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  • 【戦評】強力投手陣のコンディション万全!インディアンス102勝目

    2017.10.2 11:54 Monday

     両リーグベストのチーム防御率3.30、メジャーリーグ史上最多となるシーズン1614奪三振を記録したインディアンスの強力投手陣がレギュラーシーズン最終戦でも安定感抜群のピッチングを披露。昨季惜しくも逃したワールドシリーズ制覇に向けて、投手陣のコンディションは万全だ。

     1回裏にジェイ・ブルースの2点タイムリーとカルロス・サンタナの犠飛で3点を先制したインディアンスは、先発のジョシュ・トムリンが6回途中1失点の好投。6回表一死からはジョー・スミス、タイラー・オルソン、ザック・マカリスター、アンドリュー・ミラー、ブライアン・ショウ、そしてクローザーのコディ・アレンと自慢のブルペン陣を総投入し、リリーバー6人で計3.2イニングをノーヒットに抑え、8三振を奪う圧巻のパフォーマンスを見せた。トムリンは2年連続3度目の2ケタ勝利に到達する10勝目(9敗)をマーク。スミスからショウまでの5投手にはホールドが記録され、アレンは3年連続となる30セーブに到達した。

     いよいよ始まるポストシーズンについて、テリー・フランコーナ監督は「願わくば、たくさんのチャレンジができるといいね。(レギュラーシーズンという)ページをめくって、新たなチャレンジへの準備を始めないとね」と意気込んだ。

     MVP候補のホゼ・ラミレスを中心に、フランシスコ・リンドーア、エドウィン・エンカーナシオン、ジェイ・ブルースらが名を連ねる打線はもちろん強力だが、インディアンスの最大の武器は何と言っても球界屈指の強力投手陣。ジェイソン・バルガス(ロイヤルズ)と並ぶ18勝で最多勝に輝いたコリー・クルーバーとカルロス・カラスコの二本柱はおそらく今季メジャーNo.1の実力派コンビであり、そこに17勝のトレバー・バウアー、12勝のマイク・クレビンジャーが加わって先発ローテーションを形成する。ブルペンにもショウ、ミラー、アレンだけでなくニック・グッディ、ダン・オテロなど実力派リリーバーが目白押しだ。その充実の戦力を経験豊富なフランコーナ監督がまとめ上げるインディアンスがワールドシリーズ制覇の大本命であることに異論はないだろう。


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  • 2018年ドラフト 全体1位指名権はタイガースへ

    2017.10.2 11:27 Monday

     レギュラーシーズン終盤が近付くにつれ、ポストシーズン進出争いとともに注目されるのが翌年のドラフトにおける全体1位指名権の行方である。日本時間10月2日にレギュラーシーズンの全日程が終了し、両リーグ最低勝率で2018年ドラフトの全体1位指名権を手にしたのはタイガースだった。

     タイガースは9月以降の30試合で6勝24敗に終わり、両リーグ最低勝率に転落。2011年から4年連続で地区優勝を果たし、昨季もシーズン終盤までワイルドカード獲得を狙える位置につけていたチームだが、今季は開幕からなかなか調子が上がらず、シーズン途中にJ.D.マルティネスやジャスティン・バーランダーらを放出して再建へ舵を切った。そこからは負けが込み、ブラッド・オースマス監督の解任も決定。最終的な成績は64勝98敗となりジャイアンツと並んだが、昨季の勝率がジャイアンツのほうがわずかに高かったため、タイガースに全体1位指名権が巡ってきた(昨季の勝率はタイガース.534、ジャイアンツ.537)。

     タイガースが全体1位指名権を手にするのはこれが2度目。前回は1997年ドラフトの全体1位でマット・アンダーソンを指名している。アンダーソンは時速100マイルの速球を武器としたリリーフ右腕で、プロ入り2年目の1998年に早くもメジャーデビューを果たし、42試合に登板して5勝1敗、防御率3.27をマーク。2001年にはシーズン途中からクローザーに定着して22セーブを記録したが、活躍は長続きせず、2005年にロッキーズで12試合に登板したのを最後にメジャーの舞台から姿を消した。

     また、タイガースは全体2位指名権を過去に3度手にしており、1976年ドラフトでパット・アンダーウッド、1990年ドラフトでトニー・クラーク、そして2004年ドラフトでバーランダーを指名。アンダーウッドは4シーズンのメジャー生活で通算13勝に終わったが、クラークは1997年から3年連続で30本塁打以上を放つなど、6球団を渡り歩いて通算251本塁打をマークした。バーランダーの活躍は周知の通りである。

     なお、ジャイアンツが全体1位指名権を獲得すれば球団史上初のことであり、また、前年にポストシーズン進出を果たしたチームが全体1位指名権を手にするのもメジャー史上初になるところであったが、これらは惜しくも実現しなかった。現段階での2018年ドラフトの1巡目指名順は以下の通りとなっている。

     

    1.タイガース
    2.ジャイアンツ
    3.フィリーズ
    4.ホワイトソックス
    5.レッズ
    6.メッツ
    7.パドレス
    8.ブレーブス
    9.アスレチックス
    10.パイレーツ
    11.オリオールズ
    12.ブルージェイズ
    13.マーリンズ
    14.マリナーズ
    15.レンジャーズ
    16.レイズ
    17.エンゼルス
    18.ロイヤルズ
    19.カージナルス
    20.ツインズ
    21.ブリュワーズ
    22.ロッキーズ
    23.ヤンキース
    24.カブス
    25.ダイヤモンドバックス
    26.レッドソックス
    27.ナショナルズ
    28.アストロズ
    29.インディアンス
    30.ドジャース

