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  • マリナーズ2連勝で地区2位に1.5差 平野は2試合連続無失点

    2020.9.14 13:00 Monday

    【マリナーズ7-3ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     マリナーズは先発のジャスティン・ダンの制球が定まらず、5つの四球を与えてわずか2イニングを投げただけで降板する誤算があったものの、打線が先制、勝ち越し、中押し、ダメ押しと効果的に得点し、リリーフ陣も粘投。7対3でダイヤモンドバックスを破り、敵地での3連戦を2勝1敗で終えた。地区2位のアストロズがドジャースに敗れたため、2位とのゲーム差は1.5に縮まっている。

     1回表にホゼ・マーモレホスのタイムリー二塁打で先制したマリナーズは、直後の1回裏にダンがジョシュ・バンミーターにタイムリー二塁打を浴びて同点に追い付かれたが、2回表無死一・三塁からドノバン・ウォルトンのセカンドゴロの間に勝ち越しに成功。ダンは2回裏一死から3連続四球で満塁のピンチを招いたが、二者連続三振でなんとか無失点で切り抜けた。

     1点リードの6回表、マリナーズは二死一・二塁のチャンスでウォルトンが2点タイムリー二塁打を放って3点をリード。7回裏に4番手のアンソニー・ミセビッチが無死満塁のピンチを招き、5番手のケンドール・グレイブマンが内野ゴロと犠飛で2点を失ったものの、1点のリードは死守した。

     すると、8回表にフィリップ・アービンのタイムリー二塁打などで2点を追加し、9回表にはカイル・ルイスの犠飛でダメ押し。効果的に得点を奪い、7対3でダイヤモンドバックスに勝利した。マリナーズ2番手のケーシー・サドラーが今季初勝利(0敗)。ダイヤモンドバックス先発のルーク・ウィーバーは今季7敗目(1勝)を喫した。

     マリナーズの平野佳寿は、前日に続いて4点リードの9回裏に登板。1番ジョシュ・ロハスと2番バンミーターを二者連続でライトライナーに打ち取ったあと、3番クリスチャン・ウォーカーを自慢のスプリッターで空振り三振に仕留めた。今季の防御率は3.38となっている。

  • エンゼルス・プーホルス 逆転弾が歴代5位タイの通算660号に

    2020.9.14 12:30 Monday

    【エンゼルス5-3ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     メジャーリーグの歴史上、アルバート・プーホルス(エンゼルス)より多くの本塁打を打った打者は、バリー・ボンズ、ハンク・アーロン、ベーブ・ルース、アレックス・ロドリゲスの4人だけになった。プーホルスは1点ビハインドの8回表にレフトスタンドへの4号逆転2ラン。チームを勝利に導くこの一発が通算660号となり、歴代5位タイのウィリー・メイズに並んだ。

     プーホルスは2018年に通算3000安打を達成し、今季はロドリゲスを抜いて通算打点の歴代2位に浮上(打点が公式記録となった1920年以降が対象)。右打者では歴代最多となる通算669二塁打を達成するなど、20年間のキャリアで数々のマイルストーンに到達してきた。650本塁打&650二塁打は史上唯一の大記録であり、通算本塁打数ではついにメイズに追い付いた。

     日本時間8月5日に通算659号を放ってから22試合・93打席連続本塁打なしとなかなか節目の一発が出なかったプーホルスだが、「それは気にしていなかった。それを気にすると、多くのボール球に手を出し、空振りし、良いスイングができなかったと思う」と平常心を貫いてきた。「遅かれ早かれ、今年であろうと来年であろうと、いつか達成できると思っていた。時間の問題だった」と冷静にプレーを続け、ようやく節目の一発が生まれた。

     エンゼルスは7回終了時点で2対3と1点をリードされていたが、8回表にプーホルスの一発で逆転に成功。9回表は二死一・三塁から三塁ライアン・マクマーンのタイムリーエラーによって1点を追加し、5対3でロッキーズを破った。

     エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーは7回8安打3失点の力投で今季4勝目(3敗)をマーク。プーホルスに逆転弾を浴びたロッキーズ3番手のカルロス・エステベスに今季3敗目(1勝)が記録された。なお、エンゼルスの大谷翔平は出場しなかった。

  • レッズ逆転勝利 秋山は今季5度目のマルチ安打で打率.226

    2020.9.14 12:00 Monday

    【レッズ10-5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     レッズは5回終了時点で3対5と2点をリードされていたが、6回以降に7点を奪い、10対5で逆転勝利。敵地での3連戦を2勝1敗で終え、今季のカージナルス戦10試合は4勝6敗で終了した。レッズ3番手のアーチー・ブラッドリーが2回無失点で今季2勝目(0敗)、4番手のライセル・イグレシアスが同じく2回無失点で今季7セーブ目をマーク。カージナルスは登板した投手7人が全員失点し、4番手のジョン・ガントに今季3敗目(0勝)が記録された。

     レッズがタイラー・マーリー、カージナルスがカルロス・マルティネスの先発で始まった一戦は、1回裏にランヘル・ラベロのタイムリーでカージナルスが先制し、2回表にブライアン・グッドウィンが5号同点ソロ。2回裏にコルテン・ウォンのタイムリーなどでカージナルスが2点を勝ち越したが、3回表にエウヘニオ・スアレスのタイムリー二塁打などで2点を奪い、レッズが同点に追い付いた。

