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  • ガーデンハイアーがタイガースの新監督に就任へ

    2017.10.20 11:38 Friday

     タイガースはブラッド・オースマスの後任としてロン・ガーデンハイアーを選択した。ガーデンハイアーは2002年から13シーズンにわたってツインズの指揮を執り、通算1068勝をマーク。長年、同地区ライバルを率いていた名将がタイガースの新監督に就任する。

     オースマスを解任し、後任探しを続けていたタイガースがガーデンハイアーにチームを任せることを決断した。MLBネットワークのケン・ローゼンタールとジョン・ヘイマンが日本時間10月20日に新監督決定の第一報を伝えている。また、MLB.comのジョン・モロシによるとガーデンハイアーとタイガースは3年契約で合意に至ったようだ。早ければ日本時間10月21日にも正式に監督就任が発表されると見られている。

     ガーデンハイアーは日本時間10月18日にデトロイトでタイガースと面会の場を設けた。面会後、新監督の筆頭候補に急浮上したようだ。球団内ではガーデンハイアーをかつてタイガースで指揮を執ったジム・リーランドと比較する声もある。リーランドは4球団で計22年間にわたって監督を務め、1997年にはマーリンズを率いてワールドシリーズ制覇を経験。2006年からの8シーズンはタイガースの指揮を執り、2006年と2012年にリーグ優勝を成し遂げた。現在はアル・アビラGMの特別補佐としてタイガースに貢献しているが、リーランドの意見も新監督選考の際には大いに考慮された。

     ガーデンハイアーはツインズを率いた13シーズンで6度の地区優勝。就任1年目の2002年にはリーグ優勝決定シリーズまで進出したもののエンゼルスに1勝4敗で敗退し、その後は一度も地区シリーズを突破できなかった。しかし、低迷していたツインズを毎年地区優勝を狙えるチームに育て上げた手腕は高く評価されており、ツインズの監督を退いた後、毎年のように監督就任のオファーを受けていた。今季はダイヤモンドバックスでベンチコーチを務めていたが、そのなかでセイバーメトリクスの手法を広く受け入れるようになり、それがタイガース新監督就任の決め手になったとも言われている。昨オフに前立腺がんの治療を受けるなど、体調面を不安視する声もあるが、ア・リーグ中部地区をよく知る名将がタイガースの再建を正しい方向へ導いてくれることは間違いないだろう。


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  • ジャッジ、サンチェス、バード、セベリーノ 新たな「コア」たち

    2017.10.20 11:07 Friday

     1990年代後半から2000年代にかけてのヤンキースには「コア・フォー」と呼ばれた4人の名選手がいた。彼らが次々にユニフォームを脱ぎ、ヤンキースは「ポスト・コア・フォー時代」に突入したわけだが、新たな「コア・フォー」を形成しそうな若手選手たちがヤンキースの戦いを牽引している。

     デレク・ジーター、マリアーノ・リベラ、ホルヘ・ポサダ、アンディ・ペティット。ほぼ同時期に入団し、ほぼ同時期にメジャーで活躍し始めたこの4人はいつしか「コア・フォー」と呼ばれるようになっていた。1998年からのワールドシリーズ3連覇に主力選手として貢献し、一時アストロズへ移籍したペティットを除く3人はプロ入りから現役引退まで、ヤンキース一筋でキャリアを全うした。ジーターの「2」、リベラの「42」、ポサダの「20」、ペティットの「46」はいずれも永久欠番となっており、ジーターとリベラは資格取得初年度での野球殿堂入りも確実視されている。

     「コア・フォー」の高齢化や現役引退に伴い、ここ数年のヤンキースは世代交代を迫られながらの戦いを強いられた。しかし、そんな中、「ポスト・コア・フォー時代」を担う若手選手たちが次々にメジャーデビューを果たし、台頭。2015年8月にメジャーデビューを果たしたグレッグ・バードとルイス・セベリーノ、同年10月にメジャーデビューを果たしたゲーリー・サンチェス、そして昨年8月にメジャーデビューを果たしたアーロン・ジャッジの4人は「新コア・フォー」を形成する可能性を秘めている。

     2015年、彼ら4人はいずれもAA級とAAA級でプレイしており、いわば同じ釜の飯を食った仲だ。「僕たちはメジャーの舞台で一緒にプレイすることを夢見てきた。そして、それが叶ったんだ」と喜びを語ったバードは故障や不振によりレギュラーシーズンでは48試合のみの出場に留まったものの、ポストシーズンでは3本塁打を放つなどOPS1.015と活躍中。セベリーノ、サンチェス、ジャッジはいずれも主力選手としてワイルドカード獲得に貢献し、ポストシーズンでも随所に輝きを放っている。

     ジャッジは25歳、サンチェスとバードは24歳、セベリーノは23歳。まだ彼らのキャリアは始まったばかりであり、「コア・フォー」のような歴史を築いていくチャンスはたくさんある。まずは今年のワールドシリーズを制覇し、「新コア・フォー」形成への第一歩を踏み出してもらいたい。


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  • レッドソックスの新監督はコーラで決定か?

    2017.10.20 10:40 Friday

     ジョン・ファレル監督を解任し、新監督探しを始めているレッドソックスだが、どうやら現アストロズ・ベンチコーチのアレックス・コーラを新監督に任命する方針を固めつつあるようだ。

     日本時間10月20日、レッドソックスが早ければ現在行われているアストロズ対ヤンキースのリーグ優勝決定シリーズ終了後にもコーラを新監督に任命するという話が浮上した。しかし、レッドソックスのデーブ・ドンブロウスキー野球部門社長はまだ最終的な判断には至っていないということを明言しており、コーラ以外の人物を監督に任命する可能性が残っていることを示唆している。

     レッドソックスはアストロズがヤンキー・スタジアムでリーグ優勝決定シリーズを戦っている期間にニューヨークでコーラとの面会の場を設けた。アストロズのベンチコーチに就任して1年目のコーラだが、指導者としての評価は非常に高く、テリー・コリンズの後任を探しているメッツからも新監督候補に挙げられている。アストロズのA.J.ヒンチ監督はコーラが他球団へ流出可能性について「アレックスがこの国、いや、それ以外の国でもあらゆる仕事の面接を受けていることは知っているよ。そのうちわかるんじゃないかな」と冗談を交えながら話していた。

