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  • 好守のブラッドリーJr. レッドソックスと再契約の可能性も

    2020.12.8 12:30 Tuesday

     レッドソックスのブライアン・オハローランGMは日本時間12月8日、自軍の戦力補強について「ジャッキー・ブラッドリーJr.はまだ我々の調査対象である」と発言。2011年のプロ入り以来、レッドソックス一筋でプレーしてきた生え抜きの中堅手と再契約する可能性を否定しなかった。ブラッドリーJr.はジョージ・スプリンガーの他球団移籍が濃厚なアストロズと契約することが有力視されているが、レッドソックスはブラッドリーJr.との再契約をまだ諦めていないようだ。

     現在30歳のブラッドリーJr.は2013年にメジャーデビューし、今季まで8年間レッドソックスでプレー。26本塁打、87打点、OPS.835の好成績をマークした2016年にはオールスター・ゲームに選出された。また、ゴールドグラブ賞を受賞したのは2018年の1度だけだが、球界でベストの守備力を持つ中堅手の1人と高く評価されている。今季は打撃好調で、55試合に出場して打率.283、7本塁打、22打点、5盗塁、OPS.814をマークした。

     今オフの移籍市場で最も注目されている中堅手はスプリンガーだ。アストロズの強打のリードオフマンとして活躍してきたスプリンガーは、アストロズとの再契約を望んでおらず、ブルージェイズとの交渉が順調に進んでいることが報じられている。アストロズはスプリンガーの他球団移籍が濃厚となっているため、その穴埋めとしてブラッドリーJr.の獲得を狙っていると見られる。

     しかし、正中堅手が不在となってしまうのはレッドソックスも同じ。正左翼手のアンドリュー・ベニンテンディまたは正右翼手のアレックス・ベルドゥーゴを中堅に移し、エディ・ロサリオなど両翼タイプの外野手を獲得する可能性も取り沙汰されているが、レッドソックスはブラッドリーJr.との再契約をまだ選択肢から排除していない。ブラッドリーJr.は愛着のあるレッドソックスと再契約を結び、来季もベニンテンディ、ベルドゥーゴとともに鉄壁の外野トリオを形成することになるのだろうか。

  • マーリンズなど複数のMLB球団が韓国MVPのロハスJr.に興味

    2020.12.8 12:00 Tuesday

     「スポーツグリッド」のクレイグ・ミッシュによると、マーリンズは来季の正右翼手候補としてメル・ロハスJr.の獲得に興味を示しているようだ。現在30歳のロハスは、今季韓国プロ野球のKTウィズで142試合に出場して打率.349、47本塁打、135打点、OPS1.097の好成績をマーク。本塁打と打点の二冠を獲得し、MVPにも選出された。なお、ミッシュによると、マーリンズ以外にも複数のメジャー球団が韓国球界の二冠王の獲得に興味を示しているという。

     ロハスJr.は日本時間12月7日、自身のTwitterで「私はまだ2021年にどこでプレーするかを決めていません!」とツイート。韓国とメジャーの球団のほか、日本球界からも関心が寄せられている。

     マーリンズは来季、コリー・ディッカーソンが2年契約の2年目を迎え、今季途中に獲得したスターリング・マーテイの来季オプションを行使したため、左翼と中堅のレギュラーは固まっている(ディッカーソンが左翼、マーテイが中堅)。しかし、今季右翼手としてチーム最多の22試合にスタメン出場したマット・ジョイスがフリーエージェントとなったため、正右翼手は不在。右翼のレギュラー候補としてロハスJr.を獲得することを検討していると見られる。

     メジャーリーグ公式サイトは、マーリンズの現有戦力から正右翼手候補としてルイス・ブリンソン、JJ・ブレデイ(メジャー全体24位のプロスペクト)、ヘスス・サンチェス(メジャー全体76位のプロスペクト)、モンテ・ハリソン(球団10位のプロスペクト)の名前を挙げている。ブリンソンは今季右翼手としてジョイスに次ぐ19試合にスタメン出場しており、現有戦力のなかでは最有力候補と言えるだろう。また、ナショナル・リーグで指名打者制が採用されない場合は、今季指名打者メインで起用されたギャレット・クーパーも正右翼手候補の1人となる。

     3か国による争奪戦となっているロハスJr.は、来季プレーする場所としていったいどのチームを選択するのだろうか。

  • 巨人・菅野のポスティング メジャーリーグ公式サイトも注目

    2020.12.8 11:30 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシは日本時間12月8日、読売ジャイアンツの菅野智之が正式にポスティング公示されたことを伝えた。メジャー30球団との交渉期限は日本時間1月8日の午前7時。もしメジャー球団との契約が成立した場合、現在のポスティング制度では、巨人は移籍金として菅野の契約総額のうち、最初の2500万ドルの20%、次の2500万ドルの17.5%、5000万ドルを超える部分の15%を合計した金額を得ることができる。

     関係者によると、ジャイアンツ、パドレス、ヤンキースのほか、レッドソックスも菅野の獲得に興味を示しているという。モロシは菅野について「ファストボールは93マイル(約150キロ)を少し下回るくらいのスピードで、メインの第2の球種はスライダーである。他にはスプリッターとカーブを投げ、素晴らしい制球力とマウンドでの冷静さに定評がある」と紹介している。

     モロシはさらに、「読売ジャイアンツは長年、ポスティングでのメジャー移籍を認めないという方針を貫いてきた」と巨人の球団方針にも言及。「昨年、その方針が変わり、山口俊がブルージェイズと契約した。菅野はプロ野球選手としてのキャリアを巨人一筋で過ごしており、巨人の監督を務める名選手・原辰徳は菅野の伯父である」と付け加えた。

