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  • インディアンスが二塁手補強 ヘルナンデスと1年625万ドルで合意

    2019.12.24 10:35 Tuesday

     日本時間12月24日、関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシに伝えたところによると、インディアンスはフリーエージェントの二塁手、セザー・ヘルナンデスと1年625万ドルで契約合意に達したようだ。インディアンスは今オフ、正二塁手のジェイソン・キプニスの来季オプションを破棄しており、キプニスに代わる二塁手の獲得が急務となっていた。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在29歳のヘルナンデスは両打ちの二塁手で、今季はフィリーズで161試合に出場して打率.279、14本塁打、71打点、9盗塁、OPS.741をマーク。しかし、フィリーズからノンテンダーFAとなり、フリーエージェント市場で新天地を探していた。インディアンスは正三塁手のホゼ・ラミレスを二塁へ移す可能性も囁かれていたが、二塁・ヘルナンデス、三塁・ラミレスの布陣で来季の開幕を迎えることが確実となった。

     今オフ、インディアンスはエース右腕のコリー・クルーバー(来季年俸1750万ドル)をレンジャーズへトレードすることで補強資金を捻出。ウィンター・ミーティングの時点で、クリス・アントネッティ野球部門社長とマイク・チャーノフGMは「可能であれば二塁手を獲得してラミレスを三塁に留めたい」との意向を示していたが、その通りの補強を実現させることに成功した。ヘルナンデスを安価で獲得できたため補強資金にはまだ余裕があり、今後は外野手やリリーフ投手の補強を行うと見られる。

     なお、インディアンスは必要な補強を進めるために、フランシスコ・リンドーアのトレード交渉に期限を設け、獲得を希望する球団にベストのオファーの提示を求めていることが報じられていた。リンドーアの交換要員で二塁手を獲得できれば、二塁手の補強を行う必要がないからだ。しかし、インディアンスは正二塁手としてヘルナンデスを獲得。これは思うようなトレードのオファーを得ることができず、リンドーアがインディアンス残留に向かいつつあることを意味するのかもしれない。

  • マーリンズが33歳のベテラン捕手・セルベリと1年200万ドルで合意

    2019.12.24 02:15 Tuesday

     日本時間12月24日、フリーエージェントのベテラン捕手、フランシスコ・セルベリがマーリンズとの契約合意に達したことが明らかになった。MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシとジェシー・サンチェスは今回の契約がメジャー契約であることを報じ、同じくMLB公式サイトのマーク・フェインサンドは契約条件が1年200万ドルであると伝えている。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     今季のセルベリは、パイレーツとブレーブスの2球団で合計48試合に出場して打率.213、3本塁打、12打点、OPS.649をマーク。脳震盪の影響で長期離脱を強いられ、一時は捕手の続行を諦めて他のポジションへ転向することが報じられたが、捕手としてキャリアを続行している。マーリンズは今季控え捕手を務めたブライアン・ホラデイがフリーエージェントとなって退団しており、セルベリには正捕手のホルヘ・アルファーロの教育係兼控え捕手としての役割が期待される。

     2008年にヤンキースでメジャーデビューを果たしたセルベリは、ヤンキースでは正捕手になれなかったものの、パイレーツに加入した2015年に自己最多の130試合に出場して正捕手の座を獲得。この年は打率.295、出塁率.370をマークする活躍を見せた。その後もパイレーツの主戦捕手として活躍を続け、2018年には自己ベストの12本塁打、57打点、OPS.809をマークしたが、脳震盪の影響で正捕手の座を失った。12年間にわたるメジャーでのキャリアでは、捕手のほかに一塁、二塁、三塁での出場経験があり、通算714試合に出場して打率.269、38本塁打、出塁率.358、OPS.738という成績を残している。

     控え捕手を確保したことにより、マーリンズは次なる補強として打線の中軸を担うことのできる打者の獲得に動くと見られている。ヤシエル・プイーグ、コール・カルフーン、コリー・ディッカーソンといったフリーエージェントの外野手たちが獲得候補となっているようだ。

  • 阪神退団のジョンソン 2年500万ドルでパドレスと契約合意

    2019.12.23 23:50 Monday

     日本時間12月23日23時31分、ESPNのジェフ・パッサンは日本プロ野球の阪神タイガースから自由契約となってメジャーリーグ復帰を目指していたピアース・ジョンソンがパドレスとの契約合意に至ったことをTwitterで報じた。パッサンによると、総額500万ドルの2年契約で、3年目は球団オプションになっているという。ジョンソンは日本球界で見事な活躍を見せ、複数年契約を手にしてメジャーに返り咲くことになった。

     現在28歳のジョンソンは、2012年のドラフトでカブスから全体43位指名を受けてプロ入りし、2017年にメジャーデビュー。同年9月にウエーバーでジャイアンツへ移籍し、翌2018年は37試合に登板して43回2/3を投げ、3勝2敗、1ホールド、防御率5.56、36奪三振をマークした。

     2018年シーズン終了後にフリーエージェントとなったジョンソンは、1年契約で阪神に加入。開幕からブルペンの一角を担って快投を続け、58試合で58回2/3を投げて2勝3敗、40ホールド、防御率1.38、91奪三振という見事な活躍を見せ、オールスター・ゲームにも選出された。シーズン終了後、残留交渉が難航し、今月初めに自由契約選手として公示されていた。