  • 2017年レギュラーシーズン終了 個人タイトル確定

    2017.10.2 10:30 Monday

     日本時間10月2日、2017年レギュラーシーズンの全日程が終了した。歴代最多となる6105本塁打が飛び出すなど、様々な記録が打ち立てられた今季。個人タイトルを獲得した選手は以下の通りである。

    アメリカン・リーグ
    首位打者:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ).349=2年連続3度目
    本塁打王:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)52本塁打=初
    打点王:ネルソン・クルーズ(マリナーズ)119打点=初
    盗塁王:ウィット・メリーフィールド(ロイヤルズ)34盗塁=初
    最多安打:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)204安打=4年連続4度目
    最優秀防御率:コリー・クルーバー(インディアンス)2.25=初
    最多勝:カルロス・カラスコ(インディアンス)18勝=初
        コリー・クルーバー(インディアンス)18勝=3年ぶり2度目
        ジェイソン・バルガス(ロイヤルズ)18勝=初
    最多奪三振:クリス・セール(レッドソックス)308奪三振=2年ぶり2度目
    最多セーブ:アレックス・コロメイ(レイズ)47セーブ=初
    最多ホールド:テイラー・ロジャース(ツインズ)30ホールド=初

    ナショナル・リーグ
    首位打者:チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ).331=初
    本塁打王:ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)59本塁打=3年ぶり2度目
    打点王:ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)132打点=初
    盗塁王:ディー・ゴードン(マーリンズ)60盗塁=2年ぶり3度目
    最多安打:チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)213安打=初
    最優秀防御率:クレイトン・カーショウ(ドジャース)2.31=2年ぶり5度目
    最多勝:クレイトン・カーショウ(ドジャース)18勝=3年ぶり3度目
    最多奪三振:マックス・シャーザー(ナショナルズ)268奪三振=2年連続2度目
    最多セーブ:グレッグ・ホランド(ロッキーズ)41セーブ=初
          ケンリー・ジャンセン(ドジャース)41セーブ=初
    最多ホールド:ホゼ・ラミレス(ブレーブス)27ホールド=初

  • メッツのコリンズ監督がフロント入りへ

    2017.10.2 06:50 Monday

     今季、ナ・リーグ東地区4位と下位に沈んだメッツは指揮を執るテリー・コリンズ監督を今後はフロント入りさせることを発表した。当初は68歳という年齢から球界から引退するのでは、との話もあったが本人がこれを否定しており今後の去就が注目されていた。

     2011年11月にチーム歴代20人目の指揮官となったコリンズ監督は就任初年度こそ4位に終わるも2015年には地区優勝を果たし、ワールドシリーズまで進出した。結果的にロイヤルズに1勝4敗で敗れてしまうが、前年度は地区2位と2年連続上位に喰い込んだことで今後の戦いが期待された。昨年は投手陣の故障に泣いた年となるもチームはワイルドカードを獲得し2年連続でポストシーズンを経験した。

     今年も前年に引き続き投手陣のケガに悩まされたメッツ。エースのノア・シンダーガードをはじめ、マット・ハービーやスティーブン・マッツなど主力の先発投手達が離脱する中で奮闘したのは今季15勝を挙げたジェイコブ・デグロムだった。一方の打線もジェイ・ブルースやカーティス・グランダーソンら主軸を担っていた選手達を放出し、チーム内有望株ランキングトップ2のアメッド・ロザリオとドミニク・スミスら若手を起用する方針に路線変更。そして9月にはブルージェイズからFAとなった青木宣親を加えて終盤戦に臨んでいた。

     日本時間10月2日のレギュラーシーズン最終戦をもって辞任することになったコリンズ監督は今後はアドバイザーの立場としてチームを支えていくという。ちなみに現在、新監督の候補としては打撃コーチのケビン・ロング氏をはじめ、ホワイトソックスで監督経験のあるロビン・ベンチュラ氏など計4人の名前が挙げられている。新監督の決定までに面談など多くのプロセスを要するため、しばらく時間がかかりそうだ。


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  • ロッキーズが8年ぶりポストシーズン進出

    2017.10.1 13:49 Sunday

     ワイルドカードへの最後のイスをかけてロッキーズとブリュワーズによるし烈な争いがついに決着のときを迎えた。日本時間9月30日時点でポストシーズン進出へマジック1としていたロッキーズだったが、ワイルドカード争いで3位につけているブリュワーズがカージナルスに敗れたため、ドジャース戦の開始前に8年ぶりに次のステージに駒を進めることが決まった。

     ロッキーズ全員がその行方を見守っていた3位のブリュワーズは3回表終了時点で6対0と大量リードを奪っていたが、先発のジュニア・ゲラがカージナルス打線につかまり一挙に3失点、その後は6対4と2点差に追い上げられたまま迎えた8回裏にハリソン・ベーダ―の適時打などで6対7と逆転され、そのまま敗戦となった。これを見届けたロッキーズの選手達はワイルドカード決定の勢いそのままにドジャースのエース、クレイトン・カーショウに挑んだ。

     2回裏、先頭打者のカルロス・ゴンザレスが右中間へ14号ソロを放って先制すると続くイアン・デズモンド、ジョナサン・ルクロイの連続安打などで一気に3点を加え、カーショウを攻め立てる。ロッキーズの先発、ヘルマン・マルケスは6回までドジャース打線をわずか3点に抑える好投で試合をつくるが、2番手のタイラー・チャットウッドが3対3の同点の場面からクリス・テイラーの内野ゴロの間に1点を失って3対4と勝ち越しを許した。

