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  • 有望株・ロサリオが師匠・レイエスのメッツ復帰を希望

    2017.12.1 15:41 Friday

     メッツの有望株、アメッド・ロサリオ以上にホゼ・レイエスのメッツ復帰を望んでいる人間はいないだろう。ロサリオは今季、スプリング・トレーニングとメジャーに昇格した8月以降の大半をレイエスとともに過ごした。そして現在、フリーエージェントとなった「師匠」のメッツ復帰を誰よりも望んでいる。

     「もちろん、彼(=レイエス)がいてくれるなら大きなことだよ。僕にとってだけではなく、チーム全体にとって大きいと思う。彼はたくさんのエネルギーをもたらしてくれる男だからね」とロサリオはレイエスについて語る。ドミニカ共和国出身のロサリオは、レイエスに憧れて成長してきた。彼ら2人が初めて顔を合わせたのは、昨季レイエスが出場停止処分からの戦列復帰に向けてAA級で調整を進めていたときだ。今年のスプリング・トレーニングでも長い時間を共有し、ロサリオのメジャー昇格以降も多くの時間をともに過ごした。

     しかし、来季のメッツは球団有数の有望株であるロサリオを正遊撃手として起用する方針だ。アズドゥルバル・カブレラやマット・レイノルズなど、ほかにも遊撃を守ることのできる内野手はおり、必ずしもレイエスを呼び戻す必要はない。ただし、レイエスはメッツでキャリアを終えたいという希望を持っており、メッツが契約してくれるのであれば年俸の引き下げに応じる可能性は高い。レイエスは遊撃のほかに二塁や三塁を守ることができ、今季は外野守備にも挑戦。15本塁打、24盗塁を記録するなどパンチ力とスピードにも顕著な衰えは見られず、ユーティリティ・プレイヤーとして呼び戻すことを検討する価値はあるだろう。

     一方、ロサリオもレイエスのことばかりを気にしている場合ではない。今季メジャーでは46試合に出場して打率.248、4本塁打、7盗塁、OPS.665をマークしたが、170打席で選んだ四球は3つだけ。「調整が必要だ。おそらくこれがメジャーに昇格した際に最も大変なことなんだろうね」とロサリオも自身の課題を把握しており、来季の活躍に向けて重要なオフシーズンを過ごすことになりそうだ。


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      10月10日 2017年メッツ名場面集

  • レッドソックス ユーキリスら5人の球団殿堂入りが決定

    2017.12.1 14:53 Friday

     日本時間12月1日、レッドソックスはデレク・ロウ、ケビン・ユーキリス、マイク・ローウェル、バック・フリーマン、アル・グリーンの5名が球団殿堂入りを果たしたことを発表した。ロウは2004年、ユーキリスとローウェルは2007年のワールドシリーズ制覇時に主力選手として活躍した。

     「とても光栄だし、とても恐縮だし、ちょっと驚いているよ」と語ったのはユーキリス。チームが「バンビーノの呪い」を解き、86年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げた2004年にメジャーデビューを果たし、2007年は打率.288、16本塁打、83打点、OPS.843をマークしたようにすでに主力選手へと成長していた。2008年からは3年連続で打率.300、OPS.950をクリアするなど打線の軸として活躍。レッドソックスでプレイした9シーズンで打率.287、133本塁打、564打点、OPS.875をマークした。ユーキリスは「まだ信じられないよ」と驚きを隠せない様子ながらも、球団殿堂入りの喜びを噛み締めていた。

     シンカーを武器に活躍したロウは、1997年7月末にヒースクリフ・スローカムとのトレードでジェイソン・バリテックとともにレッドソックスへやってきた。将来の主力投手と正捕手を同時に獲得したこのトレードは、球団史上最高のトレードの一つに数えられている。リリーバーとして頭角を現し、2000年には42セーブで最多セーブのタイトルを獲得したが、2002年に先発転向。いきなり21勝を挙げ、ドジャースを経てブレーブスでプレイした2010年まで9年連続で2ケタ勝利を記録。2002年4月には本拠地フェンウェイ・パークでノーヒッターを達成した。レッドソックスで過ごした8シーズンの通算成績は384試合(うち111先発)で70勝55敗85セーブ、防御率3.72となっている。

     強打の三塁手として活躍したローウェルは、2005年オフにハンリー・ラミレスらとの3対4のトレードでジョシュ・ベケットらとともにレッドソックスに加入。これを機にユーキリスは三塁から一塁へ本格コンバートされることになった。レッドソックス2年目の2007年は打率.324、21本塁打、120打点、OPS.879という素晴らしい成績を残し、ワールドシリーズではMVPを受賞。地区シリーズやリーグ優勝決定シリーズでも好成績を残しており、間違いなく世界一の立役者の一人だった。レッドソックスでプレイした5シーズンで打率.290、80本塁打、374打点、OPS.814をマークしている。

     フリーマンは1890年代末から1900年代にかけて活躍した好打の外野手。1903年に本塁打王、1902年と1903年に打点王に輝くなど、レッドソックスでプレイした7シーズンで打率.286、48本塁打、504打点、OPS.781をマークした。グリーンは主にフェンウェイ・パークのインフォメーション・ブースで44年間にわたって活躍した球団職員であり、元選手以外では今回唯一の選出となった。


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  • ブレーブスがブラザーズとの年俸調停を回避して1年契約

    2017.12.1 12:36 Friday

     日本時間12月1日、ブレーブスは救援左腕のレックス・ブラザーズとの年俸調停を回避し、1年契約で合意に達した。ブラザーズは来季の球団オプションを破棄されたあと年俸調停対象選手となっていたが、今回の契約合意により来季もブレーブスの一員としてプレイすることになった。

