English Español 韓国語
  • 【戦評】クルーバー5戦連続2桁奪三振もパドレスが完封リレー

    2017.7.5 17:47 Wednesday

     6月の月間最優秀投手に選出されたコリー・クルーバー(インディアンス)。日本時間7月5日のパドレス戦では8回5安打10奪三振1失点の好投を披露し、5試合連続2桁奪三振の球団記録を樹立したが、残念ながらチームの勝利には繋がらなかった。

     クルーバーがこの試合唯一の失点を喫したのは5回表だった。先頭の5番ヘクター・サンチェスにセンター前ヒットを浴びると、続く6番カルロス・アスアヘに四球を与え、無死一、二塁。ここで7番エリック・アイバーの打球がショートへのゴロになったものの、遊撃フランシスコ・リンドーアの判断ミスで併殺を奪うことができず、一死一、三塁とピンチを広げてしまう。8番コリー・スパンジェンバーグの二塁ゴロは再びゲッツーコースの打球となったが、今度は二塁ジェイソン・キプニスから遊撃リンドーアへの送球が逸れ、二塁でアウトを取っただけ。本来なら3アウトでチェンジになるはずのところが、二遊間のミスによってパドレスに貴重な1点を与えてしまった。

     なんとかクルーバーを援護したいインディアンス打線だったが、チャンスは作るものの、得点圏で10打数ノーヒットに終わるなどあと1本が出ず、パドレスの6投手によるリレーの前に沈黙。パドレスは故障者リストから復帰したトレバー・ケーヒルが85球を投げて4.1回を無失点に抑え、その後はホゼ・トーレス(0.2回)、カービー・イエーツ(1回)、ライアン・バクター(1回)、ブラッド・ハンド(1回)、ブランドン・マウアー(1回)が完封リレーを展開した。

     「今日は投手陣が素晴らしかったね」とパドレスのアンディ・グリーン監督は投手陣の好投にご満悦。「ケーヒルは戻ってきたばかりだけど、変化球が今までと同じように良かった。低めに集めてボール球を振らせることができていたね。トーレスからマウアーまでのリリーフ陣はみんな良かった。リリーフ陣の頑張りによる、まさにチームで勝ち取った勝利だよ」と投手陣への絶賛は止まらなかった。

     一方のインディアンスは防げたはずの失点を攻撃でカバーすることができず、エースのクルーバーを見殺しにする痛恨の1敗。直近10試合で5勝5敗となかなか波に乗れない時期が続いており、背後に迫るロイヤルズとの差は1.5ゲームまで縮まった。開幕前に断トツの地区優勝候補に挙げられていた「本命」が正念場を迎えている。


     関連ニュース


     関連動画

  • 【戦評】行くぞオールスター!ムスターカス2戦連発24号

    2017.7.5 16:58 Wednesday

     スティーブ・バルボニが1985年に記録した36本塁打。これがロイヤルズの球団記録である。2000年のジャーメイン・ダイ(33本塁打)を最後にシーズン30本塁打をクリアした選手すら長らく現れていなかったが、昨年ケンドリズ・モラレス(現ブルージェイズ)が30本塁打を放ち、ロイヤルズの選手としては16年ぶりに30本塁打の大台に到達。しかし、今季は「ファイナル・ボート」でのオールスター選出を目指すマイク・ムスターカスが30本塁打どころか40本塁打を狙えそうなペースで本塁打を量産している。

     4月に7本、5月に6本、6月に8本とコンスタントに本塁打を積み重ね、6月末の時点で自己記録(2015年の22本塁打)まであと1本に迫ったムスターカス。7月最初の試合で今季22号を放って自己記録に並ぶと、日本時間7月4日のマリナーズ戦で今季23号を放ち、あっさり自己記録を更新した。なお、自己ベストとなる23号本塁打は同時にロイヤルズの前半戦最多記録を更新する一発となった。

     そして、日本時間7月5日のマリナーズ戦。マリナーズ先発のフェリックス・ヘルナンデスから1番ウィット・メリーフィールドが先頭打者アーチを放ち、幸先よく1点を先制したロイヤルズだったが、故障者リストから復帰したばかりのダニー・ダフィーが4番ネルソン・クルーズに2点タイムリーを浴び、逆転を許してしまう。しかし4回表、4番エリック・ホズマーがセンターへのヒットで出塁すると、暴投で二塁へ進み、一死二塁で打席には6番ムスターカス。甘く入った初球のカーブを振り抜くと、打球は右中間スタンドへ飛び込む24号逆転ツーランとなった。

     「今日のヘルナンデスは良かったけど、いくつかミスを犯してしまった。ムスターカスにカーブを投げたことだ。リーグで最も調子のよい打者の一人なのに。あれが痛かった」とマリナーズのスコット・サービス監督はヘルナンデスがムスターカスへ投じた痛恨の1球を悔やんだ。一方、ロイヤルズのネッド・ヨースト監督は直近7試合で5本塁打と絶好調のムスターカスを「今の彼は見ていて楽しいよね。調子はいいし、本塁打をこれだけ量産しているんだからね」と手放しで称賛した。

     ムスターカスの一発で逆転したロイヤルズは、その後も効果的に加点し、ダフィーの力投もあって7-3で快勝。貯金を今季最大の3とし、首位インディアンスまで1.5ゲーム差に迫っている。一時はムスターカス、ホズマーといった主力選手をトレード・デッドラインで放出するのではないかと言われていたロイヤルズだが、チームは完全に復調し、ポストシーズン進出の可能性も十分。少なくとも今季終了まではロイヤルズのユニフォームを着たムスターカスの活躍を見ることができそうだ。そして、ロイヤルズ史上初のシーズン40本塁打も現実味を帯びつつある。


     関連ニュース


     関連動画

  • 【戦評】アーチャーが古巣相手に投打で奮闘 レイズ逃げ切り

    2017.7.5 16:14 Wednesday

     2011年1月にカブスからレイズへトレードされたクリス・アーチャーが、マイナー時代に2年間在籍した古巣カブスと3年ぶり2度目の対戦。投げてはクオリティ・スタート、打ってはメジャー初安打&初打点の活躍で、今季7勝目(5敗)をマークした。

