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  • ドジャースが39歳・アトリーと2年契約で再契約へ

    2018.2.14 10:30 Wednesday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ベテラン内野手のチェイス・アトリーが2年契約でドジャースと再契約を結ぶことが決定したようだ。アトリーは今オフ、ドジャー・スタジアムでドジャースのチームメイトとともにトレーニングを積んでいた。

     昨季のアトリーはローガン・フォーサイスとのプラトーンで主に二塁を守り、127試合に出場して打率.236、8本塁打、OPS.728を記録。4年連続でシルバースラッガー賞(2006~2009年)を受賞したフィリーズ時代のような活躍はできなくなっているものの、出塁率.324と長打率.405はともに2015年途中のドジャース移籍後では自己ベストの数字であり、貴重な戦力としてチームに貢献した。

     2週間前、ファーハン・ザイディGMはアトリーとの再契約に前向きであることを明言し、日本時間2月14日にはMLB公式サイトでドジャースの番記者を務めるケン・ガーニックがキャンプ地のロッカーにアトリーの荷物が置かれていることを伝えていた(ネームプレートはなし)。そのため、2月中旬にドジャースと再契約を結んだ昨オフのように、キャンプ序盤での再契約が予想されていたが、まさしくその通りの形となった。

     ザイディはアトリーを戦力として考えていることはもちろんのこと、豊富な経験に基づいたリーダーシップやクラブハウス内での影響力の大きさを高く評価し、アトリーとの再契約を常に考えていたという。「我々は話し合いの場を設けてきた。彼はこの2年間(厳密には2年半)、我々のクラブハウスに大きなインパクトをもたらしてくれたからね。野球のことだけを考えれば、我々は若手選手により多くの打席を与えようと考えているし、二塁にも様々なオプションがある。でも、チーム内での役割分担などを考えたとき、彼のクラブハウスでの影響力は必要だと思ったんだ」

     コリー・シーガー、コディ・ベリンジャーと2年連続で新人王を輩出し、ウォーカー・ビューラー、フリオ・ウリアス、アレックス・ベルドゥーゴといった若手有望株も続々とメジャーへ昇格しているドジャースだが、フィリーズ時代の2008年にワールドシリーズ制覇を経験し、オールスター・ゲーム選出6度の実績を誇るアトリーの経験や影響力はチームに不可欠なものと見なされているようだ。


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  • MLBネットワークが中堅手・救援投手のトップ10を発表

    2018.2.13 18:30 Tuesday

     各ポジションの現時点でのトップ10を発表するMLBネットワークの人気企画「Top 10 Right Now!」は今年で8回目を迎えた。5週間にわたって各ポジションのトップ10が発表されていくが、第五弾(最終回)として日本時間2月11日に中堅手と救援投手のトップ10が発表された。

     このランキングは過去2シーズンのパフォーマンスのほか、Statcastのデータや旧来の指標による攻撃面・守備面での成績、そしてMLBネットワークのリサーチ・チームによる分析を総合的に評価して決定される。まずは中堅手のトップ10を見てみよう。

     

    中堅手トップ10
    1. マイク・トラウト(エンゼルス)
    2. トミー・ファム(カージナルス)
    3. チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)
    4. ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
    5. ロレンゾ・ケイン(ブリュワーズ)
    6. クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)
    7. ケビン・キアマイアー(レイズ)
    8. クリス・テイラー(ドジャース)
    9. マイケル・コンフォート(メッツ)
    10. A.J.ポロック(ダイヤモンドバックス)

     

     中堅手部門の1位は文句なしでトラウト。走攻守すべてを兼ね備えた現役最高の選手であり、このまま順調にキャリアを重ねていけば、将来の殿堂入りも間違いないだろう。2位以下にもファム、ブラックモン、スプリンガー、ケインと好選手が並んでいるが、トラウトには太刀打ちできない。昨季ブレイクを果たしたファムは首位打者のブラックモンやワールドシリーズMVPのスプリンガーを抑えて2位にランクインしており、意外な高評価と言えるかもしれない。では、続いて救援投手部門のトップ10を見てみよう。

     

    救援投手トップ10
    1. ケンリー・ジャンセン(ドジャース)
    2. アンドリュー・ミラー(インディアンス)
    3. クレイグ・キンブレル(レッドソックス)
    4. チャド・グリーン(ヤンキース)
    5. アーチー・ブラッドリー(ダイヤモンドバックス)
    6. ザック・ブリットン(オリオールズ)
    7. コリー・クネーベル(ブリュワーズ)
    8. アロルディス・チャップマン(ヤンキース)
    9. ブラッド・ハンド(パドレス)
    10. ライセル・イグレシアス(レッズ)

     

     救援投手部門の1位はジャンセン。昨季は初めて四球を与えるまでに51三振を奪うなど例年以上に安定したパフォーマンスを見せ、自身初のセーブ王に輝いた。4位のグリーン、5位のブラッドリー、7位のクネーベルなど昨季ブレイクを果たしたリリーバーが高く評価されているのも印象的。2位のミラー、3位のキンブレル、8位のチャップマンとお馴染みの面々も順当にトップ10に名を連ねている。それでは最後に各部門1位の選手を整理しておく。

     

    各ポジション1位
    先発:クレイトン・カーショウ(ドジャース)
    救援:ケンリー・ジャンセン(ドジャース)
    捕手:バスター・ポージー(ジャイアンツ)
    一塁:ジョーイ・ボットー(レッズ)
    二塁:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    三塁:クリス・ブライアント(カブス)
    遊撃:カルロス・コレア(アストロズ)
    左翼:マーセル・オズーナ(カージナルス)
    中堅:マイク・トラウト(エンゼルス)
    右翼:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)


