーナ。マット・ケンプを放出したことにより開幕からレギュラーで起用される可能性もあり、昨季の急成長がホンモノならば、大谷以上のインパクトを残すことになるかもしれない。


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  • 日本でもプレーしたゴームズ氏 Dバックスルーキー級の打撃コーチへ

    2018.2.2 12:45 Friday

     チームにとって選手を補強することはもちろん、指導者を誰にするのか決めることもチームにとっては重要なことだ。日本時間2月2日、ダイヤモンドバックスはルーキーリーグの打撃コーチとしてジョニー・ゴームズ氏を採用すると発表した。

     37歳のゴームズ氏は長打力自慢の外野手として活躍し、7球団を渡り歩いた。2013年にはレッドソックスの一員としてワールドシリーズ制覇を経験し、2016年には日本の楽天イーグルスでもプレーしていた。日本ではわずか18試合の出場に終わり退団となった後はメジャー復帰を模索したが、実現には至っていない。メジャーでの通算成績は1203試合に出場して打率.242 162本塁打 526打点だった。打撃面では左投手に強く、キャリアで打率.273 OPSは.885を記録している(右投手に対しては打率.221、OPS.712)。

     ハッスルプレーとリーダーシップに対して高い評価を受けていたゴームズ氏はアスレチックスとロイヤルズに在籍していた当時、若手選手を指導する場面もみられ、ポストシーズン中は若手の精神的支柱となっていた。レッドソックスで世界一を経験したベテラン選手の存在感はチームにとって大きなものだったことだろう。2016年には引退報道があったが、本人はこれを否定している。

     今回、打撃コーチという新たな肩書きがつくことになるゴームズ氏。将来のメジャーのスター選手を輩出するため、自らの経験を伝えていくことになる。今回のルーキーリーグでの指導経験を経てメジャーのチームのユニフォームを着てグラウンドに立つ日も来るかもしれない。


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  • 剛腕・ロンドンがホワイトソックスとマイナー契約

    2018.2.2 12:30 Friday

     SBネーションのクリス・コティーロによると、ホワイトソックスは救援右腕のブルース・ロンドンとマイナー契約を結ぶことで合意に至ったようだ。平均90マイル台後半の速球を武器とするロンドンは、ブルペン候補の一人として開幕ロースター入りを目指すことになりそうだ。

     ロンドンは先月27歳になったばかり。2013年にタイガースでメジャーデビューを果たし、最速103マイルに達する速球で注目を集め、将来のクローザー候補として期待されたが、その後は2014年にトミー・ジョン手術を受けるなど、故障や制球難の影響もあって伸び悩み。2016年に37試合で防御率2.97と飛躍の兆しを見せたものの、昨季は21試合で防御率10.91と壊滅的な成績に終わり、シーズン終了後にノンテンダーFAとなっていた。

     メジャートップクラスの球速を誇る速球がロンドンの最大の魅力だが、いわゆる「棒球」になることが多く、球速のわりに威力がないことが伸び悩みの要因となっている。また、2016年には奪三振率11.15、与四球率2.97と投球内容に大幅な向上が見られたものの、昨季は奪三振率こそ12.64と自己ベストを記録したが、与四球率は自己ワーストの5.74。この制球難を克服しない限り、メジャーで安定した活躍を続けるのは難しいだろう。また、グラウンド外の言動を問題視されることも多く、2015年のシーズン終盤には「努力の様子が見られない」として自宅へ強制送還されたこともある。

     今オフのホワイトソックスはゼイビアー・セデーニョ、ロブ・スケーヒル、ジェンマー・ゴメスといったメジャー経験のあるリリーバーをマイナー契約で獲得しており、ロンドンはこれらの投手とブルペンの1~2枠をかけて争うことになると見られる。新天地で心機一転、タイガース時代に高く評価されていた才能をフルに開花させることができるのか。まだ27歳と若いだけに、新天地での活躍を期待したい。


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  • 全体1位指名右腕・アッペルが「無期限休養」を発表