     レイズが前回リグリー・フィールドで試合を戦ったのは2014年。当時は現カブス監督のジョー・マドンがレイズの監督を務めていた。アーチャーはそのときの3連戦の初戦に先発し、勝敗はつかなかったものの、6回2失点(自責点1)と好投。それ以来のカブス戦での先発となった。

     1番ジョン・ジェイから空振り三振を奪い、三者凡退と上々の立ち上がりとなったアーチャーだったが、2回裏に5番イアン・ハップにライトへのスリーベースを打たれると、続く6番ジェイソン・ヘイワードにライトへのタイムリーを浴び、1点を先制されてしまう。

     しかし、レイズ打線は直後の3回表に3番エバン・ロンゴリアの犠牲フライですぐさま同点に追い付き、4回表には6番ティム・ベッカムの11号ツーランで勝ち越し。さらに無死一、二塁のチャンスを作ると、9番アーチャーがバスターでセンター前へ弾き返し、1点を追加。続く1番スティーブン・スーザJr.にも2点タイムリーツーベースが飛び出し、レイズはこの回一挙5点を勝ち越した。

     アーチャーは5回裏に2本のタイムリーを浴びて2点を返されたものの、6回裏は無死一、二塁から圧巻の三者連続三振。球数が116球に達したため、この回限りで降板となったが、6回8奪三振3失点と先発の役割をしっかり果たした。

     9回裏にクローザーのアレックス・コロメイが2点を失い、6-5と1点差まで追い上げられたが、最後は6番ヘイワードをレフトフライに打ち取って試合終了。アーチャーは古巣カブス相手に初勝利をマークし、レイズにとってもマドン監督率いるカブスに初勝利となった。

     「僕たちは文字通り、最後の1球まで戦ったよ。僕たちは勝ったんだ。綺麗な形ではなかったけど、とにかく勝ったんだ。それが一番大事なんだよ。僕たちには勝利が必要だったし、今日は僕たちが勝ったんだよ」とアーチャーは最後までもつれた接戦を制し、チームの勝利を喜んでいた。「6回の無死一、二塁をよく抑えたよね。アーチャーにとって重要なイニングだったんじゃないかな」とケビン・キャッシュ監督は無死一、二塁から三者連続三振を奪った6回裏を試合のターニングポイントに挙げた。

     エースの投打にわたる活躍もあり、2位ヤンキースに1.5ゲーム差と迫ったレイズ。4年ぶりのポストシーズン進出、そして7年ぶりの地区優勝に向けて、アーチャーにはさらなる活躍を期待したい。


     関連ニュース


     関連動画

  • ファイナル・ボート中間発表 1位はムスターカスとターナー

    2017.7.5 11:35 Wednesday

     オールスター・ゲームに出場する最後の1枠を争う「ファイナル・ボート」の中間発表が行われ、マイク・ムスターカス(ロイヤルズ)とジャスティン・ターナー(ドジャース)がトップに立った。

     ムスターカスは約440万票を集め、ア・リーグの先頭を走っている。2位以下はザンダー・ボガーツ(レッドソックス)、ディディ・グレゴリウス(ヤンキース)、エルビス・アンドルース(レンジャーズ)、ローガン・モリソン(レイズ)の順となっている。

     一方、ナ・リーグではターナーが約670万票を獲得し、トップに立っている。2位以下はクリス・ブライアント(カブス)、アンソニー・レンドン(ナショナルズ)、マーク・レイノルズ(ロッキーズ)、ジャスティン・ボーア(マーリンズ)の順となっている。

     なお、上記10選手のなかから、ムスターカスとボーアがオールスター・ゲーム前日のホームラン・ダービーに出場することが決定している。「ファイナル・ボート」の投票は日本時間7月7日午前5時(金)まで。最後の6時間はTwitterのハッシュタグによる投票もカウントされるため、ここで大きく順位が変動する可能性もある。各球団が協力しながら自軍の選手をオールスターへ送り込もうとするなど、なかなかの盛り上がりを見せている「ファイナル・ボート」。お気に入りの選手への投票はお早めに。


     関連ニュース


     関連動画

  • ヤンキース 昨季本塁打王カーターを12日間で2度目のDFA

    2017.7.5 10:55 Wednesday

     ヤンキースは昨季本塁打王のクリス・カーターに、日本時間6月25日以来今季2度目となるDFA(=40人ロースターから外す措置)を通告した。

     1年契約でヤンキースに加入したカーターは、今季ここまで62試合に出場して打率.201、8本塁打、26打点、OPS.653とメジャー定着後ワーストの成績に終わっていた。正一塁手として期待されていたグレッグ・バードが極度の不振に陥った挙句、右足首の故障で戦列を離れたため、一時はジョー・ジラルディ監督にとって一塁のファースト・チョイスとなっていたものの、開幕から故障者リスト入りしていたタイラー・オースティンの戦列復帰に伴い、6月下旬にDFAとなった。しかし、オースティンが再び故障者リスト入りしてしまったため、日本時間6月30日に再びメジャー昇格。ところが、その後も復調の兆しは見えず、ヤンキースはカーターに見切りをつけ、崔志萬(チェ・ジマン)のメジャー昇格を決断した。

     「もともと、我々はバードを正一塁手として起用するつもりだったんだ。でも、バードが故障してしまい、オースティンを昇格させた。チームに貢献してくれることを期待していたんだけど、オースティンも故障してしまった」とジラルディ監督は開幕前の構想が大きく狂ってしまったことを認めている。2度目のDFAとなったカーターだが、前回のDFAの際には獲得を希望する球団は現れず、40人ロースターから外れてマイナー降格という形になった。この12日間で他球団にアピールできたとは考えにくく、カーターはマイナー降格を受け入れるか、あるいはFAになることを選択することになるだろう。

     一方、メジャー昇格となったチェは今季AAA級で56試合に出場し、打率.289、8本塁打、43打点、OPS.876をマーク。選球眼に優れた巧打者だが、一塁手としては長打力に欠け、メジャーで正一塁手が務まる人材ではない。ヤンキースは今後、トレードで一塁手の補強を目指すことになりそうだ。