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  • ブルージェイズが好投手・ハラデイの「32」を永久欠番に

    2018.2.13 17:30 Tuesday

     日本時間2月13日、ブルージェイズは今季開幕戦の試合開始前にセレモニーを行い、12シーズンにわたってブルージェイズの一員として活躍したロイ・ハラデイの背番号「32」を永久欠番とすることを発表した。ハラデイは昨年11月、飛行機事故により40歳の若さでこの世を去った。

     ハラデイは16シーズンにわたるメジャー生活のうち、最初の12シーズンをブルージェイズで過ごし、7度(2002-2003、2005-2009)の2ケタ勝利をマーク。リーグ最多の22勝をマークした2003年には自身初のサイ・ヤング賞を受賞した(フィリーズへ移籍した2010年にも受賞し、史上5人目の両リーグ受賞を達成)。ブルージェイズでの通算成績は313試合(うち287先発)で148勝76敗、防御率3.43、1495奪三振となっており、通算勝利数と通算奪三振数はいずれも球団歴代2位の数字。ブルージェイズの永久欠番は全球団共通の欠番であるジャッキー・ロビンソンの「42」を除くと、アメリカ野球殿堂入りを果たした際に永久欠番となったロベルト・アロマーの「12」に続いて2つ目であり、今季はブルージェイズのユニフォームに「32」のワッペンがつけられることも併せて発表されている。

     マーク・シャパイロ球団社長は「ロイは自身の価値やプライド、仕事への取り組みや忍耐力を通して、ブルージェイズの選手であることは何を意味するのかを示してくれた。彼の功績は明らかだが、背番号やグラウンド上での活躍以上に、意味のある人生をどのようにして生きるか、他人に対して良い影響をどのように与えるか、といったことの輝かしい例として役に立っている」との声明を発表。ハラデイが球団に与えた影響の大きさを感じさせた。

     なお、ハラデイが現役生活最後の4シーズンを過ごしたフィリーズも、今季限定でハラデイが背負った「34」を欠番扱いとすることを発表しており、昨季「34」を背負ったアンドリュー・ナップは背番号を「15」に変更している。


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  • まもなく春季キャンプ開始 30球団の開幕投手を大予想!

    2018.2.13 15:30 Tuesday

     昨季キャリア初の開幕投手を務めたジョン・グレイ(ロッキーズ)は「エキサイティングだ」とその喜びを口にしていた。言うまでもなく、チームのシーズン最初の試合に先発することは投手にとって最高の名誉である。ここでは各球団の今季の開幕投手を予想してみる。

     まず、実績的に100%確実と言えるのがクレイトン・カーショウ(ドジャース)だ。昨季まで7年連続で開幕投手を務めており、これは継続中の記録としてはフェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)の9年連続に次ぐ数字。昨季は故障離脱がありながらも最多勝&最優秀防御率の二冠を獲得しており、今季も故障さえなければ開幕投手を務めることは確実だろう。

     カーショウ以外にほぼ確実と言えるのはクリス・セール(レッドソックス)、クリス・アーチャー(レイズ)、コリー・クルーバー(インディアンス)、フリオ・テーラン(ブレーブス)、マックス・シャーザー(ナショナルズ)、カルロス・マルティネス(カージナルス)、ザック・グレインキー(ダイヤモンドバックス)、グレイ、マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)の9人。昨季の成績や過去の実績、チーム状況などを考慮すると、この9人もカーショウ同様、ほぼ間違いなく開幕投手に指名されるはずだ。

     チーム内にライバルがいないわけではないものの、かなり有力と言えるのはマーカス・ストローマン(ブルージェイズ)、ジェームズ・シールズ(ホワイトソックス)、マイケル・フルマー(タイガース)、ダニー・ダフィー(ロイヤルズ)、コール・ハメルズ(レンジャーズ)、アーロン・ノラ(フィリーズ)、ジョン・レスター(カブス)、チェイス・アンダーソン(ブリュワーズ)、クレイトン・リチャード(パドレス)の9人。カブスはレスター、ダルビッシュ有、ホゼ・キンターナと昨季の開幕投手を3人も抱えているが、チーム内での序列を考慮すると、レスターが最有力だろう。

     2人の投手による争いになりそうなのはオリオールズ(ケビン・ゴーズマンとディラン・バンディ)、ヤンキース(ルイス・セベリーノと田中将大)、アストロズ(ジャスティン・バーランダーとダラス・カイケル)、マリナーズ(ジェームズ・パクストンとヘルナンデス)、マーリンズ(ダン・ストレイリーとホゼ・ウーレイナ)、メッツ(ジェイコブ・デグロムとノア・シンダーガード)、パイレーツ(ジェイムソン・タイオンとイバン・ノバ)の7球団。マリナーズは昨季飛躍を遂げたパクストンと9年連続(通算10回)で開幕投手を務めているヘルナンデスのどちらを今季の開幕投手に指名するのか注目が集まる。

     残りの4球団については絶対的なエースがおらず、今後の補強や故障者の状況によって有力候補が変動していく可能性が高い。現時点ではツインズはホゼ・ベリオス、エンゼルスはギャレット・リチャーズ、アスレチックスはケンドール・グレイブマン、レッズはアンソニー・ディスクラファーニが有力候補と言えるだろう。まだフリーエージェント市場にはジェイク・アリエタ、ランス・リン、アレックス・カッブといった投手が残っており、彼らが新天地で開幕投手を務める可能性も十分にありそうだ。