     レッドソックスはコーラのほかにも前タイガース監督のブラッド・オースマス、元ツインズ監督のロン・ガーデンハイアーとの面会を済ませている。ガーデンハイアーはタイガースの新監督に就任するとの報道が出始めているが、ドンブロウスキー野球部門社長は今後さらなる候補者と面会する予定については未定だとしている。こうしたことからもコーラのレッドソックス新監督就任はほぼ確実だと見られているようだ。

     2000年代前半にドジャースの正遊撃手として活躍したコーラは、2005年途中から2008年までレッドソックスの一員としてプレイし、2007年にはワールドシリーズ制覇を経験。好守の内野手として通算1273試合に出場した。また、2006年と2009年にはプエルトリコ代表としてワールド・ベースボール・クラシックに出場し、今年3月に行われた第4回大会では同代表のGMを務めた。


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  • 【戦評】バイエズ2ホーマー カブスがソロ3発で接戦を制す

    2017.10.19 14:32 Thursday

     あと一つ負ければシーズン終了。そんなプレッシャーの中でも前年ワールドシリーズ王者・カブスの選手たちは落ち着いていた。相変わらずタイムリー欠乏症には苦しんだものの、ハビアー・バイエズが2本塁打を放つなど、ドジャース先発のアレックス・ウッドからソロ3本で3点をもぎ取り、3対2で逃げ切り。スイープを回避し、ワールドシリーズ進出の望みを繋いだ。

     ブルペンが崩壊しているカブスにとって、勝利のためには先発のジェイク・アリエタが長いイニングを投げることが絶対条件だった。今季終了後にフリーエージェントとなるため、この日がカブスでの最終登板となる可能性があったアリエタは、3回表にコディ・ベリンジャーにソロ本塁打を浴びたものの、7回途中までドジャース打線をその1点のみに抑える力投。与四球5と制球はやや不安定だったが、3安打しか許さず、降板時には本拠地リグリー・フィールドに集ったファンからスタンディング・オベーションを浴びた。「今夜勝つためにはアリエタがやってくれたようにできる限り長いイニングを投げてもらうことが必要だったんだ」とジョー・マドン監督もエース右腕の力投に感謝しきりだった。

     一方、ポストシーズンを通じて元気のない打線は、2回裏にウィルソン・コントレラスの特大ソロとバイエズのソロで2点を先制。1点差に追い上げられたあと、5回裏には再びバイエズがソロ本塁打を放ち、リグリー・フィールドは大歓声に包まれた。しかし、この日も得点はこの3点だけ。リーグ優勝決定シリーズの4試合であげた得点は全て本塁打によるものであり、タイムリー欠乏症はいまだ解決されていない。「我々はもっと攻撃的にならなければならない」とマドン監督も危機感を募らせている。

     2点リードの8回表からはクローザーのウェイド・デービスが登板したが、いきなりジャスティン・ターナーにソロ本塁打を被弾。その後のピンチを凌ぎ、9回表は打者3人でドジャースの攻撃を終わらせたものの、本調子でないことは誰の目にも明らかだった。なんとか第4戦を制してスイープを回避したとはいえ、苦しい状況に変わりはないカブス。明日の第5戦ではクレイトン・カーショウを攻略するという困難なミッションにチャレンジすることになる。


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  • コリー・シーガー ワールドシリーズで戦列復帰可能か

    2017.10.19 11:39 Thursday

     腰を痛めてリーグ優勝決定シリーズのロースターを外れているコリー・シーガーだが、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督によるとシーガーは戦列復帰に向けて順調に回復しているようだ。ロバーツ監督はチームがワールドシリーズに進出すれば、シーガーがワールドシリーズで戦列復帰可能であるとの見通しを明らかにしている。

     「シーガーは今日キャッチボールをしたり、メディシン・ボールを使ってトレーニングをしたり、短い距離の直線を走ったりしていた。明日はいくらかティー打撃をする予定だよ」とロバーツ監督。「間違いなく100%の状態ではないけれど、毎日彼とメッセージのやり取りをして元気づけているし、映像で彼の動きを確認する限りでは正しい方向に向かって進んでいるんじゃないかな」とシーガーの状態をポジティブに捉えている。

     シーガーはリーグ優勝決定シリーズ進出を決めたダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第3戦で二塁へスライディングした際に腰を痛めた。痛み止めの注射を打ち、数日間練習を欠席させて回復を待ったものの、試合に出場できる状態ではなく、球団は好打の正遊撃手なしでリーグ優勝決定シリーズを戦うことを決断。シーガーはカブスとのリーグ優勝決定シリーズに臨む25人ロースターから外れた。

     レギュラーシーズンでは右肘の不調もあり、終盤に欠場が多くなった時期もあったが、145試合に出場して打率.295、22本塁打、77打点、OPS.854と安定した活躍でチームに貢献。「2年目のジンクス」を全く感じさせなかった。この正遊撃手を欠くことはチームにとって小さくないダメージとなったが、リーグ優勝決定シリーズ第3戦まではシーガーの代わりに遊撃のポジションに入ったチャーリー・カルバーソンやクリス・テイラーがシーガー不在を感じさせない活躍を見せ、チームはカブスに3連勝。29年ぶりのワールドシリーズ進出まであと1勝に迫っている。

     ワールドシリーズの舞台で躍動するシーガーの姿を監督・コーチ、チームメイト、そしてファンの誰もが楽しみにしていることだろう。シーガーの腰の状態が順調に回復することを願うばかりである。


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      10月18日 【戦評】ダルビッシュ7回途中1失点 ドジャースWS進出に王手

      10月17日 リリーフで存在感を発揮する前田健太

      10月16日 やはり頼れるこの男 ターナーが劇的なサヨナラ弾

      10月16日 【戦評】ターナーが劇的サヨナラ弾!ドジャース2連勝

      10月16日 ドジャースが小刻みに得点しNLCS初戦を獲る

      10月13日 ドジャース 初戦はカーショウ ダルビッシュは第2戦or第3戦

      10月13日 ドジャース シーガーが背中を痛めて全体練習欠席


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  • 【戦評】ヤンキースの勢い止まらず カイケル撃破で王手!