    2018.2.2 12:00 Friday

     2013年のドラフトで全体1位指名を受けてプロ入りしたマーク・アッペル(フィリーズ)は野球から離れ、「無期限休養」することを発表した。もしこのまま球界に戻らず、メジャーでプレイすることがなければ、全体1位指名選手としては史上3人目となる。

     アッペルは2009年のドラフトでタイガースから15巡目(全体450位)指名を受けたが、入団を拒否してスタンフォード大学へ進学。大学3年時の2012年にはパイレーツから1巡目(全体8位)指名を受けたものの、このときも契約合意には至らず、翌2013年にアストロズから全体1位指名を受けて契約金635万ドルで入団が決まった。この年のドラフトではクリス・ブライアントがカブスから全体2位指名を受けており、ブライアントを回避してまでアッペルを指名したアストロズの期待は大きく、ジェフ・ルーノウGMは「アストロズの球団史上、アマチュア選手に対する最も大きな投資だ」と話していたが、プロ入り後はマイナーの打者有利な環境にも苦しめられ、思うような活躍をすることができなかった。

     2015年にはAAA級まで到達していたが、この年のオフにケン・ジャイルズのトレードの交換要員の一人としてフィリーズへ移籍。ところが、フィリーズ移籍後は相次ぐ故障に悩まされ、2016年はAAA級で8試合に先発しただけ。昨季もAAA級での17先発で5勝4敗、防御率5.27という不本意な成績に終わり、メジャー昇格を果たすことはできなかった。アッペルによると、右肩の状態は現在も万全ではないそうで、もしアッペルがこのままメジャーでプレイすることなくキャリアを終えると、スティーブ・チルコット(1966年メッツ全体1位)とブライエン・テイラー(1991年ヤンキース全体1位)に続く史上3人目の「メジャー昇格を果たせなかった全体1位指名選手」となる。

     全体1位指名のプレッシャーを感じながらプレイしてきたアッペルは現在、ビジネス・スクールに通うことを検討しているという。ビジネスの世界に興味があり、インターンとして働くことも考えているようだ。「野球のことを今でも愛している」と語るアッペルが球界に戻ってくる日は訪れるのか。それとも、球界とは別の世界で活躍していくのか。全体1位指名選手の今後を見守りたい。


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  • カブスが外野のバックアップ確保へ ボアジャスとマイナー契約

    2018.2.2 11:45 Friday

     2016年以来のワールドシリーズ制覇を目指すカブスにとって重要視すべきことの1つとして外野陣のバックアップ要員の確保だ。チームはその一手としてレイズに所属していたピーター・ボアジャスとマイナー契約を結んだ。

     30歳のボアジャスは昨年、外野のポジションをすべて守り122回の守備機会で失策なしという安定感を見せた。5月末に故障で戦列を離れたものの、6月からはシーズン終了までメジャーに帯同し、打撃や守備など縁の下の力持ちとしてチームを支えた。昨年の打撃成績は100試合に出場して打率.223 5本塁打 15打点だった。

     カブスはジェイソン・ヘイワードをはじめ、イアン・ハップ、カイル・シュワーバーなど長打力自慢の外野陣が揃ってはいるものの、長いシーズンで怖いのは故障だ。特に昨年はハップの急成長が目立ったものの、ヘイワードは2度は渡る故障、シュワーバーは打撃不振で3Aに降格した時期もあった。そこで手薄になる外野陣のバックアップ候補としてボアジャスに白羽の矢が立った。

     「MLBトレード・ルーモア」のスティーブ・アダムス記者によると、開幕ロースターに入ることができたならばボアジャスは145万ドルを手にすることができるという。マイナー契約からのスタートになるが、カブスにとってボアジャスは必要な存在であり、本人もその期待に応えなければならない。果たして開幕ロースターにボアジャスの名前があるかどうか。運命のスプリングトレーニング開始までもうすぐだ。


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  • ナショナルズがベテラン捕手・モンテロとマイナー契約

    2018.2.2 11:30 Friday

     MLB公式サイトでナショナルズの番記者を務めるジャマール・コリアーによると、ナショナルズはベテラン捕手のミゲル・モンテロとマイナー契約を結んだようだ。モンテロは開幕ロースター入りを目指して招待選手としてスプリング・トレーニングに参加する。