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  • パドレスの救援左腕・トーレスが制限リスト入り 理由は不明

    2018.2.13 14:30 Tuesday

     昨季62試合に登板して7勝をマークした24歳の救援左腕、ホゼ・トーレス(パドレス)がMLB機構の制限リストに登録された。詳細は発表されておらず、現時点でわかっているのは制限リストに登録された理由が野球関係ではないということだけである。

     メジャー2年目の昨季、新人ながら62試合に登板してブルペンの一角を担った若手左腕が、日本時間2月15日に始まるスプリング・トレーニングに参加できないことになった。詳細な理由については不明のままだが、制限リストに登録。パドレスはスプリング・トレーニングでブルペンの2~3枠をかけて争うことになると見られていた若手左腕を失う代わりに、40人ロースターが1枠空いた。

     昨季のトーレスは一度もマイナーに降格することなく、フルシーズンをメジャーで過ごし、チーム2位となる62試合に登板。68回1/3を投げて7勝4敗1セーブ3ホールド、防御率4.21、63奪三振、被打率.244をマークした。7月末の時点では防御率5.04と不安定なピッチングが目立っていたが、シーズン最後の2ヶ月は17試合に登板して防御率1.96と安定。最後の13登板に限定すれば防御率0.71と見事な成績を残していただけに、パドレスにとっては痛い離脱となる。

     今季のパドレスはブルペンの7枠のうち、クローザーのブラッド・ハンドを筆頭に、クレイグ・スタメン、カービー・イエーツ、牧田和久で4枠は確定。5枠目は昨季43回で46三振を奪ったフィル・メイトンが入ることが有力視されており、トーレスはバディ・バウマン、カーター・キャップス、カイル・マグラス、コルテン・ブリュワーらとともに開幕ロースター入りをかけて争うことが予想されていた。貴重な左腕でもあっただけに、A.J.プレラーGMの構想に狂いが生じてしまったことは間違いない。マイナー契約でトム・ウィルヘルムセン、クリス・ヤングなど実績ある投手を獲得しているが、40人ロースターの枠が空いたため、メジャー契約でのリリーバー補強が検討される可能性もありそうだ。


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  • パドレス&ロイヤルズ 好打者・ホズマー獲得が最優先

    2018.2.13 12:30 Tuesday

     ロイヤルズで7シーズンにわたって正一塁手として活躍してきたエリック・ホズマー。まだ28歳という若さを武器に8年以上の大型契約を狙っていることが報じられているが、パドレスとロイヤルズは依然としてホズマーとの契約を最優先事項として考えているようだ。

     「The Athletic」のデニス・リンによると、J.D.マルティネスと並んで今オフのフリーエージェント市場における最高の打者の一人であるホズマーの争奪戦は、パドレスとロイヤルズの2球団が先頭を走っている状況だという。両球団ともホズマーとの契約を最優先事項に掲げ、長期にわたってチームの核となり得る一塁手の獲得を目指している。

     ホズマーはカブスと6年1億2600万ドルで契約合意に達したダルビッシュ有と同様、長期かつ高額の大型契約を狙っていると言われている。すでにパドレスは7年1億4000万ドル、ロイヤルズは7年1億4700万ドルをホズマーへ提示しているが、ホズマーはこれらのオファーを拒否。ホズマーは8年ないし9年の長期契約を希望しているとの報道があり、また、リンによると、両球団はホズマーとの交渉を重ねるなかで、オファーを引き上げることを検討し始めているという。

     昨季のホズマーは打率.318、出塁率.385、長打率.498、OPS.882でいずれも自己ベストを更新し、25本塁打は自己最多タイ、94打点は自己2番目の数字。2年ぶり4度目のゴールドグラブ賞を獲得し、シルバースラッガー賞を初受賞するなど、自己最高のシーズンを過ごした。好打と好守を兼ね備えていることのほかに、チームリーダーとしての評価も高いホズマーだが、30本塁打以上やOPS.900以上のシーズンは一度もなく、100打点以上も一度だけ(2016年)。大型契約を目指す一塁手としては打撃成績に物足りなさが残るのも事実である。

     スター選手であることは間違いないが、ホズマーは「スーパースター級」の契約を希望している。ホズマー獲得を狙う両球団は、このいわば「理想と現実のギャップ」をどのように埋めるのか。今後の動向に注目だ。


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  • カージナルスが右腕・ノリスと1年300万ドルで契約合意

    2018.2.13 12:00 Tuesday

     カージナルスのマイク・マシーニー監督はまもなく始まるスプリング・トレーニングで、試合終盤のいわゆる「勝ちパターン」を任せるリリーバーを見極める方針だ。その選択肢のなかに、昨季エンゼルスでクローザーを務めたバド・ノリスが加わることになった。

     現地の報道によると、カージナルスはノリスと1年300万ドルで契約合意に至ったようだ。今オフのカージナルスはブルペンの補強を課題の一つに挙げており、ブルペンの補強はルーク・グレガーソン、ドミニク・リオンに続いてノリスが3人目。ノリスとの契約はまだ正式に発表されていないが、身体検査を経て正式に契約が発表される見込みとなっている。

     昨季のノリスはマイナー契約でエンゼルスに加入し、スプリング・トレーニングで13回1/3を投げて防御率2.70、被打率.163と結果を残して開幕ロースター入り。4月下旬からセーブ機会で起用されるようになり、前半戦は37試合に登板して1勝2敗13セーブ、防御率2.23、被打率.183の好成績をマークした。ところが、右膝の炎症の影響もあり、後半戦は23試合で防御率7.01、被打率.302の大乱調。最終的には防御率4.21とほぼ例年通りの数字でシーズンを終えた。