     ロッキーズ時代の2012~2014年に3年連続で72試合以上に登板した実績を誇るブラザーズだが、故障の影響もあり、2015年に17試合に登板したのを最後にメジャーの舞台から姿を消していた。今年4月にブレーブスとマイナー契約を結び、6月下旬に2年ぶりのメジャー復帰。27試合に登板して4勝3敗、防御率7.23に終わったものの、23回2/3で33三振を奪うなど実力の片鱗は示した。奪三振率12.55は20試合以上に登板した投手のなかではチームトップの数字であり、25回以下で30三振以上を奪ったのは両リーグのリリーバーでただ一人。また、左打者を打率.216に抑えており、こうしたパフォーマンスが評価されて契約合意に至ったのだろう。

     ブラザーズの全盛期はロッキーズ時代の2013年。この年は72試合に登板して12ホールド、防御率1.74の好成績を残しただけでなく、チーム事情により後半戦からはクローザーに抜擢され、19セーブをマークした。通算ではロッキーズで5シーズン、ブレーブスで1シーズンを過ごし、313試合に登板して20勝14敗20セーブ63ホールド、防御率3.76、奪三振率10.52をマークしている。

     ブレーブスはブラザーズのほかにマイク・フォルティネビッチ、アローディス・ビスカイーノ、ダン・ウィンクラー、サム・フリーマン、マット・アダムス、ジェイス・ピーターソン、ダニー・サンタナの7人が年俸調停権を持っている。特にアダムスはフレディ・フリーマンの存在によりポジションがないため、ブレーブスがトレードでの放出に向けて動いているとの報道がある。ノンテンダーの期限は明日に迫っており、ブレーブスの決断に注目が集まる。


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  • エンゼルスが通算176セーブのジム・ジョンソンを獲得

    2017.12.1 12:09 Friday

     日本時間12月1日、エンゼルスは若手左腕のジャスティン・ケリーをブレーブスへ放出し、通算176セーブの実績を誇るジム・ジョンソンとインターナショナル・ボーナスプール121万ドルを獲得。エンゼルスのインターナショナル・ボーナスプール残高はメジャーで8番目となった。

     エンゼルスは今オフ、ブルペンからヒューストン・ストリート、バド・ノリス、アンドリュー・ベイリー、ジェシー・チャベス、フェルナンド・サラス、ユスメイロ・ペティートらがフリーエージェントとなり、リリーバーの補強を必要としていた(ペティートは昨日アスレチックスと2年契約)。今季は22セーブを挙げながらも防御率5.56に終わったジョンソンだが、オリオールズ時代の2012年と2013年に2年連続で50セーブ以上をマークするなど実績は十分。現在34歳とベテランの域に突入しているが、3年連続60試合以上、7年連続50試合以上に登板しているタフさも売りで、エンゼルスにとって貴重な戦力となりそうだ。エンゼルスのブルペンにはブレイク・パーカーやキャム・ベドロージアンがおり、ジョンソンは彼らとクローザーの座を争うことになるだろう。

     ブレーブスへ移籍したケリーは24歳の左腕。2016年のドラフトでエンゼルスから33巡目(全体996位)指名を受けて入団し、今季はルーキー級からスタートして最終的にAAA級まで駆け上がった。ルーキー級、A級、A+級、AA級、AAA級の5階級で合計25試合(うち6先発)に登板し、6勝4敗2セーブ、防御率3.53をマーク。プロ1年目の2016年にルーキー級で防御率6.44に終わったことを考えると、まさに急成長の1年だった。なお、MLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングではトップ30圏内にランクインしていない。

     また、ブレーブスはこのトレードでインターナショナル・ボーナスプールの残高121万ドルを全額エンゼルスへ譲渡。これによりエンゼルスのインターナショナル・ボーナスプール残高は131万5000ドルとなり、レンジャーズ、ヤンキース、ツインズなどに次いでメジャー全体で8番目の金額となっている。


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  • Dバックスが2015年のセーブ王・ボックスバーガーを獲得

    2017.12.1 11:26 Friday

     日本時間12月1日、ダイヤモンドバックスとレイズの間で1対1の交換トレードが成立し、ダイヤモンドバックスは2015年に41セーブをマークしてセーブ王に輝いたブラッド・ボックスバーガーを獲得。ブルペンの補強に成功した。

     ボックスバーガーはジェシー・ハーンらとの5対2のトレードでローガン・フォーサイス、マット・アンドリースらとともにレイズへ移籍した2014年に63試合に登板して19ホールド、防御率2.37の好成績を残し、翌2015年はクローザーに昇格。10敗を喫し、防御率3.71と安定感を欠くシーンも多かったが、リーグ最多の41セーブをマークした。しかし、それ以降は故障に苦しむシーズンが続いており、昨季は27試合、今季は30試合の登板のみ。アレックス・コロメイがクローザーとして台頭したこともあり、2年連続で0セーブに終わっている。

     ボックスバーガーとのトレードでレイズへ移籍するのは22歳右腕のカーティス・テイラー。2016年のドラフトでダイヤモンドバックスから4巡目(全体119位)指名を受けて入団し、今季はA級でプレイした。右肩の故障により7月中旬でシーズン終了となってしまったが、それまでに13先発で3勝4敗、防御率3.32をマーク。62回1/3を投げて68三振を奪うなど、将来に期待を抱かせるパフォーマンスを見せた。MLB公式サイトによる球団別プロスペクト・ランキングではダイヤモンドバックスの14位にランクインしていたが、移籍を反映した最新のランキングではレイズの26位にランクイン。時速90マイル台中盤~後半の速球とスライダーのコンビネーションに威力があり、リリーフ転向を勧める声もある。

     レイズは今回のトレードがコロメイのトレード交渉に影響を与えることはないと断言しており、今後もカージナルスなど数球団との交渉を継続する方針だ。一方、ダイヤモンドバックスはクローザーのフェルナンド・ロドニーがフリーエージェントとなっているほか、セットアッパーのアーチー・ブラッドリーが先発再転向を希望しているという状況もあり、ボックスバーガーにかかる期待は大きい。