     レッズは5回裏にマット・カーペンターとハリソン・ベイダーのタイムリーで2点を勝ち越されたものの、6回表にニック・カステヤーノスのタイムリーで1点差とし、7回表にフレディ・ギャルビスの押し出し四球などで3点を奪って逆転に成功。8回表にスアレスが13号ソロ、9回表にはアリスティデス・アキーノが1号2ランを放ち、カージナルスを突き放した。

     「1番・レフト」で先発出場した秋山翔吾は、ライトへの二塁打、サードゴロ、レフトへのヒット、空振り三振、ファーストゴロ、ファーストゴロで6打数2安打。今季の打率は.226、OPSは.611となった。

     7月と8月は1度ずつしかマルチ安打を記録できなかった秋山だが、日本時間9月9日以降の6試合のうち5試合でヒットを放ち、うち3試合でマルチ安打を記録。同期間中は打率.364(22打数8安打)、出塁率.462の好成績をマークしており、この調子を維持して来季に向けて良い形でシーズンを終えたいところだ。

  • カブスの苦労人右腕・ミルズが今季2人目のノーヒッター達成

    2020.9.14 11:30 Monday

    【カブス12-0ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     ナショナル・リーグ中部地区の首位を走るカブスは、ブリュワーズに12対0で大勝。2位カージナルスがレッズに敗れたため、2位とのゲーム差を4に広げた。カブス先発のアレック・ミルズは打線の大量援護にも助けられ、終始安定したピッチングを展開。球団史上16度目、2020年シーズンではルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)に次いで2人目となるノーヒッターを達成した。

     野球の面白い点の1つは、大記録が予想外のところから誕生するということである。ミルズは大学の奨学金を得られず、トライアウトを経てテネシー大マーティン校に入学。そこからエースとなり、2012年ドラフト22巡目(全体673位)指名でロイヤルズに入団した。

     しかし、大きな期待を背負ってプロ入りしたわけではなく、トップ・プロスペクトとして認識されることもなかった。プロ入り後は故障に苦しんだ時期もあり、2017年2月にはマイナーリーガーとのトレードでカブスへ放出。今季も故障離脱したホゼ・キンターナの代役として先発を務めているに過ぎなかったが、そんな「日陰」を歩んできた苦労人が大記録を成し遂げた。

     ミルズは打者を圧倒するような球威を持っているわけではない。速球のスピードは90マイル前後と至って平凡。コマンドに優れ、速球と66マイル前後のスローカーブとのコンビネーションで打者を翻弄する技巧派である。今日の試合では速球が狙ったところに投げられないことに早めに気付き、女房役ビクトル・カラティーニとの相談の結果、スローカーブを普段より増やしてブリュワーズ打線を翻弄した。

     ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は「スローカーブが素晴らしかった。スローカーブでカウントを稼ぎ、速球を適度に混ぜ、強い打球を打たせてくれなかった」と脱帽。右翼を守っていたジェイソン・ヘイワードは6回付近で快挙達成を予感し、デービッド・ロス監督にミルズを交代させないよう進言したという。

     114球を投げて奪三振5、与四球3という内容だったが、巧みなピッチングで見事にノーヒッターを達成。最後の打者をショートゴロに打ち取ると、ミラー・パークのマウンド付近に歓喜の輪が広がった。ずっと「日陰」を歩んできた苦労人がようやくスポットライトを浴びた瞬間だった。

  • 3年目右腕・ケラーがメジャー初完封 ロイヤルズ6連勝

    2020.9.14 11:00 Monday

    【パイレーツ0-11ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     アメリカン・リーグ中部地区の最下位に低迷するロイヤルズは数日前にミーティングを行い、「今季を良い形で終えること」を選手間で誓い合ったという。「来季に向けて勢いをつけたい。僕たちは今、それに集中している」というハンター・ドージャーの言葉通り、ロイヤルズはパイレーツに11対0で大勝して今季最長の6連勝。その立役者となったのがメジャー初完封をマークした3年目右腕ブラッド・ケラーだ。

     今季は3試合連続無失点で開幕3連勝という最高のスタートを切ったケラーだが、その後の3試合では5失点を喫した試合が2度もあり、0勝2敗と失速。前回登板のインディアンス戦で今季ワーストタイの5失点(自責点は4)を喫し、今日はその苦い記憶を上書きするために燃えていた。

     ケラーが1回表を三者凡退に抑えると、ロイヤルズはパイレーツ先発のチャド・クールの乱調に乗じて1回裏に一挙4点を先制。ケラーは3回まで最少打者数の9人で無失点に抑え、ロイヤルズは3回裏にサルバドール・ペレスの5号ソロ、ウィット・メリフィールドとペレスのタイムリーなどで6点を奪ってリードを10点に広げた。