    2017.10.19 10:36 Thursday

     ワールドシリーズ進出のためにダラス・カイケル、ジャスティン・バーランダーの両輪から少なくとも1勝をもぎ取る必要のあったヤンキース。困難なミッションのように思われたが、ホームで圧倒的な強さを誇るヤンキースには関係なかった。第1戦と同様にカイケルとの投げ合いとなった田中将大が気迫のこもったピッチングで7回無失点の好投。打線のカイケルから4点を奪うなど田中を援護し、ヤンキースはホーム3連戦に3連勝して8年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけた。

     レギュラーシーズンでリーグ最多のホーム51勝をマークしたヤンキースは、ポストシーズンでもホームでは5戦全勝。この日の第5戦でもホームでの強さが存分に発揮された。先発の田中は2回表無死二塁のピンチを内野ゴロ3つで切り抜けると波に乗り、5回表一死一、二塁ではジョージ・スプリンガーとジョシュ・レディックを連続三振。このあと、7イニングを投げ切って降板するまで一人の走者も出さず、被安打3、奪三振8、与四球1という圧巻のピッチングで7回無失点の好投を見せた。敵地での第1戦では6回2失点でカイケルに投げ負けたものの、地区シリーズ第3戦(7回無失点)に続くホームでの快投。エースと呼ぶに相応しい見事なピッチングだった。

     一方、ヤンキース・キラーにしてポストシーズン無敗という難敵・カイケルへのリベンジに挑んだヤンキース打線は、2回裏に二死からスターリン・カストロの二塁打でチャンスを作り、グレッグ・バードのタイムリーで先制。3回裏には一死二塁からアーロン・ジャッジが三塁線を破る二塁打を放ち、リードを2点に広げた。5回裏には二死一、二塁からゲーリー・サンチェスとディディ・グレゴリウスの連続タイムリーでさらに2点を追加してカイケルをノックアウト。7回裏にはサンチェスの今シリーズ1号となるダメ押しソロが飛び出した。

     8回からはトミー・ケインリーが2イニングを無失点に抑えて5対0で試合終了。ホームでの強さを見せつけたヤンキースが投打にアストロズを圧倒し、対戦成績を3勝2敗としてワールドシリーズ進出に王手をかけた。舞台は再びアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークに移されるものの、勢いの差は誰の目にも明らか。ジャッジとサンチェスが復調し、本格的に勢いに乗り始めた感のあるヤンキースはその勢いのまま、ワールドシリーズ進出をかけて第6戦で難敵・バーランダーと激突する。


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  • ロイヤルズ・ムーアGM ブレーブスGMの座には興味なし

    2017.10.19 09:42 Thursday

     ロイヤルズのデイトン・ムーアGMは日本時間10月19日にシーズン終了後の記者会見を行い、噂されているブレーブスGM就任の可能性を改めて否定した。また、ブレーブス側からGM就任のオファーがないことも明らかにしている。

     ムーアGMは「私にとって、他球団の空席についてコメントすることは職業倫理に反する行為である」と前置きしたうえで、「誰も私にその仕事(=ブレーブスGM)をオファーしてきていないし、私はこの組織(=ロイヤルズ)を引っ張っていくことに大きな情熱を持っている」とブレーブスGMに就任する意思は全くなく、引き続きロイヤルズGMとしての職務を全うするつもりであることを明言した。

     「私はロイヤルズGMを任せてもらえる限りは、自分のやるべきことをしっかりやるだけだよ。仕事を上手くやれているとは言わないけれど、献身的に仕事をしているし、情熱も持っている」とムーアGMは自身の職務にプライドを見せる。

     また、ムーアGMは球団オーナーのデービッド・グラスと日本時間10月18日に話し合いの場を設け、主に来季のチーム作りについて数時間にわたって話し合ったようだ。「グラス・ファミリーよりも仕事がやりやすい人物を私は知らないよ。私はグラス氏を慕っているし、彼が私に与えてくれた(GMという)機会にも感謝している。(ブレーブスGMが空席となっていることは)考慮や議論の対象にもならないよ。我々はカンザスシティでやるべきことに集中しているんだ」

     ただし、ムーアGMはブレーブスGM就任の噂を完全に否定した一方で、そのような噂が浮上していることについては一定の理解を示した。「ブレーブスとはつながりがあるからね。私が仕事を始めた場所なんだから。誰かが(ブレーブスGM就任の可能性について)尋ねてくるのは当然のことだと思うよ。でも、何度も言っているように、それは私がこれ以上コメントすべき問題ではないよ」

     多くの主力選手が一斉にフリーエージェントとなり、忙しいオフシーズンを過ごすことになると見られているムーアGM。来季に向けてどのようなチーム作りを進めていくのか楽しみだ。


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  • ツインズ 球宴3度の左腕・パーキンスのオプション破棄へ

    2017.10.19 09:12 Thursday

     ツインズはオールスター・ゲーム選出3度の実績を誇る元クローザーのグレン・パーキンスに来季契約(年俸650万ドル)の球団オプションを行使しない方針であることを通告した。なお、パーキンスには70万ドルのバイアウトが支払われ、フリーエージェントとなる。

     予想されていた動きではあるものの、パーキンスのツインズでの日々は正式に終わりを迎えることになった。2013年からの3シーズンで102セーブをマークし、3年連続でオールスター・ゲームに選出されるなど、一時はリーグを代表するクローザーとして活躍したパーキンスだったが、2016年の開幕早々に左肩を故障。手術を経て、今年8月に16ヶ月ぶりの戦列復帰を果たしたが、8試合に登板して被打率.320、防御率9.53とかつてのピッチングを取り戻すことはできなかった。パーキンスはマイナー契約でツインズと再契約を結ぶことに前向きな姿勢を示しているものの、ツインズ以外の球団と契約する意思はなく、このまま現役を引退する可能性も浮上している。

