次に300勝投手になるのは誰!?
2017.2.22 17:13 Wednesday
野球において記録は選手にとってステータスとなる。昨年はイチロー(マーリンズ)がメジャー通算3000本安打をはじめ、500盗塁や日米通算4300本安打など次々と金字塔を打ち立てていた。もちろん、彼が現役を続ければ続けるほどその記録は伸びていく。野手に限らず投手においても大きな記録に到達できるかどうかは選手次第となる。
投手部門では「300勝クラブ」という通算300勝を記録した選手が入会できるクラブがあり、現在では24人が所属している。最後に入会したのはランディ・ジョンソンで彼は2009年に45歳で300勝に到達した。
現在では先発ローテーションも確立し、なかなか300勝に到達する選手は現れなくなった。2000年以降ではジョンソンを含めてわずかに4人で大きな壁となっている。それでも現役を続けている選手の中で将来300勝を目指せる選手が何人かいる。
〇クレイトン・カーショー(ドジャース)
28歳にして126勝を挙げている。7年連続2桁勝利を記録しており、2011年と2014年にはシーズン21勝だった。300勝まで174勝を積み重ねる必要があるが、大きなケガもなく順調に進めば達成できる可能性が高い。
〇フェリックス・フェルナンデス(マリナーズ)
30歳で通算154勝。過去2桁勝利は10回を数えるチームのエースだ。300勝まであと146勝に迫っている。
〇マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)
現在27歳で昨年は通算100勝に到達した。6年連続2桁勝利を挙げており、今季もエースとしてチームをけん引する。300勝まで残り200勝だ。
現在、300勝に最も近いのはバートロ・コローン(ブレーブス)の233勝、C.C.サバシアの223勝だ。しかしコローンは43歳であり、サバシアは36歳だ。現役を続けるかどうかは本人次第になるが300勝到達までは厳しいとされている。
果たして次に300勝投手になるのは誰なのか。その誕生をファンは待ちわびている。