     現在34歳のモンテロは長らくダイヤモンドバックスの正捕手として活躍し、2014年オフにトレードでカブスへ移籍。カブスでも主戦捕手として活躍していたが、ウィルソン・コントレラスの台頭により徐々に出場機会が減少。昨季は44試合で打率.286、4本塁打、OPS.805と限られた出場機会のなかで存在感を発揮していたが、6月のナショナルズ戦で7盗塁を許した際に、「先発のジェイク・アリエタが走者を塁にとどめる努力を怠った」と批判してカブスをDFAとなり、その後まもなくブルージェイズへ放出された。ブルージェイズでは故障もあって32試合で打率.138、2本塁打、OPS.489と活躍できず、最終的なシーズン通算成績は打率.216、6本塁打、OPS.656に終わった。

     正捕手のマット・ウィータースに不安を抱えるナショナルズは、J.T.リアルミュート(マーリンズ)の獲得に動いていることが報じられている。しかし、マーリンズは働き盛りの正捕手を放出する対価としてビクトル・ロブレスやフアン・ソトといったトップ・プロスペクトを求めており、トレードが成立するかどうかは不透明な状況である。現時点ではウィータースが正捕手、好守のペドロ・セベリーノが控え捕手を務める予定となっており、モンテロはセベリーノと控え捕手の座をかけて争うことになりそうだ。

     なお、ナショナルズのマイク・リゾーGMはベネズエラ出身のモンテロが2001年にダイヤモンドバックスと契約した際、ダイヤモンドバックスでスカウティング部門のディレクターを務めていた人物である。また、ナショナルズの新監督に就任したデーブ・マルティネスはベンチコーチとしてカブスでモンテロとともに戦っていた。縁のある人物のもとで、モンテロが復活を遂げることができるか注目だ。


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  • Dバックス・ミラーが年俸調停に勝利 選手側が2連勝

    2018.2.2 11:00 Friday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、日本時間2月2日にシェルビー・ミラー(ダイヤモンドバックス)の年俸調停が行われ、ミラー側の要求(年俸490万ドル)が認められたようだ。ダイヤモンドバックスが提示した年俸は昨季と同じ470万ドルだった。

     今オフが年俸調停2年目となったミラーは、昨季から微増となる年俸490万ドルを希望。それに対してダイヤモンドバックスは昨季と同じ年俸470万ドルを提示し、両者の交渉は年俸調停に持ち込まれた。年俸調停の結果、ミラー側が勝利。今オフの年俸調停ではムーキー・ベッツ(レッドソックス)も勝利しており、これで選手側が2連勝となった。

     ダイヤモンドバックス移籍1年目の2016年に3勝12敗、防御率6.15という自己ワーストのシーズンを過ごしたミラーは、昨季が復活をかけたシーズンとなった。開幕から4試合に先発し、2勝2敗、防御率4.09をマーク。フォーシームの球速も回復し、まずまずの出だしとなったが、5月にトミー・ジョン手術を受けることになり、4試合のみの登板でシーズンを終えた。

     もともとカージナルスのプロスペクトとして将来を嘱望されていたミラーは、2012年にメジャーデビューを果たし、翌2013年に15勝、2014年に10勝をマーク。ジェイソン・ヘイワードらとのトレードでブレーブスへ移籍した2015年も6勝17敗ながら自己ベストの防御率3.02をマークするなど、その実力を存分に発揮していた。そして、2015年オフにダイヤモンドバックスはダンズビー・スワンソン(全体1位指名選手)、エンダー・インシアーテ(ゴールドグラブ受賞者)、アーロン・ブレア(有望株右腕)の3人を放出してミラーを獲得。ザック・グレインキーとのダブル・エースとしてミラーには大きな期待が寄せられていたが、2年間で5勝にとどまり、ダイヤモンドバックスにとっては大失敗のトレードとなってしまった。

     今季はオールスター・ブレイク後の戦列復帰が見込まれているミラー。フリーエージェントとなるまでの残り1年半の間に、「トレード失敗」の評価を覆すような働きを見せることはできるだろうか。


