ザック・ブリトンが故障者リスト入り
2017.4.17 18:40 Monday
日本時間4月3日に開幕したメジャーリーグはチームがここまで約12試合から15試合ほどを消化してきた。順位表をみると各地区の上位同士はあまり差がないものの、下位チームは連敗を喫し、なかなか上位に上がれないなど苦労している。しかし、まだシーズンは始まったばかりだ。チーム単体でみると現在、ア・リーグ東地区首位を走るオリオールズに残念な事態が起こった。守護神のザック・ブリトンが故障者リスト入りしたという。
ブリトンは29歳の左腕で2014年からオリオールズの抑え投手として活躍している選手。昨年は47回のセーブ機会ですべて救援に成功し、最多セーブのタイトルを獲得した実績をもつ。今季もここまで6試合に登板して5セーブ 防御率1.29と好成績を残してきたが、開幕して間もないこの時期にチームを離脱することになった。
痛めたのは左前筋であり、肩やひじには問題がないという。今回は10日間の故障者リスト入りすることになるが長期的な離脱ではない。彼の代わりには3Aからリリーフ投手であるステファン・クライトンが昇格し、日本時間17日に行われたブルージェイズ戦で登板した。その結果、1回1/3を投げて5安打2失点と苦い初登板となった。
一時的にチームを離れるブリトン本人は「(現地時間)土曜日のブルージェイズ戦での登板で違和感を覚えた」と話している。この日は変化球の制球に苦しみ21球を投じていた。それでもブリトンは前向きで「安静にすれば早い時期に試合にも出ることができるよ」と大きな問題ではないことを強調した。
今後はボルティモアに戻り、MRI検査を受けるという。チームは彼がいなくともブルージェイズに11対4と勝利することができたものの、守護神が抜けた穴は少なからず全体に影響を与えそうだ。