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  • クルーズが「エドガー・マルティネス賞」を初受賞

    2017.12.1 11:00 Friday

     日本時間12月1日、メジャーリーグ機構は今季の「エドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者賞)」の受賞者を発表し、打率.288、39本塁打、119打点、OPS.924の好成績でア・リーグ打点王に輝いたネルソン・クルーズ(マリナーズ)が選出された。

     「エドガー・マルティネス賞」はそのシーズンで最も優れたパフォーマンスを見せた指名打者に贈られる賞であり、1973年に「最優秀指名打者賞」として設立された。現在マリナーズで打撃コーチを務めているエドガー・マルティネスは同賞を5度受賞し、「史上最高の指名打者」と呼ばれるようになったが、マルティネスの現役ラストイヤーとなった2004年にマルティネスの功績を称えて同賞を「エドガー・マルティネス賞」と改称することが発表された。マルティネスの引退時点ではマルティネスが最多受賞者だったが、現在は昨オフ引退したデービッド・オルティスが8度で最多受賞者となっている。

     クルーズは今季39本塁打のうち、指名打者として38本塁打を記録。これは2000年にマルティネスが記録した37本塁打を上回り、指名打者としての球団新記録となった。マリナーズの選手が同賞を受賞するのは1979年のウィリー・ホートン、1995年、1997~1998年、2000~2001年と計5度にわたって受賞したマルティネスに次いでクルーズが3人目。球団合計7度の受賞はレッドソックスの11度に次いで2番目に多い。

     マルティネスは「ネルソン(・クルーズ)は本当にエドガー・マルティネス賞に相応しいよ。彼の存在はクラブハウスにおいてもラインナップにおいても我々に安心感を与えてくれるし、チームメイトに好影響を与えていることを身をもって感じている。彼は静かに努力する男だけど、受賞するに相応しい賞を彼が受賞することができて我々は嬉しいよ」と語り、自身の名前が冠された賞を教え子が受賞したことを喜んでいた。


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  • やる気十分のベルトランがヤンキース新監督本命に浮上か

    2017.11.30 18:42 Thursday

     日本時間11月30日、今季限りで現役を引退したばかりのカルロス・ベルトランが6人目の候補者としてヤンキース新監督の面接を受けた。「良い面接だった」と手応えを感じた様子のベルトランを新監督の最有力候補と見る向きもある。

     ベルトランはヤンキースの一員として過ごした2年半、自身のことをコーチ補佐的な存在として見ていた。自身の経験や知識が若手選手たちに良い影響を与えることを期待し、経験や知識を若手選手たちへ伝える責任を感じていた。ヤンキースは新監督に選手とのコミュニケーション能力や関係性を築く能力を求めている。ヤンキース時代の若手選手たちとの接し方を見ると、ベルトランは球団が求めている能力を持ち合わせており、非常に興味深い候補者であると言えるだろう。

     ベルトランは面接後、「最初はちょっと圧倒されていたよ。情報量がかなり多かったからね。僕たちが話し合った最も大切なことは、監督になるという機会を得ることについてと、伝統ある球団を率いることについてかな。モチベーションが上がったよ」と語り、新監督就任に意欲を見せた。ベルトランはロブ・トムソン、エリック・ウェッジらに続く6人目の候補者である。ベルトラン以降にも新たに面接を受ける候補者が現れる可能性があり、ヤンキースは新監督決定の期限を設けていない。

     監督経験がない点がベルトランの弱みとなるが、ベルトランはヤンキースやアストロズでベテラン選手としての役割をこなしてきたことがプラスに働くと考えている。そして、その経験は監督業に生かされると確信しているようだ。「戦略や、どのようにすればより良いチームを作れるかということについても話をしたよ。ヤンキースがチーム編成に関して素晴らしい仕事をしていることは間違いないし、マイナーには有望な若手選手がたくさんいる。ヤンキースの将来は明るい。とても楽しみだよ」とベルトランはすでにやる気十分だ。

     ベルトランは監督経験がない点については、経験豊富なベンチコーチを置くことで解決できると考えている。ワールドシリーズ制覇を成し遂げたアストロズのA.J.ヒンチ監督のもとで1年間を過ごしたことも、ベルトランに自信をもたらしているようだ。現役を引退したばかりのベルトランが伝統球団の監督の座を射止めるという展開も十分に有り得そうだ。


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  • ナショナルズ・リゾーGMはハーパーの引き留めに自信

    2017.11.30 17:37 Thursday

     来季終了後にフリーエージェントとなるブライス・ハーパー(ナショナルズ)がどのような契約を手にするかということは球界における最大の注目ポイントの一つとなっている。ハーパーのようなスーパースターがハーパーほどの若さでフリーエージェント市場に出ることはめったにないからだ。しかし、ナショナルズのマイク・リゾーGMはハーパーとの契約延長、あるいは再契約に自信を見せている。

     「我々にはどのチームよりもハーパーと長期契約を交わすチャンスがある、と私は思っているよ。彼は球団を象徴するような選手だし、デレク・ジーターのようにキャリアを一つの球団で過ごすことを望んでいる。彼はここに残りたがっている、と私は思っているんだ。我々も彼には残ってほしい。彼にはここで歴史を作るチャンスがあると思うからね」とリゾーGM。2016年5月、ナショナルズはシーズン終了後にフリーエージェントとなる予定だったスティーブン・ストラスバーグと7年契約を結び、球界を騒然とさせた。スコット・ボラスが代理人を務めているということもあり、フリーエージェント市場に出ることなく契約延長に応じるとは思われていなかったからだ。しかし、ナショナルズはそれを実現させたのだった。

     ボラスは今オフ、ナショナルズとハーパーの間で契約延長に関する交渉が行われていないことを明言している。しかし、ハーパーはオールスター・ブレイクの時期に、ニューヨークのような騒がしく熱狂的な街よりもワシントンが好きであると発言。また、ジーターやカル・リプケンJr.のようにキャリアを一つの球団で過ごしたいという願望を持っていることも明らかになっている。そうしたハーパーの願望が、ナショナルズにとって大きなアドバンテージとなるかもしれない。

