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  • カブスの開幕投手はヘンドリックス ダルビッシュは2戦目

    2020.7.17 10:35 Friday

     カブスのデービッド・ロス監督は日本時間7月17日、2020年シーズンの開幕投手にカイル・ヘンドリックスを指名したことを発表した。ヘンドリックスは日本時間7月25日に本拠地リグリー・フィールドで行われるブリュワーズとの開幕戦に先発する。また、ヘンドリックスと開幕投手の座を争っていたダルビッシュ有が翌26日の開幕2戦目に先発することも併せて発表された。

     ロスは先発投手を全員集めたミーティングの場で、開幕投手をヘンドリックスに任せることを発表した。ヘンドリックスは「みんなが集まって僕を祝福してくれるのはとてもクールだった。僕はこのチームでずっとジョン・レスターを目標にしてきたし、彼からたくさんのことを学んだ」と指揮官の心遣いに感謝。昨年まで3年連続で開幕投手を務めていた先輩左腕の名前も挙げた。

     過去5年間でカブスの開幕投手を4度務めたレスターは、今年も先発ローテーションの中心的存在になると見られていた。しかし、ロスは今年3月、開幕投手の候補をヘンドリックスとダルビッシュの2人に絞ったことを明言。レスターの実績や格よりも、現在の実力を重視した結果の判断だった。

     日本時間7月15日に行われた紅白戦でヘンドリックスとダルビッシュが先発。ダルビッシュが60球で4回途中までしか投げられなかったのに対し、ヘンドリックスは70球で7回途中までを1安打無失点に抑える快投を見せた。おそらくこの快投が決め手となったのだろう。

     ロスは「ヘンドリックスが打者3巡目を抑えられないと言う人もいたけど、私はそれを聞いて笑っていた。彼は大舞台を恐れるような男でもない」とヘンドリックスへの信頼を口にした。ロスは現役時代の2015~16年をカブスの一員として過ごしている。2016年はヘンドリックスが最優秀防御率のタイトルを獲得したシーズンだ。

     2012年7月、カブスはベテラン右腕のライアン・デンプスターをレンジャーズへ放出してクリスチャン・ビヤヌエバ(現・日本ハム)とヘンドリックスを獲得。それから8年が経過し、信頼できる先発投手へと成長したヘンドリックスがいよいよ開幕戦のマウンドに立つ。

  • 背番号別のWARランキング 1位に輝いたのは…?

    2020.7.16 15:40 Thursday

     メジャーリーグ史上、最も優秀な成績を収めたのはどの背番号なのだろうか。この問いに応えるべく、メジャーリーグ公式サイトのマイク・ペトリエロは背番号別にWARを集計し、ランキングを作成した。ペトリエロの集計の結果、アルバート・プーホルス(エンゼルス)など数多くの名選手を輩出してきた背番号「5」が1位に輝いた。

     ペトリエロはデータサイト「Baseball-Reference」のデータをもとにランキングを作成したが、フルタイムで背番号が採用されたのは1929年のヤンキースが初めてとされており、たとえばベーブ・ルースの全盛期の数字は今回の集計の対象外となっている。

     また、シーズン途中での移籍により背番号が変わった場合、移籍前と移籍後の数字を別々の背番号で集計。同一チームに在籍してシーズン途中で背番号が変わった場合は、キャリアでもっと長い期間つけた背番号で集計されている。

     「0」と「00」を別の背番号として集計し、「00」から「99」までの背番号のうち、着用した選手がいない「86」「89」「92」の3つを除いた98個の背番号が今回のランキングの対象となった。集計結果は以下の通り。

    1位:「5」(WAR 1909)
    主な選手:アルバート・プーホルス、ジョージ・ブレット、ジェフ・バグウェル、ブルックス・ロビンソン、ジョニー・ベンチ、ジョー・ディマジオ

    2位:「6」(WAR 1821)
    主な選手:スタン・ミュージアル、アル・ケーライン、サル・バンドー、ウィリー・ウィルソン、トニー・オリーバ

    3位:「24」(WAR 1809)
    主な選手:ウィリー・メイズ、リッキー・ヘンダーソン、ケン・グリフィーJr.、ミゲル・カブレラ、ドワイト・エバンス

    4位:「11」(WAR 1775)
    主な選手:エドガー・マルティネス、バリー・ラーキン、ルイス・アパリシオ、トビー・ハラー、カール・ハッベル

    5位:「7」(WAR 1766)
    主な選手:ミッキー・マントル、イバン・ロドリゲス、クレイグ・ビジオ、ケニー・ロフトン、ジョー・マウアー、J・D・ドリュー

    6位:「21」(WAR 1736)
    主な選手:ロジャー・クレメンス、ウォーレン・スパーン、ロベルト・クレメンテ、サミー・ソーサ、アーキー・ボーン

    7位:「15」(WAR 1731)
    主な選手:ディック・アレン、カルロス・ベルトラン、ティム・ハドソン、ダスティン・ペドロイア、レッド・ラフィング、サーマン・マンソン

    8位:「25」(WAR 1684)
    主な選手:バリー・ボンズ、ジム・トーメイ、ラファエル・パルメイロ、バディ・ベル、トミー・ジョン、マーク・マグワイア

    9位:「4」(WAR 1667)
    主な選手:ルー・ゲーリッグ、メル・オット、ルーク・アプリング、デューク・スナイダー、ポール・モリター

    10位:「19」(WAR 1635)
    主な選手:ロビン・ヨーント、トニー・グウィン、ジョーイ・ボットー、ボブ・フェラー、ビリー・ピアース

    11~20位
    「22」「10」「16」「9」「3」「23」「17」「8」「1」「12」

    21~30位
    「18」「14」「28」「20」「2」「27」「29」「30」「31」「33」

    31~40位
    「35」「32」「34」「26」「36」「44」「41」「13」「37」「40」

    41~50位
    「39」「38」「45」「48」「49」「43」「46」「47」「51」「42」

    51~60位
    「50」「55」「53」「52」「54」「56」「57」「58」「59」「61」

    61~70位
    「62」「60」「63」「99」「66」「65」「75」「0」「72」「67」

    71~80位
    「79」「74」「64」「68」「73」「71」「88」「70」「96」「97」

    81~90位
    「77」「91」「00」「85」「90」「93」「94」「80」「78」「83」

    91~98位
    「98」「76」「81」「84」「82」「95」「87」「69」

  • メッツのエース右腕・デグロム MRI検査は異常なし

    2020.7.16 15:00 Thursday

     2年連続でナショナル・リーグのサイ・ヤング賞を受賞しているジェイコブ・デグロム(メッツ)が日本時間7月16日にMRI検査を受けた結果、特に異常は見つからなかった。デグロムは前日に行われた紅白戦で先発したものの、腰の張りを訴えてわずか1イニングで降板。状態が心配されていたが、ひとまず最悪の事態は回避できたようだ。

