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  • 【戦評】マカッチェンが2本塁打含む4安打8打点の大暴れ

    2017.9.27 11:25 Wednesday

     絶好調の2ヶ月(6月~7月)を経て調子を落としていたアンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)が自身初のグランドスラムを放つなど、2本塁打を含む4安打8打点の大暴れ。球団では2004年7月2日のジェイソン・ベイ以来13年ぶりとなる1試合8打点の大活躍でチームの大勝に大きく貢献した。

     マカッチェンは1回裏の第1打席でオリオールズ先発のケビン・ゴーズマンから先制タイムリー二塁打を放つと、二死満塁で回ってきた2回裏の第2打席で高めのフォーシームを捉え、センターへ27号グランドスラムを叩き込んだ。マカッチェンにとってキャリア1342試合目、満塁での通算98打席目で飛び出した自身初の満塁弾。本人もそれを知っていたのか、スタンドインを確信すると両手を広げて喜びをあらわにし、ファンの大歓声にはカーテンコールで応えた。

     これに気を良くしたマカッチェンは5回裏の第3打席でセンター前ヒットを放ち、サイクルヒット達成に王手。そして一死一、二塁のチャンスで回ってきた6回裏の第4打席。三塁打が出ればサイクルヒット達成という打席だったが、マカッチェンは右中間へ「サイクル超え」となる28号スリーランを叩き込み、球団13年ぶりの1試合8打点をやってのけた。

     中堅手が1試合で「4安打・3長打・2本塁打・8打点」を全てクリアしたのは2012年5月8日のジョシュ・ハミルトン以来5年ぶり、史上6人目の快挙。ハミルトン以外にもケン・グリフィーJr.、マーク・ウィッテン、フレッド・リン、ウィリー・メイズと豪華な名前が並んでいる。

     パイレーツ先発のトレバー・ウィリアムスは6イニングを投げてオリオールズ打線をクリス・デービスの26号ソロによる1点のみに抑える好投を見せ、今季7勝目(9敗)をマーク。7回以降の3イニングを無失点に抑えた2番手スティーブン・ブロールトにはキャリア初セーブが記録された。


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  • インシアーテが球団21年ぶりのシーズン200安打

    2017.9.27 10:06 Wednesday

     今季自身初のオールスター出場を果たしたエンダー・インシアーテ(ブレーブス)が日本時間9月27日のメッツ戦、1回表の第1打席でライト線への二塁打を放ち、シーズン200安打に到達。ブレーブスでは1996年に207安打を放ったマーキス・グリッソム以来21年ぶりの快挙となった。

     ブレーブス移籍2年目となった今季は、昨日までに先発出場した151試合で全て「1番・センター」。不動の1番打者として、5月に40安打(打率.336)、6月に39安打(打率.336)、8月に42安打(打率.362)を放つなど、開幕からコンスタントにヒットを積み重ねてきた。ブライアン・スニッカー監督はインシアーテが負担の大きいセンターを守りながら故障なくシーズンを過ごし、ほぼ全試合に出場してきたことが200安打に到達できた最大の要因であると分析している。そして、「(試合に出続けるのは)簡単なことではないよ。たくさんの優秀な選手がいたにもかかわらず、ブレーブスの選手が長い間(200安打を)達成できなかったことからも、その難しさがわかるだろう。大偉業だよ」とリードオフマンの快挙達成を称えた。

     インシアーテは今季すでに出場試合、安打、本塁打、打点、盗塁などの各部門で自己ベストを更新。打率、出塁率、長打率といった率系のスタッツでも自己ベスト更新の可能性があり、キャリアハイと呼ぶにふさわしいシーズンを過ごしている。昨季ゴールドグラブ賞を初受賞したようにセンターの守備もハイレベルで、今季は初のオールスター出場を果たすなど、名実ともにリーグを代表する外野手の仲間入りを果たしたと言っても過言ではないだろう。

     なお、ブレーブスの選手によるシーズン200安打はアトランタ移転以降では4人目の快挙。フェリペ・アルーが2度(1966年、1968年)、ラルフ・ガーが3度(1971年、1973年、1974年)、そしてグリッソムが1度(1996年)達成しているだけであり、インシアーテが球団史に新たな1ページを刻んだ。


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  • ハーパーが戦列復帰 「2番・ライト」でスタメン出場中

    2017.9.27 09:23 Wednesday

     球界を代表するスター選手、ブライス・ハーパー(ナショナルズ)が日本時間9月27日のフィリーズ戦でついに戦列復帰。日本時間8月13日以来の出場となる公式戦に「2番・ライト」で先発出場している。

     ハーパーは日本時間8月13日の試合で一塁を駆け抜けた際に左膝を負傷。翌日に故障者リスト入りし、42試合を欠場した。その間、チームはハーパー不在の穴を埋めるために奮闘し、26勝16敗をマーク。期間中の勝率.615はハーパー離脱前の.605を上回っていた。1試合平均得点4.1はリーグ11位に過ぎず、ハーパー離脱によって得点力は低下したものの、リーグ1位の防御率3.23を記録した投手陣の頑張りによって主砲不在の期間を乗り切った格好だ。

     ナショナルズにとってはハーパーがポストシーズンで「ぶっつけ本番」とならなかったことは好材料だ。レギュラーシーズンは今日を含めて6試合残っており、ポストシーズンの戦いが始まる前にハーパーに25打席程度を与えることができる。この6試合の間にハーパーが試合感覚を取り戻し、ポストシーズンで本来の打棒を発揮してくれることがナショナルズにとってベストのシナリオとなる。