     パドレスのブルペンは、絶対的守護神としてカービー・イエーツが君臨しているほか、今オフはセットアッパーとしてドリュー・ポメランツが加入。しかし、この2人以外は実績に乏しい若手投手がズラリと並ぶため、右腕のジョンソンは左腕のポメランツとともに左右のセットアッパー・コンビを形成する可能性もある。

     なお、今オフは中日ドラゴンズから自由契約となったジョエリー・ロドリゲスもメジャーリーグ復帰の希望を叶えており、レンジャーズと2年550万ドル+球団オプション1年で契約。来季は筒香嘉智(レイズ)や山口俊(ブルージェイズ)だけでなく、ジョンソンやロドリゲスの活躍にも注目が集まりそうだ。

  • FA市場は有力先発投手不在に Rソックス・プライスの行方は?

    2019.12.23 15:40 Monday

     日本時間12月23日、柳賢振(リュ・ヒョンジン)がブルージェイズとの契約合意に至り、フリーエージェント市場から有力な先発投手が姿を消した。FanGraphsが算出するWARに従えば、フリーエージェント市場に残る先発投手はWARの高い順にホーマー・ベイリー、イバン・ノバ、アンドリュー・キャッシュナー、ジェイソン・バルガスといった顔ぶれである。よって、トレード市場に注目が集まる可能性が高く、なかでもトレード放出の可能性が取り沙汰されているデービッド・プライス(レッドソックス)に注目が集まりそうだ。

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、ブルージェイズがプライスの獲得に向けてレッドソックスとのトレード交渉を行っていることを報じていた。柳との契約合意によりブルージェイズはプライス争奪戦からの撤退が確実だが、フリーエージェント市場から有力な先発投手が消えたことによりプライス争奪戦は激化していくと見られる。プライスは3年9600万ドル(年平均3200万ドル)の契約を残しており、放出の際にはレッドソックスが年俸の一部を負担することが不可欠だが、先発投手の補強を目指すチームにとって、プライスが魅力的な存在であることは間違いない。

     現在34歳のプライスは、今季22試合に登板して7勝5敗、防御率4.28をマーク。前半戦に限れば16試合で7勝2敗、防御率3.24というまずまずの成績を残していた。レッドソックス加入1年目の2016年に17勝、2018年にも16勝をマークしており、年平均3200万ドルという巨額の契約に見合うかどうかはともかく、故障さえなければ依然として先発2番手クラスの働きを十分に期待できる投手である。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ブルージェイズのほか、エンゼルス、ドジャース、パドレス、ツインズ、フィリーズなどが柳の獲得に興味を示していたようで、これらのチームのうち少なくとも複数のチームがプライス獲得に乗り出すと見られる。先発投手を必要としているチームは少なくなく、年俸総額の削減が急務となっているレッドソックスが必要以上の対価を要求しなければ、プライスのトレード交渉は一気に加速するかもしれない。

  • 柳賢振がブルージェイズへ 4年8000万ドルで合意との報道

    2019.12.23 13:35 Monday

     日本時間12月23日、フリーエージェント市場に残る「最後の大物先発投手」となっていた柳賢振(リュ・ヒョンジン)の契約先がついに決定した。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、柳はブルージェイズと4年8000万ドルで契約合意に達したという。柳の契約がまとまったことにより、敏腕代理人として知られるスコット・ボラスが今オフに成立させた契約の総額は10億ドルを突破することになった。

     ダラス・カイケルがホワイトソックスとの契約合意に達したことにより、フリーエージェント市場からは有力な先発投手がほとんど消え、今季ナショナル・リーグの最優秀防御率のタイトルを手にした柳が「最後の大物先発投手」となっていた。柳の4年8000万ドルの契約には一部の球団に対するトレード拒否権が含まれる一方、オプトアウトの権利は含まれていないことが報じられている。

     現在32歳の柳は、今季ドジャースで29試合に先発して182回2/3を投げ、14勝5敗、防御率2.32、163奪三振の好成績をマーク。韓国人投手として初めてオールスター・ゲームの先発を務めた。ドジャースでプレイした6シーズンでは、規定投球回到達は2度だけだが、2ケタ勝利を3度マークし、通算126試合(125先発)で54勝33敗、防御率2.98を記録している。

     柳の争奪戦には、ゲリット・コール(ヤンキース)やスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)、ザック・ウィーラー(フィリーズ)といった大物先発投手の獲得を逃したチームが参戦しており、ブルージェイズのほか、エンゼルス、ツインズ、ブリュワーズ、再契約を目指すドジャースなどが加わっていることが報じられていた。また、ブルージェイズはデービッド・プライスの獲得に向けてレッドソックスとのトレード交渉を行っていることが伝えられていたが、ナイチンゲールは柳を獲得したことによりプライス争奪戦からは撤退することが確実であることを伝えている。