     リゾーは「ブライス(・ハーパー)と私はとても密接な関係にあるし、ブライスの代理人とも良好な関係を築くことができている。ブライスはワシントンでスカウトされ、ドラフトされ、契約し、成長してきたんだ。彼はこの街を愛し、この街のファンを愛していると思うよ」と、まるでハーパーがナショナルズに残留することを確信しているかのように話していた。


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  • 出場機会減のグランダル ドジャースが放出を検討か

    2017.11.30 16:27 Thursday

     日本時間11月30日、MLB.comのジョン・ポール・モロシは「ライバル球団によると、ドジャースは捕手のヤスマニ・グランダルをトレードすることに前向きである。グランダルは年俸調停の最終年に突入する」とツイート。ドジャースは正捕手の座を失ったグランダルを放出することを検討しているようだ。

     グランダルは2014年オフにマット・ケンプらとのトレードでパドレスからドジャースに加入。2015年から3年連続で115試合以上に出場し、いずれの年も正捕手としてチームの地区優勝に貢献した。今季は自己最多の129試合に出場し、打率.247、22本塁打、58打点、OPS.767をマーク。しかし、ポストシーズンでは出場機会が激減し、2番手捕手のオースティン・バーンズがチームの15試合のうち13試合で先発マスクを被った。

     来季も引き続きバーンズが正捕手格で起用される可能性が高く、年俸調停3年目を迎え、年俸が770万ドル前後まで上昇すると予想されるグランダルは控え捕手としては値が張りすぎる。ノンテンダーとなる可能性もゼロではないが、一旦契約をテンダー(提示)したあと、正捕手を欲している球団へのトレードを模索する可能性が高いと見られている。

     ただし、今オフは捕手の需要はあまり大きくない。MLB.comのマニー・ランダワはグランダル獲得を検討するであろう数少ない球団の一つとしてアスレチックスを挙げている。アスレチックスの現時点での正捕手候補はブルース・マックスウェル、ジョシュ・フェグリー、ダスティン・ガーノウの3人。マックスウェルはグラウンド外でトラブルを起こしており、フェグリーとガーノウは今季、平均以下の成績しか残せていない。グランダルを獲得できれば大幅な戦力アップが期待できる。

     また、ロッキーズも正捕手を探している球団の一つである。ただし、ジェフ・ブリディッチGMはフリーエージェントとなったジョナサン・ルクロイとの再契約を目指していることを明らかにしており、また、ドジャースが同地区のロッキーズに正捕手をトレードすることも考えにくい。ロッキーズがグランダルを獲得する可能性は極めて低いと言っていいだろう。

     今オフのフリーエージェント市場における有力捕手はルクロイ、アレックス・アビラ、ウェリントン・カスティーヨといった面々。彼らとともにグランダルも注目株となりそうだ。


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  • レッドソックスがアブレイユ獲得に向けて交渉開始か

    2017.11.30 15:25 Thursday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ホワイトソックスはホゼ・アブレイユのトレードについて数球団と交渉を行っているようだ。また、ヘイマンはホワイトソックスと交渉を行っている球団の一つがレッドソックスであると伝えている。

     2013年オフにアブレイユがインターナショナルFAとしてホワイトソックスと契約した際、レッドソックスはブリュワーズ、アストロズとともに最終候補4球団の一つだった。レッドソックスとしては4年ぶりにアブレイユ争奪戦に挑むことになる。

     アブレイユはメジャー1年目の2014年、打率.317、36本塁打、107打点、OPS.964の大活躍で新人王を受賞。今季は打率.304、33本塁打、102打点、OPS.906とデビューイヤー以来の好成績を残し、史上3人目となる「メジャーデビューから4年連続25本塁打&100打点」を達成した。アブレイユは入団時に結んだ6年6800万ドルの契約を昨オフ破棄しており、今オフが年俸調停2年目。今季の年俸は1082万5000ドルだったが、来季は1790万ドル前後まで上昇すると予想されている。来季も例年通りの好成績を残すようであれば、フリーエージェント前のラストイヤーとなる2019年の年俸は2000万ドルを超えるかもしれない。

     今オフのレッドソックスは打線の核となる強打者の獲得を目指しており、一塁または指名打者が補強ポイントとなっている。四番を任せられる一塁手であるアブレイユは補強ポイントにピッタリ合致する存在であり、獲得に成功すればこの上なく大きな補強となるだろう。

     レッドソックスはカルロス・サンタナ、ローガン・モリソンの代理人と話し合いの場を設けたことが報じられており、また、今オフのフリーエージェント市場におけるベストの一塁手であるエリック・ホズマーの獲得に乗り出す可能性もある。しかし、打撃力という面だけを見れば、アブレイユがベストの選択肢であることは間違いない。4年越しのアブレイユ獲得により、ようやくデービッド・オルティスの穴が埋まるかもしれない。


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  • アスレチックスが便利屋右腕・ペティートと2年契約

    2017.11.30 14:22 Thursday

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、アスレチックスがエンゼルスからフリーエージェントとなっていたユスメイロ・ペティートと2年1000万ドルで契約合意に至ったようだ。この契約には2020年の球団オプションが付いており、身体検査を経て正式に発表される見込みとなっている。

     ローゼンタールの情報によると、2018年の年俸が350万ドル、2019年の年俸が550万ドルであり、2020年の契約は年俸550万ドルの球団オプションあるいはバイアウト100万ドル。2年間で1000万ドルが保証される契約となっている。

     先週33歳の誕生日を迎えたばかりのペティットは今季、自己ベストのシーズンを過ごし、自己最多の60試合(うち1先発)に登板して5勝2敗4セーブ15ホールド、防御率2.76をマーク。91回1/3を投げて101三振を奪った一方で与四球は18個のみと抜群の安定感を披露し、防御率2点台は自身初だった。

