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  • ブルージェイズが先発右腕・ロアークと2年2400万ドルで合意

    2019.12.12 11:40 Thursday

     日本時間12月12日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、ブルージェイズはフリーエージェントの先発右腕、タナー・ロアークと2年2400万ドルで契約合意に達したようだ。今オフ、ブルージェイズはトレードでブリュワーズからチェイス・アンダーソンを獲得しており、実績のある先発投手の補強はロアークが2人目となる。

     今季のブルージェイズは故障者の続出もあって21人もの先発投手を起用し、ルーキーやオープナーを起用せざるを得ないケースも多々見られた。そのため、メジャー定着後の6シーズンで30先発以上&規定投球回到達を5度マークしているロアークはチームのニーズに合致する存在であり、補強のターゲットとなっていた。

     現在33歳のロアークは、2013年にナショナルズでメジャーデビューを果たし、翌2014年に15勝10敗、防御率2.85、2016年にも16勝10敗、防御率2.83の好成績をマーク。2017年にはアメリカ代表の一員としてワールド・ベースボール・クラシックに参加し、準決勝の日本戦で4回2安打無失点の好投を披露した。

     2017年は自身3度目の2ケタ勝利となる13勝をマークしたが、翌2018年は自己ワーストの15敗を喫し、同年オフにトレードでレッズへ移籍。今季はレッズとアスレチックスで合計31試合に先発して165回1/3を投げ、10勝10敗、防御率4.35、158奪三振という成績だった。

     ロアークの獲得が今オフのフリーエージェント市場における初めての補強となったブルージェイズだが、投打ともに穴は多く、今後もさらなる補強に動くと見られている。先発ローテーションも新加入のロアークとアンダーソン、復活を目指すマット・シューメイカーで3枠は確定しているものの、残り2枠は若手投手による競争も含めて流動的であり、ロアークのような計算できるベテラン投手をさらに加える可能性もありそうだ。

  • ロッキーズが救援右腕・オバーグと契約延長 3年1300万ドル

    2019.12.12 11:10 Thursday

     日本時間12月12日、ロッキーズは救援右腕、スコット・オバーグとの年俸調停を回避して3年1300万ドル+オプション1年で契約を延長したことを発表した。オバーグは現在29歳で、メジャー5年目の今季は49試合に登板して防御率2.25の好成績をマーク。2023年の球団オプションの金額は800万ドルであることが報じられているが、オバーグの活躍次第ではオプションも含めて最大4年2600万ドルとなる可能性があるようだ。

     2015年にメジャーデビューを果たしたオバーグは、来季が年俸調停期間2年目のシーズンとなる。そのため、今回の3年契約は年俸調停期間の最後の2年とフリーエージェント期間の最初の1年をカバーするものであり、球団オプションが行使された場合、オバーグが初めてフリーエージェントとなるのは2023年シーズン終了後となる。

     メジャー最初の3シーズンで防御率5.05に終わったオバーグは、2018年に56試合で8勝1敗、14ホールド、防御率2.45の好成績をマーク。今季も前年同様の安定したパフォーマンスを披露し、一時は不調のウェイド・デービスに代わってクローザーにも抜擢され、49試合で6勝1敗、5セーブ、8ホールド、防御率2.25をマークした。しかし、右腕の血栓の影響により8月中旬でシーズン終了。ただし、ロッキーズのジェフ・ブリディッチGMはオバーグが万全の状態に回復していることを明らかにしている。

     来季のロッキーズはクローザーのデービスが3年5200万ドルの大型契約のラストイヤーを迎えるが、バド・ブラック監督はクローザーを誰に任せるかを明言していない。ブラックは「競争させるつもりだよ」と話しており、スプリング・トレーニングでより優れたパフォーマンスを見せた投手に9回を任せることになりそうだ。

     着実に成長を遂げ、直近2年間はブルペンの中心として見事なピッチングを見せているオバーグ。来季以降も契約延長に応える好投を期待したい。

  • メッツが先発5番手を確保 右腕・ワカと1年300万ドルで合意

    2019.12.12 10:40 Thursday

     ザック・ウィーラーがフリーエージェントとなって同地区ライバルのフィリーズへ流出したメッツは、先発ローテーションに空いた穴を埋め得る存在の獲得に成功したようだ。日本時間12月12日、メッツはカージナルスからフリーエージェントとなった先発右腕、マイケル・ワカと1年300万ドルで契約合意。2015年に17勝をマークするなど通算59勝の実績を誇る右腕が先発5番手としてメッツに加入する。

     MLBネットワークのジョエル・シャーマンによると、ワカに保証されている金額は300万ドルだが、来季の成績に応じて最大700万ドルの出来高が設定されており、ワカは最大1000万ドルを受け取る可能性があるという。メッツはまだワカとの契約を正式に発表しておらず、身体検査を経て、契約成立が正式にアナウンスされる見込みとなっている。

     現在28歳のワカは2012年のドラフトで全体19位指名を受けてカージナルスに入団。翌2013年に早くもメジャーデビューを果たし、メジャー3年目の2015年には自己最多の17勝をマークするなどメジャーを代表する若手先発右腕として順調に成長を遂げていた。しかし、その後の4年間は肩、腹斜筋、膝といった相次ぐ故障に悩まされ、2ケタ勝利は2017年(12勝)の1度だけ。今季も29試合(うち24先発)に登板して126回2/3を投げ、6勝7敗、防御率4.76、104奪三振という不本意な成績に終わった。

