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  • ヤンキースがスタントン獲得を正式発表 背番号は「27」

    2017.12.12 10:38 Tuesday

     日本時間12月12日、ヤンキースはマーリンズからジャンカルロ・スタントンを獲得したことを正式に発表し、入団記者会見が行われた。背番号はマーリンズ時代と同じ「27」に決定。MVP受賞者が直後のオフにトレードされるのは2003年オフのアレックス・ロドリゲス(レンジャーズ→ヤンキース)以来のことである。

     「僕はここにいることができて、そしてヤンキースの一員になることができて嬉しいよ。僕の人生、僕のキャリアにおいて、この新たなチャプターは素晴らしいものになるだろう」とスタントン。「楽しく、新鮮で、ダイナミックなものになると思う。ただ、それと同時に、これは野球なんだ。良いときも悪いときもあるし、より大きなスケールでそれらに対処していかなくてはならないだろう。でも、マイアミでプレイしていたのと同じスポーツなんだ。スケールが大きく、より多くの注目が集まるという違いはあるけどね」と大都市・ニューヨークへの移籍について語った。

     スタントン争奪戦に積極的な姿勢を見せていたのはジャイアンツとカージナルスの2球団。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMはこの2球団が積極的に動いているのを目にし、スタントン獲得のチャンスはないと考えていたという。しかし、スタントンはこの2球団への移籍を拒否。勝てるチームでプレイすることを希望するスタントンがトレード拒否権を破棄する移籍先として挙げたのはアストロズ、カブス、ドジャース、ヤンキースの4球団だけだった。「彼らは勝者だからね。若くて強い。これからも長く優勝争いを続けるだろう。僕は長い間、負け続けてきた。その環境を大きく変えて勝者になりたかったんだ」とスタントンは移籍先をこの4球団だけに絞った理由を明らかにした。また、スタントンは2020年シーズン終了後にオプトアウトできる権利を持っているが、これを行使するつもりはないという。

     スタントン自身はライト以外のポジションを守ることに前向きな姿勢を示しているが、キャッシュマンによるとヤンキースはスタントンとアーロン・ジャッジをライトと指名打者で使い分ける方針だ。「スタントンは我々に得点をもたらしてくれるだろう。スタントン、ジャッジ、ゲーリー・サンチェス、グレッグ・バード、ディディ・グレゴリウスが同じ打線にいるなんて、ファンはワクワクするだろうね」とハル・スタインブレナー共同オーナーは新戦力の活躍に期待を寄せていた。


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  • エンゼルスの先発ローテーション&DH事情を探る

    2017.12.11 18:42 Monday

     1900年以降、投手・野手の両方で15試合以上に出場した選手はレイ・カルドウェル(1918年)、ベーブ・ルース(1918年、1919年)、ジョニー・クーニー(1924年)の3人しかいない。エンゼルスは大谷翔平をどのように起用していくのだろうか。ここではエンゼルスの先発ローテーション&DH事情を探ってみる。

     まずは先発ローテーションを見ていこう。大谷はおそらくギャレット・リチャーズとともに先発1&2番手を担うことになると思われる。ビリー・エプラーGMは大谷の日本プロ野球からメジャーリーグへの適応をスムーズにするために6人制ローテーションを導入することを示唆しており、週に1度、中6日で登板していた北海道日本ハム時代に近い登板間隔で先発のマウンドに立つことになりそうだ。リチャーズのほか、マット・シューメイカー、タイラー・スキャッグスら他の先発投手も故障が多く、コンディション面に不安を抱えているため、登板間隔が広がるだけでなく、おのずと1人あたりのシーズンを通しての投球イニング数が少なくなる6人制ローテーションの導入は先発投手陣全体にメリットをもたらすに違いない。

     次はDHについて見ていく。今季のエンゼルスはアルバート・プーホルスが142試合でDHを務め、その他はマイク・トラウトが6試合、ルイス・バルブエナが2試合、ジェフリー・マーテイとユネル・エスコバーが各1試合という顔ぶれだった。足の状態が良くないプーホルスがDHにほぼ固定される形となったが、ビリー・エプラーGMは大谷をDHとして起用するためにプーホルスに一塁を守らせる機会を増やす方針だ。「私はアルバート(・プーホルス)が一塁を守るのが好きだということを知っている。本来であれば過去2シーズンももっと一塁の守備に就くはずだったが、コンディションが整わなかったんだ」と語り、来季はプーホルスがより多くの試合で一塁の守備に就くことを期待している。大谷は登板と登板の間に2~3試合DHとして出場することになりそうだ。

     仮に6人制ローテーションで1年間ローテーションを守り、登板間に3試合DHとして出場すれば、投球イニング数は150前後、打席数は300~350程度になることが予想される。これは日本でのベストシーズンとなった2016年と大差ない数字だ(140イニング、382打席)。エプラーの構想がスムーズにハマれば、出場機会についての問題は見当たらない。あとは大谷が実力を発揮するだけだ。


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  • 大谷獲得のエンゼルス ベテラン左腕・サバシアの獲得に興味

    2017.12.11 17:44 Monday

     大谷翔平の獲得に成功したエンゼルスはポストシーズンに進出できるチームを作るために先発ローテーションにベテラン投手を加えることを検討している。ニューヨーク・ポストのジョージ・A・キングによると、エンゼルスはCCサバシアの獲得に興味を示しているようだ。

     ヤンキース9年目となった今季、サバシアは27試合に先発して14勝5敗、防御率3.69をマーク。投球回は148回2/3止まりであり、規定投球回には届かなかったものの、4年ぶりの2ケタ勝利をマークして通算237勝の実力が健在であることを印象付けた。ヤンキースも年俸1100万ドル前後の1年契約でサバシアを呼び戻すことを検討しているようだが、もしカリフォルニア州ヴァレーホ出身のサバシアがエンゼルスと契約すれば、プロ入り後初めて西海岸に戻ってくることになる。

