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  • インディアンス・クレビンジャー 復帰に向けて順調に回復中

    2020.3.4 18:35 Wednesday

     日本時間2月15日に左膝の手術を受け、開幕絶望となっているマイク・クレビンジャー(インディアンス)だが、順調に回復し、戦列復帰に向けてのステップを着実に消化しているようだ。クレビンジャーはすでにフラットなグラウンドでのキャッチボールなどを行える段階に達しており、テリー・フランコーナ監督は日本時間3月3日にの時点で「手術した左膝をマウンドの傾斜に慣れさせることが次のステップとなる予定だ」と話していた。

     クレビンジャーは、手術から半月ほどが経過した日本時間2月29日にキャッチボールを再開。75フィート(約23メートル)ほどの距離からスタートし、日本時間3月4日には150フィート(約46メートル)のキャッチボールをこなせるようになった。左膝の状態は良好で、フラットなグラウンドからマウンドへ移動し、投球シミュレーションを行ってマウンドの傾斜に慣れる練習も開始している。

     クレビンジャーによると、「今は身体の様子をしっかりチェックしながら、安全な範囲で練習を行っている」という。練習によって身体がどのような反応を示すかを確認し、次第に練習の強度を上げていく方針だ。右腕にとって、左膝は投球時に踏み込む側の足となるため、クレビンジャーは細心の注意を払って練習を行っている。幸いにも、今のところは痛みが再発する様子はないようだ。

     マウンドでの投球シミュレーションを行うことができる段階に達したクレビンジャーは、このステップを無事にクリアできれば、いよいよ本格的な投球練習を再開することになる。レギュラーシーズンの開幕に間に合わせるのは絶望的だが、このまま順調に回復すれば、4月中の戦列復帰は決して不可能ではなく、むしろ現実的な目標であると言えるだろう。

     インディアンスが地区王者のツインズや大型補強のホワイトソックスと地区優勝を争っていくためには、昨季21先発で13勝4敗、防御率2.71、169奪三振をマークしたクレビンジャーの力が必要不可欠。戦列復帰後は、シェーン・ビーバーとともに先発ローテーションの柱としての働きが期待される。

  • カージナルスの救援左腕・ミラー 原因不明の不調に苦しむ

    2020.3.4 16:30 Wednesday

     アンドリュー・ミラー(カージナルス)は日本時間3月3日に予定されていたオープン戦での登板を回避した。投球するときにボールの感覚を上手くつかむことができなかったというのだ。そして、日本時間3月4日、ミラーは通常とは異なる感覚の原因を追究するために様々なテストに取り組んだ。しかし、明確な原因は明らかにならず、ミラーが「イップス」に陥っている可能性もありそうだ。

     現在34歳のミラーは、今季がカージナルス移籍2年目のシーズンとなる。昨季はレギュラーシーズンで73試合に登板し、防御率4.45と不本意な成績に終わったものの、ポストシーズンでは登板した6試合すべてで無失点に抑えるなど本領を発揮。今季は、昨季後半戦にクローザーを務めたカルロス・マルティネスが先発に復帰することもあって、右腕のジオバニー・ガジェゴスとともにクローザーの有力候補の1人に挙げられていた。

     ところが、身体的には何も問題がないにもかかわらず、普段通りにボールを投げることができない状況が続いている。日本時間3月3日のオープン戦で登板予定だったものの、暴投したことによりウォーミングアップを中止し、結局登板予定を回避することになった。ミラーは予定通りに登板できなかったことを繰り返し謝罪したが、故障しているわけでも体調が悪いわけでもなく、不調の原因は不明のままである。

     ミラーは撮影した映像や収集したデータをもとに、以前の自分の投球フォームと比較したり、メディカルスタッフの診察を受けたりして原因の解明に取り組んでいるものの、明確な原因は明らかになっていない。昨季、同僚のブレット・シーセルは手にしびれが生じる「手根管症候群」に悩まされたが、そのような症状も出ていないという。そのような状況において「イップス」が疑われるのは当然の流れと言えるだろう。

     「イップス」とは、精神的な原因などにより突然思い通りのプレイができなくなってしまう症状のことを指し、明確な治療法はないとされている。メジャーリーグの世界でも、元ヤンキースのチャック・ノブロックや元カージナルスのリック・アンキールなど、「イップス」に苦しんだ選手は少なくない。剛腕リリーバーとして一世を風靡したミラーだが、「イップス」らしき症状を克服し、以前の輝きを取り戻すことはできるだろうか。

  • Rソックスのエース左腕・セール 左肘痛でMRI検査を実施

    2020.3.4 14:20 Wednesday

     レッドソックスは先日、キャンプ前のインフルエンザと肺炎の影響により調整が遅れているクリス・セールが開幕に間に合わず、開幕直後に戦列復帰する見込みであることを明らかにしていたが、その予定が大幅に狂う可能性が出てきた。日本時間3月2日に実戦形式の打撃練習で15球を投じたセールは、翌日になって左肘の痛みを訴え、MRI検査を受けることに。検査結果はフロリダ州ペンサコーラのジェームス・アンドリュース医師のもとへ送られた。

     レッドソックスのチーフ・ベースボール・オフィサーであるチェイム・ブルームは「チームにとって問題であることは間違いない。2019年に彼に起こったことや、チームにおける彼の重要性を考えれば、左肘に痛みがあるというのは問題だ」と語り、危機感を募らせた。ただし、「すべての情報が明らかになるまでは、必要以上にあれこれ考えるのは避けるべきだろう」と落ち着いた姿勢も見せている。

     セールは昨季も左肘の痛みに悩まされ、シーズンの最終6週間を棒に振った。復活をかけるシーズンとなる今季は、キャンプ前の体調不良の影響により予定よりも2週間ほど調整が遅れ、故障者リストに入って開幕を迎えることが確実となっていた。当初は最短期間で戦列に復帰できると見られていたが、左肘の検査結果次第では、思わぬ長期離脱を強いられることになるかもしれない。