     カージナルスは新加入のグレガーソンにクローザーを任せる方針だが、グレガーソン以外にもノリス、タイラー・ライオンズ、リオン、ブレット・シーセルと実力派のリリーバーが目白押し。マシーニーはスプリング・トレーニングのパフォーマンスを見ながら、クローザーやセットアッパーを誰に任せるのかを決断することになりそうだ。また、トミー・ジョン手術からの回復が順調であれば、有望株のアレックス・レイエスもこの争いに加わる可能性が高いと見られている。

     さらに、メジャー通算188先発の実績を誇るノリスは、先発ローテーションのバックアップ要員としても使える投手である。アダム・ウェインライトは衰えを隠せなくなりつつあり、マイルズ・マイコラスは日本球界で活躍したとはいえメジャーでの実績はゼロに近い。また、若手のルーク・ウィーバーが昨季同様に活躍できる保証はどこにもない。先発もリリーフもこなせるノリスの加入はカージナルスにとって、見た目の成績以上に大きなプラスをもたらすかもしれない。


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  • ダイヤモンドバックス J.D.マルティネスとの再契約は困難か

    2018.2.13 11:30 Tuesday

     昨季45本塁打のスラッガー、J.D.マルティネスの契約が決まるまで、ダイヤモンドバックスのマイク・ヘイゼンGMは彼に関する質問を受け続けることになるだろう。ヘイゼンはマルティネスと再契約を結ぶ可能性を否定してはいないものの、ダイヤモンドバックスがマルティネスと再契約を結ぶのは困難であるとの見方が強い。

     マルティネスの状況について尋ねられたヘイゼンは「我々は依然としてマーケット全体を広く見渡している。(マルティネスと再契約できなかった場合の)あらゆる選択肢を考慮しているし、チームをより良くするための方法を探しているよ」と語ったが、マルティネスとの交渉状況についての具体的な言及は避けた。

     昨季のマルティネスは規定打席未満ながら自己最多の45本塁打、104打点を叩き出す大活躍を見せ、とくにダイヤモンドバックス移籍後の62試合では29本塁打、65打点、OPS1.107の大暴れ。もちろん、ダイヤモンドバックスはマルティネスとの再契約を望んでおり、マルティネスも条件さえ整えば再契約に前向きだという。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンとケン・ローゼンタールは、ダイヤモンドバックスのケン・ケンドリック・オーナーがオフシーズン中に複数回、マルティネスの代理人を務めるスコット・ボラスと面会していることを報じた。これらの面会を通してどのような交渉が行われたのかは明らかになっていないが、ダイヤモンドバックスとマルティネスの再契約を妨げている要素は金銭面であると見られている。ダイヤモンドバックスの今季年俸総額はすでに1億2500万ドル前後に達しており、開幕時の年俸総額としては2014年の1億1200万ドルを上回って球団史上最高額となる。ここにマルティネスの年俸(年平均2000万ドル以上は確実)と加えるのは不可能と言っていいだろう。

     マルティネスとの再契約のために高額年俸選手のトレードを成立させて資金を捻出したり、とりあえず1年契約で引き止めたりと、まだダイヤモンドバックスにもいくつかの選択肢がある。しかし、今季のダイヤモンドバックスがマルティネス抜きで戦う可能性が高いことは間違いなさそうだ。


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  • スタントンとラモスがニューヨークでルームシェアを検討中

    2018.2.13 11:00 Tuesday

     マーリンズでチームメイトだったジャンカルロ・スタントンとAJラモス。昨季途中にラモスがメッツへ、昨年12月にスタントンがヤンキースへトレードされ、今季は2人ともニューヨークに本拠地を置く球団でプレイすることになった。両選手はルームシェアを検討しているようだ。

     スタントンのトレードが決定してからまもなく、友人同士であるスタントンとラモスは物件探しをスタートした。気に入った物件はまだ見つかっていないようだが、現時点では同居する方向で物件探しを進めている。シーズン中にヤンキースとメッツが同時にホームゲームを戦う機会はそれほど多くなく、シーズン中に両者が自宅で顔を合わせる機会はそれほど多くないだろう。問題は両球団が激突する「サブウェイ・シリーズ」のときである。

     「サブウェイ・シリーズのときは彼にいくつかのトラップを仕掛けることになるだろうね。睡眠を邪魔してやろうかな」とラモス。もちろんこれは冗談だが、「サブウェイ・シリーズでお互いが対戦する期間は多少、事情が異なるかもしれないね。それ以外のときは、彼はジャンカルロだし、僕はAJだよ」と直接対決時にお互いを意識せざるを得ないのは間違いなさそうだ。なお、今季のサブウェイ・シリーズは現地時間6月8日~10日にメッツの本拠地シティ・フィールド、同7月20日~22日にヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアムで開催される予定となっている。

     気になるのは生活費の負担についてだ。Netflixの料金はどちらが支払うのだろう。普段飲む牛乳代はどちらが支払うのだろう。ラモスの今季年俸は920万ドルであり、リリーバーとしてはなかなかの高給取りである。しかし、スタントンは歴代最高額となる総額3億2500万ドルの13年契約の真っ最中であり、今季年俸はなんと2500万ドル。スタントンよりも3歳年上のラモスだが、「食料や雑貨はきっとスタントンが全部買ってくれるだろう。家賃も全部払ってくれるかもしれないね」と冗談ぽく話していた。