     エンゼルスは大谷の獲得に伴い6人制ローテーションを導入する予定だ。現時点でのエース格はギャレット・リチャーズで、2番手に大谷が入り、3番手以降はマット・シューメイカー、JCラミレス、タイラー・スキャッグス、パーカー・ブリッドウェルといった顔ぶれになることが予想されているが、今季チームで唯一規定投球回に到達したリッキー・ノラスコとチーム3位の138イニングを投げたジェシー・チャベスはフリーエージェント。リチャーズ、シューメイカー、スキャッグスには故障リスクがあるほか、今季11勝のラミレスと同10勝のブリッドウェルも先発としての実績は1年だけという状況であり、全盛期ほどではないにしても先発3~4番手クラスの働きを確実に計算できるサバシアは大きな戦力となるはずだ。

     また、6人制ローテーションを導入すれば、各先発投手に要求される投球回数は150イニング前後となる。2013年を最後に200イニングをクリアしていないサバシアにとって、ほぼ間違いなく6人制ローテーションを導入するエンゼルスは適した環境なのかもしれない。いずれにしてもエンゼルスは実績ある先発投手の獲得に動くはず。ビリー・エプラーGMが誰をチョイスするのか注目したい。


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  • レッドソックスがシュワーバー獲得を検討中?

    2017.12.11 16:43 Monday

     打線の中軸のアップグレードを目指している今オフのレッドソックス。同地区ライバルのヤンキースがジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の獲得に成功し、宿敵との優勝争いを制するためには打線の軸となる強打者が必要だ。そして、獲得候補の一人としてカイル・シュワーバー(カブス)の名前が浮上している。

     オフシーズン当初からレッドソックスのメインターゲットはフリーエージェントのJ.D.マルティネスないしエリック・ホズマーであると目されている。しかし、デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長は就任以来、トレードによる大型補強を進めてきた。フリーエージェント市場の動きを注視しつつ、ドンブロウスキーが強打者獲得の大型トレードを仕掛けたとしても決して驚きではない。

     ESPNのスコット・ローバーによると、レッドソックスはシュワーバーの獲得に興味を示しているようだ。ムーキー・ベッツ、ダスティン・ペドロイア、ザンダー・ボガーツ、ハンリー・ラミレスと上位打線には右打者が並んでおり、左打者のシュワーバーが加入すれば左右のバランスを向上させることができる(ボガーツ、アンドリュー・ベニンテンディ、ベッツ、シュワーバー、ラミレス、ラファエル・ディバースといったジグザグ打線も可能)。また、外野守備を苦手とするシュワーバーにとってア・リーグの球団へ移籍して指名打者を務めるのは間違いなくベストの選択肢である。

     カブスのセオ・エプスタイン野球部門社長はグラウンド外の部分においてもシュワーバーを高く評価しており、トレードについては消極的な態度をとっている。不調のシーズンでさえ30本塁打を放ったスラッガーを簡単に手放すつもりはないようだ。しかし、ドンブロウスキーには「デービッド・プライス放出」という切り札がある。カブスはジェイク・アリエタに代わる先発ローテーションの柱を探しており、ジョー・マドン監督とジム・ヒッキー投手コーチはレイズ時代にプライスを指導していたという縁もある。また、プライスはボストンのメディアとの関係が悪化しており、レッドソックス加入後のプライスが期待通りのパフォーマンスを見せることができていないという現状を考えると、シュワーバーとプライスを軸とした超大型トレードが成立する可能性はゼロではないだろう。

     日本時間12月11日にスタートしたウィンター・ミーティング。同15日までの5日間のうちに、全米を揺るがす超大型トレードが成立するかもしれない。


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  • パイレーツが若き剛腕クローザー・リベロとの契約延長を検討か

    2017.12.11 15:43 Monday

     今季急成長を遂げ、73試合に登板して21セーブ&14ホールド、防御率1.67という好成績をマークしたフェリペ・リベロ(パイレーツ)。日本時間12月12日にリベロの代理人が球団フロントと面会の場を設ける予定となっており、契約延長に向けての話し合いが行われることになりそうだ。

     「僕はもうしばらくここ(=パイレーツ)にいたいんだ。ここはとても居心地がいい。だから、あと数年はここにいたいんだよ」とトレード候補に挙げられることもあるリベロはパイレーツへの愛着を語る。メジャー3年目を終えたリベロはまだメジャー登録日数が3年に達していないものの、いわゆる「スーパー2」の対象となり、すでに年俸調停権を手にしている。来季の年俸は310万ドル前後になることが予想されているが、少なくともあと4年、2021年までは保有可能であり、パイレーツとしては契約延長を急ぐ必要はない。

     しかし、早期に契約延長を結ぶことによるメリットもある。リベロ側のメリットは毎年契約のことを心配する必要がなくなることだ。契約を延長してしまえば年俸調停に煩わされることはなくなるし、故障や不振により不本意なシーズンを過ごした場合にも当初の契約額は保証される。要するに、野球に集中できるというメリットがあるわけだ。一方、パイレーツ側のメリットは故障や不振のリスクを負う代わりに毎年契約を更新する場合よりも安価で契約を結ぶことができることだろう。リベロの今後の成長次第ではお買い得な契約となる可能性も秘めている。

     リベロは代理人が球団フロントと面会した翌日、日本時間12月13日に代理人と話し合う予定だ。なお、リベロは先日代理人をスコット・ボラスからフランシス・マルケスに変更しているが、この決定はリベロの姉によるものだという。「代理人というのは野球選手としての僕だけでなく、僕の家族全員を代表する必要があるんだ。だから(代理人が変わったのは)良いことだと思うし、姉も満足していた。姉はなんでも知っているよ」とリベロ。果たして、パイレーツはリベロの姉が満足する条件を用意し、今季飛躍を遂げた剛腕クローザーと契約延長を結ぶことができるだろうか。


