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レイズにとってボージャスの獲得は吉報

2017.3.29 10:10 Wednesday

開幕戦を直前に控えたメジャーリーグでは開幕ロースターを絞る時期にきている。チームによっては先発ローテーション入りを決めたところがある一方で故障者リスト入りする選手もおり、どのように選手を起用するか監督も悩みどころだ。

数多くの選手の中で選手の中で他球団から移籍して好成績を残す場合もある。ピーター・ボージャス(レイズ)もその可能性を秘めている。彼は29歳の外野手で俊足を武器としている。特に三塁打の多さが特徴で2011年にはア・リーグ1位となる11本、昨年所属したフィリーズでは7本放っている。これはナ・リーグ8位の数字だ。昨季を通じての成績は打率.251 本塁打5 打点23だった。

このスプリングキャンプでは当初、ホワイトソックスに所属していたが現地時間3月28日にトレードでレイズ移籍が決まった。これまでは19試合に出場し、打率.317 安打15 打点3を記録していた。

レイズが彼を獲得した理由は中堅を任せるはずだったコルビー・ラスマスが故障者リスト入りする予定のため、バックアップ要員が必要になったためだ。チームを率いるケビン・キャッシュ監督はボージャスについて「移籍後すぐに結果を求めない。まずは右投手と対戦するときに試合に出てほしい」と話している。

ラスマスの開幕戦欠場によりレイズの外野陣はスティーブン・ソーザやマックスウェル・スミス、ケビン・キーヤマイヤー、そしてボージャスという布陣になりそうだ。移籍が決まったばかりのボージャスのチーム合流はまだだが、以前から彼自身のトレード話は持ち上がっていたようで
今回の急展開な状況についてはまったく気にしていないという。

レイズにとっては念願のバックアップの選手を獲得でき、ボージャスにとっては新天地で活躍できる可能性が高まった。双方にとってよい契約となりそうだ。

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