     菅野は2017年から2年連続で沢村賞を受賞。今季は20試合に先発して137回1/3を投げ、3完封を含む14勝2敗、防御率1.97、131奪三振の好成績をマークした。最多勝を3度(2017年・2018年・2020年)、最多奪三振を2度(2016年・2018年)、最優秀防御率を4度(2014年・2016~18年)獲得し、8年間で通算101勝49敗、防御率2.32、1214奪三振という成績を残している。

     「今オフの移籍市場ではトレバー・バウアーに次ぐクラスの先発投手」と評価する声もあり、交渉期限を迎えるまでのあいだ、先発投手の補強を目指すチームによる争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。

  • 「殿堂入りしていない名選手」ディック・アレンが78歳で死去

    2020.12.8 11:00 Tuesday

     フィリーズなどで15シーズンにわたって活躍し、通算351本塁打を放ったディック・アレンが日本時間12月8日、出身地のペンシルベニア州ワンパムで亡くなったことが明らかになった。78歳だった。アレンはメジャー2年目の1964年に打率.318、29本塁打、91打点、OPS.939の好成績で新人王に輝き、MVP投票でも7位にランクイン。ホワイトソックス時代の1972年には本塁打と打点の二冠を獲得し、MVPを受賞した。2年後の1974年には2度目の本塁打王。オールスター・ゲームには7度選出された。

     フィリーズはアレンの死を受けて声明文を発表し、「フィリーズは今日、我々の親愛なる友人であり、同僚でもあるディック・アレンの死に心を痛めています。ディックは球団の歴史のなかで最も人気のある選手の1人としてだけでなく、彼のレベルに到達するまでに多くの障害を克服した勇敢な戦士としても記憶されるでしょう」と述べた。さらに「ディックの象徴的な地位は、国民的娯楽を代表する偉大な選手の1人として、何世代にもわたって野球ファンの心に響くことでしょう」と付け加えた。

     アレンは通算1749試合に出場して1848安打、打率.292、351本塁打、1119打点、133盗塁、OPS.912を記録。レギュラーとして活躍したのが10年強だったため、積み上げ式のスタッツが物足りなく、アメリカ野球殿堂入りを果たしていないものの、「殿堂入りしていない最高の選手の1人」と評価されている。フィリーズはこれまで殿堂入りした選手しか永久欠番にしてこなかったが、アレンの背番号「15」を永久欠番にすることを決定。今年9月にセレモニーが行われた。

     アレンは2014年12月に行われたベテランズ委員会の選考で投票対象となったが、1票足りずに惜しくも殿堂入りを逃した。今年はアレンが活躍した時代の人物が再び投票対象となり、日本時間12月7日に投票が行われる予定だったものの、新型コロナウイルスの影響もあって投票は来年に延期されることが決定。アレンは自身の殿堂入りを見届けることができないまま、この世を去ることになった。近年は「過小評価されている」とアレンへの評価が見直されており、アレンは近いうちに悲願の殿堂入りを果たすことができるかもしれない。

  • ベテラン右腕・ウェインライトがロベルト・クレメンテ賞を受賞

    2020.12.8 10:30 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間12月8日、ロベルト・クレメンテ賞の受賞者を発表し、アダム・ウェインライトが選出された。ウェインライトは「僕のキャリアのなかで最高の栄誉だよ」と大喜び。受賞を知ったときは車を運転中で「カシの木に突っ込みそうになった」という。カージナルスからの受賞者は1975年のルー・ブロック、1995年のオジー・スミス、2008年のアルバート・プーホルス、2013年のカルロス・ベルトラン、2018年のヤディアー・モリーナに次いで6人目となった。

     ウェインライトはファンタジー・フットボールが大好きで、2013年に自身のファンタジー・フットボールへの愛と「人々を助けたい」という願望を結び付け、弟のトレイとともに「ビッグリーグ・インパクト」という財団を設立した。その年、ウェインライトは2つの組織に11万ドル以上を寄付し、セントルイス地域の学生が週末に持ち帰れる食料を提供したり、ホンジュラスのコミュニティ全体にきれいな水を提供したりするのに貢献。こうした活動を毎年続けてきたことが評価され、今回の受賞に至った。

     ウェインライトは「ロベルト・クレメンテについて人々が覚えているのは、彼が偉大な選手であったということ以上に、フィールド外での彼の遺産だ。もちろん、3000安打を放って殿堂入りした選手であるということも重要だけど、フィールド外での貢献はそれ以上のものだった。この賞がどれほど大きく、どれほど重要であるかは言葉では言い表せないよ」とコメント。「MVP以上の栄誉」と呼ばれることもあるロベルト・クレメンテ賞だが、それを証明するかのように、ウェインライトは喜びを爆発させた。

     2013年の設立以来、「ビッグリーグ・インパクト」は580万ドルを超える寄付金を集め、セントルイス地域だけでなく、発展途上国のコミュニティも含め、様々な人々を助けてきた。ウェインライトに影響を受けてチャリティ活動を始めた選手も少なくない。これまで5度にわたってロベルト・クレメンテ賞にノミネートされてきたウェインライトだが、ついに念願の「最高の栄誉」を手に入れた。

  • エンゼルスがクローザー確保 レッズからイグレシアスを獲得

    2020.12.8 10:00 Tuesday

     エンゼルスは日本時間12月8日、レッズへ救援右腕ノエ・ラミレスと後日指名選手1名を放出して救援右腕ライセル・イグレシアスと金銭を獲得するトレードが成立したことを発表した。エンゼルスは今季メジャー最多となる14度のセーブ失敗を記録し、元クローザーのハンセル・ロブレスを含む5人のリリーバーをノンテンダーFAで放出。ブルペンの再構築が急務となっていた。通算106セーブの実績を誇るイグレシアスは新天地でもクローザーを務めることになりそうだ。