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  • モリーナがプエルトリコでチャリティ・イベントを開催

    2017.12.11 14:47 Monday

     短い時間だったかもしれないが、プエルトリコの人々は困難を忘れ、休日を楽しむことができたに違いない。プエルトリコ出身のスター選手、ヤディアー・モリーナ(カージナルス)がサンフアンでチャリティ・イベントを開催し、2万人以上のファンを楽しませた。

     日本時間12月10日、プエルトリコ・サンフアンのヒラム・ビソーン・スタジアムでホームラン競争とセレブリティ・ソフトボール・チャリティ・ゲームが開催された。このイベントはモリーナとモリーナの妻であるワンダ・トーレスによって2010年に設立された非営利組織「ファウンデーション4」の支援のもとで行われ、今回が2度目。「多くの選手が自分の時間を犠牲にして集まってくれたこと、プエルトリコの人々に幸せを届けることができたことをとても嬉しく思う」とモリーナが語ったように、フランシスコ・リンドーア(インディアンス)、ハビアー・バイエズ(カブス)、アレックス・コーラ(レッドソックス監督)、カルロス・デルガード、エドウィン・ディアス(マリナーズ)など現役・OBを問わずプエルトリコ出身のメジャーリーガーがズラリと顔を揃えた。

     今季限りで現役を退いたカルロス・ベルトランも参加予定だったが、ニューヨークで初雪が降り、飛行機が欠航となってしまったため、イベント会場に顔を出すことはできなかった。しかし、ビデオメッセージで欠席の理由を伝えるなど、プエルトリコの人々のために最大限の誠意を示していた。もちろん、プエルトリコが世界に誇る「モリーナ三兄弟」の長男・ベンジーと次男・ホゼも出席。これらの選手たちの協力もあり、プエルトリコのハリケーン被害者への支援金は20万ドルを超えたという。

     チャリティのソフトボールにはプエルトリコ出身の著名人も多数参加。イベントは大いに盛り上がり、大成功で幕を閉じた。今年3月のワールド・ベースボール・クラシックではプエルトリコ代表のメンバー全員が髪を金色に染め、一致団結して準優勝を果たしたが、今回もプエルトリコの人々の絆が大いに感じられるイベントとなった。


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  • ロッキーズの捕手補強が完了 アイアネッタが古巣復帰

    2017.12.11 12:32 Monday

     今季途中に加入し、正捕手として活躍したジョナサン・ルクロイとの再契約を目指していることが報じられていたロッキーズだが、最終的には馴染みのあるベテラン捕手と契約合意に至った。日本時間12月9日、ロッキーズはクリス・アイアネッタと2年契約を結んだことを発表した。

     ロッキーズのジェフ・ブリディッチGMは捕手の補強が今オフの最優先課題の一つであることを明らかにしていた。ルクロイとの再契約交渉を進めていると見られていたが、2006年から2011年までロッキーズでプレイしていた34歳のベテラン捕手を呼び戻すことでロッキーズの「捕手問題」は決着した。

     今季のアイアネッタはジェフ・マシスやクリス・ハーマンとの併用になるなか、89試合に出場して打率.254、17本塁打、OPS.865をマーク。限られた出場機会のなかで自己最多に迫る17本塁打を放ち、OPSは2008年(.895)に次ぐ自己2番目の数字だった。前回在籍時には6シーズンで打率.235、63本塁打、OPS.788をマーク。当時に比べると特に守備面で安定感が増しており、控え捕手と上手く併用しながら起用すれば今季同様の好パフォーマンスが期待できるはずだ。

     ロッキーズは今季、トニー・ウォルターズとトム・マーフィーの併用でシーズンを乗り切る方針だったが、マーフィーが右前腕の骨折で出遅れる誤算。ライアン・ハニガンやダスティン・ガーノウにも出場機会が与えられたものの、チームがポストシーズン進出を目指す戦いを続けるなかで捕手の補強が必要となり、ルクロイの獲得に動いたという経緯があった。チームに安定感をもたらしたルクロイのパフォーマンスを高く評価し、ロッキーズは再契約に動いていたが、どうやら合意には至らなかったようだ。

     「プランA」のルクロイを諦め、早々に「プランB」のアイアネッタを獲得する形となったが、決して悪い選択ではない。7年ぶりに古巣に戻ってきたベテラン捕手が、若手投手が顔を揃える先発ローテーションをしっかりサポートしてくれることを期待したい。


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  • タイガースが先発右腕・ファイアーズを1年契約で獲得

    2017.12.11 12:04 Monday

     アストロズからノンテンダーFAとなったマイク・ファイアーズは複数年契約のオファーを蹴り、単年契約で勝負することを選択した。日本時間12月9日、タイガースはファイアーズと年俸600万ドルの1年契約を結んだことを発表した。

     ファイアーズはブリュワーズ時代に先発投手として台頭し、2015年途中にアストロズへ移籍。移籍後4度目の登板でノーヒッターを達成し、翌2016年には自身初の2ケタ勝利(11勝)をマークするなど、先発ローテーションの一角として活躍してきたが、今季は29試合(うち28先発)に登板して8勝10敗、防御率5.22に終わった。与四球率3.64は自己ワーストの数字であり、与死球13もリーグ最多と安定感を欠き、被本塁打32本も自己ワースト。6月から7月にかけて好投を続け、一時は防御率を3点台半ばまで向上させたが、8月に防御率7.44、9月に防御率16.00と崩れ、最終的な防御率は5点台となってしまった。