     ハーパーは故障離脱までに打率.326、29本塁打、87打点、OPS1.034の好成績をマーク。MVPを受賞した2015年に匹敵する数字を残し、強力ナショナルズ打線を牽引していた。今季もMVPレースの先頭付近を走っていたが、1ヶ月半にわたる故障離脱により個人タイトル獲得は絶望的。しかし、数字にとらわれることなくポストシーズンに向けての準備に専念できることはむしろ明るい材料かもしれない。

     試合は現在3回裏のフィリーズの攻撃中。ハーパーはフィリーズ先発のジェイク・トンプソンの前に第1打席はストレートの四球、第2打席はチェンジアップにタイミングが合わず空振り三振となっている。


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  • ポストシーズンに向けて 各球団の注目ポイント~ナ・リーグ編~

    2017.9.27 08:58 Wednesday

     ア・リーグに続いて今度はナ・リーグ。カブスの地区優勝がほぼ確実となり、ワイルドカードの残り1枠を巡ってロッキーズ、ブリュワーズ、カージナルスの3球団が熾烈な争いを繰り広げている。ここではワイルドカード2枠目を除く4球団のロースター編成における注目ポイントをピックアップしていく。

     ワイルドカード・ゲームの本拠地開催を決めたダイヤモンドバックスはエースのザック・グレインキーを一発勝負の決戦に送り出す。ロビー・レイとパトリック・コービンの両左腕がグレインキーに続くと見られるが、先発4番手は流動的だ。候補はタイワン・ウォーカーとザック・ゴッドリーの両右腕。ともに直近の2先発では打ち込まれているが、地区シリーズに進出した場合に対戦するドジャースとの相性を考えるとウォーカーが先発4番手に入り、ゴッドリーはロングリリーフに回ることになるだろう。

     ドジャースはブルペン陣の息切れが目立ち、チーム失速の原因の一つとなっている。セットアッパーとしてチームを支えたペドロ・バイエズ、ロングリリーフを中心に奮闘したロス・ストリップリングらの不調が目立ち、デーブ・ロバーツ監督としては少しでもフレッシュなリリーバーをブルペンに加えたいところだろう。候補はプロスペクト右腕のウォーカー・ビューラー。メジャーデビュー後の防御率は8.53と思うような結果を残せていないものの、この有望株右腕が救世主となる可能性もありそうだ。

     ナショナルズも同じくプロスペクトが注目ポイント。攻守両面でイキのいい活躍を見せているビクター・ロブレスをロースターに入れるか否かの判断を迫られることになる。ロブレスのスピードは短期決戦において大きな武器となり得るため、ベンチに置いておいても損はないはずだが、ナショナルズの外野は人材豊富。ダスティ・ベイカー監督がどのような判断をするのか注目だ。

     カブスは先発投手4人の人選が注目される。後半戦の成績を考慮するとジェイク・アリエタ、カイル・ヘンドリックス、ホゼ・キンターナの3人は先発ローテーション入りがほぼ当確であり、残り1枠をジョン・レスターとジョン・ラッキーで争うことになる。レスターはシーズンを通して不安定なパフォーマンスを続けているが、ラッキーもリーグワーストの36本塁打を浴びるなど低調。本来の実力を考えればレスターに軍配が上がることは間違いないが、ジョー・マドン監督はどのような決断を下すだろうか。

  • ポストシーズンに向けて 各球団の注目ポイント~ア・リーグ編~

    2017.9.27 08:30 Wednesday

     レギュラーシーズンも残すところ6日となり、ポストシーズンはちょうど1週間後に開幕する。ポストシーズン進出チームの顔ぶれも固まりつつあり、各球団はポストシーズンのロースター編成に頭を悩ませている。ここではロースター編成におけるア・リーグ各球団の注目ポイントをピックアップしてみよう。

     ヤンキースはルイス・セベリーノ、ソニー・グレイ、田中将大、CCサバシアの4人で先発ローテーションを形成すると見られており、ハイメ・ガルシアとジョーダン・モンゴメリーのいずれかがロングリリーフの枠に入ることになる。経験値ではガルシアに軍配が上がるものの、直近の投球内容で上回っているのはモンゴメリー。しかし、ガルシアはツインズに相性が良いというデータもあり、ジョー・ジラルディ監督は最後まで頭を悩ませることになりそうだ。

     ヤンキースとワイルドカード・ゲームで激突する可能性が高いツインズはミゲル・サノーの回復が間に合うかどうかが最大の懸念材料だ。今季自身初のオールスター出場を果たしたサノーだが、左すねのストレス反応によって8月下旬に故障者リスト入りし、未だ戦列復帰を果たせないでいる。チーム最高のOPS.870をマークしているサノーがラインナップにいるのといないのとでは打線の迫力に格段の差があり、ポール・モリター監督は主砲の戦列復帰を心待ちにしていることだろう。

     インディアンスは故障離脱しているマイケル・ブラントリーとロニー・チゼンホールの回復具合がキーポイントとなる。現在レフトにはオースティン・ジャクソンが入り、期待以上のパフォーマンスを見せているため大きな穴とはなっていないものの、両選手がポストシーズンに間に合うようであれば、好調・インディアンス打線はさらに得点力を増すことになりそうだ。

     アストロズの注目ポイントは地区シリーズ第1戦の先発を誰に任せるか、ということだろう。候補は右腕ジャスティン・バーランダーと左腕ダラス・カイケル。バーランダーはアストロズ加入後の4先発で4勝0敗、防御率0.64という素晴らしい成績を残しており、彼を先発ローテーションの柱とすることに異論はないはず。しかし、仮にヤンキースが勝ち上がってきた場合、カイケルのヤンキースに対する相性の良さも捨て難く、A.J.ヒンチ監督の決断に注目が集まっている。