     ブルームは「大きな問題ではないことを願うよ」と語ったが、いずれにしてもセール不在の状態で開幕を迎えることは確実であり、開幕ローテーションは現時点でエドゥアルド・ロドリゲス、ネイサン・イバルディ、マーティン・ペレスの3枠しか埋まっていない。ライアン・ウェバー、ブライアン・ジョンソン、クリス・マッザ、タナー・ハウク、カイル・ハートらが開幕ローテーションの最後の2枠をめぐって競争を続けているものの、ブルームはオープナー戦法を採用して先発ローテーションの穴を埋める可能性があることを示唆。また、フリーエージェント市場からの緊急補強も視野に入れているようだ。

  • 田中3回無失点 ヤンキースはトレード補強の可能性を否定

    2020.3.4 13:05 Wednesday

     日本時間3月4日、ヤンキースはオープン戦でレッドソックスと対戦し、先発した田中将大が3イニングを投げて5つの三振を奪い、味方のエラーによる走者1人だけに抑える好投を披露。9対1で快勝し、田中にはオープン戦初勝利(0敗)が記録された。また、スティーブン・マッツ(メッツ)への関心が報じられたヤンキースだが、ブライアン・キャッシュマンGMはトレード補強の可能性を否定。現有戦力の台頭に期待する方針を明言した。

     オープン戦2度目の登板に臨んだ田中は、1番アンドリュー・ベニンテンディを見逃し三振、2番ラファエル・デバースをショートフライ、3番マイケル・チェイビスを見逃し三振に仕留めて1回表を三者凡退に抑えると、続く2回表も4番ジョナサン・ルクロイをサードゴロに抑えたあと、5番ホゼ・ペラザと代打のコール・スタージェオンから二者連続で空振り三振を奪い、打者6人をパーフェクト。3回表は7番C.J.チャッサムをショートゴロ、8番ジャレン・デュランを空振り三振に仕留めたあと、9番ジョン・アンドレオーリには三塁ジオ・ウルシェラの悪送球で出塁を許したものの、1番ベニンテンディをファーストゴロに抑え、無失点で切り抜けた。

     3イニングを被安打0、奪三振5、与死球0、失点0という素晴らしい内容で終えた田中は、三塁ウルシェラの悪送球について「シーズン中にもよくあることなので、それを経験できたのはよかった」と冷静にコメント。アーロン・ブーン監督は「威力のある速球を狙ったところに投げることができていた。カッターもよかったし、スプリッターやブレーキングボールもしっかり投げることができていたね」と田中の投球を絶賛した。

     なお、ジェームス・パクストンとルイス・セベリーノの故障離脱により、先発投手補強の可能性が取り沙汰されているヤンキースだが、キャッシュマンは「どのチームとも交渉を行っていない」とトレード補強の可能性を明確に否定。「我々の手元には何があって何が足りないのかを見極めているところだ。良い意味でインパクトを与えられる選手がたくさんいると思っている」と語り、デイビー・ガルシア、ジョナサン・ロアイシガ、マイケル・キング、クラーク・シュミットといった現有戦力の台頭に期待する方針を改めて明言した。

  • ヤンキース ジャッジ&スタントン不在でシーズン開幕へ

    2020.3.4 12:05 Wednesday

     ヤンキースは、アーロン・ジャッジとジャンカルロ・スタントンという2人の長距離砲を欠いた状態で今季の開幕を迎えることになりそうだ。日本時間3月4日、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、両者が開幕戦に間に合わない見通しであることを明らかにした。ジャッジは右肩から胸部にかけての筋肉、スタントンは右ふくらはぎを痛めており、オープン戦に出場できない状態が続いている。

     キャッシュマンは、日本時間3月27日に敵地ボルティモアで行われるオリオールズとの開幕戦について、「残りの時間を考えると、ジャッジが開幕戦に出場するのは厳しいだろうね。あと3週間半しかないけど、治療を終えたあとにスプリング・トレーニングの練習に取り組まないといけない」とコメント。一時は楽観視されたジャッジの状態だが、開幕戦に間に合わないことが確実となった。

     一方、2月下旬の守備練習中に右ふくらはぎを痛めたスタントンについて、キャッシュマンは「4月中のどこかのタイミングで復帰できると考えている」との見通しを明らかにした。右ふくらはぎを痛めた時点から数えると、4~6週間ほどで戦列復帰できることになり、当初の予定通りのスケジュールとなっている。「3月下旬の開幕戦に間に合わせるのは難しいだろうね」とキャッシュマンは話している。

     ジャッジとスタントンの両者が離脱したことにより、ヤンキースはマイク・トークマン、ブレット・ガードナー、クリント・フレイジャーという外野手トリオで開幕戦に臨むことになるだろう。2018年に大谷翔平(エンゼルス)とアメリカン・リーグ新人王を争ったミゲル・アンドゥハーも、レギュラー奪回を目指して本職の三塁だけでなく一塁や外野の守備練習にも取り組んでおり、開幕戦でアンドゥハーが外野の守備に就く可能性もある。

     2009年以来のワールドシリーズ制覇を目指すヤンキースだが、ゲリット・コールが加入した先発投手陣からはジェームス・パクストンとルイス・セベリーノが離脱。外野陣からはトミー・ジョン手術のリハビリ中のアーロン・ヒックスだけでなく、ジャッジとスタントンまでもが離脱することになり、多くの主力選手を欠いた状態で覇権奪回に向けた戦いをスタートすることになる。

  • ブリュワーズが球団史上最高額でイェリッチと契約延長へ

    2020.3.4 11:10 Wednesday

     日本時間3月4日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ブリュワーズは2018年にナショナル・リーグMVPを受賞したクリスチャン・イェリッチとの契約延長が目前に迫っているようだ。現行契約の残り2年に総額およそ1億9000万ドルの7年契約が追加され、9年2億1500万ドルという大型契約になると見込まれている。今回の契約はブリュワーズの球団史上最高額となり、10年目にあたる2029年の契約は相互オプションとなる見込みであることが報じられている。

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、このまま順調にいけば、イェリッチの契約延長は日本時間3月7日に正式発表される可能性があるという。ブリュワーズが2011年にライアン・ブラウンと結んだ総額1億500万ドルの5年契約、2018年にロレンゾ・ケインと結んだ総額8000万ドルの5年契約と同様に、今回のイェリッチの大型契約も、一部は将来に繰り延べる形で支払われる予定になっている。