     大差の試合展開となり、パイレーツ打線が積極的に打ちにきたこともあって、ケラーは「とにかくストライクを投げることを心掛けた」という。普段はシンカー中心のピッチングを展開するケラーだが、今日はスライダーやフォーシームを巧みに使い、13個の内野ゴロを量産。投じた111球のうち、実に95球がスライダーまたはフォーシームだった。

     9回表二死から連打で一・二塁のピンチを招いたが、最後はグレゴリー・ポランコのヒット性の打球を左翼エドワード・オリバレスが好捕して試合終了。111球のうち73球がストライク、被安打5、奪三振2、与四球1という内容でメジャー初完封を達成した。

     ケラーは今季4勝目(2敗)をマーク。一方のクールは今季2敗目(1勝)を喫した。ロイヤルズはケラーが先発の柱として好投(防御率2.06)を続けているほか、ブレイディ・シンガー、クリス・ブービッチなど新たな戦力も台頭しており、来季以降の戦いが楽しみなチームになりつつある。

  • 首位レイズが最下位Rソックスに敗れる 8番・筒香は4打数1安打

    2020.9.14 10:30 Monday

    【レッドソックス6-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     アメリカン・リーグ東部地区の首位に立つレイズは、4回裏にケバン・スミスの1号2ランで逆転したものの、リリーフ陣がリードを守れず、3対6で逆転負け。最下位レッドソックスとの4連戦を2勝2敗で終えた。レッドソックス先発のマーティン・ペレスが今季3勝目(4敗)、5番手のマット・バーンズが今季6セーブ目を記録。レイズ2番手のピート・フェアバンクスは今季3敗目(4勝)を喫した。

     崔志萬(チェ・ジマン)が左ハムストリングを痛めて2~3週間離脱することになったレイズ。そのニュースが影響したわけではないだろうが、ケビン・キャッシュ監督が「今日登板した投手は誰もリズムに乗れなかった。我々のベストの戦いではなかったね」と語ったように、何もかも上手くいかない1日だった。

     1回表にクリスチャン・バスケスに5号2ランを浴びて先制を許したレイズは、直後の1回裏にマイク・ブロソーのタイムリー二塁打で1点を返し、4回裏にはスミスの1号2ランで逆転に成功。しかし、5回表一死一・二塁からラファエル・デバースのタイムリー二塁打などで2点を失い、再びレッドソックスにリードを許した。

     6回表には3番手のライアン・トンプソンがクリスチャン・アローヨに2号2ランを浴び、3点ビハインド。6回裏一死二塁、7回裏二死一・二塁のチャンスでいずれも無得点に終わるなど、打線は得点圏の場面で7打数ノーヒットに封じられた。

     「8番・指名打者」で先発出場した筒香嘉智は、左腕ペレスの前に第1打席はセカンドゴロ、第2打席はセンターライナーに倒れたが、6回裏の第3打席で2番手の右腕フィリップス・バルデスからレフトへの二塁打を放ってチャンスメイク。第4打席は元広島のライアン・ブレイシアと対戦して空振り三振に倒れ、4打数1安打で今季の打率は.198、OPSは.741となった。

  • エンゼルス・ウォルシュが11回表に決勝弾 大谷は代走で途中出場

    2020.9.13 13:15 Sunday

    【エンゼルス5-2ロッキーズ】(延長11回タイブレーク)@クアーズ・フィールド

     エンゼルスは2対2の同点で迎えた11回表にジャレッド・ウォルシュが4試合連発となる5号3ランを放ち、勝ち越しに成功。11回裏を6番手のマット・アンドリースが三者凡退に抑え、5対2でロッキーズを破った。エンゼルス5番手のタイ・バットリーが今季2勝目(3敗)、アンドリースが今季初セーブを記録。ロッキーズ5番手のタイラー・キンリーは今季2敗目(0勝)を喫した。

     エンゼルスがハイメ・バリア、ロッキーズがカイル・フリーランドの先発で始まった一戦は、3回裏にロッキーズがチャーリー・ブラックモンの犠飛で1点を先制。直後の4回表にエンゼルスがマックス・スタッシの犠飛で同点に追い付いたものの、ロッキーズは4回裏にライアン・マクマーンのタイムリーですぐさま勝ち越しに成功した。

     エンゼルスは6回裏一死一塁の場面でアルバート・プーホルスがフェンス直撃のタイムリー二塁打を放って同点。プーホルスはこの一打が通算669本目の二塁打となり、クレイグ・ビジオを抜いて歴代単独5位に浮上した(右打者では歴代最多)。その後、両軍とも決め手を欠き、試合は延長戦に突入。タイブレークの2イニング目、11回表に飛び出したウォルシュの一発が決勝打となった。

     ウォルシュは8月終了時点で13打数ノーヒットだったものの、今月は9試合に出場して打率.387(31打数12安打)、5本塁打、12打点と絶好調。なお、マイナー通算23試合、昨季はメジャーでも5試合に登板している「二刀流」のウォルシュだが、今季は今のところ登板機会はない。

     打撃不振によりスタメンを外れた大谷翔平は、11回表にタイブレークの二塁走者の代走として登場。11回表二死一・二塁から飛び出したウォルシュの一発で決勝点のホームを踏んだ。今季の打率は.189、OPSは.635で変わっていない。