     直近3試合でチーム打率.370のロッキーズ打線はカーショウを4回で降板させる攻撃をみせたが代わったリリーフ陣を攻めきれず結果、3対5で敗れてしまった。しかし、ワイルドカード進出は既に決まっていることから試合後のシャンパンファイトで喜びを爆発させた選手達。既に第1ワイルドカードが決定しているダイヤモンドバックス戦を見据えている。一発勝負のこの試合、先発はジョン・グレイとザック・グレインキーの投げ合いが濃厚となっている。果たしてディビジョンシリーズに進出するのはどちらのチームになるのだろうか。


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  • レッドソックスが2年連続地区優勝

    2017.10.1 11:25 Sunday

     レギュラーシーズン最終カードとなるアストロズ4連戦に臨んでいるレッドソックス。優勝目前で足踏みをしていたが、ついに3度目の正直というべき3戦目で勝利を収めて2年連続ア・リーグ東地区制覇を決めた。

     このシリーズの初戦は2対12で大敗、前日の試合は2対3と僅差で敗れてしまい決めることができなかった。今度こそ、という思いでチームの先発マウンドを任されたのは今季16勝を挙げているドリュー・ポメランツ。3回表に2死一・二塁のピンチを迎えるも冷静な投球で後続を断ち、その勢いにのって直近5試合で52得点を誇る強力アストロズ打線を6回無失点に抑えた。後半7回になると疲れを見せ始め、この回の先頭打者であるホゼ・アルトゥーベに左安を打たれたところで途中交代となった。2番手のカーソン・スミスが後続を抑えられず、ポメランツに自責点1がついた。それでも7回途中3被安打1失点の好投で先発としての役割を十分に果たした。

     ポメランツを援護したい打線は4回裏、1死から連続四球で走者を一・二塁に置くと5番のハンリー・ラミレスと続くラファエル・ディバースの連続適時打でレッドソックスが2点を先制する。5回裏の攻撃でもアンドリュー・ベニンテンディの適時打などで3得点し、6回までに5点をリードした。

     その後、後半に点を取り合った両チームの試合は6対2のスコアで最終回を迎えた。マウンドには絶対的守護神のクレイグ・キンブレルが立った。1死をとったもののブライアン・マッキャンに本塁打を打たれ、6対3と点差を詰め寄られる。続くキャメロン・メイビンにも二塁打を打たれてピンチを迎えるも後続を抑えてアウトはあと1つ。最後の打者となったジョージ・スプリンガーがカウント1-2からキンブレルが投じた渾身のフォーシームで空振り三振を喫すると本拠地、レッドソックスは歓喜の瞬間を迎えた。試合後、キンブレルは「スプリンガーを三振に抑えたときはもう最高の気分だったよ」と話している。

     2位のヤンキースとのデッドヒートを制したレッドソックスはレギュラーシーズン161試合目でア・リーグ東地区の頂点に立った。ただし、アストロズとの戦いはまだこれからも続くことになり、今後はディビジョンシリーズで再び対戦することになっている。まずは明日の162試合目にも勝って良い形で次のステージに進みたいところだ。


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  • マリナーズに朗報 岩隈の右肩手術が無事終了

    2017.9.30 16:38 Saturday

     マリナーズは日本時間9月30日、右肩炎症で故障者リスト入りしていた岩隈久志が右肩内視鏡手術を無事に終えたことを発表した。投球再開まで5ヶ月を要することから来季の復帰に向けて準備していくことになる。

     今季の岩隈は6試合に登板して0勝2敗 防御率4.35の成績を残している。日本時間5月4日のエンゼルス戦を最後にメジャーの試合には出場しておらず、5月11日から右肩炎症でDL入りしていた。その後はマイナーリーグでリハビリ登板を2回行ったものの、調子が思わしくなく復帰のめどが立っていなかった。

     今後の岩隈の去就は球団の判断によって決まり年俸1000万ドルの1年契約を行使するか、または100万ドルを支払うことでFAとなるか2つの選択肢がある。ただしマリナーズにとって岩隈は安定した投手の1人であり、メジャー6年間で150試合に登板し63勝39敗 防御率3.42を記録しており勝率は.618を誇っている。今季は岩隈ほか、フェリックス・フェルナンデスやジェームズ・パクストンらが離脱したことで先発陣の起用に頭を悩ませたマリナーズ。岩隈が完全復活となれば確実に勝ちを計算できる投手の1人であるだけに彼を手放すとは考えにくい。

     果たしてチームの決断はどうなるのか。まず、岩隈が復活に向けて新たな一歩を踏み出したことは本人にとってもチームにとっても朗報だ。


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  • またしてもレッドソックスの地区優勝決まらず

    2017.9.30 15:07 Saturday

     レギュラーシーズン最終カードを迎えているレッドソックスは優勝マジック1とした状態でアストロズとの今季5回戦を迎えた。試合前に2位のヤンキースがブルージェイズに勝利したことで自力で歓喜の瞬間を迎えることでできたが試合は2対3と僅差で敗れ、またしても地区優勝はお預けとなった。

     この日のレッドソックスの先発は今季5勝を挙げているダグ・フィスター。初回、先頭打者のジョージ・スプリンガーを四球で出塁させると次打者のアレックス・ブレグマンに二塁打を打たれ、無死二・三塁といきなりのピンチを迎える。直近4試合で49得点を挙げている強力アストロズ打線に対してフィスターは冷静だった。3番のホゼ・アルトゥーベを投ゴロ、4番、カルロス・コレアを三振、そして続くマーウィン・ゴンザレスを二ゴロと絶対絶命のピンチを無失点で切り抜けた。