     今回新たに追加される7年1億9000万ドルを1年あたりの平均額に換算するとおよそ2714万ドルとなり、「Cot’s Baseball Contracts」が紹介しているデータによると、これはメジャー史上17位の金額となる。史上最高額はゲリット・コール(ヤンキース)の3600万ドル、野手史上最高はマイク・トラウト(エンゼルス)の3550万ドルであり、野手でイェリッチを上回るのはトラウトのほか、アンソニー・レンドン(エンゼルス)、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)、ミゲル・カブレラ(タイガース)、マニー・マチャド(パドレス)、アレックス・ロドリゲス(元ヤンキース)、ヨエニス・セスペデス(メッツ)といった面々。イェリッチは昨年12月に28歳の誕生日を迎えたばかりであり、9年契約満了時に36歳であることを考えると、不良債権化するリスクも低そうだ。

     イェリッチは、マーリンズからブリュワーズへ移籍した2018年に打率.326、36本塁打、110打点、22盗塁、OPS1.000の好成績をマークして首位打者に輝いただけでなく、MVPを受賞。昨季は2年連続のMVPこそ逃したものの、打率.329、44本塁打、97打点、30盗塁、OPS1.100という大活躍を見せ、2年連続で首位打者のタイトルを手にした。

  • 2020年シーズン 各球団の最高年俸選手は誰だ!?

    2020.3.3 17:35 Tuesday

     日本時間3月3日、メジャーリーグ公式サイトではウィル・レイッチが各球団の2020年シーズンの最高年俸選手を特集する記事を公開した。今回の記事には「Cot’s Baseball Contracts」が公開している各選手の契約情報が使用されている。ここでは各球団の最高年俸選手の今季の年俸と昨季の成績を紹介する。

    アメリカン・リーグ東部地区

    ◆オリオールズ
    クリス・デービス 2110万ドル(約22億8000万円)
    105試合 打率.179 12本塁打 36打点 0盗塁 OPS.601

    ◆レッドソックス
    クリス・セール 3000万ドル(約32億4000万円)
    25試合 6勝11敗0セーブ 防御率4.40 147.1回 218奪三振

    ◆ヤンキース
    ゲリット・コール 3600万ドル(約38億8000万円)
    33試合 20勝5敗0セーブ 防御率2.50 212.1回 326奪三振

    ◆レイズ
    チャーリー・モートン 1500万ドル(約16億2000万円)
    33試合 16勝6敗0セーブ 防御率3.05 194.2回 240奪三振

    ◆ブルージェイズ
    柳賢振(リュ・ヒョンジン) 2000万ドル(約21億6000万円)
    29試合 14勝5敗0セーブ 防御率2.32 182.2回 163奪三振

    アメリカン・リーグ中部地区

    ◆ホワイトソックス
    ヤスマニ・グランダル 1820万ドル(約19億6000万円)
    153試合 打率.246 28本塁打 77打点 5盗塁 OPS.848

    ◆インディアンス
    カルロス・サンタナ 2080万ドル(約22億5000万円)
    158試合 打率.281 34本塁打 93打点 4盗塁 OPS.911

    ◆タイガース
    ミゲル・カブレラ 3000万ドル(約32億4000万円)
    136試合 打率.282 12本塁打 59打点 0盗塁 OPS.744

    ◆ロイヤルズ
    イアン・ケネディ 1650万ドル(約17億8000万円)
    63試合 3勝2敗30セーブ 防御率3.41 63.1回 73奪三振

    ◆ツインズ
    ジョシュ・ドナルドソン 1880万ドル(約20億3000万円)
    155試合 打率.259 37本塁打 94打点 4盗塁 OPS.900

    アメリカン・リーグ西部地区

    ◆アストロズ
    ザック・グレインキー 3500万ドル(約37億8000万円)
    33試合 18勝5敗0セーブ 防御率2.93 208.2回 187奪三振

    ◆エンゼルス
    マイク・トラウト 3770万ドル(約40億7000万円)
    134試合 打率.291 45本塁打 104打点 11盗塁 OPS1.083

    ◆アスレチックス
    クリス・デービス 1680万ドル(約18億1000万円)
    133試合 打率.220 23本塁打 73打点 0盗塁 OPS.679

    ◆マリナーズ
    カイル・シーガー 1950万ドル(約21億1000万円)
    106試合 打率.239 23本塁打 63打点 2盗塁 OPS.789

    ◆レンジャーズ
    秋信守(チュ・シンス) 2100万ドル(約22億7000万円)
    151試合 打率.265 24本塁打 61打点 15盗塁 OPS.826

    ナショナル・リーグ東部地区

    ◆ブレーブス
    フレディ・フリーマン 2230万ドル(約24億1000万円)
    158試合 打率.295 38本塁打 121打点 6盗塁 OPS.938

    ◆マーリンズ
    コリー・ディッカーソン 880万ドル(約9億5000万円)
    78試合 打率.304 12本塁打 59打点 1盗塁 OPS.906

    ◆メッツ
    ジェイコブ・デグロム 2550万ドル(約27億5000万円)
    32試合 11勝8敗0セーブ 防御率2.43 204.0回 255奪三振

    ◆フィリーズ
    ブライス・ハーパー 2750万ドル(約29億7000万円)
    157試合 打率.260 35本塁打 114打点 15盗塁 OPS.882

    ◆ナショナルズ
    マックス・シャーザー 3590万ドル(約38億7000万円)
    27試合 11勝7敗0セーブ 防御率2.92 172.1回 243奪三振

    ナショナル・リーグ中部地区

    ◆カブス
    ダルビッシュ有 2200万ドル(約23億7000万円)
    31試合 6勝8敗0セーブ 防御率3.98 178.2回 229奪三振

    ◆レッズ
    ジョーイ・ボットー 2500万ドル(約27億円)
    142試合 打率.261 15本塁打 47打点 5盗塁 OPS.768

    ◆ブリュワーズ
    ライアン・ブラウン 1700万ドル(約18億4000万円)
    144試合 打率.285 22本塁打 75打点 11盗塁 OPS.849