     関連ニュース


     関連動画

  • オリオールズ 守護神・ブリットンが明日戦列復帰へ

    2017.7.5 10:30 Wednesday

     ここまで借金3の地区4位と苦しい戦いが続いているオリオールズ。しかし、そのオリオールズにようやく頼れるクローザーが戻ってくる。

     左前腕痛によって日本時間5月7日から故障者リスト入りしているザック・ブリットンの戦列復帰の準備が整った。ブリットンは6月下旬からマイナーでのリハビリ登板を開始し、7試合に登板して各1イニングを投げ、計1失点(防御率1.29)と安定したピッチング。日本時間7月4日にAアドバンス級で最後のリハビリ登板を終え、故障箇所の状態も良好だという。「順調みたいだね。しっかり投げられていたよ」とバック・ショウォルター監督も戦列復帰にゴーサインを出している。

     2015年から3シーズンに跨って54セーブ機会連続成功を継続中のブリットンだが、現時点ではショウォルター監督は戦列復帰直後のブリットンの起用法を明らかにしていない。今季は故障の影響なのか、被打率.343と走者を出しながらもなんとか抑える試合が多かっただけに、状態を慎重に見極めながら起用していくことになるかもしれない。とはいえ、代役クローザーのブラッド・ブロックとセットアッパーのマイケル・ギブンスがしっかり役割を果たしており、ブリットンの復帰によって終盤3イニングを安心して任せることのできる強固な勝ちパターンが形成されることになりそうだ。

     人材不足の先発陣をブリットンらブルペン陣がサポートすることができれば、苦戦中のオリオールズにも再浮上のチャンスはあるはずだ。なお、ブリットンは日本時間7月6日、ブリュワーズ3連戦の最終戦で戦列復帰予定となっている。


     関連動画


     関連動画

  • 【戦評】田中復活!3試合連続の好投で今季7勝目

    2017.7.4 17:45 Tuesday

     一時は防御率が6点台中盤まで悪化した田中将大(ヤンキース)。球速の低下が指摘されていたが、速球の平均球速は開幕14先発の時速91.8マイル(約147.7km/h)から直近3先発は時速93.5マイル(約150.5km/h)へと向上。球速の回復も手伝って本来のピッチングが蘇り、日本時間7月4日のブルージェイズ戦では7回1失点の好投で今季7勝目(7敗)をマークした。

     「自然に起こったことだと思う」と田中は通訳を通して語り、球速回復のために調整を行ったことを否定した。「僕はただ1球1球に集中しようとしているだけ。それぞれの球種、全てのボールをしっかり投げようと取り組んでいる。ときどきスコアボードを見ると、こんなに球速が出ているのかと自分で驚くこともある」とのことだが、要するに不振の底は脱したということなのだろう。

     この日の失点は7回に許した1点だけ。一死から6番エゼキエル・カレーラに死球を与え、盗塁と捕手ゲーリー・サンチェスの悪送球で三進。直後に7番ダーウィン・バーニーにタイムリーを打たれた、少し勿体ない失点だった。その後の二死二塁のピンチでは9番ルーク・メイリーのピッチャー返しを落ち着いて処理し、リードを守ったまま降板。7回1失点とエースとしての役割をしっかり果たし、直近3先発では2勝0敗、防御率1.29という素晴らしい数字が残っている。

     「田中はここ何試合かは本当に、本当に素晴らしいよ。スプリッターは非常に良い。スライダーも非常に良い。カーブも良い。投手がこれらの球種すべてをしっかり使えたら、良い結果が出るのは当然だよね」と女房役のサンチェスも田中の復調に手応えを感じている。

     好投している直近3先発では本塁打を1本も打たれていない。球速が回復し、それに伴って変化球も効果的に使えるようになったことが数字に如実に表れていると言えそうだ。チームの誰もが待ち望んだエースの完全復活。直近20試合で6勝14敗と苦しい戦いが続いているヤンキースだが、エースが復調し、ベテラン左腕CCサバシアも戻ってくる。首位レッドソックスとはまだ3ゲーム差。これからが本番だ。


     関連ニュース


     関連動画

  • 【戦評】緊迫の投手戦 レイバーンがサヨナラ打

    2017.7.4 16:37 Tuesday

     2番マイケル・テイラーの先制弾(8回裏)、代打カーティス・グランダーソンの同点弾(9回表)、途中出場の1番ライアン・レイバーンのサヨナラ打(9回裏)と終盤に大きく動いた日本時間7月4日のナショナルズ対メッツの一戦。その劇的な試合展開を演出したのは、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)とスティーブン・マッツ(メッツ)の白熱した投げ合いだった。

     ストラスバーグが1番ホゼ・レイエスと2番アズドゥルバル・カブレラから連続三振を奪う好スタートを切ると、マッツは無死一、二塁のピンチから3番ブライス・ハーパーを見逃し三振、4番ライアン・ジマーマンを三塁への併殺打に打ち取って無失点。初回はお互いに走者を出しながらも無失点に抑え、これから始まる投手戦を予感させた。

     マッツは2回裏にもエラー絡みで二死一、二塁のピンチを背負ったものの、9番ストラスバーグをライトフライに抑えてピンチを脱出。その後は強打のナショナルズ打線に連打すら許さず、今季最長タイとなる7イニングを投げて4安打無失点という見事なピッチングを披露した。

     一方のストラスバーグは4回表に3四球で二死満塁のピンチを作ってしまったが、7番トラビス・ダーノウを見逃し三振に抑えて無失点。5回以降は打者9人をパーフェクトに抑え、7イニングを投げて打たれたヒットはわずか2本。こちらも無失点の好投で、試合は0-0のまま8回に突入した。

     8回以降は両軍のブルペン陣が自分の役割を果たせず、前述のように点の取り合いとなる。最後はレイバーンがレフト前に落ちるサヨナラタイムリーを放って試合終了。ストラスバーグとマッツの好投によりロースコアの接戦となった一戦を、地力に勝るナショナルズがなんとか制した。

     「とても楽しかったよ。彼(=ストラスバーグ)は素晴らしい投手だし、今日も素晴らしいピッチングをしていた。彼みたいな投手と投げ合うときは常に緊張感を保たなければならないんだ」とマッツはストラスバーグとの投げ合いを振り返った。試合には敗れたものの、リーグ有数の好投手に一歩も引けを取らない好投を披露し、その顔には充実感が溢れていた。