     ルイス・ロハス監督は、現地時間火曜日の夜も水曜日の朝もデグロムと直接会話する機会はなかったという。「今のところ、何日か様子を見れば大丈夫なんじゃないかな」とロハスは語り、デグロムもMRI検査を受けるために本拠地シティ・フィールドを離れるまで、医療スタッフやトレーニングスタッフとともに練習を行っていたが、指揮官の言葉通り、大きな問題は見つからなかった。

     とはいえ、ロハス自身はデグロムのような投手が1試合でも登板を回避することの重大さを認識している。60試合制の短縮シーズンでは、通常の162試合制と比較すると、1試合が3倍近い重要性を持つため、デグロムが離脱するようなことになれば、そのダメージの大きさは計り知れない。MRI検査で異常が見つからなかったため、デグロムはこのまま順調にいけば、日本時間7月25日に本拠地シティ・フィールドで行われるブレーブスとの開幕戦に先発することになるだろう。

     もしデグロムが開幕に間に合わなかった場合は、マーカス・ストローマンが代役として開幕投手を務めると見られる。デグロムが先発ローテーションの2周目まで戻って来られない場合は、デービッド・ピーターソン、ウォーカー・ロケット、コリー・オズウォルトらが40人枠内の代役候補となる。また、ロハスはマイナー契約を結んでいるエラスモ・ラミレスの存在にも言及している。

     いずれにしても、すべてはデグロムの回復状況次第である。「彼の状態をチェックしていかなければならない。毎日少しずつ状況がわかってくるだろう」と指揮官は今後の見通しについて語った。

  • レンジャーズ カルフーン、元中日・ロドリゲスら開幕に間に合わず

    2020.7.16 14:30 Thursday

     レンジャーズは正左翼手のウィリー・カルフーンと3人のリリーバーを欠いた状態で開幕を迎える可能性が高くなった。一方、右足首を痛めている正捕手ロビンソン・チリーノスは、日本時間7月25日に本拠地グローブライフ・フィールド(新球場)で行われるロッキーズとの開幕戦に間に合う見込みとなっている。

     カルフーンは臀部を痛めており、ジョン・ダニエルズGMは復帰を急がせない方針を明言している。昨年83試合で21本塁打、OPS.848と飛躍の兆しを見せたカルフーンを欠くのは痛手だが、クリス・ウッドワード監督はカルフーン欠場のあいだ、メジャー2年目のニック・ソラック(新人王資格あり)で穴を埋めるつもりのようだ。

     一方、ブルペンからはジョエリー・ロドリゲス、ブレット・マーティン、ラファエル・モンテロの3人がシーズン開幕を故障者リストで迎えることになりそうだ。2年契約で加入した左腕ロドリゲス(元中日)は広背筋を痛めて調整が遅れている。ダニエルズによると、回復は順調で、大幅な出遅れはない見込みだが、開幕には間に合わない可能性が高い。

     左腕マーティンは新型コロナウイルスの陽性反応を示し、チームとは別行動となっている。ダニエルズによると、体調は順調に回復しており、まもなくチームに合流できる見込みだが、「故障者リストで開幕を迎えることになる」と明言した。

     ロドリゲスとマーティンの両左腕の欠場により、チーム内における貴重なリリーフ左腕となるテイラー・ハーンは開幕ロースター入りする可能性が極めて高い。ジョー・パランボとコルビー・アラードの両左腕も先発ではなくブルペンの一員として開幕ロースター入りのチャンスがありそうだ。

     また、昨年の後半戦にセットアッパーとして安定した働きを見せた右腕モンテロは、ドミニカ共和国で妻の出産に立ち会っていたためチームへの合流が遅れ、ダニエルズは「開幕までに準備は整わないだろう」と出遅れを示唆している。おそらくシーズン最初の週を欠場することになりそうだ。

  • マドン監督 有望株・アデルの昇格を急がない方針

    2020.7.16 13:55 Thursday

     エンゼルスの球団組織内で最高のプロスペクト(若手有望株)と評されているジョー・アデルが夏季キャンプでアピールを続けている。しかし、ジョー・マドン監督はアデルのメジャー昇格を急がない方針を明言。アデルの早期昇格について慎重な姿勢を示した。

     「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングでメジャー全体6位にランクインしているアデルは、今週エンゼル・スタジアムで行われた紅白戦でホゼ・ロドリゲスから本塁打、ディラン・バンディから三塁打、キーナン・ミドルトンから二塁打を放つなど長打を連発。しかし、マドンは紅白戦の結果に一喜一憂することなく、「彼にはまだ取り組むべき課題がある」とアデルの現状を冷静に分析している。

     マドンは「彼は進歩している。メジャーリーガーに近付きつつある」と一定の評価を与えつつも、「彼のような若者について焦りすぎてはいけない。準備がしっかり整うまで待つべきだ」と発言。エンゼルスでは、2011年にAA級からメジャーへ昇格したマイク・トラウトがマイナーに逆戻りとなった例もあり、AA級で60試合、AAA級で27試合の出場経験しかないアデルにはもう少し経験を積ませたいと考えているようだ。

     「この男は間違いなく、将来の主力選手となるだろう。でも、何度も言うけれど、急ぐ必要はないんだ」とマドン。「やるべきことを全てクリアして、それからメジャーリーガーになるべきだ。これまでにも急ぎすぎてダメになった選手をたくさん見てきた。急いでしまうと、本当に優秀な選手を失ってしまう可能性がある」と改めてアデルの昇格を急がない方針を強調した。

     マドンの発言から判断する限り、アデルが開幕ロースター入りする可能性は極めて低い。よって、エンゼルスは右翼のレギュラーにブライアン・グッドウィンを起用することになるだろう。グッドウィンが期待に応えられず、アデルが着実に成長を続けている場合、満を持してアデルの登場ということになりそうだ。

