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ティーボウがマイナーリーグで初本塁打

2017.4.7 14:03 Friday

メジャーリーグが開幕し、各チームともポストシーズン進出を目指してしのぎを削っている。リーグ開始後4日経過したが、敬遠申告制の適用や延長戦でのサヨナラ本塁打などドラマチックな場面が数多く生まれている。

その中でメジャーの舞台を目指す若手選手もマイナーリーグの試合に出場しながら昇格の機会をうかがっている。毎年発表される有望株ランキングに入っている選手達の動向にも注目の1つではあるが、今年はメッツに所属する異色の経歴を持った選手にも熱い視線が注がれている。それがティム・ティーボウだ。

ティーボウは29歳の外野手で昨秋にトライアウトを経て入団した。元々はアメリカン・フットボール(NFL)の選手でクォーターバックとして活躍しており2010年のドラフト会議で1巡目指名された逸材だ。2015年まで4チームに所属したが、昨年8月に野球転向を表明していた。

メッツ入団後はアリゾナ教育リーグを経てスプリングキャンプの試合にも出場した。3月8日から試合に出場し始め、9試合で打率.148 安打4の成績に終わり、シングルAのコロンビア・ファイヤーフライズで開幕を迎えることになっていた。

背番号15のユニフォームに身をまとったティーボウは現地時間6日に行われたオーガスタ・グリーンジャケット戦で7番・左翼手として出場。迎えた2回の打席で1死 二・三塁の場面から4球目を左中間スタンドに叩き込む大きな一発を放った。この試合では5打数1安打3打点の活躍でチームの開幕戦勝利に貢献した。

野球転向後初のマイナーリーグ公式戦で衝撃のデビューを飾ったティーボウ。今回のような活躍を続けることができればいつの日かメジャー昇格の可能性もある。まずはシングルAからだが、着実に成長を重ね夢の舞台に向けて突き進む。

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