     関連ニュース


     関連動画

  • 【戦評】ギャルビスの長い1日 第2子誕生&決勝弾

    2017.7.4 15:46 Tuesday

     フレディ・ギャルビスは右手首に病院のセキュリティ・バンドをつけて試合に出場していた。試合後に病院へ戻る予定だったため、セキュリティ・バンドが必要だったのだ。

     ギャルビスは朝、病院にいた。午前5時53分(現地時間)にアナ夫人が次女ニコルちゃんを出産したのだ。ギャルビスは出産に立ち会った後、午前10時ごろに自宅へ戻り、試合へ向かう前に数時間の仮眠をとったのだった。

     「長い1日だったよ」とギャルビスは1日を振り返ったが、決して悪い1日ではなかった。2女の父となってから初めての打席。パイレーツ先発のイバン・ノバが投じた時速93.4マイル(約150.3km/h)のフォーシームを思い切りよく振り抜くと、打球は大きな弧を描いてライトスタンドへ飛び込む8号先制ツーランとなった。推定飛距離は417フィート(約127.1m)。Statcast導入後の自己最長本塁打だった。「パパの力だね」とチームメイトの左腕アダム・モーガンは言った。

     ギャルビスは「あんな力がどこから湧いてきたのかわからないよ。でも、とても良い1日だった。2人目の子供が生まれて、何も問題なしと確認した後、僕はここに来てチームを助けるために頑張ろうと思ったんだ」と今日の試合を振り返った。

     出産予定日は10日前だったという。フィリーズはアリゾナ、シアトル、ニューヨークでの9連戦を迎えていた。しかし、ギャルビスはチームを離れず、遠征に出発し、試合に出場し続けた。「あいつは試合に出るのが大好きなんだよ」とピート・マッカニン監督は語ったが、ギャルビスが遠征を終えて戻ってきてから次女が生まれたのは、職務を全うしたギャルビスへの神からのご褒美だったのだろう。

     同僚のアーロン・ノラはこう語る。「彼は信じられない男だよ。彼以外の誰にもショートを守ってほしくないね。彼は僕たちにとって素晴らしい存在だ。リーダーなんだ。今日は素晴らしいものを見せてもらったよ」

     「疲れてないよ。試合に勝ったからね。勝った日は疲れないんだ」と語ったギャルビスにとって、忘れらない1日となったに違いない。


     関連ニュース


     関連動画

  • カブスがモンテロをブルージェイズへ放出

    2017.7.4 12:53 Tuesday

     ジェイク・アリエタを批判する発言をした翌日にカブスからDFAとなっていたベテラン捕手ミゲル・モンテロが、後日指名選手または金銭との交換でブルージェイズへトレードされることが発表された。

     日本時間6月28日のナショナルズ戦でアリエタとバッテリーを組み、7盗塁を許したモンテロは試合後、「盗塁は俺の責任にされてしまう。投手が盗塁を刺すための時間を与えてくれないのに」と7盗塁の責任を投手に押し付けるような発言をし、翌日にカブスからDFA(=40人ロースターから外す措置)となっていた。

     報道によると、カブスは今季のモンテロの年俸の大半を負担するようだ。モンテロはトレード決定後、自身のTwitterでブルージェイズに対する感謝のコメントを発表。「この大きなチャンスを与えていただいたことに対して、ブルージェイズとロス・アトキンスGMに感謝したいです」とツイートした。

     今季がメジャー12年目となるモンテロは、ダイヤモンドバックス時代に2度のオールスター選出の実績を誇り、2014年12月にザック・ゴッドリー、ジェフェルソン・メヒアとの1対2のトレードでカブスに加入。移籍1年目の2015年は正捕手として113試合に出場し、打率.248、15本塁打、53打点をマークした。しかし、昨季途中に有望株のウィルソン・コントレラスがメジャーへ昇格してくると、モンテロは2番手捕手へ降格となり、昨季の出場は86試合どまり。今季は44試合に出場して打率.286、4本塁打と打撃面では好成績を残していたが、盗塁を32回試みられて1回しか刺せず、盗塁阻止率は.031という悲惨な数字になっていた。

     ブルージェイズのジョン・ギボンズ監督は「彼については良い話を聞いているよ」とモンテロの加入を歓迎。「打てるし、左打ちだし、経験豊富なベテランだし、攻撃力アップにも貢献してくれるんじゃないかと期待している」と右打ちのラッセル・マーティン、ルーク・メイリーとの併用していく可能性を示唆した。


     関連ニュース


     関連動画

  • トラウトがオールスター欠場 ベッツが代役スタメンへ

    2017.7.4 12:30 Tuesday

     日本時間7月4日、エンゼルスは故障者リストからの戦列復帰に向けてリハビリを進めているマイク・トラウトがオールスター・ゲーム出場を辞退することを発表した。

     トラウトは「今季、ファン投票でオールスター・ゲームに選出されること以上に光栄なことはない。オールスター出場に値する選手が他にもたくさんいるなかで、再びオールスターに選んでいただいて本当に恐縮だ」と球団発表のなかで語ったが、後半戦からの戦列復帰に向けてリハビリに専念することを決断したようだ。

     「トラウトはリハビリにおいて驚くべき進歩を見せている。今週の後半には(マイナーでの)リハビリ出場の準備が整うだろう。オールスター出場は大変な栄誉であり、彼も本当に楽しみにしていたと思うけど、リハビリを急いでオールスターに間に合わせることは予定にはなかったんだ」とマイク・ソーシア監督はオールスター辞退について理解を求めた。

     「トラウトがオールスターを楽しみにしていたことは知っている。でも、我々には優先順位というものがあるんだ。トラウトが何よりも優先すべきことは怪我を完治させて、試合でプレイする準備をすることだ。今回はタイミングが良くなかったということだね」と語ったソーシア監督。トラウトの欠場は本人にとってもファンにとっても残念だが、オールスター明けの後半戦はエンジン全開のトラウトのプレイが見られるに違いない。

     なお、出場辞退のトラウトに代わって、選手間投票選出の外野手のなかで最多得票のムーキー・ベッツ(レッドソックス)がスターティング・メンバーに名を連ねることが発表されている。


     関連ニュース


     関連動画

  • ホームラン・ダービー 出場選手8名が決定!