     レッドソックスはクリス・セール、ドリュー・ポメランツ、エドゥアルド・ロドリゲスに次ぐ先発4番手が不確定要素。候補はリック・ポーセロとダグ・フィスターの2人である。昨季のサイ・ヤング賞受賞者であるポーセロは今季不本意なシーズンを過ごしており、ロースター外の可能性もゼロではない。ジョン・ファレル監督は両投手のレギュラーシーズン最終登板を見て、最終的な判断を下すことになりそうだ。

  • J.バイエズが膝の故障でスタメン落ち

    2017.9.27 08:12 Wednesday

     2年連続の地区優勝までマジック1としているカブスはカージナルスとの今季17回戦に臨む。勝利すれば文句なしの優勝になることはもちろん、2位のブリュワーズがレッズに敗れた場合でも頂点に立つことができる。しかし、この運命の一戦を迎えたカブスのスタメンにはハビアー・バイエズの名前がなかった。

     前日の日本時間9月26日に行われたカージナルス戦でバイエズは「8番 二塁」でスタメン出場。3回表の第1打席では2死一・二塁の場面で今季23号3ランを放ち、4打数2安打3打点とチームの勝利に大きく貢献した。だが、8回表の打席ではカージナルスの5番手、サンディ・アルカンタラのシンカーが自打球で右膝に当たってしまった。それでも痛みをこらえながら3球目のスライダーを捉えて左安を記録した。その後は大事をとって途中交代となった。

     右膝を痛めたバイエズは本日の試合ではスタメン入りはせずに患部の様子をみることになる。ちなみに二塁には彼の代わりにベン・ゾブリストが1番打者としてスタメンに名を連ねた。前日活躍した選手が抜けたカブスは果たして勝利で地区優勝を決めることができるのか。運命の一戦は日本時間9時15分からプレーボール予定だ。


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  • 【戦評】ダルビッシュ好投で10勝目 ドジャース100勝

    2017.9.26 15:03 Tuesday

     先発のダルビッシュ有が7回1失点の好投を見せれば、打線も3回までに5点を奪ってダルビッシュを援護。投打がガッチリと噛み合い、日本時間9月26日のパドレス戦に勝利したドジャースが球団としては1974年以来43年ぶりとなるシーズン100勝に到達した。

     ダルビッシュは5回表一死からコリー・スパンジェンバーグに死球を与えるまでパーフェクトを継続するなど、スライダーやカッターを軸として安定したピッチングを展開。スパンジェンバーグに死球を与えた直後にハンター・レンフローにタイムリー二塁打を浴び、1点こそ失ったものの、打たれたヒットはレンフローの二塁打と6回表先頭のマット・シーザーの単打だけ。7イニングを投げて9三振を奪った一方、打たれたヒットは2本、与えた四球はゼロという見事なピッチングで3年ぶりの2ケタ勝利となる10勝目(12敗)をマークした。

     打線は「5番・三塁」で先発出場したローガン・フォーサイスが大活躍。1回裏一死満塁のチャンスで走者一掃の3点タイムリー二塁打を放つと、3回裏にはリードを5点に広げる6号ソロを放ち、一人で4打点を叩き出した。1点を返された直後の5回裏には「6番・二塁」で先発出場したオースティン・バーンズが8号スリーラン。「8番・一塁」で起用されたロブ・セゲディンも2安打1打点の活躍で、左腕トラビス・ウッド対策として先発出場した右打者たちが揃って指揮官の期待に応える働きを見せた。

     8回表に2番手としてマウンドに上がった前田健太が2点を失ったものの、最終回をペドロ・バイエズが締めくくり、ドジャースは9-3でパドレスに快勝。大失速を経て、レギュラーシーズン157試合目にしてようやくシーズン100勝に到達した。シーズン100勝は球団史上7度目だが、残り5試合に全勝すれば1953年に記録したシーズン105勝の球団記録に並ぶことができる。ポストシーズンのホームフィールド・アドバンテージをかけた最高勝率争いではインディアンスが1.5ゲーム差まで迫っており、最後まで気を抜くことのできない状況。ぜひとも105勝を目指してもらいたいものである。


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  • ヌニェスがスタメン復帰も負傷で途中交代

    2017.9.26 12:22 Tuesday

     2年連続の地区優勝までマジック「3」としているレッドソックスはポストシーズンに向けて戦力を整えておきたいところだ。日本時間9月26日のブルージェイズ戦では右膝の故障で離脱していたエドゥアルド・ヌニェスが「2番 指名打者」としてスタメン復帰を果たした。しかし、試合中に再び膝を痛めてしまい、途中交代となってしまった。

     去る日本時間9月10日のレイズ戦において盗塁を試みた際に右膝を負傷してしまったヌニェスはDL入りはせず、患部の状態をみていた。ジャイアンツから移籍後は37試合に出場して打率.319 8本塁打 27打点と活躍していた選手の離脱はとても大きい。それでもチームは彼の離脱後、13試合で10勝3敗と強さをみせ一丸となってヌニェスの穴を埋めていた。そして右膝の痛みが癒え、日本時間9月26日の試合に出場した。