     パーキンスの今季最終登板は日本時間10月1日のタイガース戦。9回表二死走者なしの場面で5番手としてマウンドに上がり、この試合で「1試合9ポジション出場」を達成したアンドリュー・ロマインを一塁へのポップフライに打ち取った。一塁手のケニーズ・バルガスはそのボールをパーキンスへと手渡し、パーキンスもこれがツインズでの最後の登板になることを自覚していたのか、試合終了後のダグアウトでは感情を隠さなかった。「素晴らしい瞬間だったよ。これからの人生で決して忘れないだろうね」

     メジャー3年目の2008年には26試合に先発して12勝4敗、防御率4.41をマークしたパーキンスだが、先発投手としては大成できず、2011年からリリーフに本格転向。この年、65試合に登板して防御率2.48の好成績をマークすると、そこから5年連続で60試合以上に登板するなど、リリーバーとして花開いた。メジャー12年間での通算成績は409試合に登板して35勝25敗120セーブ、防御率3.88となっている。


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  • 殿堂入りの名将・ラルーサがDバックス退団へ

    2017.10.19 08:48 Thursday

     日本時間10月19日、ダイヤモンドバックスはチーフ・ベースボール・アナリストを務めるトニー・ラルーサが10月末をもって退団することを発表した。ラルーサにはすでに数球団からのオファーが届いており、ラルーサはどこへ行くのがベストなのかを見極めたうえで、自身の新天地について決断する予定だという。

     「今季のことはずっと忘れられないだろうね」とラルーサは93勝69敗というリーグ3位の成績を残し、ワイルドカードを獲得して6年ぶりのポストシーズン進出を果たした今季を振り返った。ダイヤモンドバックスは昨季、ザック・グレインキーを獲得するなど大型補強を展開したものの、69勝93敗で地区4位に沈み、ラルーサ自身が採用したデーブ・スチュワートGMとチップ・ヘイル監督が解任された。ラルーサ自身の役職もチーフ・ベースボール・オフィサーからチーフ・ベースボール・アナリストへと変わり、チーム編成は新任のマイク・ヘイゼンGMに託されたが、ラルーサはチーム編成のトップから降格させられたにもかかわらず、このままチームを去るわけにはいかないと考えていた。そして、昨季から勝敗を逆転させるというV字回復でポストシーズン進出を果たし、自身が去るのに適切な時期が来たと判断するに至ったようだ。「”感謝している”というのがベストの言葉だろうね」と3年強を過ごした球団に感謝の意を表したラルーサは、退団を決断した大きな理由の一つとして「球団フロント陣が非常に優秀であること」を挙げている。

     ラルーサは1979年途中に34歳の若さでホワイトソックスの監督に就任し、33年間に及ぶ監督生活をスタート。1986年途中からアスレチックスの監督を務め、1988年からリーグ3連覇を成し遂げて1989年にはワールドシリーズを制覇した。1996年からはカージナルスの監督を務め、16年間で負け越しは3回だけという安定感で常勝軍団を形成。2004年にリーグ優勝、2006年と2011年にワールドシリーズ制覇を経験し、自身3度目の世界一を置き土産に監督業から身を引いた。そして、2014年に野球殿堂入り。監督として歴代3位の2728勝をマークし、弁護士の資格を持つことでも知られるこの名将の次なるチャレンジは、どこで始まるのだろうか。


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  • 【戦評】ダルビッシュ7回途中1失点 ドジャースWS進出に王手

    2017.10.18 14:21 Wednesday

     カブスとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦のマウンドに上がったダルビッシュ有は1回裏、カイル・シュワーバーに先制ソロを浴びたものの、2回以降は立ち直って7回途中まで1失点の快投。ドジャースは2本のソロ本塁打で逆転に成功すると、6回表にはダルビッシュが自ら押し出し四球を選ぶなど小刻みに加点し、6対1と5点をリードした。9回裏、ロス・ストリップリングが無死二、三塁のピンチを背負い、ケンリー・ジャンセンを投入せざるを得なくなったものの、ジャンセンが完璧な火消しを演じて試合終了。ドジャースが快勝で対戦成績を3勝0敗とし、29年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけた。

     ダルビッシュはシュワーバーに一発を浴びた後、二死一、二塁のピンチを背負ったが、ジョン・ジェイを見逃し三振に抑えてピンチ脱出。立ち上がりを最少失点で乗り切り、勢いに乗った。4回裏に二死から安打と四球で一、二塁としたものの、カイル・ヘンドリックスから空振り三振を奪って無失点。7回裏先頭のアディソン・ラッセルから空振り三振を奪ったところで降板となったが、終わってみれば得点圏まで走者を進めたのは初回と4回の2度だけだった。81球、6回1/3を投げて打たれたヒットは6本(1本塁打含む)、奪った三振は7個、失点は1。先発投手としての役割を十二分に果たしたマウンドだった。

     ドジャース打線は、この日スタメンに抜擢されたベテラン打者アンドレ・イーシアーが2回表に同点ソロを放つと、3回表にはクリス・テイラーにもソロ本塁打が飛び出して勝ち越しに成功。5回表にはテイラーのタイムリー三塁打で1点を追加し、6回表はダルビッシュが押し出し死球を選んで4点目。8回表にはカブス4番手のマイク・モンゴメリーを攻め立て、カイル・ファーマーの犠飛などでさらに2点を追加した。

     5点リードの9回裏に登板したストリップリングが連打で無死二、三塁のピンチを背負い、ジャンセンを使わざるを得ないという誤算はあったが、ほぼ盤石の試合運びでドジャースが3連勝。世界一となった1988年以来29年ぶりとなるワールドシリーズ進出にあと1勝に迫った。第4戦はアレックス・ウッド(ドジャース)とジェイク・アリエタ(カブス)が先発予定。ポストシーズン初登板となるウッドがどのようなピッチングを見せるか注目だ。


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  • ヤンキース・田中 王手をかけて第5戦のマウンドへ

    2017.10.18 11:56 Wednesday

     ヤンキースが逆転勝利で第4戦を制し、2勝2敗のタイとなったア・リーグ優勝決定シリーズ。第5戦では第1戦で投げ合った田中将大(ヤンキース)とダラス・カイケル(アストロズ)が再び相見える。田中は得意の本拠地での登板で、ヤンキース・キラーの左腕にリベンジを果たすことができるのだろうか。