  • カージナルスが4本塁打の一発攻勢で快勝 秋山は4打数無安打1打点

    2020.9.13 12:55 Sunday

    【レッズ1-7カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     カージナルスはレッズに先制を許したものの、4本塁打の一発攻勢で逆転に成功し、7対1で快勝。地区首位のカブスとの3ゲーム差をキープした。4つの四球を与えながらも6回1安打1失点の力投を見せたカージナルス先発のダコタ・ハドソンが今季3勝目(2敗)をマーク。レッズ先発のテジェイ・アントーンに今季2敗目(0勝)が記録された。

     カージナルスは2回裏二死一・二塁のチャンスで無得点に終わると、3回表にハドソンが3連続四球で無死満塁のピンチを招き、秋山翔吾のサードゴロの間に先制を許した。しかし、次打者ニック・カステヤーノスを併殺打に打ち取って最少失点で乗り切ったことが結果的にチームを勝利へと導くことになった。

     4回裏、カージナルスは先頭のブラッド・ミラーが6号ソロを放って同点。さらに無死満塁のチャンスを作り、マット・ウィータースのショートゴロの間に1点を勝ち越した。ハドソンが6回までレッズ打線をわずか1安打に抑えると、6回裏にはマット・カーペンターの3号ソロ、ハリソン・ベイダーの3号3ラン、ポール・ゴールドシュミットの6号ソロと3本のアーチが飛び出して一挙5点を追加。7回以降の3イニングを4人のリリーバーが無失点に抑え、7対1で快勝した。

     レッズの秋山は「1番・レフト」で先発出場し、第1打席はショートゴロ。3回表無死満塁で迎えた第2打席はサードゴロに倒れたが、1打点が記録された。その後、第3打席はショートゴロ、第4打席は空振り三振に終わり、4打数ノーヒット1打点。連続試合安打は4でストップし、今季の打率は.220、OPSは.600となった。

  • マリナーズ快勝 平野は9回裏に登板して1回無失点

    2020.9.13 12:00 Sunday

    【マリナーズ7-3ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     マリナーズはダイヤモンドバックス先発のザック・ギャレンを攻略して2回までに5点を先行。先発のジャスタス・シェフィールドが7回5安打2失点の好投を見せ、7対3で快勝した。シェフィールドは今季3勝目(3敗)をマーク。ギャレンは5回7安打7失点で今季2敗目(1勝)を喫した。

     マリナーズは初回にタイ・フランスの4号ソロ、ホゼ・マーモレホスのタイムリー二塁打、ルイス・トレンズの2点タイムリー二塁打で4点を先制。2回表には一死満塁からカイル・シーガーが押し出し四球を選び、リードを5点に広げた。

     4回裏一死満塁からワイアット・マティセンのタイムリーで2点を返されたものの、直後の5回表にマーモレホスが5号2ランを放ち、再び5点をリード。2番手のケンドール・グレイブマンが8回裏に1点を失ったが、4点リードの9回裏を3番手の平野佳寿が無失点に抑え、7対3で快勝を収めた。

     平野は下位打線との対戦となり、7番ジョシュ・バンミーターを3球でサードゴロ、8番カーソン・ケリーを1球でレフトフライに打ち取って二死。9番パビン・スミスにヒットを許したが、1番ティム・ロカストロをサードゴロに抑え、1回無失点で試合を締めくくった。今季の防御率は3.86となっている。

  • カブスがヘイダー攻略で逆転勝利 ヘイワードが逆転3ラン

    2020.9.13 11:00 Sunday

    【カブス4-2ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     ナショナル・リーグ中部地区の首位を走るカブスは、2点ビハインドの9回表にブリュワーズの守護神ジョシュ・ヘイダーから2本のアーチで4点を奪い、土壇場で逆転に成功。9回裏に3番手のクレイグ・キンブレルがピンチを招いたものの、無失点に抑え、4対2で鮮やかな逆転勝利を収めた。

     ブリュワーズは先発予定だったブレット・アンダーソンが腰の張りで登板を回避し、左腕ブレント・スーターが急遽先発。そのスーターが3回1安打6奪三振無失点の快投を見せると、4回以降も各リリーバーが好投を続け、8回までカブス打線を4安打無得点に封じた。

     一方、カブス先発のカイル・ヘンドリックスは4回裏にライアン・ブラウンに4号先制ソロを被弾。しかし、その後は打者12人を連続で打ち取るなど安定した投球を続け、8回途中6安打2失点と先発の役割を十二分に果たした。

     そして9回表、剛腕ヘイダーに対してカブスは一死からハビアー・バイエズとアンソニー・リゾーの連打で一・三塁のチャンスを作り、ジェイソン・ヘイワードが6号逆転3ラン。次打者イルデマーロ・バルガスも1号ソロを放ち、土壇場で試合をひっくり返した。

     9回裏はキンブレルが無死一・二塁のピンチを招いたものの、後続3人を打ち取って試合終了。ヘイダーは今季2ストライクに追い込んだ打者を30打数ノーヒット20三振、左打者を8打数ノーヒット5三振に抑えていたが、左打者のヘイワードがカウント1-2からまさに起死回生の一発を放ち、チームを勝利に導いた。