     復帰後初打席は0対1とリードを許していたが、無死一塁の場面だった。相手先発、ブレット・アンダーソンが投じた2球目のチェンジアップを打つとその打球は中堅方向への二塁打となり、記念すべき復帰後初安打となった。その後は続くムーキー・ベッツの二ゴロの間にレッドソックスが1対1の同点に追いついた。

     3回裏の先頭打者として迎えた第2打席ではカウント2-2からアンダーソンの5球目のチェンジアップをファウルした際に再び膝に痛みを感じてしまった。結局、この打席は三直に倒れてベンチへ退いた。痛めた箇所の状態が思わしくなく、5回裏のヌニェスの打順のところでサム・トラビスが代打に送られた。

     待望のスタメン復帰を果たしたヌニェスは2打数1安打とチームが同点に追いつくきっかけをつくる活躍をした。試合前は「スタメンに戻ることができてとても興奮しているよ。状態は100%だ」と話していただけにこの交代は本人にとってとても残念な結果となってしまった。果たしていつ彼が戻ってくるのか、チームはヌニェスの状態を心配している。


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  • 【戦評】ポメランツ5失点KO マジック3で足踏み

    2017.9.26 12:07 Tuesday

     日本時間9月26日、地区優勝へのマジックナンバーを3としているレッドソックスはブルージェイズと対戦。デイゲームで地区2位のヤンキースが勝利したため、ブルージェイズに勝って自力でマジックを減らしたいところだったが、先発のドリュー・ポメランツが3回途中5失点でノックアウト。マジックを減らすことはできず、ヤンキースとの差は4ゲームに縮まった。

     1回表にジョシュ・ドナルドソンに31号ソロを浴びて先制を許したレッドソックスだったが、直後の1回裏に無死二、三塁のチャンスを作り、ムーキー・ベッツとハンリー・ラミレスの内野ゴロですぐさま逆転。しかし、2回表にポメランツが二死満塁のピンチを背負うと、テオスカー・ヘルナンデスとドナルドソンの連続二塁打で4点を失い、試合の流れを引き寄せることができなかった。

     ポメランツは3回表の先頭打者、ホゼ・バティースタにヒットを打たれたところで降板。その後は9回表に5番手のアディソン・リードがライアン・ゴインズに9号ソロを浴びるまで、ブルペン陣が6イニングを無得点に抑える力投を見せたものの、打線が思うように繋がらず、5回裏にベッツのタイムリーで1点、8回裏に代打アンドリュー・ベニンテンディの20号ソロで1点を返しただけに終わった。

     これでヤンキースとは4ゲーム差。レッドソックス、ヤンキースとも残り6試合という状況であり、地区優勝に向けてレッドソックスが極めて有利なポジションにいることは間違いないが、逆転の可能性がないわけではない。レギュラーシーズンの最後にはア・リーグ最高勝率を目指すアストロズとの4連戦が控えており、レッドソックスとしてはブルージェイズとの残り2試合のうちに地区優勝を決めておきたいところだろう。2年連続の地区優勝に向けて日本時間9月27日の試合ではクリス・セール、同28日の試合ではリック・ポーセロが先発予定となっている。


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  • ナショナルズ・ハーパー 体調不良で戦列復帰延期

    2017.9.26 11:34 Tuesday

     日本時間9月26日に戦列復帰が予定されていたブライス・ハーパー(ナショナルズ)だが、ラインナップにその名前はなかった。体調不良により、ナショナルズはハーパーの復帰までに少なくともあと一日待たねばならなくなったようだ。

     左膝の故障により日本時間8月14日に故障者リスト入りしたハーパー。ナショナルズは当初、日本時間9月26日のフィリーズ戦でハーパーを戦列復帰させる計画だった。しかし、試合当日になって体調不良が発覚。ハーパーの戦列復帰は先延ばしになり、この日はチームのトレーニング・スタッフによる治療を受けた。

     すでに地区優勝と地区シリーズの本拠地開催を決めているナショナルズはポストシーズンに向けて、レギュラーシーズンの残り試合でハーパーに調整をさせる予定である。残念ながら今日の試合は欠場となってしまったものの、もし明日戦列復帰を果たせば、6試合を調整に使うことができる。ナショナルズにとってハーパーが万全のコンディションで戻ってくることはこの上ない戦力アップであり、消化試合とはいえ明日からの6試合は大きな意味を持つことになるだろう。

     ハーパーにとっての課題はただ一つ。打席でのタイミング、要するに試合感覚を取り戻せるかということだけである。ハーパーはオフシーズンとスプリング・トレーニングの間に数多くの打ち込みをこなしてレギュラーシーズンに突入する。長い期間をかけて行う準備を残りの6試合で行わなければならないのである。ダスティ・ベイカー監督はハーパーにどれだけの打席を与えるのか、ハーパーの調整が完了するまでにどれだけの打席が必要なのかといった点に関して具体的な数字は明らかにしていないが、ハーパーの調整を優先した采配で残り6試合を戦うはずだ。

     リーグ屈指の強力打線を誇り、マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグら強力先発投手陣を抱え、夏場の補強によりブルペンにも安定感が出てきたナショナルズ。球団史上初のワールドシリーズ制覇に向けて、ハーパーがラストピースとなるに違いない。


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  • ジャッジ2発で50号到達 新人本塁打記録更新

    2017.9.26 11:13 Tuesday

     アーロン・ジャッジ(ヤンキース)が日本時間9月26日に行われたロイヤルズ戦で2本塁打を放ち、新人選手によるシーズン本塁打記録を更新。1987年のマーク・マグワイアによる49本塁打の新人記録を30年ぶりに塗り替えた。