     キューバ出身のイグレシアスは現在30歳。2017年からクローザーに定着し、2017年に28セーブ、2018年に30セーブ、2019年には自己最多の34セーブをマークするなど、レッズの守護神として活躍してきた。今季は22試合に登板して4勝3敗8セーブ、2ホールド、防御率2.74、奪三振率12.13、与四球率1.96と安定したピッチング。1イニング限定でなく、イニング跨ぎのセーブが多いのも特徴だ。来季の年俸は912万5000ドルで、来季終了後にフリーエージェントとなる。

     ペリー・ミナシアンGMは「彼はこれまでに素晴らしい成績を残してきた」とイグレシアスの実績を絶賛。「ブルペンは改善したいと思っていた部分だし、彼を獲得できたのは大きい。試合終盤や重要な試合で投げた経験のある投手だからね。とても頑丈な選手だし、仕事に一生懸命取り組む選手でもある。才能があるだけでなく、人間性も素晴らしいんだ」とイグレシアスの獲得に動いた理由を説明した。

     一方、イグレシアスを放出したレッズは、来季の観客動員の見通しが立たないなかで年俸総額を削減したいという狙いがあったようだ。ニック・クラールGMは「このトレードによって(イグレシアスの年俸を)別の部分に使うことができる」とコメント。チームは先発投手と遊撃手の補強を必要としており、イグレシアスを放出することによってその資金を捻出した形だ。エンゼルスから獲得したラミレスは、今季21試合に登板して1勝0敗、1ホールド、防御率3.00を記録。数少ない計算できるリリーバーの1人だった。

  • ロベルト・クレメンテ賞 今季の受賞者は日本時間8日に発表

    2020.12.7 13:30 Monday

     2020年シーズンのロベルト・クレメンテ賞の受賞者は日本時間12月8日の午前4時から「MLBネットワーク」にて発表される。この賞は、素晴らしい人格、地域社会への関与、慈善活動といったフィールド内外での積極的な貢献を通して、球界の代表に相応しい選手を毎年表彰するもので、メジャーリーガーにとって「MVP以上の栄誉」との声もある。すでに各球団から1名ずつ、合計30名のノミネート選手が発表されており、受賞者はこの30名のなかから選出される。

     ロベルト・クレメンテ賞の受賞者は、メジャーリーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナー、メジャーリーグ関連のネットワーク(MLBネットワーク、FOXスポーツ、ESPN、TBS)の代表者、メジャーリーグ公式サイトの代表者、クレメンテの子供(エンリケ、ルイス、ロベルトJr.)を含む選考委員会によって決定される。

     もともとは「コミッショナー賞」として1971年に表彰が開始されたが、パイレーツのロベルト・クレメンテが1972年12月31日にニカラグア地震の被災者へ援助物資を届ける際、搭乗したチャーター便が墜落して死亡。生前、積極的に慈善活動を行っていたクレメンテの功績を称え、この賞は「ロベルト・クレメンテ賞」と改称された。

     現役選手ではアルバート・プーホルス(エンゼルス)がカージナルス時代の2008年、クレイトン・カーショウ(ドジャース)が2012年、アンドリュー・マカッチェン(フィリーズ)がパイレーツ時代の2015年、アンソニー・リゾー(カブス)が2017年、ヤディアー・モリーナ(カージナルス)が2018年に受賞。昨年はカルロス・カラスコ(インディアンス)が選出された。

     2020年シーズンのノミネート選手30名は以下の通り。

    アメリカン・リーグ東部地区
    ハンザー・アルベルト(オリオールズ)
    ミッチ・モアランド(レッドソックス)
    ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)
    チャーリー・モートン(レイズ)
    ダニー・ジャンセン(ブルージェイズ)

    アメリカン・リーグ中部地区
    ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)
    ブラッド・ハンド(インディアンス)
    ミゲル・カブレラ(タイガース)
    イアン・ケネディ(ロイヤルズ)
    ネルソン・クルーズ(ツインズ)

    アメリカン・リーグ西部地区
    アレックス・ブレグマン(アストロズ)
    マイク・トラウト(エンゼルス)
    トニー・ケンプ(アスレチックス)
    ディー・ストレンジ・ゴードン(マリナーズ)
    秋信守(レンジャーズ)

    ナショナル・リーグ東部地区
    フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    ミゲル・ロハス(マーリンズ)
    スティーブン・マッツ(メッツ)
    アーロン・ノラ(フィリーズ)
    ショーン・ドゥーリトル(ナショナルズ)

    ナショナル・リーグ中部地区
    ジェイソン・ヘイワード(カブス)
    タッカー・バーンハート(レッズ)
    ブレント・スーター(ブリュワーズ)
    ジョシュ・ベル(パイレーツ)
    アダム・ウェインライト(カージナルス)

    ナショナル・リーグ西部地区
    エドゥアルド・エスコバー(ダイヤモンドバックス)
    イアン・デズモンド(ロッキーズ)
    ジャスティン・ターナー(ドジャース)
    ドリュー・ポメランツ(パドレス)
    ハンター・ペンス(ジャイアンツ)

  • 「オールMLBチーム」の最終候補発表 ダルビッシュと前田も選出

    2020.12.7 12:30 Monday

     日本時間12月7日、「MLBネットワーク」の番組内で「オールMLBチーム」のファイナリストが発表された。「オールMLBチーム」は昨季から表彰がスタートし、今季が2年目。シーズントータルの成績を対象としてメジャーリーグ全体からオールスター・チームを選出し、優れた成績を残した選手を表彰するものである。日本人選手からは先発投手部門でダルビッシュ有(カブス)と前田健太(ツインズ)の2人がファイナリストに選出された。