     エンゼルスに加入する前はマーリンズで1年、ダイヤモンドバックスで3年、ジャイアンツで4年、ナショナルズで1年プレイしており、ジャイアンツ時代の2014年にはワールドシリーズ制覇も経験。この年には46打者連続アウトのメジャー新記録も樹立している。通算257登板のうち59試合で先発しているように先発が務まるレベルのスタミナを誇り、ロングリリーフを任せることもできる頼もしい右腕である。

     アスレチックスは今オフ、若手投手を多く抱える先発ローテーションを助けることのできるリリーバーの獲得を目指していた。安定感に欠ける若手投手は試合序盤に崩れ、早期降板してしまうことも多々あるからである。イニング跨ぎの登板を苦にせず、ロングリリーフを任せることのできるペティートはまさにうってつけの存在と言えるだろう。なかなかフリーエージェント市場に動きがみられないなか、補強ポイントにピッタリ合致するリリーフ右腕を手に入れたアスレチックス。「さすがビリー・ビーン」といったところだろうか。


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  • ジャイアンツが「プランB」としてマカッチェン獲得を検討か

    2017.11.30 12:30 Thursday

     現地時間11月27日に待望の第一子(男児)が誕生したアンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)だが、どうやらジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の獲得を目指すジャイアンツがスタントン獲得に失敗した際の「プランB」としてマカッチェン獲得を検討しているようだ。

     スタントン争奪戦には8球団前後が参戦していると見られるが、現時点で正式な獲得オファーを出したと報じられているのはジャイアンツとカージナルスの2球団のみ。特にジャイアンツはオファーの具体的な内容まで明らかになっており、スタントン獲得への本気度がうかがえる。しかし、用意できる交換要員の質や量に関してはカージナルスに軍配が上がるため、スタントン獲得に失敗する可能性もある。そのための「プランB」として、ジャイアンツはマカッチェン獲得を視野に入れている。

     マカッチェンは今オフ、来季の契約オプションを行使され、年俸1475万ドルでパイレーツに残留することが決定した。しかし、契約は残り1年。パイレーツが来季のポストシーズン進出を目指さないようであれば、今オフ中に放出される可能性は十分にある。ただし、マカッチェンの後継者になると見られていたオースティン・メドウズがAAA級で故障と不振に苦しみ、メジャー昇格の準備が整っていない状況であり、パイレーツがどこまで積極的にマカッチェン放出に向けて動くかは不透明だ。

     今季のマカッチェンは昨季の不振を脱し、156試合に出場して打率.279、28本塁打、88打点、11盗塁、OPS.849をマーク。当初はライトへコンバートされる予定だったが、スターリング・マーテイが禁止薬物使用で出場停止処分を受けたため、結局は従来のポジションであるセンターに収まった。マカッチェンが加入すれば、ジャイアンツのセンターはディナード・スパンから大きなグレードアップとなる。

     パイレーツの立場から考えると、マカッチェンを来季終了までキープした場合、クオリファイング・オファーを提示することができる。その際に得られるドラフト指名権とマカッチェンのトレードで得られる対価を比較し、最終的な判断を下すことになるだろう。


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  • レイズがセーブ王・コロメイのトレードを複数球団と交渉中

    2017.11.30 11:59 Thursday

     MLB.comのジョン・ポール・モロシによると、レイズは今季両リーグ最多の47セーブを挙げたクローザー、アレックス・コロメイのトレードを模索しており、カージナルスを含む複数球団とトレード交渉を行っているようだ。

     カージナルスのコロメイに対する関心は、2週間前のGM会議のときから報じられていた。今季のカージナルスは呉昇桓(オ・スンファン)に昨季のような安定感がなく、シーズン途中でクローザー交代。しかし、新たにクローザーとなったトレバー・ローゼンタールが右肘を故障してトミー・ジョン手術を受けることになり、最終的にはタイラー・ライオンズがクローザーを務めていた。来季中の復帰が絶望的なローゼンタールは解雇され、呉と9月に獲得したフアン・ニカシオがフリーエージェントとなり、カージナルスは8回や9回を任せることのできるリリーバーの補強が急務となっている。セーブ王の獲得に関心を示しているのも当然と言えるだろう。

     もちろん、フリーエージェント市場にもウェイド・デービス、グレッグ・ホランド、ブランドン・モロー、ブランドン・キンツラーなどクローザー経験のある投手や、クローザー級の実力を持つ投手がおり、彼らもカージナルスの獲得候補リストに入っているはず。しかし、少なくともあと3年保有可能なコロメイはやはり魅力的な存在。今オフが年俸調停1年目であり、来季の年俸は550万ドル前後になることが予想されているコロメイだが、それでもフリーエージェント市場で一流クローザーと契約するよりはるかに「お買い得」であり、複数球団による争奪戦になるのも決して不思議ではない。

     今季のコロメイは自己最多の65試合に登板し、2勝3敗47セーブ、防御率3.24をマーク。奪三振率が昨季から急落(11.28→7.83)し、与四球率が悪化(2.38→3.11)するなどやや安定感を欠いたが、47セーブは両リーグ最多の数字だった。今季のセーブ王は来季どのユニフォームを着るのか。トレード交渉の行方に注目だ。


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  • アストロズがギャティス、ファイアーズの処遇を検討中

    2017.11.30 11:30 Thursday

     今季のワールドシリーズ王者であるアストロズは年俸調停権を持った選手を9人抱えている。これらの選手に契約をテンダー(提示)する期限が日本時間12月2日に迫っており、アストロズはエバン・ギャティスとマイク・ファイアーズの処遇について頭を悩ませているようだ。

     年俸調停権を持っているのはダラス・カイケル、コリン・マクヒュー、ブラッド・ピーコック、ケン・ジャイルズ、ランス・マカラーズJr.、ファイアーズ、ギャティス、ジョージ・スプリンガー、ジェイク・マリズニックの9人。このうち、ファイアーズとギャティスはノンテンダー候補に挙げられている。