    2017.7.4 12:03 Tuesday

     オールスター・ゲームの前日(日本時間7月11日)に開催されるホームラン・ダービー。すでにジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)、ミゲル・サノー(ツインズ)の出場が決まっていたが、日本時間7月4日に出場選手8名が決定した。

    ホームラン・ダービー出場選手
    アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
    ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)
    マイク・ムスターカス(ロイヤルズ)
    ミゲル・サノー(ツインズ)
    ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)
    ジャスティン・ボーア(マーリンズ)
    チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)
    コディ・ベリンジャー(ドジャース)

     ムスターカスとボーア以外の6選手はすでにオールスター出場が決定。また、ムスターカスとボーアは「ファイナル・ボート」の候補者となり、まだオールスター出場の可能性が残されている。昨年のホームラン・ダービーを制したスタントンは「会ったことのない双子に会うようなものだね」とジャッジとの対戦を楽しみにしている様子。前回王者のスタントン、ア・リーグ本塁打王のジャッジ、ナ・リーグ本塁打王のベリンジャーの3選手を中心に、華やかなアーチ合戦が展開されることになりそうだ。


     関連ニュース


     関連動画

  • 第13週のMVPはベッツとボットー

    2017.7.4 11:48 Tuesday

     第13週(6月26日~7月2日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはムーキー・ベッツ(レッドソックス)、ナ・リーグはジョーイ・ボットー(レッズ)が選出された。

     ベッツは打率.483、3本塁打、11打点、3盗塁の好成績をマークし、自身3度目となる週間MVPに輝いた。第6週(5月8日~5月14日)にも週間MVPに選出されており、今季2度目の受賞。14安打と11打点はリーグ1位、25塁打は同1位タイ、打率.483と10得点は同2位、出塁率.556は同2位タイ、5長打と3盗塁は同3位タイ、3本塁打は同4位タイ、長打率.862は同5位と各部門で上位に名を連ね、文句なしの受賞となった。なお、今季2度受賞したのはア・リーグではベッツが初めてである(ナ・リーグではドジャースのコディ・ベリンジャーがすでに2度受賞している)。なかでも印象的だったのが日本時間7月3日のブルージェイズ戦で見せた2本塁打を含む4安打8打点の大活躍。1番打者による1試合8打点は14年ぶり史上5度目という歴史的な快挙だった。

     ボットーは打率.524、3本塁打、6打点、出塁率.630、長打率1.095という猛打を見せ、4年ぶり自身4度目となる週間MVPに輝いた。長打率1.095はもちろんリーグ1位、11安打、3本塁打、23塁打、6四球は同1位タイ、出塁率.630は同2位、打率.524は同2位タイとハイレベルな打撃成績が評価された格好だ。日本時間6月29日のブリュワーズ戦では3四球を選び、通算916四球としてラリー・ウォーカー(通算913四球)によるカナダ出身選手の通算四球記録を更新。また、前半戦での23本塁打はすでに自己記録を更新している(過去最多はMVPを受賞した2010年の22本塁打)。昨季は後半戦に打率.408という驚異的な打棒を見せたが、今季も後半戦に爆発するようなら歴史的なシーズンとなりそうだ。


     関連ニュース


     関連動画

  • 6月の各賞受賞者が発表

    2017.7.4 11:14 Tuesday

     メジャーリーグの月間最多記録を更新する1101本塁打が飛び出した今年6月。日本時間7月4日に、6月の各賞受賞者(月間最優秀選手、月間最優秀投手、月間最優秀新人、月間最優秀リリーバー)が発表された。受賞者の活躍を簡単に振り返ってみたい。

    ア・リーグ月間最優秀選手:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)

     打率.324、10本塁打、25打点、OPS1.167という新人離れした好成績をマークし、自身初となる月間最優秀選手に輝いた。30得点、30四球、出塁率.481はいずれもリーグトップの数字であり、ジャッジの強打を恐れて相手投手が勝負を避けるようになりつつある様子がうかがえる。10本塁打はリーグ2位タイ、長打率.686はリーグ3位、25打点はリーグ5位タイと、勝負をしてもらえない場面が増えたなかでもしっかり結果を残しているのは見事である。リーグ最多得票でオールスターに選出され、ホームラン・ダービーへの出場も表明したジャッジ。ヤンキース新時代を象徴するスラッガーの勢いがどこまで続くか注目だ。

    ナ・リーグ月間最優秀選手:アンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)

     打率.411、6本塁打、23打点、OPS1.193という見事な成績を残し、2015年8月以来自身5度目となる月間最優秀選手に輝いた。月間最優秀選手を5度受賞したのは球団史上初、リーグでも2003年8月に5度目の月間最優秀選手に輝いたブラディミール・ゲレーロ(当時エクスポズ)以来の快挙である。打率.411と出塁率.505はリーグトップ、長打率.689はリーグ3位、37安打はリーグ3位タイ、22得点はリーグ5位タイ、23打点はリーグ6位の好成績だった。一時は限界説が囁かれたものの、それを跳ね返すかのように好調を維持しているマカッチェン。昨季の不振を脱し、4年連続でOPS.889以上をマークした本来の姿が戻ってきた。

    ア・リーグ月間最優秀投手:コリー・クルーバー(インディアンス)

     6先発で43イニングを投げ、4勝0敗、防御率1.26、64奪三振という圧倒的なパフォーマンスを披露して昨年8月以来自身3度目の月間最優秀投手に選出された。43イニングと64奪三振は両リーグの全投手中トップ、防御率1.26はリーグトップの数字だった。最大の武器であるカーブを積極的に使うようになったことが功を奏し、6度の先発で5度の2桁奪三振をマーク。なかでも日本時間6月20日のオリオールズ戦では3安打11奪三振で無四球完封という圧巻のピッチングを見せた。腰痛での故障者リスト入りを経て、2014年のサイ・ヤング賞受賞者が完全復活。リーグ連覇、そしてワールドシリーズ制覇を目指すインディアンスに頼もしい男が帰ってきた。

    ナ・リーグ月間最優秀投手:マックス・シャーザー(ナショナルズ)

     5先発で3勝2敗ながら、36.1イニングを投げて防御率0.99、51奪三振という見事な数字をマークし、2015年6月以来自身3度目の月間最優秀投手に輝いた。36.1イニングで自責点はわずか4、14安打しか許さず、防御率0.99は両リーグの先発投手の中でトップの数字だった。日本時間6月12日のレンジャーズ戦では歴代3番目に少ないイニング数で通算2000奪三振に到達。登板試合数で見ても歴代3位タイとなるスピード達成だった。日本時間5月27日の登板から6試合連続で2桁奪三振を記録するなど、今季ここまで防御率1.94と驚異的なパフォーマンスを披露しており、クレイトン・カーショウ(ドジャース)とのサイ・ヤング賞争いにも注目だ。