     3回裏の第2打席でライトへ49号ツーランを放ち、マグワイアの記録に並んだジャッジ。5回裏の第3打席は見逃し三振に倒れたものの、7回裏二死走者なしで回ってきた第4打席でトレバー・ケーヒルが投じたチェンジアップを振り抜き、レフトへ記念すべき50号ソロを叩き込んだ。

     新人選手によるシーズン50本塁打はメジャーリーグの歴史上で初となる快挙。ヤンキースの球団史においてもベーブ・ルース(4度)、ミッキー・マントル(2度)、ロジャー・マリス、アレックス・ロドリゲスに次ぐ5人目の大記録である。

     試合後、現在の気持ちを聞かれて「シーズンを通してとても楽しかったよ」と語ったジャッジ。前半戦に30本塁打、OPS1.139の猛打を見せ、ホームラン・ダービーでも圧巻のパフォーマンスで球界の話題を独占したが、後半戦に入って調子を落とし、8月は打率.185の大不振に陥った。しかし、9月に入って完全復調。すでに今季のどの月よりも多い13本塁打を放ち、OPS1.338をマークしている。一度失速しながらもすぐに立て直したあたり、やはりジャッジは並の新人ではないのだろう。

     ジャッジはホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、ホゼ・ラミレス(インディアンス)とともにア・リーグのMVP候補に挙げられている。「ジャッジがMVPに相応しくないと言うのは難しいだろう。でも、その他の選手たちが相応しくないと言うのも難しい。でも、私にとってジャッジの活躍は本当に素晴らしかったよ」と語ったのはジョー・ジラルディ監督。新人史上初のシーズン50本塁打という快挙により、2001年のイチロー以来史上3人目となるMVPと新人王のダブル受賞も現実味を帯びてきた。

     MVP受賞の期待も高まる中、MVP受賞よりポストシーズンで勝ちたいと公言するジャッジ。その打棒でチームをワールドシリーズ制覇へ導いてくれることを期待したい。


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  • 第25週のMVPはジャッジとマーリンズ・コンビ

    2017.9.26 10:43 Tuesday

     第25週(9月18日~9月24日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ナ・リーグはジャンカルロ・スタントンとマーセル・オズーナ(ともにマーリンズ)が選出された。

     ジャッジは打率.429(21打数9安打)、5本塁打、9打点、OPS1.720の好成績を残し、第10週以来今季2度目かつ自身2度目の週間MVPに輝いた。今季のヤンキースからの週間MVP受賞者はジャッジのみ。5本塁打と長打率1.238はリーグトップ、9打点は同2位タイ、打率.429と出塁率.481は同3位にランクインした。日本時間9月21日のツインズ戦で今季100打点に到達し、「100得点・100打点・100四球」を記録したルーキーは1939年のテッド・ウィリアムスに次いで史上2人目。また、ヤンキースの球団史上でもルー・ゲーリッグ、ベーブ・ルース、ミッキー・マントルら名選手に次ぐ8人目の快挙となった。

     スタントンは打率.348(23打数8安打)、3本塁打、13打点、OPS1.266、オズーナは打率.500(20打数10安打)、3本塁打、7打点、OPS1.615と揃って好成績を残し、マーリンズのチームメイトによる同時受賞となった。スタントンは第19週と第21週に続いて今季3度目かつ通算7度目、オズーナは第2週以来今季2度目かつ通算2度目の週間MVP受賞。今季週間MVPを3度受賞したのはすでに4度受賞しているJ.D.マルティネス(ダイヤモンドバックス)に続いてスタントンが2人目である。スタントンはリーグトップの13打点を叩き出し、今季126打点として球団のシーズン打点記録を更新。メジャー16年ぶりのシーズン60本塁打まであと3本に迫っている。オズーナは打率.500、出塁率.615、長打率1.000といずれもリーグトップの数字をマーク。打率.308、36本塁打、118打点はいずれも自己ベストを大幅に更新しており、ナ・リーグでは2008年のカージナルス(アルバート・プーホルス&ライアン・ラドウィック)以来9年ぶりとなる「35本塁打・100打点」コンビが誕生した。


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  • 第25週の最優秀ブルペンはレッドソックス

    2017.9.25 14:44 Monday

     MLB公式サイトでは今季から週ごとに独自の計算方法で「週間最優秀ブルペン」を選出している。第25週の最優秀ブルペンにはレッドソックスが選出された。

     計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     

     第25週のレッドソックスは24.2回(=74アウト)で31奪三振、4セーブを記録した一方、被安打14、自責点2、非自責点2、与四球7で合計130.5ポイントを獲得。防御率0.73というほぼ完璧なパフォーマンスでこの1週間を6戦全勝で乗り切ったチームの戦いを支え、第11週以来今季2度目の「週間最優秀ブルペン」受賞となった。ジョー・ケリーは3試合に登板して2.2イニングを投げたが、奪った8つのアウトのうち7つが三振という圧巻のピッチング。チーム最多タイの4試合に登板したアディソン・リードは4.1イニングを無失点に抑える好投を見せた。クローザーのクレイグ・キンブレルは4イニングを投げて1安打しか許さず、2セーブをマーク。このほか、マット・バーンズとカーソン・スミスが各1セーブを挙げた。自責点がついたのはヒース・ヘンブリーとフェルナンド・アバットの2投手だけ。その他の9投手は期間中防御率0.00をマークした。なお、獲得ポイント数の2位はヤンキース(110.5ポイント)、3位はパドレス(85.5ポイント)だった。

     