     2回まで無失点に抑えていたフィスターだったが、3回表、ついにアストロズ打線につかまることになる。この回の先頭打者、デレク・フィッシャーに左安を浴びると進塁打を挟み、1死二塁と再びピンチを迎えた。ここで打席に立つのは2番のアレックス・ブレグマン。カウント1-2での場面で投じた4球目のカッターを打たれ、フィスターは先制点を許した。その後の5回表には2死二塁から再びブレグマンを迎え、19号本塁打を浴びて2失点。結局、5回1/3 5被安打 3失点でマウンドを降りた。

     一方でフィスターを援護したいレッドソックス打線だったが相手先発、チャーリー・モートンに4回まで無得点に抑えられていた。反撃したい打線は0対3と劣勢の場面から5回裏にモートンを攻める。1死から前日に本塁打を放ったミッチ・モアランドの二塁打で得点圏に走者をおくと1つのアウトを挟み、2死二塁の場面で脅威の新人、ラファエル・ディバースが中堅方向へ二塁打を打ち1対3と反撃ののろしをあげた。続く6回裏にも1点を追加し、中盤終了時で2対3の1点差に詰め寄った。

     まずは同点にしたいレッドソックス。しかし、モートンから替わったリリーフ陣を打ち崩せず最終回の攻撃を迎えた。アストロズのマウンドには守護神のケン・ジャイルズがあがり簡単に2アウトとされてしまう。ここで打席に立ったハンリー・ラミレスが二塁打を打ち、まだチームは諦めてしない姿勢をみせる。だが、期待された次打者のディバースが二ゴロに倒れてしまい、2対3と僅差で敗れた。

     これでレッドソックスの優勝は明日へと持ち越しとなり、アストロズにシーズン100勝目を献上する形となった。2位のヤンキースとは2ゲーム差となったが、チームが勝利するか、またはヤンキースが敗れるかの条件で優勝が決まることになる。


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  • 田中が1試合15奪三振で今季13勝目

    2017.9.30 10:05 Saturday

     首位のレッドソックスを追走する2位のヤンキースは地区優勝のために1敗もできないギリギリの戦いをしている。日本時間9月29日時点の両チームのゲーム差は3でありまだ逆転できる可能性がある。そのような大事な一戦、本日のブルージェイズ戦の先発マウンドには田中将大が立ち、7回15奪三振の快投をみせた。

     今季の田中は好不調の波が激しくポストシーズンでの先発も不安視されるほどで9月は2勝2敗 防御率6.46の成績を残している。田中にとって今回のブルージェイズ戦が今年のレギュラーシーズン最後の登板となるため、これでポストシーズンでの立ち位置が決まると言ってもよい重要な一戦だった。ちなみにブルージェイズとの通算成績は14試合で8勝4敗 防御率3.19と勝ち星が先行している相手だ。

     初回はいきなり3者連続三振で上々の立ち上がりをみせるとそのまま勢いに乗り5回2死まで安打を許さない投球を披露した。安打を打ったエぜケル・カレラがその後盗塁し、2死二塁とピンチを迎えるも田中は落ち着いており、次打者のラフィー・ロペスの打席時には二塁走者のカレラをけん制でアウトにしこの回を無失点に抑えた。

     ピンチを脱した田中は6回表のアウトをすべて三振で奪い、7回表は2つの三振を記録するなどマウンドを降りるまでに彼の奪三振数はキャリアハイの「15」を数えた。ヤンキース打線も初回にスターリン・カストロの適時打などで2点を先制すると6回までに4点を取って田中を強力援護した。彼が降りた後も3人の投手で継投し、終わってみれば4対0とヤンキースがシャットアウト勝ちを収めた。

     快投した田中は7回 103球 3被安打 13奪三振 無失点で今季13勝目。今回の15奪三振によって田中は球団初の1シーズンに2度、無四球での14奪三振以上を記録した投手となりチームの歴史に名を残すことになった。今季、前半戦は苦しい投球が続いたが結果的には13勝12敗と勝ち越してレギュラーシーズンを終えた。今回のような投球をポストシーズンでも披露してくれることを多くのファンは望んでいる。


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  • 【戦評】カージナルス ワイルドカード獲得の可能性が消滅

    2017.9.29 13:12 Friday

     わずかながらワイルドカード獲得の可能性を残していたカージナルスだが、日本時間9月29日のカブス戦に惜敗し、完全にその可能性が消滅。1点ビハインドの延長11回裏、同点弾かと思われたポール・デヨングの打球がセンターのレオニス・マーティンのグラブに収まり、カージナルスの2017年シーズンは幕を閉じた。

     カブスがカイル・ヘンドリックス、カージナルスがランス・リンの先発で始まったこの試合。前日に地区優勝を決めたカブスは主力選手を温存したラインナップで試合に臨んだ。

     1回表、カブスは二死走者なしから3番イアン・ハップが23号ソロを放って1点を先制。6回裏、カージナルスは先頭のトミー・ファムがヒットで出塁して今季25個目の盗塁で二塁へ進み、暴投で三塁へ進んだ後、デクスター・ファウラーの内野ゴロの間に生還して同点に追い付いた。その後は両軍のリリーフ陣が得点を許さず、試合は延長戦に突入。そして延長11回表、カブスは二死三塁からテイラー・デービスがタイムリー二塁打を放って勝ち越しに成功した。