  • アストロズ・バーランダー 自身12度目の開幕投手に

    2020.7.16 13:30 Thursday

     アストロズのダスティ・ベイカー監督は日本時間7月16日、2020年シーズンの開幕投手にジャスティン・バーランダーを起用することを発表した。昨年アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したバーランダーは、今回がキャリア12度目の大役となる。アストロズは日本時間7月25日に本拠地ミニッツメイド・パークでマリナーズと開幕戦を戦う。

     アストロズは2013年にナショナル・リーグ中部地区からア・リーグ西部地区に移って以降、1度も開幕戦で敗れていない。昨年はバーランダーが史上14人目となる11度目の開幕投手を務め、前年のサイ・ヤング賞受賞者であるブレイク・スネル(レイズ)との投げ合いを制した。

     今年2月、バーランダーは「開幕戦は毎年、自分にとっての初めての開幕戦を思い出させてくれるんだ。あのときの興奮は決して忘れないよ。球界全体にとって特別な1日だと思う」と語っていた。春季キャンプの時点ではコンディション面に不安を抱えていたが、新型コロナウイルスによる中断期間中に股関節の手術を受け、万全の状態で2020年シーズンの開幕を迎えられることになった。

     現在37歳のバーランダーは昨年、34試合に先発して223イニングを投げ、21勝6敗、防御率2.58、300奪三振の好成績をマーク。WHIP 0.80は過去100年間で2番目という素晴らしい数字だった。キャリア初のシーズン300奪三振も達成し、9月には自身3度目のノーヒッターも成し遂げた。

     なお、開幕投手を12度以上務めたのは過去に9人だけ。バーランダーは、トム・シーバー(16度)、スティーブ・カールトン、ランディ・ジョンソン、ウォルター・ジョンソン、ジャック・モリス(いずれも14度)、ロジャー・クレメンス、ロビン・ロバーツ(いずれも13度)、グローバー・アレクサンダー、バート・ブライレブン(いずれも12度)という球史に残る名投手たちの仲間入りを果たすことになる。

  • アストロズ・スミスが制限リスト入り 出場辞退の可能性も

    2020.7.16 10:30 Thursday

     アストロズは日本時間7月16日、ベテラン救援右腕のジョー・スミスを制限リストに登録した。ダスティ・ベイカー監督によると、スミスは家庭の事情により、まだ夏季キャンプに合流していないという。スミスは2020年シーズンの出場を辞退する可能性もあり、アストロズは制限リストに登録してスミスの最終的な決断を待つことになった。

     スミスは、母親がハンティントン病(治療法のない致命的な神経障害)による闘病生活を続けていることを公表しており、まだチームに合流できていないのはこれが原因であると見られている。ただし、チームの関係者によると、スミスは2020年シーズンの出場辞退を決めたわけではなく、アストロズはスミスの最終的な決断を待っている状況だ。

     ベイカーは「戻ってきてくれるなら歓迎するけど、今はジョー不在で戦うことを考えている」とコメント。「彼はこのチームの重要な戦力だ。選手たちはジョーがいないことを残念に思うだろうが、選手たちは各自がやるべきことをしっかり認識しているよ」と選手たちへの信頼も口にした。

     スミスは昨年の前半戦を左アキレス腱の手術からのリハビリに費やしたものの、復帰後は28試合に登板して25イニングを投げ、1勝0敗、4ホールド、防御率1.80、22奪三振と安定したパフォーマンスを披露。メジャー13年間で50試合以上に登板したシーズンが11度もある鉄腕リリーバーである。

     昨年のポストシーズンでは10試合に登板して防御率3.12を記録。登板した10試合のうち8試合は無失点に抑えた。シーズン終了後にフリーエージェントとなったが、アストロズはチームに必要な戦力と判断し、昨年12月に2年800万ドルで再契約。それだけに、スミスが出場辞退を決断するようであれば、アストロズにとっては痛手となる。

     なお、メジャーリーグではすでに、マイク・リーク(ダイヤモンドバックス)、ライアン・ジマーマン(ナショナルズ)、ジョー・ロス(ナショナルズ)、イアン・デズモンド(ロッキーズ)、タイソン・ロス(フリーエージェント)、ウェリントン・カスティーヨ(ナショナルズ)、デービッド・プライス(ドジャース)、フェリックス・ヘルナンデス(ブレーブス)、ニック・マーケイキス(ブレーブス)、ヘクター・ノエシ(パイレーツ)、バスター・ポージー(ジャイアンツ)、ジョーダン・ヒックス(カージナルス)、マイケル・コペック(ホワイトソックス)の13人が2020年シーズンの出場辞退を発表している。

  • 2020年シーズンの開幕投手 すでに11球団が正式発表

    2020.7.15 14:10 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスは日本時間7月15日、メジャーリーグ各球団の開幕投手の決定状況をリポート。エンゼルス、マリナーズなど11球団がすでに開幕投手を正式にアナウンスしている。日本人投手で唯一開幕投手を務める可能性があると見られるダルビッシュ有が所属するカブスのデービッド・ロス監督は、候補をダルビッシュとカイル・ヘンドリックスの2人に絞っているが、まだ正式発表は行っていない。

     ラングスによると、すでに開幕投手が正式にアナウンスされている11球団は以下の通り。

    オリオールズ:ジョン・ミーンズ(初)
    ロイヤルズ:ダニー・ダフィー(3度目)
    エンゼルス:アンドリュー・ヒーニー(初)
    マリナーズ:マルコ・ゴンザレス(2度目)
    レンジャーズ:ランス・リン(初)
    ブレーブス:マイク・ソローカ(初)
    マーリンズ:サンディ・アルカンタラ(初)
    ナショナルズ:マックス・シャーザー(5度目)
    レッズ:ソニー・グレイ(3度目)
    ドジャース:クレイトン・カーショウ(9度目)
    ジャイアンツ:ジョニー・クエイト(5度目)

     まだ正式発表は行われていないものの、春季キャンプの時点で開幕投手が決定していたのは以下の3球団。カージナルスのジャック・フラハティは日本時間7月15日、マイク・シルト監督から開幕戦に先発予定であることを伝えられたようだ。