  • 大物三塁手・ドナルドソンはブレーブスからの最終オファー待ちか

    2019.12.23 13:05 Monday

     フリーエージェント市場に残る「最後の大物三塁手」であるジョシュ・ドナルドソンは4年契約を希望しており、実際に4年契約のオファーが届いているため、争奪戦が決着する日は近いと見られていた。しかし、ドナルドソンは依然として契約先を決断していない。MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、ドナルドソンは条件が同じであればブレーブスとの再契約を希望していることを伝えており、ブレーブスからの最終オファーを待っていると見られる。

     ローゼンタールによると、すでにナショナルズとツインズがドナルドソンに対して4年契約をオファーしているという。ジ・アスレチックのデービッド・オブライエンによると、ドナルドソンはブレーブスに対して最終オファーを提示するチャンスを与えており、ブレーブスからの最終オファーが届き次第、ドナルドソンは契約先を決断することになるだろう。

     しかし、オブライエンは、ブレーブスが4年よりも短い期間での再契約を望んでいることを伝えており、ブレーブスは三塁手補強のターゲットをドナルドソンからクリス・ブライアント(カブス)やノーラン・アレナード(ロッキーズ)に変更する可能性があるようだ。ブレーブスが4年契約のオファーを提示しなければ、ドナルドソンの新天地はナショナルズとツインズの二択ということになるだろう。

     ただし、ブライアントまたはアレナードを獲得するのは容易ではない。ブライアントは「フリーエージェントまであと1年なのか2年なのか」という点をめぐって球団と揉めており、ジ・アスレチックのエバン・ドレリッチによると、年内に裁定結果が出る可能性は低いという。フリーエージェントまでの残り年数によってトレード市場での価値が変わるため、カブスはこの裁定結果が出るまで、ブライアントのトレード交渉を進めることができない。また、アレナードについては、巨額の契約であること、2年後にオプトアウト可能であること、アレナードが全球団に対するトレード拒否権を持っていることなどがトレード成立への障壁になると見られている。

     ドナルドソン自身はブレーブスとの再契約を望んでいるようだが、ブレーブスはドナルドソンに対してどんな最終オファーを提示するのだろうか。

  • Dバックスの奪三振マシン・レイがトレード市場の注目株に

    2019.12.23 12:30 Monday

     フリーエージェント市場から有力な投手の大半が消えたことにより、先発投手の補強を狙うチームはトレード市場にも目を向け始めている。そのトレード市場で多くのチームから注目を集める存在になると見られているのがロビー・レイ(ダイヤモンドバックス)だ。来季終了後にフリーエージェントとなるレイは、ダイヤモンドバックスがマディソン・バムガーナーを獲得したことにより、今オフ中に放出される可能性が取り沙汰されている。

     現在28歳のレイは、今季33試合に先発して自己最多タイの174回1/3を投げ、12勝8敗、防御率4.34、235奪三振をマーク。2ケタ勝利は2年ぶり2度目、200奪三振は2年ぶり3度目で、235奪三振は自己最多の数字だった。年俸調停期間のラストイヤーとなる来季の年俸は1080万ドル前後になることが予想されており、先発2~3番手クラスの実力を誇る左腕を適度な価格で保有したいチームにとって、非常に魅力的な存在であると言える。

     レイの特徴は何と言っても空振り率の高さであり、2017~2019年の3年間で被スイングが2000回以上の142人の投手のなかで、空振り率33.3%はブレイク・スネル(レイズ)と並んでメジャー1位の数字。マックス・シャーザー(ナショナルズ)やクリス・セール(レッドソックス)といった奪三振マシンを上回っている。また、同期間のアウトに占める三振の割合も31.9%を記録しており、これはセール、シャーザー、ゲリット・コール(ヤンキース)、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)に次いでメジャー5位にランクインしている(300投球回以上の115人の投手が対象)。

     今オフは先発投手市場が充実していたものの、エンゼルス、アストロズ、ブリュワーズ、カージナルス、ツインズなどが有力な先発投手を獲得できておらず、レイの獲得に動く可能性があると見られている。与四球と被本塁打が多いという欠点もあるが、メジャートップクラスの三振奪取能力は非常に魅力的であり、ダイヤモンドバックスが放出に踏み切るのであれば、激しい争奪戦が繰り広げられることになるだろう。

  • メジャー屈指の強力ブルペン誇るヤンキース ヘイダー獲得に興味

    2019.12.23 11:50 Monday

     今季のマリアーノ・リベラ賞(アメリカン・リーグの最優秀救援投手賞)を受賞したアロルディス・チャップマンを中心にメジャー最強クラスのブルペンを誇るヤンキースが、ブルペンをさらに強化するのは容易なことではない。しかし、ヤンキースはトレバー・ホフマン賞(ナショナル・リーグの最優秀救援投手賞)を受賞したジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)を獲得してブルペンを強化することに関心を示しているようだ。

     ブリュワーズがヘイダーを放出する可能性があることが報じられた当初から、ヤンキースはヘイダー獲得に興味を示していた。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、それから数週間経過した現在も、ヤンキースは引き続きヘイダー獲得に興味を示しているという。ヘイマンは、正三塁手が不在のブリュワーズにとって、2018年に大谷翔平(エンゼルス)と新人王を争ったミゲル・アンドゥハーが魅力的なトレード要員になり得ることを伝えている。