     ワイルドカード獲得の望みを繋ぐために1点が欲しいカージナルスだったが、11回裏、ファウラーが空振り三振、ホゼ・マルティネスがセンターフライに倒れて2アウト。新人デヨングの大飛球は同点弾かと思われたが、センターのマーティンが好捕して試合終了となった。なお、カブス5番手の曾仁和(ツェン・ジェンホ)が3回無失点と好投し、メジャー2登板目にして記念すべき初勝利をマークしている。

     カブス相手の19試合で5勝14敗に終わり、その差がそのまま順位に表れてしまった今季のカージナルス。呉昇桓(オ・スンファン)の不調でクローザーを固定できず、主力打者にも誤算が相次ぎ、なかなか安定した戦いができない中で健闘したと言えるのかもしれないが、王者・カブスには届かなかった。デヨングを筆頭に新たな戦力の台頭はあったものの、課題が山積したシーズンだったことは間違いない。マイク・マシーニー政権となってから初の消化試合となる残り3試合。どのような戦いを見せてくれるのだろうか。


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  • 【戦評】レッドソックス大敗 地区優勝は明日以降に持ち越し

    2017.9.29 12:19 Friday

     日本時間9月29日のアストロズ戦に勝利し、ヤンキースがレイズに敗れれば地区優勝が決まるという状況だったレッドソックスだが、投手陣がアストロズ打線に猛攻を浴びて大敗。ヤンキースがレイズに敗れたためマジックは1つ減って1となったが、地区優勝決定は明日以降に持ち越しとなった。

     9月に入って先発ローテーションの中で最も安定した投球を見せていたエドゥアルド・ロドリゲスだったが、この日は大乱調。初回、先頭のジョージ・スプリンガーに四球を与え、一死後、ホゼ・アルトゥーベとカルロス・コレアに連打を浴びて一死満塁。エバン・ギャティスは見逃し三振に抑えたものの、マーウィン・ゴンザレスに走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、いきなり3点を先制された。2回表には二死からスプリンガーにヒットを打たれ、アレックス・ブレグマンの18号ツーランで2失点。アルトゥーベに二塁打を浴び、コレアに四球を与えたところで降板となった。

     2回裏に2点を返して3点差に詰め寄ったレッドソックスだったが、アストロズ打線の猛攻はその後も止まらず、4回表には2番手のブレイン・ボイヤーが3本のタイムリーを浴びて4失点。6回表には4番手のオースティン・マドックスがブライアン・マッキャンに17号ソロ、7回表には5番手のマット・バーンズがコレアに24号ツーランを浴び、大量12失点となった。

     意地を見せたい打線だったが、3回以降はわずか2安打に封じられて完敗。地区シリーズでの対戦が濃厚となっているアストロズ相手に投打とも圧倒された。レッドソックスはこれでドリュー・ポメランツ、クリス・セール、リック・ポーセロ、ロドリゲスと先発投手が4試合連続で5失点。先発投手の乱調により苦しい展開になる試合が続いており、ポストシーズンに向けて暗雲が立ち込めている。勝てば地区優勝という明日の試合で先発するのはポストシーズンの先発ローテーション当落線上にいるダグ・フィスター。不安を払拭する好投に期待したい。


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  • ハーパー レギュラーシーズン残り試合欠場か

    2017.9.29 12:01 Friday

     地区優勝を果たしたナショナルズは日本時間10月7日から始まるカブスとのディビジョンシリーズに向けてレギュラーシーズンを良い形で締めくくりたいところだ。先日、左膝を故障していたブライス・ハーパーが戦線復帰を果たしチームに心強い味方が帰ってきた。それでもチームはレギュラーシーズンの残り試合でハーパーを出場させない可能性がある。

     日本時間9月27日のフィリーズ戦から復帰したハーパーは復帰戦こそ2打数無安打だったものの、翌日の同対戦では4打数1安打と復帰後初安打を記録した。だが、本日から始まったパイレーツ戦でのスタメンに彼の名前はなかった。ダスティ・ベイカー監督によると「心配しないでほしい」とハーパー自身に大きな事態がないことをを強調した。今回はポストシーズンでの戦いを見据えての戦力バランスを整えるためではなく、ハーパー自身に無理をさせないためだという。

     チームが故障から復帰したばかりのハーパーを慎重に起用している。復帰戦となったフィリーズ戦では5回裏に四球で出塁したところで途中交代、その翌日は6回裏の第4打席を終えたところで7回表の守備からアレハンドロ・デアザに交代している。ベイカー監督はハーパーが出場した直近試合を振り返って「2試合とも良いスイングをしていた」と高評価をしていた。

     チームとしては出場試合6打数1安打だったハーパーの打撃結果は特に気にしていないという。離脱前は106試合に出場して打率.326 29本塁打 87打点と打線をけん引してきただけにポストシーズンでは万全な状態のハーパーが必要だ。


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  • 今季限りで現役引退の井口がシカゴで会見&始球式

    2017.9.29 11:30 Friday

     先日、千葉ロッテでの華々しい引退試合を終え、メジャーリーグでの4シーズンを含む21年間の現役生活にピリオドを打った井口資仁。2005年の世界一メンバーとしてホワイトソックスファンから愛される男が、本拠地ギャランティードレイト・フィールドでの始球式に登場した。

     日本時間9月29日、井口はギャランティードレイト・フィールドのカンファレンス&ラーニング・センターで記者会見を行い、現役生活は終えたものの、野球との関わりは終わっていないことを明言。「将来、メジャーリーグのユニフォームを着たいと思っています。監督またはコーチとしてユニフォームを着たいです」と通訳を介して宣言した。