    インディアンス:シェーン・ビーバー(初)
    ツインズ:ホゼ・ベリオス(2度目)
    カージナルス:ジャック・フラハティ(初)

     ラングスが有力候補を1人だけ挙げているのは以下の12球団。ただし、メッツのジェイコブ・デグロムは腰の張りにより日本時間7月15日の紅白戦を1イニングのみで降板しており、患部の状態次第では開幕戦に間に合わない可能性もある。

    レッドソックス:ネイサン・イバルディ
    ヤンキース:ゲリット・コール
    ブルージェイズ:柳賢振
    ホワイトソックス:ルーカス・ジオリト
    タイガース:マシュー・ボイド
    アストロズ:ジャスティン・バーランダー
    メッツ:ジェイコブ・デグロム
    フィリーズ:アーロン・ノラ
    ブリュワーズ:ブランドン・ウッドラフ
    パイレーツ:ジョー・マスグローブ
    ダイヤモンドバックス:マディソン・バムガーナー
    パドレス:クリス・パダック

     絶対的エースの不在、もしくは複数の好投手の存在によって競争が続いているのは以下の4球団。ダルビッシュが所属するカブスもここに含まれている。

    レイズ:チャーリー・モートン/ブレイク・スネル
    アスレチックス:マイク・ファイアーズ/フランキー・モンタス
    カブス:ダルビッシュ有/カイル・ヘンドリックス
    ロッキーズ:ジョン・グレイ/ヘルマン・マルケス

  • MLB公式サイトが「強力ブルペン・トップ10」を特集

    2020.7.15 12:55 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは日本時間7月15日、「強力打線トップ10」と「強力先発ローテーション・トップ10」に続いて「強力ブルペン・トップ10」を紹介する特集記事を公開した。例年より短い調整期間でのシーズン開幕を強いられる今年は、例年以上にブルペンの重要性が増すと考えられている。強力なブルペンはチームにとって大きなアドバンテージとなりそうだ。

     1位に選ばれたのはヤンキースだ。クローザーのアロルディス・チャップマンが新型コロナウイルスの陽性反応を示しており、その点は懸念材料だが、不在のあいだのクローザーはザック・ブリットンで埋められる。アダム・オッタビーノ、トミー・ケインリーのほか、チャド・グリーン、ルイス・セッサ、ジョナサン・ロアイシガらも控えており、質量とも十分な戦力を抱えている。

     2位には昨年41セーブ、防御率1.19という素晴らしい成績を残したカービー・イエーツを擁するパドレスがランクイン。今オフ、ドリュー・ポメランツとエミリオ・パガーンという左右の実力派リリーバーの獲得に成功しており、ブルペンの充実度は昨年からさらにアップしている。

     3位にはイエーツを抑えて2年連続でナショナル・リーグの最優秀救援投手(トレバー・ホフマン賞)に選ばれたジョシュ・ヘイダーを擁するブリュワーズがランクイン。昨年9月に戦列復帰したブレント・スーターに続いて、前クローザーのコリー・クネーベルもトミー・ジョン手術から戻ってくるため、ヘイダーへの負担は軽減されるはずだ。

     トップ10に選ばれた各チームのブルペンの顔ぶれは以下の通り(クローザー1名とセットアッパー3名を記載。★はクローザーを示す)。

    1位:ヤンキース
    アロルディス・チャップマン★
    ザック・ブリットン
    アダム・オッタビーノ
    トミー・ケインリー

    2位:パドレス
    カービー・イエーツ★
    エミリオ・パガーン
    ドリュー・ポメランツ
    クレイグ・スタメン

    3位:ブリュワーズ
    ジョシュ・ヘイダー★
    ブレント・スーター
    デービッド・フェルプス
    コリー・クネーベル

    4位:レイズ
    ニック・アンダーソン★
    ディエゴ・カスティーヨ
    ホゼ・アルバラード
    コリン・ポーシェ

    5位:ツインズ
    テイラー・ロジャース★
    トレバー・メイ
    タイラー・ダフィー
    タイラー・クリッパード

    6位:ブレーブス
    マーク・マランソン★
    ウィル・スミス
    シェーン・グリーン
    ダレン・オデイ

    7位:メッツ
    エドウィン・ディアス★
    デリン・ベタンセス
    セス・ルーゴ
    ジューリス・ファミリア

    8位:アスレチックス
    リアム・ヘンドリックス★
    ホアキム・ソリア
    ジェイク・ディークマン
    ルー・トリビーノ

    9位:アストロズ
    ロベルト・オスーナ★
    ライアン・プレスリー
    ジョー・スミス
    クリス・デベンスキー

    10位:ドジャース
    ケンリー・ジャンセン★
    ジョー・ケリー
    ブレイク・トライネン
    ペドロ・バイエズ

  • 元阪神・ドリスに高評価 「ハラデイ以来の信じられないシンカー」

    2020.7.15 12:10 Wednesday

     昨年まで4年間プレーした阪神を退団し、1年契約でブルージェイズに加入したラファエル・ドリスが注目を集めている。今春のオープン戦では2試合に登板していずれも無失点に抑えたドリス。現在行われている夏季キャンプでも力強いピッチングを披露し、首脳陣からは「信じられないシンカーだ」「試合の終盤を任せることができる」と高評価のコメントが相次いでいる。

     TSN(カナダのスポーツネットワーク)のスコット・ミッチェルは日本時間7月15日、ブルージェイズの夏季キャンプでドリスが注目を集めていることを伝えた。ミッチェルはドリスの凄さを伝えるために、AAA級バッファローの監督を務めるケン・ハッカビーの発言を引用。ドリスの投球時にストライク・ボールの判定をしていたハッカビーはドリスのピッチングを見て「ドク(=ロイ・ハラデイの愛称)の球を受けたとき以降、見たこともないようなシンカーを何球か投げていた。信じられないようなボールだったよ」と語ったという。

     ハッカビーは6年間のメジャー生活のうち3シーズンをブルージェイズで過ごした。ハラデイとも通算30試合バッテリーを組んだ経験があるが、殿堂入り右腕に匹敵するほどのシンカーをドリスは投げているというのだ。