     「オールMLBチーム」はファースト・チームとセカンド・チームが選出され、各チームは捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、指名打者が各1名、外野手が3名、先発投手が5名、救援投手が2名で構成される。ファン投票はすでに終了しており、ファン投票の結果と選考委員会による選考結果を50%ずつの割合で合計して最終的な「オールMLBチーム」の顔ぶれが決定される。結果発表は日本時間12月10日に行われる予定だ。

     ファイナリストとして発表されたのは捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、指名打者が各3名、外野手が9名、先発投手が12名、救援投手が6名。ファイナリストの顔ぶれは以下の通り(所属は今季終了時点のもの)。

    ◆捕手
    トラビス・ダーノウ(ブレーブス)
    サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    J・T・リアルミュート(フィリーズ)

    ◆一塁手
    ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    ルーク・ボイト(ヤンキース)

    ◆二塁手
    ジェイク・クロネンワース(パドレス)
    DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    ブランドン・ラウ(レイズ)

    ◆三塁手
    マニー・マチャド(パドレス)
    ホゼ・ラミレス(インディアンス)
    ジャスティン・ターナー(ドジャース)

    ◆遊撃手
    コリー・シーガー(ドジャース)
    フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    トレイ・ターナー(ナショナルズ)

    ◆外野手
    ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    ムーキー・ベッツ(ドジャース)
    マイケル・コンフォート(メッツ)
    ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    エロイ・ヒメネス(ホワイトソックス)
    フアン・ソト(ナショナルズ)
    ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
    マイク・トラウト(エンゼルス)
    マイク・ヤストレムスキー(ジャイアンツ)

    ◆指名打者
    マイケル・ブラントリー(アストロズ)
    ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    マーセル・オズーナ(ブレーブス)

    ◆先発投手
    トレバー・バウアー(レッズ)
    シェーン・ビーバー(インディアンス)
    ゲリット・コール(ヤンキース)
    ダルビッシュ有(カブス)
    ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    マックス・フリード(ブレーブス)
    クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    ダラス・カイケル(ホワイトソックス)
    ディネルソン・ラメット(パドレス)
    前田健太(ツインズ)
    アーロン・ノラ(フィリーズ)
    柳賢振(ブルージェイズ)

    ◆救援投手
    ニック・アンダーソン(レイズ)
    アレックス・コロメイ(ホワイトソックス)
    ジェイク・ディークマン(アスレチックス)
    ブラッド・ハンド(インディアンス)
    リアム・ヘンドリックス(アスレチックス)
    デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)

  • ルール5ドラフトで注目の10選手 MLB公式サイトが選出

    2020.12.7 12:00 Monday

     今季はマイナーリーグのシーズンが開催されなかったため、メジャーでのプレー経験がないマイナーリーガーの評価が非常に難しい。この1年間でどれくらい成長したかを数字で計ることができないからだ。そんななか、今年もルール5ドラフトが開催される(日本時間12月11日午前2時スタート)。メジャーリーグ公式サイトのジョナサン・マヨは、今回のルール5ドラフトで注目すべき選手として10人をピックアップ。ここではその10選手を簡単に紹介する。

    凡例
    【1】ポジション
    【2】現在の年齢
    【3】プロ入り
    【4】2019年シーズンにプレーした階級
    【5】2019年シーズンのマイナーでの成績
    【6】その他

    オマー・エステベス(ドジャース)
    【1】遊撃手/二塁手
    【2】22歳
    【3】2015年11月ドジャースと契約
    【4】ルーキー級/AA級
    【5】90試合 打率.292 6本塁打 39打点 2盗塁 OPS.782
    【6】攻撃的な内野手。2018年はA+級で15本塁打、84打点を記録

    ジョーダン・ゲレーロ(パドレス)
    【1】救援右腕
    【2】24歳
    【3】2015年パドレス6巡目指名
    【4】A+級/AA級
    【5】36試合 2勝3敗5セーブ 防御率2.38 53.0投球回
    【6】90マイル台後半に達する速球が武器。通算奪三振率9.48

    カイル・ホルダー(ヤンキース)
    【1】遊撃手
    【2】26歳
    【3】2015年ヤンキース1巡目(全体30位)指名
    【4】AA級
    【5】112試合 打率.265 9本塁打 40打点 7盗塁 OPS.742
    【6】プロ入り時から守備力は高評価。好守のユーティリティ候補

    マーシャル・カソウスキー(ドジャース)
    【1】救援右腕
    【2】25歳
    【3】2017年ドジャース13巡目指名
    【4】ルーキー級/AA級
    【5】29試合 4勝3敗2セーブ 防御率2.27 31.2投球回
    【6】大学時代の交通事故を克服。通算奪三振率14.80の剛腕

    ブレンドン・リトル(カブス)
    【1】先発左腕
    【2】24歳
    【3】2017年カブス1巡目(全体27位)指名
    【4】ルーキー級/A級/A+級
    【5】12試合 2勝2敗0セーブ 防御率3.58 55.1投球回
    【6】96マイルの速球とカーブが武器。リリーフ転向で開花の可能性

    ザック・ポップ(オリオールズ)
    【1】救援右腕
    【2】24歳
    【3】2017年ドジャース7巡目指名
    【4】AA級
    【5】8試合 1勝0敗0セーブ 防御率0.84 10.2投球回
    【6】2019年5月にトミー・ジョン手術。重いシンカーでゴロを量産

    バディ・リード(アスレチックス)
    【1】中堅手
    【2】25歳
    【3】2016年パドレス2巡目指名
    【4】AA級
    【5】121試合 打率.228 14本塁打 50打点 23盗塁 OPS.698
    【6】打撃は不安定だが走塁と守備は優秀。控え外野手候補