     井口は2015年にワールドシリーズ制覇時のメンバーが10年ぶりに再集結した際にシカゴを訪れた。井口によると、そのときに球団オーナーのジェリー・ラインズドーフと何らかの役職でホワイトソックスに戻ってくることについて話をしたそうだ。

     日本時間9月29日のエンゼルス戦の試合開始前には井口の活躍を称えるトリビュート・ビデオが球場内で放映された。その中では球団副社長のケン・ウィリアムス、世界一当時の監督であるオジー・ギーエン、そして当時のチームメイトであるポール・コナーコとジェフ・ブラムが井口のキャリアについて語っていた。そして、井口は試合開始前に始球式を行い、地元ファンからの歓迎を受けた。

     「(ワールドシリーズ制覇は)僕の夢でした。そして、それは叶ったんです」と2005年のワールドシリーズ制覇を振り返った井口。「2005年の世界一とホワイトソックスでの日々はとても良い思い出です。素晴らしいものでした。プロ野球選手として21年間プレイしましたが、このチームのことはよく覚えています」

     来季の千葉ロッテ監督就任が濃厚とされている井口だが、メジャーリーグの監督またはコーチとしてユニフォームを着る日がやってくることを楽しみに待ちたい。


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  • レンジャーズが先発左腕・ペレスの来季オプションを行使

    2017.9.29 11:02 Friday

     ポストシーズン進出を逃し、来季に向けて動き始めているレンジャーズ。投手陣の立て直しが課題の一つとなっている中、球団は先発左腕のマーティン・ペレスに年俸600万ドルの来季オプションを行使する意思を伝えたようだ。

     レンジャーズは2013年11月にペレスと総額1250万ドルの4年契約(2014-2017)を結んだ。今季がその契約最終年となっていたが、来季以降3年間の契約は球団オプションとなっており、契約の選択権は球団にある。2018年は年俸600万ドルで契約するか、245万ドルを支払って契約を破棄するかの二択となっていたが、投手陣の人材が極めて不足しているというチーム事情もあり、球団はオプションを行使する方針を固めた。なお、2019年は年俸750万ドル(またはバイアウト75万ドル)、2020年は年俸900万ドル(またはバイアウト25万ドル)となっている。

     「僕は来年もここでプレイしたい。できることなら向こう3年間はここでプレイしたいんだ」とレンジャーズへの愛着を語ったペレス。今季は31試合に先発して自己最多の12勝(12敗)をマークし、防御率4.83、113奪三振という成績を残している。直近の10先発では7勝2敗、防御率3.63と安定。「僕のキャリアはここで始まったんだ。そして、ここでキャリアを終えたいとも思っているよ」と語るペレスが来季も先発ローテーションの一角を担うことは間違いない。

     2015年にトミー・ジョン手術からの復帰を果たしたペレスは昨季33試合、今季31試合に先発。ここ2シーズンで計64試合以上に先発しているのはメジャー全体で10人だけである。ペレスは明日のアスレチックス戦で先発予定。規定投球回をクリアしたシーズンでは自身初となる勝ち越しを目指すことになる。「良い形でオフシーズンに入れるといいね。そして来季に向けての準備を始めようと思う」と語ったペレス。今季最終登板での好投に期待したい。


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  • タイガース・ロマイン 最終戦で9ポジション出場か

    2017.9.29 10:30 Friday

     今季も例年通りのユーティリティぶりを発揮し、昨季に続いて捕手を除く8ポジションでプレイしているアンドリュー・ロマイン(タイガース)。どうやら日本時間10月2日のシーズン最終戦でこのユーティリティ・プレイヤーに全9ポジションを守らせる計画があるようだ。

     日本時間9月28日にツインズのワイルドカード獲得が決定し、タイガースとツインズによるシーズン最後の3連戦はポストシーズン進出の動向と無関係になることが確定。ツインズの本拠地、ターゲット・フィールドでロマインが記録に名を残す可能性が高まっている。

     「わくわくしているよ。歴史の一部になれるんだからね。今までに4人しかやっていない記録だ。5人目になれるとしたら素晴らしいよね」とロマインはやる気十分。内外野の全ポジションを守れるロマインは今季の1試合を含め、通算3試合に登板。捕手のみが未経験のポジションとなっている。ヤンキースに所属する弟・オースティンから譲り受けたキャッチャーミットを使う日がようやく訪れることになりそうだ。

     メジャーリーグで1試合9ポジション出場が達成されたのは2000年のレギュラーシーズン最終戦で9ポジションを守ったシェーン・ホルター(当時タイガース)が最後。対戦相手はツインズ、球場は当時のツインズの本拠地メトロドームであり、今回と同じ対戦カード、同じ都市で記録が達成されたのだった。また、タイガースのブラッド・オースマス監督は当時タイガースに所属しており、この試合では「6番・捕手」で先発出場した後、7回にサード、8回にセカンド、8回途中からはファーストの守備に就いた。

     過去に1試合9ポジション出場を達成したのはバート・キャンパネリス(1965年9月8日)、セザー・トバー(1968年9月22日)、スコット・シェルドン(2000年9月6日)、そしてホルター(2000年10月1日)の4人。なお、大学球界では現ジャイアンツのバスター・ポージーがフロリダ州立大学時代の2008年に同記録を達成している。

     「捕手として出場すれば、僕は全ポジションを守ったことになるからね。捕手さえ終わればあとは普通の試合だよ。できれば初回に捕手を終わらせたいね。でも、そうすると多くの選手を移動させないといけないから、そうはならないだろうな」と捕手としての初出場に不安を覗かせたロマインだが、「監督の頭の中にはちゃんと計画があると思うよ」と4年間ともにプレイした指揮官への信頼を口にした。


