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まだまだバムガーナーは調整段階

2017.3.1 15:22 Wednesday

メジャーリーグのオープン戦が始まり、各選手達が実践を通じて調整を続けている。この期間中はマイナー契約でありながら招待選手として試合に出ている選手もいるため、開幕25人枠に入るために全選手がしのぎを削っている。

まだオープン戦序盤ではあるが、チームのエースがマウンドに立つ機会がある。マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)もその1人だ。

バムガーナーは27歳の先発左腕で6年連続2桁勝利を挙げている投手。これまでワールドシリーズを3回制覇しているだけではなく、オールスターにも4回選出されているチームの大黒柱だ。また、打撃能力も高く、昨年は3本塁打を記録している。去年のシーズンを通じての成績は34試合に登板して15勝9敗、防御率2.74だった。

日本時間3月1日のパドレス戦に登板したバムガーナー。オープン戦2度目の先発となった彼は2回を投げて2安打2失点の成績を残した。前回登板のレッズ戦では1回2安打2失点だっただけに、数字だけをみると調子が上がっている様子は見受けられない。ただ、投げた全26球中、18球がストライクと制球に苦しんでいた訳ではないようだ。

本人は「以前よりは調子がいいよ」とコメントを残している。初回には2番打者のコーリー・スパンジェンバーグを空振り三振に抑えており、決して悪い場面ばかりではなかった。チームは最終的に5対9で敗れたものの、バムガーナーにとってはまだまだ調整段階。昨年15勝を挙げたチームの柱は開幕戦に向けて徐々に調子を上げていくだろう。

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