     わずか15先発に終わった2018年に4月から6月にかけて8連勝を記録したように、コンディションさえ万全であれば先発5番手の枠にとどまらない活躍を期待できるだけに、新天地メッツでの完全復活に期待したい。

     なお、ワカを獲得したことにより、メッツの先発ローテーションの顔ぶれはジェイコブ・デグロム、ノア・シンダーガード、マーカス・ストローマン、スティーブン・マッツ、ワカの5人で確定。セス・ルーゴとロバート・グセルマンにも先発5番手の座を競わせる構想があるようだが、最終的には今季同様にブルペンに回ることになるだろう。

  • ヤンキース・コール 年平均3600万ドルはメジャー史上最高額

    2019.12.11 18:30 Wednesday

     日本時間12月11日、今オフのフリーエージェント市場における最大の目玉選手であるゲリット・コールが9年3億2400万ドルという超大型契約でヤンキースと合意した。契約総額はナショナルズと再契約を結んだスティーブン・ストラスバーグの7年2億4500万ドルを上回る投手史上最高額。年平均額3600万ドルは投手のみならず、野手を含めてもメジャーリーグ史上最高額となった。

     メジャーリーグ史上に残る超大型契約の内訳は、毎年3600万ドルが9年間支払われ、ストラスバーグなど一部の大型契約に見られる後日支払いの繰り延べ金も含まれていないという。また、全球団に対するトレード拒否権が付与され、契約5年目となる2024年のシーズン終了後にオプトアウト(契約破棄)が可能となっているようだ。

     選手の契約情報に詳しいサイト「Cot’s Baseball Contracts」によると、総額3億2400万ドルは、フリーエージェント選手の契約としては昨オフにフィリーズと契約したブライス・ハーパー(総額3億3000万ドル)に次いで史上2位。在籍球団との契約延長を含めても、コールを上回るのはエンゼルスのマイク・トラウト(総額4億2650万ドル)とヤンキースのジャンカルロ・スタントン(総額3億2500万ドル:契約延長時はマーリンズ在籍)だけであり、史上4位の巨額契約となっている(投手では史上最高額)。また、年平均3600万ドルは、トラウトの約3550万ドル(12年4億2650万ドル)を上回って史上最高額であり、文字通りメジャーリーグの歴史に残る凄まじい契約となった。

     現在29歳のコールは、2024年シーズン終了時には34歳になっており、オプトアウトの権利を行使してフリーエージェントになったとしても、4年1億4400万ドルの残り契約を上回るオファーを得るのは難しいだろう。よって、コールは38歳となる2028年までヤンキースでプレイすることが確実になったと言える。「終身契約」とも言える今回の9年契約の期間中に、コールは何度のワールドシリーズ制覇をヤンキースにもたらすことができるのだろうか。

  • Rソックス・プライス 先発投手補強目指す球団からの関心を集める

    2019.12.11 17:25 Wednesday

     フリーエージェント市場から有力な先発投手が次々に消えている状況は、年俸総額削減を目指すレッドソックスにとって追い風になるかもしれない。ESPNのジェフ・パッサンによると、複数のチームがレッドソックスの先発左腕、デービッド・プライスのトレードでの獲得を検討しており、MLB公式サイトのマーク・フェインサンドも同様の事実があることを報じている。先発投手の補強を目指すチームはトレード市場にも目を向け始めているようだ。

     フリーエージェント市場からはゲリット・コール、スティーブン・ストラスバーグの「ビッグ2」のみならず、ザック・ウィーラーやコール・ハメルズらも姿を消した。コールやストラスバーグの獲得に失敗したチームはエース級の先発投手を確保すべく、プライスのトレードについてレッドソックスに問い合わせを始めているという。

     従来の投手史上最高額の契約(7年2億1700万ドル)を手にしたプライスは、まだレッドソックスとの契約を3年残している(各年3200万ドル)。レッドソックスは現時点で2億2000万ドル前後と予測される年俸総額をぜいたく税の対象とならない2億800万ドル以内まで削減することを目指しており、プライスの放出に成功すればその目標は一気に達成される。

     コール獲得の最有力候補の1つだったエンゼルスは、有望株とのセットでベテラン内野手のザック・コザートを放出してまで「コール資金」を準備していたため、エース候補としてプライス獲得に動く可能性があると見られている。プライスが2008年のメジャーデビューから2014年途中のタイガース移籍まで、ジョー・マドン監督(当時レイズ監督、来季からエンゼルス監督)の下でプレイしていたこともプラスに作用するかもしれない。

     今季は故障の影響もあって22先発で7勝5敗、防御率4.28と不本意なシーズンを過ごしたプライスだが、2009年から2016年まで8年連続2ケタ勝利、2018年にも16勝をマークするなど実績は十分。すでに34歳という年齢は不安材料ではあるものの、獲得可能なエース級の先発投手は限られており、今後の注目株となりそうだ。

  • ドジャースが先発投手補強のターゲットをバムガーナーに変更

    2019.12.11 16:25 Wednesday

     ゲリット・コール(ヤンキースと契約合意)の獲得に失敗したドジャースは、先発投手補強のターゲットを同地区ライバルのジャイアンツからフリーエージェントとなった左腕、マディソン・バムガーナーに変更したと見られる。ジ・アスレチックのケン・ローゼンタールが伝えている。