    ジョーダン・シェフィールド(ドジャース)
    【1】救援右腕
    【2】25歳
    【3】2016年ドジャース1巡目(全体36位)指名
    【4】A+級/AA級
    【5】49試合 4勝5敗13セーブ 防御率3.27 55.0投球回
    【6】リリーフ転向により急成長。2019年は奪三振率12.11を記録

    アレックス・スピース(レンジャーズ)
    【1】救援右腕
    【2】22歳
    【3】2016年レンジャーズ2巡目指名
    【4】ルーキー級
    【5】2試合 0勝0敗0セーブ 防御率0.00 1.0投球回
    【6】2018年6月にトミー・ジョン手術。今夏102マイルを計測

    ザック・ウォーレン(フィリーズ)
    【1】救援左腕
    【2】24歳
    【3】2017年フィリーズ14巡目指名
    【4】A+級
    【5】40試合 1勝3敗7セーブ 防御率3.30 60.0投球回
    【6】90マイル台中盤の速球とカーブが武器。通算奪三振率13.22

  • レイズ・スネル「トレードがいつか起こるのはわかっている」

    2020.12.7 11:00 Monday

     レイズの先発左腕ブレイク・スネルは2018年に21勝5敗、防御率1.89、221奪三振の好成績でサイ・ヤング賞を受賞し、翌2019年3月には5年5000万ドルで契約を延長。現在もレイズ先発投手陣の中心的存在であり、28歳という年齢や2023年まで契約が残っていることを考えても、スネルが来季もレイズでプレーするのは確実と言えるだろう。しかし、スネル自身はその保証がないことを認識している。スネルは自身のトレードについて「いつか起こるのはわかっている」と発言している。

     レイズの地元紙「タンパベイ・タイムズ」によると、スネルが自身のトレードを現実的なものとして考え始めたのは、レイズがチャーリー・モートンの来季オプション(年俸1500万ドル)を破棄したときだという(モートンは1年1500万ドルでブレーブスと契約)。スネルはモートンの来季オプションが行使されると考えていたのだろう。ところが、レイズはオプション行使を拒否し、高額年俸選手を引き留めない球団の姿勢が改めて明確になった。

     スネルは「トレードがいつか起こるのはわかっているから、いつトレードされるとしても準備はできている」とトレードでの移籍を覚悟する一方で、「僕はこのチームが大好きだから、(トレードが)今から数年後であることを願うばかりだよ」とレイズに残留することを希望している。スネルの残り3年3900万ドルという契約は、市場の相場と比較してもバーゲン価格と言える金額であり、レイズが自身のトレードを検討していることについて「少し驚いている」とも話している。

     スネルに対しては、フリーエージェントの先発投手に大金を投じたくないチームから多くの関心が寄せられることが予想されている。獲得には間違いなく莫大な対価が必要であり、レイズはクリス・アーチャーをパイレーツへ放出してタイラー・グラスナウ、オースティン・メドウズ、シェーン・バズを獲得した2018年7月のトレードの再現を狙っているのかもしれない。

  • FA遊撃手のセミエン 新天地で二塁または三塁を守る可能性も

    2020.12.7 10:30 Monday

     2019年にアメリカン・リーグのMVP投票で3位にランクインしたマーカス・セミエンは、今オフのフリーエージェント市場におけるベストの遊撃手の1人だが、新天地で別のポジションを守る可能性があるようだ。「FanSided」のロバート・マレーによると、いくつかのチームがセミエンに対して二塁手または三塁手として興味を示しているという。ちなみに、セミエンはアスレチックス移籍後の6年間で1度も遊撃以外のポジションを守っていない。

     現在30歳のセミエンは、2014年オフにジェフ・サマージャ、マイケル・イノアとのトレードでクリス・バシット、ジョシュ・フェグリー、ランヘル・ラベロとともにホワイトソックスからアスレチックスへ移籍。翌2015年にメジャー定着を果たし、今季まで6年間にわたって正遊撃手を務めてきた。2019年は全162試合に出場し、打率.285、33本塁打、92打点、10盗塁、OPS.892の好成績でMVP投票3位。今季は53試合で打率.223、7本塁打、23打点、4盗塁、OPS.679と不本意な成績に終わった。

     遊撃手の補強が急務となっている球団がそれほど多くない一方で、移籍市場にはフリーエージェントのセミエン、ディディ・グレゴリアス、アンドレルトン・シモンズ、ポスティング制度でのメジャー挑戦を目指す金河成(キム・ハソン)、トレード候補のフランシスコ・リンドーア(インディアンス)、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)、ハビアー・バイエズ(カブス)、ジーン・セグーラ(フィリーズ)、カルロス・コレア(アストロズ)など多くの遊撃手が溢れている。セミエンにとって、新天地を見つけるうえで、他のポジションを守ることを受け入れるのは得策と言えるかもしれない。

     ただし、セミエンが遊撃以外のポジションを守ったのはホワイトソックス時代の2014年が最後。ホワイトソックスでプレーした2年間で、セミエンは二塁手として29試合(スタメン26試合)、三塁手として50試合(同44試合)に出場した経験がある。

  • フィリーズがウィーラー放出を否定「ルースと交換でも放出しない」

    2020.12.7 10:00 Monday

     フィリーズの今オフの補強戦略はいまだ不透明だが、昨オフに5年1億1800万ドルの大型契約で獲得した右腕ザック・ウィーラーを放出するつもりはないようだ。ジョン・ミドルトン・オーナーは「フィリーズは60試合制の短縮シーズンにより財政状況が厳しく、ウィーラーの放出に前向きである」との「ESPN」の報道に激怒。「もし他球団が対価としてベーブ・ルースを提示してきたとしても、私はウィーラーをトレードしない」とウィーラー放出の可能性を完全に否定した。