     今季の田中はアウェイで防御率6.48に終わったのに対し、本拠地ヤンキー・スタジアムでは防御率3.22と安定した成績を残している。インディアンスとの地区シリーズ第3戦では7回無失点の快投を披露したが、思えばあの試合も本拠地での登板だった。リーグ優勝決定シリーズ第1戦では敵地での登板ながら6回2失点と力投したが、チームを勝利に導くことはできず。田中はより良い結果を求めてマウンドに上がる。

     「ボール自体は悪くなかったと思うけれど、正確に投げなければならなかった。特にランナーがいる状況では」と田中は通訳を介して前回登板を振り返った。「前回はそれができなかった。だから次回の登板ではより良い仕事をする必要がある。スプリッターもそこそこ良かったと思うけれど、前の登板(=地区シリーズ第3戦)ほどではなかった」

     田中にとっては明日がポストシーズンでの通算3度目の本拠地での登板となる。過去2試合では計12イニングを投げて10奪三振、防御率1.50をマーク。好投しているが、ポストシーズンでカイケルに投げ勝っていないというのも事実である。「今の自分があるのは間違いなく日本での経験のおかげ。でも、2015年のワイルドカード・ゲームでの経験が一番大きいと思う。あの経験が今のピッチングに生かされている」と田中は本拠地でカイケルと投げ合った2015年のワイルドカード・ゲームを振り返る。あの試合でカイケルに投げ負け、今年のリーグ優勝決定シリーズ第1戦でもリベンジを果たせず。田中にとってはチームの王手はもちろん、「三度目の正直」をかけた登板にもなる。

     カイケルは田中について「彼はとても優秀な投手だよ。彼と投げ合うときは味方の大量得点は期待できないから、いつも以上に気合いが入るんだ」と語る。田中vsカイケルの第3ラウンド。この勝負を制し、ワールドシリーズ進出に王手をかけるのはいったいどちらのチームだろうか。


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  • レッドソックス ラミレス&ロドリゲスが手術を受ける

    2017.10.18 11:23 Wednesday

     2018年シーズンに向けて、レッドソックスの強打者ハンリー・ラミレスと先発左腕エドゥアルド・ロドリゲスが手術を受けた。左肩の手術を受けたラミレスは来季の開幕に間に合う見込みだが、右膝の手術を受けたロドリゲスは投球再開に6ヶ月を要すると見られており、来季の開幕に間に合うかどうかは不透明な状況となっている。

     2016年に打率.286、30本塁打、111打点の好成績を残したラミレスは、今季打率.242、23本塁打、62打点と大不振。故障者リスト入りは一度もなかったものの、肩に休養を与えるために試合を欠場することも多かった。ラミレスは自身のTwitterで左肩の手術を受けたことを公表。「2018年はより強くなって戻ってくるよ!」とファンにメッセージを残している。

     ロドリゲスは今季25試合(うち24先発)に登板して6勝7敗、防御率4.19をマーク。137回1/3で150三振を奪い、奪三振率9.83は自己最高の数字だった。6月上旬に右膝の亜脱臼で故障者リスト入りし、およそ1ヶ月半にわたって戦線離脱。防御率3.54をマークした前半戦に対して後半戦は防御率4.72と成績を悪化させており、右膝の状態が少なからず投球に悪影響を及ぼしていた。

     この2人に加えて、正二塁手のダスティン・ペドロイアにも手術を受ける可能性が浮上している。3度の故障者リスト入りを経験するなど、満身創痍の状態でシーズンを過ごしたペドロイアは今季105試合のみの出場にとどまった。シーズンを通して自身を苦しめていた左膝の故障について、手術を含め、様々なオプションを検討しているようだ。

     地区シリーズでアストロズの前に敗退し、ジョン・ファレル監督が解任されるなど、慌ただしいオフシーズンの幕開けとなったレッドソックス。打線の中軸を担うことのできる強打者の補強も噂されるが、手術を回避する見込みのデービッド・プライスを含め、故障者が万全の状態で戻ってくることが何よりの戦力アップになるはずだ。故障者が完全復活を遂げ、新監督の下で大きな戦力となることを期待したい。


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  • 年間最優秀リリーバーの最終候補者が明らかに

    2017.10.18 11:01 Wednesday

     日本時間10月18日、年間最優秀リリーバーの最終候補者(各リーグ3名)が発表された。各リーグで活躍した名クローザーにちなんでア・リーグは「マリアーノ・リベラ賞」、ナ・リーグは「トレバー・ホフマン賞」と名付けられているこの賞の受賞者は日本時間10月29日、ワールドシリーズ第4戦で発表される予定となっている。

     ア・リーグの最終候補者はケン・ジャイルズ(アストロズ)、クレイグ・キンブレル(レッドソックス)、デービッド・ロバートソン(ヤンキース)の3名。ジャイルズは63試合に登板して34セーブ、防御率2.30を記録し、62回2/3で83三振を奪って奪三振率11.92をマークした。キンブレルはリリーバーでは両リーグ最高となる奪三振率16.43、WHIP0.68を記録し、126奪三振も両リーグ最多タイ。防御率1.43、被打率.140など圧巻のパフォーマンスを見せた。ロバートソンはシーズン途中までホワイトソックスでクローザー、ヤンキース移籍後はセットアッパーとして活躍し、計61試合に登板して防御率1.84と安定感抜群。総合的に判断すれば、キンブレルが最有力候補だろう。

     ナ・リーグの最終候補者はウェイド・デービス(カブス)、ケンリー・ジャンセン(ドジャース)、コリー・クネーベル(ブリュワーズ)の3名。デービスは開幕から32セーブ機会連続成功をマークして連続セーブ成功の球団記録を更新し、クローザーとして地区連覇を果たしたチームの戦いを支えた。ジャンセンはリーグ最多タイの41セーブを挙げ、リリーバーでは両リーグ最高となる防御率1.32をマーク。109奪三振、WHIP0.75はともにリーグベストの数字であり、今季も絶対的守護神として君臨した。クネーベルは今季急成長を遂げ、リリーバーでは両リーグ最多タイとなる126奪三振を記録。39セーブ、奪三振率14.92などその他の数字も素晴らしく、45登板連続奪三振のメジャー新記録も樹立した。いずれも素晴らしい活躍を見せたが、ジャンセンが最有力候補と見て間違いないだろう。