     ファイアーズのもとには数球団から2年契約のオファーが届いていたそうだが、ファイアーズはこれを拒否し、単年契約を選択。もちろん、自己ワースト級の成績に終わった今季から挽回し、来オフ、より好条件の複数年契約を得たいという思惑があることは間違いない。しかし、ファイアーズはタイガースと契約することを選択した大きな理由の一つとしてクリス・ボジオ投手コーチの存在を挙げている。ファイアーズはブリュワーズのマイナー時代にボジオの指導を受け、好成績を残した過去がある。「彼の存在がタイガースと契約した理由の一つだよ」とファイアーズは語っている。

     ファイアーズの加入により、タイガースの先発ローテーションはマイケル・フルマー、マシュー・ボイド、ジョーダン・ジマーマン、ファイアーズ、ダニエル・ノリスと一応の形はできあがった。ただし、タイガースはファイアーズ同様に不本意なシーズンを過ごしたクリス・ティルマンにも興味を示していることが報じられており、ボイド、ノリスといった若手投手のサポート役として実績のある投手を加える可能性はありそうだ。


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  • カージナルスがベテラン右腕・グレガーソンと2年契約

    2017.12.11 11:30 Monday

     メジャー通算623登板(年平均69登板)を誇る鉄腕リリーバーが9年ぶりにプロ入り時の古巣に復帰することになった。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、カージナルスは33歳のベテラン右腕、ルーク・グレガーソンと2年契約で合意に至ったようだ。

     グレガーソンはアストロズとの契約最終年となった今季、ここ3シーズンで最多となる65試合に登板し、2勝3敗1セーブ18ホールド、防御率4.57をマークした。61イニングで自己ワーストの13本塁打を浴びた影響で、防御率は自身初の4点台。昨季までのキャリアワーストが3.28(2016年)だったことを考えると、きわめて不本意なシーズンとなった。被打率(.257)もキャリアで2番目に悪く、あまり良いところのないシーズンだったが、奪三振率は10.33と高水準を維持した。

     ローゼンタールによるとカージナルスとの契約は2年1100万ドルで、3年目(2020年)は成績に応じて自動的に行使されるベスティング・オプションになっているという。パドレス時代はセットアッパーとして活躍し、2010年にはリーグ最多の40ホールドを記録。アストロズへ移籍した2015年にはクローザーとして31セーブを挙げ、通算防御率3.02、被打率.216と優秀な数字を残している。2006年のドラフトでカージナルスから28巡目(全体856位)指名を受けてプロ入りし、2009年シーズンの開幕前に後日指名選手としてパドレスへ放出されており、9年ぶりの古巣復帰となった。

     今オフのカージナルスは呉昇桓(オ・スンファン)、ザック・デューク、フアン・ニカシオ、トレバー・ローゼンタールとリリーバー4人が退団しており、打線の核となる強打者とともにブルペンの補強が最優先課題となっていた。まずはウィンター・ミーティングを前にグレガーソンの獲得に成功したが、ここ数年のパフォーマンスを見る限り、グレガーソンをクローザーに据えることは考えにくい。カージナルスのブルペン補強は今後もまだまだ続いていきそうだ。


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  • カブスがブルペン補強 剛腕・モローと合意目前に

    2017.12.11 10:58 Monday

     ひょっとすると、ドジャースで復活を遂げた剛腕リリーバーがカブスの新たなクローザーとなるかもしれない。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、カブスはドジャースからフリーエージェントとなったブランドン・モローとの契約合意が目前に迫っているようだ。

     33歳のモローはドジャースに加入した今季、45試合に登板して6勝0敗2セーブ、防御率2.06、被打率.194、WHIP0.92という見事な成績を残し、自己ベストのシーズンを過ごした。平均球速97.7マイルの速球を武器に、レギュラーシーズンでの被本塁打はゼロ。ポストシーズンではチームの15試合中14試合に登板する奮闘ぶりで、チームのワールドシリーズ進出に大きく貢献した。今季の大活躍もあり、フリーエージェントとなったモローにはセットアッパーやクローザーの獲得を目指す球団からの関心が集まっていたが、どうやらカブスがこの剛腕のハートを射止めたようだ。

     カブスはクローザーのウェイド・デービスのほか、上原浩治やブライアン・ダンシングがフリーエージェントとなっており、ジェイク・アリエタとジョン・ラッキーが抜けた先発陣同様にブルペン陣の補強が急務となっていた。モローはメジャー2年目、マリナーズ時代の2008年に10セーブを挙げた実績があり、今季のパフォーマンスを考えても、このままカブスがモローをクローザーに据えても決して不思議ではない。ただし、カブスはウィンター・ミーティングにおいてデービスの代理人と面会する予定を立てており、現時点ではモローをセットアッパーとして起用する方針のようだ。また、セットアッパーやクローザーとして十分な実績のあるアディソン・リードの獲得にも興味を示しているという。

     カブスはすでにラッキーの穴埋め役としてタイラー・チャットウッドを獲得しており、チャットウッド、モローという今オフの注目株2人をチームに加えることに成功した。大谷翔平(エンゼルス)こそ取り逃したものの、今オフのカブスの補強は今のところ順調に進んでいると見ていいだろう。


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      10月26日 2017年カブス名場面集

  • スタントンのヤンキース移籍が球団間で合意 ジャッジと共演へ

    2017.12.10 13:33 Sunday

     ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)がカージナルスとジャイアンツへの移籍を拒否し、振り出しに戻ったかに思われたスタントン争奪戦。しかし、争奪戦は急展開を見せた。マーリンズとヤンキースはスタントンのトレードについて球団間で合意に達したようだ。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンはマーリンズとヤンキースの間でのトレード交渉が「完了した」ことを報じた。スタントンは全球団へのトレード拒否権を有しているため、最終的にはスタントン自身の受諾が必要となるが、スタントンの希望移籍先にヤンキースが含まれているのは既報のとおりであり、ヤンキース移籍が実現することはほぼ間違いない。マーリンズはスタントンのトレードで二塁手のスターリン・カストロと有望株2名(右腕のホルヘ・グスマン、遊撃手のホゼ・ディバース)を獲得する模様だ。