     フィリーズは今季の損失が1億5000万ドルを上回り、先日80人の球団職員を解雇したことが報じられていた。財政状況が厳しいのは間違いなく、今オフの最優先事項であるJ・T・リアルミュートとの再契約にどれくらいの資金を費やせるかも定かではない。移籍1年目から実力を発揮したウィーラーをトレードで放出すれば、年俸総額を削減できるうえに若手有望株も獲得できると思われるが、ミドルトンにはその意思はないようだ。

     ミドルトンは「ウィーラーのトレードについてどのチームとも交渉を行っていない」と明言。ルースだけでなく、テッド・ウィリアムスやマイク・シュミットが対価として提示されたとしても、ウィーラーの放出には応じないと断言した。ブライス・ハーパーと13年3億3000万ドルという巨額の長期契約を結んでいることもあり、チームを解体して再建に向かうことは全く考えてないと見られる。

     すでに同地区の他球団は来季に向けての補強を進めている。ブレーブスは先発右腕チャーリー・モートンを1年1500万ドル、先発左腕ドリュー・スマイリーを1年1100万ドルで獲得し、メッツは救援右腕トレバー・メイと2年1550万ドルで契約。フィリーズは投手陣の補強が急務となっているが、これらの3投手の獲得には乗り出していなかったという。現在フィリーズはマット・クレンタック前GMに代わるフロントオフィスの新たなリーダーの人選を進めており、本格的に動き始めるのは新たなリーダーが決まってから、ということになりそうだ。

  • 1シーズンで全打順本塁打を達成した選手は過去に3人

    2020.12.6 11:30 Sunday

     メジャーリーグには様々な打順を担って活躍してきた選手がいる。たとえば新庄剛志はメジャー3年間で1番から9番まで全打順でのスタメン出場を経験している。メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスは、こうした「打順」に関する記録にスポットを当ててメジャーの歴史を振り返っている。そのなかで「1シーズンで全打順スタメン出場」を達成した選手が72人(77度)、「1シーズンで全打順本塁打」を達成した選手が3人いることが判明した。

     AJ・ポロック(ドジャース)は今季、60試合制という短縮シーズンにもかかわらず1番から9番まで全打順でのスタメン出場を経験した。最多は6番の13試合、最少は2番と9番の1試合だ。ラングスによると、1900年以降の近代野球において「1シーズンで全打順スタメン出場」はポロックが72人目(77度目)。ただし、1904年のラビット・ロビンソン(タイガース)を除く76度は、アメリカン・リーグで指名打者制が導入された1973年以降に達成されている。

     「どの打順でも任せられる」という意味でのユーティリティ・プレーヤーは近年増加しており、2019年には史上最多となる12人が「1シーズンで全打順スタメン出場」を達成。うち11人は主に指名打者制のあるア・リーグでプレーした選手であり、ナショナル・リーグの選手はエンリケ・ヘルナンデス(ドジャース)だけだった。

     ヘルナンデスは2017年と2018年にも達成しており、1人で3度は史上最多。ヘルナンデス以外には、ジョシュ・レディック(2017年と2019年)、ロビー・グロスマン(2017年と2018年)、デーブ・バーグマン(1988年と1989年)の3人が2度ずつ達成している。

     一方、「1シーズンで全打順本塁打」はもっと珍しい記録だ。ラングスによると、これを達成したのは2003年のスティーブ・フィンリー(ダイヤモンドバックス)、2017年のイアン・ハップ(カブス)、2019年のブライアン・グッドウィン(エンゼルス)の3人だけ。グッドウィンは指名打者制のあるア・リーグでプレーしていたが、フィンリーは守備交代で途中出場したあと、ハップは代打で登場してそれぞれ9番打者として本塁打を放ち、珍記録の達成につなげた。

     ちなみに、1900年以降の近代野球において1番から9番までの全打順で通算10本以上の本塁打を放っているのは主にレッドソックスで活躍したドワイト・エバンスだけ。通算385本塁打のエバンスは、2番打者として放った99本塁打が最多。最少は4番と9番の14本塁打だった。

  • ブルージェイズ 最優先の補強ターゲットはスプリンガーか

    2020.12.6 11:00 Sunday

     多数のフリーエージェント選手への興味が報じられているブルージェイズだが、どうやらロス・アトキンスGMはジョージ・スプリンガーを最優先の補強ターゲットと考えているようだ。アトキンスは「スプリンガーの代理人と定期的に、少なくとも週に1度は連絡を取っている」と明言。アストロズのリードオフマンとして活躍してきた31歳の強打の中堅手は、来季から活躍の場を、国境を越えたカナダ・トロントへ移すことになるのだろうか。

     スプリンガーはエクセル・スポーツ・マネジメント社が交渉の窓口となっている。同社の顧客のフリーエージェント選手にはスプリンガーのほか、マイケル・ブラントリー、ジェイク・オドリッジ、田中将大、タイワン・ウォーカー、ディディ・グレゴリアス、ジョク・ピーダーソン、リック・ポーセロ、カイル・シュワーバー、タイラー・クリッパードなどがおり、ブルージェイズはブラントリーにも興味を示していることが報じられているが、あくまでも「プランA」はスプリンガー獲得だ。

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシは、スプリンガーのことをよく知る関係者の話として、「スプリンガーはトロントでプレーすることを真剣に考え始めている」ことを伝えている。ブルージェイズとスプリンガーの交渉について、「ただの話し合いをしているという段階は過ぎた」との報道もあり、契約合意に向けて本格的な交渉に突入しているのかもしれない。

     スプリンガーは2019年に打率.292、39本塁打、96打点、OPS.974という自己最高の成績をマーク。2017年から2019年まで3年連続でオールスター・ゲームに選出され、2017年と2019年にはシルバースラッガー賞も受賞した。今季はチームメイトの多くが成績を落とすなか、51試合に出場して打率.265、14本塁打、32打点、OPS.899と例年並みの成績を記録。ポストシーズン通算19本塁打は歴代4位タイの数字となっている。