    ◆パイレーツ
    クリス・アーチャー 900万ドル(約9億7000万円)
    23試合 3勝9敗0セーブ 防御率5.19 119.2回 143奪三振

    ◆カージナルス
    ポール・ゴールドシュミット 2600万ドル(約28億1000万円)
    161試合 打率.260 34本塁打 97打点 3盗塁 OPS.821

    ナショナル・リーグ西部地区

    ◆ダイヤモンドバックス
    ヤズマニー・トマス 1700万ドル(約18億4000万円)
    4試合 打率.000 0本塁打 0打点 0盗塁 OPS.000
    ※トマスは40人枠登録外。40人枠内ではマイク・リークの1500万ドルが最高

    ◆ロッキーズ
    ノーラン・アレナード 3500万ドル(約37億8000万円)
    155試合 打率.315 41本塁打 118打点 3盗塁 OPS.962

    ◆ドジャース
    デービッド・プライス 3200万ドル(約34億6000万円)
    22試合 7勝5敗0セーブ 防御率4.28 107.1回 128奪三振

    ◆パドレス
    マニー・マチャド 3200万ドル(約34億6000万円)
    156試合 打率.256 32本塁打 85打点 5盗塁 OPS.796

    ◆ジャイアンツ
    バスター・ポージー 2210万ドル(約23億9000万円)
    114試合 打率.257 7本塁打 38打点 0盗塁 OPS.688

  • 30球団の開幕投手 正式発表はカージナルス・フラハティのみ

    2020.3.3 13:25 Tuesday

     レギュラーシーズン全体を通してみれば「162分の1」に過ぎないかもしれないが、投手にとってチームの開幕戦のマウンドを任されるのはこの上ない名誉である。メジャーリーグ公式サイトでは、サラ・ラングスが特集記事のなかで30球団の開幕投手の決定状況を追っている。ここではその記事をもとに、30球団の開幕投手の決定状況を簡単に確認してみよう。

     現時点で今季の開幕投手を正式に発表しているのはカージナルスだけであり、24歳のエース右腕、ジャック・フラハティが自身初の大役を務めることになっている。カージナルスでは1988年に23歳のジョー・マグレーンが開幕投手を務めて以来の若さであり、対戦相手のレッズに在籍する秋山翔吾が公式戦で初めて対戦する投手となりそうだ。

     まだ正式に発表されていないものの、開幕投手候補がハッキリとしている球団としてラングスは16球団をリストアップ。以下のような顔ぶれとなっている。

    エドゥアルド・ロドリゲス(レッドソックス)
    ゲリット・コール(ヤンキース)
    柳賢振(ブルージェイズ)
    ルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)
    マシュー・ボイド(タイガース)
    ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
    マルコ・ゴンザレス(マリナーズ)
    マイク・ソローカ(ブレーブス)
    サンディ・アルカンタラ(マーリンズ)
    ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    アーロン・ノラ(フィリーズ)
    マックス・シャーザー(ナショナルズ)
    ブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ)
    マディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)
    クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    クリス・パダック(パドレス)

     残りの13球団にはまだ複数の選択肢があり、オープン戦のピッチングを見て判断することになりそうだ。ラングスが挙げる各球団の候補は以下のようになっている。

    ジョン・ミーンズ、アレックス・カッブ(オリオールズ)
    ブレイク・スネル、チャーリー・モートン(レイズ)
    シェーン・ビーバー、カルロス・カラスコ(インディアンス)
    ブラッド・ケラー、ダニー・ダフィー(ロイヤルズ)
    ホゼ・ベリオス、ジェイク・オドリッジ(ツインズ)
    アンドリュー・ヒーニー、フリオ・テーラン(エンゼルス)
    マイク・ファイアーズ、フランキー・モンタス(アスレチックス)
    マイク・マイナー、ランス・リン、コリー・クルーバー(レンジャーズ)
    ダルビッシュ有、ジョン・レスター(カブス)
    ルイス・カスティーヨ、ソニー・グレイ、トレバー・バウアー(レッズ)
    ジョー・マスグローブ、クリス・アーチャー(パイレーツ)
    ジョン・グレイ、ヘルマン・マルケス(ロッキーズ)
    ジェフ・サマージャ、ジョニー・クエイト(ジャイアンツ)

  • レッズ・秋山が攻守に存在感を発揮 1安打1四球&初補殺

    2020.3.3 12:10 Tuesday

     日本時間3月3日、レッズの秋山翔吾はドジャースとのオープン戦に「1番・センター」で先発出場し、ドジャース先発のデービッド・プライスから四球を選ぶなど、2打数1安打1四球でリードオフマンとしての役割をしっかり果たし、チームの勝利に貢献した。また、センターの守備では3回表にセンター左へのヒットで二塁を狙ったエンリケ・ヘルナンデスを素早い返球でアウトにし、オープン戦初補殺を記録。秋山のオープン戦通算打率は.286(14打数4安打)となり、レッズは6対2でドジャースに勝利した。

     1回裏の第1打席で左腕プライスから四球を選んで出塁した秋山は、一死後に3番フレディ・ギャルビスの二塁打で三塁へ進み、4番ジェシー・ウィンカーのタイムリーで先制のホームを踏んだ。2回裏の第2打席では右腕ライアン・モズリーと対戦し、ピッチャーを強襲する二塁への内野安打を放って2試合連続安打を記録。4回裏の第3打席は左腕レイミン・グドゥアンの前にサードゴロに倒れ、5回表開始時の守備交代で試合から退いた。

     守備面では、3回表二死走者なしの場面で4番ヘルナンデスが放ったセンター左へのヒットを素早く処理し、二塁へ送球して打者走者のヘルナンデスを刺し、オープン戦初補殺を記録。日本でゴールデングラブ賞を6度受賞した自慢の強肩を見せつけた。「両翼の外野手が僕にプレイしろと声をかけてくれたので、落ち着いてプレイすることができた」と秋山。「たまたま、あのプレイを今日練習していたところだった。試合で実践することができて良かった」と自身のプレイを振り返った。

     キャンプインから2週間ほどが経過し、秋山は「試合でプレイしたり、チームメイトとコミュニケーションを取ったりするのにも慣れてきた」という。オープン戦に出場した試合はすべて1番打者で起用され、センターを4試合、レフトを1試合守るなど、首脳陣が考える秋山の起用法も見えてきた。球団史上初の日本人メジャーリーガーは、レギュラーシーズン開幕に向けて順調なスタートを切っていると言えそうだ。