     カブス2番手のジェイソン・アダムが今季初勝利(1敗)、キンブレルが今季2セーブ目を記録。まさかの4失点を喫したヘイダーは今季2敗目(1勝)となった。

  • レイズが30勝リーグ一番乗り 途中出場の筒香は2打数無安打

    2020.9.13 10:30 Sunday

    【レッドソックス4-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レイズはオースティン・メドウズが初回に4号先制ソロ、ブランドン・ラウが7回裏に12号決勝ソロを放ち、レッドソックスに5対4で勝利。打線の中心となる2人の若手打者がしっかり結果を残し、アメリカン・リーグ一番乗りで今季30勝に到達した。

     レッドソックスがネイサン・イバルディ、レイズがタイラー・グラスナウの先発でスタートした一戦は、1回裏にレイズがメドウズの4号ソロで先制。3回表にマイケル・チェイビスの3号ソロで追い付かれ、4回表にはケビン・プラウェッキーのタイムリーで勝ち越しを許したが、直後の4回裏に一死一・二塁のチャンスを迎え、ネイト・ロウのタイムリーとマニュエル・マーゴの2点タイムリー二塁打で逆転に成功した。

     グラスナウが7回表二死二塁からクリスチャン・アローヨに1号2ランを浴びて4対4の同点に追い付かれたものの、7回裏にレッドソックス3番手のマーカス・ウォルデンからラウが12号ソロを放って勝ち越し。この1点を2番手のニック・アンダーソンと3番手のディエゴ・カスティーヨが守り抜き、1点差の接戦を制した。

     7回4失点のグラスナウは今季3勝目(1敗)をマーク。最後を締めくくったカスティーヨに今季4セーブ目が記録され、決勝弾を献上したウォルデンは今季2敗目(0勝)を喫した。

     ベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智は、負傷した崔志萬(チェ・ジマン)の代打として5回裏に代打で登場。第1打席は初球を打ってセンターフライ、8回裏の第2打席はサードへのファウルフライに倒れ、2打数ノーヒットで今季の打率は.196、OPSは.740となった。

  • 低迷ナショナルズで32歳の新人外野手がメジャーデビュー

    2020.9.13 10:00 Sunday

     ナショナルズは日本時間9月10日、37歳のハウィー・ケンドリックが故障者リスト入りしたのに伴い、32歳のヤディエル・ヘルナンデスをメジャーへ昇格させた。ヘルナンデスはキューバ出身、右投げ左打ちの外野手で、2016年10月にナショナルズとマイナー契約。マイナーでは3年間、370試合に出場し、32歳にしてメジャーの舞台にたどり着いた。

     ヘルナンデスは日本時間9月11日のブレーブス戦で9回裏にアズドゥルバル・カブレラの代走として出場。これがメジャーデビュー戦となった。「僕はとても幸せだったし、フィールドに立っていることに興奮していた」とデビュー戦を振り返ったヘルナンデス。「圧倒的な興奮と幸せがその瞬間に積み重なっていった。どう表現すればいいかわからないけど、とてもエキサイティングな感覚だった」と喜びを口にした。

     キューバ出身のヘルナンデスは2009年から2014年まで母国のリーグでプレー。マイナーでの生活はAA級からスタートし、2017年は120試合に出場して打率.292、12本塁打、OPS.819、翌2018年はAA級とAAA級で合計124試合に出場して打率.286、18本塁打、OPS.826と着実に結果を残していった。

     昨季はAAA級で126試合に出場して打率.323、33本塁打、90打点、OPS1.009という自己最高の成績をマーク。打率、本塁打、打点、OPSのほか、長打率.604、142安打、87得点、56長打といった多くの部門で球団傘下マイナー最高の数字を残し、球団の年間最優秀マイナー選手に選出された。「とにかく目標に向かって常に努力してきた。メジャーでプレーするという希望を失ったことはない」という言葉を自らが残してきた成績で証明してみせた。

     日本時間9月13日のブレーブス戦では「9番・ライト」でメジャー初のスタメン出場。3打席連続三振と結果を残すことはできなかったが、32歳の新人メジャーリーガーの物語はまだ始まったばかりだ。

  • マリナーズ追い上げ及ばず惜敗 菊池6回4失点で今季3敗目

    2020.9.12 13:15 Saturday

    【マリナーズ3-4ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     マリナーズは終盤に反撃して1点差まで詰め寄ったものの、同点に追い付くことはできず、3対4で惜敗。6回4失点の菊池雄星は今季3敗目(2勝・防御率5.35)を喫した。ダイヤモンドバックスは2番手のアレックス・ヤングが5回1/3を2失点に抑える好リリーフで今季2勝目(3敗)をマーク。3番手のステファン・クリクトンにメジャー初セーブが記録された。

     今季7度目の先発登板に臨んだ菊池は、1回裏一死一塁からクリスチャン・ウォーカーのタイムリー三塁打、エドゥアルド・エスコバーの犠飛で2失点。さらにコール・カルフーンの二塁打のあと、ニック・アーメッドにもタイムリーを浴び、いきなり3点を先制された。