     受賞者の選考を担当するのは、かつてメジャーリーグで活躍した8名のリリーバーたち。賞に名が冠せられているリベラ、ホフマンのほか、デニス・エカーズリー、ロリー・フィンガース、ブルース・スーター、リー・スミス、ジョン・フランコ、ビリー・ワグナーという豪華な顔ぶれとなっている。


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  • 【戦評】ヤンキースが逆転勝利 ジャッジ&サンチェスが計5打点

    2017.10.18 10:33 Wednesday

     不振を極めていた「ベイビー・ボンバーズ」はいつまでも黙っているわけではなかった。4点のビハインドを背負ったヤンキースは7回裏にアーロン・ジャッジのソロとゲーリー・サンチェスの犠飛で2点差に追い上げると、8回裏にはブレット・ガードナーの二塁ゴロの間に1点差とし、ジャッジのタイムリー二塁打で同点。さらにサンチェスの2点タイムリー二塁打で一気に試合をひっくり返した。逆転勝利で第4戦を制したヤンキースは対戦成績を2勝2敗のタイとし、王手をかけて第5戦は田中将大が先発する。

     ソニー・グレイ(ヤンキース)とランス・マカラーズJr.(アストロズ)の両先発が好投し、5回までは両軍無得点。6回表、アストロズは2四球と打撃妨害で無死満塁のチャンスを作り、カルロス・コレアが空振り三振に倒れた後、ユリエスキー・グリエルが三塁線を破る走者一掃の3点タイムリー二塁打を放って均衡を破った。7回表には一死からマーウィン・ゴンザレスが二塁打を放って出塁し、ブライアン・マッキャンの二塁ゴロをスターリン・カストロが弾いている間に追加点。リードを4点に広げ、試合は決まったかに思われた。

     しかし、今季ホームでリーグ最多の51勝をマークし、ポストシーズンではホーム無敗をキープしているヤンキースはこのままでは終わらなかった。7回裏先頭のジャッジがマカラーズJr.のナックルカーブを捉えてセンターへソロ本塁打を叩き込むと、代わったクリス・デベンスキーからディディ・グレゴリウスが三塁打を放ち、続くサンチェスの犠飛で2点差。試合の行方はわからなくなった。

     そして8回裏。ヤンキースはトッド・フレイジャーとチェイス・ヘッドリーの連打で無死二、三塁のチャンスを作り、アストロズのクローザー、ケン・ジャイルズを引きずり出す。ガードナーの二塁ゴロでまず1点を返し、一死三塁からジャッジが左翼フェンスを直撃する同点タイムリー二塁打。さらにグレゴリウスがヒットで繋いで一死一、三塁とし、サンチェスが右中間を破る二塁打を放って2点を勝ち越した。

     最後は守護神のアロルディス・チャップマンが三者凡退に抑えて試合終了。ヤンキースがアストロズのブルペン陣を見事に攻略し、鮮やかな逆転勝利で第4戦を制した。明日行われる第5戦は田中とダラス・カイケルが先発予定。苦手左腕を攻略し、一気に王手をかける。


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  • 【戦評】ヤンキース快勝 不振のジャッジにも待望の一発

    2017.10.17 12:56 Tuesday

     敵地ミニッツメイド・パークでの2試合をともに接戦の末に落とし、0勝2敗で本拠地ヤンキー・スタジアムに戻ってきたヤンキース。しかし、第3戦では過去2戦の鬱憤を晴らすかのように打線が繋がり、4回までに8得点。大不振に陥っていたアーロン・ジャッジにも待望の一発が飛び出した。先発のCCサバシアは6回無失点の好投を見せ、投打が噛み合ったヤンキースが8対1で快勝。対戦成績を1勝2敗とした。

     連敗ストップを託されたのは経験豊富なベテラン左腕・サバシア。ジョージ・スプリンガーを三塁ゴロ、アレックス・ブレグマンとホゼ・アルトゥーベを空振り三振に斬って取る完璧な立ち上がりを見せると、3回裏には二死満塁のピンチでカルロス・コレアを遊撃フライに抑え、終わってみれば6回無失点。与四球4と制球はやや不安定だったが、強打者が顔を揃えるアストロズ打線に連打を許さず、連敗スタートの嫌な流れを完全に断ち切った。

     打線は2回裏二死走者なしからスターリン・カストロ、アーロン・ヒックスの連打で一、二塁のチャンスを作り、ここでトッド・フレイジャーが外角低めの球を上手くバットに乗せてライトスタンドへ運ぶ先制スリーラン。4回裏には二死一、三塁からチェイス・ヘッドリーのタイムリーで1点を追加し、ブレット・ガードナーが死球を受けて満塁となったところで暴投によりさらに追加点。そしてジャッジが内角高めの球を上手く捌き、レフトスタンドへトドメのスリーランを叩き込んだ。

     7回以降はアダム・ウォーレンが2回無安打無失点の好リリーフを見せ、9回表はデリン・ベタンセスが登場。しかし、ベタンセスは制球が定まらず、二者連続四球を与えたところで降板となってしまう。急遽マウンドに上がったトミー・ケインリーが押し出しで1点を失ったものの、最後は一死満塁からアルトゥーベを二塁への併殺打に打ち取って試合終了。ヤンキースが快勝で第3戦を制した。

     アストロズは先発のチャーリー・モートンが4回途中7失点と大誤算。打線もわずか4安打に封じられ、数少ないチャンスも生かすことができなかった。そんな中、5回裏から登板したコリン・マクヒューは4回無安打無失点の好投で自身の存在をアピールしている。


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  • レッドソックスとメッツが監督候補のコーラと面会

    2017.10.17 11:55 Tuesday

     アストロズのベンチコーチを務めるアレックス・コーラが複数球団の監督候補に挙がっている。日本時間10月16日にコーラとの面会を済ませたレッドソックスに続き、メッツもコーラとの面会を予定しているようだ。