     ナショナル・リーグ西部地区で7年連続優勝し、クレイトン・カーショウとウォーカー・ビューラーの左右の両エースのほか、前田健太、フリオ・ウリアス、トニー・ゴンソリン、ダスティン・メイなど多くの先発候補を抱えているドジャースだが、地区優勝にとどまらず1988年以来となる悲願のワールドシリーズ制覇を成し遂げるためには、先発投手の補強が必要であると感じているようだ。

     コールのほか、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズと再契約)、ザック・ウィーラー(フィリーズと契約)がフリーエージェント市場から消えた今、自軍からフリーエージェントとなった柳賢振(リュ・ヒョンジン)とバムガーナーが市場に残るトップ級の先発投手となっており、ドジャースはバムガーナーの獲得を目指す一方で、柳との再契約にも関心を示している。

     2010年、2012年、2014年と3度のワールドシリーズ制覇に貢献し、ジャイアンツのエース左腕として活躍してきたバムガーナーは現在30歳。今季は34試合に先発して207回2/3を投げ、9勝9敗、防御率3.90、203奪三振をマークした。故障に泣いた過去2年から復活を遂げ、惜しくも2ケタ勝利には届かなかったものの、3年ぶりに200投球回と200奪三振をクリア。キャリアで初めてフリーエージェントとなった今オフ、総額1億ドル以上の契約を狙っていることが報じられている。

     一方、現在32歳の柳は、今季29試合に先発して182回2/3を投げ、14勝5敗、防御率2.32、163奪三振の好成績で最優秀防御率のタイトルを獲得。オールスター・ゲームに初選出され、韓国人投手として初めてオールスター・ゲームの先発を務めた。

  • Wソックスがレンジャーズとのトレードでマザーラを獲得

    2019.12.11 15:25 Wednesday

     関係者がMLB公式サイトでレンジャーズの番記者を務めるT.R.サリバンに伝えたところによると、ホワイトソックスはレンジャーズとのトレードで強打の外野手、ノマー・マザーラを獲得することに成功したようだ。サリバンは交換要員として、レンジャーズがプロスペクト外野手のスティール・ウォーカーを獲得する見込みであることを報じている。その後、両球団から1対1の交換トレードが正式に発表された。

     2016年に20歳でメジャーデビューを果たしたマザーラは、この年から3年連続で20本塁打をマーク。メジャー2年目の2017年には自己最多の101打点を叩き出した。しかし、本格的なブレイクのときを迎えるには至らず、今季は自己最少の116試合の出場にとどまり、本塁打も初めて20本に届かなかった(19本)。ただし、打率.268と長打率.469は自己ベストの数字であり、その結果、OPSでも自己ベストの.786をマークしている。

     マザーラの魅力はなんといってもパワー満点の打撃であり、今季はStatcast導入後メジャー最長飛距離となる505フィートの特大アーチも放っている。しかし、唯一の長所である打撃で伸び悩みが続いており、年俸調停期間2年目に突入して今季年俸330万ドルからの昇給(「MLB Trade Rumors」の予想では570万ドル)が見込まれていることもあって、レンジャーズはトレードでの放出を画策していた。

     ホワイトソックスのリック・レンテリア監督は、マザーラについて「彼はパワフルな男だよ」と語っている。左投手を苦手としていることもあり、新天地ホワイトソックスではスイッチヒッターのレウリー・ガルシアと併用される可能性もありそうだ。

     一方、レンジャーズへ移籍するウォーカーは23歳の外野手で、2018年ドラフト2巡目指名でホワイトソックスに入団。今季はA級とA+級で合計120試合に出場し、打率.284、10本塁打、62打点、13盗塁、OPS.811をマークした。

  • ナショナルズがカブス・ブライアントのトレード獲得に興味

    2019.12.11 14:15 Wednesday

     スティーブン・ストラスバーグと投手史上最高額となる7年2億4500万ドルの超大型契約を結んだナショナルズは、アンソニー・レンドンとの再契約を諦めない姿勢を見せてはいるものの、再契約は現実的でないと見られている。三塁の穴埋め役としては、プロスペクト内野手のカーター・キーブームが候補に挙がっているが、ナショナルズはカブスの正三塁手、クリス・ブライアントをトレードで獲得することも検討しているようだ。

     関係者によると、ナショナルズはブライアントのトレードについて、カブスに対して初期段階の問い合わせを行ったという。今オフ、ブライアントはムーキー・ベッツ(レッドソックス)、フランシスコ・リンドーア(インディアンス)らとともにトレードされる可能性のあるスター選手の1人に挙げられており、カブスは補強資金を捻出するためにブライアントの放出に動く可能性がある。

     ただし、ブライアントのトレード交渉が進展するためにはクリアしなければならないハードルが1つある。それは「ブライアントはいつフリーエージェントになるのか」をハッキリさせることだ。ブライアントは2015年のオープン戦で打率.425、9本塁打、OPS1.652という圧倒的な成績を残しながらも、フリーエージェントとなるのを遅らせる球団の方針のためにマイナースタートとなり、メジャーデビューは同年4月17日(現地時間)まで待たねばならなかった。