     ブリュワーズは今オフ、マイク・ムスターカスがレッズ、トラビス・ショウがブルージェイズへ流出し、正三塁手が不在の状況となっている。現時点では今オフ獲得したライオン・ヒーリーとエリック・ソガードの併用が有力視されており、ルイス・ウリアスやオーランド・アルシアといった若手内野手が入る可能性があるほか、今季デビューして正二塁手となったケストン・ヒウラが三塁へコンバートされる可能性もある。いずれにしても絶対的な正三塁手は不在であり、守備に大きな不安を抱えつつも好打(2018年に27本塁打、OPS.855)を誇る24歳のアンドゥハーは、ヘイマンの言うとおり、ブリュワーズにとって魅力的な存在と言えるだろう。

     ただし、まだ25歳であと4年も保有できるヘイダーをブリュワーズが今オフ放出することに懐疑的な声もある。当然のことながら、ブリュワーズがヘイダーの放出を決断するのは、断ることができないくらいの魅力的なオファーが届いた場合に限られるだろう。なお、今季のヘイダーは61試合に登板して75回2/3を投げ、3勝5敗、37セーブ、6ホールド、防御率2.62、138奪三振をマークしている。

  • ブルージェイズがショウと1年400万ドルで合意 一塁で起用へ

    2019.12.23 11:15 Monday

     日本時間12月23日、関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシとマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ブルージェイズはフリーエージェントの三塁手、トラビス・ショウと1年400万ドルで契約合意に達したようだ。出来高の項目をクリアすることにより、ショウは最大467万5000ドルを受け取ることができると報じられている。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在29歳のショウは、レッドソックスからブリュワーズへ移籍した2017年にブレイクを果たし、打率.273、31本塁打、102打点、OPS.862という自己最高の成績をマーク。翌2018年も打率.241、32本塁打、86打点、OPS.825と自慢の長打力を発揮したが、今季は5月中旬に右手首痛で故障者リストに入り、その後も2度のマイナー降格を経験するなど苦しいシーズンを過ごし、86試合で打率.157、7本塁打、16打点、OPS.551に終わった。

     今月初めにブリュワーズからノンテンダーFAとなったショウには複数のチームが興味を示し、ロイヤルズが正三塁手としての獲得を検討していたとの報道も出ていた(ロイヤルズはマイケル・フランコを獲得)が、正一塁手のジャスティン・スモークがフリーエージェントとなってブリュワーズへ流出したブルージェイズが獲得に成功。レギュラー定着以降、大半の試合で三塁を守ってきたショウだが、一塁手としても通算129試合(先発出場83試合)の出場経験があり、ブルージェイズでは一塁をメインとして、三塁と指名打者でも起用される見込みであることが報じられている。

     なお、ブルージェイズは引き続き先発投手の補強を目指しており、フリーエージェントの大物左腕、柳賢振(リュ・ヒョンジン)の獲得に乗り出しているほか、デービッド・プライス(レッドソックス)のトレード交渉も行っているという。今オフはチェイス・アンダーソン、タナー・ロアーク、山口俊を獲得するなど、精力的に投手陣の補強を行っており、今後のさらなる補強の行方にも注目だ。

  • メッツ・セスペデス 基本給は2350万ドル減の600万ドルに

    2019.12.22 11:50 Sunday

     来季の契約を見直すことに合意したヨエニス・セスペデス(メッツ)の来季の契約の詳細が明らかになった。もともと2950万ドルだった基本給は大幅減の600万ドルとなり、自身の牧場での足首の骨折に関連した故障の再発がなければ1100万ドルが保証されるという。また、打席数に応じた出来高が設定されており、650打席に到達すれば出来高の上限900万ドルを手にすることができ、セスペデスが得る総額は2000万ドルとなることが報じられている。

     両足のかかとの手術からの復帰を目指していたセスペデスは、今年5月に自身が所有するフロリダ州の牧場で右足首を骨折。これによって今季を全休し、来季の契約の見直しを強いられることになった。2016年オフにメッツと4年1億1000万ドルで再契約を結んだセスペデスだが、2017年は81試合、2018年は38試合しか出場できず、今季は全休。メジャーの試合に出場したのは2018年7月20日(現地時間)が最後である。

     来季がメッツとの契約最終年となるセスペデスだが、今回の契約見直しによって基本給が大幅に下がったため、複数の球団がトレードでの獲得に関心を示していることが報じられている。メッツのブロディ・バンワグネンGMは「彼はベストの状態であれば、大きなインパクトを与えることのできる選手だ」と語り、セスペデスの復活に期待を寄せているものの、セスペデスが別のチームの一員として来季の開幕を迎える可能性もある。

     2015年途中にタイガースからトレードでメッツに加入したセスペデスは、57試合で打率.287、17本塁打、44打点、OPS.942の活躍を見せ、地区優勝に貢献。3年7500万ドルで再契約を結び、翌2016年も132試合で打率.280、31本塁打、86打点、OPS.884をマークしたが、同年オフにオプトアウトの権利を行使し、4年1億1000万ドルで再契約したあとは、相次ぐ故障によって期待に応えられないシーズンが続いている。失ったサラリーをセスペデスがどこまで取り返すことができるか注目したい。