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  • タイガースの最優秀マイナー選手が発表

    2017.9.28 15:20 Thursday

     メジャーリーグでは両リーグのMVPやタイトル獲得者を表彰しているが、マイナーリーグでも毎年チームごとに投手・野手部門に分けて最優秀選手を選出している。今回、タイガースが最優秀マイナー選手を発表し投手ではグレゴリー・ソト、野手ではクリスティン・スチュワートが選ばれた。

     投手部門で選ばれたソトはシングルAに所属する22歳の左腕投手。今季はフルシーズンAとアドバンスドAの2チームに所属し先発として23試合に登板して12勝2敗 防御率2.25の好成績を収めた。フルシーズンA在籍時は6月から9月まで6勝負けなし、96回を投げて116奪三振と高い能力をみせた。また、得点圏の被安打率も.186と低くチームのエースとして活躍した。ちなみにタイガース内での有望株ランキングでは13位に位置している。スカウティングレポートよると今季の与四球率は5.7と制球に課題があるようだ。

     一方で野手部門で選出されたスチュワートは2015年のドラフト1巡目(全体34番目)で入団した左打ちの外野手。チーム内の有望株ランキングでは7位であり彼の将来性に球団関係者から大きな期待をかけられている。彼の武器は打撃であり、今季は2Aに所属し136試合で打率.256 28本塁打 86打点と主砲として活躍した。スイングスピード速いことも武器ではあるものの、136試合で138三振の打撃の粗さやスカウトから守備面で課題があると評価されている。本人はシーズンを振り返り「6月から7月にかけては調子がよかった。さらに上のレベルに行くために基本に戻って練習を積み重ねていく」と話した。

     メジャーリーグのタイガースでは今季ジャスティン・バーランダーをはじめ、J.D.マルティネスなど主力選手を放出して再建モードに入った。また、来季からは監督も替わることが決定していることから体制が大きく変わることになる。よってソトとスチュワートの2人にもスプリングトレーニングやマイナーでの活躍次第では夢のメジャーに昇格できる可能性は十分にある。果たして2人は新生タイガースの新星になれるかどうか、彼らの今後の活躍に注目だ。


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  • 【戦評】いよいよマジック2 レッドソックス明日にも地区優勝

    2017.9.28 13:08 Thursday

     先発のリック・ポーセロが6回途中5失点と不安定なピッチングながら、3回までに9点を奪って逆転に成功したレッドソックスが10-7で逃げ切り。レギュラーシーズン4試合を残して地区優勝へのマジックナンバーを2とし、地区優勝目前となった。

     ポーセロが1回表にジャスティン・スモークにタイムリー二塁打、ホゼ・バティースタに23号ツーランを浴び、いきなり3失点。その裏、レッドソックスはハンリー・ラミレスのタイムリー二塁打で1点を返し、2回裏にはザンダー・ボガーツとダスティン・ペドロイアのタイムリーなどで3点を奪って逆転に成功した。

     しかし、ポーセロが踏ん張れず、3回表にケンドリズ・モラレスにタイムリーを浴びて同点。ところが、レッドソックス打線が奮起し、3回裏にラミレスの23号勝ち越しソロ、ラジェイ・デービスのタイムリー、ボガーツの10号スリーランで一挙5点をあげ、ブルージェイズを突き放した。

     10-5で迎えた9回表にブランドン・ワークマンがテオスカー・ヘルナンデスに8号ツーランを浴びて3点差に迫られたものの、ジョシュ・ドナルドソンを一塁ライナーに打ち取って試合終了。地区優勝へのマジックは1つ減って2となった。

     先発のポーセロは打線の大量援護をもらいながら2本塁打を浴びるなど6回途中5失点。ポストシーズンの先発4番手をダグ・フィスターと争う立場だが、この日のピッチングはジョン・ファレル監督の目にどのように映っただろうか。逆に2番手として登板したデービッド・プライスは1.1イニングをパーフェクトに抑える好投。7回表には三者連続三振と圧巻のピッチングを見せ、ポーセロとは対照的にポストシーズンに向けての明るい材料となった。

     レッドソックスは明日からアストロズとの4連戦。ヤンキースは明日、レイズ3連戦の最終戦を迎える。レッドソックスがアストロズに勝利し、ヤンキースがレイズに敗れれば、いよいよレッドソックスの2年連続地区優勝が決定する。


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  • 【戦評】7回一挙5得点で逆転勝ち カブス2年連続地区優勝

    2017.9.28 12:43 Thursday

     ナ・リーグ中部地区の「本命」と見られていたカブスが苦しみながらもレギュラーシーズン158試合目にしてゴールテープを切った。カブスが3年連続でポストシーズンに進出するのは1906~1908年以来109年ぶり。いよいよワールドシリーズ連覇に向けてのチャレンジが始まった。

     日本時間9月26日に地区優勝へのマジックを1としたものの、昨日はカブスが負け、ブリュワーズが勝ったため足踏み。今日の試合はカージナルスが2回裏にポール・デヨングのタイムリーで先制し、先発のマイケル・ワカがカブス打線を6回まで2安打、8三振に抑える好投。カブスは試合中盤まで劣勢を強いられた。

     しかし、7回表に打線が爆発。アンソニー・リゾーとベン・ゾブリストの連打で無死一、三塁のチャンスを作ると、アディソン・ラッセルに12号スリーランが飛び出して逆転に成功。さらにハビアー・バイエズとジェイソン・ヘイワードの連続二塁打で1点を追加してワカをノックアウトし、代わったマット・ボーマンから代打のトミー・ラステラがタイムリー二塁打を放ち、一挙5得点のビッグイニングとなった。