  • 元本塁打王・バティースタ 二刀流でのメジャー復帰を検討か

    2020.3.3 11:20 Tuesday

     ブルージェイズ時代の2010年に54本塁打、翌2011年に43本塁打を放って2年連続で本塁打王に輝き、通算344本塁打の実績を誇るホゼ・バティースタは、今月行われる東京五輪のアメリカ大陸予選にドミニカ共和国代表の一員として出場する予定となっている。ESPNのジェフ・パッサンによると、バティースタは代表チームでは一塁手を務める予定だが、今オフは投手としての練習も行っており、五輪予選のあと、二刀流でのメジャー復帰を目指す可能性があるようだ。

     現在39歳のバティースタは、メジャーでプレイしたのは2018年が最後であり、この年はブレーブス、メッツ、フィリーズの3球団で合計122試合に出場して打率.203、13本塁打、48打点、出塁率.348、OPS.727に終わった。昨季はどのチームとも契約せず、無所属のまま過ごしたが、まだ現役引退の意思はなく、メジャー復帰に向けてトレーニングを続行。今オフは、二刀流でのメジャー復帰を目指して投手の練習にも取り組んでいたという。

     パッサンによると、バティースタの速球は94マイル(約151キロ)に達し、スライダーも鋭い変化を見せているようだ。ブルージェイズ時代の同僚であり、今オフ、バティースタとともにトレーニングに取り組んだマーカス・ストローマン(メッツ)は「バティースタはメジャーのリリーフ投手として通用する可能性がある」といった趣旨の発言を自身のTwitterでしていた。

     Statcastの計測によると、バティースタはフィリーズ時代の2018年にライトからホームへの返球で96.6マイル(約155キロ)を計測したことがあるという。バティースタの肩が強いことは間違いなく、投手として94マイルを投げられるという情報も誤りではなさそうだ。五輪予選での活躍次第では、通算344本塁打の実績を誇る元本塁打王に、マイナー契約からメジャー復帰への道が切り開かれるかもしれない。メジャー復帰を目指すバティースタの奮闘に注目だ。

  • ブレーブスの開幕ローテ争い ヘルナンデスが一歩リードか

    2020.3.3 11:00 Tuesday

     確固たる先発5番手が不在だったブレーブスは、新加入のコール・ハメルズが左肩の炎症により出遅れている影響で、開幕ローテーションの2枠が空席となっている。現在、この2枠をめぐって熾烈な競争が繰り広げられており、リリーフからの先発再転向を目指すショーン・ニューカム、有望株のカイル・ライト、23歳のトゥキ・トゥサントなどが奮闘中。そんななか、2010年のサイ・ヤング賞受賞者であるフェリックス・ヘルナンデスが、開幕ローテーション入りの最有力候補に挙げられている。

     現在33歳のヘルナンデスは、2005年にメジャーデビューしてから15シーズンを過ごしたマリナーズを離れ、マイナー契約でブレーブスに加入。昨季は15先発で1勝8敗、防御率6.40という自己最悪の成績に終わったものの、新天地での復活を目指している。オープン戦では、ここまで2試合に先発して4回2/3を投げ、1勝0敗、防御率1.93、6奪三振、被打率.176、WHIP0.86という見事なピッチングを披露。メジャーのロースター入りを果たしても年俸はわずか100万ドルであり、ヘルナンデスがこのまま好投を続けるようであれば、ブレーブスは迷わずヘルナンデスを開幕ローテーションに組み込むだろう。

     もちろん、まだオープン戦は序盤であり、マイナーリーガー中心のラインナップを相手に記録した成績は参考程度にしかならない。しかし、昨季はオープン戦の3先発で防御率15.95、被打率.382とめった打ちを食らっており、2018年はオープン戦で2試合にしか登板していないことを考えると、現時点ですでに2試合に登板し、防御率1点台という結果を残していることは明るい材料と言えるだろう。

     マイク・ソローカ、マックス・フリード、マイク・フォルティネビッチと20代の3人が3番手までを占めるブレーブスの先発ローテーション。故障離脱中の36歳のハメルズに代わって先発4番手を務めるのは、33歳の「キング」ことヘルナンデスかもしれない。

  • ヤンキースがメッツの先発左腕・マッツの獲得に興味を示す

    2020.3.3 10:45 Tuesday

     ニューヨーク・ポストの報道によると、先発投手陣に複数の故障者が発生しているヤンキースは、メッツの先発左腕スティーブン・マッツの獲得に興味を示し、トレードでの獲得の可能性についてメッツ側へ問い合わせを行っているようだ。しかし、レギュラーシーズン開幕まで1ヶ月を切ったこのタイミングでメッツが主力投手の放出に踏み切る可能性は低いとの見方が強く、トレード交渉は本格化しないまま立ち消えになるだろうと予想されている。

     地元ニューヨーク出身のマッツは現在28歳。昨季は32試合(うち30先発)に登板して自己最多の160回1/3を投げ、自身初の2ケタ勝利となる11勝10敗、防御率4.21、153奪三振をマークした。メジャー5シーズンでは通算31勝36敗、防御率4.05を記録しており、2021年シーズン終了後にフリーエージェントとなる予定。現在は新加入のマイケル・ワカと先発5番手の座を争う立場となっている。

     ヤンキースは、昨年12月にゲリット・コールと9年3億2400万ドルの超大型契約を結んだ時点で、コール、ルイス・セベリーノ、ジェームス・パクストン、田中将大、J.A.ハップが先発ローテーションを形成し、ジョーダン・モンゴメリー、有望株のクラーク・シュミット、同じく有望株のデイビー・ガルシアがデプスとして控えるというメジャー最高クラスの先発陣を誇っていた。しかし、パクストンが2月に腰の手術を受けて5月まで欠場することになり、セベリーノも先週のトミー・ジョン手術によってシーズン全休が決定。メジャー最高クラスの先発陣から一転、主力先発投手2人を欠く事態となってしまった。