  • タイガースが内野手を補強 クロンとスコープを獲得

    2019.12.22 11:10 Sunday

     チーム再建中のタイガースが、今季2人で48本塁打を放った内野手コンビの獲得に成功した。日本時間12月22日、タイガースはフリーエージェント市場から一塁手のC.J.クロンと二塁手のジョナサン・スコープを獲得したことを発表。両者とも年俸610万ドルの1年契約であることが報じられており、タイガースでは一塁と二塁のレギュラーかつ打線の中心として活躍を期待される。

     今季アメリカン・リーグ中部地区を制したツインズの重量打線の一員として25本塁打を放ったクロン、23本塁打のスコープがともに同地区球団のタイガースに加わることになった。タイガースのアル・アビラGMは「ジョナサンとC.J.を獲得して、2020年シーズンに向けてより良いチームを作るための補強を完了するのに一歩前進した」とコメント。「彼らが我々のチームに加わるのを楽しみにしているし、打線にパワーをもたらしてくれることを期待している」と両者の長打力への期待を口にした。

     現在29歳のクロンは、打率.253、25本塁打、78打点、OPS.780をマークしたが、ツインズから来季の契約をオファーされず、今月初めにノンテンダーFAとなっていた。タイガースは今季途中にニコラス・カステヤーノスをトレードで放出したあと、ミゲル・カブレラとともに打線の中軸を担う打者を欠いており、クロンには「カブレラの援護砲」としての働きが期待される。右打者のクロンは左腕にめっぽう強く、今季は左腕に対して打率.326、11本塁打、OPS1.020の好成績を残している。

     一方、現在28歳のスコープは、打率.256、23本塁打、59打点、OPS.777をマークし、シーズン終了後にフリーエージェントとなっていた。ツインズの本拠地ターゲット・フィールドでは打率.245、7本塁打、OPS.712と苦戦したものの、敵地での試合では打率.266、16本塁打、OPS.836を記録しており、新天地での活躍に期待がかかる。「若いチームのリーダーになりたいね」と意気込みを語った。

  • 先発左腕・カイケルがWソックスへ 最大4年7400万ドル

    2019.12.22 10:35 Sunday

     日本時間12月22日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、フリーエージェントの先発左腕、ダラス・カイケルがホワイトソックスとの契約合意に達したようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、3年5550万ドル+オプション1年の契約であることを報じ、4年目のオプションが行使されれば4年間の総額が7400万ドルになることを伝えている。

     若手選手の着実な成長により、再建モードから勝負モードへと移行しようとしているホワイトソックスが、4年7300万ドルで獲得したヤスマニ・グランダルに続いて大型補強を実現させた。ルーカス・ジオリトとともに先発ローテーションの中心を担う存在として、アストロズ時代の2015年にサイ・ヤング賞を受賞したカイケルの獲得に成功した。

     現在31歳のカイケルは、フリーエージェント市場の有力な先発投手が次々に契約を決めるなかで、柳賢振(リュ・ヒョンジン)とともに、市場に残る数少ない好投手となっていた。アストロズ時代の2014年に12勝9敗、防御率2.93の好成績を残し、翌2015年には20勝8敗、防御率2.48でサイ・ヤング賞を受賞。その後、2017年と2018年にも2ケタ勝利をマークし、今季は6月にブレーブスと契約して19先発で8勝8敗、防御率3.75をマークした。

     通算84勝、オールスター・ゲーム選出2度、ゴールドグラブ賞4度などの実績を誇るカイケルは、ポストシーズンの経験も豊富で、アストロズとブレーブスでポストシーズンに合計4度出場し、通算12試合(うち11先発)に登板して4勝2敗、防御率3.47を記録。2017年にはアストロズでワールドシリーズ制覇も経験した。

     ホワイトソックスは今オフ、先発ローテーションからイバン・ノバが抜けたものの、カイケルとジオ・ゴンザレスの両左腕が加入。ジオリト、レイナルド・ロペス、ディラン・シーズの右腕トリオとともに、左右のバランスが取れた先発ローテーションを形成することになりそうだ。

  • アストロズが正捕手確保 マルドナードと2年700万ドルで再契約

    2019.12.21 12:25 Saturday

     日本時間12月21日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、アストロズは自軍からフリーエージェントとなった強肩捕手、マーティン・マルドナードと2年700万ドルで再契約を結ぶことで合意に達したようだ。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     フェインサンドによると、マルドナードのもとには複数の球団からのオファーが届いていたが、マルドナードはより高額なオファーを蹴ってアストロズとの再契約を選択したようだ。マルドナードは昨季途中と今季途中にそれぞれトレードでアストロズに加入しており、無事に再契約が成立すれば3度目のアストロズ在籍となる。

     現在33歳のマルドナードは、今季の開幕をロイヤルズで迎え、7月15日(現地時間)にマイク・モンゴメリーとのトレードでカブスへ移籍。その後、7月31日(現地時間)に再びトレードされてアストロズに加入していた。メジャーでも優秀の強肩を誇る守備型捕手であり、エンゼルス時代の2017年にはゴールドグラブ賞を受賞した経験もある。