     ブライアントはこの点に大いに不満を持っており、「意図的にデビューを遅らされた2015年をフルシーズンと扱うかどうか」についての正式な判断を待っている状況である。2週間以内に結果が出る見込みであり、ブライアントの主張が認められれば2020年オフにフリーエージェント、認められなければ2021年オフにフリーエージェントとなる。フリーエージェントまでの残り年数が変わればトレード市場での価値にも大きな影響を与えるため、どのような判断がなされるのか注目が集まっている。

     ブライアントは現在27歳。2015年に新人王、2016年にMVPを受賞し、メジャー5年目の今季は147試合に出場して打率.282、31本塁打、77打点、OPS.903をマークし、3年ぶりにオールスター・ゲーム選出を果たした。

  • コールのヤンキース移籍が決定 9年3億2400万ドルの超大型契約

    2019.12.11 14:00 Wednesday

     日本時間12月11日、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはゲリット・コールのヤンキース移籍が決定したことを自身のTwitterで報じた。9年3億2400万ドル、年平均3600万ドルの超大型契約であることが報じられている。

     先日、ナショナルズと再契約を結んだスティーブン・ストラスバーグが総額(2億4500万ドル)と年平均(3500万ドル)の両方で投手史上最高額を更新したが、コールはこの記録を再び更新することになった。

     コールは現在29歳。今季はアストロズで33試合に先発して20勝5敗、防御率2.50、326奪三振の好成績をマークし、最優秀防御率と最多奪三振の二冠を獲得。サイ・ヤング賞の投票では同僚のジャスティン・バーランダーに次ぐ2位にランクインし、ポストシーズンでも5先発で4勝1敗、防御率1.72の快投を見せた。

     絶対的エースの獲得を目指し、コール獲得を今オフの最重要課題に掲げていたヤンキースだが、見事にコール獲得に成功。2009年以来11年ぶりとなるワールドシリーズ制覇に向けて、「切り札」とも言える剛腕がチームに加入する。

  • ジョーンズのオリックス入団が決定 最大3年1550万ドルの大型契約

    2019.12.11 13:30 Wednesday

     メジャー通算282本塁打、オールスター・ゲーム選出5度、ゴールドグラブ賞4度の実績を誇るアダム・ジョーンズのメジャーリーガーとしてのキャリアは終わりを迎えたようだ。日本時間12月11日、ジョーンズは自身のTwitterで日本プロ野球のオリックスバファローズと正式に契約を結んだことを発表。ジ・アスレチックのケン・ローゼンタールは最大3年1550万ドルの大型契約であることを伝えている。

     高齢の選手との長期契約を避ける傾向にある近年のメジャーリーグにおいて、ジョーンズもその犠牲となった1人だった。オリオールズでプレイした11シーズンで263本塁打を放ち、昨オフに初めてフリーエージェントとなったジョーンズだが、ダイヤモンドバックスとの契約が決まったのは今年3月になってからだった。

     年俸300万ドルでプレイした今季は、137試合に出場して打率.260、16本塁打、67打点、OPS.728をマーク。打率はメジャー定着後ワースト、OPSもレギュラー定着1年目の2008年(.711)以来となる低水準だったが、まだ十分にメジャーのレギュラーとしてやっていける力があることを示した。若手外野手の教育係として、短期契約での獲得を検討していた球団もあったようだが、ジョーンズは日本球界への移籍を決断した。

     ローゼンタールによると、ジョーンズとオリックスの契約内容は2年800万ドルで、3年目となる2022年は球団側に選択権のあるオプションとなっているという。また、最大200万ドルの出来高が設定されており、ジョーンズが出来高の項目を全てクリアし、3年目のオプションも行使された場合、3年間の総額は1550万ドルに達するようだ。

     長きにわたってオリオールズの中心選手として活躍し、2013年と2017年にはアメリカ代表の一員としてワールド・ベースボール・クラシックにも出場した34歳のスター外野手は、日本球界でどんな活躍を見せてくれるのだろうか。

  • コール争奪戦にアストロズとジャイアンツが参戦か

    2019.12.11 13:00 Wednesday

     サンディエゴで開催されているウィンター・ミーティング2日目となった日本時間12月11日、ゲリット・コールの代理人を務めるスコット・ボラスはコール争奪戦に2つの「ミステリー・チーム」が存在することを明らかにした。ヤンキース、エンゼルス、ドジャースの3球団が最有力候補と見られるコール争奪戦だが、決着に向けて競争はさらに激化しそうな気配が漂っている。

     ボラスが発言した2つの「ミステリー・チーム」は、現地の各メディアの報道によると、アストロズとジャイアンツの2球団であると見られている。ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンは、アストロズがコールとの再契約に向けて他球団に後れを取りながらも動き始めていることを伝えている。先月、アストロズのジム・クレイン・オーナーは、コールとの再契約に向けて少なくとも何らかの手を打つ方針であることを明らかにしていた。

     また、ジャイアンツは西海岸に本拠地を置くという「地の利」を活かせるチームである。また、正遊撃手のブランドン・クロフォードの妹がコールの妻という縁もある。ただし、コールは移籍先を決める際に本拠地の場所を考慮しない(西海岸を優遇しない)ことを明言しており、条件面でヤンキース、エンゼルス、ドジャースにどこまで対抗できるかがポイントとなりそうだ。