     昨季18勝をマークしたドミンゴ・ヘルマンもDV規定違反による出場停止処分により6月まで復帰できないため、ヤンキースはモンゴメリーを先発ローテーションに入れたとしても、開幕時点では先発5番手が空席となる。有望株を抜擢するのか、マイナー契約の選手でパクストンやヘルマンが復帰するまでの期間を凌ぐのか、あるいは外部からの補強に動くのか。マッツ獲得はその選択肢の1つとなるが、実現の可能性は低そうだ。

  • MLB公式サイトがMVP候補トップ20を選出 19位に大谷翔平

    2020.3.2 13:15 Monday

     日本時間3月2日、メジャーリーグ公式サイトでは、ウィル・レイッチとマイク・ペトリエロの2人が2020年シーズンのMVP候補トップ20を選出する特集記事を公開した。「MVPを取ってほしい選手」ではなく、あくまでも「MVPを取る可能性が高そうな選手」が選出されており、総合指標WARが高い選手を単純に選んだわけでもないと記されている。また、今回はリーグ別ではなく、両リーグから20人を選出する形がとられている。

     1位に選ばれたのはマイク・トラウト(エンゼルス)。今年8月にようやく29歳になるトラウトだが、すでに3度のMVPを受賞しており、ペトリエロは「史上最高の選手になる可能性が極めて高い」と絶賛。過去3年間は故障によりフル出場できておらず、また、エンゼルスは2014年以降ポストシーズンに出場できていないが、トラウトのMVP受賞を阻む理由はこれくらいの些細なことしか見当たらない。ペトリエロは、ムーキー・ベッツ(ドジャース)がナショナル・リーグへ移籍し、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)は健康面に問題があり、アレックス・ブレグマン(アストロズ)やその他のアストロズの打者は「ある問題」によって成績を落とす可能性があるとし、ライバルが競争力を落としていることもトラウトのMVP受賞を後押しすると指摘している。

     2位には昨季41本塁打&37盗塁をマークし、「40-40」のみならず史上初の「50-50」を目標に掲げるロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、3位にはブリュワーズ移籍後2年連続で超ハイレベルな打撃成績を残し、昨季は「40-30」を達成したクリスチャン・イェリッチがランクイン。昨季のナショナル・リーグMVP受賞者であるコディ・ベリンジャー(ドジャース)は6位に選出された。トップ20には当然のように球界を代表するスター選手の名前が並んでいるが、そんななか、19位には大谷翔平(エンゼルス)がランクイン。ペトリエロは「ノーラン・アレナード(ロッキーズ)やジェイコブ・デグロム(メッツ)も候補だった」としつつも、「大谷のポテンシャルに夢を見ることにした。一流打者として450打席、一流投手として100イニングに出場すれば、投票者たちはMVP候補として考慮せざるを得ないだろう」と記している。

     レイッチとペトリエロが選出したトップ20の顔ぶれは以下の通り。

    1位 マイク・トラウト(エンゼルス)
    2位 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    3位 クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)
    4位 ムーキー・ベッツ(ドジャース)
    5位 フアン・ソト(ナショナルズ)
    6位 コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    7位 ゲリット・コール(ヤンキース)
    8位 アレックス・ブレグマン(アストロズ)
    9位 フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
    10位 ピート・アロンゾ(メッツ)
    11位 アンソニー・レンドン(エンゼルス)
    12位 マット・チャップマン(アスレチックス)
    13位 ジョシュ・ドナルドソン(ツインズ)
    14位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
    15位 ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    16位 ラファエル・デバース(レッドソックス)
    17位 フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    18位 ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス)
    19位 大谷翔平(エンゼルス)
    20位 ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス)

  • 左肘違和感のレイズ・スネル 次回の登板予定を回避へ

    2020.3.2 12:40 Monday

     2018年のサイ・ヤング賞受賞者であるブレイク・スネル(レイズ)は、日本時間2月27日のオープン戦に登板した際、「1年前より良い状態」と手応えを口にしていた。しかし、翌日になって左肘の違和感を訴え、ケビン・キャッシュ監督は日本時間3月1日にスネルが左肘にコルチゾン注射を受けたことを明らかにした。キャッシュは「必要以上に心配はしていない」と語ったが、スネルは次回の登板予定を回避する見込みとなっている。

     スネルは前回登板で自身の全4球種を投げ、好感触を得ていた。しかし、キャッシュが「ピッチングは良い感じだったみたいだけど、身体のほうは望んでいた状態ではないみたいだ」と語ったように、左肘の違和感を訴え、コルチゾン注射を実施。スネルは昨季、左肘の遊離体除去手術により約2ヶ月の戦線離脱を強いられており、レイズはその点も考慮して、スネルに無理をさせない方針を徹底している。

     スネルによると、前回登板のあと、通常よりも強い張りを感じていたという。また、練習に支障が出ない程度の痛みも2週間ほど感じていたようだ。キャッシュは、今回のコルチゾン注射が大きな故障の「予防」的な意味合いも含んだものであることを強調。スネルの左肘に構造上の問題はなく、コルチゾン注射によって痛みが治まれば、レギュラーシーズンに向けての調整を再開できる予定となっている。

     スネル自身は、日本時間3月27日に行われるパイレーツとの開幕戦に間に合うだろう、と楽観的に考えている。しかし、球団はスネルのコンディション調整に万全を期す方針であり、100パーセントの状態でなければ戦列に復帰させるつもりはないようだ。今季も優勝争いを目指すレイズだが、スネルを無理に開幕に間に合わせるのではなく、長期的にエースとして活躍してもらうことを最優先に考えている。

     キャッシュは「まずは彼がマウンドに戻ったときにどんなピッチングをするか、だね」とコメント。2018年のサイ・ヤング賞受賞者は、無事にレギュラーシーズン開幕を迎えることができるだろうか。

  • プライス放出&セール出遅れのRソックス オープナー採用か

    2020.3.2 11:55 Monday

     デービッド・プライスをトレードでドジャースへ放出し、エース左腕のクリス・セールが調整不足により開幕に間に合わないレッドソックスは、開幕ローテーション5枠のうち1~2枠について、オープナー戦法を採用することが有力視されている。今オフ、新しくチーフ・ベースボール・オフィサーに就任したチェイム・ブルームは、オープナー戦法を初めて本格採用したレイズ出身であり、その経験をロン・レネキー暫定監督ら首脳陣に伝えているようだ。