     今季は3球団で合計105試合に出場して打率.213、12本塁打、27打点、OPS.671をマーク。守備面でも盗塁阻止率は.256と低調だったが、守備防御点+8を記録するなど堅守は健在だった。ゴールドグラブ賞を受賞した2017年には盗塁阻止率.387、守備防御点+22、エンゼルスとアストロズでプレイした2018年には盗塁阻止率.486、守備防御点+3をマークしている。

     アストロズは今季の主戦捕手だったロビンソン・チリーノスとマルドナードがともにフリーエージェントとなり、正捕手不在の状況に陥っていた。すでにフリーエージェント市場からダスティン・ガーノウを獲得しており、マルドナードが正捕手、ガーノウが2番手捕手となり、今季デビューしたばかりのギャレット・スタッブスはAAA級スタートが濃厚だ。

  • 球宴4度の名二塁手・キンズラーが現役引退を表明 通算1999安打

    2019.12.21 11:35 Saturday

     日本時間12月21日、パドレスは来季までの2年契約を結んでいたイアン・キンズラーが今季限りで現役を引退し、自軍の野球部門のアドバイザーに就任することを発表した。キンズラーは年俸375万ドルの来季の契約と、年俸350万ドルの2021年の球団オプション(またはバイアウト50万ドル)を残しており、残り契約の扱いについてはキンズラーとパドレスの間で話し合いが行われる予定となっている。

     現在37歳のキンズラーは、オールスター・ゲーム4度、ゴールドグラブ賞2度、通算1999安打、257本塁打、243盗塁の輝かしい実績を誇る二塁手であり、レンジャーズ、タイガース、エンゼルス、レッドソックス、パドレスの5球団で合計14シーズンにわたって活躍。2018年にはレッドソックスの一員としてワールドシリーズ制覇も経験した。

     2度の「30-30」を達成するなど、2000年代後半から2010年代前半にかけてメジャーを代表する二塁手として活躍したキンズラーだが、今季加入したパドレスでは自己最少の87試合にしか出場できず、打率.217、9本塁打、22打点、2盗塁、OPS.646という自己ワースト級の成績に終わった。今季の8月中旬以降を欠場する原因となった頸椎椎間板ヘルニアが現役引退の決め手となったようだ。

     パドレスのA.J.プレラーGMは「イアンは、彼の世代のなかでベストの二塁手のうちの1人だった」とキンズラーのキャリアを称え、「彼の情熱や経験を我々のフロントオフィスに加えてくれることを楽しみにしている。彼は野球に関して豊富な知識を持っているから、我々の球団組織に大きな利益をもたらしてくれるだろう」と今後の活躍にも期待を寄せた。

     通算1999安打でキャリアを終えるのは、1890年代から1900年代にかけて活躍した殿堂入り三塁手のジミー・コリンズに次いでキンズラーが史上2人目となる。今後はキンズラーがフロントオフィスに在籍するパドレスから、キンズラーを上回る2000本以上の安打を放つ選手が誕生することを期待したい。

  • ツインズがリリーフ右腕・クリッパードを1年275万ドルで獲得

    2019.12.21 10:30 Saturday

     日本時間12月21日、ツインズはフリーエージェントのリリーフ右腕、タイラー・クリッパードと1年275万ドルで契約を結んだことを発表した。クリッパードにとってツインズは10球団目となり、ツインズの一員として登板すれば、10球団以上でプレイした史上25人目の投手となる。なお、先日契約合意が報じられたセルジオ・ロモと1年500万ドル+球団オプション1年で正式に契約したことが発表されている(両者の契約内容は現地の報道による)。

     現在34歳のクリッパードは、ナショナルズに在籍していた2010年からインディアンスでプレイした今季まで10年連続で50試合以上に登板している鉄腕であり、10年連続50試合以上を継続しているのはメジャーで唯一。10年間のうち、70試合以上に登板したシーズンが6度、60試合以上に登板したシーズンが9度もある。3月にマイナー契約でインディアンスに加入した今季はAAA級からのスタートとなったものの、4月下旬にメジャー昇格を果たし、53試合に登板して62イニングを投げ、1勝0敗、8ホールド、防御率2.90、64奪三振、WHIP0.85の好成績をマークした。

     2007年にヤンキースでメジャーデビューを果たしたクリッパードは、翌2008年から2014年まで7シーズンにわたってナショナルズで活躍したが、その後は2015年にアスレチックスとメッツ、2016年にダイヤモンドバックスとヤンキース、2017年にヤンキース、ホワイトソックス、アスレチックスでプレイするなど毎年のように所属チームを変えており、昨季のブルージェイズが8球団目、今季のインディアンスが9球団目、そして来季のツインズが10球団目となる。

     なお、クリッパードは2010年から今季までの10年間で698試合に登板しており、これは2010年代メジャー最多の数字である。ちなみに、ロモも629試合で3位にランクインしており、ツインズはメジャーを代表する鉄腕2人をブルペンに加えることになった(ロモはフリーエージェントとなったあとの再契約)。