    各週の最優秀ブルペン
    第1週 ロッキーズ(98ポイント)
    第2週 レッズ(119.5ポイント)
    第3週 アストロズ①(132.5ポイント)
    第4週 エンゼルス①(100.5ポイント)
    第5週 インディアンス①(125ポイント)
    第6週 エンゼルス②(80.5ポイント)
    第7週 アストロズ②(106ポイント)
    第8週 ドジャース①(126ポイント)
    第9週 マーリンズ(124.5ポイント)
    第10週 マリナーズ(87ポイント)
    第11週 レッドソックス①(106.5ポイント)
    第12週 ドジャース②(120.5ポイント)
    第13週 ジャイアンツ(116ポイント)
    第14週 ブリュワーズ(101.5ポイント)
    第15週 オールスター週のため発表なし
    第16週 ヤンキース①(112ポイント)
    第17週 カブス(118.5ポイント)
    第18週 ヤンキース②(99ポイント)
    第19週 ツインズ(114ポイント)
    第20週 ナショナルズ(91ポイント)
    第21週 ドジャース③(132ポイント)
    第22週 エンゼルス③(109.5ポイント)
    第23週 インディアンス②(116.5ポイント)
    第24週 フィリーズ(135ポイント)
    第25週 レッドソックス②(130.5ポイント)
    (丸印は受賞回数)


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  • 【戦評】Dバックスサヨナラ勝ち ワイルドカード1位が決定

    2017.9.25 12:02 Monday

     ダイヤモンドバックスが日本時間9月25日のマーリンズ戦にサヨナラ勝ち。ブリュワーズとカージナルスがともに敗れたため、ワイルドカードでのポストシーズン出場が決定し、同率で並ぶ可能性のあるロッキーズとの直接対決に11勝8敗と勝ち越しているため、ワイルドカード・ゲームを本拠地チェイス・フィールドで開催することも同時に決定した。

     ダイヤモンドバックス先発のパトリック・コービンが6.2回2失点、マーリンズ先発のダン・ストレイリーが6回1失点と好投し、ロースコアの接戦となったこの試合。ダイヤモンドバックスは1点ビハインドの8回裏にダニエル・デズカルソのタイムリーで同点に追い付き、さらに9回裏、マーリンズ4番手のジャスティン・ニコリーノを攻め立てて無死満塁の大チャンスを迎えた。ケテル・マーテイがショートゴロ、ポール・ゴールドシュミットが三塁ゴロに倒れて二死満塁となったものの、J.D.マルティネスがマーリンズ5番手のハビー・ゲラからレフトへのタイムリーを放ってサヨナラ勝ち。7月に途中補強したスラッガーの一打で6年ぶりのポストシーズン進出を決めた。

     「ゴールドシュミットかマルティネスが決めてくれると思っていたよ。これまでもそうだったからね」と2人のスラッガーへの信頼を口にしたコービンは「マルティネスの存在は僕たちにとって大きい。サヨナラで勝てるなんて最高だね!」と興奮した様子。キャリア初のサヨナラ打となったマルティネスは「越えてくれ!って思いながら走っていたよ。試合は終わった。パーティーだ!」と自身の一打を振り返っていた。

     トーリ・ロブロ監督にとっては就任1年目でのポストシーズン進出。「選手たちは野球をとても楽しんでいる。私はそれを誇りに思うよ」と選手たちを称えていたが、まだワールドシリーズ制覇に向けてのスタートラインに立っただけ。ザック・グレインキー、ロビー・レイという左右の二枚看板を抱えるダイヤモンドバックスはポストシーズンにおいて台風の目となるかもしれない。


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  • 【戦評】キンターナ10K完封勝利 カブス地区優勝へマジック2

    2017.9.25 11:29 Monday

     カブスとブリュワーズによるナ・リーグ中部地区首位攻防4連戦の最終戦。カブス先発のホゼ・キンターナが被安打3、奪三振10、与四球1という安定感抜群のピッチングで2年ぶり2度目の完封勝利をマークし、チームをカード勝ち越し(3勝1敗)に導いた。この日はカージナルスも敗れたため、カブスの地区優勝マジックは2に。昨季のワールドシリーズ王者が苦しみながらも地区優勝を果たす日が迫ってきた。

     「4連戦のうち3つ勝てたのはとても大きいし、自信になるね」と4連戦を振り返ったジョー・マドン監督。日本時間9月9日からのブリュワーズ3連戦では被スイープを喫したものの、そこからの12試合で10勝2敗の快進撃を見せ、2位以下との差を一気に広げることに成功した。特に今回のブリュワーズ4連戦は最初の3試合がいずれも延長戦に突入する熱戦となったため、非常に価値のあるカード勝ち越しになったと言えそうだ。

     この日のキンターナは速球のキレ、制球ともに申し分なく、ブリュワーズ打線を単打3本に抑える見事なピッチング。自身初のシーズン200奪三振まであと8に迫っていたが、10奪三振をマークし、大台を突破した。打線は4回表にクリス・ブライアントのタイムリー二塁打で先制し、7回表にベン・ゾブリストの11号ツーランで2点を追加。さらに8回表にはアンソニー・リゾーに2点タイムリー二塁打が飛び出し、キンターナに5点の援護をプレゼントした。

     カブスはレギュラーシーズン残り7試合。まずは日本時間9月26日から敵地でのカージナルス4連戦を迎える。明日は地区2位のブリュワーズの試合がないため、カブスの地区優勝決定は最短でも日本時間9月27日となるが、2年連続の地区優勝はほぼ確実な状況だ。開幕前の予想とは裏腹に予想外の苦戦を強いられたものの、無事に地区優勝を果たすことができそうなカブス。しかし、昨季のワールドシリーズ王者である彼らにとって地区優勝は通過点に過ぎないはずだ。ワールドシリーズ連覇に向けて、カブスの新たな戦いが始まろうとしている。