     また、ピート・ウォーカー投手コーチもドリスを高く評価している。「ドリスは素晴らしいよ。彼は数年間にわたって日本で30セーブ以上を記録したクローザーなのだから、試合の終わらせ方を知っている。堂々としたピッチングはとても印象的だね」とウォーカー。「シンカーにはパワーがあるし、ゾーン高めへの速球だけでなく、スプリットも打者にとって厄介なボールだ。メジャーで活躍するための武器を複数持っているし、試合の終盤を任せることができるだろう」と試合終盤で起用する構想にも言及した。

     ドリスは阪神でプレーした4年間で208試合に登板し、13勝18敗、96セーブ、28ホールド、防御率2.49を記録。2017年はリーグ最多の37セーブをマークし、翌2018年も32セーブを挙げた。メジャーでの実績はわずか40登板に過ぎないが、今年はブルージェイズのブルペンにおいて重要な戦力となりそうだ。

  • 菊池が紅白戦で4失点 平野は理由非公表の故障者リスト入り

    2020.7.15 11:40 Wednesday

     菊池雄星(マリナーズ)は日本時間7月15日、初めて紅白戦に登板したものの、2回1/3を投げて被安打4、与四球4、失点4という不安定なピッチングに終始。開幕2戦目での先発が予定されているものの、シーズン開幕に向けて不安を残した。一方、同僚の平野佳寿は故障者リストに登録されたことが明らかになった。平野はチームで唯一、まだ夏季キャンプに姿を見せておらず、故障者リスト入りの理由は公表されていない。

     メジャー2年目を迎えた菊池だが、マウンドでの苦闘はまだ続いているようだ。初回はルーキーのエバン・ホワイトにソロ本塁打を献上し、2回は四球連発で満塁のピンチを招いたあと、シェッド・ロングJr.にタイムリーを許して2失点。3回は先頭のオースティン・ノラに二塁打を浴び、ティム・ロープスの犠飛でノラが生還したことにより4失点目が記録された。

     球速は95マイル(約153キロ)に達し、身体の状態も良く、スタミナ面に不安は見られない。しかし、制球面に課題を残し、思うようなピッチングができていないのが実情だ。「最近のブルペンでは本当に良かった」と語った菊池だが、実戦になるとそのピッチングができない。日本時間7月26日の敵地アストロズ戦で先発するまでに、紅白戦でもう1度登板する予定となっており、「それまでにしっかり調整して開幕に間に合わせないといけない」と危機感を滲ませた。

     一方、36歳の平野は、まだチームの夏季キャンプに合流しておらず、理由が公表されないまま故障者リストに登録されたことが明らかになった。新型コロナウイルスに関連した動きであるかどうかも現時点では不明となっている。

     平野はメジャー2年目となった昨年、ダイヤモンドバックスで62試合に登板して5勝5敗、1セーブ、15ホールド、防御率4.75を記録。今年は1年契約でマリナーズに加入し、クローザー候補の1人に挙げられていたが、シーズン開幕に間に合わない可能性もありそうだ。

  • ブレーブスがプイーグ獲得へ 出場辞退マーケイキスの代役

    2020.7.15 11:15 Wednesday

     日本時間7月15日、関係者がメジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、フリーエージェント市場に残る最後の大物選手となっていたヤシエル・プイーグがブレーブスと契約合意に達したようだ。まだ球団からの正式発表は行われておらず、プイーグがチームに合流するためには身体検査をパスするだけでなく、新型コロナウイルスの検査で陰性と判定される必要がある。

     現在29歳のプイーグは昨年、レッズとインディアンスで合計149試合に出場して打率.267、24本塁打、84打点、19盗塁、OPS.785をマーク。打点と盗塁はキャリアハイを更新した。フェインサンドは先日、オリオールズがプイーグの獲得に興味を示していることを伝えていたが、プイーグはブレーブスとの契約を選択した。

     ブレーブスは主力外野手の1人であるニック・マーケイキスが2020年シーズンの出場辞退を表明しており、プイーグにはその穴を埋める役割が期待される。新加入のマーセル・オズーナは指名打者として起用されることが予想されており、プイーグがキャリアの大部分を右翼手としてプレーしていることを考えると、左翼にロナルド・アクーニャJr.、中堅にエンダー・インシアーテ、右翼にプイーグが入る形が基本となりそうだ。また、プイーグの準備が整うまでのあいだはアダム・デュバルの出場機会が多くなるだろう。

     2012年6月にドジャースと契約したプイーグは、翌2013年にメジャーデビューし、104試合に出場して打率.319、19本塁打、42打点、11盗塁、OPS.925の好成績をマーク。新人王投票で2位にランクインした。2014年は規定打席に到達したシーズンでは自己ベストの打率.296、OPS.863をマークしたが、その後は伸び悩みが続き、30本塁打や100打点を達成した経験は1度もない。類稀なるポテンシャルを開花させ、ブレーブスの地区3連覇に貢献できるか注目だ。

  • 「オールスターの中のオールスター」 MLB公式サイトが選出

    2020.7.14 17:15 Tuesday

     2020年のオールスター・ゲームは日本時間7月15日にドジャー・スタジアムで開催される予定だった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うシーズン開幕延期の影響により、オールスターは戦後初の中止が決定。ドジャー・スタジアムでのオールスター開催は2022年に延期された(来年はトゥルイスト・パークで開催)。そこで、メジャーリーグ公式サイトのアンドリュー・サイモンは過去のオールスターを振り返り、「オールスターの中のオールスター」を選出している。

     サイモンによる「オールスターの中のオールスター」は、ポジション別のオールスターでのスタメン出場回数をもとに選出されている(同数の場合、オールスター出場回数を比較)。なお、以下に記すスタメン出場回数とオールスター出場回数はそのポジションにおける数字であり、他のポジションでも選出されたことがある場合、キャリア通算の数字とは異なっている。

    捕手
    イバン・ロドリゲス(スタメン12回/選出14回)
    次点:ヨギ・ベラ(11回/18回)
    現役最多:サルバドール・ペレス(5回/6回)

    一塁手
    スティーブ・ガービー(スタメン9回/選出10回)
    次点:ジョニー・マイズ(8回/10回)
    現役最多:アルバート・プーホルス(5回/10回)

    二塁手
    ロベルト・アロマー(スタメン9回/選出12回)
    次点:ライン・サンドバーグ(9回/10回)
    現役最多:ロビンソン・カノー(5回/8回)

    三塁手
    ブルックス・ロビンソン(スタメン11回/選出18回)
    次点:ウェイド・ボッグス(11回/12回)
    現役最多:ノーラン・アレナード(3回/5回)