     なお、ボラスはコール争奪戦が近日中に決着することを示唆しており、日本時間12月13日のウィンター・ミーティング閉幕までにコールの移籍先が決定することが予想されている。スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が投手史上最高額の7年2億4500万ドルの超大型契約を得たことにより、総額3億ドルを超える9~10年契約を手にすることが確実視されているコール。依然としてヤンキース、エンゼルス、ドジャースが最有力候補であることが報じられているが、カリフォルニア州出身の29歳の剛腕を手に入れるのは、いったいどのチームだろうか。

  • ジャイアンツが右腕・ゴースマンを獲得 1年900万ドル

    2019.12.11 12:20 Wednesday

     日本時間12月11日、ジャイアンツはフリーエージェントの右腕、ケビン・ゴースマンと1年契約を結んだことを発表した。今季はブレーブスで先発失格となったあと、レッズでは主にリリーフで起用されたが、ジャイアンツは先発ローテーションの一角としての活躍を期待しているようだ。年俸は900万ドルで、先発登板数に応じて最大100万ドルの出来高が設定されていることが報じられている。

     来年1月に29歳の誕生日を迎えるゴースマンは、来季が年俸調停期間のラストイヤーとなり、大手移籍情報サイト「MLB Trade Rumors」では年俸1060万ドルが予想されていたが、レッズからノンテンダーFAとなっていた。今回ジャイアンツと結んだ1年900万ドルの契約は、同サイトの予想を少し下回る金額に。18先発、22先発、26先発、30先発で各25万ドルの出来高が設定されており、1年間先発ローテーションを全うすれば合計1000万ドルを得られる計算となる。

     オリオールズで2016年に9勝12敗、防御率4.68、2017年に11勝12敗、防御率4.68をマークしたゴースマンは、2018年途中にブレーブスへ移籍。移籍後の10先発で5勝3敗、防御率2.87と好投し、シーズン通算では10勝11敗、防御率3.92で2年連続の2ケタ勝利をマークしたため、今季も先発ローテーションの一角として期待されたが、ブレーブスでの16先発では3勝7敗、防御率6.19という散々な結果に終わった。

     8月上旬にウエーバーでレッズへ移籍し、移籍後は15試合(うち1先発)で防御率4.03と例年通りのレベルまで復調。出来高の内容からもわかるように、ジャイアンツはゴースマンに再び先発のチャンスを与える方針であり、ゴースマンが好投すれば来夏のトレード・デッドラインで放出して有望株を手に入れることも可能になる。一方、ゴースマンは来オフにフリーエージェントとなるため、1年契約で自身の価値の立て直しを目指す。今回の1年契約は、両者の思惑が一致したものであると言えそうだ。

  • エンゼルスがコザートを放出 コール獲得への布石か

    2019.12.11 11:45 Wednesday

     日本時間12月11日、エンゼルスはベテラン内野手のザック・コザートと2019年ドラフト1巡目指名選手のウィル・ウィルソンを後日指名選手または金銭とのトレードでジャイアンツへ放出したことを発表した。コザートは1年1270万ドルの契約を残しているが、ジャイアンツはこの契約を引き受ける代わりに2019年ドラフト1巡目指名の有望株を得たことになる。今回のトレードはエンゼルスがゲリット・コールを獲得するための布石であると見られる。

     現在34歳のコザートは、レッズ時代の2017年に打率.297、24本塁打、OPS.933の好成績をマークして同年オフに3年3800万ドルの好条件でエンゼルスに加入。しかし、エンゼルス加入後は左肩の故障に悩まされ続けており、2018年は58試合で打率.219、5本塁打、OPS.658、今季はさらに成績が悪化して38試合で打率.124、0本塁打、OPS.322に終わった。

     年俸が3000万ドルをはるかに上回ることが確実視されるコールの獲得に向けて、エンゼルスは高額年俸のベテラン選手の放出を検討。今年のドラフト1巡目指名選手であるウィルソンの放出という犠牲を伴う形で、ジャイアンツへのコザートの放出に成功した。ウィルソンは今年のドラフトで全体15位指名を受けた21歳の遊撃手で、今季はルーキーリーグで46試合に出場して打率.275、5本塁打、18打点、OPS.768をマーク。遊撃手としては足が遅く、肩も平均的であることから、将来的な二塁転向を予想するスカウトもいる。

     ジャイアンツへ移籍することになったコザートだが、三塁にはエバン・ロンゴリア、遊撃にはブランドン・クロフォードという不動のレギュラーがおり、二塁も今季好成績のドノバン・ソラーノと有望株のマウリシオ・デュボンが争う状況であるため、新天地の役割は不透明。場合によっては、来季の開幕を迎える前にリリースされる可能性もありそうだ。

  • フィリーズがグレゴリアス獲得 内野補強完了でレンドンからは撤退

    2019.12.11 11:15 Wednesday

     複数の関係者の話によると、フィリーズはフリーエージェントの遊撃手、ディディ・グレゴリアスと1年1400万ドルで契約合意に達したようだ。5年1億1800万ドルの大型契約で加入した先発右腕のザック・ウィーラーに続く大物フリーエージェント選手の獲得により、フィリーズは内野手の補強を完了。興味を示していることが報じられていたアンソニー・レンドンとジョシュ・ドナルドソンの両三塁手の争奪戦からは撤退することが確実となった。