     また、このトレードによりヤンキースはスタントンの年俸の一部としてマーリンズから3000万ドルを譲り受けるとの情報が出ているが、MLBネットワークのジョエル・シャーマンによると、この3000万ドルはスタントンが2020年シーズン終了後にオプトアウトの権利を行使せず、ヤンキースに残留した場合にのみ支払われるようだ。残り10年2億9500万ドルの契約をヤンキースが全うする場合にのみ支払われるということになる。

     そして、スタントンのヤンキース移籍により、今季ナ・リーグ本塁打王(59本塁打)のスタントンとア・リーグ本塁打王(52本塁打)のアーロン・ジャッジという「111本塁打コンビ」が完成する。ここにゲーリー・サンチェスとディディ・グレゴリウスを加えると今季合計169本塁打となり、ジャイアンツ(128本塁打)、パイレーツ(151本塁打)、ブレーブス(165本塁打)、そして同地区ライバルのレッドソックス(168本塁打)を上回る。チームメイトが同一シーズンに50本塁打以上を放った例は1961年のヤンキース(ロジャー・マリスとミッキー・マントル)しかなく、スタントンとジャッジの競演はまさに歴史的な出来事となる。

     スタントンがトレードを拒否した直後の、まさに「電光石火」とも言うべきヤンキースのスタントン獲得劇。今オフの動向、そして来季以降の戦いに大きなインパクトを与えることは間違いない。


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  • 争奪戦に決着 大谷が選んだのはエンゼルス!

    2017.12.9 09:29 Saturday

     大谷翔平(北海道日本ハム)がポスティングの申請をしてから1週間。ついに大谷争奪戦が決着した。日本時間12月9日、大谷の代理人を務めるネズ・バレロは大谷が契約先としてエンゼルスを選択したことを声明の中で明らかにした。

     大谷の移籍先を明らかにするバレロの声明は現地時間12月8日の朝に公開された。「詳細なプロセスを経て、今朝、大谷翔平はロサンゼルス・エンゼルスと契約することを決断した。翔平は非常に多くのチームが獲得に力を注いでくれたことをいつも光栄に、嬉しく感じていたし、各球団のプロフェッショナリズムに感謝している。そして最後には、エンゼルスとの強いつながりを感じ、エンゼルスこそがメジャーリーグの舞台において目標を成し遂げることのできるベストの場所だと信じている」

     23歳の大谷はポスティング制度を利用してメジャーリーグへ挑戦することを発表したあと、今オフのフリーエージェント市場において最大の注目株となった。書類による一次選考を経て獲得候補は7球団に絞られ、エンゼルスは日本時間12月5日に大谷と面会。マリナーズ、レンジャーズ、カブス、ドジャース、パドレス、ジャイアンツとの争奪戦を制した。

     バレロは大谷の決断について「翔平は決断に至るまでに様々な要素を検討したが、彼が最も重視していたのは球団の規模やタイムゾーン、所属リーグなどではなかった。エンゼルスと真のつながりを感じたんだ。彼はエンゼルスが成長し、次のレベルに到達し、キャリアの目標を成し遂げるためのベストの環境だと認識している。彼は素晴らしい才能の持ち主であるだけでなく、非常に優れた人間性の持ち主だ。他の人々のように、私も彼をメジャーリーグの舞台で見ることを楽しみにしている」と声明の中で語っている。

     エンゼルスはインターナショナル・ボーナスプールの残り231万5000ドルをすべて大谷との契約につぎ込み、北海道日本ハムには譲渡金として2000万ドルを支払うことになる。エンゼルスは公式の声明のなかで「大谷翔平がエンゼルスに加わることを決断してくれたことを光栄に思う。交渉のプロセスのなかで、我々は彼との特別なつながりを感じていた。彼がエンゼルスの一員になることを楽しみにしている」と大谷の加入を歓迎した。

     大谷はギャレット・リチャーズとともに先発ローテーションの軸を担うことになるだろう。また、登板と登板の間には指名打者として出場することが見込まれている。マイク・トラウト、ジャスティン・アップトン、アルバート・プーホルスと中軸には右打者が並んでおり、左打者である大谷の加入は左右のバランスという意味でも非常に大きい。また、大谷の加入によりプーホルスは一塁を守る機会が増えそうだ。

     エンゼルスの赤いユニフォームを身にまとった大谷はどんな活躍を見せてくれるのか。大谷のメジャー挑戦がいよいよ本格的に幕を開けた。


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      12月7日 大谷獲得に向けて マリナーズ&エンゼルスが資金を増額

      12月7日 大谷が7球団との面会を完了 本命はパドレス&マリナーズか

      12月6日 パドレス以外の6球団が大谷と面会を済ませる

      12月5日 大谷争奪戦から脱落のヤンキース サバシアと再契約の可能性

      12月5日 ヤンキースがブーンの監督就任を正式に発表

      11月30日 やる気十分のベルトランがヤンキース新監督本命に浮上か

      11月29日 ヤンキースの新監督候補にベルトランが浮上

      11月22日 ジャッジが左肩手術 春季キャンプには間に合う見込み

      11月21日 ヤンキースがマーリンズとトレード 「大谷資金」の増額に成功

      11月17日 ヤンキースがプロファー獲得に興味?