    ア・リーグ月間最優秀新人:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)

     初の月間最優秀選手に輝いた一方、月間最優秀新人は4月から3ヶ月連続の受賞となった。1シーズンで3度の月間最優秀新人に輝くのは2014年のホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)以来3年ぶり、3ヶ月連続受賞となると2012年5~8月に4ヶ月連続で受賞したマイク・トラウト(エンゼルス)以来5年ぶりの快挙である。ヤンキースの新人選手がオールスターで先発出場するのは2003年の松井秀喜以来であり、ジョー・ディマジオ(1936年)ら名選手に肩を並べたことになる。また、25歳でリーグ最多得票となったのは1994年に24歳のケン・グリフィーJr.(マリナーズ)がリーグ最多得票に輝いて以来23年ぶりの年少記録となった。

    ナ・リーグ月間最優秀新人:コディ・ベリンジャー(ドジャース)

     打率.286、13本塁打、27打点、OPS1.104というメジャー1年目の新人らしからぬ驚異的な打棒を発揮し、満票で2ヶ月連続となる月間最優秀新人に選出された。2ヶ月連続受賞はリーグでは昨年8~9月のトレイ・ターナー(ナショナルズ)以来となる。また、2001年の表彰開始以来、ドジャースの選手が1シーズンに2度、月間最優秀新人に選ばれたのはベリンジャーが初めてである。30安打、9二塁打、13本塁打、27打点、長打率.743など各部門で新人リーグトップの数字をマーク。月間13本塁打は新人ではメジャー歴代3位タイとなる好成績だった。史上初となる「両リーグでの新人本塁打王誕生」に期待したいところだ。

    ア・リーグ月間最優秀リリーバー:ロベルト・オスーナ(ブルージェイズ)

     12試合に登板して8セーブ(セーブ成功率100%)、防御率0.79、被打率.105とほぼ完璧なピッチングを披露し、自身初となる月間最優秀リリーバーに選出された。日本時間4月30日から18セーブ機会連続成功を継続中であり、これは球団史上3位タイの記録となっている(1位はトム・ヘンキーの25連続、2位はビリー・コッチの21連続)。さらに、メジャー史上最年少で通算75セーブに到達。開幕当初こそやや苦しんだものの、22歳の若きクローザーはすっかり本来のピッチングを取り戻している。20歳からクローザーを務めているため、故障さえなければ通算セーブ記録の更新も狙える存在。今後のオスーナの活躍に注目したい。

    ナ・リーグ月間最優秀リリーバー:ケンリー・ジャンセン(ドジャース)

     12試合に登板して10セーブ(セーブ成功率100%)、防御率0.00、被打率.085という完璧なパフォーマンスで自身初となる月間最優秀リリーバーに輝いた。日本時間6月12日のレッズ戦では史上49人目の通算200セーブに到達。通算セーブ数(207)と通算奪三振数(685)はすでに救援投手による球団記録となっている。また、日本時間6月26日のロッキーズ戦で今季初の四球を与えたが、それまでに51三振を奪い、「開幕からの無四球での奪三振数」でメジャー記録を更新。従来の記録は2013年にアダム・ウェインライト(カージナルス)が記録した35であり、大幅な記録更新となった。イニング跨ぎも厭わないジャンセンは「現役最強クローザー」に相応しい存在だ。


     関連ニュース


     関連動画

      7月3日 ハーパー 苦手右腕から2打席連続アーチ!

      7月2日 ポーリーノが80試合の出場停止処分

      7月1日 衝撃のメジャー初登板を果たした青木! ジャッジと夢の対決

      6月30日 トライネンを攻略 カブスが土壇場で大逆転

      6月30日 コレアが2本塁打4打点の活躍でチームを牽引

      6月30日 ジョイスがレディックの先制アーチをもぎ取る

      6月28日 首位アストロズを撃破!ヒーリーの勝ち越し満塁弾

      6月28日 シャーザーが投打に躍動し今季9勝目をマーク

      6月26日 ロサレス Statcast史上「最速」のホームラン

      6月28日 韋駄天・ターナー 今月2度目の1試合4盗塁

      6月25日 史上初! ルーキー3人が同一試合で初本塁打

      6月24日 ハーパーが放つ鋭い打球がチームを勝利に導く

      6月24日 バックネット裏に球審が大量発生!?

  • 第13週の最優秀ブルペンはジャイアンツ

    2017.7.3 16:18 Monday

     MLB公式サイトでは今季から週ごとに独自の計算方法で「週間最優秀ブルペン」を選出している。第13週の最優秀ブルペンにはジャイアンツが選出された。

     計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     第13週のジャイアンツは25.2回(=77アウト)で25奪三振、3セーブを記録し、被安打15、自責点3、与四球10で合計116ポイントを獲得。6戦6勝を記録したチームの快進撃にブルペン陣が大きく貢献した。クローザーのマーク・マランソンが故障者リスト入りし、クローザーを固定できない中での戦いとなったが、ハンター・ストリックランド、コリー・ギアリン、ジョージ・コントスらが安定したピッチングを披露。開幕からの大不振でレンジャーズを解雇され、シーズン途中に加入したサム・ダイソンも本来のピッチングを取り戻し、4試合で4.2イニングを投げ、6奪三振、無失点とマランソンの穴を埋める見事な活躍を見せた。なお、2位のレッドソックスは109.5ポイント、3位のロイヤルズは81ポイントだった。

    各週の最優秀ブルペン
    第1週 ロッキーズ(98ポイント)
    第2週 レッズ(119.5ポイント)
    第3週 アストロズ(132.5ポイント)
    第4週 エンゼルス(100.5ポイント)
    第5週 インディアンス(125ポイント)
    第6週 エンゼルス②(80.5ポイント)
    第7週 アストロズ②(106ポイント)
    第8週 ドジャース①(126ポイント)
    第9週 マーリンズ(124.5ポイント)
    第10週 マリナーズ(87ポイント)
    第11週 レッドソックス(106.5ポイント)
    第12週 ドジャース②(120.5ポイント)
    第13週 ジャイアンツ(116ポイント)
    (丸印は受賞回数)