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  • アリエタの新天地はブリュワーズ or ツインズが有力か

    2018.2.13 10:30 Tuesday

     ダルビッシュ有のカブス移籍が決定し、フリーエージェント市場に残されたベストの先発投手となったジェイク・アリエタ。カブスとの再契約の可能性が消滅するなか、MLBネットワークのジョン・ヘイマンは新天地の有力候補としてブリュワーズとツインズを挙げている。

     ヘイマンによると、アリエタの新天地はブリュワーズが最有力だという。ブリュワーズは以前からアリエタと連絡を取り合っており、エースのジミー・ネルソンが右肩の手術を受けて復帰時期が不透明という事情もある。また、今オフのブリュワーズはロレンゾ・ケインと5年契約を結び、クリスチャン・イェリッチをトレードで獲得するなど、本気でポストシーズン進出を目指す姿勢を明確にしているが、ダルビッシュの獲得に成功したカブスとの戦力差を埋めるためにはアリエタのようなエース級の投手を獲得することが必要だとヘイマンは指摘する。

     ブリュワーズ同様、ツインズもダルビッシュ獲得レースに加わっていたチームの一つだ。エースのアービン・サンタナが右手中指の手術を受け、開幕に間に合わないことが確実となっており、ダルビッシュ獲得に失敗した今、ターゲットをアリエタに変更する可能性は十分にある。しかし、ヘイマンはツインズをアリエタ獲得候補に挙げる一方で、ツインズがアリエタと契約すれば「サプライズ」であると指摘しており、アリエタ獲得の可能性はゼロではないものの、ランス・リンやアレックス・カッブといった先発3番手クラスの投手の獲得へシフトしていく可能性のほうが高そうだ。

     ヘイマンはその他の候補としてナショナルズ、フィリーズ、カージナルスの3球団を挙げている。このなかで注目したいのはフィリーズだ。再建途上というイメージの強いフィリーズだが、カルロス・サンタナと契約したように、徐々に「勝負モード」へ移行する準備を進めている。アンディ・マクフェイル球団社長、マット・クレンタックGM、ジョー・ジョーダン選手育成部長はいずれもオリオールズがアリエタをドラフトで指名したときにオリオールズの球団フロントにいた人物であり、彼らが先発ローテーションの軸としてアリエタの獲得に動く可能性は否定できない。

     2015年に22勝をマークしてサイ・ヤング賞を受賞し、直近3シーズンで54勝を挙げている右腕はどこへ行くのか。ダルビッシュの契約が決まったことにより、近日中にアリエタを巡る市場にも大きな動きが出てくるに違いない。


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  • マーリンズがFA外野手の獲得を狙う M.カブレラやジェイが候補

    2018.2.12 13:30 Monday

     数多くの主力選手を放出しチームの再建を目指しているマーリンズはスプリングトレーニングが始まるこの時期になってFA選手の獲得を目指すことを明言した。狙うはメジャー経験豊富な外野手だ。

     マーリンズはJ.T.リアルミュートのトレードの見返りに各球団の有望株選手の獲得を目指しながらもFA市場にも参戦する。現在残っているFA選手の中ではメルキー・カブレラをはじめ、ジョン・ジェイが候補に挙げられる。33歳のカブレラは昨年、ホワイトソックスとロイヤルズに在籍し、アベレージヒッターの1人として活躍。シーズン通じては打率.285 17本塁打 85打点の成績を残した。2006年から2009年まではマーリンズのCEOに就任したデレク・ジーター氏とも一緒にプレーしている。

     一方のカブス移籍1年目となったジェイは141試合に出場し打率.296 2本塁打 34打点の成績を残している。彼の魅力は出塁率で昨年は.374を記録。1番打者としての活躍も期待できる。マーリンズは1番打者だったディー・ゴードン、主軸を担っていたスタントンやクリスチャン・イエリッチなど次々と主力がいなくなったことよってまずは外野の中心となる選手の獲得が急務になっている。現在はトレードで獲得した23歳のルイス・ブリンソンや21歳のマグネウリス・シエラなど有望選手がいるが、メジャーで1年間戦うことを考えれば決して戦力が充実しているとはいえない。

     先日行われたマーリンズのファンフェストにおいてドン・マティングリー監督は「デレク・ディートリックを正左翼手として起用する」と発言した。また、ギャレット・クーパーも外野と一塁ができ起用法の選択肢が広がる。今のところは多くの可能性を探っている状態ではあるが、スプリングトレーニングが始まる今、できるだけ早く多くのことを試すことが必要だ。まずは経験がある外野手の獲得でチームの精神的支柱をつくる。果たしてFA市場で誰を獲得するのだろうか。


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  • アスレチックスがグレイブマンとの年俸調停に勝利

    2018.2.12 12:30 Monday

     スプリングトレーニングが始まる前に選手は今季の年俸について話し合う必要がある。アスレチックスのケンドール・グレイブマンは球団と年俸調停をしてきたものの、彼の希望金額には至らず、今季の年俸は236万ドルに設定されることが決まった。

     アスレチックス3年目となったグレイブマンは昨年、先発として起用されるも2度に渡る故障もあって6勝止まりだった。一昨年は初の2桁勝利を記録したが、本来の力を発揮することができなかった。1年通じての成績は19試合に登板して6勝4敗 防御率4.19だった。

     今回の年俸調停でグレイブマンは260万ドルを希望も実現には至らなかった。その理由として考えられるのは奪三振率の低さで昨年は5.98にとどまっている。2桁勝利を挙げた一昨年と比べると数字は上昇しているが、一般的には低めの数値だ。その代わりにゴロ率51.3%で補ってはいるものの、希望年俸へのアピール材料とはならなかったようだ。