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  • ブリュワーズがレイズ・アーチャーの獲得に興味

    2018.2.2 10:30 Friday

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、先発投手の補強を目指しているブリュワーズはトレードでクリス・アーチャー(レイズ)の獲得を検討しているようだ。ただし、ローゼンタールは「トレード成立の可能性は低い」と伝えている。

     クリスチャン・イェリッチとロレンゾ・ケインを獲得し、ポストシーズン進出を目指す姿勢を明確にしたブリュワーズ。残る補強ポイントはエース格のジミー・ネルソンを故障で欠く先発ローテーションである。ダルビッシュ有やジェイク・アリエタといったフリーエージェント市場の大物先発投手の獲得に動いていることはすでに報じられているが、ブリュワーズはフリーエージェント市場のみならず、トレード市場にも目を向けているという。

     ブリュワーズはイェリッチとケインの加入により、外野が人員過剰状態となっている。レギュラーポジションを失うことになりそうなドミンゴ・サンタナや出場機会が限定されそうな若手有望株のブレット・フィリップスを軸として先発投手を補強したい考えだが、アーチャーの見返りとしてサンタナやフィリップスを軸としたパッケージではレイズ側が納得しない可能性が高い。

     直近4シーズンで3度の2ケタ勝利を記録し、3年連続で200イニング&200奪三振をマークしているアーチャーは、球団オプションを含めるとレイズとの契約をあと4年残している。安価で4年保有できるエースを簡単に放出するわけにもいかず、またアーチャー自身もレイズ残留を希望している。ローゼンタールによると、ブリュワーズはイェリッチ獲得のために若手有望株を多数放出したため、これ以上の有望株の放出は避けたいと考えている。しかし、トップクラスの有望株を放出することなしにアーチャーを獲得することは不可能に近いだろう。

     ブリュワーズがダルビッシュ、アリエタ、アーチャーのいずれかを獲得できれば、その戦力は地区3連覇中のカブスを上回るものになるだろう。なお、ブリュワーズはこれらの投手の獲得に失敗した際の「プランB」として、アレックス・カッブ、ランス・リンといった「準エース級」の投手の獲得も検討しているようだ。


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  • 人材豊富なドジャースの正左翼手争いを制するのは誰だ!?

    2018.2.1 18:30 Thursday

     日本時間2月1日現在、ドジャースの40人枠には8人の外野手がいる。このうちセンターのクリス・テイラーとライトのヤシエル・プイーグはレギュラー当確。スプリング・トレーニングでは残りの6人による熾烈な正左翼手争いが繰り広げられることになりそうだ。

     昨季のワールドシリーズ第7戦、左翼手として先発出場したのはジョク・ピーダーソンだった。しかし、今季ピーダーソンがレフトのレギュラーを務める保証はどこにもない。昨季の開幕時に正左翼手を務めていたアンドリュー・トールズが故障から復帰し、キケ・ヘルナンデス、トレイス・トンプソン、アレックス・ベルドゥーゴも虎視眈々とレギュラーの座を狙っている。さらにはブレーブスとのトレードで通算259本塁打の実績を誇るマット・ケンプもチームに加わっているのだ。

     ドジャースはケンプ獲得後、他球団へのトレードを試みたものの、現時点ではトレードは成立せず。ファーハン・ザイディGMは方針を転換し、ケンプを正左翼手候補の一人と見なすようになっている。ザイディは「外野はとても混雑しているね。レフトは競争になるだろう」と人材豊富な外野陣に正左翼手の座を競わせる方針だ。デーブ・ロバーツ監督も「外野の人員過剰状態は悪いことではない」とし、「競争があれば選手のプレイの質も向上する。チームにとっては良いことだよ」とレフトのレギュラー争いを歓迎する。