     「デレク・ジーターの後継者」として2015年からヤンキースの正遊撃手を務めてきたグレゴリアスは現在29歳。レギュラー定着後、毎年着実に成長を遂げ、2017年に打率.287、25本塁打、87打点、OPS.796、翌2018年にも打率.268、27本塁打、86打点、OPS.829の好成績をマークしていたが、トミー・ジョン手術明けの今季は82試合の出場にとどまり、打率.238、16本塁打、61打点、OPS.718と不本意なシーズンを過ごした。

     これまでの実績を考えれば複数年契約を手にしてもおかしくない選手だが、グレゴリアスは単年契約を結んで来季の活躍で自身の価値を取り戻し、1年後のフリーエージェント市場で改めて好条件の複数年契約を手にすることを望んだようだ。なお、グレゴリアスはヤンキース時代の2015~2017年に続き、再びジョー・ジラルディ監督の下でプレイすることになる。

     正二塁手のセザー・ヘルナンデスと正三塁手のマイケル・フランコをノンテンダーFAとしたフィリーズだが、グレゴリアスの加入によって内野手の補強は完了したと見られる。一塁には引き続きリーズ・ホスキンスが入り、新加入のグレゴリアスが遊撃に。これに伴って正遊撃手のジーン・セグーラは二塁か三塁にポジションを移すことになり、セグーラが守らないほうのポジションにスコット・キンガリーが入る。今後は残りの予算で投手の補強を進めることになりそうだ。

  • 史上初の「オールMLBチーム」 1stチームにトラウト、コールら選出

    2019.12.11 10:50 Wednesday

     2019年シーズンの各ポジション最高の選手で形成する「オールMLBチーム」を選出するという史上初の試みが行われ、ノミネートされた90名を対象にファンと選考委員会による投票が実施された。サンディエゴで開催されているウィンター・ミーティング2日目となった日本時間12月11日、その投票結果が発表され、「1stチーム」と「2ndチーム」の各16名の顔ぶれが明らかになった。選出された選手の顔ぶれと今季の成績は以下の通り(チームは今季の最終所属)。

    ◆1stチーム

    【捕手】J.T.リアルミュート(フィリーズ)
    打率.275 25本塁打 83打点 9盗塁 OPS.820

    【一塁手】ピート・アロンゾ(メッツ)
    打率.260 53本塁打 120打点 1盗塁 OPS.941

    【二塁手】DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    打率.327 26本塁打 102打点 5盗塁 OPS.893

    【三塁手】アンソニー・レンドン(ナショナルズ)
    打率.319 34本塁打 126打点 5盗塁 OPS1.010

    【遊撃手】ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)
    打率.309 33本塁打 117打点 4盗塁 OPS.939

    【外野手】マイク・トラウト(エンゼルス)
    打率.291 45本塁打 104打点 11盗塁 OPS1.083

    【外野手】コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    打率.305 47本塁打 115打点 15盗塁 OPS1.035

    【外野手】クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)
    打率.329 44本塁打 97打点 30盗塁 OPS1.100

    【指名打者】ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    打率.311 41本塁打 108打点 0盗塁 OPS1.031

    【先発投手】ゲリット・コール(アストロズ)
    20勝5敗 防御率2.50 WHIP0.89 326奪三振

    【先発投手】ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
    21勝6敗 防御率2.58 WHIP0.80 300奪三振

    【先発投手】ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    11勝8敗 防御率2.43 WHIP0.97 255奪三振

    【先発投手】マックス・シャーザー(ナショナルズ)
    11勝7敗 防御率2.92 WHIP1.03 243奪三振

    【先発投手】スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
    18勝6敗 防御率3.32 WHIP1.04 251奪三振

    【救援投手】カービー・イエーツ(パドレス)
    41セーブ 防御率1.19 WHIP0.89 奪三振率14.98

    【救援投手】ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)
    37セーブ 防御率2.62 WHIP0.81 奪三振率16.41

    ◆2ndチーム

    【捕手】ヤスマニ・グランダル(ブリュワーズ)
    打率.246 28本塁打 77打点 5盗塁 OPS.848

    【一塁手】フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    打率.295 38本塁打 121打点 6盗塁 OPS.938

    【二塁手】ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    打率.298 31本塁打 74打点 6盗塁 OPS.903

    【三塁手】アレックス・ブレグマン(アストロズ)
    打率.296 41本塁打 112打点 5盗塁 OPS1.015

    【遊撃手】マーカス・セミエン(アスレチックス)
    打率.285 33本塁打 92打点 10盗塁 OPS.892

    【外野手】ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    打率.280 41本塁打 101打点 37盗塁 OPS.883

    【外野手】フアン・ソト(ナショナルズ)
    打率.282 34本塁打 110打点 12盗塁 OPS.949

    【外野手】ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
    打率.295 29本塁打 80打点 16盗塁 OPS.915