  • メッツが故障続きの主砲・セスペデスのトレード放出を検討か

    2019.12.20 16:55 Friday

     メッツとの契約内容の見直しに同意したヨエニス・セスペデスだが、来季の基本給が大幅に下がったことにより、セスペデスをトレードで獲得することに興味を示す球団が現れているという。もともと2950万ドルだった来季の年俸は「1000万ドル以下+出来高」という形に変更されることが報じられており、メッツのもとにはトレードでの獲得について問い合わせが届いているようだ。

     現在34歳のセスペデスは、メッツと4年1億1000万ドルの契約を結んだ際に、全球団に対するトレード拒否条項を契約に盛り込んでいた。しかし、1年後にフリーエージェントとなることを考えると、好条件の契約を得るためには健康にフルシーズンを過ごして好成績を残す必要があり、健康状態に不安を抱えるセスペデスにとって、指名打者制のあるアメリカン・リーグの球団への移籍は理想的なものであると言える。ホワイトソックス、レイズなどが指名打者の補強を検討していると見られる。

     また、メッツにとってもセスペデスをトレードで放出することは決して悪い話ではなく、メッツは現在、不安を抱えるブルペンの補強を行うために年俸1000万ドルのジェッド・ラウリーの放出を画策している。しかし、セスペデスを放出してしまえば、ラウリーを無理に放出することなく、ブルペン補強の予算を捻出することができる。

     トレード成立に向けての障壁となるのは、セスペデスの健康状態だろう。2017年に81試合、2018年に38試合しか出場できず、今季を全休したセスペデスがどの程度プレイできるのかは、来春のスプリング・トレーニングを迎えるまでわからない。メッツのブロディ・バンワグネンGMは「彼はベストの状態であれば、大きなインパクトをもたらすことのできる選手だ」と話しているが、健康にフルシーズンを過ごせる保証がない以上、セスペデスをトレードで獲得するのは大きなギャンブルとなる。

     ESPNでアナリストを務めるエドゥアルド・ペレスによると、セスペデスは「準備はできている。40本のホームランを打つだけではなくて、140試合以上に出場するつもりだよ」と話していたという。セスペデスを獲得するという「ギャンブル」に打って出る球団は現れるのか。今後の動向に注目したい。

  • 三塁手補強目指すレンジャーズ アレナード獲得に興味を示す

    2019.12.20 16:05 Friday

     ロッキーズがスター三塁手、ノーラン・アレナードのトレード市場における価値を見定めようとしているなか、MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、三塁手補強を目指すレンジャーズがアレナードの獲得に興味を示しているようだ。デンバー・ポストのパトリック・ソーンダースは、レンジャーズのアレナードに対する興味が「本物」であると伝え、トレードに向けての事前交渉を開始していることを報じている。

     今オフのレンジャーズは、レギュラー不在の三塁の補強が重要課題の1つとなっており、アンソニー・レンドンの獲得にも乗り出していた。しかし、レンジャーズがレンドンに提示したオファーは6年1億9200万ドルと報じられており、エンゼルスの7年2億4500万ドルには遠く及ばないものだった。フリーエージェント市場に残る大物三塁手、ジョシュ・ドナルドソンの獲得にも興味を示していたようだが、すでに争奪戦から撤退したと見られることが報じられている。

     ローゼンタールによると、ドナルドソン争奪戦を繰り広げているナショナルズとブレーブスも、ドナルドソン争奪戦の行方次第ではアレナードの獲得に乗り出す可能性があるという。また、ドジャースとカージナルスもわずかにアレナードの獲得に興味を示しているようだ。ただし、ドジャースはロッキーズと同じナショナル・リーグ西部地区に所属しており、ローゼンタールはロッキーズが同地区のライバル球団にスター三塁手を放出する可能性は低いことを伝えている。

     アレナードは7年2億3400万ドルという巨額の契約を残しており、ロッキーズがトレード交渉をまとめるのは難しいと予想されている。アレナードが2年後にオプトアウト可能であることも、他球団が有望株の放出を躊躇する理由となるだろう。また、アレナードは全球団に対するトレード拒否権を有しており、トレードの成立にはアレナード自身の同意も必要である。とはいえ、三塁手を欲しているチームは少なくなく、今後の動向には注目が集まりそうだ。

  • ドナルドソン争奪戦がまもなく決着か 決断間近との報道も

    2019.12.20 14:40 Friday

     ノーラン・アレナード(ロッキーズ)のトレード移籍の可能性が取り沙汰されるなか、移籍市場からまた1人、スター三塁手が姿を消そうとしている。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、球団首脳のなかにはジョシュ・ドナルドソンがまもなくどこかのチームと契約を結ぶと考えている者がいるという。ドナルドソン争奪戦は、同じナショナル・リーグ東部地区に所属するブレーブスとナショナルズの一騎打ちが有力視されている。

     今季ナショナル・リーグの打点王に輝いたアンソニー・レンドンがエンゼルスと7年2億4500万ドルの超大型契約を結び、正三塁手が不在となったナショナルズは、ドナルドソンに対して4年契約をオファーしたことが報じられている。現時点では好条件のオファーを提示したナショナルズがドナルドソン獲得の最有力候補と見られているが、ヘイマンによると、ドナルドソン側はブレーブスに最終オファーのチャンスを与える方針だという。ブレーブスの最終オファー次第では、逆転でドナルドソンの引き留めに成功する可能性もありそうだ。