  • フィリーズのGM探しが難航中 ツインズGMの引き抜きに失敗

    2020.12.6 10:30 Sunday

     フィリーズの新たなゼネラルマネージャー(GM)探しが難航している。今季限りで事実上の解任となったマット・クレンタック前GMの後釜としてフロントオフィスの新たなリーダーを探しているフィリーズだが、有力候補と見られていたツインズのサッド・レバインGMの引き抜きに失敗したようだ。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、レバインは現在のツインズでの状況に満足しており、フィリーズへ移籍するより地区2連覇中のツインズで仕事を続けることを希望しているという。

     ツインズの地元紙「スター・トリビューン」のラベル・E・ニール三世によると、フィリーズはおよそ2週間前にツインズに対してレバインと面接を行う許可を求めたようだ。しかし、レバインはツインズにとどまることを選択。フィリーズのアンディ・マクフェイル球団社長は、ツインズが1987年と1991年にワールドシリーズ制覇を成し遂げたときにGMを務めていた人物だが、古巣・ツインズから有能な人材を引き抜くことはできなかった。

     ヘイマンによると、レバインの引き抜きに失敗したフィリーズは、マイケル・ヒル(前マーリンズ編成本部長)と面接を行う計画を立てているという。ヒルは18年間在籍したマーリンズを離れ、メッツとエンゼルスの面接を受けたことが報じられていた(エンゼルスはペリー・ミナシアンがGMに就任。メッツはGM探しを続けている)。

     また、ドジャースの野球運営部門上級副社長を務めるジョシュ・バーンズも候補に挙がっているようだ。バーンズはドジャース(2006~10年)とパドレス(2011~14年)でGMを務めた経験があり、2014年にドジャースへ復帰して現在の役職に就任。フロントオフィスの一員として地区8連覇中の常勝チームを支えている。

  • メイ流出のツインズ ベテラン救援右腕・ソリアに興味

    2020.12.6 10:00 Sunday

     「5アイウィットネス・ニュース」のダレン・ウルフソンによると、ツインズはフリーエージェントの救援右腕、ホアキム・ソリアの獲得に興味を示しているようだ。ツインズは今季のブルペンからタイラー・クリッパード、マット・ウィスラー、トレバー・メイ、セルジオ・ロモなどがフリーエージェントとなり、メイはすでに2年1550万ドルでメッツとの契約が決定。これらの投手の穴を埋める必要がある。ウルフソンはツインズが「広い視野で」ブルペンの補強を検討していることを伝えている。

     現在36歳のソリアは2018年12月に2年1500万ドルでアスレチックスと契約。移籍1年目の2019年はキャリアで2番目に多い71試合に登板したものの、防御率4.30とやや安定感を欠いたが、今季は22試合に登板して5年ぶりの防御率2点台(2.82)をマークした。

     ルール5ドラフトをきっかけにメジャー定着を果たした選手の1人であり、2006年オフの同ドラフトでパドレスからロイヤルズへ移籍すると、翌2007年は62試合に登板して防御率2.48をマーク。シーズン途中からクローザーを任されてチーム最多の17セーブを挙げ、2008年(42セーブ・防御率1.60)と2010年(43セーブ・防御率1.78)にはオールスター・ゲーム選出を果たした。

     2012年はマイナー時代に続いて2度目のトミー・ジョン手術を受け、シーズンを全休したが、2013年にレンジャーズでメジャー復帰。その後、全盛期ほどの活躍を見せることはなくなったものの、チームを転々としながら各チームのブルペンを支え、息の長い活躍を続けている。メジャー通算732試合に登板して防御率3.01を記録。通算223セーブは現役4位の数字となっている。

  • 「オールMLBチーム」のファイナリストが日本時間7日に発表

    2020.12.6 09:30 Sunday

     メジャーリーグでは昨季から「オールMLBチーム」の表彰がスタートした。簡単に言えば、シーズントータルの成績を対象としたオールスター・チームのようなものである。その「オールMLBチーム」のファイナリストが日本時間12月7日の午前10時から「MLBネットワーク」にて発表される。また、最終的な「オールMLBチーム」の顔ぶれは日本時間12月10日の午前9時から同じく「MLBネットワーク」にて発表される予定となっている。

     「オールMLBチーム」の表彰が行われるのは昨季に続いて今季が2回目。昨季と同じようにリーグ別ではなく、メジャー全体からファースト・チームとセカンド・チームが選出され、それぞれのチームの内訳は捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、指名打者が各1名、外野手が3名、先発投手が5名、救援投手が2名となっている。

     まず、メジャー全選手のなかから今季の成績をもとにノミネート選手が選出され、11月にファン投票が行われた。このファン投票の結果を50%、選考委員会による選考結果を50%の割合とし、この2つを合算して最終的な「オールMLBチーム」のメンバーが決定される。

     日本人選手からは前田健太(ツインズ)とダルビッシュ有(カブス)がノミネート。サイ・ヤング賞投票でそれぞれ所属リーグの2位に輝いた両投手が「オールMLBチーム」に選出されるのは確実であり、2人揃ってファースト・チームに名を連ねる可能性もありそうだ。

     チーム別で最もノミネート選手が多かったのは9人がノミネートされたパドレスで、それに次ぐのが7人のホワイトソックスとインディアンス。一方、タイガースとパイレーツの2チームはノミネート選手が1人もいなかった。