     関連ニュース


     関連動画

  • 【戦評】ロドニー2ヶ月ぶりの失点もマーテイがサヨナラ打

    2017.7.3 15:50 Monday

     ニック・アーメッドの故障離脱によってチャンスを得た23歳の若手内野手が、昇格5試合目にして大仕事をやってのけた。

     クローザーのフェルナンド・ロドニーがロッキーズの1番チャーリー・ブラックモンにタイムリーを浴び、3-3の同点となって迎えた9回裏。ダイヤモンドバックスは二死走者なしから6番ブランドン・ドルーリーと7番クリス・アイアネッタの連打で二、三塁のチャンスを作り、ケテル・マーテイに打席が回ってきた。

     昨年11月にジーン・セグーラ、ミッチ・ハニガー、ザック・カーティスとの2対3のトレードでタイワン・ウォーカーとともにダイヤモンドバックスに加入した若手内野手。正遊撃手候補の一人として期待されたが、クリス・オーウィングスやアーメッドとの競争に敗れ、開幕からマイナー生活が続いていた。ところが、アーメッドが右手の骨折により故障者リスト入り。AAA級で打率.338、OPS.905と好成績を残していたマーテイにようやくチャンスが巡ってきたというわけだ。

     マウンドには左腕クリス・ラシン。カウント1-2からの4球目を思い切りよく振り抜いた打球は、レフトの頭上をはるかに超え、フェンスの手前でワンバウンドするサヨナラタイムリーとなった。

     「ケテルにとって素晴らしい瞬間だったね」とトーリ・ロブロ監督は振り返った。「彼にとっても、チームにとっても、特別な瞬間だった。でも、彼はルーキーではなく、いくらか経験がある選手だということを覚えておく必要がある。『ボールをよく見ろ』と心の中で言っていたんじゃないかな。学んできた教訓を生かしたんだ。素晴らしいことだよね」

     ナ・リーグ西部地区で激しい上位争いを繰り広げる2位ダイヤモンドバックスと3位ロッキーズの直接対決。クローザーのロドニーが実に日本時間4月30日以来となる失点を喫して同点に追い付かれるなど、ダイヤモンドバックスにとっては嫌な展開となっていたが、今季新加入の若手内野手の一打で3連戦の勝ち越しを決めた。これで3位ロッキーズとは4.5ゲーム差。逆に、この日敗れた首位ドジャースとの差は2.5ゲームに縮まり、地区首位再浮上も見えてきた。嫌な流れを振り払うマーテイのサヨナラタイムリーは、ロブロ監督の言う通り、チームにとって非常に大きな一打となった。


     関連ニュース


     関連動画

  • 【戦評】アストロズ快勝 シーズン109勝ペース

    2017.7.3 15:22 Monday

     両リーグ最高勝率を誇るアストロズがヤンキース3連戦に勝ち越し。これで4カード連続の勝ち越しとなり、期間中の13試合を10勝3敗で乗り切るなど、シーズン100勝を軽く超えるペースには陰りが見えない。83試合を消化した時点で56勝27敗。シーズン109勝という驚異的なペースで勝ち星を積み重ねている。

     1番から9番までいわゆる「穴」が見当たらないアストロズ打線。中軸の活躍で勝つ試合もあれば、下位打線などの脇役の活躍でモノにした試合も多々ある。今日の試合では両者が見事に機能した。

     ヤンキースの先発はオールスター初選出を果たしたルイス・セベリーノ。今季ブレイクを果たし、開幕から安定したパフォーマンスを見せている23歳だが、その若手右腕にアストロズ打線が容赦なく襲い掛かった。2回裏、先頭の6番カルロス・ベルトランが二塁打で出塁すると、続く7番マーウィン・ゴンザレスが14号ツーランを放って幸先よく先制。さらに、二塁打を放った8番ユリエスキー・グリエルを2番ジョシュ・レディックがライトへの二塁打で返し、この回3点をあげた。

     4回裏には二死満塁のチャンスで4番カルロス・コレアが2点タイムリー。コレアは6回裏にもリードを6点に広げるタイムリーを放ち、2本のタイムリーを含む4安打3打点の大活躍を見せた。ヤンキース先発のセベリーノは6回途中6失点で無念のノックアウトとなった。

     さらに、7回裏にはヒットで出塁した6番ベルトランを一塁に置いて、8番グリエルがトドメの10号ツーラン。2桁本塁打到達はチームで早くも8人目となり、この数字が「穴」のないアストロズ打線を象徴していると言えそうだ。

     打線の援護をもらったアストロズ先発のマイク・ファイアーズだが、4四球を与えるなど球数がかさみ、無失点ながら4イニングを投げただけで降板。しかし、2イニングをパーフェクトに抑えて勝利投手となったクリス・デベンスキーをはじめとしたリリーフ陣がヤンキースの反撃を1点に抑え、ヤンキース3連戦を8-1の快勝で締めくくった。

     今日の勝利により貯金は今季最多の29。球団としては91勝62敗となった2001年9月27日以来、16年ぶりとなる大型貯金である。「我々は試合を戦う。我々は一生懸命にプレイする。我々は多くの試合に勝ち、多くのシリーズに勝ち越す。どんな順番だろうと関係ない。ただ勝ちたいだけなんだ」とA.J.ヒンチ監督は語ったが、どんな打順でも各打者がしっかり仕事をし、どこからでも点が取れる打線は、まさにヒンチ監督の言葉を体現していると言えるだろう。「穴」のない強力打線を武器に快進撃を続けるアストロズが、今後どこまで勝ち星を増やしていくのか。7月以降もアストロズの戦いから目が離せない。


     関連ニュース


     関連動画

  • 【戦評】ベッツ大暴れ 1番打者史上5人目の1試合8打点

    2017.7.3 14:45 Monday

     アストロズに連敗を喫したヤンキースを尻目に、ブルージェイズ3連戦をスイープして4連勝。開幕前、クリス・セール獲得などによってア・リーグ東部地区優勝の「本命」と見なされていたレッドソックスが、2位ヤンキースに今季最大の3ゲーム差をつけ、独走態勢を整えつつある。