     また、別の関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ドナルドソンの決断は切迫したものではないという。複数の球団と契約交渉を継続する見込みであるとの報道もあり、ドナルドソンと各球団の契約交渉がどの段階まで進んでいるのかは定かではない。ツインズ、レンジャーズ、ドジャースなどもドナルドソン獲得に関心を示していることが報じられていたが、ヘイマンはこれらのチームがドナルドソン獲得に成功する可能性は低いと見ているようだ。

     現在34歳のドナルドソンは、今季ブレーブスで155試合に出場し、打率.259、37本塁打、94打点、OPS.900をマーク。故障に泣いた昨季からの復活を遂げ、ナショナル・リーグのカムバック賞を受賞した。ブルージェイズ時代の2015~2017年には合計111本塁打(平均37本塁打)を放ち、2015年は打率.297、41本塁打、123打点、OPS.939の好成績でアメリカン・リーグのMVPに選出されている。

  • ロイヤルズがフランコと1年295万ドルで合意 正三塁手として起用

    2019.12.20 14:15 Friday

     日本時間12月20日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ロイヤルズはフリーエージェントの三塁手、マイケル・フランコと1年295万ドル+出来高105万ドルで契約合意に達したようだ。ロイヤルズは低コストで獲得できる正三塁手候補を探していたが、そのニーズに合う補強を実現させた。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在27歳のフランコは、フィリーズの将来を担う大型三塁手として期待され、2014年にメジャーデビュー。翌2015年に80試合で打率.280、14本塁打、50打点、OPS.840をマークし、さらなる成長に期待がかかったものの、その後は伸び悩みが続き、今月初めにノンテンダーFAとなっていた。

     今季のフランコは、123試合に出場して打率.234、17本塁打、56打点、OPS.705をマーク。開幕から2試合連続本塁打の好スタートを切ったが、その勢いも長くは続かず、例年通りのシーズンとなった。100試合以上に出場したシーズンでは、2016年に記録した25本塁打と88打点、2018年に記録した打率.270とOPS.780が自己ベストの数字となっている。

     フランコが三塁のポジションに入ることにより、ハンター・ドージャーは外野の両翼のどちらかに固定される見込み。トレードの可能性が取り沙汰されているウィット・メリフィールドが正中堅手となり、外野の残り1枠は、現時点では右打者のババ・スターリングと左打者のブレット・フィリップスの併用が濃厚だ。ただし、自軍からフリーエージェントとなったアレックス・ゴードンが来季も現役を続行する場合、正左翼手としてチームに戻ってくることが確実視されている。

     なお、正三塁手としてフランコを獲得することを決めたロイヤルズだが、ブリュワーズからノンテンダーFAとなったトラビス・ショウも獲得候補に挙がっていたことが報じられている。

  • エンゼルスがようやく先発補強 テーランと1年900万ドルで合意

    2019.12.20 13:45 Friday

     なかなか先発投手の補強が進んでいなかったエンゼルスが、ようやく実績十分の先発投手の獲得に成功した。日本時間12月20日、関係者がMLBネットワークのケン・ローゼンタールに伝えたところによると、エンゼルスはフリーエージェントの先発右腕、フリオ・テーランと1年900万ドルで契約合意に達したようだ。身体検査を経て、正式に契約成立が発表される見込みとなっている。

     現在28歳のテーランは、2011年にブレーブスでメジャーデビュー。メジャー定着を果たした2013年から7年連続で30試合以上に先発して170イニング以上を投げ、2013~2014年の14勝を筆頭に5度の2ケタ勝利をマークしている。先発投手陣に故障者が相次ぎ、規定投球回到達者がゼロ、100イニング以上投げた投手すら1人しかいなかったエンゼルスにとって、テーランのようなイニングイーターの加入は理想的な補強と言えるだろう。

     今季のテーランは、自己最多タイの33試合に先発して174回2/3を投げ、10勝11敗、防御率3.81、162奪三振を記録。日本時間9月8日のナショナルズ戦で今季10勝目を挙げた時点では防御率3.31をマークしていたが、最後の3先発で3連敗を喫して防御率も大幅に悪化し、カージナルスとの地区シリーズではロースターに入れなかった(シリーズ開幕後に故障者の代役としてロースター入り)。

     2014年にブレーブスと6年3240万ドルで契約を延長したテーランは、今季でその6年契約が満了。来季の契約は年俸1200万ドルの球団オプションとなっていたが、オプション行使を拒否されてフリーエージェントとなっていた。まだ28歳と若いため、1年契約で加入するエンゼルスで好成績を残し、1年後のオフに好条件の複数年契約を得ることを狙っていると見られる。

     テーランの加入により、エンゼルスの先発ローテーションは現時点では、テーラン、ディラン・バンディ(新加入)、アンドリュー・ヒーニー、グリフィン・キャニング、パトリック・サンドバル、そしてトミー・ジョン手術から復帰する大谷翔平の6人で形成される。ポストシーズン進出を目指すにはテーランがエース格では心許なく、今オフ中にエース格の先発投手を獲得しておきたいところだ。

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