     マリナーズは3回表にディラン・ムーアの7号ソロで1点を返したが、直後の3回裏に菊池が一死二・三塁のピンチを招き、カルフーンの犠飛で失点。4回以降は打者10人に対して四球を1つ与えただけで無安打無失点に抑えたが、結果的には初回の3失点、そして3回裏に奪われた1点が大きく響く形となった。

     マリナーズは7回表にホゼ・マーモレホスのタイムリーで2点目を奪い、8回表にはタイ・フランスに3号ソロが飛び出して1点差に詰め寄ったが、9回表の攻撃を三者凡退に抑えられて1点差で敗北。菊池は6回94球を投げて被安打6、奪三振5、与四球1、失点4という投球内容だった。

  • エンゼルスがまさかの逆転サヨナラ負け 大谷4打数無安打で打率.189

    2020.9.12 13:00 Saturday

    【エンゼルス4-8xロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     4対3と1点リードで9回裏を迎えたエンゼルスだったが、抑えとして投入した4番手のタイ・バットリーが大誤算。一死からライアン・マクマーンに7号同点ソロを浴びると、さらに一・二塁のピンチを招いて降板し、急遽マウンドに上がった5番手のホゼ・キハーダが二死満塁からチャーリー・ブラックモンに6号グランドスラムを浴びてまさかの逆転負けを喫した。

     エンゼルスは初回にジャスティン・アップトンのタイムリーなどで2点を先制。ところが、先発のグリフィン・キャニングが3回裏にトレバー・ストーリーのタイムリー二塁打などで同点とされ、5回裏にはストーリーのタイムリー三塁打で勝ち越しを許した。

     しかし、終盤に粘りを見せ、8回表にジャレッド・ウォルシュが4号同点ソロ、9回表にアンソニー・ベンブームが2号勝ち越しソロを放って土壇場で逆転に成功。だが、リリーフ陣がこのリードを守れなかった。ロッキーズ3番手のダニエル・バードが今季3勝目(2敗)をマーク。大誤算のバットリーには今季3敗目(1勝)が記録された。

     エンゼルスの大谷翔平は「6番・指名打者」で先発出場したものの、1回表一死一・二塁のチャンスでセカンドゴロに倒れると、その後もサードゴロ、空振り三振、センターライナーとヒットは出ず、4打数ノーヒット。今季の打率は.189、OPSは.635となった。

  • 前田がビーバーとの投げ合いを制す 7回無失点で今季5勝目

    2020.9.12 12:40 Saturday

    【インディアンス1-3ツインズ】@ターゲット・フィールド

     ツインズの前田健太は、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞レースの先頭を走るシェーン・ビーバー(インディアンス)と対戦。ビーバーがバイロン・バクストンに7号2ランを浴びて先制点を献上するなか、7イニングを4安打無失点に抑え、チームを勝利に導いた。好投した前田は今季5勝目(1敗・防御率2.43)をマーク。7回5安打3失点のビーバーには今季初黒星(7勝)が記録された。

     アメリカン・リーグ中部地区2位のツインズと同3位のインディアンスはわずか0.5ゲーム差。ツインズは1ゲーム差、インディアンスは1.5ゲーム差で地区首位のホワイトソックスを追っており、今日の好投手対決は地区優勝を目指すうえでも重要な一戦だった。

     ツインズは2回裏一死二塁の場面でバクストンがレフトへの7号2ランを放ち、ビーバーから2点を先制。前田は華麗なフィールディングや巧みな牽制を武器に、7回94球を投げてインディアンス打線に二塁すら踏ませない見事なピッチングを披露した。

     追加点がほしいツインズは、7回裏二死から新人捕手ライアン・ジェファーズに2号ソロが飛び出し、1点を追加。ビーバーから3点を奪い、好投を続ける前田を援護した。その後、9回表にクローザーのテイラー・ロジャースがホゼ・ラミレスに10号ソロを浴びたものの、3対1で逃げ切り。ロジャースには今季9セーブ目が記録された。

     なお、ビーバーは5回裏一死走者なしの場面でジェファーズから空振り三振を奪い、今季100奪三振に到達。62回1/3での100奪三振到達はメジャー史上最速記録となった。従来の記録はマックス・シャーザー(ナショナルズ)が2018年に記録した63回。このほか、2019年にゲリット・コール(当時アストロズ・現ヤンキース)が65回、2001年にケリー・ウッド(当時カブス)が65回2/3で100奪三振に到達している。

  • レッズ・カスティーヨが完投勝利 1番復帰の秋山は3打数1安打

    2020.9.12 11:50 Saturday

    【レッズ3-1カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     レッズは1回表にジョーイ・ボットーが7号先制2ランを放ち、1点差に詰め寄られた直後の3回表にはエウヘニオ・スアレスのタイムリー二塁打で1点を追加。先発のルイス・カスティーヨにはこの3点だけで十分だった。カスティーヨは112球で9イニングを投げ抜き、カージナルス打線をわずか2安打に封じてチームを勝利に導いた。

     好投しながらも勝ちが付かない試合もあり、0勝5敗、防御率4.10という成績で8月を終えたカスティーヨだったが、9月に入って風向きが変わり始めた。前回登板で6回2失点の好投を見せ、今季初勝利をマークすると、今日の試合では4回以降全くヒットを許さず、自身初の完投勝利。レッズの投手が9イニングを完投するのは、2017年のスコット・フェルドマン以来3年ぶりとなった。