      11月17日 スタインブレナー共同オーナーはさらなる有望株の台頭に期待

      11月15日 有望株・トーレス 正三塁手として開幕ロースター入りの可能性も

      11月14日 日本でプレイ経験のあるミューレンがヤンキースの新監督候補に

      11月10日 アーロン・ブーンがヤンキースの新監督候補に浮上


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  • スタントン ジャイアンツ、カージナルスへのトレードは拒否か

    2017.12.8 18:36 Friday

     佳境を迎えたかに思われたジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の争奪戦。しかし、現時点ではスタントンはジャイアンツないしカージナルスへのトレードを受け入れるつもりはないようだ。日本時間12月8日、スタントンがトレードを受け入れる意思のある4球団が明らかになった。

     当初からスタントン獲得に積極的な姿勢を見せていたのはジャイアンツとカージナルス。この2球団以外にマーリンズと本格的なトレード交渉を行っていた球団はなく、近日中にもこの2球団のいずれかに決着するのではないかと見られていた。ところが、MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、現時点ではスタントンはこの2球団への移籍を受け入れるつもりはないという。ローゼンタールはスタントンがドジャースないしヤンキースへの移籍を希望していることを報じている。

     さらに、シリウスXMのクレイグ・ミッシュはスタントンの希望球団リストにカブスとアストロズが含まれていることを報じた。いずれにしてもジャイアンツとカージナルスはこのリストに含まれていない。スタントン自身にジャイアンツないしカージナルスへの移籍を受け入れる意思がない以上、スタントンのトレード交渉は振り出しに戻ったと言っても過言ではないだろう。これにより、日本時間12月12日にスタートするウィンター・ミーティングにおいてスタントンが話題の中心となることはほぼ確実となった。

     ディー・ゴードンをマリナーズへ放出したマーリンズだが、まだ年俸削減の目標額には届いていない。仮にスタントンがジャイアンツないしカージナルスへの移籍を拒否し、その他の球団とのトレード交渉もまとまらなかった場合、マーリンズはスタントンを残留させる代わりにマーセル・オズーナの放出に動くことになるとの報道もある。スタントンの動向はチームメイトの去就のみならず、フリーエージェント市場やトレード市場の動きにも大きな影響を与えることになるため、誰もが一刻も早い決着を望んでいることだろう。まずはウィンター・ミーティングがターニングポイントの一つとなりそうだ。


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  • 再建中のホワイトソックス 指揮官が選手に与える好影響

    2017.12.8 17:35 Friday

     再建期真っ只中のホワイトソックスの指揮を執ることを任されたリック・レンテリアの1年目が終了した。チームは67勝95敗で地区4位。しかし、チームの行く末を悲観する声は聞こえてこない。むしろホワイトソックスがレンテリアを指揮官に据えたことを「正しい判断だった」と評する声が大多数を占めている。

     10月のある朝、ホワイトソックスのメディア担当が地元メディアと会話をしているところへレンテリアが顔を出した。しかし、その後間もなくしてレンテリアは教育リーグの試合を視察するためにその場を立ち去った。教育リーグだとしても、オープン戦だとしても、レギュラーシーズンだとしても、レンテリアにとってはワールドシリーズ制覇を目指すチーム作りを進めるホワイトソックスの一部であり、手を抜くことは一切ないのである。レンテリアは野球に終わりなき情熱を注いでおり、再建を進めるホワイトソックスに最適な人材と言えるだろう。

     レンテリアは夜7時に試合が始まる日に、午前中に球場入りし、ベンチコーチのジョー・マクユーイングとともにビデオに目を通して選手たちに指示を出す。そんな男である。レンテリアのこの姿勢はコーチング・スタッフを通して、あるいは直接、選手たちに好影響を与えている。

     今月初めにノンテンダーFAとなったザック・パットナムは今年4月に右肘の故障によりシーズン終了となり、レンテリアとともにフルシーズンを戦えなかったことを悔やんでいる。「彼の熱意はキャンプ初日から伝わってきたよ」とパットナムは語る。

     若手二塁手のヨアン・モンカダもレンテリアから影響を受けた選手の一人である。「彼はみんなと一緒に仕事をするのが好きなんだ。若手選手も、ベテラン選手も。特に若手選手とは良い関係を築いている。彼は指導することが好きだし、わかりやすくコミュニケーションを取ってくれる。常に一生懸命プレイするように言ってくれるんだ。僕のような若手選手にとって、非常にインパクトのある人物だよ」

     正遊撃手に定着したティム・アンダーソンは指揮官について「僕たちがグラウンド上でプレイしているときでさえ、彼は常に燃え上がっているし、僕たちは彼からエネルギーをもらっているんだ。彼の周りにいたい、と思わせてくれる人物だね」と語る。

     若手選手を中心にチームに対して好影響を与え、選手たちから絶大な信頼を得ているレンテリア。おそらくホワイトソックスは彼のもとで強力なチームを作り上げていくことだろう。


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  • カブスはシュワーバー放出に動くのか? 番記者が回答

    2017.12.8 16:30 Friday

     若手の台頭により野手がやや人員余剰気味となりつつあるカブスは、今オフ中のトレードにより人員整理を図る可能性もある。ファンから寄せられた「カイル・シュワーバーをア・リーグのチームへトレードする可能性はあるか」との質問に、MLB公式サイトでカブスの番記者を務めているキャリー・マスカットが回答している。

     ファンから寄せられた質問の全文は以下の通り。「投手との交換でシュワーバーをア・リーグのチームへ放出するのが今オフのベストの動きのように思われる。この動きは起こりうるだろうか。あるいは、シュワーバーではなくイアン・ハップやアルバート・アルモーラJr.のような若手選手を放出する可能性はあるだろうか。シュワーバーは典型的なア・リーグ型の選手のように見える」

     投手補強が課題となっているカブスにとって、外野守備に難を抱えるシュワーバーを指名打者制のあるア・リーグのチームへ放出し、投手を獲得するというのは実に理にかなった動きである。実際、ヤンキースがシュワーバー獲得を検討しているとの報道もある。しかし、マスカットは「セオ・エプスタイン野球部門社長は同意しないだろう」とシュワーバー放出の可能性を否定する。

     エプスタインはシュワーバーについて「彼は我々が勝利を手にするために必要なタイプの選手である。不調のシーズンに30本塁打を放ったというのは素晴らしいことだよ。彼の魅力はパワーだけではない。将来的にはアンソニー・リゾーのようなオールラウンドな打者に成長するポテンシャルを持っているんだ」と語っており、その才能を高く評価している様子がうかがえる。また、タフネスやリーダーシップといった部分でも、エプスタインはシュワーバーを高く評価している。