     ファイアーズは今季29試合(うち28先発)に登板して8勝10敗、防御率5.22を記録。6~7月は防御率2点台と安定していたものの、8月以降は大きく調子を落とし、ポストシーズンのロースターに名を連ねることができなかった。今季の年俸は408万5000ドルであり、来季は600万ドル前後まで上昇すると見られているが、ファイアーズがアストロズに残留した場合、先発ローテーションから漏れる可能性が高い。そうなると600万ドル前後の年俸は割高であり、ノンテンダーとなる可能性が高そうだ。

     ギャティスは控え捕手兼指名打者として84試合に出場し、打率.263、12本塁打、55打点、OPS.767をマーク。2度の故障者リスト入りがあったため、自己最少の出場試合数に終わった。昨季は盗塁阻止率46.4%をマークしたが、今季は10.3%に急落。アストロズは捕手に関して守備面でのアップグレードを考えており、来季のギャティスの出場機会は指名打者に限定される可能性が高い。ギャティスの来季の年俸は700万ドル前後になることが予想されており、準レギュラーの指名打者にこれだけの金額を支払いたくないというアストロズの思惑は理解できる。

     ノンテンダーとなればそのままフリーエージェントとして流出してしまうため、アストロズはノンテンダー期限までに両選手のトレードを模索するはず。ノンテンダー期限まであと2日。大きな動きがあるかもしれない。


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  • 「日本人選手ゼロ」のレッズが大谷争奪戦に本格参戦へ

    2017.11.30 10:54 Thursday

     メジャーリーグ30球団のうち、日本人選手の在籍経験がない唯一の球団であるレッズが大谷翔平獲得に本格参戦だ。ディック・ウィリアムスGMは「我々は彼を獲得することに明確に興味を持っている。才能豊かな選手だからね」と語り、大谷獲得に乗り出すことを明らかにした。

     ウィリアムスは10月に札幌へ大谷の視察に訪れた各球団の編成担当者の一人であり、大谷のプレイを実際に目にして大谷獲得を検討するようになったという。レッズはメジャーリーグで唯一、日本人選手の在籍経験がない球団だが、シンシナティの街の素晴らしさも含め、大谷にレッズの魅力を最大限にアピールするつもりだ。

     「我々は大谷側が用意したプロセルをしっかりこなせるように努力するよ。なぜ我々が彼を欲しがっているか、なぜ彼が我々のチームにフィットするかをしっかり伝えるつもりだ」とウィリアムス。大谷に対してレッズの良さをアピールし、それが今後の日本人選手獲得に好影響を及ぼすことも期待しているようだ。

     レッズは昨年、インターナショナル・ボーナスプールの上限額を超過したため、今年は1人の選手に対して最大30万ドルの契約金しか提示できない。レンジャーズやヤンキースは300万ドルを超える契約金を用意できるため、金銭的な条件面では後れを取っているが、ウィリアムスはそれ以外の要素が大谷争奪戦の行方を左右すると考えている。「我々のアプローチは、なぜレッズに入団するのがベストなのかをしっかりアピールすることだ」とウィリアムスは語っている。

     ナ・リーグ所属のレッズに入団した場合、大谷は中5日で先発しながら、登板のない日に代打で出場するのが基本的な形になる。ア・リーグ球団の本拠地でインターリーグを戦う際に、指名打者として出場することも考えられる。また、場合によっては外野手として出場することもあるだろう。投手難に苦しむレッズだけに、エース級の素材を安価で手に入れられる機会を逃すわけにはいかないはずだ。大谷がレッズ史上初の日本人選手となるかもしれない。


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      10月11日 2017年レッズ名場面集

  • ウィンカーの台頭で混雑するレッズの外野

    2017.11.29 16:33 Wednesday

     8月以降の活躍によりレギュラー争いに名乗りを上げたジェシー・ウィンカー(レッズ)。しかし、外野の両翼には今季31本塁打のアダム・デュバルと同30本塁打のスコット・シェブラーがいる。レッズはどのように24歳の有望株の出場機会を確保するのだろうか。

     ウィンカーは今季47試合に出場し、打率.298、7本塁打、OPS.904の好成績をマーク。137打席で15四球を選び、出塁率も.375の高水準だった。4度目の昇格となった8月1日以降に限れば、打率.305、OPS.923とさらに数字は向上。来季はレギュラーとして、ある程度の出場機会を与えたいところである。

     しかし、ウィンカーのポジションである外野の両翼にはデュバル、シェブラーというスラッガーがいる。彼らが結果を残している以上、彼らの出場機会を大幅に減らしてしまうようなことはできない。ただし、デュバルとシェブラーはともに後半戦に成績を悪化させており、フルシーズンを通しての体力という点には不安が残る。また、デュバルは右打者、シェブラーとウィンカーは左打者であり、相手投手の左右によって使い分けることも可能だろう。

     基本的にはレフトにデュバル、ライトにシェブラーが入り、相手投手が右腕の場合や、デュバルとシェブラーのいずれかが休養を取る際にはウィンカーが入るという形が基本になる可能性が高い。ウィンカーは今季、左腕に対して打率.120(25打数3安打)に終わっており、出場機会を増やすためには左腕を攻略することが必要だ。

     また、センターのビリー・ハミルトンが休養を取る際にはシェブラーをセンターに置き、3人を同時に起用することも可能だ。デュバルは一塁や三塁を守ることもできるため、一塁のジョーイ・ボットーや三塁のエウヘニオ・スアレスが欠場する場合にも3人を同時に起用できるだろう。この3人を上手く併用し、それぞれの出場機会を120試合前後に抑えることができれば、デュバルやシェブラーの体力面での不安も解消されるはず。ウィンカーもいきなり完全なレギュラーとしてのプレッシャーを背負う必要がなく、一石二鳥にも三鳥にもなり得る起用法である。

     もちろん、ウィンカーを完全なレギュラーに据えるためにデュバルやシェブラーのトレードが検討される可能性もゼロではない。ディック・ウィリアムスGMが最終的にどのような決断を下すのか注目だ。