     レッズは1回表一死からニック・カステヤーノスがヒットで出塁し、続くボットーがライトへの7号先制2ラン。カスティーヨが2回裏に一死二・三塁のピンチを招き、マット・カーペンターのファーストゴロの間に1点を返されたものの、直後の3回表に秋山翔吾のヒットなどで二死一・二塁のチャンスを作り、スアレスのタイムリー二塁打でリードを広げた。

     カスティーヨは被安打2、奪三振6、与四球3、失点1という内容で9イニングを投げ抜き、今季2勝目(5敗)をマーク。一方、カージナルス先発のアダム・ウェインライトは6回8安打3失点と試合を作ったものの、打線がカスティーヨの前に沈黙し、今季初黒星(4勝)を喫した。

     レッズの秋山は日本時間8月29日のカブス戦以来となる1番に復帰。第1打席はセカンドゴロに倒れたが、第2打席はレフトへのヒットを放ち、スアレスのタイムリー二塁打で3点目のホームを踏んだ。第3打席は四球で出塁したものの、名捕手ヤディアー・モリーナを相手にメジャー初の盗塁失敗。第4打席は空振り三振に倒れ、3打数1安打で今季の打率は.228、OPSは.619となった。

  • ヤンキース大勝 田中5回3安打1失点の好投で今季2勝目

    2020.9.12 10:40 Saturday

    【オリオールズ1-10ヤンキース】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@ヤンキー・スタジアム

     ダブルヘッダー第1試合でゲリット・コールが2安打完封をマークしたヤンキースは、第2試合でも田中将大が安定感のあるピッチングを披露。打線も2ケタ得点で援護し、オリオールズとのダブルヘッダーに連勝した。田中は5回3安打1失点の好投で今季2勝目(2敗)。オリオールズ先発のキーガン・エイキンは1回途中でノックアウトされ、メジャー初黒星(0勝)を喫した。

     ヤンキースは1点ビハインドの1回裏に一死二・三塁のチャンスを迎え、グレイバー・トーレスのタイムリー、ミゲル・アンドゥハーのタイムリー二塁打などで4点を奪って逆転に成功。4回裏にルーク・ボイトの15号3ラン、5回裏にもボイトの16号3ランが飛び出し、一気にリードを広げた。

     2本塁打を含む3安打6打点の大活躍を見せたボイトは、これで今季通算16本塁打となり、マイク・トラウト(エンゼルス)と並んで本塁打王レースの両リーグ1位タイに浮上。1試合6打点は自己最多、1試合複数本塁打は自身5度目(今季2度目)となった。

     田中は1回表二死からDJ・スチュワートに6号先制ソロを浴びたものの、直後に味方が逆転に成功。2回表にもヒットと死球で無死一・二塁のピンチを招いたが、そこから打者12人を連続で打ち取り、91球で5イニングを投げ抜いた。91球のうち61球がストライク、被安打3、奪三振5、無四球、失点1という内容で、今季の防御率は3.16となっている。

  • カブス逆転勝利 レッズ・秋山はタイムリー&2盗塁の活躍

    2020.9.11 15:00 Friday

    【レッズ5-8カブス】@リグリー・フィールド

     悪天候の影響で試合開始が1時間以上も遅れた一戦は、4回裏にレッズ先発のソニー・グレイを攻略して5点を奪ったカブスが8対5で逆転勝利。3連戦を2勝1敗で終え、今季のレッズ戦10試合を6勝4敗で勝ち越した。地区2位のカージナルスがダブルヘッダーで1勝1敗だったため、首位カブスと2位カージナルスのゲーム差は3に広がっている。

     序盤から試合を優位に進めたのはレッズだった。初回にニック・カステヤーノスのタイムリー三塁打とジェシー・ウィンカーの犠飛で2点を先制すると、2回表は秋山翔吾が四球と盗塁でチャンスを作り、ブライアン・グッドウィンのタイムリーで3点目。先発のグレイは3回までカブス打線を3安打無得点に封じた。

     ところが、グレイは雨脚が強まった4回裏に制球を乱し、キャメロン・メイビンのヒットと2つの四球で一死満塁のピンチ。カブスはここでニコ・ホーナーの2点タイムリー二塁打とイアン・ハップのタイムリーで逆転に成功し、グレイをマウンドから引きずり降ろした。

     さらに一死二・三塁とチャンスは続き、アンソニー・リゾーのショートゴロの間に1点を追加。4回途中で降板したグレイには5失点が記録されたが、被安打6の時点で降板したため、連続被安打6以下のメジャー記録は継続され、42先発連続となった。

     その後、カブスは5回裏にメイビンのタイムリー三塁打などで2点を追加。8回表に秋山とタイラー・スティーブンソンの連続タイムリーで2点を返されたが、直後の8回裏にウィルソン・コントレラスがダメ押しのタイムリー二塁打を放ち、8対5で勝利した。