    【指名打者】ヨルダン・アルバレス(アストロズ)
    打率.313 27本塁打 78打点 0盗塁 OPS1.067

    【先発投手】ザック・グレインキー(アストロズ)
    18勝5敗 防御率2.93 WHIP0.98 187奪三振

    【先発投手】柳賢振(リュ・ヒョンジン:ドジャース)
    14勝5敗 防御率2.32 WHIP1.01 163奪三振

    【先発投手】ジャック・フラハティ(カージナルス)
    11勝8敗 防御率2.75 WHIP0.97 231奪三振

    【先発投手】チャーリー・モートン(レイズ)
    16勝6敗 防御率3.05 WHIP1.08 240奪三振

    【先発投手】マイク・ソローカ(ブレーブス)
    13勝4敗 防御率2.68 WHIP1.11 142奪三振

    【救援投手】アロルディス・チャップマン(ヤンキース)
    37セーブ 防御率2.21 WHIP1.11 奪三振率13.42

    【救援投手】リアム・ヘンドリックス(アスレチックス)
    25セーブ 防御率1.80 WHIP0.97 奪三振率13.13

  • 中日退団のロドリゲスが2年550万ドルでレンジャーズと契約合意

    2019.12.10 12:35 Tuesday

     2018年から2シーズンにわたって日本プロ野球の中日ドラゴンズでプレイしたリリーフ左腕、ジョエリー・ロドリゲスが総額550万ドルの2年契約でレンジャーズと合意したことが明らかになった。サンディエゴで開催されるウィンター・ミーティングの初日となった日本時間12月10日、MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシが自身のTwitterで第一報を伝えた。

     ドミニカ共和国出身のロドリゲスは現在28歳。日本球界2年目となった今季は64試合に登板して60回1/3を投げ、3勝4敗、1セーブ、41ホールド、防御率1.64、77奪三振の好成績をマークして最優秀中継ぎ投手(最多ホールドポイント)のタイトルを獲得。中日側は引き留めを目指していたものの、ロドリゲス本人のメジャー志向が強く、保留者名簿を外れて自由契約となっていた。中日でプレイした2年間の通算成績は90試合、3勝7敗、2セーブ、50ホールド、防御率1.85となっている。

     ロドリゲスは2009年3月にパイレーツと契約し、2014年12月にアントニオ・バスタードとのトレードでフィリーズへ移籍。2016年にメジャーデビューを果たして12試合で防御率2.79をマークするも、翌2017年は26試合で防御率6.33に終わり、6月中旬にレンジャーズへ放出された。レンジャーズではメジャーに昇格できないままシーズン終了後にフリーエージェントとなり、2018年はオリオールズのマイナーでプレイしていたが、7月下旬に中日への移籍が決定。メジャー2年間では通算38試合に登板して1勝2敗、6ホールド、防御率5.40という成績を残している。

     レンジャーズは今オフに入ってカイル・ギブソン、ジョーダン・ライルズ、ニック・グッディと投手の補強を続けており、ロドリゲスの獲得もその流れに沿ったものとなる。課題である三塁手補強ではアンソニー・レンドンの獲得を目指しており、そちらの動向も注目される。

  • レンドン争奪戦はレンジャーズとドジャースによる一騎打ちか

    2019.12.10 11:45 Tuesday

     今オフのフリーエージェント市場における最高の野手として超大型契約を手にすることが予想されているアンソニー・レンドンだが、そのマーケットは縮小傾向にある。スティーブン・ストラスバーグと再契約を結んだナショナルズはレンドン争奪戦から脱落した可能性が高く、三塁にトップ・プロスペクトを抱えるフィリーズも大物三塁手との長期契約には乗り気でない。MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、レンジャーズとドジャースによる実質的な一騎打ちを予想している。

     ストラスバーグとの再契約に成功したナショナルズは、依然としてレンドンとの再契約を諦めない姿勢を見せている。しかし、筆頭オーナーのマーク・ラーナーは先日、NBCスポーツに対して「ストラスバーグとレンドンの両方をチームに留めることは資金的に不可能である」といった趣旨の発言をしており、レンドン側の要求に見合うだけの大型契約をオファーすることは難しいと見られる。ストラスバーグとの再契約には当初から自信を見せていたナショナルズだが、レンドン引き留めに対する自信は感じられない。

     また、正三塁手のマイケル・フランコをノンテンダーFAとしたフィリーズも、レンドンやジョシュ・ドナルドソンといった大物三塁手に興味を示していることが報じられているが、ヘイマンはフィリーズがレンドン獲得を本気で狙うことはないと考えている。フィリーズの三塁には「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングで1位のアレック・ボームが控えており、レンドンないしドナルドソンを長期契約で獲得することは、ボームのメジャー昇格の機会をブロックすることを意味する。フィリーズはボーム昇格までの「つなぎ役」を探すことになるだろう。

     そうした状況を踏まえ、ヘイマンはレンジャーズとドジャースの2球団がレンドン争奪戦の「主役」になる見込みであることを報じている。代理人のスコット・ボラスは7年契約のオファーを求めているようだが、この2球団はレンドンに対してどんなオファーを準備しているのだろうか。

  • ブリュワーズがクラウディオと再契約 ウエーバーでロドリゲス獲得

    2019.12.10 11:15 Tuesday

     40人枠に32人しかいない状態でウィンター・ミーティング初日を迎えたブリュワーズは、2選手の獲得に成功した。自軍からノンテンダーFAとなったリリーフ左腕、アレックス・クラウディオと1年175万ドル+出来高で再契約を結び、ウエーバーでタイガースからユーティリティ内野手のロニー・ロドリゲスを獲得。40人枠にはまだ6つの空きがあり、ウィンター・ミーティング期間中にさらなる補強に動くことになりそうだ。

     現在27歳のクラウディオは、今季メジャー最多かつ球団タイ記録となる83試合に登板し、2勝2敗、22ホールド、防御率4.06をマーク。来季の年俸は220万ドル前後になることが予想されていたが、ブリュワーズはこれを嫌ってノンテンダーFAとし、予想を下回る金額で再契約を結ぶ形となった。