     今回のグレイブマンの年俸調停を終えたことによってチーム内で年俸調停について話し合う選手はいなくなった。これで安心してシーズンに向けての準備が可能になる。年俸の話し合いには敗れたものの、グレイブマンにはシーズンで見返すような活躍を期待したい。


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  • アリエタのナショナルズ入りは実現するのか

    2018.2.12 11:30 Monday

     今オフのFA市場の中で最大の目玉だったダルビッシュ有のカブス行きが決まった。次に去就が注目されるのはカブスからFAとなっているジェイク・アリエタだ。2015年にサイ・ヤング賞に輝いた右腕はこのままではチームのスプリングトレーニングに参加することができない状態にある。

     以前は「ダルビッシュとアリエタ、どちらを獲る?」といった企画がされたほど注目度が高いアリエタ。どちらも球界を代表する先発投手であり、ダルビッシュが前日に1億2600万ドルの契約に合意したということはアリエタにも同等な価値がつくと見られている。先発投手の補強を目指しているツインズやブリュワーズ、カージナルスやフィリーズなど複数球団から興味をもたれているが、契約には至っていない。そんな中でマックス・シャーザーやスティーブン・ストラスバーグといった強力な先発投手を要するナショナルズの動向にも注目が集まっている。

     ナショナルズは昨年のウインターミーティングの時点でアリエタに対して興味を示してきた。チームのマイク・リゾーGMは先発ローテーションの層を厚くすることを断言しており、特に先発5番手に挙げられるA.J.コールとエリック・フェッディをサポートできる実績のある先発投手の獲得を目指しているところだ。また、アリエタの代理人であるスコット・ボラス氏はナショナルズと深い関係にあり、彼が担当した選手がナショナルズに入団している歴史があることも強みだ。

     ダルビッシュの去就が決まった今、アリエタも決まるだろうと見られているが果たして実現するだろうか。長期契約を望むアリエタに対してダルビッシュと同等の金額を提示できるかがカギとなってくるだろう。また、彼を獲得するにはドラフトの上位指名権を失うというリスクを背負うことになるが、世界一を目指すのなら躊躇はしていられない。もし、ナショナルズがアリエタ獲得となればシャーザーやストラスバーグらともに球界屈指の先発陣となる。他球団も注目していることから争奪戦が続くが、開幕日にはアリエタはどこのユニフォームを着ているのだろうか。


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  • レイズの先発右腕・オドリッジのトレードに複数球団が興味

    2018.2.12 10:30 Monday

     バッテリー間のスプリングトレーニングまであと3日となった。日本時間2月11日はダルビッシュ有がカブスとの契約に合意との報道が出るとこの日1番の話題となった。今後は数多く残っている選手の去就も決まっていくのではないか。そんな中、レイズのジェイク・オドリッジに対してトレード話がもちあがっている。

     27歳のオドリッジは昨年、2度の故障を経験するもレイズの先発ローテーションの一角として活躍し2年連続となる2桁勝利を挙げた。1年通じての成績は28試合に登板して10勝8敗 防御率4.14だった。これまで先発として4年間、平均30試合で先発した実績は他球団にとっては魅力的だ。

     「The Boston Glove」によるとオドリッジに対してはヤンキースをはじめ、カブスやブリュワーズ、オリオールズやツインズなどの複数球団が興味をもっているとされている。前日にダルビッシュの去就が決定したことで彼の代わりとなる先発投手の獲得が急務となっている。他にもFA市場ではジェイク・アリエタやアレックス・カップ、ランス・リンとした実績ある選手達の名前が残っており多くの選択肢が残されている。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によればダルビッシュの獲得を目指していた球団はオドリッジを保険として考えていると伝えている。

     レイズはエースのクリス・アーチャーのトレードを模索中だというが、同時にオドリッジを放出する準備ができているという。もうすぐスプリングトレーニングが始まり、各球団も今季に向けて先発ローテーションを決めていかなければならない時期に差し掛かっている。ダルビッシュの去就が決まった今、FAとトレードで一刻も早く各チームは先発投手を獲得したいところだ。ここにきてオドリッジの価値が急上昇中だ。


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  • マーリンズがアストロズとリアルミュートのトレード交渉

    2018.2.11 16:45 Sunday

     デレク・ジーターCEOの元、次々と主力選手を放出して大胆な改革を行っているマーリンズは今、J.T.リアルミュートのトレード成立に向けて各球団と交渉を行っている。これまではナショナルズと話をしてきたが、ここにきてアストロズとも交渉の場を設けているという。

     リアルミュートといえばチームの正捕手として君臨している26歳で昨年は自己ベストとなる141試合に出場した。また、打てる捕手としても長打力が魅力で自己最多出場と同時に17本塁打とこれまでのキャリアの中で最も多く一発を打っていた。昨年1年通じての成績は打率.278 17本塁打 65打点だった。チームがジャンカルロ・スタントンやディー・ゴードンといったチームの顔を放出する方針に嫌気がさしてトレードを直訴。退団することは規定路線とされている。

     「シリウスXM」のクレイグ・ミッシュ記者によると「マーリンズはリアルミュートを放出する代わりにカイル・タッカーの獲得を望んでいる」とのこと。タッカーは球団有望株ランキング1位に選出されている外野手で2015年のドラフト会議では1巡目指名(全体5番目)を受けたほどの逸材だ。昨年は2Aまで昇格し、マイナーで120試合で打率.274 25本塁打 90打点を記録した。マーリンズは先日までナショナルズに対し、同じく球団有望株ランキング1位のビクター・ロブレスの放出を要求していた。