     カブスはコントレラスが4打数4安打の大活躍。2番手のカイル・ライアンが今季初勝利(0敗)、7番手のジェレミー・ジェフレスが今季7セーブ目をマークし、レッズ先発のグレイには今季3敗目(5勝)が記録された。

     秋山は「6番・レフト」で先発出場し、四球、ショートゴロ、四球、レフトへのタイムリーで2打数1安打1打点。2回表に今季5個目、4回表に今季6個目の盗塁を決めたが、8回表にタイムリーを放った際は積極的に二塁を狙ったものの、走塁死を喫した。今季の打率は.225、OPSは.613となり、一時4割台まで低下したOPSを約3週間ぶりに6割台まで戻している。

  • キャリア最高の一発 モリーナがクレメンテに捧げるホームラン

    2020.9.11 12:30 Friday

     一塁ベースの手前で小躍りした姿が、その喜びの大きさを象徴していた。日本時間9月11日のタイガース戦、ロベルト・クレメンテに敬意を表して背番号「21」のユニフォームでプレーしたヤディアー・モリーナ(カージナルス)は、2回裏の第1打席でレフトスタンドの最前列へ飛び込む3号先制2ラン。この一発がキャリアのどの位置にランクするかを尋ねられたモリーナは「一番上だよ」と答え、キャリア最高の一発を喜んだ。

     メジャーリーグでは日本時間9月10日にロベルト・クレメンテ・デーが開催され、プエルトリコ出身の選手たちが「21」を着用してプレーしたが、カージナルスは試合がなかった。そのため、モリーナは1日遅れで「21」を着用。「良い試合をして勝ちたいと思っていた。でも、それと同時に、何か特別なことをしたいと思っていた」と語ったモリーナは、第1打席で見事に本塁打を放ち、「ただただ幸せだし、あの瞬間に感謝している。本当に光栄だよ」と喜びを爆発させた。

     本塁打を放ったモリーナは、一塁ベースの手前で小躍りし、嬉しそうにベースを一周。ホームインする直前には右袖に付けられた「21」のパッチにキスをし、ホームインの直後には右腕を天に掲げた。若きエースのジャック・フラハティが「彼はそれほど頻繁に感情を表に出す選手じゃないと思っていた。でも、彼はとても興奮していたし、それを目にするのは楽しかったよ」と語るほど、モリーナの全身からその喜びの大きさが伝わってきた。

     ラテンアメリカ人の選手たちにとってクレメンテは最大のアイドルの1人であり、クレメンテに憧れてメジャーリーグの舞台を目指した選手も少なくない。モリーナも例外ではなく、「クレメンテは信じられないくらいに素晴らしい男だ。もちろん、フィールド上での活躍はみんなが知っている。でも、フィールド外でも人々を助ける活動に取り組んでいた。プエルトリコだけでなく、他のラテンアメリカの国々も支援していたんだ。彼からたくさんのことを学ぶことができる」と熱弁する。モリーナはクレメンテの影響もあって慈善活動に積極的に取り組み、2018年にはロベルト・クレメンテ賞を受賞している。

     この一発が通算158号となり、ジョニー・マイズを抜いて球団歴代10位に浮上したモリーナにとって、クレメンテに捧げたこの一発はキャリア最高の本塁打となった。名捕手・モリーナの活躍もあり、カージナルスはダブルヘッダー第1試合に12対2で大勝。ただし、モリーナが欠場した第2試合ではリリーフ陣が崩れ、3対6で逆転負けを喫した。

  • Rソックス新人が5試合連発 途中出場の筒香は3打数無安打

    2020.9.11 11:40 Friday

    【レッドソックス4-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レッドソックスは2度リードを奪いながら2度とも追い付かれたが、3対3の同点で迎えた7回表にラファエル・デバースが勝ち越しタイムリーを放ち、4対3で勝利。レッドソックス2番手のライアン・ウェバーが今季初勝利(2敗)、5番手のマット・バーンズが今季5セーブ目をマークし、レイズ4番手のピート・フェアバンクスは今季2敗目(4勝)を喫した。

     レッドソックスは3回表にデバースの10号2ランで先制。8月中旬まで打率1割台に低迷していたデバースだが、それ以降は本来のパフォーマンスを取り戻し、直近15試合で打率.373、6本塁打、19打点と好調を維持している。

     4回裏にハンター・レンフローの7号ソロとブランドン・ラウの11号ソロで同点に追い付かれたが、直後の5回表に新人ボビー・ダルベックが6号勝ち越しソロ。ダルベックはこれで5試合連発となり、新人では球団史上初の快挙(4試合連発も初)。また、デビュー10試合で6本塁打を放つのも球団史上初となっている。

     ダルベックの一発で勝ち越した直後、5回裏にオースティン・メドウズのタイムリー二塁打で再び同点に追い付かれたものの、7回裏に一死一・二塁のチャンスを迎え、好調のデバースが勝ち越しタイムリー。これが決勝点となり、地区首位のレイズを4対3で破った。

     ベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智は、5回裏に「2番・指名打者」のランディ・アロサレーナの代打として登場。センターフライ、見逃し三振、空振り三振で3打数ノーヒットに終わり、今季の打率は.190、OPSは.723となった。

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