     クラウディオは、昨年のウィンター・ミーティング期間中にレンジャーズからブリュワーズに加入。当初は相手打者の左右に関係なく、セットアッパー的な役割を期待されていたが、左打者を打率.218に抑えたのに対し、右打者には打率.274と相対的に打ち込まれ、83試合で62イニングという数字が示すように、対左のワンポイント的な役割を担うケースも多かった。来季からは最低対戦打者数のルールが適用され、純粋な対左のワンポイントとしての起用は難しくなるため、右打者対策が課題となるだろう。

     一方のロドリゲスは27歳の内野手で、内野の4ポジションのほか、外野の両翼でも各1試合の出場経験があるユーティリティ・プレイヤーである。メジャー2年目の今季は84試合に出場して打率.221、14本塁打、43打点、OPS.690をマーク。アメリカン・リーグ最少の149本塁打に終わったタイガースにおいて、14本塁打はチーム2位の数字だった。ブリュワーズはユーティリティのエルナン・ペレスがマイナー降格を拒否してフリーエージェントとなっており、ロドリゲスにはその穴を埋める働きが期待される。

  • ストラスバーグが記録更新 最大の目玉・コールは3億ドル超えか

    2019.12.10 10:50 Tuesday

     日本時間12月10日、スティーブン・ストラスバーグがナショナルズと7年2億4500万ドルの超大型契約を結ぶで合意に達し、契約総額と年平均額での投手史上最高額を更新することになった。しかし、フリーエージェント市場にはまだ最大の目玉であるゲリット・コールが残っている。近日中にコールが再び記録を更新し、ストラスバーグの新記録は短命に終わることが確実視されている。

     関係者がMLB公式サイトのジョン・ポール・モロシに伝えたところによると、ストラスバーグが早々に市場から消えたことにより、コールもウィンター・ミーティングの期間中に契約を決める可能性が高まっているという。コールとストラスバーグに次ぐ3番手という位置付けだったザック・ウィーラー(フィリーズと契約)もすでに市場から消えており、絶対的エース獲得を目指すチームの関心はコールに集中している状況だ。

     ストラスバーグの契約合意前の時点では、ジ・アスレチックのジェイソン・スタークが伝えたように、コールが8年2億8000万ドル(年平均3500万ドル)の超大型契約を手にすると予想する球団幹部もいた。しかし、ストラスバーグが契約総額と年平均額で投手史上最高額を更新する超大型契約を手に入れたことにより、コールはそれ以上の契約を手にすることが確実に。MLBネットワークのジョン・ヘイマンとジョエル・シャーマンはともに、コールが総額3億ドルを超える9~10年契約を得る可能性があることを伝えている。

     ヘイマンは「(コールは)9~10年契約が目標になる。現在29歳でストラスバーグより22ヶ月も若く、故障歴もない。総額3億ドルは十分に射程圏内で、それ以上の契約を得る可能性もある」とツイート。シャーマンも「9年3億2400万ドル(年平均3600万ドル)」という具体的な数字を挙げて、コールがストラスバーグを上回る巨額の契約を手にすることを予想している。いずれにしても、ストラスバーグの「総額2億4500万ドル」と「年平均3500万ドル」は近いうちに更新されることになりそうだ。

  • ジョーンズがオリックス移籍か 通算282本塁打のスター外野手

    2019.12.10 10:15 Tuesday

     オールスター・ゲーム選出5度の実績を誇るスター外野手が、来季から日本プロ野球でプレイすることになるかもしれない。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、ダイヤモンドバックスからフリーエージェントとなったアダム・ジョーンズがオリックスバファローズと複数年契約について交渉中であるという。交渉がまとまって契約が合意に達すれば、今週中にも契約成立が正式発表される見込みとなっている。

     現在34歳のジョーンズは、マリナーズで2年、オリオールズで11年、ダイヤモンドバックスで1年、合計14年のメジャー経験があり、通算1939安打、282本塁打、オールスター・ゲーム選出5度、2013年シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞4度の実績を誇るスター外野手である。2013年と2017年にはアメリカ代表の一員としてワールド・ベースボール・クラシックにも出場している。

     2003年のドラフトでマリナーズから全体37位指名を受け、2006年にメジャーデビュー。2008年2月にエリック・ベダードとの1対5のトレードでキャム・ミコライオ(元広島東洋カープなど)、ジョージ・シェリル、クリス・ティルマンらとともにオリオールズへ移籍したあと才能を開花させ、オリオールズの中心選手へと成長を遂げた。2011年から7年連続で25本塁打以上を放ち、2013年には自己最多の108打点をマーク。オールスター・ゲームには2009年に初選出され、2012年からは4年連続の選出となった。

     2018年シーズン終了後にフリーエージェントとなり、今季は年俸300万ドルの1年契約でダイヤモンドバックスに加入。オリオールズ時代に4度のゴールドグラブ賞を受賞したセンターではなく、ライトにポジションを移し、137試合に出場して打率.260、16本塁打、67打点、OPS.728をマークした。

     攻守とも全盛期に比べるとパフォーマンスが落ちており、年齢的にも好条件のオファーを得られる見込みが薄いことから日本行きを決断したと見られる。四球が少なく、低出塁率のフリースインガーである点は気になるものの、実績は十分。無事に契約が成立すれば、チーム浮上の切り札として活躍が期待される。

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