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      10月11日 2017年レッズ名場面集

  • 1年前とは大違いのナショナルズのブルペン事情

    2017.11.29 15:36 Wednesday

     昨オフのナショナルズはクローザーの獲得に失敗し、絶対的クローザーが不在という状況で今季の開幕を迎えざるを得なかった。しかし、今オフはすでにライアン・マドソンとショーン・ドゥーリトルがいる(ともに今季途中に獲得)。昨オフから一転、今オフのナショナルズにとってブルペンの整備は極めて易しい課題となっている。

     ナ・リーグ東部地区の首位を快走しながらもブルペンが崩壊状態に陥っていたナショナルズは、7月中旬にトレードでアスレチックスからマドソンとドゥーリトルを獲得した。ナショナルズ移籍後、マドソンはセットアッパーとして20試合に登板し、3勝0敗1セーブ、防御率1.37の好成績をマーク。ドゥーリトルはクローザーとして30試合に登板し、1勝0敗21セーブ、防御率2.40をマークし、セーブ失敗はわずか1度だけだった。

     そしてこの2人は来季も引き続き8回と9回を担当する。マイク・リゾーGMは「我々は昨年のオフと比べると、ブルペンについてはるかに安定したポジションにいる」と両投手への信頼を口にしている。セットアッパーとクローザーがすでに確立されており、あとはそれ以外の顔ぶれの整備を行うだけ。昨オフとは大違いの状況である。

     マドソンらと同時期に獲得したブランドン・キンツラーはシーズン終了後にフリーエージェントとなっており、7回を担当するセットアッパーは補強が必要だ。リゾーはキンツラーとの再契約も視野に入れているが、クローザーとしてキンツラー獲得を狙っている球団もあり、そうした球団を条件面で上回るのは難しいだろう。また、マット・アルバースとオリバー・ペレスの両輪もフリーエージェントとなっている。

     左腕としてはサミー・ソリス、エニー・ロメロ、マット・グレイスの3人が控えており、右腕の補強を優先することになりそうだ。ショーン・ケリーとコーダ・グローバーの両右腕はコンディション面に不安を抱えており、それ以外に40人枠に登録されている右腕はトレバー・ゴットとワンダー・スエーロだけ。計算できる救援右腕の補強は急務となっている。とはいえ、ブルペンの形はある程度できあがっており、あとは頭数を揃えるだけ。リゾーは安心してその他のポジションの補強に取り組めるはずだ。


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  • レッドソックス 来季の正一塁手は誰だ!?

    2017.11.29 14:28 Wednesday

     レッドソックスの今オフの課題は来季の正一塁手を見つけることである。幸いにも、トレード市場、フリーエージェント市場ともに一塁手の供給は多く、レッドソックスはチーム事情に応じて獲得する一塁手を選択できる状況にある。デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長は誰をチョイスするのだろうか。

     言うまでもなく、一塁は強打者が入ることの多いポジションであり、レッドソックスが長打力のある選手を求めている以上、メインターゲットは「長打力のある一塁手」ということになる。ただし、フリーエージェント市場でJ.D.マルティネスと契約したり、トレードでジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の獲得に成功したりすれば、少し事情は変わってくるだろう。

     今オフのフリーエージェント市場において最高の一塁手であるエリック・ホズマーが筆頭候補であることは間違いない。攻守ともに確かな実力を有しており、獲得できれば戦力アップは間違いなし。だが、マルティネスやスタントンの獲得に成功した場合には、ホズマーよりも安価なオプションを探すことになるだろう。

     ホズマー争奪戦に敗れたチームがプランBとして獲得を狙う可能性が高いのがカルロス・サンタナである。長打力と選球眼を兼ね備え、20本塁打、出塁率.360を確実に計算できる貴重な存在。頑丈さと堅守も持ち合わせており、ホズマーを差し置いて筆頭候補に躍り出てもおかしくない選手だ。また、トレードでホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)を狙う可能性もある。打率3割、30本塁打、100打点に近い成績を毎年のように期待できるだけに、打撃力だけを見れば今オフ獲得可能な一塁手で最高の選手かもしれない。

     また、肩の故障により今季の大半を指名打者として過ごしたハンリー・ラミレスを一塁に戻し、別の指名打者を獲得するというプランもある。一塁以外のポジションで強打者獲得に成功した場合には、今季の正一塁手であるミッチ・モアランドを呼び戻すのも一つの方法だろう。他にはローガン・モリソン、ヨンダー・アロンゾ、アダム・リンドといった選手たちが候補となるが、実績に乏しかったり、左投手を苦手にしていたりと、絶対的なレギュラーとして起用するにはやや物足りないのが難点だ。

     球団内のオプションとしては、ラミレスを一塁に置く以外に24歳のサム・トラビスを抜擢するという方法がある。今季はAAA級で82試合に出場して打率.270、6本塁打、OPS.726、メジャーでは33試合で打率.263、0本塁打、OPS.667をマーク。球団は昨オフ、モアランドを1年契約で獲得した時点では2018年からトラビスを正一塁手として起用することを考えていたようだが、トラビスの伸び悩みにより雲行きは怪しくなっている。現時点ではトラビスを抜擢するよりも外部から補強する可能性のほうが高い。

     ムーキー・ベッツ、ザンダー・ボガーツ、アンドリュー・ベニンテンディなど好打者は揃っているだけに、打線の核となる強打者を獲得できれば打線はグッと破壊力を増すはず。誰を正一塁手として打線の核に据えるのか。ドンブロウスキーの選択に注目だ。


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  • ヤンキースの新監督候補にベルトランが浮上

    2017.11.29 12:31 Wednesday

     アストロズの一員として自身初のワールドシリーズ制覇を経験し、現役引退を表明したカルロス・ベルトランがヤンキースの新監督候補に浮上した。ベルトランは6人目の候補者として、日本時間11月30日にヤンキー・スタジアムで面接を受ける予定となっている。