     今季のレッドソックスは、セール、プライス、エドゥアルド・ロドリゲス、ネイサン・イバルディ、マーティン・ペレスという5人で先発ローテーションを形成する予定だったが、このなかからプライスがトレードで放出され、セールはキャンプ前のインフルエンザと肺炎の影響によって調整が遅れている。よって、ロドリゲス、イバルディ、ペレスの3枠しかローテーションが埋まっておらず、少なくとも1枠、最大2枠でオープナー戦法を採用する可能性が高まっている。

     調整が遅れているだけのセールの離脱は長期化しない見込みであり、レッドソックスは先発投手を新たに外部から獲得することは検討していないと見られる。レネキーら首脳陣は、すでにブルームからオープナー戦法について簡単なレクチャーを受けており、それがベストであると判断した場合は、オープナー戦法を採用する準備もできているようだ。ただし、レネキーは「もし先発4番手や5番手を担える人材が見つかれば、(オープナー戦法ではない)別の方法を取ることになるだろう」とも話しており、オープン戦のなかで各投手の適性を見極めていくことになる。

     ヘクター・ベラスケス、マット・ホール、ライアン・ウェバー、クリス・マッザ、フィリップス・バルデスらに加え、招待選手のブライアン・ジョンソンなど、先発タイプの投手がいないわけではない。彼らにとっては、オープン戦で実力をアピールし、開幕ローテーション入りするための大きなチャンスと言えそうだ。

  • レンドンがオープン戦初アーチ 大谷は2打数ノーヒット2三振

    2020.3.2 11:35 Monday

     日本時間3月2日、エンゼルスはオープン戦でホワイトソックスと対戦し、大谷翔平は「4番・指名打者」で先発出場。エンゼルスは、大谷が2打席連続三振に倒れるなか、アンソニー・レンドンのエンゼルス移籍後初アーチとなる1号3ランなどで3回までに6点を先行したが、4回表に一挙8点を奪われて逆転を許し、7対8で敗れた。大谷はオープン戦10打席の成績が8打数1安打、6三振、1四球、1死球、打率.125、OPS.425となっている。

     大谷は、チームがレンドンの1号3ランで先制した直後、1回裏無死走者なしで迎えた第1打席でホワイトソックス先発の左腕ロス・デトワイラーの前にファウルチップで三振に倒れると、3回裏無死1塁で迎えた第2打席でもデトワイラーと対戦して見逃し三振。5回裏の第3打席で代打を送られて試合から退き、2打数ノーヒット2三振に終わった。

     逆転負けを喫したエンゼルスだが、ブライアン・グッドウィン、マイク・トラウト、アルバート・プーホルス、アンドレルトン・シモンズと主力クラスの各打者が2安打ずつを放ち、レンドンには待望の初アーチが飛び出すなど、敗戦のなかにも明るい材料はたくさんあった。風に乗ってレフトスタンドに飛び込んだ先制アーチについて、レンドンは「僕たちはたくさんの要素のなかでプレイしている。風がどちらへ吹いているかも知っておかなければならないんだ」と誇らしげにコメント。ただし、「まだピークに持っていくには早すぎる。オープン戦でいろんなことにトライしている最中だからね」とあくまでも調整段階であることを強調した。

     調整段階というレンドンだが、ここまでオープン戦4試合に出場して6打数4安打、1本塁打、4打点、打率.667、出塁率.750、OPS1.917と絶好調。エンゼルスが7年2億4500万ドルという超大型契約で獲得した昨季のナショナル・リーグ打点王は、期待通りにその実力を発揮しており、レギュラーシーズンでもエンゼルスにとって大きな戦力となりそうだ。

  • 筒香vs前田が実現 筒香3打数ノーヒット、前田3回途中3失点

    2020.3.2 11:05 Monday

     日本時間3月2日に行われたツインズ対レイズのオープン戦で、前田健太と筒香嘉智による日本人対決が実現した。直接対決は、前田が筒香をレフトフライとライトフライに抑えたが、前田は2回裏にジョーイ・ウェンドルの1号2ランなどで3点を失い、3回途中3失点(自責点1)で降板。一方の筒香も、第3打席は空振り三振に倒れ、3打数ノーヒットだった。試合は2回裏に3点を奪って逆転したレイズが8対2で勝利。前田は敗戦投手となっている。

     ツインズ先発の前田は、「2番・レフト」でスタメン出場した筒香と2度対戦。1回裏無死1塁で迎えた第1打席はレフトフライ、2回裏二死走者なしで迎えた第2打席はライトフライに打ち取った。しかし、味方が2点を先制した直後の2回裏に、先頭打者から二者連続で味方のエラーによる出塁を許して1点を返され、さらに無死2塁からウェンドルに逆転の1号2ランを被弾。3回裏二死から四球を与えたところで降板となり、2回2/3を投げて被安打2、奪三振3、与四球2、失点3(自責点1)という内容だった。

     一方の筒香は、初めて2番打者としてスタメン出場したが、前田の前に2打席連続で外野フライに打ち取られ、4回裏一死1・3塁のチャンスで迎えた第3打席では、レイズ3番手のヨーリス・チャシンの前に空振り三振。6回表開始時の守備交代により試合から退き、3打数ノーヒットで打率は.333、OPSは1.095となった。

     前田と筒香の日本での対戦成績は48打数9安打(打率.188)となっており、過去の対戦成績のとおりに前田が筒香を抑えた形となったが、筒香は「対戦できてうれしかった。楽しむことができた」と日本人対決をエンジョイした様子。試合前に挨拶を交わした際には、前田はジョークを交えつつ「初球はチェンジアップを投げる」と宣言したが、実際に投げたボールは速球だった。筒香は試合後、「チェンジアップを待っていた。速球だったからスイングしなかった」と前田との対戦を振り返った。