     首脳陣が特に注目しているのが右膝前十字靭帯断裂の大怪我から戦列に戻ってくるトールズだ。2016年7月にメジャーデビューを果たしたトールズは48試合に出場して打率.314、3本塁打、OPS.870の好成績を残し、昨季は「1番・レフト」で開幕スタメンの座をゲット。昨季も31試合で打率.271、5本塁打、OPS.772とまずまずの働きを見せていたが、日本時間5月10日のパイレーツ戦で右膝前十字靭帯を断裂し、無念のリタイアとなった。ロバーツは「昨季、彼を失ったのは非常に痛かった。彼が戻ってくるのは嬉しいね。レギュラー争いに刺激を与えてくれるだろう」と、トールズの復活に期待を寄せた。


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  • ドジャース 若手左腕・ウリアスの復帰を急がない方針

    2018.2.1 16:30 Thursday

     デビューイヤーの2016年に5勝を挙げた若手左腕、フリオ・ウリアス(ドジャース)は昨年6月に左肩の手術を受けた。球団はウリアスの復帰を急がない方針であり、ダルビッシュ有の動向に関わらず、ウリアスが開幕ローテーションに含まれないことは確実な情勢となっている。

     ファーハン・ザイディGMはスプリング・トレーニング中にウリアスがマウンドからの投球練習を行う可能性が低いことを明らかにした。手術を受けてからおよそ7ヶ月を経過したウリアスは、「故障の再発はない」とザイディが語るように、今のところは順調に回復している。しかし、ザイディは「マウンドに立ったり、試合で投げたりするまでには、まだ越えなければならないハードルがいくつかある」と有望株左腕の早期復帰には慎重な姿勢を見せている。

     ウリアスはオフシーズンをアリゾナ州にある球団のトレーニング施設で過ごしている。トレーニングを続けるなかで、「僕は本当に健康だよ。もうすぐ投球を再開できるところまで来ているんじゃないかな」と戦列復帰に向けての手応えも感じつつあるようだ。「毎日、痛みがなく健康であるかを気にしている。目標を達成することができたらいいね」と語るウリアスが目指すのは、手術から1年が経過する6月下旬の戦列復帰だ。そこから本格的にメジャー復帰への準備が開始されることになるだろう。

     2年前にメジャーデビューを果たしているため忘れられがちな事実だが、ウリアスはまだ21歳である。今後の長いキャリアを考えると、戦列復帰を焦る必要など全くないのだ。ウリアスは「ファンフェスタに参加したときに、誰も僕のことを覚えていないんじゃないかって(チームメイトと)冗談を言っていたんだよ。でも、ファンは僕のことを覚えていてくれた。それがモチベーションになっているよ」と語り、戦列復帰に向けて意欲を見せた。

     なお、今季のドジャースは現時点ではクレイトン・カーショウ、リッチ・ヒル、アレックス・ウッド、前田健太、柳賢振(リュ・ヒョンジン)の5人で先発ローテーションを形成する予定。デーブ・ロバーツ監督はウォーカー・ビューラー、ロス・ストリップリング、ブロック・スチュワートらもローテ候補として考えているようだ。


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  • ズニーノはフルシーズン活躍できるのか? 番記者が回答

    2018.2.1 15:30 Thursday

     昨季は開幕から打率が2割にすら届かない大不振に陥り、マイナー降格を経験したマイク・ズニーノ(マリナーズ)。しかし、再昇格後は本来の実力を発揮し、最終的には25本塁打、OPS.840の好成績をマークした。この好成績を今季も維持することはできるのだろうか。

     MLB公式サイトでマリナーズの番記者を務めるグレッグ・ジョーンズは日本時間2月1日、マリナーズの捕手陣を分析する記事を公開した。この記事のなかでジョーンズは「ズニーノはフルシーズン活躍できるのだろうか」との疑問を掲げ、ズニーノの今季を展望している。

     まずジョーンズはズニーノが「間違いなくマリナーズの正捕手である」とした。2012年のドラフトで全体3位指名を受けてプロ入りしたズニーノは、翌2013年に早くもメジャーデビュー。かねてから評価が高かった守備面では早い段階でメジャーで通用する実力があることを証明したが、打撃面では一発長打の魅力こそあるものの、打率が2割そこそこに低迷するなど、なかなかメジャーレベルの投手に適応できなかった。昨季は開幕から正捕手を務めたが、5月上旬の時点で打率.167、0本塁打、OPS.486と結果を残せず、マイナーへ降格。しかし、ここでスイングの改造やアプローチの修正に取り組み、再昇格してからは355打席で打率.270、25本塁打、OPS.921と見違えるような好成績を残した。