    遊撃手
    カル・リプケンJr.(スタメン14回/選出19回)
    次点:オジー・スミス(11回/15回)
    現役最多:ハンリー・ラミレス(3回/3回)※

    ※ラミレスを現役選手と呼べるかどうかは微妙なところだが、2019年にメジャーでプレーし、正式に現役引退を表明していないため、現役選手として扱われている。なお、ラミレスのほかに遊撃手としてオールスターで複数回スタメン出場したことのある現役選手はいない。

    左翼手
    テッド・ウィリアムス(スタメン12回/選出19回)
    次点:バリー・ボンズ(11回/14回)
    現役最多:ライアン・ブラウン(3回/6回)

    中堅手
    ウィリー・メイズ(スタメン18回/選出24回)
    次点:ミッキー・マントル(12回/20回)
    現役最多:マイク・トラウト(4回/8回)

    右翼手
    ハンク・アーロン(スタメン14回/選出25回)
    次点:レジー・ジャクソン(9回/14回)
    現役最多:ブライス・ハーパー(3回/6回)

    指名打者
    デービッド・オルティス(スタメン5回/選出10回)
    次点:エドガー・マルティネス(4回/7回)
    現役最多:ネルソン・クルーズ、J・D・マルティネス、アルバート・プーホルス、ジャンカルロ・スタントン(いずれもスタメン2回)

    投手
    ドン・ドライスデール(スタメン5回/選出9回)
    次点:レフティ・ゴメス、ロビン・ロバーツ(ともに5回/7回)
    現役最多:マックス・シャーザー、クリス・セール(ともに3回/7回)

     ポジションなどの都合により、合計10回以上スタメン出場しながら選外となった選手は以下の通り。

    ロッド・カルー(スタメン15回/選出18回)
    スタン・ミュージアル(14回/24回)
    トニー・グウィン(10回/15回)
    ジョニー・ベンチ(10回/14回)
    アレックス・ロドリゲス(10回/14回)
    マイク・ピアッツァ(10回/12回)

  • ブルージェイズ 背番号「1」のパッチでフェルナンデスを追悼

    2020.7.14 16:15 Tuesday

     ブルージェイズは日本時間7月14日、今年2月に亡くなったトニー・フェルナンデスを追悼し、2020年レギュラーシーズンで背番号「1」の特別な追悼パッチがついた記念ユニフォームを着用することを発表した。フェルナンデスは出場試合数(1450)、安打(1583)、三塁打(72)の各部門で球団記録を保持。2000年には西武でプレーし、パシフィック・リーグ4位となる打率.327をマークした。

     マーク・シャパイロ球団社長は「トロントにおいて、トニーほど球界でチームやファンにインパクトを与えた選手はほとんどいない。彼が残した素晴らしい数字や実績以上に、トニーの試合でのプレーやチームの一員としての振る舞いは、野球ファンの心に響いた」と語り、改めてフェルナンデスの死を悼んだ。そして「彼を偲んでパッチをつけることは、全国のブルージェイズ・ファンに代わって彼の並外れた人生を称えることになる」と述べ、ユニフォームにフェルナンデスの追悼パッチをつけることを明らかにした。

     1979年にブルージェイズと契約したフェルナンデスは、1983~90年、93年、98~99年、2001年と4つの期間に跨って合計12シーズンにわたってブルージェイズに在籍。在籍期間中にオールスター・ゲームに4度選出され、86年から4年連続でゴールドグラブ賞を受賞した。シーズン途中にメッツからブルージェイズに加入した1993年にはポストシーズンで3割を超えるハイアベレージを残し、ワールドシリーズ制覇に貢献。メジャー通算ではブルージェイズを含む7球団で合計17シーズンにわたってプレーし、通算2276安打、246盗塁をマークした。

     引退後の2008年、ブルージェイズでの活躍が認められてカナダ野球殿堂入りを果たした。また、ブルージェイズでも「レベル・オブ・エクセレンス」として本拠地ロジャース・センターの400レベルでその他の球団レジェンドたちとともに功績を称えられている。

  • 大谷が紅白戦2度目の登板 4回途中60球で2安打1失点

    2020.7.14 14:30 Tuesday

     大谷翔平(エンゼルス)が日本時間7月14日に本拠地エンゼル・スタジアムで行われた紅白戦で2度目の登板を果たし、4回途中まで60球(うちストライク26球)を投げて2安打1失点に抑えた。与四球4、与死球1と制球面には引き続き課題を残したものの、「前回よりはもちろん良かった」と手応えを感じたようだ。

     前回登板では8つの四球を与える大乱調だった大谷だが、今回は四球を半減させ、前回を上回る60球を投げた。奪三振こそ初回先頭打者のアリスメンディ・アルカンタラから奪った1つだけだったが、3回まで無安打投球を展開。被安打は4回に先頭のホゼ・ブリセーノを歩かせたあと、有望株のジョー・アデルに浴びた二塁打が初めてだった(次打者ホゼ・ロハスがライトへのタイムリー)。

     4つの四球について「深刻だとは思っていない。2ストライクと追い込んだあとに変化球が入らなくて(カウントが)3-2になったりする。そうやってフォアボールを出してしまうので、そこは修正したい」と語った大谷。制球面、特に変化球のコントロールについて引き続き課題を残したが、2年ぶりのメジャーでの登板に向けて、着実に前進しているという手応えも感じている。

     ジョー・マドン監督は大谷の投球について「前回より少し良かったね。制球も少し改善されていた。まだ彼の実力とはかけ離れているけれど、前回よりは良かったと思う」とコメント。「実際にシーズンが始まれば、彼は違うレベルのピッチングを見せてくれると思う。彼はそれくらい優れた投手だよ」とシーズン開幕後の大谷のピッチングへの期待を口にした。

     大谷は今回の登板の前日、紅白戦に指名打者として出場して本塁打を放ったが、指揮官はシーズン開幕後、登板日の前日に出場させない方針を変えていない。大谷は毎週日曜日(日本時間では月曜日)に登板することが予想されており、メジャーリーグ公式サイトでエンゼルスの番記者を務めるレット・ボリンガーは「大谷は週に1度登板し、指名打者として3~5試合ほど出場することになるだろう」と伝えている。