  • メジャー復帰を目指すプイーグ ドミニカ冬季リーグに参戦

    2020.12.6 09:00 Sunday

     今季メジャーでプレーせず、昨オフからフリーエージェントの状態が続いているヤシエル・プイーグは、トロス・デル・エステの一員としてドミニカ共和国のウィンター・リーグに参戦することが決定した。日本時間12月6日、同チームが公式発表した。まもなく30歳の誕生日を迎えるプイーグはキューバ出身の外野手。今オフはトレバー・バウアーの代理人を務めるレイチェル・ルーバと契約し、2年ぶりのメジャー復帰を目指していることが報じられている。

     プイーグは2013年にドジャースで104試合に出場して打率.319、19本塁打、OPS.925をマークする鮮烈なメジャーデビューを飾り、翌2014年はオールスター・ゲーム初選出を果たしてホームラン・ダービーにも出場。2017年には自己最多の28本塁打を放った。ドジャースで6年間プレーしたあと、2019年はレッズとインディアンスで合計149試合に出場し、打率.267、24本塁打、84打点、19盗塁、OPS.785をマークした。

     昨オフはなかなか契約が決まらず、今年7月になってようやくブレーブスと1年契約で合意したことが報じられたものの、数日後にプイーグが新型コロナウイルスに陽性反応を示したことが判明し、ブレーブスとの契約合意は白紙撤回に。その後、ブレーブスは今季の出場辞退を表明していたニック・マーケイキスが出場辞退を撤回してチームに合流したため、ブレーブスはプイーグと契約する必要がなくなり、結局プイーグと契約するチームは現れなかった。

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドは先日、アストロズ、オリオールズ、レッドソックスを含む複数のチームがプイーグの獲得に興味を示していることを伝えていた。プイーグはドミニカ共和国のウィンター・リーグでの「就活」をメジャー復帰へ繋げることができるだろうか。

  • レッズ 先発右腕・グレイのトレード放出への動きが本格化

    2020.12.5 13:30 Saturday

     「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマンによると、レッズは先発右腕ソニー・グレイのトレードでの放出に向けて「熱心に動いている」という。先月「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールはレッズがグレイの放出に前向きであることを報じていたが、その時点では本当に放出を考えているのか、市場のニーズを調査しようとしているだけなのか、レッズの目的がハッキリしていなかった。しかし、シャーマンによると、どうやらレッズは本格的にグレイの放出を検討しているようだ。

     レッズは今季の先発投手陣から最優秀防御率&サイ・ヤング賞のトレバー・バウアーがフリーエージェントとなり、レッズが再契約できる可能性は低いと見られている。そのため、バウアーの流出が決定的な状況でグレイの放出を検討していることは、驚きとともに報じられている。グレイの契約はあと2年、球団オプションを含めるとあと3年残っており、年俸は2021年と2022年が1000万ドル、2023年が1200万ドルと決して高額ではない。

     現在31歳のグレイは、移籍1年目の2019年に31試合に先発して175回1/3を投げ、11勝8敗、防御率2.87、205奪三振の好成績をマーク。アスレチックス時代の2015年以来4年ぶり2度目となるオールスター・ゲーム選出を果たし、サイ・ヤング賞の投票でも7位にランクインした。今季は開幕からの7先発で5勝1敗、防御率1.94の好スタート。9月に防御率8.79と急失速したが、シーズン通算では11先発で56回を投げ、5勝3敗、防御率3.70、72奪三振とまずまずの成績を残した。

     年俸が高額ではないうえに、先発2~3番手として十分な活躍を期待できるため、レッズが無理に放出を検討する理由は見当たらない。対価として上質な有望株を得ることが目的なのだろうか。なお、レッズは遊撃手の補強を最優先に考えていることが報じられており、フランシスコ・リンドーア(インディアンス)やトレバー・ストーリー(ロッキーズ)がトレードでの獲得候補に挙げられている。インディアンスまたはロッキーズに先発投手を必要としているチームを含めた三角トレードへ発展する可能性もありそうだ。

  • ジャイアンツとフィリーズが救援右腕・ヘンドリックスに興味

    2020.12.5 13:00 Saturday

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシが関係者から得た情報によると、今季アメリカン・リーグでベストのリリーバーに贈られる「マリアーノ・リベラ賞」を受賞したリアム・ヘンドリックスに対して複数の球団が興味を示しており、そのなかにはフィリーズとジャイアンツが含まれているようだ。今季のフィリーズは、救援防御率7.06とブルペンが完全に崩壊。一方、ジャイアンツは救援防御率4.24だったが、信頼できるクローザーを確立できずに苦労していた。

     オーストラリア出身のヘンドリックスは現在31歳。2018年までは通算防御率4点台後半の平凡なリリーバーだったが、2019年に72試合で4勝4敗25セーブ、8ホールド、防御率1.80、奪三振率13.13と大ブレイクし、今季も24試合に登板して3勝1敗14セーブ、防御率1.78、奪三振率13.14の好成績をマークした。今オフのフリーエージェント市場ではベストのリリーバーと言われている。

     モロシによると、フィリーズは「有力なリリーバーには片っ端から声をかけている状態」だという。今季10試合以上に登板したリリーバーのなかで防御率が3点未満だったのは右腕ブレイク・パーカー(防御率2.81)だけ。クローザーのヘクター・ネリスは防御率4.57でわずか5セーブしか挙げられず、急遽補強したブランドン・ワークマンはネリスと並んでチーム最多タイの5セーブを記録したものの、防御率6.92に終わった。

     一方、ジャイアンツについて、モロシは「ブラッド・ハンドとアーチー・ブラッドリーにも興味を示している」と伝えている。若手投手の奮闘が目立ったブルペンのなかで、クローザーをなかなか固定できず、チーム最多の4セーブを記録したトレバー・ゴットは防御率10点台。ヘンドリックスは今季14セーブ、ハンドは両リーグ最多の16セーブ、ブラッドリーも2019年に18セーブを挙げており、補強ターゲットをクローザーを任せられる投手に絞っていると見られる。

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