     ジョーンズはズニーノが再昇格後の活躍を今季も維持できるのであれば、「マリナーズのトップ選手になるだけでなく、球界で最高の打撃力を持った捕手の一人になるだろう」と分析。昨季の時点ですでに長打率.509が捕手メジャー2位、25本塁打が同3位、OPS.840が同4位であることを指摘し、今季のさらなる成長に期待を寄せた。FanGraphsの成績予想では打率.224、26本塁打、OPS.749という数字が出ているズニーノだが、昨季の活躍がホンモノであれば、この予想を超える成績を残すのは難しくないはず。今季は昨季の好調ぶりをフルシーズン維持することを期待したい。


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  • アビラ Dバックス移籍決断の裏にJ.D.マルティネスの存在

    2018.2.1 14:30 Thursday

     日本時間2月1日、ダイヤモンドバックスはアレックス・アビラと2年825万ドルで契約を結んだことを正式に発表した。アビラがダイヤモンドバックスへの移籍を決めた裏には、タイガース時代の同僚であるJ.D.マルティネスからの助言があったようだ。

     昨季のダイヤモンドバックスはクリス・アイアネッタ、ジェフ・マシス、クリス・ハーマンの捕手3人体制でシーズンを戦い抜き、ワイルドカードを獲得。このなかからアイアネッタが退団(ロッキーズと契約)し、マイク・ヘイゼンGMが「捕手のアップグレードは我々が求めていたものだった」と語るように、アイアネッタに代わる主力捕手の獲得が急務となっていた。そして、市場に残る捕手のなかからヘイゼンが選択したのは昨季タイガースとカブスで打率.264、14本塁打、OPS.834をマークしたアビラだった。

     ヘイゼンは「アレックス(・アビラ)は我々が評価するものを多く持ち合わせている。リーダーシップ、実績、試合運びの技術、左打席からのパワーなど、あらゆるものが我々にとって魅力的だったんだ」とアビラを高く評価する。アビラはアイアネッタの代役としてマシス、ハーマン、ジョン・ライアン・マーフィーらと併用される見込みだが、「(併用されることについては)あまり気にしていないよ」とチームの方針に理解を示している。「ここ数年間、僕は120~140試合プレイしていたわけじゃないからね。昨季も100試合くらいだった。各球団は捕手を健康に保ち、能力をフルに発揮させるために併用するようになっているのだと思っているよ」と捕手3人体制に含まれることに前向きな姿勢を示した。

     そして、アビラはダイヤモンドバックスからのオファーを受諾するか否かを決断する際、タイガース時代の同僚であり、昨季途中にダイヤモンドバックスへトレードされたマルティネスに意見を求めたという。アビラは「彼は街や生活、チームメイトやスタッフについて非常に好印象を持っていた。ダイヤモンドバックスの選手たちが勝利に貪欲で、勝利を欲しているというところに最も魅力を感じたんだ。彼の言葉を聞いて、ダイヤモンドバックスに加入するのが楽しみになったんだよ」と語り、新天地でのプレイを心待ちにしている様子だった。


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  • スプリング・トレーニング開始前に先発補強を目指すツインズ

    2018.2.1 12:30 Thursday

     スプリング・トレーニング開始が2週間後に迫るなか、ツインズは引き続き先発投手補強の可能性を模索しているようだ。ツインズの編成最高責任者であるデレク・フォルビーはMLBネットワークの「High Heat」に出演し、先発投手の獲得を目指していることを明言した。

     「我々にはまだ(先発投手獲得の)チャンスがある。多くの選手が市場に残っているからね。スプリング・トレーニングが始まるまでに補強するチャンスがあると思っているよ」とフォルビー。ツインズがダルビッシュ有の獲得レースに参戦していることはすでに報じられているが、ツインズはダルビッシュに5年を超える長期契約を与えることについては消極的であり、ダルビッシュを逃した場合の「プランB」としてアレックス・カッブの獲得を検討していることが噂されている。フォルビーは具体的な選手名を口にすることは避けたものの、ダルビッシュ、カッブのほか、ランス・リンやクリス・ティルマンなどが獲得候補に挙がっていると見られている。