  • MLB公式サイトが「強力先発ローテーション・トップ10」を特集

    2020.7.14 13:45 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは日本時間7月14日、前日の「強力打線トップ10」に続いて「強力先発ローテーション・トップ10」を紹介する特集記事を公開した。60試合制という短縮シーズンでは、1試合の重みが例年以上に大きいため、各試合で先発する投手へのプレッシャーも大きくなるはず。先発ローテーションに名を連ねる投手たちには、そのプレッシャーのなかでしっかり実力を発揮することが求められる。

     カストロビンスが「強力先発ローテーション」の1位に挙げたのが、昨年の王者・ナショナルズだ。球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた昨年のポストシーズンにおいて、マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、パトリック・コービン、アニバル・サンチェスの先発四本柱が大車輪の活躍。この4人が今年も先発1~4番手を担う。5番手はジョー・ロスの出場辞退により、オースティン・ボースとエリック・フェッディの両右腕による争いとなっている。

     2位には実力派が揃うレイズがランクイン。エース格のチャーリー・モートンは昨年のサイ・ヤング賞投票で3位となり、2018年の同賞受賞者であるブレイク・スネルが復活すれば強力な二本柱が形成される。さらに、昨年は故障に泣いたものの、エースへと飛躍する兆しを見せたタイラー・グラスノーが先発3番手を務める。安定した働きを期待できるライアン・ヤーブローとヨニー・チリーノスが4~5番手に控えている点もレイズの強みだ。

     3位には秋山翔吾が所属するレッズがランクイン。ルイス・カスティーヨとソニー・グレイは昨年、球団史上初の「200奪三振コンビ」を形成し、昨季途中に加入したトレバー・バウアーが先発3番手、今年から新加入のウェイド・マイリーが4番手に入る。5番手のアンソニー・ディスクラファーニも直近4年間で9勝を挙げたシーズンが3度もあり、ある程度計算の立つ投手である。

     カストロビンスが選出したトップ10の顔ぶれは以下の通り。

    1位:ナショナルズ
    1. マックス・シャーザー
    2. スティーブン・ストラスバーグ
    3. パトリック・コービン(左)
    4. アニバル・サンチェス
    5. オースティン・ボース

    2位:レイズ
    1. チャーリー・モートン
    2. ブレイク・スネル(左)
    3. タイラー・グラスノー
    4. ライアン・ヤーブロー(左)
    5. ヨニー・チリーノス

    3位:レッズ
    1. ソニー・グレイ
    2. ルイス・カスティーヨ
    3. トレバー・バウアー
    4. ウェイド・マイリー(左)
    5. アンソニー・ディスクラファーニ

    4位:インディアンス
    1. シェーン・ビーバー
    2. マイク・クレビンジャー
    3. カルロス・カラスコ
    4. アダム・プルッコ
    5. ザック・プリーサック

    5位:ドジャース
    1. クレイトン・カーショウ(左)
    2. ウォーカー・ビューラー
    3. フリオ・ウリアス(左)
    4. アレックス・ウッド(左)
    5. ロス・ストリップリング

    6位:ヤンキース
    1. ゲリット・コール
    2. 田中将大
    3. ジェームス・パクストン(左)
    4. J・A・ハップ(左)
    5. ジョーダン・モンゴメリー(左)

    7位:レンジャーズ
    1. ランス・リン
    2. マイク・マイナー(左)
    3. コリー・クルーバー
    4. カイル・ギブソン
    5. ジョーダン・ライルズ

    8位:メッツ
    1. ジェイコブ・デグロム
    2. マーカス・ストローマン
    3. リック・ポーセロ
    4. スティーブン・マッツ(左)
    5. マイケル・ワカ

    9位:アストロズ
    1. ジャスティン・バーランダー
    2. ザック・グレインキー
    3. ランス・マカラーズJr.
    4. ホゼ・ウルキディ
    5. ジョシュ・ジェームス

    10位:カージナルス
    1. ジャック・フラハティ
    2. ダコタ・ハドソン
    3. アダム・ウェインライト
    4. マイルズ・マイコラス
    5. カルロス・マルティネス

  • ヤンキース・田中 開幕シリーズの登板は困難か 指揮官が示唆

    2020.7.14 13:20 Tuesday

     田中将大(ヤンキース)は日本時間7月5日の練習中にジャンカルロ・スタントンの時速112マイル(約180キロ)の打球を頭部に受けたあと、メジャーリーグ機構が定める脳震盪プロトコルに従って戦列復帰への準備を進めている。今のところ、負傷後の調整は順調に進んでいるが、アーロン・ブーン監督は田中が2020年シーズンの最初の週で登板するのは難しいと考えているようだ。

     ブーンによると、ヤンキースはアクシデントからの順調な回復を見せる田中がマウンドからの投球練習を再開する日時について検討し始めているという。「彼の状態は良くなっている。今日はもう少し強度を上げてボールを投げていた。下半身のトレーニングをして、追加された練習にも(彼の身体は)正しく反応していた」とブーン。ただし、「我々は安心しているけれど、ゆっくりと慎重に進めていく必要がある」と慎重な姿勢は崩さなかった。

     実戦復帰する前に打者と対戦する形式での調整を行う必要があるため、ブーンは田中がレギュラーシーズンの最初の週で登板する可能性について否定的な見解を示している。先発2番手ないし3番手を予定されていた田中は、敵地でのナショナルズとの開幕シリーズで登板する予定だったが、そこでは登板しない可能性が高い。メジャーリーグ機構が定める脳震盪プロトコルに従い、万全の準備を行ったうえで、2020年シーズンの初登板に臨むことになりそうだ。

     「彼の状態が急激に前進することはないだろう。今は彼とともに『一歩一歩』前進しているような状態だ」とブーン。「彼は次のステップへ進むところまで来ているし、次はマウンドから投げることになる。そこで(彼の身体が)どのように反応するかを見て、その次のことを考えるよ」と今後の見通しについて語った。

     なお、田中は日本時間7月14日午前8時43分にTwitterを更新し、「I’m doing very well」と負傷後の調整が順調に進んでいることをアピールした。