  • ヤンキース・ブーン監督 ジャッジ&スタントンの状態を楽観視

    2020.3.2 10:45 Monday

     オープン戦序盤から故障者が続出しているヤンキースだが、アーロン・ブーン監督はアーロン・ジャッジとジャンカルロ・スタントンの両外野手の状態について、それほど深刻には考えていないようだ。「アーロンとジャンカルロのことはとても楽観的に考えている。そんなに長くは掛からないだろう」とブーン。指揮官は両外野手が日本時間3月27日の開幕戦に出場する可能性も否定しておらず、ヤンキースはベストの打線で開幕戦に臨むことができるかもしれない。

     日本時間3月2日、右肩の精密検査を翌日に控えたジャッジは、トレーナールームで予定以上の時間を過ごし、トレーニングに取り組んだ。その様子を見たブーンは「少し楽観的になることができた気がする。それが今の私の気持ちだよ」とコメント。違和感を訴えている右肩の状態が心配されるジャッジだが、打撃練習以外はある程度しっかりこなすことができており、指揮官もジャッジがトレーニングに取り組む様子を見て少し安堵したようだ。

     ジャッジがいつ打撃練習を開始し、いつオープン戦に出場できるかは現時点では全くの未定だが、ブーンはジャッジがオリオールズとの開幕戦に出場する可能性を否定していない。また、右ふくらはぎを痛めているスタントンも、患部の状態は徐々に良くなっており、開幕戦に出場できる可能性があるという。ジェームス・パクストン、ルイス・セベリーノと先発投手陣に故障者が続出するなか、両外野手のコンディションが快方に向かっているのは朗報だ。

     もしジャッジとスタントンの両者を欠いて開幕戦に臨むことになった場合、スタメン当確と言えるのは、トミー・ジョン手術のリハビリに取り組んでいるアーロン・ヒックスに代わってセンターを守るブレット・ガードナーだけ。ブーンは、両外野手を欠いて開幕を迎える場合の代役候補としてミゲル・アンドゥハー、クリント・フレイジャー、ロセル・ヘレーラ、マイク・トークマンの名前を挙げており、残り25日ほどのオープン戦で競争が繰り広げられることになるだろう。

  • オリオールズ・デービスが3試合連発 打率.714、OPS2.818

    2020.3.1 13:00 Sunday

     昨季のクリス・デービス(オリオールズ)が、メジャーリーグの連続打席無安打記録と連続打数無安打記録を塗り替える最悪のスタートを切ったことは広く知られている。7年1億6100万ドルという大型契約を結んでいることもあり、デービスのことを「大型不良債権」と揶揄する声も少なくないが、復活を目指す今季、本塁打王2度の実績を誇るスラッガーは、まだオープン戦ではあるものの、最高のスタートを切った。

     日本時間3月1日に行われたマーリンズとのオープン戦に「5番・一塁」でスタメン出場したデービスは、1回裏の第1打席で四球を選び、2回裏の第2打席で右中間への3ラン本塁打。デービスは同26日のレイズ戦、同28日のパイレーツ戦でも一発を放っており、3試合連続本塁打となった。ここまでオープン戦4試合に出場して3本の本塁打を放っているデービスだが、デービスが4試合のスパンで3本の本塁打を放つのは2017年5月以来。オープン戦の本塁打ランキングでトップタイに立ち、打率.714、出塁率.818、長打率2.000、OPS2.818という最高のスタートとなっている。

     デービスは「ここまでの結果は良い感じだね。ここ数年間は苦しいシーズンが続いていたから、今季は良いスタートを切りたいと考えていたんだ」と自身が残した結果に満足している様子。ただし、「まだオープン戦だよ。まだまだ成し遂げなければならないことはたくさんあるし、取り組んでいかなければならないこともたくさん残っている」と決して慢心しているわけではない。

     昨季終了後には残りの契約を破棄して現役を引退することも考えたというデービスだが、自分を信じてオフのトレーニングに取り組んだ結果、ここまでは満足のいくパフォーマンスを披露することができている。「僕にはまだやらなければならないことがある」と完全復活に向けて意気込むデービス。今季こそは、2013年に53本塁打、138打点、2015年に47本塁打、117打点を叩き出した豪打がよみがえるかもしれない。

  • 右肩不調でバットを振れないジャッジ 指揮官もイライラ

    2020.3.1 12:15 Sunday

     日本時間3月1日、ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、右肩の痛みを訴えているアーロン・ジャッジが精密検査を受ける予定であることを明らかにした。ジャッジは、日本時間2月18日に野手組のキャンプがスタートして以降、守備練習などを行っているものの、屋外でバットを振っていない。指揮官は「少しイライラしているよ。(ジャッジに)何が起きているのか、なぜこんなに時間が掛かっているのかわからないんだ」と苛立ちを隠せないでいる。

     ブーンによると、ジャッジは日本時間2月29日に屋内での打撃練習を行い、右肩の違和感を訴えたという。ヤンキースは、MRI検査などを行ったものの、目立った故障は見当たらなかった。ブーンは「今、最も大切なのは(右肩の違和感の)原因を明らかにすることだ」と語り、ジャッジは日本時間3月3日にさらなる検査を受ける予定となっている。

     ジャッジは、守備練習でのスローイングは特に問題なく行っており、右肩の違和感は打撃にのみ影響を与えているようだ。ブーンは、ジャッジが日本時間3月27日の開幕戦に出場する可能性について「時間を考えれば大丈夫だと思う。1週間後や10日後にオープン戦に出場し始めたとしても、開幕には間に合うだろう」と語っているが、右肩の違和感の正体が明らかにならない限り、決して楽観視はできない。

     昨季のヤンキースは30人の選手が合計39度にわたって故障者リスト入りするという不名誉なメジャー新記録を樹立。今季も正中堅手のアーロン・ヒックスがトミー・ジョン手術のリハビリで出遅れるほか、先発左腕のジェームス・パクストンも腰の手術で開幕に間に合わず、主力打者の1人であるジャンカルロ・スタントンも右ふくらはぎを痛めて開幕戦出場が微妙な状況となっている。さらに、完全復活を目指したルイス・セベリーノがトミー・ジョン手術を受けて今季を全休することが決まっており、昨季に続いて今季も開幕前から故障者が続出。これに加えてジャッジまで離脱することになれば、選手層の厚いヤンキースとはいえ、大幅な戦力ダウンは避けられないだろう。

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