     2年連続のポストシーズン進出を目指すツインズは、昨季16勝のアービン・サンタナと同14勝のホゼ・ベリオスが二本柱となり、防御率5点台ながら12勝をマークしたカイル・ギブソンのローテ入りもほぼ当確。4番手以降は昨季4勝をマークした若手左腕のアダルベルト・メヒア、通算88勝の実績を誇り、故障からの復活を目指すフィル・ヒューズ、球団3位のプロスペクトであり、昨季マイナーで9勝を挙げたスティーブン・ゴンサルベス、球団4位のプロスペクトであり、同じくマイナーで11勝を挙げたフェルナンド・ロメロ、昨季メジャーで3試合に先発したアーロン・スレジャースらが候補となるが、ポストシーズン進出を目指すチームのローテ投手としては物足りなさは否めない。メヒアをローテに抜擢するにしても、少なくともあと1人、先発投手を補強することが必要だろう。

     オフシーズン当初から狙っていたダルビッシュの獲得は実現するのか。あるいはカッブやリンといった計算できる投手へシフトするのか。スプリング・トレーニング開始までの2週間、ツインズは注目のチームの一つとなりそうだ。


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  • ベッツが年俸調停に勝利 今季年俸は1050万ドルに

    2018.2.1 12:00 Thursday

     日本時間2月1日、ムーキー・ベッツ(レッドソックス)の年俸調停が行われ、ベッツの要求(年俸1050万ドル)が認められたことが明らかになった。レッドソックスは今季のベッツの年俸として750万ドルを提示していた。

     今オフ、クリス・ブライアント(カブス)が年俸調停1年目の選手としては歴代最高額となる年俸1085万ドルで契約を更改していたが、これは年俸調停を回避してのもの。年俸調停1年目かつ年俸調停に突入した選手としては、2008年のライアン・ハワード(フィリーズ)の1000万ドルを上回り、ベッツが歴代最高額の選手となった。

     ベッツは球界有数のオールラウンド・プレイヤーとして知られており、2016年には打率.318、31本塁打、113打点、26盗塁、OPS.897の好成績をマークしてMVP投票ではマイク・トラウト(エンゼルス)に次ぐ2位につけた。昨季はやや成績を落としたものの、それでも打率.264、24本塁打、102打点、26盗塁、OPS.803をマークして2年連続で「20本塁打&20盗塁」を達成。2年連続となるゴールドグラブ賞も受賞した。総合的な貢献度の指標として知られるWAR(Baseball-Reference版)では3年連続でリーグTOP10にランクイン(2015年:8位、2016年:2位、2017年:7位)。メジャー歴は3年半、まだ25歳のベッツだが、すでにリーグを代表する外野手へ成長したと言っても過言ではないだろう。

     昨季のベッツは前年から三振を減少させる一方で、四球を大幅に増やしており、打撃の質という面では大きな成長が見られた。打率の大幅な低下はBABIPが急落(.322→.268)したことからもわかるようにツキに恵まれなかった部分も大きく、今季は「復調する可能性が高い選手」の一人に挙げる声もある。「打率3割・30本塁打・30盗塁」をクリアしてMVPレースに名乗りを上げる可能性も十分にありそうだ。

     なお、レッドソックスで年俸調停に突入したのはベッツのみであり、レッドソックスは年俸調停権を持つ全選手の今季の年俸が確定した。


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  • 今季こそ本格開花へ ローテ争いに自信を見せるサラザー

    2018.2.1 11:30 Thursday

     エース級のポテンシャルを秘めながらも、故障により開花を阻まれている投手は数多く存在する。ドミニカ共和国出身の右腕、ダニー・サラザー(インディアンス)もその一人だ。先発ローテ争いを強いられるサラザーだが、「故障さえなければ自分はやれる」と自信を見せる。

