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WBC 日本対キューバ戦はもうすぐ

2017.3.7 12:59 Tuesday

日本時間6日から韓国を皮切りに第4回World Baseball Classic(WBC)が始まった。開幕戦となった韓国対イスラエルは延長10回までもつれ込む接戦となり、イスラエルが2対1と歴史的勝利を挙げた。その一方でプールBのホスト国である日本は本日7日から世界一をかけた戦いが始まる。

初戦の相手は2006年大会決勝で対戦したキューバ。この対戦では日本が9回に一挙4点を奪って10対6と優勝を果たした。その後の2009年に連覇をしたが、前回大会となった2013年には準決勝でプエルトリコに敗れている。当時の悔しさを胸にして迎える大事な一戦の先発マウンドには石川歩(千葉ロッテ)立つ。彼は昨季、14勝5敗 防御率2.16の成績を残している。

一方のキューバの先発投手であるノエルビス・エンテンザは27歳の投手でキューバリーグに所属している。直近の成績は12試合で70.1回を投げて防御率3.20だった。

今回のキューバには日本の先発・石川のことをよく知るアルフレド・デスパイネ(福岡ソフトバンク)が所属している。昨年まではチームメイト同士であり、お互いに長短所をわかっている。デスパイネは石川について「彼はとてもいい投手だよ。昨年は特にカーブとシンカーの精度がよかった」と語っている。また、デスパイネのほかにも日本人選手のことについて知っている選手がおり、これまでWBC皆勤賞のフレデリク・セペダも要注意といえるだろう。

日本代表を率いる小久保裕紀監督は「我々の投手陣の精度が高く、パワーがある選手達がいる」と自信をもっている。これまでの大会を振り返ると2大会連続優勝を果たしたこともあり、周囲からの期待が高まっていることも小久保監督は理解している。本日のキューバ戦は今後の運命を左右する重要な試合になる。それは両チームとも同じだ。

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