     コーラは1996年のドラフトでドジャースから3巡目(全体88位)指名を受けてプロ入りし、1998年6月にメジャーデビュー。2000年から5シーズンにわたって正遊撃手を務め、2004年には自己最多の10本塁打、47打点をマークした。その後はインディアンス、レッドソックス、メッツ、レンジャーズ、ナショナルズを渡り歩き、レッドソックス時代の2007年にはワールドシリーズ制覇を経験。2006年と2009年にはプエルトリコ代表の一員としてワールド・ベースボール・クラシックに参加した。その後は解説者を務めていたが、今季からアストロズでベンチコーチを務め、指導者としてのキャリアをスタートさせている。

     メッツとの面会は日本時間10月17日ないし18日に行われる予定。メッツの監督候補にはコーラのほかにも前タイガース監督のブラッド・オースマス、前ホワイトソックス監督のロビン・ベンチュラ、ドジャースのベンチコーチであるボブ・ゲレン、アスレチックスの三塁コーチであるチップ・ヘイル、ホワイトソックスの三塁コーチであるジョー・マクユーイング、インディアンスの一塁コーチであるサンディ・アロマーJr.らの名前が挙がっており、さらにインディアンスの投手コーチであるミッキー・キャラウェイに興味を示しているとの報道もある。

     アストロズのA.J.ヒンチ監督はコーラについて「コーチ1年目だったけれど、よくやってくれた。選手たちと良い関係を築いているし、野球をよく知っている。とても鋭い人物だし、本当によく試合を見ているよ」と高く評価している。昨オフにはダイヤモンドバックスの監督候補に挙げられ、今オフはレッドソックス、メッツのほかにもタイガースやフィリーズが監督候補の一人に挙げているように指導者としての評価は非常に高く、遅かれ早かれどこかのチームで指揮を執ることは間違いないだろう。アストロズのシーズン終了後、コーラの周辺は騒がしくなりそうだ。


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  • マドン監督はなぜラッキーを投入したのか

    2017.10.17 11:32 Tuesday

     クローザーはセーブ機会が巡ってくるまで温存すべきと主張する人がいれば、クローザーはチームでベストのリリーバーなのだから同点の場面でも出し惜しみすべきでないと主張する人もいる。ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦。カブスのジョー・マドン監督はなぜクローザーのウェイド・デービスではなく、ジョン・ラッキーを9回裏に投入したのだろうか。

     1対1の同点で迎えた9回裏二死二塁の場面でマドン監督が投入したのはデービスではなく、38歳のベテラン右腕・ラッキーだった。ラッキーはクリス・テイラーに四球を与えると、続くジャスティン・ターナーにサヨナラスリーランを被弾。カブスはクローザーのデービスを起用することなく、1対4でドジャースに敗れてしまった。

     リーグ優勝決定シリーズはドジャースの連勝スタートとなったが、デービスはここまでの2試合でまだ登板していない。「今夜はセーブ機会で起用する必要があったんだ」とマドン監督はデービスを投入しなかった理由を説明した。「デービスは球数を制限していた。1イニング限定だったんだ。あのような状況では準備をさせることも、登板させることもできなかったんだよ。もし我々がリードを奪っていたら彼は登板していたよ。ただそれだけのことさ」

     地区シリーズ第5戦で今季最多の44球を投げ、2回1/3を投げ抜いたデービス。カブスはデービスのコンディションについて慎重な姿勢を見せており、マドン監督はデービスと話し合った結果、1イニング限定で起用することを決めたという。9回裏の1イニングをデービスに任せることもできたはずだが、「セーブ機会まで待つ」というのがマドン監督の決断だった。この試合を見てクローザーのザック・ブリットンを使わずに敗退した2016年ワイルドカード・ゲームのオリオールズを思い出したファンも少なくないはずだ。

     今季リーグ最多の36本塁打を浴びたラッキーをあの場面で投入したのは正しかったのか。マドン監督は「何よりも彼の経験に賭けたんだよ。ラッキーならあの雰囲気に影響されることはないと思ったんだ」とラッキー投入の意図を説明した。一方、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「マドン監督のほうがカブスの選手のことをよく知っているんだから、私がとやかく言う問題ではないよ」としつつも、「残っていた投手の中でデービスがベストの投手だったことは間違いない。ラッキーが出てきたのはありがたかったよ」と本音も垣間見せた。

     ターナーがラッキーから劇的なサヨナラ弾を放ち、ドジャースは連勝スタートとなった。デービスでなくラッキーを投入したマドン監督の決断は、今後のシリーズの行方にどのような影響を与えていくのだろうか。


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  • モリーナが故郷・プエルトリコで復興支援活動

    2017.10.17 11:02 Tuesday

     2週間前に2017年のレギュラーシーズンは終了したが、ヤディアー・モリーナ(カージナルス)に休んでいるヒマはない。彼の時間とエネルギーは今、ハリケーン「マリア」で被害を受けた故郷・プエルトリコの復興支援のために捧げられている。

     モリーナはレギュラーシーズン最終戦の2日後にプエルトリコに到着した。食料、水、氷といったトラック5台分の支援物資が適切に住民へ配布されているかを自身の目で確認するためだ。モリーナはベガ・アルタ、ドラード、ウトゥアード、カイエイといった町を訪れているが、ベガ・アルタはモリーナが育った町であり、ドラードは現在モリーナが自宅を構えている町である。

     「ハリケーンがプエルトリコを襲った後、すぐに俺は家族や友人、プエルトリコで暮らす全ての人々のことがとても心配になった。自分の無力さを感じたし、家族や友人が無事であるかどうかがわからなくて集中できなかったよ。できる限り早く力になりたいと思っていたんだ」とモリーナは語る。

     モリーナの妻であるワンダ・トーレスさんが先頭に立って始めた募金キャンペーンにより15万ドル以上の支援金が集まり、これが今回の復興支援活動に使用された。さらにモリーナ自身も今回の復興支援活動に多大な寄付をしている(金額は未公表)。モリーナは兄のホゼや自身の基金のスタッフとともに住宅を一軒ずつ訪問し、支援物資を住民に手渡しした。そして彼らは日本時間10月16日に予定されていた全ての活動を終えた。