     今季のインディアンスの先発ローテーションは昨季のサイ・ヤング賞投票で1位と4位にランクインしたコリー・クルーバーとカルロス・カラスコ、昨季17勝と飛躍を遂げたトレバー・バウアーで3枠は確定。残りの2枠を昨季12勝のマイク・クレビンジャー、同10勝のジョシュ・トムリン、貴重な先発左腕であるライアン・メリット、そしてサラザーの4人が争う見込みとなっている。

     過去数年間の度重なる故障がなければ、エース級のポテンシャルを秘めるサラザーは先発ローテーションの座を不動のものとしていたことだろう。速球とスプリットチェンジを軸とした力強いピッチングはまさしくエースのそれであり、実際に2016年の前半戦には17先発で10勝3敗、防御率2.75と素晴らしい成績を残している。しかし、2016年8月以降は肩や肘に故障が続出。昨季は23試合(うち19先発)に登板して5勝6敗、防御率4.28という不本意なシーズンを過ごすこととなった。

     トレードの可能性も取り沙汰されている今オフだが、サラザーは先発ローテーションの座を取り戻すことを目指している。「状態が良いときは自分の仕事をしっかりできるということはわかっている」と語るサラザーにとって、活躍を妨げるものは故障のみと言っても過言ではないだろう。「競争があることはわかっている。僕は自分ができることをしっかりやるだけだよ」と冷静に状況を分析したサラザーだが、その冷静さは「故障さえなければローテの座を勝ち取れる」という自信の表れなのだろう。

     「全てをリセットすべき時なんだ。全てを忘れるべき時なんだ。苦しい年はもう終わった。失敗から学んで、前進していくだけだよ」と語るサラザーがそのポテンシャルを本格開花させるようなら、70年ぶりのワールドシリーズ制覇の可能性はグッと高まるはずだ。


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  • 昨季以上の好成績を目指すツインズ・ベリオス

    2018.2.1 11:00 Thursday

     メジャー2年目の昨季は急成長を遂げ、チーム2位の14勝をマークしたホゼ・ベリオス(ツインズ)。しかし、プエルトリコ出身の23歳右腕は昨季のパフォーマンスに満足することなく、オフの間も熱心にトレーニングを積み、昨季以上の好成績を目指している。

     ツインズのファンが今オフのベリオスの取り組みをチェックするのはそれほど難しいことではない。ベリオスはプエルトリコで行っているトレーニングの様子をソーシャル・メディアを通して発信しているのだ。特にファンの注目を集めたのがトラックを押している様子を収めた30秒のムービー。ベリオスは身体を強くするためのトレーニングだと説明したが、現時点で再生回数は6万回近くに達している。

     昨季のベリオスは5月中旬にメジャーへ昇格し、26試合(うち25先発)に登板して14勝8敗、防御率3.89をマーク。デビューイヤーの2016年が3勝7敗、防御率8.02だったことを考えると、まさに「急成長」を遂げたシーズンだった。しかし、ベリオスは「今季は200イニングを投げて、昨季よりも多くの試合に勝って、オールスター・ゲームにも出場したいね」とさらなる高みを目指している。「もし僕がこれらの目標を達成できれば、チームを昨季以上に手助けできると思う。良いシーズンを過ごすために、スプリング・トレーニングに一生懸命取り組むつもりだよ」と2週間後に始まるスプリング・トレーニングに向けて意気込んだ。

     また、昨季のワイルドカード・ゲームで思うようなピッチングができなかったことも、ベリオスのモチベーションとなっているようだ。「(ポストシーズンを戦うために)僕たちはプレイしているし、僕たちは努力しているんだ。僕は優勝争いができるチームでプレイしたい。今季は昨季以上に期待できるチームだと思うし、良いシーズンにするためにモチベーションも高まっているよ」とベリオスは語る。

     ツインズは4月にプエルトリコでインディアンスとの2連戦を予定しており、ベリオスにとっては地元に凱旋するシリーズとなる。「この試合が(ハリケーンの被害からの復興を目指す)プエルトリコを元気づけられればいいね」と語るベリオスだが、自身が掲げる目標をクリアできるようであれば、故郷に多くのエネルギーを届けられるはずだ。


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