     今回の交渉についてはマーリンズとアストロズ双方にプラスに働くと言われている。なぜならマーリンズは以前からマイナー組織に有望選手がおらず、ベースボールアメリカで発表されているマイナー組織ランキングで2年連続29位だったが、先日発表された最新版では19位に上昇した。もし、タッカーが加入となれば下部組織がより改善されるだろう。一方のアストロズにとっては今季オフでFAになる可能性があるブライアン・マッキャンとエバン・ギャティスに備えて捕手を獲得しておくことは良いだろう。果たして交渉は上手くいくのか。今後のリアルミュートの動向に注目だ。


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  • レッドソックスが昨年38本塁打のモリソンに興味

    2018.2.11 15:45 Sunday

     日本時間2月11日、ダルビッシュ有がカブスと契約合意に至ったという報道が出てこれまで停滞していたFA市場が動き出しそうな雰囲気がある。そんな中でレッドソックスがレイズからFAになっているローガン・モリソンに興味をもっているという。

     30歳のモリソンは強打の一塁手として昨年はヤンキースとの開幕戦で4打数3安打3打点と活躍し、田中将大からも本塁打を記録した。その後も故障もなく自己ベストとなる149試合に出場して打線をけん引した。1年通じての成績は打率.246 38本塁打 85打点だった。シーズン終了後はFAとなり新しい移籍先を探している。今オフのFA市場ではエリック・ホズマーやJ.D.マルティネスといった強打者達のような高評価こそ受けてはいないが、モリソンも38本塁打を記録した実績と武器を持っている。

     既にレッドソックスはマルティネスに対して5年1億ドルの契約を提示したと言われている。もし、彼との交渉が決裂した場合にはモリソン獲得という選択肢は十分にあり得る話だ。また、チームとしては同じ左打ちの一塁手であるミッチ・モアランドとも契約しているため起用法としては指名打者かモアランドとハンリー・ラミレスとの併用という形が有力のようだ。

     今回のモリソンについてはレッドソックスほかロイヤルズやレイズも獲得、再交渉に臨む可能性がある。一塁手の目玉としてはモリソンよりもホズマーとされていりものの、交渉次第によってはモリソン獲得に動く。昨年は最高の成績を記録したことで「今が旬」な選手であると言っても過言ではないだろう。現時点では他の選手の保険として考えられているようだが、モリソンは去就が決まるのならどのような役割でも辞さない覚悟だ。


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  • カブスがダルビッシュと6年契約で合意

    2018.2.11 14:45 Sunday

     今オフのFA市場で最大の目玉とされてきたダルビッシュ有の去就がついに決定した。争奪戦に勝利したのはカブスで6年総額1億2600万ドルで契約に合意したと複数メディアが報じている。

     長期化された大物選手の去就がついに決定する。カブスをはじめ、ツインズやレンジャーズ、ブリュワーズなど先発陣の補強を目指す各球団から獲得、交渉オファーを受けてきたダルビッシュは時には関係者と直接交渉に臨むなどして去就決定に向けて事を進めてきた。しかし、なかなか決定までには至らずスプリングトレーニング開始直前のこの時まで時間を要していた。

     現地の敏腕記者達からも多くの情報が伝えられている。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は「今回のダルビッシュとの契約には最大で1億5000万ドルに達するインセンティブが付いている」とし「ESPN」のジェリー・クラスニック記者によると「契約の中にはオプトアウトとトレード拒否権が含まれている」という。また、ローゼンタール記者はヤンキースはダルビッシュにオファーをしていなかったという情報も伝えている。

     このまま正式にカブス入団となればジョン・レスターやホゼ・キンターナ、カイル・ヘンドリックスらと共に球界屈指の先発陣を形成することになる。チームはジェイク・アリエタとジョン・ラッキーがFAになったことでオフの早い段階からダルビッシュに目をつけており、先日はツインズとの一騎打ちかとも報じられていた。また、チームにはレンジャーズ時代にダルビッシュの専属捕手だったクリス・ジメネスが在籍しており「もし、ダルビッシュが入団すればワールドシリーズを勝ち抜ける」と話している。こうした恋女房の存在も大きいだろう。

     今オフのFA市場で最大の契約になるとみられているダルビッシュ。昨年途中でドジャースに移籍し、世界一まであと少しというところまで進んだが最終戦で打たれてしまい、その夢は断たれた。今回移籍するカブスも2016年には世界一、昨年もリーグ優勝決定シリーズまで進出しており、再び頂点に立つ力を持っている。強力なチームメイト達と共にもう1度、ワールドチャンピオンを目指す。今後はメディカルチェックの結果を待って正式にカブス入団となる。


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  • ブルージェイズが先発右腕・キャッシュナー獲得に興味

    2018.2.10 17:00 Saturday

     オフは次のシーズンに向けて選手補強を行う時期ではあるが、今回はFAやトレードいった選手移籍市場の動きが遅く、スプリングトレーニング開始がすぐそこに迫っている中で未だに多くの選手の去就が決まっていない。そんな中でブルージェイズが先発のアンドリュー・キャッシュナーに興味をもっているという。

     31歳のキャッシュナーは昨年、レンジャーズの先発ローテーションの一角を担い2013年以来となる自身2度目の2桁勝利を挙げた。前半戦はわずかに4勝と苦しんだものの、後半戦になると調子を取り戻し、7勝を挙げて盛り返した。1年を通じての成績は28試合に登板して11勝11敗 防御率3.40だった。シーズン終了後はFAとなり新たな所属先を探している。