     マスカットはシュワーバー放出の可能性は低いとし、シュワーバー同様に放出の可能性が低い選手としてクリス・ブライアント、リゾー、ウィルソン・コントレラスの名前を挙げている。一方、ハップのメジャー昇格により二遊間はハップ、ハビアー・バイエズ、アディソン・ラッセルがポジションを奪い合う状況となっており、「彼らのうち一人を投手獲得のために放出する可能性はある」とした。シュワーバーは来季も引き続き、強打を発揮しながらリグリー・フィールドのレフトを守ることになりそうだ。


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  • レッドソックスが獲得する強打者は誰? 番記者が回答

    2017.12.8 15:38 Friday

     強打者の獲得が今オフの最優先事項となっているレッドソックス。Twitter上でファンから寄せられた「レッドソックスが獲得するパワーヒッターは誰か」との質問に、MLB公式サイトでレッドソックスの番記者を務めているイアン・ブラウンが回答している。

     ブラウンは当初から「レッドソックスが獲得する強打者はJ.D.マルティネスである」との主張を続けてきた。そして、それは少しずつ現実味を帯びつつある。レッドソックスは大谷翔平(北海道日本ハム)の争奪戦に加わっていたものの、「一次審査」で不合格となり早々に脱落。ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)の争奪戦に加わる可能性も取り沙汰されていたが、ここまでは本格的な動きを見せておらず、スタントンはレッドソックス以外のチーム(おそらくジャイアンツかカージナルス)へ移籍する可能性が高い。こうした状況のなか、ブラウンは「マルティネスを獲得することがレッドソックスの最優先事項である」と主張している。

     マルティネスは今季途中にタイガースからダイヤモンドバックスへ移籍したため、クオリファイング・オファーの対象にならなかった。獲得した際にドラフト指名権を失わずに済むのは獲得側のチームにとっては大きなメリットとなる。また、マルティネスが2014年3月にアストロズから解雇された際、救いの手を差し伸べたのは当時タイガースでGMを務めていたデーブ・ドンブロウスキーだった。ドンブロウスキーは現在、レッドソックスで野球部門社長として編成の最高責任者となっている。ドンブロウスキーとマルティネスの間のコネクションはレッドソックスにとって大きなアドバンテージとなるだろう。さらに、レッドソックスはラファエル・ディバース、アンドリュー・ベニンテンディという左打者が台頭してきた。彼らをサポートする意味でも右打ちのスラッガーであるマルティネスの存在は大きい。

     そして、ブラウンはマルティネス獲得レースの対抗馬として「スタントン争奪戦で2番手となり、スタントンを獲得できなかったチーム」を挙げている。スタントンのトレード決定が、マルティネス争奪戦開始の合図となりそうだ。


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  • ゴーズマン ハラデイに敬意を表して「34」を着用へ

    2017.12.8 14:35 Friday

     オリオールズの先発右腕、ケビン・ゴーズマンは来季から背番号を「34」へ変更することを発表した。この背番号変更には、自身と同じコロラド州出身であり、先日飛行機事故で亡くなった名投手、ロイ・ハラデイへの敬意が込められているという。

     日本時間12月8日、ゴーズマンは自身のTwitterアカウントで背番号変更を報告した。「ただ彼(=ハラデイ)に敬意を表したかったんだ。彼は僕が本当に尊敬していた選手だからね」とゴーズマン。「僕が最も後悔していることの一つは、彼と接する機会がなかったことだよ。彼の電話番号を知っている人に電話番号を聞いて、彼に連絡すれば良かったな」とゴーズマンが語るように、ゴーズマンとハラデイの間には直接的なつながりはない。しかし、この2人にはコロラド州出身という共通点がある。

     ゴーズマンによると、ゴーズマンが育った町とハラデイが育った町は30分ほどしか離れていないという。これまで背負ってきた「39」に特別なこだわりがなかったゴーズマンは担当スタッフに連絡を取り、背番号変更を打診した。「背番号を変更したいということとその理由を伝えたんだ。彼らは快く対応してくれたよ。コロラド州に生まれて野球選手になるのは大変なことなんだ。特にメジャーリーガーになるのはね。彼はコロラド州や所属チームだけでなく、世代を代表する投手の一人だった」とゴーズマンは語る(コロラド州出身のメジャーリーガーは今季終了時点で通算92名)。

     ゴーズマンの携帯電話は背番号変更のツイートをした直後に充電切れになった。再び電源を入れたとき、ゴーズマンは驚いたという。該当ツイートは800回以上もリツイートされ、2700以上の「いいね」が付いていたのだ。「年を取るにしたがって、コロラド州に生まれて野球選手になることの難しさをより理解するようになった。これまでに100人以下しかいないんだからね」と語るゴーズマン。「ロイ(・ハラデイ)が亡くなってしまったことは悲劇だったし、とても悲しい。でも、彼が成し遂げたあらゆることを目撃できて僕は嬉しいよ」と同郷の大投手に敬意を表しつつも、来季以降のさらなる活躍を誓った。


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  • 再建突入のタイガース 平野ら3投手がターゲット?