  • フリーマンの開幕戦出場は微妙 ブレーブス番記者が現状報告

    2020.7.14 12:40 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトでブレーブスの番記者を務めるマーク・ボーマンは日本時間7月14日、ファンから寄せられた質問に回答する形で主砲フレディ・フリーマンの現状についてレポートした。ボーマンによると、新型コロナウイルスに感染したフリーマンの体調は快方に向かっているものの、全てが順調に進んだとしても、開幕戦の出場は微妙な状況だという。

     ボーマンは、フリーマンに関する「良いニュース」として1週間以上にわたって体調が徐々に回復する状態が続いていることを挙げる一方、「悪いニュース」としてチームに合流する見通しが立っていないことを伝えた。陽性となった選手がチームに合流するためには24時間のスパンのなかで2度陰性と判定される必要があるものの、フリーマンの体調はまだその段階まで回復していないようだ。

     こうした状況を踏まえ、ボーマンは「全てが順調に進んだとしても、フリーマンが開幕戦に出場できるかどうかは微妙な状況だ」と伝えている。今後数日のうちに2度陰性となり、チームに合流できたとしても、日本時間7月25日に敵地シティ・フィールドで行われるメッツとの開幕戦まで1週間ほどしか残されていない。病み上がりのなか、ジェイコブ・デグロムと対戦する準備をわずか1週間で整えるのは困難だろう。

     フリーマンは昨年終盤に右肘を痛めてポストシーズンでは実力を発揮できず、シーズン終了後に手術を受けた。無理をして試合に出場し、思うようにプレーできなかった経験があるだけに、準備不足のまま無理に試合に出場するのではなく、しっかり準備が整ってからチームに合流することを選択する可能性が高いと見られる。よって、フリーマンがメッツとの開幕戦に出場する可能性は極めて低いと言える。

     各球団のロースター情報を扱う「Roster Resource」では、ブレーブスがヨンダー・アロンゾとピーター・オブライエンのプラトーンでフリーマンの穴を埋めると予想。ただし、両者は40人枠外の招待選手という立場であり、両者をロースターに追加するためには誰かを40人枠から外さなければならない。主砲の離脱により、ブレーブスは開幕までに難しい判断を強いられることになりそうだ。

  • 2020年シーズンの新人王候補 MLB公式サイトが特集

    2020.7.14 12:00 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトのウィリアム・ブーアは日本時間7月14日、2020年シーズンの新人王候補を紹介する特集記事を公開した。昨年はヨルダン・アルバレス(アストロズ)とピート・アロンゾ(メッツ)が受賞。今年は60試合制という短縮シーズンでの開催となるため、候補者は開幕ロースター入りする選手、または開幕直後のメジャー昇格が見込まれる選手に限られるだろう。

     アメリカン・リーグでは、6年5000万ドルの契約を結び、開幕から正中堅手として起用される予定のルイス・ロベルト(ホワイトソックス)が筆頭候補に挙げられた。昨年はA+級、AA級、AAA級の3階級でプレーして合計122試合に出場し、打率.328、32本塁打、92打点、36盗塁、OPS1.001の好成績をマーク。28四球に対して129三振と粗削りな部分はあるものの、ポテンシャルの高さはピカイチだ。

     このほか、二刀流選手として期待されるブレンダン・マッケイ(レイズ)、先発ローテーションの一角を担う予定のヘスス・ルザード(アスレチックス)、正捕手を務めるショーン・マーフィー(アスレチックス)、ロベルト同様に6年契約を結んだエバン・ホワイト(マリナーズ)などが有力候補。ジョー・アデル(エンゼルス)、ネイト・ピアソン(ブルージェイズ)、ニック・ソラック(レンジャーズ)らにもチャンスがあるかもしれない。

     一方、ナショナル・リーグでは、昨年終盤にメジャーデビューし、ポストシーズンの舞台も経験したギャビン・ラックス(ドジャース)が筆頭候補に挙げられた。昨年はAA級とAAA級の2階級で合計113試合に出場し、打率.347、26本塁打、76打点、10盗塁、OPS1.028の好成績をマーク。メジャーでも23試合で打率.240、2本塁打、9打点、2盗塁、OPS.705を記録し、今年は開幕から正二塁手としての起用が予定されている。

     ラックス以外では、正三塁手に抜擢されるカーター・キーブーム(ナショナルズ)、先発ローテーション入りが期待されるダスティン・メイ(ドジャース)、先発ローテーションの一角を担う予定のミッチ・ケラー(パイレーツ)、開幕後の早い段階でのメジャー昇格を予想されるディラン・カールソン(カージナルス)らが有力候補。ジョーイ・バート(ジャイアンツ)、サム・ヒリアード(ロッキーズ)、ニコ・ホーナー(カブス)なども注目すべき存在だ。

  • 契約条件面の労使交渉が合意へ 前田の出来高にも影響か

    2020.7.14 11:30 Tuesday

     「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールは日本時間7月14日、オプションや出来高などの契約条件面について、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会の交渉が合意に達したことを伝えた。今回の合意は、サラリーにおける出来高の比重が大きい前田健太(ツインズ)にも大きな影響がありそうだ。

     ローゼンタールによると、来年の契約オプションが今年の成績に左右される選手について、クリアすべき条件は試合数に応じた比例計算、クリアした場合の年俸は据え置きという形になったようだ。

     たとえば、アンドリュー・ミラー(カージナルス)は、2019~20年の2年間で110試合以上に登板すれば、2021年に年俸1200万ドルが保証される契約となっている。昨年73試合に登板したため、今年37試合に登板すれば条件達成だが、162試合中37試合を比例計算して60試合中14試合に登板すれば条件達成となる。また、その際に保証される年俸は1200万ドルのままである。

     出来高については、クリアすべき条件・金額とも比例計算となる。ローゼンタールによると、「200イニングで20万ドル」という出来高の場合、74.1イニングを投げれば7万4333ドルの出来高を得られるという。さらに、新型コロナウイルス用の故障者リストに登録された日数をロースター登録日数に加算することでも合意が成立した。

     よって、ツインズの前田は、基本給300万ドルに対して出来高が最大1000万ドルという異例の契約だが、比例計算により最大で約370万ドルの出来高を得られる計算となる。出来高を満額得られる条件は32先発&200イニング。これを比例計算すると12先発&74.1イニングとなり、シーズンを通して先発ローテーションの一員として投げることができれば十分に達成可能な数字である。今回の合意により、さらにモチベーションを高めてシーズンに臨むことができるのではないだろうか。

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