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  • 【戦評】カージナルス ポストシーズンが遠のく痛恨の連敗

    2017.9.25 10:47 Monday

     日本時間9月23日の時点でブリュワーズを抜いて地区2位に浮上し、ポストシーズン進出に向けて勢いづいていたカージナルスだが、ランス・リンの大乱調で同24日のパイレーツ戦を落とすと、今日行われた同カードにも敗れ、痛恨の連敗。地区首位のカブスとの差は6ゲーム、ワイルドカード2位のロッキーズとの差は2.5ゲームに広がり、レギュラーシーズン1週間を残して2年連続のポストシーズン逸が濃厚となった。

     カージナルスは3回表にマット・カーペンターの22号ソロで先制したものの、直後の3回裏にホゼ・オスーナの犠飛で追い付かれ、5回裏には3番手の呉昇桓(オ・スンファン)がスターリング・マーテイに7号勝ち越しツーランを被弾。6回裏には4番手のブレット・シーセルもジョーダン・ループロウに3号ソロを浴び、打線はパイレーツ救援陣に6回以降ノーヒットに封じられた。

     トミー・ファムは「数字の上で可能性がなくなるまで僕たちは戦い続けるだけだよ。とても厳しい状況なのは理解している。多少の運も必要だろうね」と語り、ポストシーズンをまだ諦めていないとしつつも、落胆した様子を隠せなかった。得点圏で6打数ノーヒットに終わり、カーペンターのソロによる1点のみに終わった打線に関してマイク・マシーニー監督は「今日もまた、チャンスであと一本が出なかったね。我々にはビッグ・ヒットが必要なんだ。でも、今日もそれを打つことができなかった」とここ一番での勝負弱さを敗因に挙げた。

     カージナルスは今季、同地区相手に32勝37敗と負け越しており、それがカブス(同41勝28敗)、ブリュワーズ(同36勝34敗)に後れを取る原因となっている。今季の残り試合は全て本拠地ブッシュ・スタジアムでの同地区対決(カブス4試合、ブリュワーズ3試合)。ポストシーズン進出のためには残り試合にできるだけ多く勝利したうえに、カブスやロッキーズが他球団に負けることが必要になる。ファムの言うように可能性が潰えたわけではないが、カージナルスのポストシーズン進出は極めて難しくなったと言わざるを得ないだろう。


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  • 【戦評】ツインズ大勝で4連勝 ワイルドカード獲得に前進

    2017.9.25 10:20 Monday

     試合中盤に打線が爆発したツインズが12安打10得点でタイガースに大勝し、敵地での4連戦をスイープ。エンゼルスは現在試合中だが、エンゼルスとの差を暫定で5ゲームに広げ、ワイルドカード獲得に大きく前進した。

     ツインズは1回表にホルヘ・ポランコの12号ソロで先制すると、2回表にブライアン・ドージャーのタイムリーで2点目。4回表に1点、5回表に2点を加えてリードを広げ、5回裏にアレックス・プレスリーのタイムリーなどで2点を返されたものの、6回表にジョー・マウアーの2点タイムリーとエドゥアルド・エスコバーの20号スリーランで一挙5点を奪い、試合を決めた。先発のホゼ・ベリオスは5回2失点で13勝目(8敗)。6回以降は4投手の継投でタイガースの反撃をイアン・キンズラーの22号ツーランによる2点のみに抑えた。

     ポール・モリター監督は「選手たちが本当によくやってくれた。全員がいい試合をしたい、そして勝ちたいと思っていたんじゃないかな。この時期に4つ勝てたのは大きいよ」と選手たちの頑張りを称賛。2安打1打点の活躍を見せたドージャーも「ここでの4試合に全て勝つという目標を達成してクリーブランドに行くことができる」と4連戦スイープという結果に満足げな様子を見せていた。

     ツインズはこの試合での勝利が今季82勝目。昨季は両リーグワーストの103敗を喫しており、100敗以上を喫したシーズンの翌年に勝ち越したのは2009年のマリナーズ以来8年ぶり、史上13チーム目となった。しかし、ツインズの目標はシーズン勝ち越しではなく、あくまでもワイルドカード獲得だ。エンゼルス、ロイヤルズ、レンジャーズ、マリナーズといったライバルチームが軒並み調子を落としており、これらの球団との差は徐々に広がっているものの、まだポストシーズン進出は決定していない。レギュラーシーズンは残り6試合。ワイルドカード獲得に向けて最後まで戦い抜くだけだ。


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  • ファレル親子が同試合で共演

    2017.9.24 12:22 Sunday

     シーズンも終盤戦となったメジャーリーグにおいて日本時間9月24日のレッドソックス対レッズ戦で記念すべき出来事があった。それはレッドソックスのジョン・ファレル監督とレッズの投手である息子のルーク・ファレルが同試合で共演を果たしたことだ。

     父・ジョン監督は現役時代はメジャー8年で36勝を挙げた投手として知られ、監督としては2013年にレッドソックスをワールドシリーズ制覇に導いた名将であり、既に今季も2年連続の地区優勝が目前に迫っている。一方の息子・ルークは2013年にロイヤルズから6巡目指名(全体174番目)を受けた投手。今年はロイヤルズ3Aで先発陣の一角を担い、日本時間7月2日のツインズ戦でメジャーデビューを果たした。結果は2回2/3を投げて7安打5失点だった。その後はトレードでドジャース、ウェーバーを経てレッズに移籍した。