    2017.12.8 12:30 Friday

     フリーエージェント市場にまだ数多くの投手が残るなか、タイガースはローコストで獲得できるであろう3人の投手に目を向けている。その3人とはマイク・ファイアーズ、クリス・ティルマン、そしてオリックスからフリーエージェント宣言した平野佳寿だ。

     再建に突入した球団は若手の出場機会を増やしつつも、再建の妨げとならないベテラン選手を1~2年の短期契約で獲得して戦力を整えるのが一般的だ。今オフのタイガースもまさにこの動きを見せており、すでに外野手のレオニス・マーティンを1年契約で獲得している。投手陣は先発、リリーフとも層が薄く、底上げのための獲得候補としてファイアーズ、ティルマン、平野の名前が挙がっているようだ。

     ファイアーズは今季アストロズで29試合(うち28先発)に登板して8勝10敗、防御率5.22をマーク。アストロズ移籍後ワーストの成績に終わり、先日ノンテンダーFAとなった。2年前の2015年には180回1/3を投げて防御率3.69、180奪三振を記録しており、まだ32歳という年齢を考えても復活の可能性は十分にある。

     ティルマンは今季オリオールズで24試合(うち19先発)に登板して1勝7敗、防御率7.84という自己ワーストのシーズンを過ごした。昨季まで4年連続で2ケタ勝利をマークしていたが、今季は右肩の故障で出遅れ、シーズン初登板で初勝利をマークしたあとは7連敗のままシーズン終了。月間防御率は5月の5.87がベストという状況であり、球速の低下により本来のピッチングを取り戻すことはできなかった。まだ29歳であり、昨季までの実績を考えても「バーゲン契約」となる可能性を秘めた存在だ。

     現在33歳の平野はプロ11年目となった今季、58試合に登板して3勝7敗29セーブ、防御率2.67をマーク。セーブ数はパ・リーグ3位の数字だった。フリーエージェント宣言をしているため、ポスティング料を支払う必要はなく、メジャー球団にとっては手を出しやすい物件。また、年齢的に長期契約を必要としない点も有利に働く可能性がある。

     タイガースはこれらの3人を獲得し、再建期の「つなぎ役」とすることができるのか。今後の動向を見守りたい。


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  • オリオールズのもとにマチャド獲得を希望する問い合わせ

    2017.12.8 12:02 Friday

     マニー・マチャド(オリオールズ)はブライス・ハーパー(ナショナルズ)と同様、来オフのフリーエージェント市場における目玉の一人である。しかし、来オフを待たずしてオリオールズのもとにはマチャドがトレードされる可能性を探る問い合わせが届いているようだ。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、オリオールズは今オフ、マチャドに関する問い合わせをすでに数球団から受けているという。MLB.comでオリオールズの番記者を務めるブリタニー・ギロリーはオリオールズがマチャドをトレードする可能性は極めて低いとしているが、マチャドがひとたびフリーエージェントとなってしまえばオリオールズが再契約を結ぶのは困難であるとの見方が強く、今オフ中に契約延長交渉がまとまらなければトレードでの放出に動く可能性もゼロではない。

     今季のマチャドは156試合に出場して打率.259、33本塁打、95打点、OPS.782をマーク。打率と出塁率(.310)はレギュラー定着後最低の数字だったが、Statcastの分析によるとマチャドは強い打球を打ちながらもアウトになったケースが非常に多く、不振の原因としてツキのなさを挙げる声も多い。そのため、今季の不振はマチャドの市場価値にそれほど大きな影響を与えていない。

     来オフ、マチャドとハーパーはともに総額4億ドルを超える契約を手にすると予想する声がある。そして、彼らを獲得する資金的余裕のある球団としてヤンキースとフィリーズが挙げられている。オリオールズとしてはこれらの球団とのマネーゲームになってしまうとおそらく勝ち目はない。契約延長が困難であればフリーエージェントとなる前にトレードしてしまうのも一つの方法だろう。ただし、その際にはトレードで得られる対価と、マチャドがフリーエージェントで流出した際に得られる補償を天秤にかけて判断を下すことになるはずだ。

     マチャドの引き留めに全力を注ぐ方針のオリオールズだが、最終的にどのような結末を迎えるのだろうか。


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  • カブスが先発補強 右腕・チャットウッドと3年契約

    2017.12.8 11:22 Friday

     日本時間12月8日、ジェイク・アリエタとジョン・ラッキーがフリーエージェントとなり先発投手の補強を必要としていたカブスは、タイラー・チャットウッドと3年3800万ドルで契約したことを発表した。アウェイで好投してきたチャットウッドはフリーエージェント市場において注目株の一人となっていた。

     セオ・エプスタイン野球部門社長はチャットウッドについて「彼には優れた才能がある。これから全盛期に突入しようとしているし、メイクアップも優れている。彼が我々のチームで素晴らしい日々を送ってくれると信じているよ」と語り、メジャー通算40勝を誇る27歳右腕の活躍に期待を寄せた。チャットウッドはラッキーの穴を埋めることを期待されている。

     チャットウッドがフリーエージェント市場で注目を集めていたのには理由がある。チャットウッドの通算防御率は4.31と極めて平凡な数字だ。しかし、チャットウッドはメジャー6シーズンのうち5シーズンをロッキーズの一員として過ごしてきた。ロッキーズの本拠地は「打者天国」として知られるクアーズ・フィールド。チャットウッドはこの打者天国で通算防御率5.17に終わっている一方、アウェイでは2016年に防御率1.69、今季も防御率3.49と安定したパフォーマンスを見せているのである。「クアーズ・フィールドを離れればさらなる活躍が期待できる」というのがフリーエージェント市場での共通認識だった。

     「カブスで3年間プレイするチャンスを得られたのは幸運だよ。とても楽しみだね」とチャットウッド。打球が飛びやすいクアーズ・フィールドではボールを動かし、いかにバットの芯を外すかということに腐心していたが、「これからは自分のピッチングに集中できる。ボールが動くとか動かないとか細かいことを気にする必要はなくなるはずさ。いろんなことを考えるのではなく、よりコンスタントに自分のピッチングをすることに集中できるよ」と打者天国を離れることの効果を力説する。

     3年3800ドルという金額はチャットウッドの実績を考えると決して安い金額ではない。しかし、3年契約が終わったとき、この契約は「大バーゲン」になっている可能性もありそうだ。


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      10月26日 2017年カブス名場面集

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