     もちろん、モリーナによる復興支援活動はこれで終わりではない。モリーナは毎年恒例のヤディアー・モリーナ・ホームラン・ダービーとセレブリティ・ソフトボール・ゲームを日本時間12月9日にサンフアンのヒラム・ビソーン・スタジアムで開催予定だ。これらのイベントによる収益は全てハリケーンの復興支援活動のために使われる予定となっている。

     日本時間10月17日、プエルトリコがハリケーン「マリア」の被害を受けてから26日が経過した。しかし、現地の報道によると依然として全国民の87%が電気のない生活を強いられているという。愛する故郷のために、モリーナの支援活動はこれからも続いていく。


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  • リリーフで存在感を発揮する前田健太

    2017.10.17 10:25 Tuesday

     ポストシーズンを見据えてシーズン終盤にリリーフへ配置転換された前田健太(ドジャース)。自身が思い描いていた役割ではないかもしれないが、10月の戦いにおいて前田は間違いなくドジャースの大きな戦力となっている。

     日本プロ野球とメジャーリーグでの計10年のキャリアにおいて、前田は279試合に登板。うち274試合で先発しているように、前田は生粋の先発投手である。しかし、ドジャースはレギュラーシーズン最終週、前田にポストシーズンでのリリーフ起用を打診した。慣れ親しんだ役割ではなかったが、前田はチームのためにそれを受け入れたのだった。

     それから2週間。ドジャースは3連勝でダイヤモンドバックスとの地区シリーズを突破し、リーグ優勝決定シリーズではカブス相手に2勝0敗でリードを奪っている。その中で前田が果たした役割は小さくない。「これがポストシーズンですから。理想としては先発で投げたかったですけど、この役割を与えられたので。チームのためにベストを尽くすことだけを考えています」と前田は自分に言い聞かせるように話していた。

     リリーフに回った前田について、多くの人はロングリリーフを担うだろうと考えていた。しかし、現在前田が担っているのは「対右打者のスペシャリスト」とでも言うべき役割だ。オールスター・ブレイク以降、前田は右打者を打率.160に封じている。しかも、三振を奪う割合は41%にも上る。「短いイニングを投げることで明らかに球は速くなっていますし、変化球も少し鋭くなっていると思います。先発の時より少し力を込めて投げているので、そうなるだろうとは思っていました。(右打者に強いのは)ベストピッチであるスライダーを効果的に使えているからだと思います」

     もちろん、ドジャースは前田を「対右打者のスペシャリスト」という役割のみで終わらせるつもりはない。第2戦では9回表にケンリー・ジャンセンが登板した後、ブルペンでは前田が準備を始めていた。延長戦に突入すれば前田がロングリリーフを担っていたはずだ。「対右打者のスペシャリスト」のみならず、セットアップ、ミドルリリーフ、ロングリリーフと様々な役割をこなすことができる前田の存在は、今やドジャースに不可欠なものとなっている。


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      10月16日 やはり頼れるこの男 ターナーが劇的なサヨナラ弾

      10月16日 【戦評】ターナーが劇的サヨナラ弾!ドジャース2連勝

      10月16日 ドジャースが小刻みに得点しNLCS初戦を獲る

      10月13日 ドジャース 初戦はカーショウ ダルビッシュは第2戦or第3戦

      10月13日 ドジャース シーガーが背中を痛めて全体練習欠席

      10月11日 日々存在感を増す控え捕手・バーンズ

      10月10日 【戦評】ダルビッシュ&前田が好投 ドジャースNLCS進出!

      10月8日 ドジャースが2桁12安打でNLDS2連勝

      10月7日 カーショウが4被弾もドジャースが辛くも勝利


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  • 【戦評】ターナーが劇的サヨナラ弾!ドジャース2連勝

    2017.10.16 13:04 Monday

     両軍投手陣の力投によりロースコアの接戦となったナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦。1-1の同点で迎えた9回裏、ドジャースは2四球で二死一、二塁のチャンスを作り、5回裏に同点タイムリーを放ったジャスティン・ターナーがセンターへ劇的なサヨナラスリーランを叩き込んで試合に決着をつけた。

     「今までの人生で僕が打った初めてのサヨナラ本塁打だと思うよ」とターナーが興奮気味に語った一発は、ドジャースが最後に世界一となった1988年のワールドシリーズ第1戦でカーク・ギブソンが劇的なサヨナラ弾を放ってから丸29年後に生まれた。カブスの5番手として登板したベテラン右腕、ジョン・ラッキーのフォーシームを振り抜くと、打球はドジャース・ファンの大歓声に包まれながらセンターへ一直線。最後は落下点で待ち構えていたファンのグラブに収まった。

     カブスがジョン・レスター、ドジャースがリッチ・ヒルという両左腕の先発で始まったこの試合。ヒルは5回表にアディソン・ラッセルに先制ソロを浴びたものの、終始安定したピッチングを展開し、5イニングを投げて被安打3、奪三振8、与四球1、失点1の好投。一方のレスターは制球が不安定で苦しいピッチングとなったものの、5回裏二死一、二塁の場面で降板するまでドジャース打線をターナーのタイムリーによる1点のみに抑え、なんとか試合を作った。6回以降は両軍のブルペン陣が力投。8回裏、ドジャースは一死一、二塁と勝ち越しのチャンスを迎えたものの、オースティン・バーンズが遊撃への併殺打に倒れ、チャンスを生かすことができなかった。そして9回裏。ターナーに劇的な一発が飛び出し、ドジャースが本拠地で2連勝を飾った。

     カブスのジョー・マドン監督は「素晴らしい試合だった」と白熱の一戦を振り返った。「我々のディフェンスは素晴らしかったと思うよ。フィールドのあちこちで見事な守備があった。本当に面白い試合だったよ。最後はドジャースが我々を破った。こういうことは時々あるから仕方ないよ」。移動日を一日挟み、舞台はカブスの本拠地リグリー・フィールドに移される。ドジャースが一気にワールドシリーズ進出を決めるのか、昨季のワールドシリーズ王者・カブスが本拠地で意地を見せるのか。第3戦以降の戦いにも注目だ。


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