     そして迎えた本日のレッドソックス対レッズの試合。0対5とリードされた状態で9回表のマウンドに立ったのがルークだった。これがキャリア初となるレッドソックス戦での登板で初めて父・ファレルと対峙することになった。父が相手チームの監督として投球を見守る中、ルークが迎えた先頭打者のサム・トラビスをカウント1-2から5球目のツーシームで空振り三振に打ち取った。これで波に乗れるかと思われたが、続く2人の打者に連続四球を与えてしまう。1死一・二塁と瞬く間にピンチを迎えたルーク。次にアンドリュー・ベニンテンディを迎えたが、スライダーで一直、最後の打者のミッチ・モアランドも中飛に抑えて最終回を無失点で切り抜けた。

     レッズはそのまま0対5と敗れたものの、ルークは対戦相手の監督であった父に対して成長した姿を見せることができた。ちなみにメジャーの歴史において息子が対戦相手の監督として父親と対峙した初めての事例となった。


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  • ヤンキースが2年ぶりのポストシーズンへ

    2017.9.24 11:31 Sunday

     昨日、ドジャースが地区優勝したことによって優勝未決定なのはナ・リーグ中地区とア・リーグ東地区の2地区のみとなった。そのア・リーグ東地区で首位のレッドソックスを追う2位のヤンキースが日本時間9月24日のブルージェイズ戦に勝利して2年ぶりのポストシーズンを決めた。

     この試合前まででレッドソックスとの差は4ゲーム、残り9試合で逆転しなければならない。既に直接対決が終わっているため自力で勝っていくしかない。前日は田中将大が満塁弾を浴びるなど8失点で敗れてしまった。連敗は必ず避けたい大事な試合の先発マウンドにはソニー・グレイが立った。グレイはアスレチックスから移籍したが好投しても味方の援護に恵まれないこともあってヤンキースでは3勝6敗と負け越していた。ちなみに今回、対戦したブルージェイズとの通算対戦成績は7試合に登板して3勝3敗 防御率2.60となっている。

     注目の立ち上がり。初回に安打と四球で1死一・二塁のピンチを迎えるが後続を打ち取って無失点に抑えた。しかし、3回裏の投球では7月末に青木宣親(現メッツ)と共にチームに加入したテオスカー・ヘルナンデスに中堅方向へのソロ本塁打を浴びてブルージェイズに先制点を与えてしまう。それでもグレイは崩れることなく打たせてとる投球で走者こそ背負うもその後は無失点投球を披露し、6回4安打1失点で降板した。

     好投しているグレイを援護したい打線は5回表、1死一・二塁の場面からこの日「8番 一塁」としてスタメン出場していたグレッグ・バードが相手先発のジョー・ビアギニが投じた初球のカッターを捉えてその打球が右中間スタンドに飛び込む逆転3ランを放ち3対1と試合をひっくり返した。その後も後半に2点をとったヤンキースはそのままリードを守り切り、5対1で勝利。先発したグレイは2桁10勝目に到達した。

     今回の勝利で2年ぶりのポストシーズン進出を決めたヤンキース。前回は一発勝負のワイルドカードゲームで敗退し、ワールドシリーズ制覇の夢は早くも散ってしまった。ちなみにレッドソックスもレッズを相手に5対0と勝利したため、ゲーム差はこの日も変わることなく、優勝マジックも5となったためにヤンキースにとってはさらに不利な状況となってしまった。それでも今回はポストシーズン進出の壁を突破することができた。次はギリギリまで地区優勝を諦めない。


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  • ジャッジが飛距離140m超えの46号本塁打を記録

    2017.9.23 11:36 Saturday

     9月に入り不振を脱出した印象があるヤンキースのアーロン・ジャッジ。日本時間9月23日の試合前までで9月の成績は打率.262 8本塁打 19打点と数字を伸ばしている。そして迎えた本日のブルージェイズ戦でも自慢の打棒を見せつけた。

     今年はチームだけではなく、球界の顔となったジャッジだったが、オールスター明けから調子を崩し、三振の連続試合記録を樹立してしまうほど極度の不振に陥っていた。7月は打率.185で8月は.230となかなか復調の兆しが見えて来ない状態が続いていた。しかし、9月になってからは1試合2本塁打が2回と前半戦のような打撃を取り戻しつつあり、本日の試合前まで今月、彼が本塁打を打てばチームは無敗状態だった。

     そして迎えたブルージェイズ戦。この日は「2番 右翼」として出場したジャッジは初回、1死走者なしで迎えた場面で打席に立った。対戦相手はこの日のブルージェイズの先発マルコ・エストラーダがでこの試合に勝てば2桁10勝に到達することになっていた。カウント2-1で迎えた4球目の内角へのフォーシームを捉えてその打球を左翼スタンドへと運び、チームに先制点をもたらした。

     これで今季46号となり、1937年にジョー・ディマジオが放ったヤンキースの新人最多本塁打記録に並ぶことになった。また、今回の飛距離は469フィート(約142.9m)をと計測され今季、ロジャース・センターで放たれた最長弾の数字に認定された。

     次々と記録を塗り替えていくジャッジ。次は1987年にマーク・マグワイアが記録したメジャー新人最多本塁打記録の更新だ。マグワイアの記録まであと「3」と迫り、新人初のシーズン50号到達も現実味を帯びてきた。


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