     地区4位と下位に沈んだブルージェイズはチーム打率.240と打線の不調に苦しんだが、先発防御率4.57とこれも上位に喰い込むことができなかった一因と考えられる。チームの先発陣で2桁勝利を挙げたのはマーカス・ストローマン(13勝)とJ.A.ハップ(10勝)、そしてマルコ・エストラーダ(10勝)の3人だけだった。上位に行くためにはもう1人、2桁を期待できる投手が欲しいところだろう。そこでキャッシュナーを候補の1人に挙げているのではないか。MLBネットワークのジョン・モロシ記者も「ブルージェイズはキャッシュナーや他の先発投手に興味をもっている。1年契約でベテラン投手の加入を望んでいる」と伝えている。

     昨年、キャッシュナーの平均球速は93マイルでゴロ率はリーグ平均を上回る48.6%を記録。レンジャーズの本拠地は打者有利な場所にも関わらず、好成績(防御率2.72)を残していた。こうした環境の変化にも対応できる彼の能力も複数球団が注目する理由の1つだろう。それでも今回はブルージェイズが「興味」を持っているだけでまだ正式に去就が決まった訳ではない。キャッシュナー自身も情報が飛び込んできたとはいえ、気が気でないだろう。


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  • ジャイアンツがスイングマンのD.ホランドとマイナー契約

    2018.2.10 16:00 Saturday

     日本時間2月15日からスタートするバッテリー間のスプリングトレーニング。未だに多くの選手の去就が決まっていない。既に未契約者を集めたトレーニングを行う計画があるなど珍しい事態となっている。開始日が迫る中、ジャイアンツはデレク・ホランドとマイナー契約を結んだ。

     31歳左腕のホランドはホワイトソックス移籍1年目となった昨年はチームの先発ローテーションの一角を担うも勝利に恵まれずにわずか7勝に終わった。再建を目指す中でチーム先発防御率5.09(ア・リーグ13位)と苦しむ中でも奮闘し、投手陣を支えた。1年通じての成績は29試合(26先発)に登板して7勝14敗 防御率6.20だった。レンジャーズ時代には3年連続2桁勝利を記録したが、2013年を最後に2桁勝利を挙げることができていない。

     この報道は「NBCスポーツベイエリア」のアレックス・パブロヴィック氏が伝えたもので「ホランドはメディカルチェックを終えてマイナー契約を結んだ」と自身のTwitterを通じて発表している。パブロヴィック氏によるとジャイアンツのボビー・エバンスGMが「彼は先発ローテーションにもブルペンにも入る準備ができている」と話しており、チームとしてはリリーフ投手探しを続けているという。

     ホランドは先発とリリーフの両方ができるスイングマンとして起用することができるため、チームにとっては選択肢が広がることだろう。しかし、ホランドは近年、度重なる故障の影響で本来の力を発揮できていない。昨年も平均球速がこれまでの93から94マイルだったのが91.1マイルに落ちていたことも懸念されていた。それでも現在のジャイアンツの先発陣はマディソン・バムガーナーをはじめ、ジョニー・クエイトやジェフ・サマージャ、タイ・ブラックやクリス・スクラットンと人数はいるが、まだローテーションが確定した訳ではない。ホランドの起用は不透明な状態ではあるものの、状況によって使い分けができるのは武器の1つといえるだろう。

     果たしてホランドはどのポジションで投げることになるのか。まずはマイナー契約からのスタートになるが、レンジャーズ時代のような輝きを取り戻すため新たな一歩を踏み出す。


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  • ブルージェイズが元セーブ王のアックスフォードとマイナー契約

    2018.2.10 15:30 Saturday

     チームにとって試合経験豊富な選手の加入はとても心強い。たとえ近年は満足に力を発揮できていなかったとしてもかつてのような輝きを取り戻してほしいところだ。ブルージェイズはセーブ王にも輝いたこともあるジョン・アックスフォードとマイナー契約を結んだ。

     34歳のカナダ出身右腕はメジャー2年目の2010年にブリュワーズで守護神に定着するとその翌年には74試合に登板し、46セーブを挙げてナ・リーグのセーブ王となった。その後も2016年までは60から70試合に登板するなどタフネスさをみせて各所属チームで力を発揮してきた。しかし、昨年はアスレチックスで故障の影響で出場機会を減らし、7月にはチームから解雇されていた。最終成績は22試合に登板して0勝1敗 防御率6.43だった。

     アックスフォードの武器は奪三振能力で通算奪三振率は10.23と高い数値を誇っている。しかし、その一方で制球力に難があり、通算与四球率は4.55と少し高めだ。それでもセーブ王に輝いた実績と493試合に登板したタフネスさはチームにとって大きな力となる。今回は招待選手としてメジャーのキャンプに参加することになるが、アピール次第では守護神やセットアップの有力候補に挙げられる可能性が高い。チームにはロベルト・オスーナをはじめ、ジョー・ビアジーニやアーロン・ループといったメジャーで実績を残しているリリーフ陣もいるためし烈な競争となる。

     開始が近づいているバッテリー間のスプリングトレーニング。今オフは多くの選手の去就が決まっていない中で、昨年7月を最後に所属先がなかったアックスフォードがギリギリで所属先を決めた。マイナー契約からのスタートとなるものの、多くの選手との競争を勝ち抜いてかつての栄光を取り戻してほしい。また新たな挑戦が始まろうとしている。


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