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WBCアメリカ代表 準決勝はロアークが先発

2017.3.20 10:23 Monday

現在行われているWorld Baseball Classic(WBC)はベスト4が出そろい、アメリカ・日本・プエルトリコ・オランダが勝ち上がった。悲願の初優勝を狙うアメリカ代表は日本時間10日の試合でドミニカ共和国を6対3と破り、接戦を制した。

決勝進出に向けて日本戦に先発することになったタナー・ロアーク(ナショナルズ)は昨年16勝を挙げた右腕だ。彼の武器は155キロの直球をはじめスライダーやカーブ、チェンジアップと抱負な球種。昨季は自身初の200投球回を記録してそのタフネスさを発揮していた。シーズンを通じての成績は34試合に登板し16勝10敗 防御率2.83だった。元々は先発・中継ぎの両方をこなせる選手でチームメイトのマックス・シャーザーが故障で大会を辞退したことによって緊急招集された。

ロアークは今大会、一次ラウンドのドミニカ戦で登板して3失点と苦い思いをしている。その後の二次ラウンドでは登板機会がなかったが、チームを率いるジム・リーランド監督が彼を日本戦の先発に指名した。

その一方でこれから始まる決勝ラウンドではこの大会から導入された指名投手枠の選手と入れ替えが可能だ。これはあらかじめ最大10人の投手を登録しておき、ラウンド終了ごとに指名投手のみ替えることができる。最終メンバーには2人まで登録できる。この制度を活用し、エース格として期待されていたクリス・アーチャー(レイズ)が外れ、守護神のマーク・メランソン(ジャイアンツ)が加わることになった。

また、アメリカが決勝戦に進出した場合にはマーカス・ストローマン(ブルージェイズ)が先発するという。まずは初優勝に向けてロアークの投球がとても重要になってくる。果たして最終決戦に進出できるのはどちらの国になるのだろうか。

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