     7回裏からはペドロ・ストロップ、ヘクター・ロンドン、ブライアン・ダンシング、カール・エドワーズJr.と細かく繋ぎ、最後は4点リードながらクローザーのウェイド・デービスを投入して試合終了。レギュラーシーズン158試合目で地区優勝を決めた。

     充実の戦力を擁し、ワールドシリーズ制覇の有力候補と見なされながらも前半戦を借金2で終えるなど、予想外の苦戦となった今季。しかし、7月末のトレード期限を待たずしてホゼ・キンターナの獲得に動き、打線も復調するなど、後半戦に入って本来の姿を取り戻した。苦しみながらもブリュワーズ、カージナルスとの熾烈な争いを制して辿り着いた地区優勝。ジェッド・ホイヤーGMは「初めて本当の意味でペナントレースを制したんじゃないかな」と今季を振り返った。しかし、これはあくまでも通過点。ワールドシリーズ連覇へのチャレンジがいよいよ始まる。


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  • 【戦評】Dバックスが2点ビハインドを跳ね返し逆転サヨナラ

    2017.9.28 12:02 Thursday

     ワイルドカード・ゲームの本拠地開催をすでに決めているダイヤモンドバックスが日本時間9月28日のジャイアンツ戦で劇的な逆転サヨナラ勝ち。2点ビハインドで迎えた9回裏にJ.D.マルティネスの45号ソロなどで同点に追い付き、最後は一死満塁からデービッド・ペラルタが押し出し四球を選んで試合を決めた。

     ダイヤモンドバックスがブレイデン・シップリー、ジャイアンツがジェフ・サマージャの先発で始まったこの試合。ジャイアンツがパブロ・サンドバルの2本のタイムリー二塁打などで3回までに3点を先制し、5回裏にダイヤモンドバックスがジェイク・ラムの29号ソロで1点を返してジャイアンツが2点をリードしたまま最終回を迎えた。

     ジャイアンツはサム・ダイソンをマウンドへ送り込んだが、ダイヤモンドバックスは先頭打者のマルティネスが一発を放ち1点差。さらに2安打と敬遠四球で一死満塁のチャンスを作り、ジョン・ライアン・マーフィーのショートゴロが野選となって同点に追い付いた。そしてペラルタが四球を選んで試合終了。2点差をひっくり返して逆転サヨナラ勝ちを飾り、グラウンドには歓喜の輪が広がった。

     トーリ・ロブロ監督はジャイアンツ相手にサヨナラ勝ちを飾った開幕戦を思い出したという。「とても似ていたよね。最終回はあの試合と同じような感覚だったよ」。思えば、リーグ3位の勝率を誇るダイヤモンドバックスの快進撃はあの試合から始まったのだった。

     レギュラーシーズン3試合を残しているダイヤモンドバックスだが、本拠地開催のワイルドカード・ゲームを見据えてザック・グレインキーの登板予定を変更するなど、すでにポストシーズンに向けての準備を始めている。ホームで今季13勝1敗という抜群の相性の良さを誇るグレインキーで一戦必勝を期し、「左のエース」にして「ドジャース・キラー」でもあるロビー・レイでドジャースを迎え撃つ戦法だ。強力な左右の二枚看板を抱えるダイヤモンドバックスはポストシーズンで面白い存在になりそうだ。


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  • 【戦評】ロッキーズ打線爆発 ワイルドカード獲得へ前進

    2017.9.28 11:29 Thursday

     試合終盤にマーリンズの反撃に遭ったものの、ロッキーズが打線爆発で奪ったリードを守り抜いて逃げ切り。この試合が終了した時点でロッキーズのワイルドカード獲得に向けてのマジックナンバーは3となった(マジック対象チームのブリュワーズは現在試合中)。

     ワイルドカード獲得を目指すロッキーズは2回裏、イアン・デズモンドの7号スリーラン、チャーリー・ブラックモンのタイムリー、トレバー・ストーリーの2点タイムリーで一挙6点を先制し、マーリンズ先発のアダム・コンリーをノックアウト。3点差に詰め寄られた直後の4回裏にはストーリーの2点タイムリー二塁打とデズモンドのタイムリーで3点を奪って突き放し、6回裏にはカルロス・ゴンザレスの2点タイムリー二塁打、ライメル・タピアの2点タイムリー二塁打、ブラックモンのタイムリーで5点を追加した。

     投げては先発のジョン・グレイが6回3失点にまとめ、打線に大量援護にも恵まれて2年連続の2ケタ勝利となる10勝目(4敗)をマーク。「登板するときはこういうピッチングをしたいんだ。同僚やチームのために、いいピッチングができて良かったよ」とチームを勝利に導いた自身のピッチングに納得の様子だった。グレイはこれで13先発連続で3失点以下。これはウバルド・ヒメネス(現オリオールズ)の14先発連続に次ぐ球団史上2位の数字である。8月以降は7勝2敗、防御率2.44とエースと呼ぶにふさわしいピッチングを続けており、一戦必勝のワイルドカード・ゲームで先発することが確実視されている。

     ロッキーズはレギュラーシーズン残り3試合。ナ・リーグ最高勝率を確定させたドジャースとの3連戦を残すのみとなっている。ただし、ドジャースはアストロズやインディアンスとメジャー最高勝率を争っており、完全な消化試合というわけではない。ロッキーズとしては決して楽な戦いではないが、意地でも勝利をもぎ取り、8年ぶりのポストシーズン進出を確定させたいところだろう。


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