     ヤンキースは今季終了後にジョー・ジラルディを解任し、すでにロブ・トムソン、エリック・ウェッジ、ヘンスリー・ミューレン、アーロン・ブーン、クリス・ウッドワードの5人が新監督候補として面接を受けている。ジェリー・ヘアーストンJr.も面接を受けると見られているが、すでに面接を終えた5人に続く6人目となったのは現役を引退したばかりのベルトランだった。

     ベルトランは現役引退を発表した際に、将来的な監督業に興味を示していた。「長期間、様々なチームでプレイしたから、私はいろんなクラブハウスを見てきたし、選手たちに影響を与える様々な方法を目にしてきた。選手が成長するために、彼らのモチベーションをどのように上げていくのか。興味があるし、そのような機会を得られるといいね」

     ブライアン・キャッシュマンGMはジラルディを解任した理由について、クラブハウスにおけるコミュニケーション能力や選手との関係性を挙げていた。コミュニケーション能力に定評のあるベルトランであれば、そのあたりの課題は全く問題にならないだろう。

     ベルトランが若手選手の成長に寄与してきたことは球界でも広く知られている。ヤンキース時代には若手選手からの信頼を得て、グラウンドの内外で若手選手に好影響を与えていた。2016年のスプリング・トレーニングではロッカールームをアーロン・ジャッジの隣にすることをリクエスト。自身の経験を可能な限りジャッジに伝えようと努めていた。今季はアストロズで後輩選手にアドバイスを送り、ジョージ・スプリンガーがリーグ優勝決定シリーズの不振を脱してワールドシリーズでMVPに輝く活躍を見せたのも、ベルトランのアドバイスがあったからこそだと言われている。

     「彼が素晴らしいリーダーシップを有していることに疑いの余地はない」とキャッシュマンは言う。さらに、「彼はクラブハウスで周囲の人々を惹き付ける存在なんだ。選手だけでなく、監督やコーチ、フロント陣も彼を信頼していた」とベルトランの人間性を絶賛。「監督経験はないけど、私には情熱や知識があるし、選手とも上手くやっていけるはずだよ」と語るベルトランがヤンキースの新監督となる可能性は十分にありそうだ。


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  • ムスターカスがベストフィットするのはどのチームだ!?

    2017.11.29 11:50 Wednesday

     今オフのフリーエージェント市場において、マイク・ムスターカスはベストの三塁手である。9月に29歳になったばかりであり、年齢的にも問題なし。今季、ロイヤルズの球団記録を更新する38本塁打を放った強打の三塁手はどのチームと契約するのだろうか。

     ムスターカスがフィットするチームについて、MLB.comのマイク・ペトリエロが分析している。まずは絶対的な三塁手を擁する9球団。カブス(クリス・ブライアント)、ロッキーズ(ノーラン・アレナード)、ドジャース(ジャスティン・ターナー)、ナショナルズ(アンソニー・レンドン)、アストロズ(アレックス・ブレグマン)、オリオールズ(マニー・マチャド)、ブルージェイズ(ジョシュ・ドナルドソン)、レイズ(エバン・ロンゴリア)、レンジャーズ(エイドリアン・ベルトレイとジョーイ・ギャロ)の9球団についてはムスターカスが入り込む余地はない。また、マリナーズ(カイル・シーガー)、ダイヤモンドバックス(ジェイク・ラム)、レッズ(エウヘニオ・スアレス)、ブリュワーズ(トラビス・ショウ)の4球団も優秀な三塁手を抱えており、ムスターカス獲得に動く可能性はゼロに等しい。

     次に、有望な若手三塁手を抱えるアスレチックス(マット・チャップマン)、レッドソックス(ラファエル・ディバース)、ツインズ(ミゲル・サノー)の3球団もムスターカス獲得レースの圏外と言える。さらに、インディアンスにはホゼ・ラミレス、ジオバニー・アーシェラ、ヤンディ・ディアス、マーリンズにはマーティン・プラド、ブライアン・アンダーソンがおり、チーム事情によって正三塁手は流動的だが、ムスターカス獲得に動く可能性は極めて低い。再建中のホワイトソックス(ヨルマー・サンチェス)、タイガース(ジャイマー・キャンデラリオ)、パドレス(コリー・スパンジェンバーグ)の3球団も三塁にはレギュラー候補がおり、無理にムスターカスを獲得する必要はない。

     残りは9球団。マイケル・フランコの伸び悩みが続くフィリーズや、三塁手が人材不足のブレーブスはムスターカス獲得を検討する価値はありそうだ。ヤンキースも今オフだけを考えれば候補の一つだが、有望株のグレイバー・トーレスの昇格が控えており、来オフにはマチャドがフリーエージェント市場に出てくる可能性がある。積極的にムスターカス獲得に動く可能性は低いだろう。ロイヤルズはムスターカスとの再契約を目指しているが、エリック・ホズマーとの再契約が優先される可能性が高く、最有力候補とまでは言えない。

     そして残った5球団はジャイアンツ、パイレーツ、メッツ、カージナルス、エンゼルス。ジャイアンツとカージナルスはジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の動向次第だろう。パイレーツはデービッド・フリーズ、メッツはアズドゥルバル・カブレラを正三塁手として考えており、プラトーン要員を獲得することはあってもムスターカス獲得に動く可能性は低そうだ。ムスターカスがベストフィットする球団として、最終的にペトリエロが挙げたのはエンゼルス。球団はルイス・バルブエナとプラトーンを組む右打ちの三塁手を獲得する方針を明らかにしているが、傘下に有望な三塁手がいないことを考えると、ムスターカスを長期契約で獲得するのも決して悪い選択肢ではない。

     ペトリエロの分析をまとめると、ムスターカスの獲得候補となるのはエンゼルス、ロイヤルズ、ブレーブス、そしてスタントン獲得に失敗した場合のジャイアンツ、カージナルスといったところだろうか。30本塁打以上のシーズンは今季のみ、OPS.900超えのシーズンは一度もなしとインパクトに欠けるムスターカスだけに、新天地探しが長期化する可能性もありそうだ。


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