     21安打15得点と打線が爆発したこの試合のヒーローは、リードオフマンのムーキー・ベッツだった。1回表の第1打席は見逃し三振に終わったが、2回表の第2打席でリードを2点に広げるタイムリー、4回表の第3打席で14号スリーラン、6回表の第4打席で15号ツーラン、7回表の第5打席でリードを10点に広げる2点タイムリーを放ち、2本塁打を含む4安打8打点の大暴れ(8回表の第6打席はセンターフライ)。1番打者として出場した試合で8打点を叩き出したのは、2003年のロニー・ベリヤード(当時ロッキーズ)以来14年ぶり、史上5人目の快挙だった。

     「自分の名前がそうやって記録に残るのは嬉しいことだね」と語ったベッツだが、余韻に浸ることはなく、「でも、明日に向けて準備しなくちゃ」と次なる戦いを見据えていた。ベッツは「今日はとても調子が良かったんだ」と試合を振り返ったが、1試合で4安打、2本塁打、8打点、1盗塁をすべてクリアしたのは、長いメジャーリーグの歴史の中でも1930年のカール・レイノルズ(当時ホワイトソックス)に次いで史上2人目。まさに歴史的な快挙となった。

     ベッツの活躍に触発されたかのように、レッドソックス打線が大爆発。先発全員の21安打を放ち、3安打以上はベッツを含めて5人。5番ハンリー・ラミレスは12号ツーランを含む3安打3打点の活躍を見せた。打線の援護を得たドリュー・ポメランツは6回を5安打に抑え、1失点の好投で8勝目(4敗)。7回からの3イニングを無失点に抑えたフェルナンド・アバッドが今季初セーブをマークした。

     同地区のライバル球団に少しずつ疲れが見え始める中、直近10試合を7勝3敗で乗り切り、2位ヤンキースに3ゲーム差をつけたレッドソックス。今月末のトレード・デッドラインでは三塁手の補強が噂されているが、現時点でも徐々に地力の差を見せつけつつある。まずは前半戦の残り7試合(レンジャーズ3連戦、レイズ4連戦)を良い形で終えたいところだ。


     関連ニュース


     関連動画

  • マイク・トラウト まもなくリハビリ出場を開始

    2017.7.3 14:18 Monday

     左手親指の靱帯を断裂し、日本時間5月30日から故障者リスト入りしているマイク・トラウト(エンゼルス)だが、予想されていたよりも早く戦列復帰を果たすかもしれない。

     ビリー・エプラーGMによると、トラウトはチームのミネソタ遠征には帯同せず、日本時間7月4日にアナハイムで個人練習を行った後、翌日からマイナーのAアドバンス級に合流し、リハビリ出場を開始するという。

     マイク・ソーシア監督は、トラウトがメジャーに合流する前に5~7試合のリハビリ出場が必要だと考えており、順調にいけばオールスター明けの後半戦から戦列に復帰することになりそうだ。もちろん、これはリハビリ出場を順調にこなした場合の予定であり、何かトラブルが発生すればその分だけ復帰時期はずれ込むことになる。

     「彼の状態や感触によって様々なことが決定されることになるだろう。我々はいかなるステップも飛ばすつもりはない。一つひとつ、トラウトと共にステップをこなしていく予定だ。復帰に向けて前進していることは間違いないけど、焦りは禁物だよ」とソーシア監督はトラウトの戦列復帰を急がせるつもりがないことを明言した。

     トラウトは6年連続となるオールスター・ゲーム選出を果たしたが、日本時間7月12日に行われるこの一大イベントに出場するかどうかは現段階では決めていないという。後半戦開始とともに戦列復帰することを目指して調整を進めているのであれば、オールスターを欠場する可能性は高いだろう。

     トラウトの離脱後、エンゼルスは32試合を16勝16敗で乗り切り、ワイルドカード争いに踏みとどまっている。リリーフ陣が安定し、粘り強い戦いを続けることができているだけに、打率.337、16本塁打、OPS1.203という圧倒的な成績をマークしているスーパースターの復帰は、3年ぶりのポストシーズン進出に向けてこの上なく大きな後押しとなりそうだ。


     関連ニュース

  • 出場停止中のマーテイがリハビリ出場を開始

    2017.7.3 12:55 Monday

     パフォーマンス向上物質の使用により80試合の出場停止処分を受けているスターリング・マーテイ(パイレーツ)がオールスター明けの戦列復帰に向けて、マイナーでのリハビリ出場を開始した。

     マーテイはMLB機構が禁止している物質が含まれていることを確認せずに、出場停止処分を受けるきっかけとなった物質を購入してしまったとコメント。決して意図的な使用ではなく、レギュラーシーズン開幕の2週間前にMLBの規則に違反していると知らされた際には、非常に驚いたという。マーテイは「あれば僕のミスだった。自分がミスを犯してしまったことは理解している。前へ進んで、チームに貢献し続けたい」と語り、自身が犯したミスを受け入れ、復帰後のチームへの貢献を誓った。

     日本時間7月3日にマイナー(Aアドバンス級)で実戦復帰を果たしたマーテイは、三振、センターフライ、エラーによる出塁と3打数ノーヒットに終わった。出場停止前のセンターではなくレフトの守備に就いたが、パイレーツは好調のアンドリュー・マカッチェンに再コンバートを要請するつもりはなく、マーテイ復帰後は昨季同様にレフトがマーテイ、センターがマカッチェン、ライトがグレゴリー・ポランコという布陣が敷かれると見られている。

     「もう二度とこのミスを繰り返さないよ」と語るマーテイ。「何かを持ってきてくれる人、何かを話してくれる人、自分だけでは誰も信用しない。もし誰かが僕に何かをオファーしてきたら、トレーナーや球団に相談するようにするよ。今回の件で大切なことを学んだからね」

     ニール・ハンティントンGMによると、球団は出場停止処分が下される前日まで、マーテイの陽性反応について知らされていなかったという。「マーテイは人々の信頼や尊敬を取り戻さなければならない。けれど、彼の復帰は間違いなくチームの勝利を助けてくれると思うよ」

     クリント・ハードル監督は「マーテイは左翼手としてチームに戻ってくる」と語った。Aアドバンス級での調整後はAAA級に合流する予定となっているマーテイ。出場停止処分は日本時間7月19日に終了するため、チームへの合流はそれ以降になるが、ようやくパイレーツに頼もしい戦力が戻ってくる。


     関連ニュース


     関連動画

« Previous PageNext Page »